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会話集/支援会話/ミリエル
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*ミリエルの支援会話 [#s5e74111]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#sec9c38d]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#f12e3889]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#ed119e8c]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#t0e11646]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**フレデリク [#z24982d2]
[[フレデリクのページへ>../フレデリク]]
**ヴィオール [#uc0b2887]
[[ヴィオールのページへ>../ヴィオール]]
**ソワレ [#tf7b3e66]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ヴェイク [#se3ea533]
[[ヴェイクのページへ>../ヴェイク]]
**ソール [#si124393]
[[ソールのページへ>../ソール]]
**カラム [#j3395112]
***支援C [#na77c51f]
:[ミリエル]|
…………▼~
:[カラム]|
ミリエル…~
僕…なんでにらまれてるのかな?▼~
:[ミリエル]|
いえ…目を離すと~
すぐに見失ってしまいますので。▼~
あなたはなにもせず、そこにいる。~
なのに、ふと気づくと見失っている。▼~
これは実に不可解なことです。▼~
:[カラム]|
僕…影が薄いからね…うん。▼~
:[ミリエル]|
あなたの影は~
ほかの人と同じ濃さに見えます。▼~
:[カラム]|
そうじゃなくてさ…~
存在感がないんだよね…僕って。▼~
:[ミリエル]|
存在感…。口数が少ないこと、~
自己主張しないこと、それから…▼~
しかし…あなたの存在感のなさは、~
そういう域を超えています。▼~
:[カラム]|
あのさ…もう、いいかな…?~
ずっと見られてると、緊張して…▼~
:[ミリエル]|
あなたは実に興味深い研究対象です。~
もっと観察させていただきたいです。▼~
:[カラム]|
あの、ミリエル…~
僕そろそろ…▼~
:|'''(カラム消える)'''
:[ミリエル]|
…またいなくなりました。~
実に不思議です。▼~
***支援B [#fefcc0f9]
:[カラム]|
…ミリエル…~
どうして僕と腕を組んでるの…?▼~
:[ミリエル]|
こうすれば、見失うことも~
逃げられることもありませんから。▼~
これで心置きなく~
あなたの観察に集中できます。▼~
:[カラム]|
そう…なんていうか…~
照れ臭いんだけど…▼~
:[ミリエル]|
照れ臭い?なぜですか?▼~
:[カラム]|
こ、こんな近い距離で~
人と話したことないから…▼~
:[ミリエル]|
問題ありません。私も同じです。▼~
:[カラム]|
…もしかして…~
僕をからかってるの…?▼~
:[ミリエル]|
いいえ、私はいつでも真剣です。▼~
:[カラム]|
うーん…▼~
:[ミリエル]|
では、消えてください。▼~
:[カラム]|
き、消えるの…?▼~
:[ミリエル]|
いつものように、この状態から~
いなくなってみてください。▼~
:[カラム]|
わ、わかった…▼~
:|'''(カラム消える)'''
:[ミリエル]|
…またいなくなりました。~
この結果を記録しておきましょう。▼~
***支援A [#feec1ada]
:[ミリエル]|カラムさん…~
先日はありがとうございました。▼~
:[カラム]|えっと…今日は~
観察、だっけ…しないの?▼~
:[ミリエル]|よろしいのですか?~
嫌がっていると思っていましたが。▼~
:[カラムル]|嫌だったわけじゃないよ…~
戸惑ってたんだ…うん。▼~
僕がミリエルの役に立つなら…~
付き合うよ、喜んで。▼~
:[ミリエル]|そうですか。~
では…失礼します。▼~
…さあ、消えてみてください。▼~
:[カラム]|うん…▼~
:[ミリエル]|どうしました?~
ささ、遠慮なさらずにどうぞ。▼~
:[カラム]|え、いや…~
前みたいにやってるんだけど。▼~
:[ミリエル]|…消えていません。~
ということはつまり…▼~
:[カラム]|つまり、どういうこと?▼~
:[ミリエル]|一つの仮説が成り立ちます。▼~
影の薄さとは、無意識のうちに~
人の意識に入りにくいもの…▼~
視覚、聴覚、さらには触覚でも~
感じられにくい存在なのでしょう。▼~
:[カラム]|よくわからないけど…~
でも、どうして今は見えてるの?▼~
:[ミリエル]|私はずっとカラムさんの傍で~
カラムさんの存在を知覚してきました。▼~
カラムさんをよく知っているからこそ、~
その存在に気づいた…と思われます。▼~
:[カラム]|やっぱりよくわからないけど…でもきっと、~
ミリエルが僕の傍にいてくれたからなんだね。▼~
これって、二人の間に~
絆が生まれたってことかな…▼~
:[ミリエル]|絆という表現は~
曖昧で漠然としています。▼~
単純に共にいる回数と時間が~
増えたことによるものと思われます。▼~
:[カラム]|そう言われるとなんだか~
身もふたもないんだけど…▼~
でも、嬉しいよ。▼~
:[ミリエル]|もう少し、このままでいましょう。▼~
:[カラム]|もも…もう少しって…▼~
:[ミリエル]|もう少し、このまま~
私と腕を組んだ体制でいてください。▼~
:[カラム]|…う、うん…▼~
***支援S [#s017758d]
:[ミリエル]|それにしても~
カラムさんは親切な人ですね。▼~
私の実験に、ここまで~
辛抱強く付き合っていただけるなんて。▼~
:[カラム]|こうやってると…ミリエルの~
おもしろい話が聞けるしね…▼~
…最近こうしてないと~
寂しくなるくらいだよ…▼~
:[ミリエル]|興味深いお話です。~
私もそのような感情を抱いています。▼~
容易に移ろう感情というものが、~
ここまで継続し、発展する…▼~
この発展を観察するためには、~
さらなる日数が必要になりそうです。▼~
:[カラム]|ミリエル。だったらさ…~
これをもらってくれない…かな。▼~
:[ミリエル]|それは…指輪ですね?▼~
:[カラム]|手作りの、世界でひとつの指輪…。~
僕と君がずっといっしょにいる約束…。▼~
:[ミリエル]|なるほど…。確かに、この実験は~
長い年月を費やすことになりそうです。▼~
それに、指輪をもらったときの~
この高揚感も新たな発見です。▼~
あなたには生涯をかけて実験に~
付き合ってもらうことになりますが…▼~
それでも、よろしいですか?▼~
:[カラム]|…喜んで…協力するよ、ミリエル。▼~
**ロンクー [#jr395112]
***支援C [#sr17758c]
:[ミリエル]|…太陽の輝きが月を照らしている…~
この記述をどう解釈すべきでしょうか。▼~
:[ロンクー]|…おい。▼~
:[ミリエル]|太陽はどこから~
月を照らしていると考えれば…?▼~
:[ロンクー]|…おい! くそっ…!▼~
:[ミリエル]|きゃっ…!▼~
:[ロンクー]|死ぬつもりか!~
その先は崖だ!▼~
くっ…!
うっかり女の腕を引いてしまった…!▼~
:[ミリエル]|…すみません。~
読書に集中しておりまして…▼~
:[ロンクー]|…なら、歩きながら読むのはやめろ。~
命がいくつあっても足りんぞ。▼~
:[ミリエル]|貴方の言う通りですね…。~
胸の鼓動が早くなっています…▼~
命が危険にさらされたことで、~
緊張状態になっているのですね…▼~
:[ロンクー]|…なんでもいいが、~
もう本は閉じろ。▼~
:[ミリエル]|今、考察の最中でしたので…~
思考を中断したくないのです。▼~
:[ロンクー]|俺が止めなければ~
永遠に中断されるところだった。▼~
二度と俺の手を煩わせるな。▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ミリエル]|…太陽が大地に沈んだ先から…~
月を照らしていると考えた場合…▼~
…駄目ですね。~
まだ胸の鼓動が収まっていません。▼~
***支援B [#m8836f1e]
:[ロンクー]|…二度と俺の手をわずらわせるな、~
と言ったはずだ。▼~
:[ミリエル]|はい…。~
確かにそう言っていました。▼~
:[ロンクー]|なら、なぜ何度も~
俺の前で危険な目に遭っている…。▼~
落石に気づかない…~
川に流される…そこまでは許そう。▼~
だが、さっきお前は~
馬車の前に自分から飛び出したな?▼~
:[ミリエル]|すみません。~
ロンクーさんの姿が見えましたので…。▼~
:[ロンクー]|俺が助ける前提でやっていたのか…。▼~
:[ミリエル]|はじめの何回かは偶然でしたが…~
途中で疑問が生まれました。▼~
この胸の高鳴りは…はたして~
命の危険によるものだけなのか…。▼~
:[ロンクー]|…話が飲み込めないんだが。▼~
:[ミリエル]|貴方との接触という要素も~
影響を与えているのかもしれません。▼~
普段あまり話をしない相手…~
つまり貴方との接触が、▼~
一時的な緊張状態を~
引き起こしているのかもしれません。▼~
ですので…繰り返し実験して~
この現象を検証していました。▼~
:[ロンクー]|無茶もいいところだ…。~
俺が助けなかったらどうするんだ?▼~
:[ミリエル]|…私としたことが…その可能性は~
考えていませんでしたね…。▼~
:[ロンクー]|…………。▼~
俺は女が苦手だ…。~
次は…もう助けんからな。▼~
:[ミリエル]|…女性がお嫌い…ですか?~
例えば…メスの猫などでも?▼~
:[ロンクー]|いや…動物は平気だが…。▼~
:[ミリエル]|では…メスの猿はどうでしょう?~
女性の石像の前では?▼~
:[ロンクー]|…おい。なんの話をしている?▼~
:[ミリエル]|女性だけに反応する生理現象…~
実に興味深いお話です。▼~
:[ロンクー]|やはり助けるべきでは~
なかったかもしれんな…。▼~
***支援A [#qce0f605]
:[ロンクー]|…いったい何の真似だ。▼~
:[ミリエル]|なんのことでしょうか。▼~
:[ロンクー]|とぼけるな!~
どうして俺の天幕の中に▼~
女性の石像をあんなに置いた!?▼
:[ミリエル]|あぁ…その件でしたか。▼~
先程の質問には~
主語が無いのでわかりませんでした。▼~
あれは貴方がどの程度まで~
女性に拒否反応を示すのかを▼~
調べる実験をしようと思いまして。~
…それで、結果はどうでしたか?▼~
:[ロンクー]|どうもこうもない。~
全て叩き割って天幕の外に出した。▼~
:[ミリエル]|なるほど…女性の石像に対しては~
拒否反応を示すのですね。▼~
:[ロンクー]|違う!▼~
:[ミリエル]|ご協力ありがとうございます。~
では次はメスのサルを…。▼~
:[ロンクー]|違うと言っているだろう!▼~
:[ミリエル]|?? どういうことですか?▼~
:[ロンクー]|俺が拒否反応を示したのは~
石像を女とみなしたからじゃない。▼~
天幕の中に石像など、~
邪魔で仕方がなかったからだ。▼~
それに…他の奴の目もある。▼~
:[ミリエル]|なるほど…確かに。▼~
女嫌いを主張している貴方の天幕に~
女性の石像があれば、▼~
辻褄が合わず、奇異な目で~
見られてしまいますね。▼~
:[ロンクー]|そういうことだ。▼~
:[ミリエル]|私としたことが、その点を考慮しておらず、~
申し訳ありませんでした。▼~
それでは人目につかない場所で~
もう一度実験を…。▼~
:[ロンクー]|もうやらん!▼~
:[ミリエル]|あぁ…実験結果が気になって、~
胸が高鳴ってきました…。▼~
:[ロンクー]|やらんと言っているだろう!▼~
***支援S [#s017758s]
:[ロンクー]|…ミリエルか。▼~
:[ミリエル]|なぜ…私のことがわかったのですか?▼~
:[ロンクー]|毎日毎日実験と称して~
近付いて来られたらさすがにわかる。▼~
特にお前は普段から~
妙な気配を発しているからな。▼~
:[ミリエル]|気配…それはどの器官で~
感じ取っているものなのでしょうか?▼~
実に興味深い…▼~
:[ロンクー]|今度はなんの実験だ?▼~
:[ミリエル]|…実は、新たな課題ができました。▼~
実験を通して貴方と毎日~
共に過ごすうちに…▼~
貴方ともっと一緒にいたいという欲求が~
生まれて…抑えきれないのです。▼~
:[ロンクー]|……そうか。▼~
:[ミリエル]|驚かないのですか?▼~
:[ロンクー]|どういうわけなのか知らんが、~
俺も毎日お前と共に過ごすうちに…▼~
同じ思いを抱くようになってしまった。▼~
:[ミリエル]|それは…、実験を重ねるうちに~
女性に耐性ができた、ということですか?▼~
:[ロンクー]|いや、そうじゃない。~
相変わらず他の女は苦手だ▼~
この気持ちは、お前にだけ~
向けられるもののようだ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…それは興味深い。▼~
それを踏まえた実験を~
ぜひさせていただきたいですね。▼~
:[ロンクー]|ふ…、お前はそう言うと思って、~
これを用意した。▼~
:[ミリエル]|指輪…に見えます。▼~
:[ロンクー]|…指輪だ。~
お前がこれをつければ…▼~
二人の欲求が叶えられる上に~
実験も好きなだけできる。▼~
:[ミリエル]|そんな力を秘めた指輪なのですか…~
実に興味深い…▼~
:[ロンクー]|…結婚しよう、という意味なんだが?▼~
:[ミリエル]|あぁ、そういうことですか…~
実に興味深い…▼~
:[ロンクー]|おい…~
本当にわかっているのか?▼~
:[ミリエル]|はい…今、私の心の中は~
初めての感情でいっぱいです…▼~
あまりに興味深くて…~
どうすればいいのかわかりません…▼~
:[ロンクー]|…そういうときは笑えばいいんだ。▼~
:[ミリエル]|…こうですか…?▼~
:[ロンクー]|あぁ、そうだ。▼~
**リヒト [#jgl95312]
***支援C [#j9396592]
:[リヒト]|はぁっ! ウインド!!▼~
次は…エルウインド!!▼~
よーし、最後は…ファイアー!!▼~
ふぅっ。こんなもんかな。▼~
:[ミリエル]|…………。▼~
:[リヒト]|………えっと。▼~
あのさ…ミリエルさんは~
魔法の練習とかしないの?▼~
いつも本を読んだり~
考え込んだりしてばっかりだよね?▼~
:[ミリエル]|私は…こちらのほうが~
性に合っていますので。▼~
:[リヒト]|でもさ、勉強だけじゃなくて~
実践して覚えることも大事でしょ?▼~
:[ミリエル]|確かに。仮説を検証するには…~
実践という行程が必要不可欠ですね。▼~
:|'''(ミリエル、一瞬消える)'''
:[ミリエル]|………▼~
:[リヒト]|…ミリエルさん?▼~
…なにしてるの?~
水瓶なんか持ってきて…。▼~
:[ミリエル]|この溶液に二種類の金属を入れ…~
サンダーの魔道書で刺激を与える…。▼~
…はぁっ!▼~
:[リヒト]|わっ!?▼~
:[ミリエル]|…成功です。▼~
:[リヒト]|片方の金属に、もう片方の金属が~
薄く張り付いてる…どういうこと?▼~
:[ミリエル]|雷の力で分解された金属が…~
もう片方の金属に付着したのです。▼~
:[リヒト]|よ、よくわかんないけど、すごい!▼~
すごいけど…でもさ。~
これ、戦いの役に立つの?▼~
:[ミリエル]|いえ、まったく。▼~
:[リヒト]|えぇっ!?▼~
***支援B [#sgl3758b]
:[ミリエル]|ではリヒトさん、~
あの炭にサンダーを…。▼~
:[リヒト]|はーい…はぁっ!▼~
:[ミリエル]|……………。▼~
:[リヒト]|えっ…なにこれ?▼~
:[ミリエル]|…成功です。▼~
:[リヒト]|ミリエルさん、どうして炭が光ったの?~
不思議な色の光だったよ…?▼~
:[ミリエル]|今の光も雷の力によるものです。▼~
:[リヒト]|そうなんだ…~
でも、これも戦いの役には立たないね?▼~
:[ミリエル]|立ちませんね。▼~
:[リヒト]|そもそもサンダーでも光るのに、~
どうして手間をかけて炭を光らせるの?▼~
:[ミリエル]|有用かどうか問題ではありません…~
真理の追求のためです。▼~
:[リヒト]|真理の追求…。~
そんなの、考えもしなかったなぁ。▼~
ねぇ、ほかにどんな実験をするの?~
僕、もっと協力できる?▼~
:[ミリエル]|協力していただけるのは助かりますが…~
お話した通り、有用かどうかは…。▼~
:[リヒト]|いいのいいの。やるよ、僕。▼~
まったく新しい知識だもん。~
もしかしたらすごい使い方があるかも。▼~
あと、単純におもしろいし!~
:[ミリエル]|そうですか。~
では、次の実験に移りましょう。▼~
:[リヒト]|はーい!▼~
***支援A [#l8885f2d]
:[ミリエル]|…いきます!▼~
:[リヒト]|はぁっ!▼~
:[ミリエル]|…………。▼~
…やはり、同じ魔道書でも~
使い手によって結果が変化しますね。▼~
:[リヒト]|単に魔力の違いでしょ?▼~
:[ミリエル]|では…魔力とはなんなのでしょう?~
個体差を決定づける要因とは…?▼~
:[リヒト]|えっと…なんだろ?~
考えたこともなかったなぁ…。▼~
:[ミリエル]|非常に難しい問題です。~
やはり、真理へと至る道は長く険しい…。▼~
:[リヒト]|ミリエルさんってさ、~
ものの見方が人と全然違うよね。▼~
そういう考え方って~
どこから出てくるものなの?▼~
:[ミリエル]|…私の研究は…母が遺した本の~
内容を元にしています。▼~
臨終の際まで…母は本に~
無数の法則を書き記していました。▼~
荒唐無稽と言う人もいましたが…~
私にはそう思えませんでした。▼~
:[リヒト]|お母さんの本か…。ミリエルさん、~
家族のためにがんばってたんだね。▼~
僕も家のためにがんばってるんだ。~
僕の家、昔は名門貴族だったんだけど…▼~
今ちょっと落ちぶれてるから、~
僕が手柄を立てて評判を上げたいんだよ。▼~
いっしょにがんばろうね!▼~
:[ミリエル]|…えぇ、がんばりましょう。▼~
***支援S [#q14a0cd1]
:[ミリエル]|…今日の実験は~
このくらいにしておきましょう。▼~
:[リヒト]|はーい。▼~
やっぱり、ひとりで実験するより~
僕が手伝ったほうが効率いい?▼~
:[ミリエル]|はい。リヒトさんのおかげで~
実験の幅が広がっています。▼~
…ありがとうございます。▼~
:[リヒト]|あ、初めてミリエルさんから~
お礼言われたかも。えへへ。▼~
ミリエルさんさえよければ、~
このままずーっと協力してもいいよ?▼~
:[ミリエル]|ずっとですか?~
それは助かります。▼~
:[リヒト]|ほんと?~
じゃあ…これを受け取って欲しいな。▼~
:[ミリエル]|この指輪は…~
なんの実験に使うのですか?▼~
:[リヒト]|違うよ! 結婚指輪だよ!▼~
結婚すればずーっといっしょだから~
実験に協力できるでしょ?▼~
それに僕…ミリエルさんのこと、~
大好きだしさ…えへへ。▼~
:[ミリエル]|…大好き…ですか。▼~
不思議です…。その言葉を聞いて~
私の胸がじんわりと温かくなりました。▼~
どうやら…あなたに協力していただく~
実験がひとつ増えたようです。▼~
:[リヒト]|いいよ。~
僕、どこまでも付き合うから!▼~
:[ミリエル]|ふふ…。ありがとうございます…。▼~
**ガイア [#r7d39ebc]
***支援C [#o842d323]
:[ガイア]|ん…誰だ?~
カードを置きっぱなしにしてる奴は。▼~
誰か賭け事でもしてたのか?~
懐かしいな、この手触り…。▼~
これをこうして…はいよっと。~
おっ、まだ手品の腕はなまってないな。▼~
:[ミリエル]|…今…なにをしていたのですか?▼~
:[ガイア]|!! …見られてたのか。~
みんなには内緒にしといてくれ。▼~
俺はもうカードには~
手を出さないようにしてるんだ。▼~
昔、これで勝負ごとをして~
さんざんな目にあったからな…。▼~
あの時取られちまった~
限定ものの菓子のことは忘れない…!▼~
:[ミリエル]|物が無くなる…それは~
先ほどの魔術の作用ですか?▼~
:[ガイア]|魔術?▼~
:[ミリエル]|あなたの手元にあったカードが~
とつぜん消えたように見えましたが…。▼~
:[ガイア]|あ、あぁ…さっきの技か?~
技なら、こんなこともできるぜ。▼~
右手にあるカードを、こうやって…~
ほれ、こうすると左手に来るだろ。▼~
:[ミリエル]|素晴らしい…!~
空間移動の魔術ですか…?▼~
:[ガイア]|空間移動の魔術…?~
これは単なる手品だよ。▼~
:[ミリエル]|…手品とは…どういう意味ですか?▼~
:[ガイア]|つまり…錯覚を利用した技だな。▼~
ほら、ここをこうして…カードを~
先に用意しといて、あとで出しただけ。▼~
:[ミリエル]|なるほど…~
なかなか興味深いですね。▼~
ほかにも手品もあれば、~
見せていただけないでしょうか?▼~
:[ガイア]|なんだ?気に入ったのかよ。▼~
仕方ない、砂糖菓子三つの報酬で~
他の手品も見せてやるよ。▼~
***支援B [#d866c5c2]
:[ミリエル]|ガイアさん。~
また手品を見せて欲しいのですが…。▼~
:[ガイア]|…もうネタ切れだ。~
それに俺はもう手品をしたくない。▼~
:[ミリエル]|したくない?~
なぜですか?▼~
:[ガイア]|だってお前、~
全然騙されてくれないからな。▼~
俺の知ってる手品はもうほとんど~
見破られた…。▼~
適当にだまして報酬をふんだくろうと~
思ってた俺が馬鹿だったよ…。▼~
:[ミリエル]|簡単に騙されないのは、当然です。▼~
私は、この眼鏡に込めた~
戒めを守っていますから。▼~
:[ガイア]|戒め…?▼~
:[ミリエル]|自分の目に映るものをそのまま主観で~
信じてはいけないという戒めです。▼~
真理とは…客観的な観察と思索の末に~
たどり着くものですから。▼~
:[ガイア]|ふーん…。そういうもんか。~
お前、自分に厳しいんだな?▼~
:[ミリエル]|自分に妥協を許しているようでは~
何事も成し遂げることなどできません。▼~
:[ガイア]|なるほどね。~
小手先の手品に惑わされないはずだ。▼~
それじゃ俺も、~
本気出してみるかな…。▼~
:[ミリエル]|ガイアさん?▼~
:[ガイア]|よし、決めた。~
とっておきのやつを披露するぜ。▼~
お前の観察眼が勝つか、~
俺の手品が勝つか、勝負だ。▼~
:[ミリエル]|勝負、ですか?~
よくわかりませんが…。▼~
:[ガイア]|簡単だよ。~
手品を見破られたら俺の負け。▼~
俺が負けたら~
とっておきの砂糖菓子をお前にやる。▼~
お前が見破れなかったら俺の勝ち。▼~
俺が勝ったらお前が俺に~
限定ものの焼き菓子を買ってくる。▼~
さ、始めるぜ!▼~
:[ミリエル]|条件が少々気に入りませんが…~
いいでしょう。…受けて立ちます。▼~
***支援A [#oaddf9f4]
:[ミリエル]|…表情に生気がないですね、~
ガイアさん。▼~
:[ガイア]|敗者に同情はいらないぜ。~
もう放っといてくれ…。▼~
今度こそ手品はネタ切れだ。~
お前に見破られてない技はもうない…。▼~
お前に取られなかった菓子も~
胸のやつ以外はもうない…。▼~
:[ミリエル]|…本当に…もうないのですか?▼~
:[ガイア]|ない。▼~
はぁ…糖分が無いと俺~
ほんとにダメなのに…。▼~
:[ミリエル]|私が聞いているのは手品の方です。▼~
:[ガイア]|そっちか。▼~
:[ミリエル]|新しく手品を考えることは~
できないのですか?▼~
:[ガイア]|なんだよ。~
やけに食いついてくるな…。▼~
お前はもう~
俺から学ぶもんなんてないだろ?▼~
:[ミリエル]|…じつは先日の“勝負”のとき、~
私は軽い興奮状態にありました。▼~
頭脳が冴えわたり、普段以上に~
観察に集中していたと思います。▼~
:[ガイア]|そ、そうだったのか?~
いつも通りに見えたが…。▼~
:[ミリエル]|ガイアさんの…気迫、とでも~
いうものに影響されたのでしょうか。▼~
できればまた、あのときの感覚を~
経験したいのです…。▼~
:[ガイア]|…ミリエル、お前…~
案外、熱いところもあるんだな。▼~
:[ミリエル]|熱い…私が? そうでしょうか?▼~
:[ガイア]|自覚がないだけってやつか。▼~
…ま、でもそこまで~
楽しんでくれて嬉しいぜ。▼~
俺ももうちょっと頑張ってみるかな。~
新作の手品…楽しみにしててくれ。▼~
***支援S [#ofee7d3e]
:[ガイア]|できたぜ、新作の手品。~
…勝負、受けてくれるか?▼~
:[ミリエル]|それはじつに興味深いですね。~
いつでもどうぞ。▼~
:[ガイア]|ここにあるのは一枚の手ぬぐいだ。~
ほら、お前に渡すぜ。▼~
:[ミリエル]|…受け取りました。▼~
:[ガイア]|手ぬぐいを取ってみな。▼~
:[ミリエル]|あっ、私の手の上に…指輪が?▼~
:[ガイア]|どうだ、見破れたか?▼~
:[ミリエル]|いえ…わかりませんでした。~
でも、どうして…?▼~
:[ガイア]|あー…その質問、手品の仕組みと~
指輪を渡した理由、どっちを訊いてる?▼~
:[ミリエル]|両方です。▼~
:[ガイア]|じゃ、指輪を渡した理由から、~
言わせてもらうぜ。▼~
…お前といっしょだと、頭を使うし~
菓子は取られるし、色々しんどいが…▼~
なんか…楽しくてな。▼~
おかげで、俺の中で眠ってた~
熱いものを取り戻せた気がするんだ。▼~
だからこれからも、~
お前に傍にいて欲しい。▼~
もしお前も同じ気持ちなら…~
指輪、はめてくれ。▼~
:[ミリエル]|わかりました。▼~
:[ガイア]|お、おい…決断早いな!▼~
:[ミリエル]|今のガイアさんから気迫を感じます。~
“勝負”に臨むときの気迫を。▼~
あなたの気迫と、それに影響される私…~
どちらもじつに興味深い。▼~
さらなる時間をかけて、あなたを~
観察させていただきたく思います。▼~
:[ガイア]|ふ…。うれしいこと~
言ってくれるじゃないか。▼~
:[ミリエル]|ガイアさん…。▼~
:[ガイア]|ミリエル…。▼~
:[ミリエル]|指輪を取り出した手品の種を~
早く教えてください。▼~
:[ガイア]|あ、あぁ。そうだったな…。▼~
はぁ…お前の照れた顔も~
手品でぱっと見られないもんかな。▼~
ま、こればっかりは正攻法で~
頑張らないといけない、か。▼~
**グレゴ [#jg395312]
***支援C [#sg13758c]
:[グレゴ]|いよぉ、ミリエル。~
ちょっと茶でも付き合わねぇか?▼~
:[ミリエル]|…あなたは、なぜいつも…~
女性に声をかけて回っているのですか?▼~
:[グレゴ]|いい女に惹かれるのは~
自然の摂理ってもんだろ?▼~
:[ミリエル]|自然の摂理…~
興味深いお話ですね。▼~
いい女というものには…ある種の~
磁力のようなものがあるのでしょうか。▼~
:[グレゴ]|おーう、その通りだ。いい女には~
男の視線を吸い寄せる力がある。▼~
だから俺の視線は~
あんたに釘づけってわけだ。▼~
:[ミリエル]|いい女とは…どのような定義によって~
判別されるものでしょう?▼~
:[グレゴ]|て、定義?▼~
:[ミリエル]|あなたのおっしゃることが~
なんらかの法則性をもつのなら…▼~
定義と再現性があるはずです。~
私は…それが知りたい。▼~
:[グレゴ]|んー…いい女の定義なんてのは~
人それぞれとしか言いようがねぇなぁ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…では、定義づけは~
困難と考えてよさそうですね…▼~
しかしそうなると…先ほどの~
自然の摂理というお話と矛盾が…▼~
:[グレゴ]|…あんた、いつもそんなこと考えて~
生きてんのか?▼~
:[ミリエル]|えぇ…それが私の生きる目的ですから。▼~
:[グレゴ]|なーるほどねぇ…こりゃ難しいわ。▼~
:[ミリエル]|それで、お茶は、どうされますか?~
ちなみにお茶というのは……▼~
:[グレゴ]|あー…なんだな、~
それはまたの機会ってことで。▼~
:[ミリエル]|そうですか。▼~
***支援B [#sg13758b]
:[グレゴ]|へぇ…これはおもしれぇな…▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[グレゴ]|ほーう、こんな話もあるのか…▼~
:[ミリエル]|…私は、いい女ではなくなりましたか?▼~
:[グレゴ]|!? ミ、ミリエルか?~
黙って背後に立つなよ。▼~
:[ミリエル]|先日あなたは…いい女には男の視線を~
引き寄せる力があると言いました…▼~
それを検証していたのですが…~
やはり法則性はないようですね。▼~
もしくは…私がいい女では~
なくなったのか…▼~
:[グレゴ]|いやいや、あんたはいい女だよ。~
ますます磨きがかかってるいくれぇだ。▼~
今のは本に熱中して油断していた~
俺がうかつだった。▼~
いい女の接近に気づかねぇなんて、~
いい男にあるまじき失敗だぜ。▼~
:[ミリエル]|本…ですか?▼~
:[グレゴ]|さっき拾ったもんなんだが…~
これが意外なくらいおもしろくてな。▼~
規則だ定義だ法則なんてのは~
興味がなかったんだが▼~
こいつぁ上手く書いてあってな。~
時間を忘れて熱中しちまったよ。▼~
:[ミリエル]|あ…それ…私の本です。~
私の母が書いたもので…▼~
:[グレゴ]|ん? そうなのか?~
そいつぁ悪ぃことしちまったな。▼~
:[ミリエル]|…?▼~
:[グレゴ]|ちらっとだけ、思いついたことを~
中に書き込んじまった。すまん。▼~
:[ミリエル]|…かまいません。拾っていただいて~
ありがとうございました。▼~
***支援A [#sg13758a]
:[ミリエル]|少し…よろしいでしょうか?▼~
先日…私の本に、思いついたことを~
書き込んだと言っていましたね?▼~
:[グレゴ]|あー…馬鹿なことを書いたから~
文句を言いに来たってか?▼~
:[ミリエル]|いえ…ただ私には~
理解しきれないものでした。▼~
ですから、より詳しい事を~
お聞きしたいと思って。~
:[グレゴ]|そーかぁ?~
難しいことは書いてねぇと思うけどな。▼~
:[ミリエル]|そうですね。~
難しい内容ではありませんでした。▼~
ただ、母の書にある消えていた部分…~
『理論をより実践させるもの』のところに▼~
『経験』と書き込んであっただけですから…。▼~
:[グレゴ]|あー、そうだったかな。~
それが納得いかねぇのか?▼~
:[ミリエル]|違うんです。▼~
これまで私は、ここに当てはまる言葉を~
どうしても考えつけなかったんです。▼~
でも、この言葉を当てはめれば~
全ての文がしっくりくる…▼~
失礼ながら、あまり学問を修めている~
とは思えないグレゴさんがとうして…▼~
:[グレゴ]|失礼じゃねぇよ。その通りなんだから。~
ま、生きてるだけでも色々学ぶってことだよ。▼~
:[ミリエル]|それが私には足りなかった、と。~
では、どうすれば習得できるのですか?▼~
:[グレゴ]|何もしないこった。▼~
:[ミリエル]|え?▼~
:[グレゴ]|特別なことは何もしない。~
ただ起きることをあるがままに受け入れる。▼~
そうすりゃ自然とついてくるものさ。▼~
:[ミリエル]|そういうもの…でしょうか。▼~
:[グレゴ]|ああ。あんまり生き急ぎすぎると~
見えるものも見えなくなるぜ。▼~
俺が教えてやれるのは~
それくらいのこった。▼~
:[ミリエル]|…まだよくわかりません。~
考えてみます。▼~
:[グレゴ]|ま、ほどほどにな。▼~
***支援S [#u68dd786]
:[グレゴ]|よーう、ミリエル。~
また本を読んでんのか?▼~
:[ミリエル]|この間おっしゃったことを~
色々考えてみたのですが、▼~
『何もしないで受け入れることで学ぶ』など~
やはり私には理解できません。▼~
様々な事象を考え、研究し、実証してこそ~
得るものがあるのではないでしょうか?▼~
:[グレゴ]|おっと、~
俺はそいつを否定しちゃいねぇぜ。▼~
それ以外にもあるって~
話をしたまでさ。▼~
:[ミリエル]|そうでしょうか…▼~
:[グレゴ]|んー…そうだな。じゃああんた、~
『愛』って何か証明できるか?▼~
:[ミリエル]|『愛』…ですか?▼~
:[グレゴ]|そうだ。人を愛する気持ち。人を思う気持ち。~
こいつはどういう代物だい?▼~
:[ミリエル]|分かりません…~
条件付けが漠然としているのかも…▼~
:[グレゴ]|じゃあ条件を絞ろうか。~
いま俺は、あんたにこれを贈りたい。▼~
これってどういう気持ちだろうな?▼~
:[ミリエル]|…指輪?~
それはつまり、私と結婚したい…▼~
でも、これってそういう問題では…▼~
:[グレゴ]|証明できそうか?▼~
俺の説明が難しけりゃ、~
まずあんたの気持ちでもいいんだぜ?▼~
:[ミリエル]|分からない…たしかに説明できません。~
あなたの気持も、私の気持ちも。▼~
ただ、なんとなく嬉しくて~
漠然とお礼を言いたい気持ちが…▼~
いえ、そんなことではいけませんね。~
ちゃんと論理的に検証して…▼~
:[グレゴ]|そこだよ、~
俺が言ってるのは。▼~
その調子じゃ~
いつまでも結論なんてでねぇぜ。▼~
それよりも、今の自分に向き合って~
思いをあるがままに受け止める。▼~
そこから新しい発見や経験ってもんが~
生まれてくるんじゃねぇのか?▼~
:[ミリエル]|確かに…~
正直、よく理解できませんが▼~
あるがままに受け入れれば~
違う世界が見えてくる気がします。▼~
:[グレゴ]|そ、人の思いの仕組みなんてものは~
そう簡単にゃあ分からねえもんだよ。▼~
なにせ一生かかって~
学んでいくものだからなぁ。▼~
これからは、一緒に考えていこうぜ。~
俺も手伝うから、さ。▼~
:[ミリエル]|そう…ですね。▼~
まずは今のうれしい思いを~
受け入れることにします。▼~
…これからずっと、私の探求に~
付き合ってくださるんですよね?▼~
:[グレゴ]|もちろんさ!~
一生、ずっとな。▼~
**リベラ [#k353a321]
***支援C [#e4bae073]
:[老人]|ありがとうございました、リベラ様~
おかげで心の内が晴れました。▼~
:[リベラ]|そうですか。~
それはよかった。▼~
:[ミリエル]|………。▼~
:[老人]|それに、いいお話を~
たくさん聞かせていただいて…▼~
生きる希望がわいてきました。~
本当にありがとうございます。▼~
:[リベラ]|色々大変でしょうが~
これからもがんばってくださいね。▼~
:[ミリエル]|………。▼~
:[リベラ]|おや、ミリエルさん~
どうしたのですか、こんなところで。▼~
:[ミリエル]|リベラさんが~
なさっていたことを見ていたのです。▼~
:[リベラ]|ああ、今のことですか。▼~
近くの村の人々にイーリスの教えの話を~
少しばかり、させていただいていました。▼~
:[ミリエル]|教えは伝わりましたか?▼~
:[リベラ]|と、信じています。▼~
イーリスの教えは皆さんにとっても~
生きる道しるべになるもの。▼~
これから日々を暮らしていく上で~
心の糧となってくれることでしょう。▼~
:[ミリエル]|なら、もっと多くの人に~
伝えたいのではないですか?▼~
:[リベラ]|それは、まあ、そうれができれば…~
ですが、どうしてそんなことを?▼~
:[ミリエル]|見ていて思ったのですが~
リベラさんのやり方は非効率的です。▼~
:[リベラ]|非効率的…ですか?▼~
:[ミリエル]|ええ。人の集め方や場所の決め方など、~
もっと論理的にやれば▼~
少ない労力でも、より効果的に~
人々に伝える事ができるはずです。▼~
:[リベラ]|しかし、そんなことは…▼~
:[ミリエル]|不可能、と?▼~
事象を論理的に分析、検討して~
対策をたてれば必ず可能です。▼~
とはいえ、これでは机上の空論と~
思われても仕方がないこと…▼~
まず私がやってごらんにいれます。▼~
:[リベラ]|あなたが?▼~
:[ミリエル]|はい。といっても私がイーリス教を~
伝導するのは難しいので▼~
そこはリベラさんにお願いして~
私は方法を考えさせていただきます。▼~
では、後ほど…▼~
:[リベラ]|あ、ちょっと、ミリエルさん…▼~
***支援B [#le8a81ff]
:[ミリエル]|リベラさん。~
先日の件ですが…▼~
:[リベラ]|先日の件? ああ、より多くの人に~
教えを伝えるための方法、でしたっけ?▼~
:[ミリエル]|はい。だいたいの形を考えてきました。▼~
まずは多くの人が集まれるよう広い場所を~
選定します。交通がいいのも条件ですね。▼~
さらに、お話しをする前に近くの村々で~
そのことを伝えてまわります。▼~
実際にお話しをされるときは、魔法で~
声を大きくして、みんなに聞こえるように…▼~
:[リベラ]|ちょ、ちょっと待ってください、~
ミリエルさん。▼~
:[ミリエル]|どうされました?▼~
:[リベラ]|多くの人を集めて、~
一斉にお話しをするということですか?▼~
:[ミリエル]|そうです。そうすれば~
リベラさんの労力は最小限ですみます。▼~
:[リベラ]|ですが、来ていただいた方~
ひとりひとりに向き合えないじゃないですか。▼~
:[ミリエル]|ひとりひとりを一々相手にするのは~
時間と労力の面から非効率です。▼~
大規模な集まりにした方が~
より多くの人に伝えられるはずです。▼~
:[リベラ]|しかし…▼~
:[ミリエル]|今のところ私の理論に間違いは~
見あたりません。必ず上手くいきます。▼~
:[リベラ]|そこまでおっしゃるなら…~
一度やってみましょうか。▼~
:[ミリエル]|はい。机上の空論でないことを~
お見せいたします。▼~
***支援A [#m8d2b32c]
:[ミリエル]|おかしいわ。~
こんなはずでは…▼~
:[リベラ]|どうしました、ミリエルさん。▼~
:[ミリエル]|イーリス教を伝える集い、最近は~
参加する方が少なくなってきています。▼~
最初の頃は、もっと多くの人が~
集まっていたと記憶しているのですが。▼~
:[リベラ]|ええ、そのようですね。▼~
:[ミリエル]|私の計画は完璧だったはずです。▼~
今考え直しても~
論理的に欠陥は見あたりません。▼~
それなのに、なぜ…▼~
:[リベラ]|ミリエルさん、あなたは大切な事を一つ~
忘れていたのではないですか?▼~
:[ミリエル]|大切な事…ですか?▼~
:[リベラ]|ええ。人の心です。▼~
たしかにミリエルさんの方法なら~
多くの人に教えを伝えることはできるでしょう。▼~
ですが、伝えた教えが~
その人たちの心に届くかは別問題です。▼~
:[ミリエル]|…私のやり方では~
心に届かなかった、と?▼~
:[リベラ]|人はそれぞれの事情で~
イーリスの教えに救いを求めます。▼~
それを、万人に通用するような~
普遍的な話だけをしても▼~
結局その教えは、誰の心にも届かず~
救えないことになるとは思いませんか?▼~
:[ミリエル]|それは、一理あります。~
おっしゃる通りかもしれません。▼~
…ひょっとして最初から私のやり方では~
うまくいかないだろうと思ってらしたのですか?▼~
:[リベラ]|心に届く、救いをもたらすという意味では~
難しいだろうな、とは思っていました。▼~
:[ミリエル]|では、なぜ、~
やらせてくださったのです?▼~
私が聞く耳を~
もたなかったからですか?▼~
:[リベラ]|…否定はしません。▼~
でも、それにもまして~
別の効果が見込めると思ったからです。▼~
:[ミリエル]|効果…そんなものが~
あったのでしょうか?▼~
:[リベラ]|私が多くの人にめぐりあえる~
機会を作ってくれたではありませんか。▼~
:[ミリエル]|あ…▼~
:[リベラ]|物事を一つの方向だけでとらえて~
成功、失敗を決めるものではありません。▼~
ミリエルさんに機会を作ってもらったから~
私は、より多くの人と1対1で向き合える。▼~
これは素晴らしいことじゃないですか。▼~
本当に教えを伝えるという事は~
これからはじめればいいんですよ。▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。今のお言葉で、~
まず私が救われた気がします。▼~
:[リベラ]|そうですか。それはよかった…~
では、みなさんとの対話に行ってきます。▼~
:[ミリエル]|はい。~
是非、お手伝いさせてください。▼~
***支援S [#ye2f6cba]
:[ミリエル]|リベラさん、今日の集いも~
無事、終わりましたね。▼~
:[リベラ]|ミリエルさんのおかげです。~
最近よく手伝ってくださるから。▼~
:[ミリエル]|お役に立てているなら~
何よりです。▼~
私個人にとっても~
とても勉強になっていますし。▼~
:[リベラ]|ほう…どのように?▼~
:[ミリエル]|優れた論理をもって構築した代物でも~
役に立つかは用いる者の心次第…▼~
科学や技術の大前提を~
身をもって知ることができました。▼~
:[リベラ]|善悪は、それを使う者の心による…▼~
イーリスの教えにも~
それに近い言葉があります。▼~
:[ミリエル]|リベラさん、私は人の心を~
もっと詳しく知りたいと思っています。▼~
今は、人の心さえ知れば~
私の組み立てる理論も▼~
より血となり肉となって~
人々の役に立てると思えるんです。▼~
:[リベラ]|…では、まず私の心から~
探求してみていただけますか?▼~
:[ミリエル]|リベラさんの心…?▼~
:[リベラ]|手がかりとしては、あなたに~
これを差し上げたいと思っています。▼~
:[ミリエル]|これは…指輪ですね。~
つまり、私に結婚を申し込んでおられる…▼~
:[リベラ]|はい。今度は自らの心を~
探求してみてください。いかがですか?▼~
:[ミリエル]|私の心…とまどいと…うれしさが~
両方存在するように思えます。▼~
:[リベラ]|それは、この指輪を受け取って~
いただけるような心の動きですか?▼~
:[ミリエル]|はい…よろこんで~
受け取りたいという心の動きです。▼~
…人の心は不思議ですね。~
この心の動き、とても論理的とは…▼~
:[リベラ]|これからじっくり~
探求していきましょう。▼~
私もそばでお手伝いしますよ。~
一生かかってもね。▼~
**セルジュ [#nf130036]
***支援C [#ud86577e]
:[セルジュ]|ほら、ミネルヴァちゃん。~
次は羽を洗うわよ。▼~
…よしよし、いい子ね。▼~
:[ミリエル]|………?▼~
:[セルジュ]|あら、ミリエル。▼~
どうしたの?~
ミネルヴァちゃんをじっと見つめて。▼~
飛竜、好きだったかしら?▼~
:[ミリエル]|いえ。特に飛竜を好んでいるという~
わけではありません。▼~
:[セルジュ]|あら、そこまでばっさり言われると~
少し寂しいわね。▼~
:[ミリエル]|申し訳ありません。▼~
ただ、観察の対象としては非常に~
興味深く感じています。▼~
そちらの飛竜…~
ミネルヴァさんでしたか。▼~
人間の言葉を理解しているように~
見受けられます。▼~
:[セルジュ]|えぇ、とても頭のいい子だから。▼~
:[ミリエル]|一部の老齢な竜が人間の言葉を~
操ることがあるとは聞きますが▼~
飛竜においてそういう事例は~
報告されていません。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、まさかの~
世紀の大発見ということかしら。▼~
:[ミリエル]|はい。もし事実であれば~
これまでの常識が覆ります。▼~
ぜひ…観察と検証を~
させていただきたいです。▼~
:[セルジュ]|もちろん、構わないわ。~
ねぇ、ミネルヴァちゃん。▼~
…うふふ、問題ないみたい。▼~
:[ミリエル]|そうですか。~
ありがとうございます。▼~
***支援B [#y1e327c0]
:[ミリエル]|ミネルヴァさん。~
これはなんですか?▼~
:[セルジュ]|リンゴだと言っているわ。~
ミネルヴァちゃんの大好物なのよ。▼~
まぁ、一番好きなのは~
仕留めたばかりの獣の肉だけれど。▼~
:[ミリエル]|そうですか…では、~
あなたは今、いくつですか?▼~
:[セルジュ]|二十歳になったところですって。▼~
:[ミリエル]|なるほど…。▼~
:[セルジュ]|どうかしら、ミリエル。~
世紀の大発見になりそう?▼~
:[ミリエル]|そうですね…ある意味では~
大発見と言えるかもしれません。▼~
:[セルジュ]|ある意味では?▼~
:[ミリエル]|はい。これまでの観察と検証の結果…▼~
ミネルヴァさんが人間の言葉に~
反応していることはわかりましたが▼~
理解していると言えるだけの~
根拠は発見できませんでした。▼~
しかしあなたたちふたりのあいだでは▼~
明らかに意思の疎通が行われている~
ように見受けられます。▼~
これはつまり…セルジュさん、~
あなたが特殊だと考えるのが▼~
もっとも合理的な結論です。▼~
:[セルジュ]|あらあら、どういうことかしら。▼~
:[ミリエル]|つまり、ミネルヴァさんと相互に~
意思を通じ合えるのはセルジュさんだけで▼~
普通の人間には~
不可能だということです。▼~
飛竜の言葉を理解する人間…~
これはこれで、歴史的な発見です。▼~
:[セルジュ]|そうかしら? でもスミアは~
ペガサスの言葉がわかるらしいわよ。▼~
ほかにも、人間以外の生物を意思を~
通じ合える人を何人か知っているわ。▼~
:[ミリエル]|…なるほど。まだまだ結論づけるのは~
早いということですか…興味深いです。▼~
***支援A [#sf3a6650]
:[ミリエル]|? 今日は…セルジュさんは~
いらっしゃらないようですね。▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
:[ミリエル]|…おや、何か恐ろしい~
獣のうなり声のようなものが聞こえますが…▼~
あぁ、やはりミネルヴァさんでしたか。~
…おなかが空いているのですか?▼~
ちょうどここに、リンゴがあります。~
よろしかったらどうぞ。▼~
………▼~
…私の手までいっしょに食べるのは~
やめていただけますか?▼~
(セルジュ登場)~
:[セルジュ]|こら、ミネルヴァちゃん!▼~
…ごめんなさいね、ミリエル。~
だいじょうぶだったかしら?▼~
:[ミリエル]|はい。本気で噛むつもりは~
なかったようですから。▼~
:[セルジュ]|ふふ。▼~
:[ミリエル]|なにか?▼~
:[セルジュ]|失礼。ミリエルがミネルヴァちゃんと~
仲良しになってくれたのが嬉しくて。▼~
:[ミリエル]|仲良し…そうでしょうか?▼~
:[セルジュ]|えぇ。ミネルヴァちゃんと意思が~
通じているように見えるわ。▼~
:[ミリエル]|私が、ミネルヴァさんと…。~
まさか私も特殊な人間?▼~
:[セルジュ]|いいえ。きっと、時間が育む絆が~
意思の疎通を可能にしたのよ。▼~
:[ミリエル]|そういうことも…あるのですか。▼~
:[セルジュ]|あなた自身が証明していると思うわよ。▼~
:[ミリエル]|確かに…そうかもしれません。▼~
これは観察と検証の対象を~
私自身にまで広げる必要があるようです…▼~
ご迷惑かもしれませんが~
もうしばらくの間、▼~
私の観察と検証に~
お付き合いいただけないでしょうか。▼~
:[セルジュ]|もちろん私は構わないわよ。~
あとは…▼~
:[ミリエル]|ミネルヴァさん、~
お付き合いいただけますか?▼~
:|'''(ミネルヴァの鳴き声)'''
:[ミリエル]|………▼~
了解していただいた…と~
考えて問題ないでしょうか?▼~
:[セルジュ]|あなたが感じた通りよ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…ありがとうございます。~
これからもよろしくお願いいたします。▼~
:[セルジュ]|こちらこそ、よろしくお願いしますわ。▼~
**ヘンリー [#a1029384]
***支援C [#a2034837]
:[ミリエル]|ヘンリーさん・・・~
先ほどはありがとうございました。▼~
:[ヘンリー]|あはは、さっきは僕、~
びっくりしちゃった~。▼~
ミリエルの肩に毒蛇が乗ってて・・・~
仲良しさんなのかと思ったよ~。▼~
:[ミリエル]|木陰で読書に夢中になっているうち、~
上の枝から落ちてきたのでしょうね。▼~
:[ヘンリー]|僕が来なかったら咬まれてたよ。~
間一髪だったね~。▼~
:[ミリエル]|そういえば・・・ヘンリーさんはあの蛇を~
どうやって倒したのですか?▼~
手も触れず、魔道書を使ったわけでも~
なかったようでしたが・・・。▼~
:[ヘンリー]|あれは呪術だよ~。魔道書だと~
ミリエルも巻き込んじゃうから~。▼~
:[ミリエル]|呪術・・・?~
それはどういった術なのでしょうか?▼~
:[ヘンリー]|あれ~? ミリエル、~
呪いたい人がいるの?▼~
:[ミリエル]|いえ・・・どうやって呪いをかけるのか、~
その仕組みに興味があります。▼~
:[ヘンリー]|仕組み? あはは、~
勉強熱心だな~、ミリエルは。▼~
じゃあちょっと見本を見せるから~
そのへんの誰かを呪ってみるね~?▼~
:[ミリエル]|その辺の誰か・・・?~
味方を呪い殺すおつもりですか?▼~
:[ヘンリー]|あ、ダメだった~?▼~
:[ミリエル]|えぇ・・・。戦力が減るのは~
軍にとって良くないことですから・・・。▼~
:[ヘンリー]|そっか~。じゃあ死なない呪いにするよ。~
それならいいでしょ~?▼~
:[ミリエル]|はい、そういうことなら・・・~
じっくりと観察させていただきます。▼~
***支援B [#zdbc7453]
:[ヘンリー]|ごめんね、ミリエル〜。~
もうあんまり呪術は見せられないかも〜。▼~
:[ミリエル]|そうなのですか…?~
ぜひ観察させて欲しかったのですが。▼~
:[ヘンリー]|ルフレに怒られたんだよ。~
手当たり次第にみんなを呪うなって〜。▼~
:[ミリエル]|ルフレさんがそう言うなら~
致し方ありませんね…▼~
おおまかな仕組みの仮説は~
立てられたので、よしとしましょう。▼~
:[ヘンリー]|あ、そうなの?~
すごーい、僕もよくわかってないのに。▼~
:[ミリエル]|一定の手続き…儀式を行うことで~
魔力を直接対象に作用させている…。▼~
魔導書も杖も使わずに魔力を行使する~
方法があるとは…大変興味深いです。▼~
:[ヘンリー]|へぇ〜。よくわかんないけど~
なんだかすごそう!▼~
:[ミリエル]|すごいのは…~
あなたの魔力です、ヘンリーさん。▼~
私の観察結果から推測するに…~
あなたの潜在魔力はかなりのものです。▼~
:[ヘンリー]|あはは、褒められてるのかな?▼~
ミリエルの言う通り、~
僕は呪術が大得意なんだ〜!▼~
本気を出したときは百人くらい~
殺したこともあるらしいよ〜!▼~
:[ミリエル]|ある…らしい?▼~
:[ヘンリー]|あ、えーっと。そのときのことは~
あんまり覚えてないんだ、えへへ。▼~
:[ミリエル]|よくわかりませんが…ともかく~
あなたの力には興味が尽きません。▼~
あなたがどれだけの魔力を秘めているか~
これからも観察させてください。▼~
:[ヘンリー]|いいよ〜。どうぞ、~
心ゆくまで見ていって〜。▼~
***支援A [#bc74dc94]
:[ヘンリー]|うーん、~
やっぱり無理かなぁ〜。▼~
:[ミリエル]|どうしました?▼~
:[ヘンリー]|あ、ミリエル。実はこの前~
通りかかった町でね〜、▼~
おっきなお腹の~
女の人がいたんだ。▼~
歩きにくそうにしてたから~
荷物を持ってあげたんだけど…。▼~
:[ミリエル]|それは助かったでしょうね。~
身重の方は大変らしいですから。▼~
:[ヘンリー]|人間って不便だよね〜、子どもを~
ひとり産むのにあんな体になって。▼~
だから、呪術で赤ちゃんと作り出せれば~
もっと楽になると思ったんだ〜。▼~
:[ミリエル]|なるほど…。▼~
:[ヘンリー]|だから、命を生み出す呪術はないか~
探したんだけど…見つからなくて。▼~
殺すのは簡単なのに…~
生み出すのは難しいんだね〜。▼~
:[ミリエル]|生命の創造に至る過程は~
神秘に満ちています。▼~
数多の賢人が知恵を尽くしても~
いまだ辿りつけない、奥深き謎です。▼~
:[ヘンリー]|ミリエルにもわからないくらい~
難しくて大変なことなんだね〜。▼~
:[ミリエル]|えぇ。生命にはまだまだ~
多くの謎が眠っています。▼~
大変興味深い研究対象です…。▼~
:[ヘンリー]|僕も興味あるな〜。~
よかったら手伝うよ〜。▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。▼~
***支援S [#qc5e9b65]
:[ヘンリー]|ミリエル、生命の創造の研究、~
あれから進んでる〜?▼~
:[ミリエル]|芳しくありませんね。~
真理へ至る道は長く険しいです…。▼~
:[ヘンリー]|僕もそうなんだけど…。▼~
ひとつ、いいことを思いついたんだ〜。▼~
:[ミリエル]|なんでしょうか…?▼~
:[ヘンリー]|クロムは結婚して~
子どもが生まれたよね〜?▼~
だから、僕らも結婚したら~
子どもができるんじゃないかな〜?▼~
:[ミリエル]|なるほど…実践から~
生命の創造について学ぶわけですか。▼~
確かに、自分で経験を積めば~
手がかりをつかめるかもしれません。▼~
しかし…それでは研究のために~
結婚するような形になってしまいますが…▼~
あなたはそれでも~
構わないのですか?▼~
:[ヘンリー]|うん。だって僕、~
ミリエルのことが好きだから〜。▼~
:[ミリエル]|えっ…。~
そ、そうなのですか…?▼~
:[ヘンリー]|そうだよ〜。~
もしかして、気づいてなかった?▼~
好きでもない相手に結婚しようなんて~
言うはずないじゃない〜。▼~
確かに生命の創造の研究は~
僕もすっごく興味あるけど、▼~
それよりも、僕はミリエルとずっと~
一緒にいたいって気持ちがいちばん。▼~
ミリエルは?~
君は僕のことどう思ってるの?▼~
:[ミリエル]|…わ、私も、好きではない相手と~
このような話はしません…。▼~
:[ヘンリー]|よかった〜!~
じゃあこれ、受け取ってよ!~
:[ミリエル]|これは…指輪、ですね。~
:[ヘンリー]|結婚の誓いを立てるときは~
こうするって聞いたことがあったんだ〜。▼~
これで僕とミリエルは~
ずーっと一緒にいられるね!▼~
:[ミリエル]|はい…。なんだか胸がいっぱいになる~
不思議な気分を感じます…。▼~
:[ヘンリー]|それって、嬉しいってことかな?~
うん、僕もすごく嬉しいよ〜。▼~
例え新しい生命の研究が~
うまくいかなかったとしても、▼~
僕はミリエルといられれば~
それだけで幸せだよ〜。▼~
:[ミリエル]|ヘンリーさん…。~
ありがとうございます…。▼~
あなたと育める命があるとしたら…~
それはとても素晴しい物なのでしょうね…。▼~
**ドニ [#t50a3494]
***支援C [#idac9c57]
:[ドニ]|あの…ミリエルさん~
ちょっと、いいべか?▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[ドニ]|その…ミリエルさん?▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[ドニ]|ミリエルさん!!▼~
:[ミリエル]|はうっ!~
な、なんですか! いきなり大声で。▼~
:[ドニ]|す、すまねえだ。その…声をかけても~
全然気づいてもらえねかったもんで。▼~
:[ミリエル]|そうだったのですか?▼~
こちらこそ、ごめんなさい。~
書に夢中で気がつかなかったようです。▼~
:[ドニ]|ミリエルさんって~
いつも本を読んでるだべか?▼~
:[ミリエル]|そうですね。時間があるときには~
なるべく書に親しむようにしています。▼~
:[ドニ]|じゃあ、学問とかも~
いっぱいやってるだべか?▼~
:[ミリエル]|いっぱい、という表現が適切かは~
わかりませんが、人並み以上には。▼~
:[ドニ]|そっかぁ…ミリエルさん、~
実は、お願いがあるだ。▼~
その…~
おらに、学問を教えてけれ!▼~
:[ミリエル]|教える、ですか?~
ドニさんに?▼~
:[ドニ]|んだ。~
おら、学問がしてえだよ。▼~
:[ミリエル]|…なぜ~
学問をおさめたいのです?▼~
:[ドニ]|学問をして色んなことを知ってりゃよ、~
村に帰った時、みんなの役に立てるだよ。▼~
村には学問をするところがねえ。~
だから、いろいろと苦労してるだ。▼~
:[ミリエル]|そういうことですか。▼~
ですが、私の教えられることは理論。~
直接の役には立たないかもしれませんよ。▼~
:[ドニ]|それでもかまわねえだ。理論を修めりゃ~
いざとなりゃ応用がきくべさ。▼~
:[ミリエル]|…読み書きは、できるのですか?▼~
:[ドニ]|それなら、村のおばばに教わったから~
なんとか大丈夫だべさ。▼~
:[ミリエル]|わかりました。~
私に教えられる範囲であれば…▼~
:[ドニ]|ありがてぇ。~
感謝するだ、ミリエルさん。▼~
:[ミリエル]|…私の授業は厳しいですよ。▼~
:[ドニ]|望むところだべさ!▼~
***支援B [#aa9d598d]
:[ミリエル]|…では、今日は~
ここまでにしましょう。▼~
:[ドニ]|ふー、やっと終わっただか。~
疲れたべー。▼~
:[ミリエル]|今日の内容はかなり難しいものです。~
理解に疲れるのは当然のことでしょう。▼~
…それにしても、少し意外でした。▼~
:[ドニ]|何がだべ?▼~
:[ミリエル]|ドニさんの向学心の強さです。▼~
教えることは引き受けたものの~
正直、すぐに投げ出すと思っていました。▼~
なのに、短期間で~
ここまで難しい内容についてきている。▼~
:[ドニ]|いやあ、ついていってるって言っても~
どうにかこうにかだべ。▼~
十分に理解しきれてねえ~
かもしんねえだよ。▼~
:[ミリエル]|理解が不十分でも~
先に進む気持ちが大切なのです。▼~
理解は後になって~
自然とついてくる場合もあるのですから。▼~
:[ドニ]|そういうもんだか…▼~
:[ミリエル]|貴方なら、ひょっとして…▼~
:[ドニ]|ん? どうしただ?▼~
:[ミリエル]|いえ、なんでもありません。~
さあ、授業は終わりました。▼~
後で必ず復習する事を~
忘れないようにしてください。▼~
:[ドニ]|わかっただ。▼~
***支援A [#z9aa8814]
:[ミリエル]|ドニさん、この前行った試験の~
採点が終わりました。▼~
:[ドニ]|ど、どうだったべ?▼~
:[ミリエル]|満点です。~
お見事でした。▼~
:[ドニ]|やったべ!▼~
:[ミリエル]|…これで私が教えられる~
一般的な理論は全て教えました。▼~
私の授業はここまでです。▼~
:[ドニ]|そ、そうなんだべか?~
ちょっと、さみしいだ…▼~
:[ミリエル]|学問の道に終わりはありません。▼~
これからは、ドニさんが~
自らの力で切りひらいていってください。▼~
:[ドニ]|おら一人でだか?~
うーん…▼~
:[ミリエル]|大丈夫です。ドニさんの学問的素質は~
非常に高いと推察されます。▼~
このまま学問の道を進むのに~
なんの心配もいりません。▼~
:[ドニ]|だども…そうだ、なら、ミリエルさん、~
一緒に学問を探求しねえだか?▼~
:[ミリエル]|私と一緒に?~
…いえ、それはやめたほうがいいと思います。▼~
:[ドニ]|どうしてだべ?▼~
:[ミリエル]|私と一緒にやった人で~
上手くいった例がないからです。▼~
…かつて私には、共に学問の道を~
進もうとした仲間がいました。▼~
ですが、結局は誰一人として~
共に道を歩めたものはいなかった…。▼~
:[ドニ]|なにか…問題でもあっただか?▼~
:[ミリエル]|その人たちの言葉によると~
私は独断で先へ進み過ぎるようです。▼~
確かに私は学問の探求したい思いのあまり~
まわりを省みないきらいがあります。▼~
だから、私が一人になってしまうのも~
やむをえない…▼~
:[ドニ]|そんなことねえだよ!▼~
:[ミリエル]|え…▼~
:[ドニ]|ミリエルさんについていけないのは~
そいつらの努力が足りねえだけでねえか。▼~
ミリエルさんはなんにも悪くねえ。~
だから一人になってやむをえなくねえべさ。▼~
:[ミリエル]|ドニさん…▼~
:[ドニ]|おらと一緒にやろう、ミリエルさん。~
おらは頑張ってついていくだ。▼~
今だってミリエルさんの予想を裏切って、~
ここまでたどりついたでねえか。▼~
:[ミリエル]|…これからは、今まで以上に~
厳しい道になりますよ。▼~
もう私が道を指し示してあげることも~
できないかもしれない。▼~
それでも、かまいませんか?▼~
:[ドニ]|もちろんだぁよ。~
おら、負けねえだ!▼~
***支援S [#d1fd965d]
:[ドニ]|ミリエルさん、最近~
学問がよくはかどってるんでねえか?▼~
:[ミリエル]|ええ。ドニさんのおかげです。▼~
私の思考が至らぬとき、ドニさんの助言で~
目を見開かされる時が何度もありました。▼~
1人より2人…共に学ぶことの意味を~
今、とても実感しています。▼~
:[ドニ]|そうだか…で、そのだな…~
今日は、ミリエルさんに相談があるだ。▼~
:[ミリエル]|なんでしょうか?▼~
…やはり、私と共に学問をするのは~
難しいというお話でしょうか…▼~
:[ドニ]|ちがう、ちがうだよ!~
むしろその逆だべさ。▼~
:[ミリエル]|逆、ですか?▼~
:[ドニ]|もっと一緒にというか、~
もっと他のこともというか…▼~
早い話、これを受け取ってほしいと~
言うことだべさ!▼~
:[ミリエル]|指輪…ですか?▼~
:[ドニ]|んだ。その…~
おらと結婚してほしいだ。▼~
おらはミリエルさんと、ずっとずっと~
一緒にいろんな事を探求してえだよ。▼~
:[ミリエル]|…学問の探求なら~
結婚をしなくてもできるのでは?▼~
:[ドニ]|そりゃそうだども…~
つまり、駄目ということだべか?▼~
:[ミリエル]|…でも、この指輪を受け取ることで~
学問以外の探求も▼~
ドニさんと一緒に~
行えるということになります。▼~
そして、それはとても素晴らしいことに~
私には思えます…▼~
:[ドニ]|じゃ、じゃあこの指輪…▼~
:[ミリエル]|はい…受け取らせていただきます。▼~
…これで、学問以外にも~
研究するものができましたね。▼~
:[ドニ]|んだ。でも時間はたっぷりあるだ。▼~
一生一緒に、じっくりとじっくりと~
研究していくだよ!▼~
**マーク女(親子) [#z7edbc81]
***支援C [#r9206a19]
:[マーク]|うーん、どうして私は母さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
父さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
父さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで母さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:|'''(ミリエル登場)'''
:[ミリエル]|どうしたのですか、マーク。▼~
:[マーク]|母さん!▼~
すごいです、ちょうど今母さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?~
…あ、待って下さい。確か父さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで母さん、私たちが~
ここで会ったのは、運命ではなく絆です!▼~
:[ミリエル]|どちらも目には見えない…強いものですね。▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
私、なんで母さんのことを覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら母さん…私が母さんのこと~
思い出せるよう協力してくれませんか?▼~
:[ミリエル]|はい、構いませんよ。▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
女同士の約束ですよ!~
じゃあ私はこれで!▼~
:|'''(マーク退場)'''
:[ミリエル]|…私の子にしては、随分せっかちですね。▼~
***支援B [#z61a6981]
:[マーク]|母さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ミリエル]|はい、問題ありません。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
私には効果がありませんでした…▼~
ねぇ母さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ミリエル]|貴方が未来で見ていたであろう物…つまり~
私の顔を凝視するのが効果的かと。▼~
:[マーク]|なるほど!それだー!!~
母さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の父さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
………………▼~
………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…▼~
母さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ミリエル]|それを今から思い出そうと ~
しているのではありませんでしたか?▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも私は諦めませんよ!~
絶対に母さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、母さん!▼~
***支援A [#aaeda655]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして母さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ミリエル]|なぜ泣くのです。▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
私…母さんのことも父さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
母さんが私に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ミリエル]|マーク…▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[ミリエル]|どうしたのですか?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。母さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
母さんが私に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる母さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、母さん。~
全部母さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか母さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…では、私も協力しましょう。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**ロラン(親子) [#xf722bd5]
***支援C [#s025758d]
:[ロラン]|ふむ、ふむ…~
なるほど、そういうことか。▼~
この時代には書物がたくさん~
残っていて、学び甲斐があるな。▼~
もっと勉強して、~
少しでも母様に追いつかないと…。▼~
:[ミリエル]|………▼~
:[ロラン]|あれ…母様?~
その手に持ってるのは酒瓶ですか?▼~
:[ミリエル]|はい。フェリア産の~
”竜の吐息”という、強い酒です。▼~
:[ロラン]|昼間からそんなものを…~
母様、酒好きだったのですか?▼~
:[ミリエル]|いえ…飲むわけではありません。~
こうするのです…。▼~
:[ロラン]|わっ…火を!?▼~
:[ミリエル]|…話に聞いた通りです。~
純度の高い酒は発火する…。▼~
しかし、なぜ…~
炎の色が青いのでしょうか。▼~
これは興味深い…。~
更なる検証が必要ですね。▼~
:[ロラン]|…すごいですね、母様。自分の手で~
新しい真理を発見しようとしています。▼~
誰かの知識を書物で学んでいるだけじゃ~
絶対に追いつけませんね…。▼~
母様!~
その考察、僕も参加させてください!▼~
:[ミリエル]|えぇ。共にこの現象に隠された~
真理を突き止めましょう。▼~
***支援B [#r13a3503]
:[ミリエル]|炎の中に銅塩を入れると…~
緑色の炎が生まれる。▼~
何度観察しても実に興味深い…。▼~
:[ロラン]|ほかにも炎の色が~
変わるものがあったんですね。▼~
:[ミリエル]|えぇ。まずは~
青い炎から検証してみましょう。▼~
強い酒であれば、どの酒でも~
青い炎を出すことができます。▼~
酒に含まれる、人を酔わせる力が~
青色を生んでいるのかも…。▼~
:[ロラン]|僕…ひとつ~
気になっていることがあります。▼~
青い炎と赤い炎では、金属を~
かざしたときの溶け方が違うんです。▼~
もしかすると、炎の熱さが~
関係しているんじゃないでしょうか?▼~
:[ミリエル]|なるほど…~
それは考えていませんでした。▼~
とすると…酒はほかのものよりも~
低い熱で発火するのかもしれません。▼~
さらなる検証が必要ですね。▼~
:[ロラン]|ふふ…。▼~
:[ミリエル]|…どうかしましたか?▼~
:[ロラン]|母様がうれしそうだからです。▼~
いまだに母様が僕の母様である~
完全な証明はできていませんが▼~
こうして母様の役に立てている…~
それだけで僕はしあわせです。▼~
:[ミリエル]|…確かに、私たちが親子であることの~
証明はまだ完全ではありません。▼~
ですが、私もあなたも真理を追い求める~
同志であることは間違いありません。▼~
:[ロラン]|…そうですね。親子であってもなくても~
僕たちの間には絆が生まれています。▼~
それは、もしかしたら僕にとって~
真理よりも大事なものかもしれません。▼~
:[ミリエル]|…それもまた、あなたの中の~
ひとつの真実…なのでしょう。▼~
***支援A [#t35c1fc9]
:[ロラン]|母様、~
少しこれを見てもらえませんか?▼~
:[ミリエル]|その珠は…なんでしょうか?▼~
:[ロラン]|母様が先日見つけた~
変わった色の炎についてなんですが▼~
あんまり綺麗だったので~
なにかに使えないかなと思いまして。▼~
緑、青、黄…この珠の中に、さまざまな~
色の炎を生む物を詰めてあります。▼~
これを空中で発火させれば、~
色とりどりの炎が空を彩るはずです。▼~
:[ミリエル]|…それは、真理の追究とは~
関係のない実験ですね。▼~
:[ロラン]|えぇ…確かにその通りです。▼~
:[ミリエル]|ですが、きっとその実験は…~
美しい光景を描くのでしょうね。▼~
:[ロラン]|え…えぇ!~
僕もそう思うんです!▼~
炎がよく見える夜にでも、みんなを~
集めて実験しようと思ってます。▼~
:[ミリエル]|蓄えられた知識をいかに~
活用するか…それもひとつの道。▼~
あなたの発想は…~
私にはないものです。▼~
ロラン…。その実験、~
私にも協力させていただけますか?▼~
:[ロラン]|はい!~
喜んでお願いします、母様!▼~
*コメント [#x92db020]
#comment
終了行:
*ミリエルの支援会話 [#s5e74111]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#sec9c38d]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#f12e3889]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#ed119e8c]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#t0e11646]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**フレデリク [#z24982d2]
[[フレデリクのページへ>../フレデリク]]
**ヴィオール [#uc0b2887]
[[ヴィオールのページへ>../ヴィオール]]
**ソワレ [#tf7b3e66]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ヴェイク [#se3ea533]
[[ヴェイクのページへ>../ヴェイク]]
**ソール [#si124393]
[[ソールのページへ>../ソール]]
**カラム [#j3395112]
***支援C [#na77c51f]
:[ミリエル]|
…………▼~
:[カラム]|
ミリエル…~
僕…なんでにらまれてるのかな?▼~
:[ミリエル]|
いえ…目を離すと~
すぐに見失ってしまいますので。▼~
あなたはなにもせず、そこにいる。~
なのに、ふと気づくと見失っている。▼~
これは実に不可解なことです。▼~
:[カラム]|
僕…影が薄いからね…うん。▼~
:[ミリエル]|
あなたの影は~
ほかの人と同じ濃さに見えます。▼~
:[カラム]|
そうじゃなくてさ…~
存在感がないんだよね…僕って。▼~
:[ミリエル]|
存在感…。口数が少ないこと、~
自己主張しないこと、それから…▼~
しかし…あなたの存在感のなさは、~
そういう域を超えています。▼~
:[カラム]|
あのさ…もう、いいかな…?~
ずっと見られてると、緊張して…▼~
:[ミリエル]|
あなたは実に興味深い研究対象です。~
もっと観察させていただきたいです。▼~
:[カラム]|
あの、ミリエル…~
僕そろそろ…▼~
:|'''(カラム消える)'''
:[ミリエル]|
…またいなくなりました。~
実に不思議です。▼~
***支援B [#fefcc0f9]
:[カラム]|
…ミリエル…~
どうして僕と腕を組んでるの…?▼~
:[ミリエル]|
こうすれば、見失うことも~
逃げられることもありませんから。▼~
これで心置きなく~
あなたの観察に集中できます。▼~
:[カラム]|
そう…なんていうか…~
照れ臭いんだけど…▼~
:[ミリエル]|
照れ臭い?なぜですか?▼~
:[カラム]|
こ、こんな近い距離で~
人と話したことないから…▼~
:[ミリエル]|
問題ありません。私も同じです。▼~
:[カラム]|
…もしかして…~
僕をからかってるの…?▼~
:[ミリエル]|
いいえ、私はいつでも真剣です。▼~
:[カラム]|
うーん…▼~
:[ミリエル]|
では、消えてください。▼~
:[カラム]|
き、消えるの…?▼~
:[ミリエル]|
いつものように、この状態から~
いなくなってみてください。▼~
:[カラム]|
わ、わかった…▼~
:|'''(カラム消える)'''
:[ミリエル]|
…またいなくなりました。~
この結果を記録しておきましょう。▼~
***支援A [#feec1ada]
:[ミリエル]|カラムさん…~
先日はありがとうございました。▼~
:[カラム]|えっと…今日は~
観察、だっけ…しないの?▼~
:[ミリエル]|よろしいのですか?~
嫌がっていると思っていましたが。▼~
:[カラムル]|嫌だったわけじゃないよ…~
戸惑ってたんだ…うん。▼~
僕がミリエルの役に立つなら…~
付き合うよ、喜んで。▼~
:[ミリエル]|そうですか。~
では…失礼します。▼~
…さあ、消えてみてください。▼~
:[カラム]|うん…▼~
:[ミリエル]|どうしました?~
ささ、遠慮なさらずにどうぞ。▼~
:[カラム]|え、いや…~
前みたいにやってるんだけど。▼~
:[ミリエル]|…消えていません。~
ということはつまり…▼~
:[カラム]|つまり、どういうこと?▼~
:[ミリエル]|一つの仮説が成り立ちます。▼~
影の薄さとは、無意識のうちに~
人の意識に入りにくいもの…▼~
視覚、聴覚、さらには触覚でも~
感じられにくい存在なのでしょう。▼~
:[カラム]|よくわからないけど…~
でも、どうして今は見えてるの?▼~
:[ミリエル]|私はずっとカラムさんの傍で~
カラムさんの存在を知覚してきました。▼~
カラムさんをよく知っているからこそ、~
その存在に気づいた…と思われます。▼~
:[カラム]|やっぱりよくわからないけど…でもきっと、~
ミリエルが僕の傍にいてくれたからなんだね。▼~
これって、二人の間に~
絆が生まれたってことかな…▼~
:[ミリエル]|絆という表現は~
曖昧で漠然としています。▼~
単純に共にいる回数と時間が~
増えたことによるものと思われます。▼~
:[カラム]|そう言われるとなんだか~
身もふたもないんだけど…▼~
でも、嬉しいよ。▼~
:[ミリエル]|もう少し、このままでいましょう。▼~
:[カラム]|もも…もう少しって…▼~
:[ミリエル]|もう少し、このまま~
私と腕を組んだ体制でいてください。▼~
:[カラム]|…う、うん…▼~
***支援S [#s017758d]
:[ミリエル]|それにしても~
カラムさんは親切な人ですね。▼~
私の実験に、ここまで~
辛抱強く付き合っていただけるなんて。▼~
:[カラム]|こうやってると…ミリエルの~
おもしろい話が聞けるしね…▼~
…最近こうしてないと~
寂しくなるくらいだよ…▼~
:[ミリエル]|興味深いお話です。~
私もそのような感情を抱いています。▼~
容易に移ろう感情というものが、~
ここまで継続し、発展する…▼~
この発展を観察するためには、~
さらなる日数が必要になりそうです。▼~
:[カラム]|ミリエル。だったらさ…~
これをもらってくれない…かな。▼~
:[ミリエル]|それは…指輪ですね?▼~
:[カラム]|手作りの、世界でひとつの指輪…。~
僕と君がずっといっしょにいる約束…。▼~
:[ミリエル]|なるほど…。確かに、この実験は~
長い年月を費やすことになりそうです。▼~
それに、指輪をもらったときの~
この高揚感も新たな発見です。▼~
あなたには生涯をかけて実験に~
付き合ってもらうことになりますが…▼~
それでも、よろしいですか?▼~
:[カラム]|…喜んで…協力するよ、ミリエル。▼~
**ロンクー [#jr395112]
***支援C [#sr17758c]
:[ミリエル]|…太陽の輝きが月を照らしている…~
この記述をどう解釈すべきでしょうか。▼~
:[ロンクー]|…おい。▼~
:[ミリエル]|太陽はどこから~
月を照らしていると考えれば…?▼~
:[ロンクー]|…おい! くそっ…!▼~
:[ミリエル]|きゃっ…!▼~
:[ロンクー]|死ぬつもりか!~
その先は崖だ!▼~
くっ…!
うっかり女の腕を引いてしまった…!▼~
:[ミリエル]|…すみません。~
読書に集中しておりまして…▼~
:[ロンクー]|…なら、歩きながら読むのはやめろ。~
命がいくつあっても足りんぞ。▼~
:[ミリエル]|貴方の言う通りですね…。~
胸の鼓動が早くなっています…▼~
命が危険にさらされたことで、~
緊張状態になっているのですね…▼~
:[ロンクー]|…なんでもいいが、~
もう本は閉じろ。▼~
:[ミリエル]|今、考察の最中でしたので…~
思考を中断したくないのです。▼~
:[ロンクー]|俺が止めなければ~
永遠に中断されるところだった。▼~
二度と俺の手を煩わせるな。▼~
:|'''(ロンクー退場)'''
:[ミリエル]|…太陽が大地に沈んだ先から…~
月を照らしていると考えた場合…▼~
…駄目ですね。~
まだ胸の鼓動が収まっていません。▼~
***支援B [#m8836f1e]
:[ロンクー]|…二度と俺の手をわずらわせるな、~
と言ったはずだ。▼~
:[ミリエル]|はい…。~
確かにそう言っていました。▼~
:[ロンクー]|なら、なぜ何度も~
俺の前で危険な目に遭っている…。▼~
落石に気づかない…~
川に流される…そこまでは許そう。▼~
だが、さっきお前は~
馬車の前に自分から飛び出したな?▼~
:[ミリエル]|すみません。~
ロンクーさんの姿が見えましたので…。▼~
:[ロンクー]|俺が助ける前提でやっていたのか…。▼~
:[ミリエル]|はじめの何回かは偶然でしたが…~
途中で疑問が生まれました。▼~
この胸の高鳴りは…はたして~
命の危険によるものだけなのか…。▼~
:[ロンクー]|…話が飲み込めないんだが。▼~
:[ミリエル]|貴方との接触という要素も~
影響を与えているのかもしれません。▼~
普段あまり話をしない相手…~
つまり貴方との接触が、▼~
一時的な緊張状態を~
引き起こしているのかもしれません。▼~
ですので…繰り返し実験して~
この現象を検証していました。▼~
:[ロンクー]|無茶もいいところだ…。~
俺が助けなかったらどうするんだ?▼~
:[ミリエル]|…私としたことが…その可能性は~
考えていませんでしたね…。▼~
:[ロンクー]|…………。▼~
俺は女が苦手だ…。~
次は…もう助けんからな。▼~
:[ミリエル]|…女性がお嫌い…ですか?~
例えば…メスの猫などでも?▼~
:[ロンクー]|いや…動物は平気だが…。▼~
:[ミリエル]|では…メスの猿はどうでしょう?~
女性の石像の前では?▼~
:[ロンクー]|…おい。なんの話をしている?▼~
:[ミリエル]|女性だけに反応する生理現象…~
実に興味深いお話です。▼~
:[ロンクー]|やはり助けるべきでは~
なかったかもしれんな…。▼~
***支援A [#qce0f605]
:[ロンクー]|…いったい何の真似だ。▼~
:[ミリエル]|なんのことでしょうか。▼~
:[ロンクー]|とぼけるな!~
どうして俺の天幕の中に▼~
女性の石像をあんなに置いた!?▼
:[ミリエル]|あぁ…その件でしたか。▼~
先程の質問には~
主語が無いのでわかりませんでした。▼~
あれは貴方がどの程度まで~
女性に拒否反応を示すのかを▼~
調べる実験をしようと思いまして。~
…それで、結果はどうでしたか?▼~
:[ロンクー]|どうもこうもない。~
全て叩き割って天幕の外に出した。▼~
:[ミリエル]|なるほど…女性の石像に対しては~
拒否反応を示すのですね。▼~
:[ロンクー]|違う!▼~
:[ミリエル]|ご協力ありがとうございます。~
では次はメスのサルを…。▼~
:[ロンクー]|違うと言っているだろう!▼~
:[ミリエル]|?? どういうことですか?▼~
:[ロンクー]|俺が拒否反応を示したのは~
石像を女とみなしたからじゃない。▼~
天幕の中に石像など、~
邪魔で仕方がなかったからだ。▼~
それに…他の奴の目もある。▼~
:[ミリエル]|なるほど…確かに。▼~
女嫌いを主張している貴方の天幕に~
女性の石像があれば、▼~
辻褄が合わず、奇異な目で~
見られてしまいますね。▼~
:[ロンクー]|そういうことだ。▼~
:[ミリエル]|私としたことが、その点を考慮しておらず、~
申し訳ありませんでした。▼~
それでは人目につかない場所で~
もう一度実験を…。▼~
:[ロンクー]|もうやらん!▼~
:[ミリエル]|あぁ…実験結果が気になって、~
胸が高鳴ってきました…。▼~
:[ロンクー]|やらんと言っているだろう!▼~
***支援S [#s017758s]
:[ロンクー]|…ミリエルか。▼~
:[ミリエル]|なぜ…私のことがわかったのですか?▼~
:[ロンクー]|毎日毎日実験と称して~
近付いて来られたらさすがにわかる。▼~
特にお前は普段から~
妙な気配を発しているからな。▼~
:[ミリエル]|気配…それはどの器官で~
感じ取っているものなのでしょうか?▼~
実に興味深い…▼~
:[ロンクー]|今度はなんの実験だ?▼~
:[ミリエル]|…実は、新たな課題ができました。▼~
実験を通して貴方と毎日~
共に過ごすうちに…▼~
貴方ともっと一緒にいたいという欲求が~
生まれて…抑えきれないのです。▼~
:[ロンクー]|……そうか。▼~
:[ミリエル]|驚かないのですか?▼~
:[ロンクー]|どういうわけなのか知らんが、~
俺も毎日お前と共に過ごすうちに…▼~
同じ思いを抱くようになってしまった。▼~
:[ミリエル]|それは…、実験を重ねるうちに~
女性に耐性ができた、ということですか?▼~
:[ロンクー]|いや、そうじゃない。~
相変わらず他の女は苦手だ▼~
この気持ちは、お前にだけ~
向けられるもののようだ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…それは興味深い。▼~
それを踏まえた実験を~
ぜひさせていただきたいですね。▼~
:[ロンクー]|ふ…、お前はそう言うと思って、~
これを用意した。▼~
:[ミリエル]|指輪…に見えます。▼~
:[ロンクー]|…指輪だ。~
お前がこれをつければ…▼~
二人の欲求が叶えられる上に~
実験も好きなだけできる。▼~
:[ミリエル]|そんな力を秘めた指輪なのですか…~
実に興味深い…▼~
:[ロンクー]|…結婚しよう、という意味なんだが?▼~
:[ミリエル]|あぁ、そういうことですか…~
実に興味深い…▼~
:[ロンクー]|おい…~
本当にわかっているのか?▼~
:[ミリエル]|はい…今、私の心の中は~
初めての感情でいっぱいです…▼~
あまりに興味深くて…~
どうすればいいのかわかりません…▼~
:[ロンクー]|…そういうときは笑えばいいんだ。▼~
:[ミリエル]|…こうですか…?▼~
:[ロンクー]|あぁ、そうだ。▼~
**リヒト [#jgl95312]
***支援C [#j9396592]
:[リヒト]|はぁっ! ウインド!!▼~
次は…エルウインド!!▼~
よーし、最後は…ファイアー!!▼~
ふぅっ。こんなもんかな。▼~
:[ミリエル]|…………。▼~
:[リヒト]|………えっと。▼~
あのさ…ミリエルさんは~
魔法の練習とかしないの?▼~
いつも本を読んだり~
考え込んだりしてばっかりだよね?▼~
:[ミリエル]|私は…こちらのほうが~
性に合っていますので。▼~
:[リヒト]|でもさ、勉強だけじゃなくて~
実践して覚えることも大事でしょ?▼~
:[ミリエル]|確かに。仮説を検証するには…~
実践という行程が必要不可欠ですね。▼~
:|'''(ミリエル、一瞬消える)'''
:[ミリエル]|………▼~
:[リヒト]|…ミリエルさん?▼~
…なにしてるの?~
水瓶なんか持ってきて…。▼~
:[ミリエル]|この溶液に二種類の金属を入れ…~
サンダーの魔道書で刺激を与える…。▼~
…はぁっ!▼~
:[リヒト]|わっ!?▼~
:[ミリエル]|…成功です。▼~
:[リヒト]|片方の金属に、もう片方の金属が~
薄く張り付いてる…どういうこと?▼~
:[ミリエル]|雷の力で分解された金属が…~
もう片方の金属に付着したのです。▼~
:[リヒト]|よ、よくわかんないけど、すごい!▼~
すごいけど…でもさ。~
これ、戦いの役に立つの?▼~
:[ミリエル]|いえ、まったく。▼~
:[リヒト]|えぇっ!?▼~
***支援B [#sgl3758b]
:[ミリエル]|ではリヒトさん、~
あの炭にサンダーを…。▼~
:[リヒト]|はーい…はぁっ!▼~
:[ミリエル]|……………。▼~
:[リヒト]|えっ…なにこれ?▼~
:[ミリエル]|…成功です。▼~
:[リヒト]|ミリエルさん、どうして炭が光ったの?~
不思議な色の光だったよ…?▼~
:[ミリエル]|今の光も雷の力によるものです。▼~
:[リヒト]|そうなんだ…~
でも、これも戦いの役には立たないね?▼~
:[ミリエル]|立ちませんね。▼~
:[リヒト]|そもそもサンダーでも光るのに、~
どうして手間をかけて炭を光らせるの?▼~
:[ミリエル]|有用かどうか問題ではありません…~
真理の追求のためです。▼~
:[リヒト]|真理の追求…。~
そんなの、考えもしなかったなぁ。▼~
ねぇ、ほかにどんな実験をするの?~
僕、もっと協力できる?▼~
:[ミリエル]|協力していただけるのは助かりますが…~
お話した通り、有用かどうかは…。▼~
:[リヒト]|いいのいいの。やるよ、僕。▼~
まったく新しい知識だもん。~
もしかしたらすごい使い方があるかも。▼~
あと、単純におもしろいし!~
:[ミリエル]|そうですか。~
では、次の実験に移りましょう。▼~
:[リヒト]|はーい!▼~
***支援A [#l8885f2d]
:[ミリエル]|…いきます!▼~
:[リヒト]|はぁっ!▼~
:[ミリエル]|…………。▼~
…やはり、同じ魔道書でも~
使い手によって結果が変化しますね。▼~
:[リヒト]|単に魔力の違いでしょ?▼~
:[ミリエル]|では…魔力とはなんなのでしょう?~
個体差を決定づける要因とは…?▼~
:[リヒト]|えっと…なんだろ?~
考えたこともなかったなぁ…。▼~
:[ミリエル]|非常に難しい問題です。~
やはり、真理へと至る道は長く険しい…。▼~
:[リヒト]|ミリエルさんってさ、~
ものの見方が人と全然違うよね。▼~
そういう考え方って~
どこから出てくるものなの?▼~
:[ミリエル]|…私の研究は…母が遺した本の~
内容を元にしています。▼~
臨終の際まで…母は本に~
無数の法則を書き記していました。▼~
荒唐無稽と言う人もいましたが…~
私にはそう思えませんでした。▼~
:[リヒト]|お母さんの本か…。ミリエルさん、~
家族のためにがんばってたんだね。▼~
僕も家のためにがんばってるんだ。~
僕の家、昔は名門貴族だったんだけど…▼~
今ちょっと落ちぶれてるから、~
僕が手柄を立てて評判を上げたいんだよ。▼~
いっしょにがんばろうね!▼~
:[ミリエル]|…えぇ、がんばりましょう。▼~
***支援S [#q14a0cd1]
:[ミリエル]|…今日の実験は~
このくらいにしておきましょう。▼~
:[リヒト]|はーい。▼~
やっぱり、ひとりで実験するより~
僕が手伝ったほうが効率いい?▼~
:[ミリエル]|はい。リヒトさんのおかげで~
実験の幅が広がっています。▼~
…ありがとうございます。▼~
:[リヒト]|あ、初めてミリエルさんから~
お礼言われたかも。えへへ。▼~
ミリエルさんさえよければ、~
このままずーっと協力してもいいよ?▼~
:[ミリエル]|ずっとですか?~
それは助かります。▼~
:[リヒト]|ほんと?~
じゃあ…これを受け取って欲しいな。▼~
:[ミリエル]|この指輪は…~
なんの実験に使うのですか?▼~
:[リヒト]|違うよ! 結婚指輪だよ!▼~
結婚すればずーっといっしょだから~
実験に協力できるでしょ?▼~
それに僕…ミリエルさんのこと、~
大好きだしさ…えへへ。▼~
:[ミリエル]|…大好き…ですか。▼~
不思議です…。その言葉を聞いて~
私の胸がじんわりと温かくなりました。▼~
どうやら…あなたに協力していただく~
実験がひとつ増えたようです。▼~
:[リヒト]|いいよ。~
僕、どこまでも付き合うから!▼~
:[ミリエル]|ふふ…。ありがとうございます…。▼~
**ガイア [#r7d39ebc]
***支援C [#o842d323]
:[ガイア]|ん…誰だ?~
カードを置きっぱなしにしてる奴は。▼~
誰か賭け事でもしてたのか?~
懐かしいな、この手触り…。▼~
これをこうして…はいよっと。~
おっ、まだ手品の腕はなまってないな。▼~
:[ミリエル]|…今…なにをしていたのですか?▼~
:[ガイア]|!! …見られてたのか。~
みんなには内緒にしといてくれ。▼~
俺はもうカードには~
手を出さないようにしてるんだ。▼~
昔、これで勝負ごとをして~
さんざんな目にあったからな…。▼~
あの時取られちまった~
限定ものの菓子のことは忘れない…!▼~
:[ミリエル]|物が無くなる…それは~
先ほどの魔術の作用ですか?▼~
:[ガイア]|魔術?▼~
:[ミリエル]|あなたの手元にあったカードが~
とつぜん消えたように見えましたが…。▼~
:[ガイア]|あ、あぁ…さっきの技か?~
技なら、こんなこともできるぜ。▼~
右手にあるカードを、こうやって…~
ほれ、こうすると左手に来るだろ。▼~
:[ミリエル]|素晴らしい…!~
空間移動の魔術ですか…?▼~
:[ガイア]|空間移動の魔術…?~
これは単なる手品だよ。▼~
:[ミリエル]|…手品とは…どういう意味ですか?▼~
:[ガイア]|つまり…錯覚を利用した技だな。▼~
ほら、ここをこうして…カードを~
先に用意しといて、あとで出しただけ。▼~
:[ミリエル]|なるほど…~
なかなか興味深いですね。▼~
ほかにも手品もあれば、~
見せていただけないでしょうか?▼~
:[ガイア]|なんだ?気に入ったのかよ。▼~
仕方ない、砂糖菓子三つの報酬で~
他の手品も見せてやるよ。▼~
***支援B [#d866c5c2]
:[ミリエル]|ガイアさん。~
また手品を見せて欲しいのですが…。▼~
:[ガイア]|…もうネタ切れだ。~
それに俺はもう手品をしたくない。▼~
:[ミリエル]|したくない?~
なぜですか?▼~
:[ガイア]|だってお前、~
全然騙されてくれないからな。▼~
俺の知ってる手品はもうほとんど~
見破られた…。▼~
適当にだまして報酬をふんだくろうと~
思ってた俺が馬鹿だったよ…。▼~
:[ミリエル]|簡単に騙されないのは、当然です。▼~
私は、この眼鏡に込めた~
戒めを守っていますから。▼~
:[ガイア]|戒め…?▼~
:[ミリエル]|自分の目に映るものをそのまま主観で~
信じてはいけないという戒めです。▼~
真理とは…客観的な観察と思索の末に~
たどり着くものですから。▼~
:[ガイア]|ふーん…。そういうもんか。~
お前、自分に厳しいんだな?▼~
:[ミリエル]|自分に妥協を許しているようでは~
何事も成し遂げることなどできません。▼~
:[ガイア]|なるほどね。~
小手先の手品に惑わされないはずだ。▼~
それじゃ俺も、~
本気出してみるかな…。▼~
:[ミリエル]|ガイアさん?▼~
:[ガイア]|よし、決めた。~
とっておきのやつを披露するぜ。▼~
お前の観察眼が勝つか、~
俺の手品が勝つか、勝負だ。▼~
:[ミリエル]|勝負、ですか?~
よくわかりませんが…。▼~
:[ガイア]|簡単だよ。~
手品を見破られたら俺の負け。▼~
俺が負けたら~
とっておきの砂糖菓子をお前にやる。▼~
お前が見破れなかったら俺の勝ち。▼~
俺が勝ったらお前が俺に~
限定ものの焼き菓子を買ってくる。▼~
さ、始めるぜ!▼~
:[ミリエル]|条件が少々気に入りませんが…~
いいでしょう。…受けて立ちます。▼~
***支援A [#oaddf9f4]
:[ミリエル]|…表情に生気がないですね、~
ガイアさん。▼~
:[ガイア]|敗者に同情はいらないぜ。~
もう放っといてくれ…。▼~
今度こそ手品はネタ切れだ。~
お前に見破られてない技はもうない…。▼~
お前に取られなかった菓子も~
胸のやつ以外はもうない…。▼~
:[ミリエル]|…本当に…もうないのですか?▼~
:[ガイア]|ない。▼~
はぁ…糖分が無いと俺~
ほんとにダメなのに…。▼~
:[ミリエル]|私が聞いているのは手品の方です。▼~
:[ガイア]|そっちか。▼~
:[ミリエル]|新しく手品を考えることは~
できないのですか?▼~
:[ガイア]|なんだよ。~
やけに食いついてくるな…。▼~
お前はもう~
俺から学ぶもんなんてないだろ?▼~
:[ミリエル]|…じつは先日の“勝負”のとき、~
私は軽い興奮状態にありました。▼~
頭脳が冴えわたり、普段以上に~
観察に集中していたと思います。▼~
:[ガイア]|そ、そうだったのか?~
いつも通りに見えたが…。▼~
:[ミリエル]|ガイアさんの…気迫、とでも~
いうものに影響されたのでしょうか。▼~
できればまた、あのときの感覚を~
経験したいのです…。▼~
:[ガイア]|…ミリエル、お前…~
案外、熱いところもあるんだな。▼~
:[ミリエル]|熱い…私が? そうでしょうか?▼~
:[ガイア]|自覚がないだけってやつか。▼~
…ま、でもそこまで~
楽しんでくれて嬉しいぜ。▼~
俺ももうちょっと頑張ってみるかな。~
新作の手品…楽しみにしててくれ。▼~
***支援S [#ofee7d3e]
:[ガイア]|できたぜ、新作の手品。~
…勝負、受けてくれるか?▼~
:[ミリエル]|それはじつに興味深いですね。~
いつでもどうぞ。▼~
:[ガイア]|ここにあるのは一枚の手ぬぐいだ。~
ほら、お前に渡すぜ。▼~
:[ミリエル]|…受け取りました。▼~
:[ガイア]|手ぬぐいを取ってみな。▼~
:[ミリエル]|あっ、私の手の上に…指輪が?▼~
:[ガイア]|どうだ、見破れたか?▼~
:[ミリエル]|いえ…わかりませんでした。~
でも、どうして…?▼~
:[ガイア]|あー…その質問、手品の仕組みと~
指輪を渡した理由、どっちを訊いてる?▼~
:[ミリエル]|両方です。▼~
:[ガイア]|じゃ、指輪を渡した理由から、~
言わせてもらうぜ。▼~
…お前といっしょだと、頭を使うし~
菓子は取られるし、色々しんどいが…▼~
なんか…楽しくてな。▼~
おかげで、俺の中で眠ってた~
熱いものを取り戻せた気がするんだ。▼~
だからこれからも、~
お前に傍にいて欲しい。▼~
もしお前も同じ気持ちなら…~
指輪、はめてくれ。▼~
:[ミリエル]|わかりました。▼~
:[ガイア]|お、おい…決断早いな!▼~
:[ミリエル]|今のガイアさんから気迫を感じます。~
“勝負”に臨むときの気迫を。▼~
あなたの気迫と、それに影響される私…~
どちらもじつに興味深い。▼~
さらなる時間をかけて、あなたを~
観察させていただきたく思います。▼~
:[ガイア]|ふ…。うれしいこと~
言ってくれるじゃないか。▼~
:[ミリエル]|ガイアさん…。▼~
:[ガイア]|ミリエル…。▼~
:[ミリエル]|指輪を取り出した手品の種を~
早く教えてください。▼~
:[ガイア]|あ、あぁ。そうだったな…。▼~
はぁ…お前の照れた顔も~
手品でぱっと見られないもんかな。▼~
ま、こればっかりは正攻法で~
頑張らないといけない、か。▼~
**グレゴ [#jg395312]
***支援C [#sg13758c]
:[グレゴ]|いよぉ、ミリエル。~
ちょっと茶でも付き合わねぇか?▼~
:[ミリエル]|…あなたは、なぜいつも…~
女性に声をかけて回っているのですか?▼~
:[グレゴ]|いい女に惹かれるのは~
自然の摂理ってもんだろ?▼~
:[ミリエル]|自然の摂理…~
興味深いお話ですね。▼~
いい女というものには…ある種の~
磁力のようなものがあるのでしょうか。▼~
:[グレゴ]|おーう、その通りだ。いい女には~
男の視線を吸い寄せる力がある。▼~
だから俺の視線は~
あんたに釘づけってわけだ。▼~
:[ミリエル]|いい女とは…どのような定義によって~
判別されるものでしょう?▼~
:[グレゴ]|て、定義?▼~
:[ミリエル]|あなたのおっしゃることが~
なんらかの法則性をもつのなら…▼~
定義と再現性があるはずです。~
私は…それが知りたい。▼~
:[グレゴ]|んー…いい女の定義なんてのは~
人それぞれとしか言いようがねぇなぁ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…では、定義づけは~
困難と考えてよさそうですね…▼~
しかしそうなると…先ほどの~
自然の摂理というお話と矛盾が…▼~
:[グレゴ]|…あんた、いつもそんなこと考えて~
生きてんのか?▼~
:[ミリエル]|えぇ…それが私の生きる目的ですから。▼~
:[グレゴ]|なーるほどねぇ…こりゃ難しいわ。▼~
:[ミリエル]|それで、お茶は、どうされますか?~
ちなみにお茶というのは……▼~
:[グレゴ]|あー…なんだな、~
それはまたの機会ってことで。▼~
:[ミリエル]|そうですか。▼~
***支援B [#sg13758b]
:[グレゴ]|へぇ…これはおもしれぇな…▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[グレゴ]|ほーう、こんな話もあるのか…▼~
:[ミリエル]|…私は、いい女ではなくなりましたか?▼~
:[グレゴ]|!? ミ、ミリエルか?~
黙って背後に立つなよ。▼~
:[ミリエル]|先日あなたは…いい女には男の視線を~
引き寄せる力があると言いました…▼~
それを検証していたのですが…~
やはり法則性はないようですね。▼~
もしくは…私がいい女では~
なくなったのか…▼~
:[グレゴ]|いやいや、あんたはいい女だよ。~
ますます磨きがかかってるいくれぇだ。▼~
今のは本に熱中して油断していた~
俺がうかつだった。▼~
いい女の接近に気づかねぇなんて、~
いい男にあるまじき失敗だぜ。▼~
:[ミリエル]|本…ですか?▼~
:[グレゴ]|さっき拾ったもんなんだが…~
これが意外なくらいおもしろくてな。▼~
規則だ定義だ法則なんてのは~
興味がなかったんだが▼~
こいつぁ上手く書いてあってな。~
時間を忘れて熱中しちまったよ。▼~
:[ミリエル]|あ…それ…私の本です。~
私の母が書いたもので…▼~
:[グレゴ]|ん? そうなのか?~
そいつぁ悪ぃことしちまったな。▼~
:[ミリエル]|…?▼~
:[グレゴ]|ちらっとだけ、思いついたことを~
中に書き込んじまった。すまん。▼~
:[ミリエル]|…かまいません。拾っていただいて~
ありがとうございました。▼~
***支援A [#sg13758a]
:[ミリエル]|少し…よろしいでしょうか?▼~
先日…私の本に、思いついたことを~
書き込んだと言っていましたね?▼~
:[グレゴ]|あー…馬鹿なことを書いたから~
文句を言いに来たってか?▼~
:[ミリエル]|いえ…ただ私には~
理解しきれないものでした。▼~
ですから、より詳しい事を~
お聞きしたいと思って。~
:[グレゴ]|そーかぁ?~
難しいことは書いてねぇと思うけどな。▼~
:[ミリエル]|そうですね。~
難しい内容ではありませんでした。▼~
ただ、母の書にある消えていた部分…~
『理論をより実践させるもの』のところに▼~
『経験』と書き込んであっただけですから…。▼~
:[グレゴ]|あー、そうだったかな。~
それが納得いかねぇのか?▼~
:[ミリエル]|違うんです。▼~
これまで私は、ここに当てはまる言葉を~
どうしても考えつけなかったんです。▼~
でも、この言葉を当てはめれば~
全ての文がしっくりくる…▼~
失礼ながら、あまり学問を修めている~
とは思えないグレゴさんがとうして…▼~
:[グレゴ]|失礼じゃねぇよ。その通りなんだから。~
ま、生きてるだけでも色々学ぶってことだよ。▼~
:[ミリエル]|それが私には足りなかった、と。~
では、どうすれば習得できるのですか?▼~
:[グレゴ]|何もしないこった。▼~
:[ミリエル]|え?▼~
:[グレゴ]|特別なことは何もしない。~
ただ起きることをあるがままに受け入れる。▼~
そうすりゃ自然とついてくるものさ。▼~
:[ミリエル]|そういうもの…でしょうか。▼~
:[グレゴ]|ああ。あんまり生き急ぎすぎると~
見えるものも見えなくなるぜ。▼~
俺が教えてやれるのは~
それくらいのこった。▼~
:[ミリエル]|…まだよくわかりません。~
考えてみます。▼~
:[グレゴ]|ま、ほどほどにな。▼~
***支援S [#u68dd786]
:[グレゴ]|よーう、ミリエル。~
また本を読んでんのか?▼~
:[ミリエル]|この間おっしゃったことを~
色々考えてみたのですが、▼~
『何もしないで受け入れることで学ぶ』など~
やはり私には理解できません。▼~
様々な事象を考え、研究し、実証してこそ~
得るものがあるのではないでしょうか?▼~
:[グレゴ]|おっと、~
俺はそいつを否定しちゃいねぇぜ。▼~
それ以外にもあるって~
話をしたまでさ。▼~
:[ミリエル]|そうでしょうか…▼~
:[グレゴ]|んー…そうだな。じゃああんた、~
『愛』って何か証明できるか?▼~
:[ミリエル]|『愛』…ですか?▼~
:[グレゴ]|そうだ。人を愛する気持ち。人を思う気持ち。~
こいつはどういう代物だい?▼~
:[ミリエル]|分かりません…~
条件付けが漠然としているのかも…▼~
:[グレゴ]|じゃあ条件を絞ろうか。~
いま俺は、あんたにこれを贈りたい。▼~
これってどういう気持ちだろうな?▼~
:[ミリエル]|…指輪?~
それはつまり、私と結婚したい…▼~
でも、これってそういう問題では…▼~
:[グレゴ]|証明できそうか?▼~
俺の説明が難しけりゃ、~
まずあんたの気持ちでもいいんだぜ?▼~
:[ミリエル]|分からない…たしかに説明できません。~
あなたの気持も、私の気持ちも。▼~
ただ、なんとなく嬉しくて~
漠然とお礼を言いたい気持ちが…▼~
いえ、そんなことではいけませんね。~
ちゃんと論理的に検証して…▼~
:[グレゴ]|そこだよ、~
俺が言ってるのは。▼~
その調子じゃ~
いつまでも結論なんてでねぇぜ。▼~
それよりも、今の自分に向き合って~
思いをあるがままに受け止める。▼~
そこから新しい発見や経験ってもんが~
生まれてくるんじゃねぇのか?▼~
:[ミリエル]|確かに…~
正直、よく理解できませんが▼~
あるがままに受け入れれば~
違う世界が見えてくる気がします。▼~
:[グレゴ]|そ、人の思いの仕組みなんてものは~
そう簡単にゃあ分からねえもんだよ。▼~
なにせ一生かかって~
学んでいくものだからなぁ。▼~
これからは、一緒に考えていこうぜ。~
俺も手伝うから、さ。▼~
:[ミリエル]|そう…ですね。▼~
まずは今のうれしい思いを~
受け入れることにします。▼~
…これからずっと、私の探求に~
付き合ってくださるんですよね?▼~
:[グレゴ]|もちろんさ!~
一生、ずっとな。▼~
**リベラ [#k353a321]
***支援C [#e4bae073]
:[老人]|ありがとうございました、リベラ様~
おかげで心の内が晴れました。▼~
:[リベラ]|そうですか。~
それはよかった。▼~
:[ミリエル]|………。▼~
:[老人]|それに、いいお話を~
たくさん聞かせていただいて…▼~
生きる希望がわいてきました。~
本当にありがとうございます。▼~
:[リベラ]|色々大変でしょうが~
これからもがんばってくださいね。▼~
:[ミリエル]|………。▼~
:[リベラ]|おや、ミリエルさん~
どうしたのですか、こんなところで。▼~
:[ミリエル]|リベラさんが~
なさっていたことを見ていたのです。▼~
:[リベラ]|ああ、今のことですか。▼~
近くの村の人々にイーリスの教えの話を~
少しばかり、させていただいていました。▼~
:[ミリエル]|教えは伝わりましたか?▼~
:[リベラ]|と、信じています。▼~
イーリスの教えは皆さんにとっても~
生きる道しるべになるもの。▼~
これから日々を暮らしていく上で~
心の糧となってくれることでしょう。▼~
:[ミリエル]|なら、もっと多くの人に~
伝えたいのではないですか?▼~
:[リベラ]|それは、まあ、そうれができれば…~
ですが、どうしてそんなことを?▼~
:[ミリエル]|見ていて思ったのですが~
リベラさんのやり方は非効率的です。▼~
:[リベラ]|非効率的…ですか?▼~
:[ミリエル]|ええ。人の集め方や場所の決め方など、~
もっと論理的にやれば▼~
少ない労力でも、より効果的に~
人々に伝える事ができるはずです。▼~
:[リベラ]|しかし、そんなことは…▼~
:[ミリエル]|不可能、と?▼~
事象を論理的に分析、検討して~
対策をたてれば必ず可能です。▼~
とはいえ、これでは机上の空論と~
思われても仕方がないこと…▼~
まず私がやってごらんにいれます。▼~
:[リベラ]|あなたが?▼~
:[ミリエル]|はい。といっても私がイーリス教を~
伝導するのは難しいので▼~
そこはリベラさんにお願いして~
私は方法を考えさせていただきます。▼~
では、後ほど…▼~
:[リベラ]|あ、ちょっと、ミリエルさん…▼~
***支援B [#le8a81ff]
:[ミリエル]|リベラさん。~
先日の件ですが…▼~
:[リベラ]|先日の件? ああ、より多くの人に~
教えを伝えるための方法、でしたっけ?▼~
:[ミリエル]|はい。だいたいの形を考えてきました。▼~
まずは多くの人が集まれるよう広い場所を~
選定します。交通がいいのも条件ですね。▼~
さらに、お話しをする前に近くの村々で~
そのことを伝えてまわります。▼~
実際にお話しをされるときは、魔法で~
声を大きくして、みんなに聞こえるように…▼~
:[リベラ]|ちょ、ちょっと待ってください、~
ミリエルさん。▼~
:[ミリエル]|どうされました?▼~
:[リベラ]|多くの人を集めて、~
一斉にお話しをするということですか?▼~
:[ミリエル]|そうです。そうすれば~
リベラさんの労力は最小限ですみます。▼~
:[リベラ]|ですが、来ていただいた方~
ひとりひとりに向き合えないじゃないですか。▼~
:[ミリエル]|ひとりひとりを一々相手にするのは~
時間と労力の面から非効率です。▼~
大規模な集まりにした方が~
より多くの人に伝えられるはずです。▼~
:[リベラ]|しかし…▼~
:[ミリエル]|今のところ私の理論に間違いは~
見あたりません。必ず上手くいきます。▼~
:[リベラ]|そこまでおっしゃるなら…~
一度やってみましょうか。▼~
:[ミリエル]|はい。机上の空論でないことを~
お見せいたします。▼~
***支援A [#m8d2b32c]
:[ミリエル]|おかしいわ。~
こんなはずでは…▼~
:[リベラ]|どうしました、ミリエルさん。▼~
:[ミリエル]|イーリス教を伝える集い、最近は~
参加する方が少なくなってきています。▼~
最初の頃は、もっと多くの人が~
集まっていたと記憶しているのですが。▼~
:[リベラ]|ええ、そのようですね。▼~
:[ミリエル]|私の計画は完璧だったはずです。▼~
今考え直しても~
論理的に欠陥は見あたりません。▼~
それなのに、なぜ…▼~
:[リベラ]|ミリエルさん、あなたは大切な事を一つ~
忘れていたのではないですか?▼~
:[ミリエル]|大切な事…ですか?▼~
:[リベラ]|ええ。人の心です。▼~
たしかにミリエルさんの方法なら~
多くの人に教えを伝えることはできるでしょう。▼~
ですが、伝えた教えが~
その人たちの心に届くかは別問題です。▼~
:[ミリエル]|…私のやり方では~
心に届かなかった、と?▼~
:[リベラ]|人はそれぞれの事情で~
イーリスの教えに救いを求めます。▼~
それを、万人に通用するような~
普遍的な話だけをしても▼~
結局その教えは、誰の心にも届かず~
救えないことになるとは思いませんか?▼~
:[ミリエル]|それは、一理あります。~
おっしゃる通りかもしれません。▼~
…ひょっとして最初から私のやり方では~
うまくいかないだろうと思ってらしたのですか?▼~
:[リベラ]|心に届く、救いをもたらすという意味では~
難しいだろうな、とは思っていました。▼~
:[ミリエル]|では、なぜ、~
やらせてくださったのです?▼~
私が聞く耳を~
もたなかったからですか?▼~
:[リベラ]|…否定はしません。▼~
でも、それにもまして~
別の効果が見込めると思ったからです。▼~
:[ミリエル]|効果…そんなものが~
あったのでしょうか?▼~
:[リベラ]|私が多くの人にめぐりあえる~
機会を作ってくれたではありませんか。▼~
:[ミリエル]|あ…▼~
:[リベラ]|物事を一つの方向だけでとらえて~
成功、失敗を決めるものではありません。▼~
ミリエルさんに機会を作ってもらったから~
私は、より多くの人と1対1で向き合える。▼~
これは素晴らしいことじゃないですか。▼~
本当に教えを伝えるという事は~
これからはじめればいいんですよ。▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。今のお言葉で、~
まず私が救われた気がします。▼~
:[リベラ]|そうですか。それはよかった…~
では、みなさんとの対話に行ってきます。▼~
:[ミリエル]|はい。~
是非、お手伝いさせてください。▼~
***支援S [#ye2f6cba]
:[ミリエル]|リベラさん、今日の集いも~
無事、終わりましたね。▼~
:[リベラ]|ミリエルさんのおかげです。~
最近よく手伝ってくださるから。▼~
:[ミリエル]|お役に立てているなら~
何よりです。▼~
私個人にとっても~
とても勉強になっていますし。▼~
:[リベラ]|ほう…どのように?▼~
:[ミリエル]|優れた論理をもって構築した代物でも~
役に立つかは用いる者の心次第…▼~
科学や技術の大前提を~
身をもって知ることができました。▼~
:[リベラ]|善悪は、それを使う者の心による…▼~
イーリスの教えにも~
それに近い言葉があります。▼~
:[ミリエル]|リベラさん、私は人の心を~
もっと詳しく知りたいと思っています。▼~
今は、人の心さえ知れば~
私の組み立てる理論も▼~
より血となり肉となって~
人々の役に立てると思えるんです。▼~
:[リベラ]|…では、まず私の心から~
探求してみていただけますか?▼~
:[ミリエル]|リベラさんの心…?▼~
:[リベラ]|手がかりとしては、あなたに~
これを差し上げたいと思っています。▼~
:[ミリエル]|これは…指輪ですね。~
つまり、私に結婚を申し込んでおられる…▼~
:[リベラ]|はい。今度は自らの心を~
探求してみてください。いかがですか?▼~
:[ミリエル]|私の心…とまどいと…うれしさが~
両方存在するように思えます。▼~
:[リベラ]|それは、この指輪を受け取って~
いただけるような心の動きですか?▼~
:[ミリエル]|はい…よろこんで~
受け取りたいという心の動きです。▼~
…人の心は不思議ですね。~
この心の動き、とても論理的とは…▼~
:[リベラ]|これからじっくり~
探求していきましょう。▼~
私もそばでお手伝いしますよ。~
一生かかってもね。▼~
**セルジュ [#nf130036]
***支援C [#ud86577e]
:[セルジュ]|ほら、ミネルヴァちゃん。~
次は羽を洗うわよ。▼~
…よしよし、いい子ね。▼~
:[ミリエル]|………?▼~
:[セルジュ]|あら、ミリエル。▼~
どうしたの?~
ミネルヴァちゃんをじっと見つめて。▼~
飛竜、好きだったかしら?▼~
:[ミリエル]|いえ。特に飛竜を好んでいるという~
わけではありません。▼~
:[セルジュ]|あら、そこまでばっさり言われると~
少し寂しいわね。▼~
:[ミリエル]|申し訳ありません。▼~
ただ、観察の対象としては非常に~
興味深く感じています。▼~
そちらの飛竜…~
ミネルヴァさんでしたか。▼~
人間の言葉を理解しているように~
見受けられます。▼~
:[セルジュ]|えぇ、とても頭のいい子だから。▼~
:[ミリエル]|一部の老齢な竜が人間の言葉を~
操ることがあるとは聞きますが▼~
飛竜においてそういう事例は~
報告されていません。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、まさかの~
世紀の大発見ということかしら。▼~
:[ミリエル]|はい。もし事実であれば~
これまでの常識が覆ります。▼~
ぜひ…観察と検証を~
させていただきたいです。▼~
:[セルジュ]|もちろん、構わないわ。~
ねぇ、ミネルヴァちゃん。▼~
…うふふ、問題ないみたい。▼~
:[ミリエル]|そうですか。~
ありがとうございます。▼~
***支援B [#y1e327c0]
:[ミリエル]|ミネルヴァさん。~
これはなんですか?▼~
:[セルジュ]|リンゴだと言っているわ。~
ミネルヴァちゃんの大好物なのよ。▼~
まぁ、一番好きなのは~
仕留めたばかりの獣の肉だけれど。▼~
:[ミリエル]|そうですか…では、~
あなたは今、いくつですか?▼~
:[セルジュ]|二十歳になったところですって。▼~
:[ミリエル]|なるほど…。▼~
:[セルジュ]|どうかしら、ミリエル。~
世紀の大発見になりそう?▼~
:[ミリエル]|そうですね…ある意味では~
大発見と言えるかもしれません。▼~
:[セルジュ]|ある意味では?▼~
:[ミリエル]|はい。これまでの観察と検証の結果…▼~
ミネルヴァさんが人間の言葉に~
反応していることはわかりましたが▼~
理解していると言えるだけの~
根拠は発見できませんでした。▼~
しかしあなたたちふたりのあいだでは▼~
明らかに意思の疎通が行われている~
ように見受けられます。▼~
これはつまり…セルジュさん、~
あなたが特殊だと考えるのが▼~
もっとも合理的な結論です。▼~
:[セルジュ]|あらあら、どういうことかしら。▼~
:[ミリエル]|つまり、ミネルヴァさんと相互に~
意思を通じ合えるのはセルジュさんだけで▼~
普通の人間には~
不可能だということです。▼~
飛竜の言葉を理解する人間…~
これはこれで、歴史的な発見です。▼~
:[セルジュ]|そうかしら? でもスミアは~
ペガサスの言葉がわかるらしいわよ。▼~
ほかにも、人間以外の生物を意思を~
通じ合える人を何人か知っているわ。▼~
:[ミリエル]|…なるほど。まだまだ結論づけるのは~
早いということですか…興味深いです。▼~
***支援A [#sf3a6650]
:[ミリエル]|? 今日は…セルジュさんは~
いらっしゃらないようですね。▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
:[ミリエル]|…おや、何か恐ろしい~
獣のうなり声のようなものが聞こえますが…▼~
あぁ、やはりミネルヴァさんでしたか。~
…おなかが空いているのですか?▼~
ちょうどここに、リンゴがあります。~
よろしかったらどうぞ。▼~
………▼~
…私の手までいっしょに食べるのは~
やめていただけますか?▼~
(セルジュ登場)~
:[セルジュ]|こら、ミネルヴァちゃん!▼~
…ごめんなさいね、ミリエル。~
だいじょうぶだったかしら?▼~
:[ミリエル]|はい。本気で噛むつもりは~
なかったようですから。▼~
:[セルジュ]|ふふ。▼~
:[ミリエル]|なにか?▼~
:[セルジュ]|失礼。ミリエルがミネルヴァちゃんと~
仲良しになってくれたのが嬉しくて。▼~
:[ミリエル]|仲良し…そうでしょうか?▼~
:[セルジュ]|えぇ。ミネルヴァちゃんと意思が~
通じているように見えるわ。▼~
:[ミリエル]|私が、ミネルヴァさんと…。~
まさか私も特殊な人間?▼~
:[セルジュ]|いいえ。きっと、時間が育む絆が~
意思の疎通を可能にしたのよ。▼~
:[ミリエル]|そういうことも…あるのですか。▼~
:[セルジュ]|あなた自身が証明していると思うわよ。▼~
:[ミリエル]|確かに…そうかもしれません。▼~
これは観察と検証の対象を~
私自身にまで広げる必要があるようです…▼~
ご迷惑かもしれませんが~
もうしばらくの間、▼~
私の観察と検証に~
お付き合いいただけないでしょうか。▼~
:[セルジュ]|もちろん私は構わないわよ。~
あとは…▼~
:[ミリエル]|ミネルヴァさん、~
お付き合いいただけますか?▼~
:|'''(ミネルヴァの鳴き声)'''
:[ミリエル]|………▼~
了解していただいた…と~
考えて問題ないでしょうか?▼~
:[セルジュ]|あなたが感じた通りよ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…ありがとうございます。~
これからもよろしくお願いいたします。▼~
:[セルジュ]|こちらこそ、よろしくお願いしますわ。▼~
**ヘンリー [#a1029384]
***支援C [#a2034837]
:[ミリエル]|ヘンリーさん・・・~
先ほどはありがとうございました。▼~
:[ヘンリー]|あはは、さっきは僕、~
びっくりしちゃった~。▼~
ミリエルの肩に毒蛇が乗ってて・・・~
仲良しさんなのかと思ったよ~。▼~
:[ミリエル]|木陰で読書に夢中になっているうち、~
上の枝から落ちてきたのでしょうね。▼~
:[ヘンリー]|僕が来なかったら咬まれてたよ。~
間一髪だったね~。▼~
:[ミリエル]|そういえば・・・ヘンリーさんはあの蛇を~
どうやって倒したのですか?▼~
手も触れず、魔道書を使ったわけでも~
なかったようでしたが・・・。▼~
:[ヘンリー]|あれは呪術だよ~。魔道書だと~
ミリエルも巻き込んじゃうから~。▼~
:[ミリエル]|呪術・・・?~
それはどういった術なのでしょうか?▼~
:[ヘンリー]|あれ~? ミリエル、~
呪いたい人がいるの?▼~
:[ミリエル]|いえ・・・どうやって呪いをかけるのか、~
その仕組みに興味があります。▼~
:[ヘンリー]|仕組み? あはは、~
勉強熱心だな~、ミリエルは。▼~
じゃあちょっと見本を見せるから~
そのへんの誰かを呪ってみるね~?▼~
:[ミリエル]|その辺の誰か・・・?~
味方を呪い殺すおつもりですか?▼~
:[ヘンリー]|あ、ダメだった~?▼~
:[ミリエル]|えぇ・・・。戦力が減るのは~
軍にとって良くないことですから・・・。▼~
:[ヘンリー]|そっか~。じゃあ死なない呪いにするよ。~
それならいいでしょ~?▼~
:[ミリエル]|はい、そういうことなら・・・~
じっくりと観察させていただきます。▼~
***支援B [#zdbc7453]
:[ヘンリー]|ごめんね、ミリエル〜。~
もうあんまり呪術は見せられないかも〜。▼~
:[ミリエル]|そうなのですか…?~
ぜひ観察させて欲しかったのですが。▼~
:[ヘンリー]|ルフレに怒られたんだよ。~
手当たり次第にみんなを呪うなって〜。▼~
:[ミリエル]|ルフレさんがそう言うなら~
致し方ありませんね…▼~
おおまかな仕組みの仮説は~
立てられたので、よしとしましょう。▼~
:[ヘンリー]|あ、そうなの?~
すごーい、僕もよくわかってないのに。▼~
:[ミリエル]|一定の手続き…儀式を行うことで~
魔力を直接対象に作用させている…。▼~
魔導書も杖も使わずに魔力を行使する~
方法があるとは…大変興味深いです。▼~
:[ヘンリー]|へぇ〜。よくわかんないけど~
なんだかすごそう!▼~
:[ミリエル]|すごいのは…~
あなたの魔力です、ヘンリーさん。▼~
私の観察結果から推測するに…~
あなたの潜在魔力はかなりのものです。▼~
:[ヘンリー]|あはは、褒められてるのかな?▼~
ミリエルの言う通り、~
僕は呪術が大得意なんだ〜!▼~
本気を出したときは百人くらい~
殺したこともあるらしいよ〜!▼~
:[ミリエル]|ある…らしい?▼~
:[ヘンリー]|あ、えーっと。そのときのことは~
あんまり覚えてないんだ、えへへ。▼~
:[ミリエル]|よくわかりませんが…ともかく~
あなたの力には興味が尽きません。▼~
あなたがどれだけの魔力を秘めているか~
これからも観察させてください。▼~
:[ヘンリー]|いいよ〜。どうぞ、~
心ゆくまで見ていって〜。▼~
***支援A [#bc74dc94]
:[ヘンリー]|うーん、~
やっぱり無理かなぁ〜。▼~
:[ミリエル]|どうしました?▼~
:[ヘンリー]|あ、ミリエル。実はこの前~
通りかかった町でね〜、▼~
おっきなお腹の~
女の人がいたんだ。▼~
歩きにくそうにしてたから~
荷物を持ってあげたんだけど…。▼~
:[ミリエル]|それは助かったでしょうね。~
身重の方は大変らしいですから。▼~
:[ヘンリー]|人間って不便だよね〜、子どもを~
ひとり産むのにあんな体になって。▼~
だから、呪術で赤ちゃんと作り出せれば~
もっと楽になると思ったんだ〜。▼~
:[ミリエル]|なるほど…。▼~
:[ヘンリー]|だから、命を生み出す呪術はないか~
探したんだけど…見つからなくて。▼~
殺すのは簡単なのに…~
生み出すのは難しいんだね〜。▼~
:[ミリエル]|生命の創造に至る過程は~
神秘に満ちています。▼~
数多の賢人が知恵を尽くしても~
いまだ辿りつけない、奥深き謎です。▼~
:[ヘンリー]|ミリエルにもわからないくらい~
難しくて大変なことなんだね〜。▼~
:[ミリエル]|えぇ。生命にはまだまだ~
多くの謎が眠っています。▼~
大変興味深い研究対象です…。▼~
:[ヘンリー]|僕も興味あるな〜。~
よかったら手伝うよ〜。▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。▼~
***支援S [#qc5e9b65]
:[ヘンリー]|ミリエル、生命の創造の研究、~
あれから進んでる〜?▼~
:[ミリエル]|芳しくありませんね。~
真理へ至る道は長く険しいです…。▼~
:[ヘンリー]|僕もそうなんだけど…。▼~
ひとつ、いいことを思いついたんだ〜。▼~
:[ミリエル]|なんでしょうか…?▼~
:[ヘンリー]|クロムは結婚して~
子どもが生まれたよね〜?▼~
だから、僕らも結婚したら~
子どもができるんじゃないかな〜?▼~
:[ミリエル]|なるほど…実践から~
生命の創造について学ぶわけですか。▼~
確かに、自分で経験を積めば~
手がかりをつかめるかもしれません。▼~
しかし…それでは研究のために~
結婚するような形になってしまいますが…▼~
あなたはそれでも~
構わないのですか?▼~
:[ヘンリー]|うん。だって僕、~
ミリエルのことが好きだから〜。▼~
:[ミリエル]|えっ…。~
そ、そうなのですか…?▼~
:[ヘンリー]|そうだよ〜。~
もしかして、気づいてなかった?▼~
好きでもない相手に結婚しようなんて~
言うはずないじゃない〜。▼~
確かに生命の創造の研究は~
僕もすっごく興味あるけど、▼~
それよりも、僕はミリエルとずっと~
一緒にいたいって気持ちがいちばん。▼~
ミリエルは?~
君は僕のことどう思ってるの?▼~
:[ミリエル]|…わ、私も、好きではない相手と~
このような話はしません…。▼~
:[ヘンリー]|よかった〜!~
じゃあこれ、受け取ってよ!~
:[ミリエル]|これは…指輪、ですね。~
:[ヘンリー]|結婚の誓いを立てるときは~
こうするって聞いたことがあったんだ〜。▼~
これで僕とミリエルは~
ずーっと一緒にいられるね!▼~
:[ミリエル]|はい…。なんだか胸がいっぱいになる~
不思議な気分を感じます…。▼~
:[ヘンリー]|それって、嬉しいってことかな?~
うん、僕もすごく嬉しいよ〜。▼~
例え新しい生命の研究が~
うまくいかなかったとしても、▼~
僕はミリエルといられれば~
それだけで幸せだよ〜。▼~
:[ミリエル]|ヘンリーさん…。~
ありがとうございます…。▼~
あなたと育める命があるとしたら…~
それはとても素晴しい物なのでしょうね…。▼~
**ドニ [#t50a3494]
***支援C [#idac9c57]
:[ドニ]|あの…ミリエルさん~
ちょっと、いいべか?▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[ドニ]|その…ミリエルさん?▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[ドニ]|ミリエルさん!!▼~
:[ミリエル]|はうっ!~
な、なんですか! いきなり大声で。▼~
:[ドニ]|す、すまねえだ。その…声をかけても~
全然気づいてもらえねかったもんで。▼~
:[ミリエル]|そうだったのですか?▼~
こちらこそ、ごめんなさい。~
書に夢中で気がつかなかったようです。▼~
:[ドニ]|ミリエルさんって~
いつも本を読んでるだべか?▼~
:[ミリエル]|そうですね。時間があるときには~
なるべく書に親しむようにしています。▼~
:[ドニ]|じゃあ、学問とかも~
いっぱいやってるだべか?▼~
:[ミリエル]|いっぱい、という表現が適切かは~
わかりませんが、人並み以上には。▼~
:[ドニ]|そっかぁ…ミリエルさん、~
実は、お願いがあるだ。▼~
その…~
おらに、学問を教えてけれ!▼~
:[ミリエル]|教える、ですか?~
ドニさんに?▼~
:[ドニ]|んだ。~
おら、学問がしてえだよ。▼~
:[ミリエル]|…なぜ~
学問をおさめたいのです?▼~
:[ドニ]|学問をして色んなことを知ってりゃよ、~
村に帰った時、みんなの役に立てるだよ。▼~
村には学問をするところがねえ。~
だから、いろいろと苦労してるだ。▼~
:[ミリエル]|そういうことですか。▼~
ですが、私の教えられることは理論。~
直接の役には立たないかもしれませんよ。▼~
:[ドニ]|それでもかまわねえだ。理論を修めりゃ~
いざとなりゃ応用がきくべさ。▼~
:[ミリエル]|…読み書きは、できるのですか?▼~
:[ドニ]|それなら、村のおばばに教わったから~
なんとか大丈夫だべさ。▼~
:[ミリエル]|わかりました。~
私に教えられる範囲であれば…▼~
:[ドニ]|ありがてぇ。~
感謝するだ、ミリエルさん。▼~
:[ミリエル]|…私の授業は厳しいですよ。▼~
:[ドニ]|望むところだべさ!▼~
***支援B [#aa9d598d]
:[ミリエル]|…では、今日は~
ここまでにしましょう。▼~
:[ドニ]|ふー、やっと終わっただか。~
疲れたべー。▼~
:[ミリエル]|今日の内容はかなり難しいものです。~
理解に疲れるのは当然のことでしょう。▼~
…それにしても、少し意外でした。▼~
:[ドニ]|何がだべ?▼~
:[ミリエル]|ドニさんの向学心の強さです。▼~
教えることは引き受けたものの~
正直、すぐに投げ出すと思っていました。▼~
なのに、短期間で~
ここまで難しい内容についてきている。▼~
:[ドニ]|いやあ、ついていってるって言っても~
どうにかこうにかだべ。▼~
十分に理解しきれてねえ~
かもしんねえだよ。▼~
:[ミリエル]|理解が不十分でも~
先に進む気持ちが大切なのです。▼~
理解は後になって~
自然とついてくる場合もあるのですから。▼~
:[ドニ]|そういうもんだか…▼~
:[ミリエル]|貴方なら、ひょっとして…▼~
:[ドニ]|ん? どうしただ?▼~
:[ミリエル]|いえ、なんでもありません。~
さあ、授業は終わりました。▼~
後で必ず復習する事を~
忘れないようにしてください。▼~
:[ドニ]|わかっただ。▼~
***支援A [#z9aa8814]
:[ミリエル]|ドニさん、この前行った試験の~
採点が終わりました。▼~
:[ドニ]|ど、どうだったべ?▼~
:[ミリエル]|満点です。~
お見事でした。▼~
:[ドニ]|やったべ!▼~
:[ミリエル]|…これで私が教えられる~
一般的な理論は全て教えました。▼~
私の授業はここまでです。▼~
:[ドニ]|そ、そうなんだべか?~
ちょっと、さみしいだ…▼~
:[ミリエル]|学問の道に終わりはありません。▼~
これからは、ドニさんが~
自らの力で切りひらいていってください。▼~
:[ドニ]|おら一人でだか?~
うーん…▼~
:[ミリエル]|大丈夫です。ドニさんの学問的素質は~
非常に高いと推察されます。▼~
このまま学問の道を進むのに~
なんの心配もいりません。▼~
:[ドニ]|だども…そうだ、なら、ミリエルさん、~
一緒に学問を探求しねえだか?▼~
:[ミリエル]|私と一緒に?~
…いえ、それはやめたほうがいいと思います。▼~
:[ドニ]|どうしてだべ?▼~
:[ミリエル]|私と一緒にやった人で~
上手くいった例がないからです。▼~
…かつて私には、共に学問の道を~
進もうとした仲間がいました。▼~
ですが、結局は誰一人として~
共に道を歩めたものはいなかった…。▼~
:[ドニ]|なにか…問題でもあっただか?▼~
:[ミリエル]|その人たちの言葉によると~
私は独断で先へ進み過ぎるようです。▼~
確かに私は学問の探求したい思いのあまり~
まわりを省みないきらいがあります。▼~
だから、私が一人になってしまうのも~
やむをえない…▼~
:[ドニ]|そんなことねえだよ!▼~
:[ミリエル]|え…▼~
:[ドニ]|ミリエルさんについていけないのは~
そいつらの努力が足りねえだけでねえか。▼~
ミリエルさんはなんにも悪くねえ。~
だから一人になってやむをえなくねえべさ。▼~
:[ミリエル]|ドニさん…▼~
:[ドニ]|おらと一緒にやろう、ミリエルさん。~
おらは頑張ってついていくだ。▼~
今だってミリエルさんの予想を裏切って、~
ここまでたどりついたでねえか。▼~
:[ミリエル]|…これからは、今まで以上に~
厳しい道になりますよ。▼~
もう私が道を指し示してあげることも~
できないかもしれない。▼~
それでも、かまいませんか?▼~
:[ドニ]|もちろんだぁよ。~
おら、負けねえだ!▼~
***支援S [#d1fd965d]
:[ドニ]|ミリエルさん、最近~
学問がよくはかどってるんでねえか?▼~
:[ミリエル]|ええ。ドニさんのおかげです。▼~
私の思考が至らぬとき、ドニさんの助言で~
目を見開かされる時が何度もありました。▼~
1人より2人…共に学ぶことの意味を~
今、とても実感しています。▼~
:[ドニ]|そうだか…で、そのだな…~
今日は、ミリエルさんに相談があるだ。▼~
:[ミリエル]|なんでしょうか?▼~
…やはり、私と共に学問をするのは~
難しいというお話でしょうか…▼~
:[ドニ]|ちがう、ちがうだよ!~
むしろその逆だべさ。▼~
:[ミリエル]|逆、ですか?▼~
:[ドニ]|もっと一緒にというか、~
もっと他のこともというか…▼~
早い話、これを受け取ってほしいと~
言うことだべさ!▼~
:[ミリエル]|指輪…ですか?▼~
:[ドニ]|んだ。その…~
おらと結婚してほしいだ。▼~
おらはミリエルさんと、ずっとずっと~
一緒にいろんな事を探求してえだよ。▼~
:[ミリエル]|…学問の探求なら~
結婚をしなくてもできるのでは?▼~
:[ドニ]|そりゃそうだども…~
つまり、駄目ということだべか?▼~
:[ミリエル]|…でも、この指輪を受け取ることで~
学問以外の探求も▼~
ドニさんと一緒に~
行えるということになります。▼~
そして、それはとても素晴らしいことに~
私には思えます…▼~
:[ドニ]|じゃ、じゃあこの指輪…▼~
:[ミリエル]|はい…受け取らせていただきます。▼~
…これで、学問以外にも~
研究するものができましたね。▼~
:[ドニ]|んだ。でも時間はたっぷりあるだ。▼~
一生一緒に、じっくりとじっくりと~
研究していくだよ!▼~
**マーク女(親子) [#z7edbc81]
***支援C [#r9206a19]
:[マーク]|うーん、どうして私は母さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
父さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
父さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで母さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:|'''(ミリエル登場)'''
:[ミリエル]|どうしたのですか、マーク。▼~
:[マーク]|母さん!▼~
すごいです、ちょうど今母さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?~
…あ、待って下さい。確か父さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで母さん、私たちが~
ここで会ったのは、運命ではなく絆です!▼~
:[ミリエル]|どちらも目には見えない…強いものですね。▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
私、なんで母さんのことを覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら母さん…私が母さんのこと~
思い出せるよう協力してくれませんか?▼~
:[ミリエル]|はい、構いませんよ。▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
女同士の約束ですよ!~
じゃあ私はこれで!▼~
:|'''(マーク退場)'''
:[ミリエル]|…私の子にしては、随分せっかちですね。▼~
***支援B [#z61a6981]
:[マーク]|母さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ミリエル]|はい、問題ありません。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
私には効果がありませんでした…▼~
ねぇ母さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ミリエル]|貴方が未来で見ていたであろう物…つまり~
私の顔を凝視するのが効果的かと。▼~
:[マーク]|なるほど!それだー!!~
母さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の父さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
………………▼~
………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…▼~
母さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ミリエル]|それを今から思い出そうと ~
しているのではありませんでしたか?▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも私は諦めませんよ!~
絶対に母さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、母さん!▼~
***支援A [#aaeda655]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして母さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ミリエル]|なぜ泣くのです。▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
私…母さんのことも父さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
母さんが私に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ミリエル]|マーク…▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[ミリエル]|どうしたのですか?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。母さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
母さんが私に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる母さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、母さん。~
全部母さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか母さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…では、私も協力しましょう。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**ロラン(親子) [#xf722bd5]
***支援C [#s025758d]
:[ロラン]|ふむ、ふむ…~
なるほど、そういうことか。▼~
この時代には書物がたくさん~
残っていて、学び甲斐があるな。▼~
もっと勉強して、~
少しでも母様に追いつかないと…。▼~
:[ミリエル]|………▼~
:[ロラン]|あれ…母様?~
その手に持ってるのは酒瓶ですか?▼~
:[ミリエル]|はい。フェリア産の~
”竜の吐息”という、強い酒です。▼~
:[ロラン]|昼間からそんなものを…~
母様、酒好きだったのですか?▼~
:[ミリエル]|いえ…飲むわけではありません。~
こうするのです…。▼~
:[ロラン]|わっ…火を!?▼~
:[ミリエル]|…話に聞いた通りです。~
純度の高い酒は発火する…。▼~
しかし、なぜ…~
炎の色が青いのでしょうか。▼~
これは興味深い…。~
更なる検証が必要ですね。▼~
:[ロラン]|…すごいですね、母様。自分の手で~
新しい真理を発見しようとしています。▼~
誰かの知識を書物で学んでいるだけじゃ~
絶対に追いつけませんね…。▼~
母様!~
その考察、僕も参加させてください!▼~
:[ミリエル]|えぇ。共にこの現象に隠された~
真理を突き止めましょう。▼~
***支援B [#r13a3503]
:[ミリエル]|炎の中に銅塩を入れると…~
緑色の炎が生まれる。▼~
何度観察しても実に興味深い…。▼~
:[ロラン]|ほかにも炎の色が~
変わるものがあったんですね。▼~
:[ミリエル]|えぇ。まずは~
青い炎から検証してみましょう。▼~
強い酒であれば、どの酒でも~
青い炎を出すことができます。▼~
酒に含まれる、人を酔わせる力が~
青色を生んでいるのかも…。▼~
:[ロラン]|僕…ひとつ~
気になっていることがあります。▼~
青い炎と赤い炎では、金属を~
かざしたときの溶け方が違うんです。▼~
もしかすると、炎の熱さが~
関係しているんじゃないでしょうか?▼~
:[ミリエル]|なるほど…~
それは考えていませんでした。▼~
とすると…酒はほかのものよりも~
低い熱で発火するのかもしれません。▼~
さらなる検証が必要ですね。▼~
:[ロラン]|ふふ…。▼~
:[ミリエル]|…どうかしましたか?▼~
:[ロラン]|母様がうれしそうだからです。▼~
いまだに母様が僕の母様である~
完全な証明はできていませんが▼~
こうして母様の役に立てている…~
それだけで僕はしあわせです。▼~
:[ミリエル]|…確かに、私たちが親子であることの~
証明はまだ完全ではありません。▼~
ですが、私もあなたも真理を追い求める~
同志であることは間違いありません。▼~
:[ロラン]|…そうですね。親子であってもなくても~
僕たちの間には絆が生まれています。▼~
それは、もしかしたら僕にとって~
真理よりも大事なものかもしれません。▼~
:[ミリエル]|…それもまた、あなたの中の~
ひとつの真実…なのでしょう。▼~
***支援A [#t35c1fc9]
:[ロラン]|母様、~
少しこれを見てもらえませんか?▼~
:[ミリエル]|その珠は…なんでしょうか?▼~
:[ロラン]|母様が先日見つけた~
変わった色の炎についてなんですが▼~
あんまり綺麗だったので~
なにかに使えないかなと思いまして。▼~
緑、青、黄…この珠の中に、さまざまな~
色の炎を生む物を詰めてあります。▼~
これを空中で発火させれば、~
色とりどりの炎が空を彩るはずです。▼~
:[ミリエル]|…それは、真理の追究とは~
関係のない実験ですね。▼~
:[ロラン]|えぇ…確かにその通りです。▼~
:[ミリエル]|ですが、きっとその実験は…~
美しい光景を描くのでしょうね。▼~
:[ロラン]|え…えぇ!~
僕もそう思うんです!▼~
炎がよく見える夜にでも、みんなを~
集めて実験しようと思ってます。▼~
:[ミリエル]|蓄えられた知識をいかに~
活用するか…それもひとつの道。▼~
あなたの発想は…~
私にはないものです。▼~
ロラン…。その実験、~
私にも協力させていただけますか?▼~
:[ロラン]|はい!~
喜んでお願いします、母様!▼~
*コメント [#x92db020]
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