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会話集/支援会話/フレデリク
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*フレデリクの支援会話 [#o4c8daf8]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#bc9d8014]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・オレ) [#x6bde9f9]
[[マイユニット(男性・オレ)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性・私) [#z6de5542]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#z022fe27]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**クロム [#qf56f318]
[[クロムのページへ>../クロム]]
**リズ [#m2763775]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ヴィオール [#xcfbeee9]
***支援C [#qbdadd9b]
:[フレデリク]|ヴィオールさん、~
美しい短剣をお持ちですね。▼~
:[ヴィオール]|おや、さすがフレデリクくんは~
目ざといね。▼~
本当に美しい短剣だろう?~
私に相応しく、華麗で、優雅で…▼~
:[フレデリク]|その短剣に刻まれているのは~
クレーヴ家の紋章、ですね。▼~
:[ヴィオール]|なんと! 私の言うことを~
最後まで聞いてくれないとは!▼~
:[フレデリク]|あ、すみません…。~
でも少し気になってしまいまして。▼~
イーリスの名門貴族の短剣を~
なぜ貴方が持っているのですか?▼~
:[ヴィオール]|ふふん、ちょっとした~
文化交流のようなものだよ。▼~
クレーヴ家のご息女から、~
友情の証として賜ったのだ。▼~
:[フレデリク]|友情…、いつの間にそのような~
友情を育まれたのですか?▼~
:[ヴィオール]|フレデリクくんはお堅いねぇ。~
心を通い合わせるのに、▼~
必ずしも長い時間がいるとは~
限らないだろう?▼~
特に…男女の間ではね。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[ヴィオール]|ちょっ…汚らわしい物を見るような目で~
見つめないでくれたまえ!▼~
わかった、わかった!~
正直に話すよ!▼~
実は、ご婦人方との他愛ない~
恋の駆け引きが私の道楽でね。▼~
なに、貴国の誇りを汚すような~
振る舞いはしていないよ。▼~
:[フレデリク]|…あ、その点に関しては~
微塵も心配しておりませんので。▼~
貴方の道楽程度では~
イーリスの誇りは汚れません。▼~
:[ヴィオール]|くっ…! 爽やかな笑顔で~
なかなか辛辣なことを言ってくれる…。▼~
とにかく、この短剣はそういう経緯で~
手に入れたのだよ。▼~
それではこれで失礼するよ。~
誇り高いイーリスの騎士、フレデリクくん。▼~
:[フレデリク]|…道楽、ですか。▼~
その道楽を生かして~
どれほどの繋がりを築いているのでしょう。▼~
なかなか底の知れない方ですね。▼~
***支援B [#df3a10ba]
:[フレデリク]|…先ほどの男性は~
帰っていきましたよ、ヴィオールさん。▼~
:[ヴィオール]|そ…そうか!~
ふぃー。助かったよ。▼~
これでひと安心だな。~
君には手間を取らせてしまったね。▼~
あの男もご苦労なことだ。わざわざ~
ここまで借金の督促に来るとはね。▼~
:[フレデリク]|額を聞いて少々驚きました…。~
どうすればあんな借金ができるのです?▼~
:[ヴィオール]|ふふん。~
方法はいろいろとあるのだよ。▼~
:[フレデリク]|そこは訊かないでおきますよ…。~
もっと気になることがあったので。▼~
:[ヴィオール]|なんだね?▼~
:[フレデリク]|あの男性が、われわれに金銭面での~
援助を申し出てきたのですよ。▼~
もちろん、~
丁重にお断りしましたが。▼~
:[ヴィオール]|ははーん、なるほどね。▼~
:[フレデリク]|驚かないのですね。▼~
借金している相手に対して、~
さらに金を渡すなんて▼~
私には不可解なのですが…。▼~
:[ヴィオール]|いやいや、なにも~
不思議なことではないよ。▼~
私に万一のことがあれば~
借金は返済されず、共倒れしてしまう。▼~
私がこの戦で生き延びられるよう~
あの男なりに手を打とうとしたのだよ。▼~
:[フレデリク]|…大きすぎる借金が~
互助関係を生んでいるということですか?▼~
全く、常識外れもいいところです。~
やはり貴方は底が知れませんね…。▼~
:[ヴィオール]|はは、それはどうも。▼~
:[フレデリク]|…ひとつ忠告しておきますが、~
貴方のその、得体の知れない行動で▼~
クロム様にご迷惑をおかけする~
ような事があれば……▼~
:[ヴィオール]|わわわかっているよ!~
そうなれば君は私を消しにかかるだろう!?▼~
誓ってそのようなことはしないよ!~
だから命だけは助けてくれたまえ!!▼~
:[フレデリク]|…その言葉、~
信じさせてもらいますよ。▼~
***支援A [#tad3ba12]
:[フレデリク]|ヴィオールさん。▼~
:[ヴィオール]|ごきげんよう、フレデリクくん。~
今度はなにを詮索してくれるのかな?▼~
:[フレデリク]|先日届いた~
匿名の支援物資のことですよ。▼~
あれはヴィオールさんが~
手を回したものですね?▼~
どれも行軍中には~
ありがたい品々でした…。▼~
クロム様に代わり、~
感謝の意を述べさせていただきます。▼~
:[ヴィオール]|ふふん、どういたしまして。~
君なら気づいてくれると思っていたよ。▼~
なにせあれは、~
裏の世界から得た物資だからね。▼~
正面から贈ったのでは、クロムくんに~
受け取ってもらえない可能性があった。▼~
:[フレデリク]|だからこその匿名、ですか…▼~
:[ヴィオール]|その通りだよ! 美しい話だろう!?~
私に相応しい貴族的なやり方で…!▼~
:[フレデリク]|しかし、この方法では誰も~
貴方の好意だと気づかないままです。▼~
:[ヴィオール]|また話を聞いてくれない…!▼~
…まぁいい。いい加減この扱いにも~
慣れてきたのだよ…。▼~
:[フレデリク]|あ、すみません。つい…。▼~
しかし、なんの見返りも求めないとは~
ヴィオールさんらしくないように思いますが。▼~
:[ヴィオール]|ずいぶんな言い草だね。~
見返りならあるのだよ。▼~
言っただろう、フレデリクくん?~
君なら気づいてくれると思った、と。▼~
これで私は~
君にひとつ貸しを作れたというわけだよ!▼~
:[フレデリク]|なるほど…狙いは私でしたか。~
それで、何が望みなのですか?▼~
:[ヴィオール]|戦いが終わったあかつきには、~
私の国にも平和が訪れるだろう。▼~
その際、我が領地の復興に~
イーリスの協力を仰ぎたいんだよ。▼~
クロムくんであれば、このような~
回りくどい手を使わずとも▼~
協力してくれるとは思うが、~
念には念をというわけだ。▼~
君が口添えしてくれれば万全だろう?▼~
:[フレデリク]|貴方という人は…。~
もう勝った時のことを考えているのですか?▼~
:[ヴィオール]|何を気弱なことを~
言ってるんだね。▼~
私ほどの策士と君ほどの武人がいて~
負ける道理がないだろう?▼~
:[フレデリク]|はぁ…。さすが、人を持ち上げるのも~
お上手なのですね。▼~
ですが、この戦いに負けられないことに~
変わりはありません。▼~
今後も協力して参りましょう。▼~
:[ヴィオール]|しっかり頼むよ、フレデリクくん。▼~
:[フレデリク]|…それはこちらのセリフですよ。▼~
**ソワレ [#r18b1740]
***支援C [#x8fbb280]
:[ソワレ]|
いたいた、フレデリク!~
一手、ご教示願えるかな。▼~
:[フレデリク]|
はい、構いません。~
どこからでもどうぞ。▼~
:[ソワレ]|
では!▼~
はあっ!▼~
:[フレデリク]|
良い動きです…~
しかし!▼~
:[ソワレ]|
あうっ!▼~
:[フレデリク]|
大丈夫ですか、ソワレさん?▼~
:[ソワレ]|
うん…降参だよ。ボクの負けだ。▼~ありがとう…ございました。▼~
…………▼~
:[フレデリク]|
どうかしましたか?▼~
:[ソワレ]|
…なぜ、こうもあっさり~
負けてしまうんだろうか。▼~
:[フレデリク]|
あっさり、ではありませんよ。~
きわどい勝負でした。▼~
:[ソワレ]|
けど、ボクは訓練中には~
他の奴らに負けたことはなかった。▼~
:[フレデリク]|
勝負は時の運といいます。▼~
:[ソワレ]|
うーん…▼~
付き合ってくれてありがとう。~
また、強くなったら挑戦に来るよ!▼~
:[フレデリク]|
はい。お待ちしております。▼~
***支援B [#i27f900d]
:[フレデリク]|ソワレさん、どうされたのです?▼~
最近の戦いは、あなたらしくありません。~
なにか悩みごとでも?▼~
:[ソワレ]|…フレデリクに隠し事はできないね。~
なぜキミに勝てないか考えてたんだ。▼~
:[フレデリク]|ああ、そのことでしたか。▼~
別に気になさらなくても良いのでは?~
私たちは仲間なのですから。▼~
:[ソワレ]|でも不思議なんだ。戦う前から…~
キミにだけは勝てる気がしない。▼~
どうしてなんだろう?▼~
:[フレデリク]|ふむ、そうですね…▼~
そういえば、自警団の見習いだったあなたに~
剣と槍を教えたのは私でしたね。▼~
:[ソワレ]|うん。あの頃は、まわりの男たちには~
絶対負けないって意気込んでたな…▼~
指南役のキミに会った時、~
ぜんぜん強そうに見えなかったのに、▼~
最初の手合せで~
キミにボコボコにされたっけ…▼~
:[フレデリク]|あ、いえ、ボコボコにはしていませんよ。~
あれは通過儀礼というものです。▼~
:[ソワレ]|あの時は悔しくて~
一晩中寝られなかったなあ…▼~
:[フレデリク]|…まあそれはともかくです、~
原因はその日にあるのかもしれません。▼~
武術の師匠と弟子が戦えば、~
最初は弟子は手も足も出ません。▼~
その時の『師匠には勝てない』という~
思い込みが、後々まで続くのでしょう。▼~
:[ソワレ]|! じゃあ、~
ボクがフレデリクに勝てないのは…▼~
昔フレデリクに~
ボコボコにされたから!?▼~
:[フレデリク]|ですから~
ボコボコにはしていません。▼~
***支援A [#ma6ff070]
:[ソワレ]|フレデリク。~
さっきの戦い、見てくれた?▼~
:[フレデリク]|はい。とても見事な戦いぶりでした。~
なにかコツをつかまれたようですね。▼~
:[ソワレ]|うん。フレデリクのおかげで…~
わかったんだ。▼~
女であることがいやで、~
男に負けたくなかった自分…▼~
キミに勝とうと~
やっきになってた自分…▼~
:[フレデリク]|その気持ちは~
悪いことではありませんが…▼~
:[ソワレ]|うん。でも、~
ボクはその気持ちに囚われすぎてた。▼~
男のキミを打ち負かすことが目的じゃない。~
ボクが目指すべき姿は、そうじゃない。▼~
キミに仲間として信頼してもらえる~
自分になること…▼~
そうなって初めて、~
ボクはフレデリクと対等になれる。▼~
:[フレデリク]|ソワレさん…~
立派になられましたね。▼~
:[ソワレ]|本当の自分と、正面から~
向き合うことができたんだ。▼~
新しい扉が開いたような、~
そんな感覚だった。▼~
フレデリクのおかげだよ。~
キミが師匠で良かった。▼~
:[フレデリク]|いえ、あなたは~
もう一人前ですよ。▼~
師匠と弟子の関係は終わり…~
今の私たちは対等な仲間です。▼~
:[ソワレ]|うん!~
ありがとう!▼~
***支援S [#a6d01391]
:[ソワレ]|うーん…▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、ソワレさん?~
また悩み事ですか?▼~
:[ソワレ]|以前、キミに勝てない理由を~
考えてたんだけど…▼~
:[フレデリク]|おや? その件でしたら~
もう解決したのでは?▼~
武術の師匠と弟子というものは…▼~
:[ソワレ]|うん。あの時はボクも~
そうなんだって納得してた。▼~
でも、違うんだ。~
この気持ちは…違う。▼~
:[フレデリク]|………?~
ソワレさん…?▼~
:[ソワレ]|キミを前にするとぎこちなくなる…~
キミのことをいつも考えてしまう…▼~
こんな気持ちは初めてだから~
わからなかったけど…▼~
ボクは、~
キミのことが好きなんだ。▼~
:[フレデリク]|ソワレさん……▼~
:[ソワレ]|ごめん、急にこんなこと言って。▼~
でもこの気持ちに決着をつけないと、~
ボクはきっと前に進めない。▼~
キミの気持ちを…教えてほしい。▼~
:[フレデリク]|わかりました。~
それでは…▼~
これが私の気持ちです。~
どうか受け取ってください。▼~
:[ソワレ]|…これって…指輪?▼~
ボクの名前が彫ってある…▼~
:[フレデリク]|貴方に渡したくて用意したものです。▼~
この戦いが終わった後に、~
と思っていましたが…▼~
:[ソワレ]|…ボクでいいの?▼~
:[フレデリク]|はい。貴方でないとダメなのです。▼~
:[ソワレ]|不思議だね。~
また、新しい扉が開いた。▼~
しあわせな光が射し込んで、~
ボクの心を満たしてくれている…▼~
:[フレデリク]|私もです。気がつけば~
貴方がいてくれるだけで、▼~
私の心はいつも温かな光で~
満たされていたのですから。▼~
:[ソワレ]|………▼~
…フレデリク…▼~
:[フレデリク]|これからも、私の光でいてください。▼~
:[ソワレ]|はい。喜んで。▼~
:[フレデリク]|ありがとう、ソワレさん。~
貴方への永遠の愛をここに誓います。▼~
:[ソワレ]|こちらこそありがとう、フレデリク…~
これからもよろしく。▼~
**ミリエル [#sf3bb5ef]
***支援C [#a415a9a2]
:[兵士]|とぉりゃぁぁぁっ!!▼~
:[フレデリク]|むんっ!▼~
:[兵士]|くっ…!▼~
ま、参りました…!▼~
:[フレデリク]|まだまだ力の使い方がなっていません。~
より一層、鍛錬に励んで下さいね。▼~
:[兵士]|はっ! ありがとうございました!▼~
:[フレデリク]|ふぅ…▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[フレデリク]|ミリエルさん。~
どうしたのですか、そんなところで。▼~
:[ミリエル]|今…兵士の斬撃がフレデリクさんに~
触れると見えた瞬間…▼~
逆に…兵士の体が吹き飛びました。▼~
フレデリクさんは軽く右腕を~
払っただけに見えましたが…▼~
あれは…なんだったのでしょう?▼~
私には物理法則を無視した~
動きに見えたのですが…▼~
:[フレデリク]|ミリエルさん、~
あの動きが見えたのですか?▼~
いい目をしていらっしゃいますね。~
私が最初にあの動きを見た時は、▼~
腕が動いたことにすら~
気づかなかったものですよ。▼~
:[ミリエル]|観察眼だけは、~
自信がありますから。▼~
:[フレデリク]|目がいいというのは~
それだけで立派な武器になります。▼~
どうでしょう、ミリエルさん。~
私と手合わせする気はありませんか?▼~
:[ミリエル]|先ほどの技の正体も~
教えていただけるのでしょうか?▼~
:[フレデリク]|そうですね…~
身につけるのは大変ですけれど。▼~
:[ミリエル]|…かまいません。▼~
:[フレデリク]|そうですか。~
では、さっそく始めましょう。▼~
***支援B [#t1e918a9]
:[フレデリク]|
そのまま槍を真っ直ぐ構えて、~
動かないでくださいね。▼~
:[ミリエル]|
はい…▼~
:[フレデリク]|
…はぁぁぁっ!!▼~
:[ミリエル]|
!!▼~
:[フレデリク]|
…大した度胸ですね。~
ぴくりとも動かないでいらっしゃるとは。▼~
:[ミリエル]|
動かなかったのではありません。~
動けなかったのです。▼~
それにしても…木の棒で~
私の槍の柄を両断するなんて。▼~
しかも、私の手にはなんの衝撃も~
伝わってきませんでした。▼~
:[フレデリク]|
速さ、呼吸、筋肉の動き、力の流れ、~
さまざまな要素が重なった結果です。▼~
以前、兵を吹き飛ばした技も~
実はこれと同じなんですよ。▼~
:[ミリエル]|
速さ、呼吸、~
筋肉の動き、力の流れ…▼~
それらのことを…すべて一瞬で~
思考しているのですか?▼~
:[フレデリク]|
考えているというのとは違いますね。~
感じている、というのが正しいでしょうか。▼~
:[ミリエル]|
感じる? 人間は思考の生き物だと~
思うのですが…▼~
:[フレデリク]|
もちろん、考える力は重要です。~
ですが、感じる力も同じように重要。▼~
気配、流れ、空気…~
すべては感じるものですからね。▼~
:[ミリエル]|
特殊な…能力ですね。▼~
:[フレデリク]|
そ、そんなことはありません!▼~
誰にでも、~
感じる力というのはあるものですよ。▼~
:[ミリエル]|
私にも…あるのでしょうか。▼~
:[フレデリク]|
もちろんですよ。▼~
ミリエルさんは特に、観察眼に~
長けていらっしゃいますから▼~
私なんかよりもずっと、~
その力はあるはずです。▼~
:[ミリエル]|
それは…嬉しい評価ですね。▼~
:[フレデリク]|
よろしければ後日、私が昔行っていた▼~
感覚を研ぎ済ます訓練でも~
教えて差し上げましょうか?▼~
:[ミリエル]|
はい、ぜひお願い致します。▼~
***支援A [#l3ca86cc]
:[ミリエル]|フレデリクさん。~
まだ続けるのですか?▼~
:[フレデリク]|はい。もしかして…~
何かお気に召しませんでしたか?▼~
:[ミリエル]|いえ…ただ、訓練という割には~
随分とほのぼのしているというか…▼~
野で花を愛で…川で魚を釣り…~
森でハチに追いかけられ…▼~
今のところ、ただの遊びとも~
取れる内容なのですが…▼~
次はなにをするつもりですか?▼~
:[フレデリク]|ゆらめく炎を一晩中~
見つめ続けるつもりでした。▼~
感じる力を養うには、色々な物に~
触れるのが大切ですからね。▼~
:[ミリエル]|あの、フレデリクさん。▼~
私はもう十分色々な物に~
触れられたと感じています。▼~
それに…感じるということの意味も、~
少しわかったような気がしています。▼~
:[フレデリク]|そうですか…ならばもう私の教えは~
必要ないということですね。▼~
今日は気合いを入れて火起こしをしようと~
思っていたのですが…残念です。▼~
:[ミリエル]|そう…ですね。~
当初の目的は、達成されました。▼~
不思議な現象の答えはわかりましたし、~
感じるということも知りました。▼~
ただ…まだ、感じるということには~
続きがあるような気がしています…▼~
:[フレデリク]|それは…どういうことでしょうか?▼~
:[ミリエル]|私はフレデリクさんに~
友情、というべきものを感じています。▼~
今までは自警団の仲間として~
つかず離れずの関係でしたが、▼~
色々な経験を共にすることで、~
情が移ってしまったようです。▼~
貴方とは友人として、より仲を~
深めたいと感じるようになりました。▼~
できれば…この感情の行き着く先を~
観察したいと考えています。▼~
:[フレデリク]|そうですか…▼~
私も、ミリエルさんと仲良くなれるのは~
嬉しいです。▼~
自警団の仲間…いえ、友人として~
とことんお付き合い致しますよ。▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。▼~
***支援S [#q965abfa]
:[フレデリク]|どうですか、ミリエルさん。~
友情の観察は順調ですか?▼~
:[ミリエル]|はい。ただ、少し困ったことが~
起こり始めています…▼~
:[フレデリク]|困ったこと…ですか?▼~
:[ミリエル]|えぇ…どうやらこの感情は~
欲を高める作用があるようで…▼~
あなたを独占したいという…不思議な~
欲求に囚われてしまっています。▼~
フレデリクさんが他の方と~
仲良くしていると、気分が悪いというか…▼~
これは仲の良い友人に対しては~
普通に抱く感情なのでしょうか?▼~
:[フレデリク]|…!!▼~
ミリエルさん、その感情というのは…▼~
私がクロム様と話している時にも~
起こるものですか?▼~
:[ミリエル]|…いえ。▼~
:[フレデリク]|では、リズ様とは?▼~
:[ミリエル]|それは…はい。▼~
他にも、マリアベルさんやソワレさん、~
スミアさんと話されている時にも…▼~
:[フレデリク]|そうですか…~
ふふ、それは重症ですね。▼~
:[ミリエル]|なぜ…そんなに嬉しそうなのですか。▼~
:[フレデリク]|ミリエルさんのその症状に、~
ぴったりの薬を差し上げられるからですよ。▼~
:[ミリエル]|?~
これは…指輪、に見えますが。▼~
薬ということは…~
これを飲めばいいのですか?▼~
:[フレデリク]|飲むのではありません。~
左手の薬指にはめるのですよ。▼~
:[ミリエル]|…婚姻の儀とよく似た治療法ですね。▼~
:[フレデリク]|似ているのではありません。~
婚姻の儀、そのものですよ。▼~
:[ミリエル]|あ…そういう…ことなのですか?▼~
では…私のこの気持ちは、~
もしかして…▼~
:[フレデリク]|はい。ミリエルさんは私のことを~
好きだと思って下さっているのですよ。▼~
友情が愛情に変わることは、~
男女の間ではよくあることです。▼~
そして、嫉妬という~
感情が生まれるのも…▼~
:[ミリエル]|嫉妬…▼~
:[フレデリク]|えぇ。困ったことに、私も~
かなりの重症のようです。▼~
ミリエルさんが他の男性と話していると、~
嫌な気分になりますからね。▼~
:[ミリエル]|これはもしや…~
不治の病なのでしょうか。▼~
:[フレデリク]|そうかもしれません。▼~
でも、人はそれを~
しあわせと呼ぶのですよ。▼~
:[ミリエル]|しあわせ…なるほど。私は今…~
しあわせを感じているのですね。▼~
:[フレデリク]|そのしあわせ、私が生涯を懸けて~
守り抜くことを誓いますよ。▼~
:[ミリエル]|ありがとう…ございます。▼~
**スミア [#c1263e5d]
***支援C [#xf63a2ef]
:[スミア]|フレデリクさん、~
何をなさっているのですか?▼~
:[フレデリク]|あぁ、おはようございます、スミアさん。▼~
クロム様や皆様の装備品を~
点検していたのですよ。▼~
:[スミア]|こんな早朝からですか!?~
お、お疲れ様です…▼~
:[フレデリク]|いえ、これもクロム様に~
お仕えする身として当然のことです。▼~
戦いで一番大変な思いをされているのは~
軍の長であるクロム様ですから。▼~
私にできることであれば~
少しでもお力になりたいのですよ。▼~
:[スミア]|なるほど、素晴らしい心がけです…~
いつもこうして装備品の点検を?▼~
:[フレデリク]|えぇ。本日も朝の3時きっかりに起床し、~
体操、訓練、野営地の見回り、火起こし…▼~
:[スミア]|え…えっ?▼~
:[フレデリク]|朝食の下ごしらえ、草むしり、石拾い、~
その他もろもろをいつも通り終わらせた後▼~
小休止を挟んで今に至る訳です。▼~
:[スミア]|…………▼~
:[フレデリク]|…はっ、すみません長々と…!~
少々引いてしまわれましたでしょうか?▼~
皆さんそういう反応をなされますし、~
いくらクロム様を思ってのこととはいえ▼~
私でも少々やりすぎかなと感じることが~
なくはないというか…▼~
:[スミア]|…素晴らしいです!!▼~
:[フレデリク]|はい?▼~
:[スミア]|フレデリクさんのクロム様を思う気持ち、~
そしてそれを行動で示す姿勢▼~
とっても素晴らしいです…。~
私もぜひ協力させて下さい。▼~
いつも落ちこぼれだと言われていますが、~
私も…みなさんの力になりたいんです。▼~
:[フレデリク]|スミアさん…!▼~
こんなに理解を示して下さったのは~
あなたが初めてですよ!▼~
共にこの軍を助けるために~
力を尽くしましょう!▼~
:[スミア]|はい…!▼~
***支援B [#v4fd1807]
:[スミア]|ごめんなさい、フレデリクさん…▼~
:[フレデリク]|い、いえ…最初は誰でも~
こんなものですよ…たぶん…▼~
:[スミア]|はぁ…私、どうしてこうなのでしょう…▼~
野営地の見回りで迷子になるし、~
装備品を点検したら壊してしまうし、▼~
石は拾った分と同じだけ落とすし、~
火は当然のように起こせないですし…▼~
:[フレデリク]|で、でも草むしりは~
素晴らしい出来だったではありませんか!▼~
スミアさんの通った後は~
草の根一本ありませんでしたよ!▼~
:[スミア]|はい…私、花占いだけは~
得意なんです…▼~
:[フレデリク]|あぁ、むしっておられたのは草ではなく…~
花…だったのですか…▼~
:[スミア]|こんなのだからいつも~
落ちこぼれだと言われるんです…▼~
私がフレデリクさんみたいに~
みなさんを助けることなんて▼~
夢のまた夢なんですよ…▼~
:[フレデリク]|そんなことはありません。▼~
:[スミア]|え…▼~
:[フレデリク]|人を助けたい、~
力になりたいと思った時に一番大切なのは▼~
その人のことを想い、~
その人のために努力する気持ちですよ。▼~
スミアさんはこうして、皆様のために~
頑張ろうとしているではありませんか。▼~
今は上手くいかなくても、~
その気持ちがあればきっと大丈夫です。▼~
:[スミア]|フレデリクさん…▼~
じゃ…じゃあ、今後のおつとめが~
うまくいくか、花占いで…!▼~
:[フレデリク]|…それはやめておきましょう。▼~
***支援A [#m0ea3eca]
:[フレデリク]|はぁ…困りましたね…▼~
:[スミア]|ごきげんよう、フレデリクさん。~
どうしたのですか?▼~
:[フレデリク]|スミアさん…▼~
それが…野営地の見回りをしていたら~
馬が一頭逃げ出しているのを見つけまして▼~
なんとか捕まえたのはいいのですが、~
次は座り込んで動こうとしないのですよ。▼~
:[スミア]|そうですか…~
その子、少し私に任せて下さい。▼~
:[フレデリク]|あ…はい。でも…▼~
:[スミア]|大丈夫ですから。▼~
…ほら、いい子ね…。~
怖がらないで、私の目を見て…▼~
ここにいると危ないわ、~
仲間たちのところに戻りましょう…?▼~
:[フレデリク]|あ…馬が立ち上がった…?▼~
:[スミア]|フレデリクさん、~
この子はもう大丈夫です。▼~
私、この子を馬屋に戻してきますね。▼~
:[フレデリク]|さっきまで一歩も動かなかったのに…~
素晴らしい能力ですね、スミアさん。▼~
:[スミア]|いえ…私はこの子が立ち上がれるよう、~
力になりたいと思って接しただけです。▼~
フレデリクさんがクロム様の~
力になりたいと思うのと同じように。▼~
その相手が人であっても、~
馬であっても、きっと同じなのですよ。▼~
:[フレデリク]|!! なるほど…▼~
相手を思いやる気持ち…~
今度はあなたに教えられましたね。▼~
:[スミア]|そんな…私なんて~
フレデリクさんの足元にも及びません…▼~
:[フレデリク]|ふふ、ご謙遜を。▼~
:[スミア]|だって…今朝も、お掃除をしていて~
馬屋の扉を壊してしまいましたし…▼~
:[フレデリク]|あ…この馬、たぶんそこから~
逃げたんですね…▼~
***支援S [#a91ed25d]
:[スミア]|フレデリクさん、~
ありがとうございます。▼~
私の装備品、綺麗に磨いておいて~
下さったでしょう?▼~
:[フレデリク]|気づいていらっしゃいましたか…▼~
:[スミア]|はい、すぐに気付きました。▼~
鎧も、武器も、髪飾りまで新品みたい。~
おかげで今日の私はぴかぴかです。▼~
:[フレデリク]|スミアさんはいつもお綺麗ですよ。~
つい目で追いかけてしまうぐらいに。▼~
:[スミア]|ふふ、フレデリクさんがいつも~
目で追っているのは、クロム様でしょう?▼~
:[フレデリク]|主君を気にかけるのは~
私の務めですから。▼~
私の心は、気づけばいつも貴方を…~
スミアさんを見ていましたよ。▼~
最初は、危なっかしくて~
目が離せないだけかと思っていたのですが▼~
どうやらそうではないようです…▼~
:[スミア]|え…▼~
:[フレデリク]|こちらを…スミアさんに~
受け取っていただきたいのです。▼~
:[スミア]|…綺麗な指輪…~
まさか、フレデリクさん…▼~
:[フレデリク]|はい。私と、結婚してください。▼~
:[スミア]|でも私…火起こしも、掃除も、~
石拾いだって、満足にできませんよ…?▼~
:[フレデリク]|それでも構いません。▼~
私は…貴方がいてくれるのなら~
それ以上は望みません。▼~
:[スミア]|………▼~
この指輪…ぴかぴかですね。~
今日の私と…おんなじです…▼~
ありがとう…フレデリクさん。~
私…とても嬉しいです…▼~
しあわせに…して下さいね…▼~
:[フレデリク]|当然です。貴方のためなら私は、~
何だってできますよ▼~
大好きです、スミアさん。▼~
:[スミア]|はい、私もです…フレデリクさん。▼~
**マリアベル [#vd175efb]
***支援C [#u736f629]
:[マリアベル]|………▼~
:[フレデリク]|マリアベルさんではありませんか。~
どうしました?▼~
:[マリアベル]|フレデリクさん。わたくし、~
前々から思っていたのですけど…▼~
貴方、~
執事だったことがおありですの?▼~
:[フレデリク]|執事、ですか? 突然ですね。~
いえ、特に経験はありませんが…▼~
:[マリアベル]|…ちなみに今、~
何をしてらっしゃいますの?▼~
:[フレデリク]|明日リズ様の着る衣服を~
用意しています。▼~
:[マリアベル]|やっぱり。執事っぽいですわ。▼~
:[フレデリク]|いえ、そんなことはありませんよ…~
これはたまたまです。▼~
:[マリアベル]|ちなみにこの後は~
何をなさるおつもりですの?▼~
:[フレデリク]|そうですね、食糧の備蓄を確認して~
明日の食事の献立などを…▼~
:[マリアベル]|やっぱり! 執事そのものですわ。▼~
:[フレデリク]|そ、そうでしょうか…▼~
:[マリアベル]|思い起こせば、~
以前からそうでしたわ。▼~
わたくしたちに紅茶を淹れてくださったり、~
上質な食器を整えてくださったり、▼~
どこからどうみても執事ですわ。~
▼~
:[フレデリク]|特に意識したことは~
ないのですが…▼~
:[マリアベル]|貴方の執事ぶりを見込んで、~
折り入ってお願いがありますの。▼~
我が家の執事たちの教育係に~
なってくださいませんこと?▼~
:[フレデリク]|教育係…ですか?▼~
:[マリアベル]|実は、我が家の執事長が~
高齢で腰を痛めてしまい…▼~
先日、暇をいただきたい、~
と申し出てきたのですわ。▼~
彼は長年尽くしてくれましたから、~
無理をさせる気はないのですが…▼~
我が家に執事長がいなくなるのは~
由々しき事態ですわ。▼~
:[フレデリク]|はあ…なるほど。▼~
:[マリアベル]|ですから、~
新たな執事長が見つかるまで、▼~
貴方が我が家の執事たちを~
教育して欲しいのですわ。▼~
:[フレデリク]|ま、待ってください。~
それは無茶というものですよ。▼~
私は執事の経験も、~
人に教えた経験もないのですから。▼~
:[マリアベル]|いつも貴方がしてらっしゃることを~
教えてくださるだけで良いのです。▼~
貴方は、わたくしたちの戦いの~
指南役だったではありませんか。▼~
:[フレデリク]|と言われましても…困りましたね。~
やはり無理ですよ。▼~
あなたたちは良い生徒でしたから、~
たまたまうまく教えられただけです。▼~
:[マリアベル]|では、わたくしに~
教えてくださいませ。▼~
:[フレデリク]|マリアベルさんに?▼~
:[マリアベル]|わたくしなら良い生徒ですから、~
いかようにも教育できますでしょう?▼~
貴方から受け継いだ執事精神を~
家の執事たちにも伝習いたしますわ。▼~
:[フレデリク]|…仕方ありませんね。▼~
***支援B [#a9ee6304]
:[フレデリク]|マリアベルさん、起きてください。~
朝ですよ。▼~
:[マリアベル]|ん……ん~~
…もう…朝ですの…?▼~
って! 真っ暗ですわ!~
まだ夜が明けていませんわよ!▼~
:[フレデリク]|御主人様のための朝は早いのです。~
執事の心を身につけたいとのお話でしたね?▼~
:[マリアベル]|う……た、確かに~
そう言いましたけれど…▼~
:[フレデリク]|それでは、朝の給仕の~
支度から始めましょう。▼~
御主人様がお目覚めになるための~
紅茶をご用意いたします。▼~
:[マリアベル]|ね、眠いですわ…~
わたくしが飲みたいくらい…▼~
でも、わたくしだって~
紅茶を淹れることくらい…▼~
あっ、こ、こぼして~
しまいましたわ…▼~
:[フレデリク]|やり直しです。御主人様への~
心遣いが足りませんよ。▼~
それから、御主人様のお茶を無駄に~
したことをお詫びしてください。▼~
:[マリアベル]|…申し訳ありませんですわ、~
御主人様…▼~
:[フレデリク]|もっと気持ちをこめて。▼~
:[マリアベル]|お、お許しくださいませ…~
御主人様…▼~
く、く、屈辱ですわ…▼~
:[フレデリク]|次は食器の管理です。~
この銀のスプーンを磨いてください。▼~
:[マリアベル]|くっ、どうしてわたくしが~
このようなことまで…▼~
食器磨きくらい…~
この…この…このっ…!▼~
ど、どうですの?~
ちゃんと磨きましたわ!▼~
:[フレデリク]|やり直しです。~
磨き方がまるで足りません。▼~
:[マリアベル]|きぃぃですわ!▼~
***支援A [#r2e2a8d1]
:[フレデリク]|おや、マリアベルさん。~
今朝は早いですね。▼~
:[マリアベル]|毎日あの時間に起きてれば~
さすがに体が慣れますわ…▼~
:[フレデリク]|では、今日も~
執事訓練を始めましょうか。▼~
まず紅茶の食器類を…▼~
:[マリアベル]|あ、お待ちくださいませ。~
私がお運びしますわ。▼~
:[フレデリク]|? どうしたのです?▼~
:[マリアベル]|だって、先日の戦いで~
足にお怪我をなさったでしょう?▼~
ですから、あまり~
動かれない方がよろしいかと…▼~
:[フレデリク]|…気づいてらっしゃったのですか。▼~
大した怪我ではありませんし、~
誰にも気づかれてないつもりでしたが…▼~
:[マリアベル]|執事精神を会得しようと~
観察していて気づいたのですわ。▼~
さあ、お茶が入りましたわ。~
御主人様。▼~
:[フレデリク]|おや? このお茶は…~
いつもの紅茶ではありませんね。▼~
:[マリアベル]|ええ。このお茶を飲むと、~
怪我の治りが早いと聞きましたわ。▼~
昨夜、色々なお茶について~
仲間たちに聞いてみたのです。▼~
:[フレデリク]|…マリアベルさん。▼~
:[マリアベル]|な、なんですの?▼~
:[フレデリク]|素晴らしいです。~
貴方こそ執事です。▼~
:[マリアベル]|え…?▼~
:[フレデリク]|私は執事ではありませんが…~
もし騎士と通じるものがあるとすれば…▼~
それは、相手を思いやること…~
相手の幸せを願うこと…▼~
つまり、~
おもてなしの心、です。▼~
:[マリアベル]|………▼~
おもてなし…▼~
:[フレデリク]|今の貴方は、私のような者にまで~
その気遣いができています。▼~
最も大切なことはその心…~
技術は後でいくらでも学べます。▼~
マリアベルさん、~
貴方はもう立派な執事ですよ。▼~
:[マリアベル]|フレデリクさん…!▼~
ありがとうございます!~
わたくし、嬉しいです…!▼~
これでわたくし、いつどこへ出ても~
恥ずかしくない執事になれますわ!▼~
:[フレデリク]|何か当初の目的と~
違うような気もしますが…▼~
マリアベルさんの成長は~
私の喜びでもあります。▼~
:[マリアベル]|もっと、もっとわたくしに~
おもてなしを教えてくださいませ!▼~
:[フレデリク]|ええ、マリアベルさんが~
そう望むのであれば…▼~
***支援S [#qf79eac4]
:[フレデリク]|いかがです?▼~
:[マリアベル]|美味しいですわ、とっても。▼~
やっぱりフレデリクさんの~
お茶にはかないませんわね。▼~
:[フレデリク]|いえいえ、マリアベルさんの~
淹れてくださるお茶も美味しいですよ。▼~
:[マリアベル]|あの…フレデリクさん、~
わたくし考えたのですけれど…▼~
この戦争が終わった後、やっぱり~
我が家に来てくださいませんか?▼~
:[フレデリク]|ですが、執事たちには~
貴方が教えるのでは?▼~
:[マリアベル]|い、いいえ。フレデリクさんでないと~
だめなんですの…▼~
ぜひ、我が家でしばらくの間、~
執事たちを教育してくださいませ…▼~
な、なんでしたら…その…~
ず、ずっといてくださっても…▼~
:[フレデリク]|貴方の家で執事長の~
かわりをするわけですね…▼~
残念ですが…▼~
:[マリアベル]|わ、わたくしのことが~
お嫌いですの!?▼~
:[フレデリク]|いいえ、好きですよ。誰よりも。▼~
:[マリアベル]|え……ええっ…!?▼~
:[フレデリク]|好きだからこそ、私が~
貴方の家を訪ねる時は、▼~
執事ではなく、~
貴方の夫として行きたいのです。▼~
マリアベルさん、これを…▼~
:[マリアベル]|そ、それは…~
指輪ですの?▼~
なんて…綺麗……▼~
:[フレデリク]|高価なものではありませんが…~
貴方のために磨きました。▼~
受け取ってくださいますか?▼~
:[マリアベル]|フレデリクさん…▼~
……はい……▼~
**ベルベット [#h60d2187]
***支援C [#j43be796]
:[フレデリク]|な、なんでしょうあの大きい獣は!?~
べ、ベルベットさん!?▼~
どうして変身した状態で~
こちらに走って来られるのでしょう!?▼~
あ…あわわわ…!▼~
:[ベルベット]|はぁ…。追い付いた。~
ちょっと質問があるのだけど、いいかしら?▼~
:[フレデリク]|ど、どうして変身して…~
走ってきたのですか…? 敵襲…ですか?▼~
:[ベルベット]|あら、ごめんなさい。人型だと走りづらくて。~
もしかして怖かった?▼~
:[フレデリク]|ぜ…ぜんぜん怖くなど…
ありませんよ…?▼~
:[ベルベット]|…嘘ね。フレデリクの鼓動は~
さっきからとても早くなっているわ。▼~
明らかに緊張してる。▼~
タグエルが苦手なんだったら、~
早く言えば良かったのに…▼~
無理しなくていいのよ。~
こういうことは…慣れているから。▼~
:[フレデリク]|ちち違うのです!▼~
タグエルが苦手だなどと、~
思ったことはありません!▼~
その証拠に、これまで私たちは~
普通に接していたではありませんか!▼~
:[ベルベット]|確かにそうね…。~
じゃあ、いきなりどうしたの?▼~
:[フレデリク]|お恥ずかしい話なのですが…▼~
私は幼少期に、~
山犬に襲われたことがありまして…▼~
命に関わるほどの大きな傷を負い…~
数日間、生死の狭間をさまよいました。▼~
その時襲いかかってきた山犬の姿が…!~
先程、変身した姿で走り寄ってくる▼~
ベルベットさんのお姿と~
あまりにもよく似ていて…! うぅ…!▼~
:[ベルベット]|ご、ごめんなさい。嫌な思い出を~
思い出させてしまったのね。▼~
じゃあ、しばらく一緒に戦うのも~
やめにした方がいいかしら?▼~
:[フレデリク]|…いえ、それは平気です。▼~
:[ベルベット]|あら、さすがはクロムの騎士ね。~
敵を前にすると怖いものは無くなるってこと…▼~
:[フレデリク]|ただし、変身した時は私の斜め後ろから~
あまり動かないようにお願い致します。▼~
:[ベルベット]|…あぁ、視界から消す感じなのね。▼~
***支援B [#k4a3aa1f]
:[ベルベット]|変身したわよー、フレデリク。▼~
かなり離れてみたけど、~
この距離ではどうかしら?▼~
:[フレデリク]|だ…大丈夫です。▼~
:[ベルベット]|じゃあ、この距離では?▼~
:[フレデリク]|ま、まだ、大丈夫のようです…▼~
:[ベルベット]|この辺りならどうかしら?▼~
:[フレデリク]|むぅ…▼~
:[ベルベット]|ふぅ…。全然ダメね。~
さっきのがギリギリの距離だったみたい。▼~
:[フレデリク]|そ、そのようですね…▼~
では、遅くなりましたが先日の質問を~
お聞かせ願えますでしょうか。▼~
:[ベルベット]|質問…? え…と…。~
何だったかしら。▼~
時間が経ったから忘れてしまったわ。▼~
:[フレデリク]|申し訳ありません…▼~
:[ベルベット]|いいのよ。忘れたということは~
大した質問ではなかったのでしょうから。▼~
それよりフレデリク、~
これからどうするつもりなの?▼~
この先も獣が苦手なままで~
生きていくつもり?▼~
:[フレデリク]|もちろん、できることならば~
克服したいとは思っていますが…▼~
:[ベルベット]|本気で克服するつもりがあるのなら、~
協力してあげるわよ。▼~
:[フレデリク]|本当ですか?▼~
:[ベルベット]|えぇ、私も、あなたの仲間には~
いろいろお世話になっているし…▼~
『困った時はお互いさま』って~
言うのよね、こういうの。▼~
:[フレデリク]|はは…全く、~
ベルベットさんは出来た女性ですね。▼~
しばらく付き合わせることに~
なるかもしれませんが…▼~
よろしくお願いします。▼~
:[ベルベット]|わかったわ。▼~
***支援A [#o72f9a23]
:[ベルベット]|…変身したわよ。これで何度目かしら?~
というか、最初の頃より遠くなーい?!▼~
:[フレデリク]|むぅ…▼~
:[ベルベット]|まったく距離が縮まらないわね。~
ちょっと退屈してきちゃった…ふぁ…▼~
:[フレデリク]|すみません…しかし、どうしても…~
これ以上は無理なのです。▼~
:[ベルベット]|…………▼~
…うーん、さすがに傷つくわね…▼~
:[フレデリク]|申し訳ありません…▼~
:[ベルベット]|少し、荒療治が必要なのかしらね?▼~
:[フレデリク]|ど、どういうことですか?▼~
:[ベルベット]|こういうことよ!▼~
:[フレデリク]|う…ん…。~
いきなり飛びついて来られるとは…▼~
:[ベルベット]|うふふ。~
まどろっこしいのは嫌いな質なのよ。▼~
どう? 少しは恐くなくなったかしら。▼~
:[フレデリク]|…確かに、恐怖は感じていません。▼~
いや…それどころか、~
この毛皮…すごく癒されます…!▼~
:[ベルベット]|そう。克服できて良かったわ。▼~
:[フレデリク]|はい、ありがとうございます!▼~
あぁ…ウサギの毛皮って~
すごく手触りがいいんですね…!▼~
:[ベルベット]|いた…いたたたた…!▼~
ちょっと! 克服したのはいいけど、~
耳を引っ張らないでちょうだい!▼~
:[フレデリク]|す…すみません…!▼~
***支援S [#p0ccd458]
:[フレデリク]|…ベルベットさん。▼~
:[ベルベット]|なにかしら?▼~
:[フレデリク]|もう、変身した貴方が~
近づくことにも慣れました。▼~
時間をかけて協力していただき…~
本当に…ありがとうございました。▼~
:[ベルベット]|急に改まってどうしたの?▼~
もう用済みだから~
ウサギ小屋に帰れとでも?▼~
:[フレデリク]|そんな…めっそうもありません!▼~
冗談でもそのようなことを~
口になさらないで下さい!▼~
貴方は…私の恩人です。▼~
今日は…これを渡そうと思いまして…▼~
:[ベルベット]|まぁ! これは指輪ね!▼~
ふふ、次は生涯自分のそばを離れるな、~
とでも言うつもりなのかしら?▼~
:[フレデリク]|その通りですよ。▼~
この先の人生を、~
共に生きたいと感じております。▼~
私の、生涯の伴侶になって下さい。▼~
:[ベルベット]|生涯の伴侶? すごい!~
この前まではあんなに怖がられてたのに!▼~
私もずいぶんと出世したものね。~
嬉しいわ。▼~
私も…あなたと一緒にいられなくなるのが~
寂しいと思っていたのよ。▼~
この話…喜んでお受けするわ。▼~
:[フレデリク]|……ありがとうございます。~
好きですよ、ベルベットさん。▼~
:[ベルベット]|私もよ、フレデリク…▼~
**ティアモ [#b9762a2b]
***支援C [#y5f3e45a]
:[ティアモ]|フレデリクさん。~
兵糧の配給、終わりました。▼~
:[フレデリク]|そうですか、お疲れさまです。~
では、すみませんが次に…▼~
:[ティアモ]|損耗の激しい武器や魔道書の点検は~
すでに終わってます。▼~
あ、そうだ。野営地の設営法について~
いくつかご相談したいことがあるんです。▼~
:[フレデリク]|……………▼~
:[ティアモ]|どうかしましたか?▼~
:[フレデリク]|いえ、イーリス城で天馬騎士団として~
活躍されていた頃と▼~
少しも変わっていないのだなと~
思いまして。▼~
いつも言われる前に多くに気づき、~
誰よりもよく働く。▼~
フィレインさんも、ずいぶん~
ティアモさんを買っていらっしゃいました。▼~
自分の後継者となるのは~
ティアモさんでしょう、と。▼~
:[ティアモ]|団長が…▼~
:[フレデリク]|私もティアモさんのような~
後継者が欲しいものですね。▼~
:[ティアモ]|うふふ。~
駄目ですよ、フレデリクさん。▼~
そんな口説き文句じゃ~
女の子はときめきません。▼~
:[フレデリク]|へぇ…ティアモさんは~
恋愛経験が豊富なのですか?▼~
:[ティアモ]|そ、そりゃあもう…!▼~
あたしぐらいになると、~
色々ありすぎて覚えてないぐらいですよ!▼~
:[フレデリク]|そうですか、潤いのある人生で~
うらやましい限りですね。▼~
:[ティアモ]|あはは…▼~
***支援B [#z24edfba]
:[フレデリク]|ティアモさん、~
少し相談があるのですが。▼~
:[ティアモ]|なんですか?~
いきなりあらたまって…▼~
あ。もしかして、恋愛相談ですか?▼~
やだ、フレデリクさんも~
隅に置けないんですね。▼~
:[フレデリク]|そ、そんなことではありませんよ。▼~
新兵たちに、槍さばきのお手本を~
見せてあげて欲しいのです。▼~
:[ティアモ]|あたしがですか?▼~
…でも、あたしの槍は~
普通の人が真似できるものでは…▼~
:[フレデリク]|あえて、それを見せたいのですよ。~
世に天才というものがいることと…▼~
決してそれが幸福ではないことを、~
新兵に伝えておきたいのです。▼~
:[ティアモ]|…幸福では、ない?▼~
:[フレデリク]|言い方が気に障ったのなら~
お詫びします。…ですが、▼~
私を含めた平凡な人間から見れば、▼~
ティアモさんのように『天才』と~
呼ばれる人間のいる場所は、▼~
凡人には到底理解できない所なのです。▼~
:[ティアモ]|いえ、そんな…▼~
:[フレデリク]|ですが、天才と呼ばれる~
人間からしてみれば、▼~
誰とも世界を共有できぬ辛さというものが~
あるのではないかと思いまして…▼~
それを新兵たちに教える機会を~
作りたいと思ったのです。▼~
:[ティアモ]|……………▼~
:[フレデリク]|すみません。頼み事をしておいて、~
おかしなことを言っていますね。▼~
:[ティアモ]|…かまいません。▼~
いえ、それどころか~
あたし…今すごくうれしいです。▼~
:[フレデリク]|うれしい?▼~
:[ティアモ]|みんな…自分とは世界が違うって、~
あたしを遠ざけるだけでしたからね。▼~
たまに弱音を吐いてみても、~
誰も本気にしてくれなくて…▼~
天才なんだから、つらいことなんて~
何も無いだろうって言われるだけで。▼~
だから…うれしいです。~
気づいてくれる人がいて…▼~
:[フレデリク]|…そうですか。▼~
:[ティアモ]|それで、フレデリクさんの恋愛相談は~
いつにしますか?▼~
:[フレデリク]|えっと…それは、できればずっと先で~
お願い致します…▼~
***支援A [#qe37a441]
:[ティアモ]|フレデリクさん!▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、ティアモさん。~
何か良いことでもありましたか?▼~
:[ティアモ]|いいことは、これからあるんですよ。▼~
:[フレデリク]|へぇ…それは~
うらやましい話ですね。▼~
:[ティアモ]|もちろんフレデリクさんも~
強力してくれますよね?▼~
:[フレデリク]|えぇ。~
私にできることであれば何なりと。▼~
:[ティアモ]|じゃあ、これからいっしょに~
お出かけしましょう。▼~
:[フレデリク]|物資の補給にでも行くのですか?▼~
:[ティアモ]|そんな色気のないことじゃありません!~
今から二人で、お出かけするんです。▼~
:[フレデリク]|えぇっ!?~
ど…どうしてですか?▼~
ティアモさん…やはり~
この前のことを怒ってらっしゃる…?▼~
人気のないところで私を消そうと~
していらっしゃるのですか…!?▼~
あぁ…! 先日の槍さばきで~
私の急所をぐさりと一突き…!▼~
:[ティアモ]|…フレデリクさん、何言ってるんですか?~
恋愛相談ですよ、恋愛相談。▼~
前からずーっと~
言ってるじゃないですか。▼~
フレデリクさんの恋のお悩みを、~
あたしが解決してあげますから。▼~
:[フレデリク]|へっ!?▼~
:[ティアモ]|行くところはもう決めてるんです。~
静かで安全な場所を選びましたから、▼~
他の人に話を聞かれる心配は無いですよ。~
あ、お弁当も用意してますからね。▼~
:[フレデリク]|さすがに用意周到ですね…▼~
断られるときのことを~
考えていない点だけがうかつですが。▼~
:[ティアモ]|残念でした。断られたときに~
お弁当をひとりで全部食べられるように▼~
あたしの好みのものばかりを~
作ってあります。▼~
:[フレデリク]|そ、そう…ですか。~
分かりました、私の負けです。▼~
これは腹を括って恋愛相談を~
するしかなさそうですね。▼~
その代わり、ティアモさんの話も~
聞かせて下さいね。▼~
:[ティアモ]|うふふ、もちろんです。~
あたしの話は長いですよ?▼~
***支援S [#v06835ea]
:[ティアモ]|フレデリクさん。~
次の恋愛相談はいつにしますか?▼~
:[フレデリク]|え? 恋愛相談は、この前ので~
終わったのではないのですか?▼~
:[ティアモ]|だ、だってこの前は結局…▼~
:[フレデリク]|…そうですね。この前の恋愛相談は、~
ほとんどティアモさんの独壇場でしたからね。▼~
:[ティアモ]|うっ…▼~
:[フレデリク]|ティアモさんに話を振ったが最後、▼~
クロム様への切ない想いを~
延々と私にぶちまけ、▼~
『どうしてあたしじゃダメなの』と~
それはそれは泣きわめき、▼~
用意したお弁当もやけ食いで~
全て片付けてしまうという有様で…▼~
:[ティアモ]|ご、ごめんなさい!!▼~
あたしとしたことが、あんな醜態を~
フレデリクさんに見せてしまうなんて…!▼~
でも、今度こそ~
ちゃんと相談に乗るって約束します。▼~
どんな惚気話でも、片想いの悩みでも、~
親身に聞かせていただきますから。▼~
もうその日一日は、フレデリクさんの~
話だけを聞きますよ!▼~
:[フレデリク]|へぇ…それは本当ですか?▼~
:[ティアモ]|はい!▼~
:[フレデリク]|では、今から早速~
相談させていただいても構いませんか?▼~
:[ティアモ]|もちろんです!▼~
:[フレデリク]|ありがとうございます。▼~
…実は私、~
ティアモさんのことが好きなんですよ。▼~
:[ティアモ]|へっ!? や、やだなーフレデリクさん。~
そんな冗談言っちゃって…▼~
:[フレデリク]|残念ながら、~
冗談ではありませんよ。▼~
:[ティアモ]|え…~
で、でも…あたしは…▼~
:[フレデリク]|わかっています…~
それでも諦めきれないのですよ。▼~
クロム様のことを悪く言うつもりは~
決してありませんが、▼~
私なら…ティアモさんをあんな風に~
泣かせはしません。▼~
私の方が…~
貴方のことを幸せにできますよ。▼~
:[ティアモ]|フレデリク、さん…▼~
はい…その気持ち、わかります…~
諦めきれない…って気持ち。誰よりも。▼~
あたしだけが…そんな気持ちで~
毎日毎日生きてるんだって思ってました。▼~
でも…違ったんですね…▼~
:[フレデリク]|はい。ティアモさんがクロム様に~
向けていたのと同じ気持ちを、▼~
私はティアモさんに向けていました。~
これが…そのしるしです…▼~
:[ティアモ]|…指輪?▼~
:[フレデリク]|今は私が一番でなくても構いません。▼~
いつか一番好きになって~
下されば良いですから…▼~
私と、結婚してくださいませんか…?▼~
:[ティアモ]|…………わかりました。▼~
あたし、フレデリクさんと結婚します。▼~
:[フレデリク]|ティアモさん…!▼~
:[ティアモ]|あたしも…本当は分かってたんです。~
クロム様があたしを見ることは無いって。▼~
いつかは諦めないといけない~
想いなんだって。▼~
きっとそれが、今なんですね。▼~
ありがとう、フレデリクさん…~
あたしの目を覚まさせてくれて。▼~
これからは、あなただけを見て生きていきます。~
…幸せにして下さいね。誰よりも。▼~
:[フレデリク]|はい、お約束致します…▼~
**ノノ [#fe3cef88]
***支援C [#o0028da0]
:[フレデリク]|
ノノさん。▼~
:[ノノ]|
ひゃっ!▼~
:|'''(ノノ、画面上から消える)'''
:[フレデリク]|
えぇっ!?~
ま、待ってください!▼~
:|'''(ノノ、画面上に戻る)'''
:[ノノ]|
…なに?▼~
:[フレデリク]|
あの…どうして逃げるのですか?~
私…貴方に何かしましたでしょうか?▼~
:[ノノ]|
ノノ、今日怖い夢見たの。~
果物を取り上げられる夢。▼~
:[フレデリク]|
はぁ…その夢と、私から逃げる事に~
いったいどのような関係が?▼~
:[ノノ]|
果物取った人は、フレデリクだったの。~
ノノ、果物取られたくない。▼~
:[フレデリク]|
そ、そうですか…。夢の中とはいえ、~
ご迷惑をおかけしたようですね…。▼~
お詫びに、~
次の配給の果物を差し上げますから▼~
話だけでも聞いてくれませんか?▼~
:[ノノ]|
えっ、ほんとに!?~
じゃあお話聞く! なになに?▼~
:[フレデリク]|
少し、付き合ってもらいたいのですよ。▼~
:[ノノ]|
え…お付き合いはちょっと…。~
ノノ、もっと優しい人が好きだから。▼~
:[フレデリク]|
そ、そのお付き合いではありません!~
竜の力を見せて欲しいのですよ!▼~
:[ノノ]|
竜の…? どうして?▼~
:[フレデリク]|
竜と手合わせする機会など~
滅多にありませんからね。▼~
後学のために、ぜひとも貴方の力を~
経験しておきたいのですよ。▼~
:[ノノ]|
いいけど…~
ノノ、竜になったら怖いよ?▼~
:[フレデリク]|
それこそが私の望むものです。~
どうかお願いしますよ。▼~
:[ノノ]|
うーん…▼~
:[フレデリク]|
…次のまた次の配給の果物も、~
ノノさんに差し上げますから。▼~
:[ノノ]|
よろこんでー!▼~
***支援B [#ha4709e7]
:[ノノ]|フレデリク、だいじょうぶー?▼~
:[フレデリク]|も…もちろんです。~
これしきの火傷、何ともありません…。▼~
放っておけば~
勝手に治ってしまいますよ。▼~
:[ノノ]|ほんとに…?▼~
でも、焦げた髪の毛は~
ほっといても戻らないよね。▼~
:[フレデリク]|うっ…!▼~
:[ノノ]|ノノ、フレデリクの髪の毛が全部~
チリチリになるの、見たくないよ?▼~
:[フレデリク]|…で、では今日は~
これぐらいにしておきましょうか!▼~
おかげさまで、ずいぶんと~
いい勉強をさせてもらいました。▼~
あとは、この痛みを忘れぬうちに~
私ひとりで鍛錬することに致します。▼~
:[ノノ]|…………▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、ノノさん?~
どこか怪我でもされましたか?▼~
:[ノノ]|フレデリクはバカだね。~
自分ばっかり傷だらけになって。▼~
誰も見てないし、~
誰もいい子いい子してくれないのに。▼~
:[フレデリク]|…そうですね。~
でも、皆さまをお守りするためですから…。▼~
:[ノノ]|そのために、~
ひとりぼっちで頑張るの?▼~
:[フレデリク]|え…?~
それは、どういうことでしょうか…?▼~
:[ノノ]|フレデリク、さっき~
『ひとりで鍛錬する』って言った。▼~
ひとりは寂しいよ。~
ノノ、ここに来るまでひとりだったからわかる。▼~
フレデリクがひとりぼっちで頑張るなんて、~
ノノはいやだよ。▼~
:[フレデリク]|ノノさん…▼~
ノノさんは優しいですね。▼~
でも、そう思って下さる方がいるだけで~
私は寂しくなどありませんよ。▼~
:[ノノ]|ほんとに?~
それなら良かった!▼~
:[フレデリク]|はい。ですので、宜しければまた~
手合わせをしていただけると助かります!▼~
:[ノノ]|うん、わかったよ!▼~
***支援A [#d63a4a95]
:[フレデリク]|ノノさん、また手合わせを~
お願いしたいのですが…。▼~
:[ノノ]|えっ? 昨日もおとといも~
手合わせしたのに?▼~
:[フレデリク]|もう少しで、ブレスをかわす呼吸を~
つかめそうなのですよ。頼みます!▼~
:[ノノ]|うん! わかった。▼~
でも、フレデリクはどうしてそんなに~
一生懸命戦いを覚えようとするの?▼~
:[フレデリク]|そうですね…。~
以前にもお話ししましたが、▼~
私が強くなれば、クロム様や~
皆様を確実にお守りできますし、▼~
より良い戦い方を学べば、~
それを皆様にお伝えすることもできます。▼~
そうすれば戦場での犠牲が減りますし、~
この軍の方針とも合致します。▼~
:[ノノ]|そうすると誰かに~
いい子いい子してもらえるの?▼~
:[フレデリク]|褒められるために~
やっているのではありませんよ。▼~
私は皆様がご無事であれば~
それだけで良いのです。▼~
:[ノノ]|うーん…難しいね。~
ノノはいっぱい褒められたいけど。▼~
フレデリクは、褒められるの嫌い?▼~
:[フレデリク]|そんなことはありませんよ。~
私も、褒められると嬉しいです。▼~
ただ、それを目的には~
していないというだけのことですよ。▼~
:[ノノ]|そっか。えらいねフレデリクは。▼~
誰も褒めてくれないなら、~
ノノがフレデリクを褒めてあげる。▼~
よしよし、みんなのために頑張って、~
フレデリクはいい子ですね。▼~
:[フレデリク]|ははは、ありがとうございます。~
なんだか母上を思い出しましたよ。▼~
:[ノノ]|えへん。ノノ、こう見えて~
大人の女だからね。▼~
:[フレデリク]|そうですね。~
ノノさんは素敵な女性ですよ。▼~
:[ノノ]|えへへー、ノノも褒められちゃった。~
褒められると嬉しいね!▼~
:[フレデリク]|えぇ。▼~
:[ノノ]|じゃあもっと褒めてもらうために、~
いつもより頑張って手合わせしちゃうよー!▼~
:[フレデリク]|はい、よろしくお願いします。▼~
***支援S [#ce60e520]
:[ノノ]|フレデリク! 練習しよ!~
ノノ、竜になってあげる!▼~
:[フレデリク]|ノノさん? 貴方から手合わせを~
申し出て下さるなんて、珍しいですね。▼~
何かあったのですか?▼~
:[ノノ]|ノノ、決めたの。▼~
ノノもフレデリクといっしょに~
戦いの練習するって。▼~
でね、フレデリクががんばったら~
ノノがいい子いい子してあげるの。▼~
他の誰もフレデリクのことを褒めなくても、~
ノノだけはフレデリクを褒めてあげる。▼~
フレデリクがお休みのときは~
ノノもいっしょにお休みする。▼~
そうしたら、フレデリクもノノも~
ひとりぼっちじゃなくなるでしょ。▼~
クロムのおにいちゃんの役にも立てるし、~
いいこといっぱいだよ。▼~
:[フレデリク]|しかし…それでは四六時中、~
いっしょにいることになりますね。▼~
:[ノノ]|嫌なの?~
フレデリクはノノが嫌い?▼~
ノノはね、フレデリクのことが好きだよ。▼~
:[フレデリク]|ふふ。ありがとうございます。~
私も、ノノさんのことが好きですよ。▼~
:[ノノ]|…んーん。~
そういう意味の好きじゃないよ。▼~
ノノ、フレデリクのこと~
一人の男の人として好きなの。▼~
:[フレデリク]|ノ…ノノさん!?▼~
:[ノノ]|みんなのために一人で頑張るとこも、~
ちょっと無理しちゃうとこも好きなの。▼~
フレデリクはいつもみんなを~
守ること考えてるけど…▼~
フレデリクのことは、~
ノノが守ってあげたいの。▼~
ねぇ、フレデリクはノノのこと~
素敵な女性だって言ってくれたよね?▼~
今でもそう思ってくれてるなら、~
ちゃんと答えてほしいなぁ…。▼~
フレデリクは、ノノのこと~
どう思ってるの?▼~
:[フレデリク]|………▼~
そこまで言われてしまっては、~
私も嘘はつけませんね。▼~
本当はもう少し後に~
言おうと思っていたのですが…▼~
…私も、ノノさんのことが~
好きですよ。▼~
いつも私の近くにいて下さって、~
いつの間にか…▼~
誰よりも大切な存在に~
なっていました。▼~
:[ノノ]|…ほんとに?~
やったぁ!!▼~
じゃあ、ノノと結婚してくれる…?▼~
:[フレデリク]|もちろんですよ。▼~
ですが、私は結婚を誓う指輪を~
持ち合わせておりません。▼~
すぐに注文しますので~
少し待っていてはくれませんか?▼~
:[ノノ]|うん、いいよ!~
じゃあそれまで、訓練しよっか!▼~
ノノ、竜になるね!▼~
:[フレデリク]|ありがとうございます、~
ノノさん。▼~
貴方といれば、私はもう~
一人で頑張らなくても良いのですね…▼~
**サーリャ [#p151aa74]
***支援C [#j58a4e10]
:[フレデリク]|
はい、それでは腹筋あと百回です!~
皆さん、頑張って下さいね!▼~
:[ルフレ]|……!!▼~
:[サーリャ]|ルフレ…がんばっているわね。~
うふふ…さすが、私が見込んだ人…。▼~
:[フレデリク]|ふぅ。今日はここまでです。~
各自、しっかり体を休めてくださいね。▼~
では、解散!!▼~
:[サーリャ]|
ようやく終わったようね…。~
ルフレは…いた。▼~
あぁ、また仲間に阻まれて…~
私だけのルフレなのに…。▼~
みんな呪ってやろうかしら…。~
いえ…みんなを呪うよりも▼~
ルフレに誰かが近付くと~
鼻が曲がる異臭を放つ呪いを▼~
かけるほうが早いかしら…。~
あ、でもそれでは私も近づけない…。▼~
:[フレデリク]|あ、サーリャさん。~
ここにいらっしゃったのですね。▼~
:[サーリャ]|え?▼~
:[フレデリク]|すみません、定刻になっても~
お姿が見えなかったものですから、▼~
サーリャさん抜きで集団鍛錬を~
してしまいました…。▼~
今からもう一度鍛錬の時間にしましょうか。~
私もお付き合い致しますよ。▼~
:[サーリャ]|…は? ちょっと…なにを…!▼~
(暗転)
:[フレデリク]|はい、では次は腕の筋肉を~
鍛える運動ですよ。いち、に、さん…!▼~
:[サーリャ]|
な…なんなの…これは。~
あぁ…もう、駄目…。▼~
:[フレデリク]|サーリャさん、どうしました?~
もしかして、体調が優れないのですか?▼~
では続きは明日にしましょうか。~
それまでしっかりと休んで下さいね。▼~
:[サーリャ]|冗談…じゃないわ…。~
どうして私がそんなことを…。▼~
:[フレデリク]|ふふ、こうやって体を動かすと、~
健全な心身に近づく感じがしますよね。▼~
それでは、また明日~
よろしくお願いしますね。▼~
:[サーリャ]|
…呪術師に…健全な心身を得て…~
どうしろと言うの…。▼~
***支援B [#j58a4e10]
:[フレデリク]|
サーリャさん!▼~
:[サーリャ]|
…なにか?▼~
:[フレデリク]|
なぜ約束の鍛錬の場に来ないのですか!~
私は何日も待っていたのですよ。▼~
:[サーリャ]|
約束なんて…~
した覚えはないわ…▼~
:[フレデリク]|
そんな…!▼~
…私は夜通し待ち続けたせいで~
風邪をひいてしまったというのに▼~
貴方は約束をしたつもりすら~
なかったというのですか…!▼~
:[サーリャ]|
なんとかは風邪をひかないって…~
聞いたことがあるかしら…?▼~
:[フレデリク]|
………?▼~
:[サーリャ]|
いい? 貴方が風邪をひいたのは…~
私の呪いにかかったからよ。▼~
:[フレデリク]|
なんですって!?▼~
:[サーリャ]|
うふふ…怒った?▼~
:[フレデリク]|
この私が呪いなどに…!~
…許せません。▼~
:[サーリャ]|
そう…そうやって私を憎みなさい。~
憎悪の感情…私、大好きよ…。▼~
:[フレデリク]|
本当に許せないです…!~
惰弱なこの精神と肉体が!▼~
:[サーリャ]|
…は?▼~
:[フレデリク]|
ぬぅぅぅぅっ…はぁぁぁっ!▼~
…ふぅ。よし、これで大丈夫です。~
風邪もすっかり治りました。▼~
病は気から、とも言いますしね。▼~
:[サーリャ]|
そんな馬鹿なこと…。▼~
:[フレデリク]|
サーリャさん。私はまた明日から、~
ここで貴方をお待ち致します。▼~
今度こそ、必ず来て下さいね。~
これは、約束ですよ。▼~
:[サーリャ]|
勝手なことを…いえ、それよりも~
どうして風邪が治ったの…?▼~
私、本当は呪いなんて~
かけていなかったのに…。▼~
今度は…~
本当に呪ってみようかしら…。▼~
***支援A [#b07d4d58]
:[フレデリク]|お待ちしていましたよ、サーリャさん。~
ようやく鍛錬をする気になったのですね。▼~
:[サーリャ]|違うわ…。~
…私がここに来たのは…。▼~
確かめたいことがあったから…。▼~
:[フレデリク]|な、なにをするのですか…!?~
痛っ!?▼~
:[サーリャ]|やっぱり…さっきの戦いで…~
深い傷を負ったわね…。▼~
:[フレデリク]|気づいていたのですか。▼~
:[サーリャ]|…当たり前よ。~
私の…呪いのせいだもの…。▼~
:[フレデリク]|サーリャさんの呪い…?~
私に呪術をかけていたのですか?▼~
:[サーリャ]|…えぇ。私のことが見えなくなる~
呪いをかけていたわ…。▼~
姿が見えなくなれば、鍛錬鍛錬と~
うるさく言われなくなると思って…。▼~
にもかかわらず貴方は…~
私の危険を察知してかばってくれた…。▼~
呪いはかかっていたはずなのに…。~
ずっと見えていなかったはずなのに…!▼~
:[フレデリク]|そういうことでしたか。道理で~
違和感がつきまとっていたわけです。▼~
サーリャさんの気配がするのに、~
なぜか姿が見えなかった。▼~
自分の正気を疑っていましたが、~
呪いのせいだったとは。▼~
:[サーリャ]|…どんな罰でも受けるわ。~
腕を落とせというなら落とすわよ。▼~
:[フレデリク]|な、何をおっしゃるのですか!!▼~
もっとご自分の体を~
大切にして下さい!▼~
それに…呪いにかかったのは、~
私の心に隙があったせいです。▼~
責任は私自身の未熟にあります。~
貴方が気に病むことではありませんよ。▼~
:[サーリャ]|…貴方、バカだわ…。~
本当に…どこまでお人好しなの…。▼~
:[フレデリク]|それは褒め言葉として~
受け取ってよろしいのですか?▼~
:[サーリャ]|好きにすればいい…。▼~
…それより、傷を見せなさい。~
こう見えて、いくらか医術の心得があるわ…。▼~
貴方も、もっと自分の体を~
大切にした方がいい…。▼~
:[フレデリク]|サーリャさん…。▼~
:[サーリャ]|勘違いしないで。貴方が元気ないと…~
ルフレが悲しむからよ…。▼~
:[フレデリク]|そうですか。では…~
ご厚意に甘えることに致しましょう。▼~
***支援S [#s500e397]
:[サーリャ]|…傷、治ったようね。▼~
:[フレデリク]|そのようですね、~
ありがとうございます。▼~
:[サーリャ]|………▼~
…どういうつもり…?▼~
:[フレデリク]|なんのことですか?▼~
:[サーリャ]|…治療は終わったのだから、離れなさい。~
もう、私に用はないはずよ…。▼~
:[フレデリク]|えっと…次の鍛錬には ~
ちゃんと出てくださるのですよね…?▼~
:[サーリャ]|その確認…もう五回目よ…。~
ちゃんと出るって言ってるじゃない…。▼~
本当に、どういうつもりなの…。~
貴方が去らないのなら、私が去るわ…。▼~
:[フレデリク]|ま、待って下さい!~
ひとつ訊きたいことがあるのです。▼~
:[サーリャ]|…何なのよ…。▼~
:[フレデリク]|まさかとは思いますが、治療中に~
私に呪いをかけたりはしていませんか?▼~
:[サーリャ]|なぜそんなことを訊くの…?▼~
:[フレデリク]|自分の感情が、何かの力によって~
支配されていないかの確認です。▼~
:[サーリャ]|…安心しなさい。~
呪いなどかけていないわ…。▼~
:[フレデリク]|そうですか。~
それを聞いて安心しました。▼~
おかげで心置きなく、~
これをお渡しできます。▼~
:[サーリャ]|指輪…? なんのつもり?~
私に呪いをかけようとでもいうの…?▼~
:[フレデリク]|人生を縛るという意味においては、~
呪いと言えないこともありませんね。▼~
:[サーリャ]|人生を…? ま、まさか…!~
私に、求婚しているの…?▼~
:[フレデリク]|そのつもりですよ。▼~
:[サーリャ]|なぜ…? 私には、貴方から~
好意を受ける理由が見当たらない…。▼~
:[フレデリク]|言葉を並べるだけの理由なら、~
いくらでも飾り立てて言えるでしょう。▼~
でも、そんなものに意味はありません。~
私の心が、貴方を欲しているのですよ。▼~
サーリャさんと人生を共に歩みたい。~
それではいけませんか?▼~
:[サーリャ]|そんなことは…ないけれど…。▼~
:[フレデリク]|では、受け取ってくれますね?▼~
:[サーリャ]|えぇ…でも、ひとつだけ…~
条件をつけさせて。▼~
:[フレデリク]|なんですか?▼~
:[サーリャ]|健全な心身のためという…~
例の鍛錬は…なしにして。▼~
ただでさえしあわせを感じて…~
呪術師としての力が萎えそうなのに…▼~
これ以上…正の気に支配されたら…~
私、聖職者になってしまう…。▼~
:[フレデリク]|わかりました。心身の鍛錬ではなく、~
花嫁修業に専念していただきます。▼~
:[サーリャ]|それなら…喜んで…。~
▼~
**オリヴィエ [#ac204e67]
***支援C [#u2f30551]
:[オリヴィエ]|あ、あの…フレデリクさん。▼~
:[フレデリク]|どうしました? オリヴィエさん。▼~
:[オリヴィエ]|フレデリクさんは…~
私のことどう思いますか?▼~
:[フレデリク]|え? …そうですね。▼~
やわらかな筋肉が生み出す~
しなやかで無駄のない動きは、▼~
剣術の素質があると思います。~
私なら軽い剣をおすすめして…▼~
:[オリヴィエ]|あの、フレデリクさん。~
えっと…そういうことじゃなくて…▼~
女の子として、~
どうでしょうか…という意味…です。▼~
:[フレデリク]|女性としての魅力、~
ということでしょうか?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。すみません。▼~
:[フレデリク]|そんな、謝らないでください。▼~
しかし…難しいことを~
お聞きになられますね。▼~
正直に申しますと、そういった対象として~
見たことがないので、よくわからないのです。▼~
:[オリヴィエ]|やっぱり…フレデリクさんも~
そうなんですね…▼~
:[フレデリク]|私も、とは…~
どういう事でしょうか?▼~
:[オリヴィエ]|バジーリオ様も…そうなんです。~
いつも私を子ども扱いして…▼~
年上の人からは…魅力があるって~
思ってもらえないんですよね…私。▼~
昔、踊りの師匠に言われたんです。~
踊りでみんなを元気にしたいなら…▼~
みんなに、私を魅力的だと~
思ってもらえないとだめだって。▼~
:[フレデリク]|なるほど、そういうことですか。▼~
ですが残念ながら私は~
そちらの方面はとんと疎くて。▼~
なんとも助言できません。~
申し訳ありません。▼~
:[オリヴィエ]|そう…ですか。▼~
***支援B [#m1215001]
:[フレデリク]|オリヴィエさん、少しよろしいでしょうか。▼~
:[オリヴィエ]|なんですか…?▼~
:[フレデリク]|先日の話なのですが…私なりに~
少し調べてみたのです。▼~
オリヴィエさんについて~
兵たちの評判を聞いてみたのですが…▼~
ほとんどの者が、オリヴィエさんを~
魅力的であると答えていましたよ。▼~
現在の我が軍にはオリヴィエさんより~
年下の者はほとんどいません。▼~
つまり、多くの年上の者にとって~
オリヴィエさんは魅力的だということです。▼~
自信を持ってください。▼~
:[オリヴィエ]|え…わざわざ、みなさんに~
訊いて回ったんですか…?▼~
:[フレデリク]|えぇ。~
:[オリヴィエ]|は、恥ずかしいです…!▼~
:[フレデリク]|え…なぜですか?~
喜ばしい結果ではありませんか。▼~
:[オリヴィエ]|わ、私がみなさんの評判を~
気にしてるみたいじゃないですか。▼~
:[フレデリク]|…いけませんでしたか?▼~
:[オリヴィエ]|恥ずかしくてみなさんの前に~
出て行けません…▼~
:[フレデリク]|も、申し訳ありません…~
考えが至りませんでした。▼~
お詫び、と言ってはなんですが、~
陣営内を移動するときは申しつけて下さい。▼~
オリヴィエさんが人目につかぬよう、~
私の背中でお守り致します。▼~
:[オリヴィエ]|は、はぁ…ありがとうございます…▼~
***支援A [#ib52feba]
:[オリヴィエ]|フレデリクさん…このあいだは~
守ってくれてありがとうございました。▼~
フレデリクさんの背中…~
とても大きくて頼りがいがあって▼~
すごく安心できました。▼~
:[フレデリク]|そうですか。~
私も妙にくすぐったい気分でした。▼~
やはり、誰かを守るというのは~
私の生き甲斐のようです。▼~
:[オリヴィエ]|えっと…これからも、~
時々背中を貸してくれませんか?▼~
:[フレデリク]|ええ、もちろんです。▼~
:[オリヴィエ]|うれしいです…~
ありがとうございます。▼~
:[フレデリク]|最近私も、兵たちの言うオリヴィエさんの~
魅力が分かってきた気がします。▼~
:[オリヴィエ]|ほ、ほんとに…?~
私にも、魅力…ありますか?▼~
:[フレデリク]|はい、ありますよ。~
それは私が保証いたします。▼~
:[オリヴィエ]|ぐ、具体的に…言ってください。~
どのあたりに魅力がありますか?▼~
:[フレデリク]|そ、そう真剣な目で迫まらないでください…~
私もそこまで自信があるわけでは…▼~
:[オリヴィエ]|保証するって言いました。▼~
:[フレデリク]|あ、あの…少し、時間を下さい。~
言葉を整理してからお伝えします。▼~
:[オリヴィエ]|…きっとですよ?▼~
***支援S [#i2ceb007]
:[オリヴィエ]|フレデリクさん…~
やっと、捕まえましたよ。▼~
いつまでも逃げ回るなんて…~
ひどいです。▼~
:[フレデリク]|に、逃げ回る!?~
私は逃げ回ってなどいませんよ。▼~
:[オリヴィエ]|じゃあ…どうして~
よそよそしかったんですか…▼~
:[フレデリク]|準備のために忙しかったのです。▼~
これを――作ってもらっていたので。▼~
:[オリヴィエ]|指輪…?~
なにか彫刻がしてありますね。▼~
オリヴィエへ…愛を込めて…?▼~
えぇっ!?~
ど、どうして…こんな…?▼~
:[フレデリク]|私は多くを語るのが得意ではありません。▼~
これが、オリヴィエさんの魅力に対する~
最大限の表現だと思って欲しいのです。▼~
もちろん、受け取っていただけるかどうかは~
オリヴィエさんの意思です。▼~
:[オリヴィエ]|フレデリクさん…▼~
:[フレデリク]|私はすべてをこの指輪に込めました。~
もうほかに残っている想いなど、ありません。▼~
:[オリヴィエ]|私は…ううん、私も。~
私もすべてを込めます。▼~
ほかの誰でもない。~
フレデリクさんに…すべてを捧げます。▼~
私、あなたのことが~
だいすきです…▼~
:[フレデリク]|ありがとう、オリヴィエさん。▼~
私の生涯を賭けて~
貴方を守ることをここに誓います。▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…そんな風に言われると~
恥ずかしいです…!▼~
で、でも…~
とっても嬉しい…▼~
ありがとうございます…フレデリクさん。~
私…幸せです…▼~
:[フレデリク]|良かった…~
私も同じ気持ちですよ、オリヴィエさん。▼~
貴方のその幸せそうな笑顔も、~
私がずっとお守り致します…▼~
**セルジュ [#j3395293]
***支援C [#s018122d]
:[セルジュ]|はっ! ふっ!▼~
:[フレデリク]|すばらしい技ですね。▼~
:[セルジュ]|あら。見ていたのなら~
声をかけてくれれば良かったのに。▼~
:[フレデリク]|失礼しました。~
お邪魔をするつもりはなかったのですが…▼~
見事な技につい~
見とれてしまいました。▼~
:[セルジュ]|ふふふ。あなたのような達人に~
お褒めの言葉をいただけるなんて、▼~
とても光栄だわ。▼~
:[フレデリク]|その技は、ヴァルム大陸では~
一般的なものなんでしょうか?▼~
:[セルジュ]|いいえ、これは我が家に伝わる~
秘中の技なのよ。▼~
:[フレデリク]|そうでしたか。それは重ね重ね失礼しました。~
そのような大切な技を盗み見てしまうとは。▼~
決して他言はしませんので~
どうかお許し下さい。▼~
:[セルジュ]|そんなに気にしなくてもいいのよ。▼~
なんだったら、~
この技の出し方を教えましょうか?▼~
:[フレデリク]|いえ、ですがそれは…▼~
:[セルジュ]|遠慮しないで。~
これもお互いの主君のためだもの。▼~
この先の戦はなにかを出し惜しんで~
勝利できるほど易しくはないでしょう?▼~
:[フレデリク]|では…お言葉に甘えさせていただきます。~
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。▼~
:[セルジュ]|ええ、承知したわ。▼~
***支援B [#s018722d]
:[フレデリク]|セルジュさん、~
先日はありがとうございました。▼~
:[セルジュ]|ふふ、お役に立てたならよかったわ。▼~
:[フレデリク]|なにかお礼をしたいのですが…▼~
:[セルジュ]|そうねぇ…じゃあ、次の戦では~
そばで戦い方を学ばせてくれないかしら。▼~
:[フレデリク]|そんなことでよろしいのですか?▼~
女性へのお礼は、贈り物が~
義務だとは聞いていましたが…▼~
:[セルジュ]|まぁ、だめよ。女性に気安く~
贈り物をするものではないわ。▼~
ヴィオールさんと同類だと~
思われてしまうわよ?▼~
:[フレデリク]|それは失礼しました。気をつけ…~
ああ、いえ、訂正いたします。▼~
貴方の主君に対して~
無礼な発言をしてしまいました…▼~
:[セルジュ]|構わないわよ。~
我が主はそういう方だから。▼~
祖国が滅んで…~
私たちは主従の関係も失ったわ。▼~
:[セルジュ]|もうあの方のそばを離れても、~
一向にかまわないのだけれど…▼~
:[フレデリク]|それでも、~
そのおつもりはないのでしょう?▼~
:[セルジュ]|ええ、不思議なものね。▼~
***支援A [#k18d00b9]
:[フレデリク]|ああ、セルジュさん。~
良いところに。▼~
ヴィオールさんを~
お見かけしませんでしたか?▼~
:[セルジュ]|さあ…あの方の行方は、~
探すだけ無駄というものよ。▼~
どこかの女性の所で~
無駄な努力でもしているんじゃないかしら?▼~
:[フレデリク]|間もなく出発の時間ですが、~
大丈夫でしょうか?▼~
:[セルジュ]|ええ、準備は私が整えてあるわ。▼~
:[フレデリク]|そうでしたか。~
さすがはセルジュさんですね。▼~
あなたのような騎士がいてくださるから、~
私も多くを学ぶことができます。▼~
:[セルジュ]|そんなことはないわよ。~
私なんて、あなたと比べたら▼~
騎士としての忠義など、~
あってないようなものだもの。▼~
:[フレデリク]|そんなことはありませんよ。▼~
主君への忠義について言うなら…~
私はあなたを尊敬しています。▼~
:[セルジュ]|尊敬…? 私なんかを?▼~
:[フレデリク]|セルジュさん。▼~
騎士の忠義とは、何に~
向けられるべきだと思いますか?▼~
:[セルジュ]|それは…騎士であるならば、~
国に対してでしょうね。▼~
:[フレデリク]|では、国が滅んだ後は~
どうすべきなのでしょう?▼~
:[セルジュ]|それは…▼~
:[フレデリク]|その時、騎士が~
忠義を尽くすべきものは…▼~
家でも位でもなく…~
人、なのでしょう。▼~
あなたが今なお騎士であるのは、~
ヴィオールさんや祖国の民たちのため。▼~
あなたのような騎士と~
共にいられることは、光栄です。▼~
:[セルジュ]|うふふ。~
そんなに褒めても、何も出ないわよ?▼~
でも、あなたの言葉…~
ありがたく頂戴するわね。▼~
私こそ、あなたのような騎士の~
そばで戦えることを…光栄に思うわ。▼~
:[フレデリク]|これからも、よろしくお願い致します。▼~
:[セルジュ]|ええ、喜んで。▼~
***支援S [#m0fb0655]
:[セルジュ]|フレデリク…~
どうして私なんかを庇ったの…▼~
:[フレデリク]|う…不覚でした。~
まだまだ私も未熟ですね…▼~
:[セルジュ]|あのような相手、~
私のことを気にしなければ▼~
無傷で退けることもできたでしょう?▼~
:[フレデリク]|戦場で起こり得るすべてのことを~
予測できなかった私が悪いのです。▼~
主君を守るためには、~
あらゆることを想定せねばなりません。▼~
:[セルジュ]|私はあなたの主君ではないわ。~
私なんて放っておいてくれれば……▼~
:[フレデリク]|そんなことはできませんよ。▼~
:[セルジュ]|なぜ?▼~
:[フレデリク]|主君と同じように、~
大切な人だからです。▼~
:[セルジュ]|そんな冗談を…▼~
:[フレデリク]|いえ…冗談のつもりはないのですが、▼~
このような情けない姿で~
言うことではありませんでしたね。▼~
:[セルジュ]|情けなくなんてないわ。~
すべての傷が、私にとっては…▼~
:[フレデリク]|……▼~
セルジュさん…▼~
:[セルジュ]|何か?▼~
:[フレデリク]|…最初にあなたに感じた気持ちは、~
志を共にする騎士としての共感でした。▼~
それが共に戦ううち、~
仲間としての連帯感となり…▼~
そして、いつの頃からか…~
私の気持ちはさらに変わったようです。▼~
セルジュさん。~
これを受け取っていただけますか?▼~
:[セルジュ]|まぁ…これは、指輪…?▼~
:[フレデリク]|一生の縁を結ぶ証のつもりです。▼~
:[セルジュ]|フレデリク…~
もちろん…よろこんで。▼~
:[フレデリク]|良かった…これで私は~
いつ死んでも悔いはありませんね。▼~
:[セルジュ]|まあ、そんな…~
大丈夫よ。私が死なせないわ。▼~
私がすべてを捧げるべき人は、~
今ここにいるのだから…▼~
**ヘンリー [#xa328fb8]
***支援C [#zd46cfa8]
:[フレデリク]|
ヘンリーさん!~
ヘンリーさんはいますか!▼~
:[ヘンリー]|
あ、フレデリク。~
どうしたの~?▼~
:[フレデリク]|
ヘンリーさん、昨日の訓練に~
出てませんでしたね。▼~
:[ヘンリー]|
え~? 訓練?~
そんなのあったっけ?▼~
:[フレデリク]|
一昨日、全員の前で~
クロム様から話がありましたよ。▼~
:[ヘンリー]|
あはは、そうだったっけ。~
ごめんごめん、忘れてた~。▼~
:[フレデリク]|
ケガをして出られなかったとか、~
そういうことではないのですね?▼~
:[ヘンリー]|
うん、違うよ~。~
単純に忘れてただけ~。▼~
:[フレデリク]|
それならいいのですが…▼~
いや、訓練を忘れる事自体は良くないかと。~
戦場で命とりになりかねません。▼~
:[ヘンリー]|
大丈夫だよ~。~
そう簡単には死なないって~。▼~
:[フレデリク]|
どうして、そう言えるんです?▼~
:[ヘンリー]|
う~ん、なんとなく~?▼~
:[フレデリク]|
なんとなくとは、なんですか!▼~
訓練をおこたらないのは~
貴方のためでもあるんですよ!?▼~
:[ヘンリー]|
は~い。ごめんなさ~い。▼~
:[フレデリク]|
ちょっと待ってください、ヘンリーさん。~
どこへ行くんです?▼~
:[ヘンリー]|
訓練だよ。く・ん・れ・ん。~
一緒にやる~?▼~
:[フレデリク]|
えっ、私とですか?▼~
:[ヘンリー]|
あはは、冗談だよ~。▼~
:[フレデリク]|
冗談? どっちがです?~
訓練が? 私と訓練することが?▼~
:[ヘンリー]|
さて、どっちだろうね~。▼~
:[フレデリク]|
待ってください、ヘンリーさん!~
私とというのは冗談でいいから訓練は…▼~
:|'''(ヘンリー退場)'''
:[フレデリク]|
いなくなってしまいましたね。~
まったく、つかみどころのない人です…▼~
***支援B [#n13888dd]
:[フレデリク]|
やあっ!えいっ!▼~
:[ヘンリー]|
精が出るね~、フレデリク。▼~
:[フレデリク]|
やあ、ヘンリーさん。~
訓練に来たんですか?▼~
:[ヘンリー]|
ううん、見に来ただけだよ~。▼~
:[フレデリク]|
そう言わず~
一緒にやりましょうよ、訓練。▼~
:[ヘンリー]|
なんで、そんなに一生懸命~
訓練なんてするの~?▼~
:[フレデリク]|
それは、不安だからですよ。▼~
もしものときに、もっと訓練しておけば~
よかったなどと思うのは嫌じゃないですか。▼~
:[ヘンリー]|
ふ~ん。▼~
:[フレデリク]|
だから、ヘンリーさんも~
一緒に訓練しましょう。▼~
:[ヘンリー]|
なんで『だから』なの~?~
僕は不安になんて…▼~
:[フレデリク]|
さあさあさあさあさあっ!~
今日は逃がしませんよー。▼~
:[ヘンリー]|
ちょ、ちょっと~…▼~
:[フレデリク]|
さあ、一緒に!~
えいっ!、やあっ!▼~
:[ヘンリー]|
はぁ~、変に声なんか~
かけるんじゃなかったな~。▼~
:[フレデリク]|
何か言いましたか?▼~
:[ヘンリー]|
ううん~、なんにも~。▼~
…ま、たまにはいいか~。▼~
***支援A [#ib61bf5e]
:[フレデリク]|
あ、ヘンリーさん。~
今日も一緒に訓練に参加しますか?▼~
:[ヘンリー]|
そうだね~。~
ちょっと、やって行こうかな~。▼~
:[フレデリク]|
最近、訓練に~
参加する事が多くなってきましたね。▼~
:[ヘンリー]|
気が向いたときだけだけどね~。~
前は全然参加してなかったから~。▼~
:[フレデリク]|
そうですか…~
私は…私は…▼~
:[ヘンリー]|
なに~?▼~
:[フレデリク]|
私はうれしいです!~
ヘンリーさん!▼~
:[ヘンリー]|
うわ~! ど、どうしたの~。~
涙まで流しちゃって~。▼~
:[フレデリク]|
だって、ついにヘンリーさんが~
真面目に努力する尊さに目覚めたのですから!▼~
:[ヘンリー]|
あはは、~
別に目覚めてないんだけどね~。▼~
:[フレデリク]|
このまま努力し続ければ、きっと皆が~
尊敬する素晴らしい人になることでしょう。▼~
:[ヘンリー]|
え~?~
僕、そんな人にはならないと思うよ~。▼~
ていうか、僕の話聞いてる~?▼~
:[フレデリク]|
ああ、これもクロム様の徳の高さの賜物。~
うん、われわれの行く末も明るい!▼~
:[ヘンリー]|
あはは、やっぱり話聞いてない~。~
あのさぁフレデリク~。▼~
僕は別に、立派なひとになりたくて~
訓練してるんじゃないんだよ~?▼~
:[フレデリク]|
え、そ、そうなのですか?~
じゃあ、なぜ訓練に出るように?▼~
:[ヘンリー]|
色々訓練してみると、~
やれることが増えてきたんだ~。▼~
それが面白くって~。▼~
:[フレデリク]|
そう、それこそが努力の…▼~
:[ヘンリー]|
ホント楽しいよ~▼~
簡単に後ろから襲いかかることはできるし、~
呪いも前より効果が出てるし。▼~
:[フレデリク]|
そ、そっちですか?~
なにか努力する方向が違うような。▼~
:[ヘンリー]|
これからもちょくちょく訓練には~
来ようかな~って思ってるんだ~。▼~
:[フレデリク]|
…まあ、訓練には来てくれるようになったし~
いずれは分かってくれる日がくるでしょう。▼~
それまで、根気強くがんばりますか。~
さあ、一緒に訓練しましょう、ヘンリーさん!▼~
:[ヘンリー]|
は~い!▼~
**ウード(親子) [#e9a3ac8e]
***支援C [#u8db0a30]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[フレデリク]|ウードさん、何をしているのですか?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[フレデリク]|えっ!? ど、どうしたんですか!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[フレデリク]|どういうことですか!?~
もしや…誰かに操られているのですか!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[フレデリク]|!? 苦しいのですか!?▼~
すぐにリズさんを呼んできます!~
それまで辛抱してください!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(フレデリク退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#afabd4f2]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[フレデリク]|当たり前です!▼~
貴方がいきなり苦しみ出すので、~
私もリズさんも、心配したのですよ!?▼~
まぁ、無事なら良かったですが…。~
何なんですか、あの妙な設定の芝居は?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[フレデリク]|だから何なんですか…▼~
その、聞いている方が~
恥ずかしくなるような肩書きは…▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[フレデリク]|はいはい、わからなくて結構…▼~
…!! ウードさん、伏せて!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[フレデリク]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[フレデリク]|くっ…! 敵兵の奇襲ですか…!~
よくもウードさんを狙いましたね…▼~
とにかく逃げますよ!~
まだ伏兵がいたら厄介です!▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
(暗転)~
:[フレデリク]|ここまで来れば平気でしょう。~
危ないところでしたね…▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[フレデリク]|何か?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[フレデリク]|…あの時? 何のことですか?~
また何かの芝居なのですか?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[フレデリク]|ウードさん、泣いている…のですか?~
どうしたんです、何かありましたか…?▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[フレデリク]|え、えぇ…▼~
***支援A [#u0ae0daa]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[フレデリク]|えぇ、もうかなり良くなりました。~
元々大きな傷ではありませんでしたので。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[フレデリク]|ウードさん…この前もそう言っていましたが、~
あれはやはり芝居ではなかったのですね。▼~
もしかして、未来の私は…~
貴方を庇って死んだのですか…?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[フレデリク]|…やはり、そうでしたか。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[フレデリク]|…そうですか。~
辛いことを思い出させてしまいましたね。▼~
それに…貴方に寂しい思いをさせてしまい、~
申し訳ありませんでした…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[フレデリク]|ウードさん…。……おや!?~
では、貴方が言う英雄の血とは▼~
私とリズさんの血のことだったのですか!?~
私たちの血はそんなに騒ぐのですか!?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[フレデリク]|え?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[フレデリク]|そうですか…。~
ありがとうございます。▼~
貴方は、未来の私の想いを~
受け継いでくれているのですね…▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[フレデリク]|あのー…。いつもの調子に~
戻ったのはいいのですが…▼~
あまり私とリズさんの血で~
遊ばないでくださいね…▼~
**アズール(親子) [#obf3f7ce]
***支援C [#c94162c9]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[フレデリク]|もうすぐ行軍の時間なのですから~
仕方が無いでしょう。▼~
時間を忘れてナンパなどしていた~
あなたが悪いのですよ。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[フレデリク]|…いえ。貴方は未来にいた時から~
そのような感じだったのかと思いましてね。▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[フレデリク]|絶望に支配されていたという未来から~
来た割には、悩みが無さそうと言いますか…▼~
ルキナさんが持っている~
強い使命感や決意のようなものが、▼~
貴方からは微塵も感じられないのですが…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[フレデリク]|それは失礼致しました。~
どのような使命をお持ちなのですか?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[フレデリク]|じょ、女性にモテることですか!?~
…それが貴方の使命だと?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命なのですか…!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[フレデリク]|なにを恥じらっているのですか。~
気持ち悪いですよ?▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[フレデリク]|うっ…~
そ…それとこれとは話が別です。▼~
はぁ…貴方の相手をしていると疲れますね。~
私は先に行かせていただきます…▼~
:|'''(フレデリク退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#v5723173]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[フレデリク]|アズールさん、どうしたのですか?▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[フレデリク]|嘘ですね…▼~
明らかに傷を庇っていらっしゃいます。▼~
この辺りに、~
怪我をなさっているでしょう。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[フレデリク]|…っ! …酷い傷ではないですか。~
…どうしてすぐに言わなかったのです?。▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[フレデリク]|…いい加減にしてください!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[フレデリク]|貴方は、こんな時まで女性の話ですか!?~
ふざけるのも大概になさってください!▼~
本当に、何のためにこの時代に来たんです!?~
ルキナさんは必死で戦っているというのに…▼~
…正直、見損ないましたよ。~
貴方は戦争というものをわかっていません。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[フレデリク]|なんですって…?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[フレデリク]|…アズールさん?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[フレデリク]|…いえ…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[フレデリク]|………▼~
…悪いことをしてしまいましたね。▼~
***支援A [#f8ca04e7]
:[フレデリク]|アズールさん。少し話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[フレデリク]|え…えぇ。それは良かったです。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[フレデリク]|いえ…私も、先日は無神経なことを~
言ってしまい、すみませんでした。▼~
貴方はちゃんと戦っていたのに、~
何も分かっていないなどと言ってしまって…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[フレデリク]|ですが…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[フレデリク]|な、何ですって?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[フレデリク]|あはは…!~
く、くすぐらないでください…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[フレデリク]|…それが貴方の、本当の使命なのですか?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[フレデリク]|そうですか…良かった…▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[フレデリク]|…アズールさん。そうやってもう無理に~
私を笑わせようとしなくても良いのですよ。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[フレデリク]|…それなら良いのですが。~
って、女好きなのはいいことなのでしょうか…?▼~
とにかく。私も、貴方が強がらずに~
いられる世界を取り戻します。▼~
未来で死んだ私の分まで、~
貴方をお守りしますので…▼~
…辛い時はもっと~
私に頼ってくださいね。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[フレデリク]|ちょっ…首にしがみつかないでください…!~
く、苦しいですよ…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[フレデリク]|…えぇ。お約束いたします…▼~
**ブレディ(親子) [#k210456d]
***支援C [#z0aac711]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[フレデリク]|えっと…▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[フレデリク]|あのー…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[フレデリク]|す…すみません!~
いただきます…!▼~
………あの、ブレディさん。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[フレデリク]|どうして私たちは、こんなところで~
優雅にお茶なんかしてるんでしょう…?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[フレデリク]|…何でしょう、~
その王族のような日課は。▼~
私は普段~
そのようなことは致しませんが…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[フレデリク]|私に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになりますね…▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[フレデリク]|マリアベルさんが、何を言ったのですか?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[フレデリク]|な、何だったんでしょう…▼~
***支援B [#yb8b1442]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[フレデリク]|この前って…あぁ、紅茶のことですか。~
あんなの、謝ることではありませんよ。▼~
ブレディさんとゆっくりお話ができて、~
私は楽しかったですから。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[フレデリク]|えぇっ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[フレデリク]|な、何なんですかその謝罪方法は!?▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[フレデリク]|それが本当なら~
私はとんでもないアホではないですか!!▼~
…ブレディさん、~
目を覚まして下さい。▼~
私はそんな謝罪を受けたことも、~
宙返りを見て大喜びしたこともありません。▼~
またマリアベルさんに遊ばれたんですよ、~
ブレディさんは。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[フレデリク]|ブレディさん、お待ちください。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[フレデリク]|せっかく私のところに来たんです。~
今日はゆっくりお話でもしませんか。▼~
それに…こんなことでもないと、貴方は~
私と話しになんか来なかったでしょう?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[フレデリク]|…そうですか。それは光栄です。▼~
***支援A [#m486ded1]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[フレデリク]|ふふっ。▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[フレデリク]|…いえ、あなたと仲良くなれて~
良かったと思いましてね。▼~
初めて貴方を見た時は、正直~
『この方が私の息子ですか!?』と思うほど▼~
怖い顔をなさっていましたから。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[フレデリク]|本物とは…この時代の貴方のことですか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[フレデリク]|………▼~
…ブレディさん。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[フレデリク]|それは本気で言っているのですか!?~
せっかく仲良くなったというのに、▼~
息子が産まれたからポイだなんてこと…~
私は絶対にしませんからね!▼~
確かに貴方は本当の息子ではありません。~
でも、他人だなんてことはもっとありません!▼~
貴方は私の大切な友人で、~
私が決めた最初の息子、なんですから。▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[~]|…当たり前です。~
忘れられるわけがありません。▼~
覚えていますよ、ずっと。未来で亡くなった、~
貴方の本当のお父上の分まで…▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[フレデリク]|はは…それは、~
絶対に死ぬわけにはいきませんね。▼~
**デジェル(親子) [#nfe7a594]
***支援C [#jbd608cd]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[フレデリク]|…デジェルさんですか。すみませんが…~
今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[フレデリク]|大丈夫です…。~
少しお腹が痛むだけですから…うっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[フレデリク]|今日の食事です…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[フレデリク]|今日の食事を食べたら…~
こうなったんです。▼~
皆さん同じような症状で苦しんでますので…~
デジェルさんも…お気をつけて……▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[フレデリク]|うぅ…ソワレさんの料理も酷い…ですが、~
今日のはもっと酷いです…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[フレデリク]|えっ…。えぇぇぇっ!?▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[フレデリク]|お…お気になさらず…!▼~
私はおいしく食べましたので!~
この腹痛は偶然ですよ、偶然!!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[フレデリク]|あ…、デジェルさん…!▼~
お…追いかけないと…いけません、けど~
お腹が……!!▼~
***支援B [#g4c124ad]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[フレデリク]|今日はいつもよりも~
激しい訓練ですね、デジェルさん。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[フレデリク]|えっ? もう食事当番は、~
なさらないのですか?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[フレデリク]|あれは…確かに酷い有様でしたが…▼~
でも、次は上手くいくかもしれませんよ。~
私はまた食べたいです、デジェルさんの料理。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[フレデリク]|デジェルさん…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[フレデリク]|さ、惨劇だなんて~
そんな大袈裟な…▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[フレデリク]|す、すみません…。では、お詫びに~
私が料理を教えて差し上げます。▼~
だから元気を出して下さい。上手くできたら、~
皆様に食べていただきましょう?▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#a55afd7e]
:[フレデリク]|…うん、いい匂いのスープですね。~
よく頑張りました、デジェルさん。▼~
これならきっと~
皆様に召し上がっていただけますよ。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[フレデリク]|えぇ…ソワレさんは料理ができませんから。~
結婚してから練習したんですよ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[フレデリク]|そうですね。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、デジェルさん。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[フレデリク]|デジェルさん…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[フレデリク]|…デジェルさん、貴方はいつも~
気丈で強い面しか見せませんが…▼~
私の前では…~
もっと甘えていいのですよ…▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[フレデリク]|なんですか? 何でも言って下さい。▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[フレデリク]|……そうですか。~
…………土ですか。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[フレデリク]|大丈夫ですよ…食べ物の味になるまで…~
お付き合いしますから…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**シンシア(親子) [#qa82757c]
***支援C [#t7f47ca1]
:[シンシア]|んー…ど、れ、に、し、よ、う、か、な!~
ぶちっ!▼~
:[フレデリク]|シンシアさん? 花びらをむしって~
何をなさっているのですか?▼~
:[シンシア]|あっ、父さん! ちょうど良かった!~
父さんはどれがいいと思う?▼~
今度戦場でやる登場の演出を~
花占いで決めてたんだけど、▼~
やっぱり自分じゃ決められなくて…▼~
:[フレデリク]|…花占いのやり方、間違ってますよね…。~
まぁそれはさておき、演出とはどのような?▼~
:[シンシア]|候補その一、大量に煙幕を焚いて、~
その中から光と共に登場。▼~
:[フレデリク]|ほうほう。▼~
:[シンシア]|候補その二、~
死ぬほど花びらが舞い散る中で登場。▼~
:[フレデリク]|ほう…▼~
:[シンシア]|候補その三、意表をついて民家から登場。▼~
:[フレデリク]|………▼~
:[シンシア]|ね、父さん! どれがいいと思うー?▼~
:[フレデリク]|そ、そうですね…。えーと、花びらの案が~
良いのではないでしょうか…▼~
:[シンシア]|候補その二ね! りょーかい!~
じゃあ父さんのためにたくさん花びらを▼~
集めてこなくちゃ!~
あ、花占いの後の花びらでいいかなー?▼~
:[フレデリク]|えっ…シンシアさん、まさか~
私の登場の演出を考えていたのですか?▼~
:[シンシア]|そうだよ。だから父さんが来てくれて~
ちょうど良かったと思って!▼~
んふふ、候補その二を選ぶとは意外だったわ。~
楽しみにしててね、父さん!▼~
(シンシア、退場)~
:[フレデリク]|ちょ…ちょっとシンシアさん!▼~
…厄介なことになりました。▼~
***支援B [#i0e88aa6]
:[シンシア]|ご…ごめんね。父さん。▼~
:[フレデリク]|何ですかあの花びらの量は!~
…埋もれて死ぬかと思いましたよ。▼~
:[シンシア]|いやー…母さんにも手伝ってもらったら~
いつの間にやらすごい量に…▼~
:[フレデリク]|スミアさんまで手伝っていたのですか…▼~
:[シンシア]|そうだよ。愛する奥さんと娘が~
父さんのために頑張ったんだからー!▼~
家族の愛に埋もれながら戦う父さん、~
すっごくヒーローっぽかったよ!▼~
まぁ正直…花びらでほとんど~
見えなかったけど…えへへ。▼~
:[フレデリク]|はぁ…。今回は大目に見ますが、~
次からこういうことはなさらないで下さい。▼~
:[シンシア]|えー!? もう父さんの演出とか~
考えちゃダメなのー?▼~
わかった! じゃあ戦場で使う~
かっこいい決め台詞でも考えてみる!?▼~
:[フレデリク]|…シンシアさん。~
戦場は遊びで行く場所ではありません。▼~
:[シンシア]|…………。~
…ごめんなさい…▼~
でも、そういう話ぜーんぶダメなんだったら、~
父さんと何を話したらいいの?▼~
あたし、父さんが喜びそうな話なんて~
できそうにないし。▼~
普通の親子が普段何を話してるかも~
あたしには…わかんないよ。▼~
:[フレデリク]|シンシアさん…▼~
まったく、しょうがない方ですね。~
無理に話題を探す必要なんてありませんよ。▼~
こうやってシンシアさんが傍にいるだけで、~
私は十分嬉しいんですから。▼~
:[シンシア]|…ほんとに?~
あたしが傍にいるだけで嬉しい?▼~
:[フレデリク]|えぇ、本当ですよ。▼~
:[シンシア]|やだ! 父さんったらうまいこと言って!~
そうやって母さんを落としたんでしょー!?▼~
でもでも、あたしも嬉しいよー!~
父さん、だーーーーーい好きーーー!!▼~
:[フレデリク]|ぐっ…! シンシアさん…!~
強く抱きしめすぎ…く、苦しい……!▼~
***支援A [#pd3b757e]
:[シンシア]|ねぇねぇ父さん、頭なでなでしてー?▼~
:[フレデリク]|え、えぇ…▼~
どうしたんですかシンシアさん、~
最近やけに甘えてきますね…▼~
:[シンシア]|だって父さん、あたしと一緒にいると~
嬉しいって言ってくれたんだもん!▼~
そうだ、今度一緒にお出かけしようよ。~
その日は一日中あたしと一緒にいて?▼~
:[フレデリク]|はい…▼~
:[シンシア]|朝から町に行って、~
ずっと手を繋いで歩いてー、▼~
おいしいお店でご飯を食べてー、~
夜は父さんと一緒に寝るの!▼~
:[フレデリク]|ぶっ!? 一緒に寝るですって…!▼~
あのですね、シンシアさん。~
いくら親子とは言えそこまでは…▼~
:[シンシア]|絶対忘れられない一日になるよ!~
ね、父さん!!▼~
:[フレデリク]|あの、話を聞いてくださ…▼~
:[シンシア]|…忘れないでね、父さん。~
例え別の子の父さんになっても…▼~
:[フレデリク]|……!!▼~
:[シンシア]|えへへー! 安心してよ、父さん。▼~
父さんがあたしの本当の父さんじゃ~
ないってことぐらい、わきまえてるからさ!▼~
この時代のあたしが産まれたら、~
甘えるのは一切やめにしまーす!▼~
それまで付き合ってくれたら…いいの。~
それでいいから…さ。父さん。▼~
:[フレデリク]|………▼~
シンシアさん…▼~
:[シンシア]|あたし、父さんには感謝してるんだよー?▼~
父親ってどういうものか教えてくれて。~
いっぱい甘えさせてくれて。▼~
でも、それは本当は~
あたしに向けられるものじゃないんだよね…▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[シンシア]|…父さん? 泣いてるの?~
もー、しょうがないなぁー。▼~
よしよし。泣かないで、父さん。~
ヒーローのくせに、かっこ悪いよ?▼~
…困っちゃうなぁ。父さんはかっこいい~
ヒーローでいてくれないと。▼~
そうじゃないと…~
心配で、ずっと一緒にいたくなっちゃうよ…▼~
**セレナ(親子) [#d5e19742]
***支援C [#wed4be39]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[フレデリク]|ど…どうしたんですか、いきなり。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[フレデリク]|まぁ…確かに娘と出かけるのは~
悪い気はしませんね…いいでしょう。▼~
どこへ行きたいのですか、セレナさん?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町にいきたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[フレデリク]|へぇ、洋服が好きだなんて~
セレナさんもお年頃ということですね。▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[フレデリク]|ふふ、それもそうですね。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[フレデリク]|え…えぇっ?▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい?▼~
:[フレデリク]|そ…そのようなことはありません!~
セレナさんはその…お綺麗ですし。▼~
嫌などということは微塵もありませんよ!▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[フレデリク]|わ…悪くありませんよ、大丈夫です。~
私にできることなら何でもしますよ。▼~
ですから、元気を出して下さい。▼~
:[セレナ]|うん!ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[フレデリク]|あ、ありがとうございます…▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいもんだわ。▼~
***支援B [#u8d03f72]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[フレデリク]|…まさかあんなに物を買わされるとは~
思いませんでしたよ…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[フレデリク]|あ…はい、聞いておりますよ。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[フレデリク]|だ…ダメです!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[フレデリク]|うぅ…! そのような目で~
私を見ないで下さい…!▼~
このまま物を買い与えるのは~
あなたのためにならないのですよ…!▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[フレデリク]|あぁ…態度が豹変していらっしゃる…▼~
別に買わないと言っているわけでは~
ありませんよ。▼~
:[セレナ]|えっ、ほんと?▼~
:[フレデリク]|えぇ。軍のためにお手伝いをしてきたら~
そのご褒美として、▼~
セレナさんの欲しいものを~
ひとつだけ買って差し上げます。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じらんない! 子供かっつーの!▼~
:[フレデリク]|…現に子供でしょうが!▼~
良いですかセレナさん。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉がありまして…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[フレデリク]|ぐっ…! と、とにかく私はもうむやみに~
セレナさんに物を買い与えません!▼~
欲しいものがあるなら、~
相応の労働をなさってください!▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代わり、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[フレデリク]|はい、私は約束は破りませんので…!▼~
***支援A [#q426bb20]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[フレデリク]|…セレナさん?~
何をなさっているのですか?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[フレデリク]|はぁ…それにしても…~
ずいぶん派手に壊しましたねぇ…▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[フレデリク]|セレナさん…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなのでがっかりしたでしょ?▼~
:[フレデリク]|……………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[フレデリク]|…がっかりなど、しておりません。~
私は貴方が来てくれて、嬉しいですよ。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘なんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはずないわ!▼~
:[フレデリク]|…私は貴方を誰かと比べたりしませんよ。~
だって、セレナさんはセレナさんですから。▼~
他の誰でもない、~
大切な…私の娘ですから。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[フレデリク]|私はセレナさんのことが大好きです。~
何があってもセレナさんの味方でいます。▼~
だから…どうか二度とそのようなことを~
口にしないで下さい。▼~
私の方が悲しくなってしまいますよ。▼~
:[セレナ]|……………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[フレデリク]|よしよし…辛い思いをしてきたのですね…。~
苦労しろなどと言って、ごめんなさい…▼~
お手伝いは失敗しましたが、~
装飾品は買って差し上げますよ。▼~
私からのお詫びの気持ちとして…▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[フレデリク]|セレナさん…わかりました。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
貴方のことをお守り致します…▼~
**ジェローム(親子) [#a4c2dd4b]
***支援C [#j112732c]
:[フレデリク]|ジェロームさん。▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[フレデリク]|いえ…特に用は無いのですが…▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[フレデリク]|そ、そうですか…▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[フレデリク]|あの…。前から思っていたのですが、~
貴方はせっかく私と再会したのに▼~
ルキナさんのように『お父様!』とは~
呼んで下さらないのですね…▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[フレデリク]|うっ…これまたもっともな正論ですが…!~
可愛げのカケラも感じられません…!▼~
…いえ、しかしこれはきっと、~
親の愛に飢えているだけなのですね。▼~
さぁさぁ、ジェロームさん。~
もっと私に甘えても良いのですよ?▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[フレデリク]|あぁ…冷たいです…▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[フレデリク]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:[フレデリク]|ほほぅ…▼~
***支援B [#m0a8c7a6]
:[フレデリク]|ジェロームさん、ミネルヴァちゃんの世話は~
ちゃんとできたのですか?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[フレデリク]|あら? この前のこととは何でしょう?▼~
これはセルジュさんがそう呼んでいるので、~
私もそう呼んでみただけなのですが?▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[フレデリク]|ふふん、ひっかかりましたね。~
可愛いところもあるのではないですか。▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[フレデリク]|はっ!? 何やらものすごい目をして~
私を睨んでいらっしゃる…!?▼~
す、すみません…。謝りますから…~
命だけは助けてください…▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[フレデリク]|ふぅ、良かったです。▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュさんにそっくりでしたね…▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[フレデリク]|いえ。それより、向こうにいらっしゃるのは~
ジェロームさんのミネルヴァちゃんですか?▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[フレデリク]|ふむ…怖さに磨きがかかっていますね…。~
こう…凶悪さが増したとでも言いますか…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[フレデリク]|貴方が勝手に語り始めたのですよ?▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[フレデリク]|…逃げられてしまいました。▼~
***支援A [#kf671fc5]
:[フレデリク]|こんにちは、ジェロームさん。~
今日もミネルヴァちゃんと一緒なのですね。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[フレデリク]|いえ、そろそろ私のことを~
父さんと呼んでくれないかと思いまして。▼~
先日はかなり本音を~
話してくれたようでしたので。▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[フレデリク]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』と~
仰っていましたよね、ジェロームさん。▼~
あの時の貴方の、~
緩みきった顔といったら…!▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[フレデリク]|ミネルヴァちゃんは私を脅しませんよ。~
彼女は私の、家族ですからね。▼~
…よしよしミネルヴァちゃん、~
私のことを覚えていてくれているのですね。▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[フレデリク]|ん? ミネルヴァちゃんは~
何と言っているのですか?▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[フレデリク]|うっ…▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[フレデリク]|!! ジェロームさん…!~
いま私のことを、何とお呼びに…?▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[フレデリク]|お待ちくださいジェロームさん!~
もう一度! もう一度だけ頼みます…!▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#ia04c109]
***支援C [#p48e9e26]
:[マーク]|
うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[フレデリク]|
どうしたのですか、マークさん?▼~
:[マーク]|
父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[フレデリク]|
そ、そうですか…▼~
:[マーク]|
そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[フレデリク]|
えぇ、喜んで。▼~
:[マーク]|
良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[フレデリク]|
ふふ、よく喋る方ですね…▼~
***支援B [#zd8ab255]
:[マーク]|
父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[フレデリク]|
はい、問題ありませんよ。▼~
:[マーク]|
やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[フレデリク]|
…私の顔をじっと見てみる、などは~
いかがでしょうか?▼~
:[マーク]|
それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[フレデリク]|
それを今~
思い出そうとしているんでしょう?▼~
:[マーク]|
ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#t9144675]
:[マーク]|
はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何も思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[フレデリク]|
えっ…! なぜ泣くのですか?▼~
:[マーク]|
だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんとおなじように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[フレデリク]|
マークさん…。▼~
:[マーク]|
うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[フレデリク]|
どうしたのですか!?▼~
:[マーク]|
……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[フレデリク]|
えぇ、私も協力しますね。▼~
:[マーク]|
はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#cfa2961e]
***支援C [#w5b75088]
:[シャンブレー]|~
じーーーーー…▼~
:[フレデリク]|ど…どうしたんですか、シャンブレーさん?~
私の顔に…何かついてますか?▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[フレデリク]|えっ…! な、何を言い出すんです!!▼~
私が浮気なんてするはずがありません!~
見ての通り、ベルベットさん一筋ですよ!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[フレデリク]|な、何故いきなりそんなことを?~
誰かに何か言われたのですか?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[フレデリク]|えっ!?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[フレデリク]|はぁ…。まあ確かに…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[フレデリク]|えぇぇぇっ!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[フレデリク]|…こ、困りましたね。。▼~
***支援B [#ea3de6e5]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[フレデリク]|ど、どうしたのですかシャンブレーさん!~
この世の終わりみたいな顔をして…!▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[フレデリク]|えっと…私が攻撃した回数…ですか?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[フレデリク]|浮気だなんてそんな大袈裟な…。~
ほとんどあいさつの類でしょうに…▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[フレデリク]|ま、まぁ確かにすごいのですが…▼~
シャンブレーさん…、私が女の人と話しただけで~
浮気だと思うのはやめて下さい。▼~
戦場では仲間と会話することは~
とても大切なことなのですよ。▼~
貴方だって、仲間のルキナさんと今後一切~
話すなと言われたら困るでしょう?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[フレデリク]|だったらわかりますね?~
私は絶対に浮気なんかしませんから。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[フレデリク]|えっ…▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[フレデリク]|私は…未来でシャンブレーさんに~
嘘をついたまま、死んだのですね…▼~
***支援A [#b05b76a2]
:[フレデリク]|探しましたよ、シャンブレーさん。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[フレデリク]|そうじゃないですよ。シャンブレーさんに~
一つ、謝っておきたいことがありまして。▼~
未来で、貴方に嘘をついたまま~
死んでしまって…すみませんでした。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[フレデリク]|えぇ。貴方も…~
私の本当の息子ではありませんけれど。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[フレデリク]|そんなこと、お互いわかっているでしょう。▼~
それでも、私は貴方のことが大切ですし、~
本当の家族みたいに思っています。▼~
未来の私がしてあげられなかったことを、~
代わりにしてあげたいとも思います。▼~
シャンブレーさんだって…~
そうではないのですか?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[フレデリク]|…シャンブレーさん。▼~
もう一度お約束させていただけますか?~
貴方にとってはもう遅いかもしれませんが…▼~
私は今度こそ死にません。~
もちろん浮気だってしません。▼~
愛するベルベットさんと~
シャンブレーさんに誓いますよ。▼~
今度こそ…絶対に。~
お約束致します。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[フレデリク]|そうですか…良かったです…▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[フレデリク]|…なぜ私のお腹をさすりながら~
言うのですか…?▼~
**ロラン(親子) [#qdd27743]
***支援C [#s70f6b22]
:[ロラン]|
父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[フレデリク]|
あ…ありがとうございます、ロランさん。~
貴方は本当に、ミリエルさんそっくりですね。▼~
:[ロラン]|
親子なのですから、当然です。▼~
:[フレデリク]|
ま…まぁそうなんですけれど。▼~
あんまりにも母親似ですので…こう、~
私に似ているところも探したくなりますね。▼~
:[ロラン]|
ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[フレデリク]|
えっ、どこですか?▼~
:[ロラン]|
髪の色です。▼~
:[フレデリク]|
あぁ…。まぁそれは見ればわかりますが。▼~
それ以外には何かないのですか?~
火起こしと石拾いが好きだとか…▼~
:[ロラン]|
…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[フレデリク]|
つ、冷たいですね、ロランさんは…。~
もう少し子供らしくしてもいいのでは…▼~
:[ロラン]|
…戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[フレデリク]|
ロランさんがルキナさんより…年上?~
それはあり得ませんよ。▼~
ルキナさんはもう赤ん坊として~
存在していますが、貴方はまだ…▼~
:[ロラン]|
…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:[フレデリク]|
あっ、ロランさん!~
…どういうことなのでしょう。▼~
***支援B [#gabd9373]
:[フレデリク]|
ロランさん!▼~
:[ロラン]|
あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[フレデリク]|
この前の、貴方がルキナさんより~
年上だとか言ってらした件…▼~
あれは、どういうことなのですか?▼~
:[ロラン]|
…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[フレデリク]|
そんなにズレがあったのですか!?▼~
:[ロラン]|
…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[フレデリク]|
ロランさん…五年間も…~
この時代に、たった一人で…?▼~
:[ロラン]|
はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[フレデリク]|
ちょっと待ってください!~
なぜ今まで言わなかったのですか…▼~
五年間も仲間と離れ離れで…~
寂しくなかったのですか…?▼~
:[ロラン]|
…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:[フレデリク]|
…………▼~
ロランさん…▼~
***支援A [#i4706efb]
:[フレデリク]|
ロランさん。▼~
:[ロラン]|
父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[フレデリク]|
はい。今日は貴方に……。~
……こちょこちょこちょ…▼~
:[ロラン]|
あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[フレデリク]|
ふふ。ロランさんは、やはり~
笑っていらした方がいいですよ。▼~
:[ロラン]|
…は!?▼~
:[フレデリク]|
貴方はずっと大人っぽく振舞っていますが、~
何処か無理しているように見えますので…▼~
そうやって笑っていらっしゃる方が~
子供らしくてずっといいですよ。▼~
:[ロラン]|
…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[フレデリク]|
歳なんか関係ありませんよ。▼~
ロランさんがルキナさんより…~
例え私より年上でも…貴方は、▼~
大事な…私の子供なのですから。▼~
:[ロラン]|
…………!!▼~
:[フレデリク]|
それに、ロランさんはもう一人ではありません。~
仲間も…父さんもいます。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰も貴方を咎めたりしませんよ。▼~
:[ロラン]|
…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[フレデリク]|
えぇ…そうですね…。見つけてあげられず、~
申し訳ありませんでした…▼~
これからは、ずっといますから。~
もう、一人には…させませんから…▼
**ノワール(親子) [#peffc5f8]
***支援C [#jbd985a5]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[フレデリク]|ノワールさん、どうしたのですか…~
もしや、泣いておられるのですか!?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[フレデリク]|えっ!? 何なんですか、その~
ものすごく微妙な呪いは…!▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[フレデリク]|大丈夫ですか? 鼻水があふれてますよ。~
…ほら、ちり紙をどうぞ。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[フレデリク]|それにしても、娘が三日間も~
鼻水を垂らしてるなんて不憫すぎます…▼~
よし、ノワールさん。私がサーリャさんに~
呪いをやめるよう言ってきて差し上げます。▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[フレデリク]|何ですって…!?~
私は…そんなに尻に敷かれていたのですね…▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[フレデリク]|くっ…! でも今の私が~
そうなるとは限りません。▼~
見ていてくださいノワールさん。父さんが~
頼りがいのあるところをお見せします…!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#h92ddc4d]
:[フレデリク]|すみません、ノワールさん…ぐすっ。~
かっこ悪い父親で…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[フレデリク]|泣いていません! これは五日間~
鼻水が止まらなくなる呪いです!▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[フレデリク]|そういえば以前そのようなことを~
仰っていましたね…▼~
だが代わりに貴方の呪いは~
解いてもらったので、安心してください…▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[フレデリク]|これも同じなのですか!? 私はことごとく~
未来と同じ運命を辿っているのですね…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私達たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[フレデリク]|ノ、ノワールさん。泣かないでくださ…▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[フレデリク]|ひいぃっ!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[フレデリク]|す…すみません…▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
:[フレデリク]|あ、ノワールさん…!▼~
……同じ運命、ですか。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#na00aedf]
:[フレデリク]|ノワールさん、ちょっといいですか?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[フレデリク]|これを見てください。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[フレデリク]|何もしませんよ。というか、~
貴方に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんです。~
サーリャさんから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[フレデリク]|ノワールさん、この前私があまりにも▼~
未来の私と同じ道を辿るせいで▼~
どうせ運命なんて~
変わらないと言っていたでしょう?▼~
だから私が…未来の私にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が~
消せるのではないかと思いまして。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[フレデリク]|貴方が来たから、私も変われました。~
一緒なら、もっと変えていけるはずですよ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[フレデリク]|…当たり前ですよ。~
殺したって死なないでおりますとも。▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[フレデリク]|…って、あの殺気立った人影は何でしょう!?~
屍兵…いや、サーリャさんですか!!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[フレデリク]|あの顔はまずい! まずいですよ…!~
言ってるそばから命の危機です…!▼~
すみませんノワールさん!~
失礼いたします!▼~
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#p2d1f8a5]
***支援C [#z6eb12fb]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか? ンンさん。~
そんなにため息をついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[フレデリク]|ははは…そのようなことでため息を?~
貴方の方が母親みたいですね。▼~
まぁ、ノノさんはああいう性格ですから、~
仕方ないのではありませんか?▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[フレデリク]|うっ…▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[フレデリク]|ぶーーーーっ!!~
ンンさん…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[フレデリク]|そ…そんなことありませんよ!?~
私は大人の女性だって好きです…って▼~
何を言わせるのですか!▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[フレデリク]|そ、そんなこと娘に言えませんよ!~
勘弁してください…!▼~
:|'''(フレデリク退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#x60107a6]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[フレデリク]|ンンさんですか…~
貴方もしつこいですね…▼~
私がなぜノノさんを選んだかなんて~
娘に言うことではありませんよ。▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[フレデリク]|その歳で女心を語るのですか!?▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[フレデリク]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…!!▼~
ンンさん! あまりしつこいと~
父さんは怒りますよ?!▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[フレデリク]|えっ…いえ、~
わかってくれればいいのですが…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[フレデリク]|ンンさん…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:[フレデリク]|ちょ…ちょっと待ってください!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[フレデリク]|い、いえ…ちょっと拍子抜けしてしまって。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[フレデリク]|えぇ…それはそうなのですが…▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[フレデリク]|あっ…ちょっとお待ちくださ…!!▼~
……ンンさん。▼~
***支援A [#hff62359]
:[フレデリク]|ンンさん…▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[フレデリク]|…えぇ。貴方は以前~
『我慢するのに慣れてる』と▼~
おっしゃっていましたが…~
あれはどういうことなのですか?▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[フレデリク]|よそのお家ですって? 私たちは?~
ノノさんは一緒にいなかったのですか?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[フレデリク]|ンンさん…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[フレデリク]|…もういいです、ンンさん。~
父さんが悪かったです…▼~
貴方が聞きたいのでしたら、~
ノノさんとの馴れ初めでもなんでも言います。▼~
寂しいのでしたら一日中でも~
傍にいて差し上げますから…▼~
だから…私の前ではもう何も~
我慢しないでください…▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[フレデリク]|いいんですよ、ンンさん。~
…ほら、父さんに何でも聞いて下さい。▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[フレデリク]|あぁ…いきなりハードルが高いです…▼~
*コメント [#q8e9235d]
- ベルベットが変身しているときは、立ち絵は表示されません...
- フレデリクとセルジュの支援会話Aが二個ある -- &new{2012...
- ティアモAに強力とあるけど文脈的に協力の間違いかな? -- ...
- マリアベルとのS会話の -- &new{2012-06-01 (金) 13:49:5...
- マリアベルとのS会話の中の一つがヴィオールの発言てこと...
#comment
終了行:
*フレデリクの支援会話 [#o4c8daf8]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#bc9d8014]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・オレ) [#x6bde9f9]
[[マイユニット(男性・オレ)のページへ>../マイユニット(男性...
**マイユニット(女性・私) [#z6de5542]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#z022fe27]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**クロム [#qf56f318]
[[クロムのページへ>../クロム]]
**リズ [#m2763775]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ヴィオール [#xcfbeee9]
***支援C [#qbdadd9b]
:[フレデリク]|ヴィオールさん、~
美しい短剣をお持ちですね。▼~
:[ヴィオール]|おや、さすがフレデリクくんは~
目ざといね。▼~
本当に美しい短剣だろう?~
私に相応しく、華麗で、優雅で…▼~
:[フレデリク]|その短剣に刻まれているのは~
クレーヴ家の紋章、ですね。▼~
:[ヴィオール]|なんと! 私の言うことを~
最後まで聞いてくれないとは!▼~
:[フレデリク]|あ、すみません…。~
でも少し気になってしまいまして。▼~
イーリスの名門貴族の短剣を~
なぜ貴方が持っているのですか?▼~
:[ヴィオール]|ふふん、ちょっとした~
文化交流のようなものだよ。▼~
クレーヴ家のご息女から、~
友情の証として賜ったのだ。▼~
:[フレデリク]|友情…、いつの間にそのような~
友情を育まれたのですか?▼~
:[ヴィオール]|フレデリクくんはお堅いねぇ。~
心を通い合わせるのに、▼~
必ずしも長い時間がいるとは~
限らないだろう?▼~
特に…男女の間ではね。▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[ヴィオール]|ちょっ…汚らわしい物を見るような目で~
見つめないでくれたまえ!▼~
わかった、わかった!~
正直に話すよ!▼~
実は、ご婦人方との他愛ない~
恋の駆け引きが私の道楽でね。▼~
なに、貴国の誇りを汚すような~
振る舞いはしていないよ。▼~
:[フレデリク]|…あ、その点に関しては~
微塵も心配しておりませんので。▼~
貴方の道楽程度では~
イーリスの誇りは汚れません。▼~
:[ヴィオール]|くっ…! 爽やかな笑顔で~
なかなか辛辣なことを言ってくれる…。▼~
とにかく、この短剣はそういう経緯で~
手に入れたのだよ。▼~
それではこれで失礼するよ。~
誇り高いイーリスの騎士、フレデリクくん。▼~
:[フレデリク]|…道楽、ですか。▼~
その道楽を生かして~
どれほどの繋がりを築いているのでしょう。▼~
なかなか底の知れない方ですね。▼~
***支援B [#df3a10ba]
:[フレデリク]|…先ほどの男性は~
帰っていきましたよ、ヴィオールさん。▼~
:[ヴィオール]|そ…そうか!~
ふぃー。助かったよ。▼~
これでひと安心だな。~
君には手間を取らせてしまったね。▼~
あの男もご苦労なことだ。わざわざ~
ここまで借金の督促に来るとはね。▼~
:[フレデリク]|額を聞いて少々驚きました…。~
どうすればあんな借金ができるのです?▼~
:[ヴィオール]|ふふん。~
方法はいろいろとあるのだよ。▼~
:[フレデリク]|そこは訊かないでおきますよ…。~
もっと気になることがあったので。▼~
:[ヴィオール]|なんだね?▼~
:[フレデリク]|あの男性が、われわれに金銭面での~
援助を申し出てきたのですよ。▼~
もちろん、~
丁重にお断りしましたが。▼~
:[ヴィオール]|ははーん、なるほどね。▼~
:[フレデリク]|驚かないのですね。▼~
借金している相手に対して、~
さらに金を渡すなんて▼~
私には不可解なのですが…。▼~
:[ヴィオール]|いやいや、なにも~
不思議なことではないよ。▼~
私に万一のことがあれば~
借金は返済されず、共倒れしてしまう。▼~
私がこの戦で生き延びられるよう~
あの男なりに手を打とうとしたのだよ。▼~
:[フレデリク]|…大きすぎる借金が~
互助関係を生んでいるということですか?▼~
全く、常識外れもいいところです。~
やはり貴方は底が知れませんね…。▼~
:[ヴィオール]|はは、それはどうも。▼~
:[フレデリク]|…ひとつ忠告しておきますが、~
貴方のその、得体の知れない行動で▼~
クロム様にご迷惑をおかけする~
ような事があれば……▼~
:[ヴィオール]|わわわかっているよ!~
そうなれば君は私を消しにかかるだろう!?▼~
誓ってそのようなことはしないよ!~
だから命だけは助けてくれたまえ!!▼~
:[フレデリク]|…その言葉、~
信じさせてもらいますよ。▼~
***支援A [#tad3ba12]
:[フレデリク]|ヴィオールさん。▼~
:[ヴィオール]|ごきげんよう、フレデリクくん。~
今度はなにを詮索してくれるのかな?▼~
:[フレデリク]|先日届いた~
匿名の支援物資のことですよ。▼~
あれはヴィオールさんが~
手を回したものですね?▼~
どれも行軍中には~
ありがたい品々でした…。▼~
クロム様に代わり、~
感謝の意を述べさせていただきます。▼~
:[ヴィオール]|ふふん、どういたしまして。~
君なら気づいてくれると思っていたよ。▼~
なにせあれは、~
裏の世界から得た物資だからね。▼~
正面から贈ったのでは、クロムくんに~
受け取ってもらえない可能性があった。▼~
:[フレデリク]|だからこその匿名、ですか…▼~
:[ヴィオール]|その通りだよ! 美しい話だろう!?~
私に相応しい貴族的なやり方で…!▼~
:[フレデリク]|しかし、この方法では誰も~
貴方の好意だと気づかないままです。▼~
:[ヴィオール]|また話を聞いてくれない…!▼~
…まぁいい。いい加減この扱いにも~
慣れてきたのだよ…。▼~
:[フレデリク]|あ、すみません。つい…。▼~
しかし、なんの見返りも求めないとは~
ヴィオールさんらしくないように思いますが。▼~
:[ヴィオール]|ずいぶんな言い草だね。~
見返りならあるのだよ。▼~
言っただろう、フレデリクくん?~
君なら気づいてくれると思った、と。▼~
これで私は~
君にひとつ貸しを作れたというわけだよ!▼~
:[フレデリク]|なるほど…狙いは私でしたか。~
それで、何が望みなのですか?▼~
:[ヴィオール]|戦いが終わったあかつきには、~
私の国にも平和が訪れるだろう。▼~
その際、我が領地の復興に~
イーリスの協力を仰ぎたいんだよ。▼~
クロムくんであれば、このような~
回りくどい手を使わずとも▼~
協力してくれるとは思うが、~
念には念をというわけだ。▼~
君が口添えしてくれれば万全だろう?▼~
:[フレデリク]|貴方という人は…。~
もう勝った時のことを考えているのですか?▼~
:[ヴィオール]|何を気弱なことを~
言ってるんだね。▼~
私ほどの策士と君ほどの武人がいて~
負ける道理がないだろう?▼~
:[フレデリク]|はぁ…。さすが、人を持ち上げるのも~
お上手なのですね。▼~
ですが、この戦いに負けられないことに~
変わりはありません。▼~
今後も協力して参りましょう。▼~
:[ヴィオール]|しっかり頼むよ、フレデリクくん。▼~
:[フレデリク]|…それはこちらのセリフですよ。▼~
**ソワレ [#r18b1740]
***支援C [#x8fbb280]
:[ソワレ]|
いたいた、フレデリク!~
一手、ご教示願えるかな。▼~
:[フレデリク]|
はい、構いません。~
どこからでもどうぞ。▼~
:[ソワレ]|
では!▼~
はあっ!▼~
:[フレデリク]|
良い動きです…~
しかし!▼~
:[ソワレ]|
あうっ!▼~
:[フレデリク]|
大丈夫ですか、ソワレさん?▼~
:[ソワレ]|
うん…降参だよ。ボクの負けだ。▼~ありがとう…ございました。▼~
…………▼~
:[フレデリク]|
どうかしましたか?▼~
:[ソワレ]|
…なぜ、こうもあっさり~
負けてしまうんだろうか。▼~
:[フレデリク]|
あっさり、ではありませんよ。~
きわどい勝負でした。▼~
:[ソワレ]|
けど、ボクは訓練中には~
他の奴らに負けたことはなかった。▼~
:[フレデリク]|
勝負は時の運といいます。▼~
:[ソワレ]|
うーん…▼~
付き合ってくれてありがとう。~
また、強くなったら挑戦に来るよ!▼~
:[フレデリク]|
はい。お待ちしております。▼~
***支援B [#i27f900d]
:[フレデリク]|ソワレさん、どうされたのです?▼~
最近の戦いは、あなたらしくありません。~
なにか悩みごとでも?▼~
:[ソワレ]|…フレデリクに隠し事はできないね。~
なぜキミに勝てないか考えてたんだ。▼~
:[フレデリク]|ああ、そのことでしたか。▼~
別に気になさらなくても良いのでは?~
私たちは仲間なのですから。▼~
:[ソワレ]|でも不思議なんだ。戦う前から…~
キミにだけは勝てる気がしない。▼~
どうしてなんだろう?▼~
:[フレデリク]|ふむ、そうですね…▼~
そういえば、自警団の見習いだったあなたに~
剣と槍を教えたのは私でしたね。▼~
:[ソワレ]|うん。あの頃は、まわりの男たちには~
絶対負けないって意気込んでたな…▼~
指南役のキミに会った時、~
ぜんぜん強そうに見えなかったのに、▼~
最初の手合せで~
キミにボコボコにされたっけ…▼~
:[フレデリク]|あ、いえ、ボコボコにはしていませんよ。~
あれは通過儀礼というものです。▼~
:[ソワレ]|あの時は悔しくて~
一晩中寝られなかったなあ…▼~
:[フレデリク]|…まあそれはともかくです、~
原因はその日にあるのかもしれません。▼~
武術の師匠と弟子が戦えば、~
最初は弟子は手も足も出ません。▼~
その時の『師匠には勝てない』という~
思い込みが、後々まで続くのでしょう。▼~
:[ソワレ]|! じゃあ、~
ボクがフレデリクに勝てないのは…▼~
昔フレデリクに~
ボコボコにされたから!?▼~
:[フレデリク]|ですから~
ボコボコにはしていません。▼~
***支援A [#ma6ff070]
:[ソワレ]|フレデリク。~
さっきの戦い、見てくれた?▼~
:[フレデリク]|はい。とても見事な戦いぶりでした。~
なにかコツをつかまれたようですね。▼~
:[ソワレ]|うん。フレデリクのおかげで…~
わかったんだ。▼~
女であることがいやで、~
男に負けたくなかった自分…▼~
キミに勝とうと~
やっきになってた自分…▼~
:[フレデリク]|その気持ちは~
悪いことではありませんが…▼~
:[ソワレ]|うん。でも、~
ボクはその気持ちに囚われすぎてた。▼~
男のキミを打ち負かすことが目的じゃない。~
ボクが目指すべき姿は、そうじゃない。▼~
キミに仲間として信頼してもらえる~
自分になること…▼~
そうなって初めて、~
ボクはフレデリクと対等になれる。▼~
:[フレデリク]|ソワレさん…~
立派になられましたね。▼~
:[ソワレ]|本当の自分と、正面から~
向き合うことができたんだ。▼~
新しい扉が開いたような、~
そんな感覚だった。▼~
フレデリクのおかげだよ。~
キミが師匠で良かった。▼~
:[フレデリク]|いえ、あなたは~
もう一人前ですよ。▼~
師匠と弟子の関係は終わり…~
今の私たちは対等な仲間です。▼~
:[ソワレ]|うん!~
ありがとう!▼~
***支援S [#a6d01391]
:[ソワレ]|うーん…▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、ソワレさん?~
また悩み事ですか?▼~
:[ソワレ]|以前、キミに勝てない理由を~
考えてたんだけど…▼~
:[フレデリク]|おや? その件でしたら~
もう解決したのでは?▼~
武術の師匠と弟子というものは…▼~
:[ソワレ]|うん。あの時はボクも~
そうなんだって納得してた。▼~
でも、違うんだ。~
この気持ちは…違う。▼~
:[フレデリク]|………?~
ソワレさん…?▼~
:[ソワレ]|キミを前にするとぎこちなくなる…~
キミのことをいつも考えてしまう…▼~
こんな気持ちは初めてだから~
わからなかったけど…▼~
ボクは、~
キミのことが好きなんだ。▼~
:[フレデリク]|ソワレさん……▼~
:[ソワレ]|ごめん、急にこんなこと言って。▼~
でもこの気持ちに決着をつけないと、~
ボクはきっと前に進めない。▼~
キミの気持ちを…教えてほしい。▼~
:[フレデリク]|わかりました。~
それでは…▼~
これが私の気持ちです。~
どうか受け取ってください。▼~
:[ソワレ]|…これって…指輪?▼~
ボクの名前が彫ってある…▼~
:[フレデリク]|貴方に渡したくて用意したものです。▼~
この戦いが終わった後に、~
と思っていましたが…▼~
:[ソワレ]|…ボクでいいの?▼~
:[フレデリク]|はい。貴方でないとダメなのです。▼~
:[ソワレ]|不思議だね。~
また、新しい扉が開いた。▼~
しあわせな光が射し込んで、~
ボクの心を満たしてくれている…▼~
:[フレデリク]|私もです。気がつけば~
貴方がいてくれるだけで、▼~
私の心はいつも温かな光で~
満たされていたのですから。▼~
:[ソワレ]|………▼~
…フレデリク…▼~
:[フレデリク]|これからも、私の光でいてください。▼~
:[ソワレ]|はい。喜んで。▼~
:[フレデリク]|ありがとう、ソワレさん。~
貴方への永遠の愛をここに誓います。▼~
:[ソワレ]|こちらこそありがとう、フレデリク…~
これからもよろしく。▼~
**ミリエル [#sf3bb5ef]
***支援C [#a415a9a2]
:[兵士]|とぉりゃぁぁぁっ!!▼~
:[フレデリク]|むんっ!▼~
:[兵士]|くっ…!▼~
ま、参りました…!▼~
:[フレデリク]|まだまだ力の使い方がなっていません。~
より一層、鍛錬に励んで下さいね。▼~
:[兵士]|はっ! ありがとうございました!▼~
:[フレデリク]|ふぅ…▼~
:[ミリエル]|…………▼~
:[フレデリク]|ミリエルさん。~
どうしたのですか、そんなところで。▼~
:[ミリエル]|今…兵士の斬撃がフレデリクさんに~
触れると見えた瞬間…▼~
逆に…兵士の体が吹き飛びました。▼~
フレデリクさんは軽く右腕を~
払っただけに見えましたが…▼~
あれは…なんだったのでしょう?▼~
私には物理法則を無視した~
動きに見えたのですが…▼~
:[フレデリク]|ミリエルさん、~
あの動きが見えたのですか?▼~
いい目をしていらっしゃいますね。~
私が最初にあの動きを見た時は、▼~
腕が動いたことにすら~
気づかなかったものですよ。▼~
:[ミリエル]|観察眼だけは、~
自信がありますから。▼~
:[フレデリク]|目がいいというのは~
それだけで立派な武器になります。▼~
どうでしょう、ミリエルさん。~
私と手合わせする気はありませんか?▼~
:[ミリエル]|先ほどの技の正体も~
教えていただけるのでしょうか?▼~
:[フレデリク]|そうですね…~
身につけるのは大変ですけれど。▼~
:[ミリエル]|…かまいません。▼~
:[フレデリク]|そうですか。~
では、さっそく始めましょう。▼~
***支援B [#t1e918a9]
:[フレデリク]|
そのまま槍を真っ直ぐ構えて、~
動かないでくださいね。▼~
:[ミリエル]|
はい…▼~
:[フレデリク]|
…はぁぁぁっ!!▼~
:[ミリエル]|
!!▼~
:[フレデリク]|
…大した度胸ですね。~
ぴくりとも動かないでいらっしゃるとは。▼~
:[ミリエル]|
動かなかったのではありません。~
動けなかったのです。▼~
それにしても…木の棒で~
私の槍の柄を両断するなんて。▼~
しかも、私の手にはなんの衝撃も~
伝わってきませんでした。▼~
:[フレデリク]|
速さ、呼吸、筋肉の動き、力の流れ、~
さまざまな要素が重なった結果です。▼~
以前、兵を吹き飛ばした技も~
実はこれと同じなんですよ。▼~
:[ミリエル]|
速さ、呼吸、~
筋肉の動き、力の流れ…▼~
それらのことを…すべて一瞬で~
思考しているのですか?▼~
:[フレデリク]|
考えているというのとは違いますね。~
感じている、というのが正しいでしょうか。▼~
:[ミリエル]|
感じる? 人間は思考の生き物だと~
思うのですが…▼~
:[フレデリク]|
もちろん、考える力は重要です。~
ですが、感じる力も同じように重要。▼~
気配、流れ、空気…~
すべては感じるものですからね。▼~
:[ミリエル]|
特殊な…能力ですね。▼~
:[フレデリク]|
そ、そんなことはありません!▼~
誰にでも、~
感じる力というのはあるものですよ。▼~
:[ミリエル]|
私にも…あるのでしょうか。▼~
:[フレデリク]|
もちろんですよ。▼~
ミリエルさんは特に、観察眼に~
長けていらっしゃいますから▼~
私なんかよりもずっと、~
その力はあるはずです。▼~
:[ミリエル]|
それは…嬉しい評価ですね。▼~
:[フレデリク]|
よろしければ後日、私が昔行っていた▼~
感覚を研ぎ済ます訓練でも~
教えて差し上げましょうか?▼~
:[ミリエル]|
はい、ぜひお願い致します。▼~
***支援A [#l3ca86cc]
:[ミリエル]|フレデリクさん。~
まだ続けるのですか?▼~
:[フレデリク]|はい。もしかして…~
何かお気に召しませんでしたか?▼~
:[ミリエル]|いえ…ただ、訓練という割には~
随分とほのぼのしているというか…▼~
野で花を愛で…川で魚を釣り…~
森でハチに追いかけられ…▼~
今のところ、ただの遊びとも~
取れる内容なのですが…▼~
次はなにをするつもりですか?▼~
:[フレデリク]|ゆらめく炎を一晩中~
見つめ続けるつもりでした。▼~
感じる力を養うには、色々な物に~
触れるのが大切ですからね。▼~
:[ミリエル]|あの、フレデリクさん。▼~
私はもう十分色々な物に~
触れられたと感じています。▼~
それに…感じるということの意味も、~
少しわかったような気がしています。▼~
:[フレデリク]|そうですか…ならばもう私の教えは~
必要ないということですね。▼~
今日は気合いを入れて火起こしをしようと~
思っていたのですが…残念です。▼~
:[ミリエル]|そう…ですね。~
当初の目的は、達成されました。▼~
不思議な現象の答えはわかりましたし、~
感じるということも知りました。▼~
ただ…まだ、感じるということには~
続きがあるような気がしています…▼~
:[フレデリク]|それは…どういうことでしょうか?▼~
:[ミリエル]|私はフレデリクさんに~
友情、というべきものを感じています。▼~
今までは自警団の仲間として~
つかず離れずの関係でしたが、▼~
色々な経験を共にすることで、~
情が移ってしまったようです。▼~
貴方とは友人として、より仲を~
深めたいと感じるようになりました。▼~
できれば…この感情の行き着く先を~
観察したいと考えています。▼~
:[フレデリク]|そうですか…▼~
私も、ミリエルさんと仲良くなれるのは~
嬉しいです。▼~
自警団の仲間…いえ、友人として~
とことんお付き合い致しますよ。▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。▼~
***支援S [#q965abfa]
:[フレデリク]|どうですか、ミリエルさん。~
友情の観察は順調ですか?▼~
:[ミリエル]|はい。ただ、少し困ったことが~
起こり始めています…▼~
:[フレデリク]|困ったこと…ですか?▼~
:[ミリエル]|えぇ…どうやらこの感情は~
欲を高める作用があるようで…▼~
あなたを独占したいという…不思議な~
欲求に囚われてしまっています。▼~
フレデリクさんが他の方と~
仲良くしていると、気分が悪いというか…▼~
これは仲の良い友人に対しては~
普通に抱く感情なのでしょうか?▼~
:[フレデリク]|…!!▼~
ミリエルさん、その感情というのは…▼~
私がクロム様と話している時にも~
起こるものですか?▼~
:[ミリエル]|…いえ。▼~
:[フレデリク]|では、リズ様とは?▼~
:[ミリエル]|それは…はい。▼~
他にも、マリアベルさんやソワレさん、~
スミアさんと話されている時にも…▼~
:[フレデリク]|そうですか…~
ふふ、それは重症ですね。▼~
:[ミリエル]|なぜ…そんなに嬉しそうなのですか。▼~
:[フレデリク]|ミリエルさんのその症状に、~
ぴったりの薬を差し上げられるからですよ。▼~
:[ミリエル]|?~
これは…指輪、に見えますが。▼~
薬ということは…~
これを飲めばいいのですか?▼~
:[フレデリク]|飲むのではありません。~
左手の薬指にはめるのですよ。▼~
:[ミリエル]|…婚姻の儀とよく似た治療法ですね。▼~
:[フレデリク]|似ているのではありません。~
婚姻の儀、そのものですよ。▼~
:[ミリエル]|あ…そういう…ことなのですか?▼~
では…私のこの気持ちは、~
もしかして…▼~
:[フレデリク]|はい。ミリエルさんは私のことを~
好きだと思って下さっているのですよ。▼~
友情が愛情に変わることは、~
男女の間ではよくあることです。▼~
そして、嫉妬という~
感情が生まれるのも…▼~
:[ミリエル]|嫉妬…▼~
:[フレデリク]|えぇ。困ったことに、私も~
かなりの重症のようです。▼~
ミリエルさんが他の男性と話していると、~
嫌な気分になりますからね。▼~
:[ミリエル]|これはもしや…~
不治の病なのでしょうか。▼~
:[フレデリク]|そうかもしれません。▼~
でも、人はそれを~
しあわせと呼ぶのですよ。▼~
:[ミリエル]|しあわせ…なるほど。私は今…~
しあわせを感じているのですね。▼~
:[フレデリク]|そのしあわせ、私が生涯を懸けて~
守り抜くことを誓いますよ。▼~
:[ミリエル]|ありがとう…ございます。▼~
**スミア [#c1263e5d]
***支援C [#xf63a2ef]
:[スミア]|フレデリクさん、~
何をなさっているのですか?▼~
:[フレデリク]|あぁ、おはようございます、スミアさん。▼~
クロム様や皆様の装備品を~
点検していたのですよ。▼~
:[スミア]|こんな早朝からですか!?~
お、お疲れ様です…▼~
:[フレデリク]|いえ、これもクロム様に~
お仕えする身として当然のことです。▼~
戦いで一番大変な思いをされているのは~
軍の長であるクロム様ですから。▼~
私にできることであれば~
少しでもお力になりたいのですよ。▼~
:[スミア]|なるほど、素晴らしい心がけです…~
いつもこうして装備品の点検を?▼~
:[フレデリク]|えぇ。本日も朝の3時きっかりに起床し、~
体操、訓練、野営地の見回り、火起こし…▼~
:[スミア]|え…えっ?▼~
:[フレデリク]|朝食の下ごしらえ、草むしり、石拾い、~
その他もろもろをいつも通り終わらせた後▼~
小休止を挟んで今に至る訳です。▼~
:[スミア]|…………▼~
:[フレデリク]|…はっ、すみません長々と…!~
少々引いてしまわれましたでしょうか?▼~
皆さんそういう反応をなされますし、~
いくらクロム様を思ってのこととはいえ▼~
私でも少々やりすぎかなと感じることが~
なくはないというか…▼~
:[スミア]|…素晴らしいです!!▼~
:[フレデリク]|はい?▼~
:[スミア]|フレデリクさんのクロム様を思う気持ち、~
そしてそれを行動で示す姿勢▼~
とっても素晴らしいです…。~
私もぜひ協力させて下さい。▼~
いつも落ちこぼれだと言われていますが、~
私も…みなさんの力になりたいんです。▼~
:[フレデリク]|スミアさん…!▼~
こんなに理解を示して下さったのは~
あなたが初めてですよ!▼~
共にこの軍を助けるために~
力を尽くしましょう!▼~
:[スミア]|はい…!▼~
***支援B [#v4fd1807]
:[スミア]|ごめんなさい、フレデリクさん…▼~
:[フレデリク]|い、いえ…最初は誰でも~
こんなものですよ…たぶん…▼~
:[スミア]|はぁ…私、どうしてこうなのでしょう…▼~
野営地の見回りで迷子になるし、~
装備品を点検したら壊してしまうし、▼~
石は拾った分と同じだけ落とすし、~
火は当然のように起こせないですし…▼~
:[フレデリク]|で、でも草むしりは~
素晴らしい出来だったではありませんか!▼~
スミアさんの通った後は~
草の根一本ありませんでしたよ!▼~
:[スミア]|はい…私、花占いだけは~
得意なんです…▼~
:[フレデリク]|あぁ、むしっておられたのは草ではなく…~
花…だったのですか…▼~
:[スミア]|こんなのだからいつも~
落ちこぼれだと言われるんです…▼~
私がフレデリクさんみたいに~
みなさんを助けることなんて▼~
夢のまた夢なんですよ…▼~
:[フレデリク]|そんなことはありません。▼~
:[スミア]|え…▼~
:[フレデリク]|人を助けたい、~
力になりたいと思った時に一番大切なのは▼~
その人のことを想い、~
その人のために努力する気持ちですよ。▼~
スミアさんはこうして、皆様のために~
頑張ろうとしているではありませんか。▼~
今は上手くいかなくても、~
その気持ちがあればきっと大丈夫です。▼~
:[スミア]|フレデリクさん…▼~
じゃ…じゃあ、今後のおつとめが~
うまくいくか、花占いで…!▼~
:[フレデリク]|…それはやめておきましょう。▼~
***支援A [#m0ea3eca]
:[フレデリク]|はぁ…困りましたね…▼~
:[スミア]|ごきげんよう、フレデリクさん。~
どうしたのですか?▼~
:[フレデリク]|スミアさん…▼~
それが…野営地の見回りをしていたら~
馬が一頭逃げ出しているのを見つけまして▼~
なんとか捕まえたのはいいのですが、~
次は座り込んで動こうとしないのですよ。▼~
:[スミア]|そうですか…~
その子、少し私に任せて下さい。▼~
:[フレデリク]|あ…はい。でも…▼~
:[スミア]|大丈夫ですから。▼~
…ほら、いい子ね…。~
怖がらないで、私の目を見て…▼~
ここにいると危ないわ、~
仲間たちのところに戻りましょう…?▼~
:[フレデリク]|あ…馬が立ち上がった…?▼~
:[スミア]|フレデリクさん、~
この子はもう大丈夫です。▼~
私、この子を馬屋に戻してきますね。▼~
:[フレデリク]|さっきまで一歩も動かなかったのに…~
素晴らしい能力ですね、スミアさん。▼~
:[スミア]|いえ…私はこの子が立ち上がれるよう、~
力になりたいと思って接しただけです。▼~
フレデリクさんがクロム様の~
力になりたいと思うのと同じように。▼~
その相手が人であっても、~
馬であっても、きっと同じなのですよ。▼~
:[フレデリク]|!! なるほど…▼~
相手を思いやる気持ち…~
今度はあなたに教えられましたね。▼~
:[スミア]|そんな…私なんて~
フレデリクさんの足元にも及びません…▼~
:[フレデリク]|ふふ、ご謙遜を。▼~
:[スミア]|だって…今朝も、お掃除をしていて~
馬屋の扉を壊してしまいましたし…▼~
:[フレデリク]|あ…この馬、たぶんそこから~
逃げたんですね…▼~
***支援S [#a91ed25d]
:[スミア]|フレデリクさん、~
ありがとうございます。▼~
私の装備品、綺麗に磨いておいて~
下さったでしょう?▼~
:[フレデリク]|気づいていらっしゃいましたか…▼~
:[スミア]|はい、すぐに気付きました。▼~
鎧も、武器も、髪飾りまで新品みたい。~
おかげで今日の私はぴかぴかです。▼~
:[フレデリク]|スミアさんはいつもお綺麗ですよ。~
つい目で追いかけてしまうぐらいに。▼~
:[スミア]|ふふ、フレデリクさんがいつも~
目で追っているのは、クロム様でしょう?▼~
:[フレデリク]|主君を気にかけるのは~
私の務めですから。▼~
私の心は、気づけばいつも貴方を…~
スミアさんを見ていましたよ。▼~
最初は、危なっかしくて~
目が離せないだけかと思っていたのですが▼~
どうやらそうではないようです…▼~
:[スミア]|え…▼~
:[フレデリク]|こちらを…スミアさんに~
受け取っていただきたいのです。▼~
:[スミア]|…綺麗な指輪…~
まさか、フレデリクさん…▼~
:[フレデリク]|はい。私と、結婚してください。▼~
:[スミア]|でも私…火起こしも、掃除も、~
石拾いだって、満足にできませんよ…?▼~
:[フレデリク]|それでも構いません。▼~
私は…貴方がいてくれるのなら~
それ以上は望みません。▼~
:[スミア]|………▼~
この指輪…ぴかぴかですね。~
今日の私と…おんなじです…▼~
ありがとう…フレデリクさん。~
私…とても嬉しいです…▼~
しあわせに…して下さいね…▼~
:[フレデリク]|当然です。貴方のためなら私は、~
何だってできますよ▼~
大好きです、スミアさん。▼~
:[スミア]|はい、私もです…フレデリクさん。▼~
**マリアベル [#vd175efb]
***支援C [#u736f629]
:[マリアベル]|………▼~
:[フレデリク]|マリアベルさんではありませんか。~
どうしました?▼~
:[マリアベル]|フレデリクさん。わたくし、~
前々から思っていたのですけど…▼~
貴方、~
執事だったことがおありですの?▼~
:[フレデリク]|執事、ですか? 突然ですね。~
いえ、特に経験はありませんが…▼~
:[マリアベル]|…ちなみに今、~
何をしてらっしゃいますの?▼~
:[フレデリク]|明日リズ様の着る衣服を~
用意しています。▼~
:[マリアベル]|やっぱり。執事っぽいですわ。▼~
:[フレデリク]|いえ、そんなことはありませんよ…~
これはたまたまです。▼~
:[マリアベル]|ちなみにこの後は~
何をなさるおつもりですの?▼~
:[フレデリク]|そうですね、食糧の備蓄を確認して~
明日の食事の献立などを…▼~
:[マリアベル]|やっぱり! 執事そのものですわ。▼~
:[フレデリク]|そ、そうでしょうか…▼~
:[マリアベル]|思い起こせば、~
以前からそうでしたわ。▼~
わたくしたちに紅茶を淹れてくださったり、~
上質な食器を整えてくださったり、▼~
どこからどうみても執事ですわ。~
▼~
:[フレデリク]|特に意識したことは~
ないのですが…▼~
:[マリアベル]|貴方の執事ぶりを見込んで、~
折り入ってお願いがありますの。▼~
我が家の執事たちの教育係に~
なってくださいませんこと?▼~
:[フレデリク]|教育係…ですか?▼~
:[マリアベル]|実は、我が家の執事長が~
高齢で腰を痛めてしまい…▼~
先日、暇をいただきたい、~
と申し出てきたのですわ。▼~
彼は長年尽くしてくれましたから、~
無理をさせる気はないのですが…▼~
我が家に執事長がいなくなるのは~
由々しき事態ですわ。▼~
:[フレデリク]|はあ…なるほど。▼~
:[マリアベル]|ですから、~
新たな執事長が見つかるまで、▼~
貴方が我が家の執事たちを~
教育して欲しいのですわ。▼~
:[フレデリク]|ま、待ってください。~
それは無茶というものですよ。▼~
私は執事の経験も、~
人に教えた経験もないのですから。▼~
:[マリアベル]|いつも貴方がしてらっしゃることを~
教えてくださるだけで良いのです。▼~
貴方は、わたくしたちの戦いの~
指南役だったではありませんか。▼~
:[フレデリク]|と言われましても…困りましたね。~
やはり無理ですよ。▼~
あなたたちは良い生徒でしたから、~
たまたまうまく教えられただけです。▼~
:[マリアベル]|では、わたくしに~
教えてくださいませ。▼~
:[フレデリク]|マリアベルさんに?▼~
:[マリアベル]|わたくしなら良い生徒ですから、~
いかようにも教育できますでしょう?▼~
貴方から受け継いだ執事精神を~
家の執事たちにも伝習いたしますわ。▼~
:[フレデリク]|…仕方ありませんね。▼~
***支援B [#a9ee6304]
:[フレデリク]|マリアベルさん、起きてください。~
朝ですよ。▼~
:[マリアベル]|ん……ん~~
…もう…朝ですの…?▼~
って! 真っ暗ですわ!~
まだ夜が明けていませんわよ!▼~
:[フレデリク]|御主人様のための朝は早いのです。~
執事の心を身につけたいとのお話でしたね?▼~
:[マリアベル]|う……た、確かに~
そう言いましたけれど…▼~
:[フレデリク]|それでは、朝の給仕の~
支度から始めましょう。▼~
御主人様がお目覚めになるための~
紅茶をご用意いたします。▼~
:[マリアベル]|ね、眠いですわ…~
わたくしが飲みたいくらい…▼~
でも、わたくしだって~
紅茶を淹れることくらい…▼~
あっ、こ、こぼして~
しまいましたわ…▼~
:[フレデリク]|やり直しです。御主人様への~
心遣いが足りませんよ。▼~
それから、御主人様のお茶を無駄に~
したことをお詫びしてください。▼~
:[マリアベル]|…申し訳ありませんですわ、~
御主人様…▼~
:[フレデリク]|もっと気持ちをこめて。▼~
:[マリアベル]|お、お許しくださいませ…~
御主人様…▼~
く、く、屈辱ですわ…▼~
:[フレデリク]|次は食器の管理です。~
この銀のスプーンを磨いてください。▼~
:[マリアベル]|くっ、どうしてわたくしが~
このようなことまで…▼~
食器磨きくらい…~
この…この…このっ…!▼~
ど、どうですの?~
ちゃんと磨きましたわ!▼~
:[フレデリク]|やり直しです。~
磨き方がまるで足りません。▼~
:[マリアベル]|きぃぃですわ!▼~
***支援A [#r2e2a8d1]
:[フレデリク]|おや、マリアベルさん。~
今朝は早いですね。▼~
:[マリアベル]|毎日あの時間に起きてれば~
さすがに体が慣れますわ…▼~
:[フレデリク]|では、今日も~
執事訓練を始めましょうか。▼~
まず紅茶の食器類を…▼~
:[マリアベル]|あ、お待ちくださいませ。~
私がお運びしますわ。▼~
:[フレデリク]|? どうしたのです?▼~
:[マリアベル]|だって、先日の戦いで~
足にお怪我をなさったでしょう?▼~
ですから、あまり~
動かれない方がよろしいかと…▼~
:[フレデリク]|…気づいてらっしゃったのですか。▼~
大した怪我ではありませんし、~
誰にも気づかれてないつもりでしたが…▼~
:[マリアベル]|執事精神を会得しようと~
観察していて気づいたのですわ。▼~
さあ、お茶が入りましたわ。~
御主人様。▼~
:[フレデリク]|おや? このお茶は…~
いつもの紅茶ではありませんね。▼~
:[マリアベル]|ええ。このお茶を飲むと、~
怪我の治りが早いと聞きましたわ。▼~
昨夜、色々なお茶について~
仲間たちに聞いてみたのです。▼~
:[フレデリク]|…マリアベルさん。▼~
:[マリアベル]|な、なんですの?▼~
:[フレデリク]|素晴らしいです。~
貴方こそ執事です。▼~
:[マリアベル]|え…?▼~
:[フレデリク]|私は執事ではありませんが…~
もし騎士と通じるものがあるとすれば…▼~
それは、相手を思いやること…~
相手の幸せを願うこと…▼~
つまり、~
おもてなしの心、です。▼~
:[マリアベル]|………▼~
おもてなし…▼~
:[フレデリク]|今の貴方は、私のような者にまで~
その気遣いができています。▼~
最も大切なことはその心…~
技術は後でいくらでも学べます。▼~
マリアベルさん、~
貴方はもう立派な執事ですよ。▼~
:[マリアベル]|フレデリクさん…!▼~
ありがとうございます!~
わたくし、嬉しいです…!▼~
これでわたくし、いつどこへ出ても~
恥ずかしくない執事になれますわ!▼~
:[フレデリク]|何か当初の目的と~
違うような気もしますが…▼~
マリアベルさんの成長は~
私の喜びでもあります。▼~
:[マリアベル]|もっと、もっとわたくしに~
おもてなしを教えてくださいませ!▼~
:[フレデリク]|ええ、マリアベルさんが~
そう望むのであれば…▼~
***支援S [#qf79eac4]
:[フレデリク]|いかがです?▼~
:[マリアベル]|美味しいですわ、とっても。▼~
やっぱりフレデリクさんの~
お茶にはかないませんわね。▼~
:[フレデリク]|いえいえ、マリアベルさんの~
淹れてくださるお茶も美味しいですよ。▼~
:[マリアベル]|あの…フレデリクさん、~
わたくし考えたのですけれど…▼~
この戦争が終わった後、やっぱり~
我が家に来てくださいませんか?▼~
:[フレデリク]|ですが、執事たちには~
貴方が教えるのでは?▼~
:[マリアベル]|い、いいえ。フレデリクさんでないと~
だめなんですの…▼~
ぜひ、我が家でしばらくの間、~
執事たちを教育してくださいませ…▼~
な、なんでしたら…その…~
ず、ずっといてくださっても…▼~
:[フレデリク]|貴方の家で執事長の~
かわりをするわけですね…▼~
残念ですが…▼~
:[マリアベル]|わ、わたくしのことが~
お嫌いですの!?▼~
:[フレデリク]|いいえ、好きですよ。誰よりも。▼~
:[マリアベル]|え……ええっ…!?▼~
:[フレデリク]|好きだからこそ、私が~
貴方の家を訪ねる時は、▼~
執事ではなく、~
貴方の夫として行きたいのです。▼~
マリアベルさん、これを…▼~
:[マリアベル]|そ、それは…~
指輪ですの?▼~
なんて…綺麗……▼~
:[フレデリク]|高価なものではありませんが…~
貴方のために磨きました。▼~
受け取ってくださいますか?▼~
:[マリアベル]|フレデリクさん…▼~
……はい……▼~
**ベルベット [#h60d2187]
***支援C [#j43be796]
:[フレデリク]|な、なんでしょうあの大きい獣は!?~
べ、ベルベットさん!?▼~
どうして変身した状態で~
こちらに走って来られるのでしょう!?▼~
あ…あわわわ…!▼~
:[ベルベット]|はぁ…。追い付いた。~
ちょっと質問があるのだけど、いいかしら?▼~
:[フレデリク]|ど、どうして変身して…~
走ってきたのですか…? 敵襲…ですか?▼~
:[ベルベット]|あら、ごめんなさい。人型だと走りづらくて。~
もしかして怖かった?▼~
:[フレデリク]|ぜ…ぜんぜん怖くなど…
ありませんよ…?▼~
:[ベルベット]|…嘘ね。フレデリクの鼓動は~
さっきからとても早くなっているわ。▼~
明らかに緊張してる。▼~
タグエルが苦手なんだったら、~
早く言えば良かったのに…▼~
無理しなくていいのよ。~
こういうことは…慣れているから。▼~
:[フレデリク]|ちち違うのです!▼~
タグエルが苦手だなどと、~
思ったことはありません!▼~
その証拠に、これまで私たちは~
普通に接していたではありませんか!▼~
:[ベルベット]|確かにそうね…。~
じゃあ、いきなりどうしたの?▼~
:[フレデリク]|お恥ずかしい話なのですが…▼~
私は幼少期に、~
山犬に襲われたことがありまして…▼~
命に関わるほどの大きな傷を負い…~
数日間、生死の狭間をさまよいました。▼~
その時襲いかかってきた山犬の姿が…!~
先程、変身した姿で走り寄ってくる▼~
ベルベットさんのお姿と~
あまりにもよく似ていて…! うぅ…!▼~
:[ベルベット]|ご、ごめんなさい。嫌な思い出を~
思い出させてしまったのね。▼~
じゃあ、しばらく一緒に戦うのも~
やめにした方がいいかしら?▼~
:[フレデリク]|…いえ、それは平気です。▼~
:[ベルベット]|あら、さすがはクロムの騎士ね。~
敵を前にすると怖いものは無くなるってこと…▼~
:[フレデリク]|ただし、変身した時は私の斜め後ろから~
あまり動かないようにお願い致します。▼~
:[ベルベット]|…あぁ、視界から消す感じなのね。▼~
***支援B [#k4a3aa1f]
:[ベルベット]|変身したわよー、フレデリク。▼~
かなり離れてみたけど、~
この距離ではどうかしら?▼~
:[フレデリク]|だ…大丈夫です。▼~
:[ベルベット]|じゃあ、この距離では?▼~
:[フレデリク]|ま、まだ、大丈夫のようです…▼~
:[ベルベット]|この辺りならどうかしら?▼~
:[フレデリク]|むぅ…▼~
:[ベルベット]|ふぅ…。全然ダメね。~
さっきのがギリギリの距離だったみたい。▼~
:[フレデリク]|そ、そのようですね…▼~
では、遅くなりましたが先日の質問を~
お聞かせ願えますでしょうか。▼~
:[ベルベット]|質問…? え…と…。~
何だったかしら。▼~
時間が経ったから忘れてしまったわ。▼~
:[フレデリク]|申し訳ありません…▼~
:[ベルベット]|いいのよ。忘れたということは~
大した質問ではなかったのでしょうから。▼~
それよりフレデリク、~
これからどうするつもりなの?▼~
この先も獣が苦手なままで~
生きていくつもり?▼~
:[フレデリク]|もちろん、できることならば~
克服したいとは思っていますが…▼~
:[ベルベット]|本気で克服するつもりがあるのなら、~
協力してあげるわよ。▼~
:[フレデリク]|本当ですか?▼~
:[ベルベット]|えぇ、私も、あなたの仲間には~
いろいろお世話になっているし…▼~
『困った時はお互いさま』って~
言うのよね、こういうの。▼~
:[フレデリク]|はは…全く、~
ベルベットさんは出来た女性ですね。▼~
しばらく付き合わせることに~
なるかもしれませんが…▼~
よろしくお願いします。▼~
:[ベルベット]|わかったわ。▼~
***支援A [#o72f9a23]
:[ベルベット]|…変身したわよ。これで何度目かしら?~
というか、最初の頃より遠くなーい?!▼~
:[フレデリク]|むぅ…▼~
:[ベルベット]|まったく距離が縮まらないわね。~
ちょっと退屈してきちゃった…ふぁ…▼~
:[フレデリク]|すみません…しかし、どうしても…~
これ以上は無理なのです。▼~
:[ベルベット]|…………▼~
…うーん、さすがに傷つくわね…▼~
:[フレデリク]|申し訳ありません…▼~
:[ベルベット]|少し、荒療治が必要なのかしらね?▼~
:[フレデリク]|ど、どういうことですか?▼~
:[ベルベット]|こういうことよ!▼~
:[フレデリク]|う…ん…。~
いきなり飛びついて来られるとは…▼~
:[ベルベット]|うふふ。~
まどろっこしいのは嫌いな質なのよ。▼~
どう? 少しは恐くなくなったかしら。▼~
:[フレデリク]|…確かに、恐怖は感じていません。▼~
いや…それどころか、~
この毛皮…すごく癒されます…!▼~
:[ベルベット]|そう。克服できて良かったわ。▼~
:[フレデリク]|はい、ありがとうございます!▼~
あぁ…ウサギの毛皮って~
すごく手触りがいいんですね…!▼~
:[ベルベット]|いた…いたたたた…!▼~
ちょっと! 克服したのはいいけど、~
耳を引っ張らないでちょうだい!▼~
:[フレデリク]|す…すみません…!▼~
***支援S [#p0ccd458]
:[フレデリク]|…ベルベットさん。▼~
:[ベルベット]|なにかしら?▼~
:[フレデリク]|もう、変身した貴方が~
近づくことにも慣れました。▼~
時間をかけて協力していただき…~
本当に…ありがとうございました。▼~
:[ベルベット]|急に改まってどうしたの?▼~
もう用済みだから~
ウサギ小屋に帰れとでも?▼~
:[フレデリク]|そんな…めっそうもありません!▼~
冗談でもそのようなことを~
口になさらないで下さい!▼~
貴方は…私の恩人です。▼~
今日は…これを渡そうと思いまして…▼~
:[ベルベット]|まぁ! これは指輪ね!▼~
ふふ、次は生涯自分のそばを離れるな、~
とでも言うつもりなのかしら?▼~
:[フレデリク]|その通りですよ。▼~
この先の人生を、~
共に生きたいと感じております。▼~
私の、生涯の伴侶になって下さい。▼~
:[ベルベット]|生涯の伴侶? すごい!~
この前まではあんなに怖がられてたのに!▼~
私もずいぶんと出世したものね。~
嬉しいわ。▼~
私も…あなたと一緒にいられなくなるのが~
寂しいと思っていたのよ。▼~
この話…喜んでお受けするわ。▼~
:[フレデリク]|……ありがとうございます。~
好きですよ、ベルベットさん。▼~
:[ベルベット]|私もよ、フレデリク…▼~
**ティアモ [#b9762a2b]
***支援C [#y5f3e45a]
:[ティアモ]|フレデリクさん。~
兵糧の配給、終わりました。▼~
:[フレデリク]|そうですか、お疲れさまです。~
では、すみませんが次に…▼~
:[ティアモ]|損耗の激しい武器や魔道書の点検は~
すでに終わってます。▼~
あ、そうだ。野営地の設営法について~
いくつかご相談したいことがあるんです。▼~
:[フレデリク]|……………▼~
:[ティアモ]|どうかしましたか?▼~
:[フレデリク]|いえ、イーリス城で天馬騎士団として~
活躍されていた頃と▼~
少しも変わっていないのだなと~
思いまして。▼~
いつも言われる前に多くに気づき、~
誰よりもよく働く。▼~
フィレインさんも、ずいぶん~
ティアモさんを買っていらっしゃいました。▼~
自分の後継者となるのは~
ティアモさんでしょう、と。▼~
:[ティアモ]|団長が…▼~
:[フレデリク]|私もティアモさんのような~
後継者が欲しいものですね。▼~
:[ティアモ]|うふふ。~
駄目ですよ、フレデリクさん。▼~
そんな口説き文句じゃ~
女の子はときめきません。▼~
:[フレデリク]|へぇ…ティアモさんは~
恋愛経験が豊富なのですか?▼~
:[ティアモ]|そ、そりゃあもう…!▼~
あたしぐらいになると、~
色々ありすぎて覚えてないぐらいですよ!▼~
:[フレデリク]|そうですか、潤いのある人生で~
うらやましい限りですね。▼~
:[ティアモ]|あはは…▼~
***支援B [#z24edfba]
:[フレデリク]|ティアモさん、~
少し相談があるのですが。▼~
:[ティアモ]|なんですか?~
いきなりあらたまって…▼~
あ。もしかして、恋愛相談ですか?▼~
やだ、フレデリクさんも~
隅に置けないんですね。▼~
:[フレデリク]|そ、そんなことではありませんよ。▼~
新兵たちに、槍さばきのお手本を~
見せてあげて欲しいのです。▼~
:[ティアモ]|あたしがですか?▼~
…でも、あたしの槍は~
普通の人が真似できるものでは…▼~
:[フレデリク]|あえて、それを見せたいのですよ。~
世に天才というものがいることと…▼~
決してそれが幸福ではないことを、~
新兵に伝えておきたいのです。▼~
:[ティアモ]|…幸福では、ない?▼~
:[フレデリク]|言い方が気に障ったのなら~
お詫びします。…ですが、▼~
私を含めた平凡な人間から見れば、▼~
ティアモさんのように『天才』と~
呼ばれる人間のいる場所は、▼~
凡人には到底理解できない所なのです。▼~
:[ティアモ]|いえ、そんな…▼~
:[フレデリク]|ですが、天才と呼ばれる~
人間からしてみれば、▼~
誰とも世界を共有できぬ辛さというものが~
あるのではないかと思いまして…▼~
それを新兵たちに教える機会を~
作りたいと思ったのです。▼~
:[ティアモ]|……………▼~
:[フレデリク]|すみません。頼み事をしておいて、~
おかしなことを言っていますね。▼~
:[ティアモ]|…かまいません。▼~
いえ、それどころか~
あたし…今すごくうれしいです。▼~
:[フレデリク]|うれしい?▼~
:[ティアモ]|みんな…自分とは世界が違うって、~
あたしを遠ざけるだけでしたからね。▼~
たまに弱音を吐いてみても、~
誰も本気にしてくれなくて…▼~
天才なんだから、つらいことなんて~
何も無いだろうって言われるだけで。▼~
だから…うれしいです。~
気づいてくれる人がいて…▼~
:[フレデリク]|…そうですか。▼~
:[ティアモ]|それで、フレデリクさんの恋愛相談は~
いつにしますか?▼~
:[フレデリク]|えっと…それは、できればずっと先で~
お願い致します…▼~
***支援A [#qe37a441]
:[ティアモ]|フレデリクさん!▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、ティアモさん。~
何か良いことでもありましたか?▼~
:[ティアモ]|いいことは、これからあるんですよ。▼~
:[フレデリク]|へぇ…それは~
うらやましい話ですね。▼~
:[ティアモ]|もちろんフレデリクさんも~
強力してくれますよね?▼~
:[フレデリク]|えぇ。~
私にできることであれば何なりと。▼~
:[ティアモ]|じゃあ、これからいっしょに~
お出かけしましょう。▼~
:[フレデリク]|物資の補給にでも行くのですか?▼~
:[ティアモ]|そんな色気のないことじゃありません!~
今から二人で、お出かけするんです。▼~
:[フレデリク]|えぇっ!?~
ど…どうしてですか?▼~
ティアモさん…やはり~
この前のことを怒ってらっしゃる…?▼~
人気のないところで私を消そうと~
していらっしゃるのですか…!?▼~
あぁ…! 先日の槍さばきで~
私の急所をぐさりと一突き…!▼~
:[ティアモ]|…フレデリクさん、何言ってるんですか?~
恋愛相談ですよ、恋愛相談。▼~
前からずーっと~
言ってるじゃないですか。▼~
フレデリクさんの恋のお悩みを、~
あたしが解決してあげますから。▼~
:[フレデリク]|へっ!?▼~
:[ティアモ]|行くところはもう決めてるんです。~
静かで安全な場所を選びましたから、▼~
他の人に話を聞かれる心配は無いですよ。~
あ、お弁当も用意してますからね。▼~
:[フレデリク]|さすがに用意周到ですね…▼~
断られるときのことを~
考えていない点だけがうかつですが。▼~
:[ティアモ]|残念でした。断られたときに~
お弁当をひとりで全部食べられるように▼~
あたしの好みのものばかりを~
作ってあります。▼~
:[フレデリク]|そ、そう…ですか。~
分かりました、私の負けです。▼~
これは腹を括って恋愛相談を~
するしかなさそうですね。▼~
その代わり、ティアモさんの話も~
聞かせて下さいね。▼~
:[ティアモ]|うふふ、もちろんです。~
あたしの話は長いですよ?▼~
***支援S [#v06835ea]
:[ティアモ]|フレデリクさん。~
次の恋愛相談はいつにしますか?▼~
:[フレデリク]|え? 恋愛相談は、この前ので~
終わったのではないのですか?▼~
:[ティアモ]|だ、だってこの前は結局…▼~
:[フレデリク]|…そうですね。この前の恋愛相談は、~
ほとんどティアモさんの独壇場でしたからね。▼~
:[ティアモ]|うっ…▼~
:[フレデリク]|ティアモさんに話を振ったが最後、▼~
クロム様への切ない想いを~
延々と私にぶちまけ、▼~
『どうしてあたしじゃダメなの』と~
それはそれは泣きわめき、▼~
用意したお弁当もやけ食いで~
全て片付けてしまうという有様で…▼~
:[ティアモ]|ご、ごめんなさい!!▼~
あたしとしたことが、あんな醜態を~
フレデリクさんに見せてしまうなんて…!▼~
でも、今度こそ~
ちゃんと相談に乗るって約束します。▼~
どんな惚気話でも、片想いの悩みでも、~
親身に聞かせていただきますから。▼~
もうその日一日は、フレデリクさんの~
話だけを聞きますよ!▼~
:[フレデリク]|へぇ…それは本当ですか?▼~
:[ティアモ]|はい!▼~
:[フレデリク]|では、今から早速~
相談させていただいても構いませんか?▼~
:[ティアモ]|もちろんです!▼~
:[フレデリク]|ありがとうございます。▼~
…実は私、~
ティアモさんのことが好きなんですよ。▼~
:[ティアモ]|へっ!? や、やだなーフレデリクさん。~
そんな冗談言っちゃって…▼~
:[フレデリク]|残念ながら、~
冗談ではありませんよ。▼~
:[ティアモ]|え…~
で、でも…あたしは…▼~
:[フレデリク]|わかっています…~
それでも諦めきれないのですよ。▼~
クロム様のことを悪く言うつもりは~
決してありませんが、▼~
私なら…ティアモさんをあんな風に~
泣かせはしません。▼~
私の方が…~
貴方のことを幸せにできますよ。▼~
:[ティアモ]|フレデリク、さん…▼~
はい…その気持ち、わかります…~
諦めきれない…って気持ち。誰よりも。▼~
あたしだけが…そんな気持ちで~
毎日毎日生きてるんだって思ってました。▼~
でも…違ったんですね…▼~
:[フレデリク]|はい。ティアモさんがクロム様に~
向けていたのと同じ気持ちを、▼~
私はティアモさんに向けていました。~
これが…そのしるしです…▼~
:[ティアモ]|…指輪?▼~
:[フレデリク]|今は私が一番でなくても構いません。▼~
いつか一番好きになって~
下されば良いですから…▼~
私と、結婚してくださいませんか…?▼~
:[ティアモ]|…………わかりました。▼~
あたし、フレデリクさんと結婚します。▼~
:[フレデリク]|ティアモさん…!▼~
:[ティアモ]|あたしも…本当は分かってたんです。~
クロム様があたしを見ることは無いって。▼~
いつかは諦めないといけない~
想いなんだって。▼~
きっとそれが、今なんですね。▼~
ありがとう、フレデリクさん…~
あたしの目を覚まさせてくれて。▼~
これからは、あなただけを見て生きていきます。~
…幸せにして下さいね。誰よりも。▼~
:[フレデリク]|はい、お約束致します…▼~
**ノノ [#fe3cef88]
***支援C [#o0028da0]
:[フレデリク]|
ノノさん。▼~
:[ノノ]|
ひゃっ!▼~
:|'''(ノノ、画面上から消える)'''
:[フレデリク]|
えぇっ!?~
ま、待ってください!▼~
:|'''(ノノ、画面上に戻る)'''
:[ノノ]|
…なに?▼~
:[フレデリク]|
あの…どうして逃げるのですか?~
私…貴方に何かしましたでしょうか?▼~
:[ノノ]|
ノノ、今日怖い夢見たの。~
果物を取り上げられる夢。▼~
:[フレデリク]|
はぁ…その夢と、私から逃げる事に~
いったいどのような関係が?▼~
:[ノノ]|
果物取った人は、フレデリクだったの。~
ノノ、果物取られたくない。▼~
:[フレデリク]|
そ、そうですか…。夢の中とはいえ、~
ご迷惑をおかけしたようですね…。▼~
お詫びに、~
次の配給の果物を差し上げますから▼~
話だけでも聞いてくれませんか?▼~
:[ノノ]|
えっ、ほんとに!?~
じゃあお話聞く! なになに?▼~
:[フレデリク]|
少し、付き合ってもらいたいのですよ。▼~
:[ノノ]|
え…お付き合いはちょっと…。~
ノノ、もっと優しい人が好きだから。▼~
:[フレデリク]|
そ、そのお付き合いではありません!~
竜の力を見せて欲しいのですよ!▼~
:[ノノ]|
竜の…? どうして?▼~
:[フレデリク]|
竜と手合わせする機会など~
滅多にありませんからね。▼~
後学のために、ぜひとも貴方の力を~
経験しておきたいのですよ。▼~
:[ノノ]|
いいけど…~
ノノ、竜になったら怖いよ?▼~
:[フレデリク]|
それこそが私の望むものです。~
どうかお願いしますよ。▼~
:[ノノ]|
うーん…▼~
:[フレデリク]|
…次のまた次の配給の果物も、~
ノノさんに差し上げますから。▼~
:[ノノ]|
よろこんでー!▼~
***支援B [#ha4709e7]
:[ノノ]|フレデリク、だいじょうぶー?▼~
:[フレデリク]|も…もちろんです。~
これしきの火傷、何ともありません…。▼~
放っておけば~
勝手に治ってしまいますよ。▼~
:[ノノ]|ほんとに…?▼~
でも、焦げた髪の毛は~
ほっといても戻らないよね。▼~
:[フレデリク]|うっ…!▼~
:[ノノ]|ノノ、フレデリクの髪の毛が全部~
チリチリになるの、見たくないよ?▼~
:[フレデリク]|…で、では今日は~
これぐらいにしておきましょうか!▼~
おかげさまで、ずいぶんと~
いい勉強をさせてもらいました。▼~
あとは、この痛みを忘れぬうちに~
私ひとりで鍛錬することに致します。▼~
:[ノノ]|…………▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、ノノさん?~
どこか怪我でもされましたか?▼~
:[ノノ]|フレデリクはバカだね。~
自分ばっかり傷だらけになって。▼~
誰も見てないし、~
誰もいい子いい子してくれないのに。▼~
:[フレデリク]|…そうですね。~
でも、皆さまをお守りするためですから…。▼~
:[ノノ]|そのために、~
ひとりぼっちで頑張るの?▼~
:[フレデリク]|え…?~
それは、どういうことでしょうか…?▼~
:[ノノ]|フレデリク、さっき~
『ひとりで鍛錬する』って言った。▼~
ひとりは寂しいよ。~
ノノ、ここに来るまでひとりだったからわかる。▼~
フレデリクがひとりぼっちで頑張るなんて、~
ノノはいやだよ。▼~
:[フレデリク]|ノノさん…▼~
ノノさんは優しいですね。▼~
でも、そう思って下さる方がいるだけで~
私は寂しくなどありませんよ。▼~
:[ノノ]|ほんとに?~
それなら良かった!▼~
:[フレデリク]|はい。ですので、宜しければまた~
手合わせをしていただけると助かります!▼~
:[ノノ]|うん、わかったよ!▼~
***支援A [#d63a4a95]
:[フレデリク]|ノノさん、また手合わせを~
お願いしたいのですが…。▼~
:[ノノ]|えっ? 昨日もおとといも~
手合わせしたのに?▼~
:[フレデリク]|もう少しで、ブレスをかわす呼吸を~
つかめそうなのですよ。頼みます!▼~
:[ノノ]|うん! わかった。▼~
でも、フレデリクはどうしてそんなに~
一生懸命戦いを覚えようとするの?▼~
:[フレデリク]|そうですね…。~
以前にもお話ししましたが、▼~
私が強くなれば、クロム様や~
皆様を確実にお守りできますし、▼~
より良い戦い方を学べば、~
それを皆様にお伝えすることもできます。▼~
そうすれば戦場での犠牲が減りますし、~
この軍の方針とも合致します。▼~
:[ノノ]|そうすると誰かに~
いい子いい子してもらえるの?▼~
:[フレデリク]|褒められるために~
やっているのではありませんよ。▼~
私は皆様がご無事であれば~
それだけで良いのです。▼~
:[ノノ]|うーん…難しいね。~
ノノはいっぱい褒められたいけど。▼~
フレデリクは、褒められるの嫌い?▼~
:[フレデリク]|そんなことはありませんよ。~
私も、褒められると嬉しいです。▼~
ただ、それを目的には~
していないというだけのことですよ。▼~
:[ノノ]|そっか。えらいねフレデリクは。▼~
誰も褒めてくれないなら、~
ノノがフレデリクを褒めてあげる。▼~
よしよし、みんなのために頑張って、~
フレデリクはいい子ですね。▼~
:[フレデリク]|ははは、ありがとうございます。~
なんだか母上を思い出しましたよ。▼~
:[ノノ]|えへん。ノノ、こう見えて~
大人の女だからね。▼~
:[フレデリク]|そうですね。~
ノノさんは素敵な女性ですよ。▼~
:[ノノ]|えへへー、ノノも褒められちゃった。~
褒められると嬉しいね!▼~
:[フレデリク]|えぇ。▼~
:[ノノ]|じゃあもっと褒めてもらうために、~
いつもより頑張って手合わせしちゃうよー!▼~
:[フレデリク]|はい、よろしくお願いします。▼~
***支援S [#ce60e520]
:[ノノ]|フレデリク! 練習しよ!~
ノノ、竜になってあげる!▼~
:[フレデリク]|ノノさん? 貴方から手合わせを~
申し出て下さるなんて、珍しいですね。▼~
何かあったのですか?▼~
:[ノノ]|ノノ、決めたの。▼~
ノノもフレデリクといっしょに~
戦いの練習するって。▼~
でね、フレデリクががんばったら~
ノノがいい子いい子してあげるの。▼~
他の誰もフレデリクのことを褒めなくても、~
ノノだけはフレデリクを褒めてあげる。▼~
フレデリクがお休みのときは~
ノノもいっしょにお休みする。▼~
そうしたら、フレデリクもノノも~
ひとりぼっちじゃなくなるでしょ。▼~
クロムのおにいちゃんの役にも立てるし、~
いいこといっぱいだよ。▼~
:[フレデリク]|しかし…それでは四六時中、~
いっしょにいることになりますね。▼~
:[ノノ]|嫌なの?~
フレデリクはノノが嫌い?▼~
ノノはね、フレデリクのことが好きだよ。▼~
:[フレデリク]|ふふ。ありがとうございます。~
私も、ノノさんのことが好きですよ。▼~
:[ノノ]|…んーん。~
そういう意味の好きじゃないよ。▼~
ノノ、フレデリクのこと~
一人の男の人として好きなの。▼~
:[フレデリク]|ノ…ノノさん!?▼~
:[ノノ]|みんなのために一人で頑張るとこも、~
ちょっと無理しちゃうとこも好きなの。▼~
フレデリクはいつもみんなを~
守ること考えてるけど…▼~
フレデリクのことは、~
ノノが守ってあげたいの。▼~
ねぇ、フレデリクはノノのこと~
素敵な女性だって言ってくれたよね?▼~
今でもそう思ってくれてるなら、~
ちゃんと答えてほしいなぁ…。▼~
フレデリクは、ノノのこと~
どう思ってるの?▼~
:[フレデリク]|………▼~
そこまで言われてしまっては、~
私も嘘はつけませんね。▼~
本当はもう少し後に~
言おうと思っていたのですが…▼~
…私も、ノノさんのことが~
好きですよ。▼~
いつも私の近くにいて下さって、~
いつの間にか…▼~
誰よりも大切な存在に~
なっていました。▼~
:[ノノ]|…ほんとに?~
やったぁ!!▼~
じゃあ、ノノと結婚してくれる…?▼~
:[フレデリク]|もちろんですよ。▼~
ですが、私は結婚を誓う指輪を~
持ち合わせておりません。▼~
すぐに注文しますので~
少し待っていてはくれませんか?▼~
:[ノノ]|うん、いいよ!~
じゃあそれまで、訓練しよっか!▼~
ノノ、竜になるね!▼~
:[フレデリク]|ありがとうございます、~
ノノさん。▼~
貴方といれば、私はもう~
一人で頑張らなくても良いのですね…▼~
**サーリャ [#p151aa74]
***支援C [#j58a4e10]
:[フレデリク]|
はい、それでは腹筋あと百回です!~
皆さん、頑張って下さいね!▼~
:[ルフレ]|……!!▼~
:[サーリャ]|ルフレ…がんばっているわね。~
うふふ…さすが、私が見込んだ人…。▼~
:[フレデリク]|ふぅ。今日はここまでです。~
各自、しっかり体を休めてくださいね。▼~
では、解散!!▼~
:[サーリャ]|
ようやく終わったようね…。~
ルフレは…いた。▼~
あぁ、また仲間に阻まれて…~
私だけのルフレなのに…。▼~
みんな呪ってやろうかしら…。~
いえ…みんなを呪うよりも▼~
ルフレに誰かが近付くと~
鼻が曲がる異臭を放つ呪いを▼~
かけるほうが早いかしら…。~
あ、でもそれでは私も近づけない…。▼~
:[フレデリク]|あ、サーリャさん。~
ここにいらっしゃったのですね。▼~
:[サーリャ]|え?▼~
:[フレデリク]|すみません、定刻になっても~
お姿が見えなかったものですから、▼~
サーリャさん抜きで集団鍛錬を~
してしまいました…。▼~
今からもう一度鍛錬の時間にしましょうか。~
私もお付き合い致しますよ。▼~
:[サーリャ]|…は? ちょっと…なにを…!▼~
(暗転)
:[フレデリク]|はい、では次は腕の筋肉を~
鍛える運動ですよ。いち、に、さん…!▼~
:[サーリャ]|
な…なんなの…これは。~
あぁ…もう、駄目…。▼~
:[フレデリク]|サーリャさん、どうしました?~
もしかして、体調が優れないのですか?▼~
では続きは明日にしましょうか。~
それまでしっかりと休んで下さいね。▼~
:[サーリャ]|冗談…じゃないわ…。~
どうして私がそんなことを…。▼~
:[フレデリク]|ふふ、こうやって体を動かすと、~
健全な心身に近づく感じがしますよね。▼~
それでは、また明日~
よろしくお願いしますね。▼~
:[サーリャ]|
…呪術師に…健全な心身を得て…~
どうしろと言うの…。▼~
***支援B [#j58a4e10]
:[フレデリク]|
サーリャさん!▼~
:[サーリャ]|
…なにか?▼~
:[フレデリク]|
なぜ約束の鍛錬の場に来ないのですか!~
私は何日も待っていたのですよ。▼~
:[サーリャ]|
約束なんて…~
した覚えはないわ…▼~
:[フレデリク]|
そんな…!▼~
…私は夜通し待ち続けたせいで~
風邪をひいてしまったというのに▼~
貴方は約束をしたつもりすら~
なかったというのですか…!▼~
:[サーリャ]|
なんとかは風邪をひかないって…~
聞いたことがあるかしら…?▼~
:[フレデリク]|
………?▼~
:[サーリャ]|
いい? 貴方が風邪をひいたのは…~
私の呪いにかかったからよ。▼~
:[フレデリク]|
なんですって!?▼~
:[サーリャ]|
うふふ…怒った?▼~
:[フレデリク]|
この私が呪いなどに…!~
…許せません。▼~
:[サーリャ]|
そう…そうやって私を憎みなさい。~
憎悪の感情…私、大好きよ…。▼~
:[フレデリク]|
本当に許せないです…!~
惰弱なこの精神と肉体が!▼~
:[サーリャ]|
…は?▼~
:[フレデリク]|
ぬぅぅぅぅっ…はぁぁぁっ!▼~
…ふぅ。よし、これで大丈夫です。~
風邪もすっかり治りました。▼~
病は気から、とも言いますしね。▼~
:[サーリャ]|
そんな馬鹿なこと…。▼~
:[フレデリク]|
サーリャさん。私はまた明日から、~
ここで貴方をお待ち致します。▼~
今度こそ、必ず来て下さいね。~
これは、約束ですよ。▼~
:[サーリャ]|
勝手なことを…いえ、それよりも~
どうして風邪が治ったの…?▼~
私、本当は呪いなんて~
かけていなかったのに…。▼~
今度は…~
本当に呪ってみようかしら…。▼~
***支援A [#b07d4d58]
:[フレデリク]|お待ちしていましたよ、サーリャさん。~
ようやく鍛錬をする気になったのですね。▼~
:[サーリャ]|違うわ…。~
…私がここに来たのは…。▼~
確かめたいことがあったから…。▼~
:[フレデリク]|な、なにをするのですか…!?~
痛っ!?▼~
:[サーリャ]|やっぱり…さっきの戦いで…~
深い傷を負ったわね…。▼~
:[フレデリク]|気づいていたのですか。▼~
:[サーリャ]|…当たり前よ。~
私の…呪いのせいだもの…。▼~
:[フレデリク]|サーリャさんの呪い…?~
私に呪術をかけていたのですか?▼~
:[サーリャ]|…えぇ。私のことが見えなくなる~
呪いをかけていたわ…。▼~
姿が見えなくなれば、鍛錬鍛錬と~
うるさく言われなくなると思って…。▼~
にもかかわらず貴方は…~
私の危険を察知してかばってくれた…。▼~
呪いはかかっていたはずなのに…。~
ずっと見えていなかったはずなのに…!▼~
:[フレデリク]|そういうことでしたか。道理で~
違和感がつきまとっていたわけです。▼~
サーリャさんの気配がするのに、~
なぜか姿が見えなかった。▼~
自分の正気を疑っていましたが、~
呪いのせいだったとは。▼~
:[サーリャ]|…どんな罰でも受けるわ。~
腕を落とせというなら落とすわよ。▼~
:[フレデリク]|な、何をおっしゃるのですか!!▼~
もっとご自分の体を~
大切にして下さい!▼~
それに…呪いにかかったのは、~
私の心に隙があったせいです。▼~
責任は私自身の未熟にあります。~
貴方が気に病むことではありませんよ。▼~
:[サーリャ]|…貴方、バカだわ…。~
本当に…どこまでお人好しなの…。▼~
:[フレデリク]|それは褒め言葉として~
受け取ってよろしいのですか?▼~
:[サーリャ]|好きにすればいい…。▼~
…それより、傷を見せなさい。~
こう見えて、いくらか医術の心得があるわ…。▼~
貴方も、もっと自分の体を~
大切にした方がいい…。▼~
:[フレデリク]|サーリャさん…。▼~
:[サーリャ]|勘違いしないで。貴方が元気ないと…~
ルフレが悲しむからよ…。▼~
:[フレデリク]|そうですか。では…~
ご厚意に甘えることに致しましょう。▼~
***支援S [#s500e397]
:[サーリャ]|…傷、治ったようね。▼~
:[フレデリク]|そのようですね、~
ありがとうございます。▼~
:[サーリャ]|………▼~
…どういうつもり…?▼~
:[フレデリク]|なんのことですか?▼~
:[サーリャ]|…治療は終わったのだから、離れなさい。~
もう、私に用はないはずよ…。▼~
:[フレデリク]|えっと…次の鍛錬には ~
ちゃんと出てくださるのですよね…?▼~
:[サーリャ]|その確認…もう五回目よ…。~
ちゃんと出るって言ってるじゃない…。▼~
本当に、どういうつもりなの…。~
貴方が去らないのなら、私が去るわ…。▼~
:[フレデリク]|ま、待って下さい!~
ひとつ訊きたいことがあるのです。▼~
:[サーリャ]|…何なのよ…。▼~
:[フレデリク]|まさかとは思いますが、治療中に~
私に呪いをかけたりはしていませんか?▼~
:[サーリャ]|なぜそんなことを訊くの…?▼~
:[フレデリク]|自分の感情が、何かの力によって~
支配されていないかの確認です。▼~
:[サーリャ]|…安心しなさい。~
呪いなどかけていないわ…。▼~
:[フレデリク]|そうですか。~
それを聞いて安心しました。▼~
おかげで心置きなく、~
これをお渡しできます。▼~
:[サーリャ]|指輪…? なんのつもり?~
私に呪いをかけようとでもいうの…?▼~
:[フレデリク]|人生を縛るという意味においては、~
呪いと言えないこともありませんね。▼~
:[サーリャ]|人生を…? ま、まさか…!~
私に、求婚しているの…?▼~
:[フレデリク]|そのつもりですよ。▼~
:[サーリャ]|なぜ…? 私には、貴方から~
好意を受ける理由が見当たらない…。▼~
:[フレデリク]|言葉を並べるだけの理由なら、~
いくらでも飾り立てて言えるでしょう。▼~
でも、そんなものに意味はありません。~
私の心が、貴方を欲しているのですよ。▼~
サーリャさんと人生を共に歩みたい。~
それではいけませんか?▼~
:[サーリャ]|そんなことは…ないけれど…。▼~
:[フレデリク]|では、受け取ってくれますね?▼~
:[サーリャ]|えぇ…でも、ひとつだけ…~
条件をつけさせて。▼~
:[フレデリク]|なんですか?▼~
:[サーリャ]|健全な心身のためという…~
例の鍛錬は…なしにして。▼~
ただでさえしあわせを感じて…~
呪術師としての力が萎えそうなのに…▼~
これ以上…正の気に支配されたら…~
私、聖職者になってしまう…。▼~
:[フレデリク]|わかりました。心身の鍛錬ではなく、~
花嫁修業に専念していただきます。▼~
:[サーリャ]|それなら…喜んで…。~
▼~
**オリヴィエ [#ac204e67]
***支援C [#u2f30551]
:[オリヴィエ]|あ、あの…フレデリクさん。▼~
:[フレデリク]|どうしました? オリヴィエさん。▼~
:[オリヴィエ]|フレデリクさんは…~
私のことどう思いますか?▼~
:[フレデリク]|え? …そうですね。▼~
やわらかな筋肉が生み出す~
しなやかで無駄のない動きは、▼~
剣術の素質があると思います。~
私なら軽い剣をおすすめして…▼~
:[オリヴィエ]|あの、フレデリクさん。~
えっと…そういうことじゃなくて…▼~
女の子として、~
どうでしょうか…という意味…です。▼~
:[フレデリク]|女性としての魅力、~
ということでしょうか?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい。すみません。▼~
:[フレデリク]|そんな、謝らないでください。▼~
しかし…難しいことを~
お聞きになられますね。▼~
正直に申しますと、そういった対象として~
見たことがないので、よくわからないのです。▼~
:[オリヴィエ]|やっぱり…フレデリクさんも~
そうなんですね…▼~
:[フレデリク]|私も、とは…~
どういう事でしょうか?▼~
:[オリヴィエ]|バジーリオ様も…そうなんです。~
いつも私を子ども扱いして…▼~
年上の人からは…魅力があるって~
思ってもらえないんですよね…私。▼~
昔、踊りの師匠に言われたんです。~
踊りでみんなを元気にしたいなら…▼~
みんなに、私を魅力的だと~
思ってもらえないとだめだって。▼~
:[フレデリク]|なるほど、そういうことですか。▼~
ですが残念ながら私は~
そちらの方面はとんと疎くて。▼~
なんとも助言できません。~
申し訳ありません。▼~
:[オリヴィエ]|そう…ですか。▼~
***支援B [#m1215001]
:[フレデリク]|オリヴィエさん、少しよろしいでしょうか。▼~
:[オリヴィエ]|なんですか…?▼~
:[フレデリク]|先日の話なのですが…私なりに~
少し調べてみたのです。▼~
オリヴィエさんについて~
兵たちの評判を聞いてみたのですが…▼~
ほとんどの者が、オリヴィエさんを~
魅力的であると答えていましたよ。▼~
現在の我が軍にはオリヴィエさんより~
年下の者はほとんどいません。▼~
つまり、多くの年上の者にとって~
オリヴィエさんは魅力的だということです。▼~
自信を持ってください。▼~
:[オリヴィエ]|え…わざわざ、みなさんに~
訊いて回ったんですか…?▼~
:[フレデリク]|えぇ。~
:[オリヴィエ]|は、恥ずかしいです…!▼~
:[フレデリク]|え…なぜですか?~
喜ばしい結果ではありませんか。▼~
:[オリヴィエ]|わ、私がみなさんの評判を~
気にしてるみたいじゃないですか。▼~
:[フレデリク]|…いけませんでしたか?▼~
:[オリヴィエ]|恥ずかしくてみなさんの前に~
出て行けません…▼~
:[フレデリク]|も、申し訳ありません…~
考えが至りませんでした。▼~
お詫び、と言ってはなんですが、~
陣営内を移動するときは申しつけて下さい。▼~
オリヴィエさんが人目につかぬよう、~
私の背中でお守り致します。▼~
:[オリヴィエ]|は、はぁ…ありがとうございます…▼~
***支援A [#ib52feba]
:[オリヴィエ]|フレデリクさん…このあいだは~
守ってくれてありがとうございました。▼~
フレデリクさんの背中…~
とても大きくて頼りがいがあって▼~
すごく安心できました。▼~
:[フレデリク]|そうですか。~
私も妙にくすぐったい気分でした。▼~
やはり、誰かを守るというのは~
私の生き甲斐のようです。▼~
:[オリヴィエ]|えっと…これからも、~
時々背中を貸してくれませんか?▼~
:[フレデリク]|ええ、もちろんです。▼~
:[オリヴィエ]|うれしいです…~
ありがとうございます。▼~
:[フレデリク]|最近私も、兵たちの言うオリヴィエさんの~
魅力が分かってきた気がします。▼~
:[オリヴィエ]|ほ、ほんとに…?~
私にも、魅力…ありますか?▼~
:[フレデリク]|はい、ありますよ。~
それは私が保証いたします。▼~
:[オリヴィエ]|ぐ、具体的に…言ってください。~
どのあたりに魅力がありますか?▼~
:[フレデリク]|そ、そう真剣な目で迫まらないでください…~
私もそこまで自信があるわけでは…▼~
:[オリヴィエ]|保証するって言いました。▼~
:[フレデリク]|あ、あの…少し、時間を下さい。~
言葉を整理してからお伝えします。▼~
:[オリヴィエ]|…きっとですよ?▼~
***支援S [#i2ceb007]
:[オリヴィエ]|フレデリクさん…~
やっと、捕まえましたよ。▼~
いつまでも逃げ回るなんて…~
ひどいです。▼~
:[フレデリク]|に、逃げ回る!?~
私は逃げ回ってなどいませんよ。▼~
:[オリヴィエ]|じゃあ…どうして~
よそよそしかったんですか…▼~
:[フレデリク]|準備のために忙しかったのです。▼~
これを――作ってもらっていたので。▼~
:[オリヴィエ]|指輪…?~
なにか彫刻がしてありますね。▼~
オリヴィエへ…愛を込めて…?▼~
えぇっ!?~
ど、どうして…こんな…?▼~
:[フレデリク]|私は多くを語るのが得意ではありません。▼~
これが、オリヴィエさんの魅力に対する~
最大限の表現だと思って欲しいのです。▼~
もちろん、受け取っていただけるかどうかは~
オリヴィエさんの意思です。▼~
:[オリヴィエ]|フレデリクさん…▼~
:[フレデリク]|私はすべてをこの指輪に込めました。~
もうほかに残っている想いなど、ありません。▼~
:[オリヴィエ]|私は…ううん、私も。~
私もすべてを込めます。▼~
ほかの誰でもない。~
フレデリクさんに…すべてを捧げます。▼~
私、あなたのことが~
だいすきです…▼~
:[フレデリク]|ありがとう、オリヴィエさん。▼~
私の生涯を賭けて~
貴方を守ることをここに誓います。▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…そんな風に言われると~
恥ずかしいです…!▼~
で、でも…~
とっても嬉しい…▼~
ありがとうございます…フレデリクさん。~
私…幸せです…▼~
:[フレデリク]|良かった…~
私も同じ気持ちですよ、オリヴィエさん。▼~
貴方のその幸せそうな笑顔も、~
私がずっとお守り致します…▼~
**セルジュ [#j3395293]
***支援C [#s018122d]
:[セルジュ]|はっ! ふっ!▼~
:[フレデリク]|すばらしい技ですね。▼~
:[セルジュ]|あら。見ていたのなら~
声をかけてくれれば良かったのに。▼~
:[フレデリク]|失礼しました。~
お邪魔をするつもりはなかったのですが…▼~
見事な技につい~
見とれてしまいました。▼~
:[セルジュ]|ふふふ。あなたのような達人に~
お褒めの言葉をいただけるなんて、▼~
とても光栄だわ。▼~
:[フレデリク]|その技は、ヴァルム大陸では~
一般的なものなんでしょうか?▼~
:[セルジュ]|いいえ、これは我が家に伝わる~
秘中の技なのよ。▼~
:[フレデリク]|そうでしたか。それは重ね重ね失礼しました。~
そのような大切な技を盗み見てしまうとは。▼~
決して他言はしませんので~
どうかお許し下さい。▼~
:[セルジュ]|そんなに気にしなくてもいいのよ。▼~
なんだったら、~
この技の出し方を教えましょうか?▼~
:[フレデリク]|いえ、ですがそれは…▼~
:[セルジュ]|遠慮しないで。~
これもお互いの主君のためだもの。▼~
この先の戦はなにかを出し惜しんで~
勝利できるほど易しくはないでしょう?▼~
:[フレデリク]|では…お言葉に甘えさせていただきます。~
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。▼~
:[セルジュ]|ええ、承知したわ。▼~
***支援B [#s018722d]
:[フレデリク]|セルジュさん、~
先日はありがとうございました。▼~
:[セルジュ]|ふふ、お役に立てたならよかったわ。▼~
:[フレデリク]|なにかお礼をしたいのですが…▼~
:[セルジュ]|そうねぇ…じゃあ、次の戦では~
そばで戦い方を学ばせてくれないかしら。▼~
:[フレデリク]|そんなことでよろしいのですか?▼~
女性へのお礼は、贈り物が~
義務だとは聞いていましたが…▼~
:[セルジュ]|まぁ、だめよ。女性に気安く~
贈り物をするものではないわ。▼~
ヴィオールさんと同類だと~
思われてしまうわよ?▼~
:[フレデリク]|それは失礼しました。気をつけ…~
ああ、いえ、訂正いたします。▼~
貴方の主君に対して~
無礼な発言をしてしまいました…▼~
:[セルジュ]|構わないわよ。~
我が主はそういう方だから。▼~
祖国が滅んで…~
私たちは主従の関係も失ったわ。▼~
:[セルジュ]|もうあの方のそばを離れても、~
一向にかまわないのだけれど…▼~
:[フレデリク]|それでも、~
そのおつもりはないのでしょう?▼~
:[セルジュ]|ええ、不思議なものね。▼~
***支援A [#k18d00b9]
:[フレデリク]|ああ、セルジュさん。~
良いところに。▼~
ヴィオールさんを~
お見かけしませんでしたか?▼~
:[セルジュ]|さあ…あの方の行方は、~
探すだけ無駄というものよ。▼~
どこかの女性の所で~
無駄な努力でもしているんじゃないかしら?▼~
:[フレデリク]|間もなく出発の時間ですが、~
大丈夫でしょうか?▼~
:[セルジュ]|ええ、準備は私が整えてあるわ。▼~
:[フレデリク]|そうでしたか。~
さすがはセルジュさんですね。▼~
あなたのような騎士がいてくださるから、~
私も多くを学ぶことができます。▼~
:[セルジュ]|そんなことはないわよ。~
私なんて、あなたと比べたら▼~
騎士としての忠義など、~
あってないようなものだもの。▼~
:[フレデリク]|そんなことはありませんよ。▼~
主君への忠義について言うなら…~
私はあなたを尊敬しています。▼~
:[セルジュ]|尊敬…? 私なんかを?▼~
:[フレデリク]|セルジュさん。▼~
騎士の忠義とは、何に~
向けられるべきだと思いますか?▼~
:[セルジュ]|それは…騎士であるならば、~
国に対してでしょうね。▼~
:[フレデリク]|では、国が滅んだ後は~
どうすべきなのでしょう?▼~
:[セルジュ]|それは…▼~
:[フレデリク]|その時、騎士が~
忠義を尽くすべきものは…▼~
家でも位でもなく…~
人、なのでしょう。▼~
あなたが今なお騎士であるのは、~
ヴィオールさんや祖国の民たちのため。▼~
あなたのような騎士と~
共にいられることは、光栄です。▼~
:[セルジュ]|うふふ。~
そんなに褒めても、何も出ないわよ?▼~
でも、あなたの言葉…~
ありがたく頂戴するわね。▼~
私こそ、あなたのような騎士の~
そばで戦えることを…光栄に思うわ。▼~
:[フレデリク]|これからも、よろしくお願い致します。▼~
:[セルジュ]|ええ、喜んで。▼~
***支援S [#m0fb0655]
:[セルジュ]|フレデリク…~
どうして私なんかを庇ったの…▼~
:[フレデリク]|う…不覚でした。~
まだまだ私も未熟ですね…▼~
:[セルジュ]|あのような相手、~
私のことを気にしなければ▼~
無傷で退けることもできたでしょう?▼~
:[フレデリク]|戦場で起こり得るすべてのことを~
予測できなかった私が悪いのです。▼~
主君を守るためには、~
あらゆることを想定せねばなりません。▼~
:[セルジュ]|私はあなたの主君ではないわ。~
私なんて放っておいてくれれば……▼~
:[フレデリク]|そんなことはできませんよ。▼~
:[セルジュ]|なぜ?▼~
:[フレデリク]|主君と同じように、~
大切な人だからです。▼~
:[セルジュ]|そんな冗談を…▼~
:[フレデリク]|いえ…冗談のつもりはないのですが、▼~
このような情けない姿で~
言うことではありませんでしたね。▼~
:[セルジュ]|情けなくなんてないわ。~
すべての傷が、私にとっては…▼~
:[フレデリク]|……▼~
セルジュさん…▼~
:[セルジュ]|何か?▼~
:[フレデリク]|…最初にあなたに感じた気持ちは、~
志を共にする騎士としての共感でした。▼~
それが共に戦ううち、~
仲間としての連帯感となり…▼~
そして、いつの頃からか…~
私の気持ちはさらに変わったようです。▼~
セルジュさん。~
これを受け取っていただけますか?▼~
:[セルジュ]|まぁ…これは、指輪…?▼~
:[フレデリク]|一生の縁を結ぶ証のつもりです。▼~
:[セルジュ]|フレデリク…~
もちろん…よろこんで。▼~
:[フレデリク]|良かった…これで私は~
いつ死んでも悔いはありませんね。▼~
:[セルジュ]|まあ、そんな…~
大丈夫よ。私が死なせないわ。▼~
私がすべてを捧げるべき人は、~
今ここにいるのだから…▼~
**ヘンリー [#xa328fb8]
***支援C [#zd46cfa8]
:[フレデリク]|
ヘンリーさん!~
ヘンリーさんはいますか!▼~
:[ヘンリー]|
あ、フレデリク。~
どうしたの~?▼~
:[フレデリク]|
ヘンリーさん、昨日の訓練に~
出てませんでしたね。▼~
:[ヘンリー]|
え~? 訓練?~
そんなのあったっけ?▼~
:[フレデリク]|
一昨日、全員の前で~
クロム様から話がありましたよ。▼~
:[ヘンリー]|
あはは、そうだったっけ。~
ごめんごめん、忘れてた~。▼~
:[フレデリク]|
ケガをして出られなかったとか、~
そういうことではないのですね?▼~
:[ヘンリー]|
うん、違うよ~。~
単純に忘れてただけ~。▼~
:[フレデリク]|
それならいいのですが…▼~
いや、訓練を忘れる事自体は良くないかと。~
戦場で命とりになりかねません。▼~
:[ヘンリー]|
大丈夫だよ~。~
そう簡単には死なないって~。▼~
:[フレデリク]|
どうして、そう言えるんです?▼~
:[ヘンリー]|
う~ん、なんとなく~?▼~
:[フレデリク]|
なんとなくとは、なんですか!▼~
訓練をおこたらないのは~
貴方のためでもあるんですよ!?▼~
:[ヘンリー]|
は~い。ごめんなさ~い。▼~
:[フレデリク]|
ちょっと待ってください、ヘンリーさん。~
どこへ行くんです?▼~
:[ヘンリー]|
訓練だよ。く・ん・れ・ん。~
一緒にやる~?▼~
:[フレデリク]|
えっ、私とですか?▼~
:[ヘンリー]|
あはは、冗談だよ~。▼~
:[フレデリク]|
冗談? どっちがです?~
訓練が? 私と訓練することが?▼~
:[ヘンリー]|
さて、どっちだろうね~。▼~
:[フレデリク]|
待ってください、ヘンリーさん!~
私とというのは冗談でいいから訓練は…▼~
:|'''(ヘンリー退場)'''
:[フレデリク]|
いなくなってしまいましたね。~
まったく、つかみどころのない人です…▼~
***支援B [#n13888dd]
:[フレデリク]|
やあっ!えいっ!▼~
:[ヘンリー]|
精が出るね~、フレデリク。▼~
:[フレデリク]|
やあ、ヘンリーさん。~
訓練に来たんですか?▼~
:[ヘンリー]|
ううん、見に来ただけだよ~。▼~
:[フレデリク]|
そう言わず~
一緒にやりましょうよ、訓練。▼~
:[ヘンリー]|
なんで、そんなに一生懸命~
訓練なんてするの~?▼~
:[フレデリク]|
それは、不安だからですよ。▼~
もしものときに、もっと訓練しておけば~
よかったなどと思うのは嫌じゃないですか。▼~
:[ヘンリー]|
ふ~ん。▼~
:[フレデリク]|
だから、ヘンリーさんも~
一緒に訓練しましょう。▼~
:[ヘンリー]|
なんで『だから』なの~?~
僕は不安になんて…▼~
:[フレデリク]|
さあさあさあさあさあっ!~
今日は逃がしませんよー。▼~
:[ヘンリー]|
ちょ、ちょっと~…▼~
:[フレデリク]|
さあ、一緒に!~
えいっ!、やあっ!▼~
:[ヘンリー]|
はぁ~、変に声なんか~
かけるんじゃなかったな~。▼~
:[フレデリク]|
何か言いましたか?▼~
:[ヘンリー]|
ううん~、なんにも~。▼~
…ま、たまにはいいか~。▼~
***支援A [#ib61bf5e]
:[フレデリク]|
あ、ヘンリーさん。~
今日も一緒に訓練に参加しますか?▼~
:[ヘンリー]|
そうだね~。~
ちょっと、やって行こうかな~。▼~
:[フレデリク]|
最近、訓練に~
参加する事が多くなってきましたね。▼~
:[ヘンリー]|
気が向いたときだけだけどね~。~
前は全然参加してなかったから~。▼~
:[フレデリク]|
そうですか…~
私は…私は…▼~
:[ヘンリー]|
なに~?▼~
:[フレデリク]|
私はうれしいです!~
ヘンリーさん!▼~
:[ヘンリー]|
うわ~! ど、どうしたの~。~
涙まで流しちゃって~。▼~
:[フレデリク]|
だって、ついにヘンリーさんが~
真面目に努力する尊さに目覚めたのですから!▼~
:[ヘンリー]|
あはは、~
別に目覚めてないんだけどね~。▼~
:[フレデリク]|
このまま努力し続ければ、きっと皆が~
尊敬する素晴らしい人になることでしょう。▼~
:[ヘンリー]|
え~?~
僕、そんな人にはならないと思うよ~。▼~
ていうか、僕の話聞いてる~?▼~
:[フレデリク]|
ああ、これもクロム様の徳の高さの賜物。~
うん、われわれの行く末も明るい!▼~
:[ヘンリー]|
あはは、やっぱり話聞いてない~。~
あのさぁフレデリク~。▼~
僕は別に、立派なひとになりたくて~
訓練してるんじゃないんだよ~?▼~
:[フレデリク]|
え、そ、そうなのですか?~
じゃあ、なぜ訓練に出るように?▼~
:[ヘンリー]|
色々訓練してみると、~
やれることが増えてきたんだ~。▼~
それが面白くって~。▼~
:[フレデリク]|
そう、それこそが努力の…▼~
:[ヘンリー]|
ホント楽しいよ~▼~
簡単に後ろから襲いかかることはできるし、~
呪いも前より効果が出てるし。▼~
:[フレデリク]|
そ、そっちですか?~
なにか努力する方向が違うような。▼~
:[ヘンリー]|
これからもちょくちょく訓練には~
来ようかな~って思ってるんだ~。▼~
:[フレデリク]|
…まあ、訓練には来てくれるようになったし~
いずれは分かってくれる日がくるでしょう。▼~
それまで、根気強くがんばりますか。~
さあ、一緒に訓練しましょう、ヘンリーさん!▼~
:[ヘンリー]|
は~い!▼~
**ウード(親子) [#e9a3ac8e]
***支援C [#u8db0a30]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[フレデリク]|ウードさん、何をしているのですか?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[フレデリク]|えっ!? ど、どうしたんですか!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[フレデリク]|どういうことですか!?~
もしや…誰かに操られているのですか!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[フレデリク]|!? 苦しいのですか!?▼~
すぐにリズさんを呼んできます!~
それまで辛抱してください!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(フレデリク退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#afabd4f2]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[フレデリク]|当たり前です!▼~
貴方がいきなり苦しみ出すので、~
私もリズさんも、心配したのですよ!?▼~
まぁ、無事なら良かったですが…。~
何なんですか、あの妙な設定の芝居は?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[フレデリク]|だから何なんですか…▼~
その、聞いている方が~
恥ずかしくなるような肩書きは…▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[フレデリク]|はいはい、わからなくて結構…▼~
…!! ウードさん、伏せて!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[フレデリク]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[フレデリク]|くっ…! 敵兵の奇襲ですか…!~
よくもウードさんを狙いましたね…▼~
とにかく逃げますよ!~
まだ伏兵がいたら厄介です!▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
(暗転)~
:[フレデリク]|ここまで来れば平気でしょう。~
危ないところでしたね…▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[フレデリク]|何か?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[フレデリク]|…あの時? 何のことですか?~
また何かの芝居なのですか?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[フレデリク]|ウードさん、泣いている…のですか?~
どうしたんです、何かありましたか…?▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[フレデリク]|え、えぇ…▼~
***支援A [#u0ae0daa]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[フレデリク]|えぇ、もうかなり良くなりました。~
元々大きな傷ではありませんでしたので。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[フレデリク]|ウードさん…この前もそう言っていましたが、~
あれはやはり芝居ではなかったのですね。▼~
もしかして、未来の私は…~
貴方を庇って死んだのですか…?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[フレデリク]|…やはり、そうでしたか。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[フレデリク]|…そうですか。~
辛いことを思い出させてしまいましたね。▼~
それに…貴方に寂しい思いをさせてしまい、~
申し訳ありませんでした…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[フレデリク]|ウードさん…。……おや!?~
では、貴方が言う英雄の血とは▼~
私とリズさんの血のことだったのですか!?~
私たちの血はそんなに騒ぐのですか!?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[フレデリク]|え?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[フレデリク]|そうですか…。~
ありがとうございます。▼~
貴方は、未来の私の想いを~
受け継いでくれているのですね…▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[フレデリク]|あのー…。いつもの調子に~
戻ったのはいいのですが…▼~
あまり私とリズさんの血で~
遊ばないでくださいね…▼~
**アズール(親子) [#obf3f7ce]
***支援C [#c94162c9]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[フレデリク]|もうすぐ行軍の時間なのですから~
仕方が無いでしょう。▼~
時間を忘れてナンパなどしていた~
あなたが悪いのですよ。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[フレデリク]|…いえ。貴方は未来にいた時から~
そのような感じだったのかと思いましてね。▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[フレデリク]|絶望に支配されていたという未来から~
来た割には、悩みが無さそうと言いますか…▼~
ルキナさんが持っている~
強い使命感や決意のようなものが、▼~
貴方からは微塵も感じられないのですが…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[フレデリク]|それは失礼致しました。~
どのような使命をお持ちなのですか?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[フレデリク]|じょ、女性にモテることですか!?~
…それが貴方の使命だと?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命なのですか…!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[フレデリク]|なにを恥じらっているのですか。~
気持ち悪いですよ?▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[フレデリク]|うっ…~
そ…それとこれとは話が別です。▼~
はぁ…貴方の相手をしていると疲れますね。~
私は先に行かせていただきます…▼~
:|'''(フレデリク退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#v5723173]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[フレデリク]|アズールさん、どうしたのですか?▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[フレデリク]|嘘ですね…▼~
明らかに傷を庇っていらっしゃいます。▼~
この辺りに、~
怪我をなさっているでしょう。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[フレデリク]|…っ! …酷い傷ではないですか。~
…どうしてすぐに言わなかったのです?。▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[フレデリク]|…いい加減にしてください!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[フレデリク]|貴方は、こんな時まで女性の話ですか!?~
ふざけるのも大概になさってください!▼~
本当に、何のためにこの時代に来たんです!?~
ルキナさんは必死で戦っているというのに…▼~
…正直、見損ないましたよ。~
貴方は戦争というものをわかっていません。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[フレデリク]|なんですって…?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[フレデリク]|…アズールさん?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[フレデリク]|…いえ…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[フレデリク]|………▼~
…悪いことをしてしまいましたね。▼~
***支援A [#f8ca04e7]
:[フレデリク]|アズールさん。少し話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[フレデリク]|え…えぇ。それは良かったです。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[フレデリク]|いえ…私も、先日は無神経なことを~
言ってしまい、すみませんでした。▼~
貴方はちゃんと戦っていたのに、~
何も分かっていないなどと言ってしまって…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[フレデリク]|ですが…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[フレデリク]|な、何ですって?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[フレデリク]|あはは…!~
く、くすぐらないでください…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[フレデリク]|…それが貴方の、本当の使命なのですか?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[フレデリク]|そうですか…良かった…▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[フレデリク]|…アズールさん。そうやってもう無理に~
私を笑わせようとしなくても良いのですよ。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[フレデリク]|…それなら良いのですが。~
って、女好きなのはいいことなのでしょうか…?▼~
とにかく。私も、貴方が強がらずに~
いられる世界を取り戻します。▼~
未来で死んだ私の分まで、~
貴方をお守りしますので…▼~
…辛い時はもっと~
私に頼ってくださいね。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[フレデリク]|ちょっ…首にしがみつかないでください…!~
く、苦しいですよ…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[フレデリク]|…えぇ。お約束いたします…▼~
**ブレディ(親子) [#k210456d]
***支援C [#z0aac711]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[フレデリク]|えっと…▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[フレデリク]|あのー…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[フレデリク]|す…すみません!~
いただきます…!▼~
………あの、ブレディさん。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[フレデリク]|どうして私たちは、こんなところで~
優雅にお茶なんかしてるんでしょう…?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[フレデリク]|…何でしょう、~
その王族のような日課は。▼~
私は普段~
そのようなことは致しませんが…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[フレデリク]|私に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになりますね…▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[フレデリク]|マリアベルさんが、何を言ったのですか?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[フレデリク]|な、何だったんでしょう…▼~
***支援B [#yb8b1442]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[フレデリク]|この前って…あぁ、紅茶のことですか。~
あんなの、謝ることではありませんよ。▼~
ブレディさんとゆっくりお話ができて、~
私は楽しかったですから。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[フレデリク]|えぇっ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[フレデリク]|な、何なんですかその謝罪方法は!?▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[フレデリク]|それが本当なら~
私はとんでもないアホではないですか!!▼~
…ブレディさん、~
目を覚まして下さい。▼~
私はそんな謝罪を受けたことも、~
宙返りを見て大喜びしたこともありません。▼~
またマリアベルさんに遊ばれたんですよ、~
ブレディさんは。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[フレデリク]|ブレディさん、お待ちください。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[フレデリク]|せっかく私のところに来たんです。~
今日はゆっくりお話でもしませんか。▼~
それに…こんなことでもないと、貴方は~
私と話しになんか来なかったでしょう?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[フレデリク]|…そうですか。それは光栄です。▼~
***支援A [#m486ded1]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[フレデリク]|ふふっ。▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[フレデリク]|…いえ、あなたと仲良くなれて~
良かったと思いましてね。▼~
初めて貴方を見た時は、正直~
『この方が私の息子ですか!?』と思うほど▼~
怖い顔をなさっていましたから。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[フレデリク]|本物とは…この時代の貴方のことですか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[フレデリク]|………▼~
…ブレディさん。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[フレデリク]|それは本気で言っているのですか!?~
せっかく仲良くなったというのに、▼~
息子が産まれたからポイだなんてこと…~
私は絶対にしませんからね!▼~
確かに貴方は本当の息子ではありません。~
でも、他人だなんてことはもっとありません!▼~
貴方は私の大切な友人で、~
私が決めた最初の息子、なんですから。▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[~]|…当たり前です。~
忘れられるわけがありません。▼~
覚えていますよ、ずっと。未来で亡くなった、~
貴方の本当のお父上の分まで…▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[フレデリク]|はは…それは、~
絶対に死ぬわけにはいきませんね。▼~
**デジェル(親子) [#nfe7a594]
***支援C [#jbd608cd]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[フレデリク]|…デジェルさんですか。すみませんが…~
今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[フレデリク]|大丈夫です…。~
少しお腹が痛むだけですから…うっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[フレデリク]|今日の食事です…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[フレデリク]|今日の食事を食べたら…~
こうなったんです。▼~
皆さん同じような症状で苦しんでますので…~
デジェルさんも…お気をつけて……▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[フレデリク]|うぅ…ソワレさんの料理も酷い…ですが、~
今日のはもっと酷いです…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[フレデリク]|えっ…。えぇぇぇっ!?▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[フレデリク]|お…お気になさらず…!▼~
私はおいしく食べましたので!~
この腹痛は偶然ですよ、偶然!!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[フレデリク]|あ…、デジェルさん…!▼~
お…追いかけないと…いけません、けど~
お腹が……!!▼~
***支援B [#g4c124ad]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[フレデリク]|今日はいつもよりも~
激しい訓練ですね、デジェルさん。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[フレデリク]|えっ? もう食事当番は、~
なさらないのですか?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[フレデリク]|あれは…確かに酷い有様でしたが…▼~
でも、次は上手くいくかもしれませんよ。~
私はまた食べたいです、デジェルさんの料理。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[フレデリク]|デジェルさん…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[フレデリク]|さ、惨劇だなんて~
そんな大袈裟な…▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[フレデリク]|す、すみません…。では、お詫びに~
私が料理を教えて差し上げます。▼~
だから元気を出して下さい。上手くできたら、~
皆様に食べていただきましょう?▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#a55afd7e]
:[フレデリク]|…うん、いい匂いのスープですね。~
よく頑張りました、デジェルさん。▼~
これならきっと~
皆様に召し上がっていただけますよ。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[フレデリク]|えぇ…ソワレさんは料理ができませんから。~
結婚してから練習したんですよ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[フレデリク]|そうですね。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか、デジェルさん。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[フレデリク]|デジェルさん…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[フレデリク]|…デジェルさん、貴方はいつも~
気丈で強い面しか見せませんが…▼~
私の前では…~
もっと甘えていいのですよ…▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[フレデリク]|なんですか? 何でも言って下さい。▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[フレデリク]|……そうですか。~
…………土ですか。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[フレデリク]|大丈夫ですよ…食べ物の味になるまで…~
お付き合いしますから…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**シンシア(親子) [#qa82757c]
***支援C [#t7f47ca1]
:[シンシア]|んー…ど、れ、に、し、よ、う、か、な!~
ぶちっ!▼~
:[フレデリク]|シンシアさん? 花びらをむしって~
何をなさっているのですか?▼~
:[シンシア]|あっ、父さん! ちょうど良かった!~
父さんはどれがいいと思う?▼~
今度戦場でやる登場の演出を~
花占いで決めてたんだけど、▼~
やっぱり自分じゃ決められなくて…▼~
:[フレデリク]|…花占いのやり方、間違ってますよね…。~
まぁそれはさておき、演出とはどのような?▼~
:[シンシア]|候補その一、大量に煙幕を焚いて、~
その中から光と共に登場。▼~
:[フレデリク]|ほうほう。▼~
:[シンシア]|候補その二、~
死ぬほど花びらが舞い散る中で登場。▼~
:[フレデリク]|ほう…▼~
:[シンシア]|候補その三、意表をついて民家から登場。▼~
:[フレデリク]|………▼~
:[シンシア]|ね、父さん! どれがいいと思うー?▼~
:[フレデリク]|そ、そうですね…。えーと、花びらの案が~
良いのではないでしょうか…▼~
:[シンシア]|候補その二ね! りょーかい!~
じゃあ父さんのためにたくさん花びらを▼~
集めてこなくちゃ!~
あ、花占いの後の花びらでいいかなー?▼~
:[フレデリク]|えっ…シンシアさん、まさか~
私の登場の演出を考えていたのですか?▼~
:[シンシア]|そうだよ。だから父さんが来てくれて~
ちょうど良かったと思って!▼~
んふふ、候補その二を選ぶとは意外だったわ。~
楽しみにしててね、父さん!▼~
(シンシア、退場)~
:[フレデリク]|ちょ…ちょっとシンシアさん!▼~
…厄介なことになりました。▼~
***支援B [#i0e88aa6]
:[シンシア]|ご…ごめんね。父さん。▼~
:[フレデリク]|何ですかあの花びらの量は!~
…埋もれて死ぬかと思いましたよ。▼~
:[シンシア]|いやー…母さんにも手伝ってもらったら~
いつの間にやらすごい量に…▼~
:[フレデリク]|スミアさんまで手伝っていたのですか…▼~
:[シンシア]|そうだよ。愛する奥さんと娘が~
父さんのために頑張ったんだからー!▼~
家族の愛に埋もれながら戦う父さん、~
すっごくヒーローっぽかったよ!▼~
まぁ正直…花びらでほとんど~
見えなかったけど…えへへ。▼~
:[フレデリク]|はぁ…。今回は大目に見ますが、~
次からこういうことはなさらないで下さい。▼~
:[シンシア]|えー!? もう父さんの演出とか~
考えちゃダメなのー?▼~
わかった! じゃあ戦場で使う~
かっこいい決め台詞でも考えてみる!?▼~
:[フレデリク]|…シンシアさん。~
戦場は遊びで行く場所ではありません。▼~
:[シンシア]|…………。~
…ごめんなさい…▼~
でも、そういう話ぜーんぶダメなんだったら、~
父さんと何を話したらいいの?▼~
あたし、父さんが喜びそうな話なんて~
できそうにないし。▼~
普通の親子が普段何を話してるかも~
あたしには…わかんないよ。▼~
:[フレデリク]|シンシアさん…▼~
まったく、しょうがない方ですね。~
無理に話題を探す必要なんてありませんよ。▼~
こうやってシンシアさんが傍にいるだけで、~
私は十分嬉しいんですから。▼~
:[シンシア]|…ほんとに?~
あたしが傍にいるだけで嬉しい?▼~
:[フレデリク]|えぇ、本当ですよ。▼~
:[シンシア]|やだ! 父さんったらうまいこと言って!~
そうやって母さんを落としたんでしょー!?▼~
でもでも、あたしも嬉しいよー!~
父さん、だーーーーーい好きーーー!!▼~
:[フレデリク]|ぐっ…! シンシアさん…!~
強く抱きしめすぎ…く、苦しい……!▼~
***支援A [#pd3b757e]
:[シンシア]|ねぇねぇ父さん、頭なでなでしてー?▼~
:[フレデリク]|え、えぇ…▼~
どうしたんですかシンシアさん、~
最近やけに甘えてきますね…▼~
:[シンシア]|だって父さん、あたしと一緒にいると~
嬉しいって言ってくれたんだもん!▼~
そうだ、今度一緒にお出かけしようよ。~
その日は一日中あたしと一緒にいて?▼~
:[フレデリク]|はい…▼~
:[シンシア]|朝から町に行って、~
ずっと手を繋いで歩いてー、▼~
おいしいお店でご飯を食べてー、~
夜は父さんと一緒に寝るの!▼~
:[フレデリク]|ぶっ!? 一緒に寝るですって…!▼~
あのですね、シンシアさん。~
いくら親子とは言えそこまでは…▼~
:[シンシア]|絶対忘れられない一日になるよ!~
ね、父さん!!▼~
:[フレデリク]|あの、話を聞いてくださ…▼~
:[シンシア]|…忘れないでね、父さん。~
例え別の子の父さんになっても…▼~
:[フレデリク]|……!!▼~
:[シンシア]|えへへー! 安心してよ、父さん。▼~
父さんがあたしの本当の父さんじゃ~
ないってことぐらい、わきまえてるからさ!▼~
この時代のあたしが産まれたら、~
甘えるのは一切やめにしまーす!▼~
それまで付き合ってくれたら…いいの。~
それでいいから…さ。父さん。▼~
:[フレデリク]|………▼~
シンシアさん…▼~
:[シンシア]|あたし、父さんには感謝してるんだよー?▼~
父親ってどういうものか教えてくれて。~
いっぱい甘えさせてくれて。▼~
でも、それは本当は~
あたしに向けられるものじゃないんだよね…▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[シンシア]|…父さん? 泣いてるの?~
もー、しょうがないなぁー。▼~
よしよし。泣かないで、父さん。~
ヒーローのくせに、かっこ悪いよ?▼~
…困っちゃうなぁ。父さんはかっこいい~
ヒーローでいてくれないと。▼~
そうじゃないと…~
心配で、ずっと一緒にいたくなっちゃうよ…▼~
**セレナ(親子) [#d5e19742]
***支援C [#wed4be39]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[フレデリク]|ど…どうしたんですか、いきなり。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[フレデリク]|まぁ…確かに娘と出かけるのは~
悪い気はしませんね…いいでしょう。▼~
どこへ行きたいのですか、セレナさん?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町にいきたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[フレデリク]|へぇ、洋服が好きだなんて~
セレナさんもお年頃ということですね。▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[フレデリク]|ふふ、それもそうですね。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[フレデリク]|え…えぇっ?▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい?▼~
:[フレデリク]|そ…そのようなことはありません!~
セレナさんはその…お綺麗ですし。▼~
嫌などということは微塵もありませんよ!▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[フレデリク]|わ…悪くありませんよ、大丈夫です。~
私にできることなら何でもしますよ。▼~
ですから、元気を出して下さい。▼~
:[セレナ]|うん!ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[フレデリク]|あ、ありがとうございます…▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいもんだわ。▼~
***支援B [#u8d03f72]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[フレデリク]|…まさかあんなに物を買わされるとは~
思いませんでしたよ…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[フレデリク]|あ…はい、聞いておりますよ。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[フレデリク]|だ…ダメです!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[フレデリク]|うぅ…! そのような目で~
私を見ないで下さい…!▼~
このまま物を買い与えるのは~
あなたのためにならないのですよ…!▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[フレデリク]|あぁ…態度が豹変していらっしゃる…▼~
別に買わないと言っているわけでは~
ありませんよ。▼~
:[セレナ]|えっ、ほんと?▼~
:[フレデリク]|えぇ。軍のためにお手伝いをしてきたら~
そのご褒美として、▼~
セレナさんの欲しいものを~
ひとつだけ買って差し上げます。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じらんない! 子供かっつーの!▼~
:[フレデリク]|…現に子供でしょうが!▼~
良いですかセレナさん。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉がありまして…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[フレデリク]|ぐっ…! と、とにかく私はもうむやみに~
セレナさんに物を買い与えません!▼~
欲しいものがあるなら、~
相応の労働をなさってください!▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代わり、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[フレデリク]|はい、私は約束は破りませんので…!▼~
***支援A [#q426bb20]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[フレデリク]|…セレナさん?~
何をなさっているのですか?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[フレデリク]|はぁ…それにしても…~
ずいぶん派手に壊しましたねぇ…▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[フレデリク]|セレナさん…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなのでがっかりしたでしょ?▼~
:[フレデリク]|……………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[フレデリク]|…がっかりなど、しておりません。~
私は貴方が来てくれて、嬉しいですよ。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘なんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはずないわ!▼~
:[フレデリク]|…私は貴方を誰かと比べたりしませんよ。~
だって、セレナさんはセレナさんですから。▼~
他の誰でもない、~
大切な…私の娘ですから。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[フレデリク]|私はセレナさんのことが大好きです。~
何があってもセレナさんの味方でいます。▼~
だから…どうか二度とそのようなことを~
口にしないで下さい。▼~
私の方が悲しくなってしまいますよ。▼~
:[セレナ]|……………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[フレデリク]|よしよし…辛い思いをしてきたのですね…。~
苦労しろなどと言って、ごめんなさい…▼~
お手伝いは失敗しましたが、~
装飾品は買って差し上げますよ。▼~
私からのお詫びの気持ちとして…▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[フレデリク]|セレナさん…わかりました。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
貴方のことをお守り致します…▼~
**ジェローム(親子) [#a4c2dd4b]
***支援C [#j112732c]
:[フレデリク]|ジェロームさん。▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[フレデリク]|いえ…特に用は無いのですが…▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[フレデリク]|そ、そうですか…▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[フレデリク]|あの…。前から思っていたのですが、~
貴方はせっかく私と再会したのに▼~
ルキナさんのように『お父様!』とは~
呼んで下さらないのですね…▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[フレデリク]|うっ…これまたもっともな正論ですが…!~
可愛げのカケラも感じられません…!▼~
…いえ、しかしこれはきっと、~
親の愛に飢えているだけなのですね。▼~
さぁさぁ、ジェロームさん。~
もっと私に甘えても良いのですよ?▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[フレデリク]|あぁ…冷たいです…▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[フレデリク]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:[フレデリク]|ほほぅ…▼~
***支援B [#m0a8c7a6]
:[フレデリク]|ジェロームさん、ミネルヴァちゃんの世話は~
ちゃんとできたのですか?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[フレデリク]|あら? この前のこととは何でしょう?▼~
これはセルジュさんがそう呼んでいるので、~
私もそう呼んでみただけなのですが?▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[フレデリク]|ふふん、ひっかかりましたね。~
可愛いところもあるのではないですか。▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[フレデリク]|はっ!? 何やらものすごい目をして~
私を睨んでいらっしゃる…!?▼~
す、すみません…。謝りますから…~
命だけは助けてください…▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[フレデリク]|ふぅ、良かったです。▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュさんにそっくりでしたね…▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[フレデリク]|いえ。それより、向こうにいらっしゃるのは~
ジェロームさんのミネルヴァちゃんですか?▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[フレデリク]|ふむ…怖さに磨きがかかっていますね…。~
こう…凶悪さが増したとでも言いますか…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[フレデリク]|貴方が勝手に語り始めたのですよ?▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[フレデリク]|…逃げられてしまいました。▼~
***支援A [#kf671fc5]
:[フレデリク]|こんにちは、ジェロームさん。~
今日もミネルヴァちゃんと一緒なのですね。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[フレデリク]|いえ、そろそろ私のことを~
父さんと呼んでくれないかと思いまして。▼~
先日はかなり本音を~
話してくれたようでしたので。▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[フレデリク]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』と~
仰っていましたよね、ジェロームさん。▼~
あの時の貴方の、~
緩みきった顔といったら…!▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[フレデリク]|ミネルヴァちゃんは私を脅しませんよ。~
彼女は私の、家族ですからね。▼~
…よしよしミネルヴァちゃん、~
私のことを覚えていてくれているのですね。▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[フレデリク]|ん? ミネルヴァちゃんは~
何と言っているのですか?▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[フレデリク]|うっ…▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[フレデリク]|!! ジェロームさん…!~
いま私のことを、何とお呼びに…?▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[フレデリク]|お待ちくださいジェロームさん!~
もう一度! もう一度だけ頼みます…!▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#ia04c109]
***支援C [#p48e9e26]
:[マーク]|
うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[フレデリク]|
どうしたのですか、マークさん?▼~
:[マーク]|
父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[フレデリク]|
そ、そうですか…▼~
:[マーク]|
そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[フレデリク]|
えぇ、喜んで。▼~
:[マーク]|
良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[フレデリク]|
ふふ、よく喋る方ですね…▼~
***支援B [#zd8ab255]
:[マーク]|
父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[フレデリク]|
はい、問題ありませんよ。▼~
:[マーク]|
やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[フレデリク]|
…私の顔をじっと見てみる、などは~
いかがでしょうか?▼~
:[マーク]|
それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[フレデリク]|
それを今~
思い出そうとしているんでしょう?▼~
:[マーク]|
ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#t9144675]
:[マーク]|
はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何も思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[フレデリク]|
えっ…! なぜ泣くのですか?▼~
:[マーク]|
だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんとおなじように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[フレデリク]|
マークさん…。▼~
:[マーク]|
うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[フレデリク]|
どうしたのですか!?▼~
:[マーク]|
……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[フレデリク]|
えぇ、私も協力しますね。▼~
:[マーク]|
はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#cfa2961e]
***支援C [#w5b75088]
:[シャンブレー]|~
じーーーーー…▼~
:[フレデリク]|ど…どうしたんですか、シャンブレーさん?~
私の顔に…何かついてますか?▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[フレデリク]|えっ…! な、何を言い出すんです!!▼~
私が浮気なんてするはずがありません!~
見ての通り、ベルベットさん一筋ですよ!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[フレデリク]|な、何故いきなりそんなことを?~
誰かに何か言われたのですか?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[フレデリク]|えっ!?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[フレデリク]|はぁ…。まあ確かに…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[フレデリク]|えぇぇぇっ!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[フレデリク]|…こ、困りましたね。。▼~
***支援B [#ea3de6e5]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[フレデリク]|ど、どうしたのですかシャンブレーさん!~
この世の終わりみたいな顔をして…!▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[フレデリク]|えっと…私が攻撃した回数…ですか?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[フレデリク]|浮気だなんてそんな大袈裟な…。~
ほとんどあいさつの類でしょうに…▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[フレデリク]|ま、まぁ確かにすごいのですが…▼~
シャンブレーさん…、私が女の人と話しただけで~
浮気だと思うのはやめて下さい。▼~
戦場では仲間と会話することは~
とても大切なことなのですよ。▼~
貴方だって、仲間のルキナさんと今後一切~
話すなと言われたら困るでしょう?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[フレデリク]|だったらわかりますね?~
私は絶対に浮気なんかしませんから。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[フレデリク]|えっ…▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[フレデリク]|私は…未来でシャンブレーさんに~
嘘をついたまま、死んだのですね…▼~
***支援A [#b05b76a2]
:[フレデリク]|探しましたよ、シャンブレーさん。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[フレデリク]|そうじゃないですよ。シャンブレーさんに~
一つ、謝っておきたいことがありまして。▼~
未来で、貴方に嘘をついたまま~
死んでしまって…すみませんでした。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[フレデリク]|えぇ。貴方も…~
私の本当の息子ではありませんけれど。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[フレデリク]|そんなこと、お互いわかっているでしょう。▼~
それでも、私は貴方のことが大切ですし、~
本当の家族みたいに思っています。▼~
未来の私がしてあげられなかったことを、~
代わりにしてあげたいとも思います。▼~
シャンブレーさんだって…~
そうではないのですか?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[フレデリク]|…シャンブレーさん。▼~
もう一度お約束させていただけますか?~
貴方にとってはもう遅いかもしれませんが…▼~
私は今度こそ死にません。~
もちろん浮気だってしません。▼~
愛するベルベットさんと~
シャンブレーさんに誓いますよ。▼~
今度こそ…絶対に。~
お約束致します。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[フレデリク]|そうですか…良かったです…▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[フレデリク]|…なぜ私のお腹をさすりながら~
言うのですか…?▼~
**ロラン(親子) [#qdd27743]
***支援C [#s70f6b22]
:[ロラン]|
父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[フレデリク]|
あ…ありがとうございます、ロランさん。~
貴方は本当に、ミリエルさんそっくりですね。▼~
:[ロラン]|
親子なのですから、当然です。▼~
:[フレデリク]|
ま…まぁそうなんですけれど。▼~
あんまりにも母親似ですので…こう、~
私に似ているところも探したくなりますね。▼~
:[ロラン]|
ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[フレデリク]|
えっ、どこですか?▼~
:[ロラン]|
髪の色です。▼~
:[フレデリク]|
あぁ…。まぁそれは見ればわかりますが。▼~
それ以外には何かないのですか?~
火起こしと石拾いが好きだとか…▼~
:[ロラン]|
…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[フレデリク]|
つ、冷たいですね、ロランさんは…。~
もう少し子供らしくしてもいいのでは…▼~
:[ロラン]|
…戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[フレデリク]|
ロランさんがルキナさんより…年上?~
それはあり得ませんよ。▼~
ルキナさんはもう赤ん坊として~
存在していますが、貴方はまだ…▼~
:[ロラン]|
…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:[フレデリク]|
あっ、ロランさん!~
…どういうことなのでしょう。▼~
***支援B [#gabd9373]
:[フレデリク]|
ロランさん!▼~
:[ロラン]|
あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[フレデリク]|
この前の、貴方がルキナさんより~
年上だとか言ってらした件…▼~
あれは、どういうことなのですか?▼~
:[ロラン]|
…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[フレデリク]|
そんなにズレがあったのですか!?▼~
:[ロラン]|
…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[フレデリク]|
ロランさん…五年間も…~
この時代に、たった一人で…?▼~
:[ロラン]|
はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[フレデリク]|
ちょっと待ってください!~
なぜ今まで言わなかったのですか…▼~
五年間も仲間と離れ離れで…~
寂しくなかったのですか…?▼~
:[ロラン]|
…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:[フレデリク]|
…………▼~
ロランさん…▼~
***支援A [#i4706efb]
:[フレデリク]|
ロランさん。▼~
:[ロラン]|
父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[フレデリク]|
はい。今日は貴方に……。~
……こちょこちょこちょ…▼~
:[ロラン]|
あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[フレデリク]|
ふふ。ロランさんは、やはり~
笑っていらした方がいいですよ。▼~
:[ロラン]|
…は!?▼~
:[フレデリク]|
貴方はずっと大人っぽく振舞っていますが、~
何処か無理しているように見えますので…▼~
そうやって笑っていらっしゃる方が~
子供らしくてずっといいですよ。▼~
:[ロラン]|
…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[フレデリク]|
歳なんか関係ありませんよ。▼~
ロランさんがルキナさんより…~
例え私より年上でも…貴方は、▼~
大事な…私の子供なのですから。▼~
:[ロラン]|
…………!!▼~
:[フレデリク]|
それに、ロランさんはもう一人ではありません。~
仲間も…父さんもいます。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰も貴方を咎めたりしませんよ。▼~
:[ロラン]|
…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[フレデリク]|
えぇ…そうですね…。見つけてあげられず、~
申し訳ありませんでした…▼~
これからは、ずっといますから。~
もう、一人には…させませんから…▼
**ノワール(親子) [#peffc5f8]
***支援C [#jbd985a5]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[フレデリク]|ノワールさん、どうしたのですか…~
もしや、泣いておられるのですか!?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[フレデリク]|えっ!? 何なんですか、その~
ものすごく微妙な呪いは…!▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[フレデリク]|大丈夫ですか? 鼻水があふれてますよ。~
…ほら、ちり紙をどうぞ。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[フレデリク]|それにしても、娘が三日間も~
鼻水を垂らしてるなんて不憫すぎます…▼~
よし、ノワールさん。私がサーリャさんに~
呪いをやめるよう言ってきて差し上げます。▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[フレデリク]|何ですって…!?~
私は…そんなに尻に敷かれていたのですね…▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[フレデリク]|くっ…! でも今の私が~
そうなるとは限りません。▼~
見ていてくださいノワールさん。父さんが~
頼りがいのあるところをお見せします…!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#h92ddc4d]
:[フレデリク]|すみません、ノワールさん…ぐすっ。~
かっこ悪い父親で…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[フレデリク]|泣いていません! これは五日間~
鼻水が止まらなくなる呪いです!▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[フレデリク]|そういえば以前そのようなことを~
仰っていましたね…▼~
だが代わりに貴方の呪いは~
解いてもらったので、安心してください…▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[フレデリク]|これも同じなのですか!? 私はことごとく~
未来と同じ運命を辿っているのですね…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私達たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[フレデリク]|ノ、ノワールさん。泣かないでくださ…▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[フレデリク]|ひいぃっ!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[フレデリク]|す…すみません…▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
:[フレデリク]|あ、ノワールさん…!▼~
……同じ運命、ですか。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#na00aedf]
:[フレデリク]|ノワールさん、ちょっといいですか?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[フレデリク]|これを見てください。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[フレデリク]|何もしませんよ。というか、~
貴方に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんです。~
サーリャさんから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[フレデリク]|ノワールさん、この前私があまりにも▼~
未来の私と同じ道を辿るせいで▼~
どうせ運命なんて~
変わらないと言っていたでしょう?▼~
だから私が…未来の私にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が~
消せるのではないかと思いまして。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[フレデリク]|貴方が来たから、私も変われました。~
一緒なら、もっと変えていけるはずですよ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[フレデリク]|…当たり前ですよ。~
殺したって死なないでおりますとも。▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[フレデリク]|…って、あの殺気立った人影は何でしょう!?~
屍兵…いや、サーリャさんですか!!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[フレデリク]|あの顔はまずい! まずいですよ…!~
言ってるそばから命の危機です…!▼~
すみませんノワールさん!~
失礼いたします!▼~
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#p2d1f8a5]
***支援C [#z6eb12fb]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[フレデリク]|どうしたのですか? ンンさん。~
そんなにため息をついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[フレデリク]|ははは…そのようなことでため息を?~
貴方の方が母親みたいですね。▼~
まぁ、ノノさんはああいう性格ですから、~
仕方ないのではありませんか?▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[フレデリク]|うっ…▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[フレデリク]|ぶーーーーっ!!~
ンンさん…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[フレデリク]|そ…そんなことありませんよ!?~
私は大人の女性だって好きです…って▼~
何を言わせるのですか!▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[フレデリク]|そ、そんなこと娘に言えませんよ!~
勘弁してください…!▼~
:|'''(フレデリク退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#x60107a6]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[フレデリク]|ンンさんですか…~
貴方もしつこいですね…▼~
私がなぜノノさんを選んだかなんて~
娘に言うことではありませんよ。▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[フレデリク]|その歳で女心を語るのですか!?▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[フレデリク]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…!!▼~
ンンさん! あまりしつこいと~
父さんは怒りますよ?!▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[フレデリク]|えっ…いえ、~
わかってくれればいいのですが…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[フレデリク]|ンンさん…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:[フレデリク]|ちょ…ちょっと待ってください!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[フレデリク]|い、いえ…ちょっと拍子抜けしてしまって。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[フレデリク]|えぇ…それはそうなのですが…▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[フレデリク]|あっ…ちょっとお待ちくださ…!!▼~
……ンンさん。▼~
***支援A [#hff62359]
:[フレデリク]|ンンさん…▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[フレデリク]|…えぇ。貴方は以前~
『我慢するのに慣れてる』と▼~
おっしゃっていましたが…~
あれはどういうことなのですか?▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[フレデリク]|よそのお家ですって? 私たちは?~
ノノさんは一緒にいなかったのですか?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[フレデリク]|ンンさん…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[フレデリク]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[フレデリク]|…もういいです、ンンさん。~
父さんが悪かったです…▼~
貴方が聞きたいのでしたら、~
ノノさんとの馴れ初めでもなんでも言います。▼~
寂しいのでしたら一日中でも~
傍にいて差し上げますから…▼~
だから…私の前ではもう何も~
我慢しないでください…▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[フレデリク]|いいんですよ、ンンさん。~
…ほら、父さんに何でも聞いて下さい。▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[フレデリク]|あぁ…いきなりハードルが高いです…▼~
*コメント [#q8e9235d]
- ベルベットが変身しているときは、立ち絵は表示されません...
- フレデリクとセルジュの支援会話Aが二個ある -- &new{2012...
- ティアモAに強力とあるけど文脈的に協力の間違いかな? -- ...
- マリアベルとのS会話の -- &new{2012-06-01 (金) 13:49:5...
- マリアベルとのS会話の中の一つがヴィオールの発言てこと...
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