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会話集/支援会話/ロンクー
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*ロンクーの支援会話 [#p55466e0]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#oa426beb]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#f94v4vds]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#v6456178]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#dn92jfs7]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**リズ [#fc8bad95]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ソワレ [#xab403c8]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ヴェイク [#g58ddd37]
[[ヴェイクのページへ>../ヴェイク]]
**ミリエル [#k9ed77d1]
[[ミリエルのページへ>../ミリエル]]
**マリアベル [#qaa49479]
***支援C [#cabb14fa]
:[マリアベル]|ロンクーさん!~
あなた、どういうつもりですの?▼~
:[ロンクー]|どう…とは?▼~
:[マリアベル]|ひとりでどんどん先に行くから~
あなたの手当てができませんの。▼~
腕の覚えがあるのはけっこうですけど、~
わたくしと歩調をあわせてくださる?▼~
:[ロンクー]|…俺にかまうな。▼~
:[マリアベル]|ずいぶんなおっしゃりようですわね。▼~
女性が苦手だとは聞いておりますけど、~
我慢していただかないと困りますわ。▼~
:[ロンクー]|…お前が困ることはない。▼~
傷を受けるのは剣が未熟な証拠。~
次は無傷で切り抜けるように精進する。▼~
:[マリアベル]|どんな達人でも~
怪我をするときは怪我をしますわ。▼~
だからわたくしがいるのです。~
少しは頼ってくださいません?▼~
:[ロンクー]|手当てなら…自分でする。~
放っておいてくれ。▼~
:[マリアベル]|放っておくことなんてできませんわ!~
お待ちなさい、ロンクーさん!▼~
***支援B [#ncb7ce43]
:[マリアベル]|ロンクーさん!~
やっと見つけましたわよ!▼~
:[ロンクー]|むっ…▼~
:[マリアベル]|先日はもう少しで取り返しの~
つかないお怪我をするところでしたわ!▼~
意地を張るのも~
いい加減にしてください!▼~
:[ロンクー]|…もう二度と遅れは取らない。~
もうひと回り強くなってみせる。▼~
だから…ついてくるな。▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[マリアベル]|お待ちなさい!▼~
:|'''(ロンクー再登場)'''
:[ロンクー]|うっ…は、放せ…!▼~
:[マリアベル]|いいえ、放しませんわ!~
どうしてもと仰るなら▼~
何故そこまで意地を張るのか、~
理由を話して下さいまし!!▼~
:[ロンクー]|わかった、話す!~
話すから…離れてくれ!▼~
:[マリアベル]|全く…そこまで女性が~
苦手なんですの?▼~
:[ロンクー]|あぁ。女に近づかれると…~
緊張して体が硬直する。▼~
だから…近づいて欲しくなかった。▼~
:[マリアベル]|わたくしを避けて先行していたのも~
これが原因ですの?▼~
:[ロンクー]|そういうことだ。~
すまないが…わかってくれ。▼~
:[マリアベル]|…わかってあげませんわ。▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[マリアベル]|強くなるとおっしゃるなら、~
その苦手をまず乗り越えるべきですわ!▼~
もし戦場でそのようなことが起きたら~
どうするおつもりですの…▼~
お願いですから、~
命を大事にしてくださいな…!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[マリアベル]|…ごめんなさい。~
わたくし、言い過ぎましたわ。▼~
:[ロンクー]|いや、お前の言う通りだ。~
これ以上迷惑はかけられない。▼~
お前と足並みをそろえるよう…~
極力…努力する。▼~
:[マリアベル]|ロンクーさん…▼~
***支援A [#f582403d]
:[マリアベル]|ロンクーさん、~
先日はご活躍でしたわね。▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…。▼~
:[マリアベル]|あなたと首尾よく連携できて~
わたくしも非常に助かりましたわ。▼~
敵に接近されたときも、~
身を挺してかばってくださって…。▼~
あんなに接近しても平気だったなら~
女嫌いは克服できたんですのね。▼~
わたくしお礼をしたいですわ。~
よかったらいっしょに…。▼~
:[ロンクー]|! すまん…!~
それ以上は…近づかないでくれ。▼~
:[マリアベル]|えっ…?▼~
:[ロンクー]|…情けない話だが…~
まだ…克服できてはいない…。▼~
戦場ではいくらかましになったが、~
こういう時は、やはり…。▼~
:[マリアベル]|まぁ…。▼~
:[ロンクー]|笑いたければ…笑ってくれ。▼~
:[マリアベル]|笑ったりしませんわ。▼~
あなたは苦手な気持ちをこらえてまで、~
わたくしをかばってくださった…。▼~
わたくしに…苦手を克服する~
お手伝いをさせてください。▼~
:[ロンクー]|手伝い…?▼~
:[マリアベル]|なにか方法があるはずですわ。▼~
そうですわね…~
少々荒療治になりますが、▼~
綺麗な女性が大勢で~
もてなして下さるお店にでも▼~
連れて行って差し上げましょうか?~
もちろん、道中は離れて歩きますわよ。▼~
:[ロンクー]|…せっかくだが、遠慮する。▼~
そんな所に行ったら、~
緊張で卒倒してしまう…。▼~
というか、何故お前が~
そんな店を知っているんだ。▼~
:[マリアベル]|秘密ですわ。▼~
:[ロンクー]|はぁ…。とにかく、~
もっと他の方法で頼む。▼~
:[マリアベル]|うふふ、了解しましたわ。~
じゃあもっと普通の方法を考えますの。▼~
わたくし、友人に対する助力は~
惜しみませんことよ?▼~
:[ロンクー]|友人…。俺とお前がか?▼~
:[マリアベル]|他に誰がいると言いますの。▼~
:[ロンクー]|ふ…。近づけもしないのに~
友人だとは滑稽だ…。▼~
でも…悪くはないな。▼~
:[マリアベル]|うふふ、良かったですわ。▼~
***支援S [#s4a36002]
:[マリアベル]|さぁ、どうぞ…ロンクーさん。▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…。▼~
:[マリアベル]|もう少しですわ、~
頑張って下さいな…。▼~
:[ロンクー]|………っ!!▼~
:[マリアベル]|上出来ですわ!~
ちゃんとわたくしに触れましたわね。▼~
ふふっ、冷たい指でしたわ。▼~
:[ロンクー]|お前の頬は…温かかった…。▼~
:[マリアベル]|徐々に距離を縮められていますわ。~
今日の訓練はこれくらいにしましょう。▼~
:[ロンクー]|お前の考える訓練が、~
こんなに成果が出るものだとはな…。▼~
俺はてっきり、片っ端から女性に~
声をかけろなどと言われると思っていた…。▼~
:[マリアベル]|まぁ、失礼ですのね。~
わたくしはちゃんと▼~
『普通の方法を考える』と~
言いましたでしょう?▼~
:[ロンクー]|そうだな…。▼~
しかし、やっと頬に触れた程度だ。~
先は長いな…付き合わせてすまない。▼~
:[マリアベル]|わたくしはかまいませんわ。~
でも、そうですわね…。▼~
いっそのこと、長期にわたって~
協力できる体制を取りましょうか?▼~
:[ロンクー]|どういう意味だ…?▼~
:[マリアベル]|結婚していっしょになれば~
いつまでもお手伝いができますわ。▼~
:[ロンクー]|なっ…お前がそこまでする~
義理はない…。▼~
:[マリアベル]|…鈍感な方。義理でこんなことを~
申し上げると思いますの?▼~
:[ロンクー]|…そうだな…すまない。▼~
:[マリアベル]|わたくしにここまで言わせたんです。~
あなたのお気持ちも聞かせてくださる?▼~
:[ロンクー]|………。▼~
俺も…お前のことが好きだ…。▼~
できることなら…この先ずっと~
お前を守っていきたいと思っている。▼~
しかし、まともにお前に触れもしない~
俺なんかに、▼~
そんなことを言う資格は無いと~
思っていた…。▼~
:[マリアベル]|ロンクーさん…。▼~
焦ることはありませんわ。~
時間はいくらでもあるんですもの。▼~
わたくし、待ちますわよ。~
ロンクーさんが克服するまで…ずっと。▼~
:[ロンクー]|ありがとう…マリアベル。▼~
…もう一度だけ…訓練をしよう。~
お前と手をつなぎたい。▼~
手をつなげたら、ふたりで町へ行こう。~
指輪が…必要になるだろう。▼~
:[マリアベル]|ふふっ、わかりました。~
早くここまで来てくださいませ…。▼~
**ベルベット [#db6b9665]
***支援C [#bec7758b]
:[ベルベット]|…ここまで来れば…~
追いつけないはず。▼~
:[ロンクー]|…待て。▼~
:[ベルベット]|! まだついてこれるわけ…~
あなた、只者じゃないようね。▼~
けど、いい加減しつこいわよ。~
私は人間とあまり関わりたくないの。▼~
それとも、なにか用でもあるわけ?▼~
:[ロンクー]|…近づくな。▼~
:[ベルベット]|何それ?▼~
近づいて欲しくないのは私のほうよ。~
つかず離れず、なんのつもり?▼~
:[ロンクー]|…これを見てくれ。~
中に野草が入っていた。▼~
:[ベルベット]|それは…私の袋だわ。▼~
:[ロンクー]|やはりそうか…~
向こうで拾ったものだ。▼~
:[ベルベット]|だから渡しに来たわけ?~
だったら初めからそう言いなさいよ。▼~
:[ロンクー]|…すまん。面と向かうと~
体がすくんでな…▼~
うまく話せないうちに~
お前が逃げた。▼~
:[ベルベット]|…用はそれだけ?~
もう行くわ。▼~
:[ロンクー]|おい…袋を持って行け。▼~
:[ベルベット]|あげるわ、それ。~
好きに使えば。▼~
:[ロンクー]|あげると言われてもな…▼~
見た事もない草だ…
どう使うんだ…?▼~
…………。~
う…!?▼~
に、苦い……▼~
***支援B [#kfb5ad4d]
:[ベルベット]|…あら、またあなたなの。▼~
:[ロンクー]|野草の袋を返しに来た。~
俺が持っていても仕方ない。▼~
:[ベルベット]|固い男ね…いらないなら~
捨ててもよかったのよ。▼~
まあいいわ。こちらに渡して。▼~
:[ロンクー]|…ああ、ちょっと待て。▼~
ここから投げるから…~
受け取ってくれ。▼~
:[ベルベット]|そんなにタグエルが怖いわけ?▼~
:[ロンクー]|…いや、俺は女が苦手なんだ。~
タグエルも人間も関係なくな。▼~
:[ベルベット]|どうせつくなら~
もっとましな嘘をつくのね。▼~
同じ種族をそこまで恐れるなんて、~
よほどの理由でもない限りあり得ない。▼~
:[ロンクー]|…よほどの理由…か。~
そうかもしれんな。▼~
よく夢を見る…昔のことを。~
悲惨な、忌まわしい記憶だ。▼~
女が近づくと…~
どうしても体がすくんでしまう…▼~
:[ベルベット]|…あなたも何か~
過去を抱えているみたいね。▼~
:[ロンクー]|…ガキの頃の話だ。▼~
夢に苦しめられるなど、お前にとっては~
鼻で笑うような話だろうな。▼~
:[ベルベット]|…袋を投げなさい。▼~
:[ロンクー]|ああ…投げるぞ。▼~
:[ベルベット]|確かに受け取ったわ。▼~
…少しそこで待っていて。▼~
:|'''(ベルベット退場)'''
:[ロンクー]|…………?▼~
:|'''(ベルベット再登場)'''
:[ベルベット]|ほら、これを飲んでみなさい。▼~
:[ロンクー]|…これは…さっきの野草の茶か?~
ずいぶん濁っているな…。▼~
:[ベルベット]|飲み干して。▼~
:[ロンクー]|これをか?▼~
:[ベルベット]|嫌なら飲まなくていい。~
私はどっちでもいいわ。▼~
:[ロンクー]|…わかった。▼~
に、苦い…▼~
…………▼~
さぁ、飲み干したぞ。▼~
:[ベルベット]|そう。今日は早めに寝ることね。▼~
:|'''(ベルベット退場)'''
:[ロンクー]|…………▼~
…食べても飲んでも苦かったが…~
嫌がらせだったのか?▼~
***支援A [#u6af1d64]
:[ロンクー]|…ベルベット。▼~
:[ベルベット]|穏やかな顔をしている。~
人間にも効き目があったらしいわね。▼~
:[ロンクー]|やはり…あの心地よい夢は~
茶の効能だったのか。▼~
あの茶を飲んでから悪夢を見ない。~
礼を言わせてくれ。▼~
:[ベルベット]|…そろそろ効き目が切れる時期よ。~
今淹れてあげるから、少し待ってなさい。▼~
:[ロンクー]|あ、ああ…▼~
:[ベルベット]|はい、どうぞ。ここに置くから。▼~
:[ロンクー]|すまない。▼~
う…~
…な、何度飲んでも苦い。▼~
だが…心が穏やかになる。▼~
:[ベルベット]|…………▼~
:[ロンクー]|どうして人間の俺に~
この茶のことを教えてくれたんだ?▼~
:[ベルベット]|言ったはずよ、袋はあげるって。~
中身の使い方を教えたのは気まぐれよ。▼~
:[ロンクー]|袋…そういえば元々、~
お前が野草を集めていたんだったな…。▼~
ベルベットも…悪夢を見るのか?▼~
:[ベルベット]|人間に里を滅ぼされた時の夢を~
…時折ね。▼~
なのに、死ぬ間際に長老は…母は~
人間を憎むなって言ったわ。▼~
良い人間も悪い人間もいる…~
それを忘れないでって…▼~
:[ロンクー]|そうか。だから俺にも…▼~
:[ベルベット]|気まぐれだと言ったはずよ。▼~
:[ロンクー]|優しいんだな…お前は。▼~
:[ベルベット]|ふ、ふん。勘違いもいいところよ。▼~
***支援S [#cab254fa]
:[ベルベット]|また薬草茶を飲みに来たの?~
今淹れてあげるから、そこに座って。▼~
:[ロンクー]|いや…今日はこの茶を飲まないか?~
フェリアで採れた茶葉だ。▼~
味は保証する。美味いぞ。▼~
:[ベルベット]|…そこまで言うなら飲んであげるわ。▼~
ふぅん、なかなか良いお茶ね。▼~
:[ロンクー]|ああ、そうだろう。▼~
…やはり、か…▼~
:[ベルベット]|どうかした?▼~
:[ロンクー]|あの野草で淹れた茶の効能かと思っていたが、~
別の茶でも、同じだった。▼~
お前とこうしていると心が落ち着く。~
恐怖も感じない…▼~
:[ベルベット]|そう。…私もよ。~
てっきりこの茶の効き目かと思ったけど。▼~
:[ロンクー]|その茶に特別な力はない。~
…ただ美味いだけだ。▼~
:[ベルベット]|ええ、確かに美味しい。~
癖になる味ね。▼~
:[ロンクー]|これからも俺のそばにいてくれるなら~
いくらでも淹れるぞ…ずっとな。▼~
:[ベルベット]|ふうん。私はタグエルよ?▼~
:[ロンクー]|俺は…最初からお前を~
ひとりの女として見ている。▼~
:[ベルベット]|そうだったわね。~
私を見て体をすくませていた。▼~
:[ロンクー]|もし応えてくれるなら…▼~
この指輪を受け取ってくれ…~
共に生きる誓いの指輪だ。▼~
:[ベルベット]|あら。~
物で釣るとは人間らしいやり方ね。▼~
でも、いいわ。~
受け取ってあげる。▼~
あなたとの時間は…私にとっても~
なかなか心地よいものだから…▼~
**ティアモ [#n051063e]
***支援C [#n898bbf1]
:[ティアモ]|ロンクーさん。軍議の時間なので、~
あとで幕舎に来てくださいね。▼~
:[ロンクー]|わかった。~
…ティアモ、だったな。▼~
:[ティアモ]|はい。あたしになにか?▼~
:[ロンクー]|先日は…~
お前の援護に助けられた。▼~
:[ティアモ]|いえ。ロンクーさんのところに~
敵が集中してましたから…▼~
:[ロンクー]|借りは返しておきたい…~
俺に頼み事はないか?▼~
:[ティアモ]|頼み事ですか? そうですね…▼~
本当は剣の手ほどきをして~
欲しいですけど…駄目ですよね。▼~
ロンクーさん、~
女性が苦手だって聞いてますから。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ティアモ]|じゃあ、もしあたしが戦闘で危ないときには~
助けに来てくれますか?▼~
:[ロンクー]|…そんなことは、当然の話だ。▼~
:[ティアモ]|ふふっ、当然ですか。▼~
ロンクーさんのような強い人に~
そう言ってもらえると頼もしいです。▼~
:[ロンクー]|…べつになんでもいい。~
困ったことがあれば言え。▼~
:[ティアモ]|わかりました。ありがとうございます。
***支援B [#st17758b]
:[ロンクー]|…む? なぜ木刀が…▼~
:[ティアモ]|あたしが新しいものと換えておきました。~
少しひびが入っていましたから。▼~
:[ロンクー]|…お前か。~
よく気が付いたな。▼~
:[ティアモ]|訓練に使うものは、これまで~
ずっと手入れしないままでしたから。▼~
気になって、~
この前全部点検しておいたんです。▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
:[ティアモ]|あ…ロンクーさん、~
ずいぶん汗をかいていますね?▼~
:[ロンクー]|…足腰の鍛錬に~
走り込みをしてきたからな。▼~
:[ティアモ]|ちょうどよかった。~
洗濯した手拭いを持って来たんですよ。▼~
ここにおいてきますから。▼~
:[ロンクー]|……………▼~
:[ティアモ]|あ、そろそろ~
食事の準備が始まりますね。▼~
ロンクーさん、~
野菜の煮込みがお好きでしたよね?▼~
:[ロンクー]|…好物ばかり出ると思ったら~
それもお前だったのか。▼~
:[ティアモ]|ふふっ、好きなものを食べたほうが~
みんな元気が出るだろうと思って。▼~
それじゃ、いってきますね。~
:[ロンクー]|待て。▼~
…お前には見えないところでも~
世話になっているようだ。▼~
食事の準備はほかの者に任せておけ。~
剣の手ほどきをしてやる…▼~
:[ティアモ]|えっ…いいんですか?~
でもロンクーさん、女性は苦手じゃ…▼~
:[ロンクー]|…この距離からでも指導はできる。~
なにを教えて欲しいのか…言ってみろ。▼~
:[ティアモ]|ありがとうございます。~
じゃあ、まずは…▼~
***支援A [#st17758a]
:[ティアモ]|…あれ?~
訓練用具が全部整理されてる…▼~
洗濯物も取り込まれてたし、~
食事の仕込みも終わっていたし…▼~
:[ロンクー]|…俺がやっておいた。▼~
:[ティアモ]|えっ? ロンクーさんが?▼~
:[ロンクー]|先日、お前の剣を見て~
わかったことがある…▼~
お前は周囲が見え過ぎている…~
ひとつのものに集中しきれていない。▼~
ひとつのものを極めたいなら、~
ときにはその目を閉ざすんだな…▼~
:[ティアモ]|は、はい…わかりました。▼~
:[ロンクー]|ぐっ…▼~
:[ティアモ]|ロ、ロンクーさん?~
顔色が悪いですよ。▼~
:[ロンクー]|ここから先の指導は…遠目から~
言葉をかけるだけでは足りない。▼~
俺も苦手だなんだと言ってられん。~
間近で腕を取り、動きを教えねば…▼~
:[ティアモ]|ロンクーさん、あたしのためなんかに~
そこまでしなくても…▼~
:[ロンクー]|お前のやり方に口を出したんだ…~
俺もそれなりのことはする。▼~
そのかわり…必ず身につけろよ。▼~
:[ティアモ]|はい!▼~
***支援S [#g6033248]
:[ティアモ]|…ふっ! やぁっ!▼~
:[ロンクー]|…見事だ。フェリアの剣技をもとに~
新たな技を編み出すとはな。▼~
その技は…お前だけのものだ。▼~
:[ティアモ]|ありがとうございます。~
かけがえのないものを手に入れました。▼~
ロンクーさんには~
本当にお世話になりましたね…。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
お前はその技で何を守るんだ。▼~
:[ティアモ]|えっ…、もちろん~
この軍のみんなを守るつもりで…。▼~
:[ロンクー]|嘘だな。~
俺に教えを受けながらも、▼~
お前の目はいつも~
ただ一人だけに向けられていた…。▼~
…お前、クロムの事が好きなのだろう。▼~
:[ティアモ]|………さすがですね。~
ロンクーさんの言う通りですよ。▼~
あたしはずっと、~
クロム様の事が好きでした。▼~
:[ロンクー]|…過去形で話すのだな。▼~
今は違うということか…?▼~
:[ティアモ]|そうですよ。~
今は…違うんです。▼~
ふふ。それにしてもロンクーさん…~
どうしてそんなに必死で聞いてくるんです?▼~
女性が苦手なのに、あたしには~
興味を持ってくれているみたいですね?▼~
:[ロンクー]|それは…▼~
:[ティアモ]|じゃあ、質問を変えます。▼~
あなたは、借りを返すためだけに~
ここまでしてくれたんですか…?▼~
:[ロンクー]|…どういう意味だ?▼~
:[ティアモ]|あたしのために嫌いなものを我慢して、~
雑用まで代わってやってくれて…。▼~
そんなに優しい目で~
あたしを導いてくれたのは…なぜですか?▼~
:[ロンクー]|…俺は言葉ですべてを語れるほど~
器用な男じゃない。▼~
だから…形にしたものを用意した。▼~
:[ティアモ]|指輪…?~
これって、結婚しようってことですよね?▼~
:[ロンクー]|いちいち確認をするな!▼~
…迷惑なら、断れ。~
もともと捨てる覚悟で用意した物だ。▼~
:[ティアモ]|…捨てたら困ります。~
迷惑なんかじゃ…ありませんから。▼~
:[ロンクー]|なに? じゃあ…▼~
:[ティアモ]|はい。あたしも、~
ロンクーさんが好きです…▼~
あたしのために頑張ってくれた…~
あなたが好き。▼~
だから…このお話、お受けします。~
指輪、大事につけさせてもらいますね。▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
まさか、受けてくれるとは~
思わなかった…嬉しいぞ。▼~
:[ティアモ]|ふふ…ロンクーさんでも~
そんな可愛いこと言うんですね。▼~
でも…あたしも嬉しいです。▼~
**グレゴ [#w2d368f9]
***支援C [#k5a6a63e]
:[ロンクー]|…………▼~
:[グレゴ]|なんだよ、ロンクー。~
そーんなおっかない顔しちゃって。▼~
俺は敵じゃねーだろ。~
そう殺気をぶつけてくんなって。▼~
:[ロンクー]|グレゴ。お前の名…~
バジーリオから聞いたことがある。▼~
生涯唯一、バジーリオが~
引き分けたという、名うての傭兵…▼~
:[グレゴ]|なーつかしい話を持ち出すねぇ。~
ま、昔のことだ。▼~
:[ロンクー]|かつては次期フェリア王の~
候補にも数えられていたらしいな…。▼~
:[グレゴ]|おーっと、どんだけ懐かしい話だよ?~
俺だって忘れてたぜ、そんなこと。▼~
:[ロンクー]|…どうやら…本当の話のようだな。~
一手、所望する!▼~
:[グレゴ]|ちょーっと待った。~
そいつは刃引きしてねぇ真剣だろ?▼~
:[ロンクー]|実戦形式の模擬戦だ…~
本気で戦ってもらいたいからな…!▼~
:[グレゴ]|やーれやれ。俺が傭兵だってこと~
忘れてんじゃねぇか?▼~
金にもならないことに命かけて~
戦うわけねーだろ。お断りだね。▼~
:[ロンクー]|…血はたぎらないのか。~
俺と戦いたいと思わないのか!▼~
:[グレゴ]|さっき言っただろ、~
金にもならねぇ戦いは御免だってな。▼~
…それによ。俺と戦ったって~
お前の望む強さは手に入らねぇぜ。▼~
:[ロンクー]|…!▼~
:[グレゴ]|ま、仲間なんだし仲良くやろうや。~
じゃーなー。▼~
:[ロンクー]|あの男…。▼~
***支援B [#y02fd8ed]
:[ロンクー]|…受け取れ、グレゴ。▼~
:[グレゴ]|なーんだよ、この金貨は。~
俺に小遣いくれるわけかい?▼~
:[ロンクー]|傭兵は…金を出さないと~
戦ってくれないのだろう…?▼~
俺と本気で勝負しろ。~
それが…依頼内容だ…。▼~
:[グレゴ]|あー、そう来ちゃったか。~
そいつは断れねぇな。▼~
それにしてもまぁ、どーして~
そんなに俺と戦いたいのかねぇ。▼~
バジーリオさんを超える~
手始めの第一歩ってやつかい?▼~
:[ロンクー]|…無駄口を叩いてくれと~
依頼した覚えはない。▼~
:[グレゴ]|はーいはい、わーかったよ。~
じゃ、ちょいと確認だ。▼~
まさか仲間同士で命の取り合いは~
できねぇよな。勝利条件は?▼~
:[ロンクー]|相手が負けを認めるか…明らかに~
勝ったとわかる状況での寸止め。▼~
:[グレゴ]|妥当だな。じゃ、いつ始める?▼~
:[ロンクー]|今すぐだ。▼~
:[グレゴ]|ほー。じゃ、俺の勝ちだな。▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[グレゴ]|わーかんないかねぇ?~
鞘を見ろよ。さっき剣を抜いといた。▼~
:[ロンクー]|ば、馬鹿な…!▼~
:[グレゴ]|ほい、隙あり。▼~
:[ロンクー]|ぐっ…!▼~
:[グレゴ]|動くな。俺がくしゃみでもすりゃ、~
喉に剣が突き刺さるぜ。▼~
まー、あれだ。明らかに勝ったと~
わかる状況での寸止め…ってやつだな?▼~
:[ロンクー]|卑怯な…!~
くだらん嘘で俺を惑わすなど…!▼~
:[グレゴ]|卑怯で悪いねぇ。でもな、~
これがバジーリオさんとお前の差だよ。▼~
:[ロンクー]|ほざくな…!▼~
:[グレゴ]|青いねぇ、ロンクー。~
でも嫌いじゃねぇぜ、そういうの。▼~
***支援A [#l8decde5]
:[ロンクー]|グレゴ…▼~
:[グレゴ]|なんだい、また勝負かい?▼~
:[ロンクー]|…いや。謝りに来た。~
先日の勝負…確かに俺の負けだった。▼~
戦場に…卑怯もなにもない。~
お前の言う通り…俺に足りないのは▼~
何物にも惑わされぬ強い心だ…。~
揺らいだ俺が弱かったんだ…。▼~
:[グレゴ]|はっは、素直になったねぇ。~
若者の挫折は成長の糧、ってか。▼~
まー、ついでに言わせてもらえば…~
剣の腕だって足りてるわけじゃねぇぜ。▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[グレゴ]|納得できないなら構えな。~
どこが足りねぇのか教えてやるぜ。▼~
:[ロンクー]|…傭兵は…金にならん戦いは~
しないんじゃなかったのか?▼~
:[グレゴ]|そのはずなんだが、よく考えりゃ~
最近ただ働きさせられ通しでねぇ。▼~
これはその奉仕活動の一貫ってとこだ。▼~
:[ロンクー]|…そうか。だったら…~
存分に教えを請おうか…!▼~
:[グレゴ]|ありゃー、熱い目しちゃって。~
若さとは熱さなり、ってか。▼~
じゃあ俺も意外と若いってことだな。~
お前と本気で戦いたくなるとはね…▼~
そーんじゃ…ぼちぼち始めるかぁ!▼~
**ノノ [#j3395151]
***支援C [#s017758d]
:[ノノ]|ロンクー、遊ぼ!▼~
:[ロンクー]|ひとりで遊べ。▼~
:[ノノ]|ひとりで遊ぶのは寂しいもん。~
ロンクーもひとりで寂しいでしょ?▼~
:[ロンクー]|俺は好きでひとりでいるんだ…~
ほかの奴を当たれ。▼~
:[ノノ]|でも、みんな忙しそうだし…▼~
:[ロンクー]|なんだ?~
俺は暇そうだとでも言いたいのか?▼~
悪いが、~
俺も暇なわけじゃないぞ。▼~
:[ノノ]|…ぐすっ…うぅ…▼~
:[ロンクー]|…泣くな、たとえ遊びたくても、~
俺は女に近づくと…▼~
…いや…どういうことだ?~
こいつには、緊張しない?▼~
:[ノノ]|…ぐすっ…なに?▼~
:[ロンクー]|…なんでもない。▼~
わかった。~
少しなら付き合ってやる。▼~
:[ノノ]|ほんと? やったー!▼~
:[ロンクー]|それで、~
なんの遊びをするんだ?▼~
:[ノノ]|あのね、あのね…おままごと!▼~
:[ロンクー]|…俺はやったことがない。~
女に頼んだほうがいいんじゃないか?▼~
:[ノノ]|ううん、お父さん役が欲しかったから。~
だいじょうぶ、ノノが教えてあげる!▼~
:[ロンクー]|ふぅ…父親役をやればいいんだな?▼~
:[ノノ]|うん!ノノがお母さんね!▼~
:[ロンクー]|了解した。▼~
***支援B [#s017758e]
:[ノノ]|ロンクー、遊ぼ!▼~
:[ロンクー]|…この前付き合ってやっただろう。~
他の奴と遊べ。▼~
:[ノノ]|この前の続きなんだから、~
ロンクーがお父さんじゃないと駄目!▼~
やってくれなかったら…▼~
:[ロンクー]|竜石を出すな。~
恐ろしい脅しをかける奴だ。▼~
いいだろう。~
今回だけ付き合ってやる。▼~
:[ノノ]|ほんと?▼~
:[ロンクー]|あぁ。お前と遊ぶ分には~
緊張もしないようだしな…▼~
:[ノノ]|あははっ。竜になってないノノに対して~
緊張しちゃう人なんていないよ?▼~
:[ロンクー]|…まぁいい。~
ノノ、今回で終わりだからな。▼~
:[ノノ]|うん! 早くやろ!▼~
:[ロンクー]|この前の続きか…~
俺が畑仕事に出かける前からだな。▼~
:[ノノ]|はい、朝ご飯ですよー。~
たくさん食べてね、あなた。▼~
:[ロンクー]|…もぐもぐ。ごちそうさま。~
いってきます。▼~
:[ノノ]|いってらっしゃーい!▼~
:[ロンクー]|…で、俺は畑仕事をすればいいのか?▼~
:[ノノ]|…………▼~
:[ロンクー]|…どうした?▼~
:[ノノ]|ノノはなにをすればいいのかな?▼~
お母さんって、お父さんが出かけたら~
いつもなにしてるんだろ?▼~
ノノ、わかんないよ…▼~
ノノ、お父さんとお母さんと一緒に~
暮らしたことないから…。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
ノノ。こっちに来い。▼~
:[ノノ]|え?▼~
:[ロンクー]|いっしょに畑仕事をすればいい…~
あとのことはあとで考えよう。▼~
:[ノノ]|うん! ノノも畑仕事する!▼~
***支援A [#s017758f]
:[ノノ]|さぁ、お父さん。~
ごはんのじかんですよー。▼~
:[ロンクー]|もぐもぐ…▼~
…む!!▼~
…こんなまずい飯が食えるか!▼~
:[ノノ]|きゃー、お父さんが怒ったわー!▼~
:[ロンクー]|怒られたくなかったら…その…~
も…もっとうまい飯をつくれ!▼~
:[ノノ]|でも、あなたの稼いでくるお金じゃ~
これぐらいしか…!▼~
この、かいしょーなしー!▼~
:[ロンクー]|か、甲斐性なし!?▼~
…………▼
:[ノノ]|…………▼~
あれ? だめだよロンクー。~
次はお父さんが言い返すセリフでしょ?▼~
:[ロンクー]|あ…あのな、ノノ。~
こんなおままごとで本当にいいのか?▼~
俺は何だかちょっと~
違う気がするんだが…▼~
:[ノノ]|そうかなー?▼~
ノノ、お父さんとお母さんが~
ふだん何してるのかわかんなかったから、▼~
町に行って、手ごろなお家の中を~
見てきたんだよ。▼~
:[ロンクー]|そしたら、こんな感じだった、と?▼~
:[ノノ]|うん!▼~
だからこれで大丈夫!~
ふつうのお家はこんなかんじなんだよ!▼~
:[ロンクー]|…ノノ、その家は多分~
あんまり普通じゃないぞ。▼~
:[ノノ]|そうなの? ノノ、よくわかんない。~
じゃあ、ふつうのお家はどんななの?▼~
:[ロンクー]|そ…それは…~
俺にもよくわからん。▼~
:[ノノ]|えー!! じゃあおままごと~
できないよー!▼~
やだー! ノノもっとおままごとしたいー!~
お父さんのかいしょーなしー!!▼~
:[ロンクー]|…困った…▼~
:[ノノ]|ロンクーがノノの気持ちを~
もてあそんだよー!!▼~
:[ロンクー]|誤解を招く発言をするな!▼~
…じゃあ、もう一度町に行くのはどうだ?~
それでもっと色んな家を見て、▼~
一番ノノが気に入った家の真似を~
すればいい。▼~
:[ノノ]|ロンクーもいっしょに来てくれる?▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…▼~
:[ノノ]|やったぁ!~
ロンクーは見かけによらず優男だね!▼~
:[ロンクー]|こいつは…▼~
***支援S [#ocee187c]
:[ロンクー]|…じゃあ、畑仕事に行ってくる。▼~
:[ノノ]|はーい。いってらっしゃーい!▼~
えっと、まずは…お掃除でしょ?~
お昼ご飯のしたくと、薪割りと…▼~
ふふっ、ノノは大忙し!▼~
:[ロンクー]|…水汲みもあるんだろう?▼~
:[ノノ]|そうそう、それも!▼~
ふつーのお家のお母さんは~
とっても働きものだったから、▼~
ノノ、ちょっと覚えきれなかったよ。▼~
:[ロンクー]|いくらでも付き合ってやるから、~
ゆっくり覚えればいい。▼~
:[ノノ]|えっ…いくらでも?▼~
やったー! 約束だよ?▼~
:[ロンクー]|…約束しよう。~
その印に…これを渡しておく。▼~
:[ノノ]|あ、指輪だ! きれーい!▼~
あ、でもこれ…本物だよ?~
おままごとのじゃないよ?▼~
:[ロンクー]|そうだ…~
俺とお前は本物の家族になるんだ。▼~
その証も本物でないとな。▼~
:[ノノ]|家族…? ロンクー、ノノの~
お父さんになってくれるの?▼~
:[ロンクー]|違う! 俺はノノの旦那さんに~
なるんだよ。▼~
:[ノノ]|ほんとに!?~
じゃあノノは、ロンクーのお嫁さんだね!▼~
ノノ、ずっとひとりぼっちだったから~
家族ができてうれしいよ…!▼~
:[ロンクー]|あぁ…俺も、ずっとひとりだった。~
本当の家族を知らなかった。▼~
だけど、これからは~
ずっと一緒だ。▼~
俺がノノの、ノノが俺の~
家族になるんだからな。▼~
:[ノノ]|すごいすごい!~
おままごとが本当になっちゃったよ!▼~
ありがとう、ロンクー!▼~
:[ロンクー]|礼を言うのは俺の方だ。▼~
普通の家族の生活というやつを、~
ふたりで覚えていこう…ノノ。▼~
**サーリャ [#rb890d1f]
***支援C [#ve6c62e2]
:[ロンクー]|おい、今夜は軍議があるそうだ…~
遅れるなよ。▼~
:[サーリャ]|そうなの?~
今日はどこに集まればいいのかしら…▼~
あら? 貴方、髪に葉っぱが~
ついているわよ…▼~
:[ロンクー]|!!~
それ以上…近づくな。▼~
:[サーリャ]|…嫌われたものね。~
:[ロンクー]|気にするな…~
お前に限った話じゃない。▼~
:[サーリャ]|嫌っておいて気にするな、ですって…?~
おかしな言い草…▼~
まるで…女嫌いの呪いにでも~
かけられているみたい…▼~
:[ロンクー]|呪い…か。~
あるいは、そうなのかもな…▼~
:[サーリャ]|どういうこと…?▼~
:[ロンクー]|俺は…心底、女が苦手だ。~
できれば関わりたくはない…▼~
:[サーリャ]|うふふ…本当に呪いみたいね。~
誰にかけられたのかしら。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[サーリャ]|治してあげましょうか…?▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[サーリャ]|その様子だと、なにかと不便でしょう?~
呪いの類なら私が解呪できるわ…▼~
:[ロンクー]|そう、なのか…?▼~
:[サーリャ]|あら…興味があるの?▼~
:[ロンクー]|…別に。▼~
:[サーリャ]|ふぅん…まぁ、もし私の力が必要なら~
いつでも言うといいわ…▼~
:[ロンクー]|………▼~
***支援B [#id95a525]
:[ロンクー]|
サーリャ。▼~
:[サーリャ]|
あら…女嫌いの貴方が~
私になんの用…?▼~
:[ロンクー]|
…………▼~
:[サーリャ]|
黙っていたらわからないわ…~
と言いたいところだけど…うふふ。▼~
察しはつくわよ…~
呪いを解いて欲しいんでしょう?▼~
:[ロンクー]|
本当に…俺の女嫌いを~
治すことができるのか…?▼~
:[サーリャ]|
えぇ…貴方の心の闇のすべてを~
私に見せる覚悟があるのならね…▼~
:[ロンクー]|
…言わないといけないのか?▼~
:[サーリャ]|
正体もわからない呪いを~
解くことはできないわ…▼~
:[ロンクー]|
そうか…~
あまり人に言った事は無いのだが…▼~
……悪夢を見るんだ。~
俺のせいで命を落とした、少女の夢を。▼~
そいつは…~
平凡な町娘だったんだが、▼~
貧民街で生きてきた少年時代の俺に対して、~
妙な偏見を持たず、仲良くしてくれた。▼~
俺達は何故か、妙に気が合ってな。~
よくあいつの親の目を盗んで遊んでいた。▼~
あの日、あいつが命を落とすまでは…▼~
:[サーリャ]|
…………▼~
:[ロンクー]|
あれは…思い出したくもない~
夏の朝だ…▼~
俺がそいつを連れて町外れまで~
遊びに行った時に…▼~
賊どもに襲われて~
そいつは…殺されてしまったんだ。▼~
よりによって、~
俺なんかを…庇ってな…▼~
:[サーリャ]|
そういうこと…▼~
:[ロンクー]|
それ以来、俺は女が苦手だ。~
関わることを極力避けようとしてしまう。▼~
俺が関わることで、相手の女を不幸にして~
しまうのではないかと…思ってしまうんだ。▼~
あいつはもういないのに…~
おかしな話だろう?▼~
:[サーリャ]|
鮮烈な記憶が近しい記憶と結びつくのは~
それほど珍しいことではないわ…▼~
貴方にかけられた呪い…~
かなり奥深いもののようね。▼~
:[ロンクー]|
この悪夢…~
お前にどうにかできるのか…?▼~
:[サーリャ]|
できると思うけれど…~
少し時間をかけなければいけないわね。▼~
貴方の少年時代のお話…~
もっと私に聞かせてちょうだい。▼~
呪いを解くためには…~
貴方の心を完璧に理解する必要があるわ…▼~
:[ロンクー]|
…わかった、いいだろう…▼~
***支援A [#r3c11e50]
:[サーリャ]|
ロンクー…~
儀式の準備が整ったわよ。▼~
:[ロンクー]|
…その儀式を行えば…~
俺の心の傷を消せるんだな?▼~
:[サーリャ]|
えぇ…跡形もなく。▼~
:[ロンクー]|
そうか…▼~
:[サーリャ]|
…ただ、貴方の呪いはあまりにも長く~
心の深いところに食い込んでいる…▼~
貴方の少年時代の記憶を~
いっしょに削り取ることになるわ…▼~
:[ロンクー]|
忘れてしまうのか?俺は…~
貧民街で過ごしたことも…あいつのことも。▼~
:[サーリャ]|
そういうことになるわ…▼~
でも、構わないわよね。~
辛い記憶なんて…▼~
忘れたほうが貴方も気が楽でしょう?▼~
:[ロンクー]|
…………~
いや…儀式はやめておこう。▼~
:[サーリャ]|
どういうつもり…?~
訳を聞かせてもらえるかしら。▼~
:[ロンクー]|
お前の話を聞いて、気づいた…~
この傷は、失ってはいけないものだ。▼~
貧民街でのことも…あいつのことも、~
今の俺を作った、強さの源だ。▼~
消すんじゃない…受け入れたうえで~
乗り越え、前へ進まないといけない…▼~
そう思ったんだ。~
:[サーリャ]|
ふぅん…▼~
…ま、貴方がそう決心したのなら~
私に異存はないわ。▼~
:[ロンクー]|
…すまない。~
ありがとう、サーリャ。▼~
:[サーリャ]|
なによ…~
貴方が礼を言うなんて…気味が悪い…▼~
:[ロンクー]|
…そうか。▼~
***支援S [#k9405d20]
:[ロンクー]|
…サーリャ。▼~
:[サーリャ]|
あら…~
まだ私になにか用?▼~
:[ロンクー]|
むっ…▼~
:[サーリャ]|
…じりじり近付いてきて、~
どういうつもりなの…?▼~
貴方…~
女嫌いは治っていないでしょう?▼~
:[ロンクー]|
これが…俺なりの克服の仕方だ。~
今のところ、この距離が精一杯だが…▼~
:[サーリャ]|
…うふふ。それで精一杯なら~
克服できるのに何年かかるのかしら…▼~
よかったら…~
手伝ってあげてもいいわよ。▼~
:[ロンクー]|
いや、もう呪術に頼るつもりは…▼~
:[サーリャ]|
呪術は使わないわ…~
その訓練に協力すると言っているの…▼~
いつも貴方の傍にいて…~
挫けそうになったら心を支えるわ…▼~
そうすれば、少しは…~
克服できる日が早くなるでしょう…?▼~
:[ロンクー]|
どういうことだ…?▼~
:[サーリャ]|
鈍いわね、貴方…▼~
結婚してあげると言っているのよ…~
私が…貴方とね…▼~
まぁ…~
嫌なら…べつに構わないわ。▼~
その時は、ルフレに付きまとって~
一生を終えるつもりよ…▼~
:[ロンクー]|
…ルフレの話は~
この際聞かなかったことにするが…▼~
…結婚の申し出は、~
願ってもない話だ。▼~
俺も…お前に傍にいて欲しい。▼~
お前ほど俺のことを~
理解している女はいない…▼~
お前に触れ…その思いに応えたい。~
必ずこの傷を克服してみせる…▼~
:[サーリャ]|
あら…まさか良い返事がもらえるとは~
思わなかったわ…▼~
:[ロンクー]|
お前なら、俺が関わっても~
不幸になることはなさそうだからな…▼~
お前ほどの呪術師なら~
大抵のことは自力でなんとかなるだろう。▼~
:[サーリャ]|
ちっ…~
この男…一言多い…▼~
まぁ確かに、私を殺そうとする者は~
返り討ちにする自信があるわ…▼~
:[ロンクー]|
…頼もしいな。▼~
:[サーリャ]|
貴方も…私が傍にいてあげるからには…~
必ず傷を克服しなさい…約束よ…?▼~
:[ロンクー]|
あぁ。約束の証に指輪を贈ろう…~
受け取ってくれるか?▼~
:[サーリャ]|
えぇ…▼~
でも…あんまり待たせないでね。~
あとが怖いわよ…?▼~
:[ロンクー]|
…了解した。▼~
**オリヴィエ [#z46a1755]
***支援C [#h6339a3b]
:[ロンクー]|ふぅ…はぁぁっ!!▼~
…………▼~
……くっ。~
…失敗、か…▼~
:[オリヴィエ]|…残念ですね…▼~
:[ロンクー]|オリヴィエ…見ていたのか。▼~
:[オリヴィエ]|ご、ごめんなさい…▼~
バジーリオ様が同じことをしているの、~
見たことがあって…懐かしいなって。▼~
:[ロンクー]|…そうだ。~
これはバジーリオの技だ。▼~
俺にもできないか~
挑戦してみたんだが…このザマだ。▼~
バジーリオが水瓶を斬ったときは~
水瓶は割れず…水もこぼれなかった。▼~
:[オリヴィエ]|…そ、そうでしたね。▼~
水瓶は形を保っていて…~
触れない限りずっとそのままでした。▼~
:[ロンクー]|…なにが足りない?~
力か…正確さか…速さか…▼~
:[オリヴィエ]|…力じゃない、と思います。▼~
バジーリオ様は、むしろ…~
力を入れずに斬ってたみたいだから…▼~
:[ロンクー]|…よく見ていたんだな。▼~
:[オリヴィエ]|あ、えっと…はい。▼~
:[ロンクー]|…もう一度やってみる。~
気づくことがあれば…教えてくれ。▼~
ただし、そばには寄らないで欲しい。▼~
:[オリヴィエ]|わ、わかりました…▼~
***支援B [#nca4b0cd]
:[ロンクー]|ふぅー…はぁぁっ!▼~
…くっ…また失敗か…!~
水瓶を斬るのもままならないとは…。▼~
:[オリヴィエ]|…あ、あの、ロンクーさん。~
そろそろお食事の時間ですけど…▼~
:[ロンクー]|! …それ以上、来るな…▼~
:[オリヴィエ]|ごご、ごめんなさい…!~
女は苦手…なんですよね。▼~
:[ロンクー]|食事は抜く。~
飯を食う気分になれん。▼~
:[オリヴィエ]|そんな…しょ、食事は~
きちんと食べた方がいい…ですよ。▼~
それに…ロンクーさんなら~
きっと、だいじょうぶだと思います。▼~
バジーリオ様も…ロンクーさんの才能は~
認めてましたから…▼~
:[ロンクー]|なぜお前がそのことを…?▼~
バジーリオが…~
お前にそう言ったのか?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。ちょっとだけ前に、~
バジーリオ様から聞きました。▼~
…ロンクーさんは~
剣の才能なら俺に匹敵する、って。▼~
私だけじゃなくて、~
色んな人に言ってるみたいですよ…?▼~
ロンクーさん、よっぽどバジーリオ様に~
期待されてるんですね。▼~
:[ロンクー]|バジーリオが…そんなことを…▼~
:[オリヴィエ]|うれしそうですね…?▼~
:[ロンクー]|そ、そんなことはない。▼~
…やはり、腹が減ってきた。~
食事に行ってくる…▼~
(ロンクー、退場)~
:[オリヴィエ]|ふふ…照れてました…~
あれは絶対に照れてました。▼~
あんなに怖い目してるのに、~
かわいいところもあるんですね…▼~
***支援A [#j351dbbd]
:[ロンクー]|…これでも…駄目なのか!▼~
:[オリヴィエ]|あ、あの…惜しかったですね…▼~
:[ロンクー]|惜しい…?~
どこが惜しいんだ…?▼~
一度でも、水瓶が~
形を留めたことがあったか!?▼~
:[オリヴィエ]|…それは…▼~
:[ロンクー]|くそっ…俺はどうやっても~
バジーリオを超えられないのか…?▼~
:[オリヴィエ]|えっと…でも、バジーリオ様は~
ロンクーさんを…▼~
:[ロンクー]|…剣の才能なら匹敵する、だろう?▼~
裏を返せば、剣の才能以外は~
なにもあの人に届いていない…!▼~
:[オリヴィエ]|そんなことないです!~
き、きっと届きますよ!▼~
こんなに必死に~
剣の腕を磨いてるんですから!▼~
:[ロンクー]|その剣が、このザマだ!▼~
わかっているんだ…この技は~
速さや力の問題じゃない…▼~
揺るぎない心の強さ…~
迷いのない一閃が必要なんだ…!▼~
:[オリヴィエ]|ロンクーさん…▼~
:[ロンクー]|できない…できるわけがない。▼~
女が近づくだけで揺れるような…~
俺の弱い心では…!▼~
:[オリヴィエ]|ロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|お…おい! お前!~
手なんか握るな! 離せ!!▼~
:[オリヴィエ]|深呼吸してください、ロンクーさん。~
落ちついて。▼~
ロンクーさんならきっとできます。~
私、信じてますから!▼~
:[ロンクー]|オリヴィエ…▼~
:[オリヴィエ]|大丈夫。ロンクーさんは~
誰よりも一生懸命な人だから…!▼~
:[ロンクー]|…わかった! もうわかったから…!~
いい加減、手を離してくれ…!!▼~
:[オリヴィエ]|…あっ! や…やだ私ったら~
恥ずかしいです~…!!▼~
あの、す…すみませんでした…!▼~
汗だくになっちゃってますけど…~
だ、大丈夫ですか…?▼~
:[ロンクー]|最悪の気分だ…~
だが、お前の声は俺の胸に届いた…▼~
何度でも挑戦するさ…~
お前が信じてくれる限りな。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい!~
私、信じてます!!▼~
いつか、ロンクーさんは~
バジーリオ様を超えるって!!▼~
:[ロンクー]|あぁ…ありがとう。▼~
***支援S [#ad05f59b]
:[オリヴィエ]|…………▼~
:[ロンクー]|はぁぁぁっ!!▼~
:[オリヴィエ]|!?~
あれ…外しましたか…?▼~
:[ロンクー]|…近付いて、よく水瓶を見てみろ。▼~
:[オリヴィエ]|あっ…! 斬れてる!~
斬れてます、ロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|…こういうことか。~
やっとたどり着いた…▼~
:[オリヴィエ]|…す、すごいですー!~
私、感動しましたー!▼~
:[ロンクー]|……!!▼~
:[オリヴィエ]|あっ…すみません…!~
興奮して、つい手を握っちゃいました…。▼~
ロンクーさんは女性が苦手なのに…~
ほんとにごめんなさい…!▼~
:[ロンクー]|いや…お前ならだいじょうぶだ。~
むしろこのままでいてくれ。▼~
:[オリヴィエ]|えぇっ!?~
そ、そんな…恥ずかしいです~!!▼~
:[ロンクー]|手を握ってきたのはお前だろう。▼~
:[オリヴィエ]|そそ、そうですけど…▼~
:[ロンクー]|この技を習得できたのは…~
お前のおかげだ。▼~
お前には、大きなものを~
もらってしまった…。▼~
礼代わりに、これを受け取ってくれ。~
お前のために用意した。▼~
:[オリヴィエ]|きれいな指輪…~
あの…これってもしかして…!▼~
:[ロンクー]|…そうだ。~
…俺と結婚してくれないか。▼~
:[オリヴィエ]|で、でもロンクーさん、~
女性は苦手なんじゃ…▼~
:[ロンクー]|…確かに俺は女が苦手だが、~
お前だけは別だ。▼~
近付かれても、煩わしいとか~
恥ずかしいなどとは思わんからな。▼~
:[オリヴィエ]|え…じゃあ、ロンクーさんは~
女の人が嫌いなんじゃなくて…▼~
ただ単に恥ずかしくて逃げてただけ…~
なんですか…?▼~
:[ロンクー]|…それだけではないんだが…▼~
…少しはそれも、~
あるかもしれん…▼~
:[オリヴィエ]|え…ほ、本当ですか?~
ふふっ。うふふふ…!▼~
:[ロンクー]|…なぜ笑う。▼~
:[オリヴィエ]|だ…だって、ロンクーさん、~
私とおんなじなんだなぁって思ったら…!▼~
私も恥ずかしがりですから、~
その気持ち…よくわかります。▼~
私たち、恥ずかしがり同士~
きっと仲良くやっていけますね…▼~
:[ロンクー]|!? それはつまり…~
求婚を受ける、ということか?▼~
:[オリヴィエ]|はい…! もちろんです。~
私も…あなたのことが好きですから…▼~
:[ロンクー]|…そうか、良かった。▼~
これからは、俺の剣はお前に捧げよう。~
俺の傍から離れないでいてくれ。▼~
:[オリヴィエ]|ロンクーさん…~
私、離れません…ずっと!▼~
**セルジュ [#j2f48c21]
***支援C [#q64b67f1]
:[セルジュ]|ねぇ、ロンクー。▼~
:[ロンクー]|…なんだ?▼~
:[セルジュ]|おかしなことを訊ねると~
思うかもしれないけど…▼~
幼い頃、貧民街で~
暮らしていたことはない?▼~
:[ロンクー]|…なんのことかわからんな。▼~
:[セルジュ]|…そう。人違いのようね。~
ごめんなさい。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[セルジュ]|…ケリーという少女の名前に~
聞き覚えはある?▼~
:[ロンクー]|お前…!なぜその名前を?▼~
:[セルジュ]|やっぱり…あの方々が話していたのは~
あなたのことだったのね。▼~
:[ロンクー]|どういうことだ…?▼~
:[セルジュ]|私、ケリーさんの~
ご両親とお会いしたの。▼~
昔…ミネルヴァちゃんと~
フェリアに行った時に。▼~
町外れで賊に襲われかけているところを~
助けたのだけれど…▼~
そのとき、その方達の娘…ケリーさんが~
賊に襲われて殺されたのだと聞いたの。▼~
その時一緒にいたのが…~
ロンクーという名の少年だったと聞いたわ。▼~
ロンクーだなんて珍しい名前だから…~
まさかと思って…▼~
:[ロンクー]|…あぁ。あいつは昔…~
賊から俺を庇って死んだんだ…▼~
そいつら…ケリーの両親は~
さぞかし俺のことを恨んでいただろうな。▼~
貧民街育ちのガキに~
自分の娘を奪われて…▼~
:[セルジュ]|そのことなんだけど…▼~
:[ロンクー]|…いい。聞かずとも分かる。▼~
すまないが、~
少し一人にしてくれ…▼~
:[セルジュ]|あっ、ロンクー!▼~
…この話には、~
続きがあるのだけれど…▼~
***支援B [#gb4d6ad1]
:[セルジュ]|ロンクー。▼~
:[ロンクー]|…お前か。▼~
:[セルジュ]|何度もごめんなさい。▼~
この前の話の続きを…~
どうしてもあなたに伝えておきたくて。▼~
:[ロンクー]|…なんだ?ケリーの両親が~
俺を恨んでいたという話か?▼~
それならもう…▼~
:[セルジュ]|違うの。▼~
:[ロンクー]|…何…?▼~
:[セルジュ]|違うの…あの人たちは…ずっと~
あなたに謝りたいと言っていたわ…▼~
ケリーさんが亡くなった時、~
あなたをひどく責めてしまったこと。▼~
ケリーさんを殺したのは、~
あなたではないのに…悪いことをしたと。▼~
あなたが貧民街から姿を消したのは、~
自分たちのせいだとも言っていたわ。▼~
:[ロンクー]|………▼~
:[セルジュ]|…ケリーさんが亡くなった後、~
しばらくして日記が出てきたそうなの。▼~
内容は…あなたと友達になれて嬉しかったこと、~
たくさん遊べて楽しかったこと…▼~
一緒に町外れに遊びに行く約束を…~
楽しみにしていたこと。▼~
:[ロンクー]|…ケリー。▼~
:[セルジュ]|あの人たち、その日記を読んで~
こう思ったそうよ。▼~
娘は、あの少年と友達になれて~
幸せだったんだな、って。▼~
だから…ロンクーを恨んだりしてないわ。~
もう…誰もあなたを恨んでなんかいない。▼~
そのことをちゃんと、~
あなたに伝えておきたくて…▼~
:[ロンクー]|…………▼~
よく教えてくれた。~
…礼を言う。▼~
:[セルジュ]|いえ…▼~
:[ロンクー]|俺はとっくに…~
許されていたのだな…▼~
でも…そうだとしても~
俺のこの傷は…▼~
:[セルジュ]|あ…▼~
***支援A [#ve58bbdc]
:[セルジュ]|元気がないのね、ロンクー。▼~
:[ロンクー]|俺はいつも通りだ。▼~
:[セルジュ]|いいえ、私にはわかるわ。▼~
なんだか、ロンクー、~
いつもより覇気が無いもの。▼~
その証拠に…ほら。ミネルヴァちゃんが~
真後ろに立ってても気付いてない。▼~
:[ロンクー]|うおっ!?~
貴様、何の真似だ…!!▼~
:[セルジュ]|あらあら、貴様だなんて物騒ね。~
ロンクーを元気づけようと思ったのよ。▼~
この前は私…~
余計なことを話してしまったみたいだから。▼~
:[ロンクー]|ケリーの両親の話か…~
いや…話が聞けてよかった。▼~
最初は、許されていたと聞いても~
この傷が癒えないことに絶望したが…▼~
あれから…悪夢を見る回数が~
ほんの少しだけ減った。▼~
:[セルジュ]|悪夢…?▼~
:[ロンクー]|あぁ。俺はよく悪夢を見る…~
ケリーが俺を庇って死ぬ夢を。▼~
あいつの両親が、泣き叫びながら~
俺のことを責める夢を。▼~
俺は、俺が関わることで…そんな風に~
人を不幸にしてしまうのが嫌だった。▼~
特に女とは…できれば関わり合いたくないと~
思いながら、ずっと生きてきた。▼~
:[セルジュ]|…ケリーさんとの事が、~
女性嫌いの原因だったのね。▼~
:[ロンクー]|あぁ。でも…あいつの両親は、~
ケリーが俺と友達になれて幸せだったと…▼~
そう…言ってくれたのだろう…?▼~
:[セルジュ]|えぇ。確かにそう仰っていたわ。▼~
:[ロンクー]|…今の俺には、それで十分だ。▼~
悪夢を見ることも、女嫌いも~
すぐには治まりそうにないが▼~
その言葉だけは…大切に~
胸にしまっておこう。▼~
…セルジュ。~
話を聞かせてくれてありがとう。▼~
:[セルジュ]|いいえ。私は何もしていないわ。▼~
…せめて、私が残りの傷を癒す~
お手伝いをしましょうか?▼~
手始めにミネルヴァちゃんと~
お空のデートなんかいかがかしら。▼~
:[ロンクー]|…遠慮する。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、それは残念。▼~
:[ロンクー]|…だが、他に何かいい方法があれば~
教えてくれ…▼~
:[セルジュ]|うふふ、わかったわ。▼~
***支援S [#x1798f45]
:[セルジュ]|…それじゃあ、いくわよ。~
つらくなったら言ってちょうだいね。▼~
:[ロンクー]|頼む。▼~
:[セルジュ]|えっと…女嫌いの人に触る時は、~
どこが一番怖がられないで済むのかしら。▼~
いきなり肩に手を置くのは~
さすがに失礼だし…▼~
ねぇ、ミネルヴァちゃんはどう思う?▼~
:[ロンクー]|…何をしている。~
やるなら早くしろ。▼~
:[セルジュ]|あら、ロンクーはせっかちね。▼~
どこに触るのが一番怖くないか~
ミネルヴァちゃんと相談している所なのに…▼~
やっぱり無難に頭かしらね…って、▼~
…ロンクー?~
あなた、私の手を…▼~
:[ロンクー]|あの調子だと、いくら待っても~
触れてこなさそうだったからな。▼~
手を握られるのは…嫌だったか?▼~
:[セルジュ]|いえ…▼~
あ、あなたの方が心配だわ。~
もう…怖くはないの?▼~
:[ロンクー]|あぁ、もう…だいじょうぶだ。~
こうしていると安らぎすら感じる…▼~
お前以外の女では、~
とても無理そうだがな。▼~
:[セルジュ]|よかった…▼~
:[ロンクー]|嫌なら振りほどいてもいいんだぞ。~
なぜここまで俺に付き合ってくれるんだ?▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、それを女性に言わせるの?▼~
:[ロンクー]|…そうだな、悪かった。~
セルジュ。これをお前に…▼~
:[セルジュ]|あ…これは、指輪…?~
ロンクー、これってまさか…▼~
:[ロンクー]|…あぁ。俺の傷を軽くしてくれたお前を、~
誰よりも愛おしく思っている。▼~
俺は…~
これからの未来をお前と歩みたい。▼~
俺と、結婚してくれないか?▼~
:[セルジュ]|えぇ…喜んで…▼~
:[ロンクー]|…そうか。良かった…▼~
:[セルジュ]|うふふ、ロンクーからそんな言葉が聞けるなんて~
思ってもみなかったわ。▼~
ねぇ、ミネルヴァちゃん?▼~
…あらあら、幸せにしなかったら~
噛みついちゃうぞって言ってるわよ。▼~
:[ロンクー]|…安心しろ。俺がミネルヴァに~
噛みつかれることは無い。▼~
…必ず幸せにする。セルジュ。▼~
:[セルジュ]|…ありがとう、ロンクー。▼~
**ウード(親子) [#jaa77785]
***支援C [#c4c109e7]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[ロンクー]|ウード、何をしている?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[ロンクー]|…どうした!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[ロンクー]|どういうことだ…?~
誰かに操られているのか…!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[ロンクー]|…苦しいのか?▼~
わかった。すぐにリズを呼んでくる。~
だからそれまで辛抱しろ…!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#rfa8f42f]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[ロンクー]|…当然だ。▼~
お前がいきなり苦しみ出すから、~
俺もリズも、心配した。▼~
あの妙な設定の芝居は~
いったい何のつもりだ?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[ロンクー]|何なんだそれは…。~
まったく、恥ずかしい奴め。▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[ロンクー]|…わからなくて結構だ。▼~
…!! ウード、伏せろ!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[ロンクー]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[ロンクー]|ちっ…。敵兵の奇襲か…▼~
…おい、逃げるぞ。~
伏兵がいたら厄介だ。▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
:|'''(暗転)'''
:[ロンクー]|ここまで来ればいいだろう。~
ウード、平気か?▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[ロンクー]|なんだ?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[ロンクー]|…あの時? 何のことだ。~
また何かの芝居なのか?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[ロンクー]|!! 泣いてる…のか?~
何があった?▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[ロンクー]|………▼~
***支援A [#fa79263f]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[ロンクー]|あぁ、大丈夫だ。~
深い傷ではなかったしな。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[ロンクー]|また? この前もそう言っていたが、~
あれは芝居ではなかったんだな。▼~
もしかして、未来の俺は…~
お前を庇って死んだのか?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[ロンクー]|…やはり、そうだったか。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[ロンクー]|…そうか。~
辛いことを思い出させたな。▼~
未来でお前に寂しい思いを~
させてしまって、悪かった…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[ロンクー]|ウード…。…ん?~
ではお前の言う英雄の血とは…▼~
俺とリズの血のことだったのか?~
俺たちの血はそんなに騒ぐのか…?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[ロンクー]|…はぁ?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
お前は、未来の俺の想いを~
受け継いでくれているのだな。▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[ロンクー]|…………。~
いつもの調子に戻ったのはいいが…▼~
あまり俺とリズの血で遊ぶな…▼~
**アズール(親子) [#re70cc20]
***支援C [#c608b2d9]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[ロンクー]|もうすぐ行軍の時間だからな。~
仕方ないだろう。▼~
時間を忘れてナンパをしていた~
お前が悪い。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[ロンクー]|…お前は、未来にいた時から~
そんな感じなのか?▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[ロンクー]|絶望に支配されていたという未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナが持っている~
強い使命感や決意のようなものが、▼~
お前からは微塵も感じられんのだ…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[ロンクー]|ほぅ…何だ?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[ロンクー]|女の子にモテるだと…?~
それがお前の使命か?▼~
それがわざわざ過去に来てまで~
成し遂げる使命なのか?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[ロンクー]|そうやって恥じらうな…気持ち悪いぞ。▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[ロンクー]|………~
それとこれとは話が別だ。▼~
はぁ…お前の相手をしてると疲れる。~
俺は先に行くぞ。▼~
(ロンクー退場)~
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#q52d9989]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[ロンクー]|どうした、アズール。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[ロンクー]|…嘘だな。明らかに傷を庇っている。~
この辺り、怪我をしているな。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[ロンクー]|おい…! かなり酷い傷じゃないか。~
どうしてすぐに言わなかった!?▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[ロンクー]|…いい加減にしろ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[ロンクー]|お前、こんな時まで女の話か!?~
ふざけるのも大概にしろ!▼~
本当に、何のためにこの時代に来た!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのにお前は…▼~
…正直、見損なった。~
お前は戦争というものをわかっていない。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[ロンクー]|なんだと…?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[ロンクー]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[ロンクー]|…いや…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
(アズール退場)
:[ロンクー]|………▼~
***支援A [#ef6c1e38]
:[ロンクー]|アズール。お前に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…良かったな。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[ロンクー]|…俺も、この前は~
無神経なことを言ってすまなかった。▼~
お前はちゃんと戦っていたのに、~
何も分かってないなどと…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[ロンクー]|しかし…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[ロンクー]|?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[ロンクー]|ふ、はは…! く、くすぐるな…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[ロンクー]|…それがお前の、本当の使命か?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[ロンクー]|そうか…良かった。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[ロンクー]|…アズール。そうやってもう無理に~
俺を笑わそうとしなくていい。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[ロンクー]|ふ…それならいいんだが。~
…ん? 女好きはいいことなのか…?▼~
…とにかく。俺も、お前が強がらずに~
いられる世界を取り戻す。▼~
未来で死んだ俺の分まで、お前を守る。~
だから…辛い時は、俺を頼れ。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[ロンクー]|なっ…!~
首にしがみつくな…苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[ロンクー]|…あぁ。▼~
**ブレディ(親子) [#xe618393]
***支援C [#p44556a8]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[ロンクー]|……おい。▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[ロンクー]|…いや。それよりもだな…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[ロンクー]|す…すまない。~
いただくぞ…▼~
………あの、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[ロンクー]|なぜ俺たちは、こんなところで~
優雅に茶なんかしているんだ。▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[ロンクー]|…何だその日課は。~
俺は普段そんなことはしていないぞ。▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[ロンクー]|俺に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになるな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[ロンクー]|マリアベルのやつ、何を言ったんだ?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[ロンクー]|何だったんだ…▼~
***支援B [#o9c06904]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[ロンクー]|この前って…あぁ、先日の茶のことか。~
別に謝ることではない。▼~
お前と話ができて、~
俺は楽しかったぞ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[ロンクー]|…なに!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[ロンクー]|何なんだ、その謝罪方法は。▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[ロンクー]|それが本当なら~
俺はとんでもない阿呆だな…▼~
…ブレディ、よく聞け。~
目を覚ませ。▼~
俺はそんな謝罪を受けたことは無いし、~
宙返りを見て大喜びしたことも無い。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだ、お前は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[ロンクー]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[ロンクー]|せっかく俺のところに来たんだ。~
今日はゆっくり話でもしないか。▼~
こんなことでもないと、お前は~
俺と話しになんか来なかっただろう?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
***支援A [#a79d64c0]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[ロンクー]|ふっ…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[ロンクー]|…いや、お前と親しくなれて~
良かったと思ってな。▼~
初めてお前を見た時は、正直~
『こいつが俺の息子か?』と思うほど▼~
怖い顔をしていたからな。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[ロンクー]|本物…この時代のお前のことか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[ロンクー]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[ロンクー]|お前…それは本気で言っているのか?▼~
息子が産まれたから忘れるなど、~
俺は絶対にしないぞ。▼~
確かにお前は俺の本当の息子ではない。~
でも、他人だなんてことはもっとない。▼~
お前は俺の友人で、~
俺が決めた最初の息子…なのだからな。▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[ロンクー]|…当たり前だ。~
忘れられるわけがない。▼~
覚えている、ずっと。未来で死んでしまった、~
お前の本当の父の分まで…な。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[ロンクー]|…それは、~
絶対に死ぬわけにいかないな。▼~
**デジェル(親子) [#q0182ed2]
***支援C [#h72e4db0]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[ロンクー]|…デジェルか。悪いが、~
今日は手合わせはできない…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[ロンクー]|平気だ…。~
少し腹が痛むだけだから…うっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[ロンクー]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[ロンクー]|今日の食事を食べたら…こうなった。▼~
みんな今、同じ症状で苦しんでいる…。~
お前も…気をつけろ。▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[ロンクー]|うぅ…ソワレの料理も酷いが…~
今日のはもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[ロンクー]|なにっ…!▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[ロンクー]|くそ…! き、気にするな!▼~
俺はおいしく食べたぞ。~
この腹痛は単なる偶然だ…▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ロンクー]|デジェル…!▼~
お…追いかけないと…~
しかし、腹が……!▼~
***支援B [#y54fcb41]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[ロンクー]|今日はいつもに増して~
激しい訓練だな、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[ロンクー]|もう食事当番はしないのか?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[ロンクー]|あ、あれは…確かに酷かったが。▼~
しかし、次は上手くいくかもしれん。~
俺はまた、お前の料理が食べたいぞ。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[ロンクー]|デジェル?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[ロンクー]|…惨劇とは大袈裟な…▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[ロンクー]|…すまん。では、お詫びに~
俺が料理を教えてやろう。▼~
だから元気を出せ。~
上手くできたら、皆に食べてもらうぞ。▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#d0d8471c]
:[ロンクー]|…良い匂いのスープだ。~
よく頑張ったな。▼~
これなら皆に食べてもらえるだろう。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[ロンクー]|あぁ…ソワレは料理ができないからな。~
料理は俺の役目ということにしている。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[ロンクー]|……まぁな。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[ロンクー]|どうした。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[ロンクー]|………▼~
…デジェル…。▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[ロンクー]|…デジェル、お前はいつも~
気丈で強い面しか見せないが、▼~
俺の前では~
もっと甘えてもいいんだぞ。▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[ロンクー]|なんだ?▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[ロンクー]|……そうか。~
…………土か。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[ロンクー]|大丈夫だ。食べ物の味になるまで…~
付き合ってやるからな…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**セレナ(親子) [#bad6e736]
***支援C [#q11feed9]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[ロンクー]|…何故だ。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[ロンクー]|…父親…そうだな。こいつは俺の娘なんだから~
デートと言っても気構えなくていいのか。▼~
わかった。どこに行きたいんだ?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町に行きたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[ロンクー]|洋服が好きなのか。~
お前も年頃の娘というわけだな…▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[ロンクー]|…それもそうだな。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[ロンクー]|な…なにっ…?▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい…?▼~
:[ロンクー]|うっ…。どうしたんだお前…~
俺は女が苦手なんだ、あまり意識させるな!▼~
まぁ…別にお前が嫌というわけではないが。▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[ロンクー]|そ、そんなことは知らん…!~
欲しいものがあるなら買ってやるから…!▼~
だからもう少し離れろ! 腕を組むな!▼~
:[セレナ]|うん! ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[ロンクー]|はぁ…▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいものだわ。▼~
***支援B [#pd303caa]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[ロンクー]|…まさかあんなに買わされるとは…。~
どこで物のねだり方を覚えたんだ…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[ロンクー]|あぁ、聞いている。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[ロンクー]|…ダメだ!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[ロンクー]|…そんな目で見るな。~
ダメなものはダメだ。▼~
このまま物を買い与えたら~
お前のためにならないからな。▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[ロンクー]|ぬ、殺気…!?▼~
あのな…別に買わないと~
言ってるわけではない。▼~
:[セレナ]|えっほんと?▼~
:[ロンクー]|あぁ。軍のために手伝いをしてきたら~
その褒美として、▼~
お前の欲しいものを~
ひとつだけ買ってやる。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じられない! 子供かっつーの!▼~
:[ロンクー]|現に子供だろう…▼~
…いいか、セレナ。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉があってな…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[ロンクー]|……とにかく、俺はもうむやみに~
物を買い与えることはしない。▼~
欲しいものがあるなら~
手伝いのひとつでもして来い。▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代り、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[ロンクー]|あぁ。▼~
***支援A [#f6d0295c]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[ロンクー]|…セレナ?~
何をしている?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[ロンクー]|…それにしても、~
派手に壊したな…▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[ロンクー]|セレナ…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなものでがっかりしたでしょ?▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[ロンクー]|…がっかりなど、していない。~
俺はお前が来てくれて嬉しい。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘がなんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはず゛ないわ!▼~
:[ロンクー]|俺はお前を誰かと比べたりしない。~
お前はお前だ。▼~
他の誰でもない~
大切な…俺の娘だ。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[ロンクー]|俺は何があってもお前を悪く言わない。~
ずっとお前の味方でいる。▼~
だから…二度とそういうことを言うな。~
俺の方が悲しくなる。▼~
:[セレナ]|…………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[ロンクー]|…辛い思いをしてきたんだな。~
苦労しろなどと言って、悪かった。▼~
手伝いは失敗したが、~
装飾品は買ってやる。▼~
俺からの詫びの気持ちだ。▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[ロンクー]|セレナ…わかった。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
お前のことを守ってやる…▼~
**ジェローム(親子) [#df3f8ce2]
***支援C [#la97be46]
:[ロンクー]|ジェローム…▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[ロンクー]|いや…特に用は無いが…▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[ロンクー]|そうか…▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[ロンクー]|…そう言えばお前は俺のことを~
『お前』とばかり呼ぶが、▼~
ルキナのように『お父様』とは~
呼ばないのか。▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[ロンクー]|…まぁ、そうだが。~
お前は他人を拒絶しすぎだ。▼~
もしや…これは親の愛情に~
飢えている、というやつなのか…?▼~
仕方ない…今だけなら~
俺に甘えても良いぞ。ほら。▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[ロンクー]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ロンクー]|あいつ…▼~
***支援B [#b5c950a3]
:[ロンクー]|ジェローム。ミネルヴァちゃんの世話は~
ちゃんとできたのか?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[ロンクー]|この前のこと…?▼~
これはセルジュがそう呼んでいるから~
俺もそう呼んでみただけだぞ。▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[ロンクー]|ふっ…。引っかかったな。~
少しは可愛いところもあるようだ。▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[ロンクー]|…そんなに睨むな。~
卑怯なマネをしたことは謝る。▼~
あとでミネルヴァの好きな餌を~
分けてやるから、許せ。▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[ロンクー]|ふぅ…▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュにそっくりだ…▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[ロンクー]|いや。それより、向こうにいるのは~
お前のミネルヴァか。▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[ロンクー]|…ふむ。怖さに磨きがかかっているな。~
凶悪さが増したとでも言おうか…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[ロンクー]|お前が勝手に言ったんだろう。▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ロンクー]|ちっ、逃げたか…▼~
***支援A [#rfb3a6ef]
:[ロンクー]|ジェローム。~
今日もミネルヴァと一緒なのか。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[ロンクー]|…いや。ただ、そろそろ俺のことを~
父さんと呼んでくれるのでは、と思って。▼~
この前はかなり本音を~
話していたようだしな。▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[ロンクー]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』と~
言っていただろう。▼~
あの時のお前、~
緩みきった顔をしていたぞ…▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[ロンクー]|…ミネルヴァは俺を脅さん。~
こいつは俺の、家族だから。▼~
…よしよし。ちゃんと俺のことを~
覚えていてくれているのだな。▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[ロンクー]|? ミネルヴァは何と言っている。▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[ロンクー]|!! ジェローム。~
いま俺のことを、何と呼んだ。▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[ロンクー]|待てジェローム。~
よく聞こえなかった。もう一度だ。▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#cd0e8a11]
***支援C [#r0d90e9b]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[ロンクー]|…どうした、マーク。▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[ロンクー]|そうか…▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[ロンクー]|あぁ…▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[ロンクー]|よく喋る奴だ…▼~
***支援B [#p286731f]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ロンクー]|あぁ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ロンクー]|…俺の顔を見ていれば~
何か思い出すんじゃないのか。▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ロンクー]|それを今思い出そうと~
しているんだろう。▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#z5ab5018]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何も思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ロンクー]|!! …なぜ泣く?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんとおなじように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ロンクー]|マーク…。▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[ロンクー]|どうした?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ロンクー]|あぁ。…俺も協力する。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#ce97e756]
***支援C [#xde6d3dc]
:[シャンブレー]|じーーーーー…▼~
:[ロンクー]|どうしたシャンブレー。~
人の顔をじろじろと…▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[ロンクー]|なっ…! な、何を言い出す!?▼~
俺が浮気なんかするわけないだろう!~
ベルベット以外の女は苦手だというのに!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[ロンクー]|なぜそんなことを言う?~
誰かに何か言われたのか?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[ロンクー]|は?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[ロンクー]|くだらん…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[ロンクー]|なんだと…!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:[ロンクー]|………▼~
***支援B [#yf6e87dd]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[ロンクー]|なんだシャンブレー。~
この世の終わりみたいな顔をして。▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[ロンクー]|…俺が攻撃した回数、か?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[ロンクー]|浮気だなんて大袈裟な…。~
話しかけられたから返事をしただけだ。▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[ロンクー]|確かに素晴らしいんだが…▼~
…いいかシャンブレー、俺が女と話したら~
即刻浮気だと思うのはやめてくれ。▼~
俺は女嫌いだが…仲間である以上は~
戦いの策を話すこともある。▼~
お前だって、仲間のルキナと今後一切~
話すなと言われたら困るだろう?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[ロンクー]|だったらわかるだろう。それに、~
俺は絶対に浮気などできない。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ロンクー]|俺は、未来であいつに~
嘘ついたまま、死んだようだな…▼~
***支援A [#h4efba13]
:[ロンクー]|探したぞ、シャンブレー。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[ロンクー]|そうではない。お前に一つ、~
謝っておきたいことがあってな。▼~
未来で、お前に嘘をついたまま~
いなくなってしまって…すまなかった。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[ロンクー]|あぁ。だがお前も…~
俺の本当の息子ではない。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[ロンクー]|そんなこと、お互いわかっているだろう。▼~
それでも、俺はお前のことが大切だし、~
本当の家族のように思っている。▼~
未来の俺がしてやれなかったことを、~
代わりにしてやりたいとも思ってる。▼~
お前だって…そうではないのか?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[ロンクー]|…シャンブレー、もう一度約束していいか?~
お前にとってはもう遅いかもしれないが…▼~
俺は今度こそ死なない。~
浮気もしない。というか…できん。▼~
ベルベットとシャンブレーに誓って…~
約束する。必ずだ。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[ロンクー]|そうか。▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[ロンクー]|…なぜ俺の腹をさすりながら言う?▼~
**ロラン(親子) [#q7f7995b]
***支援C [#r3dbd913]
:[ロラン]|父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[ロンクー]|あぁ…礼を言う。~
お前、本当にミリエルそっくりだな。▼~
:[ロラン]|親子なのですから、当然です。▼~
:[ロンクー]|まぁそうなんだが。▼~
あまりにも母親似だから…~
俺に似ているところも探したくなる。▼~
:[ロラン]|ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[ロンクー]|どこだ?▼~
:[ロラン]|髪の色です。▼~
:[ロンクー]|…それは見ればわかる。▼~
それ以外は何かないのか?~
俺に似て女が苦手とか。▼~
:[ロラン]|…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[ロンクー]|…冷たいな、お前。~
もう少し子供らしくできないのか?▼~
:[ロラン]|…戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[ロンクー]|お前がルキナより…年上?~
それはあり得ないだろう。▼~
ルキナはもう赤ん坊として~
存在しているが、お前はまだ…▼~
:[ロラン]|…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:|'''(ロラン退場)'''~
:[ロンクー]|……どういうことだ。▼~
***支援B [#i5c5a590]
:[ロンクー]|ロラン。▼~
:[ロラン]|あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[ロンクー]|この前の、お前がルキナより~
年上だとか言ってた件…▼~
あれは、どういうことだ?▼~
:[ロラン]|…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[ロンクー]|そんなにズレがあったのか…▼~
:[ロラン]|…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[ロンクー]|お前…五年間も…~
この時代に一人で…?▼~
:[ロラン]|はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[ロンクー]|ちょっと待て。~
どうして今まで言わなかった。▼~
五年間も仲間と離れて…~
寂しくなかったのか?▼~
:[ロラン]|…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:|'''(ロラン退場)'''
:[ロンクー]|…………▼~
ロラン…▼~
***支援A [#n6191a83]
:[ロンクー]|ロラン。▼~
:[ロラン]|父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[ロンクー]|あぁ。今日はお前に…~
………!▼~
:[ロラン]|あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[ロンクー]|…お前は、笑っていたほうがいい。~
:[ロラン]|…は!?▼~
:[ロンクー]|お前はずっと…大人ぶっているが~
どこか無理をしているように見える。▼~
そうやって笑ってる方が、~
年相応に見えていい。▼~
:[ロラン]|…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[ロンクー]|歳なんか関係ない。▼~
ロランがルキナより…俺より年上でも、~
どれだけ歳を取っていようとも…▼~
お前は大事な…俺の子供なんだ。▼~
:[ロラン]|…………!!▼~
:[ロンクー]|お前はもう一人じゃない。~
仲間も…俺もいる。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰もお前のことを咎めたりしない。▼~
:[ロラン]|…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[ロンクー]|あぁ…そうだな。~
見つけてやれなくて、すまなかった。▼~
これからは、ずっと一緒だ。~
もう、一人にはさせん…▼~
**ノワール(親子) [#reb397ae]
***支援C [#m8116c2d]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[ロンクー]|どうしたんだお前…~
泣いてるのか?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[ロンクー]|何なんだ…~
その微妙な呪いは…▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[ロンクー]|大丈夫か? 鼻水があふれてるぞ。~
…ほら、ちり紙。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[ロンクー]|しかし…三日間も鼻水を~
垂らしているなんて不憫だな…▼~
…俺がサーリャに~
その呪いをやめるよう言ってくる。▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[ロンクー]|なにっ…! 俺はそんなに~
かっこ悪かったのか…!?▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[ロンクー]|くっ…! でも今の俺が~
そうなるとは限らない。▼~
見ていろノワール。~
俺が頼りがいのあるところを見せてやる…!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、~
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#a278158d]
:[ロンクー]|すまない、ノワール…ぐすっ。~
かっこ悪い父親で…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[ロンクー]|泣いてない。これは五日間鼻水が~
止まらなくなる呪いだ。▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[ロンクー]|そういえば以前~
そんなことを言っていたな…▼~
しかし、代わりにノワールの呪いは~
解いてもらってきたぞ。▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[ロンクー]|これも同じなのか…俺はことごとく~
未来と同じ運命を辿っているのだな…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[ロンクー]|………?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[ロンクー]|お…おいノワール! 泣くな…!▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[ロンクー]|……!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[ロンクー]|…すまん。▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
:|'''(ノワール退場)'''
:[ロンクー]|…ノワール…▼~
……同じ運命、か。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#u62ee816]
:[ロンクー]|ノワール、ちょっといいか?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[ロンクー]|これを見てくれ。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[ロンクー]|何もしない。というか、~
お前に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんだ。~
サーリャから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[ロンクー]|この前ノワール、俺があまりにも▼~
未来の俺と同じ道を辿るから▼~
どうせ運命なんて~
変わらないと言っていただろう。▼~
だから俺が…未来の俺にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が消せるのではないかと思ってな。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[ロンクー]|お前が来たから、俺も変われた。~
一緒なら、もっと変えていけるはずだ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[ロンクー]|…当たり前だろう。~
殺したって死なないでいてやる。▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[ロンクー]|…ん? あの殺気立った人影は何だ?~
屍兵…いや、サーリャか!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[ロンクー]|あの顔は…まずいな。~
言ってるそばから命の危機だ…▼~
悪い、ノワール。またな。▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#e1897511]
***支援C [#c1e6f946]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[ロンクー]|…どうした。~
そんなにため息をついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[ロンクー]|ほう…? なんだかお前の方が~
母親みたいだな。▼~
まぁ…ノノはああいう性格だから~
仕方ないだろう。▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[ロンクー]|………▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[ロンクー]|なっ…!?~
お、お前…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[ロンクー]|そ…そんなことはないぞ!?▼~
い、いや待てよ。俺はあいつ以外の~
女が苦手だから…それってつまり…▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[ロンクー]|そ、そんなことは言えん!~
勘弁してくれ…▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#vf55f6c4]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[ロンクー]|ンンか…お前もしつこいな。▼~
俺が何でノノを選んだかなんて~
娘に言うことではないだろうが…▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[ロンクー]|その歳で女心を語るのか…▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[ロンクー]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…▼~
……ンン。あまりしつこいと怒るぞ?▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[ロンクー]|…いや、~
わかってくれればいいんだが…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[ロンクー]|ンン…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:|'''(ンン、一瞬消える)'''
:[ロンクー]|お…おい、待て!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[ロンクー]|…少し拍子抜けをした。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[ロンクー]|…それは、そうだが…▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[ロンクー]|あ…、おい!!▼~
………▼~
***支援A [#jd76530c]
:[ロンクー]|ンン。▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[ロンクー]|お前、この間~
『我慢するのに慣れてる』と言ったが…▼~
あれはどういうことだ。▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[ロンクー]|なに? 俺たちは…~
ノノはお前の傍にいなかったのか?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[ロンクー]|ンン…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[ロンクー]|…すまん。俺が悪かった。▼~
お前が聞きたいのなら、~
ノノとの話でもなんでも言おう。▼~
もし寂しいのなら、できるだけ~
傍にいてやるから…▼~
俺の前では何も我慢するな。▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[ロンクー]|…それで? 何が聞きたいんだ。▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[ロンクー]|…………えっ。▼~
*コメント [#ad0a3ca5]
- グレゴBの4行目って傭兵じゃない? -- &new{2012-04-30 (...
- セルジュSが「触ると時」になってました! -- [[ ]] &new{2...
- あたし、ロンクーとくっついた。かわいいところもあるし・...
- ロンクー×ティアモ 支援B ティアモのセリフ 「ここに追...
- ロンクーとマイユニの支援会話ってどこにありますか?? --...
- ベルベットので「てっきり」だと思われるところが「てきい...
- ベルベットので「てっきり」だと思われるところが「てきい...
- セルジュの支援でロンクーが女嫌いになった理由はそういう...
- ベルベット支援会話S:ベルベット「てきいり→てっきり」ロン...
#comment
終了行:
*ロンクーの支援会話 [#p55466e0]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#oa426beb]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#f94v4vds]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#v6456178]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#dn92jfs7]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**リズ [#fc8bad95]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ソワレ [#xab403c8]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ヴェイク [#g58ddd37]
[[ヴェイクのページへ>../ヴェイク]]
**ミリエル [#k9ed77d1]
[[ミリエルのページへ>../ミリエル]]
**マリアベル [#qaa49479]
***支援C [#cabb14fa]
:[マリアベル]|ロンクーさん!~
あなた、どういうつもりですの?▼~
:[ロンクー]|どう…とは?▼~
:[マリアベル]|ひとりでどんどん先に行くから~
あなたの手当てができませんの。▼~
腕の覚えがあるのはけっこうですけど、~
わたくしと歩調をあわせてくださる?▼~
:[ロンクー]|…俺にかまうな。▼~
:[マリアベル]|ずいぶんなおっしゃりようですわね。▼~
女性が苦手だとは聞いておりますけど、~
我慢していただかないと困りますわ。▼~
:[ロンクー]|…お前が困ることはない。▼~
傷を受けるのは剣が未熟な証拠。~
次は無傷で切り抜けるように精進する。▼~
:[マリアベル]|どんな達人でも~
怪我をするときは怪我をしますわ。▼~
だからわたくしがいるのです。~
少しは頼ってくださいません?▼~
:[ロンクー]|手当てなら…自分でする。~
放っておいてくれ。▼~
:[マリアベル]|放っておくことなんてできませんわ!~
お待ちなさい、ロンクーさん!▼~
***支援B [#ncb7ce43]
:[マリアベル]|ロンクーさん!~
やっと見つけましたわよ!▼~
:[ロンクー]|むっ…▼~
:[マリアベル]|先日はもう少しで取り返しの~
つかないお怪我をするところでしたわ!▼~
意地を張るのも~
いい加減にしてください!▼~
:[ロンクー]|…もう二度と遅れは取らない。~
もうひと回り強くなってみせる。▼~
だから…ついてくるな。▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[マリアベル]|お待ちなさい!▼~
:|'''(ロンクー再登場)'''
:[ロンクー]|うっ…は、放せ…!▼~
:[マリアベル]|いいえ、放しませんわ!~
どうしてもと仰るなら▼~
何故そこまで意地を張るのか、~
理由を話して下さいまし!!▼~
:[ロンクー]|わかった、話す!~
話すから…離れてくれ!▼~
:[マリアベル]|全く…そこまで女性が~
苦手なんですの?▼~
:[ロンクー]|あぁ。女に近づかれると…~
緊張して体が硬直する。▼~
だから…近づいて欲しくなかった。▼~
:[マリアベル]|わたくしを避けて先行していたのも~
これが原因ですの?▼~
:[ロンクー]|そういうことだ。~
すまないが…わかってくれ。▼~
:[マリアベル]|…わかってあげませんわ。▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[マリアベル]|強くなるとおっしゃるなら、~
その苦手をまず乗り越えるべきですわ!▼~
もし戦場でそのようなことが起きたら~
どうするおつもりですの…▼~
お願いですから、~
命を大事にしてくださいな…!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[マリアベル]|…ごめんなさい。~
わたくし、言い過ぎましたわ。▼~
:[ロンクー]|いや、お前の言う通りだ。~
これ以上迷惑はかけられない。▼~
お前と足並みをそろえるよう…~
極力…努力する。▼~
:[マリアベル]|ロンクーさん…▼~
***支援A [#f582403d]
:[マリアベル]|ロンクーさん、~
先日はご活躍でしたわね。▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…。▼~
:[マリアベル]|あなたと首尾よく連携できて~
わたくしも非常に助かりましたわ。▼~
敵に接近されたときも、~
身を挺してかばってくださって…。▼~
あんなに接近しても平気だったなら~
女嫌いは克服できたんですのね。▼~
わたくしお礼をしたいですわ。~
よかったらいっしょに…。▼~
:[ロンクー]|! すまん…!~
それ以上は…近づかないでくれ。▼~
:[マリアベル]|えっ…?▼~
:[ロンクー]|…情けない話だが…~
まだ…克服できてはいない…。▼~
戦場ではいくらかましになったが、~
こういう時は、やはり…。▼~
:[マリアベル]|まぁ…。▼~
:[ロンクー]|笑いたければ…笑ってくれ。▼~
:[マリアベル]|笑ったりしませんわ。▼~
あなたは苦手な気持ちをこらえてまで、~
わたくしをかばってくださった…。▼~
わたくしに…苦手を克服する~
お手伝いをさせてください。▼~
:[ロンクー]|手伝い…?▼~
:[マリアベル]|なにか方法があるはずですわ。▼~
そうですわね…~
少々荒療治になりますが、▼~
綺麗な女性が大勢で~
もてなして下さるお店にでも▼~
連れて行って差し上げましょうか?~
もちろん、道中は離れて歩きますわよ。▼~
:[ロンクー]|…せっかくだが、遠慮する。▼~
そんな所に行ったら、~
緊張で卒倒してしまう…。▼~
というか、何故お前が~
そんな店を知っているんだ。▼~
:[マリアベル]|秘密ですわ。▼~
:[ロンクー]|はぁ…。とにかく、~
もっと他の方法で頼む。▼~
:[マリアベル]|うふふ、了解しましたわ。~
じゃあもっと普通の方法を考えますの。▼~
わたくし、友人に対する助力は~
惜しみませんことよ?▼~
:[ロンクー]|友人…。俺とお前がか?▼~
:[マリアベル]|他に誰がいると言いますの。▼~
:[ロンクー]|ふ…。近づけもしないのに~
友人だとは滑稽だ…。▼~
でも…悪くはないな。▼~
:[マリアベル]|うふふ、良かったですわ。▼~
***支援S [#s4a36002]
:[マリアベル]|さぁ、どうぞ…ロンクーさん。▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…。▼~
:[マリアベル]|もう少しですわ、~
頑張って下さいな…。▼~
:[ロンクー]|………っ!!▼~
:[マリアベル]|上出来ですわ!~
ちゃんとわたくしに触れましたわね。▼~
ふふっ、冷たい指でしたわ。▼~
:[ロンクー]|お前の頬は…温かかった…。▼~
:[マリアベル]|徐々に距離を縮められていますわ。~
今日の訓練はこれくらいにしましょう。▼~
:[ロンクー]|お前の考える訓練が、~
こんなに成果が出るものだとはな…。▼~
俺はてっきり、片っ端から女性に~
声をかけろなどと言われると思っていた…。▼~
:[マリアベル]|まぁ、失礼ですのね。~
わたくしはちゃんと▼~
『普通の方法を考える』と~
言いましたでしょう?▼~
:[ロンクー]|そうだな…。▼~
しかし、やっと頬に触れた程度だ。~
先は長いな…付き合わせてすまない。▼~
:[マリアベル]|わたくしはかまいませんわ。~
でも、そうですわね…。▼~
いっそのこと、長期にわたって~
協力できる体制を取りましょうか?▼~
:[ロンクー]|どういう意味だ…?▼~
:[マリアベル]|結婚していっしょになれば~
いつまでもお手伝いができますわ。▼~
:[ロンクー]|なっ…お前がそこまでする~
義理はない…。▼~
:[マリアベル]|…鈍感な方。義理でこんなことを~
申し上げると思いますの?▼~
:[ロンクー]|…そうだな…すまない。▼~
:[マリアベル]|わたくしにここまで言わせたんです。~
あなたのお気持ちも聞かせてくださる?▼~
:[ロンクー]|………。▼~
俺も…お前のことが好きだ…。▼~
できることなら…この先ずっと~
お前を守っていきたいと思っている。▼~
しかし、まともにお前に触れもしない~
俺なんかに、▼~
そんなことを言う資格は無いと~
思っていた…。▼~
:[マリアベル]|ロンクーさん…。▼~
焦ることはありませんわ。~
時間はいくらでもあるんですもの。▼~
わたくし、待ちますわよ。~
ロンクーさんが克服するまで…ずっと。▼~
:[ロンクー]|ありがとう…マリアベル。▼~
…もう一度だけ…訓練をしよう。~
お前と手をつなぎたい。▼~
手をつなげたら、ふたりで町へ行こう。~
指輪が…必要になるだろう。▼~
:[マリアベル]|ふふっ、わかりました。~
早くここまで来てくださいませ…。▼~
**ベルベット [#db6b9665]
***支援C [#bec7758b]
:[ベルベット]|…ここまで来れば…~
追いつけないはず。▼~
:[ロンクー]|…待て。▼~
:[ベルベット]|! まだついてこれるわけ…~
あなた、只者じゃないようね。▼~
けど、いい加減しつこいわよ。~
私は人間とあまり関わりたくないの。▼~
それとも、なにか用でもあるわけ?▼~
:[ロンクー]|…近づくな。▼~
:[ベルベット]|何それ?▼~
近づいて欲しくないのは私のほうよ。~
つかず離れず、なんのつもり?▼~
:[ロンクー]|…これを見てくれ。~
中に野草が入っていた。▼~
:[ベルベット]|それは…私の袋だわ。▼~
:[ロンクー]|やはりそうか…~
向こうで拾ったものだ。▼~
:[ベルベット]|だから渡しに来たわけ?~
だったら初めからそう言いなさいよ。▼~
:[ロンクー]|…すまん。面と向かうと~
体がすくんでな…▼~
うまく話せないうちに~
お前が逃げた。▼~
:[ベルベット]|…用はそれだけ?~
もう行くわ。▼~
:[ロンクー]|おい…袋を持って行け。▼~
:[ベルベット]|あげるわ、それ。~
好きに使えば。▼~
:[ロンクー]|あげると言われてもな…▼~
見た事もない草だ…
どう使うんだ…?▼~
…………。~
う…!?▼~
に、苦い……▼~
***支援B [#kfb5ad4d]
:[ベルベット]|…あら、またあなたなの。▼~
:[ロンクー]|野草の袋を返しに来た。~
俺が持っていても仕方ない。▼~
:[ベルベット]|固い男ね…いらないなら~
捨ててもよかったのよ。▼~
まあいいわ。こちらに渡して。▼~
:[ロンクー]|…ああ、ちょっと待て。▼~
ここから投げるから…~
受け取ってくれ。▼~
:[ベルベット]|そんなにタグエルが怖いわけ?▼~
:[ロンクー]|…いや、俺は女が苦手なんだ。~
タグエルも人間も関係なくな。▼~
:[ベルベット]|どうせつくなら~
もっとましな嘘をつくのね。▼~
同じ種族をそこまで恐れるなんて、~
よほどの理由でもない限りあり得ない。▼~
:[ロンクー]|…よほどの理由…か。~
そうかもしれんな。▼~
よく夢を見る…昔のことを。~
悲惨な、忌まわしい記憶だ。▼~
女が近づくと…~
どうしても体がすくんでしまう…▼~
:[ベルベット]|…あなたも何か~
過去を抱えているみたいね。▼~
:[ロンクー]|…ガキの頃の話だ。▼~
夢に苦しめられるなど、お前にとっては~
鼻で笑うような話だろうな。▼~
:[ベルベット]|…袋を投げなさい。▼~
:[ロンクー]|ああ…投げるぞ。▼~
:[ベルベット]|確かに受け取ったわ。▼~
…少しそこで待っていて。▼~
:|'''(ベルベット退場)'''
:[ロンクー]|…………?▼~
:|'''(ベルベット再登場)'''
:[ベルベット]|ほら、これを飲んでみなさい。▼~
:[ロンクー]|…これは…さっきの野草の茶か?~
ずいぶん濁っているな…。▼~
:[ベルベット]|飲み干して。▼~
:[ロンクー]|これをか?▼~
:[ベルベット]|嫌なら飲まなくていい。~
私はどっちでもいいわ。▼~
:[ロンクー]|…わかった。▼~
に、苦い…▼~
…………▼~
さぁ、飲み干したぞ。▼~
:[ベルベット]|そう。今日は早めに寝ることね。▼~
:|'''(ベルベット退場)'''
:[ロンクー]|…………▼~
…食べても飲んでも苦かったが…~
嫌がらせだったのか?▼~
***支援A [#u6af1d64]
:[ロンクー]|…ベルベット。▼~
:[ベルベット]|穏やかな顔をしている。~
人間にも効き目があったらしいわね。▼~
:[ロンクー]|やはり…あの心地よい夢は~
茶の効能だったのか。▼~
あの茶を飲んでから悪夢を見ない。~
礼を言わせてくれ。▼~
:[ベルベット]|…そろそろ効き目が切れる時期よ。~
今淹れてあげるから、少し待ってなさい。▼~
:[ロンクー]|あ、ああ…▼~
:[ベルベット]|はい、どうぞ。ここに置くから。▼~
:[ロンクー]|すまない。▼~
う…~
…な、何度飲んでも苦い。▼~
だが…心が穏やかになる。▼~
:[ベルベット]|…………▼~
:[ロンクー]|どうして人間の俺に~
この茶のことを教えてくれたんだ?▼~
:[ベルベット]|言ったはずよ、袋はあげるって。~
中身の使い方を教えたのは気まぐれよ。▼~
:[ロンクー]|袋…そういえば元々、~
お前が野草を集めていたんだったな…。▼~
ベルベットも…悪夢を見るのか?▼~
:[ベルベット]|人間に里を滅ぼされた時の夢を~
…時折ね。▼~
なのに、死ぬ間際に長老は…母は~
人間を憎むなって言ったわ。▼~
良い人間も悪い人間もいる…~
それを忘れないでって…▼~
:[ロンクー]|そうか。だから俺にも…▼~
:[ベルベット]|気まぐれだと言ったはずよ。▼~
:[ロンクー]|優しいんだな…お前は。▼~
:[ベルベット]|ふ、ふん。勘違いもいいところよ。▼~
***支援S [#cab254fa]
:[ベルベット]|また薬草茶を飲みに来たの?~
今淹れてあげるから、そこに座って。▼~
:[ロンクー]|いや…今日はこの茶を飲まないか?~
フェリアで採れた茶葉だ。▼~
味は保証する。美味いぞ。▼~
:[ベルベット]|…そこまで言うなら飲んであげるわ。▼~
ふぅん、なかなか良いお茶ね。▼~
:[ロンクー]|ああ、そうだろう。▼~
…やはり、か…▼~
:[ベルベット]|どうかした?▼~
:[ロンクー]|あの野草で淹れた茶の効能かと思っていたが、~
別の茶でも、同じだった。▼~
お前とこうしていると心が落ち着く。~
恐怖も感じない…▼~
:[ベルベット]|そう。…私もよ。~
てっきりこの茶の効き目かと思ったけど。▼~
:[ロンクー]|その茶に特別な力はない。~
…ただ美味いだけだ。▼~
:[ベルベット]|ええ、確かに美味しい。~
癖になる味ね。▼~
:[ロンクー]|これからも俺のそばにいてくれるなら~
いくらでも淹れるぞ…ずっとな。▼~
:[ベルベット]|ふうん。私はタグエルよ?▼~
:[ロンクー]|俺は…最初からお前を~
ひとりの女として見ている。▼~
:[ベルベット]|そうだったわね。~
私を見て体をすくませていた。▼~
:[ロンクー]|もし応えてくれるなら…▼~
この指輪を受け取ってくれ…~
共に生きる誓いの指輪だ。▼~
:[ベルベット]|あら。~
物で釣るとは人間らしいやり方ね。▼~
でも、いいわ。~
受け取ってあげる。▼~
あなたとの時間は…私にとっても~
なかなか心地よいものだから…▼~
**ティアモ [#n051063e]
***支援C [#n898bbf1]
:[ティアモ]|ロンクーさん。軍議の時間なので、~
あとで幕舎に来てくださいね。▼~
:[ロンクー]|わかった。~
…ティアモ、だったな。▼~
:[ティアモ]|はい。あたしになにか?▼~
:[ロンクー]|先日は…~
お前の援護に助けられた。▼~
:[ティアモ]|いえ。ロンクーさんのところに~
敵が集中してましたから…▼~
:[ロンクー]|借りは返しておきたい…~
俺に頼み事はないか?▼~
:[ティアモ]|頼み事ですか? そうですね…▼~
本当は剣の手ほどきをして~
欲しいですけど…駄目ですよね。▼~
ロンクーさん、~
女性が苦手だって聞いてますから。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ティアモ]|じゃあ、もしあたしが戦闘で危ないときには~
助けに来てくれますか?▼~
:[ロンクー]|…そんなことは、当然の話だ。▼~
:[ティアモ]|ふふっ、当然ですか。▼~
ロンクーさんのような強い人に~
そう言ってもらえると頼もしいです。▼~
:[ロンクー]|…べつになんでもいい。~
困ったことがあれば言え。▼~
:[ティアモ]|わかりました。ありがとうございます。
***支援B [#st17758b]
:[ロンクー]|…む? なぜ木刀が…▼~
:[ティアモ]|あたしが新しいものと換えておきました。~
少しひびが入っていましたから。▼~
:[ロンクー]|…お前か。~
よく気が付いたな。▼~
:[ティアモ]|訓練に使うものは、これまで~
ずっと手入れしないままでしたから。▼~
気になって、~
この前全部点検しておいたんです。▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
:[ティアモ]|あ…ロンクーさん、~
ずいぶん汗をかいていますね?▼~
:[ロンクー]|…足腰の鍛錬に~
走り込みをしてきたからな。▼~
:[ティアモ]|ちょうどよかった。~
洗濯した手拭いを持って来たんですよ。▼~
ここにおいてきますから。▼~
:[ロンクー]|……………▼~
:[ティアモ]|あ、そろそろ~
食事の準備が始まりますね。▼~
ロンクーさん、~
野菜の煮込みがお好きでしたよね?▼~
:[ロンクー]|…好物ばかり出ると思ったら~
それもお前だったのか。▼~
:[ティアモ]|ふふっ、好きなものを食べたほうが~
みんな元気が出るだろうと思って。▼~
それじゃ、いってきますね。~
:[ロンクー]|待て。▼~
…お前には見えないところでも~
世話になっているようだ。▼~
食事の準備はほかの者に任せておけ。~
剣の手ほどきをしてやる…▼~
:[ティアモ]|えっ…いいんですか?~
でもロンクーさん、女性は苦手じゃ…▼~
:[ロンクー]|…この距離からでも指導はできる。~
なにを教えて欲しいのか…言ってみろ。▼~
:[ティアモ]|ありがとうございます。~
じゃあ、まずは…▼~
***支援A [#st17758a]
:[ティアモ]|…あれ?~
訓練用具が全部整理されてる…▼~
洗濯物も取り込まれてたし、~
食事の仕込みも終わっていたし…▼~
:[ロンクー]|…俺がやっておいた。▼~
:[ティアモ]|えっ? ロンクーさんが?▼~
:[ロンクー]|先日、お前の剣を見て~
わかったことがある…▼~
お前は周囲が見え過ぎている…~
ひとつのものに集中しきれていない。▼~
ひとつのものを極めたいなら、~
ときにはその目を閉ざすんだな…▼~
:[ティアモ]|は、はい…わかりました。▼~
:[ロンクー]|ぐっ…▼~
:[ティアモ]|ロ、ロンクーさん?~
顔色が悪いですよ。▼~
:[ロンクー]|ここから先の指導は…遠目から~
言葉をかけるだけでは足りない。▼~
俺も苦手だなんだと言ってられん。~
間近で腕を取り、動きを教えねば…▼~
:[ティアモ]|ロンクーさん、あたしのためなんかに~
そこまでしなくても…▼~
:[ロンクー]|お前のやり方に口を出したんだ…~
俺もそれなりのことはする。▼~
そのかわり…必ず身につけろよ。▼~
:[ティアモ]|はい!▼~
***支援S [#g6033248]
:[ティアモ]|…ふっ! やぁっ!▼~
:[ロンクー]|…見事だ。フェリアの剣技をもとに~
新たな技を編み出すとはな。▼~
その技は…お前だけのものだ。▼~
:[ティアモ]|ありがとうございます。~
かけがえのないものを手に入れました。▼~
ロンクーさんには~
本当にお世話になりましたね…。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
お前はその技で何を守るんだ。▼~
:[ティアモ]|えっ…、もちろん~
この軍のみんなを守るつもりで…。▼~
:[ロンクー]|嘘だな。~
俺に教えを受けながらも、▼~
お前の目はいつも~
ただ一人だけに向けられていた…。▼~
…お前、クロムの事が好きなのだろう。▼~
:[ティアモ]|………さすがですね。~
ロンクーさんの言う通りですよ。▼~
あたしはずっと、~
クロム様の事が好きでした。▼~
:[ロンクー]|…過去形で話すのだな。▼~
今は違うということか…?▼~
:[ティアモ]|そうですよ。~
今は…違うんです。▼~
ふふ。それにしてもロンクーさん…~
どうしてそんなに必死で聞いてくるんです?▼~
女性が苦手なのに、あたしには~
興味を持ってくれているみたいですね?▼~
:[ロンクー]|それは…▼~
:[ティアモ]|じゃあ、質問を変えます。▼~
あなたは、借りを返すためだけに~
ここまでしてくれたんですか…?▼~
:[ロンクー]|…どういう意味だ?▼~
:[ティアモ]|あたしのために嫌いなものを我慢して、~
雑用まで代わってやってくれて…。▼~
そんなに優しい目で~
あたしを導いてくれたのは…なぜですか?▼~
:[ロンクー]|…俺は言葉ですべてを語れるほど~
器用な男じゃない。▼~
だから…形にしたものを用意した。▼~
:[ティアモ]|指輪…?~
これって、結婚しようってことですよね?▼~
:[ロンクー]|いちいち確認をするな!▼~
…迷惑なら、断れ。~
もともと捨てる覚悟で用意した物だ。▼~
:[ティアモ]|…捨てたら困ります。~
迷惑なんかじゃ…ありませんから。▼~
:[ロンクー]|なに? じゃあ…▼~
:[ティアモ]|はい。あたしも、~
ロンクーさんが好きです…▼~
あたしのために頑張ってくれた…~
あなたが好き。▼~
だから…このお話、お受けします。~
指輪、大事につけさせてもらいますね。▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
まさか、受けてくれるとは~
思わなかった…嬉しいぞ。▼~
:[ティアモ]|ふふ…ロンクーさんでも~
そんな可愛いこと言うんですね。▼~
でも…あたしも嬉しいです。▼~
**グレゴ [#w2d368f9]
***支援C [#k5a6a63e]
:[ロンクー]|…………▼~
:[グレゴ]|なんだよ、ロンクー。~
そーんなおっかない顔しちゃって。▼~
俺は敵じゃねーだろ。~
そう殺気をぶつけてくんなって。▼~
:[ロンクー]|グレゴ。お前の名…~
バジーリオから聞いたことがある。▼~
生涯唯一、バジーリオが~
引き分けたという、名うての傭兵…▼~
:[グレゴ]|なーつかしい話を持ち出すねぇ。~
ま、昔のことだ。▼~
:[ロンクー]|かつては次期フェリア王の~
候補にも数えられていたらしいな…。▼~
:[グレゴ]|おーっと、どんだけ懐かしい話だよ?~
俺だって忘れてたぜ、そんなこと。▼~
:[ロンクー]|…どうやら…本当の話のようだな。~
一手、所望する!▼~
:[グレゴ]|ちょーっと待った。~
そいつは刃引きしてねぇ真剣だろ?▼~
:[ロンクー]|実戦形式の模擬戦だ…~
本気で戦ってもらいたいからな…!▼~
:[グレゴ]|やーれやれ。俺が傭兵だってこと~
忘れてんじゃねぇか?▼~
金にもならないことに命かけて~
戦うわけねーだろ。お断りだね。▼~
:[ロンクー]|…血はたぎらないのか。~
俺と戦いたいと思わないのか!▼~
:[グレゴ]|さっき言っただろ、~
金にもならねぇ戦いは御免だってな。▼~
…それによ。俺と戦ったって~
お前の望む強さは手に入らねぇぜ。▼~
:[ロンクー]|…!▼~
:[グレゴ]|ま、仲間なんだし仲良くやろうや。~
じゃーなー。▼~
:[ロンクー]|あの男…。▼~
***支援B [#y02fd8ed]
:[ロンクー]|…受け取れ、グレゴ。▼~
:[グレゴ]|なーんだよ、この金貨は。~
俺に小遣いくれるわけかい?▼~
:[ロンクー]|傭兵は…金を出さないと~
戦ってくれないのだろう…?▼~
俺と本気で勝負しろ。~
それが…依頼内容だ…。▼~
:[グレゴ]|あー、そう来ちゃったか。~
そいつは断れねぇな。▼~
それにしてもまぁ、どーして~
そんなに俺と戦いたいのかねぇ。▼~
バジーリオさんを超える~
手始めの第一歩ってやつかい?▼~
:[ロンクー]|…無駄口を叩いてくれと~
依頼した覚えはない。▼~
:[グレゴ]|はーいはい、わーかったよ。~
じゃ、ちょいと確認だ。▼~
まさか仲間同士で命の取り合いは~
できねぇよな。勝利条件は?▼~
:[ロンクー]|相手が負けを認めるか…明らかに~
勝ったとわかる状況での寸止め。▼~
:[グレゴ]|妥当だな。じゃ、いつ始める?▼~
:[ロンクー]|今すぐだ。▼~
:[グレゴ]|ほー。じゃ、俺の勝ちだな。▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[グレゴ]|わーかんないかねぇ?~
鞘を見ろよ。さっき剣を抜いといた。▼~
:[ロンクー]|ば、馬鹿な…!▼~
:[グレゴ]|ほい、隙あり。▼~
:[ロンクー]|ぐっ…!▼~
:[グレゴ]|動くな。俺がくしゃみでもすりゃ、~
喉に剣が突き刺さるぜ。▼~
まー、あれだ。明らかに勝ったと~
わかる状況での寸止め…ってやつだな?▼~
:[ロンクー]|卑怯な…!~
くだらん嘘で俺を惑わすなど…!▼~
:[グレゴ]|卑怯で悪いねぇ。でもな、~
これがバジーリオさんとお前の差だよ。▼~
:[ロンクー]|ほざくな…!▼~
:[グレゴ]|青いねぇ、ロンクー。~
でも嫌いじゃねぇぜ、そういうの。▼~
***支援A [#l8decde5]
:[ロンクー]|グレゴ…▼~
:[グレゴ]|なんだい、また勝負かい?▼~
:[ロンクー]|…いや。謝りに来た。~
先日の勝負…確かに俺の負けだった。▼~
戦場に…卑怯もなにもない。~
お前の言う通り…俺に足りないのは▼~
何物にも惑わされぬ強い心だ…。~
揺らいだ俺が弱かったんだ…。▼~
:[グレゴ]|はっは、素直になったねぇ。~
若者の挫折は成長の糧、ってか。▼~
まー、ついでに言わせてもらえば…~
剣の腕だって足りてるわけじゃねぇぜ。▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[グレゴ]|納得できないなら構えな。~
どこが足りねぇのか教えてやるぜ。▼~
:[ロンクー]|…傭兵は…金にならん戦いは~
しないんじゃなかったのか?▼~
:[グレゴ]|そのはずなんだが、よく考えりゃ~
最近ただ働きさせられ通しでねぇ。▼~
これはその奉仕活動の一貫ってとこだ。▼~
:[ロンクー]|…そうか。だったら…~
存分に教えを請おうか…!▼~
:[グレゴ]|ありゃー、熱い目しちゃって。~
若さとは熱さなり、ってか。▼~
じゃあ俺も意外と若いってことだな。~
お前と本気で戦いたくなるとはね…▼~
そーんじゃ…ぼちぼち始めるかぁ!▼~
**ノノ [#j3395151]
***支援C [#s017758d]
:[ノノ]|ロンクー、遊ぼ!▼~
:[ロンクー]|ひとりで遊べ。▼~
:[ノノ]|ひとりで遊ぶのは寂しいもん。~
ロンクーもひとりで寂しいでしょ?▼~
:[ロンクー]|俺は好きでひとりでいるんだ…~
ほかの奴を当たれ。▼~
:[ノノ]|でも、みんな忙しそうだし…▼~
:[ロンクー]|なんだ?~
俺は暇そうだとでも言いたいのか?▼~
悪いが、~
俺も暇なわけじゃないぞ。▼~
:[ノノ]|…ぐすっ…うぅ…▼~
:[ロンクー]|…泣くな、たとえ遊びたくても、~
俺は女に近づくと…▼~
…いや…どういうことだ?~
こいつには、緊張しない?▼~
:[ノノ]|…ぐすっ…なに?▼~
:[ロンクー]|…なんでもない。▼~
わかった。~
少しなら付き合ってやる。▼~
:[ノノ]|ほんと? やったー!▼~
:[ロンクー]|それで、~
なんの遊びをするんだ?▼~
:[ノノ]|あのね、あのね…おままごと!▼~
:[ロンクー]|…俺はやったことがない。~
女に頼んだほうがいいんじゃないか?▼~
:[ノノ]|ううん、お父さん役が欲しかったから。~
だいじょうぶ、ノノが教えてあげる!▼~
:[ロンクー]|ふぅ…父親役をやればいいんだな?▼~
:[ノノ]|うん!ノノがお母さんね!▼~
:[ロンクー]|了解した。▼~
***支援B [#s017758e]
:[ノノ]|ロンクー、遊ぼ!▼~
:[ロンクー]|…この前付き合ってやっただろう。~
他の奴と遊べ。▼~
:[ノノ]|この前の続きなんだから、~
ロンクーがお父さんじゃないと駄目!▼~
やってくれなかったら…▼~
:[ロンクー]|竜石を出すな。~
恐ろしい脅しをかける奴だ。▼~
いいだろう。~
今回だけ付き合ってやる。▼~
:[ノノ]|ほんと?▼~
:[ロンクー]|あぁ。お前と遊ぶ分には~
緊張もしないようだしな…▼~
:[ノノ]|あははっ。竜になってないノノに対して~
緊張しちゃう人なんていないよ?▼~
:[ロンクー]|…まぁいい。~
ノノ、今回で終わりだからな。▼~
:[ノノ]|うん! 早くやろ!▼~
:[ロンクー]|この前の続きか…~
俺が畑仕事に出かける前からだな。▼~
:[ノノ]|はい、朝ご飯ですよー。~
たくさん食べてね、あなた。▼~
:[ロンクー]|…もぐもぐ。ごちそうさま。~
いってきます。▼~
:[ノノ]|いってらっしゃーい!▼~
:[ロンクー]|…で、俺は畑仕事をすればいいのか?▼~
:[ノノ]|…………▼~
:[ロンクー]|…どうした?▼~
:[ノノ]|ノノはなにをすればいいのかな?▼~
お母さんって、お父さんが出かけたら~
いつもなにしてるんだろ?▼~
ノノ、わかんないよ…▼~
ノノ、お父さんとお母さんと一緒に~
暮らしたことないから…。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
ノノ。こっちに来い。▼~
:[ノノ]|え?▼~
:[ロンクー]|いっしょに畑仕事をすればいい…~
あとのことはあとで考えよう。▼~
:[ノノ]|うん! ノノも畑仕事する!▼~
***支援A [#s017758f]
:[ノノ]|さぁ、お父さん。~
ごはんのじかんですよー。▼~
:[ロンクー]|もぐもぐ…▼~
…む!!▼~
…こんなまずい飯が食えるか!▼~
:[ノノ]|きゃー、お父さんが怒ったわー!▼~
:[ロンクー]|怒られたくなかったら…その…~
も…もっとうまい飯をつくれ!▼~
:[ノノ]|でも、あなたの稼いでくるお金じゃ~
これぐらいしか…!▼~
この、かいしょーなしー!▼~
:[ロンクー]|か、甲斐性なし!?▼~
…………▼
:[ノノ]|…………▼~
あれ? だめだよロンクー。~
次はお父さんが言い返すセリフでしょ?▼~
:[ロンクー]|あ…あのな、ノノ。~
こんなおままごとで本当にいいのか?▼~
俺は何だかちょっと~
違う気がするんだが…▼~
:[ノノ]|そうかなー?▼~
ノノ、お父さんとお母さんが~
ふだん何してるのかわかんなかったから、▼~
町に行って、手ごろなお家の中を~
見てきたんだよ。▼~
:[ロンクー]|そしたら、こんな感じだった、と?▼~
:[ノノ]|うん!▼~
だからこれで大丈夫!~
ふつうのお家はこんなかんじなんだよ!▼~
:[ロンクー]|…ノノ、その家は多分~
あんまり普通じゃないぞ。▼~
:[ノノ]|そうなの? ノノ、よくわかんない。~
じゃあ、ふつうのお家はどんななの?▼~
:[ロンクー]|そ…それは…~
俺にもよくわからん。▼~
:[ノノ]|えー!! じゃあおままごと~
できないよー!▼~
やだー! ノノもっとおままごとしたいー!~
お父さんのかいしょーなしー!!▼~
:[ロンクー]|…困った…▼~
:[ノノ]|ロンクーがノノの気持ちを~
もてあそんだよー!!▼~
:[ロンクー]|誤解を招く発言をするな!▼~
…じゃあ、もう一度町に行くのはどうだ?~
それでもっと色んな家を見て、▼~
一番ノノが気に入った家の真似を~
すればいい。▼~
:[ノノ]|ロンクーもいっしょに来てくれる?▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…▼~
:[ノノ]|やったぁ!~
ロンクーは見かけによらず優男だね!▼~
:[ロンクー]|こいつは…▼~
***支援S [#ocee187c]
:[ロンクー]|…じゃあ、畑仕事に行ってくる。▼~
:[ノノ]|はーい。いってらっしゃーい!▼~
えっと、まずは…お掃除でしょ?~
お昼ご飯のしたくと、薪割りと…▼~
ふふっ、ノノは大忙し!▼~
:[ロンクー]|…水汲みもあるんだろう?▼~
:[ノノ]|そうそう、それも!▼~
ふつーのお家のお母さんは~
とっても働きものだったから、▼~
ノノ、ちょっと覚えきれなかったよ。▼~
:[ロンクー]|いくらでも付き合ってやるから、~
ゆっくり覚えればいい。▼~
:[ノノ]|えっ…いくらでも?▼~
やったー! 約束だよ?▼~
:[ロンクー]|…約束しよう。~
その印に…これを渡しておく。▼~
:[ノノ]|あ、指輪だ! きれーい!▼~
あ、でもこれ…本物だよ?~
おままごとのじゃないよ?▼~
:[ロンクー]|そうだ…~
俺とお前は本物の家族になるんだ。▼~
その証も本物でないとな。▼~
:[ノノ]|家族…? ロンクー、ノノの~
お父さんになってくれるの?▼~
:[ロンクー]|違う! 俺はノノの旦那さんに~
なるんだよ。▼~
:[ノノ]|ほんとに!?~
じゃあノノは、ロンクーのお嫁さんだね!▼~
ノノ、ずっとひとりぼっちだったから~
家族ができてうれしいよ…!▼~
:[ロンクー]|あぁ…俺も、ずっとひとりだった。~
本当の家族を知らなかった。▼~
だけど、これからは~
ずっと一緒だ。▼~
俺がノノの、ノノが俺の~
家族になるんだからな。▼~
:[ノノ]|すごいすごい!~
おままごとが本当になっちゃったよ!▼~
ありがとう、ロンクー!▼~
:[ロンクー]|礼を言うのは俺の方だ。▼~
普通の家族の生活というやつを、~
ふたりで覚えていこう…ノノ。▼~
**サーリャ [#rb890d1f]
***支援C [#ve6c62e2]
:[ロンクー]|おい、今夜は軍議があるそうだ…~
遅れるなよ。▼~
:[サーリャ]|そうなの?~
今日はどこに集まればいいのかしら…▼~
あら? 貴方、髪に葉っぱが~
ついているわよ…▼~
:[ロンクー]|!!~
それ以上…近づくな。▼~
:[サーリャ]|…嫌われたものね。~
:[ロンクー]|気にするな…~
お前に限った話じゃない。▼~
:[サーリャ]|嫌っておいて気にするな、ですって…?~
おかしな言い草…▼~
まるで…女嫌いの呪いにでも~
かけられているみたい…▼~
:[ロンクー]|呪い…か。~
あるいは、そうなのかもな…▼~
:[サーリャ]|どういうこと…?▼~
:[ロンクー]|俺は…心底、女が苦手だ。~
できれば関わりたくはない…▼~
:[サーリャ]|うふふ…本当に呪いみたいね。~
誰にかけられたのかしら。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[サーリャ]|治してあげましょうか…?▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[サーリャ]|その様子だと、なにかと不便でしょう?~
呪いの類なら私が解呪できるわ…▼~
:[ロンクー]|そう、なのか…?▼~
:[サーリャ]|あら…興味があるの?▼~
:[ロンクー]|…別に。▼~
:[サーリャ]|ふぅん…まぁ、もし私の力が必要なら~
いつでも言うといいわ…▼~
:[ロンクー]|………▼~
***支援B [#id95a525]
:[ロンクー]|
サーリャ。▼~
:[サーリャ]|
あら…女嫌いの貴方が~
私になんの用…?▼~
:[ロンクー]|
…………▼~
:[サーリャ]|
黙っていたらわからないわ…~
と言いたいところだけど…うふふ。▼~
察しはつくわよ…~
呪いを解いて欲しいんでしょう?▼~
:[ロンクー]|
本当に…俺の女嫌いを~
治すことができるのか…?▼~
:[サーリャ]|
えぇ…貴方の心の闇のすべてを~
私に見せる覚悟があるのならね…▼~
:[ロンクー]|
…言わないといけないのか?▼~
:[サーリャ]|
正体もわからない呪いを~
解くことはできないわ…▼~
:[ロンクー]|
そうか…~
あまり人に言った事は無いのだが…▼~
……悪夢を見るんだ。~
俺のせいで命を落とした、少女の夢を。▼~
そいつは…~
平凡な町娘だったんだが、▼~
貧民街で生きてきた少年時代の俺に対して、~
妙な偏見を持たず、仲良くしてくれた。▼~
俺達は何故か、妙に気が合ってな。~
よくあいつの親の目を盗んで遊んでいた。▼~
あの日、あいつが命を落とすまでは…▼~
:[サーリャ]|
…………▼~
:[ロンクー]|
あれは…思い出したくもない~
夏の朝だ…▼~
俺がそいつを連れて町外れまで~
遊びに行った時に…▼~
賊どもに襲われて~
そいつは…殺されてしまったんだ。▼~
よりによって、~
俺なんかを…庇ってな…▼~
:[サーリャ]|
そういうこと…▼~
:[ロンクー]|
それ以来、俺は女が苦手だ。~
関わることを極力避けようとしてしまう。▼~
俺が関わることで、相手の女を不幸にして~
しまうのではないかと…思ってしまうんだ。▼~
あいつはもういないのに…~
おかしな話だろう?▼~
:[サーリャ]|
鮮烈な記憶が近しい記憶と結びつくのは~
それほど珍しいことではないわ…▼~
貴方にかけられた呪い…~
かなり奥深いもののようね。▼~
:[ロンクー]|
この悪夢…~
お前にどうにかできるのか…?▼~
:[サーリャ]|
できると思うけれど…~
少し時間をかけなければいけないわね。▼~
貴方の少年時代のお話…~
もっと私に聞かせてちょうだい。▼~
呪いを解くためには…~
貴方の心を完璧に理解する必要があるわ…▼~
:[ロンクー]|
…わかった、いいだろう…▼~
***支援A [#r3c11e50]
:[サーリャ]|
ロンクー…~
儀式の準備が整ったわよ。▼~
:[ロンクー]|
…その儀式を行えば…~
俺の心の傷を消せるんだな?▼~
:[サーリャ]|
えぇ…跡形もなく。▼~
:[ロンクー]|
そうか…▼~
:[サーリャ]|
…ただ、貴方の呪いはあまりにも長く~
心の深いところに食い込んでいる…▼~
貴方の少年時代の記憶を~
いっしょに削り取ることになるわ…▼~
:[ロンクー]|
忘れてしまうのか?俺は…~
貧民街で過ごしたことも…あいつのことも。▼~
:[サーリャ]|
そういうことになるわ…▼~
でも、構わないわよね。~
辛い記憶なんて…▼~
忘れたほうが貴方も気が楽でしょう?▼~
:[ロンクー]|
…………~
いや…儀式はやめておこう。▼~
:[サーリャ]|
どういうつもり…?~
訳を聞かせてもらえるかしら。▼~
:[ロンクー]|
お前の話を聞いて、気づいた…~
この傷は、失ってはいけないものだ。▼~
貧民街でのことも…あいつのことも、~
今の俺を作った、強さの源だ。▼~
消すんじゃない…受け入れたうえで~
乗り越え、前へ進まないといけない…▼~
そう思ったんだ。~
:[サーリャ]|
ふぅん…▼~
…ま、貴方がそう決心したのなら~
私に異存はないわ。▼~
:[ロンクー]|
…すまない。~
ありがとう、サーリャ。▼~
:[サーリャ]|
なによ…~
貴方が礼を言うなんて…気味が悪い…▼~
:[ロンクー]|
…そうか。▼~
***支援S [#k9405d20]
:[ロンクー]|
…サーリャ。▼~
:[サーリャ]|
あら…~
まだ私になにか用?▼~
:[ロンクー]|
むっ…▼~
:[サーリャ]|
…じりじり近付いてきて、~
どういうつもりなの…?▼~
貴方…~
女嫌いは治っていないでしょう?▼~
:[ロンクー]|
これが…俺なりの克服の仕方だ。~
今のところ、この距離が精一杯だが…▼~
:[サーリャ]|
…うふふ。それで精一杯なら~
克服できるのに何年かかるのかしら…▼~
よかったら…~
手伝ってあげてもいいわよ。▼~
:[ロンクー]|
いや、もう呪術に頼るつもりは…▼~
:[サーリャ]|
呪術は使わないわ…~
その訓練に協力すると言っているの…▼~
いつも貴方の傍にいて…~
挫けそうになったら心を支えるわ…▼~
そうすれば、少しは…~
克服できる日が早くなるでしょう…?▼~
:[ロンクー]|
どういうことだ…?▼~
:[サーリャ]|
鈍いわね、貴方…▼~
結婚してあげると言っているのよ…~
私が…貴方とね…▼~
まぁ…~
嫌なら…べつに構わないわ。▼~
その時は、ルフレに付きまとって~
一生を終えるつもりよ…▼~
:[ロンクー]|
…ルフレの話は~
この際聞かなかったことにするが…▼~
…結婚の申し出は、~
願ってもない話だ。▼~
俺も…お前に傍にいて欲しい。▼~
お前ほど俺のことを~
理解している女はいない…▼~
お前に触れ…その思いに応えたい。~
必ずこの傷を克服してみせる…▼~
:[サーリャ]|
あら…まさか良い返事がもらえるとは~
思わなかったわ…▼~
:[ロンクー]|
お前なら、俺が関わっても~
不幸になることはなさそうだからな…▼~
お前ほどの呪術師なら~
大抵のことは自力でなんとかなるだろう。▼~
:[サーリャ]|
ちっ…~
この男…一言多い…▼~
まぁ確かに、私を殺そうとする者は~
返り討ちにする自信があるわ…▼~
:[ロンクー]|
…頼もしいな。▼~
:[サーリャ]|
貴方も…私が傍にいてあげるからには…~
必ず傷を克服しなさい…約束よ…?▼~
:[ロンクー]|
あぁ。約束の証に指輪を贈ろう…~
受け取ってくれるか?▼~
:[サーリャ]|
えぇ…▼~
でも…あんまり待たせないでね。~
あとが怖いわよ…?▼~
:[ロンクー]|
…了解した。▼~
**オリヴィエ [#z46a1755]
***支援C [#h6339a3b]
:[ロンクー]|ふぅ…はぁぁっ!!▼~
…………▼~
……くっ。~
…失敗、か…▼~
:[オリヴィエ]|…残念ですね…▼~
:[ロンクー]|オリヴィエ…見ていたのか。▼~
:[オリヴィエ]|ご、ごめんなさい…▼~
バジーリオ様が同じことをしているの、~
見たことがあって…懐かしいなって。▼~
:[ロンクー]|…そうだ。~
これはバジーリオの技だ。▼~
俺にもできないか~
挑戦してみたんだが…このザマだ。▼~
バジーリオが水瓶を斬ったときは~
水瓶は割れず…水もこぼれなかった。▼~
:[オリヴィエ]|…そ、そうでしたね。▼~
水瓶は形を保っていて…~
触れない限りずっとそのままでした。▼~
:[ロンクー]|…なにが足りない?~
力か…正確さか…速さか…▼~
:[オリヴィエ]|…力じゃない、と思います。▼~
バジーリオ様は、むしろ…~
力を入れずに斬ってたみたいだから…▼~
:[ロンクー]|…よく見ていたんだな。▼~
:[オリヴィエ]|あ、えっと…はい。▼~
:[ロンクー]|…もう一度やってみる。~
気づくことがあれば…教えてくれ。▼~
ただし、そばには寄らないで欲しい。▼~
:[オリヴィエ]|わ、わかりました…▼~
***支援B [#nca4b0cd]
:[ロンクー]|ふぅー…はぁぁっ!▼~
…くっ…また失敗か…!~
水瓶を斬るのもままならないとは…。▼~
:[オリヴィエ]|…あ、あの、ロンクーさん。~
そろそろお食事の時間ですけど…▼~
:[ロンクー]|! …それ以上、来るな…▼~
:[オリヴィエ]|ごご、ごめんなさい…!~
女は苦手…なんですよね。▼~
:[ロンクー]|食事は抜く。~
飯を食う気分になれん。▼~
:[オリヴィエ]|そんな…しょ、食事は~
きちんと食べた方がいい…ですよ。▼~
それに…ロンクーさんなら~
きっと、だいじょうぶだと思います。▼~
バジーリオ様も…ロンクーさんの才能は~
認めてましたから…▼~
:[ロンクー]|なぜお前がそのことを…?▼~
バジーリオが…~
お前にそう言ったのか?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。ちょっとだけ前に、~
バジーリオ様から聞きました。▼~
…ロンクーさんは~
剣の才能なら俺に匹敵する、って。▼~
私だけじゃなくて、~
色んな人に言ってるみたいですよ…?▼~
ロンクーさん、よっぽどバジーリオ様に~
期待されてるんですね。▼~
:[ロンクー]|バジーリオが…そんなことを…▼~
:[オリヴィエ]|うれしそうですね…?▼~
:[ロンクー]|そ、そんなことはない。▼~
…やはり、腹が減ってきた。~
食事に行ってくる…▼~
(ロンクー、退場)~
:[オリヴィエ]|ふふ…照れてました…~
あれは絶対に照れてました。▼~
あんなに怖い目してるのに、~
かわいいところもあるんですね…▼~
***支援A [#j351dbbd]
:[ロンクー]|…これでも…駄目なのか!▼~
:[オリヴィエ]|あ、あの…惜しかったですね…▼~
:[ロンクー]|惜しい…?~
どこが惜しいんだ…?▼~
一度でも、水瓶が~
形を留めたことがあったか!?▼~
:[オリヴィエ]|…それは…▼~
:[ロンクー]|くそっ…俺はどうやっても~
バジーリオを超えられないのか…?▼~
:[オリヴィエ]|えっと…でも、バジーリオ様は~
ロンクーさんを…▼~
:[ロンクー]|…剣の才能なら匹敵する、だろう?▼~
裏を返せば、剣の才能以外は~
なにもあの人に届いていない…!▼~
:[オリヴィエ]|そんなことないです!~
き、きっと届きますよ!▼~
こんなに必死に~
剣の腕を磨いてるんですから!▼~
:[ロンクー]|その剣が、このザマだ!▼~
わかっているんだ…この技は~
速さや力の問題じゃない…▼~
揺るぎない心の強さ…~
迷いのない一閃が必要なんだ…!▼~
:[オリヴィエ]|ロンクーさん…▼~
:[ロンクー]|できない…できるわけがない。▼~
女が近づくだけで揺れるような…~
俺の弱い心では…!▼~
:[オリヴィエ]|ロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|お…おい! お前!~
手なんか握るな! 離せ!!▼~
:[オリヴィエ]|深呼吸してください、ロンクーさん。~
落ちついて。▼~
ロンクーさんならきっとできます。~
私、信じてますから!▼~
:[ロンクー]|オリヴィエ…▼~
:[オリヴィエ]|大丈夫。ロンクーさんは~
誰よりも一生懸命な人だから…!▼~
:[ロンクー]|…わかった! もうわかったから…!~
いい加減、手を離してくれ…!!▼~
:[オリヴィエ]|…あっ! や…やだ私ったら~
恥ずかしいです~…!!▼~
あの、す…すみませんでした…!▼~
汗だくになっちゃってますけど…~
だ、大丈夫ですか…?▼~
:[ロンクー]|最悪の気分だ…~
だが、お前の声は俺の胸に届いた…▼~
何度でも挑戦するさ…~
お前が信じてくれる限りな。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい!~
私、信じてます!!▼~
いつか、ロンクーさんは~
バジーリオ様を超えるって!!▼~
:[ロンクー]|あぁ…ありがとう。▼~
***支援S [#ad05f59b]
:[オリヴィエ]|…………▼~
:[ロンクー]|はぁぁぁっ!!▼~
:[オリヴィエ]|!?~
あれ…外しましたか…?▼~
:[ロンクー]|…近付いて、よく水瓶を見てみろ。▼~
:[オリヴィエ]|あっ…! 斬れてる!~
斬れてます、ロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|…こういうことか。~
やっとたどり着いた…▼~
:[オリヴィエ]|…す、すごいですー!~
私、感動しましたー!▼~
:[ロンクー]|……!!▼~
:[オリヴィエ]|あっ…すみません…!~
興奮して、つい手を握っちゃいました…。▼~
ロンクーさんは女性が苦手なのに…~
ほんとにごめんなさい…!▼~
:[ロンクー]|いや…お前ならだいじょうぶだ。~
むしろこのままでいてくれ。▼~
:[オリヴィエ]|えぇっ!?~
そ、そんな…恥ずかしいです~!!▼~
:[ロンクー]|手を握ってきたのはお前だろう。▼~
:[オリヴィエ]|そそ、そうですけど…▼~
:[ロンクー]|この技を習得できたのは…~
お前のおかげだ。▼~
お前には、大きなものを~
もらってしまった…。▼~
礼代わりに、これを受け取ってくれ。~
お前のために用意した。▼~
:[オリヴィエ]|きれいな指輪…~
あの…これってもしかして…!▼~
:[ロンクー]|…そうだ。~
…俺と結婚してくれないか。▼~
:[オリヴィエ]|で、でもロンクーさん、~
女性は苦手なんじゃ…▼~
:[ロンクー]|…確かに俺は女が苦手だが、~
お前だけは別だ。▼~
近付かれても、煩わしいとか~
恥ずかしいなどとは思わんからな。▼~
:[オリヴィエ]|え…じゃあ、ロンクーさんは~
女の人が嫌いなんじゃなくて…▼~
ただ単に恥ずかしくて逃げてただけ…~
なんですか…?▼~
:[ロンクー]|…それだけではないんだが…▼~
…少しはそれも、~
あるかもしれん…▼~
:[オリヴィエ]|え…ほ、本当ですか?~
ふふっ。うふふふ…!▼~
:[ロンクー]|…なぜ笑う。▼~
:[オリヴィエ]|だ…だって、ロンクーさん、~
私とおんなじなんだなぁって思ったら…!▼~
私も恥ずかしがりですから、~
その気持ち…よくわかります。▼~
私たち、恥ずかしがり同士~
きっと仲良くやっていけますね…▼~
:[ロンクー]|!? それはつまり…~
求婚を受ける、ということか?▼~
:[オリヴィエ]|はい…! もちろんです。~
私も…あなたのことが好きですから…▼~
:[ロンクー]|…そうか、良かった。▼~
これからは、俺の剣はお前に捧げよう。~
俺の傍から離れないでいてくれ。▼~
:[オリヴィエ]|ロンクーさん…~
私、離れません…ずっと!▼~
**セルジュ [#j2f48c21]
***支援C [#q64b67f1]
:[セルジュ]|ねぇ、ロンクー。▼~
:[ロンクー]|…なんだ?▼~
:[セルジュ]|おかしなことを訊ねると~
思うかもしれないけど…▼~
幼い頃、貧民街で~
暮らしていたことはない?▼~
:[ロンクー]|…なんのことかわからんな。▼~
:[セルジュ]|…そう。人違いのようね。~
ごめんなさい。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[セルジュ]|…ケリーという少女の名前に~
聞き覚えはある?▼~
:[ロンクー]|お前…!なぜその名前を?▼~
:[セルジュ]|やっぱり…あの方々が話していたのは~
あなたのことだったのね。▼~
:[ロンクー]|どういうことだ…?▼~
:[セルジュ]|私、ケリーさんの~
ご両親とお会いしたの。▼~
昔…ミネルヴァちゃんと~
フェリアに行った時に。▼~
町外れで賊に襲われかけているところを~
助けたのだけれど…▼~
そのとき、その方達の娘…ケリーさんが~
賊に襲われて殺されたのだと聞いたの。▼~
その時一緒にいたのが…~
ロンクーという名の少年だったと聞いたわ。▼~
ロンクーだなんて珍しい名前だから…~
まさかと思って…▼~
:[ロンクー]|…あぁ。あいつは昔…~
賊から俺を庇って死んだんだ…▼~
そいつら…ケリーの両親は~
さぞかし俺のことを恨んでいただろうな。▼~
貧民街育ちのガキに~
自分の娘を奪われて…▼~
:[セルジュ]|そのことなんだけど…▼~
:[ロンクー]|…いい。聞かずとも分かる。▼~
すまないが、~
少し一人にしてくれ…▼~
:[セルジュ]|あっ、ロンクー!▼~
…この話には、~
続きがあるのだけれど…▼~
***支援B [#gb4d6ad1]
:[セルジュ]|ロンクー。▼~
:[ロンクー]|…お前か。▼~
:[セルジュ]|何度もごめんなさい。▼~
この前の話の続きを…~
どうしてもあなたに伝えておきたくて。▼~
:[ロンクー]|…なんだ?ケリーの両親が~
俺を恨んでいたという話か?▼~
それならもう…▼~
:[セルジュ]|違うの。▼~
:[ロンクー]|…何…?▼~
:[セルジュ]|違うの…あの人たちは…ずっと~
あなたに謝りたいと言っていたわ…▼~
ケリーさんが亡くなった時、~
あなたをひどく責めてしまったこと。▼~
ケリーさんを殺したのは、~
あなたではないのに…悪いことをしたと。▼~
あなたが貧民街から姿を消したのは、~
自分たちのせいだとも言っていたわ。▼~
:[ロンクー]|………▼~
:[セルジュ]|…ケリーさんが亡くなった後、~
しばらくして日記が出てきたそうなの。▼~
内容は…あなたと友達になれて嬉しかったこと、~
たくさん遊べて楽しかったこと…▼~
一緒に町外れに遊びに行く約束を…~
楽しみにしていたこと。▼~
:[ロンクー]|…ケリー。▼~
:[セルジュ]|あの人たち、その日記を読んで~
こう思ったそうよ。▼~
娘は、あの少年と友達になれて~
幸せだったんだな、って。▼~
だから…ロンクーを恨んだりしてないわ。~
もう…誰もあなたを恨んでなんかいない。▼~
そのことをちゃんと、~
あなたに伝えておきたくて…▼~
:[ロンクー]|…………▼~
よく教えてくれた。~
…礼を言う。▼~
:[セルジュ]|いえ…▼~
:[ロンクー]|俺はとっくに…~
許されていたのだな…▼~
でも…そうだとしても~
俺のこの傷は…▼~
:[セルジュ]|あ…▼~
***支援A [#ve58bbdc]
:[セルジュ]|元気がないのね、ロンクー。▼~
:[ロンクー]|俺はいつも通りだ。▼~
:[セルジュ]|いいえ、私にはわかるわ。▼~
なんだか、ロンクー、~
いつもより覇気が無いもの。▼~
その証拠に…ほら。ミネルヴァちゃんが~
真後ろに立ってても気付いてない。▼~
:[ロンクー]|うおっ!?~
貴様、何の真似だ…!!▼~
:[セルジュ]|あらあら、貴様だなんて物騒ね。~
ロンクーを元気づけようと思ったのよ。▼~
この前は私…~
余計なことを話してしまったみたいだから。▼~
:[ロンクー]|ケリーの両親の話か…~
いや…話が聞けてよかった。▼~
最初は、許されていたと聞いても~
この傷が癒えないことに絶望したが…▼~
あれから…悪夢を見る回数が~
ほんの少しだけ減った。▼~
:[セルジュ]|悪夢…?▼~
:[ロンクー]|あぁ。俺はよく悪夢を見る…~
ケリーが俺を庇って死ぬ夢を。▼~
あいつの両親が、泣き叫びながら~
俺のことを責める夢を。▼~
俺は、俺が関わることで…そんな風に~
人を不幸にしてしまうのが嫌だった。▼~
特に女とは…できれば関わり合いたくないと~
思いながら、ずっと生きてきた。▼~
:[セルジュ]|…ケリーさんとの事が、~
女性嫌いの原因だったのね。▼~
:[ロンクー]|あぁ。でも…あいつの両親は、~
ケリーが俺と友達になれて幸せだったと…▼~
そう…言ってくれたのだろう…?▼~
:[セルジュ]|えぇ。確かにそう仰っていたわ。▼~
:[ロンクー]|…今の俺には、それで十分だ。▼~
悪夢を見ることも、女嫌いも~
すぐには治まりそうにないが▼~
その言葉だけは…大切に~
胸にしまっておこう。▼~
…セルジュ。~
話を聞かせてくれてありがとう。▼~
:[セルジュ]|いいえ。私は何もしていないわ。▼~
…せめて、私が残りの傷を癒す~
お手伝いをしましょうか?▼~
手始めにミネルヴァちゃんと~
お空のデートなんかいかがかしら。▼~
:[ロンクー]|…遠慮する。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、それは残念。▼~
:[ロンクー]|…だが、他に何かいい方法があれば~
教えてくれ…▼~
:[セルジュ]|うふふ、わかったわ。▼~
***支援S [#x1798f45]
:[セルジュ]|…それじゃあ、いくわよ。~
つらくなったら言ってちょうだいね。▼~
:[ロンクー]|頼む。▼~
:[セルジュ]|えっと…女嫌いの人に触る時は、~
どこが一番怖がられないで済むのかしら。▼~
いきなり肩に手を置くのは~
さすがに失礼だし…▼~
ねぇ、ミネルヴァちゃんはどう思う?▼~
:[ロンクー]|…何をしている。~
やるなら早くしろ。▼~
:[セルジュ]|あら、ロンクーはせっかちね。▼~
どこに触るのが一番怖くないか~
ミネルヴァちゃんと相談している所なのに…▼~
やっぱり無難に頭かしらね…って、▼~
…ロンクー?~
あなた、私の手を…▼~
:[ロンクー]|あの調子だと、いくら待っても~
触れてこなさそうだったからな。▼~
手を握られるのは…嫌だったか?▼~
:[セルジュ]|いえ…▼~
あ、あなたの方が心配だわ。~
もう…怖くはないの?▼~
:[ロンクー]|あぁ、もう…だいじょうぶだ。~
こうしていると安らぎすら感じる…▼~
お前以外の女では、~
とても無理そうだがな。▼~
:[セルジュ]|よかった…▼~
:[ロンクー]|嫌なら振りほどいてもいいんだぞ。~
なぜここまで俺に付き合ってくれるんだ?▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、それを女性に言わせるの?▼~
:[ロンクー]|…そうだな、悪かった。~
セルジュ。これをお前に…▼~
:[セルジュ]|あ…これは、指輪…?~
ロンクー、これってまさか…▼~
:[ロンクー]|…あぁ。俺の傷を軽くしてくれたお前を、~
誰よりも愛おしく思っている。▼~
俺は…~
これからの未来をお前と歩みたい。▼~
俺と、結婚してくれないか?▼~
:[セルジュ]|えぇ…喜んで…▼~
:[ロンクー]|…そうか。良かった…▼~
:[セルジュ]|うふふ、ロンクーからそんな言葉が聞けるなんて~
思ってもみなかったわ。▼~
ねぇ、ミネルヴァちゃん?▼~
…あらあら、幸せにしなかったら~
噛みついちゃうぞって言ってるわよ。▼~
:[ロンクー]|…安心しろ。俺がミネルヴァに~
噛みつかれることは無い。▼~
…必ず幸せにする。セルジュ。▼~
:[セルジュ]|…ありがとう、ロンクー。▼~
**ウード(親子) [#jaa77785]
***支援C [#c4c109e7]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[ロンクー]|ウード、何をしている?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[ロンクー]|…どうした!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[ロンクー]|どういうことだ…?~
誰かに操られているのか…!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[ロンクー]|…苦しいのか?▼~
わかった。すぐにリズを呼んでくる。~
だからそれまで辛抱しろ…!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#rfa8f42f]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[ロンクー]|…当然だ。▼~
お前がいきなり苦しみ出すから、~
俺もリズも、心配した。▼~
あの妙な設定の芝居は~
いったい何のつもりだ?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[ロンクー]|何なんだそれは…。~
まったく、恥ずかしい奴め。▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[ロンクー]|…わからなくて結構だ。▼~
…!! ウード、伏せろ!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[ロンクー]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[ロンクー]|ちっ…。敵兵の奇襲か…▼~
…おい、逃げるぞ。~
伏兵がいたら厄介だ。▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
:|'''(暗転)'''
:[ロンクー]|ここまで来ればいいだろう。~
ウード、平気か?▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[ロンクー]|なんだ?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[ロンクー]|…あの時? 何のことだ。~
また何かの芝居なのか?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[ロンクー]|!! 泣いてる…のか?~
何があった?▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[ロンクー]|………▼~
***支援A [#fa79263f]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[ロンクー]|あぁ、大丈夫だ。~
深い傷ではなかったしな。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[ロンクー]|また? この前もそう言っていたが、~
あれは芝居ではなかったんだな。▼~
もしかして、未来の俺は…~
お前を庇って死んだのか?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[ロンクー]|…やはり、そうだったか。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[ロンクー]|…そうか。~
辛いことを思い出させたな。▼~
未来でお前に寂しい思いを~
させてしまって、悪かった…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[ロンクー]|ウード…。…ん?~
ではお前の言う英雄の血とは…▼~
俺とリズの血のことだったのか?~
俺たちの血はそんなに騒ぐのか…?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[ロンクー]|…はぁ?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
お前は、未来の俺の想いを~
受け継いでくれているのだな。▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[ロンクー]|…………。~
いつもの調子に戻ったのはいいが…▼~
あまり俺とリズの血で遊ぶな…▼~
**アズール(親子) [#re70cc20]
***支援C [#c608b2d9]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[ロンクー]|もうすぐ行軍の時間だからな。~
仕方ないだろう。▼~
時間を忘れてナンパをしていた~
お前が悪い。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[ロンクー]|…お前は、未来にいた時から~
そんな感じなのか?▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[ロンクー]|絶望に支配されていたという未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナが持っている~
強い使命感や決意のようなものが、▼~
お前からは微塵も感じられんのだ…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[ロンクー]|ほぅ…何だ?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[ロンクー]|女の子にモテるだと…?~
それがお前の使命か?▼~
それがわざわざ過去に来てまで~
成し遂げる使命なのか?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[ロンクー]|そうやって恥じらうな…気持ち悪いぞ。▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[ロンクー]|………~
それとこれとは話が別だ。▼~
はぁ…お前の相手をしてると疲れる。~
俺は先に行くぞ。▼~
(ロンクー退場)~
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#q52d9989]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[ロンクー]|どうした、アズール。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[ロンクー]|…嘘だな。明らかに傷を庇っている。~
この辺り、怪我をしているな。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[ロンクー]|おい…! かなり酷い傷じゃないか。~
どうしてすぐに言わなかった!?▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[ロンクー]|…いい加減にしろ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[ロンクー]|お前、こんな時まで女の話か!?~
ふざけるのも大概にしろ!▼~
本当に、何のためにこの時代に来た!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのにお前は…▼~
…正直、見損なった。~
お前は戦争というものをわかっていない。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[ロンクー]|なんだと…?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[ロンクー]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[ロンクー]|…いや…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
(アズール退場)
:[ロンクー]|………▼~
***支援A [#ef6c1e38]
:[ロンクー]|アズール。お前に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[ロンクー]|あ、あぁ…良かったな。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[ロンクー]|…俺も、この前は~
無神経なことを言ってすまなかった。▼~
お前はちゃんと戦っていたのに、~
何も分かってないなどと…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[ロンクー]|しかし…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[ロンクー]|?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[ロンクー]|ふ、はは…! く、くすぐるな…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[ロンクー]|…それがお前の、本当の使命か?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[ロンクー]|そうか…良かった。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[ロンクー]|…アズール。そうやってもう無理に~
俺を笑わそうとしなくていい。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[ロンクー]|ふ…それならいいんだが。~
…ん? 女好きはいいことなのか…?▼~
…とにかく。俺も、お前が強がらずに~
いられる世界を取り戻す。▼~
未来で死んだ俺の分まで、お前を守る。~
だから…辛い時は、俺を頼れ。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[ロンクー]|なっ…!~
首にしがみつくな…苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[ロンクー]|…あぁ。▼~
**ブレディ(親子) [#xe618393]
***支援C [#p44556a8]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[ロンクー]|……おい。▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[ロンクー]|…いや。それよりもだな…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[ロンクー]|す…すまない。~
いただくぞ…▼~
………あの、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[ロンクー]|なぜ俺たちは、こんなところで~
優雅に茶なんかしているんだ。▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[ロンクー]|…何だその日課は。~
俺は普段そんなことはしていないぞ。▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[ロンクー]|俺に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになるな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[ロンクー]|マリアベルのやつ、何を言ったんだ?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[ロンクー]|何だったんだ…▼~
***支援B [#o9c06904]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[ロンクー]|この前って…あぁ、先日の茶のことか。~
別に謝ることではない。▼~
お前と話ができて、~
俺は楽しかったぞ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[ロンクー]|…なに!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[ロンクー]|何なんだ、その謝罪方法は。▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[ロンクー]|それが本当なら~
俺はとんでもない阿呆だな…▼~
…ブレディ、よく聞け。~
目を覚ませ。▼~
俺はそんな謝罪を受けたことは無いし、~
宙返りを見て大喜びしたことも無い。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだ、お前は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[ロンクー]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[ロンクー]|せっかく俺のところに来たんだ。~
今日はゆっくり話でもしないか。▼~
こんなことでもないと、お前は~
俺と話しになんか来なかっただろう?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
***支援A [#a79d64c0]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[ロンクー]|ふっ…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[ロンクー]|…いや、お前と親しくなれて~
良かったと思ってな。▼~
初めてお前を見た時は、正直~
『こいつが俺の息子か?』と思うほど▼~
怖い顔をしていたからな。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[ロンクー]|本物…この時代のお前のことか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[ロンクー]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[ロンクー]|お前…それは本気で言っているのか?▼~
息子が産まれたから忘れるなど、~
俺は絶対にしないぞ。▼~
確かにお前は俺の本当の息子ではない。~
でも、他人だなんてことはもっとない。▼~
お前は俺の友人で、~
俺が決めた最初の息子…なのだからな。▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[ロンクー]|…当たり前だ。~
忘れられるわけがない。▼~
覚えている、ずっと。未来で死んでしまった、~
お前の本当の父の分まで…な。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[ロンクー]|…それは、~
絶対に死ぬわけにいかないな。▼~
**デジェル(親子) [#q0182ed2]
***支援C [#h72e4db0]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[ロンクー]|…デジェルか。悪いが、~
今日は手合わせはできない…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[ロンクー]|平気だ…。~
少し腹が痛むだけだから…うっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[ロンクー]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[ロンクー]|今日の食事を食べたら…こうなった。▼~
みんな今、同じ症状で苦しんでいる…。~
お前も…気をつけろ。▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[ロンクー]|うぅ…ソワレの料理も酷いが…~
今日のはもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[ロンクー]|なにっ…!▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[ロンクー]|くそ…! き、気にするな!▼~
俺はおいしく食べたぞ。~
この腹痛は単なる偶然だ…▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ロンクー]|デジェル…!▼~
お…追いかけないと…~
しかし、腹が……!▼~
***支援B [#y54fcb41]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[ロンクー]|今日はいつもに増して~
激しい訓練だな、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[ロンクー]|もう食事当番はしないのか?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[ロンクー]|あ、あれは…確かに酷かったが。▼~
しかし、次は上手くいくかもしれん。~
俺はまた、お前の料理が食べたいぞ。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[ロンクー]|デジェル?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[ロンクー]|…惨劇とは大袈裟な…▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[ロンクー]|…すまん。では、お詫びに~
俺が料理を教えてやろう。▼~
だから元気を出せ。~
上手くできたら、皆に食べてもらうぞ。▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#d0d8471c]
:[ロンクー]|…良い匂いのスープだ。~
よく頑張ったな。▼~
これなら皆に食べてもらえるだろう。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[ロンクー]|あぁ…ソワレは料理ができないからな。~
料理は俺の役目ということにしている。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[ロンクー]|……まぁな。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[ロンクー]|どうした。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[ロンクー]|………▼~
…デジェル…。▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[ロンクー]|…デジェル、お前はいつも~
気丈で強い面しか見せないが、▼~
俺の前では~
もっと甘えてもいいんだぞ。▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[ロンクー]|なんだ?▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[ロンクー]|……そうか。~
…………土か。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[ロンクー]|大丈夫だ。食べ物の味になるまで…~
付き合ってやるからな…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**セレナ(親子) [#bad6e736]
***支援C [#q11feed9]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[ロンクー]|…何故だ。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[ロンクー]|…父親…そうだな。こいつは俺の娘なんだから~
デートと言っても気構えなくていいのか。▼~
わかった。どこに行きたいんだ?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町に行きたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[ロンクー]|洋服が好きなのか。~
お前も年頃の娘というわけだな…▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[ロンクー]|…それもそうだな。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[ロンクー]|な…なにっ…?▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい…?▼~
:[ロンクー]|うっ…。どうしたんだお前…~
俺は女が苦手なんだ、あまり意識させるな!▼~
まぁ…別にお前が嫌というわけではないが。▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[ロンクー]|そ、そんなことは知らん…!~
欲しいものがあるなら買ってやるから…!▼~
だからもう少し離れろ! 腕を組むな!▼~
:[セレナ]|うん! ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[ロンクー]|はぁ…▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいものだわ。▼~
***支援B [#pd303caa]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[ロンクー]|…まさかあんなに買わされるとは…。~
どこで物のねだり方を覚えたんだ…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[ロンクー]|あぁ、聞いている。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[ロンクー]|…ダメだ!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[ロンクー]|…そんな目で見るな。~
ダメなものはダメだ。▼~
このまま物を買い与えたら~
お前のためにならないからな。▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[ロンクー]|ぬ、殺気…!?▼~
あのな…別に買わないと~
言ってるわけではない。▼~
:[セレナ]|えっほんと?▼~
:[ロンクー]|あぁ。軍のために手伝いをしてきたら~
その褒美として、▼~
お前の欲しいものを~
ひとつだけ買ってやる。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じられない! 子供かっつーの!▼~
:[ロンクー]|現に子供だろう…▼~
…いいか、セレナ。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉があってな…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[ロンクー]|……とにかく、俺はもうむやみに~
物を買い与えることはしない。▼~
欲しいものがあるなら~
手伝いのひとつでもして来い。▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代り、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[ロンクー]|あぁ。▼~
***支援A [#f6d0295c]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[ロンクー]|…セレナ?~
何をしている?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[ロンクー]|…それにしても、~
派手に壊したな…▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[ロンクー]|セレナ…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなものでがっかりしたでしょ?▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[ロンクー]|…がっかりなど、していない。~
俺はお前が来てくれて嬉しい。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘がなんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはず゛ないわ!▼~
:[ロンクー]|俺はお前を誰かと比べたりしない。~
お前はお前だ。▼~
他の誰でもない~
大切な…俺の娘だ。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[ロンクー]|俺は何があってもお前を悪く言わない。~
ずっとお前の味方でいる。▼~
だから…二度とそういうことを言うな。~
俺の方が悲しくなる。▼~
:[セレナ]|…………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[ロンクー]|…辛い思いをしてきたんだな。~
苦労しろなどと言って、悪かった。▼~
手伝いは失敗したが、~
装飾品は買ってやる。▼~
俺からの詫びの気持ちだ。▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[ロンクー]|セレナ…わかった。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
お前のことを守ってやる…▼~
**ジェローム(親子) [#df3f8ce2]
***支援C [#la97be46]
:[ロンクー]|ジェローム…▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[ロンクー]|いや…特に用は無いが…▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[ロンクー]|そうか…▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[ロンクー]|…そう言えばお前は俺のことを~
『お前』とばかり呼ぶが、▼~
ルキナのように『お父様』とは~
呼ばないのか。▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[ロンクー]|…まぁ、そうだが。~
お前は他人を拒絶しすぎだ。▼~
もしや…これは親の愛情に~
飢えている、というやつなのか…?▼~
仕方ない…今だけなら~
俺に甘えても良いぞ。ほら。▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[ロンクー]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ロンクー]|あいつ…▼~
***支援B [#b5c950a3]
:[ロンクー]|ジェローム。ミネルヴァちゃんの世話は~
ちゃんとできたのか?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[ロンクー]|この前のこと…?▼~
これはセルジュがそう呼んでいるから~
俺もそう呼んでみただけだぞ。▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[ロンクー]|ふっ…。引っかかったな。~
少しは可愛いところもあるようだ。▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[ロンクー]|…そんなに睨むな。~
卑怯なマネをしたことは謝る。▼~
あとでミネルヴァの好きな餌を~
分けてやるから、許せ。▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[ロンクー]|ふぅ…▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュにそっくりだ…▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[ロンクー]|いや。それより、向こうにいるのは~
お前のミネルヴァか。▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[ロンクー]|…ふむ。怖さに磨きがかかっているな。~
凶悪さが増したとでも言おうか…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[ロンクー]|お前が勝手に言ったんだろう。▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ロンクー]|ちっ、逃げたか…▼~
***支援A [#rfb3a6ef]
:[ロンクー]|ジェローム。~
今日もミネルヴァと一緒なのか。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[ロンクー]|…いや。ただ、そろそろ俺のことを~
父さんと呼んでくれるのでは、と思って。▼~
この前はかなり本音を~
話していたようだしな。▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[ロンクー]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』と~
言っていただろう。▼~
あの時のお前、~
緩みきった顔をしていたぞ…▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[ロンクー]|…ミネルヴァは俺を脅さん。~
こいつは俺の、家族だから。▼~
…よしよし。ちゃんと俺のことを~
覚えていてくれているのだな。▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[ロンクー]|? ミネルヴァは何と言っている。▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[ロンクー]|!! ジェローム。~
いま俺のことを、何と呼んだ。▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[ロンクー]|待てジェローム。~
よく聞こえなかった。もう一度だ。▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#cd0e8a11]
***支援C [#r0d90e9b]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[ロンクー]|…どうした、マーク。▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[ロンクー]|そうか…▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[ロンクー]|あぁ…▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[ロンクー]|よく喋る奴だ…▼~
***支援B [#p286731f]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ロンクー]|あぁ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ロンクー]|…俺の顔を見ていれば~
何か思い出すんじゃないのか。▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ロンクー]|それを今思い出そうと~
しているんだろう。▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#z5ab5018]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何も思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ロンクー]|!! …なぜ泣く?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんとおなじように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ロンクー]|マーク…。▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[ロンクー]|どうした?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ロンクー]|あぁ。…俺も協力する。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#ce97e756]
***支援C [#xde6d3dc]
:[シャンブレー]|じーーーーー…▼~
:[ロンクー]|どうしたシャンブレー。~
人の顔をじろじろと…▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[ロンクー]|なっ…! な、何を言い出す!?▼~
俺が浮気なんかするわけないだろう!~
ベルベット以外の女は苦手だというのに!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[ロンクー]|なぜそんなことを言う?~
誰かに何か言われたのか?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[ロンクー]|は?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[ロンクー]|くだらん…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[ロンクー]|なんだと…!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:[ロンクー]|………▼~
***支援B [#yf6e87dd]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[ロンクー]|なんだシャンブレー。~
この世の終わりみたいな顔をして。▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[ロンクー]|…俺が攻撃した回数、か?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[ロンクー]|浮気だなんて大袈裟な…。~
話しかけられたから返事をしただけだ。▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[ロンクー]|確かに素晴らしいんだが…▼~
…いいかシャンブレー、俺が女と話したら~
即刻浮気だと思うのはやめてくれ。▼~
俺は女嫌いだが…仲間である以上は~
戦いの策を話すこともある。▼~
お前だって、仲間のルキナと今後一切~
話すなと言われたら困るだろう?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[ロンクー]|だったらわかるだろう。それに、~
俺は絶対に浮気などできない。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[ロンクー]|なに…?▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ロンクー]|俺は、未来であいつに~
嘘ついたまま、死んだようだな…▼~
***支援A [#h4efba13]
:[ロンクー]|探したぞ、シャンブレー。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[ロンクー]|そうではない。お前に一つ、~
謝っておきたいことがあってな。▼~
未来で、お前に嘘をついたまま~
いなくなってしまって…すまなかった。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[ロンクー]|あぁ。だがお前も…~
俺の本当の息子ではない。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[ロンクー]|そんなこと、お互いわかっているだろう。▼~
それでも、俺はお前のことが大切だし、~
本当の家族のように思っている。▼~
未来の俺がしてやれなかったことを、~
代わりにしてやりたいとも思ってる。▼~
お前だって…そうではないのか?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[ロンクー]|…シャンブレー、もう一度約束していいか?~
お前にとってはもう遅いかもしれないが…▼~
俺は今度こそ死なない。~
浮気もしない。というか…できん。▼~
ベルベットとシャンブレーに誓って…~
約束する。必ずだ。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[ロンクー]|そうか。▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[ロンクー]|…なぜ俺の腹をさすりながら言う?▼~
**ロラン(親子) [#q7f7995b]
***支援C [#r3dbd913]
:[ロラン]|父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[ロンクー]|あぁ…礼を言う。~
お前、本当にミリエルそっくりだな。▼~
:[ロラン]|親子なのですから、当然です。▼~
:[ロンクー]|まぁそうなんだが。▼~
あまりにも母親似だから…~
俺に似ているところも探したくなる。▼~
:[ロラン]|ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[ロンクー]|どこだ?▼~
:[ロラン]|髪の色です。▼~
:[ロンクー]|…それは見ればわかる。▼~
それ以外は何かないのか?~
俺に似て女が苦手とか。▼~
:[ロラン]|…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[ロンクー]|…冷たいな、お前。~
もう少し子供らしくできないのか?▼~
:[ロラン]|…戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[ロンクー]|お前がルキナより…年上?~
それはあり得ないだろう。▼~
ルキナはもう赤ん坊として~
存在しているが、お前はまだ…▼~
:[ロラン]|…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:|'''(ロラン退場)'''~
:[ロンクー]|……どういうことだ。▼~
***支援B [#i5c5a590]
:[ロンクー]|ロラン。▼~
:[ロラン]|あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[ロンクー]|この前の、お前がルキナより~
年上だとか言ってた件…▼~
あれは、どういうことだ?▼~
:[ロラン]|…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[ロンクー]|そんなにズレがあったのか…▼~
:[ロラン]|…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[ロンクー]|お前…五年間も…~
この時代に一人で…?▼~
:[ロラン]|はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[ロンクー]|ちょっと待て。~
どうして今まで言わなかった。▼~
五年間も仲間と離れて…~
寂しくなかったのか?▼~
:[ロラン]|…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:|'''(ロラン退場)'''
:[ロンクー]|…………▼~
ロラン…▼~
***支援A [#n6191a83]
:[ロンクー]|ロラン。▼~
:[ロラン]|父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[ロンクー]|あぁ。今日はお前に…~
………!▼~
:[ロラン]|あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[ロンクー]|…お前は、笑っていたほうがいい。~
:[ロラン]|…は!?▼~
:[ロンクー]|お前はずっと…大人ぶっているが~
どこか無理をしているように見える。▼~
そうやって笑ってる方が、~
年相応に見えていい。▼~
:[ロラン]|…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[ロンクー]|歳なんか関係ない。▼~
ロランがルキナより…俺より年上でも、~
どれだけ歳を取っていようとも…▼~
お前は大事な…俺の子供なんだ。▼~
:[ロラン]|…………!!▼~
:[ロンクー]|お前はもう一人じゃない。~
仲間も…俺もいる。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰もお前のことを咎めたりしない。▼~
:[ロラン]|…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[ロンクー]|あぁ…そうだな。~
見つけてやれなくて、すまなかった。▼~
これからは、ずっと一緒だ。~
もう、一人にはさせん…▼~
**ノワール(親子) [#reb397ae]
***支援C [#m8116c2d]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[ロンクー]|どうしたんだお前…~
泣いてるのか?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[ロンクー]|何なんだ…~
その微妙な呪いは…▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[ロンクー]|大丈夫か? 鼻水があふれてるぞ。~
…ほら、ちり紙。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[ロンクー]|しかし…三日間も鼻水を~
垂らしているなんて不憫だな…▼~
…俺がサーリャに~
その呪いをやめるよう言ってくる。▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[ロンクー]|なにっ…! 俺はそんなに~
かっこ悪かったのか…!?▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[ロンクー]|くっ…! でも今の俺が~
そうなるとは限らない。▼~
見ていろノワール。~
俺が頼りがいのあるところを見せてやる…!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、~
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#a278158d]
:[ロンクー]|すまない、ノワール…ぐすっ。~
かっこ悪い父親で…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[ロンクー]|泣いてない。これは五日間鼻水が~
止まらなくなる呪いだ。▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[ロンクー]|そういえば以前~
そんなことを言っていたな…▼~
しかし、代わりにノワールの呪いは~
解いてもらってきたぞ。▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[ロンクー]|これも同じなのか…俺はことごとく~
未来と同じ運命を辿っているのだな…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[ロンクー]|………?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[ロンクー]|お…おいノワール! 泣くな…!▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[ロンクー]|……!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[ロンクー]|…すまん。▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
:|'''(ノワール退場)'''
:[ロンクー]|…ノワール…▼~
……同じ運命、か。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#u62ee816]
:[ロンクー]|ノワール、ちょっといいか?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[ロンクー]|これを見てくれ。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[ロンクー]|何もしない。というか、~
お前に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんだ。~
サーリャから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[ロンクー]|この前ノワール、俺があまりにも▼~
未来の俺と同じ道を辿るから▼~
どうせ運命なんて~
変わらないと言っていただろう。▼~
だから俺が…未来の俺にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が消せるのではないかと思ってな。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[ロンクー]|お前が来たから、俺も変われた。~
一緒なら、もっと変えていけるはずだ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[ロンクー]|…当たり前だろう。~
殺したって死なないでいてやる。▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[ロンクー]|…ん? あの殺気立った人影は何だ?~
屍兵…いや、サーリャか!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[ロンクー]|あの顔は…まずいな。~
言ってるそばから命の危機だ…▼~
悪い、ノワール。またな。▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#e1897511]
***支援C [#c1e6f946]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[ロンクー]|…どうした。~
そんなにため息をついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[ロンクー]|ほう…? なんだかお前の方が~
母親みたいだな。▼~
まぁ…ノノはああいう性格だから~
仕方ないだろう。▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[ロンクー]|………▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[ロンクー]|なっ…!?~
お、お前…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[ロンクー]|そ…そんなことはないぞ!?▼~
い、いや待てよ。俺はあいつ以外の~
女が苦手だから…それってつまり…▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[ロンクー]|そ、そんなことは言えん!~
勘弁してくれ…▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#vf55f6c4]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[ロンクー]|ンンか…お前もしつこいな。▼~
俺が何でノノを選んだかなんて~
娘に言うことではないだろうが…▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[ロンクー]|その歳で女心を語るのか…▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[ロンクー]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…▼~
……ンン。あまりしつこいと怒るぞ?▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[ロンクー]|…いや、~
わかってくれればいいんだが…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[ロンクー]|ンン…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:|'''(ンン、一瞬消える)'''
:[ロンクー]|お…おい、待て!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[ロンクー]|…少し拍子抜けをした。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[ロンクー]|…それは、そうだが…▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[ロンクー]|あ…、おい!!▼~
………▼~
***支援A [#jd76530c]
:[ロンクー]|ンン。▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[ロンクー]|お前、この間~
『我慢するのに慣れてる』と言ったが…▼~
あれはどういうことだ。▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[ロンクー]|なに? 俺たちは…~
ノノはお前の傍にいなかったのか?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[ロンクー]|ンン…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[ロンクー]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[ロンクー]|…すまん。俺が悪かった。▼~
お前が聞きたいのなら、~
ノノとの話でもなんでも言おう。▼~
もし寂しいのなら、できるだけ~
傍にいてやるから…▼~
俺の前では何も我慢するな。▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[ロンクー]|…それで? 何が聞きたいんだ。▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[ロンクー]|…………えっ。▼~
*コメント [#ad0a3ca5]
- グレゴBの4行目って傭兵じゃない? -- &new{2012-04-30 (...
- セルジュSが「触ると時」になってました! -- [[ ]] &new{2...
- あたし、ロンクーとくっついた。かわいいところもあるし・...
- ロンクー×ティアモ 支援B ティアモのセリフ 「ここに追...
- ロンクーとマイユニの支援会話ってどこにありますか?? --...
- ベルベットので「てっきり」だと思われるところが「てきい...
- ベルベットので「てっきり」だと思われるところが「てきい...
- セルジュの支援でロンクーが女嫌いになった理由はそういう...
- ベルベット支援会話S:ベルベット「てきいり→てっきり」ロン...
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