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会話集/章別会話/絆の収穫祭戦闘中会話(女性)
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*戦闘マップ・女性 [#af8a893e]
**リズ&マリアベル [#s6b331f6]
***会話1 [#j4983ff3]
:[マリアベル]|
全くもう…~
どいつもこいつもリズ、リズと…!▼~
リズは貴方達の玩具ではないと~
わかっていらっしゃるのかしら…▼~
たしかにリズは明るく可愛く、~
皆を癒やす天使のような子ですが…!▼~
:[リズ]|
マリアベル…呼んだ?▼~
:[マリアベル]|
ああ…リズ!▼~
…!?~
何ですの、その帽子は?▼~
:[リズ]|
あぁ、これ?~
さっき町の人にもらったんだよ!▼~
どう? なかなか似合うでしょ?▼~
:[マリアベル]|
え、えぇ…リズはどんな格好でも~
似合いますわよ。▼~
:[リズ]|
そう? 良かった!▼~
もし気に入ったんなら、~
マリアベルの分ももらってこようか?▼~
:[マリアベル]|
い、いえ…~
それは遠慮しておきます。▼~
それよりも、先ほど皆に囲まれて~
お話ししていたようですが、▼~
何か変なことは~
されていませんこと?▼~
:[リズ]|
変なこと…?~
仲間に変なことはされないと思うけど。▼~
:[マリアベル]|
ならいいのですけれど…▼~
:[リズ]|
ねぇ、マリアベルって~
昔からわたしにはすんごく優しいのに、▼~
他の人には結構厳しいよね。▼~
:[マリアベル]|
親友に優しくするのは、~
淑女として当然の義務ですわ!▼~
:[リズ]|
で…でも、他の人に厳しいのは~
淑女としてどうなのかな…?▼~
:[マリアベル]|
それはみなさんが、リズに無闇に~
近づいてきやがるからですわ!▼~
まったく…二人の時間を邪魔するなんて、~
無礼にも程がありますもの。▼~
:[リズ]|
で、でも…もうちょっと、みんなにも~
優しくしていいんじゃないかな?▼~
ほら、二人より三人…~
大勢の方が楽しいし!!▼~
:[マリアベル]|
いいえっ! 許しません!~
リズはわたくしだけのものですわ!▼~
:[リズ]|
えっ…?~
そ、それってどういう…▼~
:[マリアベル]|
!! えと…あの…その。~
今のは忘れて下さいまし…!▼~
:[リズ]|
あ…マリアベル、~
行っちゃった…▼~
いきなりどうしちゃったんだろ?▼~
わたしがこんな帽子をかぶってるせい…?~
ま、まさかね…▼~
***会話2 [#i07a36fa]
:[リズ]|
あの、マリアベル…~
ちょっといい?▼~
:[マリアベル]|
あ…リズ。~
あの…その。▼~
先ほどはとっさに口に出たこととはいえ…~
も、申し訳ありませんでした…▼~
:[リズ]|
あ、ううん。~
怒ってないならいいんだ。▼~
急にどっか行っちゃうから、わたし~
何か悪いことしちゃったのかと思ったよ。▼~
:[マリアベル]|
リズは本当に優しいんですのね…~
非があるのはわたくしのほうですのに。▼~
皆が貴方を好きになることも頷けますわ。▼~
:[リズ]|
み、みんなが?~
それはちょっと大げさだよ。▼~
:[マリアベル]|
いいえ。リズは昔から~
男の子にも女の子にも好かれ、▼~
王族にもかかわらず~
友人が多かったと記憶していますわ。▼~
:[リズ]|
そ、そうかな…▼~
:[マリアベル]|
そうですわ。でも、わたくしは違う…▼~
この性格のせいか、あまりお友達と~
呼べる方は多くありませんでした。▼~
:[リズ]|
マリアベル…▼~
:[マリアベル]|
貴方が誰かと仲良く話したり~
しているのを見ると…▼~
リズが、他の人に~
取られてしまったようで…▼~
だからと言ってその輪に入れるわけもなく、~
わたくしは勝手に苛立っていました…▼~
貴方が羨ましくもあり、~
貴方が取られて悔しかった…▼~
わたくしはみっともない心根の~
持ち主なのですわ…▼~
:[リズ]|
もう、何言ってるの!~
マリアベルはとってもいい子だよ!▼~
優しくて、強い心を持ってる…~
わたしの自慢の親友なんだから!▼~
:[マリアベル]|
リズ…▼~
:[リズ]|
安心してね、マリアベル。~
わたし、どこにも行かないから。▼~
わたしにいくらたくさんの友達がいても、~
親友はマリアベルだけだから。▼~
さっき『仲のいい人とお祭りを回るといい』って~
町の人に言われた時も、▼~
真っ先に思い浮かんだのは~
マリアベルの顔だったんだよ。▼~
だから…わたしこそごめんね。~
親友に寂しい想いをさせちゃうなんて。▼~
ほら、おわびにぎゅーってしてあげる。▼~
:[マリアベル]|
もう…リズったら。~
わたくしは子供じゃありませんのよ?▼~
でも…こうしていると、~
とても安心しますわ。▼~
:[リズ]|
わたしもだよ。この戦いが終わったら、~
一緒にお祭り回ろうね、マリアベル。▼~
:[マリアベル]|
えぇ、楽しみにしていますわ。▼~
**ソワレ&ミリエル [#tdec9d12]
***会話1 [#rd940ce7]
:[ミリエル]|ソワレさん、ひとつ~
伺ってもよろしいですか?▼~
:[ソワレ]|なんだい、ミリエル。~
ボクにわかることなら、構わないよ。▼~
:[ミリエル]|そうですね…より正確に言うならば、~
貴方にしかわからないことです。▼~
:[ソワレ]|ボクにしかわからない…?▼~
:[ミリエル]|はい。~
質問の内容ですが、▼~
なぜ貴方は自分のことを『ボク』と~
おっしゃるのでしょう?▼~
女性の一人称は一般的に『私』『わたくし』~
『あたし』などが多いと思われますが。▼~
今まで貴方のような呼び方をする方と~
お会いしたことがなく…大変興味深いのです。▼~
:[ソワレ]|なるほど、~
そういうことか。▼~
実はうちには二人の兄がいてね。~
多分、その影響じゃないかな。▼~
特に意識したとかじゃなくて、~
ボクにはそれが当たり前だったんだ。▼~
…うん。~
兄さんたちのせいだね。▼~
:[ミリエル]|…? しかし、それでは~
新たな疑問が生じます。▼~
二人の兄上はイーリス騎士団に~
いらっしゃいませんよね?▼~
:[ソワレ]|そ…それは…▼~
:[ミリエル]|通常、イーリスの貴族の家の男子は大抵~
騎士団に所属すると聞いていたのですが。▼~
どこかお体の具合でも悪いのですか?▼~
:[ソワレ]|……っ!▼~
:[ミリエル]|ソワレさん?▼~
:[ソワレ]|わ、悪いけど…他人の家のことなんだから、~
ほっといてくれないか!▼~
:[ミリエル]|なぜ怒られたのでしょう?~
これはさらに興味深いですね…▼~
***会話2 [#r7102303]
:[ミリエル]|ソワレさん…私、貴方に~
謝らなければなりません。▼~
:[ソワレ]|どうしたんだい、ミリエル。▼~
…ああ、~
もしかしてさっきの。▼~
:[ミリエル]|すみません…~
軍の情報を調べて、知ってしまったんです。▼~
:[ソワレ]|そうか…なら、~
隠しても意味ないよね。▼~
:[ミリエル]|はい…~
お二人は、もう…▼~
:[ソワレ]|あぁ。ボクの兄は二人とも~
騎士として戦っていた。▼~
でも、賊に襲われた村を助けに行って…~
そのまま帰らぬ人となってしまったんだ。▼~
:[ミリエル]|本当に申し訳ありませんでした…~
私の突発的な好奇心で、▼~
貴方の辛い過去を~
掘り起こす様な真似をしてしまいました。▼~
:[ソワレ]|いや、気にしなくていいよ。▼~
こうしていつまでも引きずってる~
ボクも悪いのさ。▼~
さっきは怒ったりしてすまなかった。▼~
:[ミリエル]|ソワレさん…▼~
:[ソワレ]|そうそう、~
それでボクって呼び方の話。▼~
兄さんたちの騎士としての遺志を~
継げる様にって、ボクなりの願掛けなんだ。▼~
ふたりとも、自分のことをボクって~
呼んでたからね。▼~
:[ミリエル]|なるほど、そうでしたか…▼~
だとすればきっと、お二人は~
天国で喜んでくれているはずです。▼~
貴方はもう…~
立派な騎士なのですから。▼~
:[ソワレ]|あはは、ありがとうミリエル。▼~
でも、君が天国をたとえに出すなんて、~
ちょっと意外だね?▼~
:[ミリエル]|…そうかもしれませんね。▼~
**ソワレ&スミア [#b445b206]
***会話1 [#z0496e94]
:[ソワレ]|
スミア。~
お祭り、楽しみだね。▼~
一刻も早く再開されるようおに、~
とっとと屍兵を片付けてしまおう。▼~
:[スミア]|
はいっ。頑張ります!▼~
:[ソワレ]|
…?~
おや、あの立て札はなんだろう?▼~
なになに…村人達の美しさを競う~
コンテスト?▼~
このお祭りでは、~
そんなものもあるのか。▼~
:[スミア]|
美男美女求む…それに…▼~
…あっ!▼~
:[ソワレ]|
どうしたんだい?~
急に大きな声を出して。▼~
:[スミア]|
ここを見てください。~
男装の麗人コンテストもあるみたいです。▼~
:[ソワレ]|
男装…?▼~
:[スミア]|
そうです。女の人が男の人の服を着て、~
格好良さを競うんです。▼~
:[ソワレ]|
意味はわかるけど…▼~
:[スミア]|
ソワレさんも出ればいいんじゃないでしょうか?▼~
:[ソワレ]|
ボ、ボクが? そんな、とんでもない!~
どうしていきなりそんなことを…▼~
:[スミア]|
だってソワレさん、男の人の服、~
とっても似合いそうじゃないですか。▼~
しゃべり方だってボクですし。▼~
:[ソワレ]|
こ、これはクセっていうか、~
昔からっていうか…▼~
:[スミア]|
そうですか…でも、ソワレさんなら~
それを抜きにしても絶対に似合います!▼~
凛々しく、そして美しく…▼~
男装とは性別の枠すら超えてしまった、~
とても優美で甘美な世界だと聞きましたよ。▼~
:[ソワレ]|
スミア…妙に詳しいね。▼~
:[スミア]|
んー…考えれば考えるほど、私、~
ソワレさんはこれに出るべきだと思います。▼~
:[ソワレ]|
ええっ!?▼~
:[スミア]|
そうと決まれば、~
のんびりしているヒマはありません。▼~
ソワレさんに似合う服を探してきます!▼~
:[ソワレ]|
えっちょ、ちょっとスミア!?▼~
***会話2 [#uaf11e89]
:[スミア]|ソワレさん、お待たせしました。▼~
:[ソワレ]|本当に男物を~
借りてきたのかい…?▼~
:[スミア]|もちろんです。▼~
クロム様もそれならばと、~
快く貸してくださいましたよ。▼~
:[ソワレ]|ん?~
これ、クロムの服なのか?▼~
:[スミア]|はい。もうサイズが合わないそうで、~
譲って頂きました。▼~
どうぞ、袖を通してみてください。~
細かい調節は私がしますから。▼~
:[ソワレ]|わ、わかったわかった。~
でも、まずは戦いを終えてからね。▼~
:[スミア]|あ…! す、すみません、~
それもそうですよね…▼~
私つい勝手に~
盛り上がってしまって…▼~
:[ソワレ]|あはは…でもスミアがそんなに~
食いつくとは思わなかったよ。▼~
:[スミア]|す、すみません…ただ私、~
世の中には男性の魅力、女性の魅力、▼~
そして、それらを兼ね備えた~
もう一つの美しさがあると思うんです。▼~
その結晶とも言えるのが~
男装の麗人…▼~
女性でありながら男性の衣装を着こなし、~
それでいて女性の美しさも損なわない。▼~
…物語の王子様のようで~
魅力的だと思いませんか?▼~
:[ソワレ]|なるほどね…女性として~
気持ちはわからなくもないけど。▼~
:[スミア]|そして、私たちの軍の中で一番その魅力に~
あふれているのがソワレさんだと思います。▼~
コンテストに出れば、~
優勝間違いなしだと思いますよ。▼~
私、絶対、~
最前列の真ん中で応援します!▼~
:[ソワレ]|いや〜…あの…~
気持ちは嬉しいけど…▼~
ボクはまだ出るなんて~
一言も言ってないんだけどな…▼~
**ミリエル&セルジュ [#wa895e49]
***会話1 [#n2c05470]
:[ミリエル]|
…なるほど、~
これは興味深い。▼~
:[セルジュ]|
どうしたの、ミリエル。~
屍兵なんて珍しくもないでしょ?▼~
:[ミリエル]|
そうですね…ですが、屍兵が~
果物の匂いにつられて現れるとは初耳です。▼~
そのような研究結果、~
みたことがありません。▼~
おそらく、屍兵の生態と~
何らかの因果関係があるのでしょう…▼~
:[セルジュ]|
果物を欲しがる屍兵…~
確かに奇妙と言えば奇妙ね。▼~
でも、前にこんな話を~
聞いたことがあるわ。▼~
ここではないどこかの異界では、~
子どもたちが収穫祭に、▼~
魔物や怪人の格好をして~
街を練り歩くらしいの。▼~
:[ミリエル]|
それもまた興味深いですね。▼~
一体、何のために~
そんなことをするのでしょう?▼~
:[セルジュ]|
そこまでは、私もわからないわ。~
けど、収穫祭と魔物というものは、▼~
一見無関係に見えて何らかの~
結びつきがあるのかもしれないわね…▼~
:[ミリエル]|
確かにそうですね。~
ますます興味深い…▼~
では、私の方でも、~
もう少し調べてみます。▼~
貴方も何かわかったら教えてください、~
セルジュさん。▼~
:[セルジュ]|
ええ、もちろん。▼~
そのためにも、まずはこの~
屍兵たちを片付けちゃいましょう。▼~
***会話2 [#i2934694]
:[ミリエル]|セルジュさん、~
少々お時間よろしいでしょうか?▼~
:[セルジュ]|ええ、もちろん。私、ミリエルの話、~
興味深いから好きよ。▼~
:[ミリエル]|…そうでしょうか?▼~
他の方々は皆、私の話には途中で~
興味を失っていくような気がしています…▼~
:[セルジュ]|あら、そうなの?▼~
:[ミリエル]|はい、~
原因はわかってはいるのです。▼~
私はつい普通の人にとって難解な言葉や、~
理解しにくい話をしてしまうようですから…▼~
:[セルジュ]|そんなことないわよ。~
私、ミリエルのことは理解できるわ。▼~
ううん、どっちかっていうと、~
わかりやすいぐらいだと思うわよ。▼~
:[ミリエル]|!! 本当ですか?▼~
:[セルジュ]|えぇ。ほら、ここの人たちって、~
論理や理屈を立てた会話じゃなくて、▼~
うわ〜とかぎゃーとか~
勢いで話す人も多いじゃない?▼~
それに比べたら、あなたの話は~
筋が通っていて、ずっとわかりやすいもの。▼~
:[ミリエル]|すみません、褒めていただけるのは~
大変嬉しいのですが…▼~
それは少々買いかぶりすぎ、~
というものではないでしょうか?▼~
:[セルジュ]|そうだったとしても、いいの。▼~
少なくとも私はあなたと、~
わかりあえているつもりだから。▼~
:[ミリエル]|…ありがとうございます、セルジュさん。~
私も貴方を好意的に見ています。▼~
セルジュさんのお話には、~
他の人たちが及ばない高尚さがありますので…▼~
大変興味深いです。▼~
:[セルジュ]|ふふふっ。そんなに褒めても、~
何も出てこないわよ?▼~
あ、でもまたひとつ思い出したわ。▼~
これは私の産まれた国に伝わる~
ドラゴンの伝承なんだけどね…▼~
聞いてくれるかしら?▼~
:[ミリエル]|…それは興味深そうですね。~
ぜひ聴かせていただけますか?▼~
**スミア&ティアモ [#k583f685]
***会話1 [#eaf9de6e]
:[ティアモ]|
スミア、ちょっといい?▼~
:[スミア]|
は、はいっ。~
なんでしょう?▼~
:[ティアモ]|
なんでしょうじゃないわよ。▼~
さっき補給物資を運んでいた時、~
箱を落として壊してたでしょ。▼~
:[スミア]|
す、すみません…▼~
:[ティアモ]|
今のあたしたちの軍の状態は~
わかっているでしょう?▼~
物資は貴重なの。~
それを無駄にするなんて…▼~
それに昨日は整えて立てかけてあった槍、~
全部倒しちゃってたでしょ!▼~
:[スミア]|
そっちも見られてたんですか…~
す、すみません…▼~
:[ティアモ]|
それだけじゃないわ!▼~
ペガサスの餌を間違えたのも、~
鎧に油をぶちまけたのも全部知ってるわよ!▼~
:[スミア]|
ひ、ひぃっ!~
ごめんなさい…!▼~
:[ティアモ]|
もう…本当にしっかりしてよね。~
ここは戦場なのよ。▼~
ちょっとしたミスで、自分どころか~
他の人が命を落とすことだってあるわ。▼~
その時は、~
ごめんなさいではすまないのよ?▼~
:[スミア]|
それはわかってます…▼~
で、でもでも…私だって~
一生懸命やってるんです…!▼~
:|'''(スミア退場)'''
:[ティアモ]|
あっ! スミア!▼~
参ったわ…~
さすがにちょっと言い過ぎたかしら…▼~
***会話2 [#ya1f031a]
:[スミア]|
ティアモ…さっきは~
逃げ出したりしてすみませんでした。▼~
:[ティアモ]|
スミア…あたしもその…~
ちょっと、言い過ぎたわ。▼~
スミアが頑張ってるのはわかってる…~
なのに、ひどいこと言ってごめんね…▼~
:[スミア]|
いいえ…! ティアモは悪くありません!~
悪いのは私ですから…▼~
失敗も事実ですし、本当に反省してます。~
皆に迷惑をかけてるのもわかってます。▼~
だから…~
私の方こそごめんなさい。▼~
:[ティアモ]|
スミア…▼~
:[スミア]|
すぐには無理かもしれませんけど、~
私の悪いところ…頑張って直していきます。▼~
だから、もう少しだけ見守っていて~
もらえませんか…?▼~
:[ティアモ]|
もちろんよ、スミア。▼~
:[スミア]|
良かった…!▼~
あ…えと。~
ティアモ、ちょっといいですか?▼~
:[ティアモ]|
え…?▼~
:[スミア]|
あちらの露天((原文ママ、露"店"の誤字))で、すごく可愛い~
ペガサスの羽根飾りを見つけたんです。▼~
お祭りが再開したら、~
一緒におそろいのを買いませんか?▼~
:[ティアモ]|
まったく、~
あなたって人はもう…▼~
どこかで泣いてるかと思えば~
そんなものを見つけてたのね?▼~
昔から泣いてもすぐにケロッとして~
笑顔で戻ってくるのよね…▼~
振り回される~
あたしの身にもなって欲しいわ。▼~
:[スミア]|
す、すみません…▼~
:[ティアモ]|
うふふっ…~
でも、その笑顔にあたしも随分救われてきた。▼~
緊張した戦場であなたの笑顔を見ていると、~
怒る気も失せてしまうもの。▼~
:[スミア]|
それは褒められてるんでしょうか…?▼~
:[ティアモ]|
もちろんよ。▼~
:[スミア]|
そ、そんな…私なんて…▼~
でも、ティアモに~
褒められると嬉しいです。▼~
それじゃ、後で一緒に~
さっきの羽根飾りを…▼~
:[ティアモ]|
それはできないわ。▼~
:[スミア]|
ええっ?~
どうしてですか!?▼~
:[ティアモ]|
ほら、コレ。~
受け取って。▼~
:[スミア]|
…! ペガサスの羽根飾り!~
でも、どうして…▼~
:[ティアモ]|
仲直りの印。さっきあたしも見つけて、~
二つ買っておいたの。▼~
まさか、あなたが同じものを~
欲しがってるとは思わなかったけど。▼~
:[スミア]|
嬉しい…!~
ありがとうございます…!▼~
これからもよろしくお願いしますね、~
ティアモ!▼~
:[ティアモ]|
ええ。こちらこそ。▼~
その笑顔、~
あたしが守ってみせるわ。▼~
**マリアベル&オリヴィエ [#qc78694e]
***会話1 [#d8bbcc89]
:[マリアベル]|
オリヴィエさん、わたくし貴方に~
言っておきたいことがありますの。▼~
:[オリヴィエ]|
は、はい?~
なんでしょう…?▼~
:[マリアベル]|
食事の時のことですわ。▼~
貴方、フォークの使い方を~
間違ってらしたわよね。▼~
それに、お皿を並べる順番も。▼~
:[オリヴィエ]|
すみません…~
私、そういうのに疎くて…▼~
:[マリアベル]|
席から立ち上がる時もですわ。▼~
あんなにバタバタと動いては、~
品性を疑われてしまいます。▼~
:[オリヴィエ]|
そ、それは踊ってくれと呼ばれて、~
急いでたからで…▼~
:[マリアベル]|
まったく…~
仕方ないですわね。▼~
この軍に所属する者として~
恥ずかしくないように、▼~
わたくしが淑女の作法というものを~
教えて差し上げますわ。▼~
それはもう、~
手取り足取りじっくりと!▼~
:[オリヴィエ]|
えっ、私…そんなに~
恥ずかしい真似をしていたんですか?▼~
でも私、お作法よりも~
踊りの練習の方が…▼~
:[マリアベル]|
淑女の作法とは、言うなれば~
動きを美しく見せるもの…▼~
すなわち、踊りにも通じますわ!▼~
:[オリヴィエ]|
…ええっ!?▼~
で、でもまぁ一理ある気がします…▼~
:[マリアベル]|
一理どころか二理も三理も~
ありますわ!▼~
とにかく、これからしばらくの間~
わたくしの指導に従ってもらいます!▼~
よろしいですわね!?▼~
:[オリヴィエ]|
は、はい…!▼~
***会話2 [#be66638a]
:[マリアベル]|
違いますわ!▼~
:[オリヴィエ]|
す、すみません…!▼~
:[マリアベル]|
何度言ったらわかりますの?▼~
そんな風に持っては、相手の方との~
距離が近くなりすぎますわ。▼~
まったく、お酌の仕方一つも~
わからないだなんて…▼~
これまで踊り子として各地の諸侯の食事会に~
招かれることもおありだったのでしょう?▼~
その場ではいったい~
どうされていたのですか?▼~
:[オリヴィエ]|
これまで…そういう時は余計な虫が~
付かないようにと、▼~
いつもバジーリオ様が~
側で守ってくださっていたので…▼~
:[マリアベル]|
まったく、あのヒゲハゲ親父ときたら…~
過保護にも程がありますわ。▼~
:[オリヴィエ]|
で、でも、おかげで私は踊りに~
集中することが出来たんです。▼~
踊り子って、宴席ではどうしても…その…~
変な目で見られてしまいますから…▼~
酔って絡んでくる方も多くて…▼~
:[マリアベル]|
そうですの…▼~
それはそれで大変ですわね。▼~
でも、安心なさって。▼~
この軍にいれば、貴方に変な手出しを~
しようなんて野蛮な男はいませんわ。▼~
:[オリヴィエ]|
は、はい…~
それはそうですね。▼~
:[マリアベル]|
ですから、余計なことは気にせず、~
みっちり作法を覚えて頂きます!▼~
:[オリヴィエ]|
ええっ!?▼~
:[マリアベル]|
『ええっ!?』ではありません!~
返事は『はい』!▼~
:[オリヴィエ]|
ひ、ひ~ん!▼~
**ベルベット&ティアモ [#t47df6db]
***会話1 [#a21da35d]
:[ベルベット]|
ティアモ!~
覚悟なさい!▼~
:[ティアモ]|
ベ…ベルベットさん?~
いきなりどうしたんですか?▼~
…っ!!?▼~
:|'''(金属音)'''
:[ベルベット]|
!! さすがね…~
私が見込んだだけのことはあるわ。▼~
:[ティアモ]|
いきなり襲いかかってくるだなんて…~
ど、どういうつもりなんですか?▼~
:[ベルベット]|
前からあなたには…~
勝負を挑んでみたかったのよ。▼~
命を賭けた戦いを…ね。▼~
:[ティアモ]|
そんな…! あたし、何かベルベットさんの~
気に障るようなことでもしましたか?▼~
:[ベルベット]|
いいえ。~
そういうことじゃないわ。▼~
あなたはこの軍の中でも、~
天才中の天才と呼ばれている。▼~
人間の天才の力がどれほどのものか…▼~
タグエルの生き残りとして、~
確かめさせて頂戴。▼~
:[ティアモ]|
タグエルの生き残りとして…!?~
ちょ、ちょっと待って下さい。▼~
仲間同士で争うことに、~
何の意味があるんですか?▼~
あたしはベルベットさんと~
命をかけた戦いなんてしたくありません!▼~
そんな無益な事は~
やめてください…▼~
:[ベルベット]|
無益でも何でも構わない!~
これはタグエルと人間の尊厳を賭けた…▼~
種族の運命を決める戦いなのよ!▼~
:[ティアモ]|
あ、あたしは人間の代表になる~
つもりなんてありません。▼~
それより、さっさと屍兵を片付けましょう?~
ほら、あっちにあんなにいますよ!▼~
:|'''(ティアモ退場)'''
:[ベルベット]|
待ちなさい!ティアモ!▼~
くっ…~
私はあきらめないわ…絶対に…▼~
これは、タグエル最後の一人としての、~
務めなのよ…!▼~
***会話2 [#m9097b24]
:[ベルベット]|
ティアモ!~
見つけたわよ!▼~
:[ティアモ]|
ベルベットさん、~
さっきの件ならお受けできませんよ?▼~
今は戦闘中なんですから。~
早く化け物を退治しないと…▼~
:[ベルベット]|
ならば、早々にケリを付けてあげる。~
…武器を構えなさい。▼~
この私の身体で、人間にタグエルの~
強さの証を刻みこんであげるから。▼~
:[ティアモ]|
…ふぅ。仕方ないですね…~
じゃあ、はっきり言わせてもらいます。▼~
ベルベットさんは、~
まるで自分が見えていません。▼~
:[ベルベット]|
な、何を言うの!~
私はタグエルのために…!▼~
:[ティアモ]|
…それはどうかしら。▼~
ベルベットさんは自己満足に~
耽りたいだけなんじゃないですか?▼~
:[ベルベット]|
な…なんですって!?▼~
:[ティアモ]|
ベルベットさんは最初は、人間が~
信用できないと言ってました。▼~
でも、今はもう違います。~
次第にみんなと打ち解けていっていますよね。▼~
:[ベルベット]|
…確かに、それは否定しないわ。~
でも…それとこれとは話が別よ。▼~
:[ティアモ]|
いいえ、同じです。▼~
ベルベットさんはその過程で、~
失いかけてしまったんです。▼~
あなたが立ち上がり、行動するに至った~
その根源とも言える感情…▼~
種族を滅ぼされてしまった~
悲しみと、怒りの感情を。▼~
ベルベットさんはそれを完全に~
失ってしまうことを恐れているんです。▼~
:[ベルベット]|
…っ!▼~
:[ティアモ]|
でも…それは、本当に恐れるべき~
ことなんですか?▼~
ベルベットさんは…そしてあたしたちは~
それ以上の強さをもう持っているはずです。▼~
絆の力を…ね。▼~
:[ベルベット]|
……▼~
:[ティアモ]|
ねぇ、ベルベットさん。~
あたしたちは…▼~
まだあなたの昔の仲間の代わりに~
なれていないんですか?▼~
:[ベルベット]|
…………▼~
そう思っても…いいの?▼~
:[ティアモ]|
当たり前じゃないですか。▼~
:[ベルベット]|
ティアモ…ありがとう。▼~
そして…悪かったわ。許して欲しい。▼~
:[ティアモ]|
もちろんです。▼~
そうそう、命を賭けない~
模擬戦ならいつでも受けますよ。▼~
どちらの腕が上かは、~
ハッキリさせておいた方がいいでしょう?▼~
:[ベルベット]|
ふふっ…あなたも言うわね?▼~
:[ティアモ]|
ふふふっ。▼~
**ベルベット&オリヴィエ [#gf7b2771]
***会話1 [#wb264d1d]
:[オリヴィエ]|
ベルベットさん~!~
さっきのは酷いです~!▼~
:[ベルベット]|
さっき…?~
あぁ、食事をしていた時の話?▼~
だって、あなたが~
食べるのが遅かったから。▼~
:[オリヴィエ]|
で、でもベルベットさんみたいに~
早くは食べられないですよ…▼~
せっかく美味しそうなお肉だから、~
最後までとっておいたのに…▼~
ベルベットさんが横からひょいって、~
食べちゃうんですもん…ううっ…!▼~
:[ベルベット]|
あれは美味しかったわ。▼~
:[オリヴィエ]|
うぅ…~
ほんとに酷いです~!▼~
:[ベルベット]|
てっきり、もう残すものだと~
思ったのよ。▼~
でも…生物が生きていくために、~
自分の食事を確保するのは▼~
至極当然のことじゃない?~
本当に大切なものなら、守らなくては。▼~
:[オリヴィエ]|
そ、それはそうですけど…▼~
:[ベルベット]|
でも…私が悪かったのは確かね。~
ちゃんと確認しなかったわけだし…▼~
次からは食べる前にちゃんと~
残すのか残さないのか訊くことにするわ。▼~
:[オリヴィエ]|
そうしてくださると~
ありがたいです…▼~
:[ベルベット]|
うふふ…これから気をつけるから、~
許してちょうだい、ね?▼~
:[オリヴィエ]|
…!!▼~
:|'''(ベルベット退場)'''
:[オリヴィエ]|
…ベルベットさんでも、あんな風に~
笑うこともあるんですね。▼~
初めて見た気がしますけど…~
素敵な笑顔でした…▼~
***会話2 [#ja035af8]
:[オリヴィエ]|
ベルベットさん~!~
さっきのも酷いです~!▼~
:[ベルベット]|
さっき?▼~
あぁ、あなたが癖っ毛を直したいと言うから、~
後ろからくしでとかしてあげたこと?▼~
:[オリヴィエ]|
気づいたら髪の毛がどーんと~
盛り上がってました…!▼~
頭の上に木がそそり立ってるって、~
みんなに笑われちゃいましたよ~!▼~
:[ベルベット]|
うふふ、ごめんなさいね。▼~
あなたを見てると、~
ついイタズラしたくなっちゃうのよ。~
:[オリヴィエ]|
えっ?~
ど…どうしてですか?▼~
:[ベルベット]|
だって私、人間嫌いだから。~
イタズラできる人をずっと探してたのよ。▼~
:[オリヴィエ]|
ええっ!?~
そ、そうなんですか!?▼~
:[ベルベット]|
嘘よ。▼~
:[オリヴィエ]|
嘘!? も、もう…~
びっくるするじゃないですか~。▼~
:[ベルベット]|
実はね…昔、~
あなたみたいな妹分がいたの。▼~
泣き虫で、ちょっぴり臆病で。~
とっても優しい子だった…▼~
あなたを見てるとその子を思い出して…~
つい構いたくなっちゃうのよ。▼~
でも、あんなことになるならもっと優しく~
してあげたら良かったわ…▼~
:[オリヴィエ]|
あんなことになるなら…?▼~
!!!~
もしかして、その人は…▼~
:[ベルベット]|
…もう、死んだわ。~
人間に…殺されてね。▼~
:[オリヴィエ]|
そ、そんな…~
ごめんなさい…▼~
:[ベルベット]|
気にしないで。~
もう遠い昔の話よ…▼~
:[オリヴィエ]|
…わ、わかりました!~
これから私、ベルベットさんの妹になります!▼~
:[ベルベット]|
…え?▼~
:[オリヴィエ]|
私の事、妹だと思って下さい!~
なんでもしますから…!▼~
:[ベルベット]|
ちょ、ちょっとオリヴィエ…?~
そんなに気を遣わなくていいわよ。▼~
:[オリヴィエ]|
いいえ! 私、ベルベットさんが~
悲しそうな顔をするのは嫌なんです!▼~
ベルベットさんがさっき見せてくれた笑顔、~
とっても素敵でした…▼~
あんな風にいつも~
笑ってて欲しいんです!▼~
だから…だから…▼~
:[ベルベット]|
………~
オリヴィエ…▼~
…わかったわ、ありがとう。~
あなたは、本当にあの子にそっくり…▼~
:[オリヴィエ]|
ベルベットさん…▼~
:[ベルベット]|
じゃあお言葉に甘えて、これからも~
ちょくちょくイタズラさせてもらおうかしら?▼~
:[オリヴィエ]|
え、ええっ!?~
やっぱりベルベットさんひどいです~!▼~
:[ベルベット]|
ふふふっ。~
冗談よ、オリヴィエ。▼~
これからは、あなたには~
うんと優しくしてあげる。▼~
あの子にそうして~
あげられなかった分まで…ね。▼~
**ノノ&サーリャ [#n33418fd]
***会話1 [#c103ef73]
:[ノノ]|
サーリャはバインバインだね!▼~
:[サーリャ]|
ノノ、何よ突然…?▼~
:[ノノ]|
だから、サーリャは~
バインバインだね!▼~
:[サーリャ]|
バ、バイン…? 何のこと?~
呪文…ではなさそうね。▼~
まったく意味がわからないわ…▼~
:[ノノ]|
サーリャはね、お胸もお尻も~
バインバインってこと!▼~
:[サーリャ]|
…っ!?▼~
こ、子供は無邪気であるがゆえに、~
時に恐ろしい事を口走るわね…▼~
:[ノノ]|
ねぇねぇ~サーリャのバインバイン、~
ノノにさわらせて!▼~
:[サーリャ]|
い、嫌よ…~
他を当たって頂戴…▼~
私よりもっとその…ば、バインバインな人が~
いるでしょう…?▼~
:[ノノ]|
ええ~!~
そんなことないよ~!▼~
ノノが見た中だと、サーリャがいちばん~
バインバインだもんっ!▼~
:[サーリャ]|
そう…でも、貴方だけの印象では~
間違いがあるかもしれないでしょう…?▼~
:[ノノ]|
もーっ! それじゃ、~
他の人にも聞いてみるね!▼~
ねーねー! クロムのおにいちゃん~!~
サーリャってバインバイ――▼~
:[サーリャ]|
ちょ、ちょっと待ちなさい!~
それ以上言ったら、怒るわよ!!▼~
:[ノノ]|
えーっ。じゃあノノ怒られたくないから、~
さわらなくてもいいよ~だ!▼~
:[サーリャ]|
ふん…わかればいいのよ…▼~
:[ノノ]|
なら代わりに、バインバインは~
やわらかいかどうかだけ教えて!▼~
:[サーリャ]|
…一応知りたい理由を~
訊いておこうかしら?▼~
:[ノノ]|
だってさっき軍の男の人が~
言ってたよ~?▼~
サーリャのバインバインはモチモチの~
ムチムチでサイコーなはずだ! って。▼~
だからノノもさわってみたかったの!▼~
:[サーリャ]|
!!~
陰でなんてことを…!▼~
そいつ…何としてでも見つけ出して~
末代まで呪ってやるわ…▼~
***会話2 [#hf294b50]
:[サーリャ]|
えっ…?~
あら…私、眠っていたの?▼~
戦闘中なのに…私ったら…?~
疲れていたとはいえ、こんなことって…▼~
う…うふふ。でもさっき見た夢、~
ルフレが出てきてくれた…ふふふっ。▼~
しかも、~
あんなことになるなんて…!▼~
:[ノノ]|
サーリャ!おはよう!~
よく眠れたー?▼~
:[サーリャ]|
ノノ… よく眠れたか…って~
貴方私が寝ているのを放っておいたの…?▼~
気づいていたなら~
どうして起こさなかったの…▼~
:[ノノ]|
だってサーリャを寝かせたの、~
ノノだもん!▼~
:[サーリャ]|
えっ…!? どうして…?~
どうやって…? まさか、呪い…!?▼~
:[ノノ]|
ううん! マムクート秘伝の~
眠りの粉をパサッてかけたんだよ!▼~
:[サーリャ]|
戦場で余計なことを…~
子供の悪戯のつもりなのかしら…▼~
:[ノノ]|
あのね~。実はね~。▼~
その間に、サーリャのバインバイン~
触らせてもらっちゃった! えへへっ!▼~
:[サーリャ]|
な、なんですって…!?▼~
:[ノノ]|
やっぱりモチモチだったね!▼~
でもバインバインっていうより、~
ポヨンポヨンって感じだったな~。▼~
気持ちよくて、いっぱい触っちゃった!~
えへへっ!▼~
:[サーリャ]|
人が寝てる間に何やってるのよ…~
私としたことが油断したわ…▼~
というか触るために~
わざわざ私を眠らせたの…!?▼~
…呪うわよ!?▼~
:[ノノ]|
ひっ…! ひえぇ~ん!~
ち、違うよ~! サーリャ…なんか▼~
最近疲れてるみたいだったから…~
ゆっくり眠った方がいいと思って…!▼~
その間はノノが守ってあげるから~
平気だと思って…! えぐっ…えぐっ!▼~
:[サーリャ]|
そ、そうだったの…?~
それに関しては謝ってあげるわ…▼~
怒ったりして悪かったわね…▼~
:[ノノ]|
う、うん…!▼~
でもサーリャ、顔色よくなったみたい!~
良かったね!▼~
:[サーリャ]|
でもこれからは勝手に粉を使って~
眠らせてはダメよ…▼~
勝手に人の身体を触るのもダメ…~
…わかった?▼~
:[ノノ]|
うん…! じゃあこれからは~
サーリャが起きてる時に触らせてもらうね!▼~
:[サーリャ]|
…やっばり呪ってやろうかしら…▼~
**ノノ&セルジュ [#g7d91e6a]
***会話1 [#w80ff3cd]
:[セルジュ]|
はぁ…▼
:|'''(ノノ登場)'''
:[ノノ]|
あれ~? セルジュ、どうしたの?~
お腹でも痛い?▼~
:[セルジュ]|
いいえ、私は平気よ。▼~
でも、ミネルヴァちゃんの調子が悪いの。~
風邪気味みたいで…▼~
異界の空気が~
合わなかったのかしら?▼~
:[ノノ]|
そんなぁ…ミネルヴァ、かわいそう…~
早く良くなるといいね…▼~
元気になったら、~
ノノとまた遊んでね。▼~
:[セルジュ]|
ええ、治ったら訓練を兼ねて~
一緒に飛んであげてね…▼~
…あっ!!~
そういえばノノちゃんはマムクート…▼~
同じ竜という意味では~
ミネルヴァちゃんと一緒よね?▼~
:[ノノ]|
…? そうだよ?▼~
:[セルジュ]|
ねぇ、ノノちゃんは風邪を引いた時に~
どうすると良くなるの?▼~
人間じゃなくて、竜ならではの治療法みたいな~
ものがあったりするのかしら?▼~
:[ノノ]|
ノノが風邪引いちゃった時は、~
お布団かけて暖かくして、▼~
ゆっくりお休みするよ?▼~
:[セルジュ]|
それは普通に~
人間と変わらないわね…▼~
:[ノノ]|
あっ! あとね、果物が病気の時には~
身体に良いって教えてもらったよ。▼~
むかし仲良くしてた、竜族の~
物知りなおにいちゃんが言ってたの!▼~
:[セルジュ]|
果物…そうね、それはいいかも。~
ちょうどこの街は果物が名産みたいだし。▼~
ありがとう、ノノちゃん。~
さっそく食べさせてみるわね。▼~
:[ノノ]|
うん! お大事にね~。▼~
***会話2 [#bfacdb1f]
:[ノノ]|
セルジュ!~
ミネルヴァの具合はどう?▼~
:[セルジュ]|
果物を食べさせたら、なんだか~
ちょっと落ち着いたみたい。▼~
アドバイスしてくれてありがとうね、ノノちゃん。~
おかげで助かっちゃったわ。▼~
:[ノノ]|
良かった!!▼~
でも、ミネルヴァが本当に調子悪い時は~
ノノに言ってね。▼~
ノノ、ミネルヴァの代わりにセルジュ乗せて、戦ってあげるか...
:[セルジュ]|
えっ? あ、そうね…~
それはそれで、アリかもしれないわね。▼~
でも、ノノちゃんは人を乗せて~
戦ったことってあるの?▼~
:[ノノ]|
ないよー!▼~
:[セルジュ]|
え…?~
だ、大丈夫かしら?▼~
:[ノノ]|
だいじょーぶ!~
ちゃんとつかまってれば落ちないから。▼~
この前、買い物行くときに~
ルフレ乗せてあげたけど、▼~
じーっとしてて静かだったよ。▼~
:[セルジュ]|
あら、そうなの?▼~
:[ノノ]|
うん、きっとすっごく楽しいよ!▼~
ノノ、宙返りとか急降下とか~
大回転するの大好きだから、▼~
びゅーん! ぐるーん! どかーん!って。~
セルジュ乗せた時にも、やってあげるね!▼~
:[セルジュ]|
ええと…~
それは遠慮しておこうかしら。▼~
ルフレ、気絶したか~
必死に掴まってたんでしょうね…▼~
:[ノノ]|
えーっ。なんでー?~
ぜったい楽しいのにな~。▼~
:[セルジュ]|
ああ、早く治ってミネルヴァちゃん…▼~
**ノノ&チキ [#b4dbe7eb]
***会話1 [#t84ef48d]
:[ノノ]|わぁ、出店がいっぱいあるよー!~
ねぇねぇチキ、ちょっと見ていこうよ!▼~
:[チキ]|…でも、今は戦闘中よ。~
そんな時間はあるのかしら?▼~
:[ノノ]|えー? ちょっとぐらい大丈夫だよ!~
お店見る時間なんて、▼~
ノノたちにとっては一瞬の半分の~
そのまた半分くらいなんだし。▼~
:[チキ]|ま、まぁこれだけ生きていると~
体感的にはそうなのだけれど…▼~
そういえば、あなたはこの軍では~
私の次におばあさんだったわね。▼~
同じマムクートとはいえ、~
たまにそのことを忘れてしまうわ。▼~
:[ノノ]|わぁ! 見て見て、かわいい飾り!~
お花に、ハートに、竜の形もある!▼~
あっ、こっちは青いお星さま!~
見て見てチキ!すっごくきれいだよ!▼~
:[チキ]|星…▼~
:[ノノ]|あれ? どうしたの?~
チキはお星さまきらい?▼~
:[チキ]|いいえ、そんなことないわ。~
星は好きよ。▼~
でも…見ていると寂しくなるから。▼~
:[ノノ]|さみしい? どうして?▼~
:[チキ]|ノノは…人が死んだら~
お星さまになるって話、知っているかしら。▼~
:[チキ]|ううん、知らないよ。~
死んじゃった人たち、お星さまになるの?▼~
:[ノノ]|えぇ。人々の言い伝えでは~
そうなると言われているわ。▼~
:[チキ]|じゃあクロムのおにいちゃんや~
ルフレも?▼~
:[チキ]|いずれはね。…だから私、~
星を見るととっても寂しくなるの。▼~
私はまだ大地の上にいるのに、~
懐かしい人たちは空の上。▼~
もう届かない場所から~
私のことを見ているから…▼~
:[ノノ]|へぇー!~
それってすっごくすてき!▼~
:[チキ]|素敵…?▼~
:[ノノ]|だって夜になったら、死んじゃった人たちと~
いつでも会えるってことでしょ?▼~
:[チキ]|!!▼~
:[ノノ]|生きてるみんなとはすぐに~
お別れしなきゃいけないけど、▼~
お星さまになったら、~
百年たっても千年たっても、▼~
ずっと一緒にいてくれるってことだよね!~
それならノノ、お別れもさみしくないよ。▼~
:[チキ]|…………▼~
そう…そうね…~
千年たっても、ずっと一緒…▼~
私、どうして今まで~
そう思わなかったのかしら…▼~
:[ノノ]|ど、どうしたのチキ? 泣いてるの?~
ノノ、何かわるいことしちゃった?▼~
:[チキ]|…いいえ、嬉しいのよ。▼~
…今までずっと、~
星の光が怖かった。▼~
みんなに置いていかれた~
証のような気がして、とても寂しかったの。▼~
でも、今日からは違う。~
あなたがそう気付かせてくれたのよ…▼~
ありがとう、ノノ。▼~
:[ノノ]|?? 急に泣いたり笑ったりして…~
今日のチキ、へんなの。▼~
***会話2 [#b6f542bc]
:[チキ]|ねぇノノ、元の世界に戻ったら~
一緒に星を見に行かない?▼~
:[ノノ]|え? いいけど…チキ~
お星さま見るとさみしいって言ってたよね?▼~
:[チキ]|えぇ。でも、今日からは~
寂しくなくなりそうなの。▼~
ノノ、あなたのおかげでね。▼~
:[ノノ]|ほんと? よくわかんないけど…~
チキが行きたいならいいよ!▼~
それに、もしさみしくなっちゃっても、~
ノノがそばにいるから平気だしね!▼~
:[チキ]|そうね。心強いわ。▼~
:[ノノ]|えへへ…じゃあ夜になったら~
お星さまの見える場所さがさないとね!▼~
:[チキ]|あのね…私、とても星が綺麗に見える~
場所を知っているの。▼~
ノノさえ良ければ~
そこに連れていきたいわ。▼~
普通の人には行けないような場所だけど…~
竜になったらすぐだから。▼~
:[ノノ]|やったぁ! じゃあ二人だけの~
ひみつの場所だね!▼~
:[チキ]|うふふ、そういうことになるかしら。▼~
:[ノノ]|すごいすごい!~
チキとノノのひみつの場所!▼~
なんだかわくわくしてきちゃった!▼~
:[チキ]|夜遅くに見ることになるから~
温かくしていかないとダメね。▼~
ノノ、その格好で平気なの?▼~
:[ノノ]|うん、平気だよ!▼~
:[チキ]|途中で眠くなったりしない?▼~
:[ノノ]|それも平気!~
ノノ、今日はたくさん寝たから!▼~
あ…でも、あんまり遅くなったら~
眠くなっちゃう…かも。▼~
:[チキ]|もう…仕方ないわね。~
じゃあ眠ってしまったら起こしてあげる。▼~
それじゃあ早く戦いを終わらせましょう?~
また敵が増えてきたみたいよ。▼~
:[ノノ]|わかった! ノノ、いつもより~
がんばって戦ってくる!▼~
ありがとう、チキ!~
とっても楽しみにしてるからね!▼~
:|'''(ノノ退場)'''
:[チキ]|…えぇ。~
私もとっても楽しみ。▼~
昔はいつも、寂しくなると~
星を見ながら泣いていた…▼~
もう会えないみんなのことを考えて~
ひとりぼっちで見る星は辛かったけど…▼~
もう私はひとりじゃない。~
寂しくて泣いたりもしない。▼~
今いる仲間とも、昔いたみんなとも、~
これからずっと一緒だってわかったもの。▼~
おにいちゃん…みんな…~
今夜、会いにいくから…▼~
私に分かるようにキラキラ光って、~
どこにいるのか教えてね…▼~
**ルキナ&デジェル [#l414e384]
***会話1 [#h2b42db7]
:[ルキナ]|
きれいな街並みですね、デジェル。~
今は皆さん避難されていますが、▼~
祭りが再開されれば、~
さぞかし楽しくなるのでしょうね。▼~
:[デジェル]|
そうね。私たちの時代ではお祭りなんて~
やってる余裕はなかったものね。▼~
:[ルキナ]|
…あら?~
あれは何のお店でしょうか?▼~
ねぇデジェル、~
ちょっとのぞいてみませんか?▼~
:[デジェル]|
…………▼~
:[ルキナ]|
デジェル?▼~
:[デジェル]|
ルキナ、さすがにそれは~
戦士としての自覚が足りないんじゃない?▼~
:[ルキナ]|
…え?▼~
:[デジェル]|
だって戦時中に不謹慎よ。▼~
私たちは闘いの中でこそ、輝きを放つ存在。~
娯楽なんて…戦士には必要ないわ。▼~
:[ルキナ]|
ですが、戦士にも~
休息は必要だと思いますよ。▼~
デジェルはお祭り、嫌いですか?▼~
:[デジェル]|
べ、別に嫌いっていう~
わけじゃないけど…▼~
:[ルキナ]|
では、再開されたら皆で一緒に~
見てまわりましょう?▼~
きっと楽しいはずです!▼~
:[デジェル]|
…そうね、お祭りが再開されたら、~
ルキナとなら一緒に歩いてもいいわ。▼~
:[ルキナ]|
ありがとうございます!~
でも…私とだけ、ですか?▼~
:[デジェル]|
私は男だろうと女だろうと、~
強いものしか認めない。▼~
ルキナは十分私の隣を歩くに値するわ。▼~
:[ルキナ]|
…そうですか。~
…なら、そうしましょう。▼~
:[デジェル]|
………▼~
…もう、いいわ。私行くわね。▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ルキナ]|
…………▼~
***会話2 [#pe4458b6]
:[デジェル]|
ルキナ…▼~
:[ルキナ]|
あ、デジェル、~
どうかしましたか?▼~
:[デジェル]|
あなた、さっき私が言ったことに対して~
何も思わないの?▼~
:[ルキナ]|
…さっき?▼~
:[デジェル]|
私が、あなたのような強い者以外を~
認めないと言ったことよ!▼~
普段のあなたなら~
弱者を認めていないのですかとか言って▼~
突っかかってくるじゃない!▼~
:[ルキナ]|
…ああ、そのことですか。~
うふふっ…!▼~
:[デジェル]|
何がおかしいの!?▼~
:[ルキナ]|
デジェル…~
そこを気にしているということは、▼~
あなた自身は弱者を認めているという~
事ですよ。▼~
私たちが守るべき者として…ですね。▼~
:[デジェル]|
!?~
そ、それは…!▼~
:[ルキナ]|
だから私も何も~
言わなかったんです。▼~
私たちが強くなる理由、~
それはか弱き者を守るためですから。▼~
:[デジェル]|
そ、そんな事!~
言われなくたってわかってるわよ!▼~
それに…▼~
:[ルキナ]|
え?~
:[デジェル]|
べ、別に、みんなのこと、弱いとか、~
頼りないとか、思ってないわ…▼~
みんなには、危ないところを~
何度も助けてもらってるし…▼~
…そりゃあまだまだ力不足だなって思う~
人もいるけど、▼~
実際の強さと心の強さは違うっていうか、~
見込みがあるっていうか…▼~
:[ルキナ]|
デジェル…▼~
:[デジェル]|
ああもうっ!~
と、とにかく! 私もまだまだってこと!~
ほら、行くわよ! 屍兵を倒すわよ!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ルキナ]|
うふふ、デジェル…あなたも~
だいぶ変わったんですね。▼~
…いえ、成長したと、言うべきでしょうか。~
私も…あなたに負けないよう強くなります。▼~
**ルキナ&シンシア [#ybfad05f]
***会話1 [#jf61fd2b]
:[シンシア]|
わぁ! 美味しい匂いがたくさん!~
お店の人、いませんか~?▼~
…………▼~
そっか、みんな避難中なんだよね。~
だったら~。▼~
…もぐもぐ。▼~
おいしい!▼~
:[ルキナ]|
あっ! シンシア!~
勝手に食べてはダメです!▼~
:[シンシア]|
あっ、しまった~。▼~
:[ルキナ]|
『しまった~』じゃないですよ。~
何をしてるんですか。▼~
この果物は、街の人たちが丹精込めて~
育てた大事なものなんですよ?▼~
それを無銭飲食だなんて~
信じられません。▼~
:[シンシア]|
ご、ごめんなさい…~
ちゃんと後でお金を払ってくるね。▼~
:[ルキナ]|
まったく、困った人ですね…▼~
あ、ほら、果物の汁が~
鎧や服に飛んでますよ。▼~
:[シンシア]|
あれ? ホントだ。▼~
:[ルキナ]|
ちょっとじっとしててください。~
すぐに拭き取りますから。▼~
:[シンシア]|
あ、ありがとー。▼~
:[ルキナ]|
…はぁ。▼~
本当にシンシアは~
昔からそそっかしくて困ります。▼~
もう子どもじゃないんですから、~
もっとしっかりしてください。▼~
:[シンシア]|
え? 子どもって…~
そう言われるとショックだなぁ。▼~
ルキナはそうやって昔から、あたしのこと~
子ども扱いしてばっかりなんだもん。▼~
:[ルキナ]|
いえ、ですから~
大人としてしっかりと---▼~
:[シンシア]|
あ、あんまりお姉さんぶるの~
止めてよね!▼~
あたしはもう…~
立派なヒーローなんだから!▼~
:[ルキナ]|
わ、私はそんなつもりは…▼~
:[シンシア]|
もーいいよっ!~
じゃあねっ!▼~
:[ルキナ]|
あ…~
怒らせてしまいましたか。▼~
やっぱり子どもですね…▼~
***会話2 [#h519b999]
:[シンシア]|
ふぇ~ん~
べちゃべちゃだよ~。▼~
:[ルキナ]|
どうしたのですか、シンシア!?~
そんな泥まみれで…!▼~
:[シンシア]|
そこの水たまりで~
転んじゃったんだよ~。▼~
うう、びしょびしょで気持ち悪い…~
助けてルキナ~。▼~
:[ルキナ]|
もう…シンシア、~
あなたという人は…▼~
先ほど大人だとかヒーローだとか~
大口を叩いたのに、すぐこれなんですから…▼~
:[シンシア]|
ごめんねルキナ。~
これからはもっと大人になるから。▼~
:[ルキナ]|
はいはい。わかっていますよ。~
だからそんな泣きそうな目をしないで。▼~
何か拭くものを持って来ますから、~
先に濡れたものを脱いでおいておいてください。▼~
:[シンシア]|
ありがとルキナ!~
だーい好き!▼~
:[ルキナ]|
ちょ、ちょっとシンシア!?~
その格好で抱きつかれたら…!▼~
ああっ!~
もう、私まで泥だらけじゃないですかっ!▼~
:[シンシア]|
ホントだ…~
ごめんねルキナ…▼~
あ、でもでも~。▼~
:[ルキナ]|
なんですか、そんな嬉しそうに。▼~
:[シンシア]|
あのね、なんていうか、~
泥んこでルキナとお揃いだな~って。▼~
:[ルキナ]|
お揃い…ですか。~
もう、本当に困った人ですね。▼~
:[シンシア]|
えへへっ。▼~
:[ルキナ]|
…ふふっ。でも昔から、~
その笑顔は憎めないんですよね。▼~
さぁ、早く泥を落として~
戦いに戻りましょう。▼~
戦いが終われば、楽しいお祭りが~
待っていますよ。▼~
:[シンシア]|
はーい!~
あたし頑張るね、ルキナ!▼~
**ルキナ&チキ [#gf3a1345]
***会話1 [#n29a2275]
:[ルキナ]|
わぁ…! なんて綺麗な飾り…~
チキさん、お祭りの屋台って素敵ですね!▼~
:[チキ]|
本当ね…私はいつも~
祀り上げられるほうだったけれど…▼~
:[ルキナ]|
あ…じゃあ、こうして見て回るのは~
珍しいことなのですか?▼~
:[チキ]|
そうなるわね…~
なんだか不思議な気分。▼~
:[ルキナ]|
どうしてですか?▼~
:[チキ]|
三千年も生きてると、新しいことや~
珍しいと感じることが…もうあまりないのよ。▼~
でも、あなたたちといると、~
そういった体験がたくさんあるわ。▼~
まだまだ、~
私が知らない世界もあるのね…▼~
あなたたちのことを理解するためにも、~
もっと色々なことを知りたいわ。▼~
:[ルキナ]|
チキさん…▼~
:[チキ]|
ところで、これは何かしら?▼~
:[ルキナ]|
それは…仮装用のお面ですね。~
それを付けて、みんなで踊るんです。▼~
チキさんもやってみたらどうでしょう?▼~
:[チキ]|
仮装?~
でも人間からすれば、▼~
マムクート自体が~
仮装のようなものではないかしら…?▼~
:[ルキナ]|
そうですね…~
言われてみれば確かに。▼~
それにお面だけじゃ面白みに~
欠けるかもしれません…▼~
:[チキ]|
お…面白味?▼~
:[ルキナ]|
はい。お祭りは楽しむものなんですよ?~
だから面白さはとても重要だと思うんです。▼~
何か、何かいいアイディアは…~
…う~ん。▼~
:[チキ]|
…あなた、~
私に面白い格好をさせる気なの?▼~
:[ルキナ]|
…そうだわ!▼~
子どもの頃の服を着てみる、~
というのはいかがでしょうか?▼~
:[チキ]|
え…なぜ…?▼~
:[ルキナ]|
古の伝説が記された書物にあった、~
チキさんの昔の姿…▼~
それはそれは愛らしい子どもの姿で、~
人々の心を癒したと書かれてありました。▼~
:[チキ]|
文献にそんなことが…▼~
:[ルキナ]|
はい。今でも、可愛らしい女の子が、~
神々しく巨大な竜に変化する…▼~
そこが神秘的で素晴らしい!~
と言われてるみたいですよ。▼~
:[チキ]|
そう…~
私にはわからない世界ね…▼~
***会話2 [#ye3e8ebe]
:[チキ]|
…………▼~
:[ルキナ]|
…………▼~
:[チキ]|
…………▼~
:[ルキナ]|
…あの、チキさん。▼~
なんというか、その…~
申し訳ありませんでした…▼~
:[チキ]|
…あんな恰好は、~
もうごめんだわ。▼~
:[ルキナ]|
私なりに、昔のチキさんに近い衣装を~
用意したつもりだったんですけど…▼~
やっぱり、子ども用の服は~
大人のチキさんには似合わないんですね。▼~
:[チキ]|
似合うとか~
そういうレベルを超えていたわ…▼~
というか子どもの服では小さすぎると、~
最初から考えなかったの?▼~
:[ルキナ]|
ごめんなさい…▼~
…でも、それを着てしまう~
チキさんもチキさんじゃ…▼~
:[チキ]|
何か言ったかしら?▼~
:[ルキナ]|
いいえ、何も…▼~
:[チキ]|
ああ、こんな辱めは三千年も生きてきて、~
初めてだわ…▼~
:[ルキナ]|
あの…その…チキさんはいつも皆さんと~
見ている世界が違うというか…▼~
一緒にいてもどこか遠い目をしていたので、~
打ち解けようとしてみたんですけど…▼~
悪い意味での初めてしか、チキさんに~
お教えすることしかできませんでしたね…▼~
本当に…すみません。▼~
:[チキ]|
…………▼~
…そんなことないわ。▼~
:[ルキナ]|
え?▼~
:[チキ]|
たしかに、さっきの恰好は~
ちょっと失敗だったわ。▼~
でも、それはあなたが私と対等な関係で~
理解し合おうとしてくれた結果よね。▼~
私を特別扱いしないでくれた。~
その結果、こういう失敗が起きた。▼~
それなら私は…とても嬉しい。▼~
:[ルキナ]|
チキさん…▼~
:[チキ]|
ありがとう…ルキナ。▼~
私も、早くみんなに溶け込めるように~
努力するわ。▼~
だからあなたも、~
私にもっとたくさんの初めて、教えてね。▼~
:[ルキナ]|
…はいっ!▼~
**サイリ&チキ [#r9f0ff64]
***会話1 [#b1a9caf7]
:[サイリ]|
巫女様!~
巫女様はおられるか!▼~
:[チキ]|
あら?~
どうしたの…サイリ。▼~
:[サイリ]|
本日は巫女様に~
申し上げたき儀があり参りました。▼~
:[チキ]|
相変わらず堅苦しいのね。~
もう…いいわよ。▼~
:[サイリ]|
もういい…とは?▼~
:[チキ]|
謝らなくていいと言ってるの。▼~
:[サイリ]|
巫女様…?~
私はまだ何も申しておりませんが…▼~
:[チキ]|
いいえ、言わなくても分かるわ。~
私、三千年も生きているのよ。▼~
私の眠りを覚まさせたこと、~
謝りに来たのでしょ?▼~
:[サイリ]|
なんと…~
さすがは神竜の巫女様。▼~
わかっておられるのならば、話は早い。~
私は身勝手なことをしてしまいました…▼~
:[チキ]|
だから、もういいわ。▼~
:[サイリ]|
いえ!よくありません!▼~
ヴァルム帝国の軍勢に対抗するためとはいえ、~
私はあなたを俗世に引きずり降ろしたのです。▼~
私は巫女様を~
矢面に立たせてしまった張本人!▼~
だからこの場を借りてお詫びしたいのです!~
申し訳ありません!!▼~
:[チキ]|
…もう。~
頭を上げてちょうだい、サイリ。▼~
たしかに、私は眠り続けながら、~
この世界を見守っているだけだった。▼~
もう表舞台に出ることはないと思っていたわ…。▼~
それが、今を生きる者たちのために、~
最善だと思っていたから。▼~
:[サイリ]|
…それを私が邪魔したのですね。▼~
:[チキ]|
まあ…そうなるわね。▼~
伝説は伝説のまま、~
砂のように消えていくはずだった…▼~
:[サイリ]|
…この戦が終われば、~
私を巫女様の好きにして構いませぬ。▼~
と、申したかったのですが…▼~
巫女様はそのようなこと、~
望まれぬのでしょうね…▼~
:[チキ]|
ええ…言うまでもないわ。▼~
:[サイリ]|
だから今の私には、~
こうして頭を下げ続けることしかできません。▼~
せめて、謝り続けることだけは、~
許していただきたく…▼~
:[チキ]|
…………▼~
***会話2 [#c3245db7]
:[チキ]|
サイリ…あなたは~
ひとつ勘違いをしているわ。▼~
:[サイリ]|
と、言われますと?▼~
:[チキ]|
さっき私が語ったのは、~
出会った当時の考え。▼~
今はそう考えてはいないわ。▼~
:[サイリ]|
そうなのですか?~
では、今はどのようなことを…?▼~
:[チキ]|
今はサイリに感謝しているわ。▼~
:[サイリ]|
か、感謝?~
私にですか?▼~
:[チキ]|
ええ。だってあなたのおかげで、▼~
またこんなに素敵な仲間たちに~
出会えたんだもの。▼~
それに、まだ皆の力になれる、~
まだ十分通用するのだと、気づかせてくれた。▼~
一度は隠遁を決意したこの身であっても、~
人と共に生きることはやはり嬉しい…▼~
そう思わせてくれたわ。▼~
:[サイリ]|
み、巫女様…▼~
:[チキ]|
こんな化石みたいな存在でも、~
人々の、マムクートの未来の礎になれる。▼~
だったら、行動しないわけにはいかないわ。▼~
この三千年間、数多くの争いによって~
無念のうちに死んでいった人たち…▼~
彼らの気持ちに報いるためにもね。▼~
:[サイリ]|
巫女様のお考えは崇高すぎて、~
私にはまぶしすぎます…▼~
私は生き恥をさらすくらいなら、~
いっそ…と考えたこともありました…▼~
でも、そのような考え、~
金輪際捨てることを誓いましょう。▼~
:[チキ]|
ええ、私みたいなおばあちゃんが~
頑張っているんだもの。▼~
若人が自ら舞台を降りるのは、~
あまりにも愚かだわ。▼~
あなたにはまだまだ、未来と可能性が~
無限に広がっているはず。▼~
生きなさい、サイリ。▼~
:[サイリ]|
はい、承知しました。~
ありがたいお言葉、感謝致します。▼~
**アンナ&チキ [#z0a023ad]
***会話1 [#rdee1d18]
:[アンナ]|へぇ〜…この収穫祭では、~
果物を中心に売っているわね。▼~
うんうん、昔と変わらないわ。▼~
:[チキ]|アンナ…何をしているの?▼~
:[アンナ]|あら、チキ。~
収穫祭の様子を見ていたのよ。▼~
:[チキ]|何か独り言を~
つぶやいていたようだけど。▼~
:[アンナ]|えっ、私何か言ってた?~
自分では気づかなかったわ。▼~
街並みを見ているうちに、懐かしくなって~
気分がよくなっちゃったのかもね。▼~
:[チキ]|…? あなた、前にもこの街に~
来たことがあるの?▼~
:[アンナ]|私が? まさか!▼~
:[チキ]|でも…それならどうして~
懐かしくなるのかしら?▼~
:[アンナ]|あぁ、それはね。~
私たち一族がずっと昔から、▼~
そのとき訪れた街の様子や~
起こった出来事を▼~
たくさんの書物に書きためて~
共有しているからなのよ。▼~
:[チキ]|ずっと昔から…?▼~
:[アンナ]|えぇ。だから私の一族の誰かが~
この街に来たことがあったのかもしれないわ。▼~
:[チキ]|そうなのね…▼~
:[アンナ]|それこそ、チキが昔活躍していた頃を~
書いた書物を読んだことだってあるのよ。▼~
:[チキ]|それは…二千年前のこと?▼~
:[アンナ]|そうよ。もしかしたらチキは、私のご先祖様と~
会ったことがあるかもしれないわね。▼~
:[チキ]|そういえば…▼~
私、昔に何度かあなたのような~
人を見たことがあったかもしれない…▼~
:[アンナ]|本当に? 私に似ていたのなら、~
間違いなく私のご先祖様よ!▼~
:[チキ]|ええ、そんな気がするわ。▼~
:[アンナ]|うふふ、そうなんだ〜。~
なんかこれって素敵じゃない?▼~
:[チキ]|ふふ…そうね、なかなか~
素敵なお話だと思うわ。▼~
***会話2 [#e754e315]
:[チキ]|アンナ…少しいいかしら。~
さっきの話だけど。▼~
:[アンナ]|あら、もしかして~
私たち一族の書物のこと?▼~
:[チキ]|えぇ…私が生きていた時代からとなると、~
それは膨大な量になるんでしょうね。▼~
:[アンナ]|その通りよ。~
正直読むのはかなり骨が折れるわ。▼~
でも、私たち一族は…~
あの書物を読んで育つのよ。▼~
だから、書物の中身は~
みんな頭の中に入っているの。▼~
:[チキ]|まぁ…それはすごいわね。▼~
:[アンナ]|あれには、この世界の出来事が~
見事につづられているわ。▼~
だから私、昔のチキの話だけじゃなく、~
英雄王マルスのことだって話せるわよ。▼~
まるで、~
自分で見てきたことのように…ね。▼~
:[チキ]|あのね、アンナ…▼~
あなたと話していると…私、~
とても懐かしい気分になるわ。▼~
:[アンナ]|えっ…どうして?▼~
:[チキ]|そうね…まるで、遠い昔の仲間と~
話しているような気持ちになるからかしら。▼~
こんな気持ちは…~
本当に久しぶり。▼~
:[アンナ]|実は私もね、~
あの本を読んでいると、▼~
それが自分の記憶になっていくかのように~
スッと頭に入り込んでくるの。▼~
:[チキ]|アンナの…記憶に?▼~
:[アンナ]|えぇ。だからチキ…あなたを初めて~
見たときも…直感的にね、感じたのよ。▼~
あぁ…私は何千年ぶりに~
あなたにまた会えたんだって…!▼~
:[チキ]|!! それはまるで…~
記憶も、時も超えて…▼~
魂の交感によって再び巡り会う仲間…~
といったところなのかしら?▼~
:[アンナ]|そうそう…その表現!▼~
まるでおとぎ話みたいだけど、~
本当にそんな気分なのよ。▼~
あなたも、~
そう思ってくれているの?▼~
:[チキ]|もちろんよ…アンナ!~
なぜだか私、今とても満ち足りた気分だわ。▼~
:[アンナ]|そうね、私も同じ気分だわ。~
あなたとこの話ができて、良かった…▼~
:[チキ]|えぇ。~
良ければ、またお話しましょうね。▼~
:[アンナ]|えぇ、是非!▼~
**デジェル&セレナ [#l4a22094]
***会話1 [#pd0797ec]
:[デジェル]|
…………▼~
:[セレナ]|
あらデジェル。どうしたの?~
そんな険しい顔して。▼~
:[デジェル]|
…のんきなものね。▼~
さっき賊が祭りに忍び込んでいたので、~
取り押さえておいたのよ。▼~
:[セレナ]|
い、いつの間に…~
相変わらず注意力が鋭いというか…▼~
:[デジェル]|
むしろ賊の存在に気づけないみんなに、~
問題があると思うのだけれど…▼~
まあいいわ…あっ、そうだわ。~
その時こんな小瓶を手に入れたのよ。▼~
:[セレナ]|
うわっ!~
何その中身!▼~
紫色でなんか泡立ってるし、~
明らかに怪しいじゃない!?▼~
:[デジェル]|
賊が、これは高価な薬だって~
言っているのを聞いたわ。▼~
飲めばすごい効果が得られるって…~
ひょっとしたら新たな力に目覚めるかも…▼~
:[セレナ]|
まさかとは思うけど、~
あんたそれ…▼~
:[デジェル]|
セレナ、~
一緒に飲んでみましょうよ。▼~
:[セレナ]|
い、いやよ…!~
人を巻き込まないでよ!▼~
:[デジェル]|
そう? 貴重な薬かもしれないのよ?~
力と守備が上がるかもしれないわ。▼~
:[セレナ]|
そうだったらいいわね。でも残念ながら~
恐ろしい毒薬にしか見えないわよ?▼~
:[デジェル]|
なら、私だけ飲んでみるわね。▼~
:[セレナ]|
止めなさいって!~
どうなっても知らないわよ!?▼~
:[デジェル]|
何よもう。~
セレナってば大げさなんだから。▼~
さて、ふたを開けてと…▼~
:[セレナ]|
…ほんとに知らないんだからね…~
あ、あたしは関係ないんだから…▼~
:[デジェル]|
一気に飲み干すわよ…!▼~
:[セレナ]|
!!~
や、やっぱりだめっ!▼~
:[デジェル]|
あっ! ちょ、離して! セレナってば、~
今になって薬が惜しくなったのね?▼~
:[セレナ]|
違うわよ!▼~
:[デジェル]|
そうはさせないわ!~
…ゴクゴク。▼~
:[セレナ]|
ああっ! 飲んじゃった!~
もう…知らないからねっ!▼~
:[デジェル]|
よし! これで…▼~
ん…何ともない?▼~
特に強くなった気もしないし、~
ただの変な色の水だったのかも。▼~
:[セレナ]|
もう…びっくりさせないでよ…▼~
***会話2 [#aea91913]
:[デジェル]|
セレナぁ~。~
あなたって~見れば見る程可愛いわよね~。▼~
:[セレナ]|
ちょ、ちょっとデジェル?▼~
あんた様子が変よ? え? ていうか~
なんでそんな締まりのない話し方なの?▼~
:[デジェル]|
私ねぇ~、~
昔から思ってたんだけどぉ~。▼~
弱い男と一緒にいるより~、~
強くて可愛いセレナと仲良くしたいな~って。▼~
:[セレナ]|
あんたどこ触ってんのよ!~
ていうか、なんで顔が赤いのよ!▼~
:[デジェル]|
わかんにゃ~い。~
でも、なんだかとってもいい気持ちぃ~。▼~
:[セレナ]|
ちょっと抱きつかないでよ!▼~
ま、まさか…これって~
さっきのあの薬の効果じゃ…!?▼~
:[デジェル]|
んん~? そういえばあのクスリ、~
瓶の底に、ビヤク、って書いてたわよぉ~?▼~
:[セレナ]|
な、なんですってぇ!?▼~
:[デジェル]|
セレナァ~。▼~
:[セレナ]|
あぁ、もう! 服引っ張らないで!~
伸びちゃうでしょ、やめなさいよっ!!▼~
…んもぅ! こうなったら仕方がないわね。~
ちょっと荒っぽいけど……えいっ!!▼~
:|'''(デジェルを叩く)'''
:[デジェル]|
ぐぬっ!?▼~
:|'''(デジェルが倒れる)'''
:[セレナ]|
はぁはぁ…~
ちょ、ちょっとデジェル…?▼~
大丈夫…?▼~
:[デジェル]|
いたた…あれ?~
私、何をしていたのかしら?▼~
:[セレナ]|
どうやら正気に戻ったみたいね…▼~
:[デジェル]|
あ…セレナ。どうしたのよ、その格好?~
服はきちんと着たほうがいいわよ。▼~
:[セレナ]|
…言いたいことは山ほどあるんだけど。▼~
:[デジェル]|
私に? 何かしら…▼~
…って、あら?~
なんだか、頭が痛いわね。▼~
ごめんなさい。~
ちょっとその辺で休んでくるわ…▼~
:[セレナ]|
そりゃそうでしょうよ…~
せいぜいゆっくり休んでなさい…▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[セレナ]|
あら?~
デジェルが瓶を落として行ったわ。▼~
何これ…~
ビヤクじゃなくてヒヤクじゃない!▼~
…ちゃんと説明書きがあるわ。~
なになに…?▼~
この薬は、~
体の緊張をほぐし、▼~
普段は言えない心の声を相手に伝える~
お手伝いをします。▼~
…って、え?~
ええええええ!?▼~
**シンシア&セレナ [#ec4b42a2]
***会話1 [#aa13e699]
:[シンシア]|
あ~ん!~
どうすればいいの~!▼~
:[セレナ]|
何わめいてんのよ戦闘中に。~
うるさくて集中できないんだけど。▼~
:[シンシア]|
あのね、髪をくしでとかしてたんだけど、~
枝毛が引っかかっちゃって上手くいかないの。▼~
せっかくカッコイイ名乗り方を考えたのに、~
こんなボサボサ頭じゃしまらないよ~。▼~
:[セレナ]|
まったく…~
普段何も手入れしないからそうなるのよ。▼~
ちょっと見せてみなさい。▼~
…あんた、いつも適当に結んでばかりでしょ。~
だからこんなに髪が傷むのよ。▼~
:[シンシア]|
だって、そういうの苦手だし…▼~
:[セレナ]|
苦手じゃなくて、~
女の子として意識が足りないだけ。▼~
こんな髪の子と、同じ軍だと思われると~
恥ずかしいわ。▼~
ちょっとじっとしてなさい。▼~
:[シンシア]|
うん! ありがとう!▼~
:[セレナ]|
あんた、昔からいつも男の子と~
ばっかり遊んでたわよね。▼~
ヒーローがどうとか言って、~
このあたしを悪者役にしたり…▼~
…思い出したら腹が立ってきたわ。▼~
:[シンシア]|
い、痛い痛い!~
あたまグリグリしないで!▼~
ごめんって! 子どもの頃の~
無邪気な遊びだったと思ってよ!▼~
:[セレナ]|
ふん。~
今だってやってること一緒じゃない?▼~
大体…もっと着飾ったりして、~
女の子らしくしようとは思わないの?▼~
:[シンシア]|
えっと…そういうのはいいや。~
セレナに任せたよ!▼~
:[セレナ]|
馬鹿じゃないの?~
他人に可愛くするの任せてどうするのよ。▼~
:[シンシア]|
だって~。たとえばさぁ、~
セレナみたいに髪伸ばそうとしても、▼~
多分途中で~
めんどくさくなっちゃいそうなんだもん…▼~
:[セレナ]|
確かにあんたは~
そういうタイプじゃないもんね…▼~
…ん? なんか違和感が?▼~
:[シンシア]|
セ、セレナ…人の髪の毛いじりながら~
考え事するのは止めてもらえないかな…?▼~
あっ、…いた、痛いっ!~
やめて! 髪の毛むしってるから!▼~
***会話2 [#o5f46ebf]
:[シンシア]|
あ、セレナ。~
さっきは髪直してくれてありがとね。▼~
:[セレナ]|
…………▼~
:[シンシア]|
どうしたの? 変な顔して。▼~
:[セレナ]|
うーるさい。~
変だったのはあんたよ。▼~
:[シンシア]|
…へ?▼~
:[セレナ]|
昔のこと思い出してたんだけどさ。▼~
シンシアって、男の子と遊ぶようになる前、~
普通に女の子らしくしてなかったっけ?▼~
:[シンシア]|
えっと…うん…そうだったね。~
…思い出しちゃった?▼~
:[セレナ]|
でも、あの頃から急に…▼~
…っ! あの頃って、まさか…~
あんたのお母さんが…▼~
:[シンシア]|
…うん。母さんが屍兵に~
殺されちゃった頃…だよ。▼~
あたし母さんっ子だったから、~
あのことが悔しくて辛くて…▼~
女の子らしさなんて無意味なんだって~
おもっちゃったんだね…きっと。▼~
だから女の子らしくいることより、~
母さんの仇を討てる強さを身につけようって。▼~
子どもって単純だから、~
そんな風に考えちゃったんだろうね。▼~
:[セレナ]|
それで、ヒーローに憧れて…▼~
:[シンシア]|
うん…~
でも、まだ全然だけどね。▼~
:[セレナ]|
まったく、本当にバカなんだから。~
…でも気持ちは…わかるわ。▼~
:[シンシア]|
えへへ…なんかその話したら~
昔のこと思い出しちゃうね…▼~
うっ…ごめん、セレナ。▼~
突然ちょっと…ううっ。▼~
:[セレナ]|
本当にバカな子…~
でもごめんね、シンシア。▼~
あんたの大事な気持ち、~
あたし軽く思ってたかもしれない。▼~
:[シンシア]|
う、ううん…~
そんな事無いよ……▼~
:[セレナ]|
あの…これからはあたしがあんたに~
女の子らしさ…教えてあげるから。▼~
だから…元気出しなさい。▼~
:[シンシア]|
セレナ…▼~
:[セレナ]|
あんたが暗いと調子狂っちゃうから…~
だから…今回だけ特別なんだからね。▼~
:[シンシア]|
うん、わかってるよ、セレナ。~
…ありがとう。▼~
**セレナ&ノワール [#w2291e7f]
***会話1 [#c9879fe7]
:[セレナ]|
ノワール、ちょっとあの店見て!~
かわいいアクセサリーがいっぱい!▼~
:[ノワール]|
お、お店の人が避難してる時に、~
物色するのは良くないと思うわ…▼~
:[セレナ]|
いいじゃない、ちょっとぐらい!▼~
あら、ここはお土産屋さん…じゃないわね。~
射的屋さんかしら?▼~
ほら、この玩具の弓で的に当てると~
景品がもらえるみたいよ!▼~
ていうか、今お店の人がいないんだから、~
別に射的なんかしなくても…▼~
:[ノワール]|
セ、セレナ…▼~
:[セレナ]|
冗談よ!▼~
あたしがそんな空き巣みたいな真似、~
するわけないでしょ。▼~
ちゃんと射的をして、~
合法的に景品をもらうんだから!▼~
はい、お金はここに置いとけば、~
払ったってわかるでしょ。▼~
:[ノワール]|
ええっ、そんなことしてる~
場合じゃないのに…▼~
:[セレナ]|
こんな時だからこそ~
娯楽は必要なの!▼~
いいからちょっと~
やってみてよノワール。▼~
:[ノワール]|
わ、私? い、いやよ…~
どうして私が…▼~
:[セレナ]|
あんたの得意分野でしょ!~
たまにはいいとこ見せなさいよね!▼~
:[ノワール]|
ひいぃ…横暴よぉ~。~
…で、でも、そうだわ。▼~
わざと外して…やっぱり無理でした、~
ってことにすれば…▼~
:[セレナ]|
ちなみに、わざと外したりなんかしたら、~
…わかってるわよね。▼~
:[ノワール]|
…うう。▼~
:[セレナ]|
あたしが欲しいのはそこにある首飾りだから。~
じゃ、よろしく~。▼~
:[ノワール]|
…………▼~
:[セレナ]|
ちょ、ちょっとノワール!~
何構えてるのよ!▼~
それ、本物の弓じゃないの!~
使うのはこっちのおもちゃの――▼~
:[ノワール]|
うるさい! 首飾りを射止めろと~
言ったのは貴様ではないか!▼~
:[セレナ]|
ひ、ひぃ!?▼~
:[ノワール]|
黙ってそこに鎮座しておれ!▼~
こんな玩具では、エモノを~
打ち抜くことなど到底出来ぬわ!▼~
:[セレナ]|
は、はい…~
お願いします…▼~
でもお願い!~
打ち抜くのだけはやめて…!▼~
***会話2 [#b429d4a7]
:[ノワール]|セ、セレナ…~
さっきはごめんなさい…▼~
私、キレちゃった方が~
弓の腕が上がるみたいなの…▼~
:[セレナ]|そ、そうみたいね。▼~
あんなに見事に、首飾りの台座だけ~
木っ端みじんにするなんて…▼~
びっくりしたわ…▼~
:[ノワール]|うぅ…私ったらまたそんな~
乱暴な真似を…ぐすっ…▼~
:[セレナ]|ちょっ…泣かないでよ!~
なんていうか…ああやってキレることって、▼~
あんたが生き残るために~
必要なことだったんでしょ?▼~
だったら仕方ないじゃない!~
いえ、むしろ素晴らしいことだわ!▼~
:[ノワール]|…そ、そうよね。これは戦争。~
強いほうがいいに決まってる。▼~
や…やっぱり私、これからはキレた状態で~
戦場に出たほうがいいのかしら…▼~
:[セレナ]|う、う〜ん…~
でもそれだと、軍としての統率が…▼~
:[ノワール]|そ、そうよね…▼~
:[セレナ]|それに、たしかに強いけど、個人的には~
いつものノワールでいて欲しいかな。▼~
私はビクビクしてるけど、~
穏やかで、優しいノワールが好きよ。▼~
あ、でも…さっきキレさせたのは~
あたしか。ご、ごめんね。▼~
:[ノワール]|セレナ…▼~
:[セレナ]|あ、あのね…~
お詫びに、これあげる。▼~
:[ノワール]|あれ? それ…さっき私がセレナに~
取ってあげた首飾りと同じ…?▼~
あ、でも…色が違うわね。~
さっき取ったのは黄色だったけど、▼~
こっちは綺麗な緑色…▼~
:[セレナ]|うん。緑のやつは~
化け物が来る前に出店で買ったの。▼~
ほんとは自分でつけようと~
思ってたんだけど、▼~
射的の景品に~
色違いを見つけちゃって…▼~
あ、あんたとお揃いで着けられたら~
いいなあって思ったのよ…▼~
:[ノワール]|わ、私と?▼~
:[セレナ]|な、なんか文句ある?▼~
あたし…もっとあんたと~
仲良くなりたいって思ったから…その…▼~
:[ノワール]|だから首飾りを取ってって~
言ったのね…▼~
:[セレナ]|うん…でも、それであんたを怒らせてたら~
本末転倒よね…▼~
:[ノワール]|…ううん。いいの。▼~
ありがとう、セレナ。~
首飾り、大事にするわね。▼~
:[セレナ]|ノワール…!▼~
うん、あたしもノワールが取ってくれた~
首飾り、大事にするわ。▼~
友情の印なんだから、~
無くしたりしたら許さないわよ?▼~
**マーク女&ノワール [#q16ac3c4]
***会話1 [#c2df9cfa]
:[マーク]|
わはははっ!貴様らなど~
我の力で一網打尽にしてくれる!▼~
命の惜しくない者だけ前に進み出るがいい!~
豪速の連撃で一挙に貫いてやるわ!▼~
:[ノワール]|
マ、マーク…?~
何をしているの?▼~
:[マーク]|
あ! ノワールさん!▼~
これはですね、~
ノワールさんの物まねです!▼~
:[ノワール]|
…わ、私の? どうして?▼~
:[マーク]|
ノワールさんの物まねをすると~
屍兵が恐れをなして逃げていくんです!▼~
これは盲点でした!▼~
ノワールさんの威厳と偉業は、~
屍兵にまで知れ渡っているんですね!▼~
:[ノワール]|
ええっ?~
…そ、そんなことないわよ。▼~
:[マーク]|
やだー! 謙遜しちゃって!~
たくさんあるじゃないですか!▼~
そう…ノワールさんに狙われた者は、~
それすなわち死を意味する!▼~
岩陰に隠れた敵を~
強弓で岩ごと貫いたとか、▼~
ノワールさんの寝込みを襲った輩が~
寝返りだけで返り討ちにされたとか、▼~
運よくその場を逃げのびた者が~
数年後、謎の刺殺体で見つかったとか…▼~
ノワールさんを知る者は語ります…!~
彼女の矢は、まるで生物のようだと!!▼~
:[ノワール]|
…そ、そんなの~
マークの創作でしょう?▼~
:[マーク]|
よくわかりましたね!~
知る者って、私のことなんです。▼~
:[ノワール]|
も、もう…!~
冗談は止めてよ…!▼~
:[マーク]|
まあまあ、いいじゃないですか。~
これもひとつの作戦ですよ。▼~
武勇伝を広めておけば、~
抑止力になると思うんです。▼~
闘わずして勝利する!~
これこそが軍師としての最良の戦法です!▼~
:[ノワール]|
…な、なんだか複雑な気分だけど、~
今回だけは役に立ったということなのね…▼~
でも…そんなに敵を威嚇して、~
逆に怒らせたりしないの? 大丈夫?▼~
:[マーク]|
そんなことありません!~
ノワールさんの威光を前にしては…▼~
どんな敵も腰を抜かし、~
退却するに決まっています!▼~
:[ノワール]|
ど、どうしよう…この分だと~
やめる気はさらさら無さそうね…▼~
…あまり威嚇しすぎて、マークが~
危ない目に遭わないといいんだけど…▼~
***会話2 [#oe8f2731]
:[マーク]|
はぁ、はぁ…!~
さっきは危ない所でしたね、ノワールさん。▼~
:[ノワール]|
…はぁ、はぁ、というかマーク、~
貴方が蒔いた種じゃない…▼~
:[マーク]|
ごめんなさい…~
ノワールさんの真似をしていれば▼~
敵が逃げてくれるかと思ったんですが…▼~
まさか私の物まねを見た屍兵が、~
逆ギレして襲いかかってくるだなんて…▼~
:[ノワール]|
わ、私は…そういう危険もあるって~
最初から言っていたわよ?▼~
:[マーク]|
そ、そうでしたね…私としたことが~
忠告を聞かず、すみませんでした…▼~
でも結局ノワールさんが~
キレてくれたおかげで助かりました!▼~
屍兵たち、みんな怯えてたじゃないですか!~
いや~、やっぱり本家は違いますね!▼~
:[ノワール]|
でも、私はキレる自分が好きじゃないのよ…~
わ、私が私でない気がするの…▼~
:[マーク]|
そうなんですか?~
でも、キレてるノワールさんも素敵ですよ?▼~
:[ノワール]|
き、気休めは、止めてよ…~
あんなの、素敵なわけないじゃない…▼~
:[マーク]|
そんなことないです!~
私、すっごく憧れます!▼~
:[ノワール]|
憧れる…?▼~
:[マーク]|
はい! 軍師って、常に冷静に状況を~
判断しないといけないじゃないですか。▼~
時には非情な決断も必要です。▼~
:[ノワール]|
そ、それはそうね…▼~
:[マーク]|
前に、味方が窮地に追い込まれて、~
ある程度の犠牲を覚悟したことがあります。▼~
そこに駆けつけてくれたのが~
ノワールさんだったんです。▼~
ノワールさんは、そのどう考えても~
覆せない状況を一転させてくれました!▼~
:[ノワール]|
…そんなこと、あったかしら?▼~
:[マーク]|
はい! それはもう見事に!~
作戦も何もない、豪快な威圧で!▼~
おかげで、~
私は気づくことができたんです!▼~
机上の作戦だけを見ていたら…~
見いだせない活路もあるんだって。▼~
時には勢いこそが力なんだって!▼~
:[ノワール]|
そう…私が誰かの役に立てたのなら、~
とても喜ばしいことだわ。▼~
…この性格で良かったって思えたの、~
今日が…は、初めてかもしれない…▼~
:[マーク]|
はいっ! だからこそ~
さらに伝説を広めまくりましょうね!▼~
次は逆ギレさえも許さないような~
完璧なまでに威圧的な武勇伝を…▼~
:[ノワール]|
ひいぃ…!~
それだけは…やめて…!▼~
**マーク女&ンン [#od04a0d2]
***会話1 [#vafd380b]
:[マーク]|
ンンさん!~
ちょっといいですか?▼~
:[ンン]|
あ、はい。~
何か用ですか?▼~
:[マーク]|
実はですね、軍師として~
みんなの年齢を調べているんです。▼~
ンンさんは一体~
何歳なんですか?▼~
:[ンン]|
ええと、それは…~
し、調べてどうするですか?▼~
:[マーク]|
そうですね…強いていえば~
戦略を立てるため、でしょうか。▼~
軍師はそれぞれの体調や体力を考えて、~
戦略を練らなければならないんです。▼~
そのためにはやっぱり個人の年齢も~
把握しておかないといけませんからね。▼~
:[ンン]|
そ、そうですか…▼~
でも、今まで知らなくても平気だったです。~
だからこれからも大丈夫だと思うのです!▼~
:[マーク]|
いえ! 例え百戦百勝だったとしても、~
百一戦目は分からないですよ!?▼~
勝負とは、そういうものです!▼~
:[ンン]|
それは、そうかもしれませんですが…▼~
:[マーク]|
で、おいくつなんですか?▼~
:[ンン]|
私はマークと同じくらいだと思うです…▼~
:[マーク]|
そうですか…ふむふむ。~
でもその割には幼く見えますよね?▼~
私も決して~
大人っぽいわけではありませんが。▼~
:[ンン]|
そ、それは…~
言いたくないのです~。▼~
:[マーク]|
どうしてですか?▼~
それだと万が一~
お祭りで迷子になったとき、▼~
九歳のンンちゃんという女の子を捜してます!~
…って言えないじゃないですか。▼~
:[ンン]|
だから私はマークと同じぐらいです!▼~
それだと探す時にむしろ実年齢が~
わかりにくくさせるです!!▼~
:[マーク]|
なるほど…それもそうですね。▼~
九歳ぐらいに見える可愛い女の子と~
言って捜せばいいですかね。▼~
:[ンン]|
そもそも迷子なんか~
ならないです~!▼~
:[マーク]|
あ、すみません。~
ンンさんって小さいですから、つい。▼~
:[ンン]|
…もういいです!~
マークには絶対教えないです!▼~
うわ~ん!▼~
:[マーク]|
あっ! ンンさん!~
勝手に走り去ると、迷子になっちゃいますよ!▼~
***会話2 [#fbfb6784]
:[マーク]|
あっ! こんなところに!~
探しましたよ!▼~
:[ンン]|
…マークはしつこいのです。▼~
:[マーク]|
そんなに嫌がるのには、~
何か理由でもあるんですか?▼~
私、別に他人のプライベートを~
興味本位で探ってるわけじゃないんです。▼~
軍師としてみなさんのために役立てればと、~
そう思っているだけなんですよ?▼~
:[ンン]|
…本当ですか?▼~
:[マーク]|
もちろんです!▼~
:[ンン]|
…分かったです。~
でも、他の人には言わないでほしいです。▼~
:[マーク]|
はい! 約束します!▼~
:[ンン]|
…わ、私は…ごにょごにょ。▼~
---歳な、なのです。▼~
:[マーク]|
おぉ! なるほどなるほど。~
じゃあほんとに私たちと変わりませんね!▼~
:[ンン]|
でも、ンンはマムクートなので~
成長が遅いのです…▼~
普通の人間より何倍も長生きできる分、~
見た目と年齢がかなり違ってしまうのです…▼~
:[マーク]|
それはつまり、身体だけでなく、~
精神もという事ですか?▼~
ンンさんは、精神年齢も~
実年齢より低い…とか。▼~
:[ンン]|
…うう~。そうなのです。~
だから言いたくなかったのです。▼~
:[マーク]|
なぜですか?▼~
:[ンン]|
子供扱いはされたくないのです~!▼~
私の母だって、見た目と中身が~
いつまでも幼いままだったですから、▼~
ずっと子供扱いされてきたと~
聞いているのです~!▼~
:[マーク]|
そんなことはしません!▼~
ンンさんは、幼いうちから大人と一緒に~
戦っているんですよね?▼~
バカになんてできませんよ!▼~
それにンンさん、同年代の中では~
むしろ大人な感じじゃないですか?▼~
:[ンン]|
…え?~
マーク、今なんと言ったですか?▼~
:[マーク]|
ンンさんは、~
大人だと言ったんです。▼~
だって、ンンさんと同じ精神年齢の人は、~
まだ畑で土をほじくり返して遊んでますよ!▼~
:[ンン]|
大人…私が、大人…~
初めて言われたです…▼~
:[マーク]|
だから気にしなくていいですよ!~
むしろンンさんはもっと▼~
年相応にふるまっても~
問題ないぐらいです。▼~
:[ンン]|
そうか。そうだったんですね。~
私は大人だったですか…!▼~
:[マーク]|
はい!▼~
:[ンン]|
良かったです。~
そう考えると楽になったです。▼~
…ふぁ。安心したら、~
なんだか疲れちゃいましたね…▼~
:[マーク]|
ん? あれ?~
ンンちゃん、もうおねむの時間ですか?▼~
お姉ちゃんが、~
一緒に添い寝してあげましょうか~?▼~
:[ンン]|
…マーク! 言ってるそばから~
思いっきり子供扱いしてるです!!▼~
**ンン&チキ [#t8f615f3]
***会話1 [#sf232424]
:[チキ]|これが、異界の祭りの場…▼~
どの世界でも人は変わらない。~
豊穣を神に祈り、▼~
その祈りが叶わないと絶望し、~
時にその絶望は争いの種となる…▼~
祭りなんて、人間が一方的に神を崇めて、~
一方的に絶望する儀式でしかないのに。▼~
:[ンン]|すごいのです…! これがお祭り会場!~
こんなに広い場所が、人で埋まるですね…▼~
早く屍兵をやっつけて、~
みんなと遊びたいです!▼~
でも、一人でうろうろしたら、~
迷子と間違われるかもなのです…▼~
う〜ん…▼~
あ! チキさん!▼~
:[チキ]|…………▼~
:[ンン]|屍兵を倒したら、~
一緒にお祭り見て回らないですか?▼~
私はお祭りが初めてなので、~
すっごく興味があるのです!▼~
:[チキ]|…いいわよ。▼~
:[ンン]|ありがとうです!▼~
おいしいものも食べたいし、~
たっくさん遊びたいのです!▼~
それから、~
噴水で思いっきり泳ぐのです!▼~
:[チキ]|噴水で…?▼~
:[ンン]|はい! チキさんと一緒に竜になって、▼~
羽を伸ばしたら、気持ちいいと思うです!▼~
:[チキ]|噴水は人が遊ぶものではないわよ?~
ましてや竜の姿でなんて、壊れてしまうわ。▼~
:[ンン]|えっ!? そうなのですか?▼~
それは残念です…~
う〜…▼~
:[チキ]|…ふふっ。▼~
:[ンン]|あ、チキさん、~
どうして笑ったですか?▼~
:[チキ]|いえ、ごめんなさい。~
あなたがあんまりにも楽しそうだから、つい。▼~
:[ンン]|チキさんは楽しくないですか?▼~
:[チキ]|そんなことはないわ。~
今、楽しくなったところよ。▼~
:[ンン]|良かったです!▼~
それじゃ、今日は屍兵を倒したら、~
一日中遊び倒すです!▼~
***会話2 [#s075dcf6]
:[ンン]|チキさん…▼~
:[チキ]|…何かしら?▼~
:[ンン]|チキさんは…その…お祭り、~
楽しみじゃないですか?▼~
:[チキ]|いいえ…楽しみよ。~
どうしてそんなことを聞くの?▼~
:[ンン]|だってチキさん…さっきから~
あんまり楽しそうじゃないです。▼~
:[チキ]|そう…あなたにはそう見えたのね。~
心配させて悪かったわ。▼~
でも、感情の表現というものは~
人それぞれ違うのよ。▼~
楽しくてもそれを表に出さない人もいる…~
特に、私みたいに長く生きすぎると、ね。▼~
:[ンン]|大人になると笑わなくなるですか?▼~
:[チキ]|中にはそういう人もいる、という話よ。▼~
私はもう生き過ぎたから、~
些細なことでは心が動かなくなってるわ…▼~
でも、今日は久々に、~
楽しみたい気分ではあるのよ。▼~
:[ンン]|なら良かったのです!~
一緒に楽しいお祭りにするです!▼~
:[チキ]|…………▼~
:[ンン]|ど、どうしたですかチキさん。~
私の顔をじっと見て…▼~
:[チキ]|あ、ごめんなさい。▼~
:[ンン]|私…やっぱり一人で~
はしゃぎ過ぎでしょうか…?▼~
:[チキ]|違うの。~
あなたを見ていたら、▼~
忘れたはずの子供時代を~
思い出した気がして…▼~
:[ンン]|チキさんの子供時代?▼~
:[チキ]|ええ。私の子供の頃も…~
お祭りを見た時はきっと、▼~
新鮮な気持ちで~
楽しんでいたと思うわ。▼~
新しいものを見た時、全身で喜びを表して…~
まわりのみんなに声をかけて…▼~
そう、今のあなたみたいにね?▼~
:[ンン]|…私みたいに、ですか?~
ちょっと想像できないのです。▼~
:[チキ]|ふぅ…色々と~
考えが浮かぶものね。▼~
興味がないのは生きた時間のせいじゃない…~
そのせいにして思い込んでいるだけなのかも。▼~
これ自体も…~
新たな発見と言えるのかしら?▼~
:[ンン]|………?▼~
:[チキ]|そう考えると、私のこれからの人生も~
まだまだ捨てたわけじゃないわ…▼~
新しい発見…ンン、あなたといると、~
色々大切なことが見つかりそうよ?▼~
もっと私に色々と教えてくださいね、~
ンン先生。▼~
:[ンン]|ふぇ!?~
よ、よくわからないですが…▼~
そう言われると照れるのです〜!▼~
*コメント [#y3ae9770]
#comment
終了行:
#contents
*戦闘マップ・女性 [#af8a893e]
**リズ&マリアベル [#s6b331f6]
***会話1 [#j4983ff3]
:[マリアベル]|
全くもう…~
どいつもこいつもリズ、リズと…!▼~
リズは貴方達の玩具ではないと~
わかっていらっしゃるのかしら…▼~
たしかにリズは明るく可愛く、~
皆を癒やす天使のような子ですが…!▼~
:[リズ]|
マリアベル…呼んだ?▼~
:[マリアベル]|
ああ…リズ!▼~
…!?~
何ですの、その帽子は?▼~
:[リズ]|
あぁ、これ?~
さっき町の人にもらったんだよ!▼~
どう? なかなか似合うでしょ?▼~
:[マリアベル]|
え、えぇ…リズはどんな格好でも~
似合いますわよ。▼~
:[リズ]|
そう? 良かった!▼~
もし気に入ったんなら、~
マリアベルの分ももらってこようか?▼~
:[マリアベル]|
い、いえ…~
それは遠慮しておきます。▼~
それよりも、先ほど皆に囲まれて~
お話ししていたようですが、▼~
何か変なことは~
されていませんこと?▼~
:[リズ]|
変なこと…?~
仲間に変なことはされないと思うけど。▼~
:[マリアベル]|
ならいいのですけれど…▼~
:[リズ]|
ねぇ、マリアベルって~
昔からわたしにはすんごく優しいのに、▼~
他の人には結構厳しいよね。▼~
:[マリアベル]|
親友に優しくするのは、~
淑女として当然の義務ですわ!▼~
:[リズ]|
で…でも、他の人に厳しいのは~
淑女としてどうなのかな…?▼~
:[マリアベル]|
それはみなさんが、リズに無闇に~
近づいてきやがるからですわ!▼~
まったく…二人の時間を邪魔するなんて、~
無礼にも程がありますもの。▼~
:[リズ]|
で、でも…もうちょっと、みんなにも~
優しくしていいんじゃないかな?▼~
ほら、二人より三人…~
大勢の方が楽しいし!!▼~
:[マリアベル]|
いいえっ! 許しません!~
リズはわたくしだけのものですわ!▼~
:[リズ]|
えっ…?~
そ、それってどういう…▼~
:[マリアベル]|
!! えと…あの…その。~
今のは忘れて下さいまし…!▼~
:[リズ]|
あ…マリアベル、~
行っちゃった…▼~
いきなりどうしちゃったんだろ?▼~
わたしがこんな帽子をかぶってるせい…?~
ま、まさかね…▼~
***会話2 [#i07a36fa]
:[リズ]|
あの、マリアベル…~
ちょっといい?▼~
:[マリアベル]|
あ…リズ。~
あの…その。▼~
先ほどはとっさに口に出たこととはいえ…~
も、申し訳ありませんでした…▼~
:[リズ]|
あ、ううん。~
怒ってないならいいんだ。▼~
急にどっか行っちゃうから、わたし~
何か悪いことしちゃったのかと思ったよ。▼~
:[マリアベル]|
リズは本当に優しいんですのね…~
非があるのはわたくしのほうですのに。▼~
皆が貴方を好きになることも頷けますわ。▼~
:[リズ]|
み、みんなが?~
それはちょっと大げさだよ。▼~
:[マリアベル]|
いいえ。リズは昔から~
男の子にも女の子にも好かれ、▼~
王族にもかかわらず~
友人が多かったと記憶していますわ。▼~
:[リズ]|
そ、そうかな…▼~
:[マリアベル]|
そうですわ。でも、わたくしは違う…▼~
この性格のせいか、あまりお友達と~
呼べる方は多くありませんでした。▼~
:[リズ]|
マリアベル…▼~
:[マリアベル]|
貴方が誰かと仲良く話したり~
しているのを見ると…▼~
リズが、他の人に~
取られてしまったようで…▼~
だからと言ってその輪に入れるわけもなく、~
わたくしは勝手に苛立っていました…▼~
貴方が羨ましくもあり、~
貴方が取られて悔しかった…▼~
わたくしはみっともない心根の~
持ち主なのですわ…▼~
:[リズ]|
もう、何言ってるの!~
マリアベルはとってもいい子だよ!▼~
優しくて、強い心を持ってる…~
わたしの自慢の親友なんだから!▼~
:[マリアベル]|
リズ…▼~
:[リズ]|
安心してね、マリアベル。~
わたし、どこにも行かないから。▼~
わたしにいくらたくさんの友達がいても、~
親友はマリアベルだけだから。▼~
さっき『仲のいい人とお祭りを回るといい』って~
町の人に言われた時も、▼~
真っ先に思い浮かんだのは~
マリアベルの顔だったんだよ。▼~
だから…わたしこそごめんね。~
親友に寂しい想いをさせちゃうなんて。▼~
ほら、おわびにぎゅーってしてあげる。▼~
:[マリアベル]|
もう…リズったら。~
わたくしは子供じゃありませんのよ?▼~
でも…こうしていると、~
とても安心しますわ。▼~
:[リズ]|
わたしもだよ。この戦いが終わったら、~
一緒にお祭り回ろうね、マリアベル。▼~
:[マリアベル]|
えぇ、楽しみにしていますわ。▼~
**ソワレ&ミリエル [#tdec9d12]
***会話1 [#rd940ce7]
:[ミリエル]|ソワレさん、ひとつ~
伺ってもよろしいですか?▼~
:[ソワレ]|なんだい、ミリエル。~
ボクにわかることなら、構わないよ。▼~
:[ミリエル]|そうですね…より正確に言うならば、~
貴方にしかわからないことです。▼~
:[ソワレ]|ボクにしかわからない…?▼~
:[ミリエル]|はい。~
質問の内容ですが、▼~
なぜ貴方は自分のことを『ボク』と~
おっしゃるのでしょう?▼~
女性の一人称は一般的に『私』『わたくし』~
『あたし』などが多いと思われますが。▼~
今まで貴方のような呼び方をする方と~
お会いしたことがなく…大変興味深いのです。▼~
:[ソワレ]|なるほど、~
そういうことか。▼~
実はうちには二人の兄がいてね。~
多分、その影響じゃないかな。▼~
特に意識したとかじゃなくて、~
ボクにはそれが当たり前だったんだ。▼~
…うん。~
兄さんたちのせいだね。▼~
:[ミリエル]|…? しかし、それでは~
新たな疑問が生じます。▼~
二人の兄上はイーリス騎士団に~
いらっしゃいませんよね?▼~
:[ソワレ]|そ…それは…▼~
:[ミリエル]|通常、イーリスの貴族の家の男子は大抵~
騎士団に所属すると聞いていたのですが。▼~
どこかお体の具合でも悪いのですか?▼~
:[ソワレ]|……っ!▼~
:[ミリエル]|ソワレさん?▼~
:[ソワレ]|わ、悪いけど…他人の家のことなんだから、~
ほっといてくれないか!▼~
:[ミリエル]|なぜ怒られたのでしょう?~
これはさらに興味深いですね…▼~
***会話2 [#r7102303]
:[ミリエル]|ソワレさん…私、貴方に~
謝らなければなりません。▼~
:[ソワレ]|どうしたんだい、ミリエル。▼~
…ああ、~
もしかしてさっきの。▼~
:[ミリエル]|すみません…~
軍の情報を調べて、知ってしまったんです。▼~
:[ソワレ]|そうか…なら、~
隠しても意味ないよね。▼~
:[ミリエル]|はい…~
お二人は、もう…▼~
:[ソワレ]|あぁ。ボクの兄は二人とも~
騎士として戦っていた。▼~
でも、賊に襲われた村を助けに行って…~
そのまま帰らぬ人となってしまったんだ。▼~
:[ミリエル]|本当に申し訳ありませんでした…~
私の突発的な好奇心で、▼~
貴方の辛い過去を~
掘り起こす様な真似をしてしまいました。▼~
:[ソワレ]|いや、気にしなくていいよ。▼~
こうしていつまでも引きずってる~
ボクも悪いのさ。▼~
さっきは怒ったりしてすまなかった。▼~
:[ミリエル]|ソワレさん…▼~
:[ソワレ]|そうそう、~
それでボクって呼び方の話。▼~
兄さんたちの騎士としての遺志を~
継げる様にって、ボクなりの願掛けなんだ。▼~
ふたりとも、自分のことをボクって~
呼んでたからね。▼~
:[ミリエル]|なるほど、そうでしたか…▼~
だとすればきっと、お二人は~
天国で喜んでくれているはずです。▼~
貴方はもう…~
立派な騎士なのですから。▼~
:[ソワレ]|あはは、ありがとうミリエル。▼~
でも、君が天国をたとえに出すなんて、~
ちょっと意外だね?▼~
:[ミリエル]|…そうかもしれませんね。▼~
**ソワレ&スミア [#b445b206]
***会話1 [#z0496e94]
:[ソワレ]|
スミア。~
お祭り、楽しみだね。▼~
一刻も早く再開されるようおに、~
とっとと屍兵を片付けてしまおう。▼~
:[スミア]|
はいっ。頑張ります!▼~
:[ソワレ]|
…?~
おや、あの立て札はなんだろう?▼~
なになに…村人達の美しさを競う~
コンテスト?▼~
このお祭りでは、~
そんなものもあるのか。▼~
:[スミア]|
美男美女求む…それに…▼~
…あっ!▼~
:[ソワレ]|
どうしたんだい?~
急に大きな声を出して。▼~
:[スミア]|
ここを見てください。~
男装の麗人コンテストもあるみたいです。▼~
:[ソワレ]|
男装…?▼~
:[スミア]|
そうです。女の人が男の人の服を着て、~
格好良さを競うんです。▼~
:[ソワレ]|
意味はわかるけど…▼~
:[スミア]|
ソワレさんも出ればいいんじゃないでしょうか?▼~
:[ソワレ]|
ボ、ボクが? そんな、とんでもない!~
どうしていきなりそんなことを…▼~
:[スミア]|
だってソワレさん、男の人の服、~
とっても似合いそうじゃないですか。▼~
しゃべり方だってボクですし。▼~
:[ソワレ]|
こ、これはクセっていうか、~
昔からっていうか…▼~
:[スミア]|
そうですか…でも、ソワレさんなら~
それを抜きにしても絶対に似合います!▼~
凛々しく、そして美しく…▼~
男装とは性別の枠すら超えてしまった、~
とても優美で甘美な世界だと聞きましたよ。▼~
:[ソワレ]|
スミア…妙に詳しいね。▼~
:[スミア]|
んー…考えれば考えるほど、私、~
ソワレさんはこれに出るべきだと思います。▼~
:[ソワレ]|
ええっ!?▼~
:[スミア]|
そうと決まれば、~
のんびりしているヒマはありません。▼~
ソワレさんに似合う服を探してきます!▼~
:[ソワレ]|
えっちょ、ちょっとスミア!?▼~
***会話2 [#uaf11e89]
:[スミア]|ソワレさん、お待たせしました。▼~
:[ソワレ]|本当に男物を~
借りてきたのかい…?▼~
:[スミア]|もちろんです。▼~
クロム様もそれならばと、~
快く貸してくださいましたよ。▼~
:[ソワレ]|ん?~
これ、クロムの服なのか?▼~
:[スミア]|はい。もうサイズが合わないそうで、~
譲って頂きました。▼~
どうぞ、袖を通してみてください。~
細かい調節は私がしますから。▼~
:[ソワレ]|わ、わかったわかった。~
でも、まずは戦いを終えてからね。▼~
:[スミア]|あ…! す、すみません、~
それもそうですよね…▼~
私つい勝手に~
盛り上がってしまって…▼~
:[ソワレ]|あはは…でもスミアがそんなに~
食いつくとは思わなかったよ。▼~
:[スミア]|す、すみません…ただ私、~
世の中には男性の魅力、女性の魅力、▼~
そして、それらを兼ね備えた~
もう一つの美しさがあると思うんです。▼~
その結晶とも言えるのが~
男装の麗人…▼~
女性でありながら男性の衣装を着こなし、~
それでいて女性の美しさも損なわない。▼~
…物語の王子様のようで~
魅力的だと思いませんか?▼~
:[ソワレ]|なるほどね…女性として~
気持ちはわからなくもないけど。▼~
:[スミア]|そして、私たちの軍の中で一番その魅力に~
あふれているのがソワレさんだと思います。▼~
コンテストに出れば、~
優勝間違いなしだと思いますよ。▼~
私、絶対、~
最前列の真ん中で応援します!▼~
:[ソワレ]|いや〜…あの…~
気持ちは嬉しいけど…▼~
ボクはまだ出るなんて~
一言も言ってないんだけどな…▼~
**ミリエル&セルジュ [#wa895e49]
***会話1 [#n2c05470]
:[ミリエル]|
…なるほど、~
これは興味深い。▼~
:[セルジュ]|
どうしたの、ミリエル。~
屍兵なんて珍しくもないでしょ?▼~
:[ミリエル]|
そうですね…ですが、屍兵が~
果物の匂いにつられて現れるとは初耳です。▼~
そのような研究結果、~
みたことがありません。▼~
おそらく、屍兵の生態と~
何らかの因果関係があるのでしょう…▼~
:[セルジュ]|
果物を欲しがる屍兵…~
確かに奇妙と言えば奇妙ね。▼~
でも、前にこんな話を~
聞いたことがあるわ。▼~
ここではないどこかの異界では、~
子どもたちが収穫祭に、▼~
魔物や怪人の格好をして~
街を練り歩くらしいの。▼~
:[ミリエル]|
それもまた興味深いですね。▼~
一体、何のために~
そんなことをするのでしょう?▼~
:[セルジュ]|
そこまでは、私もわからないわ。~
けど、収穫祭と魔物というものは、▼~
一見無関係に見えて何らかの~
結びつきがあるのかもしれないわね…▼~
:[ミリエル]|
確かにそうですね。~
ますます興味深い…▼~
では、私の方でも、~
もう少し調べてみます。▼~
貴方も何かわかったら教えてください、~
セルジュさん。▼~
:[セルジュ]|
ええ、もちろん。▼~
そのためにも、まずはこの~
屍兵たちを片付けちゃいましょう。▼~
***会話2 [#i2934694]
:[ミリエル]|セルジュさん、~
少々お時間よろしいでしょうか?▼~
:[セルジュ]|ええ、もちろん。私、ミリエルの話、~
興味深いから好きよ。▼~
:[ミリエル]|…そうでしょうか?▼~
他の方々は皆、私の話には途中で~
興味を失っていくような気がしています…▼~
:[セルジュ]|あら、そうなの?▼~
:[ミリエル]|はい、~
原因はわかってはいるのです。▼~
私はつい普通の人にとって難解な言葉や、~
理解しにくい話をしてしまうようですから…▼~
:[セルジュ]|そんなことないわよ。~
私、ミリエルのことは理解できるわ。▼~
ううん、どっちかっていうと、~
わかりやすいぐらいだと思うわよ。▼~
:[ミリエル]|!! 本当ですか?▼~
:[セルジュ]|えぇ。ほら、ここの人たちって、~
論理や理屈を立てた会話じゃなくて、▼~
うわ〜とかぎゃーとか~
勢いで話す人も多いじゃない?▼~
それに比べたら、あなたの話は~
筋が通っていて、ずっとわかりやすいもの。▼~
:[ミリエル]|すみません、褒めていただけるのは~
大変嬉しいのですが…▼~
それは少々買いかぶりすぎ、~
というものではないでしょうか?▼~
:[セルジュ]|そうだったとしても、いいの。▼~
少なくとも私はあなたと、~
わかりあえているつもりだから。▼~
:[ミリエル]|…ありがとうございます、セルジュさん。~
私も貴方を好意的に見ています。▼~
セルジュさんのお話には、~
他の人たちが及ばない高尚さがありますので…▼~
大変興味深いです。▼~
:[セルジュ]|ふふふっ。そんなに褒めても、~
何も出てこないわよ?▼~
あ、でもまたひとつ思い出したわ。▼~
これは私の産まれた国に伝わる~
ドラゴンの伝承なんだけどね…▼~
聞いてくれるかしら?▼~
:[ミリエル]|…それは興味深そうですね。~
ぜひ聴かせていただけますか?▼~
**スミア&ティアモ [#k583f685]
***会話1 [#eaf9de6e]
:[ティアモ]|
スミア、ちょっといい?▼~
:[スミア]|
は、はいっ。~
なんでしょう?▼~
:[ティアモ]|
なんでしょうじゃないわよ。▼~
さっき補給物資を運んでいた時、~
箱を落として壊してたでしょ。▼~
:[スミア]|
す、すみません…▼~
:[ティアモ]|
今のあたしたちの軍の状態は~
わかっているでしょう?▼~
物資は貴重なの。~
それを無駄にするなんて…▼~
それに昨日は整えて立てかけてあった槍、~
全部倒しちゃってたでしょ!▼~
:[スミア]|
そっちも見られてたんですか…~
す、すみません…▼~
:[ティアモ]|
それだけじゃないわ!▼~
ペガサスの餌を間違えたのも、~
鎧に油をぶちまけたのも全部知ってるわよ!▼~
:[スミア]|
ひ、ひぃっ!~
ごめんなさい…!▼~
:[ティアモ]|
もう…本当にしっかりしてよね。~
ここは戦場なのよ。▼~
ちょっとしたミスで、自分どころか~
他の人が命を落とすことだってあるわ。▼~
その時は、~
ごめんなさいではすまないのよ?▼~
:[スミア]|
それはわかってます…▼~
で、でもでも…私だって~
一生懸命やってるんです…!▼~
:|'''(スミア退場)'''
:[ティアモ]|
あっ! スミア!▼~
参ったわ…~
さすがにちょっと言い過ぎたかしら…▼~
***会話2 [#ya1f031a]
:[スミア]|
ティアモ…さっきは~
逃げ出したりしてすみませんでした。▼~
:[ティアモ]|
スミア…あたしもその…~
ちょっと、言い過ぎたわ。▼~
スミアが頑張ってるのはわかってる…~
なのに、ひどいこと言ってごめんね…▼~
:[スミア]|
いいえ…! ティアモは悪くありません!~
悪いのは私ですから…▼~
失敗も事実ですし、本当に反省してます。~
皆に迷惑をかけてるのもわかってます。▼~
だから…~
私の方こそごめんなさい。▼~
:[ティアモ]|
スミア…▼~
:[スミア]|
すぐには無理かもしれませんけど、~
私の悪いところ…頑張って直していきます。▼~
だから、もう少しだけ見守っていて~
もらえませんか…?▼~
:[ティアモ]|
もちろんよ、スミア。▼~
:[スミア]|
良かった…!▼~
あ…えと。~
ティアモ、ちょっといいですか?▼~
:[ティアモ]|
え…?▼~
:[スミア]|
あちらの露天((原文ママ、露"店"の誤字))で、すごく可愛い~
ペガサスの羽根飾りを見つけたんです。▼~
お祭りが再開したら、~
一緒におそろいのを買いませんか?▼~
:[ティアモ]|
まったく、~
あなたって人はもう…▼~
どこかで泣いてるかと思えば~
そんなものを見つけてたのね?▼~
昔から泣いてもすぐにケロッとして~
笑顔で戻ってくるのよね…▼~
振り回される~
あたしの身にもなって欲しいわ。▼~
:[スミア]|
す、すみません…▼~
:[ティアモ]|
うふふっ…~
でも、その笑顔にあたしも随分救われてきた。▼~
緊張した戦場であなたの笑顔を見ていると、~
怒る気も失せてしまうもの。▼~
:[スミア]|
それは褒められてるんでしょうか…?▼~
:[ティアモ]|
もちろんよ。▼~
:[スミア]|
そ、そんな…私なんて…▼~
でも、ティアモに~
褒められると嬉しいです。▼~
それじゃ、後で一緒に~
さっきの羽根飾りを…▼~
:[ティアモ]|
それはできないわ。▼~
:[スミア]|
ええっ?~
どうしてですか!?▼~
:[ティアモ]|
ほら、コレ。~
受け取って。▼~
:[スミア]|
…! ペガサスの羽根飾り!~
でも、どうして…▼~
:[ティアモ]|
仲直りの印。さっきあたしも見つけて、~
二つ買っておいたの。▼~
まさか、あなたが同じものを~
欲しがってるとは思わなかったけど。▼~
:[スミア]|
嬉しい…!~
ありがとうございます…!▼~
これからもよろしくお願いしますね、~
ティアモ!▼~
:[ティアモ]|
ええ。こちらこそ。▼~
その笑顔、~
あたしが守ってみせるわ。▼~
**マリアベル&オリヴィエ [#qc78694e]
***会話1 [#d8bbcc89]
:[マリアベル]|
オリヴィエさん、わたくし貴方に~
言っておきたいことがありますの。▼~
:[オリヴィエ]|
は、はい?~
なんでしょう…?▼~
:[マリアベル]|
食事の時のことですわ。▼~
貴方、フォークの使い方を~
間違ってらしたわよね。▼~
それに、お皿を並べる順番も。▼~
:[オリヴィエ]|
すみません…~
私、そういうのに疎くて…▼~
:[マリアベル]|
席から立ち上がる時もですわ。▼~
あんなにバタバタと動いては、~
品性を疑われてしまいます。▼~
:[オリヴィエ]|
そ、それは踊ってくれと呼ばれて、~
急いでたからで…▼~
:[マリアベル]|
まったく…~
仕方ないですわね。▼~
この軍に所属する者として~
恥ずかしくないように、▼~
わたくしが淑女の作法というものを~
教えて差し上げますわ。▼~
それはもう、~
手取り足取りじっくりと!▼~
:[オリヴィエ]|
えっ、私…そんなに~
恥ずかしい真似をしていたんですか?▼~
でも私、お作法よりも~
踊りの練習の方が…▼~
:[マリアベル]|
淑女の作法とは、言うなれば~
動きを美しく見せるもの…▼~
すなわち、踊りにも通じますわ!▼~
:[オリヴィエ]|
…ええっ!?▼~
で、でもまぁ一理ある気がします…▼~
:[マリアベル]|
一理どころか二理も三理も~
ありますわ!▼~
とにかく、これからしばらくの間~
わたくしの指導に従ってもらいます!▼~
よろしいですわね!?▼~
:[オリヴィエ]|
は、はい…!▼~
***会話2 [#be66638a]
:[マリアベル]|
違いますわ!▼~
:[オリヴィエ]|
す、すみません…!▼~
:[マリアベル]|
何度言ったらわかりますの?▼~
そんな風に持っては、相手の方との~
距離が近くなりすぎますわ。▼~
まったく、お酌の仕方一つも~
わからないだなんて…▼~
これまで踊り子として各地の諸侯の食事会に~
招かれることもおありだったのでしょう?▼~
その場ではいったい~
どうされていたのですか?▼~
:[オリヴィエ]|
これまで…そういう時は余計な虫が~
付かないようにと、▼~
いつもバジーリオ様が~
側で守ってくださっていたので…▼~
:[マリアベル]|
まったく、あのヒゲハゲ親父ときたら…~
過保護にも程がありますわ。▼~
:[オリヴィエ]|
で、でも、おかげで私は踊りに~
集中することが出来たんです。▼~
踊り子って、宴席ではどうしても…その…~
変な目で見られてしまいますから…▼~
酔って絡んでくる方も多くて…▼~
:[マリアベル]|
そうですの…▼~
それはそれで大変ですわね。▼~
でも、安心なさって。▼~
この軍にいれば、貴方に変な手出しを~
しようなんて野蛮な男はいませんわ。▼~
:[オリヴィエ]|
は、はい…~
それはそうですね。▼~
:[マリアベル]|
ですから、余計なことは気にせず、~
みっちり作法を覚えて頂きます!▼~
:[オリヴィエ]|
ええっ!?▼~
:[マリアベル]|
『ええっ!?』ではありません!~
返事は『はい』!▼~
:[オリヴィエ]|
ひ、ひ~ん!▼~
**ベルベット&ティアモ [#t47df6db]
***会話1 [#a21da35d]
:[ベルベット]|
ティアモ!~
覚悟なさい!▼~
:[ティアモ]|
ベ…ベルベットさん?~
いきなりどうしたんですか?▼~
…っ!!?▼~
:|'''(金属音)'''
:[ベルベット]|
!! さすがね…~
私が見込んだだけのことはあるわ。▼~
:[ティアモ]|
いきなり襲いかかってくるだなんて…~
ど、どういうつもりなんですか?▼~
:[ベルベット]|
前からあなたには…~
勝負を挑んでみたかったのよ。▼~
命を賭けた戦いを…ね。▼~
:[ティアモ]|
そんな…! あたし、何かベルベットさんの~
気に障るようなことでもしましたか?▼~
:[ベルベット]|
いいえ。~
そういうことじゃないわ。▼~
あなたはこの軍の中でも、~
天才中の天才と呼ばれている。▼~
人間の天才の力がどれほどのものか…▼~
タグエルの生き残りとして、~
確かめさせて頂戴。▼~
:[ティアモ]|
タグエルの生き残りとして…!?~
ちょ、ちょっと待って下さい。▼~
仲間同士で争うことに、~
何の意味があるんですか?▼~
あたしはベルベットさんと~
命をかけた戦いなんてしたくありません!▼~
そんな無益な事は~
やめてください…▼~
:[ベルベット]|
無益でも何でも構わない!~
これはタグエルと人間の尊厳を賭けた…▼~
種族の運命を決める戦いなのよ!▼~
:[ティアモ]|
あ、あたしは人間の代表になる~
つもりなんてありません。▼~
それより、さっさと屍兵を片付けましょう?~
ほら、あっちにあんなにいますよ!▼~
:|'''(ティアモ退場)'''
:[ベルベット]|
待ちなさい!ティアモ!▼~
くっ…~
私はあきらめないわ…絶対に…▼~
これは、タグエル最後の一人としての、~
務めなのよ…!▼~
***会話2 [#m9097b24]
:[ベルベット]|
ティアモ!~
見つけたわよ!▼~
:[ティアモ]|
ベルベットさん、~
さっきの件ならお受けできませんよ?▼~
今は戦闘中なんですから。~
早く化け物を退治しないと…▼~
:[ベルベット]|
ならば、早々にケリを付けてあげる。~
…武器を構えなさい。▼~
この私の身体で、人間にタグエルの~
強さの証を刻みこんであげるから。▼~
:[ティアモ]|
…ふぅ。仕方ないですね…~
じゃあ、はっきり言わせてもらいます。▼~
ベルベットさんは、~
まるで自分が見えていません。▼~
:[ベルベット]|
な、何を言うの!~
私はタグエルのために…!▼~
:[ティアモ]|
…それはどうかしら。▼~
ベルベットさんは自己満足に~
耽りたいだけなんじゃないですか?▼~
:[ベルベット]|
な…なんですって!?▼~
:[ティアモ]|
ベルベットさんは最初は、人間が~
信用できないと言ってました。▼~
でも、今はもう違います。~
次第にみんなと打ち解けていっていますよね。▼~
:[ベルベット]|
…確かに、それは否定しないわ。~
でも…それとこれとは話が別よ。▼~
:[ティアモ]|
いいえ、同じです。▼~
ベルベットさんはその過程で、~
失いかけてしまったんです。▼~
あなたが立ち上がり、行動するに至った~
その根源とも言える感情…▼~
種族を滅ぼされてしまった~
悲しみと、怒りの感情を。▼~
ベルベットさんはそれを完全に~
失ってしまうことを恐れているんです。▼~
:[ベルベット]|
…っ!▼~
:[ティアモ]|
でも…それは、本当に恐れるべき~
ことなんですか?▼~
ベルベットさんは…そしてあたしたちは~
それ以上の強さをもう持っているはずです。▼~
絆の力を…ね。▼~
:[ベルベット]|
……▼~
:[ティアモ]|
ねぇ、ベルベットさん。~
あたしたちは…▼~
まだあなたの昔の仲間の代わりに~
なれていないんですか?▼~
:[ベルベット]|
…………▼~
そう思っても…いいの?▼~
:[ティアモ]|
当たり前じゃないですか。▼~
:[ベルベット]|
ティアモ…ありがとう。▼~
そして…悪かったわ。許して欲しい。▼~
:[ティアモ]|
もちろんです。▼~
そうそう、命を賭けない~
模擬戦ならいつでも受けますよ。▼~
どちらの腕が上かは、~
ハッキリさせておいた方がいいでしょう?▼~
:[ベルベット]|
ふふっ…あなたも言うわね?▼~
:[ティアモ]|
ふふふっ。▼~
**ベルベット&オリヴィエ [#gf7b2771]
***会話1 [#wb264d1d]
:[オリヴィエ]|
ベルベットさん~!~
さっきのは酷いです~!▼~
:[ベルベット]|
さっき…?~
あぁ、食事をしていた時の話?▼~
だって、あなたが~
食べるのが遅かったから。▼~
:[オリヴィエ]|
で、でもベルベットさんみたいに~
早くは食べられないですよ…▼~
せっかく美味しそうなお肉だから、~
最後までとっておいたのに…▼~
ベルベットさんが横からひょいって、~
食べちゃうんですもん…ううっ…!▼~
:[ベルベット]|
あれは美味しかったわ。▼~
:[オリヴィエ]|
うぅ…~
ほんとに酷いです~!▼~
:[ベルベット]|
てっきり、もう残すものだと~
思ったのよ。▼~
でも…生物が生きていくために、~
自分の食事を確保するのは▼~
至極当然のことじゃない?~
本当に大切なものなら、守らなくては。▼~
:[オリヴィエ]|
そ、それはそうですけど…▼~
:[ベルベット]|
でも…私が悪かったのは確かね。~
ちゃんと確認しなかったわけだし…▼~
次からは食べる前にちゃんと~
残すのか残さないのか訊くことにするわ。▼~
:[オリヴィエ]|
そうしてくださると~
ありがたいです…▼~
:[ベルベット]|
うふふ…これから気をつけるから、~
許してちょうだい、ね?▼~
:[オリヴィエ]|
…!!▼~
:|'''(ベルベット退場)'''
:[オリヴィエ]|
…ベルベットさんでも、あんな風に~
笑うこともあるんですね。▼~
初めて見た気がしますけど…~
素敵な笑顔でした…▼~
***会話2 [#ja035af8]
:[オリヴィエ]|
ベルベットさん~!~
さっきのも酷いです~!▼~
:[ベルベット]|
さっき?▼~
あぁ、あなたが癖っ毛を直したいと言うから、~
後ろからくしでとかしてあげたこと?▼~
:[オリヴィエ]|
気づいたら髪の毛がどーんと~
盛り上がってました…!▼~
頭の上に木がそそり立ってるって、~
みんなに笑われちゃいましたよ~!▼~
:[ベルベット]|
うふふ、ごめんなさいね。▼~
あなたを見てると、~
ついイタズラしたくなっちゃうのよ。~
:[オリヴィエ]|
えっ?~
ど…どうしてですか?▼~
:[ベルベット]|
だって私、人間嫌いだから。~
イタズラできる人をずっと探してたのよ。▼~
:[オリヴィエ]|
ええっ!?~
そ、そうなんですか!?▼~
:[ベルベット]|
嘘よ。▼~
:[オリヴィエ]|
嘘!? も、もう…~
びっくるするじゃないですか~。▼~
:[ベルベット]|
実はね…昔、~
あなたみたいな妹分がいたの。▼~
泣き虫で、ちょっぴり臆病で。~
とっても優しい子だった…▼~
あなたを見てるとその子を思い出して…~
つい構いたくなっちゃうのよ。▼~
でも、あんなことになるならもっと優しく~
してあげたら良かったわ…▼~
:[オリヴィエ]|
あんなことになるなら…?▼~
!!!~
もしかして、その人は…▼~
:[ベルベット]|
…もう、死んだわ。~
人間に…殺されてね。▼~
:[オリヴィエ]|
そ、そんな…~
ごめんなさい…▼~
:[ベルベット]|
気にしないで。~
もう遠い昔の話よ…▼~
:[オリヴィエ]|
…わ、わかりました!~
これから私、ベルベットさんの妹になります!▼~
:[ベルベット]|
…え?▼~
:[オリヴィエ]|
私の事、妹だと思って下さい!~
なんでもしますから…!▼~
:[ベルベット]|
ちょ、ちょっとオリヴィエ…?~
そんなに気を遣わなくていいわよ。▼~
:[オリヴィエ]|
いいえ! 私、ベルベットさんが~
悲しそうな顔をするのは嫌なんです!▼~
ベルベットさんがさっき見せてくれた笑顔、~
とっても素敵でした…▼~
あんな風にいつも~
笑ってて欲しいんです!▼~
だから…だから…▼~
:[ベルベット]|
………~
オリヴィエ…▼~
…わかったわ、ありがとう。~
あなたは、本当にあの子にそっくり…▼~
:[オリヴィエ]|
ベルベットさん…▼~
:[ベルベット]|
じゃあお言葉に甘えて、これからも~
ちょくちょくイタズラさせてもらおうかしら?▼~
:[オリヴィエ]|
え、ええっ!?~
やっぱりベルベットさんひどいです~!▼~
:[ベルベット]|
ふふふっ。~
冗談よ、オリヴィエ。▼~
これからは、あなたには~
うんと優しくしてあげる。▼~
あの子にそうして~
あげられなかった分まで…ね。▼~
**ノノ&サーリャ [#n33418fd]
***会話1 [#c103ef73]
:[ノノ]|
サーリャはバインバインだね!▼~
:[サーリャ]|
ノノ、何よ突然…?▼~
:[ノノ]|
だから、サーリャは~
バインバインだね!▼~
:[サーリャ]|
バ、バイン…? 何のこと?~
呪文…ではなさそうね。▼~
まったく意味がわからないわ…▼~
:[ノノ]|
サーリャはね、お胸もお尻も~
バインバインってこと!▼~
:[サーリャ]|
…っ!?▼~
こ、子供は無邪気であるがゆえに、~
時に恐ろしい事を口走るわね…▼~
:[ノノ]|
ねぇねぇ~サーリャのバインバイン、~
ノノにさわらせて!▼~
:[サーリャ]|
い、嫌よ…~
他を当たって頂戴…▼~
私よりもっとその…ば、バインバインな人が~
いるでしょう…?▼~
:[ノノ]|
ええ~!~
そんなことないよ~!▼~
ノノが見た中だと、サーリャがいちばん~
バインバインだもんっ!▼~
:[サーリャ]|
そう…でも、貴方だけの印象では~
間違いがあるかもしれないでしょう…?▼~
:[ノノ]|
もーっ! それじゃ、~
他の人にも聞いてみるね!▼~
ねーねー! クロムのおにいちゃん~!~
サーリャってバインバイ――▼~
:[サーリャ]|
ちょ、ちょっと待ちなさい!~
それ以上言ったら、怒るわよ!!▼~
:[ノノ]|
えーっ。じゃあノノ怒られたくないから、~
さわらなくてもいいよ~だ!▼~
:[サーリャ]|
ふん…わかればいいのよ…▼~
:[ノノ]|
なら代わりに、バインバインは~
やわらかいかどうかだけ教えて!▼~
:[サーリャ]|
…一応知りたい理由を~
訊いておこうかしら?▼~
:[ノノ]|
だってさっき軍の男の人が~
言ってたよ~?▼~
サーリャのバインバインはモチモチの~
ムチムチでサイコーなはずだ! って。▼~
だからノノもさわってみたかったの!▼~
:[サーリャ]|
!!~
陰でなんてことを…!▼~
そいつ…何としてでも見つけ出して~
末代まで呪ってやるわ…▼~
***会話2 [#hf294b50]
:[サーリャ]|
えっ…?~
あら…私、眠っていたの?▼~
戦闘中なのに…私ったら…?~
疲れていたとはいえ、こんなことって…▼~
う…うふふ。でもさっき見た夢、~
ルフレが出てきてくれた…ふふふっ。▼~
しかも、~
あんなことになるなんて…!▼~
:[ノノ]|
サーリャ!おはよう!~
よく眠れたー?▼~
:[サーリャ]|
ノノ… よく眠れたか…って~
貴方私が寝ているのを放っておいたの…?▼~
気づいていたなら~
どうして起こさなかったの…▼~
:[ノノ]|
だってサーリャを寝かせたの、~
ノノだもん!▼~
:[サーリャ]|
えっ…!? どうして…?~
どうやって…? まさか、呪い…!?▼~
:[ノノ]|
ううん! マムクート秘伝の~
眠りの粉をパサッてかけたんだよ!▼~
:[サーリャ]|
戦場で余計なことを…~
子供の悪戯のつもりなのかしら…▼~
:[ノノ]|
あのね~。実はね~。▼~
その間に、サーリャのバインバイン~
触らせてもらっちゃった! えへへっ!▼~
:[サーリャ]|
な、なんですって…!?▼~
:[ノノ]|
やっぱりモチモチだったね!▼~
でもバインバインっていうより、~
ポヨンポヨンって感じだったな~。▼~
気持ちよくて、いっぱい触っちゃった!~
えへへっ!▼~
:[サーリャ]|
人が寝てる間に何やってるのよ…~
私としたことが油断したわ…▼~
というか触るために~
わざわざ私を眠らせたの…!?▼~
…呪うわよ!?▼~
:[ノノ]|
ひっ…! ひえぇ~ん!~
ち、違うよ~! サーリャ…なんか▼~
最近疲れてるみたいだったから…~
ゆっくり眠った方がいいと思って…!▼~
その間はノノが守ってあげるから~
平気だと思って…! えぐっ…えぐっ!▼~
:[サーリャ]|
そ、そうだったの…?~
それに関しては謝ってあげるわ…▼~
怒ったりして悪かったわね…▼~
:[ノノ]|
う、うん…!▼~
でもサーリャ、顔色よくなったみたい!~
良かったね!▼~
:[サーリャ]|
でもこれからは勝手に粉を使って~
眠らせてはダメよ…▼~
勝手に人の身体を触るのもダメ…~
…わかった?▼~
:[ノノ]|
うん…! じゃあこれからは~
サーリャが起きてる時に触らせてもらうね!▼~
:[サーリャ]|
…やっばり呪ってやろうかしら…▼~
**ノノ&セルジュ [#g7d91e6a]
***会話1 [#w80ff3cd]
:[セルジュ]|
はぁ…▼
:|'''(ノノ登場)'''
:[ノノ]|
あれ~? セルジュ、どうしたの?~
お腹でも痛い?▼~
:[セルジュ]|
いいえ、私は平気よ。▼~
でも、ミネルヴァちゃんの調子が悪いの。~
風邪気味みたいで…▼~
異界の空気が~
合わなかったのかしら?▼~
:[ノノ]|
そんなぁ…ミネルヴァ、かわいそう…~
早く良くなるといいね…▼~
元気になったら、~
ノノとまた遊んでね。▼~
:[セルジュ]|
ええ、治ったら訓練を兼ねて~
一緒に飛んであげてね…▼~
…あっ!!~
そういえばノノちゃんはマムクート…▼~
同じ竜という意味では~
ミネルヴァちゃんと一緒よね?▼~
:[ノノ]|
…? そうだよ?▼~
:[セルジュ]|
ねぇ、ノノちゃんは風邪を引いた時に~
どうすると良くなるの?▼~
人間じゃなくて、竜ならではの治療法みたいな~
ものがあったりするのかしら?▼~
:[ノノ]|
ノノが風邪引いちゃった時は、~
お布団かけて暖かくして、▼~
ゆっくりお休みするよ?▼~
:[セルジュ]|
それは普通に~
人間と変わらないわね…▼~
:[ノノ]|
あっ! あとね、果物が病気の時には~
身体に良いって教えてもらったよ。▼~
むかし仲良くしてた、竜族の~
物知りなおにいちゃんが言ってたの!▼~
:[セルジュ]|
果物…そうね、それはいいかも。~
ちょうどこの街は果物が名産みたいだし。▼~
ありがとう、ノノちゃん。~
さっそく食べさせてみるわね。▼~
:[ノノ]|
うん! お大事にね~。▼~
***会話2 [#bfacdb1f]
:[ノノ]|
セルジュ!~
ミネルヴァの具合はどう?▼~
:[セルジュ]|
果物を食べさせたら、なんだか~
ちょっと落ち着いたみたい。▼~
アドバイスしてくれてありがとうね、ノノちゃん。~
おかげで助かっちゃったわ。▼~
:[ノノ]|
良かった!!▼~
でも、ミネルヴァが本当に調子悪い時は~
ノノに言ってね。▼~
ノノ、ミネルヴァの代わりにセルジュ乗せて、戦ってあげるか...
:[セルジュ]|
えっ? あ、そうね…~
それはそれで、アリかもしれないわね。▼~
でも、ノノちゃんは人を乗せて~
戦ったことってあるの?▼~
:[ノノ]|
ないよー!▼~
:[セルジュ]|
え…?~
だ、大丈夫かしら?▼~
:[ノノ]|
だいじょーぶ!~
ちゃんとつかまってれば落ちないから。▼~
この前、買い物行くときに~
ルフレ乗せてあげたけど、▼~
じーっとしてて静かだったよ。▼~
:[セルジュ]|
あら、そうなの?▼~
:[ノノ]|
うん、きっとすっごく楽しいよ!▼~
ノノ、宙返りとか急降下とか~
大回転するの大好きだから、▼~
びゅーん! ぐるーん! どかーん!って。~
セルジュ乗せた時にも、やってあげるね!▼~
:[セルジュ]|
ええと…~
それは遠慮しておこうかしら。▼~
ルフレ、気絶したか~
必死に掴まってたんでしょうね…▼~
:[ノノ]|
えーっ。なんでー?~
ぜったい楽しいのにな~。▼~
:[セルジュ]|
ああ、早く治ってミネルヴァちゃん…▼~
**ノノ&チキ [#b4dbe7eb]
***会話1 [#t84ef48d]
:[ノノ]|わぁ、出店がいっぱいあるよー!~
ねぇねぇチキ、ちょっと見ていこうよ!▼~
:[チキ]|…でも、今は戦闘中よ。~
そんな時間はあるのかしら?▼~
:[ノノ]|えー? ちょっとぐらい大丈夫だよ!~
お店見る時間なんて、▼~
ノノたちにとっては一瞬の半分の~
そのまた半分くらいなんだし。▼~
:[チキ]|ま、まぁこれだけ生きていると~
体感的にはそうなのだけれど…▼~
そういえば、あなたはこの軍では~
私の次におばあさんだったわね。▼~
同じマムクートとはいえ、~
たまにそのことを忘れてしまうわ。▼~
:[ノノ]|わぁ! 見て見て、かわいい飾り!~
お花に、ハートに、竜の形もある!▼~
あっ、こっちは青いお星さま!~
見て見てチキ!すっごくきれいだよ!▼~
:[チキ]|星…▼~
:[ノノ]|あれ? どうしたの?~
チキはお星さまきらい?▼~
:[チキ]|いいえ、そんなことないわ。~
星は好きよ。▼~
でも…見ていると寂しくなるから。▼~
:[ノノ]|さみしい? どうして?▼~
:[チキ]|ノノは…人が死んだら~
お星さまになるって話、知っているかしら。▼~
:[チキ]|ううん、知らないよ。~
死んじゃった人たち、お星さまになるの?▼~
:[ノノ]|えぇ。人々の言い伝えでは~
そうなると言われているわ。▼~
:[チキ]|じゃあクロムのおにいちゃんや~
ルフレも?▼~
:[チキ]|いずれはね。…だから私、~
星を見るととっても寂しくなるの。▼~
私はまだ大地の上にいるのに、~
懐かしい人たちは空の上。▼~
もう届かない場所から~
私のことを見ているから…▼~
:[ノノ]|へぇー!~
それってすっごくすてき!▼~
:[チキ]|素敵…?▼~
:[ノノ]|だって夜になったら、死んじゃった人たちと~
いつでも会えるってことでしょ?▼~
:[チキ]|!!▼~
:[ノノ]|生きてるみんなとはすぐに~
お別れしなきゃいけないけど、▼~
お星さまになったら、~
百年たっても千年たっても、▼~
ずっと一緒にいてくれるってことだよね!~
それならノノ、お別れもさみしくないよ。▼~
:[チキ]|…………▼~
そう…そうね…~
千年たっても、ずっと一緒…▼~
私、どうして今まで~
そう思わなかったのかしら…▼~
:[ノノ]|ど、どうしたのチキ? 泣いてるの?~
ノノ、何かわるいことしちゃった?▼~
:[チキ]|…いいえ、嬉しいのよ。▼~
…今までずっと、~
星の光が怖かった。▼~
みんなに置いていかれた~
証のような気がして、とても寂しかったの。▼~
でも、今日からは違う。~
あなたがそう気付かせてくれたのよ…▼~
ありがとう、ノノ。▼~
:[ノノ]|?? 急に泣いたり笑ったりして…~
今日のチキ、へんなの。▼~
***会話2 [#b6f542bc]
:[チキ]|ねぇノノ、元の世界に戻ったら~
一緒に星を見に行かない?▼~
:[ノノ]|え? いいけど…チキ~
お星さま見るとさみしいって言ってたよね?▼~
:[チキ]|えぇ。でも、今日からは~
寂しくなくなりそうなの。▼~
ノノ、あなたのおかげでね。▼~
:[ノノ]|ほんと? よくわかんないけど…~
チキが行きたいならいいよ!▼~
それに、もしさみしくなっちゃっても、~
ノノがそばにいるから平気だしね!▼~
:[チキ]|そうね。心強いわ。▼~
:[ノノ]|えへへ…じゃあ夜になったら~
お星さまの見える場所さがさないとね!▼~
:[チキ]|あのね…私、とても星が綺麗に見える~
場所を知っているの。▼~
ノノさえ良ければ~
そこに連れていきたいわ。▼~
普通の人には行けないような場所だけど…~
竜になったらすぐだから。▼~
:[ノノ]|やったぁ! じゃあ二人だけの~
ひみつの場所だね!▼~
:[チキ]|うふふ、そういうことになるかしら。▼~
:[ノノ]|すごいすごい!~
チキとノノのひみつの場所!▼~
なんだかわくわくしてきちゃった!▼~
:[チキ]|夜遅くに見ることになるから~
温かくしていかないとダメね。▼~
ノノ、その格好で平気なの?▼~
:[ノノ]|うん、平気だよ!▼~
:[チキ]|途中で眠くなったりしない?▼~
:[ノノ]|それも平気!~
ノノ、今日はたくさん寝たから!▼~
あ…でも、あんまり遅くなったら~
眠くなっちゃう…かも。▼~
:[チキ]|もう…仕方ないわね。~
じゃあ眠ってしまったら起こしてあげる。▼~
それじゃあ早く戦いを終わらせましょう?~
また敵が増えてきたみたいよ。▼~
:[ノノ]|わかった! ノノ、いつもより~
がんばって戦ってくる!▼~
ありがとう、チキ!~
とっても楽しみにしてるからね!▼~
:|'''(ノノ退場)'''
:[チキ]|…えぇ。~
私もとっても楽しみ。▼~
昔はいつも、寂しくなると~
星を見ながら泣いていた…▼~
もう会えないみんなのことを考えて~
ひとりぼっちで見る星は辛かったけど…▼~
もう私はひとりじゃない。~
寂しくて泣いたりもしない。▼~
今いる仲間とも、昔いたみんなとも、~
これからずっと一緒だってわかったもの。▼~
おにいちゃん…みんな…~
今夜、会いにいくから…▼~
私に分かるようにキラキラ光って、~
どこにいるのか教えてね…▼~
**ルキナ&デジェル [#l414e384]
***会話1 [#h2b42db7]
:[ルキナ]|
きれいな街並みですね、デジェル。~
今は皆さん避難されていますが、▼~
祭りが再開されれば、~
さぞかし楽しくなるのでしょうね。▼~
:[デジェル]|
そうね。私たちの時代ではお祭りなんて~
やってる余裕はなかったものね。▼~
:[ルキナ]|
…あら?~
あれは何のお店でしょうか?▼~
ねぇデジェル、~
ちょっとのぞいてみませんか?▼~
:[デジェル]|
…………▼~
:[ルキナ]|
デジェル?▼~
:[デジェル]|
ルキナ、さすがにそれは~
戦士としての自覚が足りないんじゃない?▼~
:[ルキナ]|
…え?▼~
:[デジェル]|
だって戦時中に不謹慎よ。▼~
私たちは闘いの中でこそ、輝きを放つ存在。~
娯楽なんて…戦士には必要ないわ。▼~
:[ルキナ]|
ですが、戦士にも~
休息は必要だと思いますよ。▼~
デジェルはお祭り、嫌いですか?▼~
:[デジェル]|
べ、別に嫌いっていう~
わけじゃないけど…▼~
:[ルキナ]|
では、再開されたら皆で一緒に~
見てまわりましょう?▼~
きっと楽しいはずです!▼~
:[デジェル]|
…そうね、お祭りが再開されたら、~
ルキナとなら一緒に歩いてもいいわ。▼~
:[ルキナ]|
ありがとうございます!~
でも…私とだけ、ですか?▼~
:[デジェル]|
私は男だろうと女だろうと、~
強いものしか認めない。▼~
ルキナは十分私の隣を歩くに値するわ。▼~
:[ルキナ]|
…そうですか。~
…なら、そうしましょう。▼~
:[デジェル]|
………▼~
…もう、いいわ。私行くわね。▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ルキナ]|
…………▼~
***会話2 [#pe4458b6]
:[デジェル]|
ルキナ…▼~
:[ルキナ]|
あ、デジェル、~
どうかしましたか?▼~
:[デジェル]|
あなた、さっき私が言ったことに対して~
何も思わないの?▼~
:[ルキナ]|
…さっき?▼~
:[デジェル]|
私が、あなたのような強い者以外を~
認めないと言ったことよ!▼~
普段のあなたなら~
弱者を認めていないのですかとか言って▼~
突っかかってくるじゃない!▼~
:[ルキナ]|
…ああ、そのことですか。~
うふふっ…!▼~
:[デジェル]|
何がおかしいの!?▼~
:[ルキナ]|
デジェル…~
そこを気にしているということは、▼~
あなた自身は弱者を認めているという~
事ですよ。▼~
私たちが守るべき者として…ですね。▼~
:[デジェル]|
!?~
そ、それは…!▼~
:[ルキナ]|
だから私も何も~
言わなかったんです。▼~
私たちが強くなる理由、~
それはか弱き者を守るためですから。▼~
:[デジェル]|
そ、そんな事!~
言われなくたってわかってるわよ!▼~
それに…▼~
:[ルキナ]|
え?~
:[デジェル]|
べ、別に、みんなのこと、弱いとか、~
頼りないとか、思ってないわ…▼~
みんなには、危ないところを~
何度も助けてもらってるし…▼~
…そりゃあまだまだ力不足だなって思う~
人もいるけど、▼~
実際の強さと心の強さは違うっていうか、~
見込みがあるっていうか…▼~
:[ルキナ]|
デジェル…▼~
:[デジェル]|
ああもうっ!~
と、とにかく! 私もまだまだってこと!~
ほら、行くわよ! 屍兵を倒すわよ!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ルキナ]|
うふふ、デジェル…あなたも~
だいぶ変わったんですね。▼~
…いえ、成長したと、言うべきでしょうか。~
私も…あなたに負けないよう強くなります。▼~
**ルキナ&シンシア [#ybfad05f]
***会話1 [#jf61fd2b]
:[シンシア]|
わぁ! 美味しい匂いがたくさん!~
お店の人、いませんか~?▼~
…………▼~
そっか、みんな避難中なんだよね。~
だったら~。▼~
…もぐもぐ。▼~
おいしい!▼~
:[ルキナ]|
あっ! シンシア!~
勝手に食べてはダメです!▼~
:[シンシア]|
あっ、しまった~。▼~
:[ルキナ]|
『しまった~』じゃないですよ。~
何をしてるんですか。▼~
この果物は、街の人たちが丹精込めて~
育てた大事なものなんですよ?▼~
それを無銭飲食だなんて~
信じられません。▼~
:[シンシア]|
ご、ごめんなさい…~
ちゃんと後でお金を払ってくるね。▼~
:[ルキナ]|
まったく、困った人ですね…▼~
あ、ほら、果物の汁が~
鎧や服に飛んでますよ。▼~
:[シンシア]|
あれ? ホントだ。▼~
:[ルキナ]|
ちょっとじっとしててください。~
すぐに拭き取りますから。▼~
:[シンシア]|
あ、ありがとー。▼~
:[ルキナ]|
…はぁ。▼~
本当にシンシアは~
昔からそそっかしくて困ります。▼~
もう子どもじゃないんですから、~
もっとしっかりしてください。▼~
:[シンシア]|
え? 子どもって…~
そう言われるとショックだなぁ。▼~
ルキナはそうやって昔から、あたしのこと~
子ども扱いしてばっかりなんだもん。▼~
:[ルキナ]|
いえ、ですから~
大人としてしっかりと---▼~
:[シンシア]|
あ、あんまりお姉さんぶるの~
止めてよね!▼~
あたしはもう…~
立派なヒーローなんだから!▼~
:[ルキナ]|
わ、私はそんなつもりは…▼~
:[シンシア]|
もーいいよっ!~
じゃあねっ!▼~
:[ルキナ]|
あ…~
怒らせてしまいましたか。▼~
やっぱり子どもですね…▼~
***会話2 [#h519b999]
:[シンシア]|
ふぇ~ん~
べちゃべちゃだよ~。▼~
:[ルキナ]|
どうしたのですか、シンシア!?~
そんな泥まみれで…!▼~
:[シンシア]|
そこの水たまりで~
転んじゃったんだよ~。▼~
うう、びしょびしょで気持ち悪い…~
助けてルキナ~。▼~
:[ルキナ]|
もう…シンシア、~
あなたという人は…▼~
先ほど大人だとかヒーローだとか~
大口を叩いたのに、すぐこれなんですから…▼~
:[シンシア]|
ごめんねルキナ。~
これからはもっと大人になるから。▼~
:[ルキナ]|
はいはい。わかっていますよ。~
だからそんな泣きそうな目をしないで。▼~
何か拭くものを持って来ますから、~
先に濡れたものを脱いでおいておいてください。▼~
:[シンシア]|
ありがとルキナ!~
だーい好き!▼~
:[ルキナ]|
ちょ、ちょっとシンシア!?~
その格好で抱きつかれたら…!▼~
ああっ!~
もう、私まで泥だらけじゃないですかっ!▼~
:[シンシア]|
ホントだ…~
ごめんねルキナ…▼~
あ、でもでも~。▼~
:[ルキナ]|
なんですか、そんな嬉しそうに。▼~
:[シンシア]|
あのね、なんていうか、~
泥んこでルキナとお揃いだな~って。▼~
:[ルキナ]|
お揃い…ですか。~
もう、本当に困った人ですね。▼~
:[シンシア]|
えへへっ。▼~
:[ルキナ]|
…ふふっ。でも昔から、~
その笑顔は憎めないんですよね。▼~
さぁ、早く泥を落として~
戦いに戻りましょう。▼~
戦いが終われば、楽しいお祭りが~
待っていますよ。▼~
:[シンシア]|
はーい!~
あたし頑張るね、ルキナ!▼~
**ルキナ&チキ [#gf3a1345]
***会話1 [#n29a2275]
:[ルキナ]|
わぁ…! なんて綺麗な飾り…~
チキさん、お祭りの屋台って素敵ですね!▼~
:[チキ]|
本当ね…私はいつも~
祀り上げられるほうだったけれど…▼~
:[ルキナ]|
あ…じゃあ、こうして見て回るのは~
珍しいことなのですか?▼~
:[チキ]|
そうなるわね…~
なんだか不思議な気分。▼~
:[ルキナ]|
どうしてですか?▼~
:[チキ]|
三千年も生きてると、新しいことや~
珍しいと感じることが…もうあまりないのよ。▼~
でも、あなたたちといると、~
そういった体験がたくさんあるわ。▼~
まだまだ、~
私が知らない世界もあるのね…▼~
あなたたちのことを理解するためにも、~
もっと色々なことを知りたいわ。▼~
:[ルキナ]|
チキさん…▼~
:[チキ]|
ところで、これは何かしら?▼~
:[ルキナ]|
それは…仮装用のお面ですね。~
それを付けて、みんなで踊るんです。▼~
チキさんもやってみたらどうでしょう?▼~
:[チキ]|
仮装?~
でも人間からすれば、▼~
マムクート自体が~
仮装のようなものではないかしら…?▼~
:[ルキナ]|
そうですね…~
言われてみれば確かに。▼~
それにお面だけじゃ面白みに~
欠けるかもしれません…▼~
:[チキ]|
お…面白味?▼~
:[ルキナ]|
はい。お祭りは楽しむものなんですよ?~
だから面白さはとても重要だと思うんです。▼~
何か、何かいいアイディアは…~
…う~ん。▼~
:[チキ]|
…あなた、~
私に面白い格好をさせる気なの?▼~
:[ルキナ]|
…そうだわ!▼~
子どもの頃の服を着てみる、~
というのはいかがでしょうか?▼~
:[チキ]|
え…なぜ…?▼~
:[ルキナ]|
古の伝説が記された書物にあった、~
チキさんの昔の姿…▼~
それはそれは愛らしい子どもの姿で、~
人々の心を癒したと書かれてありました。▼~
:[チキ]|
文献にそんなことが…▼~
:[ルキナ]|
はい。今でも、可愛らしい女の子が、~
神々しく巨大な竜に変化する…▼~
そこが神秘的で素晴らしい!~
と言われてるみたいですよ。▼~
:[チキ]|
そう…~
私にはわからない世界ね…▼~
***会話2 [#ye3e8ebe]
:[チキ]|
…………▼~
:[ルキナ]|
…………▼~
:[チキ]|
…………▼~
:[ルキナ]|
…あの、チキさん。▼~
なんというか、その…~
申し訳ありませんでした…▼~
:[チキ]|
…あんな恰好は、~
もうごめんだわ。▼~
:[ルキナ]|
私なりに、昔のチキさんに近い衣装を~
用意したつもりだったんですけど…▼~
やっぱり、子ども用の服は~
大人のチキさんには似合わないんですね。▼~
:[チキ]|
似合うとか~
そういうレベルを超えていたわ…▼~
というか子どもの服では小さすぎると、~
最初から考えなかったの?▼~
:[ルキナ]|
ごめんなさい…▼~
…でも、それを着てしまう~
チキさんもチキさんじゃ…▼~
:[チキ]|
何か言ったかしら?▼~
:[ルキナ]|
いいえ、何も…▼~
:[チキ]|
ああ、こんな辱めは三千年も生きてきて、~
初めてだわ…▼~
:[ルキナ]|
あの…その…チキさんはいつも皆さんと~
見ている世界が違うというか…▼~
一緒にいてもどこか遠い目をしていたので、~
打ち解けようとしてみたんですけど…▼~
悪い意味での初めてしか、チキさんに~
お教えすることしかできませんでしたね…▼~
本当に…すみません。▼~
:[チキ]|
…………▼~
…そんなことないわ。▼~
:[ルキナ]|
え?▼~
:[チキ]|
たしかに、さっきの恰好は~
ちょっと失敗だったわ。▼~
でも、それはあなたが私と対等な関係で~
理解し合おうとしてくれた結果よね。▼~
私を特別扱いしないでくれた。~
その結果、こういう失敗が起きた。▼~
それなら私は…とても嬉しい。▼~
:[ルキナ]|
チキさん…▼~
:[チキ]|
ありがとう…ルキナ。▼~
私も、早くみんなに溶け込めるように~
努力するわ。▼~
だからあなたも、~
私にもっとたくさんの初めて、教えてね。▼~
:[ルキナ]|
…はいっ!▼~
**サイリ&チキ [#r9f0ff64]
***会話1 [#b1a9caf7]
:[サイリ]|
巫女様!~
巫女様はおられるか!▼~
:[チキ]|
あら?~
どうしたの…サイリ。▼~
:[サイリ]|
本日は巫女様に~
申し上げたき儀があり参りました。▼~
:[チキ]|
相変わらず堅苦しいのね。~
もう…いいわよ。▼~
:[サイリ]|
もういい…とは?▼~
:[チキ]|
謝らなくていいと言ってるの。▼~
:[サイリ]|
巫女様…?~
私はまだ何も申しておりませんが…▼~
:[チキ]|
いいえ、言わなくても分かるわ。~
私、三千年も生きているのよ。▼~
私の眠りを覚まさせたこと、~
謝りに来たのでしょ?▼~
:[サイリ]|
なんと…~
さすがは神竜の巫女様。▼~
わかっておられるのならば、話は早い。~
私は身勝手なことをしてしまいました…▼~
:[チキ]|
だから、もういいわ。▼~
:[サイリ]|
いえ!よくありません!▼~
ヴァルム帝国の軍勢に対抗するためとはいえ、~
私はあなたを俗世に引きずり降ろしたのです。▼~
私は巫女様を~
矢面に立たせてしまった張本人!▼~
だからこの場を借りてお詫びしたいのです!~
申し訳ありません!!▼~
:[チキ]|
…もう。~
頭を上げてちょうだい、サイリ。▼~
たしかに、私は眠り続けながら、~
この世界を見守っているだけだった。▼~
もう表舞台に出ることはないと思っていたわ…。▼~
それが、今を生きる者たちのために、~
最善だと思っていたから。▼~
:[サイリ]|
…それを私が邪魔したのですね。▼~
:[チキ]|
まあ…そうなるわね。▼~
伝説は伝説のまま、~
砂のように消えていくはずだった…▼~
:[サイリ]|
…この戦が終われば、~
私を巫女様の好きにして構いませぬ。▼~
と、申したかったのですが…▼~
巫女様はそのようなこと、~
望まれぬのでしょうね…▼~
:[チキ]|
ええ…言うまでもないわ。▼~
:[サイリ]|
だから今の私には、~
こうして頭を下げ続けることしかできません。▼~
せめて、謝り続けることだけは、~
許していただきたく…▼~
:[チキ]|
…………▼~
***会話2 [#c3245db7]
:[チキ]|
サイリ…あなたは~
ひとつ勘違いをしているわ。▼~
:[サイリ]|
と、言われますと?▼~
:[チキ]|
さっき私が語ったのは、~
出会った当時の考え。▼~
今はそう考えてはいないわ。▼~
:[サイリ]|
そうなのですか?~
では、今はどのようなことを…?▼~
:[チキ]|
今はサイリに感謝しているわ。▼~
:[サイリ]|
か、感謝?~
私にですか?▼~
:[チキ]|
ええ。だってあなたのおかげで、▼~
またこんなに素敵な仲間たちに~
出会えたんだもの。▼~
それに、まだ皆の力になれる、~
まだ十分通用するのだと、気づかせてくれた。▼~
一度は隠遁を決意したこの身であっても、~
人と共に生きることはやはり嬉しい…▼~
そう思わせてくれたわ。▼~
:[サイリ]|
み、巫女様…▼~
:[チキ]|
こんな化石みたいな存在でも、~
人々の、マムクートの未来の礎になれる。▼~
だったら、行動しないわけにはいかないわ。▼~
この三千年間、数多くの争いによって~
無念のうちに死んでいった人たち…▼~
彼らの気持ちに報いるためにもね。▼~
:[サイリ]|
巫女様のお考えは崇高すぎて、~
私にはまぶしすぎます…▼~
私は生き恥をさらすくらいなら、~
いっそ…と考えたこともありました…▼~
でも、そのような考え、~
金輪際捨てることを誓いましょう。▼~
:[チキ]|
ええ、私みたいなおばあちゃんが~
頑張っているんだもの。▼~
若人が自ら舞台を降りるのは、~
あまりにも愚かだわ。▼~
あなたにはまだまだ、未来と可能性が~
無限に広がっているはず。▼~
生きなさい、サイリ。▼~
:[サイリ]|
はい、承知しました。~
ありがたいお言葉、感謝致します。▼~
**アンナ&チキ [#z0a023ad]
***会話1 [#rdee1d18]
:[アンナ]|へぇ〜…この収穫祭では、~
果物を中心に売っているわね。▼~
うんうん、昔と変わらないわ。▼~
:[チキ]|アンナ…何をしているの?▼~
:[アンナ]|あら、チキ。~
収穫祭の様子を見ていたのよ。▼~
:[チキ]|何か独り言を~
つぶやいていたようだけど。▼~
:[アンナ]|えっ、私何か言ってた?~
自分では気づかなかったわ。▼~
街並みを見ているうちに、懐かしくなって~
気分がよくなっちゃったのかもね。▼~
:[チキ]|…? あなた、前にもこの街に~
来たことがあるの?▼~
:[アンナ]|私が? まさか!▼~
:[チキ]|でも…それならどうして~
懐かしくなるのかしら?▼~
:[アンナ]|あぁ、それはね。~
私たち一族がずっと昔から、▼~
そのとき訪れた街の様子や~
起こった出来事を▼~
たくさんの書物に書きためて~
共有しているからなのよ。▼~
:[チキ]|ずっと昔から…?▼~
:[アンナ]|えぇ。だから私の一族の誰かが~
この街に来たことがあったのかもしれないわ。▼~
:[チキ]|そうなのね…▼~
:[アンナ]|それこそ、チキが昔活躍していた頃を~
書いた書物を読んだことだってあるのよ。▼~
:[チキ]|それは…二千年前のこと?▼~
:[アンナ]|そうよ。もしかしたらチキは、私のご先祖様と~
会ったことがあるかもしれないわね。▼~
:[チキ]|そういえば…▼~
私、昔に何度かあなたのような~
人を見たことがあったかもしれない…▼~
:[アンナ]|本当に? 私に似ていたのなら、~
間違いなく私のご先祖様よ!▼~
:[チキ]|ええ、そんな気がするわ。▼~
:[アンナ]|うふふ、そうなんだ〜。~
なんかこれって素敵じゃない?▼~
:[チキ]|ふふ…そうね、なかなか~
素敵なお話だと思うわ。▼~
***会話2 [#e754e315]
:[チキ]|アンナ…少しいいかしら。~
さっきの話だけど。▼~
:[アンナ]|あら、もしかして~
私たち一族の書物のこと?▼~
:[チキ]|えぇ…私が生きていた時代からとなると、~
それは膨大な量になるんでしょうね。▼~
:[アンナ]|その通りよ。~
正直読むのはかなり骨が折れるわ。▼~
でも、私たち一族は…~
あの書物を読んで育つのよ。▼~
だから、書物の中身は~
みんな頭の中に入っているの。▼~
:[チキ]|まぁ…それはすごいわね。▼~
:[アンナ]|あれには、この世界の出来事が~
見事につづられているわ。▼~
だから私、昔のチキの話だけじゃなく、~
英雄王マルスのことだって話せるわよ。▼~
まるで、~
自分で見てきたことのように…ね。▼~
:[チキ]|あのね、アンナ…▼~
あなたと話していると…私、~
とても懐かしい気分になるわ。▼~
:[アンナ]|えっ…どうして?▼~
:[チキ]|そうね…まるで、遠い昔の仲間と~
話しているような気持ちになるからかしら。▼~
こんな気持ちは…~
本当に久しぶり。▼~
:[アンナ]|実は私もね、~
あの本を読んでいると、▼~
それが自分の記憶になっていくかのように~
スッと頭に入り込んでくるの。▼~
:[チキ]|アンナの…記憶に?▼~
:[アンナ]|えぇ。だからチキ…あなたを初めて~
見たときも…直感的にね、感じたのよ。▼~
あぁ…私は何千年ぶりに~
あなたにまた会えたんだって…!▼~
:[チキ]|!! それはまるで…~
記憶も、時も超えて…▼~
魂の交感によって再び巡り会う仲間…~
といったところなのかしら?▼~
:[アンナ]|そうそう…その表現!▼~
まるでおとぎ話みたいだけど、~
本当にそんな気分なのよ。▼~
あなたも、~
そう思ってくれているの?▼~
:[チキ]|もちろんよ…アンナ!~
なぜだか私、今とても満ち足りた気分だわ。▼~
:[アンナ]|そうね、私も同じ気分だわ。~
あなたとこの話ができて、良かった…▼~
:[チキ]|えぇ。~
良ければ、またお話しましょうね。▼~
:[アンナ]|えぇ、是非!▼~
**デジェル&セレナ [#l4a22094]
***会話1 [#pd0797ec]
:[デジェル]|
…………▼~
:[セレナ]|
あらデジェル。どうしたの?~
そんな険しい顔して。▼~
:[デジェル]|
…のんきなものね。▼~
さっき賊が祭りに忍び込んでいたので、~
取り押さえておいたのよ。▼~
:[セレナ]|
い、いつの間に…~
相変わらず注意力が鋭いというか…▼~
:[デジェル]|
むしろ賊の存在に気づけないみんなに、~
問題があると思うのだけれど…▼~
まあいいわ…あっ、そうだわ。~
その時こんな小瓶を手に入れたのよ。▼~
:[セレナ]|
うわっ!~
何その中身!▼~
紫色でなんか泡立ってるし、~
明らかに怪しいじゃない!?▼~
:[デジェル]|
賊が、これは高価な薬だって~
言っているのを聞いたわ。▼~
飲めばすごい効果が得られるって…~
ひょっとしたら新たな力に目覚めるかも…▼~
:[セレナ]|
まさかとは思うけど、~
あんたそれ…▼~
:[デジェル]|
セレナ、~
一緒に飲んでみましょうよ。▼~
:[セレナ]|
い、いやよ…!~
人を巻き込まないでよ!▼~
:[デジェル]|
そう? 貴重な薬かもしれないのよ?~
力と守備が上がるかもしれないわ。▼~
:[セレナ]|
そうだったらいいわね。でも残念ながら~
恐ろしい毒薬にしか見えないわよ?▼~
:[デジェル]|
なら、私だけ飲んでみるわね。▼~
:[セレナ]|
止めなさいって!~
どうなっても知らないわよ!?▼~
:[デジェル]|
何よもう。~
セレナってば大げさなんだから。▼~
さて、ふたを開けてと…▼~
:[セレナ]|
…ほんとに知らないんだからね…~
あ、あたしは関係ないんだから…▼~
:[デジェル]|
一気に飲み干すわよ…!▼~
:[セレナ]|
!!~
や、やっぱりだめっ!▼~
:[デジェル]|
あっ! ちょ、離して! セレナってば、~
今になって薬が惜しくなったのね?▼~
:[セレナ]|
違うわよ!▼~
:[デジェル]|
そうはさせないわ!~
…ゴクゴク。▼~
:[セレナ]|
ああっ! 飲んじゃった!~
もう…知らないからねっ!▼~
:[デジェル]|
よし! これで…▼~
ん…何ともない?▼~
特に強くなった気もしないし、~
ただの変な色の水だったのかも。▼~
:[セレナ]|
もう…びっくりさせないでよ…▼~
***会話2 [#aea91913]
:[デジェル]|
セレナぁ~。~
あなたって~見れば見る程可愛いわよね~。▼~
:[セレナ]|
ちょ、ちょっとデジェル?▼~
あんた様子が変よ? え? ていうか~
なんでそんな締まりのない話し方なの?▼~
:[デジェル]|
私ねぇ~、~
昔から思ってたんだけどぉ~。▼~
弱い男と一緒にいるより~、~
強くて可愛いセレナと仲良くしたいな~って。▼~
:[セレナ]|
あんたどこ触ってんのよ!~
ていうか、なんで顔が赤いのよ!▼~
:[デジェル]|
わかんにゃ~い。~
でも、なんだかとってもいい気持ちぃ~。▼~
:[セレナ]|
ちょっと抱きつかないでよ!▼~
ま、まさか…これって~
さっきのあの薬の効果じゃ…!?▼~
:[デジェル]|
んん~? そういえばあのクスリ、~
瓶の底に、ビヤク、って書いてたわよぉ~?▼~
:[セレナ]|
な、なんですってぇ!?▼~
:[デジェル]|
セレナァ~。▼~
:[セレナ]|
あぁ、もう! 服引っ張らないで!~
伸びちゃうでしょ、やめなさいよっ!!▼~
…んもぅ! こうなったら仕方がないわね。~
ちょっと荒っぽいけど……えいっ!!▼~
:|'''(デジェルを叩く)'''
:[デジェル]|
ぐぬっ!?▼~
:|'''(デジェルが倒れる)'''
:[セレナ]|
はぁはぁ…~
ちょ、ちょっとデジェル…?▼~
大丈夫…?▼~
:[デジェル]|
いたた…あれ?~
私、何をしていたのかしら?▼~
:[セレナ]|
どうやら正気に戻ったみたいね…▼~
:[デジェル]|
あ…セレナ。どうしたのよ、その格好?~
服はきちんと着たほうがいいわよ。▼~
:[セレナ]|
…言いたいことは山ほどあるんだけど。▼~
:[デジェル]|
私に? 何かしら…▼~
…って、あら?~
なんだか、頭が痛いわね。▼~
ごめんなさい。~
ちょっとその辺で休んでくるわ…▼~
:[セレナ]|
そりゃそうでしょうよ…~
せいぜいゆっくり休んでなさい…▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[セレナ]|
あら?~
デジェルが瓶を落として行ったわ。▼~
何これ…~
ビヤクじゃなくてヒヤクじゃない!▼~
…ちゃんと説明書きがあるわ。~
なになに…?▼~
この薬は、~
体の緊張をほぐし、▼~
普段は言えない心の声を相手に伝える~
お手伝いをします。▼~
…って、え?~
ええええええ!?▼~
**シンシア&セレナ [#ec4b42a2]
***会話1 [#aa13e699]
:[シンシア]|
あ~ん!~
どうすればいいの~!▼~
:[セレナ]|
何わめいてんのよ戦闘中に。~
うるさくて集中できないんだけど。▼~
:[シンシア]|
あのね、髪をくしでとかしてたんだけど、~
枝毛が引っかかっちゃって上手くいかないの。▼~
せっかくカッコイイ名乗り方を考えたのに、~
こんなボサボサ頭じゃしまらないよ~。▼~
:[セレナ]|
まったく…~
普段何も手入れしないからそうなるのよ。▼~
ちょっと見せてみなさい。▼~
…あんた、いつも適当に結んでばかりでしょ。~
だからこんなに髪が傷むのよ。▼~
:[シンシア]|
だって、そういうの苦手だし…▼~
:[セレナ]|
苦手じゃなくて、~
女の子として意識が足りないだけ。▼~
こんな髪の子と、同じ軍だと思われると~
恥ずかしいわ。▼~
ちょっとじっとしてなさい。▼~
:[シンシア]|
うん! ありがとう!▼~
:[セレナ]|
あんた、昔からいつも男の子と~
ばっかり遊んでたわよね。▼~
ヒーローがどうとか言って、~
このあたしを悪者役にしたり…▼~
…思い出したら腹が立ってきたわ。▼~
:[シンシア]|
い、痛い痛い!~
あたまグリグリしないで!▼~
ごめんって! 子どもの頃の~
無邪気な遊びだったと思ってよ!▼~
:[セレナ]|
ふん。~
今だってやってること一緒じゃない?▼~
大体…もっと着飾ったりして、~
女の子らしくしようとは思わないの?▼~
:[シンシア]|
えっと…そういうのはいいや。~
セレナに任せたよ!▼~
:[セレナ]|
馬鹿じゃないの?~
他人に可愛くするの任せてどうするのよ。▼~
:[シンシア]|
だって~。たとえばさぁ、~
セレナみたいに髪伸ばそうとしても、▼~
多分途中で~
めんどくさくなっちゃいそうなんだもん…▼~
:[セレナ]|
確かにあんたは~
そういうタイプじゃないもんね…▼~
…ん? なんか違和感が?▼~
:[シンシア]|
セ、セレナ…人の髪の毛いじりながら~
考え事するのは止めてもらえないかな…?▼~
あっ、…いた、痛いっ!~
やめて! 髪の毛むしってるから!▼~
***会話2 [#o5f46ebf]
:[シンシア]|
あ、セレナ。~
さっきは髪直してくれてありがとね。▼~
:[セレナ]|
…………▼~
:[シンシア]|
どうしたの? 変な顔して。▼~
:[セレナ]|
うーるさい。~
変だったのはあんたよ。▼~
:[シンシア]|
…へ?▼~
:[セレナ]|
昔のこと思い出してたんだけどさ。▼~
シンシアって、男の子と遊ぶようになる前、~
普通に女の子らしくしてなかったっけ?▼~
:[シンシア]|
えっと…うん…そうだったね。~
…思い出しちゃった?▼~
:[セレナ]|
でも、あの頃から急に…▼~
…っ! あの頃って、まさか…~
あんたのお母さんが…▼~
:[シンシア]|
…うん。母さんが屍兵に~
殺されちゃった頃…だよ。▼~
あたし母さんっ子だったから、~
あのことが悔しくて辛くて…▼~
女の子らしさなんて無意味なんだって~
おもっちゃったんだね…きっと。▼~
だから女の子らしくいることより、~
母さんの仇を討てる強さを身につけようって。▼~
子どもって単純だから、~
そんな風に考えちゃったんだろうね。▼~
:[セレナ]|
それで、ヒーローに憧れて…▼~
:[シンシア]|
うん…~
でも、まだ全然だけどね。▼~
:[セレナ]|
まったく、本当にバカなんだから。~
…でも気持ちは…わかるわ。▼~
:[シンシア]|
えへへ…なんかその話したら~
昔のこと思い出しちゃうね…▼~
うっ…ごめん、セレナ。▼~
突然ちょっと…ううっ。▼~
:[セレナ]|
本当にバカな子…~
でもごめんね、シンシア。▼~
あんたの大事な気持ち、~
あたし軽く思ってたかもしれない。▼~
:[シンシア]|
う、ううん…~
そんな事無いよ……▼~
:[セレナ]|
あの…これからはあたしがあんたに~
女の子らしさ…教えてあげるから。▼~
だから…元気出しなさい。▼~
:[シンシア]|
セレナ…▼~
:[セレナ]|
あんたが暗いと調子狂っちゃうから…~
だから…今回だけ特別なんだからね。▼~
:[シンシア]|
うん、わかってるよ、セレナ。~
…ありがとう。▼~
**セレナ&ノワール [#w2291e7f]
***会話1 [#c9879fe7]
:[セレナ]|
ノワール、ちょっとあの店見て!~
かわいいアクセサリーがいっぱい!▼~
:[ノワール]|
お、お店の人が避難してる時に、~
物色するのは良くないと思うわ…▼~
:[セレナ]|
いいじゃない、ちょっとぐらい!▼~
あら、ここはお土産屋さん…じゃないわね。~
射的屋さんかしら?▼~
ほら、この玩具の弓で的に当てると~
景品がもらえるみたいよ!▼~
ていうか、今お店の人がいないんだから、~
別に射的なんかしなくても…▼~
:[ノワール]|
セ、セレナ…▼~
:[セレナ]|
冗談よ!▼~
あたしがそんな空き巣みたいな真似、~
するわけないでしょ。▼~
ちゃんと射的をして、~
合法的に景品をもらうんだから!▼~
はい、お金はここに置いとけば、~
払ったってわかるでしょ。▼~
:[ノワール]|
ええっ、そんなことしてる~
場合じゃないのに…▼~
:[セレナ]|
こんな時だからこそ~
娯楽は必要なの!▼~
いいからちょっと~
やってみてよノワール。▼~
:[ノワール]|
わ、私? い、いやよ…~
どうして私が…▼~
:[セレナ]|
あんたの得意分野でしょ!~
たまにはいいとこ見せなさいよね!▼~
:[ノワール]|
ひいぃ…横暴よぉ~。~
…で、でも、そうだわ。▼~
わざと外して…やっぱり無理でした、~
ってことにすれば…▼~
:[セレナ]|
ちなみに、わざと外したりなんかしたら、~
…わかってるわよね。▼~
:[ノワール]|
…うう。▼~
:[セレナ]|
あたしが欲しいのはそこにある首飾りだから。~
じゃ、よろしく~。▼~
:[ノワール]|
…………▼~
:[セレナ]|
ちょ、ちょっとノワール!~
何構えてるのよ!▼~
それ、本物の弓じゃないの!~
使うのはこっちのおもちゃの――▼~
:[ノワール]|
うるさい! 首飾りを射止めろと~
言ったのは貴様ではないか!▼~
:[セレナ]|
ひ、ひぃ!?▼~
:[ノワール]|
黙ってそこに鎮座しておれ!▼~
こんな玩具では、エモノを~
打ち抜くことなど到底出来ぬわ!▼~
:[セレナ]|
は、はい…~
お願いします…▼~
でもお願い!~
打ち抜くのだけはやめて…!▼~
***会話2 [#b429d4a7]
:[ノワール]|セ、セレナ…~
さっきはごめんなさい…▼~
私、キレちゃった方が~
弓の腕が上がるみたいなの…▼~
:[セレナ]|そ、そうみたいね。▼~
あんなに見事に、首飾りの台座だけ~
木っ端みじんにするなんて…▼~
びっくりしたわ…▼~
:[ノワール]|うぅ…私ったらまたそんな~
乱暴な真似を…ぐすっ…▼~
:[セレナ]|ちょっ…泣かないでよ!~
なんていうか…ああやってキレることって、▼~
あんたが生き残るために~
必要なことだったんでしょ?▼~
だったら仕方ないじゃない!~
いえ、むしろ素晴らしいことだわ!▼~
:[ノワール]|…そ、そうよね。これは戦争。~
強いほうがいいに決まってる。▼~
や…やっぱり私、これからはキレた状態で~
戦場に出たほうがいいのかしら…▼~
:[セレナ]|う、う〜ん…~
でもそれだと、軍としての統率が…▼~
:[ノワール]|そ、そうよね…▼~
:[セレナ]|それに、たしかに強いけど、個人的には~
いつものノワールでいて欲しいかな。▼~
私はビクビクしてるけど、~
穏やかで、優しいノワールが好きよ。▼~
あ、でも…さっきキレさせたのは~
あたしか。ご、ごめんね。▼~
:[ノワール]|セレナ…▼~
:[セレナ]|あ、あのね…~
お詫びに、これあげる。▼~
:[ノワール]|あれ? それ…さっき私がセレナに~
取ってあげた首飾りと同じ…?▼~
あ、でも…色が違うわね。~
さっき取ったのは黄色だったけど、▼~
こっちは綺麗な緑色…▼~
:[セレナ]|うん。緑のやつは~
化け物が来る前に出店で買ったの。▼~
ほんとは自分でつけようと~
思ってたんだけど、▼~
射的の景品に~
色違いを見つけちゃって…▼~
あ、あんたとお揃いで着けられたら~
いいなあって思ったのよ…▼~
:[ノワール]|わ、私と?▼~
:[セレナ]|な、なんか文句ある?▼~
あたし…もっとあんたと~
仲良くなりたいって思ったから…その…▼~
:[ノワール]|だから首飾りを取ってって~
言ったのね…▼~
:[セレナ]|うん…でも、それであんたを怒らせてたら~
本末転倒よね…▼~
:[ノワール]|…ううん。いいの。▼~
ありがとう、セレナ。~
首飾り、大事にするわね。▼~
:[セレナ]|ノワール…!▼~
うん、あたしもノワールが取ってくれた~
首飾り、大事にするわ。▼~
友情の印なんだから、~
無くしたりしたら許さないわよ?▼~
**マーク女&ノワール [#q16ac3c4]
***会話1 [#c2df9cfa]
:[マーク]|
わはははっ!貴様らなど~
我の力で一網打尽にしてくれる!▼~
命の惜しくない者だけ前に進み出るがいい!~
豪速の連撃で一挙に貫いてやるわ!▼~
:[ノワール]|
マ、マーク…?~
何をしているの?▼~
:[マーク]|
あ! ノワールさん!▼~
これはですね、~
ノワールさんの物まねです!▼~
:[ノワール]|
…わ、私の? どうして?▼~
:[マーク]|
ノワールさんの物まねをすると~
屍兵が恐れをなして逃げていくんです!▼~
これは盲点でした!▼~
ノワールさんの威厳と偉業は、~
屍兵にまで知れ渡っているんですね!▼~
:[ノワール]|
ええっ?~
…そ、そんなことないわよ。▼~
:[マーク]|
やだー! 謙遜しちゃって!~
たくさんあるじゃないですか!▼~
そう…ノワールさんに狙われた者は、~
それすなわち死を意味する!▼~
岩陰に隠れた敵を~
強弓で岩ごと貫いたとか、▼~
ノワールさんの寝込みを襲った輩が~
寝返りだけで返り討ちにされたとか、▼~
運よくその場を逃げのびた者が~
数年後、謎の刺殺体で見つかったとか…▼~
ノワールさんを知る者は語ります…!~
彼女の矢は、まるで生物のようだと!!▼~
:[ノワール]|
…そ、そんなの~
マークの創作でしょう?▼~
:[マーク]|
よくわかりましたね!~
知る者って、私のことなんです。▼~
:[ノワール]|
も、もう…!~
冗談は止めてよ…!▼~
:[マーク]|
まあまあ、いいじゃないですか。~
これもひとつの作戦ですよ。▼~
武勇伝を広めておけば、~
抑止力になると思うんです。▼~
闘わずして勝利する!~
これこそが軍師としての最良の戦法です!▼~
:[ノワール]|
…な、なんだか複雑な気分だけど、~
今回だけは役に立ったということなのね…▼~
でも…そんなに敵を威嚇して、~
逆に怒らせたりしないの? 大丈夫?▼~
:[マーク]|
そんなことありません!~
ノワールさんの威光を前にしては…▼~
どんな敵も腰を抜かし、~
退却するに決まっています!▼~
:[ノワール]|
ど、どうしよう…この分だと~
やめる気はさらさら無さそうね…▼~
…あまり威嚇しすぎて、マークが~
危ない目に遭わないといいんだけど…▼~
***会話2 [#oe8f2731]
:[マーク]|
はぁ、はぁ…!~
さっきは危ない所でしたね、ノワールさん。▼~
:[ノワール]|
…はぁ、はぁ、というかマーク、~
貴方が蒔いた種じゃない…▼~
:[マーク]|
ごめんなさい…~
ノワールさんの真似をしていれば▼~
敵が逃げてくれるかと思ったんですが…▼~
まさか私の物まねを見た屍兵が、~
逆ギレして襲いかかってくるだなんて…▼~
:[ノワール]|
わ、私は…そういう危険もあるって~
最初から言っていたわよ?▼~
:[マーク]|
そ、そうでしたね…私としたことが~
忠告を聞かず、すみませんでした…▼~
でも結局ノワールさんが~
キレてくれたおかげで助かりました!▼~
屍兵たち、みんな怯えてたじゃないですか!~
いや~、やっぱり本家は違いますね!▼~
:[ノワール]|
でも、私はキレる自分が好きじゃないのよ…~
わ、私が私でない気がするの…▼~
:[マーク]|
そうなんですか?~
でも、キレてるノワールさんも素敵ですよ?▼~
:[ノワール]|
き、気休めは、止めてよ…~
あんなの、素敵なわけないじゃない…▼~
:[マーク]|
そんなことないです!~
私、すっごく憧れます!▼~
:[ノワール]|
憧れる…?▼~
:[マーク]|
はい! 軍師って、常に冷静に状況を~
判断しないといけないじゃないですか。▼~
時には非情な決断も必要です。▼~
:[ノワール]|
そ、それはそうね…▼~
:[マーク]|
前に、味方が窮地に追い込まれて、~
ある程度の犠牲を覚悟したことがあります。▼~
そこに駆けつけてくれたのが~
ノワールさんだったんです。▼~
ノワールさんは、そのどう考えても~
覆せない状況を一転させてくれました!▼~
:[ノワール]|
…そんなこと、あったかしら?▼~
:[マーク]|
はい! それはもう見事に!~
作戦も何もない、豪快な威圧で!▼~
おかげで、~
私は気づくことができたんです!▼~
机上の作戦だけを見ていたら…~
見いだせない活路もあるんだって。▼~
時には勢いこそが力なんだって!▼~
:[ノワール]|
そう…私が誰かの役に立てたのなら、~
とても喜ばしいことだわ。▼~
…この性格で良かったって思えたの、~
今日が…は、初めてかもしれない…▼~
:[マーク]|
はいっ! だからこそ~
さらに伝説を広めまくりましょうね!▼~
次は逆ギレさえも許さないような~
完璧なまでに威圧的な武勇伝を…▼~
:[ノワール]|
ひいぃ…!~
それだけは…やめて…!▼~
**マーク女&ンン [#od04a0d2]
***会話1 [#vafd380b]
:[マーク]|
ンンさん!~
ちょっといいですか?▼~
:[ンン]|
あ、はい。~
何か用ですか?▼~
:[マーク]|
実はですね、軍師として~
みんなの年齢を調べているんです。▼~
ンンさんは一体~
何歳なんですか?▼~
:[ンン]|
ええと、それは…~
し、調べてどうするですか?▼~
:[マーク]|
そうですね…強いていえば~
戦略を立てるため、でしょうか。▼~
軍師はそれぞれの体調や体力を考えて、~
戦略を練らなければならないんです。▼~
そのためにはやっぱり個人の年齢も~
把握しておかないといけませんからね。▼~
:[ンン]|
そ、そうですか…▼~
でも、今まで知らなくても平気だったです。~
だからこれからも大丈夫だと思うのです!▼~
:[マーク]|
いえ! 例え百戦百勝だったとしても、~
百一戦目は分からないですよ!?▼~
勝負とは、そういうものです!▼~
:[ンン]|
それは、そうかもしれませんですが…▼~
:[マーク]|
で、おいくつなんですか?▼~
:[ンン]|
私はマークと同じくらいだと思うです…▼~
:[マーク]|
そうですか…ふむふむ。~
でもその割には幼く見えますよね?▼~
私も決して~
大人っぽいわけではありませんが。▼~
:[ンン]|
そ、それは…~
言いたくないのです~。▼~
:[マーク]|
どうしてですか?▼~
それだと万が一~
お祭りで迷子になったとき、▼~
九歳のンンちゃんという女の子を捜してます!~
…って言えないじゃないですか。▼~
:[ンン]|
だから私はマークと同じぐらいです!▼~
それだと探す時にむしろ実年齢が~
わかりにくくさせるです!!▼~
:[マーク]|
なるほど…それもそうですね。▼~
九歳ぐらいに見える可愛い女の子と~
言って捜せばいいですかね。▼~
:[ンン]|
そもそも迷子なんか~
ならないです~!▼~
:[マーク]|
あ、すみません。~
ンンさんって小さいですから、つい。▼~
:[ンン]|
…もういいです!~
マークには絶対教えないです!▼~
うわ~ん!▼~
:[マーク]|
あっ! ンンさん!~
勝手に走り去ると、迷子になっちゃいますよ!▼~
***会話2 [#fbfb6784]
:[マーク]|
あっ! こんなところに!~
探しましたよ!▼~
:[ンン]|
…マークはしつこいのです。▼~
:[マーク]|
そんなに嫌がるのには、~
何か理由でもあるんですか?▼~
私、別に他人のプライベートを~
興味本位で探ってるわけじゃないんです。▼~
軍師としてみなさんのために役立てればと、~
そう思っているだけなんですよ?▼~
:[ンン]|
…本当ですか?▼~
:[マーク]|
もちろんです!▼~
:[ンン]|
…分かったです。~
でも、他の人には言わないでほしいです。▼~
:[マーク]|
はい! 約束します!▼~
:[ンン]|
…わ、私は…ごにょごにょ。▼~
---歳な、なのです。▼~
:[マーク]|
おぉ! なるほどなるほど。~
じゃあほんとに私たちと変わりませんね!▼~
:[ンン]|
でも、ンンはマムクートなので~
成長が遅いのです…▼~
普通の人間より何倍も長生きできる分、~
見た目と年齢がかなり違ってしまうのです…▼~
:[マーク]|
それはつまり、身体だけでなく、~
精神もという事ですか?▼~
ンンさんは、精神年齢も~
実年齢より低い…とか。▼~
:[ンン]|
…うう~。そうなのです。~
だから言いたくなかったのです。▼~
:[マーク]|
なぜですか?▼~
:[ンン]|
子供扱いはされたくないのです~!▼~
私の母だって、見た目と中身が~
いつまでも幼いままだったですから、▼~
ずっと子供扱いされてきたと~
聞いているのです~!▼~
:[マーク]|
そんなことはしません!▼~
ンンさんは、幼いうちから大人と一緒に~
戦っているんですよね?▼~
バカになんてできませんよ!▼~
それにンンさん、同年代の中では~
むしろ大人な感じじゃないですか?▼~
:[ンン]|
…え?~
マーク、今なんと言ったですか?▼~
:[マーク]|
ンンさんは、~
大人だと言ったんです。▼~
だって、ンンさんと同じ精神年齢の人は、~
まだ畑で土をほじくり返して遊んでますよ!▼~
:[ンン]|
大人…私が、大人…~
初めて言われたです…▼~
:[マーク]|
だから気にしなくていいですよ!~
むしろンンさんはもっと▼~
年相応にふるまっても~
問題ないぐらいです。▼~
:[ンン]|
そうか。そうだったんですね。~
私は大人だったですか…!▼~
:[マーク]|
はい!▼~
:[ンン]|
良かったです。~
そう考えると楽になったです。▼~
…ふぁ。安心したら、~
なんだか疲れちゃいましたね…▼~
:[マーク]|
ん? あれ?~
ンンちゃん、もうおねむの時間ですか?▼~
お姉ちゃんが、~
一緒に添い寝してあげましょうか~?▼~
:[ンン]|
…マーク! 言ってるそばから~
思いっきり子供扱いしてるです!!▼~
**ンン&チキ [#t8f615f3]
***会話1 [#sf232424]
:[チキ]|これが、異界の祭りの場…▼~
どの世界でも人は変わらない。~
豊穣を神に祈り、▼~
その祈りが叶わないと絶望し、~
時にその絶望は争いの種となる…▼~
祭りなんて、人間が一方的に神を崇めて、~
一方的に絶望する儀式でしかないのに。▼~
:[ンン]|すごいのです…! これがお祭り会場!~
こんなに広い場所が、人で埋まるですね…▼~
早く屍兵をやっつけて、~
みんなと遊びたいです!▼~
でも、一人でうろうろしたら、~
迷子と間違われるかもなのです…▼~
う〜ん…▼~
あ! チキさん!▼~
:[チキ]|…………▼~
:[ンン]|屍兵を倒したら、~
一緒にお祭り見て回らないですか?▼~
私はお祭りが初めてなので、~
すっごく興味があるのです!▼~
:[チキ]|…いいわよ。▼~
:[ンン]|ありがとうです!▼~
おいしいものも食べたいし、~
たっくさん遊びたいのです!▼~
それから、~
噴水で思いっきり泳ぐのです!▼~
:[チキ]|噴水で…?▼~
:[ンン]|はい! チキさんと一緒に竜になって、▼~
羽を伸ばしたら、気持ちいいと思うです!▼~
:[チキ]|噴水は人が遊ぶものではないわよ?~
ましてや竜の姿でなんて、壊れてしまうわ。▼~
:[ンン]|えっ!? そうなのですか?▼~
それは残念です…~
う〜…▼~
:[チキ]|…ふふっ。▼~
:[ンン]|あ、チキさん、~
どうして笑ったですか?▼~
:[チキ]|いえ、ごめんなさい。~
あなたがあんまりにも楽しそうだから、つい。▼~
:[ンン]|チキさんは楽しくないですか?▼~
:[チキ]|そんなことはないわ。~
今、楽しくなったところよ。▼~
:[ンン]|良かったです!▼~
それじゃ、今日は屍兵を倒したら、~
一日中遊び倒すです!▼~
***会話2 [#s075dcf6]
:[ンン]|チキさん…▼~
:[チキ]|…何かしら?▼~
:[ンン]|チキさんは…その…お祭り、~
楽しみじゃないですか?▼~
:[チキ]|いいえ…楽しみよ。~
どうしてそんなことを聞くの?▼~
:[ンン]|だってチキさん…さっきから~
あんまり楽しそうじゃないです。▼~
:[チキ]|そう…あなたにはそう見えたのね。~
心配させて悪かったわ。▼~
でも、感情の表現というものは~
人それぞれ違うのよ。▼~
楽しくてもそれを表に出さない人もいる…~
特に、私みたいに長く生きすぎると、ね。▼~
:[ンン]|大人になると笑わなくなるですか?▼~
:[チキ]|中にはそういう人もいる、という話よ。▼~
私はもう生き過ぎたから、~
些細なことでは心が動かなくなってるわ…▼~
でも、今日は久々に、~
楽しみたい気分ではあるのよ。▼~
:[ンン]|なら良かったのです!~
一緒に楽しいお祭りにするです!▼~
:[チキ]|…………▼~
:[ンン]|ど、どうしたですかチキさん。~
私の顔をじっと見て…▼~
:[チキ]|あ、ごめんなさい。▼~
:[ンン]|私…やっぱり一人で~
はしゃぎ過ぎでしょうか…?▼~
:[チキ]|違うの。~
あなたを見ていたら、▼~
忘れたはずの子供時代を~
思い出した気がして…▼~
:[ンン]|チキさんの子供時代?▼~
:[チキ]|ええ。私の子供の頃も…~
お祭りを見た時はきっと、▼~
新鮮な気持ちで~
楽しんでいたと思うわ。▼~
新しいものを見た時、全身で喜びを表して…~
まわりのみんなに声をかけて…▼~
そう、今のあなたみたいにね?▼~
:[ンン]|…私みたいに、ですか?~
ちょっと想像できないのです。▼~
:[チキ]|ふぅ…色々と~
考えが浮かぶものね。▼~
興味がないのは生きた時間のせいじゃない…~
そのせいにして思い込んでいるだけなのかも。▼~
これ自体も…~
新たな発見と言えるのかしら?▼~
:[ンン]|………?▼~
:[チキ]|そう考えると、私のこれからの人生も~
まだまだ捨てたわけじゃないわ…▼~
新しい発見…ンン、あなたといると、~
色々大切なことが見つかりそうよ?▼~
もっと私に色々と教えてくださいね、~
ンン先生。▼~
:[ンン]|ふぇ!?~
よ、よくわからないですが…▼~
そう言われると照れるのです〜!▼~
*コメント [#y3ae9770]
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