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会話集/支援会話/ヴェイク
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*ヴェイクの支援会話 [#s5e74111]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#q64371fb]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#q64371fb]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#ke7b6213]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#t0e11646]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**クロム [#o9898720]
[[クロムのページへ>../クロム]]
**リズ [#x5e70e41]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ソワレ [#f9a804bf]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ミリエル [#j3377112]
***支援C [#s997758d]
:[ヴェイク]|うりゃっ! うりゃっ!~
おらぁーっ!!▼~
:[ミリエル]|あの…もう少し~
静かに訓練していただきたいのですが。▼~
向こうにいても声が届いて、~
読書に集中できないもので。▼~
:[ヴェイク]|そう言われても、この技は~
声を出さねぇと締まらねぇんだよ。▼~
:[ミリエル]|それは…はい。~
ひとつの真実でしょう。▼~
発声が…無意識に抑制されている~
肉体の枷を外す…そういうことですね。▼~
:[ヴェイク]|ん? そうなのか?▼~
:[ミリエル]|…回転しながら武器を横に薙ぐ、~
遠心力を利用した攻撃…▼~
なるほど、一連の運動も~
よく計算されています。▼~
:[ヴェイク]|え、えんしんりょく…?~
難しい言葉を使うなよ。▼~
:[ミリエル]|…貴方は遠心力も知らずに~
その技を編み出したのですか?▼~
:[ヴェイク]|ややこしい計算なんてねーよ。~
こういうのは直感だろ、直感。▼~
:[ミリエル]|あまりにも非論理的…~
しかし動作は理に通っている…▼~
まさに直感のなせる技です。~
実に興味深い…▼~
:[ヴェイク]|理屈じゃねーんだよ、戦いってやつは。~
ま、次の戦場で俺様の活躍を見とけ!▼~
:[ミリエル]|そうですね…~
観察させていただきます。▼~
***支援B [#qee66871]
:[ミリエル]|…ヴェイクさん。▼~
:[ヴェイク]|おう。俺様の活躍はどうだった?▼~
:[ミリエル]|はい。技を繰り出す際の発声に~
意外な効果が発見できました。▼~
貴方の大声に敵が一瞬ひるみ、~
動作が遅れたところに攻撃が命中…。▼~
大声が相手の心理へ及ぼす影響を~
私は見落としていたようです。▼~
:[ヴェイク]|お前、変なところに目をつけるな…。▼~
:[ミリエル]|貴方の妙な動きの技だけに目を向け、~
相手側の視点に立てていませんでした。▼~
発想を転換し、別の対象に考察の~
視点を向ける…重要な思考法です。▼~
そう…たとえば貴方を地面として~
敵を太陽としましょう…。▼~
:[ヴェイク]|なんだって? 俺様が地面?▼~
:[ミリエル]|太陽が天を巡るのではなく、~
地面が回転しているとしたら…?▼~
確か母の本にそのような記述が…。~
この仮説は検証が必要ですね…。▼~
:[ヴェイク]|地面が回転って…お前、~
地面は止まってるじゃねーか。▼~
:[ミリエル]|知覚できていないだけかもしれません。~
その理由が問題になりそうですね…。▼~
:[ヴェイク]|それによ、地面が回ってたら~
俺様たち吹っ飛ばされるんじゃねーの?▼~
:[ミリエル]|それについては、先日お話しした~
遠心力も関係してきそうですね…。▼~
…貴方と話していると~
考えがまとまってきそうです。▼~
お引止めして申し訳ないですが、~
少し付き合っていただけますか?▼~
:[ヴェイク]|ん? いいぜ。~
お前の話、突拍子がなくて面白いしな。▼~
***支援A [#rbe9e9b8]
:[ヴェイク]|お前、いつも難しいこと考えてるよな。~
俺様と違って相当頭いいんだろうな。▼~
毎回俺様を話し相手にしなくても~
ほかにいい奴がいるんじゃねぇの?▼~
:[ミリエル]|いえ…貴方には私にはない~
直感があります。▼~
貴方と話すと…~
新たな発見が多くて助かります。▼~
:[ヴェイク]|まぁ、俺様もお前と話すのは~
退屈しなくて楽しいけどな。▼~
で? 今度はなにについて~
考えてるんだよ?▼~
:[ミリエル]|絆、ですね。▼~
:[ヴェイク]|き…絆?▼~
:[ミリエル]|人の心ほど、複雑で~
解明の難しいものはありません。▼~
そして絆は、人の心同士が~
強く結びついた時に発生するもの。▼~
どこから発生し、どう変化するのか…~
それを突き止めてみたいですね。▼~
:[ヴェイク]|絆…絆なぁ。絆なんて~
気づけは生まれてるもんじゃねーか?▼~
例えばこの軍のみんななんかは~
絆ってやつで結ばれてると思うし…。▼~
俺様とお前にも、~
絆はあると思うんだけどな。▼~
俺様はお前のことをダチだと思ってるけど、~
お前は俺様をどう思ってんだよ?▼~
:[ミリエル]|…興味深い観察対象ですね。▼~
:[ヴェイク]|えっと…つまりダチ以下か!?▼~
お前なぁ…それじゃお前と俺様には~
薄っぺらい絆しか期待できねぇよ!▼~
でもまぁ、興味はあるってことだよな。~
よし、ならいっしょに出かけようぜ。▼~
:[ミリエル]|出かける? なぜですか?▼~
:[ヴェイク]|いっしょに話して楽しく町を歩けば、~
仲良くなって絆が深まるだろうが。▼~
絆の変化を見たいんだろ?~
だったら俺様に付き合えよ。▼~
:[ミリエル]|なぜそうなるのか、~
私にはわかりませんが…。▼~
貴方の直感的な行動に従って、~
新たな可能性を探ってみましょう。▼~
:[ヴェイク]|えぇと…つまり、~
いっしょに来るってことだよな?▼~
:[ミリエル]|はい。よろしくお願いします。▼~
***支援S [#r69c4b00]
:[ヴェイク]|よう、ミリエル。▼~
:[ミリエル]|こんにちは、ヴェイク…さん。▼~
:[ヴェイク]|さんはいらねーって言っただろ?~
俺様たちはダチなんだからよ!▼~
馴れ馴れしく呼び捨てで呼びやがれってんだよ。▼~
:[ミリエル]|そう言われましても…~
さんを付けてしまいます。▼~
:[ヴェイク]|なんだよー!もしかして~
お前、恥ずかしがってんのか?▼~
:[ミリエル]|まさか、貴方に対してそのような…~
いえ、そうかもしれません…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ!?今日のお前…変だぞ。~
なんか変なものでも食ったか?▼~
:[ミリエル]|いえ、何も。というか…貴方と出かけてから~
食事がのどを通らないのです。▼~
貴方のことを思い出すと~
胸のあたりが痛んで…▼~
これが、絆というものなのでしょうか。▼~
:[ヴェイク]|お、お前…!それは絆じゃなくて…!~
えっと…その…もっと他のものだよ。▼~
:[ミリエル]|!!何なのですか?~
ぜひ教えてください…!▼~
貴方に分かって私に分からないなど、~
屈辱以外の何物でもありません…。▼~
:[ヴェイク]|なんか今腹立つこと言われたけど、~
まぁ気にしないでいてやる…。▼~
いいか、ミリエル。それは愛だ!~
つまりお前が俺様を好きってことだ!▼~
:[ミリエル]|……!!愛、ですか…。~
それもまた興味深いものです。▼~
絆の確認には失敗しましたが、~
代わりに愛の観察ができるのなら満足です。▼~
そのためには…貴方の協力を~
ぜひいただきたいのですが…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ…お前も素直じゃねーなー。~
ま、俺様もお前のことは嫌いじゃねぇし、▼~
お前の観察とやらに付き合うのも~
悪くないと思ってる。▼~
なんならこのまま結婚しちまうか?
:[ミリエル]|結婚…ですか。私と貴方が…。~
この事象の観察には好都合ですね。▼~
:[ヴェイク]|ははっ、お前らしい言い方だな。~
ま、俺様はとことん付き合うぜ。▼~
そんじゃ、指輪でも買いに行くか!~
結婚には指輪が付き物だろ?▼~
:[ミリエル]|それは絆の証としてですか?~
愛の証としてですか?▼~
それとも女性に指輪をつけさせることで~
己の支配欲を満たすのですか?▼~
:[ヴェイク]|お前なぁーーー!~
なんつーこと言うんだよ!▼~
俺様の指輪はなぁ、~
愛と絆と正義の証なんだよ!!▼~
:[ミリエル]|正義…?それは何故唐突に~
今出てきたのですか?興味深い…。▼~
:[ヴェイク]|て、適当に言ったこと掘り下げられても…。~
もういい!早く指輪買いに行くぞ!▼~
:[ミリエル]|はい…。▼~
**ロンクー [#j3395112]
***支援C [#s017758d]
:[ヴェイク]|おらぁーっ!!~
くらえ、俺様の回転切りー!▼~
:[ロンクー]|…っ!▼~
:[ヴェイク]|今の一撃をかわすたぁ驚きだな。~
さっすがフェリアの剣士だぜ!▼~
:[ロンクー]|いきなり何のつもりだ。~
やるというなら相手になる…!▼~
:[ヴェイク]|待て待て。さっきのはお前の実力を~
確かめさせてもらっただけだ。▼~
:[ロンクー]|なんだと…?▼~
:[ヴェイク]|俺様の期待通り…~
いや、期待以上の腕前だったぜ。▼~
お前は俺様の子分として~
文句なしの実力を持ってる!▼~
:[ロンクー]|…聞き違いならすまんが…~
子分と言ったのか?▼~
:[ヴェイク]|おう!~
今なら俺様の右腕にしてやるぜ!▼~
:[ロンクー]|…本気で言っているようだな。~
お前の子分になるつもりなどない。▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、遠慮すんなって!~
俺様についてきたら人生楽しいぜ?▼~
:[ロンクー]|なら…無理やりついてこさせてみろ。~
俺に勝てるなら考えてやってもいい。▼~
:[ヴェイク]|お、話が早いじゃねぇか。▼~
:[ロンクー]|強さがすべて…~
それがフェリアの掟だからな。▼~
:[ヴェイク]|わかりやすくていい掟だな。~
だったら次は本気で行くぜ!▼~
:[ロンクー]|来い…!▼~
***支援B [#z554e419]
:[ヴェイク]|ロンクー!~
もう一度、俺様と勝負しろ!▼~
:[ロンクー]|構わないが…~
何度やっても結果は同じだ。▼~
:[ヴェイク]|なんだと!?~
俺様はあれからぐっと強くなったんだぞ!▼~
今度こそお前を叩きのめして~
俺様の子分にしてやらぁ!▼~
:[ロンクー]|…お前の強さを~
否定するわけではないが、▼~
俺も日々鍛え、強くなっている…~
そうそうお前に負けるとは思えんな…▼~
:[ヴェイク]|むっ。じゃあお前、しばらく鍛錬をやめろ!~
三日もすれば追い抜いてやるよ!▼~
:[ロンクー]|なぜ俺がそんなことを~
しなければならない…▼~
:[ヴェイク]|俺様の夢を実現させるためには~
お前みてぇな奴が必要なんだよ!▼~
:[ロンクー]|夢、だと…?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。俺様の夢はな…▼~
:[ロンクー]|いや、説明しなくていい…。~
お前の夢がどんなものでも関係ない。▼~
俺を子分にしたいなら…~
言葉ではなく…強さで語るんだな。▼~
:[ヴェイク]|ふん、望むところだぜ!~
じゃあ勝負だ、ロンクー!▼~
:[ロンクー]|…やはり戦うことになるのか。~
まぁいい…相手になろう。▼~
***支援A [#ja6344be]
:[ヴェイク]|今度こそ決着をつけるぞ、ロンクー!▼~
:[ロンクー]|…決着だったら~
先日つけたように思うがな。▼~
お前は何度負けたら~
あきらめるんだ…?▼~
:[ヴェイク]|ちっとやそっと挫けたくらいで夢を~
あきらめる男じゃねぇんだよ、俺様は。▼~
:[ロンクー]|…そんなに強い男を子分にしたいなら~
俺のほかにも候補がいるはずだ。▼~
お前の獲物と相性がいい奴を選べ…~
俺にこだわる理由はないだろう…▼~
:[ヴェイク]|いや! あるぜ!▼~
確かに最初は強さだけ見てたがよ、~
戦ってみてすぐにわかったぜ。▼~
お前の中には熱いもんが眠ってる!~
太陽みてぇにぐらぐら燃える炎が!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ヴェイク]|俺様が欲しいのはその熱さだ。~
夢を現実にしちまう情熱だ!▼~
:[ロンクー]|…お前のような暑苦しい男が~
さらに熱さを求めているとはな。▼~
:[ヴェイク]|俺様と同じ熱さを持ってなくちゃ~
同じ道を歩けねぇだろ?▼~
俺様の夢はその熱を全部ぶつけられるぜ。~
どうだ、興味出てきただろ!▼~
:[ロンクー]|…ひとつ、いいか?▼~
:[ヴェイク]|ん?▼~
:[ロンクー]|子分は御免だが…~
対等な立場なら考えてやる。▼~
:[ヴェイク]|へっ、相棒ってわけか?~
いいぜ、お前なら歓迎だ。▼~
:[ロンクー]|ふん…すべては…この戦いが~
終わってからの話だがな…▼~
:[ヴェイク]|ちょ、ちょっと待てよ。~
俺様の夢がなんなのか訊かねぇのか?▼~
:[ロンクー]|どんな夢でも構わん…~
お前の強さは見せてもらったからな。▼~
この戦いが終わったあとに~
詳しく聞かせてもらうさ…▼~
ーロンクー退場~
:[ヴェイク]|おい、お前それでいいのか?~
いいから話を聞いてけって!▼~
**マリアベル [#j3377112]
***支援C [#s997758d]
:[マリアベル]|ふぅ…。▼~
:[ヴェイク]|なにため息ついてんだ、らしくねぇ。▼~
無口なマリアベルなんて、~
かわいい女の子に見えちまうぜ。▼~
:[マリアベル]|あぁ、ヴェイクさんですの…。▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、言い返さないんだな。~
いつもだったらよ…。▼~
口を開いたらかわいくないとでも!?~
って、食ってかかるとこじゃねぇか。▼~
:[マリアベル]|………▼~
:[ヴェイク]|おいおい…ほんとに元気ねぇな。▼~
:[マリアベル]|…ヴェイクさん。~
わたくし、人を見下しているかしら?▼~
:[ヴェイク]|はぁ? なんだ、いきなり?~
つーか、今頃それに気づいたのかよ?▼~
:[マリアベル]|やっぱりそうだったんですのね…▼~
最近、自分の物の見方について~
色々考えておりますの。▼~
わたくし、誇り高くあるということを~
履き違えていたんじゃないかって…▼~
:[ヴェイク]|へっ。最初に俺様と会ったときなんて~
すごかったぜ、お前。▼~
庶民なんざ~
眼中にありませんわって感じでよ。▼~
:[マリアベル]|育ちは関係ないですわ。あのときは~
あなたの頭の悪さに呆れただけです。▼~
:[ヴェイク]|な、なんだとぉ?~
お前、人がせっかく見直したのに…▼~
:[マリアベル]|見直した?▼~
:[ヴェイク]|自分が間違ってたって認めて~
変わろうとしてるじゃねぇか。▼~
簡単にできることじゃねぇぜ。~
偉いよ、お前。▼~
:[マリアベル]|…ヴェイクさんに~
そう言われましても。▼~
:[ヴェイク]|おい!~
今、俺様のこと見下したんじゃねーか!?▼~
***支援B [#s237758d]
:[ヴェイク]|へへっ、今日はついてたな。~
美味そうな林檎が二個も…▼~
:[マリアベル]|ヴェイクさん。少しよろしくて?▼~
:[ヴェイク]|おう、なんだ?▼~
:[マリアベル]|クロムさんと食後の果物を賭けて~
ゲームをされたと伺いましたわ。▼~
風紀を乱す行いは~
慎んでいただかないと困ります。▼~
:[ヴェイク]|なにが風紀だよ。そんなもん、~
いちいち気にしてらんねーよ。▼~
:[マリアベル]|言い訳は結構ですわ。~
さ、林檎をお渡しなさい。▼~
:[ヴェイク]|断る。林檎が欲しかったら…~
俺様とダイスで勝負しな。▼~
:[マリアベル]|だから賭け事は…▼~
:[ヴェイク]|お嬢様は庶民の遊びには~
付き合っていられないってか?▼~
:[マリアベル]|そんなこと言ってませんわ!▼~
…いいでしょう。~
その勝負、受けて立ちます。▼~
:[ヴェイク]|へへっ、そうこなくっちゃな。~
でもお前、負けたらどうするんだ?▼~
:[マリアベル]|万が一あなたが勝ったら、~
わたくしを好きにするといいですわ。▼~
:[ヴェイク]|えっ…▼~
:[マリアベル]|正しき者が負けることなどありません。~
わたくし、必ず勝ってみせますわ。▼~
:[ヴェイク]|ず、ずいぶん…~
やりにくい勝負になっちまったな…▼~
***支援A [#j85804b1]
:[ヴェイク]|マリアベル。これ、クロムに~
返してやっといてくれ。▼~
:[マリアベル]|…林檎?~
でもわたくし、負けましたのに…▼~
:[ヴェイク]|こないだ、下町に繰り出したときに~
付き合ってもらったろ?。▼~
あれでお前の負けはチャラだ。~
で、これは俺様の単なる心変わり。▼~
心配すんな、その林檎は~
昨日買ったばかりのやつだから。▼~
:[マリアベル]|では、もう賭け事はしないと?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。またお前にどやされちゃ~
かなわねぇからな。▼~
:[マリアベル]|ふふっ、そうですの。▼~
あなたと下町を回れて、林檎も戻って…~
負けて得をしたのかもしれませんわね。▼~
:[ヴェイク]|その…嫌じゃなかったのかよ?~
下町巡りなんて…▼~
:[マリアベル]|とんでもない。~
とても新鮮な経験でしたわ。▼~
下町のみなさんとお話しして、~
楽しいひとときも過ごせましたし。▼~
:[ヴェイク]|…ちょっと脅かしてやるつもりで~
行ったんだけどな。▼~
あっという間に打ち解けて~
人気者になっちまいやがって。▼~
:[ヴェイク]|お前、ほんとに~
人を見下すのをやめたんだな…▼~
:[マリアベル]|ふふっ。~
また連れて行ってくださいます?▼~
:[マリアベル]|おう。お前がいいなら、いつでもな。▼~
:[マリアベル]|約束ですわよ? では、わたくし~
クロムさんを探してまいりますわ。▼~
:[ヴェイク]|…最近あいつ、口を開いても~
かわいくなってきたじゃねぇか。▼~
あいつがあんなに付き合いやすい~
ダチになるとは思わなかったぜ。▼~
***支援S [#t178b59c]
:[マリアベル]|…チェック。▼~
:[ヴェイク]|だぁっ! 参った!▼~
駄目だ!~
貴族のゲームは複雑すぎるぜ!▼~
:[マリアベル]|…じたばたしないでくださる?~
紅茶にホコリが入りますわ。▼~
:[ヴェイク]|わ、悪ぃ…~
しかし美味いな、お前の淹れた紅茶。▼~
:[マリアベル]|そう思うなら、喉で飲まずに~
舌で味わいながら飲んでくださいませ。▼~
貴族の文化を~
お知りになりたいのでしょう?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。お前には負けてられねぇ。~
俺様も新鮮な経験をしとかないとな。▼~
:[マリアベル]|いい心がけですわね。▼~
さて…ヴェイクさんには~
なにをしてもらいましょうか。▼~
:[ヴェイク]|ん? してもらう?▼~
:[マリアベル]|ゲームはわたくしの勝ちでしたわ。~
敗者は命令に従っていただきます。▼~
:[ヴェイク]|賭けは駄目なんじゃないのかよ…▼~
:[マリアベル]|物は賭けないのであれば~
かまいませんわ。そうですわね…▼~
先ほどから隠し持っている品を~
わたくしにお見せになって。▼~
:[ヴェイク]|うっ、ばれてたか…~
ほ、ほらよ!▼~
:[マリアベル]|あら? これは指輪…ですの?▼~
:[ヴェイク]|特注品だぜ。~
お前のために買ったんだ。▼~
お前って…いつもは口うるさいけど~
その分退屈しねぇし…その…▼~
毎日新鮮な気持ちで…楽しく~
やっていけると思うんだよな…▼~
:[マリアベル]|ヴェイクさん…~
勝者の命令をもうひとつ。▼~
:[ヴェイク]|な、なんだ?▼~
:[マリアベル]|わたくしを一生~
しあわせにしなさい。▼~
:[ヴェイク]|へっ…命令ならしょうがねぇ。~
あぁ、約束するぜ!▼~
**ベルベット [#b89851be]
***支援C [#o79ab38f]
:[ヴェイク]|…ちょっと話がある。▼~
:[ベルベット]|私にはないわ。▼~
:[ヴェイク]|俺様があるって言ってんだよ!~
この前の戦いのことだ。▼~
お前、目立ち過ぎだぜ。~
先陣切るのは俺様に任せとけ。▼~
:[ベルベット]|…手柄でも欲しいの?~
そんなものは早い者勝ちでしょう?▼~
:[ヴェイク]|そんな話じゃねえ。~
お前、ひとりで突っ込み過ぎてんだよ。▼~
あれじゃうしろの奴らが追いつけねぇ。~
連携が取れなくなるだろうが。▼~
:[ベルベット]|私は私のやり方で戦うわ。▼~
私のことは存在しないと~
思ってくれればいいから。▼~
:[ヴェイク]|そんな器用なこと、~
俺様にできるわけねーだろ!▼~
:[ベルベット]|タグエルを差別し、存在を否定した~
人間たちが今さらなにを言うのよ。▼~
:[ヴェイク]|…お前だって、人間ってだけで~
俺様たちを否定してるだろうが。▼~
お前も人間を差別してるじゃねーか!~
お前の嫌いな奴らと同じようにな!▼~
:[ベルベット]|なんですって…!▼~
:[ヴェイク]|おう、なんだ。~
俺様の言ったこと、間違ってるか。▼~
:[ベルベット]|…ふん。これからは貴方のうしろを~
ついていけばいいのでしょう。▼~
せいぜい背中に気をつけて~
先陣でもなんでも切るがいいわ。▼~
(ベルベット、退場)~
:[ヴェイク]|…………。▼~
あぁ、やっちまった。あんな言い方~
するつもりじゃなかったんだがなぁ…。▼~
***支援B [#y06614a9]
:[ヴェイク]|ベルベット。▼~
:[ベルベット]|なに。まだ注文があるの?▼~
貴方の言う通り、先に出過ぎないよう~
配慮しているつもりだけど?▼~
:[ヴェイク]|そのことを話すつもりだったんだよ。~
あれから約束を守ってくれてるよな。▼~
今後は状況を見て前に出てもいいぜ。~
下がり過ぎるとお前も戦いにくいだろ。▼~
:[ベルベット]|前に出るなと言ったり~
出ろと言ったり…▼~
要は貴方と連携して~
うまく戦えということ?▼~
それはできないわ。私は~
ほとんどの人間を信用していない。▼~
:[ヴェイク]|…あのなぁ。人間を信用しろなんて~
俺様はひと言も言ってねぇぞ。▼~
:[ベルベット]|え…?▼~
:[ヴェイク]|タグエルがどんな種族か知らねえが~
お前を見てりゃなんとなく想像つくぜ。▼~
裏表なく、誇り高く、感情を隠さねえ。~
気持ちのいい奴らだったんだろうよ。▼~
人間は違う。表も裏もその裏もある。~
騙すし盗むし裏切る。誇りも糞もねえ。▼~
貧民街で、そういう腐った連中は~
俺様も嫌というほど見てきたぜ。▼~
こんな種族を丸ごと信じる奴がいたら~
そいつはただの間抜けだ。▼~
:[ベルベット]|…そこまでわかっていて、~
なぜ貴方を信用しろと言えるわけ?▼~
:[ヴェイク]|だから、ずっと言ってるだろ。~
人間じゃなくて仲間を信じろって。▼~
みんなお前のことを心配してる。~
お前自身だってわかってんだろ?▼~
:[ベルベット]|…………▼~
:[ヴェイク]|あぁ、柄にもねぇ説教しちまったな…~
俺様の話はそれだけだ。じゃあな。▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[ベルベット]|言いたいことだけ言って…~
勝手な男ね…▼~
***支援A [#a48d1289]
:[ベルベット]|ヴェイク…▼~
:[ヴェイク]|お前から話しかけてくるなんて~
珍しいじゃねーか。▼~
こないだは悪かったな。~
俺様ばっか一方的にしゃべっちまって。▼~
:[ベルベット]|いや…私こそ今まで悪かったわ。▼~
連携して戦ってみて…~
わかったことも色々とあったから。▼~
:[ヴェイク]|あぁ。確かに最近、うまく戦えてるな。~
お前がいると俺様も突撃しやすいぜ。▼~
:[ベルベット]|貴方はもう少し周囲の状況を~
見て戦ったほうがいいと思うわ。▼~
:[ヴェイク]|ははっ、そうかもな!~
お前に言われるとは思わなかったぜ。▼~
:[ベルベット]|ふふっ…▼~
:[ヴェイク]|…へっ。~
お前、笑うとかわいいな。▼~
:[ベルベット]|節操がないわね。私はタグエルよ。~
貴方の欲望の対象にはならないでしょう。▼~
:[ヴェイク]|欲っ…そんな言い方するんじゃねー!▼~
それに、かわいいことに~
人間もタグエルも関係あるかよ!▼~
:[ベルベット]|確かにね…貴方は種族の壁など~
どうでもいいと思っているようだしね。▼~
:[ヴェイク]|仲間とのあいだにいちいち~
壁なんて作ってられるか、面倒臭え。▼~
俺様にとっちゃ、お前はちょっと変わった~
ひとりの女に過ぎねぇよ。▼~
:[ベルベット]|…そう。▼~
***支援S [#g5c60add]
:[ヴェイク]|…気のせいかもしれねーけど、~
最近俺様たち、よくいっしょにいるよな。▼~
:[ベルベット]|気のせいじゃないわ。~
私が貴方のそばに来ているんだから。▼~
貴方のそばにいると落ちつく。~
本当に不思議なことだけど。▼~
:[ヴェイク]|そ…そうか。俺様も、まぁ…~
お前がそばにいるのは悪くねぇ。▼~
:[ベルベット]|以前、私が笑ったことを~
覚えてる?▼~
:[ヴェイク]|覚えてるぜ。▼~
:[ベルベット]|私は…同胞が虐殺されて以来、~
笑うことをずっとやめていた。▼~
そんな私に貴方が笑顔を甦らせた。~
その理由が何なのかわからない…。▼~
:[ヴェイク]|だったらよ…俺様のそばでもっと~
笑ってみたらいいんじゃねーか?▼~
これ、お前にやるよ。~
一応、特注品なんだぜ。▼~
:[ベルベット]|…指輪? これを私に?▼~
:[ヴェイク]|結婚しようってことだ。~
俺様はもう一度お前の笑顔が見てぇ。▼~
そのためには、お前が抱えてる~
色々なもんと決着をつけなきゃな。▼~
だから、お前といっしょに…~
がんばらせてくれねぇか?▼~
:[ベルベット]|…私と人生を共にするのは~
決して楽なことではないわよ?▼~
:[ヴェイク]|上等だ。どんなことがあっても~
俺様は打ち勝ってみせるぜ。▼~
:[ベルベット]|わかったわ。貴方の覚悟を~
私もうれしく感じてる。▼~
この指輪…受け取らせてもらうわ。~
…ありがとう。▼~
**ティアモ [#n555f8e2]
***支援C [#pd70e11b]
:[ヴェイク]|クロム! クロムはどこだーっ!▼~
:[ティアモ]|ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|おっ、そっちか!▼~
:[ティアモ]|違うわよ。いい加減、クロム様を~
追いかけるのはやめたらどう?▼~
:[ヴェイク]|俺様とクロムは永遠のライバルだ!▼~
どっちがどっちを追いかけてるとか~
そういう関係じゃねーんだよ!▼~
:[ティアモ]|現に今追いかけてるじゃない!▼~
クロム様だって~
迷惑してるに違いないわ!▼~
:[ヴェイク]|迷惑はしてないだろ?~
あいつは毎回勝負に応じてるぜ?▼~
:[ティアモ]|挑まれたら逃げないのが~
クロム様なんだから仕方ないじゃない。▼~
だからあたしが~
クロム様のためを思って…。▼~
:[ヴェイク]|本人が頼んだわけじゃねーだろ。~
余計なお世話だっつーの。▼~
:[ティアモ]|うっ…。▼~
…わかったわ。そんなに戦いたいなら~
あたしが相手をしてあげる。▼~
:[ヴェイク]|は? お前が?▼~
:[ティアモ]|クロム様と戦いたいなら~
まずあたしを倒してからにしなさい!▼~
:[ヴェイク]|ふふん、面白えじゃねえか。▼~
クロムも見当たらねぇことだし~
たまにはいいかもな。▼~
来い!▼~
***支援B [#h8171006]
:[ヴェイク]|くっそー、クロムの奴…~
もうちょっとで俺様の勝ちだったのに!▼~
:[ティアモ]|何度負けてもあきらめないわね。~
その情熱には頭が下がるわ。▼~
でも、わざわざクロム様の剣に対して~
不利な斧で挑まなくても…。▼~
:[ヴェイク]|相性とか理屈とか、~
いちいち気にしてられねーんだよ。▼~
頭のいいやり方じゃ、お前やクロム~
みたいな奴には追いつけねぇ…。▼~
俺様は俺様のやり方を通す。~
そして勝つ!▼~
:[ティアモ]|…本当に勝ちたいの?▼~
:[ヴェイク]|ん?▼~
:[ティアモ]|この前戦ってみてわかったわ。~
あなたには戦いの才能がある。▼~
なのに変に我流にこだわって、~
基本を疎かにするから負けるのよ。▼~
:[ヴェイク]|なんだと!?▼~
:[ティアモ]|斧で勝つなら、正面から行く以外の~
戦術も知らないとね。▼~
よかったらあたしが指導するけど…~
どうする?▼~
:[ヴェイク]|…本当にクロムに~
勝てるようになるのか?▼~
:[ティアモ]|それはあなた次第ね。~
でも、効果は保障するわ。▼~
:[ヴェイク]|ようし、やってやろうじゃねえか。▼~
:[ティアモ]|言っておくけど、~
容赦はしないからね。▼~
:[ヴェイク]|上等だ! いくぜ!!~
▼~
***支援A [#e7065234]
:[ティアモ]|ふぅ…ひとまず休憩しましょう。▼~
:[ヴェイク]|はぁはぁ…なんの、まだまだ…だぜ。~
ぜぇぜぇ…▼~
:[ティアモ]|強がりを言わないの。~
息が上がってるじゃない。▼~
適度に休息をとることも~
強くなるためには大切な事よ。▼~
:[ヴェイク]|そ…そこまで言うのなら~
休憩…してやるぜ。▼~
ふーぅ…~
あー疲れた。▼~
:[ティアモ]|ふふふ…でもすごいわ。~
才能があるとは思ってたけど▼~
この短期間で、見違えるような~
動きになってきたもの。▼~
:[ヴェイク]|ま、基本のひとつやふたつ、~
俺様にかかりゃどうってことねーぜ。▼~
だが…お前に教えてもらわなきゃ~
こうはいかなかっただろうな。▼~
例を言うぜ。ありがとな。▼~
:[ティアモ]|あら、素直なのね。珍しく。▼~
:[ヴェイク]|俺様はいつだって素直だぜ。▼~
:[ティアモ]|そうかしら?~
ま、そういうことにしておくわ。▼~
:[ヴェイク]|だけど…いいのか?▼~
:[ティアモ]|なにが?▼~
:[ヴェイク]|俺様はクロムのライバルなんだぜ?▼~
その俺様を強くするってのは~
クロムにとっちゃ良くねえんじゃねえか?▼~
:[ティアモ]|そんなことはないわ。▼~
あなたが強くなれば、クロム様も~
負けまいとさらに強くなるもの。▼~
結果としてクロム様の~
ためになることよ。▼~
:[ヴェイク]|なるほどねえ。▼~
:[ティアモ]|それに、あなたが強くなることは~
この軍全体の戦力も高くなるわ。▼~
悪いことなんて~
なにひとつ存在しないわよ。▼~
:[ヴェイク]|へーぇ、そこまで考えてたのか。~
ルフレも顔負けだな。▼~
:[ティアモ]|あのねえ…~
普通考えるわよ、このくらい。▼~
なんにも考えずに戦ってるのなんて~
あなたくらいじゃない?▼~
:[ヴェイク]|なんだとぅ!▼~
:[ティアモ]|あら、ずいぶん~
元気を取り戻したわね。▼~
息も整ったみたいだし、~
じゃ、続けますか。▼~
:[ヴェイク]|おぅ!▼~
:[ティアモ]|これからも~
手加減なしでビシビシいくわよ!▼~
:[ヴェイク]|もちろんだ! クロムに勝てるその日まで~
指導、よろしく頼むぜ!▼~
***支援S [#jb5af275]
:[ヴェイク]|へへっ…見たか?~
クロムから一本取ったぜ▼~
まぁ、あいつにも一本取られたから~
引き分けだが、お前の指導のおかげだ。▼~
:[ティアモ]|見たわよ…ふたりとも本気で、~
真剣勝負のようだったわ。▼~
:[ヴェイク]|得物は真剣じゃなかったけど~
俺様は真剣勝負のつもりだったぜ。▼~
なにしろお前の心を動かすには~
クロムに勝つしかねぇだろうからな。▼~
:[ティアモ]|え?~
それって…どういう…▼~
:[ヴェイク]|なぁ…もうクロムのことはあきらめろ。~
望みはないってよーくわかってんだろ?▼~
:[ティアモ]|なっ…なな、なんで、そんなこと…!▼~
:[ヴェイク]|見てて歯がゆくなってくるんだよ。~
お前のひたむきさも、健気さも。▼~
…俺様にしとけ。~
俺様はお前のこと、ちゃんと見てるぜ。▼~
:[ティアモ]|えっ? …い、いきなり…~
そんなこと言われたって…▼~
:[ヴェイク]|お前の情熱を俺様に向けてみろよ。~
俺様は全部正面から受け止めてやる。▼~
その倍の情熱でお前を愛してみせる。~
だから、これを受け取ってくれ。▼~
:[ティアモ]|…え、指輪?~
それって、つまり…▼~
:[ヴェイク]|お前のために注文した特注品だ。▼~
お前の心がクロム以外に~
揺れることなんてそうそうねぇからな。▼~
今のうちに押し切らせてくれよ。~
結婚してくれ、ティアモ。▼~
:[ティアモ]|うぅ…あの…、えっと……▼~
は…はい。▼~
:[ヴェイク]|そうか! ありがとな!!▼~
誰よりも愛してるぜ、ティアモ。~
全力でしあわせにするからな!▼~
:[ティアモ]|もう…~
本当に強引なんだから。▼~
絶対にしあわせにしてよ?~
…信じてるからね。▼~
**ノノ [#f4be01d8]
***支援C [#z1f3cfd7]
:[ノノ]|…ぐすっ…うぅ…▼~
:[ヴェイク]|どうした? なに泣いてやがんだ?▼~
:[ノノ]|あっ…~
んーん、なんでもない…▼~
:[ヴェイク]|なんでもないのに泣く奴がいるかよ。~
ほら、言ってみろって。▼~
:[ノノ]|…怖い夢を見たの。▼~
:[ヴェイク]|夢の中で~
怪物にでも追っかけられたのか?▼~
:[ノノ]|ううん、そういう夢じゃないの…~
見たのは、ひとりぼっちの夢…▼~
みんなノノを~
置いて行っちゃうの…▼~
クロムのおにいちゃんも、~
ルフレも、みんな…▼~
:[ヴェイク]|…そいつはありえねぇな。▼~
クロムやルフレみたいな~
お人好しがお前を置いて行けるかよ。▼~
もちろん俺様も、ほかの奴らもだ。~
みんなこうしてそばにいるだろ?▼~
:[ノノ]|だけどあと百年もしたら~
みんないなくなっちゃうもん。▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[ノノ]|そしたらノノ、また ひとりぼっち…~
う、うぅっ、ぐすっ…▼~
:[ヴェイク]|…だーっ!!~
泣くなよ、もう!▼~
百年も先のことなんざ、~
百年先のお前に任せとけ!▼~
子どもは今を目一杯楽しく遊んで~
笑ってりゃいいんだっつーの!▼~
:[ノノ]|そんなこと言っても…▼~
:[ヴェイク]|つまんねぇこと考える暇があったら~
とにかく遊べ!▼~
よーし、まずは…~
屍兵ごっこだ! ぎゃおーっ!▼~
:[ノノ]|きゃーっ!▼~
***支援B [#m328fed7]
:[ノノ]|んっと…ひゅー。ひゅー。▼~
:[ヴェイク]|へったくそな口笛だなぁ。~
俺様がもう一度手本を見せてやろうか?▼~
:[ノノ]|も、もうちょっとなのに!~
ひゅー…ひゅー!▼~
:[ヴェイク]|それ、口で言ってるだけだぞ。~
まぁ気長に練習しろ。▼~
うらやましいくらい~
長い寿命があるんだからよ。▼~
:[ノノ]|…長く生きても~
いいことなんてないよ。▼~
:[ヴェイク]|俺はお前くらいの寿命が欲しいぜ。~
叶えたい夢があるからな。▼~
:[ノノ]|ヴェイクの夢? なになに?▼~
:[ヴェイク]|国一番の男になって、貧民街にいる~
俺様の子分たちにいい暮らしをさせる!▼~
で、さらに子分のまわりにいる~
連中にいい暮らしをさせる!▼~
それを続けていって、最後は~
世の中全部をいい暮らしにしちまうわけだ。▼~
:[ノノ]|すごーい!▼~
:[ヴェイク]|ま、昔、エメリナ様が話してたことを~
俺様流に言い直しただけなんだけどな。▼~
けど、この夢を実現させるにゃ、~
時間がいくらあっても足りねぇ。▼~
長生きしねぇとなー…。~
:[ノノ]|…だいじょうぶだよ。~
ノノがいるもん。▼~
ヴェイクの寿命が足りなかったら~
ノノが代わってあげる!▼~
ノノ、長生きだから~
ヴェイクのお手伝いができるね!▼~
:[ヴェイク]|…ノノ…お前…。▼~
***支援A [#j59fb1cf]
:[ノノ]|…………。▼~
:[ヴェイク]|なんだなんだ、浮かない顔しやがって。~
子どもはもっと笑ってろよ。▼~
:[ノノ]|ノノ、ヴェイクよりお姉さんだもん。▼~
:[ヴェイク]|中身がガキだったら~
いくつでも子どもは子どもなんだよ。▼~
で、どうした?~
また怖い夢でも見たか?▼~
:[ノノ]|ヴェイク、優しいね。~
…だから怖いの。▼~
ヴェイクがいなくなったときのこと~
考えると…すごく怖いの。▼~
:[ヴェイク]|…お前なぁ…こないだは俺様の夢を~
代わりに叶えるって言ってただろうが。▼~
:[ノノ]|そうだよ…だからノノ、~
ずっと生きていこうって思ったよ…。▼~
でも、ヴェイクがいなくなるのは~
やっぱり嫌なの!▼~
ヴェイクだけじゃない…~
みんな、いなくなるのがとっても嫌なの…▼~
:[ヴェイク]|なにを言い出すかと思えば…~
心配すんな。俺様はいなくなったりしねぇよ。▼~
:[ノノ]|…ほんとに?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、本当だ。俺様だけじゃなく、~
他の連中もきっとそのつもりさ。▼~
だからもう泣くな。~
お前は能天気に笑ってりゃいいんだよ。▼~
:[ノノ]|…わかった!~
ありがとう、ヴェイク!▼~
:[ヴェイク]|おう!▼~
***支援S [#s51a0ba8]
:[ノノ]|ねぇ、ヴェイク。~
ヴェイクはいなくなったりしないよね?▼~
:[ヴェイク]|また、その話しか…~
だから俺様はいなくなったりしないって!▼~
いったい何度同じことを~
聞きゃ気が済むんだよ。▼~
:[ノノ]|だって、ノノ~
心配なんだもん…▼~
:[ヴェイク]|わかったわかった。もう一回言うぞ。~
俺様はいなくなったりしねぇ。▼~
他の連中については言い切れねぇが~
少なくとも俺様だけはな。▼~
:[ノノ]|うん! ヴェイクさえいてくれたら~
ノノ、寂しくない!!▼~
:[ヴェイク]|…俺様さえいりゃ、いいのか?▼~
:[ノノ]|他のみんなもいてくれたら~
もっとうれしいけど…▼~
:[ヴェイク]|わかった。じゃあ約束の証をやるよ。~
ノノ。左手を出せ。▼~
:[ノノ]|左手? はい。▼~
:[ヴェイク]|ほい。お、なかなか~
似合ってるじゃねーか。▼~
:[ノノ]|指輪? かわいい…きらきらしてる。~
これ、ノノにくれるの?▼~
:[ヴェイク]|それは世界でひとつの、俺様とお前が~
一生いっしょっていう約束の指輪だ。▼~
:[ノノ]|一生…いっしょ?▼~
:[ヴェイク]|俺様は、ずっとお前のそばにいる。~
生きていても、死んじまってもな。▼~
お前が望みゃ、どんな形になっても~
そばに出てきてやらあ。▼~
夢の中にでも幽霊になってでもな。~
だから…もう泣くんじゃねーぞ。▼~
:[ノノ]|うん…ありがとう、ヴェイク…。~
ノノ、うれしい…ぐすっ。▼~
:[ヴェイク]|おいおい、だから泣くなって…。▼~
**サーリャ [#ub90b3c9]
***支援C [#y309ad95]
:[ルフレ]|………?▼~
:[サーリャ]|あぁ、ルフレ…。▼~
:[ヴェイク]|なにやってんだ、サーリャ。▼~
:[サーリャ]|…貴方が気にする必要はないわ。▼~
:[ヴェイク]|呪術をする奴が仲間を尾行していて~
気にしねぇわけねぇだろ。▼~
:[サーリャ]|…私はルフレに危害を加える~
つもりなんてないわ。▼~
ただ、あの人を見ているだけで…~
この心は満たされるのよ…。▼~
:[ヴェイク]|そういうことか…~
ルフレのやつ、モテモテだな。▼~
:[サーリャ]|男はすぐにそういう方向へ~
頭を働かせるわね…。▼~
私が抱いている思いは…~
そんな単純な感情ではないわ…。▼~
私が求めているのは…~
もっと純粋な魂の絆なの…。▼~
:[ヴェイク]|へえ…じゃあ俺様に対してはどうだ?~
その魂のなんとやらの対象にはならねえのか?▼~
:[サーリャ]|貴方、その意味が~
分かって言ってるの…?▼~
:[ヴェイク]|要するに好意を持つ事ではあるんだろ?~
惚れたはれたは別として。▼~
:[サーリャ]|そうね…~
間違っているとは言えないわ…▼~
でも…貴方に魂の絆を求める~
自分は想像できないわね…▼~
:|(サーリャ退場)~
:[ヴェイク]|くっそー…なんでだよ!~
納得いかねぇ!▼~
なんであいつばっかり好意を持たれて~
俺様じゃ駄目なんだ!▼~
***支援B [#u2ed9fa0]
:[サーリャ]|今日はルフレと~
濃密な時間が過ごせたわ。うふふ…。▼~
:[ヴェイク]|おい、サーリャ。▼~
:[サーリャ]|…いい気分に浸っていたのに…~
なんなのよ、突然。▼~
まだ…私がルフレに~
なにかすると思ってるの…?▼~
:[ヴェイク]|いいや。今まで見張らせてもらったが~
お前は悪い奴じゃなさそうだ。▼~
もう心配はしてねぇよ。~
…疑って悪かったな。▼~
:[サーリャ]|そう…これ以上じろじろ~
見られていたら呪っていたわ。▼~
:[ヴェイク]|おいおい、~
おっかねぇこと言うなよ。▼~
:[サーリャ]|おっかない…?~
望むところじゃないの?▼~
:[ヴェイク]|ん? どういうことだ?▼~
:[サーリャ]|呪うということは…~
人に好意を持つことに似ているから…。▼~
好意を持つことは…相手の心に触れたい…~
理解しあいたいと願うこと。▼~
呪いも、そう…相手の心に触れ、~
同調することで魂を揺さぶる…。▼~
うふふ…貴方は単純そうだから~
さぞかし呪いやすいでしょうね…。▼~
:[ヴェイク]|失礼な女だな、おい…。▼~
ま、でもお前みたいな美人に~
心を触れられるのは悪くねぇかもな。▼~
:[サーリャ]|勘違いしないでね…私は~
貴方の心に触れられるけど…▼~
貴方のような単細胞に~
私の心は理解できないわ…。▼~
:[ヴェイク]|ほんっとに失礼だな、お前!~
俺様ぁそこまで馬鹿じゃねぇぞ!▼~
:[サーリャ]|うふふ…馬鹿はみんなそう言うのよ。▼~
:[ヴェイク]|はっきり馬鹿って言いやがったな!~
ちきしょう、今に見てろよ!▼~
***支援A [#mfa3ed46]
:[ヴェイク]|…よう、偶然だな。▼~
:[サーリャ]|どうして…こんなところにいるの。~
食事の時間でしょう?▼~
:[ヴェイク]|お前こそ、食事の時間なのに~
こんなところでなにしてんだよ。▼~
:[サーリャ]|貴方には…関係ないわ…。▼~
:[ヴェイク]|…放ってはおけねぇよ。~
仲間が落ち込んでんのに。▼~
戦争なんだから仕方ねぇだろ。~
どうしたって犠牲者は出るもんだ。▼~
お前がいくらがんばったって、~
味方全員守れるわけじゃねぇ。▼~
:[サーリャ]|…でも…救えたわ。~
私にもう少し力があれば…救えたわ。▼~
:[ヴェイク]|悔やんだって死者は戻ってこねぇ。~
前に進むしかねぇんだ。▼~
ほれ、果物くらいなら腹に入るだろ。~
少しは食わねぇと身が持たねぇぜ。▼~
:[サーリャ]|…なぜ、そんなに都合よく~
食べ物を持ち合わせているの…?▼~
:[ヴェイク]|…ん?▼~
:[サーリャ]|貴方がここに来たのは~
偶然じゃないわね…。▼~
私がここにいることも…~
落ち込んでいることも、承知の上で…。▼~
:[ヴェイク]|さぁな。どうでもいいじゃねぇか、~
そういうことはよ。▼~
:[サーリャ]|…訂正するわ。▼~
:[ヴェイク]|なにがだ?▼~
:[サーリャ]|貴方には私の心を理解できないと~
言ったこと…訂正するわ。▼~
:[ヴェイク]|へへっ、そうかい。▼~
***支援S [#b7ecdecf]
:[サーリャ]|コウモリの羽根と…豚の尻尾。~
あとは…。▼~
:[ヴェイク]|…なんだか物々しいじゃねぇか。~
なにを始めるつもりだよ?▼~
:[サーリャ]|そんなに大した術じゃないわ…。▼~
でも、絶対に失敗したくないから…~
完璧な準備を整えているのよ…。▼~
:[ヴェイク]|そ、そうか…で、~
なんの呪術を使うつもりだよ?▼~
:[サーリャ]|…貴方には言いたくないわ。▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、そりゃ。~
まさか俺様を呪うわけじゃねぇだろうな?▼~
:[サーリャ]|…………。▼~
:[ヴェイク]|…え、図星なのか?~
おいおい、なんでだよ!▼~
:[サーリャ]|先に呪いをかけたのは…~
貴方のほう…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ?▼~
:[サーリャ]|貴方が私の心を揺さぶるから…~
私も貴方の心を奪うのよ…。▼~
:[ヴェイク]|ん? …あぁ、そういうことか。~
だったらそんな儀式、必要ねぇよ。▼~
俺様ぁ、これをお前に~
渡すつもりだったんだ。▼~
:[サーリャ]|それは…指輪…?▼~
:[ヴェイク]|お前はとっくに~
俺様の心を奪ってたんだよ。▼~
儀式を行うよりも、こいつを~
受け取るほうが手っ取り早いと思うぜ。▼~
:[サーリャ]|…そうね。~
だったら…受け取ってあげるわ。▼~
:[ヴェイク]|へへっ…ありがとよ。▼~
**オリヴィエ [#i905d3d2]
***支援C [#s027758c]
:[ヴェイク]|…ん?▼~
:[オリヴィエ]|…ふぅっ…。▼
:[ヴェイク]|オリヴィエ、泣いてんのか?~
おい、どうしたんだよ!▼~
:[オリヴィエ]|風の匂いが…。▼~
:[ヴェイク]|風の匂い?~
べつに普通だと思うがな…。▼~
:[オリヴィエ]|いえ、風の匂いの移り変わりに~
季節の変化を感じたら…自然と涙が…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ?▼~
:[オリヴィエ]|きゃっ! は、恥ずかしいです~…!▼~
:[ヴェイク]|わ、悪い。~
俺様はてっきりなにかあったのかと…。▼~
:[オリヴィエ]|わ、私…こういうこと、~
しょっちゅうありますから…。▼~
:[ヴェイク]|しょっちゅうって…~
風の匂いで涙を流すのが?▼~
:[オリヴィエ]|星がきれいだったり…美味しいものを~
食べたり…渡り鳥の群れを見つけたり。▼~
なにかに心を動かされると、~
感動でぼーっとしちゃうんです…。▼~
:[ヴェイク]|ふーん、そういうもんか…。▼~
俺様にゃよくわかんねえけど~
なんつーか、繊細だな、お前。▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…すみません。▼~
:[ヴェイク]|謝るこたぁねぇよ。戦場で~
ぼーっとすることはねぇんだろ?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…それは、さすがに。▼~
:[ヴェイク]|だったら気にするこたぁねえよ。~
しかし、風の匂い、ねぇ…▼~
俺様にゃメシの匂いとか~
そんなのしか分からねえよ。▼~
:[オリヴィエ]|えっ…あ、はい…すいません。▼~
:[ヴェイク]|いや、今のは謝るところじゃねえだろ。~
笑うとか突っ込むとかどっちかの…▼~
:[オリヴィエ]|えっ…そ、そうなんですか…~
すみません。すみません…!▼~
:[ヴェイク]|…また謝ってる。~
不思議なやつだな。お前。▼~
:[オリヴィエ]|す、すみません。▼~
***支援B [#s027758c]
:[ヴェイク]|…………。▼~
:[オリヴィエ]|あ、あの…すみませんでした。▼~
:[ヴェイク]|ったく…崖の下にきれいな花があったからって~
普通取りに行こうとするか…?▼~
俺様が見つけてなかったら~
落ちてたかもしんねーぞ?▼~
:[オリヴィエ]|そ…そうですね…。▼~
:[ヴェイク]|また何かあったのかよ?~
その風の匂いがどうとかって感じのが。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい…。▼~
:[ヴェイク]|風の匂いとかで涙流したり、~
流れ星見つけてはしゃいだり…。▼~
お前って、子どもみたいだな。▼~
:[オリヴィエ]|うぅっ…ごめんなさい…。▼~
:[ヴェイク]|…お前って~
本っ当に謝ってばっかりだな。▼~
:[オリヴィエ]|す、すみません…。▼~
:[ヴェイク]|他に何かないのかよ?~
「ヴェイクさんって素敵ですね」とかさ。▼~
:[オリヴィエ]|あ…いえ…その…▼~
:[ヴェイク]|ほら、恥ずかしがらずに。▼~
:[オリヴィエ]|あ…ありがとうございました。▼~
:[ヴェイク]|へ?▼~
:[オリヴィエ]|いえ…その…~
助けてもらって…▼~
:[ヴェイク]|あ、そのこと…▼~
:[オリヴィエ]|え…わ…私~
何かいけないことでも…▼~
:[ヴェイク]|言ってねえ! 言ってねえから~
なんでも謝るのはやめてくれ。▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…▼~
***支援A [#s027758c]
:[オリヴィエ]|あ…あの、ヴェイクさん。▼~
:[ヴェイク]|んー?▼~
:[オリヴィエ]|こ…この前、~
崖から落ちかけた時のことなんですが…▼~
:[ヴェイク]|ああ。~
あの時がどうしたんだ?▼~
:[オリヴィエ]|あの、その、えっと…~
ヴェ、ヴェイクさんって素敵ですね。▼~
:[ヴェイク]|はい?▼~
:[オリヴィエ]|え! ち、違うんですか…▼~
:[ヴェイク]|いや、違うもなにも~
話の筋がまったく見えてこねえ。▼~
そりゃ俺様は素敵だろうけどよ。~
崖から落ちかけた時の事とどう結びつくんだ?▼~
:[オリヴィエ]|いえ…あの…その…あの時、ヴェイクさんが~
謝る代わりとして、挙げてらっしゃったんで…▼~
ひょっとしたら…そう言って~
欲しかったのかもって…だから…▼~
:[ヴェイク]|で、それを今言ったってわけか。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい…▼~
:[ヴェイク]|あのなあ…物事には~
タイミングってものがあるだろう。▼~
今言われても~
びっくりするだけじゃねえか。▼~
:[オリヴィエ]|あぅぅ…すいません。▼~
:[ヴェイク]|また謝ってる…▼~
:[オリヴィエ]|でも…その…助けていただいたんで…~
なにかお礼をしたくて、それで…▼~
:[ヴェイク]|それでさっきのセリフか…~
やっと飲み込めたぜ。▼~
じゃあ、この前のお礼にひとつ頼みがある。~
いいか?▼~
:[オリヴィエ]|はい…なんでしょう…▼~
:[ヴェイク]|俺様の前では謝るな。▼~
:[オリヴィエ]|え…▼~
:[ヴェイク]|なんつーのかな、そうポンポン謝られると~
普通に話ができてる気がしねえんだよ。▼~
俺様はお前とちゃんと話がしてみてえんだ。~
だから、いいな。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい…~
努力します…▼~
***支援S [#s2cedb56]
:[ヴェイク]|オリヴィエ、ちょっといいか?~
その…話があるんだ。▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。~
なんでしょうか?▼~
:[ヴェイク]|そのよ、俺様は、あれからお前と~
色々話ができて楽しいと思ってんだ。▼~
お前はどうだ?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…~
そ…そうですね…▼~
私も…お話しを聞いていただいて~
楽しいと…思ってます。▼~
:[ヴェイク]|その、なんだな。これからもずっと~
いろんな話をしていけたらなって思ってる。▼~
だから、これをだな。~
お前にもらってほしいんだよ。▼~
:[オリヴィエ]|これって…指輪…。▼~
:[ヴェイク]|その…なんだな。~
今回だけは、いいぜ。▼~
:[オリヴィエ]|え?▼~
:[ヴェイク]|俺様に謝ることだよ。~
今回は許してやるよ。▼~
そうしないと、お前~
断りたくても断りづらいだろうからな。▼~
だから……って、~
おい、どこに行くんだよ!▼~
:[オリヴィエ]|は、恥ずかしくて…。▼~
:[ヴェイク]|なに言ってやがる。~
俺様だって恥ずかしいんだよ!▼~
:|'''(オリヴィエ退場)'''
:[ヴェイク]|…いなくなっちまった。~
ったく、ほんと繊細な奴だぜ。▼~
…ま、いいか。~
そういうところに惚れたんだからな。▼~
:|'''(オリヴィエ再登場)'''
:[オリヴィエ]|…あの…ヴェイクさん…▼~
:[ヴェイク]|お、戻ってきたか。▼~
:[オリヴィエ]|その…逃げ出しちゃって…。▼~
:[ヴェイク]|いいって。気にしてねえよ。~
謝るのも禁止じゃねえし。▼~
:[オリヴィエ]|あの、でも…今回も~
謝るの禁止でいいです…▼~
これ…見てください。▼~
:[ヴェイク]|あ。お前、指輪…~
指につけて…。▼~
:[オリヴィエ]|その…、に…似合いますか?▼~
:[ヴェイク]|へっ、当然だろ。~
お前に似合うよう注文した特別製だぜ。▼~
:[オリヴィエ]|そうだったんですね…。~
うれしいです…とっても。▼~
あ…あの…ヴェイクさん…。▼~
:[ヴェイク]|ん?▼~
:[オリヴィエ]|そ…その…~
…だいすき、です…。▼~
:[ヴェイク]|なっ…!~
お前いきなり何言い出すんだよ…!▼~
:[オリヴィエ]|だ、だって…~
ちゃんと言ってなかった、ですから…。▼~
:[ヴェイク]|………。~
お前、意外に大胆なとこもあったんだな…。▼~
ま、嬉しい発見だぜ、オリヴィエ。~
俺様もお前のこと大好きだからな!▼~
ぜってー幸せにしてやるよ!▼~
:[オリヴィエ]|はい…!▼~
**セルジュ [#j3395122]
***支援C [#s027758c]
:[ヴェイク]|…いてっ! 沁みるって!▼~
:[セルジュ]|沁みるように塗ったのだから、当然よ。~
はい、もっと傷口を見せて?▼
:[ヴェイク]|意地悪すんなよな…。▼~
:[セルジュ]|うちのミネルヴァちゃんと~
殴り合いなんてするからよ。▼~
飛竜と素手で喧嘩なんて…。~
私が来なかったらどうなっていたか。▼~
:[ヴェイク]|お前が邪魔しなかったら~
確実に俺様が勝ってたな!▼~
:[セルジュ]|組み伏せられた体制から~
どうやって予定だったのかしら?▼~
ミネルヴァちゃん、~
あぁ見えて気性が荒いのよ?▼~
:[ヴェイク]|あぁ見えてって、見たまんまだろ…。▼~
:[セルジュ]|あらあら、ここも塗っておかないと。▼~
:[ヴェイク]|痛ぇって!▼~
:[セルジュ]|うふふ、ごめんなさい。▼~
でも次にミネルヴァちゃんに手を出したら、~
今度は止めないわよ?▼~
ミネルヴァちゃんのご飯にならないよう、~
せいぜい気をつけてね。▼~
:[ヴェイク]|あぁ、かまわねぇぜ。~
次こそ決着つけなきゃな。▼~
俺様が最強だってこと、~
おいつに思い知らせてやる!▼~
:[セルジュ]|…やれやれ、困った人。▼~
***支援B [#g9ed2747]
:[セルジュ]|ヴェイク。~
ミネルヴァちゃんになにをしたの?▼~
:[ヴェイク]|ん? べつに、いつも通りだぜ。▼~
:[セルジュ]|いつも通りということは、いつも通り~
組み伏せられていたわけね。▼~
それにしては~
ずいぶん仲良くなっていたわね。▼~
あの子があんなにはしゃいでるの、▼~
野生のグリフォンを~
仕留めた時以来のことだわ。▼~
:[ヴェイク]|そ…そうなのか。▼~
ま、殴り合いから生まれる~
友情ってもんがあるんだよ。▼~
思いきり気持ちをぶつけて通じ合った。~
言葉は通じなくてもな。▼~
:[セルジュ]|そうだったのね。そういうお話なら~
わからなくもないわ。▼~
方法はともかく、あの子と~
仲良くしてくれるのは大歓迎よ。▼~
:[ヴェイク]|あいつ、お前のことを~
ずいぶん慕ってるよな。▼~
ミネルヴァを見てたらわかるぜ。~
お前が優しい主人だってことはな。▼~
:[セルジュ]|うふふ、ありがとう。~
これからも仲良くしてあげてね。▼~
:[ヴェイク]|もちろんだぜ。あいつとはもう~
男と男の友情が芽生えてるからな!▼~
:[セルジュ]|…………▼~
ミネルヴァちゃんはメスよ…▼~
:[ヴェイク]|そ、そうか。悪い。▼~
:[セルジュ]|ふぅ…じゃ、どうぞ~
こちらへ来てちょうだい。▼~
じゃれ合ってすり傷ができてるわ。~
手当てをしないとね。▼~
:[ヴェイク]|あー…今度はあんまり~
沁みないように塗ってくれよな。▼~
:[セルジュ]|さて、どうしましょう?~
うふふ。▼~
***支援A [#a92382c0]
:[セルジュ]|どうだったかしら?~
飛竜の背中から見た空は。▼~
:[ヴェイク]|すげー気持ちよかったぜ!~
いいなぁ空は。どこまでも広くて!▼~
:[セルジュ]|それにしても、ミネルヴァちゃんが~
背中に乗せるほど心を許すなんて。▼~
あなたのこと、~
よっぽど気に入ったんでしょうね。▼~
:[ヴェイク]|餌の世話とか、水浴びとか~
しょっちゅう付き合ってたからな。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ。~
意外に優しいのね、ヴェイクは。▼~
:[ヴェイク]|仲間と認めた奴には~
優しくしてるつもりだぜ、俺様は。▼~
それにあいつ、仲良くなってみると~
なかなか可愛い顔してるしよ。▼~
:[セルジュ]|でしょう? 私もひと目見たときから~
そう思っていたの。▼~
もう十年の付き合いだけど、~
日に日に可愛くなっていくのよ?▼~
:[ヴェイク]|十年って…お前、子どもの頃から~
ドラゴンナイトだったのか?▼~
:[セルジュ]|まさか。ただの子どもだったわ。▼~
一人で飛竜の谷へ行ったときに、~
ミネルヴァちゃんと出会ったの。▼~
:[ヴェイク]|ひ…ひとりで!?▼~
:[セルジュ]|えぇ。私一人で行ったのよ。~
ちょっとした冒険みたいでワクワクしたわ。▼~
当時はミネルヴァちゃんもまだ小さくて…~
それはもう、可愛かったのよ。▼~
:[ヴェイク]|へ、へぇ…そりゃよかったな。~
それで、殴り合って仲良くなったってか?▼~
:[セルジュ]|うふふ、実は似たようなものなの。~
当時はシスターの修業中だったから▼~
手にした杖で、言うことを聞きなさい!~
と、頭をぽかりと。▼~
そうしたらミネルヴァちゃん、~
急にしおらしくなっちゃって。▼~
言うことを聞いてくれるようになったから、~
そのまま家まで乗せてもらったの。▼~
:[ヴェイク]|…マジかよ。すごいな。▼~
:[セルジュ]|うふふ。それ以来、~
私とミネルヴァちゃんはずっと一緒なの。▼~
あ、もちろん杖で頭を殴ったことは~
そのあとちゃんと謝ったわ。▼~
:[ヴェイク]|大した度胸してやがるぜ…。~
お前ってきれいな顔して豪快だな。▼~
:[セルジュ]|うふふ、女性への褒め言葉としては~
不適切な気もするわね。▼~
:[ヴェイク]|俺様は素直に褒めたつもりだ。~
気に入ったぜ、お前のこと!▼~
***支援S [#c0b4ebec]
:[ヴェイク]|よう、セルジュ。▼~
:[セルジュ]|ヴェイク。またミネルヴァちゃんに~
会いに来てくれたのかしら?▼~
:[ヴェイク]|今日はお前に会いに来たんだよ。▼~
いや…つーか、最近はずっとそうだな。~
ミネルヴァを口実に使っちまった。▼~
お前のそばにいると…~
なんかこう、落ち着くんだよな。▼~
:[セルジュ]|まぁ。ヴェイクにしては~
ずいぶんと遠回しね。▼~
:[ヴェイク]|俺様だってこういうときは~
緊張したりするんだよ!▼~
:[セルジュ]|うふふ、かわいい人。▼~
:[ヴェイク]|…これ、お前のために用意した~
特注の指輪だ。▼~
これからもずっと~
俺様のそばにいてくれ。▼~
:[セルジュ]|…ミネルヴァちゃんはどうするの?▼~
:[ヴェイク]|もちろんミネルヴァもいっしょだろ。▼~
:[セルジュ]|でも…餌代、けっこうかかるわよ。▼~
その辺に離しておいたら~
適当な獣を仕留めて帰ってくるけど▼~
それだと栄養が偏っちゃうし…。▼~
:[ヴェイク]|適当な獣ってのが何なのかは~
聞かないでおくぜ…。▼~
ま、餌代くらい俺様に任せとけ!▼~
:[セルジュ]|あと私、ミネルヴァちゃんと~
いっしょに住める家がいいのだけれど。▼~
:[ヴェイク]|ず、ずいぶんでかい家がいるな…。~
わかった、建ててみせるぜ。▼~
で、でもそれは戦争が終わってからで~
いいか…?▼~
:[セルジュ]|えぇ。もちろんよ。~
あとは…。▼~
:[ヴェイク]|まだあるのかよ!▼~
:[セルジュ]|うふふ、全部冗談よ。▼~
ミネルヴァちゃんを大事にしてくれるなら~
あとはなにもいらないわ。▼~
:[ヴェイク]|そう言うな。俺様はどっちも大事にするし~
さっきの約束も果たすつもりだぜ。▼~
二人まとめて俺様が幸せにしてやる!~
お前らどっちも嫁に来い!!▼~
:[セルジュ]|ふふっ…頼もしい人。▼~
ヴェイク。~
あなたの申し出、喜んでお受けするわ。▼~
:[ヴェイク]|マジかよ! ありがとな、セルジュ!~
俺様は世界一の幸せ者だぜ!▼~
さっそくクロムに自慢してこよう!~
すっげぇ綺麗な嫁さん貰ったってなー!▼~
:[セルジュ]|まぁ…ミネルヴァちゃんのことを~
そこまで褒めてくれるなんて、嬉しいわ。▼~
:[ヴェイク]|あ…いや、~
今のはミネルヴァのことじゃなくて…。▼~
**ウード(親子) [#b65daf5d]
***支援C [#w632c6c4]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[ヴェイク]|ウード、何やってんだ?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[ヴェイク]|はぁ!? ど、どうしたんだよ!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[ヴェイク]|どういうことだ!?~
もしかして…誰かに操られてんのか!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[ヴェイク]|!? 何だよ、苦しいのか!?▼~
よ…よし! すぐにリズを呼んでくるぜ!~
それまで頑張って我慢しろよ!!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#l23f5e46]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[ヴェイク]|あったりめーだろ!▼~
お前がいきなり苦しみ出すから、~
俺様もリズも、すっげー心配したんだぞ!?▼~
ま、お前が無事なら良かったけどよ…。~
何なんだあの妙な設定の芝居は!?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[ヴェイク]|だから何なんだよ! その聞いてる方が~
恥ずかしくなるような肩書きはよ!▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[ヴェイク]|へいへい、わからなくて結構…▼~
…!! ウード、伏せろ!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[ヴェイク]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[ヴェイク]|くそっ…! 敵兵の奇襲か…!~
よくもウードを狙いやがったな…▼~
とにかく逃げるぞ!~
まだ伏兵がいたら厄介だ!▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
(暗転)~
:[ヴェイク]|ここまで来れば平気だろ。~
いやー、逃げ足速い俺様さすが!!▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[ヴェイク]|あんだぁ?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[ヴェイク]|…あの時? 何のことだよ、ウード。~
また何かの芝居なのかよ?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[ヴェイク]|おい! ウード、泣いてる…のか?~
どうしたんだ、何があった…▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[ヴェイク]|お、おう…▼~
***支援A [#wab0b710]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、もうかなり良くなった。~
元々そんなに大きな傷じゃねーしな。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[ヴェイク]|また? お前、この前もそう言ってたけど、~
あれ、やっぱり芝居じゃなかったんだな。▼~
もしかして、未来の俺様は…~
お前を庇って死んだのか…?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[ヴェイク]|…やっぱ、そうだったのかよ。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[ヴェイク]|…そっか。俺様としたことが、~
辛いことを思い出させちまったんだな。▼~
それに…未来でお前に寂しい思いもさせて、~
その…、悪かったな…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[ヴェイク]|ウード…。……あれ!?~
それじゃお前が言う英雄の血って…▼~
俺様とリズの血のことだったのかよ!?~
俺様たちの血ってそんなに騒ぐのか!?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[ヴェイク]|へっ?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[ヴェイク]|そっか…。ありがとな。▼~
お前は、未来の俺様の想いを~
受け継いでくれてるんだな…▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[ヴェイク]|あのー…。いつもの調子に~
戻ったのはいいんだけどよ、▼~
あまり俺様とリズの血で~
遊ばないでくれよな…▼~
**アズール(親子) [#yt33ho0f]
***支援C [#c8nv72t5]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[ヴェイク]|もうすぐ戦いに行かないといけないんだから~
仕方ねーだろうが。▼~
時間を忘れてナンパしてたお前が悪い。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[ヴェイク]|…いや。お前、未来にいた時から~
そんな感じなのかって思ってよ。▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[ヴェイク]|絶望に支配されてたっつー未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナみたいな強い使命感とか~
決意みたいなものが、▼~
お前からは微塵も感じられねぇというか…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[ヴェイク]|おっ、何だ何だ?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[ヴェイク]|お、女の子にモテること~…!?~
…それがお前の使命か?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命だってのか!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[ヴェイク]|なに恥じらってんだよ気持ち悪ぃな!▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[ヴェイク]|うっ…~
それとこれとは話が別だ!▼~
はぁ…お前の相手をしてると疲れるぜ。~
俺様は先に行くぞ!▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#le964d2f]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[ヴェイク]|アズール、どうしたんだよ。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[ヴェイク]|…嘘だな。傷庇ってんのバレバレだぜ。~
ちょっと見せてみろよ。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[ヴェイク]|おい。これ…かなり酷い傷じゃねぇか! ~
どうしてすぐに言わなかった!?▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[ヴェイク]|…お前、いい加減にしろよ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[ヴェイク]|こんな時まで女の話か!?~
ふざけるのも大概にしやがれ!!▼~
ほんとに、何のためにこの時代に来たんだ!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのにお前は…▼~
…正直、見損なったぞ。~
お前は戦争ってものをわかっちゃいねぇ。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[ヴェイク]|…んだと?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[ヴェイク]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[ヴェイク]|…いや…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[ヴェイク]|………▼~
…悪いこと、言っちまったな…▼~
***支援A [#i5be6c05]
:[ヴェイク]|アズール。ちょっとお前に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[ヴェイク]|あ…あぁ。それは良かったな。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[ヴェイク]|いや、その…俺様も、この前は~
無神経なことを言って悪かったよ。▼~
アズールはちゃんと戦ってたってのに、~
何も分かってねぇみたいなこと言っちまって…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[ヴェイク]|けどよ…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[ヴェイク]|は?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[ヴェイク]|あはは…! く、くすぐるなって…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[ヴェイク]|…それがお前の、本当の使命か?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[ヴェイク]|そうか…良かった。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[ヴェイク]|…アズール。そうやってもう無理に~
俺様を笑わそうとしなくていいぞ。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[ヴェイク]|…ふっ。それならいいんだけどよ。~
俺様もお前ほどじゃないけど女好きだしな。▼~
とにかく、俺様も、お前が強がらずに~
いられる世界を取り戻す。約束だ。▼~
未来で死んだ俺様の分まで、お前を守ってやる。~
だから、辛い時はもっと頼れよな。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[ヴェイク]|のわっ…アズール!~
首にしがみつくなよ…! 苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[ヴェイク]|あぁ…▼~
**ブレディ(親子) [#me7a4ee1]
***支援C [#re0b7868]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[ヴェイク]|…は?▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[ヴェイク]|いや、そうじゃなくて…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[ヴェイク]|す…すまん!~
いただくぜ…!▼~
………あのさ、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[ヴェイク]|なんで俺様たち、こんなところで~
優雅に茶なんかしてるんだ?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[ヴェイク]|…何だその生意気な日課。~
俺様は普段そんなことしてねーけど…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[ヴェイク]|俺様に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになるな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[ヴェイク]|マリアベルの奴、何を言ったんだよ?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[ヴェイク]|な、何だったんだ…!?▼~
***支援B [#zb7f7745]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[ヴェイク]|この前って…あぁ、2人で茶をしたことか。~
あんなの、謝ることじゃねーよ。▼~
ブレディとゆっくり話ができて、~
俺様は楽しかったんだからよ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[ヴェイク]|はぁ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[ヴェイク]|な、何なんだよその謝罪方法は!?▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[ヴェイク]|それが本当なら~
俺様はとんだアホだな!!▼~
…ブレディ、よく聞け。~
目を覚ませ。▼~
俺様はそんな謝罪を受けたことはねぇ。~
宙返りを見て大喜びしたこともな。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだよ、お前は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[ヴェイク]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[ヴェイク]|せっかく俺様のところに来たんだ。~
今日はゆっくり話でもしねぇか?▼~
それに、こんなことでもないと、~
お前は俺様と話しになんか来なかっただろ?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[ヴェイク]|そっか。なら良かったぜ。▼~
***支援A [#yd030e3d]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[ヴェイク]|ふっ…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[ヴェイク]|…いや、お前と仲良くなれて~
良かったと思ってたんだよ。▼~
初めてお前を見た時は、正直~
『こいつが俺の息子か!?』と思うほど▼~
怖い顔をしてたからなー。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[ヴェイク]|本物って…この時代のお前のことか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[ヴェイク]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[ヴェイク]|お前、それ本気で言ってんのか!?~
せっかく仲良くなったのに、▼~
息子が産まれたからポイだなんて事…~
俺様は絶対しねぇからな!。▼~
確かにお前は俺様の本当の息子じゃない。~
でも、他人だなんてことはもっとねぇよ!▼~
お前は最高に気のいいダチで、~
俺様が決めた最初の息子、なんだからな!▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[ヴェイク]|…ったりめーだ。~
忘れられるわけ、ねーだろ。▼~
覚えてるよ、ずっと。未来で死んじまった~
お前の本当の親父の分まで…な。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[ヴェイク]|はは…それは、~
絶対に死ぬわけにはいかねぇな。▼~
**デジェル(親子) [#h7e92a0c]
***支援C [#nf977a50]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[ヴェイク]|…デジェルか。すまん…~
今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[ヴェイク]|大丈夫だ…~
少し腹が痛むだけ…うぅっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[ヴェイク]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[ヴェイク]|今日の食事を食べたら…こうなった…▼~
みんな今、同じような症状で苦しんでる。~
お、お前も…気をつけろ。▼~
:[デジェル]|……………▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…ソワレの料理も酷いが…~
今日のはもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[ヴェイク]|えぇっ! マジかよーーー!!▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[ヴェイク]|あ…! き、気にするな!!▼~
俺様はおいしく食べたぞ!!~
この腹痛はたまたま偶然だ!!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:[ヴェイク]|おい! デジェル…!▼~
お…追いかけないと…いけねぇ、~
けど腹が……!!▼~
***支援B [#c75f5b5e]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[ヴェイク]|今日はいつもに増して~
激しい訓練だなー、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[ヴェイク]|へっ!? もう食事当番は~
やらねーのかよ!?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[ヴェイク]|ああ…あれは酷い光景だった…▼~
でも、次は上手くいくかもしれねーだろ?~
俺様はまた食べたいぞ、デジェルの料理。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[ヴェイク]|デジェル…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[ヴェイク]|おいおい、惨劇っつーのは~
ちょっと大袈裟なんじゃねぇのか…?▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[ヴェイク]|…す、すまん。…それじゃ、お詫びに~
俺様が料理を教えてやるよ!!▼~
だから元気出せって! な?~
うまくできたら、皆に食べてもらうぞ!!▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#d505c140]
:[ヴェイク]|うん! いい匂いのスープだ!~
デジェル、よくやったな!▼~
これならきっと、~
みんなに食べてもらえるぜ!▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[ヴェイク]|おぅ、ソワレは料理できないからな。 ~
結婚してから練習したんだよ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[ヴェイク]|あったりめーだろ!▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[ヴェイク]|どうしたんだよ、デジェル。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[ヴェイク]|デジェル…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[ヴェイク]|…デジェル、お前はいつも~
気丈で強い面しか見せねーけどよ…▼~
俺様の前でぐらいは~
もっと甘えたっていいんだぜ?▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[ヴェイク]|なんだ?何でも言えよ!▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[ヴェイク]|……そっか。~
…………土か。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[ヴェイク]|だ、大丈夫だ。食べ物の味になるまで~
俺様が付き合ってやるからな…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**セレナ(親子) [#i00c06ca]
***支援C [#h2a0764c]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、いきなり。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[ヴェイク]|まぁ…確かに娘と出かけんのに~
悪い気はしないよな。▼~
おおぜ。どこに行きたいんだ?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町に行きたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[ヴェイク]|へぇ、洋服が好きだなんて~
セレナもお年頃なんだなー。▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[ヴェイク]|ははは! それもそうだ。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[ヴェイク]|なっ…なに言ってやがんだよ?!▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい…?▼~
:[ヴェイク]|いや…そんなことねーよ!~
セレナはその…可愛いしな。▼~
嫌なんてこと全然ねーから!▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[ヴェイク]|べ…別にいいんじゃね!?~
お前は娘だし、何でも買ってやるよ!▼~
だから、元気出せって! な?▼~
:[セレナ]|うん! ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[ヴェイク]|そ…そうか! ははは…。▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいもんだわ。▼~
***支援B [#jc764607]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[ヴェイク]|…まさかあんなに買わされるとはな…。~
どこで物のねだり方を覚えてきやがった…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、聞いてるぜ。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[ヴェイク]|だ…ダメだ!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[ヴェイク]|ったく…! そんな目で俺様を見るんじゃねぇ!~
ダメなものはダメなんだよ!▼~
このまま物を買い与えたら~
お前のためにならねーんだって!▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[ヴェイク]|うーわ…女って怖えぇ…▼~
別に買わないって~
言ってるわけじゃねーんだぞ?▼~
:[セレナ]|えっ、ほんと?▼~
:[ヴェイク]|おぅ。軍のために手伝いをしてきたら~
そのご褒美として、▼~
お前の欲しいものを~
ひとつだけ買ってやるよ。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じらんない! 子供かっつーの!▼~
:[ヴェイク]|現に子供だろうが!▼~
…いいか、セレナ。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉があってだな…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…! と、とにかく俺様はもう、~
むやみに物を買い与えることはしねぇよ!▼~
欲しいものがあるなら~
手伝いのひとつでもしてこい!▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代わり、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[ヴェイク]|あぁ。俺様、約束は守るぜ!▼~
***支援A [#tdf1bec1]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[ヴェイク]|…セレナ?~
お前何やってんだよ?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[ヴェイク]|はぁ…それにしても…~
また派手に壊したなぁー。▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[ヴェイク]|セレナ…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなのでがっかりしたでしょ?▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[ヴェイク]|…がっかりなんて、してねーよ。~
俺様はお前が来てくれて、嬉しい。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘なんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはずないわ!▼~
:[ヴェイク]|…俺様はお前を誰かと比べたりしない。~
だって、セレナはセレナだろ?▼~
他の誰でもない、~
大切な…俺様の娘だろ。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[ヴェイク]|俺様はセレナのことが大好きだからな。~
何があってもお前の味方でいてやるよ。▼~
だから…二度とそういうこと言うな。~
俺様の方が悲しくなる…▼~
:[セレナ]|…………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[ヴェイク]|よしよし…辛い思いをしてきたんだな…。~
苦労しろなんて言って、悪かった…▼~
手伝いは失敗したけど、~
欲しがってた装飾品は買ってやる。▼~
俺様からのお詫びの気持ちだ。▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[ヴェイク]|セレナ…わかったよ。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
お前のことを守ってやるから…▼~
**ジェローム(親子) [#t5fbbd2d]
***支援C [#r21d59c8]
:[ヴェイク]|ジェローム。▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[ヴェイク]|いや、特に用は無いけどよ。▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[ヴェイク]|あぁ、そうかよ。▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[ヴェイク]|つーかさ、前から思ってたんだけど、~
お前はせっかく俺様と再会したのに▼~
ルキナみてーに『お父様!』とか~
呼んでくれねーのな。▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[ヴェイク]|まぁそうなんだけどよ。~
クロムに負けた気がして悔しいっつーか…▼~
そもそもお前、なんでそんな冷たいんだ。~
親の愛に飢えてるのか?▼~
そういうことならジェローム!~
どーんと俺様に甘えていいんだぞ!!▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[ヴェイク]|バカってなんだよ!▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[ヴェイク]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ヴェイク]|はっはーん…▼~
***支援B [#aff48243]
:[ヴェイク]|ジェローム、ミネルヴァちゃんの~
お世話はちゃんとできたのか?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[ヴェイク]|んん? この前のことって何だ?▼~
これはセルジュがそう呼んでるから、~
俺様もそう呼んでみただけなんだけどー?▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[ヴェイク]|ははっ! ひっかかったな!~
なかなか可愛いところもあるじゃねーか!▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[ヴェイク]|な、なんだよ…睨むなよ。~
父親の威厳が無くなるだろーが…▼~
あぁー…わかった。俺様が悪かった!~
謝るから許してくれよ! な!?▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[ヴェイク]|ふー。ほんと厄介な奴…▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュそっくりだったな。▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[ヴェイク]|いや。それよりさ、向こうにいるのって~
お前のミネルヴァなのか?▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[ヴェイク]|なんか…怖さに磨きがかかってねぇか?~
こう…凶悪さが増したっつーか…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[ヴェイク]|お前が勝手に言いだしたんだろ?▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ヴェイク]|あ、逃げやがった。▼~
***支援A [#ae096450]
:[ヴェイク]|よぅ、ジェローム。~
今日もミネルヴァと一緒なんだな。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[ヴェイク]|いや? そろそろ俺様のことを父さんって~
呼んでくれるんじゃねーかと思って。▼~
この前はかなり本音を~
話してくれたみたいだったしな!▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[ヴェイク]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』って~
言ってたじゃねーかよ。▼~
あの時のお前の、~
緩みきった顔ったらなかったぜ!▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[ヴェイク]|ふん。ミネルヴァは俺様を脅さねぇよ。~
こいつは俺様の、家族だからな。▼~
よしよしミネルヴァ!~
俺様のこと、覚えててくれてるんだな!▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[ヴェイク]|ミネルヴァの奴、何て言ってんだ?▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[ヴェイク]|!! ジェローム!~
いま俺様のこと、何て呼んだんだ?!▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[ヴェイク]|待て待てジェローム! 今のもう一回!~
クロムの前でもう一回呼んでくれよ!▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#m5aed6f7]
***支援C [#z683c629]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[ヴェイク]|どうしたんだよ、マーク?▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[ヴェイク]|おお! そうなのか!▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[ヴェイク]|あぁ! もちろんだ!▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
(マーク退場)
:[ヴェイク]|しかしあいつ、よく喋るなー。▼~
***支援B [#g4c116f9]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、大丈夫だぞ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ヴェイク]|…うーん…。~
俺様の顔をじっと見てみるとかどうだ?!▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ヴェイク]|それを今思い出そうと~
してるんだろうが…▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#w7f32714]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ヴェイク]|お、おい! なんで泣くんだ?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ヴェイク]|マーク…。▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
……………あ!?▼~
:[ヴェイク]|どうした!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でした…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ヴェイク]|あぁ。俺様も協力してやるぜ!▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#o089bc27]
***支援C [#v79c0417]
:[シャンブレー]|じーーーーー…▼~
:[ヴェイク]|な…なんだよシャンブレー?~
俺様の顔に何かついてるか?▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[ヴェイク]|なっ…! ななな、何言い出すんだ!!▼~
俺様が浮気なんかするわけないだろ!~
見ての通り、ベルベット一筋だ!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[ヴェイク]|なんでいきなりそんなこと言うんだよ。~
誰かに何か言われたのか?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[ヴェイク]|はぁ!?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[ヴェイク]|はぁ…。まあ確かに…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[ヴェイク]|なんだってぇ!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ヴェイク]|…まいったぜ。▼~
***支援B [#gd936bef]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[ヴェイク]|うおっ!? な、なんだシャンブレー~
この世の終わりみたいな顔して…!▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[ヴェイク]|えっと…俺様が攻撃した回数とかか?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[ヴェイク]|浮気だなんてそんな大袈裟な…。~
ほとんどあいさつの類だろうが。▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[ヴェイク]|はぁ…確かに素晴らしいんだけどよ…▼~
…いいかシャンブレー、俺様が女の人と~
話したら即刻浮気だと思うのはやめてくれ。▼~
戦場では仲間との意思疎通は~
すっげぇ大切なものなんだぜ。▼~
お前だって、仲間のルキナと今後一切~
話すなって言われたら困るだろ?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[ヴェイク]|だったらわかるな?~
俺様は絶対に浮気なんかしないから。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[ヴェイク]|えっ…▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ヴェイク]|俺様は…未来であいつに~
嘘ついたまま、死んじまったのかよ…▼~
***支援A [#u3a1305b]
:[ヴェイク]|探したぞ、シャンブレー。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[ヴェイク]|そうじゃない。お前に一つ、~
謝っておきたいことがあったんだ。▼~
未来で、お前に嘘をついたまま~
いなくなっちまって…悪かったな。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[ヴェイク]|あぁ。お前も…~
俺様の本当の息子じゃねーけどな。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[ヴェイク]|そんなこと、お互いわかってるだろ。▼~
それでも、俺様はお前のことが大切だし、~
本当の家族みたいに思ってる。▼~
未来の俺様がしてやれなかったことを、~
代わりにしてやりたいとも思ってる。▼~
お前だって…そうじゃないのかよ?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[ヴェイク]|…シャンブレー、もう一度約束していいか?~
お前にとってはもう遅いかもしれないけど…▼~
俺様は今度こそ死なない。~
もちろん浮気だってしない。▼~
愛するベルベットとシャンブレーに誓うぜ。~
今度こそ…絶対にだ。約束する。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[ヴェイク]|そうか。良かった…▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[ヴェイク]|…なぜ俺様の腹をさすりながら言う?▼~
**ロラン(親子) [#q7f7995b]
***支援C [#r3dbd913]
:[ロラン]|父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[ヴェイク]|あぁ、わりぃなロラン。~
お前…本当にミリエルそっくりだな。▼~
:[ロラン]|親子なのですから、当然です。▼~
:[ヴェイク]|まぁそうなんだけどよ。▼~
あまりにも母親似だから…こう、~
俺様に似てるところも探したくなるよな。▼~
:[ロラン]|ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[ヴェイク]|おっ、どこだ?▼~
:[ロラン]|髪の色です。▼~
:[ヴェイク]|あぁ…。まぁそれは見りゃわかるけど。▼~
それ以外は何かないのか?~
俺様に似てよく落し物をするとかよ!▼~
:[ロラン]|…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[ヴェイク]|冷たいなー、お前…。~
もうちょっと子供らしくできねーのか?▼~
:[ロラン]|…戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[ヴェイク]|…え? お前がルキナより…年上?~
それはあり得ないだろ。▼~
ルキナはもう赤ん坊として~
存在してるけど、お前はまだ…▼~
:[ロラン]|…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:|'''(ロラン退場)'''~
:[ヴェイク]|おい、ロラン!~
…どういうことだよ。▼~
***支援B [#mc05660c]
:[ヴェイク]|ロラン!▼~
:[ロラン]|あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[ヴェイク]|この前のよ、お前がルキナより~
年上だとか言ってた件…▼~
あれ、どういうことなんだよ?▼~
:[ロラン]|…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[ヴェイク]|そんなにズレがあったのか!?▼~
:[ロラン]|…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[ヴェイク]|お前…五年間も…~
この時代に、たった一人で…?▼~
:[ロラン]|はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[ヴェイク]|ちょっと待て!~
お前…どうして今まで言わなかったんだ…▼~
五年間も仲間と離れて…~
寂しくなかったのか…?▼~
:[ロラン]|…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:|'''(ロラン退場)'''~
:[ヴェイク]|…………▼~
ロラン…▼~
***支援A [#jf845846]
:[ヴェイク]|ロラン。▼~
:[ロラン]|父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。今日はお前に……。~
……こちょこちょこちょ!▼~
:[ロラン]|あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[ヴェイク]|ははは! お前、やっぱり~
笑ってた方がいいぜ!▼~
:[ロラン]|…は!?▼~
:[ヴェイク]|お前、ずっーと大人ぶってるけど、~
なんか無理してないか?▼~
そうやって笑ってる方が、~
子供らしくてずっといいぜ。▼~
:[ロラン]|…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[ヴェイク]|歳なんか関係ねぇよ。▼~
ロランがルキナより…俺様より年上でも、~
どんだけ歳取っていようとも…、▼~
お前は大事な…俺様の子供なんだ。▼~
:[ロラン]|…………!!▼~
:[ヴェイク]|それに、お前はもう一人じゃない。~
仲間も…父さんもいる。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰もお前のことを咎めたりしないぜ。▼~
:[ロラン]|…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[ヴェイク]|あぁ…そうだな…。~
見つけてやれなくて、ごめんな…▼~
これからは、ずっといるからよ。~
もう、一人には…させないからな…▼~
**ノワール(親子) [#c8b4acf8]
***支援C [#acb09613]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[ヴェイク]|ノワール!? どうしたんだお前…~
泣いてるのか?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[ヴェイク]|えぇっ! 何なんだよ、その~
すっごい微妙な呪いは…!▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[ヴェイク]|大丈夫か? 鼻水があふれてるぞ。~
…ほら、ちり紙。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[ヴェイク]|あぁ…こんな可愛い子が三日間も~
鼻水を垂らしてるなんて不憫すぎるぜ…▼~
よし、ノワール。俺様がサーリャに~
その呪いをやめるよう言ってくる!▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[ヴェイク]|えっ…俺様、そんな~
かっこ悪い感じだったの?▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[ヴェイク]|くっ…! でも今の俺様が~
そうなるとは限らないぜ!▼~
見てろよノワール、父さんが~
頼りがいのあるところを見せてやるよ!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、~
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#s3c2238c]
:[ヴェイク]|ごめんな、ノワール…ぐすっ。~
かっこ悪い父さんで…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[ヴェイク]|泣いてない! これは五日間鼻水が~
止まらなくなる呪いだ!▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[ヴェイク]|そういえばこの前~
そんなこと言ってたよな。▼~
で、でも代わりにノワールの呪いは~
解いてもらってきたから! な?▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[ヴェイク]|これも同じなのか!? 俺様はことごとく~
未来と同じ運命を辿ってんだなぁ…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[ヴェイク]|ノワール?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[ヴェイク]|お…おいノワール! 泣くな…!▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[ヴェイク]|ひいぃっ!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[ヴェイク]|えぇ~…!?▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
(ノワール退場)~
:[ヴェイク]|おい、ノワール…!▼~
……同じ運命、か。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#mb0f480b]
:[ヴェイク]|ノワール、ちょっといいか?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[ヴェイク]|これを見てくれ。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[ヴェイク]|何もしねぇよ。というか、~
お前に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんだ。~
サーリャから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[ヴェイク]|この前ノワール、俺様があまりにも▼~
未来の俺様と同じ道を辿るから▼~
どうせ運命なんて~
変わらないって言ってたろ?▼~
だから俺様が…未来の俺様にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が消せるんじゃねぇかと思ってな。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[ヴェイク]|お前が来たから、俺様も変われた。~
一緒なら、もっと変えていけるはずだ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[ヴェイク]|ったりめーだろ!~
殺したって死なないでいてやるよ!▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[ヴェイク]|…って、あの殺気立った人影は何だ!?~
屍兵…いや、サーリャか!!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[ヴェイク]|あー、あの顔はやばい! やばいぞ…!~
言ってるそばから命の危機だ…!▼~
悪い、ノワール! またな!▼~
(ヴェイク退場)~
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#f749bdde]
***支援C [#j66bc0fc]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[ヴェイク]|どうしたんだ? ンン。~
そんなにため息ついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[ヴェイク]|そんなことでため息ついてたのかよ。~
何だかお前の方が母親みたいだな。▼~
ま、ノノはああいう性格だから~
仕方ないんじゃねーか?▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[ヴェイク]|うっ…▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[ヴェイク]|ぶーーーーっ!!~
お、お前…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[ヴェイク]|そ…そんなことねーよ!~
俺様は大人の女も大好きだ…って▼~
なに言わせんだよ!!▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[ヴェイク]|そ、そんなこと娘に言えるかよ!~
勘弁してくれー!▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#h4f19bbe]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[ヴェイク]|ンンか…お前もしつこいなー。▼~
俺様が何でノノを選んだかなんて~
娘に言うことじゃないだろうが…▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[ヴェイク]|その歳で女心を語るのか!?▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…!!▼~
ンン! あまりしつこいと俺様は怒るぞ?!▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[ヴェイク]|えっ…いや、~
わかってくれりゃいいんだが…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[ヴェイク]|ンン…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:|'''(ンン、一瞬消える)'''
:[ヴェイク]|お…おい、待て!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[ヴェイク]|なんつーか…拍子抜けしちまってよ。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[ヴェイク]|いや…それはそうなんだけど。▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[ヴェイク]|あっ…おい!!▼~
……ンン。▼~
***支援A [#k1674f0f]
:[ヴェイク]|ンン…▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[ヴェイク]|…あのさ。お前…この間~
『我慢するのに慣れてる』って言ってたけど…▼~
あれってどういうことなんだ?▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[ヴェイク]|よそのお家って…俺様たちは?~
ノノはお前の傍にいなかったのかよ?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[ヴェイク]|ンン…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[ヴェイク]|…もういい、ンン。~
もういいんだ…俺様が悪かった。▼~
お前が聞きたいんだったら、~
母さんとの馴れ初めでもなんでも言う。▼~
寂しいんだったら一日中でも~
傍にいてやるから…▼~
だから…俺様の前ではもう何も~
我慢しないでくれ。▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[ヴェイク]|…へへっ。礼には及ばねぇよ。~
ほら、父さんに何でも聞いてみろ!▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[ヴェイク]|あ…いきなりハードル高いな…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#x92db020]
- 編集の方法がわからないのでここに書きます。 -- [[レグナ]...
- 支援会話 ヴェイクとノノ C -- [[レグナ]] &new{2012-04-...
- (ノノ) …ぐすっ…うぅ… (ヴェイク) どうした?なに泣...
- (ノノ) …怖い夢を見たの。 (ヴェイク) 夢の中で 怪...
- コメント欄に投稿があったので、ヴェイクとノノの支援C→Sま...
- ヴェイクとノノ会話。▼や改行位置がわからないので、わかる...
#comment
終了行:
*ヴェイクの支援会話 [#s5e74111]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#q64371fb]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#q64371fb]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#ke7b6213]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#t0e11646]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**クロム [#o9898720]
[[クロムのページへ>../クロム]]
**リズ [#x5e70e41]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ソワレ [#f9a804bf]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ミリエル [#j3377112]
***支援C [#s997758d]
:[ヴェイク]|うりゃっ! うりゃっ!~
おらぁーっ!!▼~
:[ミリエル]|あの…もう少し~
静かに訓練していただきたいのですが。▼~
向こうにいても声が届いて、~
読書に集中できないもので。▼~
:[ヴェイク]|そう言われても、この技は~
声を出さねぇと締まらねぇんだよ。▼~
:[ミリエル]|それは…はい。~
ひとつの真実でしょう。▼~
発声が…無意識に抑制されている~
肉体の枷を外す…そういうことですね。▼~
:[ヴェイク]|ん? そうなのか?▼~
:[ミリエル]|…回転しながら武器を横に薙ぐ、~
遠心力を利用した攻撃…▼~
なるほど、一連の運動も~
よく計算されています。▼~
:[ヴェイク]|え、えんしんりょく…?~
難しい言葉を使うなよ。▼~
:[ミリエル]|…貴方は遠心力も知らずに~
その技を編み出したのですか?▼~
:[ヴェイク]|ややこしい計算なんてねーよ。~
こういうのは直感だろ、直感。▼~
:[ミリエル]|あまりにも非論理的…~
しかし動作は理に通っている…▼~
まさに直感のなせる技です。~
実に興味深い…▼~
:[ヴェイク]|理屈じゃねーんだよ、戦いってやつは。~
ま、次の戦場で俺様の活躍を見とけ!▼~
:[ミリエル]|そうですね…~
観察させていただきます。▼~
***支援B [#qee66871]
:[ミリエル]|…ヴェイクさん。▼~
:[ヴェイク]|おう。俺様の活躍はどうだった?▼~
:[ミリエル]|はい。技を繰り出す際の発声に~
意外な効果が発見できました。▼~
貴方の大声に敵が一瞬ひるみ、~
動作が遅れたところに攻撃が命中…。▼~
大声が相手の心理へ及ぼす影響を~
私は見落としていたようです。▼~
:[ヴェイク]|お前、変なところに目をつけるな…。▼~
:[ミリエル]|貴方の妙な動きの技だけに目を向け、~
相手側の視点に立てていませんでした。▼~
発想を転換し、別の対象に考察の~
視点を向ける…重要な思考法です。▼~
そう…たとえば貴方を地面として~
敵を太陽としましょう…。▼~
:[ヴェイク]|なんだって? 俺様が地面?▼~
:[ミリエル]|太陽が天を巡るのではなく、~
地面が回転しているとしたら…?▼~
確か母の本にそのような記述が…。~
この仮説は検証が必要ですね…。▼~
:[ヴェイク]|地面が回転って…お前、~
地面は止まってるじゃねーか。▼~
:[ミリエル]|知覚できていないだけかもしれません。~
その理由が問題になりそうですね…。▼~
:[ヴェイク]|それによ、地面が回ってたら~
俺様たち吹っ飛ばされるんじゃねーの?▼~
:[ミリエル]|それについては、先日お話しした~
遠心力も関係してきそうですね…。▼~
…貴方と話していると~
考えがまとまってきそうです。▼~
お引止めして申し訳ないですが、~
少し付き合っていただけますか?▼~
:[ヴェイク]|ん? いいぜ。~
お前の話、突拍子がなくて面白いしな。▼~
***支援A [#rbe9e9b8]
:[ヴェイク]|お前、いつも難しいこと考えてるよな。~
俺様と違って相当頭いいんだろうな。▼~
毎回俺様を話し相手にしなくても~
ほかにいい奴がいるんじゃねぇの?▼~
:[ミリエル]|いえ…貴方には私にはない~
直感があります。▼~
貴方と話すと…~
新たな発見が多くて助かります。▼~
:[ヴェイク]|まぁ、俺様もお前と話すのは~
退屈しなくて楽しいけどな。▼~
で? 今度はなにについて~
考えてるんだよ?▼~
:[ミリエル]|絆、ですね。▼~
:[ヴェイク]|き…絆?▼~
:[ミリエル]|人の心ほど、複雑で~
解明の難しいものはありません。▼~
そして絆は、人の心同士が~
強く結びついた時に発生するもの。▼~
どこから発生し、どう変化するのか…~
それを突き止めてみたいですね。▼~
:[ヴェイク]|絆…絆なぁ。絆なんて~
気づけは生まれてるもんじゃねーか?▼~
例えばこの軍のみんななんかは~
絆ってやつで結ばれてると思うし…。▼~
俺様とお前にも、~
絆はあると思うんだけどな。▼~
俺様はお前のことをダチだと思ってるけど、~
お前は俺様をどう思ってんだよ?▼~
:[ミリエル]|…興味深い観察対象ですね。▼~
:[ヴェイク]|えっと…つまりダチ以下か!?▼~
お前なぁ…それじゃお前と俺様には~
薄っぺらい絆しか期待できねぇよ!▼~
でもまぁ、興味はあるってことだよな。~
よし、ならいっしょに出かけようぜ。▼~
:[ミリエル]|出かける? なぜですか?▼~
:[ヴェイク]|いっしょに話して楽しく町を歩けば、~
仲良くなって絆が深まるだろうが。▼~
絆の変化を見たいんだろ?~
だったら俺様に付き合えよ。▼~
:[ミリエル]|なぜそうなるのか、~
私にはわかりませんが…。▼~
貴方の直感的な行動に従って、~
新たな可能性を探ってみましょう。▼~
:[ヴェイク]|えぇと…つまり、~
いっしょに来るってことだよな?▼~
:[ミリエル]|はい。よろしくお願いします。▼~
***支援S [#r69c4b00]
:[ヴェイク]|よう、ミリエル。▼~
:[ミリエル]|こんにちは、ヴェイク…さん。▼~
:[ヴェイク]|さんはいらねーって言っただろ?~
俺様たちはダチなんだからよ!▼~
馴れ馴れしく呼び捨てで呼びやがれってんだよ。▼~
:[ミリエル]|そう言われましても…~
さんを付けてしまいます。▼~
:[ヴェイク]|なんだよー!もしかして~
お前、恥ずかしがってんのか?▼~
:[ミリエル]|まさか、貴方に対してそのような…~
いえ、そうかもしれません…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ!?今日のお前…変だぞ。~
なんか変なものでも食ったか?▼~
:[ミリエル]|いえ、何も。というか…貴方と出かけてから~
食事がのどを通らないのです。▼~
貴方のことを思い出すと~
胸のあたりが痛んで…▼~
これが、絆というものなのでしょうか。▼~
:[ヴェイク]|お、お前…!それは絆じゃなくて…!~
えっと…その…もっと他のものだよ。▼~
:[ミリエル]|!!何なのですか?~
ぜひ教えてください…!▼~
貴方に分かって私に分からないなど、~
屈辱以外の何物でもありません…。▼~
:[ヴェイク]|なんか今腹立つこと言われたけど、~
まぁ気にしないでいてやる…。▼~
いいか、ミリエル。それは愛だ!~
つまりお前が俺様を好きってことだ!▼~
:[ミリエル]|……!!愛、ですか…。~
それもまた興味深いものです。▼~
絆の確認には失敗しましたが、~
代わりに愛の観察ができるのなら満足です。▼~
そのためには…貴方の協力を~
ぜひいただきたいのですが…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ…お前も素直じゃねーなー。~
ま、俺様もお前のことは嫌いじゃねぇし、▼~
お前の観察とやらに付き合うのも~
悪くないと思ってる。▼~
なんならこのまま結婚しちまうか?
:[ミリエル]|結婚…ですか。私と貴方が…。~
この事象の観察には好都合ですね。▼~
:[ヴェイク]|ははっ、お前らしい言い方だな。~
ま、俺様はとことん付き合うぜ。▼~
そんじゃ、指輪でも買いに行くか!~
結婚には指輪が付き物だろ?▼~
:[ミリエル]|それは絆の証としてですか?~
愛の証としてですか?▼~
それとも女性に指輪をつけさせることで~
己の支配欲を満たすのですか?▼~
:[ヴェイク]|お前なぁーーー!~
なんつーこと言うんだよ!▼~
俺様の指輪はなぁ、~
愛と絆と正義の証なんだよ!!▼~
:[ミリエル]|正義…?それは何故唐突に~
今出てきたのですか?興味深い…。▼~
:[ヴェイク]|て、適当に言ったこと掘り下げられても…。~
もういい!早く指輪買いに行くぞ!▼~
:[ミリエル]|はい…。▼~
**ロンクー [#j3395112]
***支援C [#s017758d]
:[ヴェイク]|おらぁーっ!!~
くらえ、俺様の回転切りー!▼~
:[ロンクー]|…っ!▼~
:[ヴェイク]|今の一撃をかわすたぁ驚きだな。~
さっすがフェリアの剣士だぜ!▼~
:[ロンクー]|いきなり何のつもりだ。~
やるというなら相手になる…!▼~
:[ヴェイク]|待て待て。さっきのはお前の実力を~
確かめさせてもらっただけだ。▼~
:[ロンクー]|なんだと…?▼~
:[ヴェイク]|俺様の期待通り…~
いや、期待以上の腕前だったぜ。▼~
お前は俺様の子分として~
文句なしの実力を持ってる!▼~
:[ロンクー]|…聞き違いならすまんが…~
子分と言ったのか?▼~
:[ヴェイク]|おう!~
今なら俺様の右腕にしてやるぜ!▼~
:[ロンクー]|…本気で言っているようだな。~
お前の子分になるつもりなどない。▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、遠慮すんなって!~
俺様についてきたら人生楽しいぜ?▼~
:[ロンクー]|なら…無理やりついてこさせてみろ。~
俺に勝てるなら考えてやってもいい。▼~
:[ヴェイク]|お、話が早いじゃねぇか。▼~
:[ロンクー]|強さがすべて…~
それがフェリアの掟だからな。▼~
:[ヴェイク]|わかりやすくていい掟だな。~
だったら次は本気で行くぜ!▼~
:[ロンクー]|来い…!▼~
***支援B [#z554e419]
:[ヴェイク]|ロンクー!~
もう一度、俺様と勝負しろ!▼~
:[ロンクー]|構わないが…~
何度やっても結果は同じだ。▼~
:[ヴェイク]|なんだと!?~
俺様はあれからぐっと強くなったんだぞ!▼~
今度こそお前を叩きのめして~
俺様の子分にしてやらぁ!▼~
:[ロンクー]|…お前の強さを~
否定するわけではないが、▼~
俺も日々鍛え、強くなっている…~
そうそうお前に負けるとは思えんな…▼~
:[ヴェイク]|むっ。じゃあお前、しばらく鍛錬をやめろ!~
三日もすれば追い抜いてやるよ!▼~
:[ロンクー]|なぜ俺がそんなことを~
しなければならない…▼~
:[ヴェイク]|俺様の夢を実現させるためには~
お前みてぇな奴が必要なんだよ!▼~
:[ロンクー]|夢、だと…?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。俺様の夢はな…▼~
:[ロンクー]|いや、説明しなくていい…。~
お前の夢がどんなものでも関係ない。▼~
俺を子分にしたいなら…~
言葉ではなく…強さで語るんだな。▼~
:[ヴェイク]|ふん、望むところだぜ!~
じゃあ勝負だ、ロンクー!▼~
:[ロンクー]|…やはり戦うことになるのか。~
まぁいい…相手になろう。▼~
***支援A [#ja6344be]
:[ヴェイク]|今度こそ決着をつけるぞ、ロンクー!▼~
:[ロンクー]|…決着だったら~
先日つけたように思うがな。▼~
お前は何度負けたら~
あきらめるんだ…?▼~
:[ヴェイク]|ちっとやそっと挫けたくらいで夢を~
あきらめる男じゃねぇんだよ、俺様は。▼~
:[ロンクー]|…そんなに強い男を子分にしたいなら~
俺のほかにも候補がいるはずだ。▼~
お前の獲物と相性がいい奴を選べ…~
俺にこだわる理由はないだろう…▼~
:[ヴェイク]|いや! あるぜ!▼~
確かに最初は強さだけ見てたがよ、~
戦ってみてすぐにわかったぜ。▼~
お前の中には熱いもんが眠ってる!~
太陽みてぇにぐらぐら燃える炎が!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ヴェイク]|俺様が欲しいのはその熱さだ。~
夢を現実にしちまう情熱だ!▼~
:[ロンクー]|…お前のような暑苦しい男が~
さらに熱さを求めているとはな。▼~
:[ヴェイク]|俺様と同じ熱さを持ってなくちゃ~
同じ道を歩けねぇだろ?▼~
俺様の夢はその熱を全部ぶつけられるぜ。~
どうだ、興味出てきただろ!▼~
:[ロンクー]|…ひとつ、いいか?▼~
:[ヴェイク]|ん?▼~
:[ロンクー]|子分は御免だが…~
対等な立場なら考えてやる。▼~
:[ヴェイク]|へっ、相棒ってわけか?~
いいぜ、お前なら歓迎だ。▼~
:[ロンクー]|ふん…すべては…この戦いが~
終わってからの話だがな…▼~
:[ヴェイク]|ちょ、ちょっと待てよ。~
俺様の夢がなんなのか訊かねぇのか?▼~
:[ロンクー]|どんな夢でも構わん…~
お前の強さは見せてもらったからな。▼~
この戦いが終わったあとに~
詳しく聞かせてもらうさ…▼~
ーロンクー退場~
:[ヴェイク]|おい、お前それでいいのか?~
いいから話を聞いてけって!▼~
**マリアベル [#j3377112]
***支援C [#s997758d]
:[マリアベル]|ふぅ…。▼~
:[ヴェイク]|なにため息ついてんだ、らしくねぇ。▼~
無口なマリアベルなんて、~
かわいい女の子に見えちまうぜ。▼~
:[マリアベル]|あぁ、ヴェイクさんですの…。▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、言い返さないんだな。~
いつもだったらよ…。▼~
口を開いたらかわいくないとでも!?~
って、食ってかかるとこじゃねぇか。▼~
:[マリアベル]|………▼~
:[ヴェイク]|おいおい…ほんとに元気ねぇな。▼~
:[マリアベル]|…ヴェイクさん。~
わたくし、人を見下しているかしら?▼~
:[ヴェイク]|はぁ? なんだ、いきなり?~
つーか、今頃それに気づいたのかよ?▼~
:[マリアベル]|やっぱりそうだったんですのね…▼~
最近、自分の物の見方について~
色々考えておりますの。▼~
わたくし、誇り高くあるということを~
履き違えていたんじゃないかって…▼~
:[ヴェイク]|へっ。最初に俺様と会ったときなんて~
すごかったぜ、お前。▼~
庶民なんざ~
眼中にありませんわって感じでよ。▼~
:[マリアベル]|育ちは関係ないですわ。あのときは~
あなたの頭の悪さに呆れただけです。▼~
:[ヴェイク]|な、なんだとぉ?~
お前、人がせっかく見直したのに…▼~
:[マリアベル]|見直した?▼~
:[ヴェイク]|自分が間違ってたって認めて~
変わろうとしてるじゃねぇか。▼~
簡単にできることじゃねぇぜ。~
偉いよ、お前。▼~
:[マリアベル]|…ヴェイクさんに~
そう言われましても。▼~
:[ヴェイク]|おい!~
今、俺様のこと見下したんじゃねーか!?▼~
***支援B [#s237758d]
:[ヴェイク]|へへっ、今日はついてたな。~
美味そうな林檎が二個も…▼~
:[マリアベル]|ヴェイクさん。少しよろしくて?▼~
:[ヴェイク]|おう、なんだ?▼~
:[マリアベル]|クロムさんと食後の果物を賭けて~
ゲームをされたと伺いましたわ。▼~
風紀を乱す行いは~
慎んでいただかないと困ります。▼~
:[ヴェイク]|なにが風紀だよ。そんなもん、~
いちいち気にしてらんねーよ。▼~
:[マリアベル]|言い訳は結構ですわ。~
さ、林檎をお渡しなさい。▼~
:[ヴェイク]|断る。林檎が欲しかったら…~
俺様とダイスで勝負しな。▼~
:[マリアベル]|だから賭け事は…▼~
:[ヴェイク]|お嬢様は庶民の遊びには~
付き合っていられないってか?▼~
:[マリアベル]|そんなこと言ってませんわ!▼~
…いいでしょう。~
その勝負、受けて立ちます。▼~
:[ヴェイク]|へへっ、そうこなくっちゃな。~
でもお前、負けたらどうするんだ?▼~
:[マリアベル]|万が一あなたが勝ったら、~
わたくしを好きにするといいですわ。▼~
:[ヴェイク]|えっ…▼~
:[マリアベル]|正しき者が負けることなどありません。~
わたくし、必ず勝ってみせますわ。▼~
:[ヴェイク]|ず、ずいぶん…~
やりにくい勝負になっちまったな…▼~
***支援A [#j85804b1]
:[ヴェイク]|マリアベル。これ、クロムに~
返してやっといてくれ。▼~
:[マリアベル]|…林檎?~
でもわたくし、負けましたのに…▼~
:[ヴェイク]|こないだ、下町に繰り出したときに~
付き合ってもらったろ?。▼~
あれでお前の負けはチャラだ。~
で、これは俺様の単なる心変わり。▼~
心配すんな、その林檎は~
昨日買ったばかりのやつだから。▼~
:[マリアベル]|では、もう賭け事はしないと?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。またお前にどやされちゃ~
かなわねぇからな。▼~
:[マリアベル]|ふふっ、そうですの。▼~
あなたと下町を回れて、林檎も戻って…~
負けて得をしたのかもしれませんわね。▼~
:[ヴェイク]|その…嫌じゃなかったのかよ?~
下町巡りなんて…▼~
:[マリアベル]|とんでもない。~
とても新鮮な経験でしたわ。▼~
下町のみなさんとお話しして、~
楽しいひとときも過ごせましたし。▼~
:[ヴェイク]|…ちょっと脅かしてやるつもりで~
行ったんだけどな。▼~
あっという間に打ち解けて~
人気者になっちまいやがって。▼~
:[ヴェイク]|お前、ほんとに~
人を見下すのをやめたんだな…▼~
:[マリアベル]|ふふっ。~
また連れて行ってくださいます?▼~
:[マリアベル]|おう。お前がいいなら、いつでもな。▼~
:[マリアベル]|約束ですわよ? では、わたくし~
クロムさんを探してまいりますわ。▼~
:[ヴェイク]|…最近あいつ、口を開いても~
かわいくなってきたじゃねぇか。▼~
あいつがあんなに付き合いやすい~
ダチになるとは思わなかったぜ。▼~
***支援S [#t178b59c]
:[マリアベル]|…チェック。▼~
:[ヴェイク]|だぁっ! 参った!▼~
駄目だ!~
貴族のゲームは複雑すぎるぜ!▼~
:[マリアベル]|…じたばたしないでくださる?~
紅茶にホコリが入りますわ。▼~
:[ヴェイク]|わ、悪ぃ…~
しかし美味いな、お前の淹れた紅茶。▼~
:[マリアベル]|そう思うなら、喉で飲まずに~
舌で味わいながら飲んでくださいませ。▼~
貴族の文化を~
お知りになりたいのでしょう?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。お前には負けてられねぇ。~
俺様も新鮮な経験をしとかないとな。▼~
:[マリアベル]|いい心がけですわね。▼~
さて…ヴェイクさんには~
なにをしてもらいましょうか。▼~
:[ヴェイク]|ん? してもらう?▼~
:[マリアベル]|ゲームはわたくしの勝ちでしたわ。~
敗者は命令に従っていただきます。▼~
:[ヴェイク]|賭けは駄目なんじゃないのかよ…▼~
:[マリアベル]|物は賭けないのであれば~
かまいませんわ。そうですわね…▼~
先ほどから隠し持っている品を~
わたくしにお見せになって。▼~
:[ヴェイク]|うっ、ばれてたか…~
ほ、ほらよ!▼~
:[マリアベル]|あら? これは指輪…ですの?▼~
:[ヴェイク]|特注品だぜ。~
お前のために買ったんだ。▼~
お前って…いつもは口うるさいけど~
その分退屈しねぇし…その…▼~
毎日新鮮な気持ちで…楽しく~
やっていけると思うんだよな…▼~
:[マリアベル]|ヴェイクさん…~
勝者の命令をもうひとつ。▼~
:[ヴェイク]|な、なんだ?▼~
:[マリアベル]|わたくしを一生~
しあわせにしなさい。▼~
:[ヴェイク]|へっ…命令ならしょうがねぇ。~
あぁ、約束するぜ!▼~
**ベルベット [#b89851be]
***支援C [#o79ab38f]
:[ヴェイク]|…ちょっと話がある。▼~
:[ベルベット]|私にはないわ。▼~
:[ヴェイク]|俺様があるって言ってんだよ!~
この前の戦いのことだ。▼~
お前、目立ち過ぎだぜ。~
先陣切るのは俺様に任せとけ。▼~
:[ベルベット]|…手柄でも欲しいの?~
そんなものは早い者勝ちでしょう?▼~
:[ヴェイク]|そんな話じゃねえ。~
お前、ひとりで突っ込み過ぎてんだよ。▼~
あれじゃうしろの奴らが追いつけねぇ。~
連携が取れなくなるだろうが。▼~
:[ベルベット]|私は私のやり方で戦うわ。▼~
私のことは存在しないと~
思ってくれればいいから。▼~
:[ヴェイク]|そんな器用なこと、~
俺様にできるわけねーだろ!▼~
:[ベルベット]|タグエルを差別し、存在を否定した~
人間たちが今さらなにを言うのよ。▼~
:[ヴェイク]|…お前だって、人間ってだけで~
俺様たちを否定してるだろうが。▼~
お前も人間を差別してるじゃねーか!~
お前の嫌いな奴らと同じようにな!▼~
:[ベルベット]|なんですって…!▼~
:[ヴェイク]|おう、なんだ。~
俺様の言ったこと、間違ってるか。▼~
:[ベルベット]|…ふん。これからは貴方のうしろを~
ついていけばいいのでしょう。▼~
せいぜい背中に気をつけて~
先陣でもなんでも切るがいいわ。▼~
(ベルベット、退場)~
:[ヴェイク]|…………。▼~
あぁ、やっちまった。あんな言い方~
するつもりじゃなかったんだがなぁ…。▼~
***支援B [#y06614a9]
:[ヴェイク]|ベルベット。▼~
:[ベルベット]|なに。まだ注文があるの?▼~
貴方の言う通り、先に出過ぎないよう~
配慮しているつもりだけど?▼~
:[ヴェイク]|そのことを話すつもりだったんだよ。~
あれから約束を守ってくれてるよな。▼~
今後は状況を見て前に出てもいいぜ。~
下がり過ぎるとお前も戦いにくいだろ。▼~
:[ベルベット]|前に出るなと言ったり~
出ろと言ったり…▼~
要は貴方と連携して~
うまく戦えということ?▼~
それはできないわ。私は~
ほとんどの人間を信用していない。▼~
:[ヴェイク]|…あのなぁ。人間を信用しろなんて~
俺様はひと言も言ってねぇぞ。▼~
:[ベルベット]|え…?▼~
:[ヴェイク]|タグエルがどんな種族か知らねえが~
お前を見てりゃなんとなく想像つくぜ。▼~
裏表なく、誇り高く、感情を隠さねえ。~
気持ちのいい奴らだったんだろうよ。▼~
人間は違う。表も裏もその裏もある。~
騙すし盗むし裏切る。誇りも糞もねえ。▼~
貧民街で、そういう腐った連中は~
俺様も嫌というほど見てきたぜ。▼~
こんな種族を丸ごと信じる奴がいたら~
そいつはただの間抜けだ。▼~
:[ベルベット]|…そこまでわかっていて、~
なぜ貴方を信用しろと言えるわけ?▼~
:[ヴェイク]|だから、ずっと言ってるだろ。~
人間じゃなくて仲間を信じろって。▼~
みんなお前のことを心配してる。~
お前自身だってわかってんだろ?▼~
:[ベルベット]|…………▼~
:[ヴェイク]|あぁ、柄にもねぇ説教しちまったな…~
俺様の話はそれだけだ。じゃあな。▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[ベルベット]|言いたいことだけ言って…~
勝手な男ね…▼~
***支援A [#a48d1289]
:[ベルベット]|ヴェイク…▼~
:[ヴェイク]|お前から話しかけてくるなんて~
珍しいじゃねーか。▼~
こないだは悪かったな。~
俺様ばっか一方的にしゃべっちまって。▼~
:[ベルベット]|いや…私こそ今まで悪かったわ。▼~
連携して戦ってみて…~
わかったことも色々とあったから。▼~
:[ヴェイク]|あぁ。確かに最近、うまく戦えてるな。~
お前がいると俺様も突撃しやすいぜ。▼~
:[ベルベット]|貴方はもう少し周囲の状況を~
見て戦ったほうがいいと思うわ。▼~
:[ヴェイク]|ははっ、そうかもな!~
お前に言われるとは思わなかったぜ。▼~
:[ベルベット]|ふふっ…▼~
:[ヴェイク]|…へっ。~
お前、笑うとかわいいな。▼~
:[ベルベット]|節操がないわね。私はタグエルよ。~
貴方の欲望の対象にはならないでしょう。▼~
:[ヴェイク]|欲っ…そんな言い方するんじゃねー!▼~
それに、かわいいことに~
人間もタグエルも関係あるかよ!▼~
:[ベルベット]|確かにね…貴方は種族の壁など~
どうでもいいと思っているようだしね。▼~
:[ヴェイク]|仲間とのあいだにいちいち~
壁なんて作ってられるか、面倒臭え。▼~
俺様にとっちゃ、お前はちょっと変わった~
ひとりの女に過ぎねぇよ。▼~
:[ベルベット]|…そう。▼~
***支援S [#g5c60add]
:[ヴェイク]|…気のせいかもしれねーけど、~
最近俺様たち、よくいっしょにいるよな。▼~
:[ベルベット]|気のせいじゃないわ。~
私が貴方のそばに来ているんだから。▼~
貴方のそばにいると落ちつく。~
本当に不思議なことだけど。▼~
:[ヴェイク]|そ…そうか。俺様も、まぁ…~
お前がそばにいるのは悪くねぇ。▼~
:[ベルベット]|以前、私が笑ったことを~
覚えてる?▼~
:[ヴェイク]|覚えてるぜ。▼~
:[ベルベット]|私は…同胞が虐殺されて以来、~
笑うことをずっとやめていた。▼~
そんな私に貴方が笑顔を甦らせた。~
その理由が何なのかわからない…。▼~
:[ヴェイク]|だったらよ…俺様のそばでもっと~
笑ってみたらいいんじゃねーか?▼~
これ、お前にやるよ。~
一応、特注品なんだぜ。▼~
:[ベルベット]|…指輪? これを私に?▼~
:[ヴェイク]|結婚しようってことだ。~
俺様はもう一度お前の笑顔が見てぇ。▼~
そのためには、お前が抱えてる~
色々なもんと決着をつけなきゃな。▼~
だから、お前といっしょに…~
がんばらせてくれねぇか?▼~
:[ベルベット]|…私と人生を共にするのは~
決して楽なことではないわよ?▼~
:[ヴェイク]|上等だ。どんなことがあっても~
俺様は打ち勝ってみせるぜ。▼~
:[ベルベット]|わかったわ。貴方の覚悟を~
私もうれしく感じてる。▼~
この指輪…受け取らせてもらうわ。~
…ありがとう。▼~
**ティアモ [#n555f8e2]
***支援C [#pd70e11b]
:[ヴェイク]|クロム! クロムはどこだーっ!▼~
:[ティアモ]|ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|おっ、そっちか!▼~
:[ティアモ]|違うわよ。いい加減、クロム様を~
追いかけるのはやめたらどう?▼~
:[ヴェイク]|俺様とクロムは永遠のライバルだ!▼~
どっちがどっちを追いかけてるとか~
そういう関係じゃねーんだよ!▼~
:[ティアモ]|現に今追いかけてるじゃない!▼~
クロム様だって~
迷惑してるに違いないわ!▼~
:[ヴェイク]|迷惑はしてないだろ?~
あいつは毎回勝負に応じてるぜ?▼~
:[ティアモ]|挑まれたら逃げないのが~
クロム様なんだから仕方ないじゃない。▼~
だからあたしが~
クロム様のためを思って…。▼~
:[ヴェイク]|本人が頼んだわけじゃねーだろ。~
余計なお世話だっつーの。▼~
:[ティアモ]|うっ…。▼~
…わかったわ。そんなに戦いたいなら~
あたしが相手をしてあげる。▼~
:[ヴェイク]|は? お前が?▼~
:[ティアモ]|クロム様と戦いたいなら~
まずあたしを倒してからにしなさい!▼~
:[ヴェイク]|ふふん、面白えじゃねえか。▼~
クロムも見当たらねぇことだし~
たまにはいいかもな。▼~
来い!▼~
***支援B [#h8171006]
:[ヴェイク]|くっそー、クロムの奴…~
もうちょっとで俺様の勝ちだったのに!▼~
:[ティアモ]|何度負けてもあきらめないわね。~
その情熱には頭が下がるわ。▼~
でも、わざわざクロム様の剣に対して~
不利な斧で挑まなくても…。▼~
:[ヴェイク]|相性とか理屈とか、~
いちいち気にしてられねーんだよ。▼~
頭のいいやり方じゃ、お前やクロム~
みたいな奴には追いつけねぇ…。▼~
俺様は俺様のやり方を通す。~
そして勝つ!▼~
:[ティアモ]|…本当に勝ちたいの?▼~
:[ヴェイク]|ん?▼~
:[ティアモ]|この前戦ってみてわかったわ。~
あなたには戦いの才能がある。▼~
なのに変に我流にこだわって、~
基本を疎かにするから負けるのよ。▼~
:[ヴェイク]|なんだと!?▼~
:[ティアモ]|斧で勝つなら、正面から行く以外の~
戦術も知らないとね。▼~
よかったらあたしが指導するけど…~
どうする?▼~
:[ヴェイク]|…本当にクロムに~
勝てるようになるのか?▼~
:[ティアモ]|それはあなた次第ね。~
でも、効果は保障するわ。▼~
:[ヴェイク]|ようし、やってやろうじゃねえか。▼~
:[ティアモ]|言っておくけど、~
容赦はしないからね。▼~
:[ヴェイク]|上等だ! いくぜ!!~
▼~
***支援A [#e7065234]
:[ティアモ]|ふぅ…ひとまず休憩しましょう。▼~
:[ヴェイク]|はぁはぁ…なんの、まだまだ…だぜ。~
ぜぇぜぇ…▼~
:[ティアモ]|強がりを言わないの。~
息が上がってるじゃない。▼~
適度に休息をとることも~
強くなるためには大切な事よ。▼~
:[ヴェイク]|そ…そこまで言うのなら~
休憩…してやるぜ。▼~
ふーぅ…~
あー疲れた。▼~
:[ティアモ]|ふふふ…でもすごいわ。~
才能があるとは思ってたけど▼~
この短期間で、見違えるような~
動きになってきたもの。▼~
:[ヴェイク]|ま、基本のひとつやふたつ、~
俺様にかかりゃどうってことねーぜ。▼~
だが…お前に教えてもらわなきゃ~
こうはいかなかっただろうな。▼~
例を言うぜ。ありがとな。▼~
:[ティアモ]|あら、素直なのね。珍しく。▼~
:[ヴェイク]|俺様はいつだって素直だぜ。▼~
:[ティアモ]|そうかしら?~
ま、そういうことにしておくわ。▼~
:[ヴェイク]|だけど…いいのか?▼~
:[ティアモ]|なにが?▼~
:[ヴェイク]|俺様はクロムのライバルなんだぜ?▼~
その俺様を強くするってのは~
クロムにとっちゃ良くねえんじゃねえか?▼~
:[ティアモ]|そんなことはないわ。▼~
あなたが強くなれば、クロム様も~
負けまいとさらに強くなるもの。▼~
結果としてクロム様の~
ためになることよ。▼~
:[ヴェイク]|なるほどねえ。▼~
:[ティアモ]|それに、あなたが強くなることは~
この軍全体の戦力も高くなるわ。▼~
悪いことなんて~
なにひとつ存在しないわよ。▼~
:[ヴェイク]|へーぇ、そこまで考えてたのか。~
ルフレも顔負けだな。▼~
:[ティアモ]|あのねえ…~
普通考えるわよ、このくらい。▼~
なんにも考えずに戦ってるのなんて~
あなたくらいじゃない?▼~
:[ヴェイク]|なんだとぅ!▼~
:[ティアモ]|あら、ずいぶん~
元気を取り戻したわね。▼~
息も整ったみたいだし、~
じゃ、続けますか。▼~
:[ヴェイク]|おぅ!▼~
:[ティアモ]|これからも~
手加減なしでビシビシいくわよ!▼~
:[ヴェイク]|もちろんだ! クロムに勝てるその日まで~
指導、よろしく頼むぜ!▼~
***支援S [#jb5af275]
:[ヴェイク]|へへっ…見たか?~
クロムから一本取ったぜ▼~
まぁ、あいつにも一本取られたから~
引き分けだが、お前の指導のおかげだ。▼~
:[ティアモ]|見たわよ…ふたりとも本気で、~
真剣勝負のようだったわ。▼~
:[ヴェイク]|得物は真剣じゃなかったけど~
俺様は真剣勝負のつもりだったぜ。▼~
なにしろお前の心を動かすには~
クロムに勝つしかねぇだろうからな。▼~
:[ティアモ]|え?~
それって…どういう…▼~
:[ヴェイク]|なぁ…もうクロムのことはあきらめろ。~
望みはないってよーくわかってんだろ?▼~
:[ティアモ]|なっ…なな、なんで、そんなこと…!▼~
:[ヴェイク]|見てて歯がゆくなってくるんだよ。~
お前のひたむきさも、健気さも。▼~
…俺様にしとけ。~
俺様はお前のこと、ちゃんと見てるぜ。▼~
:[ティアモ]|えっ? …い、いきなり…~
そんなこと言われたって…▼~
:[ヴェイク]|お前の情熱を俺様に向けてみろよ。~
俺様は全部正面から受け止めてやる。▼~
その倍の情熱でお前を愛してみせる。~
だから、これを受け取ってくれ。▼~
:[ティアモ]|…え、指輪?~
それって、つまり…▼~
:[ヴェイク]|お前のために注文した特注品だ。▼~
お前の心がクロム以外に~
揺れることなんてそうそうねぇからな。▼~
今のうちに押し切らせてくれよ。~
結婚してくれ、ティアモ。▼~
:[ティアモ]|うぅ…あの…、えっと……▼~
は…はい。▼~
:[ヴェイク]|そうか! ありがとな!!▼~
誰よりも愛してるぜ、ティアモ。~
全力でしあわせにするからな!▼~
:[ティアモ]|もう…~
本当に強引なんだから。▼~
絶対にしあわせにしてよ?~
…信じてるからね。▼~
**ノノ [#f4be01d8]
***支援C [#z1f3cfd7]
:[ノノ]|…ぐすっ…うぅ…▼~
:[ヴェイク]|どうした? なに泣いてやがんだ?▼~
:[ノノ]|あっ…~
んーん、なんでもない…▼~
:[ヴェイク]|なんでもないのに泣く奴がいるかよ。~
ほら、言ってみろって。▼~
:[ノノ]|…怖い夢を見たの。▼~
:[ヴェイク]|夢の中で~
怪物にでも追っかけられたのか?▼~
:[ノノ]|ううん、そういう夢じゃないの…~
見たのは、ひとりぼっちの夢…▼~
みんなノノを~
置いて行っちゃうの…▼~
クロムのおにいちゃんも、~
ルフレも、みんな…▼~
:[ヴェイク]|…そいつはありえねぇな。▼~
クロムやルフレみたいな~
お人好しがお前を置いて行けるかよ。▼~
もちろん俺様も、ほかの奴らもだ。~
みんなこうしてそばにいるだろ?▼~
:[ノノ]|だけどあと百年もしたら~
みんないなくなっちゃうもん。▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[ノノ]|そしたらノノ、また ひとりぼっち…~
う、うぅっ、ぐすっ…▼~
:[ヴェイク]|…だーっ!!~
泣くなよ、もう!▼~
百年も先のことなんざ、~
百年先のお前に任せとけ!▼~
子どもは今を目一杯楽しく遊んで~
笑ってりゃいいんだっつーの!▼~
:[ノノ]|そんなこと言っても…▼~
:[ヴェイク]|つまんねぇこと考える暇があったら~
とにかく遊べ!▼~
よーし、まずは…~
屍兵ごっこだ! ぎゃおーっ!▼~
:[ノノ]|きゃーっ!▼~
***支援B [#m328fed7]
:[ノノ]|んっと…ひゅー。ひゅー。▼~
:[ヴェイク]|へったくそな口笛だなぁ。~
俺様がもう一度手本を見せてやろうか?▼~
:[ノノ]|も、もうちょっとなのに!~
ひゅー…ひゅー!▼~
:[ヴェイク]|それ、口で言ってるだけだぞ。~
まぁ気長に練習しろ。▼~
うらやましいくらい~
長い寿命があるんだからよ。▼~
:[ノノ]|…長く生きても~
いいことなんてないよ。▼~
:[ヴェイク]|俺はお前くらいの寿命が欲しいぜ。~
叶えたい夢があるからな。▼~
:[ノノ]|ヴェイクの夢? なになに?▼~
:[ヴェイク]|国一番の男になって、貧民街にいる~
俺様の子分たちにいい暮らしをさせる!▼~
で、さらに子分のまわりにいる~
連中にいい暮らしをさせる!▼~
それを続けていって、最後は~
世の中全部をいい暮らしにしちまうわけだ。▼~
:[ノノ]|すごーい!▼~
:[ヴェイク]|ま、昔、エメリナ様が話してたことを~
俺様流に言い直しただけなんだけどな。▼~
けど、この夢を実現させるにゃ、~
時間がいくらあっても足りねぇ。▼~
長生きしねぇとなー…。~
:[ノノ]|…だいじょうぶだよ。~
ノノがいるもん。▼~
ヴェイクの寿命が足りなかったら~
ノノが代わってあげる!▼~
ノノ、長生きだから~
ヴェイクのお手伝いができるね!▼~
:[ヴェイク]|…ノノ…お前…。▼~
***支援A [#j59fb1cf]
:[ノノ]|…………。▼~
:[ヴェイク]|なんだなんだ、浮かない顔しやがって。~
子どもはもっと笑ってろよ。▼~
:[ノノ]|ノノ、ヴェイクよりお姉さんだもん。▼~
:[ヴェイク]|中身がガキだったら~
いくつでも子どもは子どもなんだよ。▼~
で、どうした?~
また怖い夢でも見たか?▼~
:[ノノ]|ヴェイク、優しいね。~
…だから怖いの。▼~
ヴェイクがいなくなったときのこと~
考えると…すごく怖いの。▼~
:[ヴェイク]|…お前なぁ…こないだは俺様の夢を~
代わりに叶えるって言ってただろうが。▼~
:[ノノ]|そうだよ…だからノノ、~
ずっと生きていこうって思ったよ…。▼~
でも、ヴェイクがいなくなるのは~
やっぱり嫌なの!▼~
ヴェイクだけじゃない…~
みんな、いなくなるのがとっても嫌なの…▼~
:[ヴェイク]|なにを言い出すかと思えば…~
心配すんな。俺様はいなくなったりしねぇよ。▼~
:[ノノ]|…ほんとに?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、本当だ。俺様だけじゃなく、~
他の連中もきっとそのつもりさ。▼~
だからもう泣くな。~
お前は能天気に笑ってりゃいいんだよ。▼~
:[ノノ]|…わかった!~
ありがとう、ヴェイク!▼~
:[ヴェイク]|おう!▼~
***支援S [#s51a0ba8]
:[ノノ]|ねぇ、ヴェイク。~
ヴェイクはいなくなったりしないよね?▼~
:[ヴェイク]|また、その話しか…~
だから俺様はいなくなったりしないって!▼~
いったい何度同じことを~
聞きゃ気が済むんだよ。▼~
:[ノノ]|だって、ノノ~
心配なんだもん…▼~
:[ヴェイク]|わかったわかった。もう一回言うぞ。~
俺様はいなくなったりしねぇ。▼~
他の連中については言い切れねぇが~
少なくとも俺様だけはな。▼~
:[ノノ]|うん! ヴェイクさえいてくれたら~
ノノ、寂しくない!!▼~
:[ヴェイク]|…俺様さえいりゃ、いいのか?▼~
:[ノノ]|他のみんなもいてくれたら~
もっとうれしいけど…▼~
:[ヴェイク]|わかった。じゃあ約束の証をやるよ。~
ノノ。左手を出せ。▼~
:[ノノ]|左手? はい。▼~
:[ヴェイク]|ほい。お、なかなか~
似合ってるじゃねーか。▼~
:[ノノ]|指輪? かわいい…きらきらしてる。~
これ、ノノにくれるの?▼~
:[ヴェイク]|それは世界でひとつの、俺様とお前が~
一生いっしょっていう約束の指輪だ。▼~
:[ノノ]|一生…いっしょ?▼~
:[ヴェイク]|俺様は、ずっとお前のそばにいる。~
生きていても、死んじまってもな。▼~
お前が望みゃ、どんな形になっても~
そばに出てきてやらあ。▼~
夢の中にでも幽霊になってでもな。~
だから…もう泣くんじゃねーぞ。▼~
:[ノノ]|うん…ありがとう、ヴェイク…。~
ノノ、うれしい…ぐすっ。▼~
:[ヴェイク]|おいおい、だから泣くなって…。▼~
**サーリャ [#ub90b3c9]
***支援C [#y309ad95]
:[ルフレ]|………?▼~
:[サーリャ]|あぁ、ルフレ…。▼~
:[ヴェイク]|なにやってんだ、サーリャ。▼~
:[サーリャ]|…貴方が気にする必要はないわ。▼~
:[ヴェイク]|呪術をする奴が仲間を尾行していて~
気にしねぇわけねぇだろ。▼~
:[サーリャ]|…私はルフレに危害を加える~
つもりなんてないわ。▼~
ただ、あの人を見ているだけで…~
この心は満たされるのよ…。▼~
:[ヴェイク]|そういうことか…~
ルフレのやつ、モテモテだな。▼~
:[サーリャ]|男はすぐにそういう方向へ~
頭を働かせるわね…。▼~
私が抱いている思いは…~
そんな単純な感情ではないわ…。▼~
私が求めているのは…~
もっと純粋な魂の絆なの…。▼~
:[ヴェイク]|へえ…じゃあ俺様に対してはどうだ?~
その魂のなんとやらの対象にはならねえのか?▼~
:[サーリャ]|貴方、その意味が~
分かって言ってるの…?▼~
:[ヴェイク]|要するに好意を持つ事ではあるんだろ?~
惚れたはれたは別として。▼~
:[サーリャ]|そうね…~
間違っているとは言えないわ…▼~
でも…貴方に魂の絆を求める~
自分は想像できないわね…▼~
:|(サーリャ退場)~
:[ヴェイク]|くっそー…なんでだよ!~
納得いかねぇ!▼~
なんであいつばっかり好意を持たれて~
俺様じゃ駄目なんだ!▼~
***支援B [#u2ed9fa0]
:[サーリャ]|今日はルフレと~
濃密な時間が過ごせたわ。うふふ…。▼~
:[ヴェイク]|おい、サーリャ。▼~
:[サーリャ]|…いい気分に浸っていたのに…~
なんなのよ、突然。▼~
まだ…私がルフレに~
なにかすると思ってるの…?▼~
:[ヴェイク]|いいや。今まで見張らせてもらったが~
お前は悪い奴じゃなさそうだ。▼~
もう心配はしてねぇよ。~
…疑って悪かったな。▼~
:[サーリャ]|そう…これ以上じろじろ~
見られていたら呪っていたわ。▼~
:[ヴェイク]|おいおい、~
おっかねぇこと言うなよ。▼~
:[サーリャ]|おっかない…?~
望むところじゃないの?▼~
:[ヴェイク]|ん? どういうことだ?▼~
:[サーリャ]|呪うということは…~
人に好意を持つことに似ているから…。▼~
好意を持つことは…相手の心に触れたい…~
理解しあいたいと願うこと。▼~
呪いも、そう…相手の心に触れ、~
同調することで魂を揺さぶる…。▼~
うふふ…貴方は単純そうだから~
さぞかし呪いやすいでしょうね…。▼~
:[ヴェイク]|失礼な女だな、おい…。▼~
ま、でもお前みたいな美人に~
心を触れられるのは悪くねぇかもな。▼~
:[サーリャ]|勘違いしないでね…私は~
貴方の心に触れられるけど…▼~
貴方のような単細胞に~
私の心は理解できないわ…。▼~
:[ヴェイク]|ほんっとに失礼だな、お前!~
俺様ぁそこまで馬鹿じゃねぇぞ!▼~
:[サーリャ]|うふふ…馬鹿はみんなそう言うのよ。▼~
:[ヴェイク]|はっきり馬鹿って言いやがったな!~
ちきしょう、今に見てろよ!▼~
***支援A [#mfa3ed46]
:[ヴェイク]|…よう、偶然だな。▼~
:[サーリャ]|どうして…こんなところにいるの。~
食事の時間でしょう?▼~
:[ヴェイク]|お前こそ、食事の時間なのに~
こんなところでなにしてんだよ。▼~
:[サーリャ]|貴方には…関係ないわ…。▼~
:[ヴェイク]|…放ってはおけねぇよ。~
仲間が落ち込んでんのに。▼~
戦争なんだから仕方ねぇだろ。~
どうしたって犠牲者は出るもんだ。▼~
お前がいくらがんばったって、~
味方全員守れるわけじゃねぇ。▼~
:[サーリャ]|…でも…救えたわ。~
私にもう少し力があれば…救えたわ。▼~
:[ヴェイク]|悔やんだって死者は戻ってこねぇ。~
前に進むしかねぇんだ。▼~
ほれ、果物くらいなら腹に入るだろ。~
少しは食わねぇと身が持たねぇぜ。▼~
:[サーリャ]|…なぜ、そんなに都合よく~
食べ物を持ち合わせているの…?▼~
:[ヴェイク]|…ん?▼~
:[サーリャ]|貴方がここに来たのは~
偶然じゃないわね…。▼~
私がここにいることも…~
落ち込んでいることも、承知の上で…。▼~
:[ヴェイク]|さぁな。どうでもいいじゃねぇか、~
そういうことはよ。▼~
:[サーリャ]|…訂正するわ。▼~
:[ヴェイク]|なにがだ?▼~
:[サーリャ]|貴方には私の心を理解できないと~
言ったこと…訂正するわ。▼~
:[ヴェイク]|へへっ、そうかい。▼~
***支援S [#b7ecdecf]
:[サーリャ]|コウモリの羽根と…豚の尻尾。~
あとは…。▼~
:[ヴェイク]|…なんだか物々しいじゃねぇか。~
なにを始めるつもりだよ?▼~
:[サーリャ]|そんなに大した術じゃないわ…。▼~
でも、絶対に失敗したくないから…~
完璧な準備を整えているのよ…。▼~
:[ヴェイク]|そ、そうか…で、~
なんの呪術を使うつもりだよ?▼~
:[サーリャ]|…貴方には言いたくないわ。▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、そりゃ。~
まさか俺様を呪うわけじゃねぇだろうな?▼~
:[サーリャ]|…………。▼~
:[ヴェイク]|…え、図星なのか?~
おいおい、なんでだよ!▼~
:[サーリャ]|先に呪いをかけたのは…~
貴方のほう…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ?▼~
:[サーリャ]|貴方が私の心を揺さぶるから…~
私も貴方の心を奪うのよ…。▼~
:[ヴェイク]|ん? …あぁ、そういうことか。~
だったらそんな儀式、必要ねぇよ。▼~
俺様ぁ、これをお前に~
渡すつもりだったんだ。▼~
:[サーリャ]|それは…指輪…?▼~
:[ヴェイク]|お前はとっくに~
俺様の心を奪ってたんだよ。▼~
儀式を行うよりも、こいつを~
受け取るほうが手っ取り早いと思うぜ。▼~
:[サーリャ]|…そうね。~
だったら…受け取ってあげるわ。▼~
:[ヴェイク]|へへっ…ありがとよ。▼~
**オリヴィエ [#i905d3d2]
***支援C [#s027758c]
:[ヴェイク]|…ん?▼~
:[オリヴィエ]|…ふぅっ…。▼
:[ヴェイク]|オリヴィエ、泣いてんのか?~
おい、どうしたんだよ!▼~
:[オリヴィエ]|風の匂いが…。▼~
:[ヴェイク]|風の匂い?~
べつに普通だと思うがな…。▼~
:[オリヴィエ]|いえ、風の匂いの移り変わりに~
季節の変化を感じたら…自然と涙が…。▼~
:[ヴェイク]|はぁ?▼~
:[オリヴィエ]|きゃっ! は、恥ずかしいです~…!▼~
:[ヴェイク]|わ、悪い。~
俺様はてっきりなにかあったのかと…。▼~
:[オリヴィエ]|わ、私…こういうこと、~
しょっちゅうありますから…。▼~
:[ヴェイク]|しょっちゅうって…~
風の匂いで涙を流すのが?▼~
:[オリヴィエ]|星がきれいだったり…美味しいものを~
食べたり…渡り鳥の群れを見つけたり。▼~
なにかに心を動かされると、~
感動でぼーっとしちゃうんです…。▼~
:[ヴェイク]|ふーん、そういうもんか…。▼~
俺様にゃよくわかんねえけど~
なんつーか、繊細だな、お前。▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…すみません。▼~
:[ヴェイク]|謝るこたぁねぇよ。戦場で~
ぼーっとすることはねぇんだろ?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…それは、さすがに。▼~
:[ヴェイク]|だったら気にするこたぁねえよ。~
しかし、風の匂い、ねぇ…▼~
俺様にゃメシの匂いとか~
そんなのしか分からねえよ。▼~
:[オリヴィエ]|えっ…あ、はい…すいません。▼~
:[ヴェイク]|いや、今のは謝るところじゃねえだろ。~
笑うとか突っ込むとかどっちかの…▼~
:[オリヴィエ]|えっ…そ、そうなんですか…~
すみません。すみません…!▼~
:[ヴェイク]|…また謝ってる。~
不思議なやつだな。お前。▼~
:[オリヴィエ]|す、すみません。▼~
***支援B [#s027758c]
:[ヴェイク]|…………。▼~
:[オリヴィエ]|あ、あの…すみませんでした。▼~
:[ヴェイク]|ったく…崖の下にきれいな花があったからって~
普通取りに行こうとするか…?▼~
俺様が見つけてなかったら~
落ちてたかもしんねーぞ?▼~
:[オリヴィエ]|そ…そうですね…。▼~
:[ヴェイク]|また何かあったのかよ?~
その風の匂いがどうとかって感じのが。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい…。▼~
:[ヴェイク]|風の匂いとかで涙流したり、~
流れ星見つけてはしゃいだり…。▼~
お前って、子どもみたいだな。▼~
:[オリヴィエ]|うぅっ…ごめんなさい…。▼~
:[ヴェイク]|…お前って~
本っ当に謝ってばっかりだな。▼~
:[オリヴィエ]|す、すみません…。▼~
:[ヴェイク]|他に何かないのかよ?~
「ヴェイクさんって素敵ですね」とかさ。▼~
:[オリヴィエ]|あ…いえ…その…▼~
:[ヴェイク]|ほら、恥ずかしがらずに。▼~
:[オリヴィエ]|あ…ありがとうございました。▼~
:[ヴェイク]|へ?▼~
:[オリヴィエ]|いえ…その…~
助けてもらって…▼~
:[ヴェイク]|あ、そのこと…▼~
:[オリヴィエ]|え…わ…私~
何かいけないことでも…▼~
:[ヴェイク]|言ってねえ! 言ってねえから~
なんでも謝るのはやめてくれ。▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…▼~
***支援A [#s027758c]
:[オリヴィエ]|あ…あの、ヴェイクさん。▼~
:[ヴェイク]|んー?▼~
:[オリヴィエ]|こ…この前、~
崖から落ちかけた時のことなんですが…▼~
:[ヴェイク]|ああ。~
あの時がどうしたんだ?▼~
:[オリヴィエ]|あの、その、えっと…~
ヴェ、ヴェイクさんって素敵ですね。▼~
:[ヴェイク]|はい?▼~
:[オリヴィエ]|え! ち、違うんですか…▼~
:[ヴェイク]|いや、違うもなにも~
話の筋がまったく見えてこねえ。▼~
そりゃ俺様は素敵だろうけどよ。~
崖から落ちかけた時の事とどう結びつくんだ?▼~
:[オリヴィエ]|いえ…あの…その…あの時、ヴェイクさんが~
謝る代わりとして、挙げてらっしゃったんで…▼~
ひょっとしたら…そう言って~
欲しかったのかもって…だから…▼~
:[ヴェイク]|で、それを今言ったってわけか。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい…▼~
:[ヴェイク]|あのなあ…物事には~
タイミングってものがあるだろう。▼~
今言われても~
びっくりするだけじゃねえか。▼~
:[オリヴィエ]|あぅぅ…すいません。▼~
:[ヴェイク]|また謝ってる…▼~
:[オリヴィエ]|でも…その…助けていただいたんで…~
なにかお礼をしたくて、それで…▼~
:[ヴェイク]|それでさっきのセリフか…~
やっと飲み込めたぜ。▼~
じゃあ、この前のお礼にひとつ頼みがある。~
いいか?▼~
:[オリヴィエ]|はい…なんでしょう…▼~
:[ヴェイク]|俺様の前では謝るな。▼~
:[オリヴィエ]|え…▼~
:[ヴェイク]|なんつーのかな、そうポンポン謝られると~
普通に話ができてる気がしねえんだよ。▼~
俺様はお前とちゃんと話がしてみてえんだ。~
だから、いいな。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい…~
努力します…▼~
***支援S [#s2cedb56]
:[ヴェイク]|オリヴィエ、ちょっといいか?~
その…話があるんだ。▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。~
なんでしょうか?▼~
:[ヴェイク]|そのよ、俺様は、あれからお前と~
色々話ができて楽しいと思ってんだ。▼~
お前はどうだ?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…~
そ…そうですね…▼~
私も…お話しを聞いていただいて~
楽しいと…思ってます。▼~
:[ヴェイク]|その、なんだな。これからもずっと~
いろんな話をしていけたらなって思ってる。▼~
だから、これをだな。~
お前にもらってほしいんだよ。▼~
:[オリヴィエ]|これって…指輪…。▼~
:[ヴェイク]|その…なんだな。~
今回だけは、いいぜ。▼~
:[オリヴィエ]|え?▼~
:[ヴェイク]|俺様に謝ることだよ。~
今回は許してやるよ。▼~
そうしないと、お前~
断りたくても断りづらいだろうからな。▼~
だから……って、~
おい、どこに行くんだよ!▼~
:[オリヴィエ]|は、恥ずかしくて…。▼~
:[ヴェイク]|なに言ってやがる。~
俺様だって恥ずかしいんだよ!▼~
:|'''(オリヴィエ退場)'''
:[ヴェイク]|…いなくなっちまった。~
ったく、ほんと繊細な奴だぜ。▼~
…ま、いいか。~
そういうところに惚れたんだからな。▼~
:|'''(オリヴィエ再登場)'''
:[オリヴィエ]|…あの…ヴェイクさん…▼~
:[ヴェイク]|お、戻ってきたか。▼~
:[オリヴィエ]|その…逃げ出しちゃって…。▼~
:[ヴェイク]|いいって。気にしてねえよ。~
謝るのも禁止じゃねえし。▼~
:[オリヴィエ]|あの、でも…今回も~
謝るの禁止でいいです…▼~
これ…見てください。▼~
:[ヴェイク]|あ。お前、指輪…~
指につけて…。▼~
:[オリヴィエ]|その…、に…似合いますか?▼~
:[ヴェイク]|へっ、当然だろ。~
お前に似合うよう注文した特別製だぜ。▼~
:[オリヴィエ]|そうだったんですね…。~
うれしいです…とっても。▼~
あ…あの…ヴェイクさん…。▼~
:[ヴェイク]|ん?▼~
:[オリヴィエ]|そ…その…~
…だいすき、です…。▼~
:[ヴェイク]|なっ…!~
お前いきなり何言い出すんだよ…!▼~
:[オリヴィエ]|だ、だって…~
ちゃんと言ってなかった、ですから…。▼~
:[ヴェイク]|………。~
お前、意外に大胆なとこもあったんだな…。▼~
ま、嬉しい発見だぜ、オリヴィエ。~
俺様もお前のこと大好きだからな!▼~
ぜってー幸せにしてやるよ!▼~
:[オリヴィエ]|はい…!▼~
**セルジュ [#j3395122]
***支援C [#s027758c]
:[ヴェイク]|…いてっ! 沁みるって!▼~
:[セルジュ]|沁みるように塗ったのだから、当然よ。~
はい、もっと傷口を見せて?▼
:[ヴェイク]|意地悪すんなよな…。▼~
:[セルジュ]|うちのミネルヴァちゃんと~
殴り合いなんてするからよ。▼~
飛竜と素手で喧嘩なんて…。~
私が来なかったらどうなっていたか。▼~
:[ヴェイク]|お前が邪魔しなかったら~
確実に俺様が勝ってたな!▼~
:[セルジュ]|組み伏せられた体制から~
どうやって予定だったのかしら?▼~
ミネルヴァちゃん、~
あぁ見えて気性が荒いのよ?▼~
:[ヴェイク]|あぁ見えてって、見たまんまだろ…。▼~
:[セルジュ]|あらあら、ここも塗っておかないと。▼~
:[ヴェイク]|痛ぇって!▼~
:[セルジュ]|うふふ、ごめんなさい。▼~
でも次にミネルヴァちゃんに手を出したら、~
今度は止めないわよ?▼~
ミネルヴァちゃんのご飯にならないよう、~
せいぜい気をつけてね。▼~
:[ヴェイク]|あぁ、かまわねぇぜ。~
次こそ決着つけなきゃな。▼~
俺様が最強だってこと、~
おいつに思い知らせてやる!▼~
:[セルジュ]|…やれやれ、困った人。▼~
***支援B [#g9ed2747]
:[セルジュ]|ヴェイク。~
ミネルヴァちゃんになにをしたの?▼~
:[ヴェイク]|ん? べつに、いつも通りだぜ。▼~
:[セルジュ]|いつも通りということは、いつも通り~
組み伏せられていたわけね。▼~
それにしては~
ずいぶん仲良くなっていたわね。▼~
あの子があんなにはしゃいでるの、▼~
野生のグリフォンを~
仕留めた時以来のことだわ。▼~
:[ヴェイク]|そ…そうなのか。▼~
ま、殴り合いから生まれる~
友情ってもんがあるんだよ。▼~
思いきり気持ちをぶつけて通じ合った。~
言葉は通じなくてもな。▼~
:[セルジュ]|そうだったのね。そういうお話なら~
わからなくもないわ。▼~
方法はともかく、あの子と~
仲良くしてくれるのは大歓迎よ。▼~
:[ヴェイク]|あいつ、お前のことを~
ずいぶん慕ってるよな。▼~
ミネルヴァを見てたらわかるぜ。~
お前が優しい主人だってことはな。▼~
:[セルジュ]|うふふ、ありがとう。~
これからも仲良くしてあげてね。▼~
:[ヴェイク]|もちろんだぜ。あいつとはもう~
男と男の友情が芽生えてるからな!▼~
:[セルジュ]|…………▼~
ミネルヴァちゃんはメスよ…▼~
:[ヴェイク]|そ、そうか。悪い。▼~
:[セルジュ]|ふぅ…じゃ、どうぞ~
こちらへ来てちょうだい。▼~
じゃれ合ってすり傷ができてるわ。~
手当てをしないとね。▼~
:[ヴェイク]|あー…今度はあんまり~
沁みないように塗ってくれよな。▼~
:[セルジュ]|さて、どうしましょう?~
うふふ。▼~
***支援A [#a92382c0]
:[セルジュ]|どうだったかしら?~
飛竜の背中から見た空は。▼~
:[ヴェイク]|すげー気持ちよかったぜ!~
いいなぁ空は。どこまでも広くて!▼~
:[セルジュ]|それにしても、ミネルヴァちゃんが~
背中に乗せるほど心を許すなんて。▼~
あなたのこと、~
よっぽど気に入ったんでしょうね。▼~
:[ヴェイク]|餌の世話とか、水浴びとか~
しょっちゅう付き合ってたからな。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ。~
意外に優しいのね、ヴェイクは。▼~
:[ヴェイク]|仲間と認めた奴には~
優しくしてるつもりだぜ、俺様は。▼~
それにあいつ、仲良くなってみると~
なかなか可愛い顔してるしよ。▼~
:[セルジュ]|でしょう? 私もひと目見たときから~
そう思っていたの。▼~
もう十年の付き合いだけど、~
日に日に可愛くなっていくのよ?▼~
:[ヴェイク]|十年って…お前、子どもの頃から~
ドラゴンナイトだったのか?▼~
:[セルジュ]|まさか。ただの子どもだったわ。▼~
一人で飛竜の谷へ行ったときに、~
ミネルヴァちゃんと出会ったの。▼~
:[ヴェイク]|ひ…ひとりで!?▼~
:[セルジュ]|えぇ。私一人で行ったのよ。~
ちょっとした冒険みたいでワクワクしたわ。▼~
当時はミネルヴァちゃんもまだ小さくて…~
それはもう、可愛かったのよ。▼~
:[ヴェイク]|へ、へぇ…そりゃよかったな。~
それで、殴り合って仲良くなったってか?▼~
:[セルジュ]|うふふ、実は似たようなものなの。~
当時はシスターの修業中だったから▼~
手にした杖で、言うことを聞きなさい!~
と、頭をぽかりと。▼~
そうしたらミネルヴァちゃん、~
急にしおらしくなっちゃって。▼~
言うことを聞いてくれるようになったから、~
そのまま家まで乗せてもらったの。▼~
:[ヴェイク]|…マジかよ。すごいな。▼~
:[セルジュ]|うふふ。それ以来、~
私とミネルヴァちゃんはずっと一緒なの。▼~
あ、もちろん杖で頭を殴ったことは~
そのあとちゃんと謝ったわ。▼~
:[ヴェイク]|大した度胸してやがるぜ…。~
お前ってきれいな顔して豪快だな。▼~
:[セルジュ]|うふふ、女性への褒め言葉としては~
不適切な気もするわね。▼~
:[ヴェイク]|俺様は素直に褒めたつもりだ。~
気に入ったぜ、お前のこと!▼~
***支援S [#c0b4ebec]
:[ヴェイク]|よう、セルジュ。▼~
:[セルジュ]|ヴェイク。またミネルヴァちゃんに~
会いに来てくれたのかしら?▼~
:[ヴェイク]|今日はお前に会いに来たんだよ。▼~
いや…つーか、最近はずっとそうだな。~
ミネルヴァを口実に使っちまった。▼~
お前のそばにいると…~
なんかこう、落ち着くんだよな。▼~
:[セルジュ]|まぁ。ヴェイクにしては~
ずいぶんと遠回しね。▼~
:[ヴェイク]|俺様だってこういうときは~
緊張したりするんだよ!▼~
:[セルジュ]|うふふ、かわいい人。▼~
:[ヴェイク]|…これ、お前のために用意した~
特注の指輪だ。▼~
これからもずっと~
俺様のそばにいてくれ。▼~
:[セルジュ]|…ミネルヴァちゃんはどうするの?▼~
:[ヴェイク]|もちろんミネルヴァもいっしょだろ。▼~
:[セルジュ]|でも…餌代、けっこうかかるわよ。▼~
その辺に離しておいたら~
適当な獣を仕留めて帰ってくるけど▼~
それだと栄養が偏っちゃうし…。▼~
:[ヴェイク]|適当な獣ってのが何なのかは~
聞かないでおくぜ…。▼~
ま、餌代くらい俺様に任せとけ!▼~
:[セルジュ]|あと私、ミネルヴァちゃんと~
いっしょに住める家がいいのだけれど。▼~
:[ヴェイク]|ず、ずいぶんでかい家がいるな…。~
わかった、建ててみせるぜ。▼~
で、でもそれは戦争が終わってからで~
いいか…?▼~
:[セルジュ]|えぇ。もちろんよ。~
あとは…。▼~
:[ヴェイク]|まだあるのかよ!▼~
:[セルジュ]|うふふ、全部冗談よ。▼~
ミネルヴァちゃんを大事にしてくれるなら~
あとはなにもいらないわ。▼~
:[ヴェイク]|そう言うな。俺様はどっちも大事にするし~
さっきの約束も果たすつもりだぜ。▼~
二人まとめて俺様が幸せにしてやる!~
お前らどっちも嫁に来い!!▼~
:[セルジュ]|ふふっ…頼もしい人。▼~
ヴェイク。~
あなたの申し出、喜んでお受けするわ。▼~
:[ヴェイク]|マジかよ! ありがとな、セルジュ!~
俺様は世界一の幸せ者だぜ!▼~
さっそくクロムに自慢してこよう!~
すっげぇ綺麗な嫁さん貰ったってなー!▼~
:[セルジュ]|まぁ…ミネルヴァちゃんのことを~
そこまで褒めてくれるなんて、嬉しいわ。▼~
:[ヴェイク]|あ…いや、~
今のはミネルヴァのことじゃなくて…。▼~
**ウード(親子) [#b65daf5d]
***支援C [#w632c6c4]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[ヴェイク]|ウード、何やってんだ?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[ヴェイク]|はぁ!? ど、どうしたんだよ!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[ヴェイク]|どういうことだ!?~
もしかして…誰かに操られてんのか!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[ヴェイク]|!? 何だよ、苦しいのか!?▼~
よ…よし! すぐにリズを呼んでくるぜ!~
それまで頑張って我慢しろよ!!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#l23f5e46]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[ヴェイク]|あったりめーだろ!▼~
お前がいきなり苦しみ出すから、~
俺様もリズも、すっげー心配したんだぞ!?▼~
ま、お前が無事なら良かったけどよ…。~
何なんだあの妙な設定の芝居は!?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[ヴェイク]|だから何なんだよ! その聞いてる方が~
恥ずかしくなるような肩書きはよ!▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[ヴェイク]|へいへい、わからなくて結構…▼~
…!! ウード、伏せろ!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[ヴェイク]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[ヴェイク]|くそっ…! 敵兵の奇襲か…!~
よくもウードを狙いやがったな…▼~
とにかく逃げるぞ!~
まだ伏兵がいたら厄介だ!▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
(暗転)~
:[ヴェイク]|ここまで来れば平気だろ。~
いやー、逃げ足速い俺様さすが!!▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[ヴェイク]|あんだぁ?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[ヴェイク]|…あの時? 何のことだよ、ウード。~
また何かの芝居なのかよ?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[ヴェイク]|おい! ウード、泣いてる…のか?~
どうしたんだ、何があった…▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[ヴェイク]|お、おう…▼~
***支援A [#wab0b710]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、もうかなり良くなった。~
元々そんなに大きな傷じゃねーしな。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[ヴェイク]|また? お前、この前もそう言ってたけど、~
あれ、やっぱり芝居じゃなかったんだな。▼~
もしかして、未来の俺様は…~
お前を庇って死んだのか…?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[ヴェイク]|…やっぱ、そうだったのかよ。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[ヴェイク]|…そっか。俺様としたことが、~
辛いことを思い出させちまったんだな。▼~
それに…未来でお前に寂しい思いもさせて、~
その…、悪かったな…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[ヴェイク]|ウード…。……あれ!?~
それじゃお前が言う英雄の血って…▼~
俺様とリズの血のことだったのかよ!?~
俺様たちの血ってそんなに騒ぐのか!?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[ヴェイク]|へっ?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[ヴェイク]|そっか…。ありがとな。▼~
お前は、未来の俺様の想いを~
受け継いでくれてるんだな…▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[ヴェイク]|あのー…。いつもの調子に~
戻ったのはいいんだけどよ、▼~
あまり俺様とリズの血で~
遊ばないでくれよな…▼~
**アズール(親子) [#yt33ho0f]
***支援C [#c8nv72t5]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[ヴェイク]|もうすぐ戦いに行かないといけないんだから~
仕方ねーだろうが。▼~
時間を忘れてナンパしてたお前が悪い。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[ヴェイク]|…いや。お前、未来にいた時から~
そんな感じなのかって思ってよ。▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[ヴェイク]|絶望に支配されてたっつー未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナみたいな強い使命感とか~
決意みたいなものが、▼~
お前からは微塵も感じられねぇというか…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[ヴェイク]|おっ、何だ何だ?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[ヴェイク]|お、女の子にモテること~…!?~
…それがお前の使命か?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命だってのか!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[ヴェイク]|なに恥じらってんだよ気持ち悪ぃな!▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[ヴェイク]|うっ…~
それとこれとは話が別だ!▼~
はぁ…お前の相手をしてると疲れるぜ。~
俺様は先に行くぞ!▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#le964d2f]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[ヴェイク]|アズール、どうしたんだよ。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[ヴェイク]|…嘘だな。傷庇ってんのバレバレだぜ。~
ちょっと見せてみろよ。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[ヴェイク]|おい。これ…かなり酷い傷じゃねぇか! ~
どうしてすぐに言わなかった!?▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[ヴェイク]|…お前、いい加減にしろよ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[ヴェイク]|こんな時まで女の話か!?~
ふざけるのも大概にしやがれ!!▼~
ほんとに、何のためにこの時代に来たんだ!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのにお前は…▼~
…正直、見損なったぞ。~
お前は戦争ってものをわかっちゃいねぇ。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[ヴェイク]|…んだと?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[ヴェイク]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[ヴェイク]|…いや…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[ヴェイク]|………▼~
…悪いこと、言っちまったな…▼~
***支援A [#i5be6c05]
:[ヴェイク]|アズール。ちょっとお前に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[ヴェイク]|あ…あぁ。それは良かったな。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[ヴェイク]|いや、その…俺様も、この前は~
無神経なことを言って悪かったよ。▼~
アズールはちゃんと戦ってたってのに、~
何も分かってねぇみたいなこと言っちまって…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[ヴェイク]|けどよ…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[ヴェイク]|は?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[ヴェイク]|あはは…! く、くすぐるなって…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[ヴェイク]|…それがお前の、本当の使命か?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[ヴェイク]|そうか…良かった。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[ヴェイク]|…アズール。そうやってもう無理に~
俺様を笑わそうとしなくていいぞ。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[ヴェイク]|…ふっ。それならいいんだけどよ。~
俺様もお前ほどじゃないけど女好きだしな。▼~
とにかく、俺様も、お前が強がらずに~
いられる世界を取り戻す。約束だ。▼~
未来で死んだ俺様の分まで、お前を守ってやる。~
だから、辛い時はもっと頼れよな。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[ヴェイク]|のわっ…アズール!~
首にしがみつくなよ…! 苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[ヴェイク]|あぁ…▼~
**ブレディ(親子) [#me7a4ee1]
***支援C [#re0b7868]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[ヴェイク]|…は?▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[ヴェイク]|いや、そうじゃなくて…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[ヴェイク]|す…すまん!~
いただくぜ…!▼~
………あのさ、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[ヴェイク]|なんで俺様たち、こんなところで~
優雅に茶なんかしてるんだ?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[ヴェイク]|…何だその生意気な日課。~
俺様は普段そんなことしてねーけど…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[ヴェイク]|俺様に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになるな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[ヴェイク]|マリアベルの奴、何を言ったんだよ?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[ヴェイク]|な、何だったんだ…!?▼~
***支援B [#zb7f7745]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[ヴェイク]|この前って…あぁ、2人で茶をしたことか。~
あんなの、謝ることじゃねーよ。▼~
ブレディとゆっくり話ができて、~
俺様は楽しかったんだからよ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[ヴェイク]|はぁ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[ヴェイク]|な、何なんだよその謝罪方法は!?▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[ヴェイク]|それが本当なら~
俺様はとんだアホだな!!▼~
…ブレディ、よく聞け。~
目を覚ませ。▼~
俺様はそんな謝罪を受けたことはねぇ。~
宙返りを見て大喜びしたこともな。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだよ、お前は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[ヴェイク]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[ヴェイク]|せっかく俺様のところに来たんだ。~
今日はゆっくり話でもしねぇか?▼~
それに、こんなことでもないと、~
お前は俺様と話しになんか来なかっただろ?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[ヴェイク]|そっか。なら良かったぜ。▼~
***支援A [#yd030e3d]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[ヴェイク]|ふっ…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[ヴェイク]|…いや、お前と仲良くなれて~
良かったと思ってたんだよ。▼~
初めてお前を見た時は、正直~
『こいつが俺の息子か!?』と思うほど▼~
怖い顔をしてたからなー。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[ヴェイク]|本物って…この時代のお前のことか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[ヴェイク]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[ヴェイク]|お前、それ本気で言ってんのか!?~
せっかく仲良くなったのに、▼~
息子が産まれたからポイだなんて事…~
俺様は絶対しねぇからな!。▼~
確かにお前は俺様の本当の息子じゃない。~
でも、他人だなんてことはもっとねぇよ!▼~
お前は最高に気のいいダチで、~
俺様が決めた最初の息子、なんだからな!▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[ヴェイク]|…ったりめーだ。~
忘れられるわけ、ねーだろ。▼~
覚えてるよ、ずっと。未来で死んじまった~
お前の本当の親父の分まで…な。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[ヴェイク]|はは…それは、~
絶対に死ぬわけにはいかねぇな。▼~
**デジェル(親子) [#h7e92a0c]
***支援C [#nf977a50]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[ヴェイク]|…デジェルか。すまん…~
今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[ヴェイク]|大丈夫だ…~
少し腹が痛むだけ…うぅっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[ヴェイク]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[ヴェイク]|今日の食事を食べたら…こうなった…▼~
みんな今、同じような症状で苦しんでる。~
お、お前も…気をつけろ。▼~
:[デジェル]|……………▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…ソワレの料理も酷いが…~
今日のはもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[ヴェイク]|えぇっ! マジかよーーー!!▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[ヴェイク]|あ…! き、気にするな!!▼~
俺様はおいしく食べたぞ!!~
この腹痛はたまたま偶然だ!!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:[ヴェイク]|おい! デジェル…!▼~
お…追いかけないと…いけねぇ、~
けど腹が……!!▼~
***支援B [#c75f5b5e]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[ヴェイク]|今日はいつもに増して~
激しい訓練だなー、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[ヴェイク]|へっ!? もう食事当番は~
やらねーのかよ!?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[ヴェイク]|ああ…あれは酷い光景だった…▼~
でも、次は上手くいくかもしれねーだろ?~
俺様はまた食べたいぞ、デジェルの料理。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[ヴェイク]|デジェル…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[ヴェイク]|おいおい、惨劇っつーのは~
ちょっと大袈裟なんじゃねぇのか…?▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[ヴェイク]|…す、すまん。…それじゃ、お詫びに~
俺様が料理を教えてやるよ!!▼~
だから元気出せって! な?~
うまくできたら、皆に食べてもらうぞ!!▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#d505c140]
:[ヴェイク]|うん! いい匂いのスープだ!~
デジェル、よくやったな!▼~
これならきっと、~
みんなに食べてもらえるぜ!▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[ヴェイク]|おぅ、ソワレは料理できないからな。 ~
結婚してから練習したんだよ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[ヴェイク]|あったりめーだろ!▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[ヴェイク]|どうしたんだよ、デジェル。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[ヴェイク]|デジェル…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[ヴェイク]|…デジェル、お前はいつも~
気丈で強い面しか見せねーけどよ…▼~
俺様の前でぐらいは~
もっと甘えたっていいんだぜ?▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[ヴェイク]|なんだ?何でも言えよ!▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[ヴェイク]|……そっか。~
…………土か。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[ヴェイク]|だ、大丈夫だ。食べ物の味になるまで~
俺様が付き合ってやるからな…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**セレナ(親子) [#i00c06ca]
***支援C [#h2a0764c]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[ヴェイク]|なんだよ、いきなり。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[ヴェイク]|まぁ…確かに娘と出かけんのに~
悪い気はしないよな。▼~
おおぜ。どこに行きたいんだ?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町に行きたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[ヴェイク]|へぇ、洋服が好きだなんて~
セレナもお年頃なんだなー。▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[ヴェイク]|ははは! それもそうだ。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[ヴェイク]|なっ…なに言ってやがんだよ?!▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい…?▼~
:[ヴェイク]|いや…そんなことねーよ!~
セレナはその…可愛いしな。▼~
嫌なんてこと全然ねーから!▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[ヴェイク]|べ…別にいいんじゃね!?~
お前は娘だし、何でも買ってやるよ!▼~
だから、元気出せって! な?▼~
:[セレナ]|うん! ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[ヴェイク]|そ…そうか! ははは…。▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいもんだわ。▼~
***支援B [#jc764607]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[ヴェイク]|…まさかあんなに買わされるとはな…。~
どこで物のねだり方を覚えてきやがった…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、聞いてるぜ。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[ヴェイク]|だ…ダメだ!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[ヴェイク]|ったく…! そんな目で俺様を見るんじゃねぇ!~
ダメなものはダメなんだよ!▼~
このまま物を買い与えたら~
お前のためにならねーんだって!▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[ヴェイク]|うーわ…女って怖えぇ…▼~
別に買わないって~
言ってるわけじゃねーんだぞ?▼~
:[セレナ]|えっ、ほんと?▼~
:[ヴェイク]|おぅ。軍のために手伝いをしてきたら~
そのご褒美として、▼~
お前の欲しいものを~
ひとつだけ買ってやるよ。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じらんない! 子供かっつーの!▼~
:[ヴェイク]|現に子供だろうが!▼~
…いいか、セレナ。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉があってだな…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…! と、とにかく俺様はもう、~
むやみに物を買い与えることはしねぇよ!▼~
欲しいものがあるなら~
手伝いのひとつでもしてこい!▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代わり、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[ヴェイク]|あぁ。俺様、約束は守るぜ!▼~
***支援A [#tdf1bec1]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[ヴェイク]|…セレナ?~
お前何やってんだよ?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[ヴェイク]|はぁ…それにしても…~
また派手に壊したなぁー。▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[ヴェイク]|セレナ…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなのでがっかりしたでしょ?▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[ヴェイク]|…がっかりなんて、してねーよ。~
俺様はお前が来てくれて、嬉しい。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘なんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはずないわ!▼~
:[ヴェイク]|…俺様はお前を誰かと比べたりしない。~
だって、セレナはセレナだろ?▼~
他の誰でもない、~
大切な…俺様の娘だろ。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[ヴェイク]|俺様はセレナのことが大好きだからな。~
何があってもお前の味方でいてやるよ。▼~
だから…二度とそういうこと言うな。~
俺様の方が悲しくなる…▼~
:[セレナ]|…………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[ヴェイク]|よしよし…辛い思いをしてきたんだな…。~
苦労しろなんて言って、悪かった…▼~
手伝いは失敗したけど、~
欲しがってた装飾品は買ってやる。▼~
俺様からのお詫びの気持ちだ。▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[ヴェイク]|セレナ…わかったよ。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
お前のことを守ってやるから…▼~
**ジェローム(親子) [#t5fbbd2d]
***支援C [#r21d59c8]
:[ヴェイク]|ジェローム。▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[ヴェイク]|いや、特に用は無いけどよ。▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[ヴェイク]|あぁ、そうかよ。▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[ヴェイク]|つーかさ、前から思ってたんだけど、~
お前はせっかく俺様と再会したのに▼~
ルキナみてーに『お父様!』とか~
呼んでくれねーのな。▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[ヴェイク]|まぁそうなんだけどよ。~
クロムに負けた気がして悔しいっつーか…▼~
そもそもお前、なんでそんな冷たいんだ。~
親の愛に飢えてるのか?▼~
そういうことならジェローム!~
どーんと俺様に甘えていいんだぞ!!▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[ヴェイク]|バカってなんだよ!▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[ヴェイク]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ヴェイク]|はっはーん…▼~
***支援B [#aff48243]
:[ヴェイク]|ジェローム、ミネルヴァちゃんの~
お世話はちゃんとできたのか?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[ヴェイク]|んん? この前のことって何だ?▼~
これはセルジュがそう呼んでるから、~
俺様もそう呼んでみただけなんだけどー?▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[ヴェイク]|ははっ! ひっかかったな!~
なかなか可愛いところもあるじゃねーか!▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[ヴェイク]|な、なんだよ…睨むなよ。~
父親の威厳が無くなるだろーが…▼~
あぁー…わかった。俺様が悪かった!~
謝るから許してくれよ! な!?▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[ヴェイク]|ふー。ほんと厄介な奴…▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュそっくりだったな。▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[ヴェイク]|いや。それよりさ、向こうにいるのって~
お前のミネルヴァなのか?▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[ヴェイク]|なんか…怖さに磨きがかかってねぇか?~
こう…凶悪さが増したっつーか…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[ヴェイク]|お前が勝手に言いだしたんだろ?▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ヴェイク]|あ、逃げやがった。▼~
***支援A [#ae096450]
:[ヴェイク]|よぅ、ジェローム。~
今日もミネルヴァと一緒なんだな。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[ヴェイク]|いや? そろそろ俺様のことを父さんって~
呼んでくれるんじゃねーかと思って。▼~
この前はかなり本音を~
話してくれたみたいだったしな!▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[ヴェイク]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』って~
言ってたじゃねーかよ。▼~
あの時のお前の、~
緩みきった顔ったらなかったぜ!▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[ヴェイク]|ふん。ミネルヴァは俺様を脅さねぇよ。~
こいつは俺様の、家族だからな。▼~
よしよしミネルヴァ!~
俺様のこと、覚えててくれてるんだな!▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[ヴェイク]|ミネルヴァの奴、何て言ってんだ?▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[ヴェイク]|!! ジェローム!~
いま俺様のこと、何て呼んだんだ?!▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[ヴェイク]|待て待てジェローム! 今のもう一回!~
クロムの前でもう一回呼んでくれよ!▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#m5aed6f7]
***支援C [#z683c629]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[ヴェイク]|どうしたんだよ、マーク?▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[ヴェイク]|おお! そうなのか!▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[ヴェイク]|あぁ! もちろんだ!▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
(マーク退場)
:[ヴェイク]|しかしあいつ、よく喋るなー。▼~
***支援B [#g4c116f9]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ヴェイク]|あぁ、大丈夫だぞ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ヴェイク]|…うーん…。~
俺様の顔をじっと見てみるとかどうだ?!▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ヴェイク]|それを今思い出そうと~
してるんだろうが…▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#w7f32714]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ヴェイク]|お、おい! なんで泣くんだ?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ヴェイク]|マーク…。▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
……………あ!?▼~
:[ヴェイク]|どうした!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でした…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ヴェイク]|あぁ。俺様も協力してやるぜ!▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#o089bc27]
***支援C [#v79c0417]
:[シャンブレー]|じーーーーー…▼~
:[ヴェイク]|な…なんだよシャンブレー?~
俺様の顔に何かついてるか?▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[ヴェイク]|なっ…! ななな、何言い出すんだ!!▼~
俺様が浮気なんかするわけないだろ!~
見ての通り、ベルベット一筋だ!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[ヴェイク]|なんでいきなりそんなこと言うんだよ。~
誰かに何か言われたのか?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[ヴェイク]|はぁ!?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[ヴェイク]|はぁ…。まあ確かに…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[ヴェイク]|なんだってぇ!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ヴェイク]|…まいったぜ。▼~
***支援B [#gd936bef]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[ヴェイク]|うおっ!? な、なんだシャンブレー~
この世の終わりみたいな顔して…!▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[ヴェイク]|えっと…俺様が攻撃した回数とかか?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[ヴェイク]|浮気だなんてそんな大袈裟な…。~
ほとんどあいさつの類だろうが。▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[ヴェイク]|はぁ…確かに素晴らしいんだけどよ…▼~
…いいかシャンブレー、俺様が女の人と~
話したら即刻浮気だと思うのはやめてくれ。▼~
戦場では仲間との意思疎通は~
すっげぇ大切なものなんだぜ。▼~
お前だって、仲間のルキナと今後一切~
話すなって言われたら困るだろ?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[ヴェイク]|だったらわかるな?~
俺様は絶対に浮気なんかしないから。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[ヴェイク]|えっ…▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ヴェイク]|俺様は…未来であいつに~
嘘ついたまま、死んじまったのかよ…▼~
***支援A [#u3a1305b]
:[ヴェイク]|探したぞ、シャンブレー。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[ヴェイク]|そうじゃない。お前に一つ、~
謝っておきたいことがあったんだ。▼~
未来で、お前に嘘をついたまま~
いなくなっちまって…悪かったな。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[ヴェイク]|あぁ。お前も…~
俺様の本当の息子じゃねーけどな。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[ヴェイク]|そんなこと、お互いわかってるだろ。▼~
それでも、俺様はお前のことが大切だし、~
本当の家族みたいに思ってる。▼~
未来の俺様がしてやれなかったことを、~
代わりにしてやりたいとも思ってる。▼~
お前だって…そうじゃないのかよ?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[ヴェイク]|…シャンブレー、もう一度約束していいか?~
お前にとってはもう遅いかもしれないけど…▼~
俺様は今度こそ死なない。~
もちろん浮気だってしない。▼~
愛するベルベットとシャンブレーに誓うぜ。~
今度こそ…絶対にだ。約束する。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[ヴェイク]|そうか。良かった…▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[ヴェイク]|…なぜ俺様の腹をさすりながら言う?▼~
**ロラン(親子) [#q7f7995b]
***支援C [#r3dbd913]
:[ロラン]|父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[ヴェイク]|あぁ、わりぃなロラン。~
お前…本当にミリエルそっくりだな。▼~
:[ロラン]|親子なのですから、当然です。▼~
:[ヴェイク]|まぁそうなんだけどよ。▼~
あまりにも母親似だから…こう、~
俺様に似てるところも探したくなるよな。▼~
:[ロラン]|ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[ヴェイク]|おっ、どこだ?▼~
:[ロラン]|髪の色です。▼~
:[ヴェイク]|あぁ…。まぁそれは見りゃわかるけど。▼~
それ以外は何かないのか?~
俺様に似てよく落し物をするとかよ!▼~
:[ロラン]|…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[ヴェイク]|冷たいなー、お前…。~
もうちょっと子供らしくできねーのか?▼~
:[ロラン]|…戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[ヴェイク]|…え? お前がルキナより…年上?~
それはあり得ないだろ。▼~
ルキナはもう赤ん坊として~
存在してるけど、お前はまだ…▼~
:[ロラン]|…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:|'''(ロラン退場)'''~
:[ヴェイク]|おい、ロラン!~
…どういうことだよ。▼~
***支援B [#mc05660c]
:[ヴェイク]|ロラン!▼~
:[ロラン]|あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[ヴェイク]|この前のよ、お前がルキナより~
年上だとか言ってた件…▼~
あれ、どういうことなんだよ?▼~
:[ロラン]|…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[ヴェイク]|そんなにズレがあったのか!?▼~
:[ロラン]|…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[ヴェイク]|お前…五年間も…~
この時代に、たった一人で…?▼~
:[ロラン]|はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[ヴェイク]|ちょっと待て!~
お前…どうして今まで言わなかったんだ…▼~
五年間も仲間と離れて…~
寂しくなかったのか…?▼~
:[ロラン]|…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:|'''(ロラン退場)'''~
:[ヴェイク]|…………▼~
ロラン…▼~
***支援A [#jf845846]
:[ヴェイク]|ロラン。▼~
:[ロラン]|父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[ヴェイク]|あぁ。今日はお前に……。~
……こちょこちょこちょ!▼~
:[ロラン]|あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[ヴェイク]|ははは! お前、やっぱり~
笑ってた方がいいぜ!▼~
:[ロラン]|…は!?▼~
:[ヴェイク]|お前、ずっーと大人ぶってるけど、~
なんか無理してないか?▼~
そうやって笑ってる方が、~
子供らしくてずっといいぜ。▼~
:[ロラン]|…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[ヴェイク]|歳なんか関係ねぇよ。▼~
ロランがルキナより…俺様より年上でも、~
どんだけ歳取っていようとも…、▼~
お前は大事な…俺様の子供なんだ。▼~
:[ロラン]|…………!!▼~
:[ヴェイク]|それに、お前はもう一人じゃない。~
仲間も…父さんもいる。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰もお前のことを咎めたりしないぜ。▼~
:[ロラン]|…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[ヴェイク]|あぁ…そうだな…。~
見つけてやれなくて、ごめんな…▼~
これからは、ずっといるからよ。~
もう、一人には…させないからな…▼~
**ノワール(親子) [#c8b4acf8]
***支援C [#acb09613]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[ヴェイク]|ノワール!? どうしたんだお前…~
泣いてるのか?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[ヴェイク]|えぇっ! 何なんだよ、その~
すっごい微妙な呪いは…!▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[ヴェイク]|大丈夫か? 鼻水があふれてるぞ。~
…ほら、ちり紙。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[ヴェイク]|あぁ…こんな可愛い子が三日間も~
鼻水を垂らしてるなんて不憫すぎるぜ…▼~
よし、ノワール。俺様がサーリャに~
その呪いをやめるよう言ってくる!▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[ヴェイク]|えっ…俺様、そんな~
かっこ悪い感じだったの?▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[ヴェイク]|くっ…! でも今の俺様が~
そうなるとは限らないぜ!▼~
見てろよノワール、父さんが~
頼りがいのあるところを見せてやるよ!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、~
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#s3c2238c]
:[ヴェイク]|ごめんな、ノワール…ぐすっ。~
かっこ悪い父さんで…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[ヴェイク]|泣いてない! これは五日間鼻水が~
止まらなくなる呪いだ!▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[ヴェイク]|そういえばこの前~
そんなこと言ってたよな。▼~
で、でも代わりにノワールの呪いは~
解いてもらってきたから! な?▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[ヴェイク]|これも同じなのか!? 俺様はことごとく~
未来と同じ運命を辿ってんだなぁ…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[ヴェイク]|ノワール?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[ヴェイク]|お…おいノワール! 泣くな…!▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[ヴェイク]|ひいぃっ!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[ヴェイク]|えぇ~…!?▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
(ノワール退場)~
:[ヴェイク]|おい、ノワール…!▼~
……同じ運命、か。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#mb0f480b]
:[ヴェイク]|ノワール、ちょっといいか?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[ヴェイク]|これを見てくれ。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[ヴェイク]|何もしねぇよ。というか、~
お前に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんだ。~
サーリャから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[ヴェイク]|この前ノワール、俺様があまりにも▼~
未来の俺様と同じ道を辿るから▼~
どうせ運命なんて~
変わらないって言ってたろ?▼~
だから俺様が…未来の俺様にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が消せるんじゃねぇかと思ってな。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[ヴェイク]|お前が来たから、俺様も変われた。~
一緒なら、もっと変えていけるはずだ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[ヴェイク]|ったりめーだろ!~
殺したって死なないでいてやるよ!▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[ヴェイク]|…って、あの殺気立った人影は何だ!?~
屍兵…いや、サーリャか!!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[ヴェイク]|あー、あの顔はやばい! やばいぞ…!~
言ってるそばから命の危機だ…!▼~
悪い、ノワール! またな!▼~
(ヴェイク退場)~
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#f749bdde]
***支援C [#j66bc0fc]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[ヴェイク]|どうしたんだ? ンン。~
そんなにため息ついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[ヴェイク]|そんなことでため息ついてたのかよ。~
何だかお前の方が母親みたいだな。▼~
ま、ノノはああいう性格だから~
仕方ないんじゃねーか?▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[ヴェイク]|うっ…▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[ヴェイク]|ぶーーーーっ!!~
お、お前…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[ヴェイク]|そ…そんなことねーよ!~
俺様は大人の女も大好きだ…って▼~
なに言わせんだよ!!▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[ヴェイク]|そ、そんなこと娘に言えるかよ!~
勘弁してくれー!▼~
:|'''(ヴェイク退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#h4f19bbe]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[ヴェイク]|ンンか…お前もしつこいなー。▼~
俺様が何でノノを選んだかなんて~
娘に言うことじゃないだろうが…▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[ヴェイク]|その歳で女心を語るのか!?▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[ヴェイク]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…!!▼~
ンン! あまりしつこいと俺様は怒るぞ?!▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[ヴェイク]|えっ…いや、~
わかってくれりゃいいんだが…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[ヴェイク]|ンン…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:|'''(ンン、一瞬消える)'''
:[ヴェイク]|お…おい、待て!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[ヴェイク]|なんつーか…拍子抜けしちまってよ。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[ヴェイク]|いや…それはそうなんだけど。▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[ヴェイク]|あっ…おい!!▼~
……ンン。▼~
***支援A [#k1674f0f]
:[ヴェイク]|ンン…▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[ヴェイク]|…あのさ。お前…この間~
『我慢するのに慣れてる』って言ってたけど…▼~
あれってどういうことなんだ?▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[ヴェイク]|よそのお家って…俺様たちは?~
ノノはお前の傍にいなかったのかよ?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[ヴェイク]|ンン…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[ヴェイク]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[ヴェイク]|…もういい、ンン。~
もういいんだ…俺様が悪かった。▼~
お前が聞きたいんだったら、~
母さんとの馴れ初めでもなんでも言う。▼~
寂しいんだったら一日中でも~
傍にいてやるから…▼~
だから…俺様の前ではもう何も~
我慢しないでくれ。▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[ヴェイク]|…へへっ。礼には及ばねぇよ。~
ほら、父さんに何でも聞いてみろ!▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[ヴェイク]|あ…いきなりハードル高いな…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#x92db020]
- 編集の方法がわからないのでここに書きます。 -- [[レグナ]...
- 支援会話 ヴェイクとノノ C -- [[レグナ]] &new{2012-04-...
- (ノノ) …ぐすっ…うぅ… (ヴェイク) どうした?なに泣...
- (ノノ) …怖い夢を見たの。 (ヴェイク) 夢の中で 怪...
- コメント欄に投稿があったので、ヴェイクとノノの支援C→Sま...
- ヴェイクとノノ会話。▼や改行位置がわからないので、わかる...
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