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会話集/支援会話/リズ
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*リズの支援会話 [#m21f964d]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#rd986cda]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#a8bi0932]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#k1175c0d]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#l7d24323]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**クロム [#e58547fc]
[[クロムのページへ>../クロム]]
**フレデリク[#n555w8e2]
***支援C [#jb5af175]
:[リズ]|あれー、おかしいな。~
こっちに来たと思ったのに。▼~
あ、いたいた…ん?~
真剣な顔…なにしてるんだろう?▼~
:[フレデリク]|リズ様ではありませんか。~
私に何か御用でしたか?▼~
:[リズ]|フレデリク、こんなところで~
なにやってたの?▼~
:[フレデリク]|軍の装備に不良品がないか~
確認していました。▼~
:[リズ]|あ、じゃあわたしもやる!▼~
:[フレデリク]|いけません。~
刃をうっかり触ると危険です。▼~
:[リズ]|けち。昔はいつもいっしょに~
遊んでくれたのに~。▼~
:[フレデリク]|リズ様にも私にも、~
立場というものがあります。▼~
:[リズ]|あーあ、つまんないの。▼~
:[フレデリク]|それより、~
何か御用があったのでは?▼~
:[リズ]|あ、そうだった…~
フレデリクにお願いがあるの。▼~
:[フレデリク]|なんでしょう?▼~
:[リズ]|みんなにやってたみたいに、~
わたしにも稽古をつけて。▼~
わたし、強くなりたいの。▼~
みんなの足を引っ張らないくらい…~
ううん、みんなを守れるくらい。▼~
:[フレデリク]|わかりました。そういうお話でしたら、~
喜んでお引き受けしましょう。▼~
ただし、手加減は致しません。~
よろしいですね?▼~
:[リズ]|はい!▼~
***支援B [#jb5af175]
:[フレデリク]|さあ、リズ様。~
今日も特訓の時間ですよ。▼~
ちなみに、~
逃げようとしても無駄ですよ。▼~
:[リズ]|うへえ…~
あんなこと言わなきゃよかったー…▼~
ねえフレデリク、~
わたしもう疲れたよー。▼~
こないだの訓練してから~
体がばきばきだよー。▼~
:[フレデリク]|ふだん鍛えていないから、~
そのような体たらくなのです。▼~
強くなりたければ~
無駄にできる時間はありませんよ。▼~
:[リズ]|そんなこと言ったって、たまには~
息抜きしないと死んじゃうよー。▼~
ねえねえ、フレデリクは~
息抜きとかしないの?▼~
:[フレデリク]|息抜きですか?~
特に必要ありませんが…▼~
:[リズ]|どうして? そんなにいつも~
張り詰めてたら切れちゃうよ。▼~
:[フレデリク]|私はクロム様とリズ様を~
お守りするためにここにいます。▼~
主君を守るために生きる、~
それが騎士というものです。▼~
:[リズ]|…ほんとは息抜きの仕方、~
知らないだけだったりして。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|あ、あれ? 当たっちゃった?▼~
:[フレデリク]|…無駄話はここまでですよ。~
今日は、弓のかわし方です。▼~
:[リズ]|弓のかわし方は知ってるのに、~
話をかわすのは下手だよね。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|しょうがない、ここはわたしが~
ひと肌脱いであげるからね。▼~
わたしが先生になって~
息抜きの仕方、教えてあげる。▼~
息抜きにかけてはわたしの~
右に出る人はちょっといないよ。▼~
:[フレデリク]|リズ様。~
そんなことをしている暇は…▼~
:[リズ]|無理にでも暇を作らなきゃ~
フレデリクは息を抜かないでしょ。▼~
:[フレデリク]|無理に暇を作って息抜きを教わる~
というのはいかがなものでしょうか…?▼~
:[リズ]|はいはい、屁理屈をこねないの。~
行くよ、フレデリク!▼~
:[フレデリク]|困りました……▼~
***支援A [#n223f911]
:[リズ]|フレデリク、どこー?~
特訓の時間だよー。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|あ、いた。~
どうしたの、そんなとこに隠れて。▼~
こないだは~
息抜き楽しかったよね!▼~
:[フレデリク]|そ、そうですね…▼~
特に目的もなく~
気の向くままにうろうろしたり、▼~
野原に寝そべって~
ぼんやりしたりしましたね…▼~
:[リズ]|どう?~
少しは息抜きわかった?▼~
:[フレデリク]|そうですね……~
息抜きは、とても疲れます。▼~
訓練でも戦いでも、~
これほど疲れたことはありません…▼~
:[リズ]|ふだん怠けてないから、~
そんな体たらくなのよ。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|フレデリク…~
もしかして、楽しくなかった?▼~
:[フレデリク]|あ、いえ…楽しくない、~
というわけではありませんよ。▼~
リズ様と一緒にあちこち見て回るのは~
とても良い経験でした。▼~
:[リズ]|良かった!~
そう言ってもらえると嬉しいな。▼~
:[フレデリク]|私も、リズ様に~
喜んでいただけて幸いです。▼~
:[リズ]|じゃあ、今日も続き行こうね!▼~
:[フレデリク]|いえ、今日は訓練です。~
一日交代制にしましょう。▼~
:[リズ]|けちー。▼~
***支援S [#uc22a000]
:[リズ]|ねえ、フレデリク…~
あれ、今何隠したの?▼~
:[フレデリク]|…なんでもありません。~
どうしました、リズ様?▼~
:[リズ]|だめ、それ見せて。~
ごまかすの下手なんだから。▼~
それって、こないだの息抜きの時、~
こっそり買ってた指輪でしょ。▼~
:[フレデリク]|…困りましたね。ばれていたのですか。▼~
:[リズ]|えへん。フレデリクがわたしに~
隠し事するなんて無理むり。▼~
:[フレデリク]|では、これを渡したい相手が…▼~
あなたであることも?▼~
:[リズ]|あ、やっぱりそうなんだ。▼~
なんとなくわかってたけど、~
でも、ほっとしたよ。▼~
:[フレデリク]|困りましたね。色々と~
告白の言葉を考えていたのですが…▼~
…長い付き合いというのは~
厄介なものです。▼~
:[リズ]|もう十年以上だもんね。~
ねえ、フレデリク。知ってた?▼~
わたしの初恋の人が、~
フレデリクだったってこと。▼~
:[フレデリク]|そうなのですか?▼~
:[リズ]|あー、やっぱり気づいてなかった。~
鈍感だなぁ、フレデリクは。▼~
まあいいや。~
ちゃんと夢が叶ったし。▼~
:[フレデリク]|夢? それは…どういうことでしょうか?▼~
:[リズ]|初恋の人のお嫁さんになることに~
決まってるでしょ。▼~
:[フレデリク]|…決まっているのですか。▼~
:[リズ]|フレデリクの夢は?▼~
:[フレデリク]|リズ様が私のそばで、私より一日でも~
長く生きてくれること…でしょうか。▼~
:[リズ]|しょうがない。~
その夢、叶えてあげる!▼~
:[フレデリク]|ふふ…ありがとうございます。▼~
:[リズ]|幸せになろうね、フレデリク!▼~
:[フレデリク]|はい、リズ様。▼~
**ヴィオール [#r7d39ebc]
***支援C [#g416a77e]
:[ヴィオール]|さぁ、この手紙を届けておくれ。▼~
:[リズ]|ヴィオールさん?▼~
:[ヴィオール]|おっと、これはまずいところを~
見られてしまったね。▼~
:[リズ]|まずいところ…って、~
言わなきゃわからなかったのに。▼~
:[ヴィオール]|ははは、それはそうだ。~
私としたことが軽率だったね。▼~
:[リズ]|…で、何してたの?▼~
:[ヴィオール]|鳩に、手紙を結んで~
送り出したのさ。▼~
:[リズ]|あ、知ってる!~
伝書鳩っていうやつだよね。▼~
でもどうしてそれを見られると~
まずいの?▼~
:[ヴィオール]|一応、私はこの軍の客将のような~
扱いになっているからね。▼~
大将の許可なく文書のやりとりを~
するのはあまりよろしくないのさ。▼~
:[リズ]|大将…ってお兄ちゃんのこと?~
だったら気にしないと思うけど…。▼~
:[ヴィオール]|クロムくんの器であればそうだろう。~
だが、その周りの人々は違う。▼~
今も、私を完全には信用していない~
御仁がいるようだからね。▼~
:[リズ]|そうなんだ…でも、それだったら~
ちゃんと許可をもらえばいいのに。▼~
堂々としてれば、~
誰も怪しまないんじゃない?▼~
あ、そうだ! わたしがお兄ちゃんに~
頼んできてあげるよ!▼~
:[ヴィオール]|あ、リズくん!~
…やれやれ、どうしたものかな。▼
***支援B [#k88ff79f]
:[リズ]|ヴィオールさん!~
伝書鳩、使ってもいいって!▼~
:[ヴィオール]|ほう。文書の内容を聞かずに~
許可を出したのか、クロムくんは。▼~
器は認めるが…甘いな。~
若さゆえ、ということだろうか。▼~
:[リズ]|あ、それはわたしが適当に~
理由をつけたからだよ。▼~
故郷に残してきたご両親と~
やりとりするためだって。▼~
:[ヴィオール]|…想像で物を言うのはいけないな、~
リズくん。▼~
そんなことを言って、私が本当に悪いことを~
考えていたらどうするつもりなんだい?▼~
:[リズ]|え、だってヴィオールさんは~
悪いことなんて考えてないじゃない?▼~
:[ヴィオール]|…ふっ。 ははははは。~
すごいな、君たち兄妹は。▼~
:[リズ]|え? え? どうして笑うの?▼~
:[ヴィオール]|いや、失敬。あまりに無邪気で~
思わず気持ちが緩んでしまった。▼~
:[リズ]|あー、馬鹿にしてるんでしょ!~
わたしたちが子どもっぽいって!▼~
:[ヴィオール]|とんでもない。~
心の底から感心しているのだよ。▼~
高貴な立場にいる者は、どうしても~
人を疑わざるをえないんでね。▼~
その点、君たちには~
そんな苦労もなく…▼~
:[リズ]|えーっと、わたしたち、一応~
王族なんですけど…▼~
:[ヴィオール]|むっ、そ、そうだったかな。▼~
だが、高貴な者には~
崇高な義務がともなう。▼~
義務を果たすゆえの悩み、苦しみ~
それは背負った者にしか分からないものさ。▼~
ああ、選ばれし者の恍惚と不安……▼
:[リズ]|それって、今、お兄ちゃんが~
背負っている以上のもの?▼~
:[ヴィオール]|うっ、いや、まあ、人にはそれぞれ~
事情というものがあるからね。▼~
それをひとくくりには……▼~
:[リズ]|…ヴィオールさん、だんだん~
言ってることがメチャクチャになってるよ。▼~
:[ヴィオール]|な、なにを言うんだ。そんなことはないよ。~
私は常に終始一貫している。▼~
…で、なんの話だったかな。▼~
:[リズ]|伝書鳩の話だよ!▼~
ヴィオールさんは、別に悪いことを~
考えているわけじゃないって。▼~
それで、結局~
どんなことを書いてるの?▼~
:[ヴィオール]|それは教えられないな。▼~
:[リズ]|あ、ひっどーい!~
教えてくれたっていいじゃない。▼~
:[ヴィオール]|秘密は秘してこそ蜜の味がするものだよ。~
…だが、この味も悪くはないな。▼~
:[リズ]|それって、内緒にしてる味?▼~
:[ヴィオール]|違う。君が私を信じてくれている味だよ。~
信頼という味もまた格別なのだな。▼~
:[ヴィオール]|うむ、ひとつ勉強になった。~
感謝するよ、リズくん。▼~
:[リズ]|…わたしは、なーんか~
すっきりしないんだけど。▼~
***支援A [#idd97171]
:[ヴィオール]|ふむ…~
今日は戻ってくるのが遅いな…▼~
:[リズ]|あ、ヴィオールさん。~
伝書鳩を待ってるの?▼~
:[ヴィオール]|む…そんなことはないぞ。▼~
私は夕暮れにしずむ景色をながめながら~
優雅なひと時をすごしていただけさ。▼~
:[リズ]|ふーん、そうなんだ。~
じゃあ、これはいらないんだね。▼~
:[ヴィオール]|むっ!~
それは私の伝書鳩!▼~
:[リズ]|さっき、わたしの部屋に~
飛び込んできたの。▼~
さっき雷がなってたから、~
びっくりして戻る場所を間違えたのかも。▼~
でも、この子を待っていた~
わけじゃないんだよね~。▼~
:[ヴィオール]|だが、帰ってきたのなら~
しょうがない。▼~
私の元に戻してやらないでもないぞ。~
さあ、渡しなさい。▼~
:[リズ]|…なんで、そんなにえらそうなんだろ。~
まあいいよ。はい。▼~
:[ヴィオール]|うん。…よしよし、~
ちゃんと返事もついているな。▼~
:[リズ]|なんて書いてあるの?▼~
:[ヴィオール]|…聞くまでもないんじゃないのか?▼~
:[リズ]|どうして?▼~
:[ヴィオール]|この鳩は君の部屋に入ってきたんだ。~
当然、手紙の中は見たのだろう?▼~
:[リズ]|ううん。見てないよ。▼~
:[ヴィオール]|見てないのか? なぜだ?▼~
私が伝書鳩を使っている理由を知る~
絶好の機会じゃないか。▼~
もし私が悪い事を考えていたら…▼~
:[リズ]|だから、ヴィオールさんは~
悪いことなんて考えてないって!▼~
:[ヴィオール]|なぜそんなことが言い切れるんだ?▼~
:[リズ]|信じてるもん。~
ヴィオールさんのこと。▼~
わたしはヴィオールさんの口から~
伝書鳩の話を聞きたいの。▼~
こそこそ手紙を読んだりなんて~
そんなズルい事しないよ。▼~
:[ヴィオール]|うっ…また、この味か。▼~
:[リズ]|味?▼~
:[ヴィオール]|信頼の味さ。最近、妙に~
心地のよいものになってきてしまった。▼~
:[リズ]|じゃあ…▼~
:[ヴィオール]|そうだな…この味を完全に理解したときに~
手紙の中味を教えてあげよう。▼~
:[リズ]|えーっ、まだダメなの~?▼~
じゃあ気長に待ってるよ。ヴィオールさんが~
信頼の味を本当に理解する日まで。▼~
***支援S [#ecd5bf28]
:[リズ]|ヴィオールさん! わたしを~
探してるって聞いたんだけど。▼~
:[ヴィオール]|おお、リズくんか。~
ちょっと話があってね。▼~
ちょっと待ってくれたまえ。~
そろそろ…お、戻って来たな。▼~
:[リズ]|あっ、伝書鳩だね!~
…あれ? なにかくわえてるけど…お花?▼~
:[ヴィオール]|ああ。私の故郷に咲く花でね。▼~
:[リズ]|かわいらしいけど…~
見たことないお花だね。▼~
:[ヴィオール]|こう…茎と葉を結べば…。▼~
:[リズ]|あ! 指輪になった!▼~
:[ヴィオール]|花言葉は、永遠の愛情。~
よく結婚式で贈られる花だよ。▼~
:[リズ]|永遠の愛情…いいなぁ。▼~
:[ヴィオール]|では、これはリズくんに差し上げよう。▼~
:[リズ]|え、いいの?▼~
:[ヴィオール]|もちろん。それと、これも一緒にね。▼~
:[リズ]|え…そ、それって…!~
ほ、本物の指輪!?▼~
:[ヴィオール]|いかにも。信頼の味を私に教えてくれた~
君へのささやかな贈り物だ。▼~
:[リズ]|えっと…それを受け取ると~
結婚する…ってことだよね?▼~
:[ヴィオール]|君が嫌でなければ。▼~
:[リズ]|嫌…じゃないけど…▼~
:[ヴィオール]|なにか、ひっかかることでも?▼~
:[リズ]|あの手紙…~
結局なんだったの?▼~
:[ヴィオール]|うっ、その話か…▼~
:[リズ]|信頼の味を知ったんだから~
教えてくれてもいいじゃない。▼~
:[ヴィオール]|…君の言うとおりだな。~
ほら、読みたまえ。▼~
:[リズ]|えーっと、『ヴィオール、~
いつも手紙をありがとう。▼~
父も母も~
元気に暮らしています……』▼~
って、これ、ご両親からの手紙じゃない!~
じゃあ、わたしがお兄ちゃんに言った理由は…▼~
:[ヴィオール]|はからずも正しかった、~
ということになるかな。▼~
:[リズ]|えーっ、ひっどーい! あの時、わたしに~
『嘘をつくのはよくない』って…▼~
:[ヴィオール]|『想像でものを言うのはよくない』と~
言ったんだ。▼~
嘘をついているとは~
一言も言っていない。▼~
:[リズ]|なんだかなあ…~
でも、どうしてみんなに黙ってるの?▼~
:[ヴィオール]|…恥ずかしいじゃないか。▼~
高貴な目的に身を捧げている者が~
ひそかに家族のことを思うなどと…▼~
:[リズ]|…そんなことないよ。~
家族想う気持ちって素敵だよ。▼~
実はあの時、お兄ちゃんに~
あの理由を言ったのは、▼~
本当にそうだったらいいなって~
思ったからなの。▼~
…じゃあこれ、もらうね。▼~
:[ヴィオール]|指輪、受け取ってくれるのかい?▼~
:[リズ]|うん。ヴィオールさんの~
信頼と…愛情の証として。▼~
**ヴェイク [#vc8e858d]
***支援C [#a03296b2]
:[ヴェイク]|くっそー、クロムの奴…~
どこに行きやがった!▼~
あ、リズ。~
クロムがどこに行ったか知らねぇか?▼~
:[リズ]|教えてあーげない。▼~
:[ヴェイク]|なにぃ?~
お前、あいつの味方するのかよ!▼~
:[リズ]|うん。~
だってわたしのお兄ちゃんだもん。▼~
ヴェイク、またお兄ちゃんと~
喧嘩するともりでしょ。▼~
:[ヴェイク]|喧嘩じゃねぇよ。男と男の勝負だ!▼~
:[リズ]|ねぇ、どうしてそんなに~
お兄ちゃんと張り合おうとするの?▼~
わたし、もっとふたりに~
仲良くしてほしいな。▼~
:[ヴェイク]|仲は悪くねぇって。~
あいつが俺様のライバルってだけだ。▼~
:[リズ]|なんでおにいちゃんがライバルなの?▼~
:[ヴェイク]|ん? そりゃ…あれだ。~
あいつは、その…まぁいいじゃねぇか。▼~
:[リズ]|…やっぱり仲が悪いんだ。~
嫌いなんだね、お兄ちゃんのこと。▼~
:[ヴェイク]|嫌いじゃねぇよ!~
俺様は誰よりもあいつを認めてる!▼~
だからこそ、あいつを超えなきゃ~
俺様は国一番の男になれねーんだ!▼~
:[リズ]|ヴェイク…。▼~
:[ヴェイク]|くそっ…今のセリフ、~
クロムには絶対言うなよ!▼~
:[リズ]|うん…わかった。秘密ね?▼~
***支援B [#za1e406c]
:[リズ]|ヴェイク、~
お兄ちゃんからも話を聞いたよ。▼~
ヴェイクとは実力を認め合った、~
お互いを磨き合う仲間だって。▼~
:[ヴェイク]|クロムの奴…臭ぇこと言いやがって。▼~
:[リズ]|ヴェイクだってこの前~
似たようなこと言ってたじゃない。▼~
:[ヴェイク]|ば、馬鹿。でかい声出すな。~
秘密だって言っただろ?▼~
:[リズ]|ふふ、ごめんなさい。▼~
:[ヴェイク]|…あいつ、昔お忍びで貧民街に~
来たことがあってよ。▼~
俺様が喧嘩を吹っかけたときも~
自分の素性をひと言も口にしなかった。▼~
俺様はそれまで、王族なんざ根性無しで~
威張ってるだけの連中だと思ってた。▼~
でも…あいつは違った。▼~
:[リズ]|お兄ちゃんは根性あるし、自分のこと~
偉い人だって全然思ってないもんね。▼~
:[ヴェイク]|けどよ、あいつを追いかけて自警団に~
入ったときは色々言われたんだぜ。▼~
貧民街の小僧が王族に近づくなとか、~
俺様が自警団にふさわしくないとか。▼~
でもクロムの奴はそんなこと、~
これっぽっちも思っちゃいなかった。▼~
俺様を認め、いつだって対等に~
勝負に応じた。そんなあいつだから…▼~
:[リズ]|ふふっ。ヴェイク、本当は~
お兄ちゃんのことが大~好きなんだね。▼~
:[ヴェイク]|なっ…んなわけねーだろ!~
変なこと言うんじゃねぇ!▼~
あっ、それから!~
今の話もあいつには言うなよ!▼~
:[リズ]|はーい。どんどん秘密が増えてくね、~
ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|くそっ…俺様としたことが…。▼~
:[リズ]|わたしはお兄ちゃんの味方だけど~
ヴェイクのことも応援しちゃう。▼~
これからもお兄ちゃんと仲良くね?▼~
:[ヴェイク]|うぅ…な、仲良くなんかねーよ!▼~
***支援A [#y1cf7660]
:[リズ]|…それでね、お兄ちゃんはね…。~
はむっ。すごいんだよ? はふっ。▼~
:[ヴェイク]|食うかしゃべるかどっちかにしろ…~
いや、食うのに集中しろ。▼~
:[リズ]|うん…もぐもぐ。▼~
:[ヴェイク]|ふぅ…にしても、お前ってほんっとに~
クロムのことが好きだよな…。▼~
:[リズ]|ふふっ…はむっ。~
ヴェイクだってそうでしょ?▼~
:[ヴェイク]|だから違うって! つーか、なんで俺様が~
メシを奢らなくちゃいけねぇんだ?▼~
:[リズ]|口止め料、口止め料…はふっ。~
ふぅ、ごちそうさまー。▼~
:[ヴェイク]|おう。しっかしお前の話を聞いてたら~
どんどんあいつがすごく思えてくるな。▼~
:[リズ]|だってそうなんだもん。お兄ちゃんと~
お姉ちゃんはわたしの自慢なの。▼~
わたしはお兄ちゃん達と違って~
なんの取り柄もないから…▼~
:[ヴェイク]|…ん?▼~
:[リズ]|な…なんちゃって。▼~
:[ヴェイク]|ったく、なに言ってんだ?▼~
お前はお前で取り柄なんか~
いっぱいあるじゃねえか。▼~
:[リズ]|そ…そう?▼~
:[ヴェイク]|間抜けなくらい人の言うことを信じるし~
一度こうと決めたら頑固に曲げねぇ。▼~
王族だからって偉そうにもしねぇし、~
呆れるくらいにいつも前向きだ。▼~
お前はエメリナ様みたいな優しさや~
美しさも…ま、少しは持ち合わせてる。▼~
誰がどこからみても取り柄~
ありまくりだ。▼~
:[リズ]|…ふふ。ひっかかるところも~
色々あったけど…ありがとう。▼~
:[ヴェイク]|お前、自分のこと~
なんにもわかってねーのな。▼~
独りよがりにひがむより、~
自分のいいとこもっと見つけろって。▼~
:[リズ]|ヴェ…ヴェイクこそ、~
自分のことわかってないよ。▼~
ヴェイクはお兄ちゃんに~
勝とう、勝とうってしてるけど…▼~
そういう、実は優しいところとか…~
面倒見がいいところとか…▼~
お兄ちゃんより素敵なところ…~
もういっぱい持ってるよ。▼~
:[ヴェイク]|そ…そうか…。▼~
***支援S [#x8eb166f]
:[ヴェイク]|リズ、クロムの奴を見なかったか?▼~
:[リズ]|見てないよ。~
どこに行ったんだろうね?▼~
またお兄ちゃんと勝負するの?▼~
:[ヴェイク]|いや、そういうわけじゃ…~
まぁ、まずお前と話をしなくちゃな。▼~
:[リズ]|え…わたしに?▼~
:[ヴェイク]|これ…もらってくれねーか。▼~
:[リズ]|これ…指輪…?▼~
:[ヴェイク]|道具屋に頼んで作らせた特注品だ。~
王族にとっちゃ安物かもしれねぇが…▼~
お前にもらって欲しいんだ。▼~
:[リズ]|わ…わたしと結婚したら、~
ヴェイクもお兄ちゃんのことを▼~
お義兄ちゃんって呼ばなくちゃ~
いけなくなるけど、それでもいいの?▼~
:[ヴェイク]|絶対に呼ばねー!~
クロムはクロムだ!▼~
それでもお前と結婚したい!▼~
:[リズ]|もう、わがままだなぁ。~
でも…そういうところも好き。▼~
この指輪…大事にするね。
:[ヴェイク]|…ありがとな。▼~
:[リズ]|そ…そうそう。お兄ちゃんに~
報告に行かなくちゃ…。▼~
:[ヴェイク]|そうなんだよ。だからさっきから~
探してたんだけどよ…。▼~
:[リズ]|ふたりで探しに行こう?▼~
:[ヴェイク]|あぁ…そうだな。▼~
**ソール [#n555f8e2]
***支援C [#k9c3acee]
:[ソール]|あ…楽になってきた。▼~
:[リズ]|よかった。治癒の杖が効いたみたい。▼~
:[ソール]|ごめん…ただの腹痛に~
わざわざ杖を使ってもらって…。▼~
胃薬も、荷物に紛れただけで~
どこかにあると思うんだけど…。▼~
:[リズ]|ソールってしょっちゅう~
誰かに振り回されてるよね。▼~
今回の腹痛は誰のせいなの?▼~
:[ソール]|誰のせいっていうか…~
なかなか探し物が見つからなくてさ。▼~
町に着くたび、今度こそと思っては~
空振りで…気が滅入っちゃった。▼~
:[リズ]|探し物って?▼~
:[ソール]|薬の材料になる、特殊な蝶の鱗粉だよ。~
兄さんに頼まれてるんだ。▼~
イーリスではなかなか見つからないから~
旅先で見かけたら買ってきてくれって。▼~
町に寄るたび市場を探してるんだけど~
これがなかなか見つからなくてさ…。▼~
:[リズ]|えー! お使いを頼まれてるの?~
そんな呑気な旅じゃないのに?▼~
:[ソール]|うーん…まぁ、そうなんだけど…。▼~
:[リズ]|ソールもソールだよ。~
そんなの、断っちゃえばいいのに!▼~
:[ソール]|はは…でも、兄貴のためだから。▼~
:[リズ]|もう、お人好しなんだから…。▼~
じゃあその鱗粉、わたしも探すから~
名前を教えてよ。▼~
:[ソール]|え…いいよ、僕ひとりで探すから。▼~
:[リズ]|遠慮なんかしてたら~
またおなか痛くなっちゃうよ!?▼~
それに、ふたりで探したほうが~
早いでしょ?▼~
:[ソール]|そうだね…ありがとう。▼~
じゃあ、お願いしようかな?▼~
***支援B [#j87f2563]
:[ソール]|鱗粉が見つかってよかった。~
付き合ってくれてありがとう。▼~
:[リズ]|ううん、わたしもお使いに~
付き合ってもらっちゃったもん。▼~
お兄ちゃんったら、香水なんて~
誰にあげるつもりなんだろう?▼~
”俺には良し悪しがわからんから~
お前が欲しいものでいい”って…。▼~
その人に合うかどうかわからないのに、~
ずいぶん適当だよねー?▼~
:[ソール]|まぁ、いいじゃない。~
気持ちはわからなくもないよ。▼~
男がひとりで買いに行くのは~
ちょっと気恥ずかしいだろうからね。▼~
:[リズ]|優しいね、ソールは。~
わたしは、まだ腑に落ちないよ。▼~
だいたい、お兄ちゃんってみんな~
弟や妹のこと軽く見過ぎだよね?▼~
わたしもソールも~
使いっ走りじゃないんだからー!▼~
:[ソール]|はは、まぁまぁ。▼~
:[リズ]|わたしはいいけど…ソールが~
そんな扱いされてるの、なんか嫌だな。▼~
ソールはいつもみんなを支えて~
頑張ってるのに…。▼~
:[ソール]|いいんだよ。僕が引き受けることで~
周りのみんなが助かるなら、それで。▼~
僕のことは、誰かが見てくれてるなら、~
じゅうぶん満足だよ。▼~
:[リズ]|ソール…。▼~
うん! ソールが頑張ってるのは~
わたしがばっちり見てるからね!▼~
:[ソール]|ははは、ありがとう。リズ。▼~
***支援A [#je1c6cbe]
:[ソール]|………。▼~
:[リズ]|ソール、なに読んでるの?▼~
:[ソール]|兄さんからの手紙。鱗粉を送ってくれて~
ありがとうって書いてある。▼~
:[リズ]|へぇ…わっ、ごつい文字だね。~
ソールとは大違い。▼~
:[ソール]|兄さんは僕と違って男らしくてさ。~
文字にも性格が出てるね。▼~
あ、そうだ…ほらこれ、新しい胃薬。~
手紙といっしょに送られてきたんだけど▼~
前の胃薬より効果があるらしいんだ。~
鱗粉はこれの材料だったんだよ。▼~
:[リズ]|じゃあ…あのお使いは~
ソールのためだったの…?▼~
:[ソール]|うん、そうだったみたい。▼~
…兄弟って、距離が近いから~
素直になれないところもあるよね。▼~
でも、心の奥底ではお互いを気にかけて~
思いやってるものだと思う。▼~
:[リズ]|お兄ちゃんも、わたしのこと~
そんな風に気にかけてるのかな?▼~
いっつも『ちんまい』とか~
『子供っぽい』とか言ってくるからさ。▼~
とてもそうは思えないんだよね…。▼~
:[ソール]|クロムだって、ちゃんとリズのこと~
大切に思ってるはずだよ。▼~
リズみたいなかわいい妹がいたら、~
誰だって放っておけないもの。▼~
:[リズ]|か、かわいい…?▼~
:[ソール]|あ、なんか僕、変なこと言った?▼~
:[リズ]|ううん! わたし、褒められ慣れてないから~
どう反応したらいいか困っちゃって。▼~
でも嬉しいよ! ありがとう!▼~
:[ソール]|どういたしまして。▼~
***支援S [#jb5af275]
:[リズ]|あのね、ソール。~
お兄ちゃんから、これもらっちゃった。▼~
:[ソール]|それって、この前買った香水?▼~
:[リズ]|去年渡し損ねた誕生日祝いだって。~
直接渡すのが照れ臭かったみたい。▼~
そういえば香水が欲しいって~
言ったこと、あったんだよね…。▼~
:[ソール]|やっぱり兄さんって、なんだかんだで~
弟や妹を気にかけてるものだね。▼~
:[リズ]|ふふっ、やっぱりお兄ちゃんは~
わたしの自慢だなぁ。▼~
:[ソール]|はは、上機嫌だね。~
これは今が好機かな。▼~
:[リズ]|え? なにが?▼~
:[ソール]|僕の告白を聞いてもらおうと思ってさ。▼~
:[リズ]|…告白?▼~
:[ソール]|うん。実は僕、前からずっと~
リズのことが好きだったんだ…。▼~
:[リズ]|…えぇぇぇっ!?~
そ、そうなの…!?▼~
:[ソール]|でも、リズは王女様だし~
軽々しく口にすべきじゃないと思ってね。▼~
ずっと我慢してたんだけど…。~
もう抑えきれなくなっちゃって。▼~
実はここに指輪も用意してあるんだ。~
リズさえ迷惑じゃなかったら…▼~
僕と…結婚してくれないかな。▼~
:[リズ]|…………▼~
う…うん、いいよ…。▼~
わたしも…ソールのこと~
前からずっと好きだったから…。▼~
:[ソール]|ほんとに…!?▼~
:[リズ]|嘘でこんなこと言わないよ!▼~
ゆ、指輪…はめてもいい?▼~
:[ソール]|うん、もちろん!▼~
……よく似合ってるね。▼~
:[リズ]|えへへ…ありがとう!▼~
ソールがいつもみたいに気持ちを~
我慢しなくて、良かった…。▼~
だって、そのおかげでわたしたち、~
こうやって家族になれるんだもんね!▼~
:[ソール]|そうだね。ふぅ…思い切って~
打ち明けて良かったよ。▼~
僕の兄さんにも報告しないとな…。▼~
:[リズ]|あ、わたしもお兄ちゃんに報告しないと!▼~
というか…これからソールは~
お兄ちゃんの弟になるんだよね?▼~
ふふ…なんか変な感じ。▼~
:[ソール]|そ、そっか…。~
僕も変な感じだよ…。▼~
:[リズ]|不思議だね…結婚前のふたりって~
言ってみれば他人同士なのに▼~
心がつながることで家族になる…。~
ちょっとした奇跡だね▼~
:[ソール]|リズと僕も、奇跡でつながったんだね。▼~
:[リズ]|ふふっ。つながった心も、手も…~
ずっと離さないでね?▼~
:[ソール]|もちろん。ずっとずっと…~
離さないでいるよ。▼~
**カラム [#b47a5061]
***支援C [#a8f82c3a]
:[リズ]|…お兄ちゃん、ひどいよ。▼~
せっかくお弁当作ったのに~
全然食べてくれないなんて。▼~
あーあ。こんなにたくさん、~
わたしひとりじゃ食べきれないよ…。▼~
:[カラム]|…じゃあ…僕、食べようか…?▼~
:[リズ]|ひゃあっ!~
カラム、いつからそこに!?▼~
:[カラム]|リズが来るより前からかな…うん。▼~
:[リズ]|そ、そうだったんだ…。▼~
えっと、じゃあこのお弁当は~
カラムに食べてもらおうかな?▼~
:[カラム]|ありがとう…~
ちょうどお腹、すいてたんだよね…。▼~
…う…。▼~
:[リズ]|どう? おいしい?▼~
:[カラム]|…う…うん…おいしいよ…。▼~
:[リズ]|ふふ、そうでしょ!~
隠し味に特効薬を使った豪華版だよ?▼~
お兄ちゃんももったいないことしたね、~
体にもいい、すごいお弁当なのに!▼~
:[カラム]|…リズ…お弁当、おいしいけど…~
特効薬は混ぜないほうがいいかも…。▼~
:[リズ]|そうなの?~
そういう助言してくれるの、うれしい!▼~
ねぇカラム、これからも~
お弁当作るから感想もらってもいい?▼~
もっともっとおいしくして、~
お兄ちゃんをぎゃふんと言わせたいの!▼~
:[カラム]|…そ、そうだね…~
僕が味見役になるよ…。▼~
そうすれば、いつか…クロムが~
食べられるものになるかも…。▼~
:[リズ]|ん?▼~
:[カラム]|…ううん…。▼~
***支援B [#td28b30d]
:[リズ]|カラム、お待たせ!~
今日のお弁当も豪華だよー。▼~
:[カラム]|…わぁ…楽しみだな…うん。▼~
:[リズ]|はい、どうぞ。~
おかわりもあるから遠慮しないでね。▼~
:[カラム]|…………。▼~
うん…~
じゃあ…いただきます…。▼~
…ぐむっ…。▼~
:[リズ]|このスープ、きれいな虹色でしょ?▼~
:[カラム]|ほんと…だね…。▼~
:[リズ]|おいしくできたら~
みんなにも食べてもらうつもりなの。▼~
:[カラム]|そ…それは…ぐふっ!▼~
:[リズ]|カラム!?~
もしかしてスープになにか混ざって…。▼~
うっ…なんか変な味がする…。~
どこで間違えたんだろ…。▼~
:[カラム]|…リズ…君は…いつも…~
味見とか…してるのかな…?▼~
:[リズ]|あっ…その手があったね。▼~
:[カラム]|…よかった…~
みんなに食べさせる前で…。▼~
犠牲が僕ひとりだけで…~
ほんと…よか…った…。▼~
:[リズ]|カ、カラムが~
倒れたーーーーーっ!!▼~
カラム! ちょっとカラム!~
カラムー! 帰って来てーっ!▼~
ち、治癒の杖!~
どこに置いたっけ…!▼~
***支援A [#ybf1e8c8]
:[カラム]|ねぇ…最近、お弁当作らないね…~
なにかあったの…?▼~
:[リズ]|カラム、怒ってないの?▼~
:[カラム]|怒ってないよ…どうして?▼~
:[リズ]|どうしてって…~
あんなひどい料理を食べさせたのに。▼~
:[カラム]|…がんばってお弁当作ってるのに…~
怒ったりするわけないよ…うん。▼~
リズが一生懸命だから…~
力になりたかったんだよね…。▼~
:[リズ]|…優しいね、カラム。▼~
そういえばカラムが怒ったところ、~
わたし見たことないかも。▼~
:[カラム]|怒られたら、誰だって…~
いい気持ちはしないから…。▼~
誰かを傷つけてまでぶつけたい~
怒りなのかって…そう考えたら▼~
たいていの怒りは…~
引っ込んじゃうな…うん。▼~
:[リズ]|カラム…。~
わたし、またお弁当作ってきていい?▼~
今度こそ失敗しないよう~
味見してから持って来るから。▼~
:[カラム]|ふふ…楽しみにしてるね。▼~
***支援S [#p82243ef]
:[リズ]|はい、あーん。▼~
:[カラム]|…ん。おいしいよ…ほんとに。▼~
:[リズ]|でしょ?~
あれから猛練習したんだから!▼~
:[カラム]|これなら…クロムが食べても~
おいしいって言うと思うよ…。▼~
:[リズ]|あ、そんなこと言ってたね。~
でも、もういいの。▼~
カラムに喜んでもらうのが~
わたしの目標になってたから…。▼~
:[カラム]|…リズ…うれしいよ。~
君の手料理なら…毎日食べたいよ…。▼~
:[リズ]|え…?▼~
:[カラム]|これ…受け取って欲しいんだけど。▼~
:[リズ]|! 指輪…?▼~
:[カラム]|うちの母さんの手作りでさ…~
けっこう凝ってるでしょ。▼~
心に決めた人ができたら~
これを贈ろうって思ってたんだ…。▼~
その指輪…着けてくれないかな…?▼~
:[リズ]|…わたしが苦手なの、~
料理だけじゃないよ?▼~
掃除も、洗濯も、裁縫も…~
もう家事全般っていうか。▼~
:[カラム]|そ…そうなの…。▼~
:[リズ]|あーっ!~
今、ちょっとためらったでしょ!▼~
:[カラム]|う…ううん。そんなことないから…。▼~
:[リズ]|もう! この指輪、~
絶対返してあげないんだから!▼~
:[カラム]|そんなこと言わずに…えっ。▼~
:[リズ]|ふふっ…。わたし、がんばるね。~
だから長い目で見守っててね、旦那様。▼~
**ロンクー [#n556f8e2]
***支援C [#l39a167e]
:[リズ]|あ、ロンクーさん!~
お兄ちゃんから話聞いた?▼~
:[ロンクー]|むぅ…。▼~
:[リズ]|駄目だよ。いくら女嫌いだからって~
護衛する相手から離れるなんて。▼~
:[ロンクー]|…お前を狙う刺客がいるという~
情報が入ったそうだな。▼~
:[リズ]|うん。べつに恨まれるようなこと、~
なにもしてないつもりなんだけど…。▼~
:[ロンクー]|王家の人間なら~
襲われる理由などいくらでもある。▼~
どこに誰が潜んでいるかわからん…。~
ひとりになりそうなときは俺を呼べ。▼~
:[リズ]|はーい。頼もしいなぁ。▼~
ふふっ、ロンクーさんがいれば~
どんな人が来てもへっちゃらだね!▼~
:[ロンクー]|…油断は禁物だ。▼~
はぁ…しかし、護衛など他にも~
適任者がいただろうに、▼~
なぜよりによってこの俺が…。▼~
:[リズ]|ヒマそうだったからじゃない?▼~
:[ロンクー]|なんだと…!?▼~
:[リズ]|ひっ!?~
じょ…冗談だよ、冗談。▼~
きっとロンクーさんが~
すごい実力者だからだよ!▼~
お兄ちゃんがその腕を認めてるから、~
護衛に任命されたんだって!▼~
王族からの勅命だよ!?~
すごいよロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
:[リズ]|そうだよ!~
じゃあ、よろしくの握手!▼~
:[ロンクー]|……………。▼~
:[リズ]|そんな嫌そうな顔しないでよ…。~
さすがのわたしも傷つくよ。▼~
そんなに女の人が苦手なの?▼~
:[ロンクー]|…あぁ。だが…護衛の命令だからな。~
なんとかするしかないだろう。▼~
:[リズ]|ふふ、護衛してもらうお礼に~
わたしが女嫌いを治してあげよっか?▼~
:[ロンクー]|余計なことをするな。▼~
:[リズ]|わかったよ。▼~
じゃあわたし、今から訓練するから、~
ちゃんと護衛頼みますよ?▼~
:[ロンクー]|…了解した。▼~
***支援B [#jc7aee00]
:[リズ]|見て、ロンクーさん。~
雨上がりの虹がかかってるよ!▼~
:[ロンクー]|それ以上近づくな。~
ここからでも見える。▼~
:[リズ]|もー。そんなに離れて~
護衛の任務がつとまるの?▼~
:[ロンクー]|心配するな…~
なにかあれば一息で詰められる。▼~
:[リズ]|へぇー、この距離を?~
わたしだったらせいぜいこれくらい…。▼~
:[ロンクー]|と言いつつ、さりげなく~
距離を詰めようとするのはやめろ。▼~
:[リズ]|あはは、鋭い。~
ばれちゃった。▼~
あーあ。わたし、もっと~
ロンクーさんと仲良くしたいのになー。▼~
:[ロンクー]|…俺も近づけるよう、~
最大限の努力はしている。▼~
:[リズ]|そうなの?▼~
:[ロンクー]|任務だからな…。それに~
お前になにかあると皆の士気が下がる。▼~
:[リズ]|大げさだなぁ。▼~
わたしひとりのことで士気が~
上がったり下がったりしないよ。▼~
:[ロンクー]|俺にはそうは思えんな…。~
お前の笑みは周囲に活力を与える。▼~
お前が思う以上に~
皆の心の支えになっているだろう。▼~
:[リズ]|そ、そっかぁ…えへへ。▼~
あ、じゃあ! わたしが笑うと~
ロンクーさんも元気が出るの?▼~
:[ロンクー]|…さぁな。▼~
:[リズ]|肝心なところははぐらかすんだから。~
もういいもん、あっちに行こっと。▼~
:[ロンクー]|待て…俺も同行する。▼~
:[リズ]|水浴びだよ。ついてきちゃ駄目!▼~
:[ロンクー]|!!!!!~
…わ、わかった。▼~
しかし…いまだに刺客は現れんな。~
警戒しているのか、それとも…。▼~
まさか、あの兄妹…俺を担いで~
からかってるんじゃないだろうな…。▼~
***支援A [#x891d98c]
:[リズ]|ロンクーさん、~
ほらほら、腕組んでみない?▼~
:[ロンクー]|断る。▼~
:[リズ]|また照れちゃって…~
いつになったら慣れてくれるのかな。▼~
ロンクーさん、いつも怖い顔して。~
たまには笑顔のひとつくらい…。▼~
:[ロンクー]|!!▼~
:[リズ]|えっ…お、怒ったの?▼~
:[ロンクー]|喋るな! 俺の後ろに…▼~
ぐっ…!▼~
:[リズ]|きゃああっ!? ロンクーさん!~
ロンクーさん! 死なないでー!▼~
:[ロンクー]|弓で射たれただけで死ぬか!▼~
:[リズ]|で…でもいっぱい射たれたら~
死んじゃうでしょ!?▼~
なんか、囲まれちゃってるし…!▼~
:[ロンクー]|なにっ…!?▼~
…こいつらが例の刺客か。~
リズ、俺から離れるな!▼~
:[リズ]|う、うん…!▼~
:[ロンクー]|…これで全員倒したな。▼~
:[リズ]|ロンクーさん、だいじょうぶ?!~
今、治癒の杖を使うから!▼~
:[ロンクー]|…お前は怪我してないか?▼~
:[リズ]|うん、ロンクーさんのおかげで。▼~
:[ロンクー]|そうか…良かった。▼~
:[リズ]|本当に…ありがとう。~
ロンクーさんは、命の恩人だよ!▼~
:[ロンクー]|あぁ…。▼~
ともあれ、これで任務は終了だな。~
念のため、天幕まで送る。▼~
:[リズ]|あ…あの!▼~
:[ロンクー]|なんだ。▼~
:[リズ]|ロンクーさん、任務が終わったら▼~
もうこうやって一緒に歩いたり~
してくれないんだよね?▼~
:[ロンクー]|そうする理由もないだろう。▼~
:[リズ]|……で…でも、その…。▼~
せっかく仲良くなったのに~
このままお別れは寂しいなって…。▼~
:[ロンクー]|はぁ…。俺はお前と~
仲良くなった覚えは無いが…。▼~
:[リズ]|そう、だよね…。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
…まぁ、たまになら~
こうして話をするのも▼~
悪くはないと思っている…。▼~
:[リズ]|ほんとに…!? 良かった!~
これからもよろしくね、ロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|あぁ…▼~
***支援S [#jb5af285]
:[リズ]|ロンクーさん!~
今日もおしゃべりに来たよー!▼~
:[ロンクー]|…あぁ。▼~
:[リズ]|『あぁ』って…!~
もっと嬉しそうな顔できないの?▼~
かわいい女の子が毎日毎日~
遊びに来てるんだよ?▼~
:[ロンクー]|じゃあ何だ。~
俺はお前が来るまで▼~
一人で薄笑いを浮かべながら~
待ちわびていればいいのか?▼~
:[リズ]|…うーん、それは嫌かも。▼~
:[ロンクー]|なら我慢しろ。▼~
:[リズ]|はーい。▼~
もう、いつまで経っても~
冷たいんだから…。▼~
わたしはロンクーさんがいなくなって~
寂しいんだよ。▼~
だってずっと一緒にいたのに、~
任務が終わると離れ離れなんだもん。▼~
ロンクーさんは寂しくないの?~
…って、寂しいわけないか。▼~
ロンクーさんは女嫌いだもんね。▼~
ほんとはわたしが来ない方が~
せいせいするとか思ってるでしょ?▼~
:[ロンクー]|いや…来てくれて~
嬉しいと思っている。▼~
:[リズ]|やっぱりそうだよねー…▼~
…って、えぇぇぇっ!?▼~
い、い、今の…~
わたしの聞き間違いかな!?▼~
女が遊びに来てくれて嬉しいなんて~
ロンクーさんが言うはず…▼~
:[ロンクー]|
聞き間違いではない。~
お前が来てくれて嬉しいと言った。▼~
…ずっとそばにいるうちに、~
俺の心境も変わったんだ。▼~
お前の笑顔が近くにないと…~
寂しくてな。▼~
:[リズ]|え…え!?▼~
:[ロンクー]|リズ、これを。▼~
:[リズ]|ゆ…指輪?~
ロンクーさん…、でも、女嫌いは!?▼~
:[ロンクー]|お前以外の女はまだ苦手だ。~
でも…お前だけは違う。▼~
任務と関係なく~
そばにいたいと思うようになった。▼~
お前が望んでくれるなら~
これからもそばで守らせてくれ。▼~
:[リズ]|う…うん! 望むよ!~
わたし、ずっとロンクーさんと一緒がいい!▼~
これからもそばにいて!~
ずっとずっと、離れないで…!▼~
:[ロンクー]|…了解した。▼~
**リヒト [#j3395112]
***支援C [#s017758d]
:[リヒト]|ふぅー…調子悪いかも。▼~
:[リズ]|気分が悪いの?~
いやしの杖、使おうか?▼~
:[リヒト]|ううん、そうじゃなくて…~
思うように戦えてないなと思って。▼~
:[リズ]|そういうときってあるよね…。~
あ、じゃあ練習してみよっか?▼~
:[リヒト]|練習…?▼~
:[リズ]|うん、わたしと練習試合するの。~
そうすれば調子も戻るかもしれないでしょ。▼~
ね、試してみる?▼~
:[リヒト]|それは…やめとく。無駄だもん。▼~
:[リズ]|えー。無駄だと思っている?▼~
そんなことないもん。~
わたしだってがんばれば…▼~
:[リヒト]|無駄だってば!▼~
:[リズ]|リヒト…?▼~
:[リヒト]|実戦は…生きてる人間を~
相手にしてる。▼~
向こうは殺す気で…こっちも~
その殺す気でいなきゃいけない。▼~
それで手が震えるのは…~
練習なんかじゃ直らないよ。▼~
:[リズ]|…ごめん、わたし…~
軽はずみなこと言っちゃって…▼~
…うっ…ぐすっ…▼~
:[リヒト]|ごめん…僕も、言い過ぎちゃった…▼~
:[リズ]|ごめんね、気がついてあげられなくて。~
リヒト、つらかったんだよね…。▼~
:[リヒト]|…………▼~
***支援B [#wf289c88]
:[リヒト]|リズ、なにしてるの?▼~
:[リズ]|…戦いの訓練。▼~
:[リヒト]|えっ…▼~
:[リズ]|…わたしも戦場に立ってるんだもん。~
もっと敵を倒すことを考えないとね。▼~
:[リヒト]|リズ、無理しなくてもいいよ。~
この前のことは謝るよ。だから…▼~
:[リズ]|ううん、いいの。▼~
わたしだって、いつまでもみんなに~
守られてばかりじゃいけないから。▼~
いざというときのために~
準備だけはしておかなくちゃね。▼~
:[リヒト]|でも僕…なるべく~
リズには戦って欲しくないよ。▼~
戦うってことは、向こうの~
攻撃を受けることもあるってことだよ。▼~
僕…リズが~
傷つくとこなんか見たくない…▼~
:[リズ]|そんなの、わたしだって同じだよ。~
リヒトが傷つくとこなんて見たくない。▼~
:[リヒト]|………!!▼~
:[リズ]|リヒトばっかり苦しい思いはさせないよ。~
わたしのほうがお姉さんだしね。▼~
:[リヒト]|リズ…▼~
わかったよ…ありがとう…。~
僕たち、一緒に頑張っていこうね。▼~
***支援A [#t3bd9da0]
:[リズ]|あ、リヒト。またお勉強?~
がんばってるね。▼~
:[リヒト]|うん…もっと勉強しなくちゃ~
将来クロムさんのそばにいられないもん。▼~
:[リズ]|将来…?▼~
:[リヒト]|僕ね、いつか~
クロムさんの側近になるのが夢なんだ。▼~
クロムさんは僕の憧れだから…~
少しでも近くに置いてもらいたくて。▼~
:[リズ]|そういえば自警団でも、リヒトは~
お兄ちゃんにべったりだったもんね。▼~
なにか憧れるきっかけがあったの?▼~
:[リヒト]|クロムさんはね…昔、~
いじめられてた僕を助けてくれたんだ。▼~
でもね、最初はなかなか~
素直に信用できなかったよ。▼~
僕をいじめてた奴らが弱かったから~
助けてくれたんだ、とか。▼~
:[リズ]|ふふっ。そんなことないよ。▼~
お兄ちゃんならきっと、自分より~
強い相手でも同じことをしたと思うよ。▼~
:[リヒト]|うん…そのあとね、僕は森で~
もう一度クロムさんに助けられたんだ。▼~
何十匹もいた獣たちに襲われて…~
僕もいじめっこも追い詰められたときに▼~
クロムさんが獣たちに立ち向かって、~
獣をみんな追い払ってくれた…▼~
:[リズ]|すごぉい。さすがお兄ちゃんだね。▼~
:[リヒト]|うん。でもね、僕見ちゃったんだ。~
クロムさんがその後で倒れちゃったところ…▼~
クロムさんは、僕たちのところへ来るまでに、~
別の獣と戦って…すごい怪我をしてた。▼~
それなのに、みんなの前に立って…~
命がけで戦ってくれたんだ。▼~
僕もあんな風に、誰かを守れる~
勇気と強さが欲しいと思った。▼~
:[リズ]|そっか…でもリヒトならきっと、~
お兄ちゃんみたいになれるよ。▼~
うんうん!~
わたしが保障してあげる!▼~
:[リヒト]|ありがと、リズ。~
僕、もっともっとがんばるからね。▼~
***支援S [#g0fa59fe]
:[リヒト]|リズ、だいじょうぶ?~
さっきの戦いで怪我してない?▼~
:[リズ]|心配しないで、~
どこも怪我してないよ。▼~
いつもわたしを気にかけてくれて~
ありがとう、リヒト。▼~
:[リヒト]|えへへ…▼~
:[リズ]|ねぇ、この前の話だけどね。▼~
リヒトはもう、お兄ちゃんみたいな~
勇気と強さと手に入れてると思うよ。▼~
戦うことのつらさを我慢して…~
わたしを何度も守ってくれてるもん。▼~
:[リヒト]|なにがあっても絶対に守るよ。~
…リズはクロムさんの妹だからね。▼~
:[リズ]|あ、それが理由なんだ…▼~
:[リヒト]|ううん、それだけじゃないよ。▼~
僕だけに苦しい思いをさせないって~
言ってくれたこと…うれしかったから。▼~
あのとき、リズは僕が守るって~
心に決めたんだ。▼~
:[リズ]|リヒト…▼~
:[リヒト]|これ…リズに。▼~
:[リズ]|指輪…?▼~
:[リヒト]|僕の家に伝わる指輪だよ。~
リズにつけてもらいたいんだ。▼~
この先もずーっと~
リズを守らせて欲しい…▼~
:[リズ]|…ふふ。わたしとお兄ちゃん、~
両方のそばにいたいってこと?▼~
:[リヒト]|そ、そういうことだね。▼~
:[リズ]|欲張りだなぁ、リヒトは。~
でも、うれしい。▼~
:[リヒト]|あ…じゃあ!▼~
:[リズ]|うん。~
これからもよろしくね…リヒト。▼~
**マリアベル [#j3395113]
***支援C [#so3345ko]
:[リズ]|マリアベル、~
この紅茶美味しいね!▼~
:[マリアベル]|そうですわね。▼~
リズの好きな柑橘系の香りを~
茶葉に移してありますから、▼~
きっと気に入って頂けると思っていましたわ。▼~
:[リズ]|へ…?~
わたし、柑橘系の香りが好きなの?▼~
:[マリアベル]|自分で気付いていなかったんですの!?▼~
もう何度もお茶をご一緒していますけど、▼~
リズが美味しいと言うのはいつも▼~
柑橘系の香りのするお茶でしたから、~
わたくしはてっきり…▼~
:[リズ]|へぇ、そうだったんだ。~
わたし、こういう香りが好きだったんだね…▼~
すごいね、マリアベルは。~
わたしよりわたしのことよく知ってるみたい!▼~
:[マリアベル]|そりゃそうですわ。~
だってわたくしは、リズの親友なんですもの。▼~
:[リズ]|えへへ、そうだよね。▼~
あ…でも、わたしはマリアベルの~
好きなお茶がどんなのか知らないや。▼~
:[マリアベル]|あら、残念ですわね。~
では当ててみてくださいまし。▼~
:[リズ]|うへん、そうだなぁ…
薔薇の花が入った紅茶とか?▼~
:[マリアベル]|外れですわ。▼~
:[リズ]|じゃあ、ミルクの入った紅茶!▼~
:[マリアベル]|それね外れですわ。▼~
:[リズ]|えー…わたし、あんまり~
お茶のことは詳しくないから▼~
他に何があるのかわかんないよー。▼~
:[マリアベル]|ふふ、仕方ないですわね。~
それでは正解を教えて差し上げますわ。▼~
わたくしが好きなお茶は…▼~
:[リズ]|好きなお茶は?▼~
:[マリアベル]|熊の生き血が入ったお茶ですわ。▼~
:[リズ]|ぶーーーーーーーっ!!~
げほっ、げほっ、げほっ!▼~
:[マリアベル]|リズ! お茶を吹き出すなんて~
はしたないですわよ!?▼~
:[リズ]|だ、だって、そんなお茶があるなんて~
知らなかったから…!!▼~
:[マリアベル]|今のはただの冗談ですわよ!~
ほら、早く口の周りを拭いて下さいまし!▼~
:[リズ]|えぇー!? 冗談だったの?~
わたし、うっかり信じちゃったよ…!▼~
じゃ、じゃあマリアベルの好きなお茶って~
ほんとは何なの…?▼~
:[マリアベル]|わたくしの好きなお茶は、~
リズが好きなお茶と一緒ですわよ。▼~
わたくし、リズが喜んでくれるのが~
何よりうれしいんですの。▼~
好みの茶葉がありましたら、~
わたくしに何でも言ってくださいな。▼~
:[リズ]|う、うん…ありがとう…▼~
なんかうまくごまかされたような気がする…▼~
***支援B [#i2353535]
:[マリアベル]|ふぅ。今日の戦いは今までになく~
激しいものになりましたわね。▼~
リズ、怪我はしていません。▼~
:[リズ]|うん。だいじょうぶ。~
マリアベルは?▼~
:[マリアベル]|わたくしも問題ありませんわ。▼~
:[リズ]|そっか、良かった。▼~
…………▼~
:[マリアベル]|リズ? どうしましたの?~
まさか、本当は怪我を!?▼~
:[リズ]|う、ううん。~
ほんとに怪我はしてないよ。▼~
ただ、いつまでこんなことが~
続くのかな…と思って。▼~
人が人を傷つけて、~
みんなが怖い顔になっちゃって…▼~
わたし、あの怖い顔をみると足が震えて動けなくなっちゃう。▼~
:[マリアベル]|安心して、リズ。あなたのことは~
わたくしが守りますわ。▼~
:[リズ]|だ、駄目。それでマリアベルが~
傷ついたら…わたし、そんなの嫌だよ。▼~
:[マリアベル]|だいじょうぶ、わたくしは~
そんなヘマはしませんから。▼~
:[リズ]|そんなこと言って、ペレジアの人に~
捕まってなかったっけ…?▼~
:[マリアベル]|あ、あれはやむにやまれぬ~
事情があったのですわ。▼~
と、とにかく、わたくしは~
リズを守ると決めていますの。▼~
これはわたくしの中で~
なによりも優先する正義ですから。▼~
:[リズ]|どうしてそこまでわたしを~
優先しようとしてくれるの?▼~
いつものお茶だって、いつもわたしの~
好きな物ばっかり淹れてくれるし…▼~
わたしはもっと、マリアベルのことを~
優先してほしいよ?▼~
マリアベルがケガしたら嫌だし、~
好きなお茶を我慢するのも嫌だな。▼~
:[マリアベル]|リズ…▼~
お言葉はありがたいですけれど、~
どうか気になさらないで下さいな。▼~
これはわたくしが好きでやっていることですから。~
それ以上の理由はありませんの。▼~
:[リズ]|…でも…▼~
:[マリアベル]|ほら、そんな顔を~
なさらないで下さいな。▼~
それより、水浴びに行きましょう。▼~
土ぼこりと汗で、体がベトベトですの。~
一刻も早くさっぱりしたいですわ。▼~
:[リズ]|あ! 待ってよぉ、マリアベル!
***支援A [#n1ca9807]
:[リズ]|マリアベル! 怪我!~
怪我はだいじょうぶ!?▼~
:[マリアベル]|リズったら、そんなに取り乱して~
はしたないですわよ。▼~
:[リズ]|だ、だってわたしをかばって…!▼~
:[マリアベル]|だいじょうぶですわ。~
ヘマはしないと言ったでしょう?▼~
:[リズ]|う、うん…それならいいんだけど…~
ありがとうね、マリアベル。▼~
:[マリアベル]|どういたしまして。▼~
:[リズ]|…ねぇ、マリアベル。そこまで~
わたしを守ろうとしてくれるのって…▼~
もしかして自警団に入る前のことが~
理由だったりする?▼~
:[マリアベル]|!!▼~
:[リズ]|やっぱりそうなんだ…▼~
:[マリアベル]|ふぅ…気づかれてしまったのなら~
無理に隠しても仕方ありませんわね。▼~
そうですわ。自警団に入る前のわたくしは、~
この性格が災いして、友人ができませんでした。▼~
同じ年頃の子たちからは陰口を叩かれ、~
社交界でもいつもひとりぼっち。▼~
そんな中、リズだけが唯一~
わたくしの友達になってくれましたわよね。▼~
あの時の…孤独なわたくしを~
救ってくれたのが、リズだったんですの。▼~
それが…わたくしがリズを守ると決めた~
理由ですわ。▼~
:[リズ]|そんな何年も前のこと、~
わたし忘れちゃってたのに…▼~
:[マリアベル]|わたくしは忘れませんわ、一生。~
あの時のリズの優しさを。▼~
孤立無援だったわたくしにとっては~
太陽の光にも等しい輝きでしたもの。▼~
:[リズ]|そんな…。ただわたしはマリアベルと~
仲良くなりたいと思っただけだよ。▼~
:[マリアベル]|周りに陰口を叩かれて、~
いつも一人でいるような子と?▼~
:[リズ]|周りの人が何を言ってるかなんて関係ないよ!~
どう思うか決めるのはわたしだもん!▼~
マリアベルはすっごくいい子だよ!~
だから自分を悪く言わないで…!▼~
:[マリアベル]|ふふふ。全く…~
底抜けのお人好しですわね、リズは。▼~
でも、だからこそ誰よりも信じられるし、~
絶対に守りたいと思えるのですわ。▼~
:[リズ]|マリアベル…▼~
ありがとう…でもわたし、~
守られてばっかりは嫌だから▼~
これからはわたしも~
マリアベルのことを守るよ!▼~
いつものお茶の時間だって、▼~
次からはわたしも、~
マリアベルの好きなお茶を用意する!▼~
お互いにお互いを思い合ってこそ、~
ほんとの親友だと思わない?▼~
:[マリアベル]|ふふ、そうですわね…▼~
わたくし、リズと友達になれて、~
本当に良かったですわ。▼~
貴方だけは絶対に、~
死なせたりしません…▼~
**ガイア [#j3395114]
***支援C [#s017759c]
:[リズ]|えーっと、~
ここをこうして…痛っ!▼~
:[ガイア]|リズ?~
どうかしたのか?▼~
:[リズ]|刺繍してたら、~
針で指を刺しちゃって…。▼~
:[ガイア]|それはいけないな。~
はやく手当てしないと。▼~
:[リズ]|これくらい大したことないから。~
もう血も止まってるし。▼~
:[ガイア]|小さな傷でも、放っておいたら~
大変なことになったりするんだ。▼~
ましてお前はイーリスの王族。~
もしものことがあったら大変だ。▼~
ここは手当てさせてくれ。▼~
:[リズ]|う、うん…ありがとう。~
でもね、ガイアさん。▼~
わたしのこと、王族だからって~
特別扱いしなくていいよ。▼~
:[ガイア]|そう言われてもな…~
どうしたって意識はするさ。▼~
:[リズ]|でも、お兄ちゃんだって王族だけど~
一番前に立って戦ってるでしょ?▼~
今は身分とか、そういうことを~
気にしてる場合じゃないと思うの。▼~
:[ガイア]|うーん…リズがそう言うなら~
気をつけるようにはするが。▼~
:[リズ]|そうそう。それでいいの、~
これくらいのことで騒がなくても。▼~
針で指を刺すくらい、~
刺繍してたらしょっちゅうだから。▼~
:[ガイア]|…刺繍って、そんなに傷を作るような~
もんじゃないと思うが。▼~
:[リズ]|そ、そんなことないよ?~
けっこう難しいんだから!▼~
:[ガイア]|難しい、か…。たしかに~
複雑そうな模様に挑戦しているな。▼~
これは…~
昔話の怪物かなんかか?▼~
:[リズ]|えっと…猫なんだけど。▼~
:[ガイア]|ね、猫!? これが?▼~
:[リズ]|うぅ…まだ練習中なんだもん。▼~
:[ガイア]|猫だったら、せめて~
ここをこういう風にすれば…。▼~
:[リズ]|あ、猫っぽくなってきた。~
ガイアさん、上手だね?▼~
:[ガイア]|…よかったら手伝おう。~
俺はこういう手作業、得意なんだ。▼~
:[リズ]|ほんと?~
ありがとうございまーす!▼~
:[ガイア]|まあ、刺繍のたびに怪我されては~
俺も気が休まらないからな…。▼~
***支援B [#s017759c]
:[リズ]|あとはー…ここをこうして…。▼~
:[ガイア]|いや、そうじゃない。~
ちょっと貸してみろ。ここを…。▼~
:[リズ]|あ、そういうこと?~
ふふ、これで完成だね!▼~
:[ガイア]|結局、ほとんど俺が~
刺繍をやった気がするが。▼~
:[リズ]|あはは…ありがとうございました。~
ガイアさん。▼~
わたし、ここままじゃ駄目だよね…。~
もっと裁縫の練習をしないと…。▼~
:[ガイア]|リズがそんなこと~
気にすることじゃないだろ。▼~
裁縫なんて、召使いにでも~
任せとけばいい。▼~
:[リズ]|そういうの嫌なの。自分のことは~
自分でできるようになりたいの。▼~
それにわたし、お料理もお洗濯も~
全然上手にできないから…。▼~
:[ガイア]|気にしすぎだと思うがな。▼~
:[リズ]|そうかな?▼~
ま、でも、できないより~
できるようになりたいから。▼~
:[ガイア]|そこまで悩むことではないさ。~
いつかできるようになる。▼~
俺みたいに家事が得意な~
男も、世の中ごまんといるしな。▼~
要は慣れだよ。▼~
:[リズ]|そっか、慣れかー。▼~
:[ガイア]|そうだよ。▼~
:[リズ]|なんか、がんばれそうな気がしてきた!▼~
ガイアさん、ありがとう!▼~
あの、よかったらわたしに家事のこと、~
いろいろ教えて欲しいな。▼~
:[ガイア]|え? いや、俺は~
人に物を教えられるような人間では…。▼~
:[リズ]|まーまー、そう言わずに! ね?▼~
:[ガイア]|ふぅ…わかったよ。~
リズの頼みなら断れないな。▼~
***支援A [#s017759c]
:[ガイア]|…リズ。塩を入れ過ぎだ。▼~
:[リズ]|うぅ…ごめんなさい。~
全然上達しないね、わたし。▼~
:[ガイア]|…ま、まぁ。料理も洗濯も菓子作りも~
これだけできたら上出来だ。▼~
:[リズ]|いいですよーだ、慰めなんて。▼~
ガイアさんが手伝ってくれなかったら~
どれもうまくいかなかったよ…▼~
:[ガイア]|あー…まぁ…そうかもな。▼~
:[リズ]|はぁ。こんなんじゃ、先が~
思いやられるよ…。▼~
ねえ、ガイアさんも料理や家事が~
できる女の人のほうがいいと思うよね?
:[ガイア]|え?まあ、それは…そうだが。▼~
:[リズ]|よおーし! もっともっと、ガイアさんに~
指導してもらわなくちゃ!▼~
:[ガイア]|は、はは…だが、そんなに~
一緒にいるのもどうかと思うが。▼~
:[リズ]|え? どうして?▼~
:[ガイア]|俺は盗賊だ。~
罪人の烙印を押された身。▼~
そんな俺が王族のリズの傍にいるなんて…~
褒められたもんじゃない。▼~
:[リズ]|ガイアさん…▼~
そんな言い方しないで!▼~
:[ガイア]|リ、リズ?▼~
:[リズ]|王族だからって特別扱いしないでって~
言ったじゃない!▼~
わたしが一緒にいたいって~
言ってるんだからいいの!▼~
:[ガイア]|…わかったよ。▼~
:[リズ]|うん!~
もう特別扱い禁止だからね?▼~
:[ガイア]|まいったな…▼~
***支援S [#e97e30d9]
:[リズ]|ガ・イ・ア・さん。▼~
:[ガイア]|あー…やあ。▼~
:[リズ]|あれー?~
なんだかよそよそしくない?▼~
:[ガイア]|気のせいだろ。▼~
:[リズ]|えー? ならいいけど。▼~
:[ガイア]|いちいち変なことで~
絡むな。▼~
:[リズ]|ふふっ、そうそう。~
やっと慣れてきたっぽいね?▼~
:[ガイア]|変なお姫様だ。▼~
:[リズ]|あーもう! 怪我しても~
ちりょうのつえでなおしてあげないよ!▼~
今日はガイアさんに~
贈り物があったのに。ほら!▼~
:[ガイア]|…刺繍か。~
もしかして、リズが?▼~
:[リズ]|えへへ…。~
あれからこつこつ練習したんだよ。▼~
:[ガイア]|上達したな。~
この模様、普通に猫に見える。▼~
:[リズ]|これならいいお嫁さんになれるよね?▼~
:[ガイア]|あぁ、もちろん。▼~
:[リズ]|…ふふ。うれしいなぁ。▼~
ガイアさんにそう言ってもらえるのが、~
一番うれしい…。▼~
:[ガイア]|…そんな顔で男を見ちゃ駄目だ。~
誤解されるぞ…▼~
:[リズ]|…誤解じゃないよ。▼~
:[ガイア]|………▼~
リズ…もし、俺なんかでいいなら、~
これを…受け取ってくれないか。▼~
お前のために作った品だ。~
渡す日が来るとは思ってなかったが…▼~
:[リズ]|これ、指輪…じゃあ…ガイアさん!▼~
:[ガイア]|…お互い遠慮はなしにしよう。~
これからはガイアでいい。▼~
:[リズ]|ガイア…▼~
わたし、うれしい!▼~
**グレゴ [#j3395122]
***支援C [#s027758c]
:[リズ]|きゃぁぁぁっ!▼~
:[グレゴ]|な、なんだぁ?▼~
:[リズ]|む、虫が! 長い虫が!!▼~
:[グレゴ]|おいおい、虫くらいで~
そーんなに大騒ぎするかね。▼~
太陽が落ちてきたって~
そこまでは叫ばないだろうよ。▼~
:[リズ]|だ、だって! にょろーんって!~
それにわきわきしてるし!!▼~
:[グレゴ]|まーったく、困ったお姫さんだ。~
ほれ、取れたぞ。▼~
:[リズ]|ふへぇぇぇ…助かったぁ…。~
ありがとう、グレゴさん。▼~
:[グレゴ]|虫くらいでそんだけ騒いでると~
人生大変だろうねぇ、あんた。▼~
:[リズ]|うぅ…ぐすっ。そうなの。~
わたし、苦手なものだらけで…。▼~
:[グレゴ]|んー、ほかに苦手なもんは?▼~
:[リズ]|えっと、ヘビとかカエルとか…~
あ、あと苦いものも駄目で…▼~
辛い料理も得意じゃないかな…~
あとは…暗いのも無理だし…▼~
それから、それから、深爪も怖いし~
尖ったものも嫌い。▼~
あ、一番の苦手は幽霊で…~
他には──▼~
:[グレゴ]|あー…もういい、俺が悪かった。~
苦手じゃないものを聞くべきだったな。▼~
:[リズ]|…呆れちゃうよね、こんな子。~
わたしも自分で呆れちゃうよ…。▼~
:[グレゴ]|まぁ、ちょーっと困ったちゃんだが、~
それもまたかわいげってもんだ。▼~
:[リズ]|そ、そうかな…?▼~
:[グレゴ]|女の弱さをかわいく思えるようになって~
ようやく一人前のいい男、ってな。▼~
:[リズ]|あはは。~
ありがとう、グレゴさん。▼~
***支援B [#s027758b]
:[リズ]|あ、あの…グレゴさん?~
どこに連れていくつもり?▼~
わたし、暗いの苦手だって~
言ったよね…?▼~
:[グレゴ]|暗くねぇと、雰囲気が出ねぇだろ。▼~
:[リズ]|ふ、雰囲気って…変なことしたら~
大声でお兄ちゃんを呼ぶからね!?▼~
:[グレゴ]|雇い主の妹に手をだすような~
危険な橋は渡らねぇっての。▼~
:[リズ]|じゃあ、なんの雰囲気が~
必要なの?▼~
:[グレゴ]|しっ。聞こえねぇか?~
地の底から呻くな声が…。▼~
:[リズ]|え? え? まさか…幽霊!?~
いやぁっ! ダメーーー!!▼~
:[グレゴ]|ちょっ…しー!▼~
:[リズ]|もごっ…!▼~
:[グレゴ]|思いっきり誤解を招きそうな~
叫び声は勘弁してくれよ。▼~
:[リズ]|な、なんでおどかすのよ!▼~
:[グレゴ]|いや…気合入れて~
一番きついもんを克服しちまえば▼~
他の苦手もまとめて平気に~
なるんじゃないかと思ったんだよ。▼~
:[リズ]|こんな怖いことされたら、~
克服する前に死んじゃうよ!▼~
:[グレゴ]|すまん、俺が悪かった。~
謝るから、くれぐれもクロムには…。▼~
:[リズ]|どうしようかなぁ。~
ほんとに怖かったしなぁ。▼~
:[グレゴ]|勘弁してくれ、この通り。~
悪気はなかったんだって。▼~
:[リズ]|うーん…いいよ。許してあげる。~
ほんのちょっとだけ楽しかったし。▼~
:[グレゴ]|ふぃ~助かった…。~
危うく職を失うとこだったぜ…。▼~
***支援A [#s027758a]
:[リズ]|ん、んんー…てぇぇぇいっ!▼~
:[グレゴ]|おぉっ!▼~
:[リズ]|や、やったぁ!~
やったよ、グレゴさん!▼~
わきわき虫をつかめた!~
ほら! ほら!▼~
:[グレゴ]|あー、うん。わかったから、~
あんまり顔に近づけねぇでくれるか?▼~
:[リズ]|すごいね、わたし!~
生まれて初めて虫をつかめたよ!▼~
:[グレゴ]|小せぇ虫から、徐々に大きなやつに~
挑戦していった成果が出たな。▼~
やっば人間、地道にコツコツ~
積んでいけ、ってことだな▼~
:[リズ]|この調子だと、苦手なもの全部~
克服できちゃうんじゃないかな?▼~
:[グレゴ]|そうだなぁ、こうなりゃまとめて~
ぶっ飛ばしちまうか。▼~
:[リズ]|うん!▼~
:[グレゴ]|よーし。じゃあ、苦手なもんを~
すべて紙に書き出しときな。▼~
ひとつずつ克服していこうじゃねぇか。▼~
:[リズ]|わかった、書いてみるね。▼~
:[グレゴ]|おう。そんじゃまぁ、飯にするか。~
今日は特別な夕食を用意してある。▼~
:[リズ]|そうなの?▼~
:[グレゴ]|あぁ、リズが苦手を克服した祝いだ。▼~
:[リズ]|え、でも、虫をつかめるかどうか~
わからなかったはずだよね?▼~
もしかして、わたしのこと~
信じててくれたの?▼~
:[グレゴ]|んー…そういうことになるか。~
ま、駄目だったら駄目だったで▼~
残念会ってことで食っちまえば~
よかっただけの話だしな。▼~
:[リズ]|そっか。ありがと。グレゴさん。~
わたし、これからもがんばるね!▼~
:[グレゴ]|おーう、しっかりな。▼~
***支援S [#hdc3a914]
:[リズ]|グレゴさん、大変!~
見て、これ!▼~
:[グレゴ]|んー? えらく分厚い紙の束だな。~
なんだい、こりゃ?▼~
:[リズ]|わたしの苦手なものを~
書き出した紙だよ。▼~
:[グレゴ]|あー…そうかい。▼~
:[リズ]|あ! 今、呆れたでしょ?~
困ったちゃんだって思ったんだ。▼~
:[グレゴ]|そういうわけじゃねぇが…。▼~
:[リズ]|はぁ…やっぱり無理だよね。~
もうあきらめよっかな…。▼~
:[グレゴ]|…そうだな。あきらめちまえ。▼~
:[リズ]|! グレゴさん、ひどい…!~
わたしのこと見捨てるんだ…。▼~
:[グレゴ]|そうじゃねぇって。~
リズが一生かけて苦手を克服するより▼~
俺が一生そばにいて、リズを苦手から~
守るほうが早ぇと思ったんだよ。▼~
:[リズ]|え…。▼~
:[グレゴ]|言ったろ? いい男は女の弱さを~
かわいく思うもんだ、ってな。▼~
:[リズ]|ほんとに…一生守ってくれるの?~
途中でいなくなったりしない?▼~
:[グレゴ]|ここに――指輪がある。~
これで安心できねぇか?▼~
:[リズ]|あ…嘘…どうして?▼~
:[グレゴ]|いい男はいつだって、~
準備万端だ、ってな。▼~
:[リズ]|すごぉい…グレゴさんって~
もしかしてほんとにいい男なの?▼~
:[グレゴ]|ごらんの通りだ。~
…受け取ってくれるかい?▼~
:[リズ]|うん! 絶対受け取る!~
駄目だって言っても聞かないから!▼~
:[グレゴ]|はは、男冥利に尽きるねぇ。▼~
:[リズ]|…ありがと、グレゴさん。~
わたし…しあわせだよ。▼~
:[グレゴ]|なーに言ってんだ。~
しあわせになるのはこれからだろ。▼~
:[リズ]|ふふ。そうだね。▼~
**リベラ [#p4795d83]
***支援C [#jc40e1fd]
:[リズ]|ねぇねぇ、リベラさん。~
肝だめししようよ?▼~
:[リベラ]|肝だめし…ですか?~
今、このような状況で?▼~
:[リズ]|あ、肝だめしって言っても、~
訓練のひとつなんだよ。▼~
フレデリクいわく、不測の事態への~
対応力強化が目的…なんだって。▼~
:[リベラ]|なるほど。そういうことでしたら~
ぜひ参加させていただきますよ。▼~
:[リズ]|やったぁ! じゃあ、リベラさんは~
わたしといっしょに回ろうね!▼~
:[リベラ]|ふたりで回るのですか?▼~
:[リズ]|うん。フレデリクが、ふたりひと組で、~
相手は自分で探すようにって。▼~
:[リベラ]|それで、私のところへ?~
なぜ私などを選んでくださったのです?▼~
:[リズ]|え、だってリベラさんは~
イーリス教を信じる聖職者でしょ?▼~
神竜ナーガの力で幽霊なんか~
追い払ってくれそうなんだもん。▼~
:[リベラ]|訓練の肝だめしに~
幽霊は出ないと思いますが…▼~
それに私は神竜ナーガの力の~
代行者ではありませんよ。▼~
それは聖王様だけに許される――▼~
:[リズ]|細かいことはいいから。~
早く行かないと怒られちゃうよ。▼~
:[リベラ]|そ、そんなに引っ張らなくても~
ちゃんと行きますから。▼~
***支援B [#xd6c6894]
:[リズ]|このあいだの肝だめしで~
気づいたんだけど…▼~
リベラさんって、~
すっごくきれいな顔だよね。▼~
お肌もつるんとしてるし、~
髪もさらさらだし…ずるいよ。▼~
:[リベラ]|ずるいですか、私は。▼~
:[リズ]|ずるいよ。背も高くて、~
おまけにいい匂いまでして。▼~
わたしにないもの、~
いっぱい持ってるんだもん。▼~
:[リベラ]|リズさんも、私が持っていないものを~
たくさん持っているじゃないですか。▼~
:[リズ]|たとえば?▼~
:[リベラ]|くるくると変わる表情や、~
誰とでも分け隔てなく接する広い心。▼~
周りを巻き込む明るさや~
自分を飾らない素直さ。▼~
どれも私にとっては~
うらやましいものばかりですよ。▼~
:[リズ]|うぅ~…。▼~
:[リベラ]|おや、どうされましたか?▼~
:[リズ]|リベラさん、本気で褒めるんだもん。~
恥ずかしいよ。▼~
:[リベラ]|ははは、これは失礼しました。~
あなたの前では口が軽くなるようで。▼~
:[リズ]|あ、笑った。~
珍しいよね、リベラさんが笑うのって。▼~
:[リベラ]|そうでしょうか?▼~
:[リズ]|うん。▼~
:[リベラ]|よく…見ていますね。▼~
:[リズ]|あれ? そう言われればそうかも。~
なんでだろ…?▼~
:[リベラ]|ふふ。もし答えがわかったら~
教えてくださいね。▼~
:[リズ]|はーい。▼~
***支援A [#u8860eb6]
:[リズ]|リベラさん、リベラさん!▼~
:[リベラ]|どうしました? そんなに慌てて。▼~
:[リズ]|あのね、リベラさん。~
わたし、わかった気がするの。▼~
前に言ってた、リベラさんのことを~
よく見てる理由!▼~
:[リベラ]|ほう、そうですか。▼~
:[リズ]|わたし、リベラさんのこと~
幽霊みたいに思っちゃって。▼~
:[リベラ]|…はい?▼~
:[リズ]|あ、やっぱり変だよね。▼~
:[リベラ]|なぜ、そのように思ったのですか?▼~
:[リズ]|えっと…肝だめしのときに~
初めて気づいたんだけど…▼~
リベラさんってなんだか~
透き通って見えるときがあるの。▼~
すごい美人で背も高くて~
存在感がありそうなんだけど…▼~
ふっと目を離すと、~
パッと消えちゃいそうな気がして。▼~
だから、消えちゃわないか~
ハラハラしていつも見てたの。▼~
そうしたら、なんだか本物の幽霊じゃ~
ないかなって気になっちゃって。▼~
ごめんね、変なこと言っちゃって。▼~
:[リベラ]|いいえ、私が消えて無くなりそうで~
心配だと思ってくれる気持ちは▼~
とても嬉しいですよ。▼~
:[リズ]|あの、リベラさんはわたしのこと、~
どんな風に見えるの?▼~
:[リベラ]|そうですね…生命力に溢れて~
とても生き生きと見えます。▼~
私とは正反対ですね。▼~
:[リズ]|ううん、違うよ!~
そんなことないよ!▼~
リベラさんは幽霊みたいに~
パッて消えちゃいそうだけど、▼~
でも、リベラさんもちゃんと~
生き生きして生きてるよ!▼~
:[リベラ]|そ、そうですか?▼~
…生き生きと生きているなんて~
初めて言われましたよ。▼~
***支援S [#pf0862e1]
:[リズ]|リベラさん!~
リベラさん、いる?▼~
:[リベラ]|大丈夫ですよ。私はここにいます。~
あなたの前から消えたりしてないよ。▼~
:[リズ]|ごめんね。なんだかあれから~
本当にリペラさんが消えちゃいそうで…▼~
:[リベラ]|そう言われましても…~
私は消えませんから。▼~
:[リズ]|うう、気になるよお。~
…この際ずっとそばにいられたらいいのに…▼~
:[リベラ]|え…▼~
:[リズ]|え…? わ、わわ、あ、あのえっと、~
そういう意味じゃなくって、えっと…▼~
:[リベラ]|そういう意味ではないのですか?~
それは困りましたね・・・▼~
:[リズ]|…リベラさん?▼~
:[リベラ]|私は、私がいつか~
本当に消えてしまわないように…▼~
あなたには私のそばでずっと~
見守っていてほしいのですが。▼~
:[リズ]|え、それって…▼~
:[リベラ]|これを受けとってもらえますか?▼~
:[リズ]|これ…指輪。▼~
:[リベラ]|はい。~
これから、一生私のそばにいて▼~
私が消えてしまわないよう~
見守っていてほしいのです。▼~
:[リズ]|リベラさん…▼~
うん! わたし、ずっと、~
ずっとあなたのそばにいる!▼~
:[リベラ]|ありがとうございます、リズさん。▼~
これからもずっと、ずっと、ですよ?▼~
**ヘンリー[#n925f8e2]
***支援C [#jb5rf415]
:[リズ]|ふぁ…あ。▼~
:[ヘンリー]|リズ、寝不足~?~
なんだか顔色悪いね~。▼~
:[リズ]|うん…最近うまく眠れなくて。▼~
:[ヘンリー]|ちゃんと睡眠を取っておかないと~
力出せなくなっちゃうよー。▼~
:[リズ]|わかっているんだけど…まだ戦わないと~
いけないんだって思うとね…。▼~
前の戦いでお姉ちゃんが亡くなって…~
わたし、すごく悲しかった。▼~
あんな悲しい気持ちはもう嫌なの。~
ほんとは誰にも死んで欲しくないの…。▼~
:[ヘンリー]|あはは、それは無理でしょ。~
戦争って殺し合いなんだから。▼~
誰かの命を守るには、ほかの誰かの~
命を奪わないといけないからねー。▼~
:[リズ]|ヘンリーは強いね…。~
戦う覚悟を決めてるんだね。▼~
わたしはそれができないままだから…~
こんなに苦しいんだね。▼~
:[ヘンリー]|苦しいんだったら楽にしてあげるよ。~
眠れなくてつらいんだよね?▼~
じゃあ、少し時間をちょうだい。~
ぐっすり眠れるようにしてあげる。▼~
:[リズ]|なにかいい方法があるの?~
じゃあ…お願いしちゃおうかな。▼~
:[ヘンリー]|は~い。~
ヘンリーにお任せあれ~。▼~
***支援B [#f642302f]
:[ヘンリー]|リズ~。~
不眠症は治った~?▼~
:[リズ]|うん…すっかり治ったよ。~
目を閉じたらすぐに眠っちゃうの。▼~
どうして治ったのか~
自分でもよくわからないの。▼~
:[ヘンリー]|あはっ。それはねぇ、ヘンリーの~
眠くなる黒魔術のおかげなんだよ~。▼~
:[リズ]|そ、そうだったの?~
ありがとう、ヘンリー。▼~
:[ヘンリー]|どういたしまして。~
これからも呪い続けてあげるね~。▼~
:[リズ]|うっ…そうか。これ呪いなんだね。~
なんだか体に悪そうな気がする…。▼~
ヘンリーも大変じゃない?~
毎晩儀式をするってことでしょ?▼~
:[ヘンリー]|うーん、確かに毎晩~
生け贄を探すのは骨が折れるけど。▼~
:[リズ]|い、生け贄!?▼~
:[ヘンリー]|うん、その辺の小鳥を使ってるよ。▼~
:[リズ]|やめて! こんなことのために~
小鳥さんの命を奪ったりしないで!▼~
眠れないままのほうが~
よっぽど気が楽だよ!▼~
:[ヘンリー]|そう? まぁ、リズがそう言うなら~
儀式はしないでおくけど。▼~
敵も味方も死んで欲しくなくって、~
小鳥まで死んで欲しくないの?▼~
リズって変わってるね。▼~
:[リズ]|ヘンリーこそ、~
けっこう変わってると思うけど…。▼~
わたし、自力でなんとかしてみる。~
だからもう黒魔術はやめて。▼~
:[ヘンリー]|…はーい。▼~
***支援A [#f37042e7]
:[ヘンリー]|リズ、ふらふらしてるよ。~
また寝不足なんじゃない?▼~
:[リズ]|うん…じつはそうなの。寝なくちゃと~
思ったら、余計にひそくなって…。▼~
:[ヘンリー]|ねぇ、リズ…。~
やっぱり黒魔術、使っていい~?▼~
このままじゃ倒れちゃう。~
ちゃんと休みを取ったほうがいいよ~。▼~
:[リズ]|ありがとう…優しいね、ヘンリー。~
わたしのこと心配してくれて…。▼~
:[ヘンリー]|あはは、僕が優しい?~
僕は優しくなんかないと思うよ。▼~
誰にも死んで欲しくないっていう~
リズこそ優しいよ~。▼~
どうしてそんなに優しくなれるのか~
僕には全然わかんないな~。▼~
:[リズ]|えへへ…そんな言い方されると…~
照れちゃう、なぁ…。▼~
:[ヘンリー]|あっ…倒れるよ! 危ない~!▼~
:[リズ]|ごめん、ヘンリー…。~
足がもつれちゃった。▼~
支えてくれて、ありがとね。▼~
:[ヘンリー]|あはは、お安い御用だよ~!▼~
:[リズ]|…ヘンリー、あったかいね。~
こうしてるとなんだか落ち着く…。▼~
…すぅ……すぅ…。▼~
:[ヘンリー]|あれ…寝ちゃったの?~
しばらく動かないほうがいいよね…。▼~
…ふふ。リズもあったかいな~。~
僕も眠くなってきちゃった~。▼~
***支援S [#y7982887]
:[リズ]|ヘンリー。▼~
:[ヘンリー]|あ、リズ。こんにちは~。~
今日も枕が必要?▼~
:[リズ]|ふふっ…うん、お願いしてもいい?▼~
:[ヘンリー]|もちろんだよ~。▼~
:[リズ]|えへへ…あったかい。~
ごめんね、何回もお願いしちゃって。▼~
:[ヘンリー]|ううん。僕もこうしてるの、~
気持ちいいから。▼~
リズがいいなら、毎日ずーっと~
枕になってあげてもいいよ~。▼~
僕、リズのこと好きになっちゃったんだ~。~
これからずっと一緒にいたいな~。▼~
:[リズ]|そ、それって…どういう意味?~
ひょっとして…。▼~
:[ヘンリー]|あはは、結婚しようってことだよ~。▼~
:[リズ]|そんな…。▼~
:[ヘンリー]|あ、嫌だった~? ふたりにとって~
一番都合がいい方法だと思って~。▼~
:[リズ]|い、嫌じゃないよ!~
わたしも、ヘンリーのこと好きだし…。▼~
でもでも、こんなにあっさり~
言われちゃったからさー。▼~
もっと雰囲気を~
大事にして欲しかったなぁ。▼~
:[ヘンリー]|あはは、ごめん。そういうの、~
あんまりよくわかんないから~。▼~
指輪だけは用意しといたんだけど、~
それじゃ駄目かな~?▼~
:[リズ]|ふふっ…いいよ。~
今回はそれで許してあげる。▼~
:[ヘンリー]|じゃあ、はい!▼~
:[リズ]|ありがとう、ヘンリー!~
これでずーっと一緒だね。▼~
:[ヘンリー]|あはは、そうだね~。~
とっても幸せな気分だよ~。▼~
**ドニ [#n3069b87]
***支援C [#z3f12aff]
:[リズ]|あ、いたいた。~
さがしてたんだよ、ドニ。▼~
:[ドニ]|リズさん…~
おらになにかご用だべか?▼~
:[リズ]|もう、そんな堅苦しい~
話し方はしないの。▼~
わたしのことは、お姉さんだと~
思ってくれていいんだから。▼~
:[ドニ]|お、お姉さん!?▼~
:[リズ]|わたしより年下の~
数少ない仲間だからね。▼~
なんでも頼ってくれていいんだよ。▼~
:[ドニ]|でも、イーリスの王女様に~
そんな気安いことは…。▼~
:[リズ]|わたしがいいって言ってるんだから~
それでいいの。▼~
:[ドニ]|は、はぁ…。▼~
:[リズ]|ふふ、じつを言うとね、~
わたし弟が欲しかったんだ。▼~
だからドニが仲間になってくれて~
すごくうれしいの!▼~
:[ドニ]|こ、光栄だべ。▼~
:[リズ]|さ、お姉さんになにして欲しい?~
なんでもいいんだよ。▼~
:[ドニ]|そ、そんな期待に満ちた目で~
見られても急には出ねえよ…。▼~
ちょ、ちょっと考えさせてくんろ!▼~
:[リズ]|あ、こら! ドニ!▼~
***支援B [#fdea19af]
:[リズ]|ふふ。今日はふたりで~
食糧調達係だね。▼~
なにを採りに行こうか?~
きのこ? 野草? 果物?▼~
:[ドニ]|んだな、やっぱりこういう状況だぁ。~
獣の肉がいいと思うんだべ…。▼~
:[リズ]|あ、に、肉ね。そうだよね。~
じゃあ、狩り…狩りかぁ…うぅ。▼~
:[ドニ]|だいじょうぶだぁ。昨日のうちに~
罠を作って仕掛けてあるべ。▼~
おらについてくるべさ。▼~
:[リズ]|うわ、見て見て、ドニ!~
ほんとに獣が罠にかかってるよ!▼~
:[ドニ]|よかっただ…これでリズさんに~
危ないことをさせずに済むだ。▼~
:[リズ]|すごいね、ドニは。~
どこでこんなの覚えたの?▼~
:[ドニ]|最初はおっ父に教わっただ。~
そのあとは独学で覚えたべさ。▼~
:[リズ]|そっかぁ。ドニはどこに行っても~
食べるものには困らないね。▼~
:[ドニ]|そうだといいんだべが…。~
夢を叶えるためにゃ▼~
どこででも生きられるように~
ならなきゃいけね。▼~
:[リズ]|夢…?▼~
:[ドニ]|んだ。世界中を回って~
石の謎、解くことだ。▼~
おらのおっ父は、世界中をめぐって~
石の謎、解くことを夢見てただ。▼~
だが、おっ父にはできなかっただ。~
だから、おらが代わって夢を果たすだ。▼~
:[リズ]|そうなんだ…偉いね、ドニは。~
わたしも夢が叶うように頑張らなきゃ。▼~
:[ドニ]|リズさんにも、夢があるだか?▼~
:[リズ]|あー! わたしのこと~
馬鹿にしてるでしょ!▼~
:[ドニ]|えぇっ!?~
ん、んなことねえだよ!▼~
:[リズ]|わたしはね、お姉ちゃんのように~
素敵なレディになるのが夢なの。▼~
:[ドニ]|な、なれるだよ、きっと。▼~
:[リズ]|きっと?▼~
:[ドニ]|いや、ぜ、絶対に。~
うん。なれる。間違いないだ。▼~
きれいだろなぁ。~
リズさんが素敵なレディになった姿。▼~
きっと、きれいなおべべを着て~
ダンスとか踊ったりするんだべなあ。▼~
:[リズ]|…本当にそう思う?▼~
:[ドニ]|もちろんだべよ。~
世界一きれいに違いないべ!▼~
:[リズ]|えへへ…ありがとう、ドニ。▼~
***支援A [#xee9a08f]
:[リズ]|はい、ドニ。座って座って。~
今日はわたしがお勉強を教えます。▼~
:[ドニ]|べ、勉強だべか…?~
おら、そういうのはちょっと…。▼~
できれば、クロム様に~
稽古つけてもらうほうが…。▼~
:[リズ]|お姉さんに口ごたえしないの。~
はい、じゃあ本を開いて。▼~
:|'''(一瞬暗転)'''
:[ドニ]|あの、リズさん。それ、ドラゴン座じゃなくて~
ワイバーン座じゃなかっただべか?▼~
:[リズ]|あ、あれ? そうだっけ?▼~
:[ドニ]|んだ。で、そっちの星は~
アドニスじゃね、トリフィンヌだべ。▼~
:[リズ]|うーっ、もう! 星のお勉強は終わり!~
あとは自習にします!!▼~
:[ドニ]|あ…リズさん! いけね。~
余計なこと言っちまったな…。▼~
:|'''(再度暗転)'''
:[リズ]|ぷんぷん! ドニなんて知らない!~
もうなにも教えてあげないんだから!▼~
あ、痛っ!!~
あ…足をくじいちゃったみたい…。▼~
困ったなあ、みんなのいるところから~
結構離れちゃったし▼~
どうやって帰ろう……▼~
:[ドニ]|リズさん! リズさんっ!~
どこにいるべー!?▼~
:[リズ]|えっ、ドニ!?~
ドニーっ、ここだよーっ!!▼~
:[ドニ]|あぁ、リズさん、見つかってよかったべ。~
…足、どうしたんだべ?▼~
:[リズ]|ちょっとくじいちゃったみたい。▼~
:[ドニ]|ちょっとおらに見せるだよ。▼~
…こらいけねえ。結構ひねってるべ。~
さ、リズさん、おらの背中にのるべ。▼~
:[リズ]|え…でも…▼~
:[ドニ]|いいから早く。▼~
このあたりは山賊が多いと聞いたべ。~
いつ出くわすかもしれね。▼~
:[リズ]|う、うん。▼~
:[ドニ]|よいしょっと。~
さあ、帰るべ。▼~
:[リズ]|…ドニ、わたしのこと~
さがしに来てくれたの?▼~
ごめんね、ドニ。~
わたし、お姉さん失格だね…。▼~
:[ドニ]|そんなことないべ。~
リズさんがおらなんか気にかけてくれて▼~
すごくうれしかったべ。~
これからもよろしくお願いするだよ。▼~
:[リズ]|…優しいね、ドニは…。▼~
***支援S [#x86e8d8b]
:[ドニ]|
…………。▼~
:[リズ]|
ドニ、なにやってるの?~
あれ、その手に持ってるのは…指輪?▼~
:[ドニ]|
あ…リ、リズさん!~
こ、これは、その…。▼~
:[リズ]|
…もしかして、誰かにあげるの?~
ドニ、好きな人がいるの?▼~
:[ドニ]|
…はい。▼~
:[リズ]|
だ、ダメだよ!▼~
:[ドニ]|
え…?▼~
:[リズ]|
その…ほら!~
ドニまだ子どもだし…!▼~
:[ドニ]|
…やっぱり、子ども扱いだべか…。▼~
:[リズ]|
あ、えっと、確かに思ったより~
ずっと頼りがいがあって▼~
物知りで優しくて、ひとりで~
生きてけるくらいたくましくて…▼~
あ、あれ?じゃあ…いいのか。~
う、ううん、ダメ! やっぱりダメ!▼~
:[ドニ]|
…そうだべ、ダメだべな。~
おらのこと弟としてしか見てくれてねえし▼~
お姫様とただの村人じゃ~
身分も違い過ぎるもんなあ。▼~
:[リズ]|
え、ちょ、ちょっと待って。~
…誰のことを言ってるの?▼~
:[ドニ]|
すまねえだ。優しくされて~
調子に乗っちまったべ。▼~
おら、あきらめるべ。~
それじゃ…!▼~
:|'''(ドニ、画面から消える)'''
:[リズ]|
ま、待って!~
…それってわたしのこと?▼~
:|'''(ドニ、画面に戻る)'''
:[ドニ]|
……んだ……。▼~
:[リズ]|
もうっ!~
ドニのバカバカバカバカバカ!!▼~
:[ドニ]|
あいたたた。~
だからすまねえって…▼~
:[リズ]|
なんで簡単にあきらめるのよ!~
もらわないなんて言ってないじゃない!▼~
:[ドニ]|
えっ、そ、それじゃ……▼~
:[リズ]|
…受け取るよ、指輪。~
わたし、ドニと結婚する。▼~
:[ドニ]|
え、いいんだべか?~
弟じゃないだよ?▼~
:[リズ]|
いいの。▼~
:[ドニ]|
その…おらなんかの嫁になると~
素敵なレディになれないべ。▼~
舞踏会ですてきなおべべを着て~
ダンスを踊ることもできねえだ。▼~
夢を捨てることになるべ。~
それでも、いいんだべか…?▼~
:[リズ]|
うふふ…おかしいよ、ドニ。~
そんなこと言うの。▼~
自分で指輪を持ってきておいてさ。▼~
:[ドニ]|
それはそうだども…▼~
:[リズ]|
夢を捨てるんじゃないわ。~
新しい夢が増えただけ。▼~
:[ドニ]|
新しい夢…▼~
:[リズ]|
そ。新しい夢は~
しあわせなお嫁さん。▼~
ドニと2人で作っていく~
暖かい家庭。▼~
:[ドニ]|
リズさん……▼~
:[リズ]|
それに、どこにいたって~
素敵なレディにはなれるわ。▼~
綺麗な服なんか無くてもいい。~
大事なのは中身だもん。▼~
しあわせなお嫁さんと素敵なレディ、~
両方叶うのはドニの傍しかないよ。▼~
…叶えてくれるよね。~
わたしの夢。▼~
:[ドニ]|
も、もちろんだども!~
リズさんは、おらが絶対に幸せにするだ!▼~
:[リズ]|
ありがとう、ドニ…。▼~
**ウード(親子) [#i7078b97]
***支援C [#vf5063c3]
:[ウード]|母さん、ちょっと~
教えてほしいことがあるんだが…▼~
:[リズ]|ウード!?~
どうしたの?▼~
:[ウード]|母さんの使っている~
得物の名前を教えてもらえないか?▼~
:[リズ]|得物、って武器とかの事だよね?~
どうしてそんなことを?▼~
:[ウード]|やはり息子たるもの、母の得物の~
名前くらい知っておかないとな。▼~
輝かしくも聖なる響きを~
持った名前だと俺もうれしいんだが。▼~
:[リズ]|ああ、な~んだ。~
名前ってそっちの方かあ。▼~
:[ソール]|そっち?▼~
:[リズ]|聖魔剣なんとかかんとか、とか、~
神降槍どうたらこうたら、とかでしょ?▼~
最初、『剣』とか『槍』とかって名前を~
なんで聞くんだろう?って思っちゃったよ。▼~
:[ウード]|…なんか言われ方が微妙にひっかかるが、~
まあ、それで間違いはない。▼~
で、どういう名前なんだ?▼~
:[リズ]|ないよ。▼~
:[ウード]|ええっ!~
名前をつけていないのか?▼~
:[リズ]|うん。だって必要ないもん。▼~
:[ウード]|なぜだ? 物は名を持ってはじめて~
神の力を持ち、▼~
無限の可能性を秘めた神器へと~
生まれ変わることができるというのに…▼~
:[リズ]|また始まった。~
まったくこの子ったら…▼~
そのうちに考えておくよ。~
じゃあね。▼~
:[ウード]|あ、母さん。ちょっと…▼~
うーん、しかし、母さんの武器に~
名前がないとは思わなかった。▼~
母さんの身を守るためにも~
これはなんとかしないと…▼~
***支援B [#fa2ec23a]
:[ウード]|あ、いたいた。母さん!▼~
:[リズ]|あら、ウード。どうしたの?▼~
:[ウード]|ちょっと、これを見てくれ。▼~
:[リズ]|いいよ。どれどれ…~
うわー、いっぱい書いてあるね。▼~
えーっと、『グラフガンナー』~
『バリスタスェッジ』…▼~
:[ウード]|ああ。色々考えて書き出してみたんだ。~
好きなものを選んでくれ。▼~
:[リズ]|わたしが?~
…いったいなんなの、これ?▼~
:[ウード]|名前に決まってるじゃないか。~
母さんの使ってる得物の。▼~
:[リズ]|ええっ! この大げさなのが?▼~
:[ウード]|大げさなもんか!▼~
俺の母さんが使う得物だ。~
このくらいの名前は当然さ。▼~
:[リズ]|うーん…でも、やっぱりいいよ。~
なんか、似合わないよ、わたしには。▼~
:[ウード]|だが、得物は名前を持ってはじめて~
通常を越える力を発揮するんじゃないか?▼~
そうすれば、戦場でいざという時も~
母さんの身を守って…▼~
:[リズ]|ウード!!▼~
:[ウード]|な、なんだ? いきなり大声で…▼~
:[リズ]|母さん、うれしいっ!!▼~
:[ウード]|わわっ! 急に抱きつくな!▼~
:[リズ]|そうかあ、母さん誤解してたよ。~
ウードは母さんの身を案じてくれてたんだね。▼~
やっぱりわたしの子だ。~
やさしいねえ。ウードは。スリスリ。▼~
:[ウード]|だから離れて…苦しい…▼~
:[リズ]|わかった!~
母さん、名前を考える!▼~
:[ウード]|いや、考えるもなにも、~
このリストの中から選んで…▼~
:[リズ]|おっと、お兄ちゃんから~
用事を頼まれてたんだ。▼~
じゃ、ウード、またあとでね~。▼~
:[ウード]|え、あ、母さん!▼~
…相手の話を聞かずに~
自分の世界で人をふりまわす。▼~
まったく、困った母さんだ。~
そこだけは、とても俺の母とは思えんな。うん。▼~
***支援A [#z93b3a3a]
:[リズ]|ウード!▼~
:[ウード]|母さん、どうしたんだ?▼~
:[リズ]|名前、決めたよ。▼~
:[ウード]|名前?▼~
:[リズ]|わたしの得物のだよ。▼~
:[ウード]|おお、その話か!~
早速聞かせてくれ。▼~
俺の母さんの得物の名前だ。~
さぞかし輝かしくも聖なる響きの…▼~
:[リズ]|ウード。▼~
:[ウード]|え?▼~
:[リズ]|だからウードだよ。~
得物の名前。▼~
:[ウード]|いや、それは俺の名前…▼~
:[リズ]|そうだよ。~
わたしの大切なものの名前。▼~
だから決めたの。~
これからはウードって呼ぶって。▼~
:[ウード]|母さん、その、~
やはりそれはちょっと…▼~
:[リズ]|なんで?▼~
:[ウード]|得物に秘められし聖なる力を発揮するために~
もう少し、それらしい名前を…▼~
:[リズ]|どうしてよ。いい名前だよ。ウードは!~
おまえ、ひょっとしてわたしのつけた名前が…▼~
:[ウード]|違う違う!~
そういう問題じゃなくて…▼~
:[リズ]|なんて子だろう!~
母さんのつけた名前を嫌がるなんて!!▼~
:[ウード]|だから人の話を…▼~
:[リズ]|いいよ。~
わたしはこっちのウードに守ってもらうから。▼~
こっちのウードはいつも~
わたしの側にいてくれるんだもんね。▼~
そう、たとえ壊れたとしても…▼~
:[ウード]|うわっ、やめてくれ!~
ウードが壊れるとか縁起でもない!▼~
母さんは俺が守るから~
その名前だけは…▼~
:[リズ]|本当!? 母さん、うれしい!!▼~
:[ウード]|わわっ、だから抱きつくなって…▼~
:[リズ]|じゃあ、名前をつけるのはやめておくよ。~
だってウードが守ってくれるんだもんね。▼~
:[ウード]|うーん、なんか~
うまくゴマかされたような気が…▼~
:[リズ]|そんなことないよ。▼~
代わりに、ウードが危ない時は~
必ずわたしが守ってあげる。▼~
母子なんだもん。~
聖なる名前や力なんてなくても、ね。▼~
**マーク女 [#ef05d4b9]
***支援C [#b7b36040]
:[マーク]|うーん、どうして私は母さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
父さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
父さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで母さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[リズ]|あ、マーク! 何してんのー?▼~
:[マーク]|母さん!▼~
すごいです、ちょうど今母さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?~
…あ、待って下さい。確か父さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで母さん、私たちが~
ここで会ったのは、運命ではなく絆です!▼~
:[リズ]|へー! そうなんだー!▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
私、なんで母さんのことを覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら母さん…私が母さんのこと~
思い出せるよう協力してくれませんか?▼~
:[リズ]|うん、いいよ!▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
女同士の約束ですよ!~
じゃあ私はこれで!
:|'''(マーク退場)'''
:[リズ]|うん、またねー!▼~
***支援B [#ha394703]
:[マーク]|母さんっ、今時間いいですか?▼~
:[リズ]|うん、大丈夫だよ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
私には効果がありませんでした…▼~
ねぇ母さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[リズ]|んー…。~
あたしの顔をじっと見てみるとか?▼~
:[マーク]|なるほど!それだー!!~
母さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の父さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
………………▼~
………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…▼~
母さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[リズ]|もう! それを今思い出そうと~
してるんでしょー!?▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも私は諦めませんよ!~
絶対に母さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、母さん!▼~
***支援A [#qe582fcd]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして母さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[リズ]|マーク…泣いてるの??▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
私…母さんのことも父さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
母さんが私に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[リズ]|マーク…▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[リズ]|どうしたの!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。母さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
母さんが私に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる母さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、母さん。~
全部母さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか母さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[リズ]|うん、あたしも協力するね!▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#p002326e]
- ガイアとの支援Sで最後リズの発言で「がたし」になってる -...
- マークとの支援でリズの一人称が「あたし」になっています...
- リズとヴェイクの支援C 「喧嘩するともりでしょ」になって...
- リズとリベラの支援Sでリベラではなく「リペラ」になってい...
- リズとリベラの支援Sでリベラではなく「リペラ」になってい...
- リズとマリアベルの支援Cが「それも」が「それね」になって...
#comment
終了行:
*リズの支援会話 [#m21f964d]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#rd986cda]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#a8bi0932]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#k1175c0d]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#l7d24323]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**クロム [#e58547fc]
[[クロムのページへ>../クロム]]
**フレデリク[#n555w8e2]
***支援C [#jb5af175]
:[リズ]|あれー、おかしいな。~
こっちに来たと思ったのに。▼~
あ、いたいた…ん?~
真剣な顔…なにしてるんだろう?▼~
:[フレデリク]|リズ様ではありませんか。~
私に何か御用でしたか?▼~
:[リズ]|フレデリク、こんなところで~
なにやってたの?▼~
:[フレデリク]|軍の装備に不良品がないか~
確認していました。▼~
:[リズ]|あ、じゃあわたしもやる!▼~
:[フレデリク]|いけません。~
刃をうっかり触ると危険です。▼~
:[リズ]|けち。昔はいつもいっしょに~
遊んでくれたのに~。▼~
:[フレデリク]|リズ様にも私にも、~
立場というものがあります。▼~
:[リズ]|あーあ、つまんないの。▼~
:[フレデリク]|それより、~
何か御用があったのでは?▼~
:[リズ]|あ、そうだった…~
フレデリクにお願いがあるの。▼~
:[フレデリク]|なんでしょう?▼~
:[リズ]|みんなにやってたみたいに、~
わたしにも稽古をつけて。▼~
わたし、強くなりたいの。▼~
みんなの足を引っ張らないくらい…~
ううん、みんなを守れるくらい。▼~
:[フレデリク]|わかりました。そういうお話でしたら、~
喜んでお引き受けしましょう。▼~
ただし、手加減は致しません。~
よろしいですね?▼~
:[リズ]|はい!▼~
***支援B [#jb5af175]
:[フレデリク]|さあ、リズ様。~
今日も特訓の時間ですよ。▼~
ちなみに、~
逃げようとしても無駄ですよ。▼~
:[リズ]|うへえ…~
あんなこと言わなきゃよかったー…▼~
ねえフレデリク、~
わたしもう疲れたよー。▼~
こないだの訓練してから~
体がばきばきだよー。▼~
:[フレデリク]|ふだん鍛えていないから、~
そのような体たらくなのです。▼~
強くなりたければ~
無駄にできる時間はありませんよ。▼~
:[リズ]|そんなこと言ったって、たまには~
息抜きしないと死んじゃうよー。▼~
ねえねえ、フレデリクは~
息抜きとかしないの?▼~
:[フレデリク]|息抜きですか?~
特に必要ありませんが…▼~
:[リズ]|どうして? そんなにいつも~
張り詰めてたら切れちゃうよ。▼~
:[フレデリク]|私はクロム様とリズ様を~
お守りするためにここにいます。▼~
主君を守るために生きる、~
それが騎士というものです。▼~
:[リズ]|…ほんとは息抜きの仕方、~
知らないだけだったりして。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|あ、あれ? 当たっちゃった?▼~
:[フレデリク]|…無駄話はここまでですよ。~
今日は、弓のかわし方です。▼~
:[リズ]|弓のかわし方は知ってるのに、~
話をかわすのは下手だよね。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|しょうがない、ここはわたしが~
ひと肌脱いであげるからね。▼~
わたしが先生になって~
息抜きの仕方、教えてあげる。▼~
息抜きにかけてはわたしの~
右に出る人はちょっといないよ。▼~
:[フレデリク]|リズ様。~
そんなことをしている暇は…▼~
:[リズ]|無理にでも暇を作らなきゃ~
フレデリクは息を抜かないでしょ。▼~
:[フレデリク]|無理に暇を作って息抜きを教わる~
というのはいかがなものでしょうか…?▼~
:[リズ]|はいはい、屁理屈をこねないの。~
行くよ、フレデリク!▼~
:[フレデリク]|困りました……▼~
***支援A [#n223f911]
:[リズ]|フレデリク、どこー?~
特訓の時間だよー。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|あ、いた。~
どうしたの、そんなとこに隠れて。▼~
こないだは~
息抜き楽しかったよね!▼~
:[フレデリク]|そ、そうですね…▼~
特に目的もなく~
気の向くままにうろうろしたり、▼~
野原に寝そべって~
ぼんやりしたりしましたね…▼~
:[リズ]|どう?~
少しは息抜きわかった?▼~
:[フレデリク]|そうですね……~
息抜きは、とても疲れます。▼~
訓練でも戦いでも、~
これほど疲れたことはありません…▼~
:[リズ]|ふだん怠けてないから、~
そんな体たらくなのよ。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[リズ]|フレデリク…~
もしかして、楽しくなかった?▼~
:[フレデリク]|あ、いえ…楽しくない、~
というわけではありませんよ。▼~
リズ様と一緒にあちこち見て回るのは~
とても良い経験でした。▼~
:[リズ]|良かった!~
そう言ってもらえると嬉しいな。▼~
:[フレデリク]|私も、リズ様に~
喜んでいただけて幸いです。▼~
:[リズ]|じゃあ、今日も続き行こうね!▼~
:[フレデリク]|いえ、今日は訓練です。~
一日交代制にしましょう。▼~
:[リズ]|けちー。▼~
***支援S [#uc22a000]
:[リズ]|ねえ、フレデリク…~
あれ、今何隠したの?▼~
:[フレデリク]|…なんでもありません。~
どうしました、リズ様?▼~
:[リズ]|だめ、それ見せて。~
ごまかすの下手なんだから。▼~
それって、こないだの息抜きの時、~
こっそり買ってた指輪でしょ。▼~
:[フレデリク]|…困りましたね。ばれていたのですか。▼~
:[リズ]|えへん。フレデリクがわたしに~
隠し事するなんて無理むり。▼~
:[フレデリク]|では、これを渡したい相手が…▼~
あなたであることも?▼~
:[リズ]|あ、やっぱりそうなんだ。▼~
なんとなくわかってたけど、~
でも、ほっとしたよ。▼~
:[フレデリク]|困りましたね。色々と~
告白の言葉を考えていたのですが…▼~
…長い付き合いというのは~
厄介なものです。▼~
:[リズ]|もう十年以上だもんね。~
ねえ、フレデリク。知ってた?▼~
わたしの初恋の人が、~
フレデリクだったってこと。▼~
:[フレデリク]|そうなのですか?▼~
:[リズ]|あー、やっぱり気づいてなかった。~
鈍感だなぁ、フレデリクは。▼~
まあいいや。~
ちゃんと夢が叶ったし。▼~
:[フレデリク]|夢? それは…どういうことでしょうか?▼~
:[リズ]|初恋の人のお嫁さんになることに~
決まってるでしょ。▼~
:[フレデリク]|…決まっているのですか。▼~
:[リズ]|フレデリクの夢は?▼~
:[フレデリク]|リズ様が私のそばで、私より一日でも~
長く生きてくれること…でしょうか。▼~
:[リズ]|しょうがない。~
その夢、叶えてあげる!▼~
:[フレデリク]|ふふ…ありがとうございます。▼~
:[リズ]|幸せになろうね、フレデリク!▼~
:[フレデリク]|はい、リズ様。▼~
**ヴィオール [#r7d39ebc]
***支援C [#g416a77e]
:[ヴィオール]|さぁ、この手紙を届けておくれ。▼~
:[リズ]|ヴィオールさん?▼~
:[ヴィオール]|おっと、これはまずいところを~
見られてしまったね。▼~
:[リズ]|まずいところ…って、~
言わなきゃわからなかったのに。▼~
:[ヴィオール]|ははは、それはそうだ。~
私としたことが軽率だったね。▼~
:[リズ]|…で、何してたの?▼~
:[ヴィオール]|鳩に、手紙を結んで~
送り出したのさ。▼~
:[リズ]|あ、知ってる!~
伝書鳩っていうやつだよね。▼~
でもどうしてそれを見られると~
まずいの?▼~
:[ヴィオール]|一応、私はこの軍の客将のような~
扱いになっているからね。▼~
大将の許可なく文書のやりとりを~
するのはあまりよろしくないのさ。▼~
:[リズ]|大将…ってお兄ちゃんのこと?~
だったら気にしないと思うけど…。▼~
:[ヴィオール]|クロムくんの器であればそうだろう。~
だが、その周りの人々は違う。▼~
今も、私を完全には信用していない~
御仁がいるようだからね。▼~
:[リズ]|そうなんだ…でも、それだったら~
ちゃんと許可をもらえばいいのに。▼~
堂々としてれば、~
誰も怪しまないんじゃない?▼~
あ、そうだ! わたしがお兄ちゃんに~
頼んできてあげるよ!▼~
:[ヴィオール]|あ、リズくん!~
…やれやれ、どうしたものかな。▼
***支援B [#k88ff79f]
:[リズ]|ヴィオールさん!~
伝書鳩、使ってもいいって!▼~
:[ヴィオール]|ほう。文書の内容を聞かずに~
許可を出したのか、クロムくんは。▼~
器は認めるが…甘いな。~
若さゆえ、ということだろうか。▼~
:[リズ]|あ、それはわたしが適当に~
理由をつけたからだよ。▼~
故郷に残してきたご両親と~
やりとりするためだって。▼~
:[ヴィオール]|…想像で物を言うのはいけないな、~
リズくん。▼~
そんなことを言って、私が本当に悪いことを~
考えていたらどうするつもりなんだい?▼~
:[リズ]|え、だってヴィオールさんは~
悪いことなんて考えてないじゃない?▼~
:[ヴィオール]|…ふっ。 ははははは。~
すごいな、君たち兄妹は。▼~
:[リズ]|え? え? どうして笑うの?▼~
:[ヴィオール]|いや、失敬。あまりに無邪気で~
思わず気持ちが緩んでしまった。▼~
:[リズ]|あー、馬鹿にしてるんでしょ!~
わたしたちが子どもっぽいって!▼~
:[ヴィオール]|とんでもない。~
心の底から感心しているのだよ。▼~
高貴な立場にいる者は、どうしても~
人を疑わざるをえないんでね。▼~
その点、君たちには~
そんな苦労もなく…▼~
:[リズ]|えーっと、わたしたち、一応~
王族なんですけど…▼~
:[ヴィオール]|むっ、そ、そうだったかな。▼~
だが、高貴な者には~
崇高な義務がともなう。▼~
義務を果たすゆえの悩み、苦しみ~
それは背負った者にしか分からないものさ。▼~
ああ、選ばれし者の恍惚と不安……▼
:[リズ]|それって、今、お兄ちゃんが~
背負っている以上のもの?▼~
:[ヴィオール]|うっ、いや、まあ、人にはそれぞれ~
事情というものがあるからね。▼~
それをひとくくりには……▼~
:[リズ]|…ヴィオールさん、だんだん~
言ってることがメチャクチャになってるよ。▼~
:[ヴィオール]|な、なにを言うんだ。そんなことはないよ。~
私は常に終始一貫している。▼~
…で、なんの話だったかな。▼~
:[リズ]|伝書鳩の話だよ!▼~
ヴィオールさんは、別に悪いことを~
考えているわけじゃないって。▼~
それで、結局~
どんなことを書いてるの?▼~
:[ヴィオール]|それは教えられないな。▼~
:[リズ]|あ、ひっどーい!~
教えてくれたっていいじゃない。▼~
:[ヴィオール]|秘密は秘してこそ蜜の味がするものだよ。~
…だが、この味も悪くはないな。▼~
:[リズ]|それって、内緒にしてる味?▼~
:[ヴィオール]|違う。君が私を信じてくれている味だよ。~
信頼という味もまた格別なのだな。▼~
:[ヴィオール]|うむ、ひとつ勉強になった。~
感謝するよ、リズくん。▼~
:[リズ]|…わたしは、なーんか~
すっきりしないんだけど。▼~
***支援A [#idd97171]
:[ヴィオール]|ふむ…~
今日は戻ってくるのが遅いな…▼~
:[リズ]|あ、ヴィオールさん。~
伝書鳩を待ってるの?▼~
:[ヴィオール]|む…そんなことはないぞ。▼~
私は夕暮れにしずむ景色をながめながら~
優雅なひと時をすごしていただけさ。▼~
:[リズ]|ふーん、そうなんだ。~
じゃあ、これはいらないんだね。▼~
:[ヴィオール]|むっ!~
それは私の伝書鳩!▼~
:[リズ]|さっき、わたしの部屋に~
飛び込んできたの。▼~
さっき雷がなってたから、~
びっくりして戻る場所を間違えたのかも。▼~
でも、この子を待っていた~
わけじゃないんだよね~。▼~
:[ヴィオール]|だが、帰ってきたのなら~
しょうがない。▼~
私の元に戻してやらないでもないぞ。~
さあ、渡しなさい。▼~
:[リズ]|…なんで、そんなにえらそうなんだろ。~
まあいいよ。はい。▼~
:[ヴィオール]|うん。…よしよし、~
ちゃんと返事もついているな。▼~
:[リズ]|なんて書いてあるの?▼~
:[ヴィオール]|…聞くまでもないんじゃないのか?▼~
:[リズ]|どうして?▼~
:[ヴィオール]|この鳩は君の部屋に入ってきたんだ。~
当然、手紙の中は見たのだろう?▼~
:[リズ]|ううん。見てないよ。▼~
:[ヴィオール]|見てないのか? なぜだ?▼~
私が伝書鳩を使っている理由を知る~
絶好の機会じゃないか。▼~
もし私が悪い事を考えていたら…▼~
:[リズ]|だから、ヴィオールさんは~
悪いことなんて考えてないって!▼~
:[ヴィオール]|なぜそんなことが言い切れるんだ?▼~
:[リズ]|信じてるもん。~
ヴィオールさんのこと。▼~
わたしはヴィオールさんの口から~
伝書鳩の話を聞きたいの。▼~
こそこそ手紙を読んだりなんて~
そんなズルい事しないよ。▼~
:[ヴィオール]|うっ…また、この味か。▼~
:[リズ]|味?▼~
:[ヴィオール]|信頼の味さ。最近、妙に~
心地のよいものになってきてしまった。▼~
:[リズ]|じゃあ…▼~
:[ヴィオール]|そうだな…この味を完全に理解したときに~
手紙の中味を教えてあげよう。▼~
:[リズ]|えーっ、まだダメなの~?▼~
じゃあ気長に待ってるよ。ヴィオールさんが~
信頼の味を本当に理解する日まで。▼~
***支援S [#ecd5bf28]
:[リズ]|ヴィオールさん! わたしを~
探してるって聞いたんだけど。▼~
:[ヴィオール]|おお、リズくんか。~
ちょっと話があってね。▼~
ちょっと待ってくれたまえ。~
そろそろ…お、戻って来たな。▼~
:[リズ]|あっ、伝書鳩だね!~
…あれ? なにかくわえてるけど…お花?▼~
:[ヴィオール]|ああ。私の故郷に咲く花でね。▼~
:[リズ]|かわいらしいけど…~
見たことないお花だね。▼~
:[ヴィオール]|こう…茎と葉を結べば…。▼~
:[リズ]|あ! 指輪になった!▼~
:[ヴィオール]|花言葉は、永遠の愛情。~
よく結婚式で贈られる花だよ。▼~
:[リズ]|永遠の愛情…いいなぁ。▼~
:[ヴィオール]|では、これはリズくんに差し上げよう。▼~
:[リズ]|え、いいの?▼~
:[ヴィオール]|もちろん。それと、これも一緒にね。▼~
:[リズ]|え…そ、それって…!~
ほ、本物の指輪!?▼~
:[ヴィオール]|いかにも。信頼の味を私に教えてくれた~
君へのささやかな贈り物だ。▼~
:[リズ]|えっと…それを受け取ると~
結婚する…ってことだよね?▼~
:[ヴィオール]|君が嫌でなければ。▼~
:[リズ]|嫌…じゃないけど…▼~
:[ヴィオール]|なにか、ひっかかることでも?▼~
:[リズ]|あの手紙…~
結局なんだったの?▼~
:[ヴィオール]|うっ、その話か…▼~
:[リズ]|信頼の味を知ったんだから~
教えてくれてもいいじゃない。▼~
:[ヴィオール]|…君の言うとおりだな。~
ほら、読みたまえ。▼~
:[リズ]|えーっと、『ヴィオール、~
いつも手紙をありがとう。▼~
父も母も~
元気に暮らしています……』▼~
って、これ、ご両親からの手紙じゃない!~
じゃあ、わたしがお兄ちゃんに言った理由は…▼~
:[ヴィオール]|はからずも正しかった、~
ということになるかな。▼~
:[リズ]|えーっ、ひっどーい! あの時、わたしに~
『嘘をつくのはよくない』って…▼~
:[ヴィオール]|『想像でものを言うのはよくない』と~
言ったんだ。▼~
嘘をついているとは~
一言も言っていない。▼~
:[リズ]|なんだかなあ…~
でも、どうしてみんなに黙ってるの?▼~
:[ヴィオール]|…恥ずかしいじゃないか。▼~
高貴な目的に身を捧げている者が~
ひそかに家族のことを思うなどと…▼~
:[リズ]|…そんなことないよ。~
家族想う気持ちって素敵だよ。▼~
実はあの時、お兄ちゃんに~
あの理由を言ったのは、▼~
本当にそうだったらいいなって~
思ったからなの。▼~
…じゃあこれ、もらうね。▼~
:[ヴィオール]|指輪、受け取ってくれるのかい?▼~
:[リズ]|うん。ヴィオールさんの~
信頼と…愛情の証として。▼~
**ヴェイク [#vc8e858d]
***支援C [#a03296b2]
:[ヴェイク]|くっそー、クロムの奴…~
どこに行きやがった!▼~
あ、リズ。~
クロムがどこに行ったか知らねぇか?▼~
:[リズ]|教えてあーげない。▼~
:[ヴェイク]|なにぃ?~
お前、あいつの味方するのかよ!▼~
:[リズ]|うん。~
だってわたしのお兄ちゃんだもん。▼~
ヴェイク、またお兄ちゃんと~
喧嘩するともりでしょ。▼~
:[ヴェイク]|喧嘩じゃねぇよ。男と男の勝負だ!▼~
:[リズ]|ねぇ、どうしてそんなに~
お兄ちゃんと張り合おうとするの?▼~
わたし、もっとふたりに~
仲良くしてほしいな。▼~
:[ヴェイク]|仲は悪くねぇって。~
あいつが俺様のライバルってだけだ。▼~
:[リズ]|なんでおにいちゃんがライバルなの?▼~
:[ヴェイク]|ん? そりゃ…あれだ。~
あいつは、その…まぁいいじゃねぇか。▼~
:[リズ]|…やっぱり仲が悪いんだ。~
嫌いなんだね、お兄ちゃんのこと。▼~
:[ヴェイク]|嫌いじゃねぇよ!~
俺様は誰よりもあいつを認めてる!▼~
だからこそ、あいつを超えなきゃ~
俺様は国一番の男になれねーんだ!▼~
:[リズ]|ヴェイク…。▼~
:[ヴェイク]|くそっ…今のセリフ、~
クロムには絶対言うなよ!▼~
:[リズ]|うん…わかった。秘密ね?▼~
***支援B [#za1e406c]
:[リズ]|ヴェイク、~
お兄ちゃんからも話を聞いたよ。▼~
ヴェイクとは実力を認め合った、~
お互いを磨き合う仲間だって。▼~
:[ヴェイク]|クロムの奴…臭ぇこと言いやがって。▼~
:[リズ]|ヴェイクだってこの前~
似たようなこと言ってたじゃない。▼~
:[ヴェイク]|ば、馬鹿。でかい声出すな。~
秘密だって言っただろ?▼~
:[リズ]|ふふ、ごめんなさい。▼~
:[ヴェイク]|…あいつ、昔お忍びで貧民街に~
来たことがあってよ。▼~
俺様が喧嘩を吹っかけたときも~
自分の素性をひと言も口にしなかった。▼~
俺様はそれまで、王族なんざ根性無しで~
威張ってるだけの連中だと思ってた。▼~
でも…あいつは違った。▼~
:[リズ]|お兄ちゃんは根性あるし、自分のこと~
偉い人だって全然思ってないもんね。▼~
:[ヴェイク]|けどよ、あいつを追いかけて自警団に~
入ったときは色々言われたんだぜ。▼~
貧民街の小僧が王族に近づくなとか、~
俺様が自警団にふさわしくないとか。▼~
でもクロムの奴はそんなこと、~
これっぽっちも思っちゃいなかった。▼~
俺様を認め、いつだって対等に~
勝負に応じた。そんなあいつだから…▼~
:[リズ]|ふふっ。ヴェイク、本当は~
お兄ちゃんのことが大~好きなんだね。▼~
:[ヴェイク]|なっ…んなわけねーだろ!~
変なこと言うんじゃねぇ!▼~
あっ、それから!~
今の話もあいつには言うなよ!▼~
:[リズ]|はーい。どんどん秘密が増えてくね、~
ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|くそっ…俺様としたことが…。▼~
:[リズ]|わたしはお兄ちゃんの味方だけど~
ヴェイクのことも応援しちゃう。▼~
これからもお兄ちゃんと仲良くね?▼~
:[ヴェイク]|うぅ…な、仲良くなんかねーよ!▼~
***支援A [#y1cf7660]
:[リズ]|…それでね、お兄ちゃんはね…。~
はむっ。すごいんだよ? はふっ。▼~
:[ヴェイク]|食うかしゃべるかどっちかにしろ…~
いや、食うのに集中しろ。▼~
:[リズ]|うん…もぐもぐ。▼~
:[ヴェイク]|ふぅ…にしても、お前ってほんっとに~
クロムのことが好きだよな…。▼~
:[リズ]|ふふっ…はむっ。~
ヴェイクだってそうでしょ?▼~
:[ヴェイク]|だから違うって! つーか、なんで俺様が~
メシを奢らなくちゃいけねぇんだ?▼~
:[リズ]|口止め料、口止め料…はふっ。~
ふぅ、ごちそうさまー。▼~
:[ヴェイク]|おう。しっかしお前の話を聞いてたら~
どんどんあいつがすごく思えてくるな。▼~
:[リズ]|だってそうなんだもん。お兄ちゃんと~
お姉ちゃんはわたしの自慢なの。▼~
わたしはお兄ちゃん達と違って~
なんの取り柄もないから…▼~
:[ヴェイク]|…ん?▼~
:[リズ]|な…なんちゃって。▼~
:[ヴェイク]|ったく、なに言ってんだ?▼~
お前はお前で取り柄なんか~
いっぱいあるじゃねえか。▼~
:[リズ]|そ…そう?▼~
:[ヴェイク]|間抜けなくらい人の言うことを信じるし~
一度こうと決めたら頑固に曲げねぇ。▼~
王族だからって偉そうにもしねぇし、~
呆れるくらいにいつも前向きだ。▼~
お前はエメリナ様みたいな優しさや~
美しさも…ま、少しは持ち合わせてる。▼~
誰がどこからみても取り柄~
ありまくりだ。▼~
:[リズ]|…ふふ。ひっかかるところも~
色々あったけど…ありがとう。▼~
:[ヴェイク]|お前、自分のこと~
なんにもわかってねーのな。▼~
独りよがりにひがむより、~
自分のいいとこもっと見つけろって。▼~
:[リズ]|ヴェ…ヴェイクこそ、~
自分のことわかってないよ。▼~
ヴェイクはお兄ちゃんに~
勝とう、勝とうってしてるけど…▼~
そういう、実は優しいところとか…~
面倒見がいいところとか…▼~
お兄ちゃんより素敵なところ…~
もういっぱい持ってるよ。▼~
:[ヴェイク]|そ…そうか…。▼~
***支援S [#x8eb166f]
:[ヴェイク]|リズ、クロムの奴を見なかったか?▼~
:[リズ]|見てないよ。~
どこに行ったんだろうね?▼~
またお兄ちゃんと勝負するの?▼~
:[ヴェイク]|いや、そういうわけじゃ…~
まぁ、まずお前と話をしなくちゃな。▼~
:[リズ]|え…わたしに?▼~
:[ヴェイク]|これ…もらってくれねーか。▼~
:[リズ]|これ…指輪…?▼~
:[ヴェイク]|道具屋に頼んで作らせた特注品だ。~
王族にとっちゃ安物かもしれねぇが…▼~
お前にもらって欲しいんだ。▼~
:[リズ]|わ…わたしと結婚したら、~
ヴェイクもお兄ちゃんのことを▼~
お義兄ちゃんって呼ばなくちゃ~
いけなくなるけど、それでもいいの?▼~
:[ヴェイク]|絶対に呼ばねー!~
クロムはクロムだ!▼~
それでもお前と結婚したい!▼~
:[リズ]|もう、わがままだなぁ。~
でも…そういうところも好き。▼~
この指輪…大事にするね。
:[ヴェイク]|…ありがとな。▼~
:[リズ]|そ…そうそう。お兄ちゃんに~
報告に行かなくちゃ…。▼~
:[ヴェイク]|そうなんだよ。だからさっきから~
探してたんだけどよ…。▼~
:[リズ]|ふたりで探しに行こう?▼~
:[ヴェイク]|あぁ…そうだな。▼~
**ソール [#n555f8e2]
***支援C [#k9c3acee]
:[ソール]|あ…楽になってきた。▼~
:[リズ]|よかった。治癒の杖が効いたみたい。▼~
:[ソール]|ごめん…ただの腹痛に~
わざわざ杖を使ってもらって…。▼~
胃薬も、荷物に紛れただけで~
どこかにあると思うんだけど…。▼~
:[リズ]|ソールってしょっちゅう~
誰かに振り回されてるよね。▼~
今回の腹痛は誰のせいなの?▼~
:[ソール]|誰のせいっていうか…~
なかなか探し物が見つからなくてさ。▼~
町に着くたび、今度こそと思っては~
空振りで…気が滅入っちゃった。▼~
:[リズ]|探し物って?▼~
:[ソール]|薬の材料になる、特殊な蝶の鱗粉だよ。~
兄さんに頼まれてるんだ。▼~
イーリスではなかなか見つからないから~
旅先で見かけたら買ってきてくれって。▼~
町に寄るたび市場を探してるんだけど~
これがなかなか見つからなくてさ…。▼~
:[リズ]|えー! お使いを頼まれてるの?~
そんな呑気な旅じゃないのに?▼~
:[ソール]|うーん…まぁ、そうなんだけど…。▼~
:[リズ]|ソールもソールだよ。~
そんなの、断っちゃえばいいのに!▼~
:[ソール]|はは…でも、兄貴のためだから。▼~
:[リズ]|もう、お人好しなんだから…。▼~
じゃあその鱗粉、わたしも探すから~
名前を教えてよ。▼~
:[ソール]|え…いいよ、僕ひとりで探すから。▼~
:[リズ]|遠慮なんかしてたら~
またおなか痛くなっちゃうよ!?▼~
それに、ふたりで探したほうが~
早いでしょ?▼~
:[ソール]|そうだね…ありがとう。▼~
じゃあ、お願いしようかな?▼~
***支援B [#j87f2563]
:[ソール]|鱗粉が見つかってよかった。~
付き合ってくれてありがとう。▼~
:[リズ]|ううん、わたしもお使いに~
付き合ってもらっちゃったもん。▼~
お兄ちゃんったら、香水なんて~
誰にあげるつもりなんだろう?▼~
”俺には良し悪しがわからんから~
お前が欲しいものでいい”って…。▼~
その人に合うかどうかわからないのに、~
ずいぶん適当だよねー?▼~
:[ソール]|まぁ、いいじゃない。~
気持ちはわからなくもないよ。▼~
男がひとりで買いに行くのは~
ちょっと気恥ずかしいだろうからね。▼~
:[リズ]|優しいね、ソールは。~
わたしは、まだ腑に落ちないよ。▼~
だいたい、お兄ちゃんってみんな~
弟や妹のこと軽く見過ぎだよね?▼~
わたしもソールも~
使いっ走りじゃないんだからー!▼~
:[ソール]|はは、まぁまぁ。▼~
:[リズ]|わたしはいいけど…ソールが~
そんな扱いされてるの、なんか嫌だな。▼~
ソールはいつもみんなを支えて~
頑張ってるのに…。▼~
:[ソール]|いいんだよ。僕が引き受けることで~
周りのみんなが助かるなら、それで。▼~
僕のことは、誰かが見てくれてるなら、~
じゅうぶん満足だよ。▼~
:[リズ]|ソール…。▼~
うん! ソールが頑張ってるのは~
わたしがばっちり見てるからね!▼~
:[ソール]|ははは、ありがとう。リズ。▼~
***支援A [#je1c6cbe]
:[ソール]|………。▼~
:[リズ]|ソール、なに読んでるの?▼~
:[ソール]|兄さんからの手紙。鱗粉を送ってくれて~
ありがとうって書いてある。▼~
:[リズ]|へぇ…わっ、ごつい文字だね。~
ソールとは大違い。▼~
:[ソール]|兄さんは僕と違って男らしくてさ。~
文字にも性格が出てるね。▼~
あ、そうだ…ほらこれ、新しい胃薬。~
手紙といっしょに送られてきたんだけど▼~
前の胃薬より効果があるらしいんだ。~
鱗粉はこれの材料だったんだよ。▼~
:[リズ]|じゃあ…あのお使いは~
ソールのためだったの…?▼~
:[ソール]|うん、そうだったみたい。▼~
…兄弟って、距離が近いから~
素直になれないところもあるよね。▼~
でも、心の奥底ではお互いを気にかけて~
思いやってるものだと思う。▼~
:[リズ]|お兄ちゃんも、わたしのこと~
そんな風に気にかけてるのかな?▼~
いっつも『ちんまい』とか~
『子供っぽい』とか言ってくるからさ。▼~
とてもそうは思えないんだよね…。▼~
:[ソール]|クロムだって、ちゃんとリズのこと~
大切に思ってるはずだよ。▼~
リズみたいなかわいい妹がいたら、~
誰だって放っておけないもの。▼~
:[リズ]|か、かわいい…?▼~
:[ソール]|あ、なんか僕、変なこと言った?▼~
:[リズ]|ううん! わたし、褒められ慣れてないから~
どう反応したらいいか困っちゃって。▼~
でも嬉しいよ! ありがとう!▼~
:[ソール]|どういたしまして。▼~
***支援S [#jb5af275]
:[リズ]|あのね、ソール。~
お兄ちゃんから、これもらっちゃった。▼~
:[ソール]|それって、この前買った香水?▼~
:[リズ]|去年渡し損ねた誕生日祝いだって。~
直接渡すのが照れ臭かったみたい。▼~
そういえば香水が欲しいって~
言ったこと、あったんだよね…。▼~
:[ソール]|やっぱり兄さんって、なんだかんだで~
弟や妹を気にかけてるものだね。▼~
:[リズ]|ふふっ、やっぱりお兄ちゃんは~
わたしの自慢だなぁ。▼~
:[ソール]|はは、上機嫌だね。~
これは今が好機かな。▼~
:[リズ]|え? なにが?▼~
:[ソール]|僕の告白を聞いてもらおうと思ってさ。▼~
:[リズ]|…告白?▼~
:[ソール]|うん。実は僕、前からずっと~
リズのことが好きだったんだ…。▼~
:[リズ]|…えぇぇぇっ!?~
そ、そうなの…!?▼~
:[ソール]|でも、リズは王女様だし~
軽々しく口にすべきじゃないと思ってね。▼~
ずっと我慢してたんだけど…。~
もう抑えきれなくなっちゃって。▼~
実はここに指輪も用意してあるんだ。~
リズさえ迷惑じゃなかったら…▼~
僕と…結婚してくれないかな。▼~
:[リズ]|…………▼~
う…うん、いいよ…。▼~
わたしも…ソールのこと~
前からずっと好きだったから…。▼~
:[ソール]|ほんとに…!?▼~
:[リズ]|嘘でこんなこと言わないよ!▼~
ゆ、指輪…はめてもいい?▼~
:[ソール]|うん、もちろん!▼~
……よく似合ってるね。▼~
:[リズ]|えへへ…ありがとう!▼~
ソールがいつもみたいに気持ちを~
我慢しなくて、良かった…。▼~
だって、そのおかげでわたしたち、~
こうやって家族になれるんだもんね!▼~
:[ソール]|そうだね。ふぅ…思い切って~
打ち明けて良かったよ。▼~
僕の兄さんにも報告しないとな…。▼~
:[リズ]|あ、わたしもお兄ちゃんに報告しないと!▼~
というか…これからソールは~
お兄ちゃんの弟になるんだよね?▼~
ふふ…なんか変な感じ。▼~
:[ソール]|そ、そっか…。~
僕も変な感じだよ…。▼~
:[リズ]|不思議だね…結婚前のふたりって~
言ってみれば他人同士なのに▼~
心がつながることで家族になる…。~
ちょっとした奇跡だね▼~
:[ソール]|リズと僕も、奇跡でつながったんだね。▼~
:[リズ]|ふふっ。つながった心も、手も…~
ずっと離さないでね?▼~
:[ソール]|もちろん。ずっとずっと…~
離さないでいるよ。▼~
**カラム [#b47a5061]
***支援C [#a8f82c3a]
:[リズ]|…お兄ちゃん、ひどいよ。▼~
せっかくお弁当作ったのに~
全然食べてくれないなんて。▼~
あーあ。こんなにたくさん、~
わたしひとりじゃ食べきれないよ…。▼~
:[カラム]|…じゃあ…僕、食べようか…?▼~
:[リズ]|ひゃあっ!~
カラム、いつからそこに!?▼~
:[カラム]|リズが来るより前からかな…うん。▼~
:[リズ]|そ、そうだったんだ…。▼~
えっと、じゃあこのお弁当は~
カラムに食べてもらおうかな?▼~
:[カラム]|ありがとう…~
ちょうどお腹、すいてたんだよね…。▼~
…う…。▼~
:[リズ]|どう? おいしい?▼~
:[カラム]|…う…うん…おいしいよ…。▼~
:[リズ]|ふふ、そうでしょ!~
隠し味に特効薬を使った豪華版だよ?▼~
お兄ちゃんももったいないことしたね、~
体にもいい、すごいお弁当なのに!▼~
:[カラム]|…リズ…お弁当、おいしいけど…~
特効薬は混ぜないほうがいいかも…。▼~
:[リズ]|そうなの?~
そういう助言してくれるの、うれしい!▼~
ねぇカラム、これからも~
お弁当作るから感想もらってもいい?▼~
もっともっとおいしくして、~
お兄ちゃんをぎゃふんと言わせたいの!▼~
:[カラム]|…そ、そうだね…~
僕が味見役になるよ…。▼~
そうすれば、いつか…クロムが~
食べられるものになるかも…。▼~
:[リズ]|ん?▼~
:[カラム]|…ううん…。▼~
***支援B [#td28b30d]
:[リズ]|カラム、お待たせ!~
今日のお弁当も豪華だよー。▼~
:[カラム]|…わぁ…楽しみだな…うん。▼~
:[リズ]|はい、どうぞ。~
おかわりもあるから遠慮しないでね。▼~
:[カラム]|…………。▼~
うん…~
じゃあ…いただきます…。▼~
…ぐむっ…。▼~
:[リズ]|このスープ、きれいな虹色でしょ?▼~
:[カラム]|ほんと…だね…。▼~
:[リズ]|おいしくできたら~
みんなにも食べてもらうつもりなの。▼~
:[カラム]|そ…それは…ぐふっ!▼~
:[リズ]|カラム!?~
もしかしてスープになにか混ざって…。▼~
うっ…なんか変な味がする…。~
どこで間違えたんだろ…。▼~
:[カラム]|…リズ…君は…いつも…~
味見とか…してるのかな…?▼~
:[リズ]|あっ…その手があったね。▼~
:[カラム]|…よかった…~
みんなに食べさせる前で…。▼~
犠牲が僕ひとりだけで…~
ほんと…よか…った…。▼~
:[リズ]|カ、カラムが~
倒れたーーーーーっ!!▼~
カラム! ちょっとカラム!~
カラムー! 帰って来てーっ!▼~
ち、治癒の杖!~
どこに置いたっけ…!▼~
***支援A [#ybf1e8c8]
:[カラム]|ねぇ…最近、お弁当作らないね…~
なにかあったの…?▼~
:[リズ]|カラム、怒ってないの?▼~
:[カラム]|怒ってないよ…どうして?▼~
:[リズ]|どうしてって…~
あんなひどい料理を食べさせたのに。▼~
:[カラム]|…がんばってお弁当作ってるのに…~
怒ったりするわけないよ…うん。▼~
リズが一生懸命だから…~
力になりたかったんだよね…。▼~
:[リズ]|…優しいね、カラム。▼~
そういえばカラムが怒ったところ、~
わたし見たことないかも。▼~
:[カラム]|怒られたら、誰だって…~
いい気持ちはしないから…。▼~
誰かを傷つけてまでぶつけたい~
怒りなのかって…そう考えたら▼~
たいていの怒りは…~
引っ込んじゃうな…うん。▼~
:[リズ]|カラム…。~
わたし、またお弁当作ってきていい?▼~
今度こそ失敗しないよう~
味見してから持って来るから。▼~
:[カラム]|ふふ…楽しみにしてるね。▼~
***支援S [#p82243ef]
:[リズ]|はい、あーん。▼~
:[カラム]|…ん。おいしいよ…ほんとに。▼~
:[リズ]|でしょ?~
あれから猛練習したんだから!▼~
:[カラム]|これなら…クロムが食べても~
おいしいって言うと思うよ…。▼~
:[リズ]|あ、そんなこと言ってたね。~
でも、もういいの。▼~
カラムに喜んでもらうのが~
わたしの目標になってたから…。▼~
:[カラム]|…リズ…うれしいよ。~
君の手料理なら…毎日食べたいよ…。▼~
:[リズ]|え…?▼~
:[カラム]|これ…受け取って欲しいんだけど。▼~
:[リズ]|! 指輪…?▼~
:[カラム]|うちの母さんの手作りでさ…~
けっこう凝ってるでしょ。▼~
心に決めた人ができたら~
これを贈ろうって思ってたんだ…。▼~
その指輪…着けてくれないかな…?▼~
:[リズ]|…わたしが苦手なの、~
料理だけじゃないよ?▼~
掃除も、洗濯も、裁縫も…~
もう家事全般っていうか。▼~
:[カラム]|そ…そうなの…。▼~
:[リズ]|あーっ!~
今、ちょっとためらったでしょ!▼~
:[カラム]|う…ううん。そんなことないから…。▼~
:[リズ]|もう! この指輪、~
絶対返してあげないんだから!▼~
:[カラム]|そんなこと言わずに…えっ。▼~
:[リズ]|ふふっ…。わたし、がんばるね。~
だから長い目で見守っててね、旦那様。▼~
**ロンクー [#n556f8e2]
***支援C [#l39a167e]
:[リズ]|あ、ロンクーさん!~
お兄ちゃんから話聞いた?▼~
:[ロンクー]|むぅ…。▼~
:[リズ]|駄目だよ。いくら女嫌いだからって~
護衛する相手から離れるなんて。▼~
:[ロンクー]|…お前を狙う刺客がいるという~
情報が入ったそうだな。▼~
:[リズ]|うん。べつに恨まれるようなこと、~
なにもしてないつもりなんだけど…。▼~
:[ロンクー]|王家の人間なら~
襲われる理由などいくらでもある。▼~
どこに誰が潜んでいるかわからん…。~
ひとりになりそうなときは俺を呼べ。▼~
:[リズ]|はーい。頼もしいなぁ。▼~
ふふっ、ロンクーさんがいれば~
どんな人が来てもへっちゃらだね!▼~
:[ロンクー]|…油断は禁物だ。▼~
はぁ…しかし、護衛など他にも~
適任者がいただろうに、▼~
なぜよりによってこの俺が…。▼~
:[リズ]|ヒマそうだったからじゃない?▼~
:[ロンクー]|なんだと…!?▼~
:[リズ]|ひっ!?~
じょ…冗談だよ、冗談。▼~
きっとロンクーさんが~
すごい実力者だからだよ!▼~
お兄ちゃんがその腕を認めてるから、~
護衛に任命されたんだって!▼~
王族からの勅命だよ!?~
すごいよロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|…そうか。▼~
:[リズ]|そうだよ!~
じゃあ、よろしくの握手!▼~
:[ロンクー]|……………。▼~
:[リズ]|そんな嫌そうな顔しないでよ…。~
さすがのわたしも傷つくよ。▼~
そんなに女の人が苦手なの?▼~
:[ロンクー]|…あぁ。だが…護衛の命令だからな。~
なんとかするしかないだろう。▼~
:[リズ]|ふふ、護衛してもらうお礼に~
わたしが女嫌いを治してあげよっか?▼~
:[ロンクー]|余計なことをするな。▼~
:[リズ]|わかったよ。▼~
じゃあわたし、今から訓練するから、~
ちゃんと護衛頼みますよ?▼~
:[ロンクー]|…了解した。▼~
***支援B [#jc7aee00]
:[リズ]|見て、ロンクーさん。~
雨上がりの虹がかかってるよ!▼~
:[ロンクー]|それ以上近づくな。~
ここからでも見える。▼~
:[リズ]|もー。そんなに離れて~
護衛の任務がつとまるの?▼~
:[ロンクー]|心配するな…~
なにかあれば一息で詰められる。▼~
:[リズ]|へぇー、この距離を?~
わたしだったらせいぜいこれくらい…。▼~
:[ロンクー]|と言いつつ、さりげなく~
距離を詰めようとするのはやめろ。▼~
:[リズ]|あはは、鋭い。~
ばれちゃった。▼~
あーあ。わたし、もっと~
ロンクーさんと仲良くしたいのになー。▼~
:[ロンクー]|…俺も近づけるよう、~
最大限の努力はしている。▼~
:[リズ]|そうなの?▼~
:[ロンクー]|任務だからな…。それに~
お前になにかあると皆の士気が下がる。▼~
:[リズ]|大げさだなぁ。▼~
わたしひとりのことで士気が~
上がったり下がったりしないよ。▼~
:[ロンクー]|俺にはそうは思えんな…。~
お前の笑みは周囲に活力を与える。▼~
お前が思う以上に~
皆の心の支えになっているだろう。▼~
:[リズ]|そ、そっかぁ…えへへ。▼~
あ、じゃあ! わたしが笑うと~
ロンクーさんも元気が出るの?▼~
:[ロンクー]|…さぁな。▼~
:[リズ]|肝心なところははぐらかすんだから。~
もういいもん、あっちに行こっと。▼~
:[ロンクー]|待て…俺も同行する。▼~
:[リズ]|水浴びだよ。ついてきちゃ駄目!▼~
:[ロンクー]|!!!!!~
…わ、わかった。▼~
しかし…いまだに刺客は現れんな。~
警戒しているのか、それとも…。▼~
まさか、あの兄妹…俺を担いで~
からかってるんじゃないだろうな…。▼~
***支援A [#x891d98c]
:[リズ]|ロンクーさん、~
ほらほら、腕組んでみない?▼~
:[ロンクー]|断る。▼~
:[リズ]|また照れちゃって…~
いつになったら慣れてくれるのかな。▼~
ロンクーさん、いつも怖い顔して。~
たまには笑顔のひとつくらい…。▼~
:[ロンクー]|!!▼~
:[リズ]|えっ…お、怒ったの?▼~
:[ロンクー]|喋るな! 俺の後ろに…▼~
ぐっ…!▼~
:[リズ]|きゃああっ!? ロンクーさん!~
ロンクーさん! 死なないでー!▼~
:[ロンクー]|弓で射たれただけで死ぬか!▼~
:[リズ]|で…でもいっぱい射たれたら~
死んじゃうでしょ!?▼~
なんか、囲まれちゃってるし…!▼~
:[ロンクー]|なにっ…!?▼~
…こいつらが例の刺客か。~
リズ、俺から離れるな!▼~
:[リズ]|う、うん…!▼~
:[ロンクー]|…これで全員倒したな。▼~
:[リズ]|ロンクーさん、だいじょうぶ?!~
今、治癒の杖を使うから!▼~
:[ロンクー]|…お前は怪我してないか?▼~
:[リズ]|うん、ロンクーさんのおかげで。▼~
:[ロンクー]|そうか…良かった。▼~
:[リズ]|本当に…ありがとう。~
ロンクーさんは、命の恩人だよ!▼~
:[ロンクー]|あぁ…。▼~
ともあれ、これで任務は終了だな。~
念のため、天幕まで送る。▼~
:[リズ]|あ…あの!▼~
:[ロンクー]|なんだ。▼~
:[リズ]|ロンクーさん、任務が終わったら▼~
もうこうやって一緒に歩いたり~
してくれないんだよね?▼~
:[ロンクー]|そうする理由もないだろう。▼~
:[リズ]|……で…でも、その…。▼~
せっかく仲良くなったのに~
このままお別れは寂しいなって…。▼~
:[ロンクー]|はぁ…。俺はお前と~
仲良くなった覚えは無いが…。▼~
:[リズ]|そう、だよね…。▼~
:[ロンクー]|…………▼~
…まぁ、たまになら~
こうして話をするのも▼~
悪くはないと思っている…。▼~
:[リズ]|ほんとに…!? 良かった!~
これからもよろしくね、ロンクーさん!▼~
:[ロンクー]|あぁ…▼~
***支援S [#jb5af285]
:[リズ]|ロンクーさん!~
今日もおしゃべりに来たよー!▼~
:[ロンクー]|…あぁ。▼~
:[リズ]|『あぁ』って…!~
もっと嬉しそうな顔できないの?▼~
かわいい女の子が毎日毎日~
遊びに来てるんだよ?▼~
:[ロンクー]|じゃあ何だ。~
俺はお前が来るまで▼~
一人で薄笑いを浮かべながら~
待ちわびていればいいのか?▼~
:[リズ]|…うーん、それは嫌かも。▼~
:[ロンクー]|なら我慢しろ。▼~
:[リズ]|はーい。▼~
もう、いつまで経っても~
冷たいんだから…。▼~
わたしはロンクーさんがいなくなって~
寂しいんだよ。▼~
だってずっと一緒にいたのに、~
任務が終わると離れ離れなんだもん。▼~
ロンクーさんは寂しくないの?~
…って、寂しいわけないか。▼~
ロンクーさんは女嫌いだもんね。▼~
ほんとはわたしが来ない方が~
せいせいするとか思ってるでしょ?▼~
:[ロンクー]|いや…来てくれて~
嬉しいと思っている。▼~
:[リズ]|やっぱりそうだよねー…▼~
…って、えぇぇぇっ!?▼~
い、い、今の…~
わたしの聞き間違いかな!?▼~
女が遊びに来てくれて嬉しいなんて~
ロンクーさんが言うはず…▼~
:[ロンクー]|
聞き間違いではない。~
お前が来てくれて嬉しいと言った。▼~
…ずっとそばにいるうちに、~
俺の心境も変わったんだ。▼~
お前の笑顔が近くにないと…~
寂しくてな。▼~
:[リズ]|え…え!?▼~
:[ロンクー]|リズ、これを。▼~
:[リズ]|ゆ…指輪?~
ロンクーさん…、でも、女嫌いは!?▼~
:[ロンクー]|お前以外の女はまだ苦手だ。~
でも…お前だけは違う。▼~
任務と関係なく~
そばにいたいと思うようになった。▼~
お前が望んでくれるなら~
これからもそばで守らせてくれ。▼~
:[リズ]|う…うん! 望むよ!~
わたし、ずっとロンクーさんと一緒がいい!▼~
これからもそばにいて!~
ずっとずっと、離れないで…!▼~
:[ロンクー]|…了解した。▼~
**リヒト [#j3395112]
***支援C [#s017758d]
:[リヒト]|ふぅー…調子悪いかも。▼~
:[リズ]|気分が悪いの?~
いやしの杖、使おうか?▼~
:[リヒト]|ううん、そうじゃなくて…~
思うように戦えてないなと思って。▼~
:[リズ]|そういうときってあるよね…。~
あ、じゃあ練習してみよっか?▼~
:[リヒト]|練習…?▼~
:[リズ]|うん、わたしと練習試合するの。~
そうすれば調子も戻るかもしれないでしょ。▼~
ね、試してみる?▼~
:[リヒト]|それは…やめとく。無駄だもん。▼~
:[リズ]|えー。無駄だと思っている?▼~
そんなことないもん。~
わたしだってがんばれば…▼~
:[リヒト]|無駄だってば!▼~
:[リズ]|リヒト…?▼~
:[リヒト]|実戦は…生きてる人間を~
相手にしてる。▼~
向こうは殺す気で…こっちも~
その殺す気でいなきゃいけない。▼~
それで手が震えるのは…~
練習なんかじゃ直らないよ。▼~
:[リズ]|…ごめん、わたし…~
軽はずみなこと言っちゃって…▼~
…うっ…ぐすっ…▼~
:[リヒト]|ごめん…僕も、言い過ぎちゃった…▼~
:[リズ]|ごめんね、気がついてあげられなくて。~
リヒト、つらかったんだよね…。▼~
:[リヒト]|…………▼~
***支援B [#wf289c88]
:[リヒト]|リズ、なにしてるの?▼~
:[リズ]|…戦いの訓練。▼~
:[リヒト]|えっ…▼~
:[リズ]|…わたしも戦場に立ってるんだもん。~
もっと敵を倒すことを考えないとね。▼~
:[リヒト]|リズ、無理しなくてもいいよ。~
この前のことは謝るよ。だから…▼~
:[リズ]|ううん、いいの。▼~
わたしだって、いつまでもみんなに~
守られてばかりじゃいけないから。▼~
いざというときのために~
準備だけはしておかなくちゃね。▼~
:[リヒト]|でも僕…なるべく~
リズには戦って欲しくないよ。▼~
戦うってことは、向こうの~
攻撃を受けることもあるってことだよ。▼~
僕…リズが~
傷つくとこなんか見たくない…▼~
:[リズ]|そんなの、わたしだって同じだよ。~
リヒトが傷つくとこなんて見たくない。▼~
:[リヒト]|………!!▼~
:[リズ]|リヒトばっかり苦しい思いはさせないよ。~
わたしのほうがお姉さんだしね。▼~
:[リヒト]|リズ…▼~
わかったよ…ありがとう…。~
僕たち、一緒に頑張っていこうね。▼~
***支援A [#t3bd9da0]
:[リズ]|あ、リヒト。またお勉強?~
がんばってるね。▼~
:[リヒト]|うん…もっと勉強しなくちゃ~
将来クロムさんのそばにいられないもん。▼~
:[リズ]|将来…?▼~
:[リヒト]|僕ね、いつか~
クロムさんの側近になるのが夢なんだ。▼~
クロムさんは僕の憧れだから…~
少しでも近くに置いてもらいたくて。▼~
:[リズ]|そういえば自警団でも、リヒトは~
お兄ちゃんにべったりだったもんね。▼~
なにか憧れるきっかけがあったの?▼~
:[リヒト]|クロムさんはね…昔、~
いじめられてた僕を助けてくれたんだ。▼~
でもね、最初はなかなか~
素直に信用できなかったよ。▼~
僕をいじめてた奴らが弱かったから~
助けてくれたんだ、とか。▼~
:[リズ]|ふふっ。そんなことないよ。▼~
お兄ちゃんならきっと、自分より~
強い相手でも同じことをしたと思うよ。▼~
:[リヒト]|うん…そのあとね、僕は森で~
もう一度クロムさんに助けられたんだ。▼~
何十匹もいた獣たちに襲われて…~
僕もいじめっこも追い詰められたときに▼~
クロムさんが獣たちに立ち向かって、~
獣をみんな追い払ってくれた…▼~
:[リズ]|すごぉい。さすがお兄ちゃんだね。▼~
:[リヒト]|うん。でもね、僕見ちゃったんだ。~
クロムさんがその後で倒れちゃったところ…▼~
クロムさんは、僕たちのところへ来るまでに、~
別の獣と戦って…すごい怪我をしてた。▼~
それなのに、みんなの前に立って…~
命がけで戦ってくれたんだ。▼~
僕もあんな風に、誰かを守れる~
勇気と強さが欲しいと思った。▼~
:[リズ]|そっか…でもリヒトならきっと、~
お兄ちゃんみたいになれるよ。▼~
うんうん!~
わたしが保障してあげる!▼~
:[リヒト]|ありがと、リズ。~
僕、もっともっとがんばるからね。▼~
***支援S [#g0fa59fe]
:[リヒト]|リズ、だいじょうぶ?~
さっきの戦いで怪我してない?▼~
:[リズ]|心配しないで、~
どこも怪我してないよ。▼~
いつもわたしを気にかけてくれて~
ありがとう、リヒト。▼~
:[リヒト]|えへへ…▼~
:[リズ]|ねぇ、この前の話だけどね。▼~
リヒトはもう、お兄ちゃんみたいな~
勇気と強さと手に入れてると思うよ。▼~
戦うことのつらさを我慢して…~
わたしを何度も守ってくれてるもん。▼~
:[リヒト]|なにがあっても絶対に守るよ。~
…リズはクロムさんの妹だからね。▼~
:[リズ]|あ、それが理由なんだ…▼~
:[リヒト]|ううん、それだけじゃないよ。▼~
僕だけに苦しい思いをさせないって~
言ってくれたこと…うれしかったから。▼~
あのとき、リズは僕が守るって~
心に決めたんだ。▼~
:[リズ]|リヒト…▼~
:[リヒト]|これ…リズに。▼~
:[リズ]|指輪…?▼~
:[リヒト]|僕の家に伝わる指輪だよ。~
リズにつけてもらいたいんだ。▼~
この先もずーっと~
リズを守らせて欲しい…▼~
:[リズ]|…ふふ。わたしとお兄ちゃん、~
両方のそばにいたいってこと?▼~
:[リヒト]|そ、そういうことだね。▼~
:[リズ]|欲張りだなぁ、リヒトは。~
でも、うれしい。▼~
:[リヒト]|あ…じゃあ!▼~
:[リズ]|うん。~
これからもよろしくね…リヒト。▼~
**マリアベル [#j3395113]
***支援C [#so3345ko]
:[リズ]|マリアベル、~
この紅茶美味しいね!▼~
:[マリアベル]|そうですわね。▼~
リズの好きな柑橘系の香りを~
茶葉に移してありますから、▼~
きっと気に入って頂けると思っていましたわ。▼~
:[リズ]|へ…?~
わたし、柑橘系の香りが好きなの?▼~
:[マリアベル]|自分で気付いていなかったんですの!?▼~
もう何度もお茶をご一緒していますけど、▼~
リズが美味しいと言うのはいつも▼~
柑橘系の香りのするお茶でしたから、~
わたくしはてっきり…▼~
:[リズ]|へぇ、そうだったんだ。~
わたし、こういう香りが好きだったんだね…▼~
すごいね、マリアベルは。~
わたしよりわたしのことよく知ってるみたい!▼~
:[マリアベル]|そりゃそうですわ。~
だってわたくしは、リズの親友なんですもの。▼~
:[リズ]|えへへ、そうだよね。▼~
あ…でも、わたしはマリアベルの~
好きなお茶がどんなのか知らないや。▼~
:[マリアベル]|あら、残念ですわね。~
では当ててみてくださいまし。▼~
:[リズ]|うへん、そうだなぁ…
薔薇の花が入った紅茶とか?▼~
:[マリアベル]|外れですわ。▼~
:[リズ]|じゃあ、ミルクの入った紅茶!▼~
:[マリアベル]|それね外れですわ。▼~
:[リズ]|えー…わたし、あんまり~
お茶のことは詳しくないから▼~
他に何があるのかわかんないよー。▼~
:[マリアベル]|ふふ、仕方ないですわね。~
それでは正解を教えて差し上げますわ。▼~
わたくしが好きなお茶は…▼~
:[リズ]|好きなお茶は?▼~
:[マリアベル]|熊の生き血が入ったお茶ですわ。▼~
:[リズ]|ぶーーーーーーーっ!!~
げほっ、げほっ、げほっ!▼~
:[マリアベル]|リズ! お茶を吹き出すなんて~
はしたないですわよ!?▼~
:[リズ]|だ、だって、そんなお茶があるなんて~
知らなかったから…!!▼~
:[マリアベル]|今のはただの冗談ですわよ!~
ほら、早く口の周りを拭いて下さいまし!▼~
:[リズ]|えぇー!? 冗談だったの?~
わたし、うっかり信じちゃったよ…!▼~
じゃ、じゃあマリアベルの好きなお茶って~
ほんとは何なの…?▼~
:[マリアベル]|わたくしの好きなお茶は、~
リズが好きなお茶と一緒ですわよ。▼~
わたくし、リズが喜んでくれるのが~
何よりうれしいんですの。▼~
好みの茶葉がありましたら、~
わたくしに何でも言ってくださいな。▼~
:[リズ]|う、うん…ありがとう…▼~
なんかうまくごまかされたような気がする…▼~
***支援B [#i2353535]
:[マリアベル]|ふぅ。今日の戦いは今までになく~
激しいものになりましたわね。▼~
リズ、怪我はしていません。▼~
:[リズ]|うん。だいじょうぶ。~
マリアベルは?▼~
:[マリアベル]|わたくしも問題ありませんわ。▼~
:[リズ]|そっか、良かった。▼~
…………▼~
:[マリアベル]|リズ? どうしましたの?~
まさか、本当は怪我を!?▼~
:[リズ]|う、ううん。~
ほんとに怪我はしてないよ。▼~
ただ、いつまでこんなことが~
続くのかな…と思って。▼~
人が人を傷つけて、~
みんなが怖い顔になっちゃって…▼~
わたし、あの怖い顔をみると足が震えて動けなくなっちゃう。▼~
:[マリアベル]|安心して、リズ。あなたのことは~
わたくしが守りますわ。▼~
:[リズ]|だ、駄目。それでマリアベルが~
傷ついたら…わたし、そんなの嫌だよ。▼~
:[マリアベル]|だいじょうぶ、わたくしは~
そんなヘマはしませんから。▼~
:[リズ]|そんなこと言って、ペレジアの人に~
捕まってなかったっけ…?▼~
:[マリアベル]|あ、あれはやむにやまれぬ~
事情があったのですわ。▼~
と、とにかく、わたくしは~
リズを守ると決めていますの。▼~
これはわたくしの中で~
なによりも優先する正義ですから。▼~
:[リズ]|どうしてそこまでわたしを~
優先しようとしてくれるの?▼~
いつものお茶だって、いつもわたしの~
好きな物ばっかり淹れてくれるし…▼~
わたしはもっと、マリアベルのことを~
優先してほしいよ?▼~
マリアベルがケガしたら嫌だし、~
好きなお茶を我慢するのも嫌だな。▼~
:[マリアベル]|リズ…▼~
お言葉はありがたいですけれど、~
どうか気になさらないで下さいな。▼~
これはわたくしが好きでやっていることですから。~
それ以上の理由はありませんの。▼~
:[リズ]|…でも…▼~
:[マリアベル]|ほら、そんな顔を~
なさらないで下さいな。▼~
それより、水浴びに行きましょう。▼~
土ぼこりと汗で、体がベトベトですの。~
一刻も早くさっぱりしたいですわ。▼~
:[リズ]|あ! 待ってよぉ、マリアベル!
***支援A [#n1ca9807]
:[リズ]|マリアベル! 怪我!~
怪我はだいじょうぶ!?▼~
:[マリアベル]|リズったら、そんなに取り乱して~
はしたないですわよ。▼~
:[リズ]|だ、だってわたしをかばって…!▼~
:[マリアベル]|だいじょうぶですわ。~
ヘマはしないと言ったでしょう?▼~
:[リズ]|う、うん…それならいいんだけど…~
ありがとうね、マリアベル。▼~
:[マリアベル]|どういたしまして。▼~
:[リズ]|…ねぇ、マリアベル。そこまで~
わたしを守ろうとしてくれるのって…▼~
もしかして自警団に入る前のことが~
理由だったりする?▼~
:[マリアベル]|!!▼~
:[リズ]|やっぱりそうなんだ…▼~
:[マリアベル]|ふぅ…気づかれてしまったのなら~
無理に隠しても仕方ありませんわね。▼~
そうですわ。自警団に入る前のわたくしは、~
この性格が災いして、友人ができませんでした。▼~
同じ年頃の子たちからは陰口を叩かれ、~
社交界でもいつもひとりぼっち。▼~
そんな中、リズだけが唯一~
わたくしの友達になってくれましたわよね。▼~
あの時の…孤独なわたくしを~
救ってくれたのが、リズだったんですの。▼~
それが…わたくしがリズを守ると決めた~
理由ですわ。▼~
:[リズ]|そんな何年も前のこと、~
わたし忘れちゃってたのに…▼~
:[マリアベル]|わたくしは忘れませんわ、一生。~
あの時のリズの優しさを。▼~
孤立無援だったわたくしにとっては~
太陽の光にも等しい輝きでしたもの。▼~
:[リズ]|そんな…。ただわたしはマリアベルと~
仲良くなりたいと思っただけだよ。▼~
:[マリアベル]|周りに陰口を叩かれて、~
いつも一人でいるような子と?▼~
:[リズ]|周りの人が何を言ってるかなんて関係ないよ!~
どう思うか決めるのはわたしだもん!▼~
マリアベルはすっごくいい子だよ!~
だから自分を悪く言わないで…!▼~
:[マリアベル]|ふふふ。全く…~
底抜けのお人好しですわね、リズは。▼~
でも、だからこそ誰よりも信じられるし、~
絶対に守りたいと思えるのですわ。▼~
:[リズ]|マリアベル…▼~
ありがとう…でもわたし、~
守られてばっかりは嫌だから▼~
これからはわたしも~
マリアベルのことを守るよ!▼~
いつものお茶の時間だって、▼~
次からはわたしも、~
マリアベルの好きなお茶を用意する!▼~
お互いにお互いを思い合ってこそ、~
ほんとの親友だと思わない?▼~
:[マリアベル]|ふふ、そうですわね…▼~
わたくし、リズと友達になれて、~
本当に良かったですわ。▼~
貴方だけは絶対に、~
死なせたりしません…▼~
**ガイア [#j3395114]
***支援C [#s017759c]
:[リズ]|えーっと、~
ここをこうして…痛っ!▼~
:[ガイア]|リズ?~
どうかしたのか?▼~
:[リズ]|刺繍してたら、~
針で指を刺しちゃって…。▼~
:[ガイア]|それはいけないな。~
はやく手当てしないと。▼~
:[リズ]|これくらい大したことないから。~
もう血も止まってるし。▼~
:[ガイア]|小さな傷でも、放っておいたら~
大変なことになったりするんだ。▼~
ましてお前はイーリスの王族。~
もしものことがあったら大変だ。▼~
ここは手当てさせてくれ。▼~
:[リズ]|う、うん…ありがとう。~
でもね、ガイアさん。▼~
わたしのこと、王族だからって~
特別扱いしなくていいよ。▼~
:[ガイア]|そう言われてもな…~
どうしたって意識はするさ。▼~
:[リズ]|でも、お兄ちゃんだって王族だけど~
一番前に立って戦ってるでしょ?▼~
今は身分とか、そういうことを~
気にしてる場合じゃないと思うの。▼~
:[ガイア]|うーん…リズがそう言うなら~
気をつけるようにはするが。▼~
:[リズ]|そうそう。それでいいの、~
これくらいのことで騒がなくても。▼~
針で指を刺すくらい、~
刺繍してたらしょっちゅうだから。▼~
:[ガイア]|…刺繍って、そんなに傷を作るような~
もんじゃないと思うが。▼~
:[リズ]|そ、そんなことないよ?~
けっこう難しいんだから!▼~
:[ガイア]|難しい、か…。たしかに~
複雑そうな模様に挑戦しているな。▼~
これは…~
昔話の怪物かなんかか?▼~
:[リズ]|えっと…猫なんだけど。▼~
:[ガイア]|ね、猫!? これが?▼~
:[リズ]|うぅ…まだ練習中なんだもん。▼~
:[ガイア]|猫だったら、せめて~
ここをこういう風にすれば…。▼~
:[リズ]|あ、猫っぽくなってきた。~
ガイアさん、上手だね?▼~
:[ガイア]|…よかったら手伝おう。~
俺はこういう手作業、得意なんだ。▼~
:[リズ]|ほんと?~
ありがとうございまーす!▼~
:[ガイア]|まあ、刺繍のたびに怪我されては~
俺も気が休まらないからな…。▼~
***支援B [#s017759c]
:[リズ]|あとはー…ここをこうして…。▼~
:[ガイア]|いや、そうじゃない。~
ちょっと貸してみろ。ここを…。▼~
:[リズ]|あ、そういうこと?~
ふふ、これで完成だね!▼~
:[ガイア]|結局、ほとんど俺が~
刺繍をやった気がするが。▼~
:[リズ]|あはは…ありがとうございました。~
ガイアさん。▼~
わたし、ここままじゃ駄目だよね…。~
もっと裁縫の練習をしないと…。▼~
:[ガイア]|リズがそんなこと~
気にすることじゃないだろ。▼~
裁縫なんて、召使いにでも~
任せとけばいい。▼~
:[リズ]|そういうの嫌なの。自分のことは~
自分でできるようになりたいの。▼~
それにわたし、お料理もお洗濯も~
全然上手にできないから…。▼~
:[ガイア]|気にしすぎだと思うがな。▼~
:[リズ]|そうかな?▼~
ま、でも、できないより~
できるようになりたいから。▼~
:[ガイア]|そこまで悩むことではないさ。~
いつかできるようになる。▼~
俺みたいに家事が得意な~
男も、世の中ごまんといるしな。▼~
要は慣れだよ。▼~
:[リズ]|そっか、慣れかー。▼~
:[ガイア]|そうだよ。▼~
:[リズ]|なんか、がんばれそうな気がしてきた!▼~
ガイアさん、ありがとう!▼~
あの、よかったらわたしに家事のこと、~
いろいろ教えて欲しいな。▼~
:[ガイア]|え? いや、俺は~
人に物を教えられるような人間では…。▼~
:[リズ]|まーまー、そう言わずに! ね?▼~
:[ガイア]|ふぅ…わかったよ。~
リズの頼みなら断れないな。▼~
***支援A [#s017759c]
:[ガイア]|…リズ。塩を入れ過ぎだ。▼~
:[リズ]|うぅ…ごめんなさい。~
全然上達しないね、わたし。▼~
:[ガイア]|…ま、まぁ。料理も洗濯も菓子作りも~
これだけできたら上出来だ。▼~
:[リズ]|いいですよーだ、慰めなんて。▼~
ガイアさんが手伝ってくれなかったら~
どれもうまくいかなかったよ…▼~
:[ガイア]|あー…まぁ…そうかもな。▼~
:[リズ]|はぁ。こんなんじゃ、先が~
思いやられるよ…。▼~
ねえ、ガイアさんも料理や家事が~
できる女の人のほうがいいと思うよね?
:[ガイア]|え?まあ、それは…そうだが。▼~
:[リズ]|よおーし! もっともっと、ガイアさんに~
指導してもらわなくちゃ!▼~
:[ガイア]|は、はは…だが、そんなに~
一緒にいるのもどうかと思うが。▼~
:[リズ]|え? どうして?▼~
:[ガイア]|俺は盗賊だ。~
罪人の烙印を押された身。▼~
そんな俺が王族のリズの傍にいるなんて…~
褒められたもんじゃない。▼~
:[リズ]|ガイアさん…▼~
そんな言い方しないで!▼~
:[ガイア]|リ、リズ?▼~
:[リズ]|王族だからって特別扱いしないでって~
言ったじゃない!▼~
わたしが一緒にいたいって~
言ってるんだからいいの!▼~
:[ガイア]|…わかったよ。▼~
:[リズ]|うん!~
もう特別扱い禁止だからね?▼~
:[ガイア]|まいったな…▼~
***支援S [#e97e30d9]
:[リズ]|ガ・イ・ア・さん。▼~
:[ガイア]|あー…やあ。▼~
:[リズ]|あれー?~
なんだかよそよそしくない?▼~
:[ガイア]|気のせいだろ。▼~
:[リズ]|えー? ならいいけど。▼~
:[ガイア]|いちいち変なことで~
絡むな。▼~
:[リズ]|ふふっ、そうそう。~
やっと慣れてきたっぽいね?▼~
:[ガイア]|変なお姫様だ。▼~
:[リズ]|あーもう! 怪我しても~
ちりょうのつえでなおしてあげないよ!▼~
今日はガイアさんに~
贈り物があったのに。ほら!▼~
:[ガイア]|…刺繍か。~
もしかして、リズが?▼~
:[リズ]|えへへ…。~
あれからこつこつ練習したんだよ。▼~
:[ガイア]|上達したな。~
この模様、普通に猫に見える。▼~
:[リズ]|これならいいお嫁さんになれるよね?▼~
:[ガイア]|あぁ、もちろん。▼~
:[リズ]|…ふふ。うれしいなぁ。▼~
ガイアさんにそう言ってもらえるのが、~
一番うれしい…。▼~
:[ガイア]|…そんな顔で男を見ちゃ駄目だ。~
誤解されるぞ…▼~
:[リズ]|…誤解じゃないよ。▼~
:[ガイア]|………▼~
リズ…もし、俺なんかでいいなら、~
これを…受け取ってくれないか。▼~
お前のために作った品だ。~
渡す日が来るとは思ってなかったが…▼~
:[リズ]|これ、指輪…じゃあ…ガイアさん!▼~
:[ガイア]|…お互い遠慮はなしにしよう。~
これからはガイアでいい。▼~
:[リズ]|ガイア…▼~
わたし、うれしい!▼~
**グレゴ [#j3395122]
***支援C [#s027758c]
:[リズ]|きゃぁぁぁっ!▼~
:[グレゴ]|な、なんだぁ?▼~
:[リズ]|む、虫が! 長い虫が!!▼~
:[グレゴ]|おいおい、虫くらいで~
そーんなに大騒ぎするかね。▼~
太陽が落ちてきたって~
そこまでは叫ばないだろうよ。▼~
:[リズ]|だ、だって! にょろーんって!~
それにわきわきしてるし!!▼~
:[グレゴ]|まーったく、困ったお姫さんだ。~
ほれ、取れたぞ。▼~
:[リズ]|ふへぇぇぇ…助かったぁ…。~
ありがとう、グレゴさん。▼~
:[グレゴ]|虫くらいでそんだけ騒いでると~
人生大変だろうねぇ、あんた。▼~
:[リズ]|うぅ…ぐすっ。そうなの。~
わたし、苦手なものだらけで…。▼~
:[グレゴ]|んー、ほかに苦手なもんは?▼~
:[リズ]|えっと、ヘビとかカエルとか…~
あ、あと苦いものも駄目で…▼~
辛い料理も得意じゃないかな…~
あとは…暗いのも無理だし…▼~
それから、それから、深爪も怖いし~
尖ったものも嫌い。▼~
あ、一番の苦手は幽霊で…~
他には──▼~
:[グレゴ]|あー…もういい、俺が悪かった。~
苦手じゃないものを聞くべきだったな。▼~
:[リズ]|…呆れちゃうよね、こんな子。~
わたしも自分で呆れちゃうよ…。▼~
:[グレゴ]|まぁ、ちょーっと困ったちゃんだが、~
それもまたかわいげってもんだ。▼~
:[リズ]|そ、そうかな…?▼~
:[グレゴ]|女の弱さをかわいく思えるようになって~
ようやく一人前のいい男、ってな。▼~
:[リズ]|あはは。~
ありがとう、グレゴさん。▼~
***支援B [#s027758b]
:[リズ]|あ、あの…グレゴさん?~
どこに連れていくつもり?▼~
わたし、暗いの苦手だって~
言ったよね…?▼~
:[グレゴ]|暗くねぇと、雰囲気が出ねぇだろ。▼~
:[リズ]|ふ、雰囲気って…変なことしたら~
大声でお兄ちゃんを呼ぶからね!?▼~
:[グレゴ]|雇い主の妹に手をだすような~
危険な橋は渡らねぇっての。▼~
:[リズ]|じゃあ、なんの雰囲気が~
必要なの?▼~
:[グレゴ]|しっ。聞こえねぇか?~
地の底から呻くな声が…。▼~
:[リズ]|え? え? まさか…幽霊!?~
いやぁっ! ダメーーー!!▼~
:[グレゴ]|ちょっ…しー!▼~
:[リズ]|もごっ…!▼~
:[グレゴ]|思いっきり誤解を招きそうな~
叫び声は勘弁してくれよ。▼~
:[リズ]|な、なんでおどかすのよ!▼~
:[グレゴ]|いや…気合入れて~
一番きついもんを克服しちまえば▼~
他の苦手もまとめて平気に~
なるんじゃないかと思ったんだよ。▼~
:[リズ]|こんな怖いことされたら、~
克服する前に死んじゃうよ!▼~
:[グレゴ]|すまん、俺が悪かった。~
謝るから、くれぐれもクロムには…。▼~
:[リズ]|どうしようかなぁ。~
ほんとに怖かったしなぁ。▼~
:[グレゴ]|勘弁してくれ、この通り。~
悪気はなかったんだって。▼~
:[リズ]|うーん…いいよ。許してあげる。~
ほんのちょっとだけ楽しかったし。▼~
:[グレゴ]|ふぃ~助かった…。~
危うく職を失うとこだったぜ…。▼~
***支援A [#s027758a]
:[リズ]|ん、んんー…てぇぇぇいっ!▼~
:[グレゴ]|おぉっ!▼~
:[リズ]|や、やったぁ!~
やったよ、グレゴさん!▼~
わきわき虫をつかめた!~
ほら! ほら!▼~
:[グレゴ]|あー、うん。わかったから、~
あんまり顔に近づけねぇでくれるか?▼~
:[リズ]|すごいね、わたし!~
生まれて初めて虫をつかめたよ!▼~
:[グレゴ]|小せぇ虫から、徐々に大きなやつに~
挑戦していった成果が出たな。▼~
やっば人間、地道にコツコツ~
積んでいけ、ってことだな▼~
:[リズ]|この調子だと、苦手なもの全部~
克服できちゃうんじゃないかな?▼~
:[グレゴ]|そうだなぁ、こうなりゃまとめて~
ぶっ飛ばしちまうか。▼~
:[リズ]|うん!▼~
:[グレゴ]|よーし。じゃあ、苦手なもんを~
すべて紙に書き出しときな。▼~
ひとつずつ克服していこうじゃねぇか。▼~
:[リズ]|わかった、書いてみるね。▼~
:[グレゴ]|おう。そんじゃまぁ、飯にするか。~
今日は特別な夕食を用意してある。▼~
:[リズ]|そうなの?▼~
:[グレゴ]|あぁ、リズが苦手を克服した祝いだ。▼~
:[リズ]|え、でも、虫をつかめるかどうか~
わからなかったはずだよね?▼~
もしかして、わたしのこと~
信じててくれたの?▼~
:[グレゴ]|んー…そういうことになるか。~
ま、駄目だったら駄目だったで▼~
残念会ってことで食っちまえば~
よかっただけの話だしな。▼~
:[リズ]|そっか。ありがと。グレゴさん。~
わたし、これからもがんばるね!▼~
:[グレゴ]|おーう、しっかりな。▼~
***支援S [#hdc3a914]
:[リズ]|グレゴさん、大変!~
見て、これ!▼~
:[グレゴ]|んー? えらく分厚い紙の束だな。~
なんだい、こりゃ?▼~
:[リズ]|わたしの苦手なものを~
書き出した紙だよ。▼~
:[グレゴ]|あー…そうかい。▼~
:[リズ]|あ! 今、呆れたでしょ?~
困ったちゃんだって思ったんだ。▼~
:[グレゴ]|そういうわけじゃねぇが…。▼~
:[リズ]|はぁ…やっぱり無理だよね。~
もうあきらめよっかな…。▼~
:[グレゴ]|…そうだな。あきらめちまえ。▼~
:[リズ]|! グレゴさん、ひどい…!~
わたしのこと見捨てるんだ…。▼~
:[グレゴ]|そうじゃねぇって。~
リズが一生かけて苦手を克服するより▼~
俺が一生そばにいて、リズを苦手から~
守るほうが早ぇと思ったんだよ。▼~
:[リズ]|え…。▼~
:[グレゴ]|言ったろ? いい男は女の弱さを~
かわいく思うもんだ、ってな。▼~
:[リズ]|ほんとに…一生守ってくれるの?~
途中でいなくなったりしない?▼~
:[グレゴ]|ここに――指輪がある。~
これで安心できねぇか?▼~
:[リズ]|あ…嘘…どうして?▼~
:[グレゴ]|いい男はいつだって、~
準備万端だ、ってな。▼~
:[リズ]|すごぉい…グレゴさんって~
もしかしてほんとにいい男なの?▼~
:[グレゴ]|ごらんの通りだ。~
…受け取ってくれるかい?▼~
:[リズ]|うん! 絶対受け取る!~
駄目だって言っても聞かないから!▼~
:[グレゴ]|はは、男冥利に尽きるねぇ。▼~
:[リズ]|…ありがと、グレゴさん。~
わたし…しあわせだよ。▼~
:[グレゴ]|なーに言ってんだ。~
しあわせになるのはこれからだろ。▼~
:[リズ]|ふふ。そうだね。▼~
**リベラ [#p4795d83]
***支援C [#jc40e1fd]
:[リズ]|ねぇねぇ、リベラさん。~
肝だめししようよ?▼~
:[リベラ]|肝だめし…ですか?~
今、このような状況で?▼~
:[リズ]|あ、肝だめしって言っても、~
訓練のひとつなんだよ。▼~
フレデリクいわく、不測の事態への~
対応力強化が目的…なんだって。▼~
:[リベラ]|なるほど。そういうことでしたら~
ぜひ参加させていただきますよ。▼~
:[リズ]|やったぁ! じゃあ、リベラさんは~
わたしといっしょに回ろうね!▼~
:[リベラ]|ふたりで回るのですか?▼~
:[リズ]|うん。フレデリクが、ふたりひと組で、~
相手は自分で探すようにって。▼~
:[リベラ]|それで、私のところへ?~
なぜ私などを選んでくださったのです?▼~
:[リズ]|え、だってリベラさんは~
イーリス教を信じる聖職者でしょ?▼~
神竜ナーガの力で幽霊なんか~
追い払ってくれそうなんだもん。▼~
:[リベラ]|訓練の肝だめしに~
幽霊は出ないと思いますが…▼~
それに私は神竜ナーガの力の~
代行者ではありませんよ。▼~
それは聖王様だけに許される――▼~
:[リズ]|細かいことはいいから。~
早く行かないと怒られちゃうよ。▼~
:[リベラ]|そ、そんなに引っ張らなくても~
ちゃんと行きますから。▼~
***支援B [#xd6c6894]
:[リズ]|このあいだの肝だめしで~
気づいたんだけど…▼~
リベラさんって、~
すっごくきれいな顔だよね。▼~
お肌もつるんとしてるし、~
髪もさらさらだし…ずるいよ。▼~
:[リベラ]|ずるいですか、私は。▼~
:[リズ]|ずるいよ。背も高くて、~
おまけにいい匂いまでして。▼~
わたしにないもの、~
いっぱい持ってるんだもん。▼~
:[リベラ]|リズさんも、私が持っていないものを~
たくさん持っているじゃないですか。▼~
:[リズ]|たとえば?▼~
:[リベラ]|くるくると変わる表情や、~
誰とでも分け隔てなく接する広い心。▼~
周りを巻き込む明るさや~
自分を飾らない素直さ。▼~
どれも私にとっては~
うらやましいものばかりですよ。▼~
:[リズ]|うぅ~…。▼~
:[リベラ]|おや、どうされましたか?▼~
:[リズ]|リベラさん、本気で褒めるんだもん。~
恥ずかしいよ。▼~
:[リベラ]|ははは、これは失礼しました。~
あなたの前では口が軽くなるようで。▼~
:[リズ]|あ、笑った。~
珍しいよね、リベラさんが笑うのって。▼~
:[リベラ]|そうでしょうか?▼~
:[リズ]|うん。▼~
:[リベラ]|よく…見ていますね。▼~
:[リズ]|あれ? そう言われればそうかも。~
なんでだろ…?▼~
:[リベラ]|ふふ。もし答えがわかったら~
教えてくださいね。▼~
:[リズ]|はーい。▼~
***支援A [#u8860eb6]
:[リズ]|リベラさん、リベラさん!▼~
:[リベラ]|どうしました? そんなに慌てて。▼~
:[リズ]|あのね、リベラさん。~
わたし、わかった気がするの。▼~
前に言ってた、リベラさんのことを~
よく見てる理由!▼~
:[リベラ]|ほう、そうですか。▼~
:[リズ]|わたし、リベラさんのこと~
幽霊みたいに思っちゃって。▼~
:[リベラ]|…はい?▼~
:[リズ]|あ、やっぱり変だよね。▼~
:[リベラ]|なぜ、そのように思ったのですか?▼~
:[リズ]|えっと…肝だめしのときに~
初めて気づいたんだけど…▼~
リベラさんってなんだか~
透き通って見えるときがあるの。▼~
すごい美人で背も高くて~
存在感がありそうなんだけど…▼~
ふっと目を離すと、~
パッと消えちゃいそうな気がして。▼~
だから、消えちゃわないか~
ハラハラしていつも見てたの。▼~
そうしたら、なんだか本物の幽霊じゃ~
ないかなって気になっちゃって。▼~
ごめんね、変なこと言っちゃって。▼~
:[リベラ]|いいえ、私が消えて無くなりそうで~
心配だと思ってくれる気持ちは▼~
とても嬉しいですよ。▼~
:[リズ]|あの、リベラさんはわたしのこと、~
どんな風に見えるの?▼~
:[リベラ]|そうですね…生命力に溢れて~
とても生き生きと見えます。▼~
私とは正反対ですね。▼~
:[リズ]|ううん、違うよ!~
そんなことないよ!▼~
リベラさんは幽霊みたいに~
パッて消えちゃいそうだけど、▼~
でも、リベラさんもちゃんと~
生き生きして生きてるよ!▼~
:[リベラ]|そ、そうですか?▼~
…生き生きと生きているなんて~
初めて言われましたよ。▼~
***支援S [#pf0862e1]
:[リズ]|リベラさん!~
リベラさん、いる?▼~
:[リベラ]|大丈夫ですよ。私はここにいます。~
あなたの前から消えたりしてないよ。▼~
:[リズ]|ごめんね。なんだかあれから~
本当にリペラさんが消えちゃいそうで…▼~
:[リベラ]|そう言われましても…~
私は消えませんから。▼~
:[リズ]|うう、気になるよお。~
…この際ずっとそばにいられたらいいのに…▼~
:[リベラ]|え…▼~
:[リズ]|え…? わ、わわ、あ、あのえっと、~
そういう意味じゃなくって、えっと…▼~
:[リベラ]|そういう意味ではないのですか?~
それは困りましたね・・・▼~
:[リズ]|…リベラさん?▼~
:[リベラ]|私は、私がいつか~
本当に消えてしまわないように…▼~
あなたには私のそばでずっと~
見守っていてほしいのですが。▼~
:[リズ]|え、それって…▼~
:[リベラ]|これを受けとってもらえますか?▼~
:[リズ]|これ…指輪。▼~
:[リベラ]|はい。~
これから、一生私のそばにいて▼~
私が消えてしまわないよう~
見守っていてほしいのです。▼~
:[リズ]|リベラさん…▼~
うん! わたし、ずっと、~
ずっとあなたのそばにいる!▼~
:[リベラ]|ありがとうございます、リズさん。▼~
これからもずっと、ずっと、ですよ?▼~
**ヘンリー[#n925f8e2]
***支援C [#jb5rf415]
:[リズ]|ふぁ…あ。▼~
:[ヘンリー]|リズ、寝不足~?~
なんだか顔色悪いね~。▼~
:[リズ]|うん…最近うまく眠れなくて。▼~
:[ヘンリー]|ちゃんと睡眠を取っておかないと~
力出せなくなっちゃうよー。▼~
:[リズ]|わかっているんだけど…まだ戦わないと~
いけないんだって思うとね…。▼~
前の戦いでお姉ちゃんが亡くなって…~
わたし、すごく悲しかった。▼~
あんな悲しい気持ちはもう嫌なの。~
ほんとは誰にも死んで欲しくないの…。▼~
:[ヘンリー]|あはは、それは無理でしょ。~
戦争って殺し合いなんだから。▼~
誰かの命を守るには、ほかの誰かの~
命を奪わないといけないからねー。▼~
:[リズ]|ヘンリーは強いね…。~
戦う覚悟を決めてるんだね。▼~
わたしはそれができないままだから…~
こんなに苦しいんだね。▼~
:[ヘンリー]|苦しいんだったら楽にしてあげるよ。~
眠れなくてつらいんだよね?▼~
じゃあ、少し時間をちょうだい。~
ぐっすり眠れるようにしてあげる。▼~
:[リズ]|なにかいい方法があるの?~
じゃあ…お願いしちゃおうかな。▼~
:[ヘンリー]|は~い。~
ヘンリーにお任せあれ~。▼~
***支援B [#f642302f]
:[ヘンリー]|リズ~。~
不眠症は治った~?▼~
:[リズ]|うん…すっかり治ったよ。~
目を閉じたらすぐに眠っちゃうの。▼~
どうして治ったのか~
自分でもよくわからないの。▼~
:[ヘンリー]|あはっ。それはねぇ、ヘンリーの~
眠くなる黒魔術のおかげなんだよ~。▼~
:[リズ]|そ、そうだったの?~
ありがとう、ヘンリー。▼~
:[ヘンリー]|どういたしまして。~
これからも呪い続けてあげるね~。▼~
:[リズ]|うっ…そうか。これ呪いなんだね。~
なんだか体に悪そうな気がする…。▼~
ヘンリーも大変じゃない?~
毎晩儀式をするってことでしょ?▼~
:[ヘンリー]|うーん、確かに毎晩~
生け贄を探すのは骨が折れるけど。▼~
:[リズ]|い、生け贄!?▼~
:[ヘンリー]|うん、その辺の小鳥を使ってるよ。▼~
:[リズ]|やめて! こんなことのために~
小鳥さんの命を奪ったりしないで!▼~
眠れないままのほうが~
よっぽど気が楽だよ!▼~
:[ヘンリー]|そう? まぁ、リズがそう言うなら~
儀式はしないでおくけど。▼~
敵も味方も死んで欲しくなくって、~
小鳥まで死んで欲しくないの?▼~
リズって変わってるね。▼~
:[リズ]|ヘンリーこそ、~
けっこう変わってると思うけど…。▼~
わたし、自力でなんとかしてみる。~
だからもう黒魔術はやめて。▼~
:[ヘンリー]|…はーい。▼~
***支援A [#f37042e7]
:[ヘンリー]|リズ、ふらふらしてるよ。~
また寝不足なんじゃない?▼~
:[リズ]|うん…じつはそうなの。寝なくちゃと~
思ったら、余計にひそくなって…。▼~
:[ヘンリー]|ねぇ、リズ…。~
やっぱり黒魔術、使っていい~?▼~
このままじゃ倒れちゃう。~
ちゃんと休みを取ったほうがいいよ~。▼~
:[リズ]|ありがとう…優しいね、ヘンリー。~
わたしのこと心配してくれて…。▼~
:[ヘンリー]|あはは、僕が優しい?~
僕は優しくなんかないと思うよ。▼~
誰にも死んで欲しくないっていう~
リズこそ優しいよ~。▼~
どうしてそんなに優しくなれるのか~
僕には全然わかんないな~。▼~
:[リズ]|えへへ…そんな言い方されると…~
照れちゃう、なぁ…。▼~
:[ヘンリー]|あっ…倒れるよ! 危ない~!▼~
:[リズ]|ごめん、ヘンリー…。~
足がもつれちゃった。▼~
支えてくれて、ありがとね。▼~
:[ヘンリー]|あはは、お安い御用だよ~!▼~
:[リズ]|…ヘンリー、あったかいね。~
こうしてるとなんだか落ち着く…。▼~
…すぅ……すぅ…。▼~
:[ヘンリー]|あれ…寝ちゃったの?~
しばらく動かないほうがいいよね…。▼~
…ふふ。リズもあったかいな~。~
僕も眠くなってきちゃった~。▼~
***支援S [#y7982887]
:[リズ]|ヘンリー。▼~
:[ヘンリー]|あ、リズ。こんにちは~。~
今日も枕が必要?▼~
:[リズ]|ふふっ…うん、お願いしてもいい?▼~
:[ヘンリー]|もちろんだよ~。▼~
:[リズ]|えへへ…あったかい。~
ごめんね、何回もお願いしちゃって。▼~
:[ヘンリー]|ううん。僕もこうしてるの、~
気持ちいいから。▼~
リズがいいなら、毎日ずーっと~
枕になってあげてもいいよ~。▼~
僕、リズのこと好きになっちゃったんだ~。~
これからずっと一緒にいたいな~。▼~
:[リズ]|そ、それって…どういう意味?~
ひょっとして…。▼~
:[ヘンリー]|あはは、結婚しようってことだよ~。▼~
:[リズ]|そんな…。▼~
:[ヘンリー]|あ、嫌だった~? ふたりにとって~
一番都合がいい方法だと思って~。▼~
:[リズ]|い、嫌じゃないよ!~
わたしも、ヘンリーのこと好きだし…。▼~
でもでも、こんなにあっさり~
言われちゃったからさー。▼~
もっと雰囲気を~
大事にして欲しかったなぁ。▼~
:[ヘンリー]|あはは、ごめん。そういうの、~
あんまりよくわかんないから~。▼~
指輪だけは用意しといたんだけど、~
それじゃ駄目かな~?▼~
:[リズ]|ふふっ…いいよ。~
今回はそれで許してあげる。▼~
:[ヘンリー]|じゃあ、はい!▼~
:[リズ]|ありがとう、ヘンリー!~
これでずーっと一緒だね。▼~
:[ヘンリー]|あはは、そうだね~。~
とっても幸せな気分だよ~。▼~
**ドニ [#n3069b87]
***支援C [#z3f12aff]
:[リズ]|あ、いたいた。~
さがしてたんだよ、ドニ。▼~
:[ドニ]|リズさん…~
おらになにかご用だべか?▼~
:[リズ]|もう、そんな堅苦しい~
話し方はしないの。▼~
わたしのことは、お姉さんだと~
思ってくれていいんだから。▼~
:[ドニ]|お、お姉さん!?▼~
:[リズ]|わたしより年下の~
数少ない仲間だからね。▼~
なんでも頼ってくれていいんだよ。▼~
:[ドニ]|でも、イーリスの王女様に~
そんな気安いことは…。▼~
:[リズ]|わたしがいいって言ってるんだから~
それでいいの。▼~
:[ドニ]|は、はぁ…。▼~
:[リズ]|ふふ、じつを言うとね、~
わたし弟が欲しかったんだ。▼~
だからドニが仲間になってくれて~
すごくうれしいの!▼~
:[ドニ]|こ、光栄だべ。▼~
:[リズ]|さ、お姉さんになにして欲しい?~
なんでもいいんだよ。▼~
:[ドニ]|そ、そんな期待に満ちた目で~
見られても急には出ねえよ…。▼~
ちょ、ちょっと考えさせてくんろ!▼~
:[リズ]|あ、こら! ドニ!▼~
***支援B [#fdea19af]
:[リズ]|ふふ。今日はふたりで~
食糧調達係だね。▼~
なにを採りに行こうか?~
きのこ? 野草? 果物?▼~
:[ドニ]|んだな、やっぱりこういう状況だぁ。~
獣の肉がいいと思うんだべ…。▼~
:[リズ]|あ、に、肉ね。そうだよね。~
じゃあ、狩り…狩りかぁ…うぅ。▼~
:[ドニ]|だいじょうぶだぁ。昨日のうちに~
罠を作って仕掛けてあるべ。▼~
おらについてくるべさ。▼~
:[リズ]|うわ、見て見て、ドニ!~
ほんとに獣が罠にかかってるよ!▼~
:[ドニ]|よかっただ…これでリズさんに~
危ないことをさせずに済むだ。▼~
:[リズ]|すごいね、ドニは。~
どこでこんなの覚えたの?▼~
:[ドニ]|最初はおっ父に教わっただ。~
そのあとは独学で覚えたべさ。▼~
:[リズ]|そっかぁ。ドニはどこに行っても~
食べるものには困らないね。▼~
:[ドニ]|そうだといいんだべが…。~
夢を叶えるためにゃ▼~
どこででも生きられるように~
ならなきゃいけね。▼~
:[リズ]|夢…?▼~
:[ドニ]|んだ。世界中を回って~
石の謎、解くことだ。▼~
おらのおっ父は、世界中をめぐって~
石の謎、解くことを夢見てただ。▼~
だが、おっ父にはできなかっただ。~
だから、おらが代わって夢を果たすだ。▼~
:[リズ]|そうなんだ…偉いね、ドニは。~
わたしも夢が叶うように頑張らなきゃ。▼~
:[ドニ]|リズさんにも、夢があるだか?▼~
:[リズ]|あー! わたしのこと~
馬鹿にしてるでしょ!▼~
:[ドニ]|えぇっ!?~
ん、んなことねえだよ!▼~
:[リズ]|わたしはね、お姉ちゃんのように~
素敵なレディになるのが夢なの。▼~
:[ドニ]|な、なれるだよ、きっと。▼~
:[リズ]|きっと?▼~
:[ドニ]|いや、ぜ、絶対に。~
うん。なれる。間違いないだ。▼~
きれいだろなぁ。~
リズさんが素敵なレディになった姿。▼~
きっと、きれいなおべべを着て~
ダンスとか踊ったりするんだべなあ。▼~
:[リズ]|…本当にそう思う?▼~
:[ドニ]|もちろんだべよ。~
世界一きれいに違いないべ!▼~
:[リズ]|えへへ…ありがとう、ドニ。▼~
***支援A [#xee9a08f]
:[リズ]|はい、ドニ。座って座って。~
今日はわたしがお勉強を教えます。▼~
:[ドニ]|べ、勉強だべか…?~
おら、そういうのはちょっと…。▼~
できれば、クロム様に~
稽古つけてもらうほうが…。▼~
:[リズ]|お姉さんに口ごたえしないの。~
はい、じゃあ本を開いて。▼~
:|'''(一瞬暗転)'''
:[ドニ]|あの、リズさん。それ、ドラゴン座じゃなくて~
ワイバーン座じゃなかっただべか?▼~
:[リズ]|あ、あれ? そうだっけ?▼~
:[ドニ]|んだ。で、そっちの星は~
アドニスじゃね、トリフィンヌだべ。▼~
:[リズ]|うーっ、もう! 星のお勉強は終わり!~
あとは自習にします!!▼~
:[ドニ]|あ…リズさん! いけね。~
余計なこと言っちまったな…。▼~
:|'''(再度暗転)'''
:[リズ]|ぷんぷん! ドニなんて知らない!~
もうなにも教えてあげないんだから!▼~
あ、痛っ!!~
あ…足をくじいちゃったみたい…。▼~
困ったなあ、みんなのいるところから~
結構離れちゃったし▼~
どうやって帰ろう……▼~
:[ドニ]|リズさん! リズさんっ!~
どこにいるべー!?▼~
:[リズ]|えっ、ドニ!?~
ドニーっ、ここだよーっ!!▼~
:[ドニ]|あぁ、リズさん、見つかってよかったべ。~
…足、どうしたんだべ?▼~
:[リズ]|ちょっとくじいちゃったみたい。▼~
:[ドニ]|ちょっとおらに見せるだよ。▼~
…こらいけねえ。結構ひねってるべ。~
さ、リズさん、おらの背中にのるべ。▼~
:[リズ]|え…でも…▼~
:[ドニ]|いいから早く。▼~
このあたりは山賊が多いと聞いたべ。~
いつ出くわすかもしれね。▼~
:[リズ]|う、うん。▼~
:[ドニ]|よいしょっと。~
さあ、帰るべ。▼~
:[リズ]|…ドニ、わたしのこと~
さがしに来てくれたの?▼~
ごめんね、ドニ。~
わたし、お姉さん失格だね…。▼~
:[ドニ]|そんなことないべ。~
リズさんがおらなんか気にかけてくれて▼~
すごくうれしかったべ。~
これからもよろしくお願いするだよ。▼~
:[リズ]|…優しいね、ドニは…。▼~
***支援S [#x86e8d8b]
:[ドニ]|
…………。▼~
:[リズ]|
ドニ、なにやってるの?~
あれ、その手に持ってるのは…指輪?▼~
:[ドニ]|
あ…リ、リズさん!~
こ、これは、その…。▼~
:[リズ]|
…もしかして、誰かにあげるの?~
ドニ、好きな人がいるの?▼~
:[ドニ]|
…はい。▼~
:[リズ]|
だ、ダメだよ!▼~
:[ドニ]|
え…?▼~
:[リズ]|
その…ほら!~
ドニまだ子どもだし…!▼~
:[ドニ]|
…やっぱり、子ども扱いだべか…。▼~
:[リズ]|
あ、えっと、確かに思ったより~
ずっと頼りがいがあって▼~
物知りで優しくて、ひとりで~
生きてけるくらいたくましくて…▼~
あ、あれ?じゃあ…いいのか。~
う、ううん、ダメ! やっぱりダメ!▼~
:[ドニ]|
…そうだべ、ダメだべな。~
おらのこと弟としてしか見てくれてねえし▼~
お姫様とただの村人じゃ~
身分も違い過ぎるもんなあ。▼~
:[リズ]|
え、ちょ、ちょっと待って。~
…誰のことを言ってるの?▼~
:[ドニ]|
すまねえだ。優しくされて~
調子に乗っちまったべ。▼~
おら、あきらめるべ。~
それじゃ…!▼~
:|'''(ドニ、画面から消える)'''
:[リズ]|
ま、待って!~
…それってわたしのこと?▼~
:|'''(ドニ、画面に戻る)'''
:[ドニ]|
……んだ……。▼~
:[リズ]|
もうっ!~
ドニのバカバカバカバカバカ!!▼~
:[ドニ]|
あいたたた。~
だからすまねえって…▼~
:[リズ]|
なんで簡単にあきらめるのよ!~
もらわないなんて言ってないじゃない!▼~
:[ドニ]|
えっ、そ、それじゃ……▼~
:[リズ]|
…受け取るよ、指輪。~
わたし、ドニと結婚する。▼~
:[ドニ]|
え、いいんだべか?~
弟じゃないだよ?▼~
:[リズ]|
いいの。▼~
:[ドニ]|
その…おらなんかの嫁になると~
素敵なレディになれないべ。▼~
舞踏会ですてきなおべべを着て~
ダンスを踊ることもできねえだ。▼~
夢を捨てることになるべ。~
それでも、いいんだべか…?▼~
:[リズ]|
うふふ…おかしいよ、ドニ。~
そんなこと言うの。▼~
自分で指輪を持ってきておいてさ。▼~
:[ドニ]|
それはそうだども…▼~
:[リズ]|
夢を捨てるんじゃないわ。~
新しい夢が増えただけ。▼~
:[ドニ]|
新しい夢…▼~
:[リズ]|
そ。新しい夢は~
しあわせなお嫁さん。▼~
ドニと2人で作っていく~
暖かい家庭。▼~
:[ドニ]|
リズさん……▼~
:[リズ]|
それに、どこにいたって~
素敵なレディにはなれるわ。▼~
綺麗な服なんか無くてもいい。~
大事なのは中身だもん。▼~
しあわせなお嫁さんと素敵なレディ、~
両方叶うのはドニの傍しかないよ。▼~
…叶えてくれるよね。~
わたしの夢。▼~
:[ドニ]|
も、もちろんだども!~
リズさんは、おらが絶対に幸せにするだ!▼~
:[リズ]|
ありがとう、ドニ…。▼~
**ウード(親子) [#i7078b97]
***支援C [#vf5063c3]
:[ウード]|母さん、ちょっと~
教えてほしいことがあるんだが…▼~
:[リズ]|ウード!?~
どうしたの?▼~
:[ウード]|母さんの使っている~
得物の名前を教えてもらえないか?▼~
:[リズ]|得物、って武器とかの事だよね?~
どうしてそんなことを?▼~
:[ウード]|やはり息子たるもの、母の得物の~
名前くらい知っておかないとな。▼~
輝かしくも聖なる響きを~
持った名前だと俺もうれしいんだが。▼~
:[リズ]|ああ、な~んだ。~
名前ってそっちの方かあ。▼~
:[ソール]|そっち?▼~
:[リズ]|聖魔剣なんとかかんとか、とか、~
神降槍どうたらこうたら、とかでしょ?▼~
最初、『剣』とか『槍』とかって名前を~
なんで聞くんだろう?って思っちゃったよ。▼~
:[ウード]|…なんか言われ方が微妙にひっかかるが、~
まあ、それで間違いはない。▼~
で、どういう名前なんだ?▼~
:[リズ]|ないよ。▼~
:[ウード]|ええっ!~
名前をつけていないのか?▼~
:[リズ]|うん。だって必要ないもん。▼~
:[ウード]|なぜだ? 物は名を持ってはじめて~
神の力を持ち、▼~
無限の可能性を秘めた神器へと~
生まれ変わることができるというのに…▼~
:[リズ]|また始まった。~
まったくこの子ったら…▼~
そのうちに考えておくよ。~
じゃあね。▼~
:[ウード]|あ、母さん。ちょっと…▼~
うーん、しかし、母さんの武器に~
名前がないとは思わなかった。▼~
母さんの身を守るためにも~
これはなんとかしないと…▼~
***支援B [#fa2ec23a]
:[ウード]|あ、いたいた。母さん!▼~
:[リズ]|あら、ウード。どうしたの?▼~
:[ウード]|ちょっと、これを見てくれ。▼~
:[リズ]|いいよ。どれどれ…~
うわー、いっぱい書いてあるね。▼~
えーっと、『グラフガンナー』~
『バリスタスェッジ』…▼~
:[ウード]|ああ。色々考えて書き出してみたんだ。~
好きなものを選んでくれ。▼~
:[リズ]|わたしが?~
…いったいなんなの、これ?▼~
:[ウード]|名前に決まってるじゃないか。~
母さんの使ってる得物の。▼~
:[リズ]|ええっ! この大げさなのが?▼~
:[ウード]|大げさなもんか!▼~
俺の母さんが使う得物だ。~
このくらいの名前は当然さ。▼~
:[リズ]|うーん…でも、やっぱりいいよ。~
なんか、似合わないよ、わたしには。▼~
:[ウード]|だが、得物は名前を持ってはじめて~
通常を越える力を発揮するんじゃないか?▼~
そうすれば、戦場でいざという時も~
母さんの身を守って…▼~
:[リズ]|ウード!!▼~
:[ウード]|な、なんだ? いきなり大声で…▼~
:[リズ]|母さん、うれしいっ!!▼~
:[ウード]|わわっ! 急に抱きつくな!▼~
:[リズ]|そうかあ、母さん誤解してたよ。~
ウードは母さんの身を案じてくれてたんだね。▼~
やっぱりわたしの子だ。~
やさしいねえ。ウードは。スリスリ。▼~
:[ウード]|だから離れて…苦しい…▼~
:[リズ]|わかった!~
母さん、名前を考える!▼~
:[ウード]|いや、考えるもなにも、~
このリストの中から選んで…▼~
:[リズ]|おっと、お兄ちゃんから~
用事を頼まれてたんだ。▼~
じゃ、ウード、またあとでね~。▼~
:[ウード]|え、あ、母さん!▼~
…相手の話を聞かずに~
自分の世界で人をふりまわす。▼~
まったく、困った母さんだ。~
そこだけは、とても俺の母とは思えんな。うん。▼~
***支援A [#z93b3a3a]
:[リズ]|ウード!▼~
:[ウード]|母さん、どうしたんだ?▼~
:[リズ]|名前、決めたよ。▼~
:[ウード]|名前?▼~
:[リズ]|わたしの得物のだよ。▼~
:[ウード]|おお、その話か!~
早速聞かせてくれ。▼~
俺の母さんの得物の名前だ。~
さぞかし輝かしくも聖なる響きの…▼~
:[リズ]|ウード。▼~
:[ウード]|え?▼~
:[リズ]|だからウードだよ。~
得物の名前。▼~
:[ウード]|いや、それは俺の名前…▼~
:[リズ]|そうだよ。~
わたしの大切なものの名前。▼~
だから決めたの。~
これからはウードって呼ぶって。▼~
:[ウード]|母さん、その、~
やはりそれはちょっと…▼~
:[リズ]|なんで?▼~
:[ウード]|得物に秘められし聖なる力を発揮するために~
もう少し、それらしい名前を…▼~
:[リズ]|どうしてよ。いい名前だよ。ウードは!~
おまえ、ひょっとしてわたしのつけた名前が…▼~
:[ウード]|違う違う!~
そういう問題じゃなくて…▼~
:[リズ]|なんて子だろう!~
母さんのつけた名前を嫌がるなんて!!▼~
:[ウード]|だから人の話を…▼~
:[リズ]|いいよ。~
わたしはこっちのウードに守ってもらうから。▼~
こっちのウードはいつも~
わたしの側にいてくれるんだもんね。▼~
そう、たとえ壊れたとしても…▼~
:[ウード]|うわっ、やめてくれ!~
ウードが壊れるとか縁起でもない!▼~
母さんは俺が守るから~
その名前だけは…▼~
:[リズ]|本当!? 母さん、うれしい!!▼~
:[ウード]|わわっ、だから抱きつくなって…▼~
:[リズ]|じゃあ、名前をつけるのはやめておくよ。~
だってウードが守ってくれるんだもんね。▼~
:[ウード]|うーん、なんか~
うまくゴマかされたような気が…▼~
:[リズ]|そんなことないよ。▼~
代わりに、ウードが危ない時は~
必ずわたしが守ってあげる。▼~
母子なんだもん。~
聖なる名前や力なんてなくても、ね。▼~
**マーク女 [#ef05d4b9]
***支援C [#b7b36040]
:[マーク]|うーん、どうして私は母さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
父さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
父さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで母さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[リズ]|あ、マーク! 何してんのー?▼~
:[マーク]|母さん!▼~
すごいです、ちょうど今母さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?~
…あ、待って下さい。確か父さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで母さん、私たちが~
ここで会ったのは、運命ではなく絆です!▼~
:[リズ]|へー! そうなんだー!▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
私、なんで母さんのことを覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら母さん…私が母さんのこと~
思い出せるよう協力してくれませんか?▼~
:[リズ]|うん、いいよ!▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
女同士の約束ですよ!~
じゃあ私はこれで!
:|'''(マーク退場)'''
:[リズ]|うん、またねー!▼~
***支援B [#ha394703]
:[マーク]|母さんっ、今時間いいですか?▼~
:[リズ]|うん、大丈夫だよ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
私には効果がありませんでした…▼~
ねぇ母さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[リズ]|んー…。~
あたしの顔をじっと見てみるとか?▼~
:[マーク]|なるほど!それだー!!~
母さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の父さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
………………▼~
………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…▼~
母さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[リズ]|もう! それを今思い出そうと~
してるんでしょー!?▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも私は諦めませんよ!~
絶対に母さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、母さん!▼~
***支援A [#qe582fcd]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして母さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[リズ]|マーク…泣いてるの??▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
私…母さんのことも父さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
母さんが私に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[リズ]|マーク…▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[リズ]|どうしたの!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。母さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
母さんが私に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる母さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、母さん。~
全部母さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか母さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[リズ]|うん、あたしも協力するね!▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#p002326e]
- ガイアとの支援Sで最後リズの発言で「がたし」になってる -...
- マークとの支援でリズの一人称が「あたし」になっています...
- リズとヴェイクの支援C 「喧嘩するともりでしょ」になって...
- リズとリベラの支援Sでリベラではなく「リペラ」になってい...
- リズとリベラの支援Sでリベラではなく「リペラ」になってい...
- リズとマリアベルの支援Cが「それも」が「それね」になって...
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