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会話集/章別会話/絶望の未来1
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*オープニングシナリオ [#u6710c85]
:[クロム]|ここは…どこだ?~
いつの間にこんな場所に…▼~
:[ナーガ]|…………▼~
:[クロム]|!? あなたは…!?▼~
:[ナーガ]|待っていましたよ、異界の戦士たち。~
あなたたちをここへ呼んだのは、私です。▼~
:[クロム]|なに…?▼~
:[ナーガ]|終わろうとしている世界があるのです…~
でも、私ではあの世界を救うことができない…▼~
あの世界を救えるのは、~
異なる世界や時間に▼~
飛ぶことのできる存在である~
あなたたちだけ…▼~
:[クロム]|俺たちにしか救えない世界…?~
そんな世界があるのか?▼~
:[ナーガ]|えぇ…その世界は~
いにしえの邪竜の復活により、▼~
壊滅的な被害を受けています。▼~
唯一の希望は…運命を変える力を秘めた~
聖なる姫君を含む、12人の子供たち。▼~
…ですが、このままでは~
彼らは1人残らず死ぬことになります。▼~
:[クロム]|死ぬ…希望となる子たちがか?▼~
:[ナーガ]|はい…緋と蒼の宝を手にした4人は~
それを持ち帰ることなく全滅。▼~
白と黒の宝を手にした4人も同じく~
故郷を目の前にして全滅。▼~
碧の宝と台座を手にした3人は辛うじて~
国で待つ姫君と再会を果たしますが…▼~
その直後に、姫君もろとも~
殺されてしまいます。▼~
:[クロム]|じゃあ、その世界は…!▼~
:[ナーガ]|全ての希望を失った世界に待つのは、~
黒く塗りつぶされた滅びの未来のみ…▼~
これはあの世界の決定事項。~
変えることのできない運命。▼~
あなたたちが干渉しなければ~
決められたこの運命を辿るだけ。▼~
でも、それはあまりにも酷なこと…~
だから私は助けを求めます…▼~
お願いです…どうかこの運命を変えて~
世界を救ってください…▼~
:[クロム]|…俺たちは~
困っている者がいれば助ける。▼~
どんな世界にいたとしても~
それは変わらない。▼~
この手で救える者がいるのなら、~
それを見過ごすことなどできるわけがない。▼~
俺たちが救わなければ滅びるような~
運命であるなら…なおさらだ。▼~
:[ナーガ]|…ありがとう。異界の戦士たち。▼~
それでは、今からあなたたちを~
終末の異界へと飛ばします。▼~
まずはそこにいる、緋と蒼の宝を持つ~
4人の子供たちを助けて下さい…▼~
:[クロム]|わかった。▼~
:[ナーガ]|最後に一つ忠告しておきます…▼~
今から飛ぶ世界は~
あなたたちの世界とよく似た世界。▼~
もしかしたら、あなたたちの大切な者と~
同じ存在に出会うかもしれません…▼~
もし勇気づけてやりたいのならば、~
近くで戦ってあげて下さい。▼~
…それでは、信じていますよ、~
どうか世界の命運を…変えて下さい。▼~
*戦闘中 [#n0b78a45]
**1ターン目開始前 [#b244d4d3]
:[ルキナ]|まさか、ここは…!▼~
:[クロム]|どうした、ルキナ。▼~
:[ルキナ]|同じです…この感じ…~
私のいた、あの絶望の未来と…!▼~
:[クロム]|なにっ…!?~
それは、本当なのか!?▼~
:[ルキナ]|忘れるはずがありません…▼~
この肌に纏わりつく嫌な空気は、~
昔感じていたものと同じです。▼~
けれど、ここがあの未来に~
近い場所だとしたら、▼~
皆さんが生きて帰れる~
保証はどこにもありません…!▼~
よりによってあの世界にお父様や皆さんを~
連れてくることになるだなんて…▼~
こんな…こんなことって…!▼~
:[クロム]|ルキナ、落ちつけ。▼~
…俺は、この場所に来ることができて、~
良かったと思っている。▼~
:[ルキナ]|!?~
な、何を言っているんですお父様!▼~
…死ぬかもしれないんですよ!?▼~
:[クロム]|そうだな…▼~
だが、お前はそんな~
死ぬかもしれないような世界を耐え抜いて、▼~
俺たちの元まで、~
未来を変えに来てくれたんだろう?▼~
:[ルキナ]|それは…▼~
:[クロム]|なら俺も…死ぬ思いをしてでも~
この世界を救いたい。▼~
未来の俺は、お前たちに~
何もしてやることができなかった。▼~
でも、ここでは違う。▼~
今度は俺が、未来のお前たちを~
助けることができるんだ。▼~
別人とはいえ、俺がお前を~
見捨てられるはずがない。▼~
俺はこの世界のお前と、~
お前の仲間たちを…救いたいんだ。▼~
:[ルキナ]|でも…それでまたお父様が~
死んでしまったら!?▼~
:[クロム]|…安心しろ。~
俺がここで倒れることは無い。▼~
この世界を助けたら、~
今度は俺たちの世界を救うんだからな。▼~
それまでは、絶対に死なない。▼~
:[ルキナ]|お父様…▼~
:[クロム]|信じてくれ、ルキナ。~
俺はお前に嘘はつかない。▼~
:[ルキナ]|…わかりました。お父様。~
では、私からもお願いします。▼~
どうかこの世界の私たちを…~
救ってください。▼~
:[クロム]|あぁ!~
必ずやり遂げてみせる!▼~
:|'''(カメラ、マップ右下から中央へ)'''
:[ノワール]|ひぃぃ…! 囲まれてる…!~
わ、私たち…もうおしまいだわ…!▼~
:[ンン]|せっかく緋炎と蒼炎を取り返したのに、~
これじゃ帰れないです…▼~
:[シンシア]|弱気になっちゃダメだよ、~
ノワール、ンン!▼~
真のヒーローはここからの大逆転が~
お決まりなんだから!▼~
だからきっと大丈夫!~
だよねデジェル?▼~
:[デジェル]|そうね、~
まだ負けると決まったわけじゃないわ。▼~
ペレジアに来てから何度も~
死ぬような目に遭ってきたけど、▼~
その度に4人で~
切り抜けてきたじゃない。▼~
この程度の奴らに囲まれたぐらいで、~
負けるはずないわ。▼~
:[シンシア]|そうだよ! あたしたちなら~
絶対に勝てる!▼~
4人で力を合わせれば、~
こんな奴ら…▼~
:[ノワール]|…!?~
な、何か屍兵の様子が変よ!?▼~
:[シンシア]|うわっ!?~
いきなり何するの!?▼~
みんなとはぐれちゃったじゃない!▼~
あっ…ちょ、ちょっと!~
あたしの槍に触んないでよ!!▼~
それは、母さんの形見で~
大事なものなんだから…っ!▼~
やだ、取らないでよ!~
ねぇ返して…返してってば!▼~
お願い、その槍だけは~
持っていかないでーっ!!▼~
:[ンン]|こいつ、竜石を盗っていったのです!~
あれが無いと戦えないのです!▼~
返すです!~
私の竜石、返すです!!▼~
:[ノワール]|私たちが戦おうとしたから~
警戒したのね…きっと…▼~
あぁ…お守りも盗られちゃってる…~
これじゃどうしようもないわ…▼~
:[デジェル]|離れなさいよ、こいつ!~
私たちが女だからってなめてるの!?▼~
二人がかりで武器を~
取り上げるなんて卑怯よ!▼~
正々堂々と勝負しなさい!!▼~
:[シンシア]|みんな、このままじゃまずいよ!~
周りの火も強くなってきてる!▼~
こいつらの隙をついて、~
もう一度集ま…▼~
:[シンシア]|!? 柵が…!?~
うそ、そんな…▼~
これじゃ、みんなと合流できないよ…▼~
:[ンン]|…ここまで、ですか。~
さすがに打つ手が思いつかないのです。▼~
さぁ、殺すなら早くするのです…~
覚悟なら国を発つときにしていたのです…▼~
:[シンシア]|ちょっとンン!? 何言ってるの!?~
諦めちゃダメだよ!▼~
宝玉はどうするの!?~
あたしたちが諦めたら宝玉が揃わない!▼~
覚醒の儀ができなくなって~
この世界が終わっちゃうんだよ!?▼~
:[ンン]|…わかってるです!~
そんなことみんな、わかっているのです!▼~
私だってこんな所で死にたくないです!~
宝玉を持って国に帰りたいですよ!▼~
でも…これから~
どうするっていうですか?▼~
どこからか都合よく~
助けが来るっていうですか?▼~
それとも正義のヒーローとやらが~
現れるとでも言うですか?▼~
:[シンシア]|それは…▼~
:[ンン]|…気持ちはわかるです。~
私だって…いつも何かあるたびに、▼~
もしかしたらナーガ様が~
助けてくれるんじゃないかって…▼~
ナーガ様の声が聞こえて、~
救われるんじゃないかって思っていました。▼~
でも私はナーガ様の声なんて、~
ただの一度だって聞いたことがありません。▼~
…そんな奇跡みたいなこと、~
あるはずが無いのです。▼~
:[シンシア]|…………▼~
:[ンン]|…シンシア。私は最後にケンカして~
お別れするだなんて嫌なのですよ…▼~
今まで色々あったですけど…~
私はみんなといられて良かったのです。▼~
みんなのこと、大好きでした。~
今までありがとうです。▼~
今度は…平和な時代に生まれて、~
また逢えるといいですね…▼~
:[シンシア]|ンン!?~
そんなこと言わないでよ! ンン!!▼~
:[ノワール]|…私も、みんなといられて良かったわ。~
みんなは私の心の支えだった。▼~
いつも弱音ばかり吐いちゃってごめんね。~
私はすぐに『もうおしまいだ』って言うけど、▼~
心の底では、みんなと一緒にいたら~
きっとどうにかなるって思ってた。▼~
でも…今度こそ本当におしまい。~
ほんとはちゃんと宝玉を持って帰って、▼~
世界に平和を取り戻して、~
みんなで他愛のないおしゃべりをしたり、▼~
普通の女の子みたいに~
町でお買い物したりしてみたかった…▼~
ぐすっ…もうやめておくわ。~
これ以上話すと…お別れが辛くなるもの…▼~
:[シンシア]|ノワール!!~
やだ…こんなの嫌だよ…!▼~
:[デジェル]|私も、あんたたちと一緒に戦えて良かったわ。~
最初は少し不安だったけど、▼~
みんな私が思っている以上に強くて、~
勇敢で、安心して背中を任せられた。▼~
4人でいたら、負ける気がしなかった。~
世界だって何だって救える気がしたの。▼~
…でも、今回ばっかりは~
どうしようもない、わね…▼~
他力本願なんてガラじゃないけど…~
他の仲間が生きてさえいれば、▼~
緋炎と蒼炎が無くたって~
勝てる方法を見つけてくれるかも…▼~
そうしたら、例え私たちがここで倒れても~
負けたわけではなくなるわ。▼~
だから、負けたわけじゃない。~
負けたわけじゃ…ないのよ。▼~
最期くらい、そう思わせて…▼~
:[シンシア]|………デジェル。▼~
…………▼~
そう…だよね。武器も無いのに…~
この状況を打破するなんて、できるわけない。▼~
…悔しいけど、あたしのこの手じゃ、~
みんなを助けてあげられない。▼~
でも…やっぱり諦めきれないの。~
こんな所では死ねない。▼~
宝玉を持って帰って、~
邪竜を倒して…▼~
みんなで一緒に、~
平和な世界を生きてみたいの。▼~
…うん。そうだよ…~
その願いは絶対に叶えなくちゃ。▼~
あたしはまだ~
なんとかなるって信じたい。▼~
まだみんなで~
帰れる方法があるって信じたい…▼~
ンンの言う通り、都合のいい奇跡を~
願うなんて馬鹿げてるかもしれないけど、▼~
神様なんて~
ほんとはいないのかもしれないけど…▼~
それでもお願い…~
お願い神様。▼~
どうかみんなを…~
みんなを助けて…!▼~
緑軍の隣に血縁者を待機させると、~
会話が発生することがあります。~
**デジェルと会話 [#ka9a301a]
***ソワレ [#gad7f6eb]
:[デジェル]|母さん…!!▼~
強い気配がしていたから、~
まさかとは思ったけど…▼~
:[ソワレ]|ボクもキミの気配を感じていたよ。~
…デジェル。▼~
:[デジェル]|でもどうして…?~
実は生きていた…わけないわよね?▼~
:[ソワレ]|ボクはこの世界の人間じゃないんだ。▼~
異界と呼ばれる別世界からやってきた、~
キミの母とは違う人間なんだよ。▼~
:[デジェル]|異界の…母さん?▼~
:[ソワレ]|あぁ、そしてキミはこの世界のボクの娘…~
強い戦士として成長しているんだね。▼~
我が子ながら誇らしいよ。▼~
:[デジェル]|そんな…私はあなたに~
褒められるようなことは何も…▼~
こうして滅びゆく世界で~
必死にもがいているだけ…▼~
この世界がこんな風になってしまったのは~
あなた達英雄が皆去った後、▼~
私達が平和を守り切れなかった事が~
原因だわ…▼~
この力の至らなさが悪いのよ…▼~
現に今だって、宝玉を持ち帰ることを~
諦めようとしてしまった…▼~
本当に情けないわ…▼~
:[ソワレ]|そんなことはない!~
キミの強い意思は途絶えていない!▼~
本当は諦めてなんていなかった。~
だからこうして戦い続けているんだろう?▼~
さぁ、ボクが手を貸すから。~
共に勝利を手にするんだ!▼~
:[デジェル]|!!~
………母さん。▼~
ええ、ありがとう。▼~
ここさえ切り抜けられれば、~
後は自分で戦えるから。▼~
だからもう少しだけ、~
母さんの力を貸して!▼~
:[ソワレ]|もちろんさっ!▼~
***マイユニット(男性・僕)と親子 [#n1913106]
:[ルフレ]|デジェル! 大丈夫かい?~
怪我はしていないかい!▼~
:[デジェル]|えぇっ!? …と、父さんなの?~
まさか、どうして?▼~
:[ルフレ]|うーん…説明しても~
信じてもらえるかわからないけれど、▼~
僕は君たちから見た異界、~
別の世界からやって来た者なんだ。▼~
:[デジェル]|別の世界の…父さんなのね?▼~
:[ルフレ]|この世界の僕とは別人だけれど、~
君が僕の娘であることには変わりない…▼~
そう思っている。~
だから君を守らせてくれないか?▼~
:[デジェル]|あ…ありがとう…父さん。▼~
私…武器も無い状態で敵に囲まれて…~
死を覚悟したの…▼~
だから…父さんが助けに来てくれて…~
父さんにもう一度会えて…嬉し…▼~
:[ルフレ]|…デジェル。▼~
…よしよし、よく頑張った。▼~
後は僕が頑張るから、~
君は安全な所にいてくれ!▼~
ここを切り抜けたら、宝を持って~
イーリスに帰るんだろう?▼~
:[デジェル]|えぇ、そのためにも絶対に~
こんな所では死ねない。▼~
今度こそ最後まで諦めないわ…!▼~
:[ルフレ]|よし、その意気だ!▼~
***クロムと親子 [#e501e6b0]
:[クロム]|
デジェル!▼~
:[デジェル]|
父さん!?~
えっ…どうして!?▼~
父さんは先の戦争で~
死んでしまったはずなのに…!▼~
:[クロム]|
俺は異界から来たクロム。~
ナーガの力によって飛ばされ、▼~
一時的ではあるがお前達に~
協力するためにやって来たんだ。▼~
:[デジェル]|
何ですって…!?~
そんなことができるだなんて…▼~
じゃあ、あなたは別世界の~
父さんだということ…?▼~
:[クロム]|
そうだな…~
そういうことになる。▼~
…よく頑張ったな、デジェル。~
武器も無い中よく耐えた。▼~
この世界のお前も、~
戦士として立派に成長しているんだな。▼~
:[デジェル]|
立派かどうかはわからないけれど…▼~
幼い頃父さんに教わったことは~
全て覚えているつもりよ。▼~
剣の稽古、基礎体力の向上、~
そして精神鍛錬。▼~
…全て毎日欠かさず行っているわ。▼~
:[クロム]|
そうか。お前の強さの源は~
たゆまぬ努力の結果なんだな。▼~
イーリスの王族として恥じない姿だ。~
俺はお前を誇りに思う。▼~
:[デジェル]|
…いいえ。~
私は父さんが誇れるような娘じゃないわ。▼~
さっきも武器を取り上げられたぐらいで~
世界を救うことを諦めてしまった。▼~
最後までみんなを守ることが~
できなかった。▼~
こんなの…王族としても~
戦士としても失格だわ。▼~
:[クロム]|
いや、あの状況では仕方がない。▼~
下手に抵抗すれば~
一撃で殺される危険もあった。▼~
失敗だと思うなら、~
これから取り戻せばいい。▼~
後悔している暇があるなら~
ここを切り抜けた後にどうするか考えろ。▼~
俺たちは…~
長くはここに留まれないからな。▼~
:[デジェル]|
そう…なのね。~
さみしいけど…▼~
でも、一目会えて良かったわ。▼~
もう少しだけ、~
力を貸してくれるんでしょう?▼~
:[クロム]|
あぁ、もちろんだ!▼~
この世界で死んでしまった~
クロムの代わりに、▼~
俺がお前の盾となる…!▼~
だから、お前はこの先の戦いのために~
力を蓄えておけ!▼~
:[デジェル]|
…はい、わかりました。~
ありがとう、父さん。▼~
***フレデリクと親子 [#b2a0f9d6]
:[デジェル]|…あなたは…▼~
:[フレデリク]|デジェル…貴方は~
私が死んだ世界で生き抜いてきた。▼~
私の姿を見て…本物の私だとは~
決して思わないのでしょうね?▼~
:[デジェル]|何が…言いたいの?▼~
:[フレデリク]|戦時においては常に思考を巡らせ、~
疑い、危険を回避するようにと…▼~
きっとこの世界の~
私が教えているのでしょう?▼~
:[デジェル]|…確かに、最初は~
敵の罠だと思ったわ。▼~
:[フレデリク]|最初は…?~
では、今は違うという事でしょうか?▼~
:[デジェル]|えぇ。さっきあなたの戦っている姿と~
その強さを見て、▼~
本物の父さんだと~
信じる事ができたの。▼~
私の知る父さんとは少し違うようだけれど…~
また会えて嬉しいわ。▼~
:[フレデリク]|そうですか…貴方にはそこまで~
お見通しなのですね。▼~
どんな時でも戦況を見逃さない~
観察力を持っている。▼~
…貴方は確かに私の娘です。▼~
:[デジェル]|と、父さん…逢いたかったわ。~
ううっ…ううっ…▼~
:[フレデリク]|もう大丈夫ですよ。~
よくここまで頑張りましたね…デジェル。▼~
私は長い時間~
ここには留まれませんが、▼~
せめてその間だけでも~
貴方をお守り致しましょう…▼~
***ヴィオールと親子 [#u0bccf23]
:[ヴィオール]|デジェルくんではないか!▼~
高貴な雰囲気を持つ女性がいたから、~
思わず声をかけてしまう所だったよ!▼~
:[デジェル]|と、父さん…? まさか父さんなの!?~
死んだはずなのに…!▼~
:[ヴィオール]|ふっ…この私が~
死ぬわけないだろう?▼~
まぁ神に嫉妬されて、~
運命を弄ばれることはあるやもしれんがね。▼~
:[デジェル]|…その話し方、~
まさしく父さんだわ!▼~
でも…一体どうして?▼~
:[ヴィオール]|私は異界からやってきたのだよ。~
つまり君の本当の父親ではないのだ…▼~
:[デジェル]|そんな…!~
なら、すぐにまたお別れなの…?▼~
:[ヴィオール]|ああ…私は貴族的に颯爽と現れ、~
そして颯爽と去っていくのみ。▼~
だから気に留めず、風が吹いたと思って~
忘れてくれたまえ…▼~
:[デジェル]|そう…▼~
でも私、父さんにずっと~
言いたかったことがあるの。▼~
別人とはいえ~
せっかく会えたのだから…▼~
代わりに聞いてくれるかしら。▼~
:[ヴィオール]|なんだね?▼~
:[デジェル]|あのね、父さん。▼~
私、領主として民を守る~
父さんのことを尊敬してたの。▼~
屍兵からみんなを守る盾であろうとする~
父さんは、立派だった…▼~
結局、その行いのせいで父さんは~
帰らぬ人となったけれど、▼~
その背中を見て育った私も~
みんなの盾となれるよう、▼~
この兵種についたのよ。▼~
あなたは父とは別人だけれど、~
それだけは…伝えさせて…▼~
:[ヴィオール]|…………▼~
:[デジェル]|父さん…泣いているの?▼~
:[ヴィオール]|…貴族が泣くものか。▼~
我が子を置いていくことが~
少し辛いだけなのだよ…▼~
:[デジェル]|…ありがとう、父さん。▼~
でも、忘れられるわけないわ。▼~
あなたが来てくれたことは、~
私、ずっと覚えているから…▼~
***ソールと親子 [#xbaa3378]
:[ソール]|デジェル!▼~
:[デジェル]|と…父さん!?~
そんな、まさか…生きていたの!?▼~
:[ソール]|いや、僕は異界から来たんだ。~
だから、君の本当の父親とは別人…▼~
信じられないかもしれないけど、~
君達を手助けするためにやってきたんだよ。▼~
:[デジェル]|異界の…父さん?▼~
:[ソール]|うん。でも…~
世界は違っていても、僕は君の親だ。▼~
この戦況を打開するため~
君の手助けがしたい!▼~
:[デジェル]|!!~
ほ、ほんとに!?▼~
私…武器も取り上げられてしまって、~
もう為す術が無いと諦めかけていたの…▼~
父さんが助けてくれるのなら~
こんなに心強い事は無いわ…!▼~
ここを切り抜けるために~
力を貸してくれる?▼~
:[ソール]|もちろんだよ!▼~
そうだデジェル、~
ひもじい思いはしていないかい?▼~
少しだけど食糧を持っているんだ。~
良かったら君に…▼~
:[デジェル]|…………▼~
と、父さん…~
戦場でその緊張感のなさ…▼~
いつも母さんに~
叱られていたことを思い出すわ。▼~
:[ソール]|え、そうなのかい…?▼~
:[デジェル]|えぇ。いにしえの英雄王に仕えた~
二人の騎士になることが、▼~
父さんと母さんの夢だったんでしょう?~
母さんが『猛牛』で、父さんが『黒豹』。▼~
母さんはいつも『黒豹らしくない』、って~
父さんに檄を飛ばして…▼~
:[ソール]|あはは、~
なんだか今と変わらないなぁ…▼~
:[デジェル]|でも、私にとって父さんは~
いにしえの騎士より憧れの存在だった。▼~
だから傍で戦いを見られて嬉しいわ。~
例え別人だとしても…ね。▼~
:[ソール]|…デジェル。▼~
よし、それじゃあ~
かっこ悪いところは見せられないな!▼~
この世界の僕のためにも、~
必ず君を守ってみせるからね!▼~
:[デジェル]|ありがとう、父さん…▼~
***ヴェイクと親子 [#bbecc2cf]
:[ヴェイク]|おうおうデジェル!~
こんな所でへばってんじゃねぇぞ!▼~
:[デジェル]|と…父さん!?~
そんなまさか…!▼~
:[ヴェイク]|父さんは死んだはず、ってか?~
だが俺様は違う世界の人間だ。▼~
お前を助けるために~
わざわざ異界から来てやったんだ!▼~
ありがたく思えよ!▼~
:[デジェル]|べ、別の世界…から?~
そうなんだ…でも、父さ……▼~
ううっ…▼~
:[ヴェイク]|あんだよ…~
いきなり泣くんじゃねぇって…!▼~
俺様が守ってやるから、~
もっとしゃんとしろよ!▼~
:[デジェル]|ううっ…ご、ごめんなさい。~
父さん…▼~
私、父さんの娘なのに…~
一度諦めようとしてしまったの…!▼~
この世界を救う事を、~
最後まで立ち向かうことを、▼~
諦めようとしてしまった…~
ごめんなさい…!!▼~
:[ヴェイク]|ったく…そんなん謝ることじゃねぇよ。~
まだお前は生きてんじゃねぇか。▼~
今からちゃんと宝を持って帰れば~
そんぐらいチャラになっちまうぜ。▼~
少しの間だけど、~
俺様が力になってやるから。▼~
だからこんなとこで負けんじゃねぇぞ!▼~
俺様の娘なら、負けることと諦めることが~
いっちばん嫌いなはずだろ!?▼~
:[デジェル]|えぇ、私…負けない。~
今度こそ諦めないわ!▼~
この世界を救うまでは、~
もう絶対に諦めない!!▼~
:[ヴェイク]|それでこそ俺様の娘だ!~
よっしゃいくぜ、ついてこいデジェル!▼~
:[デジェル]|はい!▼~
***カラムと親子 [#g736a67d]
:[カラム]|デジェルだね…▼~
:[デジェル]|何者!?▼~
え、そんな…~
ま、まさか…!?▼~
:[カラム]|信じられないかもしれないけど…~
僕は違う世界から来たカラムなんだ…▼~
:[デジェル]|違う世界から…!?▼~
:[カラム]|うん…この世界が危ないって聞いて~
助けに来たんだ…▼~
こんな絶望的な状況の中、~
よく戦ってきたね。▼~
世界は違うけど…~
父親として言わせて欲しい、▼~
よく頑張ったね…僕は鼻が高いよ。▼~
:[デジェル]|信じられない話だけど…~
嘘を言っているとも思えないわ…▼~
それなら父さん…私、~
父さんに伝えたいことがあったの。▼~
:[カラム]|何だい…?▼~
:[デジェル]|…父さん。私はずっと~
あなたの背中を追ってきた。▼~
仲間を守るために盾となり、~
常に傷ついてきた父さん。▼~
結局それであなたは死んでしまったけれど、~
その誇らしい父に追いつくため、▼~
私も自分の大切な人達を守れるよう~
努力してきたのよ。▼~
:[カラム]|デジェル…▼~
:[デジェル]|でも…今回ばかりは最後まで~
みんなを守ることができなかった。▼~
成す術が無い状況に絶望して、~
負けたわけじゃないって言い訳をして、▼~
苦しみから逃げようとしたの…~
こんなの、父さんの娘失格だわ…▼~
:[カラム]|失格だなんて…そんなことない。~
君の姿を見ればよく分かる。▼~
今までたくさん辛い思いをして~
頑張ってきたんだね…▼~
さっき僕を誇らしいと言ってくれたけど、~
それは逆だよ…▼~
君こそが僕の誇りなんだ。~
ありがとう…デジェル。▼~
:[デジェル]|!!その言葉で…~
これまでの全てが報われるわ…▼~
ううっ…ううっ…▼~
:[カラム]|デジェル…逃げたってまた何度でも~
立ち向かえばいいんだ…▼~
あと少しだから…~
僕も協力するからもう少し頑張ろう?▼~
ほら、だから無きやんで…▼~
:[デジェル]|…………▼~
えぇ…ごめんなさい、父さん。~
私、今度こそ逃げたりしないわ。▼~
***リヒトと親子 [#te0ffed1]
:[リヒト]|無事だったんだね、デジェル!~
良かったよー!▼~
:[デジェル]|え…?~
あなたは一体?▼~
:[リヒト]|僕はリヒトだよ!~
君のお父さんって言ったらわかるかな?▼~
:[デジェル]|!? そんなバカな…!~
父は既に死んでいるわ!▼~
それに父はこんな子供じゃなかった!~
背が高くて、身体つきもがっしりしていたわ!▼~
確かに顔立ちは似ているけど…~
まさか本当に…父さんなの?▼~
:[リヒト]|うん、僕は異界のリヒト。▼~
君達が住むこの世界とは別世界から~
やってきたんだ。▼~
:[デジェル]|そんな…でもどうして~
父さん、そんな若い姿なの?▼~
:[リヒト]|ごめんね…~
頼りなく見えちゃって…▼~
僕がいた世界はこの世界よりも~
少し過去の時代なんだよ。▼~
:[デジェル]|そうだったの…ごめんなさい、~
父さん…疑ってしまって。▼~
:[リヒト]|ううん、大丈夫だよ!~
信じられないのも無理ないもん。▼~
でも、さっきこの世界の僕のこと~
『背が高くてがっしりしてた』って言ったよね。▼~
ということは…将来僕は~
立派な大人になれるってこと?▼~
:[デジェル]|ええ。父の背中は大きく、~
そして暖かったわ…▼~
:[リヒト]|うわぁ…!~
そうなんだね…!▼~
よーし、~
何だか戦う力が湧いてきた!▼~
今の僕は頼りなく見えるかもしれないけど、~
戦いなら十分頼れるはずだよ。▼~
見かけよりずっとすごい~
父さんの力、見せてあげるから!▼~
:[デジェル]|わかったわ…!~
頼むわね、父さん!▼~
***ヘンリーと親子 [#f4d6f312]
:[ヘンリー]|あはは! デジェルだね!▼~
:[デジェル]|父さん!? 父さんなの!?~
で、でも父さんは死んだはず…!▼~
じゃあこれは敵の罠…?~
それとも死者が蘇る呪い…!?▼~
:[ヘンリー]|ううん、罠でも呪いでもないよ~。~
僕はこの世界のヘンリーじゃない。▼~
異界という別の世界から、~
君を助けに来たんだ~。▼~
:[デジェル]|…で、でも随分雰囲気が違うわ。▼~
私の知っている父さんは~
いつもニコニコしているけど、▼~
もっと落ち着いていた~
穏やかな人だったもの…▼~
:[ヘンリー]|そうなんだ~。~
でも、何となくわかる気がするよ。▼~
僕はソワレと結ばれて~
少し変わった気はしてるんだ。▼~
きっとこの優しい気持ちを育てて、~
将来もっと変わっていくんじゃないかな?▼~
:[デジェル]|!! それ…父さんが生きてた頃~
言っていたことと同じ…▼~
じゃあ本当に…父さんなのね…▼~
ううっ…ううっ…父さん。▼~
:[ヘンリー]|デジェル…~
泣き止んでくれるかな…?▼~
:[デジェル]|ご、ごめんなさい…父さん。~
別人でもまた会えて…嬉しいわ。▼~
…確かに父さんも~
母さんと結ばれてから、▼~
家族を大事にしたいって~
思うようになったと言っていたわ…▼~
:[ヘンリー]|そうなんだ。やっぱりソワレのおかげで~
僕は変われたんだね!▼~
じゃあ早速ここで家族の~
キミを守らせてくれないかな!▼~
:[デジェル]|ええ、もちろんよ…!~
ありがとう、父さん。▼~
***ドニと親子 [#nef10de2]
:[ドニ]|デジェルだべ!~
デジェルだべな!?▼~
生きていてくれただな…良かった。▼~
:[デジェル]|と、父さん…!?~
死んだはずなのに、どうして!?▼~
:[ドニ]|そうだべな…ちょっと信じてもらえるか~
わからないんだべが…▼~
おらは異界から来た~
別世界のドニなんだべ。▼~
:[デジェル]|…異界?~
それって、こことは別の世界ってこと?▼~
:[ドニ]|うーん…~
詳しいことはおらもよくわからねぇだ。▼~
でもこの戦いが終われば~
おらは元の世界に帰らなきゃならないだ。▼~
:[デジェル]|ええっと…あなたが~
別世界の人だってことはわかった。▼~
確かに信じがたい話だけど~
また父さんに会えて嬉しいわ。▼~
:[ドニ]|信じてくれるんだべな!~
さすがおらの娘はいい子だべ!▼~
そうだデジェル、おの世界のおらは~
娘をちゃんとおらの村に連れて帰っただべか?▼~
:[デジェル]|いいえ、連れて帰りたいとは~
何度も言われたけど、結局その前に…▼~
:[ドニ]|そうだべか…いつかこの世界が~
平和になったら言ってやって欲しいだよ。▼~
きっとこの世界のおらが~
村の空の上で待っているだろうから…▼~
挨拶してやって欲しいだべ…▼~
:[デジェル]|ええ、もちろん。~
約束するわ…父さん。▼~
:[ドニ]|恩に着るべ、デジェル!▼~
よーし、それじゃあここは~
父ちゃんに任せて、▼~
デジェルは~
安全な所にいるんだべよ!▼~
あんたはおらが~
絶対に守ってやるべ!▼~
:[デジェル]|ありがとう。父さんの戦い…~
しっかり目に焼き付けておくわ。▼~
***デジェル [#l08d30d7]
:[デジェル]|あれがこの世界の私ね…~
話しかけてみたいけど、我慢しなきゃ。▼~
私のことだから、自分と同じ姿の者が~
現れたら攻撃するに決まっているもの。▼~
…それにしても、我ながら~
戦士として良い雰囲気を持っているわね。▼~
武器こそ手元には無いようだけれど、~
その精悍な顔つき、幾つもの鎧の傷跡…▼~
そして身体中からみなぎる戦士としての~
凄まじいまでの気迫…!▼~
私も負けていられないわ。~
もっと精進しないと!▼~
待っていなさいよ、異界の私…~
あなたの分まで私が戦ってあげる。▼~
あなたが生きてイーリスに戻れるよう、~
もう二度と敵に屈さぬよう、▼~
私が力を貸してあげるからね!▼~
**シンシアと会話 [#ke76d9be]
***スミア [#oe0767a2]
:[シンシア]|か、母さん!?~
どうして母さんがここに…!!▼~
母さん、母さん…っ!!▼~
…わわっ!?▼~
:|'''(シンシア転ぶ)'''
:[スミア]|シ、シンシア大丈夫ですか?▼~
…あ、きゃあっ!▼~
:|'''(スミア転ぶ)'''
:[スミア]|いたた…▼~
:[シンシア]|…やっぱり、~
本物の母さんだ。▼~
でも、どうしてここにいるの?~
母さんは…死んじゃったはずなのに。▼~
:[スミア]|…私は~
この世界のスミアではないのです。▼~
異界と呼ばれる別世界から一時的に~
あなた達を助けにやってきました。▼~
:[シンシア]|一時的に…▼~
じゃあ、あたしを助けたら~
元の世界に帰っちゃうの?▼~
:[スミア]|はい…ごめんなさい…▼~
:[シンシア]|ううん…謝ることなんてないよ。~
助けに来てくれてありがとう。▼~
ここさえどうにか切り抜けられれば、~
後は自分自身で頑張れるよ。▼~
今までだって、そうやってきたんだもん…~
母さんがいなくても…平気なの…▼~
でも、でもやっぱりちょっとだけ…~
さみし…▼~
:[スミア]|シンシア…せめて今だけは~
私の胸で思い切り泣いてください…▼~
:[シンシア]|いいの…もう大丈夫。~
母さんパワーを補給しちゃった。▼~
だからもう行って…?▼~
:[スミア]|え…?▼~
:[シンシア]|だって、これ以上一緒にいたらあたし、~
母さんを返したくなくなっちゃうもん。▼~
ずっとこっちにいてって…~
ずっと一緒にいてって言っちゃうもん。▼~
でもそれは…できないから。▼~
:[スミア]|シンシア…~
あなたは、とても強いのですね。▼~
でも…そうやってこれからも~
無理をすることはしないで下さい。▼~
私は元の世界に戻っても~
あなたのことを思っています。▼~
例え離れていても~
私たちの絆は繋がっているんです。▼~
それだけは…~
それだけはどうか、忘れないで。▼~
:[シンシア]|うん…ありがとう、母さん。~
一目会えて…嬉しかったよ。▼~
***マイユニット(男性・俺)と親子 [#fc71b6ef]
:[ルフレ]|シンシアだな!~
無事で良かった…!▼~
:[シンシア]|父さん…!? 父さんなの…!?~
どうしてここに…▼~
:[ルフレ]|俺は異界のルフレ。▼~
短い間だけど、お前達を助けるため、~
別の世界からやってきたんだ…▼~
:[シンシア]|異界から…?▼~
:[ルフレ]|シンシア。お前はこんなにも~
酷い世界でずっと戦い続けてきたのか…▼~
…俺は情けない。~
親としてお前に何もできないなんて…!▼~
:[シンシア]|父さん…▼~
:[ルフレ]|シンシア、お前も俺たちと共に~
こちらの世界に来い!▼~
ナーガ様がダメだと言っても、~
俺はこのまま娘を放っておけない!▼~
:[シンシア]|…ううん。~
例えナーガ様が許しても、▼~
あたしだけそっちの世界に~
行くなんてできない。▼~
あたしには守るべき世界と、~
守るべき仲間がいるもん。▼~
…その気持ちだけであたしは十分。~
たくさんの力をもらったよ。▼~
だから大丈夫…~
大丈夫だよ、父さん。▼~
:[ルフレ]|シンシア…▼~
:[シンシア]|でも今だけは力を貸してくれる?▼~
武器を取り上げられちゃって…~
今のあたしじゃ戦えないの。▼~
ここさえどうにかできれば、~
後はどうにかなる。▼~
いつもみたいに戦えるから。▼~
:[ルフレ]|ああ、もちろんだ!~
こんな奴ら、俺がみんな倒してやる!▼~
だからシンシアは安全な所で~
休んでいろ!▼~
:[シンシア]|ありがとう、父さん。▼~
こんなピンチの時に来てくれるなんて…~
最高にかっこいいよ。▼~
世界が違ってても、もう会えなくても…~
あなたはあたしの憧れのヒーローだよ。▼~
***クロムと親子 [#r6163dfc]
:[クロム]|シンシア…~
そこにいるのはシンシアか?▼~
:[シンシア]|と、父さん…!?~
ほんとに父さんなの!?▼~
で、でも…どうしてここに?~
父さんはずっと前に死んだはずじゃ…!▼~
:[クロム]|あぁ…~
俺はこの世界の人間じゃない。▼~
異界と呼ばれる別世界から来た~
クロムなんだ。▼~
神竜ナーガの力を借り、一時的に~
お前達の力になるために来たんだ。▼~
:[シンシア]|!! ナーガ様に…!▼~
:[クロム]|すまん…シンシア。▼~
この世界では俺が死んでしまったことが~
滅びの助長となってしまったんだろう?▼~
:[シンシア]|…父さん、~
そんな顔しないで。▼~
英雄であり聖王であった父さんが~
弱気な顔するなんて、らしくないよ。▼~
父さんはあたしが憧れてる~
ヒーローなんだから。▼~
ルキナだって今の父さんの顔見たら~
がっかりしちゃうよ?▼~
:[クロム]|ルキナは…~
いまイーリスにいるのか?▼~
:[シンシア]|そうだよ。ひとりで国を守りながら、~
あたしたちが帰るのを待ってる。▼~
だからここで負けるわけにいかないの。~
ルキナを悲しませたくない…▼~
:[クロム]|では俺は、お前が無事に~
イーリスに帰れるよう力を尽くそう。▼~
必ず守ってやるからな、シンシア。▼~
:[シンシア]|ありがとう、父さん。~
じゃあ今だけ力を貸して。▼~
ここさえ切り抜けられれば、~
後はもう大丈夫。▼~
もう二度とこんな目に遭わないように、~
あたしがみんなを守ってみせるわ。▼~
:[クロム]|そうか…それは頼もしいな。~
ならこの世界はお前に任せるぞ!▼~
:[シンシア]|うん、任せて。▼~
憧れだった父さんにそう言われると~
いつもより頑張れちゃうよ。▼~
***フレデリクと親子 [#a0026a33]
:[フレデリク]|シンシアさん!大丈夫ですか!?~
私の傍を離れないようにして下さいね!▼~
:[シンシア]|えっ!?~
と、父さん…!?▼~
:[フレデリク]|いえ、正確には私は、~
貴方の本物の父親ではありません。▼~
私は、異界から貴方を助けに~
やってきた者…▼~
つまり、貴方から見れば、~
別世界の人間ということになります。▼~
:[シンシア]|べ、別世界の人間!?▼~
:[フレデリク]|はい…だから私が貴方を娘と呼ぶのは、~
少々おこがましいことなのかもしれません。▼~
ですがシンシアさんは…~
シンシアさんです。▼~
限られた時間の中ではありますが、~
我が子として貴方を守らせて下さい!▼~
:[シンシア]|!! ほんとに?~
ありがとう、父さん…!▼~
あ…で、でも…▼~
:[フレデリク]|何か?▼~
:[シンシア]|例え別人だとしても…~
せっかく父さんに会えたのに、▼~
あたし、格好悪いところしか~
見せられたないなぁと思って…▼~
ねぇ、父さん。あたしね、~
今は武器が無いから情けない姿だけど…▼~
本当は守られなくても戦える。~
一人だって戦えるんだよ。▼~
父さんたちがいなくなってから…~
みんなでそうやって頑張ってきたの。▼~
だから…それだけは知っておいて。▼~
:[フレデリク]|…えぇ。わかっていますよ。▼~
たとえ武器を持たずとも、~
あなたのその目を見ればわかります。▼~
辛い戦いを、~
幾度も経験してきたのですね。▼~
ではせめて、守るのではなく…▼~
一人前のヒーローである貴方の隣で~
お世話をさせて頂けませんか。▼~
私は騎士。今この時を、貴方という~
主君のために戦わせて下さい。▼~
:[シンシア]|…ありがとう。一人前のヒーローって…~
そう言ってくれて嬉しいよ…!▼~
それじゃあお願いするね、~
父さん…じゃなかった、▼~
…騎士フレデリク!▼~
:[フレデリク]|はっ、承知しました!▼~
***ガイアと親子 [#gf920a60]
:[ガイア]|おい、お前…~
シンシアなのか…?▼~
:[シンシア]|…と、父さん?~
うそ、どうして…!?▼~
:[ガイア]|全く…こんな辛気臭い所で~
お前と逢う事になるなんてな。▼~
:[シンシア]|ば、場所なんて…関係ないよ!~
生きてたんだね、父さん!▼~
ずっとずっと…帰ってこないから…~
てっきり…死んじゃったものだって…▼~
あたし…あたし、嬉しい…~
ううっ…▼~
:[ガイア]|…すまん。シンシア。~
俺はガイアだが、お前の父さんじゃない。▼~
俺は異界から~
お前たちを助けるために来たんだ。▼~
よく見ろ。お前の父さんは…~
こんなに若くはないだろう?▼~
:[シンシア]|あ…▼~
:[ガイア]|ぬか喜びをさせてすまない…▼~
:[シンシア]|…ううん。いいの。~
あたしこそ、勘違いしてごめんね。▼~
本当の父さんじゃないのは残念だけど、~
…また会えて嬉しいよ。▼~
:[ガイア]|あぁ、俺も会えて嬉しいぜ。▼~
…お詫びと言っちゃ何だが、~
ここでは絶対にお前を守ってみせる。▼~
ほら、約束のしるしの砂糖菓子だ。~
結構貴重なやつだから、味わって食えよ。▼~
:[シンシア]|…………▼~
:[ガイア]|どうした?▼~
:[シンシア]|あのね、それ…ここを生き延びられたら~
ご褒美としてちょうだい。▼~
こっちの父さんはね、いつもあたしが~
頑張ったら、ご褒美にお菓子をくれたんだよ。▼~
それが嬉しくて、~
あたしは何でも頑張れたから…▼~
:[ガイア]|いいぜ、じゃあ闘いが終わったら~
お前に渡してやる。▼~
だから絶対に、死んだりするなよ。▼~
:[シンシア]|…うん。~
ありがとう。▼~
***ヘンリーと親子 [#se2bc0fe]
:[シンシア]|はぁ…はぁ…~
何とかここまで耐えたけど…▼~
でも…武器なしじゃもう…~
限界かもしれない…▼~
:[ヘンリー]|あはははっ!~
あれ~? なってないな~?▼~
まるでうちの子じゃないみたいだ。▼~
:[シンシア]|…と、父さん!? 父さんなの!?~
どういうこと…?▼~
まさか、死者蘇生の呪い…?~
でも、あれは禁呪だったはず…▼~
:[ヘンリー]|さすが、詳しいね~。~
でも呪いじゃないんだ~。▼~
僕は別の世界からやって来たヘンリー。~
君達にとっては異界の人間になるね。▼~
短い間だけど、~
君達を助けにやってきたんだ。▼~
:[シンシア]|異界の父さんが…~
あたし達を助けに?▼~
:[ヘンリー]|そうだよ~。~
ナーガ様に力を借りたんだ~。▼~
それにしても、~
さっきの弱音は何かな~?▼~
シンシアはどんな時でも笑顔を絶やさない、~
僕似な子だと思ってたのに、▼~
そんな弱気な子だったなんて…~
僕、残念だな~。▼~
:[シンシア]|ち、違うもん!~
弱気になんかなってない!▼~
今はちょっと武器を取り上げられちゃって~
戦えないけど…▼~
今までだって諦めなかった!~
ずっとみんなで戦ってきた!▼~
これからだって頑張って…~
世界を絶望から救ってみせるんだもん!▼~
:[ヘンリー]|あはは、その意気だよ!~
覇気が戻ってきたかい?▼~
:[シンシア]|!! …父さん。~
もしかしてあたしに発破を…?▼~
:[ヘンリー]|さぁ、どうだろうね~?▼~
:[シンシア]|…ごめんなさい、弱気なこと言って。~
あたし、諦めないって決めたのに…▼~
…でももう大丈夫。▼~
父さんのおかげだよ。~
ありがとう、父さん…!▼~
:[ヘンリー]|うん。それでこそ僕の娘だ。▼~
それじゃあこの場だけは~
僕に任せてくれるかな?▼~
世界を救うヒーローを、~
こんな所で死なせるわけにいかないからね。▼~
:[シンシア]|うん。~
それじゃあ今だけ力を貸して。▼~
父さんの戦う姿…~
目に焼き付けておくわ。▼~
***シンシア [#d404529b]
:[異界のシンシア]|えっ…あたしがいる…?▼~
…でも、そんなわけないよね?~
鏡、かな…?▼~
…………▼~
えっと…あれ? なんだかあたし、~
いつもより血色いいような…▼~
髪も何だかつやつやしてるし、~
服も思ったより破けてない…▼~
もっとボロボロかと思ってたけど、~
これならまだ頑張れそうだね。▼~
…なんだかちょっと元気でてきちゃった。▼~
:|'''(異界のシンシア退場)'''
:[シンシア]|混乱するだろうから~
話しかけられなかったけど…▼~
異界のあたし…あんなにボロボロで、~
やつれちゃってて…▼~
それでも、世界のために~
戦ってるんだね。▼~
まるで、過去に飛ぶ前のあたしを~
見ているみたい…▼~
あたし、最近ちょっとたるんじゃってたかも。~
もっと頑張らないと…!▼~
よーし、このあたしが~
異界のシンシアを守ってみせるわ!▼~
**ノワールと会話 [#dd68c3a6]
***サーリャ [#ef26eb94]
:[サーリャ]|…………▼~
:[ノワール]|か、母さん…!?~
どうしてここに?▼~
も、もしかして闇魔法とか~
呪いの力で生き返ったの…?▼~
:[サーリャ]|うふふ…~
だとしたらどうするの?▼~
:[ノワール]|そ、それでもいい!!▼~
:[サーリャ]|えっ…?▼~
:[ノワール]|呪いでもなんでもいい!~
母さんの呪いなら怖くない!▼~
私、あの日母さんが自分を犠牲にして~
私を守ってくれた日から、▼~
ずっと寂しかったの…!~
もっと母さんと一緒にいたかった…!▼~
どんな形でもいいから、~
もう一度会いたいと思っていたの!▼~
だから、例え一度死んだ身だとしても、~
本物の母さんに会えて嬉しい…!▼~
母さん…母さん…っ!▼~
:[サーリャ]|!!!~
…ごめんなさい。▼~
貴方には酷な冗談を~
言ってしまったようね…▼~
私は貴方の~
本物の母じゃない…▼~
この世界のサーリャが~
生き返ったというわけではないの。▼~
:[ノワール]|…え?▼~
:[サーリャ]|私は一時的にこの世界に来た~
別の世界のサーリャ。▼~
あなたの母親とは別人なの…~
ぬか喜びをさせて悪かったわ…▼~
:[ノワール]|…そう、だったの…▼~
そうよね…死者が蘇る呪いは~
確か禁呪だったはずだもの…▼~
…でも、どんな形でも母さんに会えて~
嬉しいっていうのは本当なの…▼~
それが別世界の母さんでも…~
もう一度会えて、嬉しいわ…▼~
:[サーリャ]|そう…なら良かったわ…▼~
そうだ…さっきお守りを取られたと~
言っていたわね…▼~
嘘をついたお詫びに、それは私が~
必ず取り返すと約束してあげる…▼~
:[ノワール]|!!~
あ…ありがとう…▼~
うう…母さん、母さん…っ▼~
:[サーリャ]|もう…泣くんじゃないわよ…~
仕方のない子…▼~
私は短い間しか~
ここにはいられないけれど…▼~
あなたを怖がらせる者は~
全て私が滅ぼすわ…▼~
母の名にかけてね…▼~
:[ノワール]|えぇ…~
ありがとう、母さん…▼~
:[サーリャ]|ふふ…さぁて、どの呪いで~
滅ぼしてやろうかしら…▼~
多少は好き勝手にやっても~
許されるわよね…▼~
だってここは異界…~
私の本来の世界ではないもの…▼~
うふ、うふふふふふ…!▼~
:[ノワール]|あぁ…この感じ…懐かしい…▼~
***マイユニット(男性・僕)と親子 [#d31d06ad]
:[ルフレ]|ノワール!~
無事で良かった…▼~
:[ノワール]|と、父さん…? まさか父さんが~
ここにいるわけないのに…!▼~
:[ルフレ]|そうだね…僕は君の父親本人じゃない。~
別世界のルフレなんだ。▼~
ナーガ様の力に導かれて~
一時的に君を助けに来たんだよ。▼~
:[ノワール]|!! そ、そうなのね…~
ナーガ様が…▼~
と、父さん…ごめんなさい。▼~
:[ルフレ]|急にどうしたんだい?▼~
:[ノワール]|私…さっき敵に囲まれて、~
戦うことを放棄してしまった。▼~
父さんのように、最後まで勝ちを~
信じることができなかった。▼~
宝玉を国に戻すことを、~
この世界を救うことを諦めようとしてしまったの。▼~
父さんが凄い軍師なのに、~
こんな臆病な子…娘失格だわ…▼~
:[ルフレ]|なんだそんなことか。▼~
大丈夫、~
戦いで臆病になるのは当然だよ。▼~
武器を取られて囲まれたら、~
いくら僕でも弱気になってしまう。▼~
大事なのは過ぎたことを悔やむんじゃなくて、~
刻々と変わる戦況に対応していくこと。▼~
失敗なら取り返せばいい!~
そのために僕らが来たんだから!▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
:[ルフレ]|短い間だけど、今だけは~
君を守らせてくれるかな? ノワール。▼~
:[ノワール]|えぇ…父さん、嬉しいわ。~
助けに来てくれて、ありがとう。▼~
でも私…父さんに守ってもらうよりも~
少し甘えたいかも…▼~
:[ルフレ]|もちろんさ、~
時間の許す限り甘えて欲しいな。▼~
***フレデリクと親子 [#y8b611ea]
:[フレデリク]|あなたはこの世界の~
ノワールさんですね。▼~
:[ノワール]|ひっ!?~
と、父さん…どうして?▼~
:[フレデリク]|私は貴方をお守りするために~
やってきた、別世界のフレデリクです。▼~
ナーガ様の力によって、一時的に~
この世界へとやって来ました。▼~
:[ノワール]|い、異界…?▼~
:[フレデリク]|えぇ…信じがたい話かもしれませんが、~
これはまぎれもない真実なのです。▼~
ノワールさん…この世界の~
私はどうして死んだのですか?▼~
:[ノワール]|そ、それは…▼~
屍兵に襲われた時に、街の人や~
子供たちの身代わりになって…▼~
最期まで自分より他人のために~
尽くして死んだと聞いているわ…▼~
:[フレデリク]|そう、なのですか…▼~
:[ノワール]|父さんが死んだ時の母さんは~
見たことがないぐらいに取り乱して…▼~
そして父さんを殺した屍兵を~
何としてでも見つけると言っていたわ…▼~
そんなの…見つかるはずが無いのに~
ずっとずっと…探し続けて…▼~
そして、父さんの後を追うように~
母さんも死んでしまった…▼~
:[フレデリク]|あぁ…なんてことでしょう。~
我がことながら情けない。▼~
そうして家族を悲しませ、~
愛する妻を復讐に駆り立て、▼~
今では娘を~
独りにしてしまっているのですね…▼~
:[ノワール]|いいえ、父さんは最期まで~
必死に戦ってくれたの…▼~
だ、だから父さんを悪く言わないで…▼~
:[フレデリク]|すみません…確かに正確には~
あなたの父は私ではありませんでしたね。▼~
:[ノワール]|………▼~
:[フレデリク]|でも…そうですね。この世界の私は~
きっと幸せだったのでしょう。▼~
ここまで自分を大切に想ってくれる~
素晴らしい娘に恵まれて…▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
:[フレデリク]|彼は町の人を守って散ったことに~
悔いはない事と思います…▼~
ですが、最も守りたかったのは~
愛する妻と、娘の貴方であったことでしょう。▼~
だからせめて彼の代わりに、~
今だけは父親として貴方を守らせて下さい。▼~
:[ノワール]|うっ…ぐすっ…父さんが~
そう言ってくれるなんて…▼~
うぅっ…嬉しい…~
父さん…来てくれてありがとう…▼~
***ヴィオールと親子 [#s6c99a24]
:[ヴィオール]|ごきげんよう、お嬢さん。▼~
その落ちついた佇まい…~
どこぞの貴族の令嬢かと思ったら、▼~
まさか異界の我が子とはね。▼~
:[ノワール]|えっ…? 父さん?~
まさか父さんなの?▼~
:[ヴィオール]|ああ、~
私は異界から来たヴィオール。▼~
この世界の私とは別人だが…~
娘のために優雅に戦わせてもらうよ。▼~
:[ノワール]|ああ…父さん。~
異界の人でもいい。▼~
会えて良かった…!~
ううっ…ううっ…!▼~
:[ヴィオール]|よしよし、ノワール。辛かったのだろう?~
私が付いているからもう安心したまえ。▼~
…それにしても、~
我が子から武器を取り上げるとは、▼~
何たる卑劣な屍兵なのだろうね。~
後で存分に礼をしておこう。▼~
:[ノワール]|!! 武器…そうだわ…▼~
父さん、お願い…~
屍兵から私の武器を取り返して…!▼~
あの中には…~
父さんから譲り受けた弓もあるの!▼~
:[ヴィオール]|なんと…君は私の弓を~
大切に使ってくれているのだね。▼~
承知したよ。君の相棒は必ず~
手元に返すことを約束しよう。▼~
:[ノワール]|すみません…助けに来てもらった上に~
こんなお願いまでして…▼~
でも、あれさえあれば…頑張れる。~
強い気持ちで戦えるから…!▼~
そう…父さんが~
元の世界に戻ったあとも、ずっと…▼~
:[ヴィオール]|………▼~
…さすが、聡い子だ。▼~
私があまり長く留まれないことを、~
言わずとも理解しているとはね…▼~
だがノワールくん、覚えておいてくれたまえ。~
私が元の世界に帰ったとしても、▼~
君と私を繋ぐ絆の矢は、~
決して折れたりすることは無い。▼~
大変かもしれないが…~
これからも強く生きていくのだよ?▼~
:[ノワール]|わかったわ、父さん…▼~
:[ヴィオール]|さて、では愛しいわが子のために~
華麗に活躍してくるとしよう。▼~
父の勇姿、その目にしかと~
焼き付けておいてくれたまえ。▼~
***ヴェイクと親子 [#c7c0fbb0]
:[ヴェイク]|おうおう! ノワール!~
こんなところにいやがったか!▼~
:[ノワール]|!?~
ひ、ひいぃっ! 敵だわ…!▼~
:[ヴェイク]|こら! 父親に向かって~
なんて事を言いやがる!▼~
:[ノワール]|だっていきなり大声を出して~
走ってくるんだもの…▼~
…って、父親?▼~
と…父さんなの?▼~
:[ヴェイク]|ああ、俺は異界から来たヴェイク。~
あんまり長居できねぇが、▼~
娘の窮地に助けに来てやったぜ~
へへっ! ありがたく思えよ!▼~
:[ノワール]|と…父さん、父さん!~
ううっ…ううっ!▼~
:[ヴェイク]|そんなに泣きじゃくりやがって。~
泣き虫で臆病に育っちまったんだな…▼~
:[ノワール]|それは…母さんによく~
呪術の実験台にされたから。▼~
でも…父さんはいつもそんな私を~
母さんから助けてくれた。▼~
どんな呪いをかけられても~
負けねぇぞーって言ってたのに…▼~
強くて自慢の父さんだったのに…~
なのに…屍兵には負けちゃったんだから…▼~
:[ヴェイク]|ノワール…~
そいつはすまなかった…▼~
じゃあここは父親として~
名誉挽回といくか!▼~
見てろよノワール!~
敵は全部俺様が蹴散らしてやるぜ!▼~
今の俺様はほんとに~
誰にも負けねぇんだからな!▼~
:[ノワール]|えぇ…父さん。~
ありがとう…▼~
私も…私ももう負けたりしない。~
世界を救うまで、誰にも負けないわ…▼~
***カラムと親子 [#g298ded1]
:[カラム]|ノワール…ここにいたんだね。~
無事で良かった…▼~
:[ノワール]|え…? と、父さん?~
そ、そんなまさか…▼~
一体どうして…?~
まさか、母さんの呪い…?▼~
:[カラム]|ううん…実は僕は、~
別の世界からやってきたカラムなんだ。▼~
この世界は危険だと聞いていたけど…~
ここまでとは思わなかったよ。▼~
:[ノワール]|そうだったの…~
確かに…この世界はとても危険だわ…▼~
:[カラム]|うん…だから君を助けに来たんだよ。▼~
こんな厳しい状況で~
よく頑張ったね、ノワール。▼~
短い間だけど~
君のことを守らせてくれるかい?▼~
:[ノワール]|父さん…ありがとう…~
でも、私を守る必要はないわ。▼~
:[カラム]|えぇっ!?~
な…なんで?▼~
:[ノワール]|さっきも言ったけど、~
この世界はとても危険なの…▼~
父さんはいつも~
みんなのことを守っていた。▼~
軍のみんなを守り、~
屍兵に襲われた町を守り、▼~
そして最期は…~
私の事を守って死んでいったの。▼~
だ…だからもう守ってもらうのは嫌!▼~
また父さんを~
死なせてしまうかもしれないから…▼~
もう父さんが死ぬのは見たくないの…!~
ううっ…ううっ!▼~
:[カラム]|そうだったのか…~
君の気持ちを考えずに…ごめん…▼~
でも大丈夫、~
僕は絶対に死にはしないから。▼~
君の本当の父の分まで、~
生きて、そして君を守るから…!▼~
君はイーリスに帰って、~
宝玉をルキナに渡すんだろう?▼~
僕も、この世界を救いたいっていう~
思いは同じなんだよ…▼~
信じて、ノワール。~
その気持ちが…僕の力になるから…▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
…………▼~
えぇ、わかったわ。~
私、父さんのこと信じる…!▼~
:[カラム]|ありがとう、ノワール…▼~
さぁ、ここは僕に任せて…!▼~
:[ノワール]|わかったわ…~
でもお願い、無茶はしないでね…▼~
***ロンクーと親子 [#n58ea77d]
:[ノワール]|ひっ…! 敵…!?▼~
:[ロンクー]|…人の顔を見るなり~
逃げようとするな。▼~
:[ロンクー]|そこにいるのはノワールなのか?▼~
:[ノワール]|えっ…!? と、父さん…?~
父さんなの? どうして…?▼~
:[ロンクー]|俺は異界から来たロンクー。▼~
別世界の人間ではあるが、~
一時的にお前達を助けにきたんだ。▼~
:[ノワール]|……▼~
本当に…父さんなの?▼~
:[ロンクー]|ああ…と言っても~
すぐには信じられないか。▼~
:[ノワール]|…本当にそうだというのなら、~
少し…確かめさせて。▼~
:[ロンクー]|?? どうした?~
急に手を握ったりして。▼~
:[ノワール]|…拒否しない!?~
や、やっぱり貴方ニセモノね…!▼~
:[ロンクー]|はぁ?▼~
:[ノワール]|だって父さんは女の人が~
ちょっぴり苦手だったもの…▼~
本物の父さんなら、女性に手なんか~
握られたら眉間にしわを寄せるはず…!▼~
:[ロンクー]|どんな判断基準だ…▼~
そもそも俺が、~
娘であるお前が苦手なわけないだろう?▼~
:[ノワール]|あ…▼~
:[ロンクー]|だが、そうか…手を握られても~
眉間にしわを寄せる程度に改善されるのか。▼~
今の俺なら~
間違いなく卒倒するが…▼~
サーリャと…お前の母さんと結婚して、~
かなりましになるようだな。▼~
:[ノワール]|そういえば父さんも…▼~
母さんと結婚して女嫌いが~
ましになったって言ってたわ…▼~
じゃ、じゃあ本当に…?▼~
:[ロンクー]|ああ…だからもっと近くに来い。~
離れられると、守りにくいからな。▼~
いいか、お前だけは必ず守る。~
…この世界の、俺の分まで。▼~
:[ノワール]|と、父さん…~
ううっ…ううっ…▼~
***リヒトと親子 [#sba579e0]
:[リヒト]|ノワール!~
無事で良かった…!▼~
さぁ、ここは僕に任せて~
君は安全な所に行くんだ!▼~
:[ノワール]|だ、誰…?▼~
:[リヒト]|あ! そ、そっか…えっと…~
わかってもらえないかもしれないけど、▼~
僕は違う世界から来た、~
君の父親、リヒトなんだ。▼~
:[ノワール]|えぇっ!?~
あ、貴方が父さんだっていうの!?▼~
し…信じられない…~
だって貴方…まだ子供じゃない!▼~
:[リヒト]|子供扱いしないでよ!▼~
ええとそうじゃなくて…▼~
た、確かに今の僕はただの子供だけど…▼~
でもこの世界の僕が~
どんなだったかわかんないし…うーん…▼~
:[ノワール]|………▼~
:[リヒト]|はぁ…ダメだ。うまく説明できないよ。~
これじゃ確かに信じてもらえないね。▼~
…でもいいんだ。~
君を守れたらそれでいい。▼~
それに、信じてもらえてもすぐ~
元の世界に戻らなくちゃいけないし。▼~
それに…これから行動で見せてあげるよ。~
父親は男らしく背中で語るってね!▼~
:|'''(リヒト退場)'''
:[ノワール]|ま、待って…!▼~
:|'''(リヒト再登場)'''
:[リヒト]|どうしたの?▼~
:[ノワール]|わからない…わからないけど、~
このまま別れたらダメな気がして…▼~
それに、ちょっとだけ…似てたの。~
男らしくあろうとするその姿が、父さんに。▼~
だから信じるわ…▼~
少しの間…力を貸してくれる?~
…父さん。▼~
:[リヒト]|……ノワール……!▼~
…うん! 僕頑張るよ!!▼~
じゃあさっさと敵を倒しちゃうから、~
父さんの勇姿よーく見ててよね!▼~
:[ノワール]|えぇ…!▼~
***ガイアと親子 [#ua53e464]
:[ノワール]|と、父さん…?~
そんなまさか…?▼~
:[ガイア]|ノワールか…信じられないだろうが、~
俺は異界から来たガイア。▼~
つまり別世界でのお前の父親だ。▼~
:[ノワール]|…し、信じられないわ。~
こんなの、敵の罠に決まってる…!▼~
:[ガイア]|…これだけの砂糖菓子を~
持っていてもか?▼~
:[ノワール]|確かに父さんはよく~
私にお菓子をくれた…▼~
でも、そんなもの幾らでも~
偽物を用意することはできるはずよ…!▼~
:[ガイア]|じゃあその辺の扉を~
ちょちょいと開けてみるってのは?▼~
:[ノワール]|それも盗賊なら~
誰でもできるはず…!▼~
:[ガイア]|参ったな…▼~
!! うっ、さっき菓子を~
食べ過ぎたせいか…突然鼻血が…▼~
:[ノワール]|…と、父さんなのね!▼~
:[ガイア]|…おい、それで信じるのかよ?▼~
:[ノワール]|だ、だって…昔から父さん~
よく鼻血を出してたから…▼~
:[ガイア]|そうか、~
まぁ信じてくれて良かった。▼~
この状況を乗り切るため、手を貸すぜ。~
ノワール。▼~
:[ノワール]|うん…お願いするわ、父さん。~
例え別人でも、会えて嬉しい…▼~
…でも、戦うのは鼻血が~
止まってからにしてね…▼~
***グレゴと親子 [#iaa5541f]
:[グレゴ]|お、ノワールじゃねぇか!▼~
:[ノワール]|ま、まさか…~
父さんなの…?▼~
:[グレゴ]|ああ。ただし、異界から来たっつー~
とんでもねぇ事情つきだがな。▼~
俺はここよりも~
かなり過去の世界から来たんだ。▼~
:[ノワール]|ここより昔の…異界から。▼~
:[グレゴ]|武器も無い中でよく絶えた。~
しぶといとこは俺に似たみてぇだな。▼~
ちょっとの間だが、~
この場を切り抜ける助けをさせてもらうぜ。▼~
:[ノワール]|た、助けに来てくれたんだ…~
ううっ…ううっ…▼~
:[グレゴ]|そう泣くなって…~
俺ももらい泣きしちまうだろ?▼~
:[ノワール]|すみません…~
父さんに会えて…懐かしくてつい…▼~
あら…? 懐かしい…?▼~
そういえば父さん、過去から~
来たにしてはあんまり変わらないような…?▼~
:[グレゴ]|あ? それって、あんまり俺が~
老けなかったってことか?▼~
:[ノワール]|え、えと…いえ、どちらかというと~
元から老け顔だったというか…▼~
:[グレゴ]|ありゃー、実の娘に言われるとは~
お父さんショックだわ…▼~
けどよ、今の俺の方が~
この世界の俺より若いのは確かだ。▼~
お前の知ってるグレゴ以上に~
力になれると思うぜ!▼~
大船に乗った気でいてくれよ!▼~
:[ノワール]|う、うん…父さん、頼もしい!▼~
***リベラと親子 [#le84e47f]
:[リベラ]|そこにいるのはノワールさん…?~
ノワールさんなのですね?▼~
:[ノワール]|と…父さんなの?▼~
:[リベラ]|ああ…神よ、この異界で~
我が子と出会えた奇跡に感謝致します。▼~
:[ノワール]|で、でもどうして…?~
父さんはもういないはずなのに…▼~
:[リベラ]|私はこの世界とは別の世界から~
やってきました。▼~
神竜ナーガ様の~
尊いお力をお借りして。▼~
:[ノワール]|!! 神竜…▼~
:[リベラ]|あまり長い時間はいられませんが…~
ノワールさん、安心して下さい。▼~
あとは父が神の御旗の下に~
敵を蹴散らして参ります。▼~
安心して休んでいて下さい…▼~
:[ノワール]|それは…それは嫌っ!▼~
:[リベラ]|…えっ?▼~
:[ノワール]|そうやって、いつもいつも~
神に祈って神の名のもとに戦って…!▼~
そして父さんは~
神の御許に逝ってしまった…!▼~
私は神様なんて大嫌いよ…!▼~
本当に神様がいるのなら、~
どうして今まで助けてくれなかったの!?▼~
どうして父さんを~
守ってくれなかったの…!?▼~
置いていかれた私と母さんが~
どんな気持ちだったか…▼~
母さんまで神の元に旅立った時の~
私がどんな気持ちだったか…▼~
あなたにはきっとわからないわ!!▼~
:[リベラ]|…………▼~
:[ノワール]|わ、私はただ…~
二人に傍にいてほしかったの。▼~
神様なんていなくてもいい、~
父さんと母さんがいれば良かったのに…!▼~
:[リベラ]|すみませんでした…~
ノワールさん。▼~
あなたの仰ることはもっともです。~
言い改めましょう。▼~
今私が戦う理由に、~
この際、神は関係ありません。▼~
私はこの世界とあなたを守るため、~
戦況を変えたいのです。▼~
武器を持たぬあなたを、ここに~
放っていくことなんてできるはずがありません。▼~
神のためではない…私自身のために、~
あなたを守らせて下さいますか?▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
…わかったわ。ありがとう…▼~
さっきは神様を否定するようなことを言って~
ごめんなさい…▼~
:[リベラ]|…大丈夫ですよ。~
神は全てをお許しになります。▼~
さぁ、それでは私は屍兵どもを~
せん滅して参ります!▼~
ノワールさんはどうか~
安全な場所へ!▼~
***ヘンリーと親子 [#l6ae54cf]
:[ヘンリー]|あ、ノワールだ~。~
良かった、無事だったんだね~。▼~
:[ノワール]|な、なに…!?▼~
:[ヘンリー]|そんなに怯えないでよ、ノワール。▼~
僕は敵じゃない。ナーガの力を借りて~
異界から来た、君のお父さんだよ~。▼~
:[ノワール]|ひぃい、これもきっと罠だわ…~
父さんの姿をした幻に決まってる!▼~
:[ヘンリー]|あれっ、信じてくれないの?▼~
:[ノワール]|だ…だって父さんは~
死んだはずだもの…!▼~
:[ヘンリー]|そうか~。~
やっぱり信じられないか~。▼~
いいよ、疑り深いのは~
戦争において間違いじゃないからね。▼~
:[ノワール]|だって…まだ炎の紋章も無いのに~
ナーガ様が助けてくれるだなんて、▼~
そんなことあるわけない…▼~
屍兵のように呪いの力とかで~
生き返った方が、まだ現実味があるわ…▼~
:[ヘンリー]|へぇ、そうなんだ~。▼~
呪いが一番信用できるだなんて、~
さすが僕とサーリャの子だね~。▼~
ならそれでもいいよ~。~
僕は屍兵と同じで~す。▼~
:[ノワール]|ええっ…!?▼~
:[ヘンリー]|僕は君を助けられたら~
それでいいんだ~。▼~
例え屍兵のように、呪いで~
生き返った者だと思われてもね~。▼~
:[ノワール]|………!▼~
:[ヘンリー]|…僕は大切な娘が助けられれば、~
それでいいんだよ、ノワール…▼~
:[ノワール]|………う、ううっ。▼~
…と、父さん! ごめんなさい!~
信じる、私…信じるわ…!▼~
呪いだなんて言ってごめんなさい…!▼~
:[ヘンリー]|あれっ? 信じてくれるんだ?~
嬉しいな…ありがとう。▼~
:[ノワール]|えぇ…そんな事を言う人が~
偽者のわけないもの…▼~
だからお願い、~
力を貸してくれる…?▼~
:[ヘンリー]|もちろんだよ、ノワール!▼~
君だけは、どんな呪いを使ってでも~
守ってみせるよ!▼~
***ドニと親子 [#v058a2d2]
:[ドニ]|そこにいるのはノワールだべか!▼~
:[ノワール]|な、なに…!?~
あなたは、父さん…!?▼~
き、貴様…死んだはずでは!?▼~
:[ドニ]|うわぁ!~
なんでキレるんだべ!?▼~
というか…こっちのノワールも~
お守り無しでこうなれるんだべな…▼~
…と、それより聞いてほしいんだべ!~
おらは異界からきたドニだ!▼~
短い間だけども、~
あんた達を助けに来たんだべ!▼~
:[ノワール]|異界だと!?~
そんなことはどうでも良いのだ!▼~
よくおめおめと我の前に~
その姿を見せられたな!▼~
貴様は妻と娘を置いて~
さっさと死んでしまった!▼~
置いていかれた家族の~
悲しみを考えた事はあるのか!?▼~
:[ドニ]|ノワール…~
どうして…泣いてるんだべ…?▼~
:[ノワール]|こ、これは泣いているのではない!~
室内の埃が目にしみているだけだ…!▼~
そう…ただ、~
それだけなのだ…▼~
ううっ…ううっ…▼~
:[ドニ]|すまねぇだ…▼~
世界は違っても、おれが家族を置いて~
先に死んじまったのは事実だべ。▼~
ならばせめて今だけは、~
代わりにしっかり守らせてもらうべ!▼~
:[ノワール]|と、父さん…~
もう死なないでね…▼~
:[ドニ]|ああ、もちろんだべ!▼~
***ノワール [#v826156f]
:[ノワール]|負けないで、異界の私…▼~
きっと驚かせてしまうから~
この姿を見せることはできないけれど…▼~
貴方のことは私が守ってみせる…~
絶対に死なせたりしないから…▼~
…………▼~
それにしてもこの建物…~
どこかで見たような気がすると思ったら、▼~
私たちが宝玉を持って帰る時に~
少しだけ休んだ建物と同じだわ。▼~
あの時は、ここに泊まっていこうかという~
話になったのだけれど…▼~
何となく…何となく嫌な予感がして~
すぐに立ち去ったんだった…▼~
私たちも同じような未来にいたけれど…~
ほんの少しだけ幸運だったのね…▼~
この世界の私は、もしかしたら~
より悪い方の選択肢を選び続けているのかも…▼~
もしそうだとしても、~
最悪の結果にはさせないわ…▼~
こんな所で終わりにならないよう、~
もっと頑張らなくちゃ…▼~
**ンンと会話 [#i7e38c78]
***ノノ [#n67946c4]
:[ノノ]|そこにいるのは、ンンだね!▼~
:[ンン]|あなたは、お…お母さん?~
どうしてここに?▼~
:[ノノ]|あのね、~
ノノもよくわかんないんだけど、▼~
ンンが危ないみたいだから~
異界ってとこから助けに来たの!▼~
でもずっとここにはいられないから~
またすぐ戻らないといけないんだ!▼~
:[ンン]|にわかには信じがたい話ですが…▼~
お母さんが異界という所から~
来た人だとはわかりました。▼~
:[ノノ]|さすがンン、おりこうさんだね!▼~
:[ンン]|でもお母さん、~
助けはいらないのです。▼~
:[ノノ]|ええっ? なんで?~
ノノ戦えるよ?▼~
:[ンン]|ここにいる屍兵は強力な者達ばかり…~
お母さんに迷惑はかけられないのです。▼~
:[ノノ]|なんでなんで?~
ノノ弱そうに見える?▼~
あ、こっちのノノはもっともっと~
強そうだったとか?▼~
:[ンン]|…この世界のお母さんは、~
私が物心つく前に死んでしまいました。▼~
だから私、お母さんのことを~
肖像でしか知りません。▼~
強そうだったかどうかなんて…~
わからないのですよ。▼~
:[ノノ]|!! そ、そうなんだ…~
ごめん…▼~
:[ンン]|…だから嫌なのです。こんな奴らと戦って、~
またお母さんが死んだらと思うと。▼~
だから…だから早く帰るのです!▼~
:[ノノ]|…い、いやだよ!▼~
:[ンン]|お母さん!▼~
:[ノノ]|だって、それでもノノは、~
ンンを助けたいんだもん!▼~
大好きだから、~
守りたいんだもん!▼~
…それにね、聞こえるんだ、~
この世界のノノの声。▼~
ノノの分までンンを頼んだよって!▼~
:[ンン]|!! お母さんが…▼~
:[ノノ]|ノノ二人分の想いがあるんだもん、~
負けるわけないよ!▼~
だからもっと頼って。お母さんに。~
いいでしょ? ンン…▼~
:[ンン]|…………▼~
お、お母さん…~
頼っていいんですか?▼~
:[ノノ]|もちろんだよ!~
心配しないで、お母さんに任せて?▼~
:[ンン]|はい…お母さん。~
ありがとうなのです…▼~
本当は私…~
嬉しかったのです…▼~
お母さんが助けに来てくれて…~
また会えて…嬉しいのですよ…▼~
***マイユニット(男性・俺)と親子 [#e8afced4]
:[ルフレ]|そこにいるのは…~
お前は、この世界のンンだな…!▼~
:[ンン]|ま、まさか…~
お父さんなのですか…?▼~
:[ルフレ]|よしよし、辛い思いをさせてしまったな。~
すまなかった…ンン。▼~
:[ンン]|お父さん…! お父さん…!~
うっ…うわぁぁぁん…!▼~
:[ルフレ]|俺はこんな小さな子を~
独りにさせてしまうのか…▼~
:[ンン]|お父さん…私、お父さんのこと~
ずっと死んだと思っていたのです…▼~
でも、生きていたのですね…?~
良かった…良かったのです…!▼~
:[ルフレ]|!!ンン…~
すまん…違うんだ…▼~
俺は別世界の人間だ。~
だからお前の父親とは別の存在。▼~
この戦いが終われば~
元の世界に戻らなくてはならない…▼~
:[ンン]|…じゃあ、私のお父さんは~
やっぱり…▼~
:[ルフレ]|せっかくお前を助けに来たのに、~
悲しませるようなことばかりしてすまない。▼~
でも今は、今だけはこうして~
お前と一緒にいるから…!▼~
:[ンン]|いえ、私は聞きわけの良い子なのです。~
だから…もう大丈夫なのです。▼~
こうして会いに来てくれただけで、~
私は幸せなのです…▼~
:[ルフレ]|…良い子だな、ンンは。▼~
でも、その裏で一体どれだけの~
涙を流してきたんだ…▼~
その気持ちに報いるためにも、~
俺は必ずお前を守る。▼~
もうこれ以上、辛い思いなんて~
させたくない…!▼~
:[ンン]|ありがとうです…お父さん…▼~
そんなこと言われたら…~
また…涙が出てくるのです…▼~
えへへ…~
でも、お父さんも泣いてるのです…▼~
:[ルフレ]|そうだな…ンンとおんなじだな…▼~
***フレデリクと親子 [#s8387564]
:[ンン]|まさか…? お父さん!?~
お父さんなのですね?▼~
:[フレデリク]|ンンさん…~
この世界のンンさんですね。▼~
私は、異界と呼ばれる別世界から~
貴方を守るためにやってきました。▼~
:[ンン]|別世界…という事は、~
本当のお父さんではないのですか?▼~
:[フレデリク]|ええ…ですが、せめて父親らしく~
娘の貴方を守らせて下さい…!▼~
:[ンン]|では本当の…本当のお父さんは~
どこに…いるのですか?▼~
:[フレデリク]|!! それは…▼~
:[ンン]|…いえ、ごめんなさいです。~
私のお父さんはもういないのです。▼~
私は聞きわけの良い子ですから、~
それぐらいわかっているのですよ。▼~
でも…初めて生きている~
お父さんを見て…▼~
本当のお父さんも~
こんな人だったのかなって…▼~
本当のお父さんの話し方も~
こんな感じだったのかなって…▼~
:[フレデリク]|…話し方…私のですか…?▼~
:[ンン]|そうなのです…▼~
私…私は…よそのおうちで~
ずっとお世話になっていたですから…▼~
お父さんみたいに丁寧に話せば~
嫌われたりしないかなって思って…▼~
お父さんのことを知っている人に聞いて…~
必死で真似ていたのですよ…▼~
ううっ…ううっ…~
お父さん…お父さん…▼~
本当のお父さんに~
会いたいのです…▼~
:[フレデリク]|…申し訳ありません。~
私と出会ってしまったせいで、▼~
貴方の辛い記憶を呼び覚まして~
しまったのですね…▼~
:[ンン]|…いえ、私もみっともなく~
泣いたりしてごめんなさいなのです。▼~
本物のお父さんではないですが、~
一目会えて良かったのです。▼~
こんな奇跡みたいなこと、あるのですね…~
おかげで勇気がわいてきたのです。▼~
:[フレデリク]|ンンさん…貴方は本当に~
いじらしい子ですね…▼~
お詫びの印には~
ならないかもしれませんが、▼~
貴方のことは~
私が必ずお守り致します!▼~
大事な娘の貴方を…!▼~
:[ンン]|お父さん…!~
ありがとうなのです…▼~
***ヴィオールと親子 [#h7b32079]
:[ヴィオール]|おや…そこを行くは貴族の娘、この世界の~
我が子ンンくんではないかね?▼~
:[ンン]|あなたは…まさか、~
お父さんなのですか…!?▼~
:[ヴィオール]|私は正確には君の父親ではない。▼~
異界からやってきた~
別世界のヴィオー…▼~
ぐふっ!?▼~
:[ンン]|お、お父さーん!~
お父さん! お父さん!▼~
ううっ…ううっ…うわーんっ!!▼~
:[ヴィオール]|あ、会うなり突然~
抱きついてくるとは…▼~
いやはや、もてる男は辛いねぇ…▼~
:[ンン]|お父さん、お父さん!~
異界の人でも構わないのです!▼~
ひと目…ひと目会えて~
嬉しいのです!▼~
生きて動くお父さんを見るのは~
初めてなのです…!▼~
:[ヴィオール]|ンンくん…人を珍しい動物のように~
言わないでくれたまえ…▼~
それに、抱きついてくれるのは嬉しいが…~
これ以上は止めておいた方が良いだろう。▼~
:[ンン]|なぜなのですか?▼~
:[ヴィオール]|君の本当の父親は、今も君のことを~
空の上で見守っているだろう?▼~
これ以上君に甘えられてしまっては…~
彼に嫉妬されてしまうからね?▼~
:[ンン]|!!▼~
…はい。そうですね。~
ううっ…ぐすっ…▼~
えへへ…もう大丈夫なのです。~
急に泣いたりしてごめんなさいなのです。▼~
:[ヴィオール]|ンンくん…いい子だ。▼~
それでこそ優雅にして~
気品あふれる我が子だよ。▼~
:[ンン]|うふふ…お父さん、~
実の親として振舞いたいのか、▼~
私と距離を置きたいのか、▼~
どっちかはっきりするのです。▼~
:[ヴィオール]|これは一本取られたね。▼~
さぁンンくん、今はこの窮地を~
脱しようではないか。▼~
父も最大限協力しよう。▼~
:[ンン]|お願いするのです、お父さん!▼~
***ソールと親子 [#b02a4811]
:[ソール]|ンン、無事だったのかい!~
良かった…!▼~
:[ンン]|お父さん…?~
お父さんなのですか?▼~
お、お父さん…っ!!▼~
:[ソール]|ははは、急に抱きついてこれるなら~
まだ元気はあるみたいだね。▼~
:[ンン]|で、でもどうしてここにいるですか?~
天国から私を迎えに来たですか?▼~
:[ソール]|いや、お迎えなんかじゃないよ。~
信じてもらえないかもしれないけど…▼~
僕は異界から来たソール。~
だから正確には君の父親ではないんだよ。▼~
:[ンン]|…えっ?~
い、異界…?▼~
:[ソール]|うん…だからもう少ししたら~
戻らなければならないんだ。▼~
もちろん、来たからには~
この状況を打破してからだけど。▼~
:[ンン]|…あまり一緒にいられない事は~
わかりました…▼~
でも、お父さん…~
今だけは…▼~
:[ソール]|ああ…いいよ。~
僕の胸で良ければ貸すからね…▼~
でも、こんなにすぐに~
信じてくれるとは思わなかったよ。▼~
君にどう説明しようか~
さっきまですごく悩んでたけどなぁ。▼~
:[ンン]|…わかるですよ。▼~
私はお父さんのことを~
肖像でしか知りませんが…▼~
その腕に抱かれた記憶も、~
声を聞いた記憶もありませんが…▼~
でも…でも、このぬくもりは…~
お父さんなのです。▼~
覚えていなくても…生きる世界が~
違っていても…お父さんなのです。▼~
わからないわけが…ないのですよ…▼~
:[ソール]|ンン…▼~
:[ンン]|も…もう止めておくのです。▼~
:[ソール]|ど、どこに行くんだい?~
近くにいないと守れないよ。▼~
:[ンン]|もうお父さんとは話をしないことに~
したのです。▼~
:[ソール]|な、なぜ…?▼~
:[ンン]|これ以上はできないのです…▼~
これ以上一緒にいたら…~
離れたくなくなってしまうのです…▼~
:[ソール]|…………▼~
…わかったよ。なら、ここからは~
異界の戦士として…仲間として、▼~
君を守らせてもらうからね。▼~
:[ンン]|ありがとうなのです…~
異界のお父さん。▼~
一目会えて…嬉しかったのです…~
私、あなたのこと、絶対に忘れません…▼~
***ヴェイクと親子 [#x16dd42e]
:[ヴェイク]|お前が異界のンだな!?▼~
:[ンン]|も、もしかして…!?~
お父さんなのですか…?▼~
そ、そんなまさか…!?▼~
:[ヴェイク]|俺様はこことは別の世界から~
やってきたヴェイクだ。▼~
だからお前の父親って事にはならねーかも~
しれねぇけどな。▼~
:[ンン]|別の世界の…お父さん?▼~
:[ヴェイク]|しかしお前も俺様に似て~
賢そうな面構えしてやがるぜ。▼~
:[ンン]|お父さんにだけは~
似てない自信があるのです…▼~
:[ヴェイク]|なにー!?▼~
:[ンン]|しかも竜であること以外は~
特にお母さんにも似ていないです…▼~
どうして二人から生まれたのか~
まったくもって謎なのです…▼~
:[ヴェイク]|なんだお前…俺様たちの~
娘かどうか疑ってんのか?▼~
:[ンン]|だって…だって私、~
一度諦めてしまいました。▼~
助けなんか来るわけない、~
宝玉も持って帰れないって…▼~
お父さんもお母さんも、~
誰かに負けることは大嫌いだったのに…▼~
:[ヴェイク]|…確かに、俺様とノノの本当の娘なら、~
あっさり負けを認めるのは妙だな。▼~
俺様とノノは2人揃って~
馬鹿みてぇに負けず嫌いだから。▼~
:[ンン]|…っ!!▼~
:[ヴェイク]|だが、俺様たちはきっと、その性格のせいで~
こうやってお前を独りにしている。▼~
だからお前が慎重になるのは~
何も悪い事じゃねぇんだ。▼~
けどよ…お前は~
本当は諦めたりなんかしてない。▼~
心の奥では何とかできると思っていた。~
本当は宝玉を持ち帰れると信じていた。▼~
そうだろ?▼~
でなきゃ、竜石も無い状態で~
お前がここまで粘れるわけがねぇ。▼~
:[ンン]|お、お父さん…▼~
:[ヴェイク]|お前がその胸に閉じ込めてる~
熱い気持ちは…俺様たちにそっくりだ。▼~
安心しろ、ンン。お前は確かに、~
俺様とノノの愛の結晶だよ。▼~
:[ンン]|う…、うう!~
お父さん…! お父さん…!▼~
私…私、負けたくないのです…~
こんな奴らに、負けたくないのです…!▼~
:[ヴェイク]|よしよし…ンン。良い子だ…~
泣きたいだけ泣け…▼~
お前の悔しさは俺様が取り返す。▼~
俺様が絶対に、~
お前を負けさせたりなんかしねぇからな。▼~
***カラムと親子 [#u69c135f]
:[ンン]|お、お父さん…!?~
お父さんなのですか!?▼~
:[カラム]|ンンだね…~
会えて良かった…▼~
:[ンン]|どうしてなのですか? お父さんは~
ずっと前に死んでしまったはず…!?▼~
:[カラム]|うん、僕はこの世界の~
カラムじゃないんだ。▼~
異界から一時的にやってきた~
別世界のカラムなんだよ。▼~
:[ンン]|別世界…なら私もそっちの世界に~
連れていって下さいなのです…!▼~
私は…私は~
お父さんとお別れしたくないのです…▼~
:[カラム]|できることなら、僕だって~
そうしたい…▼~
でも、僕の力では君をこちらの世界に~
呼びよせることはできないんだ…▼~
ごめん…君に何もしてあげられない~
ダメな父親を許しておくれ…▼~
:[ンン]|……お父さん。▼~
ううん…今のは冗談なのです。~
私はこの世界でもやっていけるのです。▼~
:[カラム]|ンン…君はいつもそうやって~
自分の気持ちを押し殺してきたのかい…?▼~
僕もノノもいない世界で、~
そうやって生きるしかなかったんだね…▼~
この世界の僕とノノは、~
さぞかし無念だったことだろう…▼~
でも大丈夫だよ…今は、~
今だけは、強がりを言わなくても。▼~
今ここにいるのは、~
父さんだけだからね…▼~
:[ンン]|お父さん…お父さん…▼~
う、うう…うわーん!▼~
:[カラム]|ンン…▼~
僕が元の世界に戻っても、~
君のことは絶対に忘れない。▼~
強く…強く生きるんだよ…▼~
***ロンクーと親子 [#l80068f4]
:[ロンクー]|
ンンか…▼~
:[ンン]|
えっ…まさか…お父さん?▼~
:[ロンクー]|
俺は異界から来た別世界のロンクー。
だから正確にはお前の父では…▼~
…!!
:[ンン]|
お父さん…お父さん!
ううっ…ううっ…!▼~
お父さんの胸…あったかいのです…
会えて嬉しいのです…お父さん…っ!▼~
:[ロンクー]|
…ンン。
俺の事を父親だと思ってくれるのか?▼~
:[ンン]|
だって…別人でも、
お父さんはお父さんなのです…!▼~
私…嬉しいです…この目で
生きているお父さんを見られるなんて…!▼~
でも…肖像で見たお父さんはもっと
優しそうな目つきの人だったと思います…▼~
あなたはちょっと怖いのです…▼~
:[ロンクー]|
今の俺は怖い…か。
だがそれは…逆を言えば、▼~
お前が生まれて俺がこれから
変わっていくという事なのだろう。▼~
:[ンン]|
そうかもしれないですね。▼~
…ちょっと怖いけど今のお父さんも
とても素敵ですよ。▼~
さすが私のお父さんなのです。
…うふふ…。▼~
:[ロンクー]|
そうか…
…どうしてだろうな。▼~
娘が相手だと、女が苦手などという
感情は吹っ飛ぶ。▼~
素直に嬉しいと思えるな。▼~
:[ンン]|
私も、お父さんに会えて嬉しいのです。▼~
こんなことって…あるのですね。▼~
:[ロンクー]|
…この世界のロンクーは
お前を独り置いて死んだと聞く。▼~
代わりにはなれないが、
今この時だけはお前のために戦わせてくれ…!▼~
:[ンン]|
もちろんなのです、お父さん。
助けに来てくれて…ありがとうです。▼~
***リヒトと親子 [#l66b6ac3]
:[リヒト]|君は…ンン…!?~
この世界のンンだね!?▼~
:[ンン]|もしかして…お父さん?~
これは…夢なのですか?▼~
:[リヒト]|ううん、夢じゃないよ。▼~
でも…僕は異界から来た~
別世界のリヒト。▼~
だから君の本当の~
お父さんではないんだ…▼~
:[ンン]|それくらいわかるのです。▼~
ンンの本当のお父さんは、~
こんなに子供じゃありませんでしたから。▼~
:[リヒト]|そ、そっか…あーあ、娘にまで~
子供扱いされちゃうなんて…▼~
:[ンン]|でもお母さんから聞いているのです。~
お父さんとお母さんは▼~
昔からすごく仲良しで、~
お似合いの夫婦だったって。▼~
:[リヒト]|そうなんだ…それは嬉しいよ。▼~
:[ンン]|だからンンが約束するのです。~
お父さんは将来立派なお父さんになるって。▼~
:[リヒト]|うん、ありがとう!▼~
娘を助けるために来て、逆に~
励まされるなんて思わなかったよ。▼~
:[ンン]|うふふ…ンンも若いお父さんを~
励ますなんて、思わなかったのです!▼~
こんな嬉しい気持ちになるの、~
久しぶりなのです…▼~
:[リヒト]|じゃあ励ましてくれたお礼に、~
ここの敵はみんな僕に任せて!▼~
立派なお父さんになれるって聞いたら~
なんだか力がわいて来ちゃった!▼~
ナーガ様にお願いされて~
来た甲斐があったよ!▼~
:[ンン]|ナーガ様に…!?~
そう…そうなのですね…▼~
奇跡みたいなことは、~
本当に起こるのですね。▼~
私…もう一度信じてみるのです。▼~
ありがとうです、~
お父さん、ナーガ様…▼~
***ガイアと親子 [#me1a7127]
:[ンン]|お父さん…!?~
あなたは、お父さんですか!?▼~
:[ガイア]|お前はこの世界の…ンンか。▼~
:[ンン]|きっとこれは幽霊なのですね…~
でも、それでも構わないのです。▼~
お父さん…~
会いたかった…会いたかったのです!▼~
ううっ…ううっ!▼~
:[ガイア]|いや、俺は残念ながら幽霊じゃない。~
だが、この世界の人間でもない。▼~
俺は異界からやって来たガイア。▼~
お前の父親と同一人物ではあるが、~
別人でもあるんだ。▼~
:[ンン]|異界の…お父さん?▼~
:[ガイア]|あぁ。俺はお前を助けるために~
ここまで来た。▼~
死んでしまったこの世界の俺の~
代わりにはなれないが…▼~
お前がここを脱出するための~
手伝いならできる。▼~
…ほら、これは俺の大事な砂糖菓子だ。~
それでも食って安全な場所で待ってろ。▼~
:[ンン]|…これはお父さんが昔~
好きだったと聞いていたお菓子なのです。▼~
:[ガイア]|そうか。▼~
:[ンン]|お父さんは私に思い出の一つも~
くれなかったですから…▼~
寂しくなるとこのお菓子を買ってきて、~
お父さんを思いながら食べたですよ…▼~
だから…これは私にとっては~
唯一のお父さんの思い出…▼~
:[ガイア]|ンン…▼~
:[ンン]|お父さんの…~
お父さんの味なのです…▼~
う、うわーん!▼~
:[ガイア]|ンン…~
泣いてくれ…泣いていいんだ。▼~
お前が泣き止むまで…ずっと~
こうしていてやるからな。▼~
***グレゴと親子 [#f60e12df]
:[グレゴ]|お前がこの世界のンンか…▼~
:[ンン]|お父さん!?~
お父さんなのですか!?▼~
:[グレゴ]|あぁ…と言ってやりたいとこだが、~
正確にはお前の父親じゃねぇな。▼~
俺は異界から一時的にやってきただけ、~
お前の父親とは別人なんだよ。▼~
:[ンン]|異界…そうなのですか…~
そんな…奇跡みたいなことが…▼~
:[グレゴ]|ったくよぉ…こっちの世界のお前も、~
俺に全然似てねぇんだな。▼~
…まぁ当たり前だけど。▼~
:[ンン]|お父さんは娘が自分に似てないと~
思っているのですか?▼~
:[グレゴ]|似てねぇだろ? むしろ似なくて~
良かったって思ってるぜ。▼~
:[ンン]|そんなことはないのです!▼~
お父さんの、正義のために闘う意思…~
仲間を想う優しい気持ち…▼~
ちゃんと私には~
受け継がれているのです…!▼~
:[グレゴ]|…………▼~
そうか…▼~
:[ンン]|お父さん…? なぜ後ろを向いて~
天井を見上げているのですか?▼~
:[グレゴ]|うっ…ううっ、ううっ。~
…な、なんでもねぇよ!▼~
そんなことよりンン、~
お前は早く安全な所に行け。▼~
宝玉を持って…~
イーリスに帰るんだろ?▼~
あとは父さんが化け物をみーんな~
とっちめてやるからよ。▼~
…いいかンン、奇跡ってやつは起こるんだ。~
諦めさえしなければ、必ずな。▼~
だからもう…もう二度と~
諦めるんじゃねぇぞ!▼~
:[ンン]|!!!▼~
お父さん…▼~
…はいなのです!~
私、もう諦めたりしないのですよ!▼~
***リベラと親子 [#tf355617]
:[リベラ]|貴方はンンさん…!~
この世界の、ンンさんですね…?▼~
:[ンン]|お父さん…~
お父さんなのですね!?▼~
お父さん…! お父さん…!~
ううっ…ううっ…!▼~
:[リベラ]|すみません…泣きじゃくるわが子に~
告げるのは酷なのですが…▼~
私は異界からやってきた者なのです。~
正確には、あなたの父親ではありません…▼~
:[ンン]|異界…という事は、この世界の~
お父さんではないという事ですか?▼~
:[リベラ]|はい…ただ短い間ではありますが、~
あなたを精一杯手助け致しましょう。▼~
:[ンン]|そうだったですか…▼~
わかりました…ではお言葉に甘えて~
力を貸してもらうです…▼~
例え別人でも、お父さんに~
会えて良かったのです…▼~
おかげで私のこの話し方も、~
お父さんに似ているとわかりました…!▼~
うふふ…▼~
:[リベラ]|ふふっ…そうですね。▼~
ンンさんの話し方は、~
私とそっくりです。▼~
しかし私は…この世界の私に代わって~
あなたに謝らなくてはなりません。▼~
:[ンン]|えっ…?▼~
:[リベラ]|私は両親からの愛情に恵まれない~
幼少期を過ごしてきました…▼~
本来であれば子供に同じような思いは~
させるべきではないというのに…▼~
申し訳ありません…▼~
:[ンン]|いえ、いいのです。▼~
私は、両親の顔は~
お父さんの描いた肖像画でしか知りませんが…▼~
お父さんもお母さんも、~
国のみんなや私を守るため、▼~
必死に戦ってくれたと聞いています…▼~
私はそんな事を~
責めたりしないのです。▼~
:[リベラ]|…ンンさん、~
なんて優しい子なのでしょう。▼~
このような子に育ってくれて、~
ああ、神よ…感謝します。▼~
:[ンン]|神様…▼~
そうだ、神様は~
ほんとに奇跡を起こしてくれたですね…▼~
私、お父さんの娘なのに、~
信じることができませんでした…▼~
ごめんなさい、ナーガ様…▼~
もう遅いかもしれないですが、~
私…もう一度信じるですよ。▼~
神様…お父さんともう一度~
会わせてくれて…感謝しますです…▼~
***ヘンリーと親子 [#n53b23b0]
:[ンン]|お父さん…!~
お父さんなのですか…?▼~
:[ヘンリー]|へぇ、君がこの世界の~
ンンなんだね~!▼~
:[ンン]|でもお父さんは死んだはずなのです…~
何かの呪いなのですか…?▼~
:[ヘンリー]|ううん、呪いじゃないよ~。▼~
僕は異界っていう別世界から、~
一時的に君を助けにやってきたのさ。▼~
僕は君の父親と同一人物だけど、~
別人でもあるんだよ~。▼~
あはは、面白いよね~。▼~
:[ンン]|異界のお父さん…なのですか…▼~
:[ヘンリー]|うん、そうだよ~。▼~
:[ンン]|ならこの世界のお父さんの代わりに、~
答えてほしい事があるのです。▼~
:[ヘンリー]|なになに~?▼~
:[ンン]|お父さんは昔…お母さんと結婚するときに~
マムクートの子供ができたら、▼~
お母さんは独りじゃなくなるって~
言ったことあるですか?▼~
:[ヘンリー]|あ、うん。あるよ~。~
僕にとってはそんな昔じゃないけどね~▼~
:[ンン]|でも結局お母さんは~
死んでしまいました…▼~
:[ヘンリー]|つまり今度はンンが独りになってしまった~
…って事かい?▼~
:[ンン]|いえ…私が言いたいのは~
そのことではないのです。▼~
お母さんはもういないですが、~
私には共に戦う仲間達ができました。▼~
だから心配しないでも大丈夫なのです。~
ンンは強く生きていくのです。▼~
その一言だけはどうしても~
伝えたかったのです…!▼~
:[ヘンリー]|そっか…~
ンンはとても強い子に育ったんだね。▼~
うん。きっとこの世界の僕も~
安心しているはずさ。▼~
僕が言うんだから、~
間違いないよ~!▼~
:[ンン]|はいなのです!▼~
ちゃんとお父さんに伝えられて…~
良かったのです。▼~
:[ヘンリー]|それじゃあ話も終わったことだし、~
ンンは安全な所にいて~。▼~
残りの敵はみんな僕が倒すから~。~
君のことは絶対に守るからね!▼~
:[ンン]|ありがとうです、お父さん。▼~
助けに来てくれて~
本当に嬉しいのです…▼~
ナーガ様の奇跡は、~
本当にあるのですね…▼~
***ドニと親子 [#qa6736d0]
:[ンン]|
無い無い…無いのです。~
あれまで屍兵に盗られたら、私は…▼~
困ったのです…▼~
:[ドニ]|
この石だべか?▼~
:[ンン]|
あ…はい、そうです。▼~
:[ドニ]|
さっき落ちてたのを拾ったんだべ。~
これはンンが大事にしている石だべな?▼~
:[ンン]|
そ、そうなのです。~
お父さんからもらった大事な石で…▼~
竜石みたいな力を持っているわけでは~
ないのですが…▼~
…って、あなたは誰なのですか!?~
それに、どうして私の名前を?▼~
:[ドニ]|
ありゃ、おらとしたことが~
説明するのを忘れてただ…!▼~
ンン、これを見るだよ。▼~
:[ンン]|
それは…
私の石と同じもの…?▼~
:[ドニ]|
おらが将来渡すんだべな…~
おらは異界から来たンンの父親だべ。▼~
:[ンン]|
…どういう事ですか?▼~
:[ドニ]|
ナーガ様の力に導かれて、~
一時的にあんたらを助けに来ただよ。▼~
:[ンン]|
ナーガ様に…!?~
で…でもお父さん若いのです!▼~
おかげで~
誰だか分からなかったのです…▼~
:[ドニ]|
元いた世界はもっと過去だからな。▼~
でも…おらが父親であることに~
変わりはないべ。▼~
:[ンン]|
お父さん…本当…なのですね。~
まさか…こんな奇跡が…▼~
お父さん…会えて嬉しいのです…~
ううっ…ううっ…!▼~
:[ドニ]|
ンン…~
これまでよく頑張ってきただよ。▼~
…おらも少しの間だけでも、父親として~
ンンを守ると、この石に誓うだべ。▼~
:[ンン]|
ううっ…ぐすっ。~
ありがとうなのです…▼~
私も…もう決して諦めないと~
この石に誓うのです…▼~
***ンン [#m3d4792b]
:[ンン]|あれがこの世界の私なのですね…▼~
あんなにボロボロの状態で…~
必死に耐えているのです…!▼~
私も、過去に来る前に~
みんなで宝玉を取りに行ったですが、▼~
この建物に長く留まることはしなかった…▼~
もしあのままい続けたらきっと、~
こんな風に取り囲まれていたのですね…▼~
この世界は私たちの未来と~
似ているようで違う…▼~
本当に、最悪の方向に向けて~
動いているように見えるのです…▼~
でも、だからといってみすみす~
滅びの結末を辿ることはさせないのです!▼~
大丈夫、~
私があなたのことを守ります!▼~
だから、もう少し頑張るのですよ!▼~
**???と会話 [#a1000105]
***マイユニット(男性) [#xc00d187]
:[???]|!?~
あれは、ギムレー様…!?▼~
いや、でもまさかそんな…▼~
だって、この姿はもう~
随分昔の…!▼~
もしかして、ナーガが異界から~
呼び寄せた援軍…なのでしょうか。▼~
あの竜…どこまでも~
面倒な真似をしてくれますね…▼~
ですが、気付いてしまった以上、~
僕はこの人とは戦えません。▼~
すみません、ギムレー様。~
僕は撤退します…▼~
***マイユニット(女性・私) [#i81c5a48]
:[???]|
!! あなたは…!▼
:[ルフレ]|
え?▼
:[???]|
ど、どうして~
このような所にいるのですか!?▼~
ここは危険です!~
早く祭壇にお戻りください!▼
:[ルフレ]|
な、何を言ってるんですか…?▼
:[???]|
あ…あれ?~
あなたはギムレー様じゃ…ない?▼
:[ルフレ]|
誰と勘違いしているのかは~
わかりませんけど…▼~
その人と私は~
きっと別人ですよ。▼~
私はこの世界の人間ではないんです。~
さっき来たばかりの異界の者なんですよ。▼
:[???]|
異界…!?~
では、あなたは異界の…!?▼~
…まさか、異界から援軍が来ているとは…~
早くギムレー様に報告しないと…▼~
…でも…▼
:[ルフレ]|
どうしたんですか?▼
:[???]|
…いや、なんでもありません。▼~
それよりあなた、~
なぜそんな情報を僕に?▼~
僕はあなたの敵かもしれませんよ。▼~
戦場で相手にむやみに情報を与えるのは~
得策とは言えませんね。▼
:[ルフレ]|
そうですね…あなたは顔も見えないですし、~
正直ちょっぴり怪しいです。▼~
でも、敵とは思えないんですよね…▼
:[???]|
…なんですか、その根拠は。~
軍師とは思えない判断ですね。▼
:[ルフレ]|
まぁ、なぜ私が~
軍師だとわかったんですか?▼
:[???]|
…それは。▼
:[ルフレ]|
やっぱり、あなたは私のことを…▼~
いえ、この世界の~
私のことを知っているんですね?▼~
そして、さっきの言動から察するに…~
それはあなたのとても大切な人。▼~
…違いますか?▼
:[???]|
だとしたらどうするんですか。~
脅しでもして情報を吐かせますか?▼~
悪いですが、僕はどんな目に遭っても~
何も言いませんよ。▼~
僕は、自分の意志で決めたんです。~
あの人についていくって。▼~
何があっても、~
最後まで信じるって!▼
:[ルフレ]|
…そうですか。この世界の私が~
いったい何をしているのかは知りませんが、▼~
あなたがそこまで~
信じてくれているのなら、▼~
この世界の私は…~
きっと幸せですね。▼
:[???]|
…!!▼~
そ、そんなこと…~
あなたには…関係ありません。▼
:[ルフレ]|
そうですね…少し立ち入り過ぎました。~
すみません。▼~
…お詫びに、これを差し上げます。▼
:[???]|
これは…▼
:[ルフレ]|
私のお気に入りの本です。~
簡単な戦術が書いてあるんですが、▼~
もし…軍師の傍にいるのなら~
必ず役に立ちます。▼
:[???]|
…いいんですか?~
僕にこんなものを渡して。▼~
ここに書いてあることを~
全て敵に教えるかもしれませんよ。▼~
…いえ、もしかしたらこの策を使って~
僕があなたを…!▼
:[ルフレ]|
…いいえ。~
あなたはそんなことしません。▼
:[???]|
どうしてそう言い切れるんですか!?▼
:[ルフレ]|
あなたも…似てるんですよ。~
私のとっても大事な人に。▼~
だから…きっとそんなことはしません。▼~
こんなこと言ったら、何の根拠もないって~
また呆れられるでしょうか?▼
:[???]|
…………▼
:[ルフレ]|
…長く話しすぎましたね。~
では、私はもう行きます。▼~
あなたと話せて、良かった…▼
:[???]|
あ、ちょっと待ってくださ…!▼~
この本、もう持ってるんですよね…~
ずっと前に、あなたがくれたんですよ。▼~
この書き込みも、~
ページの折り目も…おんなじ、ですね。▼~
参りました…~
こんなことされたら、もう、戦えません…▼~
今まで誰に何を言われても~
揺らがなかったのに、▼~
仲間や友達を手に掛けてでも~
この道を貫くと決めたのに…▼~
あなたのせいですよ…~
…母さん。▼~
優しかった頃のあなたに、~
僕が逆らえるわけがない…▼~
ギムレー様…すみません。~
僕は撤退します。▼~
ですが、あなたへの忠誠は~
決して揺らぎません。▼~
この罪を償うため、どんな罰でも~
受け入れる覚悟はできています…▼
***マイユニット(女性・あたし) [#xec031f0]
:[???]|!! あなたは…!▼~
:[ルフレ]|え?▼~
:[???]|ど、どうして~
このような所にいるのですか!?▼~
ここは危険です!~
早く祭壇にお戻りください!▼~
:[ルフレ]|な、何を言ってるの…?▼~
:[???]|あ…あれ?~
あなたはギムレー様じゃ…ない?▼~
:[ルフレ]|誰と勘違いしているのかは~
わからないけれど…▼~
その人とあたしは~
きっと別人よ。▼~
あたしはこの世界の人間じゃないの。~
さっきここに来たばかりの異界の者なのよ。▼~
:[???]|異界…!?~
では、あなたは異界の…!?▼~
…まさか、異界から援軍が来ているとは…~
早くギムレー様に報告しないと…▼~
…でも…▼~
:[ルフレ]|どうしたの?▼~
:[???]|…いや、なんでもありません。▼~
それよりあなた、~
なぜそんな情報を僕に?▼~
僕はあなたの敵かもしれませんよ。▼~
戦場で相手にむやみに情報を与えるのは~
得策とは言えませんね。▼~
:[ルフレ]|そうね…あなたは顔も見えないし、~
正直ちょっと怪しいわ。▼~
でも、敵とは思えないのよね…▼~
:[???]|…なんですか、その根拠は。~
軍師とは思えない判断ですね。▼~
:[ルフレ]|あら、なぜあたしが~
軍師だってわかったの?▼~
:[???]|…それは。▼
:[ルフレ]|やっぱり、あなたはあたしのことを…▼~
いえ、この世界の~
あたしのことを知っているのね?▼~
そして、さっきの言動から察するに…~
それはあなたのとても大切な人。▼~
…違う?▼~
:[???]|だとしたらどうするんですか。~
脅しでもして情報を吐かせますか?▼~
悪いですが、僕はどんな目に遭っても~
何も言いませんよ。▼~
僕は、自分の意志で決めたんです。~
あの人についていくって。▼~
何があっても、~
最後まで信じるって!▼~
:[ルフレ]|…そう。この世界のあたしが~
いったい何をしているのかは知らないけど、▼~
あなたがそこまで~
信じてくれているのなら、▼~
この世界のあたしは…~
きっと幸せね。▼~
:[???]|…!!▼~
そ、そんなこと…~
あなたには…関係ありません。▼~
:[ルフレ]|そうね。少し立ち入り過ぎたわ。~
ごめんなさい。▼~
…お詫びに、これをあげる。▼~
:[???]|これは…▼~
:[ルフレ]|あたしのお気に入りの本よ。~
簡単な戦術が書いてあるんだけど、▼~
もし…軍師の傍にいるのなら~
必ず役に立つわ。▼~
:[???]|…いいんですか?~
僕にこんなものを渡して。▼~
ここに書いてあることを~
全て敵に教えるかもしれませんよ。▼~
…いえ、もしかしたらこの策を使って~
僕があなたを…!▼~
:[ルフレ]|…いいえ。~
あなたはそんなことしないわ。▼~
:[???]|どうしてそう言い切れるんですか!?▼~
:[ルフレ]|あなたもね、似てるのよ。~
あたしのとっても大事な人に。▼~
だから…きっとそんなことはしない。▼~
こんなこと言ったら、何の根拠もないって~
また呆れられるかしらね?▼~
:[???]|…………▼~
:[ルフレ]|…長く話しすぎちゃったわね。~
それじゃ、あたしはもう行くわ。▼~
あなたと話せて、良かった。▼~
:|'''(ルフレ退場)'''
:[???]|あっ、ちょっと待ってくださ…!▼~
…………▼~
この本、もう持ってるんですよね…~
ずっと前に、あなたがくれたんですよ。▼~
この書き込みも、~
ページの折り目も…おんなじ、ですね。▼~
参りました…~
こんなことされたら、もう、戦えません…▼~
今まで誰に何を言われても~
揺らがなかったのに、▼~
仲間や友達を手に掛けてでも~
この道を貫くと決めたのに…▼~
あなたのせいですよ…~
…母さん。▼~
優しかった頃のあなたに、~
僕が逆らえるわけがない…▼~
ギムレー様…すみません。~
僕は撤退します。▼~
ですが、あなたへの忠誠は~
決して揺るぎません。▼~
この罪を償うため、どんな罰でも~
受け入れる覚悟はできています…▼~
**???初戦闘時 [#h17d7539]
:[???]|
あなたたちは…何者なんですか!?~
話をする気なら無駄ですよ!▼~
僕はもう、誰に何を言われようと~
ギムレー様の元から離れません!▼~
…あの方の邪魔をする気なら、~
誰であろうと消し去ります!▼
**???撃破時 [#o6bea6f5]
:[???]|
ギムレー様…~
僕…幸せ…でした…▼~
あなたと…~
共にいられたこと…▼~
僕は…ずっと…~
忘れませ……▼
**緑軍死亡 [#y71d71fb]
***デジェル [#j57771e9]
:[デジェル]|負けたくなんか…なかった…~
守りたかった…みんなを…世界…を……▼~
***シンシア [#jabe0bbd]
:[シンシア]|あきらめ…ないわ…あたしは…~
信じてる…この世界が…いつか……▼~
***ノワール [#lb5f7c60]
:[ノワール]|父さん…母さん…迎えにきて……~
…ひとりで死ぬ…のは…怖……▼~
***ンン [#e4c7489e]
:[ンン]|覚悟は…していたのです…~
でも…やっぱり…国に…帰りたかっ……▼~
*クリア後 [#fa34aeff]
**緑軍全員生存、血縁者と会話した [#hf9ae676]
:[シンシア]|屍兵が、全滅してる…?~
助かったんだ、あたし…▼~
それに、みんなも無事みたい…~
良かった…!!▼~
異界から来たっていう戦士さんたちも~
みんな無事ならいいけど…▼~
…………~
異界、か…▼~
父さん、母さん…あたしね、~
会っちゃったんだよ…もう一度。▼~
若い姿でびっくりしたけど、~
すごく懐かしかった…▼~
ありがとう…本当に。助けに来てくれて、~
もう一度言葉を交わしてくれて。▼~
本当の親じゃないってことは~
わかってるけど、それでも…▼~
どれだけのパワーをもらったのか~
わからないぐらい、勇気づけられたよ。▼~
あとは任せてね。この世界は、~
あたしたちが絶対に救ってみせる!▼~
:[ノワール]|お、終わったの…?~
私…生きてる…? 死なずに済んだの…?▼~
なんだかホッとして、気が抜けちゃったわ。~
まるで夢の中の出来事みたいで…▼~
…!? 夢…!?~
もしかして、これは夢なの…!?▼~
ためしにどこかつねってみて…~
…痛っ!▼~
よ、良かった…夢じゃなかった…~
こ、これって現実なのね…!▼~
…ねぇ、父さん、母さん…~
信じられないかもしれないけど、▼~
今日、会えたのよ。~
異界から来た、同じ姿の人に…▼~
まるで、天国から会いに来て~
くれたみたいで、嬉しかったわ…▼~
代わりに本物の二人に会えるのは~
先になっちゃったけど…▼~
きっと、許してくれるわよね。~
ね? 父さん、母さん…▼~
:[ンン]|終わったですか…~
これで、国に帰れるです…▼~
何だか、まだ信じられないのです。~
あの状況から、生きて戻れただなんて…▼~
まさか神様が、~
本当に奇跡を起こしてくれるだなんて。▼~
私…お父さんにもお母さんにも~
会ったことが無かったですから、▼~
嬉しかったです…本当に。~
あれが、肉親のぬくもりなのですね…▼~
言葉を交わしただけで、~
その手に触れただけで、▼~
胸がいっぱいになったのです…~
…………▼~
あ…泣いている場合じゃないのです。~
竜石を取り返して、みんなと合流するですよ。▼~
せっかく拾った命、~
もう無駄にしないのです。▼~
宝玉は必ずみんなで~
イーリスに戻すですよ…!▼~
:[デジェル]|敵がいなくなったみたいね。~
私たちが勝った…いえ、▼~
勝たせてもらったんだわ。~
異界の勇敢な戦士たちに。▼~
私たちがこんな情けない状況に~
追い込まれたから、▼~
きっと天国の父さんや母さんが~
ナーガ様に頼みに行ったのね。▼~
ありがとう、父さん、母さん…~
私はいつも、あなたたちに守られてる。▼~
…でも、もう大丈夫。▼~
もう守られる弱い私はおしまい。▼~
これからは私が、~
2人の生きた世界を守るから。▼~
幾度も救われたこの命で、~
絶対に世界を救ってみせるから。▼~
もう敵に屈したりなんかしない。~
もう窮地に追い込まれるようなこともしない。▼~
だから安心して、見ていてね…~
天国と…そして、異界から。▼~
**緑軍全員生存、共通 [#yf701cd1]
:[シンシア]|みんな! 無事で良かった!~
ほんとに良かったよー!!▼~
:[デジェル]|えぇ。一時は死を覚悟したけど…~
援軍のおかげで助かったわ。▼~
あら? そういえばあの人たち、~
どこに行ったのかしら?▼~
:[シンシア]|あ…あれ? ほんとだ…~
もういなくなっちゃってる。▼~
何も言わずに去っていくだなんて、~
ほんとにヒーローみたい…▼~
:[ノワール]|できれば、きちんとお礼が~
言いたかったわね…▼~
あの人たちがいなかったら、~
私たち…きっと全員死んでいたもの。▼~
:[シンシア]|うん。そうだね…▼~
:[ンン]|…シンシア。私はあなたに~
謝らなければならないのです。▼~
:[シンシア]|え? なにを…?▼~
:[ンン]|奇跡みたいなことなんて~
あるはずが無い、と言ったことですよ。▼~
私は今までそんなものを~
信じたことがありませんでしたが…▼~
今日私たちが助かったのは~
紛れもない…奇跡でした。▼~
きっと、シンシアが最後まで信じたから~
ナーガ様が助けてくれたですよ。▼~
:[シンシア]|ンン…▼~
:[ンン]|それに…聞こえたんです。~
ナーガ様の声。▼~
『負けないで』って。~
遠い遠い場所から…▼~
だから私、もう一度信じるです。~
神様はいる。奇跡は起こる。▼~
この世界だって、~
きっと救える…って。▼~
:[シンシア]|うん、そうだよ! きっと~
邪竜なんかばばーんと倒せるよ!▼~
そしたらみんなで遊んだり~
町に行ったりしよう!▼~
ね! さっきそうしたいって~
言ってたよね、ノワール?▼~
:[ノワール]|えぇ…そうね。~
本当に…そんな日が来るかもしれない。▼~
私も、今回のことで~
ちょっとだけ希望が持てたわ…▼~
:[デジェル]|でも、今回のような奇跡に~
甘んじていてはいけないわよ。▼~
今回みたいなことは~
きっともう二度と起こらない。▼~
私たちはそんなものに頼らなくてもいいよう~
常に有利な戦況を心がけるべきよ。▼~
ただでさえ、あんたたちは~
戦力として頼りないんだから。▼~
:[ノワール]|…でもデジェル、さっき私たちのこと、~
強くて勇敢だって言ってたわよね…▼~
:[デジェル]|!! あ、あれはその…!~
つい弱気になって言っただけよ!▼~
それに、最後くらい褒めておかないと~
何だか締まらないじゃない?▼~
:[ノワール]|うふふ…じゃあ、そういうことに~
しておいてあげるわね。▼~
:[デジェル]|……ふん。▼~
:[シンシア]|もー、デジェルったら~
素直じゃないんだから。▼~
…さ、それじゃ早くイーリスに戻ろう!~
きっとルキナ待ちくたびれてるよ!▼~
:[ンン]|そうなのです。早く戻って一刻も早く~
覚醒の儀を行うですよ。▼~
:[ノワール]|み、みんな…無事かしら?~
全員戻ってくればいいけど…▼~
:[デジェル]|大丈夫よ。全員無事に決まってる。~
私たちが一番遅いぐらいじゃないかしら?▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! そんな…!~
じゃあ早く戻らないと…!▼~
:[デジェル]|あっ!? ノワール!~
そんなに走ると危ないわよ!▼~
助かったと言っても油断は禁物なのよ!~
聞いてるの!? ノワール!!▼~
:[ンン]|…はぁ。窮地を脱したと思ったら~
すぐにこの調子なのです…▼~
単独行動は危険なのです。~
私、竜になってノワールを捕まえてくるですよ。▼~
:[シンシア]|う、うん。その方がいいかも。~
よろしくね、ンン。▼~
:[ンン]|了解なのです!▼~
:[シンシア]|…………▼~
良かった…ほんとに。~
これでまた、みんな一緒にいられるね。▼~
…ありがとう、異世界のヒーローさんたち。~
あたしたち、もう諦めたりしないよ。▼~
:|'''(暗転)'''
:[ナーガ]|よくやってくれました、~
異界の戦士たち。▼~
あなたたちのおかげで~
あの4人は死の運命から逃れられました。▼~
きっと無事にイーリスまで~
宝玉を持ち帰ってくれる事でしょう。▼~
:[クロム]|そうか。~
力になれたのなら良かった。▼~
:[ナーガ]|ですが、これで完全に未来が~
変わったわけではありません。▼~
このまま姫君に~
2つの宝玉が渡ったとしても、▼~
残りの宝玉と台座が無ければ~
何の意味もありません。▼~
全ての宝を揃えるために、~
もう少しだけ、協力してくれますね…?▼~
:[クロム]|あぁ、もちろんだ。▼~
:[ナーガ]|ありがとう、異界の戦士たち。~
あなたたちに助けを求めて良かった…▼~
どうかこの先もあの世界の~
運命を変え続けて下さい。▼~
あの世界が希望で満たされるか~
絶望に塗りつぶされるかは~
あなたたちの~
その手にかかっています。▼~
:|'''(暗転)'''
:[ルキナ]|…………▼~
…………▼~
今日も、多くの民が犠牲となりました…▼~
屍兵の勢いも日増しに~
強力なものとなっている…▼~
こんなの…まるで滅びまでの時間を~
先に延ばすだけの戦いだわ。▼~
この城が落とされるのも~
もはや時間の問題…▼~
みんな…~
早く…早く戻ってきて…▼~
……………▼~
:[チキ]|…大丈夫? ルキナ…~
何か思いつめていたみたいだけれど。▼~
:[ルキナ]|チキさん…?▼~
は…はい、大丈夫です。~
少し考え事をしていただけで…▼~
それよりも、どうしてこちらに?~
虹の降る山に避難されていたはずじゃ…▼~
:[チキ]|あの場所は落とされたの。~
数日前…屍兵に。▼~
:[ルキナ]|まさか…!~
あんな場所にまで…!?▼~
:[チキ]|でも、あなたが山に優秀な兵を~
配置してくれていたおかげで、▼~
共にいた民たちは無事に~
こちらへ戻ってくることができた。▼~
それでも何人か、~
犠牲は出てしまったけれど…▼~
:[ルキナ]|そう…ですか…~
あの場所も、もう…▼~
:[チキ]|…………▼~
…ねぇ。そういえば、いつもあなたと~
一緒に戦っている子たちはどうしたの?▼~
姿が見えないようだけれど…▼~
:[ルキナ]|皆は…ペレジアに。▼~
:[チキ]|ペレジア…!?~
なぜ今、あんな危険な場所に…▼~
!! まさか…~
【覚醒の儀】ために?▼~
:[ルキナ]|…そうです。~
あの邪竜を倒すには、▼~
5つの宝玉を炎の台座に収めた~
【炎の紋章】が必要…▼~
ですが、先の戦争で宝玉と台座は~
ペレジアの手に渡ったと聞いています。▼~
皆は、それを取り戻すために…▼~
:[チキ]|そう…それで姿が~
見えなかったのね…▼~
でも、あなたをイーリスに残した~
彼らの判断は賢明だわ。▼~
炎の紋章が完成しても、~
儀式を行う者がいないのでは無意味だもの。▼~
あなたは少しでも~
安全な場所にいた方がいい。▼~
もっとも、~
ここがそうだとは言い難いけれど。▼~
:[ルキナ]|…ですが、皆が旅立ってから~
随分と経ちます。▼~
考えたくはありませんが、~
最悪の事態も視野に入れないと…▼~
:[チキ]|…ルキナ…▼~
大丈夫、きっと皆は無事よ。~
そうに決まっている。▼~
ペレジアでは、宝玉と台座は別々の場所で~
厳重に保管されているという話だもの。▼~
それを全て取り戻して帰るのに~
時間がかかるのは当然のことよ。▼~
:[ルキナ]|…はい、ありがとうございます。~
あまり悪い事は考えないようにしますね。▼~
:[チキ]|そうね。その調子よ。~
悲観的になるだなんてあなたらしくないわ。▼~
皆が帰ってくるまでは~
その分私が戦って…▼~
!! ルキナ、危ない!!▼~
:[チキ]|…ぐっ!?▼~
:[ルキナ]|チキさんっ!?▼~
:[???]|…………▼~
:[チキ]|あなたは…▼~
まさか…イーリス城内に~
入ってくるだなんて…▼~
ルキナ…早く…逃げ…▼~
:[ルキナ]|チキさん!?~
チキさん…! しっかりして下さい!▼~
チキさん…っ!!!!!▼~
**緑軍に死者が出た [#n9152986]
:[ナーガ]|お帰りなさい、異界の戦士たち。▼~
:[クロム]|すまん、精一杯戦ったのだが…~
全員救ってやることはできなかった…▼~
:[ナーガ]|仕方がありません。~
元々あの子たちは全員死ぬ運命だった…▼~
それが少しでも変わったのなら~
喜ぶべきなのでしょう…▼~
:[クロム]|しかし…!▼~
:[ナーガ]|過ぎたことを悔やんでも~
仕方がありません。▼~
犠牲は出てしまいましたが、~
宝玉は生き残った者が回収しました。▼~
宝玉が敵の手に渡らずに済んだのは~
あなたたちの働きのおかげです。▼~
あとは無事に姫君の元に~
戻ることを願うのみ…▼~
あなたたちはよくやってくれました。▼~
:[クロム]|…………▼~
:[ナーガ]|ですが、これで完全に未来が~
変わったわけではありません。▼~
このまま姫君に~
2つの宝玉が渡ったとしても、▼~
残りの宝玉と台座が無ければ~
何の意味もありません。▼~
全ての宝玉と台座を揃えるために、~
もう少しだけ、協力してくれますね…?▼~
:[クロム]|…あぁ、もちろんだ…▼~
:[ナーガ]|ありがとう、異界の戦士たち。▼~
犠牲となった者も、~
きっと喜んでいることでしょう…▼~
**緑軍全員死亡 [#e0989a0b]
:[クロム]|…………▼~
:[ナーガ]|………~
お帰りなさい、異界の戦士たち…▼~
あなたたちは~
力を尽くしてくれましたが…▼~
残念ながら子供たちは全員死に、~
宝玉も敵の手に戻りました。▼~
宝玉が揃わない以上、~
あの世界の未来は絶望的です。▼~
:[クロム]|…っ!! すまない…!▼~
:[ナーガ]|…いいえ。あの世界は元々~
滅ぶ運命であった世界。▼~
誰もあなたたちを~
責めることなどできません。▼~
:[クロム]|しかし…!▼~
:[ナーガ]|過ぎたことを悔やんでも~
仕方がありません。▼~
ひと時の希望が見られただけでも~
良しとするべきなのでしょう…▼~
せめてあなたたちの世界は~
同じような結末にならないことを祈ります。▼~
死んでしまったあの子たちの分まで、~
精一杯戦いぬいて下さい。▼~
:[クロム]|…………▼~
*コメント(誤字・脱字報告) [#y107c0ce]
- デジェルとヴェイグ、シンシアとフレデリク、ノワールとド...
- すみません、自己解決しました -- [[ちよ]] &new{2012-11-2...
- 緑軍全員死亡が鬱すぎる… -- &new{2015-11-08 (日) 05:34:...
- ンンとロンクー編集しました、ちょっと自信がないので細か...
#comment
終了行:
#contents
*オープニングシナリオ [#u6710c85]
:[クロム]|ここは…どこだ?~
いつの間にこんな場所に…▼~
:[ナーガ]|…………▼~
:[クロム]|!? あなたは…!?▼~
:[ナーガ]|待っていましたよ、異界の戦士たち。~
あなたたちをここへ呼んだのは、私です。▼~
:[クロム]|なに…?▼~
:[ナーガ]|終わろうとしている世界があるのです…~
でも、私ではあの世界を救うことができない…▼~
あの世界を救えるのは、~
異なる世界や時間に▼~
飛ぶことのできる存在である~
あなたたちだけ…▼~
:[クロム]|俺たちにしか救えない世界…?~
そんな世界があるのか?▼~
:[ナーガ]|えぇ…その世界は~
いにしえの邪竜の復活により、▼~
壊滅的な被害を受けています。▼~
唯一の希望は…運命を変える力を秘めた~
聖なる姫君を含む、12人の子供たち。▼~
…ですが、このままでは~
彼らは1人残らず死ぬことになります。▼~
:[クロム]|死ぬ…希望となる子たちがか?▼~
:[ナーガ]|はい…緋と蒼の宝を手にした4人は~
それを持ち帰ることなく全滅。▼~
白と黒の宝を手にした4人も同じく~
故郷を目の前にして全滅。▼~
碧の宝と台座を手にした3人は辛うじて~
国で待つ姫君と再会を果たしますが…▼~
その直後に、姫君もろとも~
殺されてしまいます。▼~
:[クロム]|じゃあ、その世界は…!▼~
:[ナーガ]|全ての希望を失った世界に待つのは、~
黒く塗りつぶされた滅びの未来のみ…▼~
これはあの世界の決定事項。~
変えることのできない運命。▼~
あなたたちが干渉しなければ~
決められたこの運命を辿るだけ。▼~
でも、それはあまりにも酷なこと…~
だから私は助けを求めます…▼~
お願いです…どうかこの運命を変えて~
世界を救ってください…▼~
:[クロム]|…俺たちは~
困っている者がいれば助ける。▼~
どんな世界にいたとしても~
それは変わらない。▼~
この手で救える者がいるのなら、~
それを見過ごすことなどできるわけがない。▼~
俺たちが救わなければ滅びるような~
運命であるなら…なおさらだ。▼~
:[ナーガ]|…ありがとう。異界の戦士たち。▼~
それでは、今からあなたたちを~
終末の異界へと飛ばします。▼~
まずはそこにいる、緋と蒼の宝を持つ~
4人の子供たちを助けて下さい…▼~
:[クロム]|わかった。▼~
:[ナーガ]|最後に一つ忠告しておきます…▼~
今から飛ぶ世界は~
あなたたちの世界とよく似た世界。▼~
もしかしたら、あなたたちの大切な者と~
同じ存在に出会うかもしれません…▼~
もし勇気づけてやりたいのならば、~
近くで戦ってあげて下さい。▼~
…それでは、信じていますよ、~
どうか世界の命運を…変えて下さい。▼~
*戦闘中 [#n0b78a45]
**1ターン目開始前 [#b244d4d3]
:[ルキナ]|まさか、ここは…!▼~
:[クロム]|どうした、ルキナ。▼~
:[ルキナ]|同じです…この感じ…~
私のいた、あの絶望の未来と…!▼~
:[クロム]|なにっ…!?~
それは、本当なのか!?▼~
:[ルキナ]|忘れるはずがありません…▼~
この肌に纏わりつく嫌な空気は、~
昔感じていたものと同じです。▼~
けれど、ここがあの未来に~
近い場所だとしたら、▼~
皆さんが生きて帰れる~
保証はどこにもありません…!▼~
よりによってあの世界にお父様や皆さんを~
連れてくることになるだなんて…▼~
こんな…こんなことって…!▼~
:[クロム]|ルキナ、落ちつけ。▼~
…俺は、この場所に来ることができて、~
良かったと思っている。▼~
:[ルキナ]|!?~
な、何を言っているんですお父様!▼~
…死ぬかもしれないんですよ!?▼~
:[クロム]|そうだな…▼~
だが、お前はそんな~
死ぬかもしれないような世界を耐え抜いて、▼~
俺たちの元まで、~
未来を変えに来てくれたんだろう?▼~
:[ルキナ]|それは…▼~
:[クロム]|なら俺も…死ぬ思いをしてでも~
この世界を救いたい。▼~
未来の俺は、お前たちに~
何もしてやることができなかった。▼~
でも、ここでは違う。▼~
今度は俺が、未来のお前たちを~
助けることができるんだ。▼~
別人とはいえ、俺がお前を~
見捨てられるはずがない。▼~
俺はこの世界のお前と、~
お前の仲間たちを…救いたいんだ。▼~
:[ルキナ]|でも…それでまたお父様が~
死んでしまったら!?▼~
:[クロム]|…安心しろ。~
俺がここで倒れることは無い。▼~
この世界を助けたら、~
今度は俺たちの世界を救うんだからな。▼~
それまでは、絶対に死なない。▼~
:[ルキナ]|お父様…▼~
:[クロム]|信じてくれ、ルキナ。~
俺はお前に嘘はつかない。▼~
:[ルキナ]|…わかりました。お父様。~
では、私からもお願いします。▼~
どうかこの世界の私たちを…~
救ってください。▼~
:[クロム]|あぁ!~
必ずやり遂げてみせる!▼~
:|'''(カメラ、マップ右下から中央へ)'''
:[ノワール]|ひぃぃ…! 囲まれてる…!~
わ、私たち…もうおしまいだわ…!▼~
:[ンン]|せっかく緋炎と蒼炎を取り返したのに、~
これじゃ帰れないです…▼~
:[シンシア]|弱気になっちゃダメだよ、~
ノワール、ンン!▼~
真のヒーローはここからの大逆転が~
お決まりなんだから!▼~
だからきっと大丈夫!~
だよねデジェル?▼~
:[デジェル]|そうね、~
まだ負けると決まったわけじゃないわ。▼~
ペレジアに来てから何度も~
死ぬような目に遭ってきたけど、▼~
その度に4人で~
切り抜けてきたじゃない。▼~
この程度の奴らに囲まれたぐらいで、~
負けるはずないわ。▼~
:[シンシア]|そうだよ! あたしたちなら~
絶対に勝てる!▼~
4人で力を合わせれば、~
こんな奴ら…▼~
:[ノワール]|…!?~
な、何か屍兵の様子が変よ!?▼~
:[シンシア]|うわっ!?~
いきなり何するの!?▼~
みんなとはぐれちゃったじゃない!▼~
あっ…ちょ、ちょっと!~
あたしの槍に触んないでよ!!▼~
それは、母さんの形見で~
大事なものなんだから…っ!▼~
やだ、取らないでよ!~
ねぇ返して…返してってば!▼~
お願い、その槍だけは~
持っていかないでーっ!!▼~
:[ンン]|こいつ、竜石を盗っていったのです!~
あれが無いと戦えないのです!▼~
返すです!~
私の竜石、返すです!!▼~
:[ノワール]|私たちが戦おうとしたから~
警戒したのね…きっと…▼~
あぁ…お守りも盗られちゃってる…~
これじゃどうしようもないわ…▼~
:[デジェル]|離れなさいよ、こいつ!~
私たちが女だからってなめてるの!?▼~
二人がかりで武器を~
取り上げるなんて卑怯よ!▼~
正々堂々と勝負しなさい!!▼~
:[シンシア]|みんな、このままじゃまずいよ!~
周りの火も強くなってきてる!▼~
こいつらの隙をついて、~
もう一度集ま…▼~
:[シンシア]|!? 柵が…!?~
うそ、そんな…▼~
これじゃ、みんなと合流できないよ…▼~
:[ンン]|…ここまで、ですか。~
さすがに打つ手が思いつかないのです。▼~
さぁ、殺すなら早くするのです…~
覚悟なら国を発つときにしていたのです…▼~
:[シンシア]|ちょっとンン!? 何言ってるの!?~
諦めちゃダメだよ!▼~
宝玉はどうするの!?~
あたしたちが諦めたら宝玉が揃わない!▼~
覚醒の儀ができなくなって~
この世界が終わっちゃうんだよ!?▼~
:[ンン]|…わかってるです!~
そんなことみんな、わかっているのです!▼~
私だってこんな所で死にたくないです!~
宝玉を持って国に帰りたいですよ!▼~
でも…これから~
どうするっていうですか?▼~
どこからか都合よく~
助けが来るっていうですか?▼~
それとも正義のヒーローとやらが~
現れるとでも言うですか?▼~
:[シンシア]|それは…▼~
:[ンン]|…気持ちはわかるです。~
私だって…いつも何かあるたびに、▼~
もしかしたらナーガ様が~
助けてくれるんじゃないかって…▼~
ナーガ様の声が聞こえて、~
救われるんじゃないかって思っていました。▼~
でも私はナーガ様の声なんて、~
ただの一度だって聞いたことがありません。▼~
…そんな奇跡みたいなこと、~
あるはずが無いのです。▼~
:[シンシア]|…………▼~
:[ンン]|…シンシア。私は最後にケンカして~
お別れするだなんて嫌なのですよ…▼~
今まで色々あったですけど…~
私はみんなといられて良かったのです。▼~
みんなのこと、大好きでした。~
今までありがとうです。▼~
今度は…平和な時代に生まれて、~
また逢えるといいですね…▼~
:[シンシア]|ンン!?~
そんなこと言わないでよ! ンン!!▼~
:[ノワール]|…私も、みんなといられて良かったわ。~
みんなは私の心の支えだった。▼~
いつも弱音ばかり吐いちゃってごめんね。~
私はすぐに『もうおしまいだ』って言うけど、▼~
心の底では、みんなと一緒にいたら~
きっとどうにかなるって思ってた。▼~
でも…今度こそ本当におしまい。~
ほんとはちゃんと宝玉を持って帰って、▼~
世界に平和を取り戻して、~
みんなで他愛のないおしゃべりをしたり、▼~
普通の女の子みたいに~
町でお買い物したりしてみたかった…▼~
ぐすっ…もうやめておくわ。~
これ以上話すと…お別れが辛くなるもの…▼~
:[シンシア]|ノワール!!~
やだ…こんなの嫌だよ…!▼~
:[デジェル]|私も、あんたたちと一緒に戦えて良かったわ。~
最初は少し不安だったけど、▼~
みんな私が思っている以上に強くて、~
勇敢で、安心して背中を任せられた。▼~
4人でいたら、負ける気がしなかった。~
世界だって何だって救える気がしたの。▼~
…でも、今回ばっかりは~
どうしようもない、わね…▼~
他力本願なんてガラじゃないけど…~
他の仲間が生きてさえいれば、▼~
緋炎と蒼炎が無くたって~
勝てる方法を見つけてくれるかも…▼~
そうしたら、例え私たちがここで倒れても~
負けたわけではなくなるわ。▼~
だから、負けたわけじゃない。~
負けたわけじゃ…ないのよ。▼~
最期くらい、そう思わせて…▼~
:[シンシア]|………デジェル。▼~
…………▼~
そう…だよね。武器も無いのに…~
この状況を打破するなんて、できるわけない。▼~
…悔しいけど、あたしのこの手じゃ、~
みんなを助けてあげられない。▼~
でも…やっぱり諦めきれないの。~
こんな所では死ねない。▼~
宝玉を持って帰って、~
邪竜を倒して…▼~
みんなで一緒に、~
平和な世界を生きてみたいの。▼~
…うん。そうだよ…~
その願いは絶対に叶えなくちゃ。▼~
あたしはまだ~
なんとかなるって信じたい。▼~
まだみんなで~
帰れる方法があるって信じたい…▼~
ンンの言う通り、都合のいい奇跡を~
願うなんて馬鹿げてるかもしれないけど、▼~
神様なんて~
ほんとはいないのかもしれないけど…▼~
それでもお願い…~
お願い神様。▼~
どうかみんなを…~
みんなを助けて…!▼~
緑軍の隣に血縁者を待機させると、~
会話が発生することがあります。~
**デジェルと会話 [#ka9a301a]
***ソワレ [#gad7f6eb]
:[デジェル]|母さん…!!▼~
強い気配がしていたから、~
まさかとは思ったけど…▼~
:[ソワレ]|ボクもキミの気配を感じていたよ。~
…デジェル。▼~
:[デジェル]|でもどうして…?~
実は生きていた…わけないわよね?▼~
:[ソワレ]|ボクはこの世界の人間じゃないんだ。▼~
異界と呼ばれる別世界からやってきた、~
キミの母とは違う人間なんだよ。▼~
:[デジェル]|異界の…母さん?▼~
:[ソワレ]|あぁ、そしてキミはこの世界のボクの娘…~
強い戦士として成長しているんだね。▼~
我が子ながら誇らしいよ。▼~
:[デジェル]|そんな…私はあなたに~
褒められるようなことは何も…▼~
こうして滅びゆく世界で~
必死にもがいているだけ…▼~
この世界がこんな風になってしまったのは~
あなた達英雄が皆去った後、▼~
私達が平和を守り切れなかった事が~
原因だわ…▼~
この力の至らなさが悪いのよ…▼~
現に今だって、宝玉を持ち帰ることを~
諦めようとしてしまった…▼~
本当に情けないわ…▼~
:[ソワレ]|そんなことはない!~
キミの強い意思は途絶えていない!▼~
本当は諦めてなんていなかった。~
だからこうして戦い続けているんだろう?▼~
さぁ、ボクが手を貸すから。~
共に勝利を手にするんだ!▼~
:[デジェル]|!!~
………母さん。▼~
ええ、ありがとう。▼~
ここさえ切り抜けられれば、~
後は自分で戦えるから。▼~
だからもう少しだけ、~
母さんの力を貸して!▼~
:[ソワレ]|もちろんさっ!▼~
***マイユニット(男性・僕)と親子 [#n1913106]
:[ルフレ]|デジェル! 大丈夫かい?~
怪我はしていないかい!▼~
:[デジェル]|えぇっ!? …と、父さんなの?~
まさか、どうして?▼~
:[ルフレ]|うーん…説明しても~
信じてもらえるかわからないけれど、▼~
僕は君たちから見た異界、~
別の世界からやって来た者なんだ。▼~
:[デジェル]|別の世界の…父さんなのね?▼~
:[ルフレ]|この世界の僕とは別人だけれど、~
君が僕の娘であることには変わりない…▼~
そう思っている。~
だから君を守らせてくれないか?▼~
:[デジェル]|あ…ありがとう…父さん。▼~
私…武器も無い状態で敵に囲まれて…~
死を覚悟したの…▼~
だから…父さんが助けに来てくれて…~
父さんにもう一度会えて…嬉し…▼~
:[ルフレ]|…デジェル。▼~
…よしよし、よく頑張った。▼~
後は僕が頑張るから、~
君は安全な所にいてくれ!▼~
ここを切り抜けたら、宝を持って~
イーリスに帰るんだろう?▼~
:[デジェル]|えぇ、そのためにも絶対に~
こんな所では死ねない。▼~
今度こそ最後まで諦めないわ…!▼~
:[ルフレ]|よし、その意気だ!▼~
***クロムと親子 [#e501e6b0]
:[クロム]|
デジェル!▼~
:[デジェル]|
父さん!?~
えっ…どうして!?▼~
父さんは先の戦争で~
死んでしまったはずなのに…!▼~
:[クロム]|
俺は異界から来たクロム。~
ナーガの力によって飛ばされ、▼~
一時的ではあるがお前達に~
協力するためにやって来たんだ。▼~
:[デジェル]|
何ですって…!?~
そんなことができるだなんて…▼~
じゃあ、あなたは別世界の~
父さんだということ…?▼~
:[クロム]|
そうだな…~
そういうことになる。▼~
…よく頑張ったな、デジェル。~
武器も無い中よく耐えた。▼~
この世界のお前も、~
戦士として立派に成長しているんだな。▼~
:[デジェル]|
立派かどうかはわからないけれど…▼~
幼い頃父さんに教わったことは~
全て覚えているつもりよ。▼~
剣の稽古、基礎体力の向上、~
そして精神鍛錬。▼~
…全て毎日欠かさず行っているわ。▼~
:[クロム]|
そうか。お前の強さの源は~
たゆまぬ努力の結果なんだな。▼~
イーリスの王族として恥じない姿だ。~
俺はお前を誇りに思う。▼~
:[デジェル]|
…いいえ。~
私は父さんが誇れるような娘じゃないわ。▼~
さっきも武器を取り上げられたぐらいで~
世界を救うことを諦めてしまった。▼~
最後までみんなを守ることが~
できなかった。▼~
こんなの…王族としても~
戦士としても失格だわ。▼~
:[クロム]|
いや、あの状況では仕方がない。▼~
下手に抵抗すれば~
一撃で殺される危険もあった。▼~
失敗だと思うなら、~
これから取り戻せばいい。▼~
後悔している暇があるなら~
ここを切り抜けた後にどうするか考えろ。▼~
俺たちは…~
長くはここに留まれないからな。▼~
:[デジェル]|
そう…なのね。~
さみしいけど…▼~
でも、一目会えて良かったわ。▼~
もう少しだけ、~
力を貸してくれるんでしょう?▼~
:[クロム]|
あぁ、もちろんだ!▼~
この世界で死んでしまった~
クロムの代わりに、▼~
俺がお前の盾となる…!▼~
だから、お前はこの先の戦いのために~
力を蓄えておけ!▼~
:[デジェル]|
…はい、わかりました。~
ありがとう、父さん。▼~
***フレデリクと親子 [#b2a0f9d6]
:[デジェル]|…あなたは…▼~
:[フレデリク]|デジェル…貴方は~
私が死んだ世界で生き抜いてきた。▼~
私の姿を見て…本物の私だとは~
決して思わないのでしょうね?▼~
:[デジェル]|何が…言いたいの?▼~
:[フレデリク]|戦時においては常に思考を巡らせ、~
疑い、危険を回避するようにと…▼~
きっとこの世界の~
私が教えているのでしょう?▼~
:[デジェル]|…確かに、最初は~
敵の罠だと思ったわ。▼~
:[フレデリク]|最初は…?~
では、今は違うという事でしょうか?▼~
:[デジェル]|えぇ。さっきあなたの戦っている姿と~
その強さを見て、▼~
本物の父さんだと~
信じる事ができたの。▼~
私の知る父さんとは少し違うようだけれど…~
また会えて嬉しいわ。▼~
:[フレデリク]|そうですか…貴方にはそこまで~
お見通しなのですね。▼~
どんな時でも戦況を見逃さない~
観察力を持っている。▼~
…貴方は確かに私の娘です。▼~
:[デジェル]|と、父さん…逢いたかったわ。~
ううっ…ううっ…▼~
:[フレデリク]|もう大丈夫ですよ。~
よくここまで頑張りましたね…デジェル。▼~
私は長い時間~
ここには留まれませんが、▼~
せめてその間だけでも~
貴方をお守り致しましょう…▼~
***ヴィオールと親子 [#u0bccf23]
:[ヴィオール]|デジェルくんではないか!▼~
高貴な雰囲気を持つ女性がいたから、~
思わず声をかけてしまう所だったよ!▼~
:[デジェル]|と、父さん…? まさか父さんなの!?~
死んだはずなのに…!▼~
:[ヴィオール]|ふっ…この私が~
死ぬわけないだろう?▼~
まぁ神に嫉妬されて、~
運命を弄ばれることはあるやもしれんがね。▼~
:[デジェル]|…その話し方、~
まさしく父さんだわ!▼~
でも…一体どうして?▼~
:[ヴィオール]|私は異界からやってきたのだよ。~
つまり君の本当の父親ではないのだ…▼~
:[デジェル]|そんな…!~
なら、すぐにまたお別れなの…?▼~
:[ヴィオール]|ああ…私は貴族的に颯爽と現れ、~
そして颯爽と去っていくのみ。▼~
だから気に留めず、風が吹いたと思って~
忘れてくれたまえ…▼~
:[デジェル]|そう…▼~
でも私、父さんにずっと~
言いたかったことがあるの。▼~
別人とはいえ~
せっかく会えたのだから…▼~
代わりに聞いてくれるかしら。▼~
:[ヴィオール]|なんだね?▼~
:[デジェル]|あのね、父さん。▼~
私、領主として民を守る~
父さんのことを尊敬してたの。▼~
屍兵からみんなを守る盾であろうとする~
父さんは、立派だった…▼~
結局、その行いのせいで父さんは~
帰らぬ人となったけれど、▼~
その背中を見て育った私も~
みんなの盾となれるよう、▼~
この兵種についたのよ。▼~
あなたは父とは別人だけれど、~
それだけは…伝えさせて…▼~
:[ヴィオール]|…………▼~
:[デジェル]|父さん…泣いているの?▼~
:[ヴィオール]|…貴族が泣くものか。▼~
我が子を置いていくことが~
少し辛いだけなのだよ…▼~
:[デジェル]|…ありがとう、父さん。▼~
でも、忘れられるわけないわ。▼~
あなたが来てくれたことは、~
私、ずっと覚えているから…▼~
***ソールと親子 [#xbaa3378]
:[ソール]|デジェル!▼~
:[デジェル]|と…父さん!?~
そんな、まさか…生きていたの!?▼~
:[ソール]|いや、僕は異界から来たんだ。~
だから、君の本当の父親とは別人…▼~
信じられないかもしれないけど、~
君達を手助けするためにやってきたんだよ。▼~
:[デジェル]|異界の…父さん?▼~
:[ソール]|うん。でも…~
世界は違っていても、僕は君の親だ。▼~
この戦況を打開するため~
君の手助けがしたい!▼~
:[デジェル]|!!~
ほ、ほんとに!?▼~
私…武器も取り上げられてしまって、~
もう為す術が無いと諦めかけていたの…▼~
父さんが助けてくれるのなら~
こんなに心強い事は無いわ…!▼~
ここを切り抜けるために~
力を貸してくれる?▼~
:[ソール]|もちろんだよ!▼~
そうだデジェル、~
ひもじい思いはしていないかい?▼~
少しだけど食糧を持っているんだ。~
良かったら君に…▼~
:[デジェル]|…………▼~
と、父さん…~
戦場でその緊張感のなさ…▼~
いつも母さんに~
叱られていたことを思い出すわ。▼~
:[ソール]|え、そうなのかい…?▼~
:[デジェル]|えぇ。いにしえの英雄王に仕えた~
二人の騎士になることが、▼~
父さんと母さんの夢だったんでしょう?~
母さんが『猛牛』で、父さんが『黒豹』。▼~
母さんはいつも『黒豹らしくない』、って~
父さんに檄を飛ばして…▼~
:[ソール]|あはは、~
なんだか今と変わらないなぁ…▼~
:[デジェル]|でも、私にとって父さんは~
いにしえの騎士より憧れの存在だった。▼~
だから傍で戦いを見られて嬉しいわ。~
例え別人だとしても…ね。▼~
:[ソール]|…デジェル。▼~
よし、それじゃあ~
かっこ悪いところは見せられないな!▼~
この世界の僕のためにも、~
必ず君を守ってみせるからね!▼~
:[デジェル]|ありがとう、父さん…▼~
***ヴェイクと親子 [#bbecc2cf]
:[ヴェイク]|おうおうデジェル!~
こんな所でへばってんじゃねぇぞ!▼~
:[デジェル]|と…父さん!?~
そんなまさか…!▼~
:[ヴェイク]|父さんは死んだはず、ってか?~
だが俺様は違う世界の人間だ。▼~
お前を助けるために~
わざわざ異界から来てやったんだ!▼~
ありがたく思えよ!▼~
:[デジェル]|べ、別の世界…から?~
そうなんだ…でも、父さ……▼~
ううっ…▼~
:[ヴェイク]|あんだよ…~
いきなり泣くんじゃねぇって…!▼~
俺様が守ってやるから、~
もっとしゃんとしろよ!▼~
:[デジェル]|ううっ…ご、ごめんなさい。~
父さん…▼~
私、父さんの娘なのに…~
一度諦めようとしてしまったの…!▼~
この世界を救う事を、~
最後まで立ち向かうことを、▼~
諦めようとしてしまった…~
ごめんなさい…!!▼~
:[ヴェイク]|ったく…そんなん謝ることじゃねぇよ。~
まだお前は生きてんじゃねぇか。▼~
今からちゃんと宝を持って帰れば~
そんぐらいチャラになっちまうぜ。▼~
少しの間だけど、~
俺様が力になってやるから。▼~
だからこんなとこで負けんじゃねぇぞ!▼~
俺様の娘なら、負けることと諦めることが~
いっちばん嫌いなはずだろ!?▼~
:[デジェル]|えぇ、私…負けない。~
今度こそ諦めないわ!▼~
この世界を救うまでは、~
もう絶対に諦めない!!▼~
:[ヴェイク]|それでこそ俺様の娘だ!~
よっしゃいくぜ、ついてこいデジェル!▼~
:[デジェル]|はい!▼~
***カラムと親子 [#g736a67d]
:[カラム]|デジェルだね…▼~
:[デジェル]|何者!?▼~
え、そんな…~
ま、まさか…!?▼~
:[カラム]|信じられないかもしれないけど…~
僕は違う世界から来たカラムなんだ…▼~
:[デジェル]|違う世界から…!?▼~
:[カラム]|うん…この世界が危ないって聞いて~
助けに来たんだ…▼~
こんな絶望的な状況の中、~
よく戦ってきたね。▼~
世界は違うけど…~
父親として言わせて欲しい、▼~
よく頑張ったね…僕は鼻が高いよ。▼~
:[デジェル]|信じられない話だけど…~
嘘を言っているとも思えないわ…▼~
それなら父さん…私、~
父さんに伝えたいことがあったの。▼~
:[カラム]|何だい…?▼~
:[デジェル]|…父さん。私はずっと~
あなたの背中を追ってきた。▼~
仲間を守るために盾となり、~
常に傷ついてきた父さん。▼~
結局それであなたは死んでしまったけれど、~
その誇らしい父に追いつくため、▼~
私も自分の大切な人達を守れるよう~
努力してきたのよ。▼~
:[カラム]|デジェル…▼~
:[デジェル]|でも…今回ばかりは最後まで~
みんなを守ることができなかった。▼~
成す術が無い状況に絶望して、~
負けたわけじゃないって言い訳をして、▼~
苦しみから逃げようとしたの…~
こんなの、父さんの娘失格だわ…▼~
:[カラム]|失格だなんて…そんなことない。~
君の姿を見ればよく分かる。▼~
今までたくさん辛い思いをして~
頑張ってきたんだね…▼~
さっき僕を誇らしいと言ってくれたけど、~
それは逆だよ…▼~
君こそが僕の誇りなんだ。~
ありがとう…デジェル。▼~
:[デジェル]|!!その言葉で…~
これまでの全てが報われるわ…▼~
ううっ…ううっ…▼~
:[カラム]|デジェル…逃げたってまた何度でも~
立ち向かえばいいんだ…▼~
あと少しだから…~
僕も協力するからもう少し頑張ろう?▼~
ほら、だから無きやんで…▼~
:[デジェル]|…………▼~
えぇ…ごめんなさい、父さん。~
私、今度こそ逃げたりしないわ。▼~
***リヒトと親子 [#te0ffed1]
:[リヒト]|無事だったんだね、デジェル!~
良かったよー!▼~
:[デジェル]|え…?~
あなたは一体?▼~
:[リヒト]|僕はリヒトだよ!~
君のお父さんって言ったらわかるかな?▼~
:[デジェル]|!? そんなバカな…!~
父は既に死んでいるわ!▼~
それに父はこんな子供じゃなかった!~
背が高くて、身体つきもがっしりしていたわ!▼~
確かに顔立ちは似ているけど…~
まさか本当に…父さんなの?▼~
:[リヒト]|うん、僕は異界のリヒト。▼~
君達が住むこの世界とは別世界から~
やってきたんだ。▼~
:[デジェル]|そんな…でもどうして~
父さん、そんな若い姿なの?▼~
:[リヒト]|ごめんね…~
頼りなく見えちゃって…▼~
僕がいた世界はこの世界よりも~
少し過去の時代なんだよ。▼~
:[デジェル]|そうだったの…ごめんなさい、~
父さん…疑ってしまって。▼~
:[リヒト]|ううん、大丈夫だよ!~
信じられないのも無理ないもん。▼~
でも、さっきこの世界の僕のこと~
『背が高くてがっしりしてた』って言ったよね。▼~
ということは…将来僕は~
立派な大人になれるってこと?▼~
:[デジェル]|ええ。父の背中は大きく、~
そして暖かったわ…▼~
:[リヒト]|うわぁ…!~
そうなんだね…!▼~
よーし、~
何だか戦う力が湧いてきた!▼~
今の僕は頼りなく見えるかもしれないけど、~
戦いなら十分頼れるはずだよ。▼~
見かけよりずっとすごい~
父さんの力、見せてあげるから!▼~
:[デジェル]|わかったわ…!~
頼むわね、父さん!▼~
***ヘンリーと親子 [#f4d6f312]
:[ヘンリー]|あはは! デジェルだね!▼~
:[デジェル]|父さん!? 父さんなの!?~
で、でも父さんは死んだはず…!▼~
じゃあこれは敵の罠…?~
それとも死者が蘇る呪い…!?▼~
:[ヘンリー]|ううん、罠でも呪いでもないよ~。~
僕はこの世界のヘンリーじゃない。▼~
異界という別の世界から、~
君を助けに来たんだ~。▼~
:[デジェル]|…で、でも随分雰囲気が違うわ。▼~
私の知っている父さんは~
いつもニコニコしているけど、▼~
もっと落ち着いていた~
穏やかな人だったもの…▼~
:[ヘンリー]|そうなんだ~。~
でも、何となくわかる気がするよ。▼~
僕はソワレと結ばれて~
少し変わった気はしてるんだ。▼~
きっとこの優しい気持ちを育てて、~
将来もっと変わっていくんじゃないかな?▼~
:[デジェル]|!! それ…父さんが生きてた頃~
言っていたことと同じ…▼~
じゃあ本当に…父さんなのね…▼~
ううっ…ううっ…父さん。▼~
:[ヘンリー]|デジェル…~
泣き止んでくれるかな…?▼~
:[デジェル]|ご、ごめんなさい…父さん。~
別人でもまた会えて…嬉しいわ。▼~
…確かに父さんも~
母さんと結ばれてから、▼~
家族を大事にしたいって~
思うようになったと言っていたわ…▼~
:[ヘンリー]|そうなんだ。やっぱりソワレのおかげで~
僕は変われたんだね!▼~
じゃあ早速ここで家族の~
キミを守らせてくれないかな!▼~
:[デジェル]|ええ、もちろんよ…!~
ありがとう、父さん。▼~
***ドニと親子 [#nef10de2]
:[ドニ]|デジェルだべ!~
デジェルだべな!?▼~
生きていてくれただな…良かった。▼~
:[デジェル]|と、父さん…!?~
死んだはずなのに、どうして!?▼~
:[ドニ]|そうだべな…ちょっと信じてもらえるか~
わからないんだべが…▼~
おらは異界から来た~
別世界のドニなんだべ。▼~
:[デジェル]|…異界?~
それって、こことは別の世界ってこと?▼~
:[ドニ]|うーん…~
詳しいことはおらもよくわからねぇだ。▼~
でもこの戦いが終われば~
おらは元の世界に帰らなきゃならないだ。▼~
:[デジェル]|ええっと…あなたが~
別世界の人だってことはわかった。▼~
確かに信じがたい話だけど~
また父さんに会えて嬉しいわ。▼~
:[ドニ]|信じてくれるんだべな!~
さすがおらの娘はいい子だべ!▼~
そうだデジェル、おの世界のおらは~
娘をちゃんとおらの村に連れて帰っただべか?▼~
:[デジェル]|いいえ、連れて帰りたいとは~
何度も言われたけど、結局その前に…▼~
:[ドニ]|そうだべか…いつかこの世界が~
平和になったら言ってやって欲しいだよ。▼~
きっとこの世界のおらが~
村の空の上で待っているだろうから…▼~
挨拶してやって欲しいだべ…▼~
:[デジェル]|ええ、もちろん。~
約束するわ…父さん。▼~
:[ドニ]|恩に着るべ、デジェル!▼~
よーし、それじゃあここは~
父ちゃんに任せて、▼~
デジェルは~
安全な所にいるんだべよ!▼~
あんたはおらが~
絶対に守ってやるべ!▼~
:[デジェル]|ありがとう。父さんの戦い…~
しっかり目に焼き付けておくわ。▼~
***デジェル [#l08d30d7]
:[デジェル]|あれがこの世界の私ね…~
話しかけてみたいけど、我慢しなきゃ。▼~
私のことだから、自分と同じ姿の者が~
現れたら攻撃するに決まっているもの。▼~
…それにしても、我ながら~
戦士として良い雰囲気を持っているわね。▼~
武器こそ手元には無いようだけれど、~
その精悍な顔つき、幾つもの鎧の傷跡…▼~
そして身体中からみなぎる戦士としての~
凄まじいまでの気迫…!▼~
私も負けていられないわ。~
もっと精進しないと!▼~
待っていなさいよ、異界の私…~
あなたの分まで私が戦ってあげる。▼~
あなたが生きてイーリスに戻れるよう、~
もう二度と敵に屈さぬよう、▼~
私が力を貸してあげるからね!▼~
**シンシアと会話 [#ke76d9be]
***スミア [#oe0767a2]
:[シンシア]|か、母さん!?~
どうして母さんがここに…!!▼~
母さん、母さん…っ!!▼~
…わわっ!?▼~
:|'''(シンシア転ぶ)'''
:[スミア]|シ、シンシア大丈夫ですか?▼~
…あ、きゃあっ!▼~
:|'''(スミア転ぶ)'''
:[スミア]|いたた…▼~
:[シンシア]|…やっぱり、~
本物の母さんだ。▼~
でも、どうしてここにいるの?~
母さんは…死んじゃったはずなのに。▼~
:[スミア]|…私は~
この世界のスミアではないのです。▼~
異界と呼ばれる別世界から一時的に~
あなた達を助けにやってきました。▼~
:[シンシア]|一時的に…▼~
じゃあ、あたしを助けたら~
元の世界に帰っちゃうの?▼~
:[スミア]|はい…ごめんなさい…▼~
:[シンシア]|ううん…謝ることなんてないよ。~
助けに来てくれてありがとう。▼~
ここさえどうにか切り抜けられれば、~
後は自分自身で頑張れるよ。▼~
今までだって、そうやってきたんだもん…~
母さんがいなくても…平気なの…▼~
でも、でもやっぱりちょっとだけ…~
さみし…▼~
:[スミア]|シンシア…せめて今だけは~
私の胸で思い切り泣いてください…▼~
:[シンシア]|いいの…もう大丈夫。~
母さんパワーを補給しちゃった。▼~
だからもう行って…?▼~
:[スミア]|え…?▼~
:[シンシア]|だって、これ以上一緒にいたらあたし、~
母さんを返したくなくなっちゃうもん。▼~
ずっとこっちにいてって…~
ずっと一緒にいてって言っちゃうもん。▼~
でもそれは…できないから。▼~
:[スミア]|シンシア…~
あなたは、とても強いのですね。▼~
でも…そうやってこれからも~
無理をすることはしないで下さい。▼~
私は元の世界に戻っても~
あなたのことを思っています。▼~
例え離れていても~
私たちの絆は繋がっているんです。▼~
それだけは…~
それだけはどうか、忘れないで。▼~
:[シンシア]|うん…ありがとう、母さん。~
一目会えて…嬉しかったよ。▼~
***マイユニット(男性・俺)と親子 [#fc71b6ef]
:[ルフレ]|シンシアだな!~
無事で良かった…!▼~
:[シンシア]|父さん…!? 父さんなの…!?~
どうしてここに…▼~
:[ルフレ]|俺は異界のルフレ。▼~
短い間だけど、お前達を助けるため、~
別の世界からやってきたんだ…▼~
:[シンシア]|異界から…?▼~
:[ルフレ]|シンシア。お前はこんなにも~
酷い世界でずっと戦い続けてきたのか…▼~
…俺は情けない。~
親としてお前に何もできないなんて…!▼~
:[シンシア]|父さん…▼~
:[ルフレ]|シンシア、お前も俺たちと共に~
こちらの世界に来い!▼~
ナーガ様がダメだと言っても、~
俺はこのまま娘を放っておけない!▼~
:[シンシア]|…ううん。~
例えナーガ様が許しても、▼~
あたしだけそっちの世界に~
行くなんてできない。▼~
あたしには守るべき世界と、~
守るべき仲間がいるもん。▼~
…その気持ちだけであたしは十分。~
たくさんの力をもらったよ。▼~
だから大丈夫…~
大丈夫だよ、父さん。▼~
:[ルフレ]|シンシア…▼~
:[シンシア]|でも今だけは力を貸してくれる?▼~
武器を取り上げられちゃって…~
今のあたしじゃ戦えないの。▼~
ここさえどうにかできれば、~
後はどうにかなる。▼~
いつもみたいに戦えるから。▼~
:[ルフレ]|ああ、もちろんだ!~
こんな奴ら、俺がみんな倒してやる!▼~
だからシンシアは安全な所で~
休んでいろ!▼~
:[シンシア]|ありがとう、父さん。▼~
こんなピンチの時に来てくれるなんて…~
最高にかっこいいよ。▼~
世界が違ってても、もう会えなくても…~
あなたはあたしの憧れのヒーローだよ。▼~
***クロムと親子 [#r6163dfc]
:[クロム]|シンシア…~
そこにいるのはシンシアか?▼~
:[シンシア]|と、父さん…!?~
ほんとに父さんなの!?▼~
で、でも…どうしてここに?~
父さんはずっと前に死んだはずじゃ…!▼~
:[クロム]|あぁ…~
俺はこの世界の人間じゃない。▼~
異界と呼ばれる別世界から来た~
クロムなんだ。▼~
神竜ナーガの力を借り、一時的に~
お前達の力になるために来たんだ。▼~
:[シンシア]|!! ナーガ様に…!▼~
:[クロム]|すまん…シンシア。▼~
この世界では俺が死んでしまったことが~
滅びの助長となってしまったんだろう?▼~
:[シンシア]|…父さん、~
そんな顔しないで。▼~
英雄であり聖王であった父さんが~
弱気な顔するなんて、らしくないよ。▼~
父さんはあたしが憧れてる~
ヒーローなんだから。▼~
ルキナだって今の父さんの顔見たら~
がっかりしちゃうよ?▼~
:[クロム]|ルキナは…~
いまイーリスにいるのか?▼~
:[シンシア]|そうだよ。ひとりで国を守りながら、~
あたしたちが帰るのを待ってる。▼~
だからここで負けるわけにいかないの。~
ルキナを悲しませたくない…▼~
:[クロム]|では俺は、お前が無事に~
イーリスに帰れるよう力を尽くそう。▼~
必ず守ってやるからな、シンシア。▼~
:[シンシア]|ありがとう、父さん。~
じゃあ今だけ力を貸して。▼~
ここさえ切り抜けられれば、~
後はもう大丈夫。▼~
もう二度とこんな目に遭わないように、~
あたしがみんなを守ってみせるわ。▼~
:[クロム]|そうか…それは頼もしいな。~
ならこの世界はお前に任せるぞ!▼~
:[シンシア]|うん、任せて。▼~
憧れだった父さんにそう言われると~
いつもより頑張れちゃうよ。▼~
***フレデリクと親子 [#a0026a33]
:[フレデリク]|シンシアさん!大丈夫ですか!?~
私の傍を離れないようにして下さいね!▼~
:[シンシア]|えっ!?~
と、父さん…!?▼~
:[フレデリク]|いえ、正確には私は、~
貴方の本物の父親ではありません。▼~
私は、異界から貴方を助けに~
やってきた者…▼~
つまり、貴方から見れば、~
別世界の人間ということになります。▼~
:[シンシア]|べ、別世界の人間!?▼~
:[フレデリク]|はい…だから私が貴方を娘と呼ぶのは、~
少々おこがましいことなのかもしれません。▼~
ですがシンシアさんは…~
シンシアさんです。▼~
限られた時間の中ではありますが、~
我が子として貴方を守らせて下さい!▼~
:[シンシア]|!! ほんとに?~
ありがとう、父さん…!▼~
あ…で、でも…▼~
:[フレデリク]|何か?▼~
:[シンシア]|例え別人だとしても…~
せっかく父さんに会えたのに、▼~
あたし、格好悪いところしか~
見せられたないなぁと思って…▼~
ねぇ、父さん。あたしね、~
今は武器が無いから情けない姿だけど…▼~
本当は守られなくても戦える。~
一人だって戦えるんだよ。▼~
父さんたちがいなくなってから…~
みんなでそうやって頑張ってきたの。▼~
だから…それだけは知っておいて。▼~
:[フレデリク]|…えぇ。わかっていますよ。▼~
たとえ武器を持たずとも、~
あなたのその目を見ればわかります。▼~
辛い戦いを、~
幾度も経験してきたのですね。▼~
ではせめて、守るのではなく…▼~
一人前のヒーローである貴方の隣で~
お世話をさせて頂けませんか。▼~
私は騎士。今この時を、貴方という~
主君のために戦わせて下さい。▼~
:[シンシア]|…ありがとう。一人前のヒーローって…~
そう言ってくれて嬉しいよ…!▼~
それじゃあお願いするね、~
父さん…じゃなかった、▼~
…騎士フレデリク!▼~
:[フレデリク]|はっ、承知しました!▼~
***ガイアと親子 [#gf920a60]
:[ガイア]|おい、お前…~
シンシアなのか…?▼~
:[シンシア]|…と、父さん?~
うそ、どうして…!?▼~
:[ガイア]|全く…こんな辛気臭い所で~
お前と逢う事になるなんてな。▼~
:[シンシア]|ば、場所なんて…関係ないよ!~
生きてたんだね、父さん!▼~
ずっとずっと…帰ってこないから…~
てっきり…死んじゃったものだって…▼~
あたし…あたし、嬉しい…~
ううっ…▼~
:[ガイア]|…すまん。シンシア。~
俺はガイアだが、お前の父さんじゃない。▼~
俺は異界から~
お前たちを助けるために来たんだ。▼~
よく見ろ。お前の父さんは…~
こんなに若くはないだろう?▼~
:[シンシア]|あ…▼~
:[ガイア]|ぬか喜びをさせてすまない…▼~
:[シンシア]|…ううん。いいの。~
あたしこそ、勘違いしてごめんね。▼~
本当の父さんじゃないのは残念だけど、~
…また会えて嬉しいよ。▼~
:[ガイア]|あぁ、俺も会えて嬉しいぜ。▼~
…お詫びと言っちゃ何だが、~
ここでは絶対にお前を守ってみせる。▼~
ほら、約束のしるしの砂糖菓子だ。~
結構貴重なやつだから、味わって食えよ。▼~
:[シンシア]|…………▼~
:[ガイア]|どうした?▼~
:[シンシア]|あのね、それ…ここを生き延びられたら~
ご褒美としてちょうだい。▼~
こっちの父さんはね、いつもあたしが~
頑張ったら、ご褒美にお菓子をくれたんだよ。▼~
それが嬉しくて、~
あたしは何でも頑張れたから…▼~
:[ガイア]|いいぜ、じゃあ闘いが終わったら~
お前に渡してやる。▼~
だから絶対に、死んだりするなよ。▼~
:[シンシア]|…うん。~
ありがとう。▼~
***ヘンリーと親子 [#se2bc0fe]
:[シンシア]|はぁ…はぁ…~
何とかここまで耐えたけど…▼~
でも…武器なしじゃもう…~
限界かもしれない…▼~
:[ヘンリー]|あはははっ!~
あれ~? なってないな~?▼~
まるでうちの子じゃないみたいだ。▼~
:[シンシア]|…と、父さん!? 父さんなの!?~
どういうこと…?▼~
まさか、死者蘇生の呪い…?~
でも、あれは禁呪だったはず…▼~
:[ヘンリー]|さすが、詳しいね~。~
でも呪いじゃないんだ~。▼~
僕は別の世界からやって来たヘンリー。~
君達にとっては異界の人間になるね。▼~
短い間だけど、~
君達を助けにやってきたんだ。▼~
:[シンシア]|異界の父さんが…~
あたし達を助けに?▼~
:[ヘンリー]|そうだよ~。~
ナーガ様に力を借りたんだ~。▼~
それにしても、~
さっきの弱音は何かな~?▼~
シンシアはどんな時でも笑顔を絶やさない、~
僕似な子だと思ってたのに、▼~
そんな弱気な子だったなんて…~
僕、残念だな~。▼~
:[シンシア]|ち、違うもん!~
弱気になんかなってない!▼~
今はちょっと武器を取り上げられちゃって~
戦えないけど…▼~
今までだって諦めなかった!~
ずっとみんなで戦ってきた!▼~
これからだって頑張って…~
世界を絶望から救ってみせるんだもん!▼~
:[ヘンリー]|あはは、その意気だよ!~
覇気が戻ってきたかい?▼~
:[シンシア]|!! …父さん。~
もしかしてあたしに発破を…?▼~
:[ヘンリー]|さぁ、どうだろうね~?▼~
:[シンシア]|…ごめんなさい、弱気なこと言って。~
あたし、諦めないって決めたのに…▼~
…でももう大丈夫。▼~
父さんのおかげだよ。~
ありがとう、父さん…!▼~
:[ヘンリー]|うん。それでこそ僕の娘だ。▼~
それじゃあこの場だけは~
僕に任せてくれるかな?▼~
世界を救うヒーローを、~
こんな所で死なせるわけにいかないからね。▼~
:[シンシア]|うん。~
それじゃあ今だけ力を貸して。▼~
父さんの戦う姿…~
目に焼き付けておくわ。▼~
***シンシア [#d404529b]
:[異界のシンシア]|えっ…あたしがいる…?▼~
…でも、そんなわけないよね?~
鏡、かな…?▼~
…………▼~
えっと…あれ? なんだかあたし、~
いつもより血色いいような…▼~
髪も何だかつやつやしてるし、~
服も思ったより破けてない…▼~
もっとボロボロかと思ってたけど、~
これならまだ頑張れそうだね。▼~
…なんだかちょっと元気でてきちゃった。▼~
:|'''(異界のシンシア退場)'''
:[シンシア]|混乱するだろうから~
話しかけられなかったけど…▼~
異界のあたし…あんなにボロボロで、~
やつれちゃってて…▼~
それでも、世界のために~
戦ってるんだね。▼~
まるで、過去に飛ぶ前のあたしを~
見ているみたい…▼~
あたし、最近ちょっとたるんじゃってたかも。~
もっと頑張らないと…!▼~
よーし、このあたしが~
異界のシンシアを守ってみせるわ!▼~
**ノワールと会話 [#dd68c3a6]
***サーリャ [#ef26eb94]
:[サーリャ]|…………▼~
:[ノワール]|か、母さん…!?~
どうしてここに?▼~
も、もしかして闇魔法とか~
呪いの力で生き返ったの…?▼~
:[サーリャ]|うふふ…~
だとしたらどうするの?▼~
:[ノワール]|そ、それでもいい!!▼~
:[サーリャ]|えっ…?▼~
:[ノワール]|呪いでもなんでもいい!~
母さんの呪いなら怖くない!▼~
私、あの日母さんが自分を犠牲にして~
私を守ってくれた日から、▼~
ずっと寂しかったの…!~
もっと母さんと一緒にいたかった…!▼~
どんな形でもいいから、~
もう一度会いたいと思っていたの!▼~
だから、例え一度死んだ身だとしても、~
本物の母さんに会えて嬉しい…!▼~
母さん…母さん…っ!▼~
:[サーリャ]|!!!~
…ごめんなさい。▼~
貴方には酷な冗談を~
言ってしまったようね…▼~
私は貴方の~
本物の母じゃない…▼~
この世界のサーリャが~
生き返ったというわけではないの。▼~
:[ノワール]|…え?▼~
:[サーリャ]|私は一時的にこの世界に来た~
別の世界のサーリャ。▼~
あなたの母親とは別人なの…~
ぬか喜びをさせて悪かったわ…▼~
:[ノワール]|…そう、だったの…▼~
そうよね…死者が蘇る呪いは~
確か禁呪だったはずだもの…▼~
…でも、どんな形でも母さんに会えて~
嬉しいっていうのは本当なの…▼~
それが別世界の母さんでも…~
もう一度会えて、嬉しいわ…▼~
:[サーリャ]|そう…なら良かったわ…▼~
そうだ…さっきお守りを取られたと~
言っていたわね…▼~
嘘をついたお詫びに、それは私が~
必ず取り返すと約束してあげる…▼~
:[ノワール]|!!~
あ…ありがとう…▼~
うう…母さん、母さん…っ▼~
:[サーリャ]|もう…泣くんじゃないわよ…~
仕方のない子…▼~
私は短い間しか~
ここにはいられないけれど…▼~
あなたを怖がらせる者は~
全て私が滅ぼすわ…▼~
母の名にかけてね…▼~
:[ノワール]|えぇ…~
ありがとう、母さん…▼~
:[サーリャ]|ふふ…さぁて、どの呪いで~
滅ぼしてやろうかしら…▼~
多少は好き勝手にやっても~
許されるわよね…▼~
だってここは異界…~
私の本来の世界ではないもの…▼~
うふ、うふふふふふ…!▼~
:[ノワール]|あぁ…この感じ…懐かしい…▼~
***マイユニット(男性・僕)と親子 [#d31d06ad]
:[ルフレ]|ノワール!~
無事で良かった…▼~
:[ノワール]|と、父さん…? まさか父さんが~
ここにいるわけないのに…!▼~
:[ルフレ]|そうだね…僕は君の父親本人じゃない。~
別世界のルフレなんだ。▼~
ナーガ様の力に導かれて~
一時的に君を助けに来たんだよ。▼~
:[ノワール]|!! そ、そうなのね…~
ナーガ様が…▼~
と、父さん…ごめんなさい。▼~
:[ルフレ]|急にどうしたんだい?▼~
:[ノワール]|私…さっき敵に囲まれて、~
戦うことを放棄してしまった。▼~
父さんのように、最後まで勝ちを~
信じることができなかった。▼~
宝玉を国に戻すことを、~
この世界を救うことを諦めようとしてしまったの。▼~
父さんが凄い軍師なのに、~
こんな臆病な子…娘失格だわ…▼~
:[ルフレ]|なんだそんなことか。▼~
大丈夫、~
戦いで臆病になるのは当然だよ。▼~
武器を取られて囲まれたら、~
いくら僕でも弱気になってしまう。▼~
大事なのは過ぎたことを悔やむんじゃなくて、~
刻々と変わる戦況に対応していくこと。▼~
失敗なら取り返せばいい!~
そのために僕らが来たんだから!▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
:[ルフレ]|短い間だけど、今だけは~
君を守らせてくれるかな? ノワール。▼~
:[ノワール]|えぇ…父さん、嬉しいわ。~
助けに来てくれて、ありがとう。▼~
でも私…父さんに守ってもらうよりも~
少し甘えたいかも…▼~
:[ルフレ]|もちろんさ、~
時間の許す限り甘えて欲しいな。▼~
***フレデリクと親子 [#y8b611ea]
:[フレデリク]|あなたはこの世界の~
ノワールさんですね。▼~
:[ノワール]|ひっ!?~
と、父さん…どうして?▼~
:[フレデリク]|私は貴方をお守りするために~
やってきた、別世界のフレデリクです。▼~
ナーガ様の力によって、一時的に~
この世界へとやって来ました。▼~
:[ノワール]|い、異界…?▼~
:[フレデリク]|えぇ…信じがたい話かもしれませんが、~
これはまぎれもない真実なのです。▼~
ノワールさん…この世界の~
私はどうして死んだのですか?▼~
:[ノワール]|そ、それは…▼~
屍兵に襲われた時に、街の人や~
子供たちの身代わりになって…▼~
最期まで自分より他人のために~
尽くして死んだと聞いているわ…▼~
:[フレデリク]|そう、なのですか…▼~
:[ノワール]|父さんが死んだ時の母さんは~
見たことがないぐらいに取り乱して…▼~
そして父さんを殺した屍兵を~
何としてでも見つけると言っていたわ…▼~
そんなの…見つかるはずが無いのに~
ずっとずっと…探し続けて…▼~
そして、父さんの後を追うように~
母さんも死んでしまった…▼~
:[フレデリク]|あぁ…なんてことでしょう。~
我がことながら情けない。▼~
そうして家族を悲しませ、~
愛する妻を復讐に駆り立て、▼~
今では娘を~
独りにしてしまっているのですね…▼~
:[ノワール]|いいえ、父さんは最期まで~
必死に戦ってくれたの…▼~
だ、だから父さんを悪く言わないで…▼~
:[フレデリク]|すみません…確かに正確には~
あなたの父は私ではありませんでしたね。▼~
:[ノワール]|………▼~
:[フレデリク]|でも…そうですね。この世界の私は~
きっと幸せだったのでしょう。▼~
ここまで自分を大切に想ってくれる~
素晴らしい娘に恵まれて…▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
:[フレデリク]|彼は町の人を守って散ったことに~
悔いはない事と思います…▼~
ですが、最も守りたかったのは~
愛する妻と、娘の貴方であったことでしょう。▼~
だからせめて彼の代わりに、~
今だけは父親として貴方を守らせて下さい。▼~
:[ノワール]|うっ…ぐすっ…父さんが~
そう言ってくれるなんて…▼~
うぅっ…嬉しい…~
父さん…来てくれてありがとう…▼~
***ヴィオールと親子 [#s6c99a24]
:[ヴィオール]|ごきげんよう、お嬢さん。▼~
その落ちついた佇まい…~
どこぞの貴族の令嬢かと思ったら、▼~
まさか異界の我が子とはね。▼~
:[ノワール]|えっ…? 父さん?~
まさか父さんなの?▼~
:[ヴィオール]|ああ、~
私は異界から来たヴィオール。▼~
この世界の私とは別人だが…~
娘のために優雅に戦わせてもらうよ。▼~
:[ノワール]|ああ…父さん。~
異界の人でもいい。▼~
会えて良かった…!~
ううっ…ううっ…!▼~
:[ヴィオール]|よしよし、ノワール。辛かったのだろう?~
私が付いているからもう安心したまえ。▼~
…それにしても、~
我が子から武器を取り上げるとは、▼~
何たる卑劣な屍兵なのだろうね。~
後で存分に礼をしておこう。▼~
:[ノワール]|!! 武器…そうだわ…▼~
父さん、お願い…~
屍兵から私の武器を取り返して…!▼~
あの中には…~
父さんから譲り受けた弓もあるの!▼~
:[ヴィオール]|なんと…君は私の弓を~
大切に使ってくれているのだね。▼~
承知したよ。君の相棒は必ず~
手元に返すことを約束しよう。▼~
:[ノワール]|すみません…助けに来てもらった上に~
こんなお願いまでして…▼~
でも、あれさえあれば…頑張れる。~
強い気持ちで戦えるから…!▼~
そう…父さんが~
元の世界に戻ったあとも、ずっと…▼~
:[ヴィオール]|………▼~
…さすが、聡い子だ。▼~
私があまり長く留まれないことを、~
言わずとも理解しているとはね…▼~
だがノワールくん、覚えておいてくれたまえ。~
私が元の世界に帰ったとしても、▼~
君と私を繋ぐ絆の矢は、~
決して折れたりすることは無い。▼~
大変かもしれないが…~
これからも強く生きていくのだよ?▼~
:[ノワール]|わかったわ、父さん…▼~
:[ヴィオール]|さて、では愛しいわが子のために~
華麗に活躍してくるとしよう。▼~
父の勇姿、その目にしかと~
焼き付けておいてくれたまえ。▼~
***ヴェイクと親子 [#c7c0fbb0]
:[ヴェイク]|おうおう! ノワール!~
こんなところにいやがったか!▼~
:[ノワール]|!?~
ひ、ひいぃっ! 敵だわ…!▼~
:[ヴェイク]|こら! 父親に向かって~
なんて事を言いやがる!▼~
:[ノワール]|だっていきなり大声を出して~
走ってくるんだもの…▼~
…って、父親?▼~
と…父さんなの?▼~
:[ヴェイク]|ああ、俺は異界から来たヴェイク。~
あんまり長居できねぇが、▼~
娘の窮地に助けに来てやったぜ~
へへっ! ありがたく思えよ!▼~
:[ノワール]|と…父さん、父さん!~
ううっ…ううっ!▼~
:[ヴェイク]|そんなに泣きじゃくりやがって。~
泣き虫で臆病に育っちまったんだな…▼~
:[ノワール]|それは…母さんによく~
呪術の実験台にされたから。▼~
でも…父さんはいつもそんな私を~
母さんから助けてくれた。▼~
どんな呪いをかけられても~
負けねぇぞーって言ってたのに…▼~
強くて自慢の父さんだったのに…~
なのに…屍兵には負けちゃったんだから…▼~
:[ヴェイク]|ノワール…~
そいつはすまなかった…▼~
じゃあここは父親として~
名誉挽回といくか!▼~
見てろよノワール!~
敵は全部俺様が蹴散らしてやるぜ!▼~
今の俺様はほんとに~
誰にも負けねぇんだからな!▼~
:[ノワール]|えぇ…父さん。~
ありがとう…▼~
私も…私ももう負けたりしない。~
世界を救うまで、誰にも負けないわ…▼~
***カラムと親子 [#g298ded1]
:[カラム]|ノワール…ここにいたんだね。~
無事で良かった…▼~
:[ノワール]|え…? と、父さん?~
そ、そんなまさか…▼~
一体どうして…?~
まさか、母さんの呪い…?▼~
:[カラム]|ううん…実は僕は、~
別の世界からやってきたカラムなんだ。▼~
この世界は危険だと聞いていたけど…~
ここまでとは思わなかったよ。▼~
:[ノワール]|そうだったの…~
確かに…この世界はとても危険だわ…▼~
:[カラム]|うん…だから君を助けに来たんだよ。▼~
こんな厳しい状況で~
よく頑張ったね、ノワール。▼~
短い間だけど~
君のことを守らせてくれるかい?▼~
:[ノワール]|父さん…ありがとう…~
でも、私を守る必要はないわ。▼~
:[カラム]|えぇっ!?~
な…なんで?▼~
:[ノワール]|さっきも言ったけど、~
この世界はとても危険なの…▼~
父さんはいつも~
みんなのことを守っていた。▼~
軍のみんなを守り、~
屍兵に襲われた町を守り、▼~
そして最期は…~
私の事を守って死んでいったの。▼~
だ…だからもう守ってもらうのは嫌!▼~
また父さんを~
死なせてしまうかもしれないから…▼~
もう父さんが死ぬのは見たくないの…!~
ううっ…ううっ!▼~
:[カラム]|そうだったのか…~
君の気持ちを考えずに…ごめん…▼~
でも大丈夫、~
僕は絶対に死にはしないから。▼~
君の本当の父の分まで、~
生きて、そして君を守るから…!▼~
君はイーリスに帰って、~
宝玉をルキナに渡すんだろう?▼~
僕も、この世界を救いたいっていう~
思いは同じなんだよ…▼~
信じて、ノワール。~
その気持ちが…僕の力になるから…▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
…………▼~
えぇ、わかったわ。~
私、父さんのこと信じる…!▼~
:[カラム]|ありがとう、ノワール…▼~
さぁ、ここは僕に任せて…!▼~
:[ノワール]|わかったわ…~
でもお願い、無茶はしないでね…▼~
***ロンクーと親子 [#n58ea77d]
:[ノワール]|ひっ…! 敵…!?▼~
:[ロンクー]|…人の顔を見るなり~
逃げようとするな。▼~
:[ロンクー]|そこにいるのはノワールなのか?▼~
:[ノワール]|えっ…!? と、父さん…?~
父さんなの? どうして…?▼~
:[ロンクー]|俺は異界から来たロンクー。▼~
別世界の人間ではあるが、~
一時的にお前達を助けにきたんだ。▼~
:[ノワール]|……▼~
本当に…父さんなの?▼~
:[ロンクー]|ああ…と言っても~
すぐには信じられないか。▼~
:[ノワール]|…本当にそうだというのなら、~
少し…確かめさせて。▼~
:[ロンクー]|?? どうした?~
急に手を握ったりして。▼~
:[ノワール]|…拒否しない!?~
や、やっぱり貴方ニセモノね…!▼~
:[ロンクー]|はぁ?▼~
:[ノワール]|だって父さんは女の人が~
ちょっぴり苦手だったもの…▼~
本物の父さんなら、女性に手なんか~
握られたら眉間にしわを寄せるはず…!▼~
:[ロンクー]|どんな判断基準だ…▼~
そもそも俺が、~
娘であるお前が苦手なわけないだろう?▼~
:[ノワール]|あ…▼~
:[ロンクー]|だが、そうか…手を握られても~
眉間にしわを寄せる程度に改善されるのか。▼~
今の俺なら~
間違いなく卒倒するが…▼~
サーリャと…お前の母さんと結婚して、~
かなりましになるようだな。▼~
:[ノワール]|そういえば父さんも…▼~
母さんと結婚して女嫌いが~
ましになったって言ってたわ…▼~
じゃ、じゃあ本当に…?▼~
:[ロンクー]|ああ…だからもっと近くに来い。~
離れられると、守りにくいからな。▼~
いいか、お前だけは必ず守る。~
…この世界の、俺の分まで。▼~
:[ノワール]|と、父さん…~
ううっ…ううっ…▼~
***リヒトと親子 [#sba579e0]
:[リヒト]|ノワール!~
無事で良かった…!▼~
さぁ、ここは僕に任せて~
君は安全な所に行くんだ!▼~
:[ノワール]|だ、誰…?▼~
:[リヒト]|あ! そ、そっか…えっと…~
わかってもらえないかもしれないけど、▼~
僕は違う世界から来た、~
君の父親、リヒトなんだ。▼~
:[ノワール]|えぇっ!?~
あ、貴方が父さんだっていうの!?▼~
し…信じられない…~
だって貴方…まだ子供じゃない!▼~
:[リヒト]|子供扱いしないでよ!▼~
ええとそうじゃなくて…▼~
た、確かに今の僕はただの子供だけど…▼~
でもこの世界の僕が~
どんなだったかわかんないし…うーん…▼~
:[ノワール]|………▼~
:[リヒト]|はぁ…ダメだ。うまく説明できないよ。~
これじゃ確かに信じてもらえないね。▼~
…でもいいんだ。~
君を守れたらそれでいい。▼~
それに、信じてもらえてもすぐ~
元の世界に戻らなくちゃいけないし。▼~
それに…これから行動で見せてあげるよ。~
父親は男らしく背中で語るってね!▼~
:|'''(リヒト退場)'''
:[ノワール]|ま、待って…!▼~
:|'''(リヒト再登場)'''
:[リヒト]|どうしたの?▼~
:[ノワール]|わからない…わからないけど、~
このまま別れたらダメな気がして…▼~
それに、ちょっとだけ…似てたの。~
男らしくあろうとするその姿が、父さんに。▼~
だから信じるわ…▼~
少しの間…力を貸してくれる?~
…父さん。▼~
:[リヒト]|……ノワール……!▼~
…うん! 僕頑張るよ!!▼~
じゃあさっさと敵を倒しちゃうから、~
父さんの勇姿よーく見ててよね!▼~
:[ノワール]|えぇ…!▼~
***ガイアと親子 [#ua53e464]
:[ノワール]|と、父さん…?~
そんなまさか…?▼~
:[ガイア]|ノワールか…信じられないだろうが、~
俺は異界から来たガイア。▼~
つまり別世界でのお前の父親だ。▼~
:[ノワール]|…し、信じられないわ。~
こんなの、敵の罠に決まってる…!▼~
:[ガイア]|…これだけの砂糖菓子を~
持っていてもか?▼~
:[ノワール]|確かに父さんはよく~
私にお菓子をくれた…▼~
でも、そんなもの幾らでも~
偽物を用意することはできるはずよ…!▼~
:[ガイア]|じゃあその辺の扉を~
ちょちょいと開けてみるってのは?▼~
:[ノワール]|それも盗賊なら~
誰でもできるはず…!▼~
:[ガイア]|参ったな…▼~
!! うっ、さっき菓子を~
食べ過ぎたせいか…突然鼻血が…▼~
:[ノワール]|…と、父さんなのね!▼~
:[ガイア]|…おい、それで信じるのかよ?▼~
:[ノワール]|だ、だって…昔から父さん~
よく鼻血を出してたから…▼~
:[ガイア]|そうか、~
まぁ信じてくれて良かった。▼~
この状況を乗り切るため、手を貸すぜ。~
ノワール。▼~
:[ノワール]|うん…お願いするわ、父さん。~
例え別人でも、会えて嬉しい…▼~
…でも、戦うのは鼻血が~
止まってからにしてね…▼~
***グレゴと親子 [#iaa5541f]
:[グレゴ]|お、ノワールじゃねぇか!▼~
:[ノワール]|ま、まさか…~
父さんなの…?▼~
:[グレゴ]|ああ。ただし、異界から来たっつー~
とんでもねぇ事情つきだがな。▼~
俺はここよりも~
かなり過去の世界から来たんだ。▼~
:[ノワール]|ここより昔の…異界から。▼~
:[グレゴ]|武器も無い中でよく絶えた。~
しぶといとこは俺に似たみてぇだな。▼~
ちょっとの間だが、~
この場を切り抜ける助けをさせてもらうぜ。▼~
:[ノワール]|た、助けに来てくれたんだ…~
ううっ…ううっ…▼~
:[グレゴ]|そう泣くなって…~
俺ももらい泣きしちまうだろ?▼~
:[ノワール]|すみません…~
父さんに会えて…懐かしくてつい…▼~
あら…? 懐かしい…?▼~
そういえば父さん、過去から~
来たにしてはあんまり変わらないような…?▼~
:[グレゴ]|あ? それって、あんまり俺が~
老けなかったってことか?▼~
:[ノワール]|え、えと…いえ、どちらかというと~
元から老け顔だったというか…▼~
:[グレゴ]|ありゃー、実の娘に言われるとは~
お父さんショックだわ…▼~
けどよ、今の俺の方が~
この世界の俺より若いのは確かだ。▼~
お前の知ってるグレゴ以上に~
力になれると思うぜ!▼~
大船に乗った気でいてくれよ!▼~
:[ノワール]|う、うん…父さん、頼もしい!▼~
***リベラと親子 [#le84e47f]
:[リベラ]|そこにいるのはノワールさん…?~
ノワールさんなのですね?▼~
:[ノワール]|と…父さんなの?▼~
:[リベラ]|ああ…神よ、この異界で~
我が子と出会えた奇跡に感謝致します。▼~
:[ノワール]|で、でもどうして…?~
父さんはもういないはずなのに…▼~
:[リベラ]|私はこの世界とは別の世界から~
やってきました。▼~
神竜ナーガ様の~
尊いお力をお借りして。▼~
:[ノワール]|!! 神竜…▼~
:[リベラ]|あまり長い時間はいられませんが…~
ノワールさん、安心して下さい。▼~
あとは父が神の御旗の下に~
敵を蹴散らして参ります。▼~
安心して休んでいて下さい…▼~
:[ノワール]|それは…それは嫌っ!▼~
:[リベラ]|…えっ?▼~
:[ノワール]|そうやって、いつもいつも~
神に祈って神の名のもとに戦って…!▼~
そして父さんは~
神の御許に逝ってしまった…!▼~
私は神様なんて大嫌いよ…!▼~
本当に神様がいるのなら、~
どうして今まで助けてくれなかったの!?▼~
どうして父さんを~
守ってくれなかったの…!?▼~
置いていかれた私と母さんが~
どんな気持ちだったか…▼~
母さんまで神の元に旅立った時の~
私がどんな気持ちだったか…▼~
あなたにはきっとわからないわ!!▼~
:[リベラ]|…………▼~
:[ノワール]|わ、私はただ…~
二人に傍にいてほしかったの。▼~
神様なんていなくてもいい、~
父さんと母さんがいれば良かったのに…!▼~
:[リベラ]|すみませんでした…~
ノワールさん。▼~
あなたの仰ることはもっともです。~
言い改めましょう。▼~
今私が戦う理由に、~
この際、神は関係ありません。▼~
私はこの世界とあなたを守るため、~
戦況を変えたいのです。▼~
武器を持たぬあなたを、ここに~
放っていくことなんてできるはずがありません。▼~
神のためではない…私自身のために、~
あなたを守らせて下さいますか?▼~
:[ノワール]|父さん…▼~
…わかったわ。ありがとう…▼~
さっきは神様を否定するようなことを言って~
ごめんなさい…▼~
:[リベラ]|…大丈夫ですよ。~
神は全てをお許しになります。▼~
さぁ、それでは私は屍兵どもを~
せん滅して参ります!▼~
ノワールさんはどうか~
安全な場所へ!▼~
***ヘンリーと親子 [#l6ae54cf]
:[ヘンリー]|あ、ノワールだ~。~
良かった、無事だったんだね~。▼~
:[ノワール]|な、なに…!?▼~
:[ヘンリー]|そんなに怯えないでよ、ノワール。▼~
僕は敵じゃない。ナーガの力を借りて~
異界から来た、君のお父さんだよ~。▼~
:[ノワール]|ひぃい、これもきっと罠だわ…~
父さんの姿をした幻に決まってる!▼~
:[ヘンリー]|あれっ、信じてくれないの?▼~
:[ノワール]|だ…だって父さんは~
死んだはずだもの…!▼~
:[ヘンリー]|そうか~。~
やっぱり信じられないか~。▼~
いいよ、疑り深いのは~
戦争において間違いじゃないからね。▼~
:[ノワール]|だって…まだ炎の紋章も無いのに~
ナーガ様が助けてくれるだなんて、▼~
そんなことあるわけない…▼~
屍兵のように呪いの力とかで~
生き返った方が、まだ現実味があるわ…▼~
:[ヘンリー]|へぇ、そうなんだ~。▼~
呪いが一番信用できるだなんて、~
さすが僕とサーリャの子だね~。▼~
ならそれでもいいよ~。~
僕は屍兵と同じで~す。▼~
:[ノワール]|ええっ…!?▼~
:[ヘンリー]|僕は君を助けられたら~
それでいいんだ~。▼~
例え屍兵のように、呪いで~
生き返った者だと思われてもね~。▼~
:[ノワール]|………!▼~
:[ヘンリー]|…僕は大切な娘が助けられれば、~
それでいいんだよ、ノワール…▼~
:[ノワール]|………う、ううっ。▼~
…と、父さん! ごめんなさい!~
信じる、私…信じるわ…!▼~
呪いだなんて言ってごめんなさい…!▼~
:[ヘンリー]|あれっ? 信じてくれるんだ?~
嬉しいな…ありがとう。▼~
:[ノワール]|えぇ…そんな事を言う人が~
偽者のわけないもの…▼~
だからお願い、~
力を貸してくれる…?▼~
:[ヘンリー]|もちろんだよ、ノワール!▼~
君だけは、どんな呪いを使ってでも~
守ってみせるよ!▼~
***ドニと親子 [#v058a2d2]
:[ドニ]|そこにいるのはノワールだべか!▼~
:[ノワール]|な、なに…!?~
あなたは、父さん…!?▼~
き、貴様…死んだはずでは!?▼~
:[ドニ]|うわぁ!~
なんでキレるんだべ!?▼~
というか…こっちのノワールも~
お守り無しでこうなれるんだべな…▼~
…と、それより聞いてほしいんだべ!~
おらは異界からきたドニだ!▼~
短い間だけども、~
あんた達を助けに来たんだべ!▼~
:[ノワール]|異界だと!?~
そんなことはどうでも良いのだ!▼~
よくおめおめと我の前に~
その姿を見せられたな!▼~
貴様は妻と娘を置いて~
さっさと死んでしまった!▼~
置いていかれた家族の~
悲しみを考えた事はあるのか!?▼~
:[ドニ]|ノワール…~
どうして…泣いてるんだべ…?▼~
:[ノワール]|こ、これは泣いているのではない!~
室内の埃が目にしみているだけだ…!▼~
そう…ただ、~
それだけなのだ…▼~
ううっ…ううっ…▼~
:[ドニ]|すまねぇだ…▼~
世界は違っても、おれが家族を置いて~
先に死んじまったのは事実だべ。▼~
ならばせめて今だけは、~
代わりにしっかり守らせてもらうべ!▼~
:[ノワール]|と、父さん…~
もう死なないでね…▼~
:[ドニ]|ああ、もちろんだべ!▼~
***ノワール [#v826156f]
:[ノワール]|負けないで、異界の私…▼~
きっと驚かせてしまうから~
この姿を見せることはできないけれど…▼~
貴方のことは私が守ってみせる…~
絶対に死なせたりしないから…▼~
…………▼~
それにしてもこの建物…~
どこかで見たような気がすると思ったら、▼~
私たちが宝玉を持って帰る時に~
少しだけ休んだ建物と同じだわ。▼~
あの時は、ここに泊まっていこうかという~
話になったのだけれど…▼~
何となく…何となく嫌な予感がして~
すぐに立ち去ったんだった…▼~
私たちも同じような未来にいたけれど…~
ほんの少しだけ幸運だったのね…▼~
この世界の私は、もしかしたら~
より悪い方の選択肢を選び続けているのかも…▼~
もしそうだとしても、~
最悪の結果にはさせないわ…▼~
こんな所で終わりにならないよう、~
もっと頑張らなくちゃ…▼~
**ンンと会話 [#i7e38c78]
***ノノ [#n67946c4]
:[ノノ]|そこにいるのは、ンンだね!▼~
:[ンン]|あなたは、お…お母さん?~
どうしてここに?▼~
:[ノノ]|あのね、~
ノノもよくわかんないんだけど、▼~
ンンが危ないみたいだから~
異界ってとこから助けに来たの!▼~
でもずっとここにはいられないから~
またすぐ戻らないといけないんだ!▼~
:[ンン]|にわかには信じがたい話ですが…▼~
お母さんが異界という所から~
来た人だとはわかりました。▼~
:[ノノ]|さすがンン、おりこうさんだね!▼~
:[ンン]|でもお母さん、~
助けはいらないのです。▼~
:[ノノ]|ええっ? なんで?~
ノノ戦えるよ?▼~
:[ンン]|ここにいる屍兵は強力な者達ばかり…~
お母さんに迷惑はかけられないのです。▼~
:[ノノ]|なんでなんで?~
ノノ弱そうに見える?▼~
あ、こっちのノノはもっともっと~
強そうだったとか?▼~
:[ンン]|…この世界のお母さんは、~
私が物心つく前に死んでしまいました。▼~
だから私、お母さんのことを~
肖像でしか知りません。▼~
強そうだったかどうかなんて…~
わからないのですよ。▼~
:[ノノ]|!! そ、そうなんだ…~
ごめん…▼~
:[ンン]|…だから嫌なのです。こんな奴らと戦って、~
またお母さんが死んだらと思うと。▼~
だから…だから早く帰るのです!▼~
:[ノノ]|…い、いやだよ!▼~
:[ンン]|お母さん!▼~
:[ノノ]|だって、それでもノノは、~
ンンを助けたいんだもん!▼~
大好きだから、~
守りたいんだもん!▼~
…それにね、聞こえるんだ、~
この世界のノノの声。▼~
ノノの分までンンを頼んだよって!▼~
:[ンン]|!! お母さんが…▼~
:[ノノ]|ノノ二人分の想いがあるんだもん、~
負けるわけないよ!▼~
だからもっと頼って。お母さんに。~
いいでしょ? ンン…▼~
:[ンン]|…………▼~
お、お母さん…~
頼っていいんですか?▼~
:[ノノ]|もちろんだよ!~
心配しないで、お母さんに任せて?▼~
:[ンン]|はい…お母さん。~
ありがとうなのです…▼~
本当は私…~
嬉しかったのです…▼~
お母さんが助けに来てくれて…~
また会えて…嬉しいのですよ…▼~
***マイユニット(男性・俺)と親子 [#e8afced4]
:[ルフレ]|そこにいるのは…~
お前は、この世界のンンだな…!▼~
:[ンン]|ま、まさか…~
お父さんなのですか…?▼~
:[ルフレ]|よしよし、辛い思いをさせてしまったな。~
すまなかった…ンン。▼~
:[ンン]|お父さん…! お父さん…!~
うっ…うわぁぁぁん…!▼~
:[ルフレ]|俺はこんな小さな子を~
独りにさせてしまうのか…▼~
:[ンン]|お父さん…私、お父さんのこと~
ずっと死んだと思っていたのです…▼~
でも、生きていたのですね…?~
良かった…良かったのです…!▼~
:[ルフレ]|!!ンン…~
すまん…違うんだ…▼~
俺は別世界の人間だ。~
だからお前の父親とは別の存在。▼~
この戦いが終われば~
元の世界に戻らなくてはならない…▼~
:[ンン]|…じゃあ、私のお父さんは~
やっぱり…▼~
:[ルフレ]|せっかくお前を助けに来たのに、~
悲しませるようなことばかりしてすまない。▼~
でも今は、今だけはこうして~
お前と一緒にいるから…!▼~
:[ンン]|いえ、私は聞きわけの良い子なのです。~
だから…もう大丈夫なのです。▼~
こうして会いに来てくれただけで、~
私は幸せなのです…▼~
:[ルフレ]|…良い子だな、ンンは。▼~
でも、その裏で一体どれだけの~
涙を流してきたんだ…▼~
その気持ちに報いるためにも、~
俺は必ずお前を守る。▼~
もうこれ以上、辛い思いなんて~
させたくない…!▼~
:[ンン]|ありがとうです…お父さん…▼~
そんなこと言われたら…~
また…涙が出てくるのです…▼~
えへへ…~
でも、お父さんも泣いてるのです…▼~
:[ルフレ]|そうだな…ンンとおんなじだな…▼~
***フレデリクと親子 [#s8387564]
:[ンン]|まさか…? お父さん!?~
お父さんなのですね?▼~
:[フレデリク]|ンンさん…~
この世界のンンさんですね。▼~
私は、異界と呼ばれる別世界から~
貴方を守るためにやってきました。▼~
:[ンン]|別世界…という事は、~
本当のお父さんではないのですか?▼~
:[フレデリク]|ええ…ですが、せめて父親らしく~
娘の貴方を守らせて下さい…!▼~
:[ンン]|では本当の…本当のお父さんは~
どこに…いるのですか?▼~
:[フレデリク]|!! それは…▼~
:[ンン]|…いえ、ごめんなさいです。~
私のお父さんはもういないのです。▼~
私は聞きわけの良い子ですから、~
それぐらいわかっているのですよ。▼~
でも…初めて生きている~
お父さんを見て…▼~
本当のお父さんも~
こんな人だったのかなって…▼~
本当のお父さんの話し方も~
こんな感じだったのかなって…▼~
:[フレデリク]|…話し方…私のですか…?▼~
:[ンン]|そうなのです…▼~
私…私は…よそのおうちで~
ずっとお世話になっていたですから…▼~
お父さんみたいに丁寧に話せば~
嫌われたりしないかなって思って…▼~
お父さんのことを知っている人に聞いて…~
必死で真似ていたのですよ…▼~
ううっ…ううっ…~
お父さん…お父さん…▼~
本当のお父さんに~
会いたいのです…▼~
:[フレデリク]|…申し訳ありません。~
私と出会ってしまったせいで、▼~
貴方の辛い記憶を呼び覚まして~
しまったのですね…▼~
:[ンン]|…いえ、私もみっともなく~
泣いたりしてごめんなさいなのです。▼~
本物のお父さんではないですが、~
一目会えて良かったのです。▼~
こんな奇跡みたいなこと、あるのですね…~
おかげで勇気がわいてきたのです。▼~
:[フレデリク]|ンンさん…貴方は本当に~
いじらしい子ですね…▼~
お詫びの印には~
ならないかもしれませんが、▼~
貴方のことは~
私が必ずお守り致します!▼~
大事な娘の貴方を…!▼~
:[ンン]|お父さん…!~
ありがとうなのです…▼~
***ヴィオールと親子 [#h7b32079]
:[ヴィオール]|おや…そこを行くは貴族の娘、この世界の~
我が子ンンくんではないかね?▼~
:[ンン]|あなたは…まさか、~
お父さんなのですか…!?▼~
:[ヴィオール]|私は正確には君の父親ではない。▼~
異界からやってきた~
別世界のヴィオー…▼~
ぐふっ!?▼~
:[ンン]|お、お父さーん!~
お父さん! お父さん!▼~
ううっ…ううっ…うわーんっ!!▼~
:[ヴィオール]|あ、会うなり突然~
抱きついてくるとは…▼~
いやはや、もてる男は辛いねぇ…▼~
:[ンン]|お父さん、お父さん!~
異界の人でも構わないのです!▼~
ひと目…ひと目会えて~
嬉しいのです!▼~
生きて動くお父さんを見るのは~
初めてなのです…!▼~
:[ヴィオール]|ンンくん…人を珍しい動物のように~
言わないでくれたまえ…▼~
それに、抱きついてくれるのは嬉しいが…~
これ以上は止めておいた方が良いだろう。▼~
:[ンン]|なぜなのですか?▼~
:[ヴィオール]|君の本当の父親は、今も君のことを~
空の上で見守っているだろう?▼~
これ以上君に甘えられてしまっては…~
彼に嫉妬されてしまうからね?▼~
:[ンン]|!!▼~
…はい。そうですね。~
ううっ…ぐすっ…▼~
えへへ…もう大丈夫なのです。~
急に泣いたりしてごめんなさいなのです。▼~
:[ヴィオール]|ンンくん…いい子だ。▼~
それでこそ優雅にして~
気品あふれる我が子だよ。▼~
:[ンン]|うふふ…お父さん、~
実の親として振舞いたいのか、▼~
私と距離を置きたいのか、▼~
どっちかはっきりするのです。▼~
:[ヴィオール]|これは一本取られたね。▼~
さぁンンくん、今はこの窮地を~
脱しようではないか。▼~
父も最大限協力しよう。▼~
:[ンン]|お願いするのです、お父さん!▼~
***ソールと親子 [#b02a4811]
:[ソール]|ンン、無事だったのかい!~
良かった…!▼~
:[ンン]|お父さん…?~
お父さんなのですか?▼~
お、お父さん…っ!!▼~
:[ソール]|ははは、急に抱きついてこれるなら~
まだ元気はあるみたいだね。▼~
:[ンン]|で、でもどうしてここにいるですか?~
天国から私を迎えに来たですか?▼~
:[ソール]|いや、お迎えなんかじゃないよ。~
信じてもらえないかもしれないけど…▼~
僕は異界から来たソール。~
だから正確には君の父親ではないんだよ。▼~
:[ンン]|…えっ?~
い、異界…?▼~
:[ソール]|うん…だからもう少ししたら~
戻らなければならないんだ。▼~
もちろん、来たからには~
この状況を打破してからだけど。▼~
:[ンン]|…あまり一緒にいられない事は~
わかりました…▼~
でも、お父さん…~
今だけは…▼~
:[ソール]|ああ…いいよ。~
僕の胸で良ければ貸すからね…▼~
でも、こんなにすぐに~
信じてくれるとは思わなかったよ。▼~
君にどう説明しようか~
さっきまですごく悩んでたけどなぁ。▼~
:[ンン]|…わかるですよ。▼~
私はお父さんのことを~
肖像でしか知りませんが…▼~
その腕に抱かれた記憶も、~
声を聞いた記憶もありませんが…▼~
でも…でも、このぬくもりは…~
お父さんなのです。▼~
覚えていなくても…生きる世界が~
違っていても…お父さんなのです。▼~
わからないわけが…ないのですよ…▼~
:[ソール]|ンン…▼~
:[ンン]|も…もう止めておくのです。▼~
:[ソール]|ど、どこに行くんだい?~
近くにいないと守れないよ。▼~
:[ンン]|もうお父さんとは話をしないことに~
したのです。▼~
:[ソール]|な、なぜ…?▼~
:[ンン]|これ以上はできないのです…▼~
これ以上一緒にいたら…~
離れたくなくなってしまうのです…▼~
:[ソール]|…………▼~
…わかったよ。なら、ここからは~
異界の戦士として…仲間として、▼~
君を守らせてもらうからね。▼~
:[ンン]|ありがとうなのです…~
異界のお父さん。▼~
一目会えて…嬉しかったのです…~
私、あなたのこと、絶対に忘れません…▼~
***ヴェイクと親子 [#x16dd42e]
:[ヴェイク]|お前が異界のンだな!?▼~
:[ンン]|も、もしかして…!?~
お父さんなのですか…?▼~
そ、そんなまさか…!?▼~
:[ヴェイク]|俺様はこことは別の世界から~
やってきたヴェイクだ。▼~
だからお前の父親って事にはならねーかも~
しれねぇけどな。▼~
:[ンン]|別の世界の…お父さん?▼~
:[ヴェイク]|しかしお前も俺様に似て~
賢そうな面構えしてやがるぜ。▼~
:[ンン]|お父さんにだけは~
似てない自信があるのです…▼~
:[ヴェイク]|なにー!?▼~
:[ンン]|しかも竜であること以外は~
特にお母さんにも似ていないです…▼~
どうして二人から生まれたのか~
まったくもって謎なのです…▼~
:[ヴェイク]|なんだお前…俺様たちの~
娘かどうか疑ってんのか?▼~
:[ンン]|だって…だって私、~
一度諦めてしまいました。▼~
助けなんか来るわけない、~
宝玉も持って帰れないって…▼~
お父さんもお母さんも、~
誰かに負けることは大嫌いだったのに…▼~
:[ヴェイク]|…確かに、俺様とノノの本当の娘なら、~
あっさり負けを認めるのは妙だな。▼~
俺様とノノは2人揃って~
馬鹿みてぇに負けず嫌いだから。▼~
:[ンン]|…っ!!▼~
:[ヴェイク]|だが、俺様たちはきっと、その性格のせいで~
こうやってお前を独りにしている。▼~
だからお前が慎重になるのは~
何も悪い事じゃねぇんだ。▼~
けどよ…お前は~
本当は諦めたりなんかしてない。▼~
心の奥では何とかできると思っていた。~
本当は宝玉を持ち帰れると信じていた。▼~
そうだろ?▼~
でなきゃ、竜石も無い状態で~
お前がここまで粘れるわけがねぇ。▼~
:[ンン]|お、お父さん…▼~
:[ヴェイク]|お前がその胸に閉じ込めてる~
熱い気持ちは…俺様たちにそっくりだ。▼~
安心しろ、ンン。お前は確かに、~
俺様とノノの愛の結晶だよ。▼~
:[ンン]|う…、うう!~
お父さん…! お父さん…!▼~
私…私、負けたくないのです…~
こんな奴らに、負けたくないのです…!▼~
:[ヴェイク]|よしよし…ンン。良い子だ…~
泣きたいだけ泣け…▼~
お前の悔しさは俺様が取り返す。▼~
俺様が絶対に、~
お前を負けさせたりなんかしねぇからな。▼~
***カラムと親子 [#u69c135f]
:[ンン]|お、お父さん…!?~
お父さんなのですか!?▼~
:[カラム]|ンンだね…~
会えて良かった…▼~
:[ンン]|どうしてなのですか? お父さんは~
ずっと前に死んでしまったはず…!?▼~
:[カラム]|うん、僕はこの世界の~
カラムじゃないんだ。▼~
異界から一時的にやってきた~
別世界のカラムなんだよ。▼~
:[ンン]|別世界…なら私もそっちの世界に~
連れていって下さいなのです…!▼~
私は…私は~
お父さんとお別れしたくないのです…▼~
:[カラム]|できることなら、僕だって~
そうしたい…▼~
でも、僕の力では君をこちらの世界に~
呼びよせることはできないんだ…▼~
ごめん…君に何もしてあげられない~
ダメな父親を許しておくれ…▼~
:[ンン]|……お父さん。▼~
ううん…今のは冗談なのです。~
私はこの世界でもやっていけるのです。▼~
:[カラム]|ンン…君はいつもそうやって~
自分の気持ちを押し殺してきたのかい…?▼~
僕もノノもいない世界で、~
そうやって生きるしかなかったんだね…▼~
この世界の僕とノノは、~
さぞかし無念だったことだろう…▼~
でも大丈夫だよ…今は、~
今だけは、強がりを言わなくても。▼~
今ここにいるのは、~
父さんだけだからね…▼~
:[ンン]|お父さん…お父さん…▼~
う、うう…うわーん!▼~
:[カラム]|ンン…▼~
僕が元の世界に戻っても、~
君のことは絶対に忘れない。▼~
強く…強く生きるんだよ…▼~
***ロンクーと親子 [#l80068f4]
:[ロンクー]|
ンンか…▼~
:[ンン]|
えっ…まさか…お父さん?▼~
:[ロンクー]|
俺は異界から来た別世界のロンクー。
だから正確にはお前の父では…▼~
…!!
:[ンン]|
お父さん…お父さん!
ううっ…ううっ…!▼~
お父さんの胸…あったかいのです…
会えて嬉しいのです…お父さん…っ!▼~
:[ロンクー]|
…ンン。
俺の事を父親だと思ってくれるのか?▼~
:[ンン]|
だって…別人でも、
お父さんはお父さんなのです…!▼~
私…嬉しいです…この目で
生きているお父さんを見られるなんて…!▼~
でも…肖像で見たお父さんはもっと
優しそうな目つきの人だったと思います…▼~
あなたはちょっと怖いのです…▼~
:[ロンクー]|
今の俺は怖い…か。
だがそれは…逆を言えば、▼~
お前が生まれて俺がこれから
変わっていくという事なのだろう。▼~
:[ンン]|
そうかもしれないですね。▼~
…ちょっと怖いけど今のお父さんも
とても素敵ですよ。▼~
さすが私のお父さんなのです。
…うふふ…。▼~
:[ロンクー]|
そうか…
…どうしてだろうな。▼~
娘が相手だと、女が苦手などという
感情は吹っ飛ぶ。▼~
素直に嬉しいと思えるな。▼~
:[ンン]|
私も、お父さんに会えて嬉しいのです。▼~
こんなことって…あるのですね。▼~
:[ロンクー]|
…この世界のロンクーは
お前を独り置いて死んだと聞く。▼~
代わりにはなれないが、
今この時だけはお前のために戦わせてくれ…!▼~
:[ンン]|
もちろんなのです、お父さん。
助けに来てくれて…ありがとうです。▼~
***リヒトと親子 [#l66b6ac3]
:[リヒト]|君は…ンン…!?~
この世界のンンだね!?▼~
:[ンン]|もしかして…お父さん?~
これは…夢なのですか?▼~
:[リヒト]|ううん、夢じゃないよ。▼~
でも…僕は異界から来た~
別世界のリヒト。▼~
だから君の本当の~
お父さんではないんだ…▼~
:[ンン]|それくらいわかるのです。▼~
ンンの本当のお父さんは、~
こんなに子供じゃありませんでしたから。▼~
:[リヒト]|そ、そっか…あーあ、娘にまで~
子供扱いされちゃうなんて…▼~
:[ンン]|でもお母さんから聞いているのです。~
お父さんとお母さんは▼~
昔からすごく仲良しで、~
お似合いの夫婦だったって。▼~
:[リヒト]|そうなんだ…それは嬉しいよ。▼~
:[ンン]|だからンンが約束するのです。~
お父さんは将来立派なお父さんになるって。▼~
:[リヒト]|うん、ありがとう!▼~
娘を助けるために来て、逆に~
励まされるなんて思わなかったよ。▼~
:[ンン]|うふふ…ンンも若いお父さんを~
励ますなんて、思わなかったのです!▼~
こんな嬉しい気持ちになるの、~
久しぶりなのです…▼~
:[リヒト]|じゃあ励ましてくれたお礼に、~
ここの敵はみんな僕に任せて!▼~
立派なお父さんになれるって聞いたら~
なんだか力がわいて来ちゃった!▼~
ナーガ様にお願いされて~
来た甲斐があったよ!▼~
:[ンン]|ナーガ様に…!?~
そう…そうなのですね…▼~
奇跡みたいなことは、~
本当に起こるのですね。▼~
私…もう一度信じてみるのです。▼~
ありがとうです、~
お父さん、ナーガ様…▼~
***ガイアと親子 [#me1a7127]
:[ンン]|お父さん…!?~
あなたは、お父さんですか!?▼~
:[ガイア]|お前はこの世界の…ンンか。▼~
:[ンン]|きっとこれは幽霊なのですね…~
でも、それでも構わないのです。▼~
お父さん…~
会いたかった…会いたかったのです!▼~
ううっ…ううっ!▼~
:[ガイア]|いや、俺は残念ながら幽霊じゃない。~
だが、この世界の人間でもない。▼~
俺は異界からやって来たガイア。▼~
お前の父親と同一人物ではあるが、~
別人でもあるんだ。▼~
:[ンン]|異界の…お父さん?▼~
:[ガイア]|あぁ。俺はお前を助けるために~
ここまで来た。▼~
死んでしまったこの世界の俺の~
代わりにはなれないが…▼~
お前がここを脱出するための~
手伝いならできる。▼~
…ほら、これは俺の大事な砂糖菓子だ。~
それでも食って安全な場所で待ってろ。▼~
:[ンン]|…これはお父さんが昔~
好きだったと聞いていたお菓子なのです。▼~
:[ガイア]|そうか。▼~
:[ンン]|お父さんは私に思い出の一つも~
くれなかったですから…▼~
寂しくなるとこのお菓子を買ってきて、~
お父さんを思いながら食べたですよ…▼~
だから…これは私にとっては~
唯一のお父さんの思い出…▼~
:[ガイア]|ンン…▼~
:[ンン]|お父さんの…~
お父さんの味なのです…▼~
う、うわーん!▼~
:[ガイア]|ンン…~
泣いてくれ…泣いていいんだ。▼~
お前が泣き止むまで…ずっと~
こうしていてやるからな。▼~
***グレゴと親子 [#f60e12df]
:[グレゴ]|お前がこの世界のンンか…▼~
:[ンン]|お父さん!?~
お父さんなのですか!?▼~
:[グレゴ]|あぁ…と言ってやりたいとこだが、~
正確にはお前の父親じゃねぇな。▼~
俺は異界から一時的にやってきただけ、~
お前の父親とは別人なんだよ。▼~
:[ンン]|異界…そうなのですか…~
そんな…奇跡みたいなことが…▼~
:[グレゴ]|ったくよぉ…こっちの世界のお前も、~
俺に全然似てねぇんだな。▼~
…まぁ当たり前だけど。▼~
:[ンン]|お父さんは娘が自分に似てないと~
思っているのですか?▼~
:[グレゴ]|似てねぇだろ? むしろ似なくて~
良かったって思ってるぜ。▼~
:[ンン]|そんなことはないのです!▼~
お父さんの、正義のために闘う意思…~
仲間を想う優しい気持ち…▼~
ちゃんと私には~
受け継がれているのです…!▼~
:[グレゴ]|…………▼~
そうか…▼~
:[ンン]|お父さん…? なぜ後ろを向いて~
天井を見上げているのですか?▼~
:[グレゴ]|うっ…ううっ、ううっ。~
…な、なんでもねぇよ!▼~
そんなことよりンン、~
お前は早く安全な所に行け。▼~
宝玉を持って…~
イーリスに帰るんだろ?▼~
あとは父さんが化け物をみーんな~
とっちめてやるからよ。▼~
…いいかンン、奇跡ってやつは起こるんだ。~
諦めさえしなければ、必ずな。▼~
だからもう…もう二度と~
諦めるんじゃねぇぞ!▼~
:[ンン]|!!!▼~
お父さん…▼~
…はいなのです!~
私、もう諦めたりしないのですよ!▼~
***リベラと親子 [#tf355617]
:[リベラ]|貴方はンンさん…!~
この世界の、ンンさんですね…?▼~
:[ンン]|お父さん…~
お父さんなのですね!?▼~
お父さん…! お父さん…!~
ううっ…ううっ…!▼~
:[リベラ]|すみません…泣きじゃくるわが子に~
告げるのは酷なのですが…▼~
私は異界からやってきた者なのです。~
正確には、あなたの父親ではありません…▼~
:[ンン]|異界…という事は、この世界の~
お父さんではないという事ですか?▼~
:[リベラ]|はい…ただ短い間ではありますが、~
あなたを精一杯手助け致しましょう。▼~
:[ンン]|そうだったですか…▼~
わかりました…ではお言葉に甘えて~
力を貸してもらうです…▼~
例え別人でも、お父さんに~
会えて良かったのです…▼~
おかげで私のこの話し方も、~
お父さんに似ているとわかりました…!▼~
うふふ…▼~
:[リベラ]|ふふっ…そうですね。▼~
ンンさんの話し方は、~
私とそっくりです。▼~
しかし私は…この世界の私に代わって~
あなたに謝らなくてはなりません。▼~
:[ンン]|えっ…?▼~
:[リベラ]|私は両親からの愛情に恵まれない~
幼少期を過ごしてきました…▼~
本来であれば子供に同じような思いは~
させるべきではないというのに…▼~
申し訳ありません…▼~
:[ンン]|いえ、いいのです。▼~
私は、両親の顔は~
お父さんの描いた肖像画でしか知りませんが…▼~
お父さんもお母さんも、~
国のみんなや私を守るため、▼~
必死に戦ってくれたと聞いています…▼~
私はそんな事を~
責めたりしないのです。▼~
:[リベラ]|…ンンさん、~
なんて優しい子なのでしょう。▼~
このような子に育ってくれて、~
ああ、神よ…感謝します。▼~
:[ンン]|神様…▼~
そうだ、神様は~
ほんとに奇跡を起こしてくれたですね…▼~
私、お父さんの娘なのに、~
信じることができませんでした…▼~
ごめんなさい、ナーガ様…▼~
もう遅いかもしれないですが、~
私…もう一度信じるですよ。▼~
神様…お父さんともう一度~
会わせてくれて…感謝しますです…▼~
***ヘンリーと親子 [#n53b23b0]
:[ンン]|お父さん…!~
お父さんなのですか…?▼~
:[ヘンリー]|へぇ、君がこの世界の~
ンンなんだね~!▼~
:[ンン]|でもお父さんは死んだはずなのです…~
何かの呪いなのですか…?▼~
:[ヘンリー]|ううん、呪いじゃないよ~。▼~
僕は異界っていう別世界から、~
一時的に君を助けにやってきたのさ。▼~
僕は君の父親と同一人物だけど、~
別人でもあるんだよ~。▼~
あはは、面白いよね~。▼~
:[ンン]|異界のお父さん…なのですか…▼~
:[ヘンリー]|うん、そうだよ~。▼~
:[ンン]|ならこの世界のお父さんの代わりに、~
答えてほしい事があるのです。▼~
:[ヘンリー]|なになに~?▼~
:[ンン]|お父さんは昔…お母さんと結婚するときに~
マムクートの子供ができたら、▼~
お母さんは独りじゃなくなるって~
言ったことあるですか?▼~
:[ヘンリー]|あ、うん。あるよ~。~
僕にとってはそんな昔じゃないけどね~▼~
:[ンン]|でも結局お母さんは~
死んでしまいました…▼~
:[ヘンリー]|つまり今度はンンが独りになってしまった~
…って事かい?▼~
:[ンン]|いえ…私が言いたいのは~
そのことではないのです。▼~
お母さんはもういないですが、~
私には共に戦う仲間達ができました。▼~
だから心配しないでも大丈夫なのです。~
ンンは強く生きていくのです。▼~
その一言だけはどうしても~
伝えたかったのです…!▼~
:[ヘンリー]|そっか…~
ンンはとても強い子に育ったんだね。▼~
うん。きっとこの世界の僕も~
安心しているはずさ。▼~
僕が言うんだから、~
間違いないよ~!▼~
:[ンン]|はいなのです!▼~
ちゃんとお父さんに伝えられて…~
良かったのです。▼~
:[ヘンリー]|それじゃあ話も終わったことだし、~
ンンは安全な所にいて~。▼~
残りの敵はみんな僕が倒すから~。~
君のことは絶対に守るからね!▼~
:[ンン]|ありがとうです、お父さん。▼~
助けに来てくれて~
本当に嬉しいのです…▼~
ナーガ様の奇跡は、~
本当にあるのですね…▼~
***ドニと親子 [#qa6736d0]
:[ンン]|
無い無い…無いのです。~
あれまで屍兵に盗られたら、私は…▼~
困ったのです…▼~
:[ドニ]|
この石だべか?▼~
:[ンン]|
あ…はい、そうです。▼~
:[ドニ]|
さっき落ちてたのを拾ったんだべ。~
これはンンが大事にしている石だべな?▼~
:[ンン]|
そ、そうなのです。~
お父さんからもらった大事な石で…▼~
竜石みたいな力を持っているわけでは~
ないのですが…▼~
…って、あなたは誰なのですか!?~
それに、どうして私の名前を?▼~
:[ドニ]|
ありゃ、おらとしたことが~
説明するのを忘れてただ…!▼~
ンン、これを見るだよ。▼~
:[ンン]|
それは…
私の石と同じもの…?▼~
:[ドニ]|
おらが将来渡すんだべな…~
おらは異界から来たンンの父親だべ。▼~
:[ンン]|
…どういう事ですか?▼~
:[ドニ]|
ナーガ様の力に導かれて、~
一時的にあんたらを助けに来ただよ。▼~
:[ンン]|
ナーガ様に…!?~
で…でもお父さん若いのです!▼~
おかげで~
誰だか分からなかったのです…▼~
:[ドニ]|
元いた世界はもっと過去だからな。▼~
でも…おらが父親であることに~
変わりはないべ。▼~
:[ンン]|
お父さん…本当…なのですね。~
まさか…こんな奇跡が…▼~
お父さん…会えて嬉しいのです…~
ううっ…ううっ…!▼~
:[ドニ]|
ンン…~
これまでよく頑張ってきただよ。▼~
…おらも少しの間だけでも、父親として~
ンンを守ると、この石に誓うだべ。▼~
:[ンン]|
ううっ…ぐすっ。~
ありがとうなのです…▼~
私も…もう決して諦めないと~
この石に誓うのです…▼~
***ンン [#m3d4792b]
:[ンン]|あれがこの世界の私なのですね…▼~
あんなにボロボロの状態で…~
必死に耐えているのです…!▼~
私も、過去に来る前に~
みんなで宝玉を取りに行ったですが、▼~
この建物に長く留まることはしなかった…▼~
もしあのままい続けたらきっと、~
こんな風に取り囲まれていたのですね…▼~
この世界は私たちの未来と~
似ているようで違う…▼~
本当に、最悪の方向に向けて~
動いているように見えるのです…▼~
でも、だからといってみすみす~
滅びの結末を辿ることはさせないのです!▼~
大丈夫、~
私があなたのことを守ります!▼~
だから、もう少し頑張るのですよ!▼~
**???と会話 [#a1000105]
***マイユニット(男性) [#xc00d187]
:[???]|!?~
あれは、ギムレー様…!?▼~
いや、でもまさかそんな…▼~
だって、この姿はもう~
随分昔の…!▼~
もしかして、ナーガが異界から~
呼び寄せた援軍…なのでしょうか。▼~
あの竜…どこまでも~
面倒な真似をしてくれますね…▼~
ですが、気付いてしまった以上、~
僕はこの人とは戦えません。▼~
すみません、ギムレー様。~
僕は撤退します…▼~
***マイユニット(女性・私) [#i81c5a48]
:[???]|
!! あなたは…!▼
:[ルフレ]|
え?▼
:[???]|
ど、どうして~
このような所にいるのですか!?▼~
ここは危険です!~
早く祭壇にお戻りください!▼
:[ルフレ]|
な、何を言ってるんですか…?▼
:[???]|
あ…あれ?~
あなたはギムレー様じゃ…ない?▼
:[ルフレ]|
誰と勘違いしているのかは~
わかりませんけど…▼~
その人と私は~
きっと別人ですよ。▼~
私はこの世界の人間ではないんです。~
さっき来たばかりの異界の者なんですよ。▼
:[???]|
異界…!?~
では、あなたは異界の…!?▼~
…まさか、異界から援軍が来ているとは…~
早くギムレー様に報告しないと…▼~
…でも…▼
:[ルフレ]|
どうしたんですか?▼
:[???]|
…いや、なんでもありません。▼~
それよりあなた、~
なぜそんな情報を僕に?▼~
僕はあなたの敵かもしれませんよ。▼~
戦場で相手にむやみに情報を与えるのは~
得策とは言えませんね。▼
:[ルフレ]|
そうですね…あなたは顔も見えないですし、~
正直ちょっぴり怪しいです。▼~
でも、敵とは思えないんですよね…▼
:[???]|
…なんですか、その根拠は。~
軍師とは思えない判断ですね。▼
:[ルフレ]|
まぁ、なぜ私が~
軍師だとわかったんですか?▼
:[???]|
…それは。▼
:[ルフレ]|
やっぱり、あなたは私のことを…▼~
いえ、この世界の~
私のことを知っているんですね?▼~
そして、さっきの言動から察するに…~
それはあなたのとても大切な人。▼~
…違いますか?▼
:[???]|
だとしたらどうするんですか。~
脅しでもして情報を吐かせますか?▼~
悪いですが、僕はどんな目に遭っても~
何も言いませんよ。▼~
僕は、自分の意志で決めたんです。~
あの人についていくって。▼~
何があっても、~
最後まで信じるって!▼
:[ルフレ]|
…そうですか。この世界の私が~
いったい何をしているのかは知りませんが、▼~
あなたがそこまで~
信じてくれているのなら、▼~
この世界の私は…~
きっと幸せですね。▼
:[???]|
…!!▼~
そ、そんなこと…~
あなたには…関係ありません。▼
:[ルフレ]|
そうですね…少し立ち入り過ぎました。~
すみません。▼~
…お詫びに、これを差し上げます。▼
:[???]|
これは…▼
:[ルフレ]|
私のお気に入りの本です。~
簡単な戦術が書いてあるんですが、▼~
もし…軍師の傍にいるのなら~
必ず役に立ちます。▼
:[???]|
…いいんですか?~
僕にこんなものを渡して。▼~
ここに書いてあることを~
全て敵に教えるかもしれませんよ。▼~
…いえ、もしかしたらこの策を使って~
僕があなたを…!▼
:[ルフレ]|
…いいえ。~
あなたはそんなことしません。▼
:[???]|
どうしてそう言い切れるんですか!?▼
:[ルフレ]|
あなたも…似てるんですよ。~
私のとっても大事な人に。▼~
だから…きっとそんなことはしません。▼~
こんなこと言ったら、何の根拠もないって~
また呆れられるでしょうか?▼
:[???]|
…………▼
:[ルフレ]|
…長く話しすぎましたね。~
では、私はもう行きます。▼~
あなたと話せて、良かった…▼
:[???]|
あ、ちょっと待ってくださ…!▼~
この本、もう持ってるんですよね…~
ずっと前に、あなたがくれたんですよ。▼~
この書き込みも、~
ページの折り目も…おんなじ、ですね。▼~
参りました…~
こんなことされたら、もう、戦えません…▼~
今まで誰に何を言われても~
揺らがなかったのに、▼~
仲間や友達を手に掛けてでも~
この道を貫くと決めたのに…▼~
あなたのせいですよ…~
…母さん。▼~
優しかった頃のあなたに、~
僕が逆らえるわけがない…▼~
ギムレー様…すみません。~
僕は撤退します。▼~
ですが、あなたへの忠誠は~
決して揺らぎません。▼~
この罪を償うため、どんな罰でも~
受け入れる覚悟はできています…▼
***マイユニット(女性・あたし) [#xec031f0]
:[???]|!! あなたは…!▼~
:[ルフレ]|え?▼~
:[???]|ど、どうして~
このような所にいるのですか!?▼~
ここは危険です!~
早く祭壇にお戻りください!▼~
:[ルフレ]|な、何を言ってるの…?▼~
:[???]|あ…あれ?~
あなたはギムレー様じゃ…ない?▼~
:[ルフレ]|誰と勘違いしているのかは~
わからないけれど…▼~
その人とあたしは~
きっと別人よ。▼~
あたしはこの世界の人間じゃないの。~
さっきここに来たばかりの異界の者なのよ。▼~
:[???]|異界…!?~
では、あなたは異界の…!?▼~
…まさか、異界から援軍が来ているとは…~
早くギムレー様に報告しないと…▼~
…でも…▼~
:[ルフレ]|どうしたの?▼~
:[???]|…いや、なんでもありません。▼~
それよりあなた、~
なぜそんな情報を僕に?▼~
僕はあなたの敵かもしれませんよ。▼~
戦場で相手にむやみに情報を与えるのは~
得策とは言えませんね。▼~
:[ルフレ]|そうね…あなたは顔も見えないし、~
正直ちょっと怪しいわ。▼~
でも、敵とは思えないのよね…▼~
:[???]|…なんですか、その根拠は。~
軍師とは思えない判断ですね。▼~
:[ルフレ]|あら、なぜあたしが~
軍師だってわかったの?▼~
:[???]|…それは。▼
:[ルフレ]|やっぱり、あなたはあたしのことを…▼~
いえ、この世界の~
あたしのことを知っているのね?▼~
そして、さっきの言動から察するに…~
それはあなたのとても大切な人。▼~
…違う?▼~
:[???]|だとしたらどうするんですか。~
脅しでもして情報を吐かせますか?▼~
悪いですが、僕はどんな目に遭っても~
何も言いませんよ。▼~
僕は、自分の意志で決めたんです。~
あの人についていくって。▼~
何があっても、~
最後まで信じるって!▼~
:[ルフレ]|…そう。この世界のあたしが~
いったい何をしているのかは知らないけど、▼~
あなたがそこまで~
信じてくれているのなら、▼~
この世界のあたしは…~
きっと幸せね。▼~
:[???]|…!!▼~
そ、そんなこと…~
あなたには…関係ありません。▼~
:[ルフレ]|そうね。少し立ち入り過ぎたわ。~
ごめんなさい。▼~
…お詫びに、これをあげる。▼~
:[???]|これは…▼~
:[ルフレ]|あたしのお気に入りの本よ。~
簡単な戦術が書いてあるんだけど、▼~
もし…軍師の傍にいるのなら~
必ず役に立つわ。▼~
:[???]|…いいんですか?~
僕にこんなものを渡して。▼~
ここに書いてあることを~
全て敵に教えるかもしれませんよ。▼~
…いえ、もしかしたらこの策を使って~
僕があなたを…!▼~
:[ルフレ]|…いいえ。~
あなたはそんなことしないわ。▼~
:[???]|どうしてそう言い切れるんですか!?▼~
:[ルフレ]|あなたもね、似てるのよ。~
あたしのとっても大事な人に。▼~
だから…きっとそんなことはしない。▼~
こんなこと言ったら、何の根拠もないって~
また呆れられるかしらね?▼~
:[???]|…………▼~
:[ルフレ]|…長く話しすぎちゃったわね。~
それじゃ、あたしはもう行くわ。▼~
あなたと話せて、良かった。▼~
:|'''(ルフレ退場)'''
:[???]|あっ、ちょっと待ってくださ…!▼~
…………▼~
この本、もう持ってるんですよね…~
ずっと前に、あなたがくれたんですよ。▼~
この書き込みも、~
ページの折り目も…おんなじ、ですね。▼~
参りました…~
こんなことされたら、もう、戦えません…▼~
今まで誰に何を言われても~
揺らがなかったのに、▼~
仲間や友達を手に掛けてでも~
この道を貫くと決めたのに…▼~
あなたのせいですよ…~
…母さん。▼~
優しかった頃のあなたに、~
僕が逆らえるわけがない…▼~
ギムレー様…すみません。~
僕は撤退します。▼~
ですが、あなたへの忠誠は~
決して揺るぎません。▼~
この罪を償うため、どんな罰でも~
受け入れる覚悟はできています…▼~
**???初戦闘時 [#h17d7539]
:[???]|
あなたたちは…何者なんですか!?~
話をする気なら無駄ですよ!▼~
僕はもう、誰に何を言われようと~
ギムレー様の元から離れません!▼~
…あの方の邪魔をする気なら、~
誰であろうと消し去ります!▼
**???撃破時 [#o6bea6f5]
:[???]|
ギムレー様…~
僕…幸せ…でした…▼~
あなたと…~
共にいられたこと…▼~
僕は…ずっと…~
忘れませ……▼
**緑軍死亡 [#y71d71fb]
***デジェル [#j57771e9]
:[デジェル]|負けたくなんか…なかった…~
守りたかった…みんなを…世界…を……▼~
***シンシア [#jabe0bbd]
:[シンシア]|あきらめ…ないわ…あたしは…~
信じてる…この世界が…いつか……▼~
***ノワール [#lb5f7c60]
:[ノワール]|父さん…母さん…迎えにきて……~
…ひとりで死ぬ…のは…怖……▼~
***ンン [#e4c7489e]
:[ンン]|覚悟は…していたのです…~
でも…やっぱり…国に…帰りたかっ……▼~
*クリア後 [#fa34aeff]
**緑軍全員生存、血縁者と会話した [#hf9ae676]
:[シンシア]|屍兵が、全滅してる…?~
助かったんだ、あたし…▼~
それに、みんなも無事みたい…~
良かった…!!▼~
異界から来たっていう戦士さんたちも~
みんな無事ならいいけど…▼~
…………~
異界、か…▼~
父さん、母さん…あたしね、~
会っちゃったんだよ…もう一度。▼~
若い姿でびっくりしたけど、~
すごく懐かしかった…▼~
ありがとう…本当に。助けに来てくれて、~
もう一度言葉を交わしてくれて。▼~
本当の親じゃないってことは~
わかってるけど、それでも…▼~
どれだけのパワーをもらったのか~
わからないぐらい、勇気づけられたよ。▼~
あとは任せてね。この世界は、~
あたしたちが絶対に救ってみせる!▼~
:[ノワール]|お、終わったの…?~
私…生きてる…? 死なずに済んだの…?▼~
なんだかホッとして、気が抜けちゃったわ。~
まるで夢の中の出来事みたいで…▼~
…!? 夢…!?~
もしかして、これは夢なの…!?▼~
ためしにどこかつねってみて…~
…痛っ!▼~
よ、良かった…夢じゃなかった…~
こ、これって現実なのね…!▼~
…ねぇ、父さん、母さん…~
信じられないかもしれないけど、▼~
今日、会えたのよ。~
異界から来た、同じ姿の人に…▼~
まるで、天国から会いに来て~
くれたみたいで、嬉しかったわ…▼~
代わりに本物の二人に会えるのは~
先になっちゃったけど…▼~
きっと、許してくれるわよね。~
ね? 父さん、母さん…▼~
:[ンン]|終わったですか…~
これで、国に帰れるです…▼~
何だか、まだ信じられないのです。~
あの状況から、生きて戻れただなんて…▼~
まさか神様が、~
本当に奇跡を起こしてくれるだなんて。▼~
私…お父さんにもお母さんにも~
会ったことが無かったですから、▼~
嬉しかったです…本当に。~
あれが、肉親のぬくもりなのですね…▼~
言葉を交わしただけで、~
その手に触れただけで、▼~
胸がいっぱいになったのです…~
…………▼~
あ…泣いている場合じゃないのです。~
竜石を取り返して、みんなと合流するですよ。▼~
せっかく拾った命、~
もう無駄にしないのです。▼~
宝玉は必ずみんなで~
イーリスに戻すですよ…!▼~
:[デジェル]|敵がいなくなったみたいね。~
私たちが勝った…いえ、▼~
勝たせてもらったんだわ。~
異界の勇敢な戦士たちに。▼~
私たちがこんな情けない状況に~
追い込まれたから、▼~
きっと天国の父さんや母さんが~
ナーガ様に頼みに行ったのね。▼~
ありがとう、父さん、母さん…~
私はいつも、あなたたちに守られてる。▼~
…でも、もう大丈夫。▼~
もう守られる弱い私はおしまい。▼~
これからは私が、~
2人の生きた世界を守るから。▼~
幾度も救われたこの命で、~
絶対に世界を救ってみせるから。▼~
もう敵に屈したりなんかしない。~
もう窮地に追い込まれるようなこともしない。▼~
だから安心して、見ていてね…~
天国と…そして、異界から。▼~
**緑軍全員生存、共通 [#yf701cd1]
:[シンシア]|みんな! 無事で良かった!~
ほんとに良かったよー!!▼~
:[デジェル]|えぇ。一時は死を覚悟したけど…~
援軍のおかげで助かったわ。▼~
あら? そういえばあの人たち、~
どこに行ったのかしら?▼~
:[シンシア]|あ…あれ? ほんとだ…~
もういなくなっちゃってる。▼~
何も言わずに去っていくだなんて、~
ほんとにヒーローみたい…▼~
:[ノワール]|できれば、きちんとお礼が~
言いたかったわね…▼~
あの人たちがいなかったら、~
私たち…きっと全員死んでいたもの。▼~
:[シンシア]|うん。そうだね…▼~
:[ンン]|…シンシア。私はあなたに~
謝らなければならないのです。▼~
:[シンシア]|え? なにを…?▼~
:[ンン]|奇跡みたいなことなんて~
あるはずが無い、と言ったことですよ。▼~
私は今までそんなものを~
信じたことがありませんでしたが…▼~
今日私たちが助かったのは~
紛れもない…奇跡でした。▼~
きっと、シンシアが最後まで信じたから~
ナーガ様が助けてくれたですよ。▼~
:[シンシア]|ンン…▼~
:[ンン]|それに…聞こえたんです。~
ナーガ様の声。▼~
『負けないで』って。~
遠い遠い場所から…▼~
だから私、もう一度信じるです。~
神様はいる。奇跡は起こる。▼~
この世界だって、~
きっと救える…って。▼~
:[シンシア]|うん、そうだよ! きっと~
邪竜なんかばばーんと倒せるよ!▼~
そしたらみんなで遊んだり~
町に行ったりしよう!▼~
ね! さっきそうしたいって~
言ってたよね、ノワール?▼~
:[ノワール]|えぇ…そうね。~
本当に…そんな日が来るかもしれない。▼~
私も、今回のことで~
ちょっとだけ希望が持てたわ…▼~
:[デジェル]|でも、今回のような奇跡に~
甘んじていてはいけないわよ。▼~
今回みたいなことは~
きっともう二度と起こらない。▼~
私たちはそんなものに頼らなくてもいいよう~
常に有利な戦況を心がけるべきよ。▼~
ただでさえ、あんたたちは~
戦力として頼りないんだから。▼~
:[ノワール]|…でもデジェル、さっき私たちのこと、~
強くて勇敢だって言ってたわよね…▼~
:[デジェル]|!! あ、あれはその…!~
つい弱気になって言っただけよ!▼~
それに、最後くらい褒めておかないと~
何だか締まらないじゃない?▼~
:[ノワール]|うふふ…じゃあ、そういうことに~
しておいてあげるわね。▼~
:[デジェル]|……ふん。▼~
:[シンシア]|もー、デジェルったら~
素直じゃないんだから。▼~
…さ、それじゃ早くイーリスに戻ろう!~
きっとルキナ待ちくたびれてるよ!▼~
:[ンン]|そうなのです。早く戻って一刻も早く~
覚醒の儀を行うですよ。▼~
:[ノワール]|み、みんな…無事かしら?~
全員戻ってくればいいけど…▼~
:[デジェル]|大丈夫よ。全員無事に決まってる。~
私たちが一番遅いぐらいじゃないかしら?▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! そんな…!~
じゃあ早く戻らないと…!▼~
:[デジェル]|あっ!? ノワール!~
そんなに走ると危ないわよ!▼~
助かったと言っても油断は禁物なのよ!~
聞いてるの!? ノワール!!▼~
:[ンン]|…はぁ。窮地を脱したと思ったら~
すぐにこの調子なのです…▼~
単独行動は危険なのです。~
私、竜になってノワールを捕まえてくるですよ。▼~
:[シンシア]|う、うん。その方がいいかも。~
よろしくね、ンン。▼~
:[ンン]|了解なのです!▼~
:[シンシア]|…………▼~
良かった…ほんとに。~
これでまた、みんな一緒にいられるね。▼~
…ありがとう、異世界のヒーローさんたち。~
あたしたち、もう諦めたりしないよ。▼~
:|'''(暗転)'''
:[ナーガ]|よくやってくれました、~
異界の戦士たち。▼~
あなたたちのおかげで~
あの4人は死の運命から逃れられました。▼~
きっと無事にイーリスまで~
宝玉を持ち帰ってくれる事でしょう。▼~
:[クロム]|そうか。~
力になれたのなら良かった。▼~
:[ナーガ]|ですが、これで完全に未来が~
変わったわけではありません。▼~
このまま姫君に~
2つの宝玉が渡ったとしても、▼~
残りの宝玉と台座が無ければ~
何の意味もありません。▼~
全ての宝を揃えるために、~
もう少しだけ、協力してくれますね…?▼~
:[クロム]|あぁ、もちろんだ。▼~
:[ナーガ]|ありがとう、異界の戦士たち。~
あなたたちに助けを求めて良かった…▼~
どうかこの先もあの世界の~
運命を変え続けて下さい。▼~
あの世界が希望で満たされるか~
絶望に塗りつぶされるかは~
あなたたちの~
その手にかかっています。▼~
:|'''(暗転)'''
:[ルキナ]|…………▼~
…………▼~
今日も、多くの民が犠牲となりました…▼~
屍兵の勢いも日増しに~
強力なものとなっている…▼~
こんなの…まるで滅びまでの時間を~
先に延ばすだけの戦いだわ。▼~
この城が落とされるのも~
もはや時間の問題…▼~
みんな…~
早く…早く戻ってきて…▼~
……………▼~
:[チキ]|…大丈夫? ルキナ…~
何か思いつめていたみたいだけれど。▼~
:[ルキナ]|チキさん…?▼~
は…はい、大丈夫です。~
少し考え事をしていただけで…▼~
それよりも、どうしてこちらに?~
虹の降る山に避難されていたはずじゃ…▼~
:[チキ]|あの場所は落とされたの。~
数日前…屍兵に。▼~
:[ルキナ]|まさか…!~
あんな場所にまで…!?▼~
:[チキ]|でも、あなたが山に優秀な兵を~
配置してくれていたおかげで、▼~
共にいた民たちは無事に~
こちらへ戻ってくることができた。▼~
それでも何人か、~
犠牲は出てしまったけれど…▼~
:[ルキナ]|そう…ですか…~
あの場所も、もう…▼~
:[チキ]|…………▼~
…ねぇ。そういえば、いつもあなたと~
一緒に戦っている子たちはどうしたの?▼~
姿が見えないようだけれど…▼~
:[ルキナ]|皆は…ペレジアに。▼~
:[チキ]|ペレジア…!?~
なぜ今、あんな危険な場所に…▼~
!! まさか…~
【覚醒の儀】ために?▼~
:[ルキナ]|…そうです。~
あの邪竜を倒すには、▼~
5つの宝玉を炎の台座に収めた~
【炎の紋章】が必要…▼~
ですが、先の戦争で宝玉と台座は~
ペレジアの手に渡ったと聞いています。▼~
皆は、それを取り戻すために…▼~
:[チキ]|そう…それで姿が~
見えなかったのね…▼~
でも、あなたをイーリスに残した~
彼らの判断は賢明だわ。▼~
炎の紋章が完成しても、~
儀式を行う者がいないのでは無意味だもの。▼~
あなたは少しでも~
安全な場所にいた方がいい。▼~
もっとも、~
ここがそうだとは言い難いけれど。▼~
:[ルキナ]|…ですが、皆が旅立ってから~
随分と経ちます。▼~
考えたくはありませんが、~
最悪の事態も視野に入れないと…▼~
:[チキ]|…ルキナ…▼~
大丈夫、きっと皆は無事よ。~
そうに決まっている。▼~
ペレジアでは、宝玉と台座は別々の場所で~
厳重に保管されているという話だもの。▼~
それを全て取り戻して帰るのに~
時間がかかるのは当然のことよ。▼~
:[ルキナ]|…はい、ありがとうございます。~
あまり悪い事は考えないようにしますね。▼~
:[チキ]|そうね。その調子よ。~
悲観的になるだなんてあなたらしくないわ。▼~
皆が帰ってくるまでは~
その分私が戦って…▼~
!! ルキナ、危ない!!▼~
:[チキ]|…ぐっ!?▼~
:[ルキナ]|チキさんっ!?▼~
:[???]|…………▼~
:[チキ]|あなたは…▼~
まさか…イーリス城内に~
入ってくるだなんて…▼~
ルキナ…早く…逃げ…▼~
:[ルキナ]|チキさん!?~
チキさん…! しっかりして下さい!▼~
チキさん…っ!!!!!▼~
**緑軍に死者が出た [#n9152986]
:[ナーガ]|お帰りなさい、異界の戦士たち。▼~
:[クロム]|すまん、精一杯戦ったのだが…~
全員救ってやることはできなかった…▼~
:[ナーガ]|仕方がありません。~
元々あの子たちは全員死ぬ運命だった…▼~
それが少しでも変わったのなら~
喜ぶべきなのでしょう…▼~
:[クロム]|しかし…!▼~
:[ナーガ]|過ぎたことを悔やんでも~
仕方がありません。▼~
犠牲は出てしまいましたが、~
宝玉は生き残った者が回収しました。▼~
宝玉が敵の手に渡らずに済んだのは~
あなたたちの働きのおかげです。▼~
あとは無事に姫君の元に~
戻ることを願うのみ…▼~
あなたたちはよくやってくれました。▼~
:[クロム]|…………▼~
:[ナーガ]|ですが、これで完全に未来が~
変わったわけではありません。▼~
このまま姫君に~
2つの宝玉が渡ったとしても、▼~
残りの宝玉と台座が無ければ~
何の意味もありません。▼~
全ての宝玉と台座を揃えるために、~
もう少しだけ、協力してくれますね…?▼~
:[クロム]|…あぁ、もちろんだ…▼~
:[ナーガ]|ありがとう、異界の戦士たち。▼~
犠牲となった者も、~
きっと喜んでいることでしょう…▼~
**緑軍全員死亡 [#e0989a0b]
:[クロム]|…………▼~
:[ナーガ]|………~
お帰りなさい、異界の戦士たち…▼~
あなたたちは~
力を尽くしてくれましたが…▼~
残念ながら子供たちは全員死に、~
宝玉も敵の手に戻りました。▼~
宝玉が揃わない以上、~
あの世界の未来は絶望的です。▼~
:[クロム]|…っ!! すまない…!▼~
:[ナーガ]|…いいえ。あの世界は元々~
滅ぶ運命であった世界。▼~
誰もあなたたちを~
責めることなどできません。▼~
:[クロム]|しかし…!▼~
:[ナーガ]|過ぎたことを悔やんでも~
仕方がありません。▼~
ひと時の希望が見られただけでも~
良しとするべきなのでしょう…▼~
せめてあなたたちの世界は~
同じような結末にならないことを祈ります。▼~
死んでしまったあの子たちの分まで、~
精一杯戦いぬいて下さい。▼~
:[クロム]|…………▼~
*コメント(誤字・脱字報告) [#y107c0ce]
- デジェルとヴェイグ、シンシアとフレデリク、ノワールとド...
- すみません、自己解決しました -- [[ちよ]] &new{2012-11-2...
- 緑軍全員死亡が鬱すぎる… -- &new{2015-11-08 (日) 05:34:...
- ンンとロンクー編集しました、ちょっと自信がないので細か...
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