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ブノワ†
支援C†
- [ピエリ]
- ぐすっ…
ぐすっ…▼
- [ブノワ]
- ピエリ、どうした?
何を泣いている?▼
- [ピエリ]
- ふえぐっ…
悲しいから泣いてるの…▼
- [ブノワ]
- そうか。
で、何が悲しいのだ?▼
- [ピエリ]
- …食べたいの。▼
- [ブノワ]
- …食べたい?▼
- [ピエリ]
- ピエリ、どうしても…
甘いものが食べたいの…▼
でも、ピエリが持ってたお菓子…
全部、食べちゃったの…▼
- [ブノワ]
- そ、そうか…▼
全部、食べてしまったのなら…
仕方ないな…▼
- [ピエリ]
- …でもね、ブノワが何とかしてくれるの。▼
- [ブノワ]
- お、俺が!?▼
- [ピエリ]
- ブノワがお菓子を持ってきてくれないなら…▼
ピエリ、
誰かを殺しちゃうかもしれないの。▼
- [ブノワ]
- こ、殺しちゃうって…
たかがお菓子で…▼
- [ピエリ]
- たかがお菓子、
されどお菓子なの!▼
- [ブノワ]
- …目が本気だ。▼
わかった…
俺がお菓子を持ってきてやろう…▼
- [ピエリ]
- ありがとうなの!
ピエリとっても嬉しいの!▼
支援B†
- [ブノワ]
- ピエリ…
約束通り、お菓子を持ってきたぞ…▼
- [ピエリ]
- 本当に?
本当に持ってきてくれたの?▼
ふえーん!
えーん!えーん!▼
- [ブノワ]
- ど、どうして泣くのだ?▼
- [ピエリ]
- ブノワがピエリの
お願いしを聞いてくれたから…▼
感動して泣いてるの!▼
ふえーん
ありがとう、ブノワ!▼
- [ブノワ]
- そ、そうか…
感動までされるとは思ってなかったな…▼
- [ピエリ]
- あれ。でもこれ…
甘いお菓子なの?▼
- [ブノワ]
- そうだが…
何か問題でもあるのか?▼
- [ピエリ]
- ピエリ…
今はしょっぱいものが食べたいの。▼
- [ブノワ]
- この間は…
甘いお菓子が食べたいと言っていたぞ…▼
- [ピエリ]
- この間はこの間なの!▼
ピエリ、今は
しょっぱいお菓子が食べたいの!▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ピエリ]
- あっ…
ブノワ…怒ったの?▼
ごめんなさいなの…▼
- [ブノワ]
- …俺は怒ってない。▼
- [ピエリ]
- ウソなの!
ブノワ、怖い顔してるの!▼
さすがのピエリも逃げ出したいレベルなの!▼
- [ブノワ]
- 俺の怖い顔は…
生まれつきだ…▼
- [ピエリ]
- え…▼
あはは、そうだったの!
生まれつきなら仕方ないの!▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ピエリ]
- じゃあ、ブノワの怖い顔に免じて
今日は甘いお菓子で許してあげるの!▼
ありがとね、ブノワ。
ピエリのお願いをきいてくれて!▼
- [ブノワ]
- 全く…▼
支援A†
- [ピエリ]
- ブノワ!▼
- [ブノワ]
- ピエリか…
どうした?▼
- [ピエリ]
- はい、これあげるの!▼
- [ブノワ]
- …焼き菓子か?▼
- [ピエリ]
- そうなの!ピエリお手製なのよ!▼
- [ブノワ]
- ピエリの手作り…▼
- [ピエリ]
- えへへ。すごいでしょ?
さ、食べて食べて!▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ピエリ]
- どうしたの?
なんで食べてくれないの?▼
- [ブノワ]
- いや…その…
毒は…入ってないな?▼
- [ピエリ]
- !?▼
う、う、う…▼
うびえええええええええん!▼
ピエリ、毒なんて入れてないもん!▼
- [ブノワ]
- す、すまん!▼
- [ピエリ]
- これはブノワへの感謝を込めて作ったから
毒なんか入れるわけないのに!▼
ブノワの人でなしーーーー!▼
- [ブノワ]
- …本当に悪かった。
ピエリを疑うなんて俺がバカだった。▼
- [ピエリ]
- ひぐっ…ひぐっ…
じゃあ…食べてくれるの?▼
- [ブノワ]
- もちろんだ…
ありがたくいただこう…▼
もぐもぐ…
美味しいな…▼
- [ピエリ]
- えへへ。
美味しいに決まってるのよ。▼
ピエリが心を込めて
ブノワのために作ったんだもん。▼
- [ブノワ]
- すまなかったな…
疑ってしまって…▼
- [ピエリ]
- ピエリ、人を殺すのは好きだけど…
ブノワは絶対に殺さないの。▼
だって、ブノワはピエリに優しいもん。
わがまま、いっぱいきいてくれたもん。▼
ピエリはブノワが大事なの!
ピエリのお気に入りなの!▼
- [ブノワ]
- そうか…
それはありがたいな…▼
- [ピエリ]
- だから、ブノワは絶対にしんじゃダメなの。ピエリとの約束だからね?▼
もし約束を破って死んじゃったら、
ピエリがブノワを殺しちゃうからね?▼
- [ブノワ]
- ふっ…
めちゃくちゃだな…▼
だが、ピエリの気持ちはわかった…
死なないように善処しよう…▼
- [ピエリ]
- うん!
約束なのよ!▼
- [ブノワ]
- ああ…
約束だ…▼
支援S†
- [ピエリ]
- ねーねー、ブノワ。▼
ブノワはなんで
ピエリに優しくしてくれるの?▼
- [ブノワ]
- 女性には優しくするものだと…
教えられて育ったからな…▼
- [ピエリ]
- ダメ!
そんな理由じゃダメなの!▼
- [ブノワ]
- な、なぜだ?▼
- [ピエリ]
- だってそんな理由だったら…▼
ブノワは女の子なら
誰にでも優しくするってことでしょ?▼
- [ブノワ]
- そ、そうだな…▼
- [ピエリ]
- ピエリは特別じゃなきゃ嫌なの!
ブノワはピエリにだけ優しくして!▼
- [ブノワ]
- 残念ながら…
今更、それは無理だ…▼
- [ピエリ]
- ぶえええええええええん!
ブノワのバカーーーー!▼
いいもんいいもん!
それならいいもん!▼
ブノワが優しくした女の子…
みんな、ピエリが殺しちゃうのーーー!▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ピエリ]
- ピエリ、本気なのよ?
本気でやっちゃうのよ?▼
優しくした瞬間に背後からグサリなのよ?
もしくは頭をグチャリなのよ?▼
- [ブノワ]
- そんなことをする必要はない…▼
なぜなら…
ピエリは俺にとって…▼
唯一無二の…
特別な存在だからな…▼
- [ピエリ]
- …本当なの?▼
- [ブノワ]
- ああ…
本当だ…▼
- [ピエリ]
- じゃあ、ピエリはどういう風に特別なの?▼
それを言ってくれなきゃ…
ピエリ、わからないもん…▼
- [ブノワ]
- どうしても…
言わなきゃダメか?▼
- [ピエリ]
- ふえっ…ふえっ…
言ってくれなきゃ泣いちゃうもん…▼
- [ブノワ]
- わ、わかった…
わかったから泣くな…▼
つまり、俺は…▼
ピエリを愛しているのだ…▼
- [ピエリ]
- びえええええええええええん!!▼
- [ブノワ]
- な、なぜ泣く?
俺はちゃんと言ったぞ?▼
- [ピエリ]
- 違うの。▼
嬉しいの…
嬉しくて泣いてるの…▼
えぐっ…えぐっ…
ビエリもブノワが大好きなの…▼
- [ブノワ]
- そうか…
俺の片思いではなかったのか…▼
ならば、ピエリ…
俺と結婚をしてくれないだろうか?▼
- [ピエリ]
- ふぇぐ…
ぐすっ…▼
うん…
ピエリ、ブノワと結婚するの…▼
- [ブノワ]
- ピエリ…▼
- [ピエリ]
- ずっとピエリを好きでいるのよ?
絶対に、約束なのよ?▼
- [ブノワ]
- ああ…
約束しよう…▼
- [ピエリ]
- 良かったの…!▼
シャーロッテ†
支援C†
- [ピエリ]
- うえ~ん!
人殺ししたいの~!▼
- [シャーロッテ]
- …はぁ。▼
- [ピエリ]
- シャーロッテ?
どうしてため息をつくの?▼
- [シャーロッテ]
- …奇をてらい過ぎ。
それじゃあ、男はなびかないわ。▼
- [ピエリ]
- なんのことを言ってるの?▼
- [シャーロッテ]
- 私にはわかってるわよ。▼
その人殺し大好きっ娘の設定で、
男の目をひこうとしてるんでしょ?▼
- [ピエリ]
- 設定って何なの?
ピエリ、全然わかんないの。▼
- [シャーロッテ]
- とぼけなくてもいいのに。
今は私たち二人きりなんだからさ。▼
というか、そんな設定じゃダメでしょ。▼
まぁ、男の注意は引けるだろうけど…
ドン引きされるに決まってるもの。▼
- [ピエリ]
- 何を言ってるかわかんないの。
ピエリはただ人殺ししたいだけなの!▼
- [シャーロッテ]
- 人とは違う設定を見つけたのは
評価してあげてもいいかもね。▼
でも、私の敵にはなれないわね。▼
男はみんな、私みたいな
清楚でか弱い女の子が好きなんだから。▼
それじゃあね。▼
- [ピエリ]
- ??
へんなの、シャーロッテ。▼
支援B†
- [ピエリ]
- うえ~ん!
人殺ししたいの~!▼
- [シャーロッテ]
- ピエリ…▼
- [ピエリ]
- いっぱい、いっぱい…
ピエリは人を殺したいの!▼
誰でもいいから、
ピエリに殺されて欲しいの!▼
- [シャーロッテ]
- あんた、まだ人殺し大好きっ娘を
演じてるわけ?▼
- [ピエリ]
- 演じてるってなんなの?
ピエリは別に何も演じてないの。▼
- [シャーロッテ]
- …おかしいわね。
ウソをついているようには見えないわ。▼
- [ピエリ]
- ピエリ、ウソなんかついてないの!▼
- [シャーロッテ]
- ねえ、まさかとは思うけど…
それってあなたの地なの?▼
- [ピエリ]
- ピエリはいつでもピエリなのよ?▼
- [シャーロッテ]
- し、信じられないわ…▼
男の目を引くための
設定じゃなかったなんて…▼
- [ピエリ]
- ようやく、シャーロッテも
ピエリのことわかってくれたの。▼
- [シャーロッテ]
- ええ、わかったわ…
あなたがとんでもない人だってね…▼
- [ピエリ]
- なんでシャーロッテは
男の人に注目されたいの?▼
- [シャーロッテ]
- 当然じゃない。
味方は多いに越したことはないもの。▼
- [ピエリ]
- でも、シャーロッテは
一人でも充分、強いと思うの。▼
ピエリ、シャーロッテが斧を振り回して
敵をいっぱい倒してる姿を見たことあるの!▼
とってもかっこよくて素敵なの!
ピエリはシャーロッテの味方なの!▼
だから…男の人の味方なんて、
必要ないと思うの。▼
- [シャーロッテ]
- そう、ありがと。▼
…確かに私が本気を出せば、
そこらの男よりも強いと思うわ。▼
腕一本で王城付きの兵にまで
登りつめたこともあったし。▼
でも、私はいつだってモテていたいの。
斧を振り回すだけの人生なんて真っ平よ。▼
- [ピエリ]
- モテていたいかぁ…
ピエリにはわかんないの。▼
ピエリ人殺しができれば、
それで満足なの。▼
- [シャーロッテ]
- そ、それはよかったわね…
私には理解できそうにないわ…▼
支援A†
- [ピエリ]
- やだやだやだやだー!
ピエリはもう我慢できないのー!▼
誰か殺したいの!
もう、誰でもいいの!▼
いっぱい返り血が見たいの!
きらきらしててとっても綺麗なの!▼
- [シャーロッテ]
- ピエリ…
相変わらず、ぶっ飛んでるわね…▼
- [ピエリ]
- あっ!
シャーロッテなの!▼
- [シャーロッテ]
- …少しだけ、あなたが羨ましいわ。▼
あなたはいつでも
素の自分を出せているから…▼
- [ピエリ]
- 素の自分?▼
- [シャーロッテ]
- 人殺しが好きなんてことを
隠そうともしない。▼
誰の目も気にすることなく、
偽りのない自分を出せている…▼
- [ピエリ]
- 当たり前なのよ。
だって、ピエリはピエリなの。▼
- [シャーロッテ]
- そうね…
ピエリはピエリだものね…▼
私も本当のシャーロッテを…
さらけ出した方が楽なのかな…▼
- [ピエリ]
- よくわからないけど…
シャーロッテもシャーロッテなのよ?▼
シャーロッテに違いなんてないのよ。▼
- [シャーロッテ]
- …………▼
- [ピエリ]
- 今ピエリとお話ししてくれてる
シャーロッテも、▼
男の人にモテたくて、変な子を演じてるのも
全部シャーロッテでしょ?▼
- [シャーロッテ]
- 変な子とは失礼ね。
清楚で可愛い女の子よ。▼
…でも、そうね。
ピエリの言う通りだわ。▼
どんな子を演じていようが
演じている私もやっぱり私…▼
ありがとう、ピエリ。
おかげで助かったわ。▼
- [ピエリ]
- ??▼
よくわかんないけど…
どういたしましてなの。▼
やっぱりシャーロッテ、変な子なの。▼
- [シャーロッテ]
- …そうね。
でも、それも私よ。▼
レオン†
支援C†
- [ピエリ]
- ふんふんふ~ん。▼
- [レオン]
- ご機嫌だね、ピエリ。
どこかへ出かけるのか?▼
- [ピエリ]
- あっ!
レオン様!▼
ピエリ、今からね…
誰かを殺しに行こうと思ってるの!▼
レオン様も一緒に行く?
絶対に楽しいと思うの!▼
- [レオン]
- …誰を殺すんだ?▼
- [ピエリ]
- えっとねー…
それはまだ決まってないの!▼
とりあえず、
目に付いた適当な人かな?▼
- [レオン]
- …理解できない。
なぜ、適当に人を殺すんだ?▼
- [ピエリ]
- 決まってるの!
ピエリがそういう気分だからなの!▼
- [レオン]
- …ますます理解できないな。▼
殺したいから殺すなど…
良識とかけ離れているとは思わないか?▼
- [ピエリ]
- 良識ってなんのことなの?
ピエリわからないの。▼
- [レオン]
- はぁ…
なんて子なんだ…▼
とりあえず、お前をこのまま
外へ行かせるわけにはいかないな…▼
- [ピエリ]
- えーーー!?
レオン様、ひどいのー!!▼
支援B†
- [レオン]
- 欲望のままに人を殺してはダメだ。
それは良識に反する行為だからね。▼
- [ピエリ]
- むー…!
りょうしき、って意味がわからないの!▼
- [レオン]
- 良識とは普通の人々が持つ、
共通の知識や判断力のことだ。▼
- [ピエリ]
- ピエリ、普通の人じゃなくていいの。
むしろ、特別な人がいいの!▼
- [レオン]
- そういう話じゃない。
なぜ、わからないんだ。▼
- [ピエリ]
- そもそもなんで、
ピエリが人を殺しちゃいけないの?▼
戦場ではみんな、
たくさんたくさーん殺してるの!▼
- [レオン]
- せ、戦場では…殺していいんだ。
敵が相手だからな。▼
- [ピエリ]
- じゃあ、敵なら殺してよくて、
その辺の適当な人は殺しちゃダメなの?▼
- [レオン]
- そ、そうだな…
敵ならば…殺してもいい…▼
- [ピエリ]
- それが普通の人たちが持ってる、
はんだんりょく、ってものなの?▼
- [レオン]
- い、いや…
必ずしもそうとは言えないが…▼
- [ピエリ]
- でも、わかったの!
じゃあ、敵を探して殺してくるの!▼
- [レオン]
- 敵陣まで一人で行くっていうのか?▼
- [ピエリ]
- そんなことはしないの!▼
だって…
敵なんてすぐにでも作れるでしょ?▼
ピエリが、この人は敵だっ!
って思ったら、その人は敵なの!▼
- [レオン]
- 敵というのは…
僕たちが闘っている敵のことで…▼
- [ピエリ]
- 敵にも色々あるの?
ピエリの敵は敵じゃないの?▼
- [レオン]
- い、いや…
敵は敵なのだが…▼
- [ピエリ]
- もう!
さっきからなんなの!▼
ダメって言ったり…
いいって言ったり…▼
レオン様!
もっとちゃんとして欲しいの!▼
- [レオン]
- あ、ああ…
すまない…▼
- [ピエリ]
- ピエリはね、戦争でも趣味でも
殺しは殺しだと思うの。▼
なにが違って、なにが同じなの?
なにが良くて、なにが悪いの?▼
- [レオン]
- う、ううう…
少し…考えさせてくれ…▼
支援A†
- [レオン]
- ピエリ…▼
- [ピエリ]
- あっ、レオン様。
今度こそ、ピエリに教えてくれるの?▼
していい殺しと
しちゃいけない殺しの違い!▼
- [レオン]
- あれからよく考えたんだが…▼
ピエリの言うとおり…
殺しに違いなどありはしない。▼
戦場で敵を殺そうが…
路上で罪のない者を殺そうが…▼
殺しは殺しだ。
人の生命を奪うという点では変わらない。▼
- [ピエリ]
- うんうん…▼
- [レオン]
- だが、この世界には確かに…
していい殺しというものが存在している。▼
場合によっては賞賛さえされる殺しが…▼
- [ピエリ]
- それは知ってるの!▼
ピエリが敵をいっぱい殺したら
みんながよくやったって褒めてくれるの!▼
- [レオン]
- もしかしたら…▼
狂っているのはピエリではなく、
僕たちの方なのかもしれない…▼
- [ピエリ]
- 失礼なの。
ピエリは狂ってなんかいないの。▼
- [レオン]
- …そうかもしれないね。▼
- [ピエリ]
- それで結局、なんなの?
していい殺しを教えて欲しいの!▼
- [レオン]
- していい殺しなんてない。▼
- [ピエリ]
- えええええええええ!?▼
- [レオン]
- だけど…
相手を殺さなくては進めない道もある。▼
狂っているかもしれない…
でも、狂ってでも進みたい道がある。▼
それが、戦場で戦うということ…
今、僕が言えるのはそれだけだ。▼
- [ピエリ]
- よくわからないの…
ピエリ、頭がぐるぐるするの…▼
- [レオン]
- この戦いが終わったら、
もう少しちゃんと説明するよ。▼
だから、それまでは…
僕の宿題にさせておいてくれ。▼
- [ピエリ]
- …わかったの。
でも、ちゃんと説明してほしいの。▼
- [レオン]
- ああ。
約束しよう。▼
- [ピエリ]
- わーいなの!▼
支援S†
- [レオン]
- ピエリ。▼
- [ピエリ]
- どうしたの?レオン様。▼
- [レオン]
- お前の今までの言動を見ていると…▼
僕にはとても、
お前を放っておくことができない。▼
- [ピエリ]
- そうなの?
ピエリが心配なの?▼
- [レオン]
- そうだな。
本当に心配になる。▼
お前はこのまま…
この世界で生きていけるのかどうか…▼
- [ピエリ]
- 大丈夫なのよ!
ピエリ、強いから!▼
- [レオン]
- いくら戦闘力が高くても、
太刀打ちできない相手だっている。▼
世の中の多くの人は…
お前の性を許してはくれないだろうしな。▼
- [ピエリ]
- どういうことなの?▼
- [レオン]
- お前が昔のように
罪のない者たちを殺す限り…▼
この世にはお前を憎むものが生まれていくということだ…▼
- [ピエリ]
- ふーん。
そうなの。▼
- [レオン]
- もしかしたら、いつの日か…▼
そいいう人たちの牙が…
お前の喉元に刺さる日がくるかもしれない…▼
- [ピエリ]
- …?
ピエリ…よくわからないの。▼
- [レオン]
- だが、僕は…
お前には死んで欲しくない。▼
だから、ピエリ…
僕と結婚をして一緒に生きてくれ。▼
- [ピエリ]
- け、結婚なの!?▼
- [レオン]
- 僕が側にいれば、
お前を守ることができる。▼
僕は守りたいんだ…
愛するお前を…ずっと…▼
- [ピエリ]
- レオン様…▼
- [レオン]
- どうだろう?
僕と結婚してくれるか?▼
- [ピエリ]
- もちろんなの!
ピエリもレオン様が大好きなの!▼
- [レオン]
- そうか…▼
- [ピエリ]
- 安心してね、レオン様!
ピエリが一生、守ってあげるの!▼
- [レオン]
- ははは。
お前が僕を守ってくれるのか。▼
- [ピエリ]
- うん!▼
レオン様の敵は全員、ピエリが殺してあげるの!▼
- [レオン]
- それは心強いな…
ありがとう、ピエリ…▼
…………▼
安心しろ。
僕もお前を守ってみせる。▼
お前を憎み、殺そうとする者がいたら…
僕がそいつらを殺してやるよ。▼
…例え、狂っていると言われようとも。▼
フランネル†
支援C†
- [ピエリ]
- あっ!フランネル、どこに行くの!?▼
- [フランネル]
- ピエリか。
今から狩りに行くところだ。▼
- [ピエリ]
- ピエリも行く!
ピエリも行くの!▼
- [フランネル]
- お前も狩りがしたいのか?
なんか意外だな。▼
- [ピエリ]
- だって、最近ね…▼
大好きな殺しが
あんまりできてないの。▼
だから、ピエリ…
すごく血に飢えちゃってるの!▼
- [フランネル]
- …………▼
- [ピエリ]
- どうしたの?
フランネル?▼
- [フランネル]
- 今から行く狩りは…
ただの狩りじゃねえ。▼
食いもんを確保するための狩りだ。▼
だから、お前みたいな奴を
狩りに連れてはいかねえぞ。▼
- [ピエリ]
- ふ、ふ、ふぇーん!
なんでいきなり怒るの?▼
ピエリ、
全然、意味わかんないの!▼
- [フランネル]
- とにかく…
お前は狩りに連れて行かない。▼
- [ピエリ]
- フランネルのバカー!
もう、知らないのよ!▼
- [フランネル]
- …………▼
支援B†
- [ピエリ]
- …………▼
- [フランネル]
- この間のこと…
まだ怒ってんのか?▼
- [ピエリ]
- どうしてなの…▼
どうしてピエリを
狩りに連れて行ってくれないの?▼
- [フランネル]
- …………▼
- [ピエリ]
- ピエリ、いっぱい殺したいの。
狩りならいっぱい殺せるでしょ?▼
- [フランネル]
- いっぱい殺さねえよ。
必要な分だけ殺すんだ。▼
- [ピエリ]
- でも、とにかく殺すんでしょ?
だったら、ピエリもやりたいの!▼
- [フランネル]
- 食うのか?▼
- [ピエリ]
- 食べるって…
殺した動物のお肉のことなの?▼
ピエリ、今はそんなにお腹減ってないの。▼
- [フランネル]
- じゃあ、狩りに行く必要はねえな。▼
- [ピエリ]
- どうしてなの?
ピエリは今すぐ狩りがしたいの!▼
- [フランネル]
- 食わねえなら、
獣を狩るんじゃねえ!▼
- [ピエリ]
- ふ、ふぇーん!
また、フランネルが怒ったの~!▼
- [フランネル]
- なんつうかよ…
俺も敵のことを狩るとかは言うけれどよ…▼
- [ピエリ]
- そうなの!▼
フランネルもよく、
敵を狩るって言うのよ!▼
- [フランネル]
- ああ。
確かに言うぜ。▼
でも、山に入って獣を狩るのとは
同じ狩りでも意味合いがちげえんだよ。▼
- [ピエリ]
- わかんないの…
狩りは狩りなの。▼
- [フランネル]
- 違うんだよなー。
上手く説明できねえけど…▼
食いもんを確保するための狩りは…
もっと神聖なもんだと思うんだよなー。▼
だから、血が見たいっていう理由だけで…▼
山に狩りに行って、
獣を殺しちゃいけねえんだよ。▼
- [ピエリ]
- ぐすっ…ぐすっ…
もういい、わかったの…▼
ピエリ…
山に狩りに行くのは諦めるの…▼
- [フランネル]
- そっか。
わかってくれたか。▼
- [ピエリ]
- 代わりに…
その辺にいる人を殺してやるの…▼
- [フランネル]
- や、止めとけってーの!
絶対、面倒くせえことになるぞ!▼
支援A†
- [ピエリ]
- ねえ、フランネル。▼
- [フランネル]
- ん?
なんか用か?▼
- [ピエリ]
- フランネルは…
狩りが好きなのよね?▼
- [フランネル]
- だな。
すげえ好きだ。▼
獲物に仕掛ける瞬間は、
背中がぞくぞくして興奮するぜ。▼
- [ピエリ]
- でも…不必要に狩りはしないの?▼
- [フランネル]
- 少しちげえな。▼
俺は不必要に…
獣を狩りはしねえ。▼
- [ピエリ]
- 獣を…なの?
じゃあ…人間はどうなの?▼
- [フランネル]
- …………▼
じつは俺もよ、
お前と大して変わらねえんだ。▼
- [ピエリ]
- どういうことなの?▼
- [フランネル]
- 血が好きなんだよ。
獲物から吹き出る綺麗な血がよ。▼
獣でも人間でもかまわねえ…▼
自分が仕留めた獲物の血を見ると、
すっげえ興奮するんだ。▼
- [ピエリ]
- ピエリも同じなの…▼
- [フランネル]
- でもよ、俺は無駄に
獣を殺しはしねえんだ。▼
まぁ…
俺は人間つうよりも獣だからな。▼
- [ピエリ]
- だから、ピエリを…
山へ狩りに連れて行ってくれなかったのね…▼
- [フランネル]
- ああ。▼
無駄に獣が殺されるのは…
黙っていられねえからな。▼
- [ピエリ]
- じゃあ、今からフランネルと一緒に…
人間を狩りに行きたいの。▼
- [フランネル]
- それならいいぜ!
と、言いたいところだけどよ。▼
どうせ狩るなら敵を狩ろうぜ。▼
俺たちは今、
この集団の中にいるんだからよ。▼
- [ピエリ]
- 戦いのときまで…
おあずけっていうことなの?▼
- [フランネル]
- 安心しろよ。
戦いなんざ、すぐに始まるさ。▼
- [ピエリ]
- それもそうなの!
じゃあ、それまで我慢してあげるの!▼
- [フランネル]
- ははっ。
爪でも研いで待ってようぜ!▼
支援S†
- [フランネル]
- ピエリはよ、
殺しが大好きなんだよな?▼
- [ピエリ]
- うん!
大好きなの!▼
フランネルも好きでしょ?▼
- [フランネル]
- そうだな。
血の色が好きだからな。▼
でもよ、なかなか理解されねえよな。▼
- [ピエリ]
- そうなの!
みんなわかってくれないの!▼
殺しってすごく面白いのに、
とっても不思議なの。▼
- [フランネル]
- まあでも、
ピエリの場合はやり過ぎだけどな。▼
- [ピエリ]
- そうなの?▼
- [フランネル]
- 少なくとも俺は
殺す相手ぐらいちゃんと選ぶぜ?▼
- [ピエリ]
- どうやって選ぶの?▼
- [フランネル]
- そりゃあ、敵とか…
毛皮をとりにきた悪党とか…▼
- [ピエリ]
- 本当なの?
ピエリ、知ってるのよ。▼
- [フランネル]
- な、何をだよ?▼
- [ピエリ]
- フランネルが
仲間の急所を狙ってたりしてるの。▼
- [フランネル]
- あ、あれは、たまたまだ…▼
どんな血の色してるのか
めちゃくちゃ興味があったからで…▼
すげえ仲良くなった奴のことは
絶対に狙わねえよ。▼
- [ピエリ]
- それはピエリも同じなの。▼
- [フランネル]
- そ、それでよ…▼
俺たちは…なんつうか…
似てるところが多いと思わねえか?▼
- [ピエリ]
- うんうん。
思うのよ。▼
- [フランネル]
- だ、だからよ…▼
一緒になるのも…いいんじゃねえかなって…▼
- [ピエリ]
- 一緒?
一緒ってどういうことなの?▼
- [フランネル]
- だ、だから…俺と結婚しねえか?▼
- [ピエリ]
- ピエリがフランネルと結婚?▼
- [フランネル]
- け、けっこう上手くいくと思うぜ?▼
- [ピエリ]
- …………▼
- [フランネル]
- だ、ダメなら別にいいんだけどよ!▼
- [ピエリ]
- いいのよ。
ピエリ、フランネルのお嫁さんになるの。▼
- [フランネル]
- ほ、本当か!?▼
- [ピエリ]
- だって、フランネルは…
ピエリのことを理解してくれてるもん。▼
結婚した後も…▼
ピエリの大好きな殺しを
やっちゃダメって言わないと思うの。▼
- [フランネル]
- まぁ、ほどほどにだけどな。
あと、相手は絶対に選ばせる。▼
- [ピエリ]
- だから…
ピエリはフランネルと結婚するの!▼
- [フランネル]
- ああ。
よろしくな。▼
マークス†
支援C†
- [ピエリ]
- ふ…ふ…▼
ふえぇん…▼
ふえぇーーーんなのーっ!!▼
- [マークス]
- ピエリ、どうした。▼
- [ピエリ]
- …マークス様。▼
- [マークス]
- なぜ泣いている。▼
- [ピエリ]
- …あのね、ピエリね…
えっとね…▼
……………▼
- [マークス]
- ピエリ、言うんだ。
これは命令だ。▼
- [ピエリ]
- …わかったの。
…命令じゃ仕方がないの。▼
ピエリね…
みんなに責められてるの。▼
- [マークス]
- 責められている?
どういうことだ。▼
- [ピエリ]
- あのね…
ピエリね…▼
マークス様に対して
いけないことしているらしいの。▼
- [マークス]
- いけないこと?▼
- [ピエリ]
- そうなの。▼
ピエリはマークス様に…
その…▼
け、けいご?
っていうのができてないみたいなの。▼
それがおかしいって…
いけいないことだって言われたの。▼
- [マークス]
- なるほど。▼
- [ピエリ]
- ピエリね、マークス様には感謝してるの。
だけど、みんなは違うって言うの。▼
感謝してるなら、
ちゃんとしたしゃべり方ができるはずだって。▼
でもピエリは
ずっとこういうしゃべり方だったから…▼
今さら変えるのは無理なのよ。▼
ピエリ…
ピエリどうしたらいいのー!▼
びえええええーーーーん!!▼
- [マークス]
- ふむ…
そういうことか…▼
支援B†
- [ピエリ]
- ふえぇん…
ふえぇんなのーっ!!▼
- [マークス]
- ピエリ。
泣くのはやめて、話を聞いてくれないか。▼
- [ピエリ]
- マークス様…
なんなの?▼
- [マークス]
- お前が敬語を使わないことを
私は気にしたことがなかった。▼
そこで、今さらだが、
お前の敬語についてじっくり考えてみたのだ。▼
…それで結論から言うと、▼
- [ピエリ]
- …………▼
- [マークス]
- 私としてはお前の好きにしていいと思う。▼
- [ピエリ]
- ピエリの好きにしていいの?▼
- [マークス]
- そうだ。▼
敬語を習得したいと思っているなら手を貸そう。
そうでないならば今のままでもいい。▼
- [ピエリ]
- …………▼
…ピエリ、敬語を学んでみたいの。
もう人からうるさく言われるのは嫌なの。▼
このままじゃ、何か言った奴を
片っ端から殺しちゃいそうなの…▼
- [マークス]
- よし、わかった。
ならば私が教えてやる。▼
- [ピエリ]
- ありがとうなの!▼
- [マークス]
- まず、「様」をつけるのは問題ない。▼
それで話の最後に
「です」とか「ます」をつければいい。▼
簡単だろう?▼
- [ピエリ]
- 「です」とか「ます」…
それだけでいいの?▼
じゃあさっそくやってみるの。▼
…………▼
マークス様です。
今度の出撃はいつになるのます?▼
- [マークス]
- …………▼
名前には「です」も「ます」もいらない。▼
それに次の文章は「ます」でなくて
「ですか」だ。▼
- [ピエリ]
- えーっ、よくわからないの…
複雑すぎるの…▼
- [マークス]
- 「マークス様。
今度の出撃はいつになるのですか?」▼
これが正解だ。
ほら、言ってみろ。▼
- [ピエリ]
- わからないの、わからないの!▼
マークス様、嘘ついたの!
難しいの!全然、簡単じゃないの!▼
- [マークス]
- くじけるな。もう一度やってみろ。
見本を示してやるから。▼
「難しいのです。
全然、簡単ではありません。」▼
こうだ。
繰り返してみろ。▼
- [ピエリ]
- 難しいのです…
全然、簡単ではありません…▼
- [マークス]
- おお、できたではないか。▼
- [ピエリ]
- …………▼
うう…やっぱ嫌なの…
ピエリ、決めたの…▼
ピエリはいつものままで行くの…!▼
- [マークス]
- ピエリ…▼
- [ピエリ]
- だって、ピエリ…
マークス様には感謝してるの。▼
その気持ちさえあれば、
言葉なんてどうでもいいと思うの!▼
…マークス様はどう思うの?▼
- [マークス]
- まぁ…言いたいことはわかる。
私も敬語のお前は違和感があるかもしれない。▼
お前は貴重な部下だ。
くだらないことで士気を下げてもらいたくない。▼
…では、今まで通りで行こう。▼
- [ピエリ]
- いいの?▼
- [マークス]
- ああ。
周りの者に対しては私から言っておく。▼
- [ピエリ]
- ありがとうなのー!
マークス様、大好きなの!▼
支援A†
- [ピエリ]
- マークス様。
ピエリ、お礼を言うの。▼
誰もピエリのことを責めなくなったの。▼
- [マークス]
- それはよかった。
一件落着だな。
お前がいい笑顔を見せるようになって
安心した。▼
- [ピエリ]
- えへへ、ありがとうなの!▼
- [マークス]
- ピエリ、覚えているか。
お前が初めて城にやってきたときのことを…▼
今のお前の表情は、
あのときお前が見せた笑顔と同じだ。▼
- [ピエリ]
- うん、ちゃんと覚えているのよ。▼
えらい人たちが集まる武術大会に出たピエリを、
マークス様が気に入ってくれたの。▼
そして、ピエリをお城に呼んでくれて、
臣下にしてくれたの。▼
- [マークス]
- そうだったな。▼
ずいぶん懐かしい話のような気がする。
それほど昔でもないのだがな。▼
- [ピエリ]
- そうだ、マークス様。
あのときはどうしてピエリを呼んだの?▼
ピエリは武術大会で優勝しなかったの。
二番か三番かその辺だったの。▼
優勝した人が呼ばれるならわかるけど、
どうしてピエリが呼ばれたの?▼
- [マークス]
- …それは、器だな。▼
- [ピエリ]
- 器って、食器のことなの?▼
- [マークス]
- いや、そうではない。
人としての器。能力の高さだな。▼
- [ピエリ]
- 能力の高さ?
ピエリは優勝してないのに?▼
- [マークス]
- …あの時、お前は
絶対に優勝してやろうと思っていたか?▼
- [ピエリ]
- ううん。
面白そうだから参加してみただけなの。▼
- [マークス]
- だろうな。にもかかわらずあの結果だ。
準備も心構えもなにもないのに、だ。▼
これは底知れぬ器だと思ってな。
だから臣下にした。▼
あの頃の私は、
強い臣下が欲しかったんだ…▼
戦の中で命を落とさぬほど、
強い臣下がな。▼
- [ピエリ]
- それならマークス様、
とっても見る目があるの!▼
ピエリは誰にも負けないし、
ちょっとやそっとじゃ死なないの!!▼
マークス様は、ピエリを臣下にしたこと…
今でも、しまったって思ってないの?▼
- [マークス]
- もちろんだ。▼
- [ピエリ]
- それなら、それでいいの!▼
大好きなマークス様のために、
ピエリ、これからもがんばるの!▼
- [マークス]
- ああ、これからも…
よろしくたのむ。▼
支援S†
- [マークス]
- ピエリ、話がある。▼
- [ピエリ]
- マークス様、どうしたの?▼
- [マークス]
- この前、ピエリを部下にした理由について
話をしたこと、覚えているか?▼
- [ピエリ]
- 器とかなんとか言ってた事なの?▼
- [マークス]
- ああ。実はあの時…言っていなかった
もう一つの理由があるんだ。▼
- [ピエリ]
- 理由?
器の他にもなにかあるの?▼
- [マークス]
- いや、器の話ではあるのだが、
…それはだな…▼
- [ピエリ]
- マークス様、どうしたの?▼
- [マークス]
- …………▼
なかなか言いにくいが…
この際だから言おう。▼
器は器なのだが…この前に言った能力とは
違う意味での器も感じていたのだ。▼
- [ピエリ]
- ??
ピエリ、よくわからないの。▼
- [マークス]
- 簡単に言うとだな…▼
お前ならば…
ふさわしいかもしれないと思ったのだ。▼
私の妻として…
そして、暗夜王国の新たな王妃として…▼
- [ピエリ]
- …?
なんの話なの?▼
- [マークス]
- 城に呼んでからは、
お前のことをずっと見てきた。▼
敬語のことは問題ないだろう。
個性的な王妃というのも珍しくはないからな。▼
では忠誠心はどうか。
これも問題ないと思った。▼
まだあるのだ。
他には…▼
- [ピエリ]
- 全然わからないの。
もっと簡単な言葉で言ってほしいの。▼
- [マークス]
- かなり簡単に言ってるつもりなんだがな…▼
…わかった。
いろいろ言ったが、みんな建前だ。▼
本音を言えば…
それもかなり簡単に言えば…▼
ただ好きなのだ。
お前のことが…▼
- [ピエリ]
- やっとわかったの。▼
だったらピエリも同じなの。
ピエリもマークス様のことが大好きなの!▼
- [マークス]
- だがそれは主君としてという
意味だろう?▼
- [ピエリ]
- そうなの!▼
- [マークス]
- ああ…▼
- [ピエリ]
- でも主君じゃないマークス様も好きなの!▼
ピエリが敬語でも敬語じゃなくても
気持ちは変わらないって言ったのと同じように。▼
マークス様が主君でも主君じゃなくても
大好きなの!▼
ピエリはマークス様の全部が好きなのよ!▼
- [マークス]
- ピエリ…▼
- [ピエリ]
- マークス様はどうなの?▼
ピエリが臣下でも
臣下じゃなくても好きなの?▼
- [マークス]
- ああ、好きだ。
私もお前のすべてが好きだ…▼
- [ピエリ]
- えへへー!
ピエリもおんなじなの!▼
- [マークス]
- …そうか。
ではピエリ、これから指輪を見にいこう。
お前にぴったりの結婚指輪を買いたい。▼
- [ピエリ]
- ありがとうなの!!▼
やっぱりマークス様、大好きなのよ!
ずっとずーっと、ピエリのいちばんなの!▼
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Last-modified: 2022-05-05 (木) 14:40:42