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会話集/支援会話/マイユニット(男性・オレ)3
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*マイユニット(男性・俺)の支援会話 [#h3bfddc4]
#contents
**オリヴィエ [#a2f706e4]
***支援C [#n874aa14]
:[オリヴィエ]|……ふぅ、これで全部ですね。▼~
全部で二百五十枚…~
まだまだ目標には遠いです…▼~
:[ルフレ]|オリヴィエ、なにしてるんだ?▼~
:[オリヴィエ]|きゃっ!▼~
:[ルフレ]|あ、すまん。~
驚かせちゃったな。▼~
:[オリヴィエ]|ルフレさんでしたか…。~
びっくりしました…▼~
:[ルフレ]|あれ? なにを大事そうに~
胸に抱えてるんだ?▼~
:[オリヴィエ]|こ、これは、その…。~
お給金をこつこつ貯めた…▼~
:[ルフレ]|あぁ、へそくり?▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…その言い方はあんまりです~。▼~
私がお金に汚いみたいで~
恥ずかしいじゃないですか~!!▼~
:[ルフレ]|あわわ…すまんすまん!~
へそくりじゃなくて、貯金だよな!▼~
ちゃんと貯金してるなんて、~
オリヴィエは偉いと思うよ。▼~
:[オリヴィエ]|えへへ…ありがとうございます。▼~
ルフレさんに褒められると~
とっても嬉しいです…▼~
:[ルフレ]|そ、そうか?~
そう言われると照れるな…▼~
:[オリヴィエ]|それじゃあ私、~
食事当番なのでこれで…▼~
今日はお話できて楽しかったです。▼~
:[ルフレ]|ああ、気を付けて戻れよ…って、~
オリヴィエ! へそくり落としてる落としてる!▼~
:[オリヴィエ]|だからへそくりじゃありませんってば~!▼~
私がお金に汚いみたいで~
恥ずかしいじゃないですか~!!▼~
:[ルフレ]|あ~、それはわかったから早く拾って!~
やばい! 一枚飛ばされたぞ!▼~
:[オリヴィエ]|はわわ…ま、待って下さい…!▼~
***支援B [#e0d56675]
:[ルフレ]|どう、オリヴィエ。~
お金は順調に貯まってるか?▼~
:[オリヴィエ]|あ、えっと…ぼちぼちでんな。▼~
:[ルフレ]|…なんだ、それ?▼~
:[オリヴィエ]|え、あれ? 前に本で読んだ~
返事の仕方なんですけど…▼~
:[ルフレ]|そ、そうなんだ。変わってるね…▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…何か変だったんですね!▼~
すみません…本で読んだだけの知識を~
安易にひけらかしてしまって…!▼~
は、恥ずかしいです~!!▼~
:[ルフレ]|あ、いや、そんなに恥じることじゃないぞ!▼~
オリヴィエの意外な一面を見られたしな!▼~
たまに使う分には良いんじゃないかな!▼~
:[オリヴィエ]|そ…それなら良かったです…▼~
:[ルフレ]|ところでさ、オリヴィエは~
どうして貯金をしてるんだ?▼~
:[オリヴィエ]|あの、私…劇場が欲しいんです。▼~
:[ルフレ]|劇場…って、あの舞台と観客席のある?▼~
:[オリヴィエ]|はい。誰もが気軽に観に来られるような~
劇場を建てられたらいいなと思って…▼~
:[ルフレ]|そこではオリヴィエの~
踊りも観られるのか?▼~
:[オリヴィエ]|え…そ、そうですね。~
恥ずかしいですけど…▼~
:[ルフレ]|だったら俺もぜひ行きたいな、その劇場。▼~
:[オリヴィエ]|あ、ありがとうございます。▼~
:[ルフレ]|でも劇場を建てるのって~
すごくお金がかかるんじゃないのか?▼~
:[オリヴィエ]|そうなんです。実際には、~
夢のまた夢という感じで…▼~
:[ルフレ]|うーん…あ! じゃあいっそ、~
自分たちで作るか!▼~
:[オリヴィエ]|む、無理ですよそんな…▼~
:[ルフレ]|だーいじょうぶだって!~
俺、こう見えて大工仕事は得意だから!▼~
そうと決まればさっそく~
取りかかるぞ!▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…頑張ります…▼~
***支援A [#ybc060bc]
:[ルフレ]|…ついに完成したな…▼~
:[オリヴィエ]|完成しましたね…▼~
:[ルフレ]|我ながらいい出来だと思うけど、~
オリヴィエの感想はどうだ?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。私が思い描いていた~
劇場より、よくできてると思います。▼~
:[ルフレ]|よかった。~
苦労した甲斐があったな。▼~
:[オリヴィエ]|ただ、その…大きさが、ちょっと…▼~
:[ルフレ]|…うん。▼~
:[オリヴィエ]|手のひらに載る大きさの劇場では~
さすがに踊れませんから…▼~
:[ルフレ]|そうだな…これだとキリギリスが歌って~
バッタが踊るくらいがせいぜいだろう。▼~
:[オリヴィエ]|観客は…アリさんたちでしょうか。▼~
:[ルフレ]|まぁでも、小さいながらも~
完成させられたわけだから▼~
次はこれを大きな規模で作れば~
問題ないってことだろ。▼~
:[オリヴィエ]|そう…ですか?▼~
:[ルフレ]|そうそう。ここは前向きに、な?~
次もちゃんと手伝うから。▼~
:[オリヴィエ]|ふふ、そうですね。~
次、がんばりましょうか。▼~
ルフレさんといっしょに~
作業をするのはすごく楽しいし▼~
長い時間をかければもしかしたら~
完成させられるかもしれませんよね。▼~
あ…でもそれだったら、~
お金を貯めるほうが早い…かな?▼~
:[ルフレ]|それは言わないお約束だ。▼~
:[オリヴィエ]|で、ですよね。▼~
じゃあ…私、劇場の完成を祝して~
一曲踊らせていただきます。▼~
あの…見てもらっても、いいですか…?▼~
:[ルフレ]|あぁ、オリヴィエの踊りなら大歓迎だ!▼~
:[オリヴィエ]|ふふ。恥ずかしいですけど~
頑張りますね…!▼~
いつか本物の劇場を建てられたら、~
最初に踊ろうと思ってる踊りなんです…!▼~
:[ルフレ]|そっか…楽しみだな。~
その夢が叶うまで、ずっと応援してるからな。▼~
:[オリヴィエ]|ありがとうございます…!▼~
**セルジュ [#y7f090a7]
***支援C [#f2f509e3]
:[セルジュ]|この子は? …駄目?~
じゃあ、こっちの子は?▼~
なかなか男前だと思うんだけど。▼~
そう…好みじゃないのね。~
困ったわねぇ…▼~
:[ルフレ]|セルジュ?~
誰と話してるんだ?▼~
:[セルジュ]|あら、ルフレ。~
ちょうどいいところに。▼~
:[ルフレ]|え、なんだ?▼~
:[セルジュ]|ルフレのお知り合いに、~
見目麗しい飛竜ちゃんはいないかしら?▼~
:[ルフレ]|え…飛竜の知り合い?~
それ、本気で訊いてるのか?▼~
:[セルジュ]|えぇ、もちろん。▼~
ミネルヴァちゃんのお見合い相手を~
探しているんだけど…▼~
なかなかミネルヴァちゃんが~
うなずいてくれる相手がいなくて。▼~
:[ルフレ]|ミネルヴァ…って、セルジュが飼ってる~
飛竜のことだよな?▼~
お見合いとか、するんだ…。~
飛竜のお見合いなんて初めて聞いたぞ。▼~
:[セルジュ]|それはそうでしょうね。私も…いえ、~
おそらく人類史上初の試みでしょうし。▼~
:[ルフレ]|そう言われると、とてつもなく壮大な~
計画が動いているように聞こえるな。▼~
:[セルジュ]|人類の大いなる一歩に、~
協力してみる気はないかしら?▼~
:[ルフレ]|そ、そうだな…協力、しようかな。▼~
:[セルジュ]|まぁ、ルフレが協力してくれるって。~
よかったわね、ミネルヴァちゃん。▼~
(ミネルヴァの唸り声)~
…うふふ、喜んでいるわ。▼~
:[ルフレ]|これ、喜んでるのか…~
猛り狂ってるようにしか見えないぞ…▼~
***支援B [#y3eee77f]
:[ルフレ]|セルジュ。いろんなところから~
飛竜の情報を集めてみたぞ。▼~
:[セルジュ]|まぁ、ありがとう!~
さっそく拝見してもいいかしら?▼~
:[ルフレ]|あぁ。▼~
:[セルジュ]|あらあら、似顔絵つきなのね…~
って、ルフレ。▼~
これ、みんな女の子の情報なのかしら?▼~
:[ルフレ]|え、そうだけど。~
なにかまずかったか?▼~
:[セルジュ]|…ルフレ。~
ミネルヴァちゃんは女の子なのよ。▼~
:[ルフレ]|えぇっ、そうだったのか!?▼~
俺はてっきりオス…じゃない~
男の子だとばっかり…▼~
:[セルジュ]|もう。どこからどう見ても~
かわいらしい女の子じゃないの。▼~
:[ルフレ]|どこをどう見たら…って、~
訊いたら怒るよな…▼~
:[セルジュ]|なにか言ったかしら?▼~
:[ルフレ]|い、いやいや!~
ごめん、勘違いしてしまったみたいだ!▼~
次からはちゃんと、男の子の~
情報を集めるようにする。▼~
:[セルジュ]|こう見える通り、ミネルヴァちゃんは~
とても面食いだから▼~
男前さんの情報をお願いするわね。▼~
:[ルフレ]|飛竜の見た目にも~
良し悪しがあるんだな…▼~
:[セルジュ]|角の形状と長さ、うろこの艶やかさ、~
牙と爪の鋭さ、羽の大きさ…▼~
それに全体的な輪郭と泣き声の~
美しさも重要なのよ。▼~
:[ルフレ]|そ、そうなのか。見極める自信は~
まったくないけど…了解した。▼~
***支援A [#uefc1231]
:[ルフレ]|セルジュ。これ、この子はどうだ?~
すごく男前だと思うんだけどな。▼~
:[セルジュ]|まぁ! 絵で見る限りは~
完璧に見えるわ。▼~
ほら。見て、ミネルヴァちゃん。~
これならあなたも満足なんじゃない?▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
…ふふふ、そう。~
そんなに気に入ったの。▼~
:[ルフレ]|よかった…これで駄目なら~
もうお手上げだったぞ。▼~
:[セルジュ]|ありがとう、ルフレ。▼~
ミネルヴァちゃんのために~
こんなに親身になってくれて、嬉しいわ。▼~
:[ルフレ]|これで、俺も人類史上初の快挙に~
名前を残せそうだな。▼~
:[セルジュ]|えぇ、もちろん。▼~
ルフレには、~
仲人として名を残してもらうわ。▼~
:[ルフレ]|俺が仲人!? しかも飛竜の?~
人間の仲人もしたことないのに?▼~
:[セルジュ]|ルフレ以外には考えられないもの。▼~
:[ルフレ]|そう言ってもらえるのはうれしいけど~
そんな大役が俺に務まるかな…▼~
:[セルジュ]|だいじょうぶよ。~
これから私がみっちりと▼~
飛竜についてのあれこれを~
手ほどきして差し上げるわ。▼~
:[ルフレ]|ありがとう…と言うべきなんだろうか。~
やり遂げられる気が全くしないんだが…▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
うおぉぉっ!? な…なんだなんだ!?~
耳がヘンになる…!!!▼~
セ、セルジュ!! これは喜んでるのか?~
それとも猛り狂ってるのか?!▼~
:[セルジュ]|いつにない勢いで猛り狂っているわね。~
自分のことを見捨てるのかって。▼~
:[ルフレ]|えぇぇ!? そんなの脅迫じゃないか!▼~
:[セルジュ]|それだけ私もミネルヴァちゃんも~
あなたを必要としてるということよ。▼~
:[ルフレ]|なんだかごまかされてるような~
気がするんだが…わかった。▼~
乗りかかった船だし、~
最後まで協力することにする。▼~
:[セルジュ]|ふふ、ありがとう。~
良かったわね、ミネルヴァちゃん。▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
:[ルフレ]|あぁ…喜んでいらっしゃる…▼~
**ヘンリー [#m59c4ad9]
***支援C [#gaa8b278]
:[ヘンリー]|…………▼~
:[ルフレ]|ん? ヘンリー?~
あんなところにうずくまって…▼~
もしかして、気分でも悪いのか!?▼~
だったら大変だ…!~
おい、ヘンリー、ヘンリー!▼~
:[ヘンリー]|あ、はーい。なにかあったの~?▼~
:[ルフレ]|なんだ…元気みたいだな。▼~
そんなところでうずくまってるから、~
気分でも悪いのかと思ったぞ。▼~
:[ヘンリー]|あはは、心配させちゃったみたいで~
ごめんね~。▼~
:[ルフレ]|いや、元気ならいいんだ。~
何をしてたんだ?▼~
:[ヘンリー]|と~っても楽しいことだよ~。~
ルフレも一緒にやる~?▼~
:[ルフレ]|そんなに楽しいことなのか?~
どれどれ…って、うわあぁぁぁぁ!?▼~
:[ヘンリー]|あ、ごめん。びっくりさせちゃった~?~
これ、屍兵の腕だよ~。▼~
:[ルフレ]|さっきの戦場で拾ったのか?!~
どうしてそんなものを持って来るんだ!▼~
:[ヘンリー]|いや~、屍兵がどんな体をしてて、~
どうやって動いてるのか興味があって。▼~
ちょっと解剖して~
調べてみようかなと思ったんだ~。▼~
はい、ルフレもどうぞ~。~
屍兵の弱点がわかるかもしれないよ~!▼~
:[ルフレ]|いらん! 俺は遠慮しておく!▼~
:[ヘンリー]|あはは、残念だな~。▼~
***支援B [#s408bf0f]
:[ヘンリー]|ふん、ふん。ふんふ~ん…♪▼~
:[ルフレ]|ヘンリー…、~
地面に描いている魔法陣は何だ?▼~
なんというか…とても~
不吉な予感がするんだが。▼~
:[ヘンリー]|あ、ルフレ。~
これはね、とってもいいものなんだよ~。▼~
この魔法陣はねぇ、なんと!~
屍兵を召喚する魔法陣なので~す!▼~
:[ルフレ]|えっ…▼~
:[ヘンリー]|これを使えば戦いを屍兵に任せて、~
僕たちはお茶でも飲んでいられるよ~。▼~
そしたら戦死者も出なくなるし、~
いろいろと便利だよね~。▼~
:[ルフレ]|うーん…いくら戦死者が出ないとはいえ、~
屍兵の力を借りるのは…▼~
それに、召喚した屍兵を~
操ることができるとは限らないよな?▼~
:[ヘンリー]|うん、屍兵は操れないよね~。~
命ある者を襲うだけだよ~。▼~
でも、魔法陣を遠くに描いておけば~
僕らに被害は出ないわけだし~。▼~
:[ルフレ]|だが…魔法陣の近くにある町や村は~
屍兵に襲われるんじゃないか…?▼~
:[ヘンリー]|あはは、もちろん襲われちゃうよね~。~
でも、戦いには勝てるよ?▼~
:[ルフレ]|それは良くないぞ…▼~
関係ない人の命を犠牲にして勝つのは…▼~
:[ヘンリー]|良くない? どうして良くないの?▼~
今までだってたくさん~
人を殺してきたじゃない。▼~
:[ルフレ]|…それは、そうしないと俺たちが~
殺されるから…やむを得なかったんだ。▼~
でも、奪わなくていい命を~
犠牲にして勝つのは違うと思うぞ。▼~
:[ヘンリー]|ふーん…わかった~。~
じゃあこの魔法陣は使わないね~。▼~
:[ルフレ]|あぁ…▼~
***支援A [#n28e4899]
:[ルフレ]|ヘンリー、~
この前の戦い方は見事だったな。▼~
:[ヘンリー]|え? どれのこと~?▼~
:[ルフレ]|屍兵が現れて~
小競り合いになった時のことだ。▼~
あのとき、不利な戦況にもかかわらず~
町を背にして踏ん張ってくれただろう?▼~
あそこで後退していたら~
町にも被害が及んでいただろうからな。▼~
:[ヘンリー]|ルフレが、奪わなくていい命は~
犠牲にするなって言ってたからね~。▼~
:[ルフレ]|あ…覚えていてくれたのか。▼~
:[ヘンリー]|もちろんだよ~。~
僕は言いつけは守る子だからね~。▼~
人から命令されたことや~
頼まれたことには、ちゃんと従いま~す。▼~
:[ルフレ]|ほぅ…ヘンリーって~
意外と律義なんだな。▼~
:[ヘンリー]|あ、でも戦場で『戦うな』って~
言われるのだけは、ちょっと嫌かも~。▼~
そういう場合は、『戦うな』って言った人を~
消してから、ウキウキ戦いま~す。▼~
:[ルフレ]|………~
…俺は、何があってもヘンリーに▼~
『戦うな』っていう指示だけは~
出さないでおくぞ。▼~
:[ヘンリー]|どうしたの~?▼~
:[ルフレ]|な、何でもない!▼~
なぁ、ヘンリー、~
頼まれごとは断らないんだよな?▼~
なら戦術書の整理を~
手伝ってもらえたりするのか?▼~
最近、量が増えてきて困ってるのだが。▼~
:[ヘンリー]|は~い、よろこんで~!▼~
**サイリ [#j3395265]
***支援C [#s018158d]
:[ルフレ]|なぁ、サイリ。ちょっといいか?▼~
:[サイリ]|ルフレ殿、何か?▼~
:[ルフレ]|サイリの鎧って、~
珍しい形をしているな。▼~
:[サイリ]|ああ…これか。▼~
私が生まれた国で、~
兵士の皆が装備する鎧だ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか。~
形が洗練されているし、とても丈夫そうだ。▼~
:[サイリ]|ああ、軽さと装甲の厚さが~
この鎧の利点だな。▼~
私のいた国ではこのように~
軽装で戦うことが多い。▼~
武器も刀…片刃の剣を両手で持つから、~
盾も持たないことが多いのだ。▼~
:[ルフレ]|そうか。とても個性的な気がする。~
…他にも何か違うことってあるのか?▼~
:[サイリ]|武具だけでなく、食べ物や服装、~
そのほかの文化、いろいろと異なるな。▼~
:[ルフレ]|今度、その話とかも聞かせてもらえるか?▼~
:[サイリ]|ああ、故郷の話をするのは嫌いではない。~
喜んで話そう。▼~
***支援B [#s098158d]
:[ルフレ]|サイリ、~
お前の国の話を聞かせてくれるか?▼~
:[サイリ]|ああ。先日の件だな。~
何でも聞いてくれ。▼~
:[ルフレ]|食べ物も~
お前の国とこちらでは違うのか?▼~
:[サイリ]|ああ、ソンシンでは、主食がコメだった。~
パンやチーズは、最近初めて食べたな。▼~
:[ルフレ]|ほぉ~、そうなのか。▼~
:[サイリ]|それと、ソンシンでは生の魚も食べるな。▼~
:[ルフレ]|な、生の魚?~
…おいしいのか?▼~
:[サイリ]|ああ。鮮度のよいものなら、~
とてもおいしい。▼~
:[ルフレ]|そうか。食文化も随分と違うんだな。▼~
でもそれだと、別の場所の~
暮らしに馴染むのは、大変だよな。▼~
:[サイリ]|そんなことはない。だが…時々、~
故郷の味が恋しくなることもあるな。▼~
:[ルフレ]|俺も、いつか食べてみたいぞ。▼~
:[サイリ]|ああ、機会があれば。ぜひご馳走しよう。▼~
***支援A [#c4e4d146]
:[ルフレ]|サイリ。▼~
:[サイリ]|……▼~
:[ルフレ]|き、聞こえないのか?▼~
それに黙々と何かに集中している…~
何をしているんだ?▼~
あ、絵を書いているのか。~
…サイリ!▼~
:[サイリ]|わっ!! わっ、わっっ!!▼~
:[ルフレ]|あ、す、すまない。驚かせたか?▼~
:[サイリ]|あっ、ルフレ殿か!!▼~
い、いやこちらこそ突然~
大声を上げてしまって、すまないっ!▼~
こ、これはそのっ!!▼~
:[ルフレ]|あ、別に絵を隠さなくてもいいのでは?▼~
そんなに恥ずかしがらなくても、~
とても上手だと思ったぞ?▼~
:[サイリ]|…そ、そうか、見られてしまったか。~
なら仕方ない…。▼~
:[ルフレ]| …これは樹の絵だよな?~
でも葉の色が…▼~
:[サイリ]|これはサクラの樹という。▼~
ピンク色に見えるのは▼~
葉ではなく花の色なのだ。~
:[ルフレ]|ほぉ…。珍しいな。▼~
:[サイリ]|これは毎年一定の時期にだけ咲く花…。~
我が故郷でのみ、見る事ができる。▼~
:[ルフレ]|…実際に見たら綺麗なんだろうな。▼~
:[サイリ]|ああ。故郷においても、~
この樹は国の皆から愛されていた。▼~
私の育ったところには、川に沿って~
このサクラの樹が何本も並べられており、▼~
花が咲くと、それはまさに壮観だった…。~
最近よくそれを思い出すのだ…▼~
:[ルフレ]|サイリ…▼~
:[サイリ]|あ…すまない。~
勝手につらつらと話してしまって。▼~
しかも…何かしんみりとさせてしまったな。~
こんなものは私には似合わないというのに…。▼~
:[ルフレ]|そんなことない、聞けて楽しかったぞ。▼~
:[サイリ]|そ、そうか。それなら良かった…▼~
**バジーリオ [#fa2c35b4]
***支援C [#n660aa3b]
:[ルフレ]|あ、バジーリオ様。▼~
:[バジーリオ]|おう、ルフレ。なんか用か?▼~
:[ルフレ]|あの…ちょっと噂で聞いたんですが、▼~
バジーリオ様は昔、たまに城を抜け出して~
旅に出ていたというのは本当ですか?▼~
:[バジーリオ]|ああ。まあ、たまにな。▼~
…へへ、一人で城を抜け出すなんて、~
危険だと思うかい?▼~
:[ルフレ]|そりゃあ、そうですよ!~
仮にも一国の主なんですよ、バジーリオ様は!▼~
:[バジーリオ]|まぁヘマをしたことは一度だってねえよ。~
いつだって、無事に城に帰ってきたぜ?▼~
:[ルフレ]|ほ、本当に?▼~
:[バジーリオ]|なんだルフレ、俺の言うことが~
信用できないっつーのか?▼~
:[ルフレ]|いえ、そういうわけじゃあ…▼~
:[バジーリオ]|これでも慣れたもんだったさ。~
昔は、身ひとつで色んなとこに行ったもんだ。▼~
:[ルフレ]|身ひとつで、ですか!?~
よく周りがそれを許しましたね?▼~
俺がバジーリオ様付きの部下だったら、~
旅になんて絶対行かせませんよ!?▼~
:[バジーリオ]|そんなもん! あれだ!~
無断で出て行くに決まってるじゃねぇか。▼~
:[ルフレ]|ええっ!? 国の代表が無断で外出!?~
どうやって!?▼~
:[バジーリオ]|そこはほれ、色々と策があるんだよ。▼~
:[ルフレ]|策…ですか?▼~
:[バジーリオ]|耳貸しな。~
………ゴニョゴニョ。▼~
:[ルフレ]|え、ええっ!? そんな方法で!?▼~
:[バジーリオ]|声がでかいぞ、ルフレ。▼~
:[ルフレ]|すみません…で、でも。▼~
:[バジーリオ]|はっはっは! まぁ人間やろうと思えば、~
なんでもできるってことさ!▼~
お前もあんまし~
凝り固まって考えてばっかじゃあ、▼~
いけねぇってことよ!~
がっはっは!▼~
:|'''(バジーリオ退場)'''
:[ルフレ]|は、はぁ…▼~
***支援B [#f4636151]
:[ルフレ]|バジーリオ様。▼~
:[バジーリオ]|おうっ! ルフレか。なんだ?▼~
:[ルフレ]|先日、旅には慣れていると~
言っていましたが…▼~
以前、旅を続けていた時はどうやって~
旅費を稼いでいたんですか?▼~
:[バジーリオ]|そうだな。傭兵団にいたこともあったし、~
旅芸人の一座に置いてもらったこともあった。▼~
:[ルフレ]|た、旅芸人!? 国の代表が旅芸人とは…~
国民が知ったら驚くだろうなあ。▼~
:[バジーリオ]|まぁそんなの後から言えば、~
ただの笑い話さ。▼~
:[ルフレ]|そ、そうかもしれませんが…▼~
:[バジーリオ]|旅はいいぜぇ…~
窮屈な城の中にいるよりはずっといい…▼~
酒、女、金…~
世の中のことがよくわかるからな。▼~
お前も硬いことばっか言ってないで、~
旅にでも出てもっと遊んだ方がいいぜ。▼~
:[ルフレ]|い、いえ、俺は軍師ですから!~
それに今はそんな暇なんてないですよ!▼~
:[バジーリオ]|まあ…今は難しいな。▼~
:[ルフレ]|ですよね?▼~
:[バジーリオ]|…ならば、女だ。▼~
:[ルフレ]|えっ? 何言ってるんですか?▼~
:[バジーリオ]|この軍には女も多いからな。▼~
そこら辺の女兵士を遊びに~
誘ってみたらどうだ? 楽しいぞ?▼~
:[ルフレ]|そっ、そんなことは…▼~
あ、遊びで声をかけるなんて~
不真面目ですよ!▼~
:[バジーリオ]|まあ、そう言うな。▼~
俺がちゃんと女心をつかむ~
コツってやつを教えてやるからよ。▼~
:[ルフレ]|べ、別にそんなのいいですってば!▼~
:[バジーリオ]|いいからいいから、聞いとけって!~
………ゴニョゴニョ。▼~
:[ルフレ]|そっ、そんなことを…!?▼~
:[バジーリオ]|はっはっは! まあ、あとはお前の~
誠意次第だ。がんばれよ!?▼~
:|'''(バジーリオ退場)'''
:[ルフレ]|バ、バジーリオ様…~
あの人本当に王様だったのか…?▼~
***支援A [#x723b45e]
:[バジーリオ]|よう、ルフレ。▼~
:[ルフレ]|あ、バジーリオ様。▼~
:[バジーリオ]|相変わらず遊びには手を出してないのか?▼~
:[ルフレ]|それはそうですよ。~
遊んでいるヒマなんてありませんし。▼~
:[バジーリオ]|まったく、本当に堅物だな…▼~
まぁ…お前だけじゃないな。~
クロムやその周辺も、ここは堅物だらけだ。▼~
:[ルフレ]|ははは…戦いが終わったら、~
少しは遊ぶことも考えますよ。▼~
:[バジーリオ]|もったいねえなあ…~
若いウチは、遊ぶのだって勉強だぜ?▼~
遊びは人と人との交流だ。~
うまく交流できることは何にでも繋がる。▼~
:[ルフレ]|ま、まぁそうですけど…▼~
:[バジーリオ]|それに相手が男だろうが女だろうが、▼~
気さくに話せる話術ってのも~
ちゃんと身に着けておかないとな。▼~
話がつまらない奴が軍師じゃあ、~
兵士たちだって付いて来てはくれないぜ?▼~
:[ルフレ]|…うーん、それは説得力ありますね。~
わ、わかりました…努力してみます。▼~
:[バジーリオ]|おいおい~、別にこれは~
努力するものじゃないんだが…▼~
何にせよ、自然に相手を…▼~
特に女をひきつけるような男に~
ならなきゃいかん。▼~
:[ルフレ]|ぐ、具体的には、~
どうすればいいんですか?▼~
:[バジーリオ]|よしよし、耳を貸せ。~
………▼~
:[ルフレ]|えっ!!! えええええっ!?~
…そ、そんな、無理です! 無茶ですよ!▼~
:[バジーリオ]|それは、覚悟が足らんからだ。▼~
:[ルフレ]|か、覚悟ですか…?▼~
:[バジーリオ]|ああ。遊ぶために生き、遊ぶために勝つ!~
ってくらいの覚悟を持て。▼~
そうすりゃ、戦闘にだって~
張り合いが出るぞ? がっはっは!▼~
:[ルフレ]|う~ん、そういうものなのかなあ…▼~
:[バジーリオ]|はっはっはっ!! 考えよ、そして悩めよ!~
若者よっ! …なんつってなっ!▼~
:|'''(バジーリオ退場)'''
:[ルフレ]|なんだか、参考になったような~
ならなかったような…▼~
でも、あれぐらいの豪胆さがあるから~
皆も安心してついて行けるんだろうな…▼~
**フラヴィア [#k26bb2b2]
***支援C [#d9b4cd84]
:[フラヴィア]|おや、ルフレじゃないか。~
ちょっといいかい?▼~
:[ルフレ]|あ、フラヴィア様。なんです?▼~
:[フラヴィア]|前々から思っていたんだが、~
あんたは軍師として、とても優秀だね。▼~
状況を素早く判断し、~
勝利へ導く力を持っている。▼~
:[ルフレ]|あ、ありがとうございます。~
いきなりだけど、嬉しいなぁ。▼~
:[フラヴィア]|謙遜するんじゃないよ。あんたの力は~
大したもんだよ。そのおかげで▼~
今も私らは生きてこられてるのさ。▼~
:[ルフレ]|は、はい…恐縮です。▼~
:[フラヴィア]|フェリアにはあんたのような軍師はいない。~
だから…ぜひ欲しいと思っているんだよ。▼~
我が国、フェリアの軍師にね…!▼~
:[ルフレ]|フラヴィア様、それは…!▼~
:[フラヴィア]|もちろんこの戦いが終わってから、~
の話だけどね。▼~
:[ルフレ]|えっと…どうしようかな?▼~
そ、その時はその時ってことで…~
お願いできますか?▼~
:[フラヴィア]|ああ、よく考えてから~
答えを聞かせておくれ。▼~
***支援B [#u0a86076]
:[ルフレ]|うーん、ここはこうして、~
こうした方がいいかな?▼~
:[フラヴィア]|…ルフレかい?▼~
:[ルフレ]|あ、フラヴィア様。▼~
:[フラヴィア]|なんだ、みんな休んでいるのに、~
あんたは一人で作戦の検討かい?▼~
ふむ…▼~
:[ルフレ]|…え?▼~
:[フラヴィア]|若くて、腕が立ち、頭も回る。~
度胸もあって、骨身を惜しまない…▼~
十分条件はそろっているね…▼~
:[ルフレ]|えっと…。▼~
:[フラヴィア]|ルフレ、~
やっぱりフェリアに来てくれないかい?▼~
:[ルフレ]|それは先日の軍師の話ですね?▼~
:[フラヴィア]|ああ、戦争が終わってからでいい。~
我が国に骨を埋める覚悟で来て欲しいのさ。▼~
:[ルフレ]|そうですね…お気持ちは嬉しいんですが。~
やっぱりまだ気持ちの整理がつきません。▼~
:[フラヴィア]|そうか。…やっぱりクロムかい?▼~
:[ルフレ]|はい。今はクロムを支えることに~
集中していたいと言いますか…▼~
:[フラヴィア]|そうかい…ははは、今はまだ~
クロムには全然敵いそうもないねぇ。▼~
いいさ、いいさ。あんたらの絆の深さは、~
私も近くで十分わかっているつもりさ。▼~
それにこれは一生のことだからね。~
迷うのは無理もない。▼~
また後日、きちんと話し合おうじゃないか。▼~
:[ルフレ]|は、はい…▼~
***支援A [#yb55d385]
:[フラヴィア]|ルフレ、~
ちょっと聞いて欲しいんだが…。▼~
:[ルフレ]|フラヴィア様…。~
この間のお話ですか?▼~
申し訳ないんですが、~
まだ考えがまとまらないというか…▼~
:[フラヴィア]|あ、い、いやいいんだ。あれはもう。▼~
:[ルフレ]|え?▼~
:[フラヴィア]|あんたの軍師としての考え方は~
迅速にして的確。その判断力は凄まじい。▼~
だがね…。その力はどこでも~
発揮できるわけじゃない。▼~
クロムの傍にいるからこそ~
導き出されるんじゃないかと、▼~
最近そう考えるようになったんだよ。▼~
:[ルフレ]|…?▼~
:[フラヴィア]|最近あんたがクロムと一緒にいる様子を~
色々観察していたのさ。▼~
二人の絆と信頼関係があるからこそ、~
お互いに強い能力を発揮できる。▼~
…そんな気がしてね。▼~
:[ルフレ]|そ、そうかもしれないですね…▼~
:[フラヴィア]|現に私からのお誘いに対する判断は、~
こんな風にからっきしだろう、あんた。▼~
:[ルフレ]|う! そ、それは…す、すいません!▼~
:[フラヴィア]|あはは、いや責めてるわけじゃないよ。▼~
でも私もこれ以上ヤボな真似を~
する気はなくなった…そういうことさ。▼~
あんた、これからも頑張るんだよ!~
なんたってこの私が見込んだ男なんだからね!▼~
:[ルフレ]|フラヴィア様…。▼~
**ドニ [#ue33184a]
***支援C [#h4e81b16]
:[ドニ]|うーん…やっぱりうまくいかないべ。~
もっと針を小さくして…いや、でも…▼~
:[ルフレ]|ドニ、なにをうなってるんだ?▼~
:[ドニ]|釣り針を作ってたんだべ。~
でも、なかなかうまくいかなくて…▼~
ほら。この針だと、魚がかかっても~
暴れられると外れちゃうんだべ。▼~
:[ルフレ]|そうだな、それならこの針の内側に~
突起をつけてやるといいと思うけどな。▼~
ちょっと貸してみろ。~
…はい、できた。▼~
:[ドニ]|うわぁ…恩に着るべ!~
これなら確かに外れにくそうだべ!▼~
でもルフレ、~
よくこんなの知ってるべな。▼~
:[ルフレ]|ははは。この前読んだ書物に、~
魚釣りの方法が書いてあったんだよ。▼~
:[ドニ]|へぇ…さすがこの軍の人は~
勉強熱心なんだべなぁー…▼~
おらも何か役に立てることが~
あればいいんだべが…▼~
あ、でもこう見えて、山の獣を獲る罠を~
作るのは得意なんだべ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか? じゃあ今度は~
俺に罠の作り方を教えてくれるか?▼~
:[ドニ]|もちろんだべ!まずは一番簡単な~
餌を仕掛ける箱罠から…▼~
:[ルフレ]|うんうん…▼~
***支援B [#he478d9b]
:[ルフレ]|あ、ドニ! 見ろよ。~
お前に教わった罠のおかげで▼~
こんな大物が獲れたぞ!▼~
:[ドニ]|おらのも見てくれ!~
ルフレのおかげで▼~
こんなにいっぱい魚が釣れたべさ!▼~
:[ルフレ]|おっ、すごいな。みんなで食べても~
食べきれないんじゃないか?▼~
:[ドニ]|ルフレの大物も~
燻製にしたらひと月ぐらいもちそうだべ。▼~
:[ルフレ]|だろう? あ、そういえば~
ドニが教えてくれた箱罠なんだが▼~
入り口のところにもう少し~
工夫できそうな気がする。▼~
あとでちょっと見てくれないか?▼~
:[ドニ]|もちろんだべ。おらもルフレに~
新しい釣り針を見て欲しいべ。▼~
:[ルフレ]|あはは。俺たち、どうしてこんなに~
貪欲になってるんだろうな。▼~
:[ドニ]|はは、ほんとだべ。~
食料調達隊でもないのに変だべな。▼~
:[ルフレ]|俺たちが組めば最強の調達隊に~
なれそうだけどな。▼~
:[ドニ]|すごく食い意地の張った~
ふたりに見えそうだべさ。▼~
:[ルフレ]|まったくだ、あはははは…▼~
***支援A [#z9ea6009]
:[ルフレ]|ドニ。お前、料理は得意か?▼~
:[ドニ]|得意じゃないべ。~
ルフレは?▼~
:[ルフレ]|…いまいちだ!▼~
:[ドニ]|そんなに胸張って言うことじゃないべ。▼~
…はぁ。こんだけ獲物を獲っても、~
料理できないと意味ないべ。▼~
:[ルフレ]|料理、してみるか?▼~
腕はいまいちだけど▼~
ものすごく頑張ったら、俺も~
それなりの物は作れるはずだ。▼~
:[ドニ]|よし、じゃあやってみるべか。▼~
:|'''(暗転)'''
:[ルフレ]|ドニ! 焦げてる焦げてる!▼~
:[ドニ]|ルフレのほうも~
噴きこぼれてるべーーー!▼~
:[ルフレ]|あ、熱っ!?▼~
:[ドニ]|ルフレ!?▼~
:[ルフレ]|だ、だいじょうぶだ。~
少し火傷しただけだ。▼~
:[ドニ]|だ、駄目だべ! すぐに冷やすべ!~
…あぁぁ! 水が無いべ!▼~
よし、汲んでくるから待ってるべ!~
そこでじっとしてるんだべよ!?▼~
:|'''(一瞬ドニ退場、再び画面に戻る)'''
:[ドニ]|汲んで来たべ! 早く手を冷やすべ!▼~
:[ルフレ]|すまない、ドニ。~
う…冷たくて気持ちいい。▼~
:[ドニ]|…結局、料理は失敗だったべな。▼~
:[ルフレ]|いいさ。~
ドニの意外な一面を見れたしな。▼~
:[ドニ]|え、そうだべか?▼~
:[ルフレ]|ああ。さっきのことで、ドニは結構~
しっかりしてるってことがわかった。▼~
…この水、すまなかったな。▼~
:[ドニ]|そ、そんな…おらは当然のことを~
したまでだべ…!▼~
:[ルフレ]|なんだ謙遜して…▼~
…って、あれ?~
なんか、焦げ臭くないか?▼~
:[ドニ]|あぁっ! 魚を焼いたままだったべ!▼~
:[ルフレ]|ふぅ…前言撤回だな。~
やっぱりどこか抜けてるよ。▼~
…俺も人のこと言えないけどな。▼~
**アンナ [#z1cc0d1e]
***支援C [#zebe95c8]
:[アンナ]|うふふふふ~。▼~
:[ルフレ]|アンナ、ご機嫌だな?▼~
:[アンナ]|あら、ルフレ。~
嫌だわ、聞かれちゃった?▼~
:[ルフレ]|ああ、上機嫌な笑い声がな。▼~
:[アンナ]|実はね、~
仕入れた品が三倍の値段で売れたの!▼~
:[ルフレ]|そうか、それは良かったな。▼~
:[アンナ]|ええ、ありがとう…ああっ!▼~
お金を受け取る時の、あの充実感。~
ほかでは味わえないわね~。▼~
:[ルフレ]|そ、そうなのか。▼~
:[アンナ]|うん、もう幸せ~! お金よ、お金。~
お金は幸せを導いてくれるわ~。▼~
:[ルフレ]|え、だが…。~
お金で買えないものだってあると思うけどな?▼~
:[アンナ]|ん~、まぁそうなんだけどね。でも世の中、~
お金があれば、大抵のことはできるのよ?▼~
逆にお金がなければ、~
困る事ってすごく多いし…▼~
:[ルフレ]|それはそうなんだが…▼~
:[アンナ]|そう! お金で幸せは掴めるのよ!▼~
:[ルフレ]|そ、そんなことないと~
思うんだがなぁ…▼~
***支援B [#c11e2558]
:[ルフレ]|なぁ、アンナ。▼~
:[アンナ]|なにかしら? ルフレ。▼~
:[ルフレ]|この間の話で気になったんだが…。~
お金で買えないものだってあるはずだろ?▼~
:[アンナ]|うーん、どうかしらね…?▼~
だって買おうと思えば、~
人の気持ちすらも、お金で買えるわ。▼~
私、大金にほだされて寄ってくる人を~
沢山見てきたもの…▼~
たとえば…そうね。~
恋愛だってお金で買えるのよ?▼~
:[ルフレ]|え、そ、そうなのか?▼~
:[アンナ]|そうよ。人を好きになるって時に、~
その人がお金を持っているかどうか…▼~
気にしない人なんていないわよね?▼~
:[ルフレ]|え、えっと…どうかな?▼~
:[アンナ]|それに自分のお金を全額投げうってまで~
その人を取るかと言われて、▼~
イエスとは…なかなか言えないものよ?▼~
:[ルフレ]|うーん、話が極端のような…。~
それに…なんか、悲しくないか?▼~
:[アンナ]|…うん。ルフレの~
言いたいことはわかるけど。▼~
でも、そういう現実もあるんだって、~
理解だけはしておかなくてはダメよ?▼~
:[ルフレ]|あ、ああ…わかった。▼~
***支援A [#t3f1733a]
:[アンナ]|ああ~、も~!~
一体どういうこと!?▼~
:[ルフレ]|アンナ、どうしたんだ?▼~
:[アンナ]|今日、商品が全然売れなかったのよ…。~
おっかしいわねぇ…▼~
ちゃんといい品仕入れていたんだけどなぁ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか…▼~
:[アンナ]|こんな時に慰めてくれる人が~
いればいいのにな…。▼~
:[ルフレ]|でも都合に合わせてくれる人が欲しいなら、~
お金を出せばそういう人が現れるんだよな?▼~
:[アンナ]|な、なにそれ!~
ちょっとカチンと来る言い方ね?▼~
私だって本当は誰かを好きになって、~
仲良くなれたらいいなって、▼~
思うことくらいあるわよ!▼~
:[ルフレ]|…そ、そうなのか?▼~
:[アンナ]|何よ、その反応。納得してない感じね?~
ちょうどいいわ、ルフレ!▼~
あなた今だけでいいから、~
私の愚痴に付き合いなさい。▼~
:[ルフレ]|…え、でもそれって時給とか出るのか?▼~
:[アンナ]|もー! からかわないで!▼~
:[ルフレ]|ははっ。いや、すまんすまん。▼~
前にアンナが自分で言ってたから、~
お返ししてみただけだ。▼~
本当にそんなことするわけないさ。▼~
:[アンナ]|な、何よ…もう。▼~
その笑顔も憎らしいわね…。~
言っとくけど私の愚痴は長いから。▼~
:[ルフレ]|え、ええ~?~
やっぱ時給欲しいなあ~。▼~
:[アンナ]|しつこいわよ?▼~
**チキ [#ud1efb79]
***支援C [#y09b628e]
:[チキ]|……▼~
:[ルフレ]|…?▼~
:[チキ]|じーっ。▼~
:[ルフレ]|ど、どうしたチキ?~
さっきからずっとこっちを見て。▼~
:[チキ]|あ、ごめんなさい、ルフレ。~
気が散ったかしら?▼~
:[ルフレ]|あ、あぁ、それは気になるさ?▼~
…悩みでもあるのか?~
俺で良かったら話してみないか?▼~
:[チキ]|ルフレがね…ずっと昔に~
知り合いだった人によく似ている気がしたの。▼~
:[ルフレ]|俺が?▼~
:[チキ]|そう…もう本当に、ずっと昔の話だけど。~
その人は、マルスといってね。▼~
いつも穏やかで、~
それでいてとても強い人だった。▼~
:[ルフレ]|マルス…昔の、英雄王の名前だな。▼~
:[チキ]|ええ。私はそのマルス王には~
とても仲良くしてもらっていたわ。▼~
そのマルス王とルフレが似ていたから、~
少しそれを懐かしんでいたのよ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか…▼~
:[チキ]|ごめんなさい。じっと見ちゃって。▼~
:[ルフレ]|いや、いい…でもそうか。~
俺は英雄マルスに似ているのか…▼~
***支援B [#e62bbe4b]
:[ルフレ]|なぁ、チキ。ちょっといいか?▼~
:[チキ]|えぇ、何かしら? ルフレ。▼~
:[ルフレ]|この前話していた、~
英雄王マルスのことだが。▼~
:[チキ]|…それがどうかしたの?▼~
:[ルフレ]|それって二千年前の、~
あの英雄マルスだよな?▼~
:[チキ]|…そうね。~
クロムの、遠い遠い祖先だと聞いているわ。▼~
:[ルフレ]|それなら俺じゃなくてクロムの方が~
似ていると思うんだが…?▼~
:[チキ]|いいえ、クロムは真っすぐで、~
信じた道を突き進むような人だもの。▼~
どちらかといえば、~
英雄王の更に千年前…▼~
私が生まれた頃の、英雄王の~
祖先だった者に似ていたかもしれない。▼~
英雄王はもっと柔らかくて、~
全てを包み込む優しさを備えていたわ。▼~
:[ルフレ]|チキの話を聞いていると…似ているのは~
顔とか見かけの話じゃないんだな?▼~
:[チキ]|ええ…私が言っているのはその魂よ。▼~
ルフレの周りでは優しい空気が~
いつも巡っている。▼~
それが英雄王マルスにそっくりなのよ。▼~
:[ルフレ]|…そ、そうなのか。~
それは光栄な話だな…▼~
……▼~
:[チキ]|どうしたの、お兄ちゃん…?▼~
:[ルフレ]|お、お兄ちゃん!?▼~
:[チキ]|あっ!?~
ご、ごめんなさい…!▼~
私はその昔、英雄王マルスのことを、~
お兄ちゃんと呼んでいたから…▼~
思わず間違えてしまったわ!▼~
:[ルフレ]|お、俺は英雄王マルスじゃないぞ…?▼~
:[チキ]|そうだったわね…これから気をつけるわ。▼~
:[ルフレ]|英雄王マルスに似ている、か…~
正直ちょっと荷が重い感じだな。▼~
お兄ちゃんと言われるのは、頼られている~
みたいで悪い気はしないが…▼~
***支援A [#r7f9dc9a]
:[チキ]|あ、あの…ルフレ。▼~
:[ルフレ]|なんだ、チキ。▼~
今日はお兄ちゃんって~
呼んでくれないのか?▼~
:[チキ]|えぇ…ルフレはルフレだし。~
悪いかと思って…▼~
それに、ルフレは~
記憶がないんでしょう?▼~
他の人に似てると言われて、~
もしかしたらルフレが▼~
気分を害しているんじゃないかと~
反省していたの…▼~
:[ルフレ]|そ、そんなことはないぞ!?▼~
:[チキ]|でも自分の意志や記憶がなくなるって、~
とても怖いことよね…?▼~
私、大昔に悪い人たちに操られたことがあって、~
それは十分にわかっていたはずなのに…▼~
:[ルフレ]|だが、チキにそうして気遣ってもらうのは~
…すごく嬉しいぞ。▼~
うん、じゃあ仲直りしようか。▼~
:[チキ]|仲直り…?▼~
:[ルフレ]|そうだ! これからチキは俺のことを~
いつでもお兄ちゃんって呼べばいい!▼~
それで仲直りは成立だ。▼~
:[チキ]|ふふ、考えておくわね…▼~
:[ルフレ]|あぁ、もう今回の件は、~
それで終わりにしよう!▼~
:[チキ]|ルフレ、優しいのね。~
ありがとう…▼~
***支援S [#kfc12i06]
:[チキ]|ルフレ。▼~
:[ルフレ]|あ、チキ…あれ?▼~
もうお兄ちゃんとは~
呼んでくれないんだな?▼~
:[チキ]|うふふ、まるでルフレの方が~
そう呼んで欲しいみたいだわ。▼~
:[ルフレ]|え、えっと、すまん、~
そんな変な意味じゃないんだ。▼~
俺は記憶が無くて、~
兄妹とか家族もいないから、▼~
なんかそう呼ばれたのが~
…すごく嬉しくなってな。▼~
:[チキ]|でも…ごめんなさい、ルフレ。▼~
私、色々と考えたんだけど…~
私は、あなたをお兄ちゃんとは呼べないわ。▼~
私にとってのお兄ちゃんはやっぱり~
英雄王マルスただ一人なのよ。▼~
:[ルフレ]|あぁ、それは仕方ないな。~
俺は英雄王マルスにはなれないし。▼~
:[チキ]|でも…私にはルフレを~
お兄ちゃんと呼べない理由がもう一つあるわ。▼~
:[ルフレ]|えっ…も、もう一つ?▼~
:[チキ]|えぇ。それは私が、~
あなたの事を…▼~
兄としてではなく、ひとりの男性として、~
好きになってしまったから。▼~
:[ルフレ]|チ、チキ…!▼~
:[チキ]|だからもうお兄ちゃんではなく、~
ルフレをその名で呼ばせて欲しいの。▼~
:[ルフレ]|そ、そうか…良かった。僕はチキに~
嫌われてしまったのかと思ったぞ。▼~
:[チキ]|…そんな、嫌いになるわけないわ!▼~
:[ルフレ]|あぁ、だが俺は正直…お前を前に~
少し尻込みしていたみたいなんだ。▼~
:[チキ]|尻込み…?▼~
:[ルフレ]|あぁ。何千年もの時を生き、~
神話の時代をその目で見てきたチキ…▼~
そのお前に英雄王マルスと比較されて、~
怖気づいていたのさ。▼~
だがそれじゃダメだ。英雄王の名前に~
負けないくらいの人間にならないと。▼~
…でなければお前の事を好きになる~
資格が無いと…思った。▼~
:[チキ]|ルフレ…▼~
:[ルフレ]|だが少しホッとしたぞ。~
俺は…チキを好きでいても、いいか?▼~
:[チキ]|も、もちろんよ、ルフレ!▼~
:[ルフレ]|そうか、良かった。ではこれから二人で、~
一緒に平和な世界を作り上げていこう!▼~
:[チキ]|うん、うん! ルフレ。~
ありがとう、すごく嬉しいわ…▼~
:|'''(一枚絵表示。CV有り。)'''
:[チキ]|好きだよ…~
いつか別れる日がきても…~
何千年眠ったとしても…~
ずっと覚えているからね…~
**ギャンレル [#z5b80702]
***支援C [#re010d69]
:[ルフレ]|ん? ギャンレル?▼~
:[ギャンレル]|…ルフレかよ。▼~
:[ルフレ]|どうしたんだ、神妙な顔して?▼~
:[ギャンレル]|…少し昔のことを、考えてたのさ。▼~
:[ルフレ]|昔のことって…国王だった頃のことか?▼~
:[ギャンレル]|そうだ…▼~
…あの頃のオレはまあ~
かなりあくどい真似をやったよなあ。▼~
:[ルフレ]|ああ、そうだな。▼~
:[ギャンレル]|へっ…ハッキリ言うねえ。▼~
:[ルフレ]|だってひどかったから、~
俺たちはお前を倒したんじゃないか。▼~
:[ギャンレル]|…まあ、そうなんだけどよ。▼~
だが、あれはよ…オレらの大陸を~
ヴァルム帝国から守るためなんだぜ?▼~
:[ルフレ]|大陸って…~
イーリスやフェリア、ペレジアを?▼~
:[ギャンレル]|ああ。あの当時のヴァルム帝国は、~
留まるところを知らねえ勢いだったからなあ。▼~
奴らに対抗するには…~
三国が食い合って、強い一つの大国を作る。▼~
そうするしかねえのさ。▼~
:[ルフレ]|だがお前の恐怖政治は…あまりにも強引過ぎた。▼~
隣国を恐喝したり…あれじゃあ、~
野盗の横暴と変わらない。▼~
:[ギャンレル]|んなこた言われなくたってわかってんだよ!~
オレが正しかったなんて言うつもりはねえ!▼~
だが、オレは馬鹿野郎だからよ…~
ほかに方法なんて思いつかねえ。▼~
ちっ…なんでお前に~
こんな話してやがんだ、くそっ…▼~
:[ルフレ]|ギャンレル…▼~
:[ギャンレル]|すまねぇな…くだらねえこと言った。~
とっとと忘れろや。▼~
***支援B [#a8470957]
:[ルフレ]|ギャンレル?▼~
:[ギャンレル]|…ルフレか。▼~
:[ルフレ]|どうした、こんな所で一人でいるなんて?▼~
:[ギャンレル]|な、何でもねぇよ…▼~
:[ルフレ]|元気がないな。もしかして、~
また昔のことを考えていたのか?▼~
:[ギャンレル]|…まあな。オレはオレなりの狙いがあって~
あの戦争を仕掛けたが…▼~
結局、ヴァルムの侵攻は~
クロムやお前たちが食い止めちまった…▼~
:[ルフレ]|そうだな。▼~
:[ギャンレル]|あ~あ。なんだよ、それっ!~
胸クソわりいったら、ありゃしねぇ!▼~
オレは…ただの道化だったってことか?~
しかも大勢の人間を巻き込んじまってさ…▼~
どんだけ殺してきたと思ってんだよ!~
それが全部無駄ってか!?▼~
:[ルフレ]|そうだな。お前のしたことは、~
決して許されることじゃない。▼~
:[ギャンレル]|相変わらず、容赦ねーなあ。▼~
:[ルフレ]|でも、それが決して自分のためじゃなくて、~
民を思ってやったことだと言うのなら、▼~
…卑下したり自嘲したりする暇すら、~
お前には与えられていないと思った方がいい。▼~
:[ギャンレル]|へっ。じゃあ…どーすりゃ~
いいってんだよ?▼~
:[ルフレ]|王であることを捨てたお前にできることは、~
俺たちと共に平和のために戦い続けることだ。▼~
お前には退くことも後ろを振り向くことさえも、~
許されていない。▼~
:[ギャンレル]|…なるほどな。▼~
だがそんな背中を槍で突かれるような~
お前の言葉ですら、▼~
今のオレにゃあ、気休めに聞こえるぜ。▼~
:[ルフレ]|…気休め?▼~
:[ギャンレル]|ああ、物思いに耽っちゃいたが、~
オレはオレでこの立場に満足してんのさ。▼~
国王っていう重圧から解放されて、~
一人のギャンレルってクズに戻った。▼~
ああん!?~
立ち止まることが許されない?▼~
おうよ!~
それはこっちがむしろ望んだことだぜぇ!▼~
ルフレよぉ!▼~
:[ルフレ]|はははっ! それくらいの元気があれば、~
心配はいらないな。▼~
:[ギャンレル]|ああ…ありがとよ! 見てやがれ!~
オレはやってやるぜぇ~!!▼~
:[ルフレ]|ああ、頼んだぞ、ギャンレル!▼~
***支援A [#n7dc1f0b]
:[ギャンレル]|ようよう、ルフレじゃねぇかよ!▼~
:[ルフレ]|あっ、ギャンレル。▼~
:[ギャンレル]|んなトコでボケーッと突っ立ってたら、~
オレが尻を蹴飛ばすぜぇ!▼~
:[ルフレ]|なんだ、ギャンレル。~
最近はずいぶんと元気みたいだな。▼~
:[ギャンレル]|おうよっ! なにせオレには立ち止まることは~
許されていないんだからな! って、▼~
どっかの軍師様に~
尻叩かれたからよっ!▼~
:[ルフレ]|ははっ!~
そういえば、ギャンレル。▼~
:[ギャンレル]|んー? なんだぁ?▼~
:[ルフレ]|ひとつ聞きたかったんだが…~
ギャンレルはギムレー教徒だったのか?▼~
:[ギャンレル]|いや、オレ自身は違ったぜ。まぁ国教だったし、~
教義くらいは知っちゃいたがな。▼~
その有用性を利用したのは否定しねぇが、~
別に教えを信じていたわけじゃないぜ。▼~
:[ルフレ]|確かに、大勢の人間をひとつにまとめるには~
宗教がいちばん手っ取り早いだろうな。▼~
それで、インパースを使って国民の目を~
一つの方向に向けていたってわけだ。▼~
:[ギャンレル]|…まあ、利用されていたのは~
オレの方だった、というオチが付くがな。▼~
:[ルフレ]|宗教に対して、ペレジア国民はどういう~
風に考えていたんだ?▼~
:[ギャンレル]|考え方なんてあったもんじゃねぇ。~
オレの恐怖政治とインバースの宗教洗脳…▼~
つくづく、ひどいことをしたと思うぜ…~
もう言ってもしょうがねえことだがよ。▼~
:[ルフレ]|恐怖政治が鞭なら、ギムレーを崇拝する~
宗教への傾倒を飴に見立てたってわけか。▼~
:[ギャンレル]|ああ、実際には飴なんてもんじゃねぇけどな。▼~
:[ルフレ]|そうか…でも、ありがとう。ギャンレル。▼~
:[ギャンレル]|へっ? なんでお前に礼を言われるんだよ?▼~
:[ルフレ]|だってペレジア国民の心がわからなければ~
救うことだってできないからな。▼~
俺たちは世界を救うために戦っている。▼~
それは今ギムレー教によって苛まれている~
ペレジアを救うことも、▼~
もちろん含まれているからさ。▼~
:[ギャンレル]|ルフレ…▼~
お前はあんだけ自分のことを苦しめたオレら、~
ペレジアの民のことも、考えてるわけか…▼~
すまねぇ…な。▼~
:[ルフレ]|お前の気持ちはわかっているつもりだ。▼~
だが突き放すようだけど、~
感謝している時間なんてやっぱりないぞ。▼~
俺たちは一刻も早く~
ペレジアの民を…▼~
そして世界中の人々を~
救わなければならないんだ!▼~
:[ギャンレル]|…へっ!~
泣かせる話の後にすぐそれかよ!▼~
やっぱお前みたいなのが、~
本当に『飴と鞭』って言うのかもな!▼~
:[ルフレ]|ははっ。そうかもな!▼~
:[ギャンレル]|だが…オレにもわかっているさ!~
絶対に過去は繰り返さねぇ!▼~
そしてそれを払拭するくらいの働きで、~
ペレジアの仲間たちを救い出してやるぜ!!▼~
見てろよ、ルフレ!!▼~
:[ルフレ]|ああ、その意気だ! ギャンレル!▼~
**ヴァルハルト [#ic97a406]
***支援C [#ied1b39d]
:[ルフレ]|…あっ、ヴァルハルトさん。~
お一人ですか?▼~
:[ヴァルハルト]|………▼~
:[ルフレ]|あの…せっかく仲間になったんですし、~
なにか…お話でもしませんか?▼~
あの、もちろん、ご迷惑でなければ。~
ですけど…▼~
:[ヴァルハルト]|…ならば、ルフレよ。~
軍師である、うぬに問わせてもらう。▼~
勝利に最も必要なものはなんだと思うか?▼~
:[ルフレ]|い、いきなりだな…ヴァルハルトさん。▼~
:[ヴァルハルト]|…答えよ。▼~
軍師たるもの、この程度の問いに~
即答できなくてどうする?▼~
:[ルフレ]|そ、そうですね…▼~
やっぱり『仲間との絆』でしょうか?▼~
:[ヴァルハルト]|フン…ぬるいな。我の答えはこうだ。~
勝利に必要なもの…それは、圧倒的な力。▼~
:[ルフレ]|力…ですか?▼~
:[ヴァルハルト]|ああ、全てを破壊し、全てを圧倒し、~
全てを凌駕し、全てをひれ伏せる力よ。▼~
:[ルフレ]|…ですが。~
力による勝利はひずみを生みます。▼~
そしてやがて軋轢が生じ、~
新たな戦いを呼び起こしてしまう。▼~
:[ヴァルハルト]|それは、単純にその力が足りぬからよ。▼~
圧倒的な強い力で全てを抑え込めば、~
そんな些事などは消え失せる。▼~
…勝利には絆が必要などという~
うぬには、わからぬかもしれんな。▼~
:[ルフレ]|…確かに、考え方がまったく違います。~
…けど、俺は信じます。▼~
仲間との絆、~
それはヴァルハルトさんとだって▼~
いつかきっと分かり合えるということ。~
だってあなたも仲間だから!▼~
:[ヴァルハルト]|…ふん、面白い。今後もそうの蒙昧なる意思で...
我を口説いてみるがよかろう。▼~
:[ルフレ]|はい、負けませんよ!▼~
***支援B [#h709e6fe]
:[ヴァルハルト]|…ルフレ。▼~
:[ルフレ]|あ、ヴァルハルトさん。▼~
:[ヴァルハルト]|どうだ、先日の考えは変わっておらぬか?▼~
仲間との絆が勝利に最も必要だという~
うぬの甘い考え方のことよ。▼~
:[ルフレ]|…はい、変わりません。▼~
:[ヴァルハルト]|ふむ…もったいない話だな。▼~
うぬらがその圧倒的な力で臨めば、▼~
真の平和を築くことも~
造作もないと思うのだが。▼~
:[ルフレ]|真の平和…?▼~
:[ヴァルハルト]|平和という言葉には食い付きがいいな。▼~
究極的な平和とは、国境が無くなり、~
国同士の戦争がなくなることだ。▼~
これだけで、争いの大半は消えるであろう。▼~
:[ルフレ]|それは…確かにそうです。▼~
:[ヴァルハルト]|うぬらの軍力と、~
うぬの軍師としての才覚があれば、▼~
世界制覇すらも、~
赤子の手を捻るようなものだというのに。▼~
:[ルフレ]|でもその世界を統一するまでの戦争の中で、~
多くの人が苦しむことになるでしょう。▼~
それは俺たちの望んでいることじゃない。▼~
:[ヴァルハルト]|だが最終的には、苦しみの総量は減る。▼~
たとえ一万の人間が死のうとも、▼~
代わりに百万の~
人間が救われればよいではないか?▼~
:[ルフレ]|…人の命を、数で測ることはできない!▼~
:[ヴァルハルト]|ふん、だからぬるいと言うておるのだ。▼~
ならば、うぬらが殺している敵軍の兵士は~
いったいなんだ?▼~
自分と主義主張が違えば殺すのか?▼~
自分の親しい者に敵対するから殺すのか?▼~
それは、小を捨てて大を取る考え方とは~
違うと言い切れるのか?▼~
…我には同じことにしか思えぬ!▼~
:[ルフレ]|!! …そ、それは!▼~
:[ヴァルハルト]|ルフレよ、もっと大局を見よ!▼~
すべてを救うことなどできないと知れ!~
より多くの者を救いたければ、力を求めよ!▼~
…うぬが望むなら、いつでも我の生き方…~
覇道について語り尽くしてやろう。▼~
…いつでも声をかけるがよい。▼~
:|'''(ヴァルハルト退場)'''
:[ルフレ]|………▼~
けど…俺は…▼~
***支援A [#s66614d4]
:[ルフレ]|あっ…ヴァルハルトさん…▼~
:[ヴァルハルト]|うぬか…▼~
:[ルフレ]|ちょっと、お話に付き合ってもらっても~
いいですか…?▼~
:[ヴァルハルト]|…悩んでいるな、ルフレ。▼~
その悩んでいる時間すら、~
我には無駄と思えるがな。▼~
:[ルフレ]|それは…違うと思います。▼~
正しいもの、信じるべきもの…~
それを考えるのは、大事なことです…▼~
:[ヴァルハルト]|フン…判断が遅ければ、~
その間にも状況は悪化するのだぞ?▼~
:[ルフレ]|ヴァルハルトさんの主張もよくわかります。▼~
…でも、俺にはどうしても~
そこまで割り切ることができない。▼~
ヴァルハルトさんの世界には、~
人が…心が存在しない。▼~
人間ではなく、まるで人間そっくりの~
人形が生活する世界のように思えます。▼~
:[ヴァルハルト]|小を切り捨て大を取るという話か?▼~
確かに…そういう捉え方もできる。~
戦場然り、世界における人間は駒でもある。▼~
:[ルフレ]|でも人間でもあるんです!▼~
そして人間は数値では測れない!▼~
それぞれ一人一人にみんな大事な人がいて、~
その大事な人を守りたいからこそ、▼~
こうして頑張って戦っていけるんです!▼~
…俺も、ヴァルハルトさんも、~
大事な仲間がいるからこそ、▼~
ここに人間として~
存在していられるんだ。▼~
…俺は、そう思います。▼~
:[ヴァルハルト]|…そうか。まあ、それもよかろう。▼~
:[ルフレ]|えっ!? そ、そんなあっさり…?▼~
:[ヴァルハルト]|それを追い求めたうぬらが、~
我の覇道に勝った。▼~
…ただそれだけのことよ。▼~
強者が勝者という理屈で言うのなら、~
敗者の我はうぬらの理想に従うのみ。▼~
:[ルフレ]|ヴァルハルトさん…▼~
:[ヴァルハルト]|うぬが強い信念さえ崩さぬのなら、~
我にそれを妨害する意思はない。▼~
うぬらがどこまでその理想を貫けるのか、~
横で見ていてやろう。▼~
だが、うぬらのその意思が崩れさった時…▼~
我はうぬらの理想という名の~
喉元を切り裂くぞ!▼~
:[ルフレ]|いいえ、その必要はありません。~
俺たちの理想は揺るぎないです。▼~
そしてあなたにも、~
その理想の中に入ってもらう。▼~
:[ヴァルハルト]|ふん…その減らず口がいつまで叩けるか、~
我が傍で見ていてやろう。▼~
:[ルフレ]|はい、望むところです!▼~
**エメリナ [#kb95823b]
***支援C [#dc4feea1]
:[ルフレ]|エメリナ様。お体の具合はどうですか?▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|…エメリナ様?▼~
:[エメリナ]|…エメ…リナ。▼~
:[ルフレ]|ああ、あなたの名前ですよ?▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|エメリナ様、俺の話を聞いてくれますか?~
こんな時に言うのもおかしいですが。▼~
実を言うと…~
俺はエメリナ様に憧れていたんです。▼~
:[エメリナ]|あこ…がれ?▼~
:[ルフレ]|はい、ちょっと照れますが。▼~
あなたの闘いをしないという~
姿勢は気高かった。▼~
でも闘わなくてはいけないのも~
わかっていて。▼~
そんなエメリナ様にクロムは~
反抗した事もありましたが、▼~
…きっとそれは本心ではなかったはずです。~
クロムだって平和を望む気持ちは一緒。▼~
闘いは無いに越したことはない…▼~
:[エメリナ]|…む、むずかしい…わ。▼~
:[ルフレ]|あ、す、すみません。~
だが、これだけは言わせて下さい。▼~
いつか俺たちは…エメリナ様が思い描いた~
闘いのない皆が分かり合える世界を作る。▼~
そのために今も頑張っているのです。▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|すみません。何か長々と話してしまって。▼~
:[エメリナ]|…いえ、へいき、です。▼~
:[ルフレ]|はい、それでは、また来ます。~
エメリナ様。▼~
:[エメリナ]|…は、はい。▼~
***支援B [#o6fe8a0a]
:[ルフレ]|エメリナ様、ご機嫌はいかがです?▼~
:[エメリナ]|…………▼~
…ごきげん…?▼~
:[ルフレ]|あ、はい。~
元気ですか、という意味です。▼~
:[エメリナ]|は、はい…。▼~
:[ルフレ]|そうですか、良かった。▼~
何か…俺にできることはありませんか、~
エメリナ様?▼~
:[エメリナ]|………?▼~
:[ルフレ]|そ、そうですよね…。あ、そうだ!▼~
エメリナ様が戻る前までの~
話をしましょうか?▼~
:[エメリナ]|…わたしが…もどる…まえ?▼~
:[ルフレ]|ええ、クロムはギャンレルを倒し、~
ヴァルム大陸からの侵略も阻止しました。▼~
確かに平和的とは言えませんでしたが、~
クロムなりの平和を模索したのだと思います。▼~
…エメリナ様の意志を継いで。▼~
:[エメリナ]|……………▼~
:[ルフレ]|クロムは、もう立派な王になっています。▼~
できれば、エメリナ様からクロムを~
褒めてくれると…ありがたいです。▼~
:[エメリナ]|…クロムを…ほめる。▼~
:[ルフレ]|…はい、もうちょっと記憶が戻ってからで~
いいので、ぜひお願いします。▼~
:[エメリナ]|…きおくが…もどって…から。▼~
:[ルフレ]|はい、クロムもきっと喜ぶと思います。▼~
:[エメリナ]|よろこぶ…あなたも?▼~
:[ルフレ]|は、はい、もちろん俺も嬉しいです!▼~
:[エメリナ]|わかり…ました…。▼~
***支援A [#m11da2d4]
:[ルフレ]|エメリナ様、ご機嫌はいかがです?▼~
:[エメリナ]|…はい、げんき、です。▼~
:[ルフレ]|それは良かった!~
…さあ、今日は何の話をしましょうか?▼~
:[エメリナ]|…いつも…▼~
:[ルフレ]|え?▼~
:[エメリナ]|いつも…あり、がとう…。▼~
:[ルフレ]|エメリナ様!~
いや、そ、そんなことは…。▼~
:[エメリナ]|………▼~
…あなた…▼~
:[ルフレ]|あ、はい。▼~
:[エメリナ]|あなたの…なまえ…。▼~
:[ルフレ]|あ、俺の名前ですか?~
そうですね、忘れてますよね。▼~
えっと、俺の名前は…。▼~
:[エメリナ]|……ルフレ。▼~
:[ルフレ]|え、ええっ!?▼~
:[エメリナ]| …ルフレ。▼~
:[ルフレ]|は、はい! そ、そうです!▼~
:[エメリナ]|…ルフレ。ルフレ。▼~
:[ルフレ]|そうです! ルフレです!~
…エメリナ様!▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|エメリナ様…もしかして~
何かを思い出したのですか?▼~
:[エメリナ]|…いいえ、おもいだせ…ない…けど。~
あなたのなまえ…うかんで…きました。▼~
:[ルフレ]|エメリナ様! エメリナ様!▼~
:[エメリナ]|なか…ないで…。▼~
:[ルフレ]|こ、これはうれし涙です!▼~
やっと、エメリナ様が…俺の名前を!~
ううぅっ、ううっ!▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|…そ、そうだ。~
みんなにも伝えないと!▼~
み、みんなー!~
エメリナ様がー!!▼~
:|'''(ルフレ退場)'''
:[エメリナ]|………▼~
**レンハ [#u2080930]
***支援C [#m500dd61]
:[ルフレ]|レンハさん、よろしいですか?▼~
:[レンハ]|ルフレ殿か。…なにか用か?▼~
:[ルフレ]|はい…なんだか、俺の知っている~
レンハさんとは別人というのが不思議で。▼~
できれば、未来から来たレンハさんと~
もっとお話したいと思っていたんです。▼~
:[レンハ]|…大して話すようなことはない。~
過去でも未来でも、私は亡霊にすぎぬ。▼~
:[ルフレ]|ぼ、亡霊だなんて、そんな…▼~
でも未来であったこと、レンハさんは~
心の中にちゃんと刻んでいるのでは?▼~
戦争、国政、使命…~
何か俺に話して下さいませんか?▼~
:[レンハ]|…使命、か。▼~
…使命と言えるかはわからないが、~
私はひたすらに墓を守っていた…▼~
:[ルフレ]|守る…お墓を?▼~
:[レンハ]|ああ。私の未熟ゆえに亡くなった~
我が最愛の妹の墓をな…▼~
:[ルフレ]|…あ…す、すみません。~
…俺、なんと言ったらいいのか。▼~
:[レンハ]|…ルフレ殿が気にする必要はない。~
妹は、あの世界の運命に殉じただけだ。▼~
それに私は、人から気遣われるような~
器ではない…▼~
ただ、自らもいつか墓に入る日までの~
時間を潰していただけだ…▼~
:[ルフレ]|…そんなことは…言わないで下さい!▼~
あなたはこの過去へとやってきて~
運命が変わったはず!▼~
そして世界の運命もきっと変わるんです!~
俺はそう信じています。▼~
:[レンハ]|…ルフレ殿。▼~
それは…私のような者には~
あまり意味を為さぬ励ましやもしれぬ。▼~
だが、その優しさだけは、~
私の枯れた心にも刻んでおくとしよう…▼~
:[ルフレ]|レンハさん…▼~
***支援B [#j7e151cd]
:[レンハ]|はっ! …はっ!▼~
:[ルフレ]|レンハさん、剣の稽古ですか?▼~
:[レンハ]|ルフレ殿か…~
ああ…そうだ。▼~
この命、少しでもルフレ殿たちの~
役に立たねばならんからな…▼~
:[ルフレ]|…ありがとうございます。~
けど、無理はしないでください。▼~
:[レンハ]|いや…少しくらい無理をしてでも~
私は強くあらねばならん…▼~
この肉体が少しでも人の役に立つなら、~
この荒んだ心も救われるというものだ…▼~
:[ルフレ]|………▼~
…レンハさんは未来で、~
ただお墓を守っていたんですか?▼~
:[レンハ]|…ぬっ? どういう意味だ?▼~
:[ルフレ]|あ、いえ…すみません、~
ただあなたの言葉を聞いていたら、▼~
あなたは未来でも、人々を守るために~
生きていたんじゃないかって思えて…▼~
:[レンハ]|…ルフレ殿の~
推察力には恐れ入る。▼~
確かに私は…時折、人々の集落を~
屍兵から守っていた。▼~
生きる屍と同様の私とはいえ、~
食わなければ生きていけないからな。▼~
食料と引き換えに戦っていた…~
それだけのことだ。▼~
:[ルフレ]|…そうでしょうか?▼~
レンハさんは、困っている人々を~
見過ごせなかったのでは?▼~
:[レンハ]|…買い被りだ。あの頃の私に、~
もうそのような強い意思はない。▼~
:[ルフレ]|…そうですか。~
でも、俺はレンハさんを信じています。▼~
あなたは今も昔も変わらず、~
人々を守るために戦い続けているんだと。▼~
:[レンハ]|…否定してもルフレ殿は~
聞く耳を持たぬだろうな。▼~
:[ルフレ]|あははっ、そうかもしれません。▼~
それじゃ、俺はこのあたりで失礼します。~
また話しましょう、レンハさん。▼~
:|'''(ルフレ退場)'''
:[レンハ]|………▼~
***支援A [#i86371ac]
:[ルフレ]|レンハさん…どうして軍の野営地から~
こんなに離れた所にいるんですか?▼~
:[レンハ]|…私は、仲間たちと気安く~
語り合えるような立場にはない…▼~
私は、もっと…もっと厳しく、~
自分を追い込まなければ…▼~
でなければ、私のせいで命を落とした~
サイリに申し訳が立たん…▼~
:[ルフレ]|…レンハさんが言っているのは、~
未来のサイリのことですね。▼~
:[レンハ]|…ああ。ふがいないこの兄のせいで~
サイリを…妹を死なせてしまった…▼~
兄妹として、愛する者を~
守らなければならなかったのに…▼~
:[ルフレ]|………▼~
…でも、未来のサイリだって、▼~
同じようにレンハさんのことを~
想っていたんじゃないですか?▼~
:[レンハ]|…!?▼~
:[ルフレ]|未来のサイリは~
きっと思っていたはずです。▼~
レンハさんに生き続けて欲しい…~
そして幸せになって欲しいって…!▼~
:[レンハ]|…そうかもしれんな。~
あれは昔から、優しい子だった…▼~
だからこそ私は、サイリを…~
そう、家族として心から愛していたのだ…▼~
:[ルフレ]|…だったら余計に、レンハさんのこんな姿を~
サイリだって望んでいないはず。▼~
:[レンハ]|確かに…そうかもしれぬ。▼~
サイリが生きていれば、▼~
今のこの覇気の失せた私を~
叱りつけてくるやもしれん…▼~
:[ルフレ]|…だったら、~
もう少し俺たちに歩み寄って下さい!▼~
未来のサイリはもういないけれど、▼~
この時代には~
俺たち仲間がいるじゃないですか!?▼~
:[レンハ]|ルフレ殿…そう言ってくれるか。~
いや…かたじけない。▼~
私は、あなたにどれほどの気苦労を~
かけてしまっているのだろうか…▼~
:[ルフレ]|そんな! これは気苦労じゃありません。~
仲間の事を考えているだけなんですから!▼~
:[レンハ]|そうか…。ふふっ…なるほどな。▼~
:[ルフレ]|レンハさん…。みんなの所へ行きませんか?▼~
:[レンハ]|…そうだな。和の中に入らせていただこうか。▼~
…ルフレ殿。~
あなたの優しさと友情に感謝する。▼~
:[ルフレ]|いえ、こちらこそ!~
あらためてよろしくお願いします。▼~
**インバース [#h8e87abd]
***支援C [#g52fb58b]
:[ルフレ]|おば…インバース。▼~
:[インバース]|今、何か言ったかしら?▼~
:[ルフレ]|いえ…何も。~
…リズ達の呼び方がうつったようだぞ。▼~
:[インバース]|何をモゴモゴ言っているのかしらぁ?~
…ルフレ、何をしに来たの?▼~
…監視? やっぱり私のこと~
怪しいと思っているわけ?▼~
:[ルフレ]|そういうわけじゃないが…。~
少し様子が気になって。▼~
:[インバース]|それって同じことじゃない?▼~
:[ルフレ]|違うぞ。第一、仲間になったお前を疑うことは、~
クロムが許さないだろう。▼~
:[インバース]|さあて、どうかしらぁ?▼~
:[ルフレ]|………。~
インバース。▼~
みんなで食事をしているんだけど、~
一緒に来ないか?▼~
:[インバース]|ふふ、おかしなことを言うのね?~
わからないの?▼~
今まで敵だったんだから、快く思わない人が~
いるに決まっているじゃないの!▼~
そんな事できるわけないじゃない!▼~
:[ルフレ]|だが…もう少し打ち解けても~
いいんじゃないか?▼~
:[インバース]|…そんなのごめんこうむるわ!▼~
:[ルフレ]|そ、そうか…。▼~
:[インバース]|…もう、いいかしら?~
私、行くわよ…。▼~
:[ルフレ]|あ、…あぁ。▼~
***支援B [#j2254d44]
:[ルフレ]|おばちゃ…い、いやインバース。▼~
:[インバース]|今何か言いかけたかしら?▼~
:[ルフレ]|い、いや何も…▼~
:[インバース]|…今度は何よ?▼~
:[ルフレ]|いや、また一人でいるのかと思ってな。▼~
:[インバース]|なぁに? また仲間と打ち解けろと~
説教でもしに来たの?▼~
:[ルフレ]|少なくとも就眠する時くらいは、~
隊に戻っていた方がいいぞ。▼~
:[インバース]|ははーん。隙あらば…!~
とか思っているのかしら!?▼~
:[ルフレ]|そ、そんなわけあるか?~
仲間なんだから心配して当然だろ!▼~
:[インバース]|ふーん、紳士なのね?▼~
本当にファウダー様の~
血を引いているのかしらぁ?▼~
:[ルフレ]|それは関係ない!▼~
:[インバース]|…あ。ファウダー様で気づいたんだけど、~
私達って兄妹なんじゃないの?▼~
:[ルフレ]|えっ?▼~
:[インバース]|どっちが上なのかしら?▼~
先に生まれたのは…まぁ私だけど、~
途中で養子になったわけだし…▼~
じゃあ貴方が兄という事にしましょう!▼~
:[ルフレ]|ええっ!? ふつう逆だろう、それ!▼~
:[インバース]|私が妹、貴方がお兄ちゃんね!▼~
:[ルフレ]|ふぅ…そんな事はどうでもいいから!~
寝る時は、みんなの所に戻ってくるんだぞ!▼~
:[インバース]|じゃあお兄ちゃんが~
守ってくれたらいいじゃない~!▼~
:[ルフレ]|それはない!▼~
:[インバース]|いやーん! お兄ちゃんひどーい!~
こわーい!▼~
:[ルフレ]|…やっぱり一人でも、~
大丈夫なんじゃないか?▼~
:[インバース]|うふふ、おにーちゃん、行かないで~!▼~
***支援A [#a543add0]
:[ルフレ]|おばちゃん…インバース。~
インバース。▼~
:[インバース]|ついに躊躇いもなく、~
おばちゃんって言ったわね。▼~
いいわよ、もう言い直さなくて。▼~
…ところでなあに、おにーちゃん?▼~
:[ルフレ]|そっちこそ、おにーちゃんって言うな!▼~
:[インバース]|いーじゃない二人きりの時くらい。▼~
なーに?~
また仲間と打ち解けろって言うつもり?▼~
前も言ったけど私を信用しているやつなんて~
ほとんどいないわよ。▼~
:[ルフレ]|そ、そんなことは…▼~
:[インバース]|………▼~
:[ルフレ]|…? どうかしたのか?▼~
:[インバース]|…私は、いったい何なのかしら?▼~
ファウダー様にだまされ、~
こうしてかつての敵に寝返った。▼~
…ただの道化だわ。▼~
:[ルフレ]|…インバースは、インバースだろう?▼~
:[インバース]|…え?▼~
:[ルフレ]|俺だって、~
血筋のこと、記憶のこと…▼~
わからない事やままならない事が、~
たくさんある。▼~
でも…、ここには俺を俺と~
認めてくれる仲間がいる。▼~
だから、~
インバースの事もきっと認めてくれる。▼~
かつての敵でもファウダーの部下でもない、~
…ただのインバースとしてな。▼~
だから、~
過去だって捨てられるさ。▼~
:[インバース]|…ふっ。そうなれるといいわね。▼~
:[ルフレ]|少しは…悩みの解決にはなったか?▼~
:[インバース]|なぁに? 気づいてたの?▼~
:[ルフレ]|そりゃまあ、~
いつも監視してるからな!▼~
:[インバース]|そう…~
監視されるのも悪い気はしないわね。▼~
**パリス [#z8953dc0]
***支援C [#p46ab6db]
:[パリス]|ルフレ、いいところに来たな。▼~
:[ルフレ]|えっ? パリスさん…?▼~
:[パリス]|…お前さえ良ければ、お前に~
俺の戦いの極意を伝えておきたいのだが。▼~
:[ルフレ]|え…ご、極意!?▼~
は、はい! パリスさんの教えなら、~
ぜひ聞かせていただきたいです。▼~
でも、どうして俺に…?▼~
:[パリス]|…お前は軍師だ。つまり、軍全体の運命を~
握っていると言っても過言ではない。▼~
だから、俺の極意を伝えることで、~
少しでもお前たちの役に立てばと思ってな。▼~
:[ルフレ]|では、よろしくお願いします!▼~
:[パリス]|まず、戦いの基本となるのは呼吸だ。▼~
:[ルフレ]|呼吸…?▼~
:[パリス]|そうだ。空気中に存在する『気』を~
己の中に取り入れ、気の強さを手に入れる。▼~
これが全ての始まりであり、そして~
最終的に大きな差を生む点でもある。▼~
そのためにどうすればいいか…わかるか?▼~
:[ルフレ]|え、ええと…きれいな空気?▼~
:[パリス]|ほう…よくわかったな。▼~
気の鍛錬を行う際の空気は、~
非常に重要なものだ。▼~
古来より修行者が山に入るのも、こうした~
清浄な空気を手に入れんとするためだ。▼~
:[ルフレ]|…なんだかすごい話になってきたな。▼~
:[パリス]|…そういえば、あれは何年前だったか、~
初めて山籠もりをした時のこと…▼~
まだ子供だった俺は、~
凶暴な熊と戦った。▼~
:[ルフレ]|えぇっ!? 熊!?~
しかも子供の頃に!?▼~
:[パリス]|うむ。▼~
:[ルフレ]|…そ、それで勝負は!?▼~
:[パリス]|…もし負けていたら、~
俺はここに立ってはいない。▼~
:[ルフレ]|そ、そうですか…▼~
:[パリス]|そう…あの熊との戦いで~
勝利できたのも、▼~
清浄なる山の空気が~
俺を強くしてくれたおかげだ。▼~
古代より脈々と受け継がれた~
木々の息吹を、身体の周囲に巡らせ…▼~
そして練り上げるのだ。▼~
:[ルフレ]|…パリスさん、いつもと違って~
どこか活き活きと話しているな。▼~
けど…この話、どこで終わるんだろう?▼~
:[パリス]|ん? …ルフレ、~
何か言ったか?▼~
:[ルフレ]|あ、い、いえ…何でもありません。▼~
:[パリス]|では続きを話そう。▼~
空気と筋力と気を融合させることによって、~
自らの闘気として集束させ、そして放ち…▼~
***支援B [#ve4c871f]
:[ルフレ]|…さて。時間があるから、~
みんなの武器の手入れでもやっておくか。▼~
兵士たちもきちんと~
手入れをしてくれているが…▼~
武器って、少し目を離しただけで~
すぐに劣化するからな…▼~
:|'''(パリス登場)'''
:[パリス]|…その通りだ。~
武器とは実に繊細なものなのだ。▼~
:[ルフレ]|おわっ!~
パ、パリスさん…!?▼~
:[パリス]|美しい刀剣…~
鋭く磨き抜かれた槍…▼~
それらは、敵を倒す強さを秘めている一方で、~
非常に脆いものでもある。▼~
武器の手入れは、~
己の命の手入れ…▼~
それをおろそかにすると、~
自らの命を落とすことにもなりえる。▼~
:[ルフレ]|手厳しい…~
さすがはパリスさん…▼~
:[パリス]|本来、自分で使う武器は、~
自分の手で鍛え上げるべきなのだ。▼~
:[ルフレ]|え!?~
そういうものなんですか!?▼~
:[パリス]|ああ。自らの手で武器を作り上げ、~
使い込むことで自らの手に馴染ませる…▼~
これがそろって、初めて『己の武器』と~
言うことができる…▼~
:[ルフレ]|なるほど…でも、全ての兵士が~
それを実行するのは難しそうですね。▼~
:[パリス]|だろうな…~
俺も、他人にまで強制するつもりはない。▼~
これはあくまで俺の信念…~
生き様の問題だ。▼~
しかし、極限まで使い込んだ武器は、~
まるで生命を持つかのようになり…▼~
:[ルフレ]|パリスさん…戦いについての話になると、~
すごく活き活きするんだな。▼~
物静かというか、冷徹な印象があったけど、~
意外に情熱家なのかもしれない…▼~
しかしこの話も…けっこう長いな。▼~
:[パリス]|ん? …何か言ったか?▼~
:[ルフレ]|あ、いえ、何でもありません。▼~
:[パリス]|愛着を持って物を使い続けることで、魂が~
宿るという異国の伝説がある。▼~
まさしくそれは武器が武器を超える時、~
奇跡と言っても過言ではないだろう…▼~
武器に魂が生まれ、~
そして使用者との絆が…▼~
***支援A [#k3bab776]
:[ルフレ]|今日は、久しぶりに温かい食事だな。~
気分まで温かくなる。▼~
:|'''(パリス登場)'''
:[パリス]|…うむ。確かに兵士にとって食事は重要だ。~
ありがたくいただこう。▼~
:[ルフレ]|パリスさん!▼~
:[パリス]|ちょうどいい…ならば今日は、~
食事の重要性について話そう。▼~
:[ルフレ]|えっ? 食事にもこだわりが?▼~
:[パリス]|…それもまた、~
戦士の心得だからな。▼~
食事とは、他の生物の命をもらい、~
己の中に取り込むことだ。▼~
だから、食べ物を無駄にしては駄目だ。~
万物に感謝しながら食わなくてはならん。▼~
:[ルフレ]|…パリスさん、~
今日も活き活きと話してる…▼~
…最近わかったけど、パリスさんって~
意外と饒舌な人だったんだな…▼~
:[パリス]|…ん?~
どうした、何か言ったか?▼~
:[ルフレ]|あ、いや! その…▼~
パリスさんって、自分の興味ある事を~
話すのが好きなんだなあ、って…▼~
:[パリス]|…そんなに多弁だったか? 自分では、~
そういうつもりはなかったが…▼~
俺も、お前たちと関わっている~
うちに少しずつ変化しているのかもな…▼~
だが…その変化は~
果たして良いものなのか?▼~
…もしかして、俺は単に~
軟弱になっただけかもしれん…▼~
:[ルフレ]|…俺はそうは思いません。▼~
『軟弱かもしれない』…なんて~
言葉が出るのが、その証拠です。▼~
パリスさんの強さや、自分に対する厳しさは~
以前のままですよ。俺が保証します。▼~
:[パリス]|フッ…お前の保証か。~
ならば、信じる価値はあるかな?▼~
:[ルフレ]|はい、もちろんです!▼~
…パリスさんは、前よりちょっと親切に~
なったというか優しくなった気がします。▼~
たとえば、俺に戦士の極意を教えると言って~
くれたのも、親切心からでしょう?▼~
:[パリス]|確かに、俺の力をお前たちの役に~
立てたい…とは思ったな。▼~
:[ルフレ]|その気持ちが優しさの表れですよ。▼~
…だから、俺ももっとパリスさんから~
戦士の極意を教わりたいんです!▼~
:[パリス]|ああ…そうだな。お前には、俺が持つ~
極意をたっぷり伝授してやらなくてはな!▼~
…覚悟しておけよ、ルフレ?▼~
:[ルフレ]|…はい、よろしくお願いします!▼~
:[パリス]|では先ほどの~
食事の話の続きをするとしよう。▼~
食するとは…~
魂を喰らうという事に他ならない。▼~
:[ルフレ]|そしてここから、~
ちょっと長いんだよな…▼~
:[パリス]|それは食物における~
連鎖であると共に、▼~
魂が輪廻転生をして~
巡るという事でもある。▼~
身を鍛えるという事は、~
つまり他の生き物の魂を▼~
共有していくという事であり…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#zf8d729c]
- 情報収集中。しばらくお待ち下さい -- [[あぎそ]] &new{201...
#comment
終了行:
*マイユニット(男性・俺)の支援会話 [#h3bfddc4]
#contents
**オリヴィエ [#a2f706e4]
***支援C [#n874aa14]
:[オリヴィエ]|……ふぅ、これで全部ですね。▼~
全部で二百五十枚…~
まだまだ目標には遠いです…▼~
:[ルフレ]|オリヴィエ、なにしてるんだ?▼~
:[オリヴィエ]|きゃっ!▼~
:[ルフレ]|あ、すまん。~
驚かせちゃったな。▼~
:[オリヴィエ]|ルフレさんでしたか…。~
びっくりしました…▼~
:[ルフレ]|あれ? なにを大事そうに~
胸に抱えてるんだ?▼~
:[オリヴィエ]|こ、これは、その…。~
お給金をこつこつ貯めた…▼~
:[ルフレ]|あぁ、へそくり?▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…その言い方はあんまりです~。▼~
私がお金に汚いみたいで~
恥ずかしいじゃないですか~!!▼~
:[ルフレ]|あわわ…すまんすまん!~
へそくりじゃなくて、貯金だよな!▼~
ちゃんと貯金してるなんて、~
オリヴィエは偉いと思うよ。▼~
:[オリヴィエ]|えへへ…ありがとうございます。▼~
ルフレさんに褒められると~
とっても嬉しいです…▼~
:[ルフレ]|そ、そうか?~
そう言われると照れるな…▼~
:[オリヴィエ]|それじゃあ私、~
食事当番なのでこれで…▼~
今日はお話できて楽しかったです。▼~
:[ルフレ]|ああ、気を付けて戻れよ…って、~
オリヴィエ! へそくり落としてる落としてる!▼~
:[オリヴィエ]|だからへそくりじゃありませんってば~!▼~
私がお金に汚いみたいで~
恥ずかしいじゃないですか~!!▼~
:[ルフレ]|あ~、それはわかったから早く拾って!~
やばい! 一枚飛ばされたぞ!▼~
:[オリヴィエ]|はわわ…ま、待って下さい…!▼~
***支援B [#e0d56675]
:[ルフレ]|どう、オリヴィエ。~
お金は順調に貯まってるか?▼~
:[オリヴィエ]|あ、えっと…ぼちぼちでんな。▼~
:[ルフレ]|…なんだ、それ?▼~
:[オリヴィエ]|え、あれ? 前に本で読んだ~
返事の仕方なんですけど…▼~
:[ルフレ]|そ、そうなんだ。変わってるね…▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…何か変だったんですね!▼~
すみません…本で読んだだけの知識を~
安易にひけらかしてしまって…!▼~
は、恥ずかしいです~!!▼~
:[ルフレ]|あ、いや、そんなに恥じることじゃないぞ!▼~
オリヴィエの意外な一面を見られたしな!▼~
たまに使う分には良いんじゃないかな!▼~
:[オリヴィエ]|そ…それなら良かったです…▼~
:[ルフレ]|ところでさ、オリヴィエは~
どうして貯金をしてるんだ?▼~
:[オリヴィエ]|あの、私…劇場が欲しいんです。▼~
:[ルフレ]|劇場…って、あの舞台と観客席のある?▼~
:[オリヴィエ]|はい。誰もが気軽に観に来られるような~
劇場を建てられたらいいなと思って…▼~
:[ルフレ]|そこではオリヴィエの~
踊りも観られるのか?▼~
:[オリヴィエ]|え…そ、そうですね。~
恥ずかしいですけど…▼~
:[ルフレ]|だったら俺もぜひ行きたいな、その劇場。▼~
:[オリヴィエ]|あ、ありがとうございます。▼~
:[ルフレ]|でも劇場を建てるのって~
すごくお金がかかるんじゃないのか?▼~
:[オリヴィエ]|そうなんです。実際には、~
夢のまた夢という感じで…▼~
:[ルフレ]|うーん…あ! じゃあいっそ、~
自分たちで作るか!▼~
:[オリヴィエ]|む、無理ですよそんな…▼~
:[ルフレ]|だーいじょうぶだって!~
俺、こう見えて大工仕事は得意だから!▼~
そうと決まればさっそく~
取りかかるぞ!▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…頑張ります…▼~
***支援A [#ybc060bc]
:[ルフレ]|…ついに完成したな…▼~
:[オリヴィエ]|完成しましたね…▼~
:[ルフレ]|我ながらいい出来だと思うけど、~
オリヴィエの感想はどうだ?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。私が思い描いていた~
劇場より、よくできてると思います。▼~
:[ルフレ]|よかった。~
苦労した甲斐があったな。▼~
:[オリヴィエ]|ただ、その…大きさが、ちょっと…▼~
:[ルフレ]|…うん。▼~
:[オリヴィエ]|手のひらに載る大きさの劇場では~
さすがに踊れませんから…▼~
:[ルフレ]|そうだな…これだとキリギリスが歌って~
バッタが踊るくらいがせいぜいだろう。▼~
:[オリヴィエ]|観客は…アリさんたちでしょうか。▼~
:[ルフレ]|まぁでも、小さいながらも~
完成させられたわけだから▼~
次はこれを大きな規模で作れば~
問題ないってことだろ。▼~
:[オリヴィエ]|そう…ですか?▼~
:[ルフレ]|そうそう。ここは前向きに、な?~
次もちゃんと手伝うから。▼~
:[オリヴィエ]|ふふ、そうですね。~
次、がんばりましょうか。▼~
ルフレさんといっしょに~
作業をするのはすごく楽しいし▼~
長い時間をかければもしかしたら~
完成させられるかもしれませんよね。▼~
あ…でもそれだったら、~
お金を貯めるほうが早い…かな?▼~
:[ルフレ]|それは言わないお約束だ。▼~
:[オリヴィエ]|で、ですよね。▼~
じゃあ…私、劇場の完成を祝して~
一曲踊らせていただきます。▼~
あの…見てもらっても、いいですか…?▼~
:[ルフレ]|あぁ、オリヴィエの踊りなら大歓迎だ!▼~
:[オリヴィエ]|ふふ。恥ずかしいですけど~
頑張りますね…!▼~
いつか本物の劇場を建てられたら、~
最初に踊ろうと思ってる踊りなんです…!▼~
:[ルフレ]|そっか…楽しみだな。~
その夢が叶うまで、ずっと応援してるからな。▼~
:[オリヴィエ]|ありがとうございます…!▼~
**セルジュ [#y7f090a7]
***支援C [#f2f509e3]
:[セルジュ]|この子は? …駄目?~
じゃあ、こっちの子は?▼~
なかなか男前だと思うんだけど。▼~
そう…好みじゃないのね。~
困ったわねぇ…▼~
:[ルフレ]|セルジュ?~
誰と話してるんだ?▼~
:[セルジュ]|あら、ルフレ。~
ちょうどいいところに。▼~
:[ルフレ]|え、なんだ?▼~
:[セルジュ]|ルフレのお知り合いに、~
見目麗しい飛竜ちゃんはいないかしら?▼~
:[ルフレ]|え…飛竜の知り合い?~
それ、本気で訊いてるのか?▼~
:[セルジュ]|えぇ、もちろん。▼~
ミネルヴァちゃんのお見合い相手を~
探しているんだけど…▼~
なかなかミネルヴァちゃんが~
うなずいてくれる相手がいなくて。▼~
:[ルフレ]|ミネルヴァ…って、セルジュが飼ってる~
飛竜のことだよな?▼~
お見合いとか、するんだ…。~
飛竜のお見合いなんて初めて聞いたぞ。▼~
:[セルジュ]|それはそうでしょうね。私も…いえ、~
おそらく人類史上初の試みでしょうし。▼~
:[ルフレ]|そう言われると、とてつもなく壮大な~
計画が動いているように聞こえるな。▼~
:[セルジュ]|人類の大いなる一歩に、~
協力してみる気はないかしら?▼~
:[ルフレ]|そ、そうだな…協力、しようかな。▼~
:[セルジュ]|まぁ、ルフレが協力してくれるって。~
よかったわね、ミネルヴァちゃん。▼~
(ミネルヴァの唸り声)~
…うふふ、喜んでいるわ。▼~
:[ルフレ]|これ、喜んでるのか…~
猛り狂ってるようにしか見えないぞ…▼~
***支援B [#y3eee77f]
:[ルフレ]|セルジュ。いろんなところから~
飛竜の情報を集めてみたぞ。▼~
:[セルジュ]|まぁ、ありがとう!~
さっそく拝見してもいいかしら?▼~
:[ルフレ]|あぁ。▼~
:[セルジュ]|あらあら、似顔絵つきなのね…~
って、ルフレ。▼~
これ、みんな女の子の情報なのかしら?▼~
:[ルフレ]|え、そうだけど。~
なにかまずかったか?▼~
:[セルジュ]|…ルフレ。~
ミネルヴァちゃんは女の子なのよ。▼~
:[ルフレ]|えぇっ、そうだったのか!?▼~
俺はてっきりオス…じゃない~
男の子だとばっかり…▼~
:[セルジュ]|もう。どこからどう見ても~
かわいらしい女の子じゃないの。▼~
:[ルフレ]|どこをどう見たら…って、~
訊いたら怒るよな…▼~
:[セルジュ]|なにか言ったかしら?▼~
:[ルフレ]|い、いやいや!~
ごめん、勘違いしてしまったみたいだ!▼~
次からはちゃんと、男の子の~
情報を集めるようにする。▼~
:[セルジュ]|こう見える通り、ミネルヴァちゃんは~
とても面食いだから▼~
男前さんの情報をお願いするわね。▼~
:[ルフレ]|飛竜の見た目にも~
良し悪しがあるんだな…▼~
:[セルジュ]|角の形状と長さ、うろこの艶やかさ、~
牙と爪の鋭さ、羽の大きさ…▼~
それに全体的な輪郭と泣き声の~
美しさも重要なのよ。▼~
:[ルフレ]|そ、そうなのか。見極める自信は~
まったくないけど…了解した。▼~
***支援A [#uefc1231]
:[ルフレ]|セルジュ。これ、この子はどうだ?~
すごく男前だと思うんだけどな。▼~
:[セルジュ]|まぁ! 絵で見る限りは~
完璧に見えるわ。▼~
ほら。見て、ミネルヴァちゃん。~
これならあなたも満足なんじゃない?▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
…ふふふ、そう。~
そんなに気に入ったの。▼~
:[ルフレ]|よかった…これで駄目なら~
もうお手上げだったぞ。▼~
:[セルジュ]|ありがとう、ルフレ。▼~
ミネルヴァちゃんのために~
こんなに親身になってくれて、嬉しいわ。▼~
:[ルフレ]|これで、俺も人類史上初の快挙に~
名前を残せそうだな。▼~
:[セルジュ]|えぇ、もちろん。▼~
ルフレには、~
仲人として名を残してもらうわ。▼~
:[ルフレ]|俺が仲人!? しかも飛竜の?~
人間の仲人もしたことないのに?▼~
:[セルジュ]|ルフレ以外には考えられないもの。▼~
:[ルフレ]|そう言ってもらえるのはうれしいけど~
そんな大役が俺に務まるかな…▼~
:[セルジュ]|だいじょうぶよ。~
これから私がみっちりと▼~
飛竜についてのあれこれを~
手ほどきして差し上げるわ。▼~
:[ルフレ]|ありがとう…と言うべきなんだろうか。~
やり遂げられる気が全くしないんだが…▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
うおぉぉっ!? な…なんだなんだ!?~
耳がヘンになる…!!!▼~
セ、セルジュ!! これは喜んでるのか?~
それとも猛り狂ってるのか?!▼~
:[セルジュ]|いつにない勢いで猛り狂っているわね。~
自分のことを見捨てるのかって。▼~
:[ルフレ]|えぇぇ!? そんなの脅迫じゃないか!▼~
:[セルジュ]|それだけ私もミネルヴァちゃんも~
あなたを必要としてるということよ。▼~
:[ルフレ]|なんだかごまかされてるような~
気がするんだが…わかった。▼~
乗りかかった船だし、~
最後まで協力することにする。▼~
:[セルジュ]|ふふ、ありがとう。~
良かったわね、ミネルヴァちゃん。▼~
(ミネルヴァの鳴き声)~
:[ルフレ]|あぁ…喜んでいらっしゃる…▼~
**ヘンリー [#m59c4ad9]
***支援C [#gaa8b278]
:[ヘンリー]|…………▼~
:[ルフレ]|ん? ヘンリー?~
あんなところにうずくまって…▼~
もしかして、気分でも悪いのか!?▼~
だったら大変だ…!~
おい、ヘンリー、ヘンリー!▼~
:[ヘンリー]|あ、はーい。なにかあったの~?▼~
:[ルフレ]|なんだ…元気みたいだな。▼~
そんなところでうずくまってるから、~
気分でも悪いのかと思ったぞ。▼~
:[ヘンリー]|あはは、心配させちゃったみたいで~
ごめんね~。▼~
:[ルフレ]|いや、元気ならいいんだ。~
何をしてたんだ?▼~
:[ヘンリー]|と~っても楽しいことだよ~。~
ルフレも一緒にやる~?▼~
:[ルフレ]|そんなに楽しいことなのか?~
どれどれ…って、うわあぁぁぁぁ!?▼~
:[ヘンリー]|あ、ごめん。びっくりさせちゃった~?~
これ、屍兵の腕だよ~。▼~
:[ルフレ]|さっきの戦場で拾ったのか?!~
どうしてそんなものを持って来るんだ!▼~
:[ヘンリー]|いや~、屍兵がどんな体をしてて、~
どうやって動いてるのか興味があって。▼~
ちょっと解剖して~
調べてみようかなと思ったんだ~。▼~
はい、ルフレもどうぞ~。~
屍兵の弱点がわかるかもしれないよ~!▼~
:[ルフレ]|いらん! 俺は遠慮しておく!▼~
:[ヘンリー]|あはは、残念だな~。▼~
***支援B [#s408bf0f]
:[ヘンリー]|ふん、ふん。ふんふ~ん…♪▼~
:[ルフレ]|ヘンリー…、~
地面に描いている魔法陣は何だ?▼~
なんというか…とても~
不吉な予感がするんだが。▼~
:[ヘンリー]|あ、ルフレ。~
これはね、とってもいいものなんだよ~。▼~
この魔法陣はねぇ、なんと!~
屍兵を召喚する魔法陣なので~す!▼~
:[ルフレ]|えっ…▼~
:[ヘンリー]|これを使えば戦いを屍兵に任せて、~
僕たちはお茶でも飲んでいられるよ~。▼~
そしたら戦死者も出なくなるし、~
いろいろと便利だよね~。▼~
:[ルフレ]|うーん…いくら戦死者が出ないとはいえ、~
屍兵の力を借りるのは…▼~
それに、召喚した屍兵を~
操ることができるとは限らないよな?▼~
:[ヘンリー]|うん、屍兵は操れないよね~。~
命ある者を襲うだけだよ~。▼~
でも、魔法陣を遠くに描いておけば~
僕らに被害は出ないわけだし~。▼~
:[ルフレ]|だが…魔法陣の近くにある町や村は~
屍兵に襲われるんじゃないか…?▼~
:[ヘンリー]|あはは、もちろん襲われちゃうよね~。~
でも、戦いには勝てるよ?▼~
:[ルフレ]|それは良くないぞ…▼~
関係ない人の命を犠牲にして勝つのは…▼~
:[ヘンリー]|良くない? どうして良くないの?▼~
今までだってたくさん~
人を殺してきたじゃない。▼~
:[ルフレ]|…それは、そうしないと俺たちが~
殺されるから…やむを得なかったんだ。▼~
でも、奪わなくていい命を~
犠牲にして勝つのは違うと思うぞ。▼~
:[ヘンリー]|ふーん…わかった~。~
じゃあこの魔法陣は使わないね~。▼~
:[ルフレ]|あぁ…▼~
***支援A [#n28e4899]
:[ルフレ]|ヘンリー、~
この前の戦い方は見事だったな。▼~
:[ヘンリー]|え? どれのこと~?▼~
:[ルフレ]|屍兵が現れて~
小競り合いになった時のことだ。▼~
あのとき、不利な戦況にもかかわらず~
町を背にして踏ん張ってくれただろう?▼~
あそこで後退していたら~
町にも被害が及んでいただろうからな。▼~
:[ヘンリー]|ルフレが、奪わなくていい命は~
犠牲にするなって言ってたからね~。▼~
:[ルフレ]|あ…覚えていてくれたのか。▼~
:[ヘンリー]|もちろんだよ~。~
僕は言いつけは守る子だからね~。▼~
人から命令されたことや~
頼まれたことには、ちゃんと従いま~す。▼~
:[ルフレ]|ほぅ…ヘンリーって~
意外と律義なんだな。▼~
:[ヘンリー]|あ、でも戦場で『戦うな』って~
言われるのだけは、ちょっと嫌かも~。▼~
そういう場合は、『戦うな』って言った人を~
消してから、ウキウキ戦いま~す。▼~
:[ルフレ]|………~
…俺は、何があってもヘンリーに▼~
『戦うな』っていう指示だけは~
出さないでおくぞ。▼~
:[ヘンリー]|どうしたの~?▼~
:[ルフレ]|な、何でもない!▼~
なぁ、ヘンリー、~
頼まれごとは断らないんだよな?▼~
なら戦術書の整理を~
手伝ってもらえたりするのか?▼~
最近、量が増えてきて困ってるのだが。▼~
:[ヘンリー]|は~い、よろこんで~!▼~
**サイリ [#j3395265]
***支援C [#s018158d]
:[ルフレ]|なぁ、サイリ。ちょっといいか?▼~
:[サイリ]|ルフレ殿、何か?▼~
:[ルフレ]|サイリの鎧って、~
珍しい形をしているな。▼~
:[サイリ]|ああ…これか。▼~
私が生まれた国で、~
兵士の皆が装備する鎧だ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか。~
形が洗練されているし、とても丈夫そうだ。▼~
:[サイリ]|ああ、軽さと装甲の厚さが~
この鎧の利点だな。▼~
私のいた国ではこのように~
軽装で戦うことが多い。▼~
武器も刀…片刃の剣を両手で持つから、~
盾も持たないことが多いのだ。▼~
:[ルフレ]|そうか。とても個性的な気がする。~
…他にも何か違うことってあるのか?▼~
:[サイリ]|武具だけでなく、食べ物や服装、~
そのほかの文化、いろいろと異なるな。▼~
:[ルフレ]|今度、その話とかも聞かせてもらえるか?▼~
:[サイリ]|ああ、故郷の話をするのは嫌いではない。~
喜んで話そう。▼~
***支援B [#s098158d]
:[ルフレ]|サイリ、~
お前の国の話を聞かせてくれるか?▼~
:[サイリ]|ああ。先日の件だな。~
何でも聞いてくれ。▼~
:[ルフレ]|食べ物も~
お前の国とこちらでは違うのか?▼~
:[サイリ]|ああ、ソンシンでは、主食がコメだった。~
パンやチーズは、最近初めて食べたな。▼~
:[ルフレ]|ほぉ~、そうなのか。▼~
:[サイリ]|それと、ソンシンでは生の魚も食べるな。▼~
:[ルフレ]|な、生の魚?~
…おいしいのか?▼~
:[サイリ]|ああ。鮮度のよいものなら、~
とてもおいしい。▼~
:[ルフレ]|そうか。食文化も随分と違うんだな。▼~
でもそれだと、別の場所の~
暮らしに馴染むのは、大変だよな。▼~
:[サイリ]|そんなことはない。だが…時々、~
故郷の味が恋しくなることもあるな。▼~
:[ルフレ]|俺も、いつか食べてみたいぞ。▼~
:[サイリ]|ああ、機会があれば。ぜひご馳走しよう。▼~
***支援A [#c4e4d146]
:[ルフレ]|サイリ。▼~
:[サイリ]|……▼~
:[ルフレ]|き、聞こえないのか?▼~
それに黙々と何かに集中している…~
何をしているんだ?▼~
あ、絵を書いているのか。~
…サイリ!▼~
:[サイリ]|わっ!! わっ、わっっ!!▼~
:[ルフレ]|あ、す、すまない。驚かせたか?▼~
:[サイリ]|あっ、ルフレ殿か!!▼~
い、いやこちらこそ突然~
大声を上げてしまって、すまないっ!▼~
こ、これはそのっ!!▼~
:[ルフレ]|あ、別に絵を隠さなくてもいいのでは?▼~
そんなに恥ずかしがらなくても、~
とても上手だと思ったぞ?▼~
:[サイリ]|…そ、そうか、見られてしまったか。~
なら仕方ない…。▼~
:[ルフレ]| …これは樹の絵だよな?~
でも葉の色が…▼~
:[サイリ]|これはサクラの樹という。▼~
ピンク色に見えるのは▼~
葉ではなく花の色なのだ。~
:[ルフレ]|ほぉ…。珍しいな。▼~
:[サイリ]|これは毎年一定の時期にだけ咲く花…。~
我が故郷でのみ、見る事ができる。▼~
:[ルフレ]|…実際に見たら綺麗なんだろうな。▼~
:[サイリ]|ああ。故郷においても、~
この樹は国の皆から愛されていた。▼~
私の育ったところには、川に沿って~
このサクラの樹が何本も並べられており、▼~
花が咲くと、それはまさに壮観だった…。~
最近よくそれを思い出すのだ…▼~
:[ルフレ]|サイリ…▼~
:[サイリ]|あ…すまない。~
勝手につらつらと話してしまって。▼~
しかも…何かしんみりとさせてしまったな。~
こんなものは私には似合わないというのに…。▼~
:[ルフレ]|そんなことない、聞けて楽しかったぞ。▼~
:[サイリ]|そ、そうか。それなら良かった…▼~
**バジーリオ [#fa2c35b4]
***支援C [#n660aa3b]
:[ルフレ]|あ、バジーリオ様。▼~
:[バジーリオ]|おう、ルフレ。なんか用か?▼~
:[ルフレ]|あの…ちょっと噂で聞いたんですが、▼~
バジーリオ様は昔、たまに城を抜け出して~
旅に出ていたというのは本当ですか?▼~
:[バジーリオ]|ああ。まあ、たまにな。▼~
…へへ、一人で城を抜け出すなんて、~
危険だと思うかい?▼~
:[ルフレ]|そりゃあ、そうですよ!~
仮にも一国の主なんですよ、バジーリオ様は!▼~
:[バジーリオ]|まぁヘマをしたことは一度だってねえよ。~
いつだって、無事に城に帰ってきたぜ?▼~
:[ルフレ]|ほ、本当に?▼~
:[バジーリオ]|なんだルフレ、俺の言うことが~
信用できないっつーのか?▼~
:[ルフレ]|いえ、そういうわけじゃあ…▼~
:[バジーリオ]|これでも慣れたもんだったさ。~
昔は、身ひとつで色んなとこに行ったもんだ。▼~
:[ルフレ]|身ひとつで、ですか!?~
よく周りがそれを許しましたね?▼~
俺がバジーリオ様付きの部下だったら、~
旅になんて絶対行かせませんよ!?▼~
:[バジーリオ]|そんなもん! あれだ!~
無断で出て行くに決まってるじゃねぇか。▼~
:[ルフレ]|ええっ!? 国の代表が無断で外出!?~
どうやって!?▼~
:[バジーリオ]|そこはほれ、色々と策があるんだよ。▼~
:[ルフレ]|策…ですか?▼~
:[バジーリオ]|耳貸しな。~
………ゴニョゴニョ。▼~
:[ルフレ]|え、ええっ!? そんな方法で!?▼~
:[バジーリオ]|声がでかいぞ、ルフレ。▼~
:[ルフレ]|すみません…で、でも。▼~
:[バジーリオ]|はっはっは! まぁ人間やろうと思えば、~
なんでもできるってことさ!▼~
お前もあんまし~
凝り固まって考えてばっかじゃあ、▼~
いけねぇってことよ!~
がっはっは!▼~
:|'''(バジーリオ退場)'''
:[ルフレ]|は、はぁ…▼~
***支援B [#f4636151]
:[ルフレ]|バジーリオ様。▼~
:[バジーリオ]|おうっ! ルフレか。なんだ?▼~
:[ルフレ]|先日、旅には慣れていると~
言っていましたが…▼~
以前、旅を続けていた時はどうやって~
旅費を稼いでいたんですか?▼~
:[バジーリオ]|そうだな。傭兵団にいたこともあったし、~
旅芸人の一座に置いてもらったこともあった。▼~
:[ルフレ]|た、旅芸人!? 国の代表が旅芸人とは…~
国民が知ったら驚くだろうなあ。▼~
:[バジーリオ]|まぁそんなの後から言えば、~
ただの笑い話さ。▼~
:[ルフレ]|そ、そうかもしれませんが…▼~
:[バジーリオ]|旅はいいぜぇ…~
窮屈な城の中にいるよりはずっといい…▼~
酒、女、金…~
世の中のことがよくわかるからな。▼~
お前も硬いことばっか言ってないで、~
旅にでも出てもっと遊んだ方がいいぜ。▼~
:[ルフレ]|い、いえ、俺は軍師ですから!~
それに今はそんな暇なんてないですよ!▼~
:[バジーリオ]|まあ…今は難しいな。▼~
:[ルフレ]|ですよね?▼~
:[バジーリオ]|…ならば、女だ。▼~
:[ルフレ]|えっ? 何言ってるんですか?▼~
:[バジーリオ]|この軍には女も多いからな。▼~
そこら辺の女兵士を遊びに~
誘ってみたらどうだ? 楽しいぞ?▼~
:[ルフレ]|そっ、そんなことは…▼~
あ、遊びで声をかけるなんて~
不真面目ですよ!▼~
:[バジーリオ]|まあ、そう言うな。▼~
俺がちゃんと女心をつかむ~
コツってやつを教えてやるからよ。▼~
:[ルフレ]|べ、別にそんなのいいですってば!▼~
:[バジーリオ]|いいからいいから、聞いとけって!~
………ゴニョゴニョ。▼~
:[ルフレ]|そっ、そんなことを…!?▼~
:[バジーリオ]|はっはっは! まあ、あとはお前の~
誠意次第だ。がんばれよ!?▼~
:|'''(バジーリオ退場)'''
:[ルフレ]|バ、バジーリオ様…~
あの人本当に王様だったのか…?▼~
***支援A [#x723b45e]
:[バジーリオ]|よう、ルフレ。▼~
:[ルフレ]|あ、バジーリオ様。▼~
:[バジーリオ]|相変わらず遊びには手を出してないのか?▼~
:[ルフレ]|それはそうですよ。~
遊んでいるヒマなんてありませんし。▼~
:[バジーリオ]|まったく、本当に堅物だな…▼~
まぁ…お前だけじゃないな。~
クロムやその周辺も、ここは堅物だらけだ。▼~
:[ルフレ]|ははは…戦いが終わったら、~
少しは遊ぶことも考えますよ。▼~
:[バジーリオ]|もったいねえなあ…~
若いウチは、遊ぶのだって勉強だぜ?▼~
遊びは人と人との交流だ。~
うまく交流できることは何にでも繋がる。▼~
:[ルフレ]|ま、まぁそうですけど…▼~
:[バジーリオ]|それに相手が男だろうが女だろうが、▼~
気さくに話せる話術ってのも~
ちゃんと身に着けておかないとな。▼~
話がつまらない奴が軍師じゃあ、~
兵士たちだって付いて来てはくれないぜ?▼~
:[ルフレ]|…うーん、それは説得力ありますね。~
わ、わかりました…努力してみます。▼~
:[バジーリオ]|おいおい~、別にこれは~
努力するものじゃないんだが…▼~
何にせよ、自然に相手を…▼~
特に女をひきつけるような男に~
ならなきゃいかん。▼~
:[ルフレ]|ぐ、具体的には、~
どうすればいいんですか?▼~
:[バジーリオ]|よしよし、耳を貸せ。~
………▼~
:[ルフレ]|えっ!!! えええええっ!?~
…そ、そんな、無理です! 無茶ですよ!▼~
:[バジーリオ]|それは、覚悟が足らんからだ。▼~
:[ルフレ]|か、覚悟ですか…?▼~
:[バジーリオ]|ああ。遊ぶために生き、遊ぶために勝つ!~
ってくらいの覚悟を持て。▼~
そうすりゃ、戦闘にだって~
張り合いが出るぞ? がっはっは!▼~
:[ルフレ]|う~ん、そういうものなのかなあ…▼~
:[バジーリオ]|はっはっはっ!! 考えよ、そして悩めよ!~
若者よっ! …なんつってなっ!▼~
:|'''(バジーリオ退場)'''
:[ルフレ]|なんだか、参考になったような~
ならなかったような…▼~
でも、あれぐらいの豪胆さがあるから~
皆も安心してついて行けるんだろうな…▼~
**フラヴィア [#k26bb2b2]
***支援C [#d9b4cd84]
:[フラヴィア]|おや、ルフレじゃないか。~
ちょっといいかい?▼~
:[ルフレ]|あ、フラヴィア様。なんです?▼~
:[フラヴィア]|前々から思っていたんだが、~
あんたは軍師として、とても優秀だね。▼~
状況を素早く判断し、~
勝利へ導く力を持っている。▼~
:[ルフレ]|あ、ありがとうございます。~
いきなりだけど、嬉しいなぁ。▼~
:[フラヴィア]|謙遜するんじゃないよ。あんたの力は~
大したもんだよ。そのおかげで▼~
今も私らは生きてこられてるのさ。▼~
:[ルフレ]|は、はい…恐縮です。▼~
:[フラヴィア]|フェリアにはあんたのような軍師はいない。~
だから…ぜひ欲しいと思っているんだよ。▼~
我が国、フェリアの軍師にね…!▼~
:[ルフレ]|フラヴィア様、それは…!▼~
:[フラヴィア]|もちろんこの戦いが終わってから、~
の話だけどね。▼~
:[ルフレ]|えっと…どうしようかな?▼~
そ、その時はその時ってことで…~
お願いできますか?▼~
:[フラヴィア]|ああ、よく考えてから~
答えを聞かせておくれ。▼~
***支援B [#u0a86076]
:[ルフレ]|うーん、ここはこうして、~
こうした方がいいかな?▼~
:[フラヴィア]|…ルフレかい?▼~
:[ルフレ]|あ、フラヴィア様。▼~
:[フラヴィア]|なんだ、みんな休んでいるのに、~
あんたは一人で作戦の検討かい?▼~
ふむ…▼~
:[ルフレ]|…え?▼~
:[フラヴィア]|若くて、腕が立ち、頭も回る。~
度胸もあって、骨身を惜しまない…▼~
十分条件はそろっているね…▼~
:[ルフレ]|えっと…。▼~
:[フラヴィア]|ルフレ、~
やっぱりフェリアに来てくれないかい?▼~
:[ルフレ]|それは先日の軍師の話ですね?▼~
:[フラヴィア]|ああ、戦争が終わってからでいい。~
我が国に骨を埋める覚悟で来て欲しいのさ。▼~
:[ルフレ]|そうですね…お気持ちは嬉しいんですが。~
やっぱりまだ気持ちの整理がつきません。▼~
:[フラヴィア]|そうか。…やっぱりクロムかい?▼~
:[ルフレ]|はい。今はクロムを支えることに~
集中していたいと言いますか…▼~
:[フラヴィア]|そうかい…ははは、今はまだ~
クロムには全然敵いそうもないねぇ。▼~
いいさ、いいさ。あんたらの絆の深さは、~
私も近くで十分わかっているつもりさ。▼~
それにこれは一生のことだからね。~
迷うのは無理もない。▼~
また後日、きちんと話し合おうじゃないか。▼~
:[ルフレ]|は、はい…▼~
***支援A [#yb55d385]
:[フラヴィア]|ルフレ、~
ちょっと聞いて欲しいんだが…。▼~
:[ルフレ]|フラヴィア様…。~
この間のお話ですか?▼~
申し訳ないんですが、~
まだ考えがまとまらないというか…▼~
:[フラヴィア]|あ、い、いやいいんだ。あれはもう。▼~
:[ルフレ]|え?▼~
:[フラヴィア]|あんたの軍師としての考え方は~
迅速にして的確。その判断力は凄まじい。▼~
だがね…。その力はどこでも~
発揮できるわけじゃない。▼~
クロムの傍にいるからこそ~
導き出されるんじゃないかと、▼~
最近そう考えるようになったんだよ。▼~
:[ルフレ]|…?▼~
:[フラヴィア]|最近あんたがクロムと一緒にいる様子を~
色々観察していたのさ。▼~
二人の絆と信頼関係があるからこそ、~
お互いに強い能力を発揮できる。▼~
…そんな気がしてね。▼~
:[ルフレ]|そ、そうかもしれないですね…▼~
:[フラヴィア]|現に私からのお誘いに対する判断は、~
こんな風にからっきしだろう、あんた。▼~
:[ルフレ]|う! そ、それは…す、すいません!▼~
:[フラヴィア]|あはは、いや責めてるわけじゃないよ。▼~
でも私もこれ以上ヤボな真似を~
する気はなくなった…そういうことさ。▼~
あんた、これからも頑張るんだよ!~
なんたってこの私が見込んだ男なんだからね!▼~
:[ルフレ]|フラヴィア様…。▼~
**ドニ [#ue33184a]
***支援C [#h4e81b16]
:[ドニ]|うーん…やっぱりうまくいかないべ。~
もっと針を小さくして…いや、でも…▼~
:[ルフレ]|ドニ、なにをうなってるんだ?▼~
:[ドニ]|釣り針を作ってたんだべ。~
でも、なかなかうまくいかなくて…▼~
ほら。この針だと、魚がかかっても~
暴れられると外れちゃうんだべ。▼~
:[ルフレ]|そうだな、それならこの針の内側に~
突起をつけてやるといいと思うけどな。▼~
ちょっと貸してみろ。~
…はい、できた。▼~
:[ドニ]|うわぁ…恩に着るべ!~
これなら確かに外れにくそうだべ!▼~
でもルフレ、~
よくこんなの知ってるべな。▼~
:[ルフレ]|ははは。この前読んだ書物に、~
魚釣りの方法が書いてあったんだよ。▼~
:[ドニ]|へぇ…さすがこの軍の人は~
勉強熱心なんだべなぁー…▼~
おらも何か役に立てることが~
あればいいんだべが…▼~
あ、でもこう見えて、山の獣を獲る罠を~
作るのは得意なんだべ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか? じゃあ今度は~
俺に罠の作り方を教えてくれるか?▼~
:[ドニ]|もちろんだべ!まずは一番簡単な~
餌を仕掛ける箱罠から…▼~
:[ルフレ]|うんうん…▼~
***支援B [#he478d9b]
:[ルフレ]|あ、ドニ! 見ろよ。~
お前に教わった罠のおかげで▼~
こんな大物が獲れたぞ!▼~
:[ドニ]|おらのも見てくれ!~
ルフレのおかげで▼~
こんなにいっぱい魚が釣れたべさ!▼~
:[ルフレ]|おっ、すごいな。みんなで食べても~
食べきれないんじゃないか?▼~
:[ドニ]|ルフレの大物も~
燻製にしたらひと月ぐらいもちそうだべ。▼~
:[ルフレ]|だろう? あ、そういえば~
ドニが教えてくれた箱罠なんだが▼~
入り口のところにもう少し~
工夫できそうな気がする。▼~
あとでちょっと見てくれないか?▼~
:[ドニ]|もちろんだべ。おらもルフレに~
新しい釣り針を見て欲しいべ。▼~
:[ルフレ]|あはは。俺たち、どうしてこんなに~
貪欲になってるんだろうな。▼~
:[ドニ]|はは、ほんとだべ。~
食料調達隊でもないのに変だべな。▼~
:[ルフレ]|俺たちが組めば最強の調達隊に~
なれそうだけどな。▼~
:[ドニ]|すごく食い意地の張った~
ふたりに見えそうだべさ。▼~
:[ルフレ]|まったくだ、あはははは…▼~
***支援A [#z9ea6009]
:[ルフレ]|ドニ。お前、料理は得意か?▼~
:[ドニ]|得意じゃないべ。~
ルフレは?▼~
:[ルフレ]|…いまいちだ!▼~
:[ドニ]|そんなに胸張って言うことじゃないべ。▼~
…はぁ。こんだけ獲物を獲っても、~
料理できないと意味ないべ。▼~
:[ルフレ]|料理、してみるか?▼~
腕はいまいちだけど▼~
ものすごく頑張ったら、俺も~
それなりの物は作れるはずだ。▼~
:[ドニ]|よし、じゃあやってみるべか。▼~
:|'''(暗転)'''
:[ルフレ]|ドニ! 焦げてる焦げてる!▼~
:[ドニ]|ルフレのほうも~
噴きこぼれてるべーーー!▼~
:[ルフレ]|あ、熱っ!?▼~
:[ドニ]|ルフレ!?▼~
:[ルフレ]|だ、だいじょうぶだ。~
少し火傷しただけだ。▼~
:[ドニ]|だ、駄目だべ! すぐに冷やすべ!~
…あぁぁ! 水が無いべ!▼~
よし、汲んでくるから待ってるべ!~
そこでじっとしてるんだべよ!?▼~
:|'''(一瞬ドニ退場、再び画面に戻る)'''
:[ドニ]|汲んで来たべ! 早く手を冷やすべ!▼~
:[ルフレ]|すまない、ドニ。~
う…冷たくて気持ちいい。▼~
:[ドニ]|…結局、料理は失敗だったべな。▼~
:[ルフレ]|いいさ。~
ドニの意外な一面を見れたしな。▼~
:[ドニ]|え、そうだべか?▼~
:[ルフレ]|ああ。さっきのことで、ドニは結構~
しっかりしてるってことがわかった。▼~
…この水、すまなかったな。▼~
:[ドニ]|そ、そんな…おらは当然のことを~
したまでだべ…!▼~
:[ルフレ]|なんだ謙遜して…▼~
…って、あれ?~
なんか、焦げ臭くないか?▼~
:[ドニ]|あぁっ! 魚を焼いたままだったべ!▼~
:[ルフレ]|ふぅ…前言撤回だな。~
やっぱりどこか抜けてるよ。▼~
…俺も人のこと言えないけどな。▼~
**アンナ [#z1cc0d1e]
***支援C [#zebe95c8]
:[アンナ]|うふふふふ~。▼~
:[ルフレ]|アンナ、ご機嫌だな?▼~
:[アンナ]|あら、ルフレ。~
嫌だわ、聞かれちゃった?▼~
:[ルフレ]|ああ、上機嫌な笑い声がな。▼~
:[アンナ]|実はね、~
仕入れた品が三倍の値段で売れたの!▼~
:[ルフレ]|そうか、それは良かったな。▼~
:[アンナ]|ええ、ありがとう…ああっ!▼~
お金を受け取る時の、あの充実感。~
ほかでは味わえないわね~。▼~
:[ルフレ]|そ、そうなのか。▼~
:[アンナ]|うん、もう幸せ~! お金よ、お金。~
お金は幸せを導いてくれるわ~。▼~
:[ルフレ]|え、だが…。~
お金で買えないものだってあると思うけどな?▼~
:[アンナ]|ん~、まぁそうなんだけどね。でも世の中、~
お金があれば、大抵のことはできるのよ?▼~
逆にお金がなければ、~
困る事ってすごく多いし…▼~
:[ルフレ]|それはそうなんだが…▼~
:[アンナ]|そう! お金で幸せは掴めるのよ!▼~
:[ルフレ]|そ、そんなことないと~
思うんだがなぁ…▼~
***支援B [#c11e2558]
:[ルフレ]|なぁ、アンナ。▼~
:[アンナ]|なにかしら? ルフレ。▼~
:[ルフレ]|この間の話で気になったんだが…。~
お金で買えないものだってあるはずだろ?▼~
:[アンナ]|うーん、どうかしらね…?▼~
だって買おうと思えば、~
人の気持ちすらも、お金で買えるわ。▼~
私、大金にほだされて寄ってくる人を~
沢山見てきたもの…▼~
たとえば…そうね。~
恋愛だってお金で買えるのよ?▼~
:[ルフレ]|え、そ、そうなのか?▼~
:[アンナ]|そうよ。人を好きになるって時に、~
その人がお金を持っているかどうか…▼~
気にしない人なんていないわよね?▼~
:[ルフレ]|え、えっと…どうかな?▼~
:[アンナ]|それに自分のお金を全額投げうってまで~
その人を取るかと言われて、▼~
イエスとは…なかなか言えないものよ?▼~
:[ルフレ]|うーん、話が極端のような…。~
それに…なんか、悲しくないか?▼~
:[アンナ]|…うん。ルフレの~
言いたいことはわかるけど。▼~
でも、そういう現実もあるんだって、~
理解だけはしておかなくてはダメよ?▼~
:[ルフレ]|あ、ああ…わかった。▼~
***支援A [#t3f1733a]
:[アンナ]|ああ~、も~!~
一体どういうこと!?▼~
:[ルフレ]|アンナ、どうしたんだ?▼~
:[アンナ]|今日、商品が全然売れなかったのよ…。~
おっかしいわねぇ…▼~
ちゃんといい品仕入れていたんだけどなぁ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか…▼~
:[アンナ]|こんな時に慰めてくれる人が~
いればいいのにな…。▼~
:[ルフレ]|でも都合に合わせてくれる人が欲しいなら、~
お金を出せばそういう人が現れるんだよな?▼~
:[アンナ]|な、なにそれ!~
ちょっとカチンと来る言い方ね?▼~
私だって本当は誰かを好きになって、~
仲良くなれたらいいなって、▼~
思うことくらいあるわよ!▼~
:[ルフレ]|…そ、そうなのか?▼~
:[アンナ]|何よ、その反応。納得してない感じね?~
ちょうどいいわ、ルフレ!▼~
あなた今だけでいいから、~
私の愚痴に付き合いなさい。▼~
:[ルフレ]|…え、でもそれって時給とか出るのか?▼~
:[アンナ]|もー! からかわないで!▼~
:[ルフレ]|ははっ。いや、すまんすまん。▼~
前にアンナが自分で言ってたから、~
お返ししてみただけだ。▼~
本当にそんなことするわけないさ。▼~
:[アンナ]|な、何よ…もう。▼~
その笑顔も憎らしいわね…。~
言っとくけど私の愚痴は長いから。▼~
:[ルフレ]|え、ええ~?~
やっぱ時給欲しいなあ~。▼~
:[アンナ]|しつこいわよ?▼~
**チキ [#ud1efb79]
***支援C [#y09b628e]
:[チキ]|……▼~
:[ルフレ]|…?▼~
:[チキ]|じーっ。▼~
:[ルフレ]|ど、どうしたチキ?~
さっきからずっとこっちを見て。▼~
:[チキ]|あ、ごめんなさい、ルフレ。~
気が散ったかしら?▼~
:[ルフレ]|あ、あぁ、それは気になるさ?▼~
…悩みでもあるのか?~
俺で良かったら話してみないか?▼~
:[チキ]|ルフレがね…ずっと昔に~
知り合いだった人によく似ている気がしたの。▼~
:[ルフレ]|俺が?▼~
:[チキ]|そう…もう本当に、ずっと昔の話だけど。~
その人は、マルスといってね。▼~
いつも穏やかで、~
それでいてとても強い人だった。▼~
:[ルフレ]|マルス…昔の、英雄王の名前だな。▼~
:[チキ]|ええ。私はそのマルス王には~
とても仲良くしてもらっていたわ。▼~
そのマルス王とルフレが似ていたから、~
少しそれを懐かしんでいたのよ。▼~
:[ルフレ]|そうなのか…▼~
:[チキ]|ごめんなさい。じっと見ちゃって。▼~
:[ルフレ]|いや、いい…でもそうか。~
俺は英雄マルスに似ているのか…▼~
***支援B [#e62bbe4b]
:[ルフレ]|なぁ、チキ。ちょっといいか?▼~
:[チキ]|えぇ、何かしら? ルフレ。▼~
:[ルフレ]|この前話していた、~
英雄王マルスのことだが。▼~
:[チキ]|…それがどうかしたの?▼~
:[ルフレ]|それって二千年前の、~
あの英雄マルスだよな?▼~
:[チキ]|…そうね。~
クロムの、遠い遠い祖先だと聞いているわ。▼~
:[ルフレ]|それなら俺じゃなくてクロムの方が~
似ていると思うんだが…?▼~
:[チキ]|いいえ、クロムは真っすぐで、~
信じた道を突き進むような人だもの。▼~
どちらかといえば、~
英雄王の更に千年前…▼~
私が生まれた頃の、英雄王の~
祖先だった者に似ていたかもしれない。▼~
英雄王はもっと柔らかくて、~
全てを包み込む優しさを備えていたわ。▼~
:[ルフレ]|チキの話を聞いていると…似ているのは~
顔とか見かけの話じゃないんだな?▼~
:[チキ]|ええ…私が言っているのはその魂よ。▼~
ルフレの周りでは優しい空気が~
いつも巡っている。▼~
それが英雄王マルスにそっくりなのよ。▼~
:[ルフレ]|…そ、そうなのか。~
それは光栄な話だな…▼~
……▼~
:[チキ]|どうしたの、お兄ちゃん…?▼~
:[ルフレ]|お、お兄ちゃん!?▼~
:[チキ]|あっ!?~
ご、ごめんなさい…!▼~
私はその昔、英雄王マルスのことを、~
お兄ちゃんと呼んでいたから…▼~
思わず間違えてしまったわ!▼~
:[ルフレ]|お、俺は英雄王マルスじゃないぞ…?▼~
:[チキ]|そうだったわね…これから気をつけるわ。▼~
:[ルフレ]|英雄王マルスに似ている、か…~
正直ちょっと荷が重い感じだな。▼~
お兄ちゃんと言われるのは、頼られている~
みたいで悪い気はしないが…▼~
***支援A [#r7f9dc9a]
:[チキ]|あ、あの…ルフレ。▼~
:[ルフレ]|なんだ、チキ。▼~
今日はお兄ちゃんって~
呼んでくれないのか?▼~
:[チキ]|えぇ…ルフレはルフレだし。~
悪いかと思って…▼~
それに、ルフレは~
記憶がないんでしょう?▼~
他の人に似てると言われて、~
もしかしたらルフレが▼~
気分を害しているんじゃないかと~
反省していたの…▼~
:[ルフレ]|そ、そんなことはないぞ!?▼~
:[チキ]|でも自分の意志や記憶がなくなるって、~
とても怖いことよね…?▼~
私、大昔に悪い人たちに操られたことがあって、~
それは十分にわかっていたはずなのに…▼~
:[ルフレ]|だが、チキにそうして気遣ってもらうのは~
…すごく嬉しいぞ。▼~
うん、じゃあ仲直りしようか。▼~
:[チキ]|仲直り…?▼~
:[ルフレ]|そうだ! これからチキは俺のことを~
いつでもお兄ちゃんって呼べばいい!▼~
それで仲直りは成立だ。▼~
:[チキ]|ふふ、考えておくわね…▼~
:[ルフレ]|あぁ、もう今回の件は、~
それで終わりにしよう!▼~
:[チキ]|ルフレ、優しいのね。~
ありがとう…▼~
***支援S [#kfc12i06]
:[チキ]|ルフレ。▼~
:[ルフレ]|あ、チキ…あれ?▼~
もうお兄ちゃんとは~
呼んでくれないんだな?▼~
:[チキ]|うふふ、まるでルフレの方が~
そう呼んで欲しいみたいだわ。▼~
:[ルフレ]|え、えっと、すまん、~
そんな変な意味じゃないんだ。▼~
俺は記憶が無くて、~
兄妹とか家族もいないから、▼~
なんかそう呼ばれたのが~
…すごく嬉しくなってな。▼~
:[チキ]|でも…ごめんなさい、ルフレ。▼~
私、色々と考えたんだけど…~
私は、あなたをお兄ちゃんとは呼べないわ。▼~
私にとってのお兄ちゃんはやっぱり~
英雄王マルスただ一人なのよ。▼~
:[ルフレ]|あぁ、それは仕方ないな。~
俺は英雄王マルスにはなれないし。▼~
:[チキ]|でも…私にはルフレを~
お兄ちゃんと呼べない理由がもう一つあるわ。▼~
:[ルフレ]|えっ…も、もう一つ?▼~
:[チキ]|えぇ。それは私が、~
あなたの事を…▼~
兄としてではなく、ひとりの男性として、~
好きになってしまったから。▼~
:[ルフレ]|チ、チキ…!▼~
:[チキ]|だからもうお兄ちゃんではなく、~
ルフレをその名で呼ばせて欲しいの。▼~
:[ルフレ]|そ、そうか…良かった。僕はチキに~
嫌われてしまったのかと思ったぞ。▼~
:[チキ]|…そんな、嫌いになるわけないわ!▼~
:[ルフレ]|あぁ、だが俺は正直…お前を前に~
少し尻込みしていたみたいなんだ。▼~
:[チキ]|尻込み…?▼~
:[ルフレ]|あぁ。何千年もの時を生き、~
神話の時代をその目で見てきたチキ…▼~
そのお前に英雄王マルスと比較されて、~
怖気づいていたのさ。▼~
だがそれじゃダメだ。英雄王の名前に~
負けないくらいの人間にならないと。▼~
…でなければお前の事を好きになる~
資格が無いと…思った。▼~
:[チキ]|ルフレ…▼~
:[ルフレ]|だが少しホッとしたぞ。~
俺は…チキを好きでいても、いいか?▼~
:[チキ]|も、もちろんよ、ルフレ!▼~
:[ルフレ]|そうか、良かった。ではこれから二人で、~
一緒に平和な世界を作り上げていこう!▼~
:[チキ]|うん、うん! ルフレ。~
ありがとう、すごく嬉しいわ…▼~
:|'''(一枚絵表示。CV有り。)'''
:[チキ]|好きだよ…~
いつか別れる日がきても…~
何千年眠ったとしても…~
ずっと覚えているからね…~
**ギャンレル [#z5b80702]
***支援C [#re010d69]
:[ルフレ]|ん? ギャンレル?▼~
:[ギャンレル]|…ルフレかよ。▼~
:[ルフレ]|どうしたんだ、神妙な顔して?▼~
:[ギャンレル]|…少し昔のことを、考えてたのさ。▼~
:[ルフレ]|昔のことって…国王だった頃のことか?▼~
:[ギャンレル]|そうだ…▼~
…あの頃のオレはまあ~
かなりあくどい真似をやったよなあ。▼~
:[ルフレ]|ああ、そうだな。▼~
:[ギャンレル]|へっ…ハッキリ言うねえ。▼~
:[ルフレ]|だってひどかったから、~
俺たちはお前を倒したんじゃないか。▼~
:[ギャンレル]|…まあ、そうなんだけどよ。▼~
だが、あれはよ…オレらの大陸を~
ヴァルム帝国から守るためなんだぜ?▼~
:[ルフレ]|大陸って…~
イーリスやフェリア、ペレジアを?▼~
:[ギャンレル]|ああ。あの当時のヴァルム帝国は、~
留まるところを知らねえ勢いだったからなあ。▼~
奴らに対抗するには…~
三国が食い合って、強い一つの大国を作る。▼~
そうするしかねえのさ。▼~
:[ルフレ]|だがお前の恐怖政治は…あまりにも強引過ぎた。▼~
隣国を恐喝したり…あれじゃあ、~
野盗の横暴と変わらない。▼~
:[ギャンレル]|んなこた言われなくたってわかってんだよ!~
オレが正しかったなんて言うつもりはねえ!▼~
だが、オレは馬鹿野郎だからよ…~
ほかに方法なんて思いつかねえ。▼~
ちっ…なんでお前に~
こんな話してやがんだ、くそっ…▼~
:[ルフレ]|ギャンレル…▼~
:[ギャンレル]|すまねぇな…くだらねえこと言った。~
とっとと忘れろや。▼~
***支援B [#a8470957]
:[ルフレ]|ギャンレル?▼~
:[ギャンレル]|…ルフレか。▼~
:[ルフレ]|どうした、こんな所で一人でいるなんて?▼~
:[ギャンレル]|な、何でもねぇよ…▼~
:[ルフレ]|元気がないな。もしかして、~
また昔のことを考えていたのか?▼~
:[ギャンレル]|…まあな。オレはオレなりの狙いがあって~
あの戦争を仕掛けたが…▼~
結局、ヴァルムの侵攻は~
クロムやお前たちが食い止めちまった…▼~
:[ルフレ]|そうだな。▼~
:[ギャンレル]|あ~あ。なんだよ、それっ!~
胸クソわりいったら、ありゃしねぇ!▼~
オレは…ただの道化だったってことか?~
しかも大勢の人間を巻き込んじまってさ…▼~
どんだけ殺してきたと思ってんだよ!~
それが全部無駄ってか!?▼~
:[ルフレ]|そうだな。お前のしたことは、~
決して許されることじゃない。▼~
:[ギャンレル]|相変わらず、容赦ねーなあ。▼~
:[ルフレ]|でも、それが決して自分のためじゃなくて、~
民を思ってやったことだと言うのなら、▼~
…卑下したり自嘲したりする暇すら、~
お前には与えられていないと思った方がいい。▼~
:[ギャンレル]|へっ。じゃあ…どーすりゃ~
いいってんだよ?▼~
:[ルフレ]|王であることを捨てたお前にできることは、~
俺たちと共に平和のために戦い続けることだ。▼~
お前には退くことも後ろを振り向くことさえも、~
許されていない。▼~
:[ギャンレル]|…なるほどな。▼~
だがそんな背中を槍で突かれるような~
お前の言葉ですら、▼~
今のオレにゃあ、気休めに聞こえるぜ。▼~
:[ルフレ]|…気休め?▼~
:[ギャンレル]|ああ、物思いに耽っちゃいたが、~
オレはオレでこの立場に満足してんのさ。▼~
国王っていう重圧から解放されて、~
一人のギャンレルってクズに戻った。▼~
ああん!?~
立ち止まることが許されない?▼~
おうよ!~
それはこっちがむしろ望んだことだぜぇ!▼~
ルフレよぉ!▼~
:[ルフレ]|はははっ! それくらいの元気があれば、~
心配はいらないな。▼~
:[ギャンレル]|ああ…ありがとよ! 見てやがれ!~
オレはやってやるぜぇ~!!▼~
:[ルフレ]|ああ、頼んだぞ、ギャンレル!▼~
***支援A [#n7dc1f0b]
:[ギャンレル]|ようよう、ルフレじゃねぇかよ!▼~
:[ルフレ]|あっ、ギャンレル。▼~
:[ギャンレル]|んなトコでボケーッと突っ立ってたら、~
オレが尻を蹴飛ばすぜぇ!▼~
:[ルフレ]|なんだ、ギャンレル。~
最近はずいぶんと元気みたいだな。▼~
:[ギャンレル]|おうよっ! なにせオレには立ち止まることは~
許されていないんだからな! って、▼~
どっかの軍師様に~
尻叩かれたからよっ!▼~
:[ルフレ]|ははっ!~
そういえば、ギャンレル。▼~
:[ギャンレル]|んー? なんだぁ?▼~
:[ルフレ]|ひとつ聞きたかったんだが…~
ギャンレルはギムレー教徒だったのか?▼~
:[ギャンレル]|いや、オレ自身は違ったぜ。まぁ国教だったし、~
教義くらいは知っちゃいたがな。▼~
その有用性を利用したのは否定しねぇが、~
別に教えを信じていたわけじゃないぜ。▼~
:[ルフレ]|確かに、大勢の人間をひとつにまとめるには~
宗教がいちばん手っ取り早いだろうな。▼~
それで、インパースを使って国民の目を~
一つの方向に向けていたってわけだ。▼~
:[ギャンレル]|…まあ、利用されていたのは~
オレの方だった、というオチが付くがな。▼~
:[ルフレ]|宗教に対して、ペレジア国民はどういう~
風に考えていたんだ?▼~
:[ギャンレル]|考え方なんてあったもんじゃねぇ。~
オレの恐怖政治とインバースの宗教洗脳…▼~
つくづく、ひどいことをしたと思うぜ…~
もう言ってもしょうがねえことだがよ。▼~
:[ルフレ]|恐怖政治が鞭なら、ギムレーを崇拝する~
宗教への傾倒を飴に見立てたってわけか。▼~
:[ギャンレル]|ああ、実際には飴なんてもんじゃねぇけどな。▼~
:[ルフレ]|そうか…でも、ありがとう。ギャンレル。▼~
:[ギャンレル]|へっ? なんでお前に礼を言われるんだよ?▼~
:[ルフレ]|だってペレジア国民の心がわからなければ~
救うことだってできないからな。▼~
俺たちは世界を救うために戦っている。▼~
それは今ギムレー教によって苛まれている~
ペレジアを救うことも、▼~
もちろん含まれているからさ。▼~
:[ギャンレル]|ルフレ…▼~
お前はあんだけ自分のことを苦しめたオレら、~
ペレジアの民のことも、考えてるわけか…▼~
すまねぇ…な。▼~
:[ルフレ]|お前の気持ちはわかっているつもりだ。▼~
だが突き放すようだけど、~
感謝している時間なんてやっぱりないぞ。▼~
俺たちは一刻も早く~
ペレジアの民を…▼~
そして世界中の人々を~
救わなければならないんだ!▼~
:[ギャンレル]|…へっ!~
泣かせる話の後にすぐそれかよ!▼~
やっぱお前みたいなのが、~
本当に『飴と鞭』って言うのかもな!▼~
:[ルフレ]|ははっ。そうかもな!▼~
:[ギャンレル]|だが…オレにもわかっているさ!~
絶対に過去は繰り返さねぇ!▼~
そしてそれを払拭するくらいの働きで、~
ペレジアの仲間たちを救い出してやるぜ!!▼~
見てろよ、ルフレ!!▼~
:[ルフレ]|ああ、その意気だ! ギャンレル!▼~
**ヴァルハルト [#ic97a406]
***支援C [#ied1b39d]
:[ルフレ]|…あっ、ヴァルハルトさん。~
お一人ですか?▼~
:[ヴァルハルト]|………▼~
:[ルフレ]|あの…せっかく仲間になったんですし、~
なにか…お話でもしませんか?▼~
あの、もちろん、ご迷惑でなければ。~
ですけど…▼~
:[ヴァルハルト]|…ならば、ルフレよ。~
軍師である、うぬに問わせてもらう。▼~
勝利に最も必要なものはなんだと思うか?▼~
:[ルフレ]|い、いきなりだな…ヴァルハルトさん。▼~
:[ヴァルハルト]|…答えよ。▼~
軍師たるもの、この程度の問いに~
即答できなくてどうする?▼~
:[ルフレ]|そ、そうですね…▼~
やっぱり『仲間との絆』でしょうか?▼~
:[ヴァルハルト]|フン…ぬるいな。我の答えはこうだ。~
勝利に必要なもの…それは、圧倒的な力。▼~
:[ルフレ]|力…ですか?▼~
:[ヴァルハルト]|ああ、全てを破壊し、全てを圧倒し、~
全てを凌駕し、全てをひれ伏せる力よ。▼~
:[ルフレ]|…ですが。~
力による勝利はひずみを生みます。▼~
そしてやがて軋轢が生じ、~
新たな戦いを呼び起こしてしまう。▼~
:[ヴァルハルト]|それは、単純にその力が足りぬからよ。▼~
圧倒的な強い力で全てを抑え込めば、~
そんな些事などは消え失せる。▼~
…勝利には絆が必要などという~
うぬには、わからぬかもしれんな。▼~
:[ルフレ]|…確かに、考え方がまったく違います。~
…けど、俺は信じます。▼~
仲間との絆、~
それはヴァルハルトさんとだって▼~
いつかきっと分かり合えるということ。~
だってあなたも仲間だから!▼~
:[ヴァルハルト]|…ふん、面白い。今後もそうの蒙昧なる意思で...
我を口説いてみるがよかろう。▼~
:[ルフレ]|はい、負けませんよ!▼~
***支援B [#h709e6fe]
:[ヴァルハルト]|…ルフレ。▼~
:[ルフレ]|あ、ヴァルハルトさん。▼~
:[ヴァルハルト]|どうだ、先日の考えは変わっておらぬか?▼~
仲間との絆が勝利に最も必要だという~
うぬの甘い考え方のことよ。▼~
:[ルフレ]|…はい、変わりません。▼~
:[ヴァルハルト]|ふむ…もったいない話だな。▼~
うぬらがその圧倒的な力で臨めば、▼~
真の平和を築くことも~
造作もないと思うのだが。▼~
:[ルフレ]|真の平和…?▼~
:[ヴァルハルト]|平和という言葉には食い付きがいいな。▼~
究極的な平和とは、国境が無くなり、~
国同士の戦争がなくなることだ。▼~
これだけで、争いの大半は消えるであろう。▼~
:[ルフレ]|それは…確かにそうです。▼~
:[ヴァルハルト]|うぬらの軍力と、~
うぬの軍師としての才覚があれば、▼~
世界制覇すらも、~
赤子の手を捻るようなものだというのに。▼~
:[ルフレ]|でもその世界を統一するまでの戦争の中で、~
多くの人が苦しむことになるでしょう。▼~
それは俺たちの望んでいることじゃない。▼~
:[ヴァルハルト]|だが最終的には、苦しみの総量は減る。▼~
たとえ一万の人間が死のうとも、▼~
代わりに百万の~
人間が救われればよいではないか?▼~
:[ルフレ]|…人の命を、数で測ることはできない!▼~
:[ヴァルハルト]|ふん、だからぬるいと言うておるのだ。▼~
ならば、うぬらが殺している敵軍の兵士は~
いったいなんだ?▼~
自分と主義主張が違えば殺すのか?▼~
自分の親しい者に敵対するから殺すのか?▼~
それは、小を捨てて大を取る考え方とは~
違うと言い切れるのか?▼~
…我には同じことにしか思えぬ!▼~
:[ルフレ]|!! …そ、それは!▼~
:[ヴァルハルト]|ルフレよ、もっと大局を見よ!▼~
すべてを救うことなどできないと知れ!~
より多くの者を救いたければ、力を求めよ!▼~
…うぬが望むなら、いつでも我の生き方…~
覇道について語り尽くしてやろう。▼~
…いつでも声をかけるがよい。▼~
:|'''(ヴァルハルト退場)'''
:[ルフレ]|………▼~
けど…俺は…▼~
***支援A [#s66614d4]
:[ルフレ]|あっ…ヴァルハルトさん…▼~
:[ヴァルハルト]|うぬか…▼~
:[ルフレ]|ちょっと、お話に付き合ってもらっても~
いいですか…?▼~
:[ヴァルハルト]|…悩んでいるな、ルフレ。▼~
その悩んでいる時間すら、~
我には無駄と思えるがな。▼~
:[ルフレ]|それは…違うと思います。▼~
正しいもの、信じるべきもの…~
それを考えるのは、大事なことです…▼~
:[ヴァルハルト]|フン…判断が遅ければ、~
その間にも状況は悪化するのだぞ?▼~
:[ルフレ]|ヴァルハルトさんの主張もよくわかります。▼~
…でも、俺にはどうしても~
そこまで割り切ることができない。▼~
ヴァルハルトさんの世界には、~
人が…心が存在しない。▼~
人間ではなく、まるで人間そっくりの~
人形が生活する世界のように思えます。▼~
:[ヴァルハルト]|小を切り捨て大を取るという話か?▼~
確かに…そういう捉え方もできる。~
戦場然り、世界における人間は駒でもある。▼~
:[ルフレ]|でも人間でもあるんです!▼~
そして人間は数値では測れない!▼~
それぞれ一人一人にみんな大事な人がいて、~
その大事な人を守りたいからこそ、▼~
こうして頑張って戦っていけるんです!▼~
…俺も、ヴァルハルトさんも、~
大事な仲間がいるからこそ、▼~
ここに人間として~
存在していられるんだ。▼~
…俺は、そう思います。▼~
:[ヴァルハルト]|…そうか。まあ、それもよかろう。▼~
:[ルフレ]|えっ!? そ、そんなあっさり…?▼~
:[ヴァルハルト]|それを追い求めたうぬらが、~
我の覇道に勝った。▼~
…ただそれだけのことよ。▼~
強者が勝者という理屈で言うのなら、~
敗者の我はうぬらの理想に従うのみ。▼~
:[ルフレ]|ヴァルハルトさん…▼~
:[ヴァルハルト]|うぬが強い信念さえ崩さぬのなら、~
我にそれを妨害する意思はない。▼~
うぬらがどこまでその理想を貫けるのか、~
横で見ていてやろう。▼~
だが、うぬらのその意思が崩れさった時…▼~
我はうぬらの理想という名の~
喉元を切り裂くぞ!▼~
:[ルフレ]|いいえ、その必要はありません。~
俺たちの理想は揺るぎないです。▼~
そしてあなたにも、~
その理想の中に入ってもらう。▼~
:[ヴァルハルト]|ふん…その減らず口がいつまで叩けるか、~
我が傍で見ていてやろう。▼~
:[ルフレ]|はい、望むところです!▼~
**エメリナ [#kb95823b]
***支援C [#dc4feea1]
:[ルフレ]|エメリナ様。お体の具合はどうですか?▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|…エメリナ様?▼~
:[エメリナ]|…エメ…リナ。▼~
:[ルフレ]|ああ、あなたの名前ですよ?▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|エメリナ様、俺の話を聞いてくれますか?~
こんな時に言うのもおかしいですが。▼~
実を言うと…~
俺はエメリナ様に憧れていたんです。▼~
:[エメリナ]|あこ…がれ?▼~
:[ルフレ]|はい、ちょっと照れますが。▼~
あなたの闘いをしないという~
姿勢は気高かった。▼~
でも闘わなくてはいけないのも~
わかっていて。▼~
そんなエメリナ様にクロムは~
反抗した事もありましたが、▼~
…きっとそれは本心ではなかったはずです。~
クロムだって平和を望む気持ちは一緒。▼~
闘いは無いに越したことはない…▼~
:[エメリナ]|…む、むずかしい…わ。▼~
:[ルフレ]|あ、す、すみません。~
だが、これだけは言わせて下さい。▼~
いつか俺たちは…エメリナ様が思い描いた~
闘いのない皆が分かり合える世界を作る。▼~
そのために今も頑張っているのです。▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|すみません。何か長々と話してしまって。▼~
:[エメリナ]|…いえ、へいき、です。▼~
:[ルフレ]|はい、それでは、また来ます。~
エメリナ様。▼~
:[エメリナ]|…は、はい。▼~
***支援B [#o6fe8a0a]
:[ルフレ]|エメリナ様、ご機嫌はいかがです?▼~
:[エメリナ]|…………▼~
…ごきげん…?▼~
:[ルフレ]|あ、はい。~
元気ですか、という意味です。▼~
:[エメリナ]|は、はい…。▼~
:[ルフレ]|そうですか、良かった。▼~
何か…俺にできることはありませんか、~
エメリナ様?▼~
:[エメリナ]|………?▼~
:[ルフレ]|そ、そうですよね…。あ、そうだ!▼~
エメリナ様が戻る前までの~
話をしましょうか?▼~
:[エメリナ]|…わたしが…もどる…まえ?▼~
:[ルフレ]|ええ、クロムはギャンレルを倒し、~
ヴァルム大陸からの侵略も阻止しました。▼~
確かに平和的とは言えませんでしたが、~
クロムなりの平和を模索したのだと思います。▼~
…エメリナ様の意志を継いで。▼~
:[エメリナ]|……………▼~
:[ルフレ]|クロムは、もう立派な王になっています。▼~
できれば、エメリナ様からクロムを~
褒めてくれると…ありがたいです。▼~
:[エメリナ]|…クロムを…ほめる。▼~
:[ルフレ]|…はい、もうちょっと記憶が戻ってからで~
いいので、ぜひお願いします。▼~
:[エメリナ]|…きおくが…もどって…から。▼~
:[ルフレ]|はい、クロムもきっと喜ぶと思います。▼~
:[エメリナ]|よろこぶ…あなたも?▼~
:[ルフレ]|は、はい、もちろん俺も嬉しいです!▼~
:[エメリナ]|わかり…ました…。▼~
***支援A [#m11da2d4]
:[ルフレ]|エメリナ様、ご機嫌はいかがです?▼~
:[エメリナ]|…はい、げんき、です。▼~
:[ルフレ]|それは良かった!~
…さあ、今日は何の話をしましょうか?▼~
:[エメリナ]|…いつも…▼~
:[ルフレ]|え?▼~
:[エメリナ]|いつも…あり、がとう…。▼~
:[ルフレ]|エメリナ様!~
いや、そ、そんなことは…。▼~
:[エメリナ]|………▼~
…あなた…▼~
:[ルフレ]|あ、はい。▼~
:[エメリナ]|あなたの…なまえ…。▼~
:[ルフレ]|あ、俺の名前ですか?~
そうですね、忘れてますよね。▼~
えっと、俺の名前は…。▼~
:[エメリナ]|……ルフレ。▼~
:[ルフレ]|え、ええっ!?▼~
:[エメリナ]| …ルフレ。▼~
:[ルフレ]|は、はい! そ、そうです!▼~
:[エメリナ]|…ルフレ。ルフレ。▼~
:[ルフレ]|そうです! ルフレです!~
…エメリナ様!▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|エメリナ様…もしかして~
何かを思い出したのですか?▼~
:[エメリナ]|…いいえ、おもいだせ…ない…けど。~
あなたのなまえ…うかんで…きました。▼~
:[ルフレ]|エメリナ様! エメリナ様!▼~
:[エメリナ]|なか…ないで…。▼~
:[ルフレ]|こ、これはうれし涙です!▼~
やっと、エメリナ様が…俺の名前を!~
ううぅっ、ううっ!▼~
:[エメリナ]|………▼~
:[ルフレ]|…そ、そうだ。~
みんなにも伝えないと!▼~
み、みんなー!~
エメリナ様がー!!▼~
:|'''(ルフレ退場)'''
:[エメリナ]|………▼~
**レンハ [#u2080930]
***支援C [#m500dd61]
:[ルフレ]|レンハさん、よろしいですか?▼~
:[レンハ]|ルフレ殿か。…なにか用か?▼~
:[ルフレ]|はい…なんだか、俺の知っている~
レンハさんとは別人というのが不思議で。▼~
できれば、未来から来たレンハさんと~
もっとお話したいと思っていたんです。▼~
:[レンハ]|…大して話すようなことはない。~
過去でも未来でも、私は亡霊にすぎぬ。▼~
:[ルフレ]|ぼ、亡霊だなんて、そんな…▼~
でも未来であったこと、レンハさんは~
心の中にちゃんと刻んでいるのでは?▼~
戦争、国政、使命…~
何か俺に話して下さいませんか?▼~
:[レンハ]|…使命、か。▼~
…使命と言えるかはわからないが、~
私はひたすらに墓を守っていた…▼~
:[ルフレ]|守る…お墓を?▼~
:[レンハ]|ああ。私の未熟ゆえに亡くなった~
我が最愛の妹の墓をな…▼~
:[ルフレ]|…あ…す、すみません。~
…俺、なんと言ったらいいのか。▼~
:[レンハ]|…ルフレ殿が気にする必要はない。~
妹は、あの世界の運命に殉じただけだ。▼~
それに私は、人から気遣われるような~
器ではない…▼~
ただ、自らもいつか墓に入る日までの~
時間を潰していただけだ…▼~
:[ルフレ]|…そんなことは…言わないで下さい!▼~
あなたはこの過去へとやってきて~
運命が変わったはず!▼~
そして世界の運命もきっと変わるんです!~
俺はそう信じています。▼~
:[レンハ]|…ルフレ殿。▼~
それは…私のような者には~
あまり意味を為さぬ励ましやもしれぬ。▼~
だが、その優しさだけは、~
私の枯れた心にも刻んでおくとしよう…▼~
:[ルフレ]|レンハさん…▼~
***支援B [#j7e151cd]
:[レンハ]|はっ! …はっ!▼~
:[ルフレ]|レンハさん、剣の稽古ですか?▼~
:[レンハ]|ルフレ殿か…~
ああ…そうだ。▼~
この命、少しでもルフレ殿たちの~
役に立たねばならんからな…▼~
:[ルフレ]|…ありがとうございます。~
けど、無理はしないでください。▼~
:[レンハ]|いや…少しくらい無理をしてでも~
私は強くあらねばならん…▼~
この肉体が少しでも人の役に立つなら、~
この荒んだ心も救われるというものだ…▼~
:[ルフレ]|………▼~
…レンハさんは未来で、~
ただお墓を守っていたんですか?▼~
:[レンハ]|…ぬっ? どういう意味だ?▼~
:[ルフレ]|あ、いえ…すみません、~
ただあなたの言葉を聞いていたら、▼~
あなたは未来でも、人々を守るために~
生きていたんじゃないかって思えて…▼~
:[レンハ]|…ルフレ殿の~
推察力には恐れ入る。▼~
確かに私は…時折、人々の集落を~
屍兵から守っていた。▼~
生きる屍と同様の私とはいえ、~
食わなければ生きていけないからな。▼~
食料と引き換えに戦っていた…~
それだけのことだ。▼~
:[ルフレ]|…そうでしょうか?▼~
レンハさんは、困っている人々を~
見過ごせなかったのでは?▼~
:[レンハ]|…買い被りだ。あの頃の私に、~
もうそのような強い意思はない。▼~
:[ルフレ]|…そうですか。~
でも、俺はレンハさんを信じています。▼~
あなたは今も昔も変わらず、~
人々を守るために戦い続けているんだと。▼~
:[レンハ]|…否定してもルフレ殿は~
聞く耳を持たぬだろうな。▼~
:[ルフレ]|あははっ、そうかもしれません。▼~
それじゃ、俺はこのあたりで失礼します。~
また話しましょう、レンハさん。▼~
:|'''(ルフレ退場)'''
:[レンハ]|………▼~
***支援A [#i86371ac]
:[ルフレ]|レンハさん…どうして軍の野営地から~
こんなに離れた所にいるんですか?▼~
:[レンハ]|…私は、仲間たちと気安く~
語り合えるような立場にはない…▼~
私は、もっと…もっと厳しく、~
自分を追い込まなければ…▼~
でなければ、私のせいで命を落とした~
サイリに申し訳が立たん…▼~
:[ルフレ]|…レンハさんが言っているのは、~
未来のサイリのことですね。▼~
:[レンハ]|…ああ。ふがいないこの兄のせいで~
サイリを…妹を死なせてしまった…▼~
兄妹として、愛する者を~
守らなければならなかったのに…▼~
:[ルフレ]|………▼~
…でも、未来のサイリだって、▼~
同じようにレンハさんのことを~
想っていたんじゃないですか?▼~
:[レンハ]|…!?▼~
:[ルフレ]|未来のサイリは~
きっと思っていたはずです。▼~
レンハさんに生き続けて欲しい…~
そして幸せになって欲しいって…!▼~
:[レンハ]|…そうかもしれんな。~
あれは昔から、優しい子だった…▼~
だからこそ私は、サイリを…~
そう、家族として心から愛していたのだ…▼~
:[ルフレ]|…だったら余計に、レンハさんのこんな姿を~
サイリだって望んでいないはず。▼~
:[レンハ]|確かに…そうかもしれぬ。▼~
サイリが生きていれば、▼~
今のこの覇気の失せた私を~
叱りつけてくるやもしれん…▼~
:[ルフレ]|…だったら、~
もう少し俺たちに歩み寄って下さい!▼~
未来のサイリはもういないけれど、▼~
この時代には~
俺たち仲間がいるじゃないですか!?▼~
:[レンハ]|ルフレ殿…そう言ってくれるか。~
いや…かたじけない。▼~
私は、あなたにどれほどの気苦労を~
かけてしまっているのだろうか…▼~
:[ルフレ]|そんな! これは気苦労じゃありません。~
仲間の事を考えているだけなんですから!▼~
:[レンハ]|そうか…。ふふっ…なるほどな。▼~
:[ルフレ]|レンハさん…。みんなの所へ行きませんか?▼~
:[レンハ]|…そうだな。和の中に入らせていただこうか。▼~
…ルフレ殿。~
あなたの優しさと友情に感謝する。▼~
:[ルフレ]|いえ、こちらこそ!~
あらためてよろしくお願いします。▼~
**インバース [#h8e87abd]
***支援C [#g52fb58b]
:[ルフレ]|おば…インバース。▼~
:[インバース]|今、何か言ったかしら?▼~
:[ルフレ]|いえ…何も。~
…リズ達の呼び方がうつったようだぞ。▼~
:[インバース]|何をモゴモゴ言っているのかしらぁ?~
…ルフレ、何をしに来たの?▼~
…監視? やっぱり私のこと~
怪しいと思っているわけ?▼~
:[ルフレ]|そういうわけじゃないが…。~
少し様子が気になって。▼~
:[インバース]|それって同じことじゃない?▼~
:[ルフレ]|違うぞ。第一、仲間になったお前を疑うことは、~
クロムが許さないだろう。▼~
:[インバース]|さあて、どうかしらぁ?▼~
:[ルフレ]|………。~
インバース。▼~
みんなで食事をしているんだけど、~
一緒に来ないか?▼~
:[インバース]|ふふ、おかしなことを言うのね?~
わからないの?▼~
今まで敵だったんだから、快く思わない人が~
いるに決まっているじゃないの!▼~
そんな事できるわけないじゃない!▼~
:[ルフレ]|だが…もう少し打ち解けても~
いいんじゃないか?▼~
:[インバース]|…そんなのごめんこうむるわ!▼~
:[ルフレ]|そ、そうか…。▼~
:[インバース]|…もう、いいかしら?~
私、行くわよ…。▼~
:[ルフレ]|あ、…あぁ。▼~
***支援B [#j2254d44]
:[ルフレ]|おばちゃ…い、いやインバース。▼~
:[インバース]|今何か言いかけたかしら?▼~
:[ルフレ]|い、いや何も…▼~
:[インバース]|…今度は何よ?▼~
:[ルフレ]|いや、また一人でいるのかと思ってな。▼~
:[インバース]|なぁに? また仲間と打ち解けろと~
説教でもしに来たの?▼~
:[ルフレ]|少なくとも就眠する時くらいは、~
隊に戻っていた方がいいぞ。▼~
:[インバース]|ははーん。隙あらば…!~
とか思っているのかしら!?▼~
:[ルフレ]|そ、そんなわけあるか?~
仲間なんだから心配して当然だろ!▼~
:[インバース]|ふーん、紳士なのね?▼~
本当にファウダー様の~
血を引いているのかしらぁ?▼~
:[ルフレ]|それは関係ない!▼~
:[インバース]|…あ。ファウダー様で気づいたんだけど、~
私達って兄妹なんじゃないの?▼~
:[ルフレ]|えっ?▼~
:[インバース]|どっちが上なのかしら?▼~
先に生まれたのは…まぁ私だけど、~
途中で養子になったわけだし…▼~
じゃあ貴方が兄という事にしましょう!▼~
:[ルフレ]|ええっ!? ふつう逆だろう、それ!▼~
:[インバース]|私が妹、貴方がお兄ちゃんね!▼~
:[ルフレ]|ふぅ…そんな事はどうでもいいから!~
寝る時は、みんなの所に戻ってくるんだぞ!▼~
:[インバース]|じゃあお兄ちゃんが~
守ってくれたらいいじゃない~!▼~
:[ルフレ]|それはない!▼~
:[インバース]|いやーん! お兄ちゃんひどーい!~
こわーい!▼~
:[ルフレ]|…やっぱり一人でも、~
大丈夫なんじゃないか?▼~
:[インバース]|うふふ、おにーちゃん、行かないで~!▼~
***支援A [#a543add0]
:[ルフレ]|おばちゃん…インバース。~
インバース。▼~
:[インバース]|ついに躊躇いもなく、~
おばちゃんって言ったわね。▼~
いいわよ、もう言い直さなくて。▼~
…ところでなあに、おにーちゃん?▼~
:[ルフレ]|そっちこそ、おにーちゃんって言うな!▼~
:[インバース]|いーじゃない二人きりの時くらい。▼~
なーに?~
また仲間と打ち解けろって言うつもり?▼~
前も言ったけど私を信用しているやつなんて~
ほとんどいないわよ。▼~
:[ルフレ]|そ、そんなことは…▼~
:[インバース]|………▼~
:[ルフレ]|…? どうかしたのか?▼~
:[インバース]|…私は、いったい何なのかしら?▼~
ファウダー様にだまされ、~
こうしてかつての敵に寝返った。▼~
…ただの道化だわ。▼~
:[ルフレ]|…インバースは、インバースだろう?▼~
:[インバース]|…え?▼~
:[ルフレ]|俺だって、~
血筋のこと、記憶のこと…▼~
わからない事やままならない事が、~
たくさんある。▼~
でも…、ここには俺を俺と~
認めてくれる仲間がいる。▼~
だから、~
インバースの事もきっと認めてくれる。▼~
かつての敵でもファウダーの部下でもない、~
…ただのインバースとしてな。▼~
だから、~
過去だって捨てられるさ。▼~
:[インバース]|…ふっ。そうなれるといいわね。▼~
:[ルフレ]|少しは…悩みの解決にはなったか?▼~
:[インバース]|なぁに? 気づいてたの?▼~
:[ルフレ]|そりゃまあ、~
いつも監視してるからな!▼~
:[インバース]|そう…~
監視されるのも悪い気はしないわね。▼~
**パリス [#z8953dc0]
***支援C [#p46ab6db]
:[パリス]|ルフレ、いいところに来たな。▼~
:[ルフレ]|えっ? パリスさん…?▼~
:[パリス]|…お前さえ良ければ、お前に~
俺の戦いの極意を伝えておきたいのだが。▼~
:[ルフレ]|え…ご、極意!?▼~
は、はい! パリスさんの教えなら、~
ぜひ聞かせていただきたいです。▼~
でも、どうして俺に…?▼~
:[パリス]|…お前は軍師だ。つまり、軍全体の運命を~
握っていると言っても過言ではない。▼~
だから、俺の極意を伝えることで、~
少しでもお前たちの役に立てばと思ってな。▼~
:[ルフレ]|では、よろしくお願いします!▼~
:[パリス]|まず、戦いの基本となるのは呼吸だ。▼~
:[ルフレ]|呼吸…?▼~
:[パリス]|そうだ。空気中に存在する『気』を~
己の中に取り入れ、気の強さを手に入れる。▼~
これが全ての始まりであり、そして~
最終的に大きな差を生む点でもある。▼~
そのためにどうすればいいか…わかるか?▼~
:[ルフレ]|え、ええと…きれいな空気?▼~
:[パリス]|ほう…よくわかったな。▼~
気の鍛錬を行う際の空気は、~
非常に重要なものだ。▼~
古来より修行者が山に入るのも、こうした~
清浄な空気を手に入れんとするためだ。▼~
:[ルフレ]|…なんだかすごい話になってきたな。▼~
:[パリス]|…そういえば、あれは何年前だったか、~
初めて山籠もりをした時のこと…▼~
まだ子供だった俺は、~
凶暴な熊と戦った。▼~
:[ルフレ]|えぇっ!? 熊!?~
しかも子供の頃に!?▼~
:[パリス]|うむ。▼~
:[ルフレ]|…そ、それで勝負は!?▼~
:[パリス]|…もし負けていたら、~
俺はここに立ってはいない。▼~
:[ルフレ]|そ、そうですか…▼~
:[パリス]|そう…あの熊との戦いで~
勝利できたのも、▼~
清浄なる山の空気が~
俺を強くしてくれたおかげだ。▼~
古代より脈々と受け継がれた~
木々の息吹を、身体の周囲に巡らせ…▼~
そして練り上げるのだ。▼~
:[ルフレ]|…パリスさん、いつもと違って~
どこか活き活きと話しているな。▼~
けど…この話、どこで終わるんだろう?▼~
:[パリス]|ん? …ルフレ、~
何か言ったか?▼~
:[ルフレ]|あ、い、いえ…何でもありません。▼~
:[パリス]|では続きを話そう。▼~
空気と筋力と気を融合させることによって、~
自らの闘気として集束させ、そして放ち…▼~
***支援B [#ve4c871f]
:[ルフレ]|…さて。時間があるから、~
みんなの武器の手入れでもやっておくか。▼~
兵士たちもきちんと~
手入れをしてくれているが…▼~
武器って、少し目を離しただけで~
すぐに劣化するからな…▼~
:|'''(パリス登場)'''
:[パリス]|…その通りだ。~
武器とは実に繊細なものなのだ。▼~
:[ルフレ]|おわっ!~
パ、パリスさん…!?▼~
:[パリス]|美しい刀剣…~
鋭く磨き抜かれた槍…▼~
それらは、敵を倒す強さを秘めている一方で、~
非常に脆いものでもある。▼~
武器の手入れは、~
己の命の手入れ…▼~
それをおろそかにすると、~
自らの命を落とすことにもなりえる。▼~
:[ルフレ]|手厳しい…~
さすがはパリスさん…▼~
:[パリス]|本来、自分で使う武器は、~
自分の手で鍛え上げるべきなのだ。▼~
:[ルフレ]|え!?~
そういうものなんですか!?▼~
:[パリス]|ああ。自らの手で武器を作り上げ、~
使い込むことで自らの手に馴染ませる…▼~
これがそろって、初めて『己の武器』と~
言うことができる…▼~
:[ルフレ]|なるほど…でも、全ての兵士が~
それを実行するのは難しそうですね。▼~
:[パリス]|だろうな…~
俺も、他人にまで強制するつもりはない。▼~
これはあくまで俺の信念…~
生き様の問題だ。▼~
しかし、極限まで使い込んだ武器は、~
まるで生命を持つかのようになり…▼~
:[ルフレ]|パリスさん…戦いについての話になると、~
すごく活き活きするんだな。▼~
物静かというか、冷徹な印象があったけど、~
意外に情熱家なのかもしれない…▼~
しかしこの話も…けっこう長いな。▼~
:[パリス]|ん? …何か言ったか?▼~
:[ルフレ]|あ、いえ、何でもありません。▼~
:[パリス]|愛着を持って物を使い続けることで、魂が~
宿るという異国の伝説がある。▼~
まさしくそれは武器が武器を超える時、~
奇跡と言っても過言ではないだろう…▼~
武器に魂が生まれ、~
そして使用者との絆が…▼~
***支援A [#k3bab776]
:[ルフレ]|今日は、久しぶりに温かい食事だな。~
気分まで温かくなる。▼~
:|'''(パリス登場)'''
:[パリス]|…うむ。確かに兵士にとって食事は重要だ。~
ありがたくいただこう。▼~
:[ルフレ]|パリスさん!▼~
:[パリス]|ちょうどいい…ならば今日は、~
食事の重要性について話そう。▼~
:[ルフレ]|えっ? 食事にもこだわりが?▼~
:[パリス]|…それもまた、~
戦士の心得だからな。▼~
食事とは、他の生物の命をもらい、~
己の中に取り込むことだ。▼~
だから、食べ物を無駄にしては駄目だ。~
万物に感謝しながら食わなくてはならん。▼~
:[ルフレ]|…パリスさん、~
今日も活き活きと話してる…▼~
…最近わかったけど、パリスさんって~
意外と饒舌な人だったんだな…▼~
:[パリス]|…ん?~
どうした、何か言ったか?▼~
:[ルフレ]|あ、いや! その…▼~
パリスさんって、自分の興味ある事を~
話すのが好きなんだなあ、って…▼~
:[パリス]|…そんなに多弁だったか? 自分では、~
そういうつもりはなかったが…▼~
俺も、お前たちと関わっている~
うちに少しずつ変化しているのかもな…▼~
だが…その変化は~
果たして良いものなのか?▼~
…もしかして、俺は単に~
軟弱になっただけかもしれん…▼~
:[ルフレ]|…俺はそうは思いません。▼~
『軟弱かもしれない』…なんて~
言葉が出るのが、その証拠です。▼~
パリスさんの強さや、自分に対する厳しさは~
以前のままですよ。俺が保証します。▼~
:[パリス]|フッ…お前の保証か。~
ならば、信じる価値はあるかな?▼~
:[ルフレ]|はい、もちろんです!▼~
…パリスさんは、前よりちょっと親切に~
なったというか優しくなった気がします。▼~
たとえば、俺に戦士の極意を教えると言って~
くれたのも、親切心からでしょう?▼~
:[パリス]|確かに、俺の力をお前たちの役に~
立てたい…とは思ったな。▼~
:[ルフレ]|その気持ちが優しさの表れですよ。▼~
…だから、俺ももっとパリスさんから~
戦士の極意を教わりたいんです!▼~
:[パリス]|ああ…そうだな。お前には、俺が持つ~
極意をたっぷり伝授してやらなくてはな!▼~
…覚悟しておけよ、ルフレ?▼~
:[ルフレ]|…はい、よろしくお願いします!▼~
:[パリス]|では先ほどの~
食事の話の続きをするとしよう。▼~
食するとは…~
魂を喰らうという事に他ならない。▼~
:[ルフレ]|そしてここから、~
ちょっと長いんだよな…▼~
:[パリス]|それは食物における~
連鎖であると共に、▼~
魂が輪廻転生をして~
巡るという事でもある。▼~
身を鍛えるという事は、~
つまり他の生き物の魂を▼~
共有していくという事であり…▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#zf8d729c]
- 情報収集中。しばらくお待ち下さい -- [[あぎそ]] &new{201...
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