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会話集/支援会話/ソール
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*ソールの支援会話 [#fcf2d388]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#b8e97f67]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#be81s16o]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#d18addda]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#w2121bdf]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**リズ [#r24c2333]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ソワレ [#j8b8a2ae]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ミリエル [#aff2331d]
***支援C [#zcebe2c8]
:[ソール]|…九十九・・・百! ふぅ…。▼~
:[ミリエル]|…なぜ、何度も同じ動作を~
繰り返していたのですか?▼~
:[ソール]|え? ただの剣の素振りだよ?▼~
:[ミリエル]|…素振りを繰り返すことによって~
どんな効果があるのでしょうか?▼~
:[ソール]|えっと…体に技を覚えこませることで~
とっさのときに鋭く動けるんだ。▼~
:[ミリエル]|頭ではなく、体に技を覚えこませる…。~
なるほど…興味深いお話です。▼~
その過程をぜひ~
観察させていただきたいのですが…?▼~
:[ソール]|いや、でも…もう素振り終わったし…。~
けっこう疲れてるんだよね。▼~
:[ミリエル]|そうですか…残念です…。▼~
:[ソール]|あ、そんな悲しそうな顔しないで…。~
じゃあ…もう少しだけ続けるよ。▼~
:[ミリエル]|それは助かります。~
では…百回ほどお願いします。▼~
:[ソール]|百回?~
さすがにそれは…きついなぁ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…残念です…。▼~
:[ソール]|…………▼~
:[ミリエル]|本当に残念です…。▼~
:[ソール]|・・・わかった、やるよ!~
…一! …二! …三!▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。▼~
***支援B [#zcebe2c9]
:[ソール]|…到着! ぜぇ…ぜぇ…▼~
:[ミリエル]|…ソールさんが野営地を十周するのに~
かかった時間は…なるほど…。▼~
:[ソール]|だんだんミリエルが~
鬼のように見えてきたよ…。▼~
もう…走り込みの観察は~
終わりでいいよね?▼~
:[ミリエル]|わかりました…。~
休憩にしましょう。▼~
:[ソール]|ふぅ…、良かった。▼~
それで、なにかわかったの?▼~
:[ミリエル]|じつは…ソールさん以外の~
みなさんの訓練も観察していました。▼~
ソールさんは…驚くべきことに~
そのすべての結果の中心にいます。▼~
:[ソール]|中心? 僕が?▼~
:[ミリエル]|腕力…走力…体力…いずれも~
全体のほぼ平均値を取っています。▼~
しかも…すべての項目において。~
とても偶然とは思えません…。▼~
:[ソール]|あぁ…そうなんだ。~
やっぱり僕ってそういう奴なんだね…。▼~
:[ミリエル]|自覚があるのですか?▼~
:[ソール]|僕、なにかするときは~
ついみんなに合わせちゃう性格だから。▼~
訓練のときも、いつもそんな感じで…~
体が平均を取ることを覚えてるのかも。▼~
:[ミリエル]|体が平均を取ろうとする…?~
大変興味深いお話です。▼~
正確さを検証するために…~
もう一度、検証してみましょう。▼~
:[ソール]|え?▼~
:[ミリエル]|もう一度…走り込みを。~
野営地を十周してきてください。▼~
:[ソール]|ほんとに鬼だ…。▼~
***支援A [#sm13758a]
:[ソール]|…九十九…百!~
よし、終わったー!▼~
:[ミリエル]|…なるほど。~
素振りの効果を目の当たりにしました。▼~
最初に見たときよりも…~
動きにぶれがなくなっています。▼~
:[ソール]|ミリエルにしごかれたからね。~
成果もでるよ。▼~
まぁ、成果が出たと言っても~
結局は平均男なんだけどさ…。▼~
:[ミリエル]|確かに…あなたは変わらず~
全体の平均に位置しています。▼~
これは…じつに興味深い結果です。▼~
:[ソール]|…? いつも通りじゃないの?▼~
:[ミリエル]|いえ…あなたの身体能力は~
いずれも急速に向上しています。▼~
それでも全体の平均値であることに~
変わりはない。ということは…。▼~
:[ソール]|えっ…じゃあ、周りの人たちも~
同じように向上したってこと?▼~
:[ミリエル]|ソールさんが平均的な方であることは~
周知の事実です。▼~
そのあなたに抜かれたくない…~
負けられない…そう思った人たちが▼~
あなたに刺激されて~
訓練に励んだということでしょう。▼~
:[ソール]|…僕だけが周りに~
合せていたわけじゃないんだね。▼~
周りも僕に合せて変化する。~
僕もみんなに影響を与えているんだ…。▼~
ありがとう、ミリエル。~
君に大事なことを教えてもらったよ。▼~
:[ミリエル]|いえ…こちらこそ~
興味深い結果を見せていただきました。▼~
今後も観察を続けてよろしいですか?▼~
:[ソール]|もちろん。~
気が済むまでそばで見ててよ。▼~
:[ミリエル]|ご協力、感謝致します。▼~
***支援S [#sa69090e]
:[ソール]|…到着! ふぅっ…。▼~
ふふっ。これがみんなの平均になるなら~
訓練にも身が入るよ。▼~
:[ミリエル]|…あなたは…非常に恵まれた~
能力の持ち主ですね。▼~
:[ソール]|え? 平均的でしょ、僕?▼~
:[ミリエル]|すべてのおいて平均を取る能力とは~
すでにそれ自体が非凡と言えます。▼~
:[ソール]|なるほど…そういう考え方もあるか。▼~
あ、でもね、僕にもやっと~
平均じゃないものが見つかったんだ。▼~
:[ミリエル]|それは興味深い…なんでしょうか?▼~
:[ソール]|…君への想い、って言ったら~
ちょっとキザなんだけど…。▼~
他に言いようが無いんだから~
しょうがないか。▼~
僕、君のことが好きなんだよ。~
君を想う気持ちは、誰にも負けない。▼~
:[ミリエル]|ソールさん…?~
それは、本気で言っているのですか?▼~
:[ソール]|うん、本気だよ。~
これが、その証拠さ。▼~
:[ミリエル]|これは、指輪…ですね。~
つまり…私に生涯の伴侶になれと?▼~
:[ソール]|そうだよ。~
僕と結婚して欲しいんだ。▼~
最初は…素振りとか走り込みを~
嫌ってほどさせられるし▼~
正直、ミリエルが現れるたびに~
内心びくついてたりもしたんだけど、▼~
今では逆に、君がいてくれないと~
落ちついて訓練もできないぐらいなんだ。▼~
できれば、僕の観察をずっとそばで~
続けていて欲しい…そう思ってる。▼~
:[ミリエル]|そう、ですか…。~
私としても、このまま観察を▼~
続けさせてもらえることは~
非常にありがたいことです。▼~
その…私もあなたに~
好意が全く無いこともありませんし…。▼~
…指輪、ありがたく受け取ります。▼~
:[ソール]|良かった。これで、これからずっと~
ミリエルと一緒にいられる。▼~
しあわせになろうね…平均以上に。▼~
:[ミリエル]|あなたが平均以上を目指すとは…~
じつに興味深いことですね。▼~
でも、いつかこの目でその実現を~
見届けることを確信しています…。▼~
:[ソール]|うん。一生かけて見届けて欲しいな。▼~
指輪、受け取ってくれてありがとう。~
ミリエル…大好きだよ。▼~
:[ミリエル]|はい…。その………、~
………………私もです。▼~
**カラム [#aff2331d]
***支援C [#jaa939cd]
:[カラム]|ソール…▼~
:[ソール]|わっ、カラム!?~
いつからそこに?▼~
:[カラム]|さっきから…ソールが~
僕を探してるって聞いたから…▼~
:[ソール]|あ、うん。~
ちょっと聞きたいことがあって。▼~
:[カラム]|聞きたいこと…~
なんだい?…▼~
:[ソール]|カラムが戦場に出るときなんだけど、~
いつも、どんな気持ちでいるの?▼~
:[カラム]|そうだね…できるだけ~
平常心でって思うけど…▼~
でもどうして…~
そんなことを聞くんだい?…▼~
:[ソール]|僕はいつも~
不安にさいなまれるんだ。▼~
僕なんかが戦場に出たら~
みんなに迷惑をかけるんじゃないかって。▼~
で、他の人はどうだろうって見てると▼~
カラムは動じた様子がないように思えたから~
聞いたんだけど、やっぱり普段通りなんだね。▼~
:[カラム]|そんなことはないよ…~
やっぱり…平常心は保ててない…▼~
その話を聞いて分かった…▼~
:[ソール]|えっ? どうして?▼~
僕が見た感じでは、カラムは~
意気込むことも、おびえることもなく▼~
全然いつもとかわらなく~
冷静で…▼~
:[カラム]|でも…そういう僕に…~
ソールが気づいてる…。▼~
いつもなら…僕の存在なんて~
気づかないのに…▼~
:[ソール]|!!~
…そういえば…▼~
:[カラム]|やっぱり…いつもとは違うのかな…~
気をつけないと…▼~
ソール…~
教えてくれてありがとう…▼~
:[ソール]|どういたしまして…って~
違うよ! 質問しているのは僕…▼~
(カラム退場)~
:[ソール]|あれ? いなくなった…▼~
でも、うーん、~
あれでも普段通りじゃないんだ。▼~
僕なんて、本当に~
まだまだだなあ。▼~
***支援B [#b05ac077]
:[カラム]|ソール…▼~
:[ソール]|あっ、カラム。~
探していたんだ。▼~
:[カラム]|どうしたの…?▼~
:[ソール]|この前の話を覚えてるかい?▼~
:[カラム]|戦場に出る時の気持ちのこと?▼~
:[ソール]|うん。僕は戦場に出る前の~
カラムは普段通りだって思ってた。▼~
だけど、カラムに話すと~
そんなことはないって言われた。▼~
:[カラム]|見つかっている時点で…~
僕は普段通りじゃないからね…▼~
:[ソール]|でも、やっぱり思うんだ。▼~
それでもカラムは僕なんかより~
はるかに平静なんじゃないかって。▼~
:[カラム]|うーん…~
そうなのかな…▼~
:[ソール]|だから、今日から僕は~
カラムの事を見習おうと思うんだ。▼~
まずは、カラムの普段の生活から~
色々学んで…▼~
:[カラム]|どうやって…?▼~
:[ソール]|どうやって、って~
そりゃ見よう見まねで…▼~
:[カラム]|でも、普段の僕に…~
気づけるの?…▼~
:[ソール]|あっ!~
それは…▼~
:[カラム]|僕を見習おうと思えば…~
いつも僕を見つけないといけない…▼~
それって…~
大変だと思うけど…▼~
:[ソール]|うーん…▼~
:[カラム]|悪いことは言わないから…~
見習うなら他の人にした方がいいよ…▼~
:[ソール]|…いや、それなら、まず普段のカラムを~
ちゃんと見つけるところから始めるよ。▼~
:[カラム]|どうして…そこまで…~
僕なんかなの…?▼~
:[ソール]|話をしていて思うんだけど、僕とカラムって~
結構似てるんじゃないかなあ。▼~
すぐ『僕なんか』って言うところとか。~
あんまり前に出る感じじゃないところとか。▼~
:[カラム]|それは、そうかも…▼~
:[ソール]|だから、僕の手本には~
カラムが一番いいって思うんだ。▼~
だから、よろしくね。~
カラム。▼~
:[カラム]|あんまり…お役にたてるって…~
思えないけど…▼~
***支援A [#zcebe2c9]
:[ソール]|カラム。▼~
:[カラム]|あ、ソール…珍しいね…~
君から声をかけてくるなんて…▼~
:[ソール]|いつもは声をかけたくても~
気づかなかったからなあ。▼~
でも、ここしばらく~
ずっと君のことを見習ってたから▼~
今はそんなことないよ。▼~
:[カラム]|僕を見習うって話…~
本気だったんだ…▼~
:[ソール]|もちろんだよ。~
で、見習っていて思ったんだけど▼~
カラムって意外といろんな事に~
笑ったり悲しんだりしてるんだね。▼~
あんまり大きな~
反応じゃないけど。▼~
:[カラム]|…そりゃ人間だから…~
色々心は動くよ…▼~
:[ソール]|で、戦場に出る時と比べたら~
確かにちょっと違ってた。▼~
だから少し安心した。▼~
:[カラム]|安心?…▼~
:[ソール]|うん。普段通りに見えたカラムも~
実は戦場に出る時は違ってるんだって。▼~
:[カラム]|だから、この前も…~
そう言ったじゃない…▼~
:[ソール]|でも、僕とは違うんだ。~
ずっと見てて分かった。▼~
多分それは、カラムが~
そんな自分を受け入れてるからなんだ。▼~
:[カラム]|……▼~
:[ソール]|だから僕も、どうしようもなく不安な事を~
受け入れようかなって思ってる。▼~
ごめんね。カラム。~
色々見てて迷惑だったんじゃない?▼~
:[カラム]|そんなことないよ…~
僕は僕で自信がついた…▼~
:[ソール]|え?▼~
:[カラム]|ちゃんと僕を見ようとしている人に…~
僕は気づいてもらえるんだって…▼~
僕は僕で…自分の事…~
あきらめちゃいけないのかもしれない…▼~
:[ソール]|それはよかった。~
じゃあ、お互いさまだね。▼~
:[カラム]|うん…お互い頑張ろう…~
今までの自分を越えるために…▼~
**マリアベル [#sfy94vwh]
***支援C [#opermvu4]
:[ソール]|マリアベル、~
この前頼まれてた件だけどさ…。▼~
:[マリアベル]|うーん…むにゃ…。▼~
:[ソール]|マリアベル?▼~
:[マリアベル]|…あ…ソールさん?▼~
:[ソール]|マリアベル、君さ…~
あんまり寝てないんじゃないか?▼~
最近たくさん本を買ってたけど~
勉強もほどほどにしておかないと…。▼~
:[マリアベル]|ソールさんは気にしなくても…ふわぁ。~
…失礼。▼~
ソールさんは気にしなくても~
大丈夫ですわよ。▼~
:[ソール]|…さっき、立ったまま寝てただろ?~
ひょっとして徹夜してたんじゃないの?▼~
だいじょうぶ? 体調崩してない?▼~
:[マリアベル]|あぁ、だからかもしれませんわね…。~
先ほどからお腹の辺りがしくしくと…。▼~
:[ソール]|実家からもらってきた胃薬、~
分けてあげるよ。効果てきめんだから。▼~
:[マリアベル]|…ありがとうございます。▼~
これで…あと何日かは~
だいじょうぶですわね~。▼~
:[ソール]|駄目だよ、~
ちゃんと睡眠を取らないと…。▼~
:[マリアベル]|…えぇ…わかってますわ…~
ふわ~ぁ…。▼~
:[ソール]|あ、マリアベル?~
ほんんとにだいじょうぶかな…?▼~
***支援B [#opermvu4]
:[マリアベル]|ソールさん、先日は~
お世話になりましたわね。▼~
あなたのくださった胃薬…~
よく効きましたわ。▼~
:[ソール]|あぁ、この前の…。~
よかった、効果があって。▼~
:[マリアベル]|つきましては、あの胃薬をもう少し~
分けていただけるとうれしいのですが。▼~
:[ソール]|えぇっ!いいけど…~
また徹夜するつもり? それは…。▼~
:[マリアベル]|いただけないのなら、けっこうですわ。~
それじゃあ、わたくしはこれで。▼~
:[ソール]|ま、待って! いいよ、あげるから。▼~
:[マリアベル]|…ありがとうございます。▼~
:[ソール]|もう止めるのはあきらめるけどさ…~
体にはほんとに気をつけなよ。 ▼~
:[マリアベル]|将来、法務官になるためですもの。~
多少の無理は覚悟の上ですわ。 ▼~
集めるべき資料も、読むべき本も、~
書くべき書類もまだまだ山積みですの。▼~
:[ソール]|そこまでして叶えたい夢なんだね…。~
うらやましいよ。▼~
じゃあさ、僕になにか~
できることはないかな?▼~
:[マリアベル]|そうですわね…▼~
でも、どうしてあなたが~
手伝ってくださるんですの?▼~
:[ソール]|僕には大した夢とかないからさ…。~
せめて君の夢を応援したいんだよ。▼~
それに僕ら、仲間だろ?~
仲間の夢を手伝うのは当たり前だよ。▼~
:[マリアベル]|…じゃあ、資料を探すのを~
手伝っていただこうかしら。▼~
:[ソール]|了解!▼~
:[マリアベル]|代わりにわたくし、あなたの夢を~
いっしょに見つけて差し上げますわ。▼~
:[ソール]|了解…って、えぇっ!?▼~
:[マリアベル]|胃薬を分けていただいたうえに~
夢のお手伝いをしていただくのですから▼~
それくらいはしないと~
公平ではないでしょう?▼~
:[ソール]|ぼ、僕のことはいいよ…~
自分の夢は自分で見つけるからさ…。▼~
:[マリアベル]|水臭いことは言わないでください。~
わたくしたち、仲間でしょう?▼~
:[ソール]|はは…そ、そうだね。▼~
***支援A [#ub0e6912]
:[ソール]|マリアベル。~
頼まれてた資料、見つけてきたよ。▼~
:[マリアベル]|ありがとうございます。~
手伝っていただいて助かりますわ。▼~
ところで、あなたの将来の夢について~
いくつか案を出してみたんですけど…。▼~
:[ソール]|あ…ほんとに考えててくれたんだね。▼~
:[マリアベル]|まぁ…クロムさんの側近を目指すか~
実家の薬屋を継ぐのが妥当ですわね。▼~
ソールさんはどういった進路を~
考えていらっしゃるのかしら?▼~
:[ソール]|はは…どっちもいいなぁ。▼~
:[マリアベル]|そんな適当な…~
自分のこだわりはありませんの?▼~
:[ソール]|うん…やっぱりないよ、僕には。~
いろいろ考えたけど…いくら考えても▼~
この先世界がどうなるか想像できない。~
そのときの状況を見て、周りのみんなが▼~
一番喜んでくれる道を選ぶのが~
いいのかなって…。▼~
僕、自分のために~
がんばるのは苦手だけど…▼~
誰かのためになら誰よりも~
がんばれる自信はあるんだ。▼~
:[マリアベル]|そう…。そういうことでしたら~
わたくしの手伝いはいりませんわね。▼~
:[ソール]|怒らない…の?~
もっと自分を持ちなさい、とか。▼~
:[マリアベル]|なにも考えていないのであれば~
叱り飛ばすつもりでしたわ。▼~
でも、あなたは周りの人たちが~
喜ぶ道を選ぶ…とおっしゃいました。▼~
誰かのためになら、~
誰よりもがんばれる、とも。▼~
ある意味、究極の献身ですわ。~
あなたは…それでいいと思います。▼~
:[ソール]|僕…世界とか国とか、大きな話は~
うまく想像できないけど…。▼~
周りの人たちをしあわせにすることなら~
想像できるし、やる気になれるから。▼~
:[マリアベル]|謙虚過ぎる気もしますけど、~
地に足のついた考え方だと思いますわ。▼~
:[ソール]|ありがとう。今はクロムやマリアベルの~
力になれることを精一杯やるよ。▼~
さぁ、ほかに手伝えることはない?~
資料探しならいくらでもやるよ。▼~
:[マリアベル]|えぇ、あとでお願いしますわ。▼~
でも、まずは息抜きのお茶に~
付き合っていただけます?▼~
ちょうど話し相手が~
欲しかったところですの。▼~
:[ソール]|うん、喜んで。▼~
***支援S [#s376aeaa]
:[ソール]|マリアベル。~
この本、欲しかったんじゃない?▼~
:[マリアベル]|えぇ…どうしてわかりましたの?▼~
:[ソール]|ずっと手伝ってるうちに、~
なんとなくマリアベルの欲しいものが▼~
わかるようになってきたんだ。~
そうそう、紅茶も淹れてあるからね。▼~
:[マリアベル]|そういえば…~
そろそろ休憩したほうがいいですわね。▼~
ふふっ。わたくしよりも~
わたくしのことが見えているみたい。▼~
あなたが手伝ってくれてから~
徹夜することもなくなりましたし▼~
人を喜ばせる天才かもしれませんわね、~
ソールさんって。▼~
:[ソール]|ありがとう。みんなが喜んでくれるのが~
僕にとっての喜びだから。▼~
でもね…その中でも~
誰より喜ばせたい人を見つけたんだ。▼~
これ…。▼~
:[マリアベル]|えっ…指輪…ですの?▼~
:[ソール]|うん。僕…君のことが好きなんだ。~
誰よりも頑張り屋のマリアベルが。▼~
君を見てると、近くにいて~
ずっと支えていてあげたいって思う。▼~
絶対幸せにするよ。~
だから…僕と結婚して欲しい。▼~
:[マリアベル]|…わたくしと…結婚を?~
きっと大変ですわよ?▼~
:[ソール]|君のための苦労なら…喜んで。▼~
:[マリアベル]|ソールさん…。▼~
ありがとうございます。~
喜んでお受けしますわ…。▼~
:[ソール]|ありがとう、マリアベル。 ~
これからは、君の夢が僕の夢だよ。▼~
**ベルベット [#aff2331d]
***支援C [#zcebe2c9]
:[ソール]|あのさ…ベルベット。~
もう食事の時間だよ?▼~
:[ベルベット]|食べる気になれないわ。~
放っておいてちょうだい。▼~
:[ソール]|で、でもさ…ベルベットの分も~
ちゃんと用意してあるんだよ?▼~
:[ベルベット]|私は頼んでいないでしょう。▼~
:[ソール]|…君たちダグエルが~
人間を好きになれないのは知ってるよ。▼~
でも僕ら、親交を深めたほうが…~
お互いに戦いやすいんじゃないかな。▼~
それに、ほら…ベルベットだって~
お腹が空いたら困るでしょ?▼~
:[ベルベット]|…人間らしい言い草ね。▼~
:[ソール]|えっ…どういう意味?▼~
:[ベルベット]|いろいろ建前を並べて~
本音のない、虚しい言葉だってこと。▼~
:[ソール]|そ、それは…▼~
:[ベルベット]|消えて。▼~
:[ソール]|ごめんなさい!~
本音でちゃんと話すよ…▼~
…ぼ、僕は!~
ベルベットともっと仲良くなりたい!▼~
そりゃ、ダグエルと接するのは~
初めてで、物珍しさもあるけどさ。▼~
いっしょに戦う仲間だから、~
もっとわかり合いたいんだ!▼~
:[ベルベット]|……………▼~
:[ソール]|気が向いたら…食べに来てよ。~
ベルベットの分は取っておくから…▼~
:[ベルベット]|待って…。食事を取っておいても~
私は食べることができないのよ。▼~
その、芋の類が苦手なのよ…~
あれはどうしても受け付けられない。▼~
:[ソール]|そ、そうだったんだね…~
ごめん、知らなかったよ。▼~
:[ベルベット]|気にしないでいいわ。~
私が言わなかったんだから。▼~
それに今は、食べ物の好みに~
気を回せる状況じゃないでしょう?▼~
:[ソール]|それは…そうだけど。▼~
:[ベルベット]|一応、礼は言っておくわ。~
あなたは本音で私に接しようとしてくれた。▼~
:[ソール]|れ、礼なんてそんな。~
こちらこそありがとう。▼~
:[ベルベット]|なぜあなたが礼を言うのよ…~
おかしな人間ね、あなたは。▼~
***支援B [#ve41c561]
:[ソール]|あ、ベルベット…~
来てくれてうれしいよ。▼~
:[ベルベット]|私に用というのは何?▼~
:[ソール]|この料理…~
食べてみて欲しいんだ。▼~
:[ベルベット]|なぜ私がそんなことを?▼~
:[ソール]|ベルベットが食べられる料理があれば~
みんなで食事できると思ってさ…▼~
いろいろ作ってみたんだ。▼~
:[ベルベット]|…ふうん。まぁいいわ。~
味見をすればいいのでしょう?▼~
:[ソール]|ありがとう!~
はい、どうぞ。▼~
:[ベルベット]|うっ…芋は食べないと~
言ったはずだけど?▼~
:[ソール]|あ、わかる?~
細かく刻んでみたんだけど…▼~
:[ベルベット]|…帰らせてもらうわ。▼~
:[ソール]|ちょっと待って!~
この皿のも試してみて!▼~
:[ベルベット]|…いらない。~
鼻が曲がりそうだわ。▼~
:[ソール]|で、でも、~
芋の匂いはしないでしょ?▼~
:[ベルベット]|香辛料がきつすぎるの。~
…今度こそ帰るわよ。▼~
:[ソール]|待って、最後にもうひと皿だけ…。~
生地にして練りこんだ団子があるんだ。▼~
:[ベルベット]|…これが最後よ。▼~
:[ソール]|…ど、どう?▼~
:[ベルベット]|おいしくない。▼~
:[ソール]|これも駄目か…▼~
:[ベルベット]|おいしくないけど…~
食べれなくはないわ。▼~
:[ソール]|え? じゃあ…▼~
:[ベルベット]|たまになら…~
食べてあげてもいい…わよ。▼~
:[ソール]|おぉ、やった!~
ありがとう、ベルベット!▼~
:[ベルベット]|またあなたが礼を言うわけ…?~
つくづく変わった人間ね。▼~
***支援A [#ce8ae32f]
:[ベルベット]|…なぜ、私についてきたわけ?▼~
:[ソール]|ダグエルの食事に~
同席させてもらいたくてさ。▼~
僕にも食べられるものがあれば~
献立に加えられるでしょ?▼~
あの団子だけじゃ~
楽しく食事はできないしね。▼~
:[ベルベット]|ふうん…~
なら、いっしょに食べてみれば?▼~
:[ソール]|う、うん。いただきます…▼~
:[ベルベット]|その実には気をつけて。~
皮膚に触れるとかゆくなるわよ。▼~
:[ソール]|えっ? わっぷ…!~
はは、汁が顔についちゃった…▼~
わっ…▼~
:[ベルベット]|かゆくなると言ったでしょう。~
その実はかじらず、丸呑みにしなさい。▼~
…? どうかした?▼~
:[ソール]|ご、ごめん。緊張しちゃって…▼~
:[ベルベット]|これくらいで緊張していたら~
食事なんてできないわよ。▼~
:[ソール]|いや…ベルベットにいきなり~
頬をぺろってされたから…▼~
:[ベルベット]|…私はダグエルよ。~
獣に舐められたと思えばいいわ。▼~
:[ソール]|そ、そんな風に思えないよ!▼~
ぼ、僕にはベルベットは~
かわいい女の子にしか見えないし…▼~
:[ベルベット]|ふ、ふん…。~
…やはりおかしな奴ね、あなたは。▼~
こっちの実をあげるわ。人間にも~
おいしく食べられるはずよ。▼~
:[ソール]|うん、ありがとう。▼~
あ…でもこの実って、ベルベットが~
食べてる途中だったんじゃ…▼~
:[ベルベット]|…私が口をつけた実なんて~
食べたくもないってこと?▼~
:[ソール]|ち、違うよ! そうじゃなくて…~
僕にはベルベットが女の子にしか…▼~
な、なんでもない。~
い、いただきます!▼~
***支援S [#td744ed6]
:[ソール]|ベルベット…みんなといっしょに~
食事してくれてありがとう。▼~
:[ベルベット]|嫌な匂いも、食べれない料理も~
なかったからよ。▼~
:[ソール]|いやあ…みんなに頼んで献立を~
変えてもらった甲斐があったよ。▼~
ベルベットに教えてもらった料理も~
みんな美味しいって喜んでたなぁ。▼~
:[ベルベット]|しかし、私のためにわざわざ~
全体の献立を変えてよかったの?▼~
:[ソール]|ベルベットと食事できるならって、~
みんな喜んで了承してくれたよ。▼~
こうやって少しでもお互いの距離を~
縮められて、僕、うれしいよ。▼~
:[ベルベット]|ふぅん……▼~
:[ソール]|えっ…なに?▼~
:[ベルベット]|あなたの努力に敬意を払い、~
距離を縮めてあげようと思ったのよ。▼~
:[ソール]|きょ…距離を縮めるっていうのは~
そういう意味じゃないけど…▼~
はは…なんか緊張を通り越して~
心が落ち着いてきたよ。▼~
:[ベルベット]|そう? 奇妙な話だけど~
私もそんな気分だわ。▼~
:[ソール]|そ、そうなの?~
…よかった。うれしいよ。▼~
:[ベルベット]|私が落ち着くのがうれしいの?~
やはりあなた…おもしろいわね。▼~
:[ソール]|人間に興味が出てきた?▼~
:[ベルベット]|どうかしら。まあ、あなたには~
興味が出てきているけどね。▼~
:[ソール]|…それを聞いて決心できたよ。~
この指輪、受け取ってくれないかな。▼~
:[ベルベット]|指輪? なぜ?▼~
:[ソール]|僕と…結婚して欲しい。人間と~
ダグエルの交流の新たな一歩として…▼~
:[ベルベット]|…本音で話しなさい。~
建前を言っても私には通じないわよ。▼~
:[ソール]|ご、ごめん。今のは照れ隠し。▼~
そうなんだ、君といれば…僕は~
本音で生きていけそうな気がする。▼~
愛してるんだ、ベルベット。~
ずっと僕のそばにいて欲しい。▼~
:[ベルベット]|愛…この感覚の正体はそれなの…~
悪い気分ではないわね。▼~
あなたの申し出、受けさせてもらうわ。▼~
:[ソール]|ありがとう…ベルベット。▼~
:[ベルベット]|ふ、ふんっ! …またあなたが礼を言う。~
今くらいは私に言わせなさい。▼~
…ありがとう、ソール。~
私も…愛してるわ。▼~
**ティアモ [#la238789]
***支援C [#h8a12f95]
:[ティアモ]|あら、ソール。▼~
:[ソール]|さっき音楽が聴こえてきたけど、~
ティアモが演奏してたの?▼~
:[ティアモ]|あ、聴こえちゃった?~
ごめんね、下手な演奏で。▼~
:[ソール]|ううん、いい音色だった。~
その曲、イーリスで流行してた曲だね。▼~
:[ティアモ]|えぇ、この前、市場で~
楽器を見つけて…▼~
長いあいだ弾いてないなって思って、~
つい勢いで買っちゃった。▼~
:[ソール]|クロムの生誕祭でもその曲を弾いてたよね。~
自警団のみんなと聴いてたんだよ。▼~
君の演奏はすごかったよ…~
なんかこう、想いがこもってる感じで。▼~
今度みんなの前で弾いてみたら?~
きっと喜ばれるよ。▼~
:[ティアモ]|でも、それほどの腕前じゃないわよ。~
さっきも何回も失敗しちゃったし。▼~
ちゃんと楽譜を見ながらなら、~
少しは違うかもしれないけど。▼~
:[ソール]|えっ。楽譜も見ずに弾いてたの?~
やっぱりすごいな…▼~
:[ティアモ]|ちょっとソール、~
そんなに褒めないでよ。▼~
こんなのフィレインさんに比べれば、~
まだまだなんだから。▼~
:[ソール]|あぁ、フィレインさんは上手だったね。~
楽団に入れる腕前だったと思う。▼~
:[ティアモ]|うん。あたし、あの域に~
到達するのが目標なのよ。▼~
:[ソール]|そうなんだ、でもティアモならきっと~
すぐに上手くなれるよ。▼~
:[ティアモ]|うふふ、ありがとう。▼~
…あ、まずい!~
このあと頼まれてる仕事があるんだった。▼~
それじゃあまたね、ソール。▼~
:[ソール]|さすがにティアモの目標は高いな…~
並大抵じゃ納得できないんだろうな。▼~
僕の目標は…ティアモだな。~
僕も、なにかひとつくらいは▼~
人並み以上にこなせる人間に~
ならないとね…▼~
***支援B [#h8a12f95]
:[ソール]|今日も演奏の練習をしてるの?▼~
:[ティアモ]|あら、ソール。~
…その楽器は?▼~
:[ソール]|僕も市場で買ってきちゃった。~
あとはほら、楽譜も。▼~
:[ティアモ]|ふふ、準備がいいわね。~
せっかくだし、あたしと合奏してみない?▼~
:[ソール]|それは将来の目標ってことで…~
まずは指南してもらおうと思ってさ。▼~
演奏の仕方なんて、僕はもう~
ずいぶん昔に忘れたきりだから。▼~
:[ティアモ]|あたしで良ければ喜んで。▼~
:[ソール]|ありがとう。ティアモに追いつけるよう~
頑張って努力するよ。▼~
:[ティアモ]|早くふたりで合奏したいわね。~
やっぱり目標があると真剣になるわ。▼~
:[ソール]|ティアモはどんなことだって~
真剣に取り組んでると思うよ?▼~
:[ティアモ]|うふふ、ありがとう。▼~
でも今はソールの指南役として~
真剣に取り組まないとね。▼~
じゃあ曲の出だしの弾き方を~
お手本として見せるわね。▼~
:[ソール]|うん、よろしくお願いします。▼~
:[ティアモ]|最初はゆっくり弾くから見てて…▼~
……▼~
:[ソール]|…さすがティアモだ。~
音色がすごく澄んでる…▼~
:[ティアモ]|…あ、ダメだわ。▼~
:[ソール]|え、何が? 音色も綺麗だったし、~
ちゃんと楽譜通りに弾けてたよ?▼~
:[ティアモ]|ううん、出だしの拍間隔が少しずれたの。~
それに、ここの音程…半音低かった。▼~
:[ソール]|じ、自分でわかるの!?▼~
:[ティアモ]|えぇ。こんな演奏じゃ~
人に教えるなんておこがましいわ。▼~
ごめんなさい、ソール。~
少し練習する時間をくれるかしら。▼~
次までには必ず完璧にしてくるから。▼~
:[ソール]|ちょっと、ティアモ!?▼~
ものすごい完璧主義だ…~
僕も…頑張らないと…!▼~
***支援A [#z7b37d70]
:[ティアモ]|ソール、この前はごめんね。~
今日こそは…って▼~
この曲…この前の…▼~
…すごいじゃない、もうそんなに~
弾けるようになったの!?▼~
:[ソール]|うん。ティアモが頑張ってるの見て、~
僕も頑張らないとなーと思って。▼~
まだまだ下手くそなんだけどね。~
音程とか拍の感じとかもわからないし。▼~
:[ティアモ]|でも、驚くくらい上手くなってるわ。~
いつの間にそんなに上達したの?▼~
:[ソール]|…君と同じ練習量だと~
絶対に追いつけないからね。▼~
ちょっとした合間に~
こつこつ自主練してたんだ。▼~
:[ティアモ]|そうなんだ。~
努力家なのね、ソールは。▼~
あ…そうだ。さっきの演奏を~
聴いてて思ったんだけど…▼~
この曲、少し速めにしたほうが~
明るい曲調になって、いいかも。▼~
:[ソール]|あ…君もそう思う?~
じつは僕もそうなんだ。▼~
速めに弾いちゃう癖が~
いい方向に働いたね。▼~
:[ティアモ]|そうね…すごいわ。~
あたしは今まで気付けなかったもの。▼~
:[ソール]|はは…偶然だよ。ティアモを目標に~
頑張った成果が出たんだ。▼~
:[ティアモ]|あたしを目標にしなくても、~
もっと上手な人はいっぱいいるわよ?▼~
:[ソール]|ううん、技術だけじゃない。君は~
どんなことも鮮やかにこなしていく。▼~
僕は努力してこつこつ~
積み上げていくしかないからさ…▼~
君に憧れてるんだよ。~
僕、君みたいになりたいんだ。▼~
:[ティアモ]|…なんでも鮮やかにこなすのって~
そんなにいいことかな?▼~
:[ソール]|えっ?▼~
:[ティアモ]|確かに、ソールはゆっくりと~
物事を身につけていく人かもしれない。▼~
でも、その分あたしには見つけられない~
色々なことを見つけられる。▼~
さっきの発見がいい例じゃない。▼~
:[ソール]|ティアモ…▼~
:[ティアモ]|そのうえ最後は努力して~
目標にも到達しちゃうんだから…▼~
憧れちゃうのは、あたしのほうよ。▼~
:[ソール]|えっ!? な…なんか照れくさいな。~
僕たちお互いに憧れてたんだね…。▼~
:[ティアモ]|そうね。こうやってお互いを認めて~
高め合うのは良いことだわ。▼~
…じゃあソールも演奏できるように~
なったことだし、▼~
早速、合奏の練習を始めましょうか。▼~
:[ソール]|うん!▼~
***支援S [#h40a8c92]
:[ティアモ]|…ふぅ。▼~
:[ソール]|…いい合奏だったね…▼~
:[ティアモ]|そうね。お互いの音色が~
調和した。美しい演奏だったわ。▼~
これならみんなにも~
聴かせられると思う。▼~
:[ソール]|良かった。▼~
…あのさ。~
僕、決めてたことがあるんだ。▼~
この曲がちゃんと弾けたら~
ティアモとちゃんと向き合おうって。▼~
:[ティアモ]|向き合う…?▼~
:[ソール]|この指輪が…~
僕の、君への気持ち。▼~
:[ティアモ]|えっ…!▼~
:[ソール]|君が好きな人が僕じゃないのは…~
わかってる。▼~
君がクロムのことしか~
見てないことも、知ってる。▼~
それでも…どうしても~
この気持ちだけは伝えたくて…▼~
:[ティアモ]|ソール…~
知ってたんだ…あたしの片思い…▼~
:[ソール]|うん。最初はなんとなくだったんだけど。▼~
クロムの生誕祭での、君の演奏を聞いて~
あぁ、本当に好きなんだなって…▼~
でも、努力を積み上げて、僕はいつか~
君の中の一番になってみせる!▼~
だからそのとき、あらためて~
この指輪を、君に…▼~
:[ティアモ]|…今、受け取ったら駄目なの?▼~
:[ソール]|えっ、でも…▼~
:[ティアモ]|ううん。いいの。~
もう…いいのよ。▼~
さっきの言葉でじゅうぶんよ。~
あたしの中の一番は…ソールだから。▼~
:[ソール]|ティアモ…!▼~
:[ティアモ]|さっきの演奏のときみたいな~
しあわせな時間…たくさん欲しいな。▼~
そしたらあたし、生誕祭の時よりずっと~
想いのこもった演奏を▼~
あなたに聴かせることが~
できると思う…▼~
:[ソール]|うん…うん! 約束する!~
絶対にしあわせにするよ…!▼~
:[ティアモ]|ありがとう、ソール。~
…だいすきよ。▼~
**ノノ [#xcd945df]
***支援C [#l91a54b5]
:[ソール]|ん…? 鳥の鳴き声が聞こえる…。~
やけに近かったような…。▼~
:[ノノ]|ソール! ちょうどよかった!▼~
ソール、いつもお薬持ってるよね。~
ノノにもひとつちょうだい!▼~
:[ソール]|ちょっと待って。~
薬をなにに使うの?▼~
:[ノノ]|鳥さんがね、怪我して倒れてたの。~
手当てしないと!▼~
:[ソール]|…僕が持ってるのは胃薬だよ。~
鳥の怪我には効かないんだ。▼~
:[ノノ]|そんな…どうしよう。~
このままじゃ、あの子…!▼~
あっ、治療の杖!~
あれなら治せるかな?▼~
:[ソール]|…ねぇノノ、いくらかわいそうでも~
そんなことをしてたらきりがないよ。▼~
薬も杖も貴重品だよ。~
もっと大事なところで使わないと…。▼~
:[ノノ]|もっと大事なところってどこ!?▼~
目の前で苦しんでるのに~
放っとくなんて、ノノはできないもん!▼~
:[ソール]|ノノ…。▼~
:[ノノ]|ソールの馬鹿!~
うわぁぁぁん…!▼~
:[ソール]|僕…いつの間に、こんなに~
冷たい人間になってたんだろう…。▼~
ノノの言う通りだね…~
ごめん、僕が間違ってた。▼~
リズを呼んで来るよ。~
それまで鳥さんを見ててくれる?▼~
:[ノノ]|ぐすっ…ほんと?~
ありがとう、ソール。▼~
:[ソール]|お礼を言うのはこっちのほうだよ。~
ありがとう、ノノ。▼~
***支援B [#l713371d]
:[ソール]|ノノ…包帯の替えを持ってきたよ。▼~
:[ノノ]|ありがとう、ソール。~
鳥さん、だいぶ元気になってきたよ?▼~
:[ソール]|ほんとだ。~
ノノががんばって看病したからだね。▼~
:[ノノ]|ねぇ、鳥さんの名前なんだけど~
ヤナフっていうのはどうかな?▼~
:[ソール]|え…。▼~
:[ノノ]|かっこいいでしょー。~
ノノが考えたんだよ?▼~
:[ソール]|ノノ…。名前をつけるのは~
やめたほうがいいんじゃないかな。▼~
別れるときに~
つらくなっちゃうと思うよ?▼~
:[ノノ]|別れないもん!~
ヤナフとノノはずっといっしょ!▼~
:[ソール]|でも、このままずっと戦いながら~
鳥さんの面倒を看るのは難しいよ?▼~
:[ノノ]|ノノ、がんばってお世話する!~
ヤナフのママになる!▼~
だから…ね? お願い!▼~
:[ソール]|ふぅ、わかったよ…。▼~
…クロムに相談してみるよ。~
ヤナフの世話、僕も手伝うからって。▼~
:[ノノ]|ほんと? やったー!▼~
***支援A [#ee7165ce]
:[ソール]|ヤナフもすっかり元気になったね。▼~
:[ノノ]|この前ね、ノノといっしょに~
お空を散歩したんだよ?▼~
ふふ、気持ちよかったー!▼~
:[ソール]|ノノもいっしょに元気になったね。~
やっぱり誰かがいっしょだと…あれ?▼~
:[ノノ]|あっ…鳥さんがいっぱい…。▼~
:[ソール]|ヤナフ…あの群れに入りたがってる?▼~
:[ノノ]|嘘! そんなことないよね?~
ヤナフはずっとノノといっしょだよね?▼~
:[ソール]|あの鳥の群れ…僕らの上を~
ずっとぐるぐる回ってる。▼~
ヤナフを迎えに来た家族なんだよ、~
きっと。▼~
:[ノノ]|違う! ノノがヤナフのママだもん!▼~
ノノ、竜になって~
あいつらを追っ払っちゃうから!▼~
:[ソール]|…駄目だよ、そんなことしちゃ。▼~
:[ノノ]|だって…!▼~
:[ソール]|ヤナフのことを考えたうえで~
いっしょにいるべきだと思うのかい?▼~
無理やり引き止めるのが~
ヤナフのためになるのかい?▼~
:[ノノ]|…ううん。…そうだね…ノノ、~
それがいけないことって知ってる…▼~
無理やり閉じ込めちゃ駄目…~
ヤナフは…奴隷じゃないもん…▼~
ごめんね、ヤナフ。~
ノノ、ママなのにわがまま言ってた…▼~
…ぐすっ…~
ごめんね…行っておいで…▼~
:[ソール]|ごらん、ノノ。~
ヤナフが群れの中に戻っていくよ…。▼~
うれしそうに飛び回ってる。~
きっとノノにお礼を言ってるんだよ。▼~
さよならのあいさつをしてあげないと。▼~
:[ノノ]|うん…ヤナフ、ばいばい…~
みんなと仲良くするんだよ…▼~
:[ソール]|…飛んで行ったね。▼~
:[ノノ]|…………▼~
ばいばい…ヤナフ、ばいばい…▼~
:[ソール]|がんばったね、ノノ。▼~
:[ノノ]|ばいばい…ぐすっ。ヤナフ…~
うぅっ、うわぁぁ…あぁぁ…!▼~
:[ソール]|君は立派なママだった。~
偉かったよ…▼~
***支援S [#nb16af2b]
:[ソール]|ノノ。▼~
:[ノノ]|ソール? えへへ…。▼~
:[ソール]|どうしたの?~
ずいぶんうれしそうだけど。▼~
:[ノノ]|朝ね、ヤナフといっしょに~
お空を散歩する夢を見たの。▼~
元気だってこと、ヤナフが~
ノノの夢に来て教えてくれたんだよ!▼~
:[ソール]|うん…そうだね。~
きっとヤナフも元気にしてるよ。▼~
:[ノノ]|ソール、ノノにご用?▼~
:[ソール]|あれからね…自分なりに~
色々考えてみたんだけどさ。▼~
ノノにこの指輪をあげようと思うんだ。▼~
:[ノノ]|指輪?~
ソール、ノノと結婚したいの?▼~
:[ソール]|指輪の意味は知ってるんだね。~
だったら説明はしなくていいか。▼~
ノノ…君といっしょにいると~
僕は素直になれる。▼~
常識とか建前の裏側に押し込めた、~
人間らしい気持ちを取り戻せるんだ。▼~
僕は…君に贈り物をしたい。~
家族という贈り物を。▼~
:[ノノ]|そっか…結婚したら~
ノノとソールは家族になるんだね…。▼~
:[ソール]|うん。▼~
:[ノノ]|やったぁ! ノノがまたママになったら、~
家族がもっと増えるね!▼~
:[ソール]|はは…まぁ、そういうことだね。▼~
:[ノノ]|えへへ…ノノ、うれしいな。~
指輪、ほんとにもらってもいーの?▼~
:[ソール]|もちろん。~
君のために作ってもらったんだからね。▼~
:[ノノ]|ありがとう! ソール、大好き!▼~
**サーリャ [#p1a6b9cd]
***支援C [#z2c798c8]
:[ソール]|
サーリャ、これ…▼~
:[サーリャ]|
あら…果物?~
どうしてこれを私に…?▼~
:[ソール]|
さっき、あんまり~
昼食を食べてないように見えたから。▼~
これなら汁気も多くて~
食べやすいんじゃないかと思ってさ。▼~
:[サーリャ]|
貴方…私のことを~
見張っていたの…?▼~
:[ソール]|
えっ!? ま…まさか!~
見張ってたわけじゃないよ!▼~
ちょっと気になっただけなんだ。~
誤解させたのなら謝るよ!▼~
:[サーリャ]|
別にそこまで謝らなくていいわ…▼~
それじゃあ、果物は~
ありがたくいただくわね…▼~
:[ソール]|
うん、いっぱい持ってきたから~
遠慮なく食べていってね。▼~
:[サーリャ]|
ひとつでじゅうぶんよ…▼~
:[ソール]|
そ、そっか。ごめん、もしかしたら~
君が遠慮してるんじゃないかと思って。▼~
窮屈に思うことがあったら~
なんでも相談してね。▼~
:[サーリャ]|
ふふ…貴方、いい人ね。~
いい人過ぎて胡散臭いわ…▼~
:[ソール]|
えっ…今、なんて…?▼~
:[サーリャ]|
いいえ…ありがとう、ソール。~
私も貴方とは仲良くしたいわ。▼~
私のいた国…ペレジアでは~
友好の印に髪の毛を▼~
一本交換しあうの。~
いただいていい?▼~
:[ソール]|
か、髪の毛? いいけど…はい。▼~
:[サーリャ]|
どうもありがとう…うふふふふ…▼~
***支援B [#z2c798c8]
:[ソール]|あのさ、サーリャ。~
この前の風習って本当のことなの?▼~
ほかの人に訊いても~
聞いたことがないっていうんだけど…▼~
:[サーリャ]|…髪の毛を交換しあう話?~
あの風習はね…でたらめよ。▼~
:[ソール]|やっぱり…どうしてそんな嘘を?▼~
:[サーリャ]|うふふ。私は呪術師…髪の毛を使って~
なにをするかなんて…わかるでしょう?▼~
:[ソール]|ぼ、僕に呪いをかけたってこと!?▼~
:[サーリャ]|
えぇ。私の前で本音を隠すと~
息ができなくなる呪いを…ね。▼~
:[ソール]|えぇっ!? ひどい!▼~
:[サーリャ]|私に親切にした目的はなに?~
窒息したくなければ正直に言いなさい。▼~
:[ソール]|うぅ…それは…~
気になってることがあったから…▼~
:[サーリャ]|ふふ、やっぱり私を怪しんでいたのね。~
ペレジアのスパイとでも思った?▼~
私は元々ギャンレルが嫌いだったの。~
王とは民を統べる者。▼~
私心を捨て、国に尽くす~
完璧な姿勢が求められる。▼~
己の欲望のままに民を惑わせる~
ギャンレルに王の資格はないわ。▼~
:[ソール]|そんな風に思っていたんだね…▼~
:[サーリャ]|えぇ。下心があるわけじゃないわ…~
わかってくれたかしら?▼~
:[ソール]|えっと…サーリャのことは~
最初から信用していたよ。▼~
気になっていたのは~
そのことじゃないんだ…▼~
:[サーリャ]|あら、そうなの…?▼~
:[ソール]|サーリャはみんなから離れて~
ひとりでいることが多いから…▼~
もし寂しいと思っているなら~
僕が手助けしたいな、と思って…▼~
:[サーリャ]|…私はひとりでいるのが好きなの。~
気兼ねなんてしてないわ。▼~
:[ソール]|そっか…ごめんね。~
いらない気を回しちゃって…▼~
:[サーリャ]|いいわよ、べつに…▼~
それにしても、こんな善人が~
本当にいるなんて…驚いたわ…▼~
***支援A [#z2c798c8]
:[ソール]|サーリャ…その水晶玉は?▼~
:[サーリャ]|予知をしてみようと思って…▼~
:[ソール]|予知? 呪術って~
そんなこともできるの?▼~
:[サーリャ]|えぇ。この先の戦いは今まで以上に~
激しいものになるはず…▼~
どちらが勝つのか、~
占ってみようと思うの…▼~
:[ソール]|それ…やめておこうよ。▼~
:[サーリャ]|…どうして?▼~
:[ソール]|勝つって出たら安心して油断しちゃうし~
負けるって出たら不安で仕方ないよ。▼~
どっちにしても~
いい結果にならないじゃない?
:[サーリャ]|…ふぅ。せめて、必ず勝つから~
占う必要はない…と言って欲しいわね。▼~
:[ソール]|あはは…それは無理。~
勝てる自信なんて持ったことないよ。▼~
:[サーリャ]|頼りないわね…▼~
:[ソール]|心配しないで。たとえ勝てなくても~
君はなんとかして守ってみせるから。▼~
:[サーリャ]|…それは…口説いているつもり?▼~
:[ソール]|えぇっ!? そういうつもりじゃないよ!~
仲間を守るのは当然のことだろう!?▼~
それに、サーリャは僕の~
大切な友達なんだからさ!▼~
:[サーリャ]|仲間だの友達だの…そんなこと言って~
恥ずかしくないの…?▼~
:[ソール]|恥ずかしくないよ!~
だって本当のことなんだから。▼~
それに、本音を言わないといけない~
呪いをかけたのは君じゃないか。▼~
:[サーリャ]|…そうだったわね。▼~
:[ソール]|サーリャの前では建前を言えないから~
かえって気が楽だよ。▼~
今ではこの呪いをかけてくれたことに~
感謝しているくらいだ。▼~
:[サーリャ]|うふふ…呪った相手に~
礼を言われたのは初めてかも…▼~
私も…貴方のこと~
友達ぐらいに思ってあげてもいいわ…▼~
:[ソール]|はは、ありがとう。▼~
***支援S [#y4785fd9]
:[ソール]|ふうっ…こんなもんかな。▼~
:[サーリャ]|訓練に精が出るわね。▼~
:[ソール]|もっと強くならないと ~
みんなの役に立てないからね。▼~
それに…サーリャにも~
認めてもらえないだろ?▼~
:[サーリャ]|私…?▼~
:[ソール]|僕はしょっちゅう弱音を吐いてるけど~
サーリャはいつも平気な顔をしている。▼~
建前を言えない僕が~
君に負けないくらい強くなるには▼~
訓練に訓練を重ねて、~
本当の自信を手に入れるしかないよ。▼~
:[サーリャ]|…貴方のような人は、どれだけ~
訓練しても性格は変わらないわよ…▼~
強くなればなったぶんだけ…~
さらなる強さを手に入れようとするだけ…▼~
:[ソール]|うーん…そうなのかも…▼~
:[サーリャ]|でも、それが貴方のいいところ…▼ ~
その気の弱さ、謙虚さが、~
飽くなき向上心につながっているの…▼~
:[ソール]|サーリャ、じゃあ…!▼~
:[サーリャ]|私はとっくに認めているわよ…~
貴方のことを…▼~
だからそんなに自分を…▼~
:[ソール]|じゃあ、僕と結婚してくれないかな!?▼~
:[サーリャ]|はぁあ!?▼~
貴方…いったい何を…~
私をからかっているの…!?▼~
:[ソール]|からかってなんかいない! ~
僕は君の前では本音しか言わない。▼~
サーリャ、君のことが好きなんだ。~
これからもずっと僕の傍にいて欲しい。▼~
…指輪を用意してあるんだ。~
受け取ってくれないかな?▼~
:[サーリャ]|いつの間にこんなものを…▼~
ふふ…貴方っていい人なのに、~
たまにすごく強気なのね…▼~
…そういうの、悪くないわ。~
私、貴方と結婚してあげる…▼~
:[ソール]|ほんとに!? やった…! ~
僕、すごく嬉しいよ…!▼~
サーリャ、大好きだよ!▼~
:[サーリャ]|えぇ…私も貴方のこと、好きよ。~
ルフレの次にね…▼~
:[ソール]|…えぇっ!?▼~
:[サーリャ]|ふふ…嘘よ。ルフレは~
確かに特別だけれど…▼~
これからは貴方が一番よ…▼~
:[ソール]|そ…そっか。別に嫉妬なんか~
してないけど………ううん、▼~
ほんとはちょっと嫉妬した。~
君の前では嘘はつけないもんね。▼
でも良かった、~
僕が一番だって言ってくれて。▼~
絶対君のこと~
しあわせにするからね!▼~
:[サーリャ]|うふふ…呪いの効力なんて~
とっくに切れているのに…~
でも…強気なときの貴方は~
嫌いじゃないから…黙っておきましょ…▼~
**オリヴィエ [#z73843c5]
***支援C [#f6b3c17e]
:[ソール]|オリヴィエ、ちょっとお願いが…。▼~
:[オリヴィエ]|あっ…!▼~
:[ソール]|ごめん、驚かせた?▼~
:[オリヴィエ]|い、いえ…。~
近かったから、恥ずかしくて…。▼~
:[ソール]|近いって…この距離でも?▼~
えっと。僕、みんなの中でも~
かなり迫力がないほうだと思うけど。▼~
:[オリヴィエ]|ご、ごめんなさい…!▼~
私、人と目を合わせたらどうしても~
恥ずかしくなっちゃうんです…!▼~
:[ソール]|そう…。それなら…。▼~
:[オリヴィエ]|ソールさん?▼~
:[ソール]|…これをどうぞ。▼~
:[オリヴィエ]|手紙…私にですか?▼~
:[ソール]|それに用事を書いておいたよ。~
読んでもらっていいかな?▼~
:[オリヴィエ]|えっと…針と糸、ですか。~
持ってますよ。▼~
あとでソールさんのところに~
お届けしますね?▼~
:[ソール]|ありがとう。でも、~
天幕の前にでも置いておいて。▼~
あとで回収しておくから。~
それなら目を合わさなくて済むでしょ?▼~
:[オリヴィエ]|わかりました…。▼~
あの…気を遣わせてしまって~
ごめんなさい…。▼~
:[ソール]|どういたしまして。▼~
***支援B [#dfaa1290]
:[ソール]|オリヴィエ。ここに置いた手紙、~
あとで読んでおいてくれないかな。▼~
:[オリヴィエ]|はい。あ、あの…。~
いつもすみません。▼~
:[ソール]|ううん。~
僕はべつに気にしないから。▼~
まぁ…もうちょっと普通に~
話したいっていうのはあるけどね。▼~
誰に対しても~
そんなに恥ずかしがってるの?▼~
:[オリヴィエ]|そうですね…ある程度慣れるまでは~
こんな感じになってしまいます…。▼~
私…恥ずかしがり屋の上に~
人見知りだなんて…▼~
本当にすみません…!▼~
:[ソール]|ううん、謝ることじゃないよ。▼~
つまり、慣れてる人に対しては~
普通に話せるんだよね。▼~
:[オリヴィエ]|はい…。▼~
:[ソール]|そっか、じゃあ…~
…ごほん。▼~
…はっはっは!~
細かいことは気にするな!▼~
お前を俺の右腕にしてやる!~
黙って俺についてこーい!▼~
:[オリヴィエ]|…な、なな何ですか、それ…!?▼~
:[ソール]|え? オリヴィエ、バジーリオ様とは~
長い付き合いなんでしょ?▼~
だから、バジーリオ様みたいに接したら~
恥ずかしくないかもって思ったんだ。▼~
:[オリヴィエ]|い、今の…バジーリオ様の~
真似だったんですか…!?▼~
:[ソール]|ごめん、予想以上に似てなかったね…。~
本人が見たら国際問題になってたかも。▼~
:[オリヴィエ]|…ふ、ふふっ。~
ほんとに全然似てなかったです。▼~
…あ…でも、少しだけ…~
恥ずかしさが薄れました。▼~
:[ソール]|ほんと?~
だったら効果があったのかな。▼~
ほかにも色々試してみるよ。~
オリヴィエと普通に話したいからさ。▼~
:[オリヴィエ]|…ありがとうございます。~
私も…がんばりますね。▼~
***支援A [#so13758a]
:[ソール]|だいぶ緊張せずに話せるように~
なってきたんじゃないかな?▼~
:[オリヴィエ]|はい。おかげさまで…。▼~
いろいろとご迷惑をおかけして~
すみませんでした。▼~
:[ソール]|ううん、オリヴィエと普通に話すためだもん。~
あれくらいは軽いものだよ。▼~
:[オリヴィエ]|まさか、私と仲の良い人全員の~
真似をするとは思いませんでしたけどね。▼~
:[ソール]|しかも、全部似てないっていうね…。▼~
:[オリヴィエ]|バジーリオ様の真似が~
一番ましだったかもしれません…。▼~
:[ソール]|ふ、ふふふ…。▼~
:[オリヴィエ]|うふふ…。▼~
:[ソール]|は、はははは! だ、駄目だ…!~
思い出したら…笑っちゃうよ…!▼~
:[オリヴィエ]|うふふふ! ほんとに…!▼~
ソールさんは、人を笑わせる~
天才ですね…!▼~
:[ソール]|えっ? そんなこと言われたの~
初めてだな…。▼~
でもおかげでオリヴィエとは仲良くなれたし、~
頑張ったかいがあったよ!▼~
:[オリヴィエ]|…ソールさんはすごいですね。▼~
私、いつもみんなに~
笑って欲しいって思っているのに、▼~
人を笑顔にするどころか、~
皆さんに迷惑かけてばっかりで…。▼~
:[ソール]|そんなことないよ、オリヴィエの踊りは~
いつもみんなを勇気づけてるじゃないか。▼~
僕なんか、オリヴィエの踊りを見ると、~
自然と笑顔になっちゃうんだよ。▼~
:[オリヴィエ]|あ…本当、ですか…?▼~
:[ソール]|本当だよ。だからオリヴィエも、~
人を笑顔にする天才なんだ。▼~
だから迷惑だとか~
思う必要は無いと思うよ。▼~
:[オリヴィエ]|う…嬉しいです。~
そんなこと言ってくれるなんて…。▼~
私、ソールさんと仲良くなれて~
本当に良かったです…。▼~
あの…これからも~
仲良くして下さいね…。▼~
:[ソール]|もちろんだよ!~
こちらこそ、これからもよろしくね。▼~
***支援S [#u3d650af]
:[ソール]|オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|あ、ソールさん。 ~
今日はどうしたんですか?▼~
:[ソール]|うん。ちょっとね…。~
この手紙を受け取って欲しくて。▼~
:[オリヴィエ]|お手紙…? ~
でも、ソールさん。▼~
私はもうソールさんとは~
普通におしゃべりできますよ?▼~
:[ソール]|そ…そうなんだけど、~
今度は僕が恥ずかしくて…。▼~
:[オリヴィエ]|恥ずかしいって…~
どういうことですか…?▼~
私、ソールさんを恥ずかしくさせるようなこと~
何かしちゃいましたか…?▼~
:[ソール]|ううん…そういうことじゃなくて。 ~
オリヴィエは何も悪くないんだ。▼~
とにかく、その手紙…~
開けてみてくれないかな?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…。▼~
:[ソール]| ………。▼~
:[オリヴィエ]|…あの、ソールさん。 ~
このお手紙、何も書いてありません…。▼~
それに…封筒の中に~
指輪が入ってますよ…?▼
:[ソール]|…うん。実は、受け取って欲しいのは~
手紙じゃなくてその指輪なんだ。▼~
:[オリヴィエ]|え…! そ、それって…。▼~
:[ソール]|うん…。~
僕は君のことが好きなんだ。▼~
良かったら…~
僕と結婚してくれないかな。▼~
その…絶対幸せにする。~
ずっと傍で君を守るからさ。▼~
:[オリヴィエ]|あ…あ…あの…その…!▼~
:[ソール]|ゆっくりでいいから…~
君の答えを聞かせてほしいな。▼~
:[オリヴィエ]|う…そんな…突然で…~
恥ずかしいです…!▼~
で…でも、ソールさんは~
もっと恥ずかしい思いをして▼~
この指輪を私に~
渡そうとしてくれたんですよね…。▼~
その気持ち、~
とっても嬉しい…です。▼~
だから…その…~
私…結婚します。あなたと…。▼~
:[ソール]|オリヴィエ…!~
ありがとう! うれしいよ!▼~
絶対幸せにするね!▼~
:[オリヴィエ]|はい…! ~
私も…とっても嬉しいです…!▼~
ソールさんと私なら…ずっとずっと、~
笑顔で生きていけますね…!▼~
**セルジュ [#z73843c5]
***支援C [#f6b3c17e]
:[ソール]|…よいしょっと。~
これを持って行けばいいんだよね。▼~
あれ? このマント…。▼~
:[セルジュ]|ソール、なにかお困りかしら?▼~
:[ソール]|あ、セルジュ。~
このマント、見覚えない?▼~
なんかいい匂いがするんだけど、~
このまま洗っちゃってもいいのかな?▼~
:[セルジュ]|あぁ、それは私のものよ。~
野営のときにも安眠できるように、▼~
心を落ち着かせる作用のある~
香水をかけてあるの。▼~
:[ソール]|香水を? 珍しいことをしてるんだね。▼~
:[セルジュ]|私の故郷では一般的なことよ。~
お国柄の違いかしら。▼~
:[ソール]|そっか…大陸が違うんだから、~
そりゃいろいろ違いがあるだろうね。▼~
:[セルジュ]|ヴァルム大陸は、帝国ができる前は~
無数の小国があったから▼~
同じ大陸内でも、~
細かな文化の違いがあるのよ。▼~
:[ソール]|へぇ、面白そうな話だね。▼~
あ、そうだ。そういうことなら、~
マントは洗わないほうがいいかな?▼~
:[セルジュ]|いえ。香水は洗うたびにかけ直すから、~
洗っていただいてかまわないわ。▼~
:[ソール]|そっか、わかったよ。~
じゃあ、洗ってくるね。▼~
:[セルジュ]|あ…ヴァルムの衣類の中には~
変わった洗い方のものもあるから、▼~
良かったら私にも、~
お洗濯を手伝わせてくれるかしら。▼~
:[ソール]|ありがとう。じゃあ、さっきの~
ヴァルムの話の続きを聞かせてよ。▼~
:[セルジュ]|えぇ。私にもイーリスの話を~
聞かせて欲しいわ。▼~
ちなみに…婦人のマントの匂いを~
かぐのは、あまり良いことではないわよ?▼~
私の故郷では、だけど。▼~
:[ソール]|あっ…ご、ごめん! そうだよね。~
あんんまりいい匂いだったから…。▼~
:[セルジュ]|うふふ。▼~
***支援B [#f6b3c17e]
:[ソール]|次は野菜の数量確認と…。~
あれ、薪がちょっと少ないな。▼~
:[セルジュ]|また、なにかお困りかしら?▼~
:[ソール]|あ、セルジュ?~
えっと…今はそんなに困ってないよ。▼~
:[セルジュ]|あら、それにしては~
表情が優れないみたいだけど…。▼~
:[ソール]|…困ってるように見えるだろうけど、~
これは僕の地顔なんだ。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、そうなのね。~
すっかり誤解していたわ。▼~
うふふ、なんだか放っておけない~
感じがする、お得なお顔ね。▼~
:[ソール]|はは…そんな風に~
褒められたのは初めてだよ。▼~
:[セルジュ]|お洗濯をして食事の下準備をして…~
ソールは家庭的な男性なのね。▼~
:[ソール]|というか、雑用係だよ。~
僕、そういう地味な役回りが多くて。▼~
:[セルジュ]|尊敬すべきことだわ。~
私にも手伝わせてくれないかしら。▼~
:[ソール]|あぁ、ありがとう。~
じつは薪が少し足りないみたいでさ。▼~
探しに出ようと思うんだけど、~
セルジュもいっしょにどう?
:[セルジュ]|…私の故郷では、薪探しに誘うのは~
逢い引きの誘い文句なのよ?▼~
心に火をつけませんか、という。▼~
:[ソール]|えぇっ!?~
ごめん、知らなかったんだ!▼~
:[セルジュ]|うふふ、そうよね。~
気にしないで、一緒に行きましょう。▼~
先日の、イーリスのお話の続きを~
聞きたかったところだから。▼~
:[ソール]|ありがとう。~
君の故郷の話も、もっと聞かせてよ。▼~
***支援A [#f6b3c17e]
:[セルジュ]|ソール、これをどうぞ。▼~
:[ソール]|えっ…あ、ありがとう。▼~
きれいな刺繍の手拭い…~
セルジュが縫ってくれたの?
:[セルジュ]|いろいろなお話を聞かせてもらったから、~
ちょっとしたお礼の気持ちよ。▼~
大したものじゃなくて申し訳ないけど。▼~
:[ソール]|そ、そんなことないよ。~
すごく嬉しいよ。▼~
:[セルジュ]|うふふ、ありがとう。▼~
ソールのおかげで、イーリスの文化を~
たくさん知ることができたわ。▼~
平和になったら…~
イーリスの名所を巡ってみたいものね。▼~
:[ソール]|僕も、戦いが終わったら~
セルジュの故郷に行ってみたいな。▼~
戦乱でばらばらになったご家族探しや~
復興の手伝いもできると思うしね。▼~
:[セルジュ]|気持ちはうれしいけど、
それは私の務めだから。▼~
ソールはみんなと一緒に、~
イーリスの復興をしないといけないでしょ?▼~
:[ソール]|それでも、行きたいんだ。~
だって僕たちは、親友…なんだろう?▼~
:[セルジュ]|え?▼~
:[ソール]|僕、あれから独学で~
ヴァルムの文化を勉強したんだよ。▼~
手縫いの刺繍を送ることは~
真の友情のしるしだってことも、知ってる。▼~
嬉しいよ。セルジュが僕のことを~
そこまで認めてくれてたなんて。▼~
だから僕もその気持ちに応えるよ!~
イーリスを立て直すのも大事だけど、▼~
親友として、君の国の復興も手伝う!~
いいだろう?▼~
:[セルジュ]|…うふふ、もちろんよ。~
ありがとう、ソール。▼~
でも、真の友情のしるしは、~
女の子同士で刺繍を贈ったときだけないのよ?▼~
異性に贈っても、~
特別な意味は無いのだけれど…▼~
:[ソール]|え!?~
あ…そうなの!?▼~
ごめん、僕ったら勉強不足で…!~
な…なんか恥ずかしいな…。▼~
:[セルジュ]|でも、私の国の文化の勉強~
していてくれて、ありがとう。▼~
ソールが刺繍の意味を~
喜んでくれたなら、私も嬉しいわ。▼~
国の習慣に囚われすぎる~
必要も無いし、▼~
私たちはこれから~
親友といことにしましょうか。▼~
:[ソール]|う…うん、セルジュがいいなら~
僕はもうそのつもりだよ。▼~
:[セルジュ]|なら良かったわ。生まれた国は違うけど、~
これからも仲良くやっていきましょう?▼~
:[ソール]|もちろん!▼~
***支援S [#b9df835a]
:[ソール]|セルジュ、話があるんだけど。▼~
:[セルジュ]|何かしら?▼~
:[ソール]|この前は、君の国の習慣を~
誤解しちゃってごめんね。▼~
:[セルジュ]|うふふ、そんなこと気にしないでいいのよ。~
私たち、もう親友なんだから。▼~
:[ソール]|親友…か。▼~
でも、あれはちゃんとした習慣に~
のっとった物じゃなかったし、その…。▼~
:[セルジュ]|あら…もしかして不服なのかしら?~
親友というのは取り下げる?▼~
:[ソール]|ち、違うよ!~
いや…不服って言うのは合ってるか…。▼~
:[セルジュ]|? 言っている意味が~
よくわからないのだけれど…。▼~
:[ソール]|あの、僕…セルジュとは~
もっとちゃんとした関係になりたいんだ!▼~
僕の勘違いで、偶然みたいに~
親友になるんじゃなくて…!▼~
もっとちゃんと気持ちを伝えたい。~
…これを受け取って欲しいんだ。▼~
:[セルジュ]|指輪…?▼~
:[ソール]|指輪はね、結婚して欲しいって意味だよ。~
イーリスの文化ではね。▼~
:[セルジュ]|…ヴァルムでも同じよ。▼~
:[ソール]|そっか。良かった。~
今度はちゃんと間違えなかった…。▼~
僕、セルジュのことが好きだよ。~
親友じゃ足りないんだ。▼~
恋人として…家族として、~
ずっと君の傍にいたい。▼~
君の帰る場所を、~
僕の帰る場所にしたい。▼~
家族として、君の故郷を~
甦らせる手伝いをさせて欲しいんだ。▼~
セルジュ。これが僕の気持ち。~
…君の答えを聞かせてくれないかな?▼~
:[セルジュ]|うふふ、ほんとに困った人。▼~
:[ソール]|…あんまり困ってるように見えないよ。~
まだ僕のほうが困り顔だ。▼~
:[セルジュ]|そうね。そんなかわいい顔をして~
意外と情熱的だから…驚いたわ。▼~
でも…いいの?▼~
イーリスを復興して、その上~
ヴァルムの復興も手伝うだなんて…▼~
一時の感情で~
成し遂げられることじゃないわよ?▼~
:[ソール]|…指輪の誓いは、一生の誓いだよ。▼~
:[セルジュ]|そうね…。~
わかったわ…私も誓います。▼~
ソール…~
私の愛を、生涯あなたに捧げます。▼~
:[ソール]|セルジュ…! ありがとう!~
絶対に幸せにするからね!▼~
:[セルジュ]|えぇ。約束を破ったら、~
ミネルヴァちゃんのおやつにしちゃうわよ。▼~
:[ソール]|えっ…!? そ…それは死んでも~
約束守らないといけないね…!▼~
:[セルジュ]|うふふ…!▼~
**ドニ [#e8cc2d00]
***支援C [#kdfea35d]
:[ドニ]|むむむ…~
あーもう、わかんないべー!▼~
:[ソール]|いきなりそんな高度な魔道書を~
読むのは誰だって無理だよ。▼~
そういうときは、はい。~
このお茶を飲むといいよ。▼~
苦いけど、飲んだあとは~
不思議と落ち着くんだ。▼~
:[ドニ]|…本当だべ。~
ありがとう、ソールさん。▼~
:[ソール]|どういたしまして。▼~
落ち着いて、自分に合う戦い方を~
ひとつひとつ探してごらん。▼~
:[ドニ]|あれ? おらが戦い方で悩んでるの、~
ソールさんに話しただべか?▼~
:[ソール]|かぎ開けの練習をして弓を射たあとに~
魔道書を開いてるんだもん。わかるよ。▼~
:[ドニ]|あ、あははは…。~
見られてたんだべな。▼~
ソールさんはどう思うべ?~
おらには何が向いてるべな…?▼~
:[ソール]|そうだね…魔道書や杖のことは~
僕にもなんとも言えないけど▼~
武器に関して言えば~
上手ではないけど勢いがあると思う。▼~
傭兵や戦士の戦い方を~
参考にするのがいいかもね。▼~
:[ドニ]|なるほどだべ…~
助言してくれて恩に着るべ!▼~
:[ソール]|でもね、戦いは勢いだけじゃなくて~
やっぱり技も必要になってくるから…▼~
って、もういなくなってる。~
ほんと、すごい勢いだなぁ…▼~
***支援B [#pc582212]
:[ドニ]|ソールさん、~
ちょっといいべか?▼~
:[ソール]|え? 話ならここで聞くけど?▼~
:[ドニ]|えっ…と、よかったら~
もう少しこっちに来て欲しいべ…▼~
:[ソール]|でも、そしたらドニの罠に~
引っかかっちゃうからなぁ…▼~
:[ドニ]|す、すごい…見抜かれただ…!~
やっぱりおらはまだ未熟者だべ…。▼~
:[ソール]|あはは、たまたまだよ。~
そんなに暗い顔しないで。▼~
:[ドニ]|だけんど…おらはどの戦い方でも~
一番にはなれなかったべ。▼~
だからひとつでも、誰にも~
負けないものを探したかっただよ。▼~
正直、罠作りには~
少し自信があったんだべが…。▼~
:[ソール]|誰にも負けないもの…か。~
そんなの、僕も持ってないよ?▼~
運動神経だって並だし、~
顔もあまり特徴なくて地味だし。▼~
自警団のみんなと比べれば~
僕なんて凡人中の凡人だよ。▼~
:[ドニ]|そ、そんなこと…▼~
:[ソール]|ねぇ、ドニ。誰にも負けないものを~
みんながみんな持ってるわけないよね?▼~
だけど、そんなものがなくても~
君にしかできないことがあるんだよ。▼~
:[ドニ]|誰にも負けないものがなくても…~
おらにしかできないことがある…。▼~
:[ソール]|そんなに難しいことじゃないよ。~
でも、言葉ではわかりづらいかな。▼~
だいじょうぶ。~
そのうち戦場で気づけるよ。▼~
:[ドニ]|…そうだべか。▼~
***支援A [#dfa36a1a]
:[ソール]|ふぅ…。最近は~
敵の数が多くて大変だね。▼~
:[ドニ]|本当だべ。ルフレさんが~
いい作戦を立ててくれて助かるべ。▼~
全員の力を組み合わせて~
戦えるよう、よく考えてくれてるだ。▼~
:[ソール]|…なんだ、わかってるんじゃないか。▼~
:[ドニ]|え…?~
あ、そういうことだべか。▼~
自分に与えられた役割を~
果たすことが大事なんだべな。▼~
:[ソール]|うん。なにかで一番の人たちだけが~
戦うわけじゃないからね。▼~
僕らはひとりで戦うんじゃない。~
みんなで力を合わせて戦ってる。▼~
個々の力を伸ばすのも大事だけど~
みんなの中で一番になるためじゃない。▼~
みんなで力を合わせて~
勝利するためなんだよ。▼~
:[ドニ]|恩に着るべ…!~
なんだか元気が出てきただ!▼~
:[ソール]|よかった。じゃ、行こうか?~
そろそろ昼食の時間だよね。▼~
…うわっ!?▼~
(ソール消える)~
:[ドニ]|個々の力を伸ばすのも大事…~
だったべな、ソールさん?▼~
やっぱり罠を見破られたのは~
悔しかったもんで…▼~
ソールさんに勝てるよう、~
改良した落とし穴を仕掛けてみただ。▼~
:[ソール]|はは…君には参ったな…▼~
**ウード(親子) [#e9a3ac8e]
***支援C [#u8db0a30]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[ソール]|ウード、何やってるの?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[ソール]|えっ!? ど、どうしたの!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[ソール]|どういうこと!?~
もしかして…誰かに操られてるの!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[ソール]|!? 苦しいの!?▼~
よ…よし! すぐにリズを呼んでくる!~
もうちょっとの辛抱だからね!!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(ソール退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#n835490d]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[ソール]|当たり前だよ!▼~
君がいきなり苦しみ出すから~
僕もリズも、すっごく心配したんだよ!?▼~
まぁ、無事なら良かったんだけどさ…。~
あの妙な設定の芝居は何なの?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[ソール]|だから何なんだよ…その、聞いてる方が~
恥ずかしくなるような肩書きは…▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[ソール]|そ…そうなのかもね…▼~
…!! ウード、伏せて!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[ソール]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[ソール]|くっ…! 敵兵の奇襲か…!~
よくもウードを狙ったな…▼~
とにかく逃げよう!~
まだ伏兵がいたら厄介だよ!▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
:|'''(暗転)'''~
:[ソール]|ここまで来れば平気だよね…。~
いやー、危ないところだった…!▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[ソール]|え?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[ソール]|…あの時って、何のこと?~
また何かのお芝居なの?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[ソール]|ウード、泣いてるの?!~
ど、どうしたの…?▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[ソール]|う、うん…▼~
***支援A [#oc29c69e]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[ソール]|うん、もうかなり良くなったよ。~
元々そんなに大きな傷じゃなかったし。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[ソール]|また? この前もそう言ってたけど…~
やっぱりお芝居じゃなかったんだね。▼~
もしかして、未来の僕は…~
君を庇って死んだの…?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[ソール]|…やっぱり、そうだったんだね。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[ソール]|…そっか。~
辛いことを思い出させちゃったね。▼~
それに…未来で君に~
寂しい思いをさせて、本当にごめん…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[ソール]|ウード…。……あれ!?~
それじゃ君が言う英雄の血って…▼~
僕とリズの血のことだったの!?~
僕たちの血ってそんなに騒ぐの!?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[ソール]|へっ?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[ソール]|そっか…。ありがとう。▼~
君は、未来の僕の想いを~
受け継いでくれてるんだね…▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[ソール]|あのー…。いつもの調子に~
戻ったのはいいんだけど…▼~
あまり僕とリズの血で~
遊ばないでね…▼~
**アズール(親子) [#k44d3bd5]
***支援C [#g1d1e9b3]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[ソール]|もうすぐ戦いに行かないといけないんだから、~
仕方ないでしょ?▼~
時間を忘れてナンパしていた君が悪いよ。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[ソール]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[ソール]|…いや。君は、未来にいた時から~
そんな感じだったのかなって思って…▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[ソール]|絶望に支配されていたっていう未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナみたいな強い使命感とか~
決意みたいなものが、▼~
君からは微塵も感じられないというか…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[ソール]|そうだったんだ、ごめんごめん! ~
それで、君の使命って?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[ソール]|お、女の子にモテること!?~
…それがアズールの使命なの?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命だっていうの…!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[ソール]|な、何で急に恥らうの?~
気持ち悪いよ。▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[ソール]|うっ…~
そ…それとこれとは話が別だよ!▼~
はぁ…アズールの相手をしていると疲れるよ。~
もう僕は先に行くからね!▼~
:|'''(ソール退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#rf5cb9b7]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[ソール]|どうしたの、アズール。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[ソール]|…嘘だね。明らかに傷を庇っている。~
この辺とか、怪我してるでしょ。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[ソール]|ねぇ。これ…結構酷い傷じゃない。~
どうしてすぐに言わなかったの?!▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[ソール]|…っ!! いい加減にしなよ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[ソール]|君、こんな時まで女の子の話をするの!?~
ふざけるのも大概にしなよ!▼~
本当に、何のためにこの時代に来たの!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのに、君は…▼~
…正直、見損なった。~
君は戦争ってものをわかってないよ。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[ソール]|な、なに…?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[ソール]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[ソール]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[ソール]|…ううん…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[ソール]|………▼~
…悪いこと、言っちゃったね…▼~
***支援A [#p2a3062b]
:[ソール]|アズール。ちょっと君に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[ソール]|う…うん。良かったね。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[ソール]|いや、その…僕も、この前は~
無神経なことを言って悪かったよ。▼~
アズールはちゃんと戦ってたのに、~
何も分かってないみたいなこと言って…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[ソール]|でも…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[ソール]|え?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[ソール]|あはは…! く、くすぐらないでよ…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[ソール]|…それが君の、本当の使命なの?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[ソール]|そっか…良かったよ。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[ソール]|…アズール。そうやってもう無理に~
僕を笑わそうとしなくていいんだよ。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[ソール]|…それならいいんだけど。~
って、女好きなのはいいことなのかな…?▼~
僕も、君が強がらずに生きていけるような~
世界を取り戻す。約束するよ。▼~
未来で死んだ僕の分まで、君を守る。~
だから…辛い時は、もっと僕を頼ってね。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[ソール]|わっぷ…! アズール!~
首にしがみつかないでよ…! 苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[ソール]|うん…▼~
**ブレディ(親子) [#cf5d76c5]
***支援C [#d850d94e]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[ソール]|えっと…▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[ソール]|あの、ブレディ…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[ソール]|ご…ごめん!~
いただきます…!▼~
………あのさ、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[ソール]|なんで僕たち、こんなところで~
優雅にお茶なんかしてるのかな?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[ソール]|な、何なの…その貴族みたいな日課。~
僕は普段そんなことしていないけど…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[ソール]|僕に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになる…かな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[ソール]|マリアベルは、君に何を言ったの?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[ソール]|な、何だったんだろ…!?▼~
***支援B [#ad3f8470]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[ソール]|この前って…あぁ、紅茶のことね。~
あんなの、謝ることじゃないよ。▼~
ブレディとゆっくり話ができて、~
僕は楽しかったんだしさ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[ソール]|えぇっ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[ソール]|なんなの!? その謝罪方法!▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[ソール]|それが本当なら~
僕はとんでもないアホだよ!!▼~
…ブレディ、よく聞いて。~
目を覚まして。▼~
僕はそんな謝罪を受けたこと無いし、~
宙返りを見て大喜びしたことも無い。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだよ、君は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[ソール]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[ソール]|せっかく僕のところに来たんだし…~
今日はゆっくり話でもしよう。▼~
それに…こんなことでもないと、君は~
僕と話しになんか来なかったでしょ?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[ソール]|そっか、良かったよ。▼~
***支援A [#n81ece59]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[ソール]|あはは…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[ソール]|…いや、君と仲良くなれて~
良かったと思ってさ。▼~
初めて君を見た時は、正直~
『この子が僕の息子!?』って思うほど▼~
怖い顔してたからね。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[ソール]|本物って…この時代の君のこと?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[ソール]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[ソール]|ブレディ…! それ本気で言ってるの!?~
せっかく仲良くなったのに、▼~
息子が産まれたからポイだなんて事…~
僕は絶対にしないからね!▼~
確かに君は僕の本当の息子じゃない。~
でも、他人だなんてことはもっとない!▼~
ブレディは大事な僕の友達で、~
僕が決めた最初の息子、なんだからね!▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[ソール]|…当り前だよ。~
忘れられるわけ、ない。▼~
覚えてるよ、ずっと。未来で死んでしまった、~
君の本当のお父さんの分まで…ね。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[ソール]|はは…それは、~
絶対に死ぬわけにいかないね。▼~
**デジェル(親子) [#a10e5191]
***支援C [#m9fffeb9]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[ソール]|…あ、デジェル。ごめんね…。~
今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[ソール]|大丈夫だよ…。~
ちょっとお腹が痛むだけだから…うっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[ソール]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[ソール]|今日の食事を食べたら…こうなったんだ。▼~
みんな今、同じような症状で苦しんでる…。~
デジェルも…気をつけて……▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[ソール]|うぅ…ソワレの料理も酷いけど、~
今日のはもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[ソール]|えっ…えぇーーーっ!?▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[ソール]|えっと…! き、気にしないで……!▼~
僕はおいしく食べたからさ!~
この腹痛はたまたまだよ、たまたま!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ソール]|あ! デジェル…!▼~
お…追いかけないと…いけない、けど~
お腹が……!▼~
***支援B [#jb3f2c5b]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[ソール]|今日はいつもに増して~
激しい訓練だね、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[ソール]|え? もう食事当番は、しないの…?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[ソール]|う…うん、あれは確かに大変だったね。▼~
でも、次は上手くいくかもしれないよ。~
僕はまた食べたいし。デジェルの料理…▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[ソール]|デジェル…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[ソール]|…えーっと。惨劇っていうのは~
ちょっと大袈裟なんじゃ…▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[ソール]|ご、ごめん。それじゃ、お詫びに~
僕が料理を教えてあげるよ。▼~
だから元気出して!~
上手くできたら、皆に食べてもらおう?▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#l64b3747]
:[ソール]|うん! いい匂いのスープだよ。~
よく頑張ったね、デジェル。▼~
これならきっと、~
みんなに食べてもらえるよ。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[ソール]|はは、ソワレが料理できないからね。~
結婚してから練習したんだよ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[ソール]|ま、まぁね。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[ソール]|どうしたの、デジェル。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[ソール]|デジェル…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[ソール]|…デジェル、君はいつも~
気丈で強い面しか見せないけどさ、▼~
僕の前では~
もっと甘えていいんだよ…▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[ソール]|なに? 何でも言って!▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[ソール]|……そっか。~
…………土かぁー。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[ソール]|だ、大丈夫だよ。食べ物の味になるまで~
いつまでだって付き合うから…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**セレナ(親子) [#i00c06ca]
***支援C [#h2a0764c]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[ソール]|ど…どうしたの、いきなり。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[ソール]|まぁ…確かに娘とお出かけするのに~
悪い気はしないよね。▼~
いいよ、どこに行きたいの?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町に行きたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[ソール]|へぇ、洋服が好きだなんて~
セレナもお年頃なんだねー。▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[ソール]|あはは、それもそうだね。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[ソール]|え…えぇっ?▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい…?▼~
:[ソール]|そ…そんなことないよ!~
セレナはその…すごく可愛いし。▼~
嫌なんてこと全然ないから!▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[ソール]|わ、悪くない悪くない!~
何でも買ってあげるからさ!▼~
だから、元気出してよ! ね?▼~
:[セレナ]|うん! ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[ソール]|いやー、ははは…▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいもんだわ。▼~
***支援B [#wfe5ac0c]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[ソール]|…まさかあんなに買わされるとは…。~
どこで物のねだり方覚えてきたんだろ…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[ソール]|あ…うん、聞いてるよ。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[ソール]|だ…ダメだよ!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[ソール]|うっ…! そんな目で僕を見ないで!~
ダメなものはダメなんだよ!▼~
このまま物を買い与えたら~
君のためにならないからね!▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[ソール]|うわぁ…態度が変わったぞ…▼~
べ、別に買わないって~
言ってるわけじゃないんだよ?▼~
:[セレナ]|えっ、ほんと?▼~
:[ソール]|うん。軍のためにお手伝いをしてきたら~
そのご褒美として、▼~
セレナの欲しいものを~
ひとつだけ買ってあげるよ。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じらんない! 子供かっつーの!▼~
:[ソール]|現に子供じゃないか!▼~
…いいかい、セレナ。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉があってだね…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[ソール]|ぐっ…! と、とにかく僕はもう、~
むやみに物を買い与えないよ!▼~
欲しいものがあるなら~
お手伝いをしてきなさい!▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代わり、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[ソール]|うん、約束するよ…!▼~
***支援A [#ba9d878f]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[ソール]|…セレナ?~
そんなとこで何してるの?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[ソール]|はぁ…それにしても…~
ずいぶん派手に壊したねぇ…▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[ソール]|セレナ…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなのでがっかりしたでしょ?▼~
:[ソール]|…………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[ソール]|…がっかりなんて、してないよ。~
僕はセレナが来てくれて、嬉しい。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘なんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはずないわ!▼~
:[ソール]|…僕は君を誰かと比べたりしないよ。~
だって、セレナはセレナだから。▼~
他の誰でもない、~
大切な…僕の娘だからね。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[ソール]|僕はセレナのことが大好きだよ。~
何があってもセレナの味方でいる。▼~
だから…二度とそんなこと言わないでよ。~
僕の方が…悲しくなる。▼~
:[セレナ]|…………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[ソール]|よしよし…辛い思いをしてきたんだね…。~
苦労しろなんて言って、ごめんね…▼~
お手伝いは失敗したけどさ、~
欲しがってた装飾品は買ってあげるよ。▼~
僕からのお詫びの気持ち。▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[ソール]|セレナ…わかったよ。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
君のこと、守るから…▼~
**ジェローム(親子) [#k72e6e4f]
***支援C [#a3bdbf12]
:[ソール]|ジェローム。▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[ソール]|いや…別に用は無いんだけど…▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[ソール]|そ、そっか…▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[ソール]|えっと…、前から思ってたんだけど、~
ジェロームは僕と再会したのに▼~
ルキナみたいに『お父様!』とか~
全然呼んでくれないんだね…▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[ソール]|うっ…。まぁもっともなんだけど…。~
そこまで冷たくしなくても…▼~
…いやいや、これはきっと、~
親の愛に飢えているだけなんだよね!▼~
ほらほら、ジェローム。~
もっと僕に甘えてもいいんだよ?▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[ソール]|ご…ごめん…▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[ソール]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:[ソール]|へぇー…▼~
***支援B [#w81dc3a5]
:[ソール]|ジェローム! ミネルヴァちゃんの~
お世話はちゃんとできた?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[ソール]|あれ? この前のことって何かな?▼~
これはセルジュがそう呼んでるから、~
僕もそう呼んでみただけなんだけどなー?▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[ソール]|ははは、ひっかかったね。~
なかなか可愛いところもあるんじゃないか。▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[ソール]|そ、そんなに睨まないでよ…。~
僕が悪かったからさ…▼~
謝るよ! ほら、この通り!~
だからもう怒らないで、ね?▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[ソール]|ふぅ、良かった。▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュにそっくりだったなー。▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[ソール]|う、ううん! それより、向こうにいるのは~
ジェロームのミネルヴァなの?▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[ソール]|なんか…怖さに磨きがかかってるね…。~
こう…凶悪さが増したっていうかさ…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[ソール]|君が勝手に言い出したんでしょ?▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ソール]|あ、逃げられちゃった…▼~
***支援A [#bd8286da]
:[ソール]|やぁ、ジェローム。~
今日もミネルヴァと一緒なんだね。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[ソール]|ううん、そろそろ僕のことを父さんって~
呼んでくれるんじゃないかと思って。▼~
この前はかなり本音を~
話してくれたみたいだったから。▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[ソール]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』って~
言ってたでしょ、ジェローム。▼~
あの時の君の~
緩みきった顔ったら…!▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[ソール]|えっと、ミネルヴァは僕を脅さないよ。~
この子は僕の、家族だからね。▼~
…よしよしミネルヴァ、~
僕のこと覚えててくれてるんだね。▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[ソール]|ん? ミネルヴァは~
何て言ってるの?▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[ソール]|うっ…▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[ソール]|!! ジェローム…!~
いま僕のこと、何て呼んだの?!▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[ソール]|待ってよジェローム!~
もう一回! もう一回だけ頼むよ…!▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#bc83e1cf]
***支援C [#q13ca7ec]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[ソール]|どうしたの、マーク?▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[ソール]|そ、そっかぁ…▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[ソール]|うん、いいよ。▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[ソール]|よく喋る子だなー…▼~
***支援B [#zafbc9dc]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ソール]|うん、大丈夫だよ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ソール]|んー…僕の顔をじっと見てみるとか?▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ソール]|そ、それを今~
思い出そうとしてるんでしょ?▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#i34d2963]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何も思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ソール]|えぇっ!? なんで泣くの!?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんとおなじように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ソール]|マーク…。▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[ソール]|どうしたの!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ソール]|うん、僕も協力するよ。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#j78bf639]
***支援C [#k99bd0d6]
:[シャンブレー]|じーーーーー…▼~
:[ソール]|ど…どうしたのシャンブレー?~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[ソール]|なっ…! なな、何を言い出すの!!▼~
僕が浮気なんかするわけないでしょ!?~
見ての通り、ベルベット一筋だよ!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[ソール]|ど、どうしていきなりそんなこと言うの?~
誰かに何か言われた?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[ソール]|えっ!?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[ソール]|はぁ…。まあ確かに…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[ソール]|えぇぇぇっ!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:[ソール]|…まいったなぁ。▼~
***支援B [#h8c01575]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[ソール]|わっ!? どうしたのシャンブレー!~
この世の終わりみたいな顔して…!▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[ソール]|えっと…僕が攻撃した回数…とかかな?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[ソール]|浮気だなんてそんな大袈裟な…。~
ほとんどあいさつとかだけだし…▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[ソール]|はぁ…確かに素晴らしいんだけど…▼~
…シャンブレー、僕が女の人と~
話したら即刻浮気だと思うのはやめてよ。▼~
戦場では仲間との意思疎通は~
とても大切なものなんだよ。▼~
君だって、仲間のルキナと今後一切~
話すなと言われたら困るでしょ?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[ソール]|だったらわかるよね?~
僕は絶対に浮気なんかしないから。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[ソール]|えっ…▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ソール]|僕…未来でシャンブレーに~
嘘ついたまま、死んじゃったんだね……▼~
***支援A [#ndc8d180]
:[ソール]|探したよ、シャンブレー。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[ソール]|そうじゃないよ。君に一つ、~
謝っておきたいことがあってさ。▼~
未来で、君に嘘をついたまま~
死んでしまって…ごめんね。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[ソール]|うん。~
君も…僕の本当の息子じゃないけどね。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[ソール]|そんなこと、お互いわかってるでしょ。▼~
それでも、僕は君のことが大切だし、~
本当の家族のように思ってる。▼~
未来の僕がしてあげられなかったことを、~
代わりにしてあげたいとも思ってる。▼~
君だって…そうじゃないの?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[ソール]|…シャンブレー、もう一度約束していいかな?~
君にとってはもう遅いかもしれないけど…▼~
僕は今度こそ死なない。~
もちろん浮気だってしない。▼~
愛するベルベットとシャンブレーに誓うよ。~
今度こそ…絶対に。約束する。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[ソール]|そっか。良かった…▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[ソール]|…なんで僕のお腹を~
さすりながら言うの?▼~
**ロラン(親子) [#m6caf273]
***支援C [#cdcd8b56]
:[ロラン]|父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[ソール]|あ…ありがとう、ロラン。~
君は、本当にミリエルそっくりだね…▼~
:[ロラン]|親子なのですから、当然です。▼~
:[ソール]|ま…まぁそうなんだけどさ。▼~
あんまりにも母親似だから…こう、~
僕に似てるところも探したくなるんだよね。▼~
:[ロラン]|ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[ソール]|えっ、どこどこ?▼~
:[ロラン]|髪の色です。▼~
:[ソール]|あぁ…。まぁそれは見ればわかるけど。▼~
それ以外は何かないの?~
僕に似て朝からご飯三杯食べるとか!▼~
:[ロラン]|…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[ソール]|うぅ…冷たいね、ロラン…。~
もうちょっと子供らしくしてもいいんじゃ…▼~
:[ロラン]|戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[ソール]|…え? ロランがルキナより…年上?~
それはあり得ないよ。▼~
ルキナはもう赤ん坊として~
存在してるけど、君はまだ…▼~
:[ロラン]|…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:|'''(ロラン退場)'''
:[ソール]|あっ、ロラン!~
…どういうことなんだろう。▼~
***支援B [#r38c4be0]
:[ソール]|ロラン!▼~
:[ロラン]|あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[ソール]|この前のさ、君がルキナより~
年上だとか言ってた件…▼~
あれ、どういうことなの?▼~
:[ロラン]|…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[ソール]|そんなにズレがあったの!?▼~
:[ロラン]|…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[ソール]|ロラン…五年間も…~
この時代に、たった一人で…?▼~
:[ロラン]|はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[ソール]|ちょっと待って!~
ロラン…どうして今まで言わなかったの…▼~
五年間も仲間と離れ離れで…~
寂しくなかったの…?▼~
:[ロラン]|…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:|'''(ロラン退場)'''
:[ソール]|…………▼~
ロラン…▼~
***支援A [#a938049c]
:[ソール]|ロラン。▼~
:[ロラン]|父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[ソール]|うん。今日は君にね……。~
……こちょこちょこちょ!▼~
:[ロラン]|あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[ソール]|うん! ロラン、やっぱり~
笑ってた方がいいよ!▼~
:[ロラン]|…は!?▼~
:[ソール]|君、ずーっと大人ぶってるけど、~
何か無理してるように見えるからさ。▼~
そうやって笑ってる方が、~
子供らしくてずっといいよ!▼~
:[ロラン]|…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[ソール]|歳なんか関係ないよ。▼~
ロランがルキナより…僕より年上でも、~
どれだけ歳を取っていようとも…君は、▼~
大事な…僕の子供なんだからさ。▼~
:[ロラン]|…………!!▼~
:[ソール]|それに、ロランはもう一人じゃないよ。~
仲間も…父さんもいる。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰も君の事を咎めたりしないよ。▼~
:[ロラン]|…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[ソール]|うん…そうだね…。~
見つけてあげられなくて、ごめんね…▼~
これからは、ずっといるから。~
もう、一人には…させないから…▼~
**ノワール(親子) [#j121b71c]
***支援C [#bb4ba207]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[ソール]|ノワール!? どうしたんだい君…~
泣いてるの?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[ソール]|えぇっ!? 何なんだよ、その~
すっごい微妙な呪いは…!▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[ソール]|大丈夫? 鼻水があふれてるよ。~
…ほら、ちり紙。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[ソール]|あぁ…うら若い娘三日間も~
鼻水を垂らしてるなんて可哀想だよ…▼~
よし、ノワール。僕がサーリャに~
その呪いをやめるよう言ってくるよ!▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[ソール]|えっ…僕、そんな~
かっこ悪い感じだったの?▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[ソール]|くっ…! でも今の僕が~
そうなるとは限らない。▼~
見ててよノワール、父さんが~
頼りがいのあるところを見せてやる!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、~
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#p7c0121a]
:[ソール]|ごめんね、ノワール…ぐすっ。~
かっこ悪い父さんで…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[ソール]|泣いてないよ! これは五日間鼻水が~
止まらなくなる呪いだから!▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[ソール]|そういえばこの前~
そんなこと言ってたね。▼~
で、でも代わりにノワールの呪いは~
解いてもらってきたから! ね?▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[ソール]|これも同じなの!? 僕ってことごとく~
未来と同じ運命を辿ってるんだなぁ…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[ソール]|ノワール?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[ソール]|あ…ノワール! 泣かないで…!▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[ソール]|ひいぃっ!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[ソール]|えぇ~…!?▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
(ノワール退場)~
:[ソール]|あっ、ノワール…!▼~
……同じ運命、か。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#d2eacfe8]
:[ソール]|ノワール、ちょっといい?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[ソール]|これを見てよ。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[ソール]|何もしないよ。というか、~
君に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんだ。~
サーリャから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[ソール]|この前ノワール、僕があまりにも~
未来の僕と同じ道を辿るから▼~
どうせ運命なんて~
変わらないって言ってたでしょ?▼~
だから僕が…未来の僕にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が消せるんじゃないかと思ってね。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[ソール]|君が来たから、僕も変われた。~
一緒なら、もっと変えていけるはずだよ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[ソール]|…当り前だよ。~
殺したって死なないでいるからさ。▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[ソール]|…って、あの殺気立った人影はなに!?~
屍兵…いや、サーリャか!!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[ソール]|あー、あの顔はやばい! やばいよ…!~
言ってるそばから命の危機だ…!▼~
ごめん、ノワール! またね!▼~
(ソール退場)~
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#c9a6fe4f]
***支援C [#z6eb12fb]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[ソール]|どうしたの? ンン。~
そんなにため息ついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[ソール]|はは、そんなことでため息ついてたのか。~
何だか君の方が母親みたいだね。▼~
ま、ノノはああいう性格だから、~
仕方ないんじゃないかな?▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[ソール]|うっ…▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[ソール]|ぶーーーーっ!!~
ンン…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[ソール]|そ…そんなことないよ!?~
僕は色っぽい女の人も好きだし…って▼~
なに言わせるんだよ!▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[ソール]|そ、そんなこと娘に言えないよ!~
勘弁してー!▼~
:|'''(ソール退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#t1dcb648]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[ソール]|ンンか…君もしつこいなぁ。▼~
僕が何でノノを選んだかなんて~
娘に言うことじゃないだろうに…▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[ソール]|その歳で女心を語るの!?▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[ソール]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…!!▼~
ンン! あんまりしつこいと~
父さん怒るよ?!▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[ソール]|えっ…いや、~
わかってくれればいいんだけど…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[ソール]|ンン…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:[ソール]|ちょ…ちょっと待った!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[ソール]|い、いや…ちょっと拍子抜けしちゃって。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[ソール]|いや…それはそうなんだけど。▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[ソール]|あっ…おい!!▼~
……ンン。▼~
***支援A [#c6ce2549]
:[ソール]|ンン…▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[ソール]|…あのさ。君…この間~
『我慢するのに慣れてる』って言ってたけど…▼~
あれってどういうことなの?▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[ソール]|よそのお家って…僕たちは?~
ノノは君の傍にいなかったの?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[ソール]|ンン…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[ソール]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[ソール]|…もういい、ンン。~
もういいんだ…父さんが悪かったよ。▼~
君が聞きたいんだったら、~
母さんとの馴れ初めでもなんでも言う。▼~
寂しいんだったら一日中でも~
傍にいてあげるから…▼~
だから…僕の前ではもう何も~
我慢しないでよ…▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[ソール]|いいんだよ、ンン。~
…ほら、父さんに何でも聞いてごらん。▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[ソール]|あぁ…いきなりハードルが高い…▼~
*コメント [#zf8d729c]
#comment
終了行:
*ソールの支援会話 [#fcf2d388]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#b8e97f67]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#be81s16o]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#d18addda]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#w2121bdf]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**リズ [#r24c2333]
[[リズのページへ>../リズ]]
**ソワレ [#j8b8a2ae]
[[ソワレのページへ>../ソワレ]]
**ミリエル [#aff2331d]
***支援C [#zcebe2c8]
:[ソール]|…九十九・・・百! ふぅ…。▼~
:[ミリエル]|…なぜ、何度も同じ動作を~
繰り返していたのですか?▼~
:[ソール]|え? ただの剣の素振りだよ?▼~
:[ミリエル]|…素振りを繰り返すことによって~
どんな効果があるのでしょうか?▼~
:[ソール]|えっと…体に技を覚えこませることで~
とっさのときに鋭く動けるんだ。▼~
:[ミリエル]|頭ではなく、体に技を覚えこませる…。~
なるほど…興味深いお話です。▼~
その過程をぜひ~
観察させていただきたいのですが…?▼~
:[ソール]|いや、でも…もう素振り終わったし…。~
けっこう疲れてるんだよね。▼~
:[ミリエル]|そうですか…残念です…。▼~
:[ソール]|あ、そんな悲しそうな顔しないで…。~
じゃあ…もう少しだけ続けるよ。▼~
:[ミリエル]|それは助かります。~
では…百回ほどお願いします。▼~
:[ソール]|百回?~
さすがにそれは…きついなぁ。▼~
:[ミリエル]|そうですか…残念です…。▼~
:[ソール]|…………▼~
:[ミリエル]|本当に残念です…。▼~
:[ソール]|・・・わかった、やるよ!~
…一! …二! …三!▼~
:[ミリエル]|ありがとうございます。▼~
***支援B [#zcebe2c9]
:[ソール]|…到着! ぜぇ…ぜぇ…▼~
:[ミリエル]|…ソールさんが野営地を十周するのに~
かかった時間は…なるほど…。▼~
:[ソール]|だんだんミリエルが~
鬼のように見えてきたよ…。▼~
もう…走り込みの観察は~
終わりでいいよね?▼~
:[ミリエル]|わかりました…。~
休憩にしましょう。▼~
:[ソール]|ふぅ…、良かった。▼~
それで、なにかわかったの?▼~
:[ミリエル]|じつは…ソールさん以外の~
みなさんの訓練も観察していました。▼~
ソールさんは…驚くべきことに~
そのすべての結果の中心にいます。▼~
:[ソール]|中心? 僕が?▼~
:[ミリエル]|腕力…走力…体力…いずれも~
全体のほぼ平均値を取っています。▼~
しかも…すべての項目において。~
とても偶然とは思えません…。▼~
:[ソール]|あぁ…そうなんだ。~
やっぱり僕ってそういう奴なんだね…。▼~
:[ミリエル]|自覚があるのですか?▼~
:[ソール]|僕、なにかするときは~
ついみんなに合わせちゃう性格だから。▼~
訓練のときも、いつもそんな感じで…~
体が平均を取ることを覚えてるのかも。▼~
:[ミリエル]|体が平均を取ろうとする…?~
大変興味深いお話です。▼~
正確さを検証するために…~
もう一度、検証してみましょう。▼~
:[ソール]|え?▼~
:[ミリエル]|もう一度…走り込みを。~
野営地を十周してきてください。▼~
:[ソール]|ほんとに鬼だ…。▼~
***支援A [#sm13758a]
:[ソール]|…九十九…百!~
よし、終わったー!▼~
:[ミリエル]|…なるほど。~
素振りの効果を目の当たりにしました。▼~
最初に見たときよりも…~
動きにぶれがなくなっています。▼~
:[ソール]|ミリエルにしごかれたからね。~
成果もでるよ。▼~
まぁ、成果が出たと言っても~
結局は平均男なんだけどさ…。▼~
:[ミリエル]|確かに…あなたは変わらず~
全体の平均に位置しています。▼~
これは…じつに興味深い結果です。▼~
:[ソール]|…? いつも通りじゃないの?▼~
:[ミリエル]|いえ…あなたの身体能力は~
いずれも急速に向上しています。▼~
それでも全体の平均値であることに~
変わりはない。ということは…。▼~
:[ソール]|えっ…じゃあ、周りの人たちも~
同じように向上したってこと?▼~
:[ミリエル]|ソールさんが平均的な方であることは~
周知の事実です。▼~
そのあなたに抜かれたくない…~
負けられない…そう思った人たちが▼~
あなたに刺激されて~
訓練に励んだということでしょう。▼~
:[ソール]|…僕だけが周りに~
合せていたわけじゃないんだね。▼~
周りも僕に合せて変化する。~
僕もみんなに影響を与えているんだ…。▼~
ありがとう、ミリエル。~
君に大事なことを教えてもらったよ。▼~
:[ミリエル]|いえ…こちらこそ~
興味深い結果を見せていただきました。▼~
今後も観察を続けてよろしいですか?▼~
:[ソール]|もちろん。~
気が済むまでそばで見ててよ。▼~
:[ミリエル]|ご協力、感謝致します。▼~
***支援S [#sa69090e]
:[ソール]|…到着! ふぅっ…。▼~
ふふっ。これがみんなの平均になるなら~
訓練にも身が入るよ。▼~
:[ミリエル]|…あなたは…非常に恵まれた~
能力の持ち主ですね。▼~
:[ソール]|え? 平均的でしょ、僕?▼~
:[ミリエル]|すべてのおいて平均を取る能力とは~
すでにそれ自体が非凡と言えます。▼~
:[ソール]|なるほど…そういう考え方もあるか。▼~
あ、でもね、僕にもやっと~
平均じゃないものが見つかったんだ。▼~
:[ミリエル]|それは興味深い…なんでしょうか?▼~
:[ソール]|…君への想い、って言ったら~
ちょっとキザなんだけど…。▼~
他に言いようが無いんだから~
しょうがないか。▼~
僕、君のことが好きなんだよ。~
君を想う気持ちは、誰にも負けない。▼~
:[ミリエル]|ソールさん…?~
それは、本気で言っているのですか?▼~
:[ソール]|うん、本気だよ。~
これが、その証拠さ。▼~
:[ミリエル]|これは、指輪…ですね。~
つまり…私に生涯の伴侶になれと?▼~
:[ソール]|そうだよ。~
僕と結婚して欲しいんだ。▼~
最初は…素振りとか走り込みを~
嫌ってほどさせられるし▼~
正直、ミリエルが現れるたびに~
内心びくついてたりもしたんだけど、▼~
今では逆に、君がいてくれないと~
落ちついて訓練もできないぐらいなんだ。▼~
できれば、僕の観察をずっとそばで~
続けていて欲しい…そう思ってる。▼~
:[ミリエル]|そう、ですか…。~
私としても、このまま観察を▼~
続けさせてもらえることは~
非常にありがたいことです。▼~
その…私もあなたに~
好意が全く無いこともありませんし…。▼~
…指輪、ありがたく受け取ります。▼~
:[ソール]|良かった。これで、これからずっと~
ミリエルと一緒にいられる。▼~
しあわせになろうね…平均以上に。▼~
:[ミリエル]|あなたが平均以上を目指すとは…~
じつに興味深いことですね。▼~
でも、いつかこの目でその実現を~
見届けることを確信しています…。▼~
:[ソール]|うん。一生かけて見届けて欲しいな。▼~
指輪、受け取ってくれてありがとう。~
ミリエル…大好きだよ。▼~
:[ミリエル]|はい…。その………、~
………………私もです。▼~
**カラム [#aff2331d]
***支援C [#jaa939cd]
:[カラム]|ソール…▼~
:[ソール]|わっ、カラム!?~
いつからそこに?▼~
:[カラム]|さっきから…ソールが~
僕を探してるって聞いたから…▼~
:[ソール]|あ、うん。~
ちょっと聞きたいことがあって。▼~
:[カラム]|聞きたいこと…~
なんだい?…▼~
:[ソール]|カラムが戦場に出るときなんだけど、~
いつも、どんな気持ちでいるの?▼~
:[カラム]|そうだね…できるだけ~
平常心でって思うけど…▼~
でもどうして…~
そんなことを聞くんだい?…▼~
:[ソール]|僕はいつも~
不安にさいなまれるんだ。▼~
僕なんかが戦場に出たら~
みんなに迷惑をかけるんじゃないかって。▼~
で、他の人はどうだろうって見てると▼~
カラムは動じた様子がないように思えたから~
聞いたんだけど、やっぱり普段通りなんだね。▼~
:[カラム]|そんなことはないよ…~
やっぱり…平常心は保ててない…▼~
その話を聞いて分かった…▼~
:[ソール]|えっ? どうして?▼~
僕が見た感じでは、カラムは~
意気込むことも、おびえることもなく▼~
全然いつもとかわらなく~
冷静で…▼~
:[カラム]|でも…そういう僕に…~
ソールが気づいてる…。▼~
いつもなら…僕の存在なんて~
気づかないのに…▼~
:[ソール]|!!~
…そういえば…▼~
:[カラム]|やっぱり…いつもとは違うのかな…~
気をつけないと…▼~
ソール…~
教えてくれてありがとう…▼~
:[ソール]|どういたしまして…って~
違うよ! 質問しているのは僕…▼~
(カラム退場)~
:[ソール]|あれ? いなくなった…▼~
でも、うーん、~
あれでも普段通りじゃないんだ。▼~
僕なんて、本当に~
まだまだだなあ。▼~
***支援B [#b05ac077]
:[カラム]|ソール…▼~
:[ソール]|あっ、カラム。~
探していたんだ。▼~
:[カラム]|どうしたの…?▼~
:[ソール]|この前の話を覚えてるかい?▼~
:[カラム]|戦場に出る時の気持ちのこと?▼~
:[ソール]|うん。僕は戦場に出る前の~
カラムは普段通りだって思ってた。▼~
だけど、カラムに話すと~
そんなことはないって言われた。▼~
:[カラム]|見つかっている時点で…~
僕は普段通りじゃないからね…▼~
:[ソール]|でも、やっぱり思うんだ。▼~
それでもカラムは僕なんかより~
はるかに平静なんじゃないかって。▼~
:[カラム]|うーん…~
そうなのかな…▼~
:[ソール]|だから、今日から僕は~
カラムの事を見習おうと思うんだ。▼~
まずは、カラムの普段の生活から~
色々学んで…▼~
:[カラム]|どうやって…?▼~
:[ソール]|どうやって、って~
そりゃ見よう見まねで…▼~
:[カラム]|でも、普段の僕に…~
気づけるの?…▼~
:[ソール]|あっ!~
それは…▼~
:[カラム]|僕を見習おうと思えば…~
いつも僕を見つけないといけない…▼~
それって…~
大変だと思うけど…▼~
:[ソール]|うーん…▼~
:[カラム]|悪いことは言わないから…~
見習うなら他の人にした方がいいよ…▼~
:[ソール]|…いや、それなら、まず普段のカラムを~
ちゃんと見つけるところから始めるよ。▼~
:[カラム]|どうして…そこまで…~
僕なんかなの…?▼~
:[ソール]|話をしていて思うんだけど、僕とカラムって~
結構似てるんじゃないかなあ。▼~
すぐ『僕なんか』って言うところとか。~
あんまり前に出る感じじゃないところとか。▼~
:[カラム]|それは、そうかも…▼~
:[ソール]|だから、僕の手本には~
カラムが一番いいって思うんだ。▼~
だから、よろしくね。~
カラム。▼~
:[カラム]|あんまり…お役にたてるって…~
思えないけど…▼~
***支援A [#zcebe2c9]
:[ソール]|カラム。▼~
:[カラム]|あ、ソール…珍しいね…~
君から声をかけてくるなんて…▼~
:[ソール]|いつもは声をかけたくても~
気づかなかったからなあ。▼~
でも、ここしばらく~
ずっと君のことを見習ってたから▼~
今はそんなことないよ。▼~
:[カラム]|僕を見習うって話…~
本気だったんだ…▼~
:[ソール]|もちろんだよ。~
で、見習っていて思ったんだけど▼~
カラムって意外といろんな事に~
笑ったり悲しんだりしてるんだね。▼~
あんまり大きな~
反応じゃないけど。▼~
:[カラム]|…そりゃ人間だから…~
色々心は動くよ…▼~
:[ソール]|で、戦場に出る時と比べたら~
確かにちょっと違ってた。▼~
だから少し安心した。▼~
:[カラム]|安心?…▼~
:[ソール]|うん。普段通りに見えたカラムも~
実は戦場に出る時は違ってるんだって。▼~
:[カラム]|だから、この前も…~
そう言ったじゃない…▼~
:[ソール]|でも、僕とは違うんだ。~
ずっと見てて分かった。▼~
多分それは、カラムが~
そんな自分を受け入れてるからなんだ。▼~
:[カラム]|……▼~
:[ソール]|だから僕も、どうしようもなく不安な事を~
受け入れようかなって思ってる。▼~
ごめんね。カラム。~
色々見てて迷惑だったんじゃない?▼~
:[カラム]|そんなことないよ…~
僕は僕で自信がついた…▼~
:[ソール]|え?▼~
:[カラム]|ちゃんと僕を見ようとしている人に…~
僕は気づいてもらえるんだって…▼~
僕は僕で…自分の事…~
あきらめちゃいけないのかもしれない…▼~
:[ソール]|それはよかった。~
じゃあ、お互いさまだね。▼~
:[カラム]|うん…お互い頑張ろう…~
今までの自分を越えるために…▼~
**マリアベル [#sfy94vwh]
***支援C [#opermvu4]
:[ソール]|マリアベル、~
この前頼まれてた件だけどさ…。▼~
:[マリアベル]|うーん…むにゃ…。▼~
:[ソール]|マリアベル?▼~
:[マリアベル]|…あ…ソールさん?▼~
:[ソール]|マリアベル、君さ…~
あんまり寝てないんじゃないか?▼~
最近たくさん本を買ってたけど~
勉強もほどほどにしておかないと…。▼~
:[マリアベル]|ソールさんは気にしなくても…ふわぁ。~
…失礼。▼~
ソールさんは気にしなくても~
大丈夫ですわよ。▼~
:[ソール]|…さっき、立ったまま寝てただろ?~
ひょっとして徹夜してたんじゃないの?▼~
だいじょうぶ? 体調崩してない?▼~
:[マリアベル]|あぁ、だからかもしれませんわね…。~
先ほどからお腹の辺りがしくしくと…。▼~
:[ソール]|実家からもらってきた胃薬、~
分けてあげるよ。効果てきめんだから。▼~
:[マリアベル]|…ありがとうございます。▼~
これで…あと何日かは~
だいじょうぶですわね~。▼~
:[ソール]|駄目だよ、~
ちゃんと睡眠を取らないと…。▼~
:[マリアベル]|…えぇ…わかってますわ…~
ふわ~ぁ…。▼~
:[ソール]|あ、マリアベル?~
ほんんとにだいじょうぶかな…?▼~
***支援B [#opermvu4]
:[マリアベル]|ソールさん、先日は~
お世話になりましたわね。▼~
あなたのくださった胃薬…~
よく効きましたわ。▼~
:[ソール]|あぁ、この前の…。~
よかった、効果があって。▼~
:[マリアベル]|つきましては、あの胃薬をもう少し~
分けていただけるとうれしいのですが。▼~
:[ソール]|えぇっ!いいけど…~
また徹夜するつもり? それは…。▼~
:[マリアベル]|いただけないのなら、けっこうですわ。~
それじゃあ、わたくしはこれで。▼~
:[ソール]|ま、待って! いいよ、あげるから。▼~
:[マリアベル]|…ありがとうございます。▼~
:[ソール]|もう止めるのはあきらめるけどさ…~
体にはほんとに気をつけなよ。 ▼~
:[マリアベル]|将来、法務官になるためですもの。~
多少の無理は覚悟の上ですわ。 ▼~
集めるべき資料も、読むべき本も、~
書くべき書類もまだまだ山積みですの。▼~
:[ソール]|そこまでして叶えたい夢なんだね…。~
うらやましいよ。▼~
じゃあさ、僕になにか~
できることはないかな?▼~
:[マリアベル]|そうですわね…▼~
でも、どうしてあなたが~
手伝ってくださるんですの?▼~
:[ソール]|僕には大した夢とかないからさ…。~
せめて君の夢を応援したいんだよ。▼~
それに僕ら、仲間だろ?~
仲間の夢を手伝うのは当たり前だよ。▼~
:[マリアベル]|…じゃあ、資料を探すのを~
手伝っていただこうかしら。▼~
:[ソール]|了解!▼~
:[マリアベル]|代わりにわたくし、あなたの夢を~
いっしょに見つけて差し上げますわ。▼~
:[ソール]|了解…って、えぇっ!?▼~
:[マリアベル]|胃薬を分けていただいたうえに~
夢のお手伝いをしていただくのですから▼~
それくらいはしないと~
公平ではないでしょう?▼~
:[ソール]|ぼ、僕のことはいいよ…~
自分の夢は自分で見つけるからさ…。▼~
:[マリアベル]|水臭いことは言わないでください。~
わたくしたち、仲間でしょう?▼~
:[ソール]|はは…そ、そうだね。▼~
***支援A [#ub0e6912]
:[ソール]|マリアベル。~
頼まれてた資料、見つけてきたよ。▼~
:[マリアベル]|ありがとうございます。~
手伝っていただいて助かりますわ。▼~
ところで、あなたの将来の夢について~
いくつか案を出してみたんですけど…。▼~
:[ソール]|あ…ほんとに考えててくれたんだね。▼~
:[マリアベル]|まぁ…クロムさんの側近を目指すか~
実家の薬屋を継ぐのが妥当ですわね。▼~
ソールさんはどういった進路を~
考えていらっしゃるのかしら?▼~
:[ソール]|はは…どっちもいいなぁ。▼~
:[マリアベル]|そんな適当な…~
自分のこだわりはありませんの?▼~
:[ソール]|うん…やっぱりないよ、僕には。~
いろいろ考えたけど…いくら考えても▼~
この先世界がどうなるか想像できない。~
そのときの状況を見て、周りのみんなが▼~
一番喜んでくれる道を選ぶのが~
いいのかなって…。▼~
僕、自分のために~
がんばるのは苦手だけど…▼~
誰かのためになら誰よりも~
がんばれる自信はあるんだ。▼~
:[マリアベル]|そう…。そういうことでしたら~
わたくしの手伝いはいりませんわね。▼~
:[ソール]|怒らない…の?~
もっと自分を持ちなさい、とか。▼~
:[マリアベル]|なにも考えていないのであれば~
叱り飛ばすつもりでしたわ。▼~
でも、あなたは周りの人たちが~
喜ぶ道を選ぶ…とおっしゃいました。▼~
誰かのためになら、~
誰よりもがんばれる、とも。▼~
ある意味、究極の献身ですわ。~
あなたは…それでいいと思います。▼~
:[ソール]|僕…世界とか国とか、大きな話は~
うまく想像できないけど…。▼~
周りの人たちをしあわせにすることなら~
想像できるし、やる気になれるから。▼~
:[マリアベル]|謙虚過ぎる気もしますけど、~
地に足のついた考え方だと思いますわ。▼~
:[ソール]|ありがとう。今はクロムやマリアベルの~
力になれることを精一杯やるよ。▼~
さぁ、ほかに手伝えることはない?~
資料探しならいくらでもやるよ。▼~
:[マリアベル]|えぇ、あとでお願いしますわ。▼~
でも、まずは息抜きのお茶に~
付き合っていただけます?▼~
ちょうど話し相手が~
欲しかったところですの。▼~
:[ソール]|うん、喜んで。▼~
***支援S [#s376aeaa]
:[ソール]|マリアベル。~
この本、欲しかったんじゃない?▼~
:[マリアベル]|えぇ…どうしてわかりましたの?▼~
:[ソール]|ずっと手伝ってるうちに、~
なんとなくマリアベルの欲しいものが▼~
わかるようになってきたんだ。~
そうそう、紅茶も淹れてあるからね。▼~
:[マリアベル]|そういえば…~
そろそろ休憩したほうがいいですわね。▼~
ふふっ。わたくしよりも~
わたくしのことが見えているみたい。▼~
あなたが手伝ってくれてから~
徹夜することもなくなりましたし▼~
人を喜ばせる天才かもしれませんわね、~
ソールさんって。▼~
:[ソール]|ありがとう。みんなが喜んでくれるのが~
僕にとっての喜びだから。▼~
でもね…その中でも~
誰より喜ばせたい人を見つけたんだ。▼~
これ…。▼~
:[マリアベル]|えっ…指輪…ですの?▼~
:[ソール]|うん。僕…君のことが好きなんだ。~
誰よりも頑張り屋のマリアベルが。▼~
君を見てると、近くにいて~
ずっと支えていてあげたいって思う。▼~
絶対幸せにするよ。~
だから…僕と結婚して欲しい。▼~
:[マリアベル]|…わたくしと…結婚を?~
きっと大変ですわよ?▼~
:[ソール]|君のための苦労なら…喜んで。▼~
:[マリアベル]|ソールさん…。▼~
ありがとうございます。~
喜んでお受けしますわ…。▼~
:[ソール]|ありがとう、マリアベル。 ~
これからは、君の夢が僕の夢だよ。▼~
**ベルベット [#aff2331d]
***支援C [#zcebe2c9]
:[ソール]|あのさ…ベルベット。~
もう食事の時間だよ?▼~
:[ベルベット]|食べる気になれないわ。~
放っておいてちょうだい。▼~
:[ソール]|で、でもさ…ベルベットの分も~
ちゃんと用意してあるんだよ?▼~
:[ベルベット]|私は頼んでいないでしょう。▼~
:[ソール]|…君たちダグエルが~
人間を好きになれないのは知ってるよ。▼~
でも僕ら、親交を深めたほうが…~
お互いに戦いやすいんじゃないかな。▼~
それに、ほら…ベルベットだって~
お腹が空いたら困るでしょ?▼~
:[ベルベット]|…人間らしい言い草ね。▼~
:[ソール]|えっ…どういう意味?▼~
:[ベルベット]|いろいろ建前を並べて~
本音のない、虚しい言葉だってこと。▼~
:[ソール]|そ、それは…▼~
:[ベルベット]|消えて。▼~
:[ソール]|ごめんなさい!~
本音でちゃんと話すよ…▼~
…ぼ、僕は!~
ベルベットともっと仲良くなりたい!▼~
そりゃ、ダグエルと接するのは~
初めてで、物珍しさもあるけどさ。▼~
いっしょに戦う仲間だから、~
もっとわかり合いたいんだ!▼~
:[ベルベット]|……………▼~
:[ソール]|気が向いたら…食べに来てよ。~
ベルベットの分は取っておくから…▼~
:[ベルベット]|待って…。食事を取っておいても~
私は食べることができないのよ。▼~
その、芋の類が苦手なのよ…~
あれはどうしても受け付けられない。▼~
:[ソール]|そ、そうだったんだね…~
ごめん、知らなかったよ。▼~
:[ベルベット]|気にしないでいいわ。~
私が言わなかったんだから。▼~
それに今は、食べ物の好みに~
気を回せる状況じゃないでしょう?▼~
:[ソール]|それは…そうだけど。▼~
:[ベルベット]|一応、礼は言っておくわ。~
あなたは本音で私に接しようとしてくれた。▼~
:[ソール]|れ、礼なんてそんな。~
こちらこそありがとう。▼~
:[ベルベット]|なぜあなたが礼を言うのよ…~
おかしな人間ね、あなたは。▼~
***支援B [#ve41c561]
:[ソール]|あ、ベルベット…~
来てくれてうれしいよ。▼~
:[ベルベット]|私に用というのは何?▼~
:[ソール]|この料理…~
食べてみて欲しいんだ。▼~
:[ベルベット]|なぜ私がそんなことを?▼~
:[ソール]|ベルベットが食べられる料理があれば~
みんなで食事できると思ってさ…▼~
いろいろ作ってみたんだ。▼~
:[ベルベット]|…ふうん。まぁいいわ。~
味見をすればいいのでしょう?▼~
:[ソール]|ありがとう!~
はい、どうぞ。▼~
:[ベルベット]|うっ…芋は食べないと~
言ったはずだけど?▼~
:[ソール]|あ、わかる?~
細かく刻んでみたんだけど…▼~
:[ベルベット]|…帰らせてもらうわ。▼~
:[ソール]|ちょっと待って!~
この皿のも試してみて!▼~
:[ベルベット]|…いらない。~
鼻が曲がりそうだわ。▼~
:[ソール]|で、でも、~
芋の匂いはしないでしょ?▼~
:[ベルベット]|香辛料がきつすぎるの。~
…今度こそ帰るわよ。▼~
:[ソール]|待って、最後にもうひと皿だけ…。~
生地にして練りこんだ団子があるんだ。▼~
:[ベルベット]|…これが最後よ。▼~
:[ソール]|…ど、どう?▼~
:[ベルベット]|おいしくない。▼~
:[ソール]|これも駄目か…▼~
:[ベルベット]|おいしくないけど…~
食べれなくはないわ。▼~
:[ソール]|え? じゃあ…▼~
:[ベルベット]|たまになら…~
食べてあげてもいい…わよ。▼~
:[ソール]|おぉ、やった!~
ありがとう、ベルベット!▼~
:[ベルベット]|またあなたが礼を言うわけ…?~
つくづく変わった人間ね。▼~
***支援A [#ce8ae32f]
:[ベルベット]|…なぜ、私についてきたわけ?▼~
:[ソール]|ダグエルの食事に~
同席させてもらいたくてさ。▼~
僕にも食べられるものがあれば~
献立に加えられるでしょ?▼~
あの団子だけじゃ~
楽しく食事はできないしね。▼~
:[ベルベット]|ふうん…~
なら、いっしょに食べてみれば?▼~
:[ソール]|う、うん。いただきます…▼~
:[ベルベット]|その実には気をつけて。~
皮膚に触れるとかゆくなるわよ。▼~
:[ソール]|えっ? わっぷ…!~
はは、汁が顔についちゃった…▼~
わっ…▼~
:[ベルベット]|かゆくなると言ったでしょう。~
その実はかじらず、丸呑みにしなさい。▼~
…? どうかした?▼~
:[ソール]|ご、ごめん。緊張しちゃって…▼~
:[ベルベット]|これくらいで緊張していたら~
食事なんてできないわよ。▼~
:[ソール]|いや…ベルベットにいきなり~
頬をぺろってされたから…▼~
:[ベルベット]|…私はダグエルよ。~
獣に舐められたと思えばいいわ。▼~
:[ソール]|そ、そんな風に思えないよ!▼~
ぼ、僕にはベルベットは~
かわいい女の子にしか見えないし…▼~
:[ベルベット]|ふ、ふん…。~
…やはりおかしな奴ね、あなたは。▼~
こっちの実をあげるわ。人間にも~
おいしく食べられるはずよ。▼~
:[ソール]|うん、ありがとう。▼~
あ…でもこの実って、ベルベットが~
食べてる途中だったんじゃ…▼~
:[ベルベット]|…私が口をつけた実なんて~
食べたくもないってこと?▼~
:[ソール]|ち、違うよ! そうじゃなくて…~
僕にはベルベットが女の子にしか…▼~
な、なんでもない。~
い、いただきます!▼~
***支援S [#td744ed6]
:[ソール]|ベルベット…みんなといっしょに~
食事してくれてありがとう。▼~
:[ベルベット]|嫌な匂いも、食べれない料理も~
なかったからよ。▼~
:[ソール]|いやあ…みんなに頼んで献立を~
変えてもらった甲斐があったよ。▼~
ベルベットに教えてもらった料理も~
みんな美味しいって喜んでたなぁ。▼~
:[ベルベット]|しかし、私のためにわざわざ~
全体の献立を変えてよかったの?▼~
:[ソール]|ベルベットと食事できるならって、~
みんな喜んで了承してくれたよ。▼~
こうやって少しでもお互いの距離を~
縮められて、僕、うれしいよ。▼~
:[ベルベット]|ふぅん……▼~
:[ソール]|えっ…なに?▼~
:[ベルベット]|あなたの努力に敬意を払い、~
距離を縮めてあげようと思ったのよ。▼~
:[ソール]|きょ…距離を縮めるっていうのは~
そういう意味じゃないけど…▼~
はは…なんか緊張を通り越して~
心が落ち着いてきたよ。▼~
:[ベルベット]|そう? 奇妙な話だけど~
私もそんな気分だわ。▼~
:[ソール]|そ、そうなの?~
…よかった。うれしいよ。▼~
:[ベルベット]|私が落ち着くのがうれしいの?~
やはりあなた…おもしろいわね。▼~
:[ソール]|人間に興味が出てきた?▼~
:[ベルベット]|どうかしら。まあ、あなたには~
興味が出てきているけどね。▼~
:[ソール]|…それを聞いて決心できたよ。~
この指輪、受け取ってくれないかな。▼~
:[ベルベット]|指輪? なぜ?▼~
:[ソール]|僕と…結婚して欲しい。人間と~
ダグエルの交流の新たな一歩として…▼~
:[ベルベット]|…本音で話しなさい。~
建前を言っても私には通じないわよ。▼~
:[ソール]|ご、ごめん。今のは照れ隠し。▼~
そうなんだ、君といれば…僕は~
本音で生きていけそうな気がする。▼~
愛してるんだ、ベルベット。~
ずっと僕のそばにいて欲しい。▼~
:[ベルベット]|愛…この感覚の正体はそれなの…~
悪い気分ではないわね。▼~
あなたの申し出、受けさせてもらうわ。▼~
:[ソール]|ありがとう…ベルベット。▼~
:[ベルベット]|ふ、ふんっ! …またあなたが礼を言う。~
今くらいは私に言わせなさい。▼~
…ありがとう、ソール。~
私も…愛してるわ。▼~
**ティアモ [#la238789]
***支援C [#h8a12f95]
:[ティアモ]|あら、ソール。▼~
:[ソール]|さっき音楽が聴こえてきたけど、~
ティアモが演奏してたの?▼~
:[ティアモ]|あ、聴こえちゃった?~
ごめんね、下手な演奏で。▼~
:[ソール]|ううん、いい音色だった。~
その曲、イーリスで流行してた曲だね。▼~
:[ティアモ]|えぇ、この前、市場で~
楽器を見つけて…▼~
長いあいだ弾いてないなって思って、~
つい勢いで買っちゃった。▼~
:[ソール]|クロムの生誕祭でもその曲を弾いてたよね。~
自警団のみんなと聴いてたんだよ。▼~
君の演奏はすごかったよ…~
なんかこう、想いがこもってる感じで。▼~
今度みんなの前で弾いてみたら?~
きっと喜ばれるよ。▼~
:[ティアモ]|でも、それほどの腕前じゃないわよ。~
さっきも何回も失敗しちゃったし。▼~
ちゃんと楽譜を見ながらなら、~
少しは違うかもしれないけど。▼~
:[ソール]|えっ。楽譜も見ずに弾いてたの?~
やっぱりすごいな…▼~
:[ティアモ]|ちょっとソール、~
そんなに褒めないでよ。▼~
こんなのフィレインさんに比べれば、~
まだまだなんだから。▼~
:[ソール]|あぁ、フィレインさんは上手だったね。~
楽団に入れる腕前だったと思う。▼~
:[ティアモ]|うん。あたし、あの域に~
到達するのが目標なのよ。▼~
:[ソール]|そうなんだ、でもティアモならきっと~
すぐに上手くなれるよ。▼~
:[ティアモ]|うふふ、ありがとう。▼~
…あ、まずい!~
このあと頼まれてる仕事があるんだった。▼~
それじゃあまたね、ソール。▼~
:[ソール]|さすがにティアモの目標は高いな…~
並大抵じゃ納得できないんだろうな。▼~
僕の目標は…ティアモだな。~
僕も、なにかひとつくらいは▼~
人並み以上にこなせる人間に~
ならないとね…▼~
***支援B [#h8a12f95]
:[ソール]|今日も演奏の練習をしてるの?▼~
:[ティアモ]|あら、ソール。~
…その楽器は?▼~
:[ソール]|僕も市場で買ってきちゃった。~
あとはほら、楽譜も。▼~
:[ティアモ]|ふふ、準備がいいわね。~
せっかくだし、あたしと合奏してみない?▼~
:[ソール]|それは将来の目標ってことで…~
まずは指南してもらおうと思ってさ。▼~
演奏の仕方なんて、僕はもう~
ずいぶん昔に忘れたきりだから。▼~
:[ティアモ]|あたしで良ければ喜んで。▼~
:[ソール]|ありがとう。ティアモに追いつけるよう~
頑張って努力するよ。▼~
:[ティアモ]|早くふたりで合奏したいわね。~
やっぱり目標があると真剣になるわ。▼~
:[ソール]|ティアモはどんなことだって~
真剣に取り組んでると思うよ?▼~
:[ティアモ]|うふふ、ありがとう。▼~
でも今はソールの指南役として~
真剣に取り組まないとね。▼~
じゃあ曲の出だしの弾き方を~
お手本として見せるわね。▼~
:[ソール]|うん、よろしくお願いします。▼~
:[ティアモ]|最初はゆっくり弾くから見てて…▼~
……▼~
:[ソール]|…さすがティアモだ。~
音色がすごく澄んでる…▼~
:[ティアモ]|…あ、ダメだわ。▼~
:[ソール]|え、何が? 音色も綺麗だったし、~
ちゃんと楽譜通りに弾けてたよ?▼~
:[ティアモ]|ううん、出だしの拍間隔が少しずれたの。~
それに、ここの音程…半音低かった。▼~
:[ソール]|じ、自分でわかるの!?▼~
:[ティアモ]|えぇ。こんな演奏じゃ~
人に教えるなんておこがましいわ。▼~
ごめんなさい、ソール。~
少し練習する時間をくれるかしら。▼~
次までには必ず完璧にしてくるから。▼~
:[ソール]|ちょっと、ティアモ!?▼~
ものすごい完璧主義だ…~
僕も…頑張らないと…!▼~
***支援A [#z7b37d70]
:[ティアモ]|ソール、この前はごめんね。~
今日こそは…って▼~
この曲…この前の…▼~
…すごいじゃない、もうそんなに~
弾けるようになったの!?▼~
:[ソール]|うん。ティアモが頑張ってるの見て、~
僕も頑張らないとなーと思って。▼~
まだまだ下手くそなんだけどね。~
音程とか拍の感じとかもわからないし。▼~
:[ティアモ]|でも、驚くくらい上手くなってるわ。~
いつの間にそんなに上達したの?▼~
:[ソール]|…君と同じ練習量だと~
絶対に追いつけないからね。▼~
ちょっとした合間に~
こつこつ自主練してたんだ。▼~
:[ティアモ]|そうなんだ。~
努力家なのね、ソールは。▼~
あ…そうだ。さっきの演奏を~
聴いてて思ったんだけど…▼~
この曲、少し速めにしたほうが~
明るい曲調になって、いいかも。▼~
:[ソール]|あ…君もそう思う?~
じつは僕もそうなんだ。▼~
速めに弾いちゃう癖が~
いい方向に働いたね。▼~
:[ティアモ]|そうね…すごいわ。~
あたしは今まで気付けなかったもの。▼~
:[ソール]|はは…偶然だよ。ティアモを目標に~
頑張った成果が出たんだ。▼~
:[ティアモ]|あたしを目標にしなくても、~
もっと上手な人はいっぱいいるわよ?▼~
:[ソール]|ううん、技術だけじゃない。君は~
どんなことも鮮やかにこなしていく。▼~
僕は努力してこつこつ~
積み上げていくしかないからさ…▼~
君に憧れてるんだよ。~
僕、君みたいになりたいんだ。▼~
:[ティアモ]|…なんでも鮮やかにこなすのって~
そんなにいいことかな?▼~
:[ソール]|えっ?▼~
:[ティアモ]|確かに、ソールはゆっくりと~
物事を身につけていく人かもしれない。▼~
でも、その分あたしには見つけられない~
色々なことを見つけられる。▼~
さっきの発見がいい例じゃない。▼~
:[ソール]|ティアモ…▼~
:[ティアモ]|そのうえ最後は努力して~
目標にも到達しちゃうんだから…▼~
憧れちゃうのは、あたしのほうよ。▼~
:[ソール]|えっ!? な…なんか照れくさいな。~
僕たちお互いに憧れてたんだね…。▼~
:[ティアモ]|そうね。こうやってお互いを認めて~
高め合うのは良いことだわ。▼~
…じゃあソールも演奏できるように~
なったことだし、▼~
早速、合奏の練習を始めましょうか。▼~
:[ソール]|うん!▼~
***支援S [#h40a8c92]
:[ティアモ]|…ふぅ。▼~
:[ソール]|…いい合奏だったね…▼~
:[ティアモ]|そうね。お互いの音色が~
調和した。美しい演奏だったわ。▼~
これならみんなにも~
聴かせられると思う。▼~
:[ソール]|良かった。▼~
…あのさ。~
僕、決めてたことがあるんだ。▼~
この曲がちゃんと弾けたら~
ティアモとちゃんと向き合おうって。▼~
:[ティアモ]|向き合う…?▼~
:[ソール]|この指輪が…~
僕の、君への気持ち。▼~
:[ティアモ]|えっ…!▼~
:[ソール]|君が好きな人が僕じゃないのは…~
わかってる。▼~
君がクロムのことしか~
見てないことも、知ってる。▼~
それでも…どうしても~
この気持ちだけは伝えたくて…▼~
:[ティアモ]|ソール…~
知ってたんだ…あたしの片思い…▼~
:[ソール]|うん。最初はなんとなくだったんだけど。▼~
クロムの生誕祭での、君の演奏を聞いて~
あぁ、本当に好きなんだなって…▼~
でも、努力を積み上げて、僕はいつか~
君の中の一番になってみせる!▼~
だからそのとき、あらためて~
この指輪を、君に…▼~
:[ティアモ]|…今、受け取ったら駄目なの?▼~
:[ソール]|えっ、でも…▼~
:[ティアモ]|ううん。いいの。~
もう…いいのよ。▼~
さっきの言葉でじゅうぶんよ。~
あたしの中の一番は…ソールだから。▼~
:[ソール]|ティアモ…!▼~
:[ティアモ]|さっきの演奏のときみたいな~
しあわせな時間…たくさん欲しいな。▼~
そしたらあたし、生誕祭の時よりずっと~
想いのこもった演奏を▼~
あなたに聴かせることが~
できると思う…▼~
:[ソール]|うん…うん! 約束する!~
絶対にしあわせにするよ…!▼~
:[ティアモ]|ありがとう、ソール。~
…だいすきよ。▼~
**ノノ [#xcd945df]
***支援C [#l91a54b5]
:[ソール]|ん…? 鳥の鳴き声が聞こえる…。~
やけに近かったような…。▼~
:[ノノ]|ソール! ちょうどよかった!▼~
ソール、いつもお薬持ってるよね。~
ノノにもひとつちょうだい!▼~
:[ソール]|ちょっと待って。~
薬をなにに使うの?▼~
:[ノノ]|鳥さんがね、怪我して倒れてたの。~
手当てしないと!▼~
:[ソール]|…僕が持ってるのは胃薬だよ。~
鳥の怪我には効かないんだ。▼~
:[ノノ]|そんな…どうしよう。~
このままじゃ、あの子…!▼~
あっ、治療の杖!~
あれなら治せるかな?▼~
:[ソール]|…ねぇノノ、いくらかわいそうでも~
そんなことをしてたらきりがないよ。▼~
薬も杖も貴重品だよ。~
もっと大事なところで使わないと…。▼~
:[ノノ]|もっと大事なところってどこ!?▼~
目の前で苦しんでるのに~
放っとくなんて、ノノはできないもん!▼~
:[ソール]|ノノ…。▼~
:[ノノ]|ソールの馬鹿!~
うわぁぁぁん…!▼~
:[ソール]|僕…いつの間に、こんなに~
冷たい人間になってたんだろう…。▼~
ノノの言う通りだね…~
ごめん、僕が間違ってた。▼~
リズを呼んで来るよ。~
それまで鳥さんを見ててくれる?▼~
:[ノノ]|ぐすっ…ほんと?~
ありがとう、ソール。▼~
:[ソール]|お礼を言うのはこっちのほうだよ。~
ありがとう、ノノ。▼~
***支援B [#l713371d]
:[ソール]|ノノ…包帯の替えを持ってきたよ。▼~
:[ノノ]|ありがとう、ソール。~
鳥さん、だいぶ元気になってきたよ?▼~
:[ソール]|ほんとだ。~
ノノががんばって看病したからだね。▼~
:[ノノ]|ねぇ、鳥さんの名前なんだけど~
ヤナフっていうのはどうかな?▼~
:[ソール]|え…。▼~
:[ノノ]|かっこいいでしょー。~
ノノが考えたんだよ?▼~
:[ソール]|ノノ…。名前をつけるのは~
やめたほうがいいんじゃないかな。▼~
別れるときに~
つらくなっちゃうと思うよ?▼~
:[ノノ]|別れないもん!~
ヤナフとノノはずっといっしょ!▼~
:[ソール]|でも、このままずっと戦いながら~
鳥さんの面倒を看るのは難しいよ?▼~
:[ノノ]|ノノ、がんばってお世話する!~
ヤナフのママになる!▼~
だから…ね? お願い!▼~
:[ソール]|ふぅ、わかったよ…。▼~
…クロムに相談してみるよ。~
ヤナフの世話、僕も手伝うからって。▼~
:[ノノ]|ほんと? やったー!▼~
***支援A [#ee7165ce]
:[ソール]|ヤナフもすっかり元気になったね。▼~
:[ノノ]|この前ね、ノノといっしょに~
お空を散歩したんだよ?▼~
ふふ、気持ちよかったー!▼~
:[ソール]|ノノもいっしょに元気になったね。~
やっぱり誰かがいっしょだと…あれ?▼~
:[ノノ]|あっ…鳥さんがいっぱい…。▼~
:[ソール]|ヤナフ…あの群れに入りたがってる?▼~
:[ノノ]|嘘! そんなことないよね?~
ヤナフはずっとノノといっしょだよね?▼~
:[ソール]|あの鳥の群れ…僕らの上を~
ずっとぐるぐる回ってる。▼~
ヤナフを迎えに来た家族なんだよ、~
きっと。▼~
:[ノノ]|違う! ノノがヤナフのママだもん!▼~
ノノ、竜になって~
あいつらを追っ払っちゃうから!▼~
:[ソール]|…駄目だよ、そんなことしちゃ。▼~
:[ノノ]|だって…!▼~
:[ソール]|ヤナフのことを考えたうえで~
いっしょにいるべきだと思うのかい?▼~
無理やり引き止めるのが~
ヤナフのためになるのかい?▼~
:[ノノ]|…ううん。…そうだね…ノノ、~
それがいけないことって知ってる…▼~
無理やり閉じ込めちゃ駄目…~
ヤナフは…奴隷じゃないもん…▼~
ごめんね、ヤナフ。~
ノノ、ママなのにわがまま言ってた…▼~
…ぐすっ…~
ごめんね…行っておいで…▼~
:[ソール]|ごらん、ノノ。~
ヤナフが群れの中に戻っていくよ…。▼~
うれしそうに飛び回ってる。~
きっとノノにお礼を言ってるんだよ。▼~
さよならのあいさつをしてあげないと。▼~
:[ノノ]|うん…ヤナフ、ばいばい…~
みんなと仲良くするんだよ…▼~
:[ソール]|…飛んで行ったね。▼~
:[ノノ]|…………▼~
ばいばい…ヤナフ、ばいばい…▼~
:[ソール]|がんばったね、ノノ。▼~
:[ノノ]|ばいばい…ぐすっ。ヤナフ…~
うぅっ、うわぁぁ…あぁぁ…!▼~
:[ソール]|君は立派なママだった。~
偉かったよ…▼~
***支援S [#nb16af2b]
:[ソール]|ノノ。▼~
:[ノノ]|ソール? えへへ…。▼~
:[ソール]|どうしたの?~
ずいぶんうれしそうだけど。▼~
:[ノノ]|朝ね、ヤナフといっしょに~
お空を散歩する夢を見たの。▼~
元気だってこと、ヤナフが~
ノノの夢に来て教えてくれたんだよ!▼~
:[ソール]|うん…そうだね。~
きっとヤナフも元気にしてるよ。▼~
:[ノノ]|ソール、ノノにご用?▼~
:[ソール]|あれからね…自分なりに~
色々考えてみたんだけどさ。▼~
ノノにこの指輪をあげようと思うんだ。▼~
:[ノノ]|指輪?~
ソール、ノノと結婚したいの?▼~
:[ソール]|指輪の意味は知ってるんだね。~
だったら説明はしなくていいか。▼~
ノノ…君といっしょにいると~
僕は素直になれる。▼~
常識とか建前の裏側に押し込めた、~
人間らしい気持ちを取り戻せるんだ。▼~
僕は…君に贈り物をしたい。~
家族という贈り物を。▼~
:[ノノ]|そっか…結婚したら~
ノノとソールは家族になるんだね…。▼~
:[ソール]|うん。▼~
:[ノノ]|やったぁ! ノノがまたママになったら、~
家族がもっと増えるね!▼~
:[ソール]|はは…まぁ、そういうことだね。▼~
:[ノノ]|えへへ…ノノ、うれしいな。~
指輪、ほんとにもらってもいーの?▼~
:[ソール]|もちろん。~
君のために作ってもらったんだからね。▼~
:[ノノ]|ありがとう! ソール、大好き!▼~
**サーリャ [#p1a6b9cd]
***支援C [#z2c798c8]
:[ソール]|
サーリャ、これ…▼~
:[サーリャ]|
あら…果物?~
どうしてこれを私に…?▼~
:[ソール]|
さっき、あんまり~
昼食を食べてないように見えたから。▼~
これなら汁気も多くて~
食べやすいんじゃないかと思ってさ。▼~
:[サーリャ]|
貴方…私のことを~
見張っていたの…?▼~
:[ソール]|
えっ!? ま…まさか!~
見張ってたわけじゃないよ!▼~
ちょっと気になっただけなんだ。~
誤解させたのなら謝るよ!▼~
:[サーリャ]|
別にそこまで謝らなくていいわ…▼~
それじゃあ、果物は~
ありがたくいただくわね…▼~
:[ソール]|
うん、いっぱい持ってきたから~
遠慮なく食べていってね。▼~
:[サーリャ]|
ひとつでじゅうぶんよ…▼~
:[ソール]|
そ、そっか。ごめん、もしかしたら~
君が遠慮してるんじゃないかと思って。▼~
窮屈に思うことがあったら~
なんでも相談してね。▼~
:[サーリャ]|
ふふ…貴方、いい人ね。~
いい人過ぎて胡散臭いわ…▼~
:[ソール]|
えっ…今、なんて…?▼~
:[サーリャ]|
いいえ…ありがとう、ソール。~
私も貴方とは仲良くしたいわ。▼~
私のいた国…ペレジアでは~
友好の印に髪の毛を▼~
一本交換しあうの。~
いただいていい?▼~
:[ソール]|
か、髪の毛? いいけど…はい。▼~
:[サーリャ]|
どうもありがとう…うふふふふ…▼~
***支援B [#z2c798c8]
:[ソール]|あのさ、サーリャ。~
この前の風習って本当のことなの?▼~
ほかの人に訊いても~
聞いたことがないっていうんだけど…▼~
:[サーリャ]|…髪の毛を交換しあう話?~
あの風習はね…でたらめよ。▼~
:[ソール]|やっぱり…どうしてそんな嘘を?▼~
:[サーリャ]|うふふ。私は呪術師…髪の毛を使って~
なにをするかなんて…わかるでしょう?▼~
:[ソール]|ぼ、僕に呪いをかけたってこと!?▼~
:[サーリャ]|
えぇ。私の前で本音を隠すと~
息ができなくなる呪いを…ね。▼~
:[ソール]|えぇっ!? ひどい!▼~
:[サーリャ]|私に親切にした目的はなに?~
窒息したくなければ正直に言いなさい。▼~
:[ソール]|うぅ…それは…~
気になってることがあったから…▼~
:[サーリャ]|ふふ、やっぱり私を怪しんでいたのね。~
ペレジアのスパイとでも思った?▼~
私は元々ギャンレルが嫌いだったの。~
王とは民を統べる者。▼~
私心を捨て、国に尽くす~
完璧な姿勢が求められる。▼~
己の欲望のままに民を惑わせる~
ギャンレルに王の資格はないわ。▼~
:[ソール]|そんな風に思っていたんだね…▼~
:[サーリャ]|えぇ。下心があるわけじゃないわ…~
わかってくれたかしら?▼~
:[ソール]|えっと…サーリャのことは~
最初から信用していたよ。▼~
気になっていたのは~
そのことじゃないんだ…▼~
:[サーリャ]|あら、そうなの…?▼~
:[ソール]|サーリャはみんなから離れて~
ひとりでいることが多いから…▼~
もし寂しいと思っているなら~
僕が手助けしたいな、と思って…▼~
:[サーリャ]|…私はひとりでいるのが好きなの。~
気兼ねなんてしてないわ。▼~
:[ソール]|そっか…ごめんね。~
いらない気を回しちゃって…▼~
:[サーリャ]|いいわよ、べつに…▼~
それにしても、こんな善人が~
本当にいるなんて…驚いたわ…▼~
***支援A [#z2c798c8]
:[ソール]|サーリャ…その水晶玉は?▼~
:[サーリャ]|予知をしてみようと思って…▼~
:[ソール]|予知? 呪術って~
そんなこともできるの?▼~
:[サーリャ]|えぇ。この先の戦いは今まで以上に~
激しいものになるはず…▼~
どちらが勝つのか、~
占ってみようと思うの…▼~
:[ソール]|それ…やめておこうよ。▼~
:[サーリャ]|…どうして?▼~
:[ソール]|勝つって出たら安心して油断しちゃうし~
負けるって出たら不安で仕方ないよ。▼~
どっちにしても~
いい結果にならないじゃない?
:[サーリャ]|…ふぅ。せめて、必ず勝つから~
占う必要はない…と言って欲しいわね。▼~
:[ソール]|あはは…それは無理。~
勝てる自信なんて持ったことないよ。▼~
:[サーリャ]|頼りないわね…▼~
:[ソール]|心配しないで。たとえ勝てなくても~
君はなんとかして守ってみせるから。▼~
:[サーリャ]|…それは…口説いているつもり?▼~
:[ソール]|えぇっ!? そういうつもりじゃないよ!~
仲間を守るのは当然のことだろう!?▼~
それに、サーリャは僕の~
大切な友達なんだからさ!▼~
:[サーリャ]|仲間だの友達だの…そんなこと言って~
恥ずかしくないの…?▼~
:[ソール]|恥ずかしくないよ!~
だって本当のことなんだから。▼~
それに、本音を言わないといけない~
呪いをかけたのは君じゃないか。▼~
:[サーリャ]|…そうだったわね。▼~
:[ソール]|サーリャの前では建前を言えないから~
かえって気が楽だよ。▼~
今ではこの呪いをかけてくれたことに~
感謝しているくらいだ。▼~
:[サーリャ]|うふふ…呪った相手に~
礼を言われたのは初めてかも…▼~
私も…貴方のこと~
友達ぐらいに思ってあげてもいいわ…▼~
:[ソール]|はは、ありがとう。▼~
***支援S [#y4785fd9]
:[ソール]|ふうっ…こんなもんかな。▼~
:[サーリャ]|訓練に精が出るわね。▼~
:[ソール]|もっと強くならないと ~
みんなの役に立てないからね。▼~
それに…サーリャにも~
認めてもらえないだろ?▼~
:[サーリャ]|私…?▼~
:[ソール]|僕はしょっちゅう弱音を吐いてるけど~
サーリャはいつも平気な顔をしている。▼~
建前を言えない僕が~
君に負けないくらい強くなるには▼~
訓練に訓練を重ねて、~
本当の自信を手に入れるしかないよ。▼~
:[サーリャ]|…貴方のような人は、どれだけ~
訓練しても性格は変わらないわよ…▼~
強くなればなったぶんだけ…~
さらなる強さを手に入れようとするだけ…▼~
:[ソール]|うーん…そうなのかも…▼~
:[サーリャ]|でも、それが貴方のいいところ…▼ ~
その気の弱さ、謙虚さが、~
飽くなき向上心につながっているの…▼~
:[ソール]|サーリャ、じゃあ…!▼~
:[サーリャ]|私はとっくに認めているわよ…~
貴方のことを…▼~
だからそんなに自分を…▼~
:[ソール]|じゃあ、僕と結婚してくれないかな!?▼~
:[サーリャ]|はぁあ!?▼~
貴方…いったい何を…~
私をからかっているの…!?▼~
:[ソール]|からかってなんかいない! ~
僕は君の前では本音しか言わない。▼~
サーリャ、君のことが好きなんだ。~
これからもずっと僕の傍にいて欲しい。▼~
…指輪を用意してあるんだ。~
受け取ってくれないかな?▼~
:[サーリャ]|いつの間にこんなものを…▼~
ふふ…貴方っていい人なのに、~
たまにすごく強気なのね…▼~
…そういうの、悪くないわ。~
私、貴方と結婚してあげる…▼~
:[ソール]|ほんとに!? やった…! ~
僕、すごく嬉しいよ…!▼~
サーリャ、大好きだよ!▼~
:[サーリャ]|えぇ…私も貴方のこと、好きよ。~
ルフレの次にね…▼~
:[ソール]|…えぇっ!?▼~
:[サーリャ]|ふふ…嘘よ。ルフレは~
確かに特別だけれど…▼~
これからは貴方が一番よ…▼~
:[ソール]|そ…そっか。別に嫉妬なんか~
してないけど………ううん、▼~
ほんとはちょっと嫉妬した。~
君の前では嘘はつけないもんね。▼
でも良かった、~
僕が一番だって言ってくれて。▼~
絶対君のこと~
しあわせにするからね!▼~
:[サーリャ]|うふふ…呪いの効力なんて~
とっくに切れているのに…~
でも…強気なときの貴方は~
嫌いじゃないから…黙っておきましょ…▼~
**オリヴィエ [#z73843c5]
***支援C [#f6b3c17e]
:[ソール]|オリヴィエ、ちょっとお願いが…。▼~
:[オリヴィエ]|あっ…!▼~
:[ソール]|ごめん、驚かせた?▼~
:[オリヴィエ]|い、いえ…。~
近かったから、恥ずかしくて…。▼~
:[ソール]|近いって…この距離でも?▼~
えっと。僕、みんなの中でも~
かなり迫力がないほうだと思うけど。▼~
:[オリヴィエ]|ご、ごめんなさい…!▼~
私、人と目を合わせたらどうしても~
恥ずかしくなっちゃうんです…!▼~
:[ソール]|そう…。それなら…。▼~
:[オリヴィエ]|ソールさん?▼~
:[ソール]|…これをどうぞ。▼~
:[オリヴィエ]|手紙…私にですか?▼~
:[ソール]|それに用事を書いておいたよ。~
読んでもらっていいかな?▼~
:[オリヴィエ]|えっと…針と糸、ですか。~
持ってますよ。▼~
あとでソールさんのところに~
お届けしますね?▼~
:[ソール]|ありがとう。でも、~
天幕の前にでも置いておいて。▼~
あとで回収しておくから。~
それなら目を合わさなくて済むでしょ?▼~
:[オリヴィエ]|わかりました…。▼~
あの…気を遣わせてしまって~
ごめんなさい…。▼~
:[ソール]|どういたしまして。▼~
***支援B [#dfaa1290]
:[ソール]|オリヴィエ。ここに置いた手紙、~
あとで読んでおいてくれないかな。▼~
:[オリヴィエ]|はい。あ、あの…。~
いつもすみません。▼~
:[ソール]|ううん。~
僕はべつに気にしないから。▼~
まぁ…もうちょっと普通に~
話したいっていうのはあるけどね。▼~
誰に対しても~
そんなに恥ずかしがってるの?▼~
:[オリヴィエ]|そうですね…ある程度慣れるまでは~
こんな感じになってしまいます…。▼~
私…恥ずかしがり屋の上に~
人見知りだなんて…▼~
本当にすみません…!▼~
:[ソール]|ううん、謝ることじゃないよ。▼~
つまり、慣れてる人に対しては~
普通に話せるんだよね。▼~
:[オリヴィエ]|はい…。▼~
:[ソール]|そっか、じゃあ…~
…ごほん。▼~
…はっはっは!~
細かいことは気にするな!▼~
お前を俺の右腕にしてやる!~
黙って俺についてこーい!▼~
:[オリヴィエ]|…な、なな何ですか、それ…!?▼~
:[ソール]|え? オリヴィエ、バジーリオ様とは~
長い付き合いなんでしょ?▼~
だから、バジーリオ様みたいに接したら~
恥ずかしくないかもって思ったんだ。▼~
:[オリヴィエ]|い、今の…バジーリオ様の~
真似だったんですか…!?▼~
:[ソール]|ごめん、予想以上に似てなかったね…。~
本人が見たら国際問題になってたかも。▼~
:[オリヴィエ]|…ふ、ふふっ。~
ほんとに全然似てなかったです。▼~
…あ…でも、少しだけ…~
恥ずかしさが薄れました。▼~
:[ソール]|ほんと?~
だったら効果があったのかな。▼~
ほかにも色々試してみるよ。~
オリヴィエと普通に話したいからさ。▼~
:[オリヴィエ]|…ありがとうございます。~
私も…がんばりますね。▼~
***支援A [#so13758a]
:[ソール]|だいぶ緊張せずに話せるように~
なってきたんじゃないかな?▼~
:[オリヴィエ]|はい。おかげさまで…。▼~
いろいろとご迷惑をおかけして~
すみませんでした。▼~
:[ソール]|ううん、オリヴィエと普通に話すためだもん。~
あれくらいは軽いものだよ。▼~
:[オリヴィエ]|まさか、私と仲の良い人全員の~
真似をするとは思いませんでしたけどね。▼~
:[ソール]|しかも、全部似てないっていうね…。▼~
:[オリヴィエ]|バジーリオ様の真似が~
一番ましだったかもしれません…。▼~
:[ソール]|ふ、ふふふ…。▼~
:[オリヴィエ]|うふふ…。▼~
:[ソール]|は、はははは! だ、駄目だ…!~
思い出したら…笑っちゃうよ…!▼~
:[オリヴィエ]|うふふふ! ほんとに…!▼~
ソールさんは、人を笑わせる~
天才ですね…!▼~
:[ソール]|えっ? そんなこと言われたの~
初めてだな…。▼~
でもおかげでオリヴィエとは仲良くなれたし、~
頑張ったかいがあったよ!▼~
:[オリヴィエ]|…ソールさんはすごいですね。▼~
私、いつもみんなに~
笑って欲しいって思っているのに、▼~
人を笑顔にするどころか、~
皆さんに迷惑かけてばっかりで…。▼~
:[ソール]|そんなことないよ、オリヴィエの踊りは~
いつもみんなを勇気づけてるじゃないか。▼~
僕なんか、オリヴィエの踊りを見ると、~
自然と笑顔になっちゃうんだよ。▼~
:[オリヴィエ]|あ…本当、ですか…?▼~
:[ソール]|本当だよ。だからオリヴィエも、~
人を笑顔にする天才なんだ。▼~
だから迷惑だとか~
思う必要は無いと思うよ。▼~
:[オリヴィエ]|う…嬉しいです。~
そんなこと言ってくれるなんて…。▼~
私、ソールさんと仲良くなれて~
本当に良かったです…。▼~
あの…これからも~
仲良くして下さいね…。▼~
:[ソール]|もちろんだよ!~
こちらこそ、これからもよろしくね。▼~
***支援S [#u3d650af]
:[ソール]|オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|あ、ソールさん。 ~
今日はどうしたんですか?▼~
:[ソール]|うん。ちょっとね…。~
この手紙を受け取って欲しくて。▼~
:[オリヴィエ]|お手紙…? ~
でも、ソールさん。▼~
私はもうソールさんとは~
普通におしゃべりできますよ?▼~
:[ソール]|そ…そうなんだけど、~
今度は僕が恥ずかしくて…。▼~
:[オリヴィエ]|恥ずかしいって…~
どういうことですか…?▼~
私、ソールさんを恥ずかしくさせるようなこと~
何かしちゃいましたか…?▼~
:[ソール]|ううん…そういうことじゃなくて。 ~
オリヴィエは何も悪くないんだ。▼~
とにかく、その手紙…~
開けてみてくれないかな?▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…。▼~
:[ソール]| ………。▼~
:[オリヴィエ]|…あの、ソールさん。 ~
このお手紙、何も書いてありません…。▼~
それに…封筒の中に~
指輪が入ってますよ…?▼
:[ソール]|…うん。実は、受け取って欲しいのは~
手紙じゃなくてその指輪なんだ。▼~
:[オリヴィエ]|え…! そ、それって…。▼~
:[ソール]|うん…。~
僕は君のことが好きなんだ。▼~
良かったら…~
僕と結婚してくれないかな。▼~
その…絶対幸せにする。~
ずっと傍で君を守るからさ。▼~
:[オリヴィエ]|あ…あ…あの…その…!▼~
:[ソール]|ゆっくりでいいから…~
君の答えを聞かせてほしいな。▼~
:[オリヴィエ]|う…そんな…突然で…~
恥ずかしいです…!▼~
で…でも、ソールさんは~
もっと恥ずかしい思いをして▼~
この指輪を私に~
渡そうとしてくれたんですよね…。▼~
その気持ち、~
とっても嬉しい…です。▼~
だから…その…~
私…結婚します。あなたと…。▼~
:[ソール]|オリヴィエ…!~
ありがとう! うれしいよ!▼~
絶対幸せにするね!▼~
:[オリヴィエ]|はい…! ~
私も…とっても嬉しいです…!▼~
ソールさんと私なら…ずっとずっと、~
笑顔で生きていけますね…!▼~
**セルジュ [#z73843c5]
***支援C [#f6b3c17e]
:[ソール]|…よいしょっと。~
これを持って行けばいいんだよね。▼~
あれ? このマント…。▼~
:[セルジュ]|ソール、なにかお困りかしら?▼~
:[ソール]|あ、セルジュ。~
このマント、見覚えない?▼~
なんかいい匂いがするんだけど、~
このまま洗っちゃってもいいのかな?▼~
:[セルジュ]|あぁ、それは私のものよ。~
野営のときにも安眠できるように、▼~
心を落ち着かせる作用のある~
香水をかけてあるの。▼~
:[ソール]|香水を? 珍しいことをしてるんだね。▼~
:[セルジュ]|私の故郷では一般的なことよ。~
お国柄の違いかしら。▼~
:[ソール]|そっか…大陸が違うんだから、~
そりゃいろいろ違いがあるだろうね。▼~
:[セルジュ]|ヴァルム大陸は、帝国ができる前は~
無数の小国があったから▼~
同じ大陸内でも、~
細かな文化の違いがあるのよ。▼~
:[ソール]|へぇ、面白そうな話だね。▼~
あ、そうだ。そういうことなら、~
マントは洗わないほうがいいかな?▼~
:[セルジュ]|いえ。香水は洗うたびにかけ直すから、~
洗っていただいてかまわないわ。▼~
:[ソール]|そっか、わかったよ。~
じゃあ、洗ってくるね。▼~
:[セルジュ]|あ…ヴァルムの衣類の中には~
変わった洗い方のものもあるから、▼~
良かったら私にも、~
お洗濯を手伝わせてくれるかしら。▼~
:[ソール]|ありがとう。じゃあ、さっきの~
ヴァルムの話の続きを聞かせてよ。▼~
:[セルジュ]|えぇ。私にもイーリスの話を~
聞かせて欲しいわ。▼~
ちなみに…婦人のマントの匂いを~
かぐのは、あまり良いことではないわよ?▼~
私の故郷では、だけど。▼~
:[ソール]|あっ…ご、ごめん! そうだよね。~
あんんまりいい匂いだったから…。▼~
:[セルジュ]|うふふ。▼~
***支援B [#f6b3c17e]
:[ソール]|次は野菜の数量確認と…。~
あれ、薪がちょっと少ないな。▼~
:[セルジュ]|また、なにかお困りかしら?▼~
:[ソール]|あ、セルジュ?~
えっと…今はそんなに困ってないよ。▼~
:[セルジュ]|あら、それにしては~
表情が優れないみたいだけど…。▼~
:[ソール]|…困ってるように見えるだろうけど、~
これは僕の地顔なんだ。▼~
:[セルジュ]|あらまぁ、そうなのね。~
すっかり誤解していたわ。▼~
うふふ、なんだか放っておけない~
感じがする、お得なお顔ね。▼~
:[ソール]|はは…そんな風に~
褒められたのは初めてだよ。▼~
:[セルジュ]|お洗濯をして食事の下準備をして…~
ソールは家庭的な男性なのね。▼~
:[ソール]|というか、雑用係だよ。~
僕、そういう地味な役回りが多くて。▼~
:[セルジュ]|尊敬すべきことだわ。~
私にも手伝わせてくれないかしら。▼~
:[ソール]|あぁ、ありがとう。~
じつは薪が少し足りないみたいでさ。▼~
探しに出ようと思うんだけど、~
セルジュもいっしょにどう?
:[セルジュ]|…私の故郷では、薪探しに誘うのは~
逢い引きの誘い文句なのよ?▼~
心に火をつけませんか、という。▼~
:[ソール]|えぇっ!?~
ごめん、知らなかったんだ!▼~
:[セルジュ]|うふふ、そうよね。~
気にしないで、一緒に行きましょう。▼~
先日の、イーリスのお話の続きを~
聞きたかったところだから。▼~
:[ソール]|ありがとう。~
君の故郷の話も、もっと聞かせてよ。▼~
***支援A [#f6b3c17e]
:[セルジュ]|ソール、これをどうぞ。▼~
:[ソール]|えっ…あ、ありがとう。▼~
きれいな刺繍の手拭い…~
セルジュが縫ってくれたの?
:[セルジュ]|いろいろなお話を聞かせてもらったから、~
ちょっとしたお礼の気持ちよ。▼~
大したものじゃなくて申し訳ないけど。▼~
:[ソール]|そ、そんなことないよ。~
すごく嬉しいよ。▼~
:[セルジュ]|うふふ、ありがとう。▼~
ソールのおかげで、イーリスの文化を~
たくさん知ることができたわ。▼~
平和になったら…~
イーリスの名所を巡ってみたいものね。▼~
:[ソール]|僕も、戦いが終わったら~
セルジュの故郷に行ってみたいな。▼~
戦乱でばらばらになったご家族探しや~
復興の手伝いもできると思うしね。▼~
:[セルジュ]|気持ちはうれしいけど、
それは私の務めだから。▼~
ソールはみんなと一緒に、~
イーリスの復興をしないといけないでしょ?▼~
:[ソール]|それでも、行きたいんだ。~
だって僕たちは、親友…なんだろう?▼~
:[セルジュ]|え?▼~
:[ソール]|僕、あれから独学で~
ヴァルムの文化を勉強したんだよ。▼~
手縫いの刺繍を送ることは~
真の友情のしるしだってことも、知ってる。▼~
嬉しいよ。セルジュが僕のことを~
そこまで認めてくれてたなんて。▼~
だから僕もその気持ちに応えるよ!~
イーリスを立て直すのも大事だけど、▼~
親友として、君の国の復興も手伝う!~
いいだろう?▼~
:[セルジュ]|…うふふ、もちろんよ。~
ありがとう、ソール。▼~
でも、真の友情のしるしは、~
女の子同士で刺繍を贈ったときだけないのよ?▼~
異性に贈っても、~
特別な意味は無いのだけれど…▼~
:[ソール]|え!?~
あ…そうなの!?▼~
ごめん、僕ったら勉強不足で…!~
な…なんか恥ずかしいな…。▼~
:[セルジュ]|でも、私の国の文化の勉強~
していてくれて、ありがとう。▼~
ソールが刺繍の意味を~
喜んでくれたなら、私も嬉しいわ。▼~
国の習慣に囚われすぎる~
必要も無いし、▼~
私たちはこれから~
親友といことにしましょうか。▼~
:[ソール]|う…うん、セルジュがいいなら~
僕はもうそのつもりだよ。▼~
:[セルジュ]|なら良かったわ。生まれた国は違うけど、~
これからも仲良くやっていきましょう?▼~
:[ソール]|もちろん!▼~
***支援S [#b9df835a]
:[ソール]|セルジュ、話があるんだけど。▼~
:[セルジュ]|何かしら?▼~
:[ソール]|この前は、君の国の習慣を~
誤解しちゃってごめんね。▼~
:[セルジュ]|うふふ、そんなこと気にしないでいいのよ。~
私たち、もう親友なんだから。▼~
:[ソール]|親友…か。▼~
でも、あれはちゃんとした習慣に~
のっとった物じゃなかったし、その…。▼~
:[セルジュ]|あら…もしかして不服なのかしら?~
親友というのは取り下げる?▼~
:[ソール]|ち、違うよ!~
いや…不服って言うのは合ってるか…。▼~
:[セルジュ]|? 言っている意味が~
よくわからないのだけれど…。▼~
:[ソール]|あの、僕…セルジュとは~
もっとちゃんとした関係になりたいんだ!▼~
僕の勘違いで、偶然みたいに~
親友になるんじゃなくて…!▼~
もっとちゃんと気持ちを伝えたい。~
…これを受け取って欲しいんだ。▼~
:[セルジュ]|指輪…?▼~
:[ソール]|指輪はね、結婚して欲しいって意味だよ。~
イーリスの文化ではね。▼~
:[セルジュ]|…ヴァルムでも同じよ。▼~
:[ソール]|そっか。良かった。~
今度はちゃんと間違えなかった…。▼~
僕、セルジュのことが好きだよ。~
親友じゃ足りないんだ。▼~
恋人として…家族として、~
ずっと君の傍にいたい。▼~
君の帰る場所を、~
僕の帰る場所にしたい。▼~
家族として、君の故郷を~
甦らせる手伝いをさせて欲しいんだ。▼~
セルジュ。これが僕の気持ち。~
…君の答えを聞かせてくれないかな?▼~
:[セルジュ]|うふふ、ほんとに困った人。▼~
:[ソール]|…あんまり困ってるように見えないよ。~
まだ僕のほうが困り顔だ。▼~
:[セルジュ]|そうね。そんなかわいい顔をして~
意外と情熱的だから…驚いたわ。▼~
でも…いいの?▼~
イーリスを復興して、その上~
ヴァルムの復興も手伝うだなんて…▼~
一時の感情で~
成し遂げられることじゃないわよ?▼~
:[ソール]|…指輪の誓いは、一生の誓いだよ。▼~
:[セルジュ]|そうね…。~
わかったわ…私も誓います。▼~
ソール…~
私の愛を、生涯あなたに捧げます。▼~
:[ソール]|セルジュ…! ありがとう!~
絶対に幸せにするからね!▼~
:[セルジュ]|えぇ。約束を破ったら、~
ミネルヴァちゃんのおやつにしちゃうわよ。▼~
:[ソール]|えっ…!? そ…それは死んでも~
約束守らないといけないね…!▼~
:[セルジュ]|うふふ…!▼~
**ドニ [#e8cc2d00]
***支援C [#kdfea35d]
:[ドニ]|むむむ…~
あーもう、わかんないべー!▼~
:[ソール]|いきなりそんな高度な魔道書を~
読むのは誰だって無理だよ。▼~
そういうときは、はい。~
このお茶を飲むといいよ。▼~
苦いけど、飲んだあとは~
不思議と落ち着くんだ。▼~
:[ドニ]|…本当だべ。~
ありがとう、ソールさん。▼~
:[ソール]|どういたしまして。▼~
落ち着いて、自分に合う戦い方を~
ひとつひとつ探してごらん。▼~
:[ドニ]|あれ? おらが戦い方で悩んでるの、~
ソールさんに話しただべか?▼~
:[ソール]|かぎ開けの練習をして弓を射たあとに~
魔道書を開いてるんだもん。わかるよ。▼~
:[ドニ]|あ、あははは…。~
見られてたんだべな。▼~
ソールさんはどう思うべ?~
おらには何が向いてるべな…?▼~
:[ソール]|そうだね…魔道書や杖のことは~
僕にもなんとも言えないけど▼~
武器に関して言えば~
上手ではないけど勢いがあると思う。▼~
傭兵や戦士の戦い方を~
参考にするのがいいかもね。▼~
:[ドニ]|なるほどだべ…~
助言してくれて恩に着るべ!▼~
:[ソール]|でもね、戦いは勢いだけじゃなくて~
やっぱり技も必要になってくるから…▼~
って、もういなくなってる。~
ほんと、すごい勢いだなぁ…▼~
***支援B [#pc582212]
:[ドニ]|ソールさん、~
ちょっといいべか?▼~
:[ソール]|え? 話ならここで聞くけど?▼~
:[ドニ]|えっ…と、よかったら~
もう少しこっちに来て欲しいべ…▼~
:[ソール]|でも、そしたらドニの罠に~
引っかかっちゃうからなぁ…▼~
:[ドニ]|す、すごい…見抜かれただ…!~
やっぱりおらはまだ未熟者だべ…。▼~
:[ソール]|あはは、たまたまだよ。~
そんなに暗い顔しないで。▼~
:[ドニ]|だけんど…おらはどの戦い方でも~
一番にはなれなかったべ。▼~
だからひとつでも、誰にも~
負けないものを探したかっただよ。▼~
正直、罠作りには~
少し自信があったんだべが…。▼~
:[ソール]|誰にも負けないもの…か。~
そんなの、僕も持ってないよ?▼~
運動神経だって並だし、~
顔もあまり特徴なくて地味だし。▼~
自警団のみんなと比べれば~
僕なんて凡人中の凡人だよ。▼~
:[ドニ]|そ、そんなこと…▼~
:[ソール]|ねぇ、ドニ。誰にも負けないものを~
みんながみんな持ってるわけないよね?▼~
だけど、そんなものがなくても~
君にしかできないことがあるんだよ。▼~
:[ドニ]|誰にも負けないものがなくても…~
おらにしかできないことがある…。▼~
:[ソール]|そんなに難しいことじゃないよ。~
でも、言葉ではわかりづらいかな。▼~
だいじょうぶ。~
そのうち戦場で気づけるよ。▼~
:[ドニ]|…そうだべか。▼~
***支援A [#dfa36a1a]
:[ソール]|ふぅ…。最近は~
敵の数が多くて大変だね。▼~
:[ドニ]|本当だべ。ルフレさんが~
いい作戦を立ててくれて助かるべ。▼~
全員の力を組み合わせて~
戦えるよう、よく考えてくれてるだ。▼~
:[ソール]|…なんだ、わかってるんじゃないか。▼~
:[ドニ]|え…?~
あ、そういうことだべか。▼~
自分に与えられた役割を~
果たすことが大事なんだべな。▼~
:[ソール]|うん。なにかで一番の人たちだけが~
戦うわけじゃないからね。▼~
僕らはひとりで戦うんじゃない。~
みんなで力を合わせて戦ってる。▼~
個々の力を伸ばすのも大事だけど~
みんなの中で一番になるためじゃない。▼~
みんなで力を合わせて~
勝利するためなんだよ。▼~
:[ドニ]|恩に着るべ…!~
なんだか元気が出てきただ!▼~
:[ソール]|よかった。じゃ、行こうか?~
そろそろ昼食の時間だよね。▼~
…うわっ!?▼~
(ソール消える)~
:[ドニ]|個々の力を伸ばすのも大事…~
だったべな、ソールさん?▼~
やっぱり罠を見破られたのは~
悔しかったもんで…▼~
ソールさんに勝てるよう、~
改良した落とし穴を仕掛けてみただ。▼~
:[ソール]|はは…君には参ったな…▼~
**ウード(親子) [#e9a3ac8e]
***支援C [#u8db0a30]
:[ウード]|はぁ…今日は空気が悪い…。~
朝から体が疼いて仕方ないぜ…▼~
……くっ!? この感じは何だ…!?~
血の騒ぎ方が…いつもと…違う!?▼~
:[ソール]|ウード、何やってるの?▼~
:[ウード]|父さん…! 来るな!~
今の俺に近づくんじゃない…!!▼~
:[ソール]|えっ!? ど、どうしたの!?▼~
:[ウード]|俺の中に眠る英雄の血が、~
獲物を求めているんだ…!▼~
今の俺に近づいたら…相手が例え~
父さんでも、手加減ができない…っ!!▼~
お願いだ、これ以上来ないでくれ!~
俺は父さんを…傷つけたくない!!▼~
:[ソール]|どういうこと!?~
もしかして…誰かに操られてるの!?▼~
:[ウード]|あぁ…。この俺が自らの血如きに~
踊らされるなど…なんたる不覚…!▼~
ぐ…うっ! 静まれ…!~
静まってくれ、俺の血よ……!!▼~
:[ソール]|!? 苦しいの!?▼~
よ…よし! すぐにリズを呼んでくる!~
もうちょっとの辛抱だからね!!▼~
:[ウード]|えぇっ!? 母さんを!?~
えっと……。えぇっとー…▼~
…ふっ。それには及ばない。~
この程度の身体の疼きなど…▼~
:|'''(ソール退場)'''
:[ウード]|あと数刻もすれば消え去るだろう…。~
俺はこのようなことには慣れている…って、▼~
…ちょっと父さん!?~
本当に母さん呼びに行っちまったのか!?▼~
あー…。どうしよう。▼~
***支援B [#n835490d]
:[ウード]|あのー…。~
父さん、まだ怒ってるか?▼~
:[ソール]|当たり前だよ!▼~
君がいきなり苦しみ出すから~
僕もリズも、すっごく心配したんだよ!?▼~
まぁ、無事なら良かったんだけどさ…。~
あの妙な設定の芝居は何なの?▼~
:[ウード]|妙な設定って何だよ! 俺が頑張って~
考えたみたいに言うのやめろって!▼~
俺は正真正銘、英雄の血を宿した~
選ばれし希望の戦士、なんだからな!▼~
:[ソール]|だから何なんだよ…その、聞いてる方が~
恥ずかしくなるような肩書きは…▼~
:[ウード]|ふん…恥ずかしいとは心外だな!~
まぁ父さんは、俺から見れば▼~
十数年も昔の人だから、~
わかんないのかもな~…この感覚が。▼~
:[ソール]|そ…そうなのかもね…▼~
…!! ウード、伏せて!!▼~
:[ウード]|へっ!?▼~
:[ソール]|…ぐっ!!▼~
:[ウード]|父さん! 肩に矢が…!!▼~
:[ソール]|くっ…! 敵兵の奇襲か…!~
よくもウードを狙ったな…▼~
とにかく逃げよう!~
まだ伏兵がいたら厄介だよ!▼~
:[ウード]|……っ!!▼~
:|'''(暗転)'''~
:[ソール]|ここまで来れば平気だよね…。~
いやー、危ないところだった…!▼~
:[ウード]|……して……だ…▼~
:[ソール]|え?▼~
:[ウード]|どうして…どうして俺なんか庇ったんだよ!!~
死んだらどうするんだ!▼~
父さんはいつもそうだ! あの時だって、~
俺のことさえ気にしなければ…!!▼~
:[ソール]|…あの時って、何のこと?~
また何かのお芝居なの?▼~
:[ウード]|うっ…うぅっ…!!▼~
:[ソール]|ウード、泣いてるの?!~
ど、どうしたの…?▼~
:[ウード]|……………何でもない。▼~
今のも妙な設定の芝居だから。~
だから…気にするなよ。▼~
それより、その傷治さないとな。~
すぐに母さんを呼んで来るから、待っててくれ。▼~
:[ソール]|う、うん…▼~
***支援A [#oc29c69e]
:[ウード]|父さん、肩の傷…大丈夫か?▼~
:[ソール]|うん、もうかなり良くなったよ。~
元々そんなに大きな傷じゃなかったし。▼~
:[ウード]|そうか…良かった。▼~
また俺のせいで父さんが死んだら~
どうしようかと思ったぜ…▼~
:[ソール]|また? この前もそう言ってたけど…~
やっぱりお芝居じゃなかったんだね。▼~
もしかして、未来の僕は…~
君を庇って死んだの…?▼~
:[ウード]|………そうだ。父さんは俺のせいで…▼~
俺が屍兵の攻撃を避けられなかったせいで、~
死んじまったんだ…!▼~
:[ソール]|…やっぱり、そうだったんだね。▼~
:[ウード]|だから、この前はつい取り乱しちまった。▼~
父さんが未来で死んだときと、~
この前の状況が、あまりにも似てたから…▼~
:[ソール]|…そっか。~
辛いことを思い出させちゃったね。▼~
それに…未来で君に~
寂しい思いをさせて、本当にごめん…▼~
:[ウード]|……!! 父さん…!▼~
…あ、安心してくれよ!~
俺は寂しいなんて思ったことないぜ!?▼~
何たって俺の中には父さんと母さんがいる。~
大切な二人がくれた血が流れてるから。▼~
俺を産んでくれた英雄と、~
俺を生かしてくれた英雄の血がな。▼~
:[ソール]|ウード…。……あれ!?~
それじゃ君が言う英雄の血って…▼~
僕とリズの血のことだったの!?~
僕たちの血ってそんなに騒ぐの!?▼~
:[ウード]|……まぁ、騒ぐって言うのは~
かっこいいから言ってるだけなんだけど…▼~
:[ソール]|へっ?▼~
:[ウード]|い、いや! 何でもない!~
とにかく、俺はこの血に誇りを持ってる。▼~
この血がある限り、俺は無敵だ。~
なんでもできるっていう気分になるんだ。▼~
両親が果たせなかった願いだって、~
俺が代わりに果たしてみせる!▼~
俺がこの世界に来たからには~
今度こそ死なせないぜ、父さん!▼~
:[ソール]|そっか…。ありがとう。▼~
君は、未来の僕の想いを~
受け継いでくれてるんだね…▼~
:[ウード]|あぁ、そうだぜ…!▼~
くっ…また血が騒いできた…!▼~
どうした父さん…! 過去の自分を~
前にして、感情がたかぶっているのか…!?▼~
:[ソール]|あのー…。いつもの調子に~
戻ったのはいいんだけど…▼~
あまり僕とリズの血で~
遊ばないでね…▼~
**アズール(親子) [#k44d3bd5]
***支援C [#g1d1e9b3]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[ソール]|もうすぐ戦いに行かないといけないんだから、~
仕方ないでしょ?▼~
時間を忘れてナンパしていた君が悪いよ。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[ソール]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[ソール]|…いや。君は、未来にいた時から~
そんな感じだったのかなって思って…▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[ソール]|絶望に支配されていたっていう未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナみたいな強い使命感とか~
決意みたいなものが、▼~
君からは微塵も感じられないというか…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[ソール]|そうだったんだ、ごめんごめん! ~
それで、君の使命って?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[ソール]|お、女の子にモテること!?~
…それがアズールの使命なの?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命だっていうの…!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[ソール]|な、何で急に恥らうの?~
気持ち悪いよ。▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[ソール]|うっ…~
そ…それとこれとは話が別だよ!▼~
はぁ…アズールの相手をしていると疲れるよ。~
もう僕は先に行くからね!▼~
:|'''(ソール退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#rf5cb9b7]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[ソール]|どうしたの、アズール。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[ソール]|…嘘だね。明らかに傷を庇っている。~
この辺とか、怪我してるでしょ。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[ソール]|ねぇ。これ…結構酷い傷じゃない。~
どうしてすぐに言わなかったの?!▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[ソール]|…っ!! いい加減にしなよ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[ソール]|君、こんな時まで女の子の話をするの!?~
ふざけるのも大概にしなよ!▼~
本当に、何のためにこの時代に来たの!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのに、君は…▼~
…正直、見損なった。~
君は戦争ってものをわかってないよ。▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[ソール]|な、なに…?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[ソール]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[ソール]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[ソール]|…ううん…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[ソール]|………▼~
…悪いこと、言っちゃったね…▼~
***支援A [#p2a3062b]
:[ソール]|アズール。ちょっと君に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[ソール]|う…うん。良かったね。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[ソール]|いや、その…僕も、この前は~
無神経なことを言って悪かったよ。▼~
アズールはちゃんと戦ってたのに、~
何も分かってないみたいなこと言って…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[ソール]|でも…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[ソール]|え?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[ソール]|あはは…! く、くすぐらないでよ…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[ソール]|…それが君の、本当の使命なの?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[ソール]|そっか…良かったよ。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[ソール]|…アズール。そうやってもう無理に~
僕を笑わそうとしなくていいんだよ。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[ソール]|…それならいいんだけど。~
って、女好きなのはいいことなのかな…?▼~
僕も、君が強がらずに生きていけるような~
世界を取り戻す。約束するよ。▼~
未来で死んだ僕の分まで、君を守る。~
だから…辛い時は、もっと僕を頼ってね。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[ソール]|わっぷ…! アズール!~
首にしがみつかないでよ…! 苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[ソール]|うん…▼~
**ブレディ(親子) [#cf5d76c5]
***支援C [#d850d94e]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[ソール]|えっと…▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[ソール]|あの、ブレディ…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[ソール]|ご…ごめん!~
いただきます…!▼~
………あのさ、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[ソール]|なんで僕たち、こんなところで~
優雅にお茶なんかしてるのかな?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[ソール]|な、何なの…その貴族みたいな日課。~
僕は普段そんなことしていないけど…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[ソール]|僕に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになる…かな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[ソール]|マリアベルは、君に何を言ったの?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[ソール]|な、何だったんだろ…!?▼~
***支援B [#ad3f8470]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[ソール]|この前って…あぁ、紅茶のことね。~
あんなの、謝ることじゃないよ。▼~
ブレディとゆっくり話ができて、~
僕は楽しかったんだしさ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[ソール]|えぇっ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[ソール]|なんなの!? その謝罪方法!▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[ソール]|それが本当なら~
僕はとんでもないアホだよ!!▼~
…ブレディ、よく聞いて。~
目を覚まして。▼~
僕はそんな謝罪を受けたこと無いし、~
宙返りを見て大喜びしたことも無い。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだよ、君は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[ソール]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[ソール]|せっかく僕のところに来たんだし…~
今日はゆっくり話でもしよう。▼~
それに…こんなことでもないと、君は~
僕と話しになんか来なかったでしょ?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[ソール]|そっか、良かったよ。▼~
***支援A [#n81ece59]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[ソール]|あはは…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[ソール]|…いや、君と仲良くなれて~
良かったと思ってさ。▼~
初めて君を見た時は、正直~
『この子が僕の息子!?』って思うほど▼~
怖い顔してたからね。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[ソール]|本物って…この時代の君のこと?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[ソール]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[ソール]|ブレディ…! それ本気で言ってるの!?~
せっかく仲良くなったのに、▼~
息子が産まれたからポイだなんて事…~
僕は絶対にしないからね!▼~
確かに君は僕の本当の息子じゃない。~
でも、他人だなんてことはもっとない!▼~
ブレディは大事な僕の友達で、~
僕が決めた最初の息子、なんだからね!▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[ソール]|…当り前だよ。~
忘れられるわけ、ない。▼~
覚えてるよ、ずっと。未来で死んでしまった、~
君の本当のお父さんの分まで…ね。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[ソール]|はは…それは、~
絶対に死ぬわけにいかないね。▼~
**デジェル(親子) [#a10e5191]
***支援C [#m9fffeb9]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら。▼~
:[ソール]|…あ、デジェル。ごめんね…。~
今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[ソール]|大丈夫だよ…。~
ちょっとお腹が痛むだけだから…うっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[ソール]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[ソール]|今日の食事を食べたら…こうなったんだ。▼~
みんな今、同じような症状で苦しんでる…。~
デジェルも…気をつけて……▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[ソール]|うぅ…ソワレの料理も酷いけど、~
今日のはもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[ソール]|えっ…えぇーーーっ!?▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[ソール]|えっと…! き、気にしないで……!▼~
僕はおいしく食べたからさ!~
この腹痛はたまたまだよ、たまたま!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:|'''(デジェル退場)'''
:[ソール]|あ! デジェル…!▼~
お…追いかけないと…いけない、けど~
お腹が……!▼~
***支援B [#jb3f2c5b]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[ソール]|今日はいつもに増して~
激しい訓練だね、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[ソール]|え? もう食事当番は、しないの…?▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[ソール]|う…うん、あれは確かに大変だったね。▼~
でも、次は上手くいくかもしれないよ。~
僕はまた食べたいし。デジェルの料理…▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[ソール]|デジェル…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[ソール]|…えーっと。惨劇っていうのは~
ちょっと大袈裟なんじゃ…▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[ソール]|ご、ごめん。それじゃ、お詫びに~
僕が料理を教えてあげるよ。▼~
だから元気出して!~
上手くできたら、皆に食べてもらおう?▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#l64b3747]
:[ソール]|うん! いい匂いのスープだよ。~
よく頑張ったね、デジェル。▼~
これならきっと、~
みんなに食べてもらえるよ。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[ソール]|はは、ソワレが料理できないからね。~
結婚してから練習したんだよ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[ソール]|ま、まぁね。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[ソール]|どうしたの、デジェル。▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[ソール]|デジェル…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[ソール]|…デジェル、君はいつも~
気丈で強い面しか見せないけどさ、▼~
僕の前では~
もっと甘えていいんだよ…▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[ソール]|なに? 何でも言って!▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[ソール]|……そっか。~
…………土かぁー。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[ソール]|だ、大丈夫だよ。食べ物の味になるまで~
いつまでだって付き合うから…▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**セレナ(親子) [#i00c06ca]
***支援C [#h2a0764c]
:[セレナ]|ねぇ父さん、あたしとデートしない?▼~
:[ソール]|ど…どうしたの、いきなり。▼~
:[セレナ]|なによ! 娘が父親と出かけるのに~
理由がいるわけー?▼~
娘からのデートのお誘いって言ったら、~
大抵の父親は泣いて喜ぶんだから!▼~
:[ソール]|まぁ…確かに娘とお出かけするのに~
悪い気はしないよね。▼~
いいよ、どこに行きたいの?▼~
:[セレナ]|えっとね、この先にある町に行きたいの。~
可愛いお洋服のお店がいっぱいあったのよ!▼~
:[ソール]|へぇ、洋服が好きだなんて~
セレナもお年頃なんだねー。▼~
:[セレナ]|あはは、今は父さんだって~
あたしとあんまり年変わらないじゃない。▼~
:[ソール]|あはは、それもそうだね。▼~
:[セレナ]|…ねぇ父さん、今こうやって並んで歩くと~
あたしたちきっと、恋人同士に見えるわね…▼~
:[ソール]|え…えぇっ?▼~
:[セレナ]|あ…あたしなんかが隣じゃ…嫌かな?~
やっぱり母さんの方がいい…?▼~
:[ソール]|そ…そんなことないよ!~
セレナはその…すごく可愛いし。▼~
嫌なんてこと全然ないから!▼~
:[セレナ]|ほんとに!? うれしい!▼~
ねぇ父さん…あたし、町に行ったら~
欲しいものがあるんだけど…▼~
買って欲しいって言ったら…困る?~
母さんに悪いかなぁ…?▼~
:[ソール]|わ、悪くない悪くない!~
何でも買ってあげるからさ!▼~
だから、元気出してよ! ね?▼~
:[セレナ]|うん! ありがとう、父さん!~
だーいすきー!▼~
:[ソール]|いやー、ははは…▼~
:[セレナ]|……ふふ、ちょろいもんだわ。▼~
***支援B [#wfe5ac0c]
:[セレナ]|父さん、この前はありがとー。▼~
いっぱいあたしの欲しいもの買ってくれて、~
とっても嬉しかったわ。▼~
:[ソール]|…まさかあんなに買わされるとは…。~
どこで物のねだり方覚えてきたんだろ…▼~
:[セレナ]|ねぇ父さん聞いてるー?▼~
:[ソール]|あ…うん、聞いてるよ。▼~
:[セレナ]|良かった! …ねぇ、あたしまた~
父さんとデートしたいなぁ?▼~
実は素敵な装飾品のお店を見つけたの!~
すぐそこの町にあるんだけど…▼~
:[ソール]|だ…ダメだよ!▼~
:[セレナ]|えっ…なんで?~
あたし…何か悪いことしちゃった…かな?▼~
:[ソール]|うっ…! そんな目で僕を見ないで!~
ダメなものはダメなんだよ!▼~
このまま物を買い与えたら~
君のためにならないからね!▼~
:[セレナ]|ちっ…▼~
:[ソール]|うわぁ…態度が変わったぞ…▼~
べ、別に買わないって~
言ってるわけじゃないんだよ?▼~
:[セレナ]|えっ、ほんと?▼~
:[ソール]|うん。軍のためにお手伝いをしてきたら~
そのご褒美として、▼~
セレナの欲しいものを~
ひとつだけ買ってあげるよ。▼~
:[セレナ]|はぁあ!? お手伝い~!?~
信じらんない! 子供かっつーの!▼~
:[ソール]|現に子供じゃないか!▼~
…いいかい、セレナ。若いうちの苦労は~
買ってでもしろという言葉があってだね…▼~
:[セレナ]|苦労なら未来で嫌ってほど~
してきたんだけどー?▼~
:[ソール]|ぐっ…! と、とにかく僕はもう、~
むやみに物を買い与えないよ!▼~
欲しいものがあるなら~
お手伝いをしてきなさい!▼~
:[セレナ]|あーはいはい、やりゃあいいんでしょー?▼~
その代わり、ちゃんとできたら~
あたしの欲しいもの買ってよねー!▼~
:[ソール]|うん、約束するよ…!▼~
***支援A [#ba9d878f]
:[セレナ]|これをこうして…こう。~
…あっ! また壊れたー!▼~
もーーー! なんで何もかも~
うまくいかないわけーーー!?▼~
:[ソール]|…セレナ?~
そんなとこで何してるの?▼~
:[セレナ]|!! 父さん…。~
何って、武器の整備してんのよ…▼~
軍の手伝いしろって言ったでしょ…。~
だからその…▼~
:[ソール]|はぁ…それにしても…~
ずいぶん派手に壊したねぇ…▼~
:[セレナ]|…だって、磨こうと思ったら~
勝手に壊れるんだもん。▼~
どーせあたしは…母さんみたいに~
何でもできる子じゃないわよ…▼~
:[ソール]|セレナ…?▼~
:[セレナ]|お料理しようと思ったら焦がしちゃうし、~
薪割りも天幕張りも全然できないし、▼~
手伝いどころか~
みんなに迷惑かけちゃったわ…▼~
父さんも、あの母さんの娘が~
あたしみたいなのでがっかりしたでしょ?▼~
:[ソール]|…………▼~
:[セレナ]|何よ。言いたいことあるなら言えば?▼~
:[ソール]|…がっかりなんて、してないよ。~
僕はセレナが来てくれて、嬉しい。▼~
:[セレナ]|…はぁ!? そんな嘘なんかついて~
あたしのことバカにしてんの!?▼~
今までみんな、あたしが何か失敗すると~
母さんと比べて役立たずだって言ったもの!▼~
母さんの一番近くにいた父さんが、~
同じこと思わないはずないわ!▼~
:[ソール]|…僕は君を誰かと比べたりしないよ。~
だって、セレナはセレナだから。▼~
他の誰でもない、~
大切な…僕の娘だからね。▼~
:[セレナ]|…!!▼~
:[ソール]|僕はセレナのことが大好きだよ。~
何があってもセレナの味方でいる。▼~
だから…二度とそんなこと言わないでよ。~
僕の方が…悲しくなる。▼~
:[セレナ]|…………!▼~
う…うぅ…! ご…ごめんなさい…!~
ぅわぁぁぁぁぁん…!▼~
:[ソール]|よしよし…辛い思いをしてきたんだね…。~
苦労しろなんて言って、ごめんね…▼~
お手伝いは失敗したけどさ、~
欲しがってた装飾品は買ってあげるよ。▼~
僕からのお詫びの気持ち。▼~
:[セレナ]|…いらない。もう、そんなのいらない!~
父さんがいればいい!▼~
未来の時みたいに、勝手に死んだりしたら、~
許さないんだからぁ~…!!▼~
:[ソール]|セレナ…わかったよ。▼~
今度こそずっと傍にいて、~
君のこと、守るから…▼~
**ジェローム(親子) [#k72e6e4f]
***支援C [#a3bdbf12]
:[ソール]|ジェローム。▼~
:[ジェローム]|…何だ、お前か。~
私に何か用か?▼~
:[ソール]|いや…別に用は無いんだけど…▼~
:[ジェローム]|ならば声などかけるな。~
私はお前と馴れ合うつもりはない。▼~
:[ソール]|そ、そっか…▼~
:[ジェローム]|そうだ。▼~
:[ソール]|えっと…、前から思ってたんだけど、~
ジェロームは僕と再会したのに▼~
ルキナみたいに『お父様!』とか~
全然呼んでくれないんだね…▼~
:[ジェローム]|…ふん。お前は私の父親ではない。~
私の父親はとうにこの世を去った。▼~
お前は、私の父によく似た別人だ。~
別人を父と呼ぶ筋合いなどないだろう。▼~
:[ソール]|うっ…。まぁもっともなんだけど…。~
そこまで冷たくしなくても…▼~
…いやいや、これはきっと、~
親の愛に飢えているだけなんだよね!▼~
ほらほら、ジェローム。~
もっと僕に甘えてもいいんだよ?▼~
:[ジェローム]|…バカげたマネを…▼~
:[ソール]|ご…ごめん…▼~
:[ジェローム]|言いたいことはそれだけか?~
ならば私はもう行くぞ。▼~
私は今からミネルヴァちゃんの~
世話をするのだ。▼~
:[ソール]|ミネルヴァ…ちゃん?▼~
:[ジェローム]|はっ…! なな何でもない!▼~
:[ソール]|へぇー…▼~
***支援B [#w81dc3a5]
:[ソール]|ジェローム! ミネルヴァちゃんの~
お世話はちゃんとできた?▼~
:[ジェローム]|お前…! この前のこと~
まだ覚えているのか…!▼~
言っておくが、私はいつもその呼び名で~
ミネルヴァを呼んでいるわけではないぞ!▼~
:[ソール]|あれ? この前のことって何かな?▼~
これはセルジュがそう呼んでるから、~
僕もそう呼んでみただけなんだけどなー?▼~
:[ジェローム]|あっ…!▼~
:[ソール]|ははは、ひっかかったね。~
なかなか可愛いところもあるんじゃないか。▼~
:[ジェローム]|…………▼~
:[ソール]|そ、そんなに睨まないでよ…。~
僕が悪かったからさ…▼~
謝るよ! ほら、この通り!~
だからもう怒らないで、ね?▼~
:[ジェローム]|……仕方ないな。▼~
:[ソール]|ふぅ、良かった。▼~
それにしても今の怒り方、~
セルジュにそっくりだったなー。▼~
:[ジェローム]|何か言ったか?▼~
:[ソール]|う、ううん! それより、向こうにいるのは~
ジェロームのミネルヴァなの?▼~
:[ジェローム]|あぁ。私の大切な相棒だ。▼~
:[ソール]|なんか…怖さに磨きがかかってるね…。~
こう…凶悪さが増したっていうかさ…▼~
:[ジェローム]|何を言う。あんなに可愛い飛竜は~
未来でもそうはいなかったぞ。▼~
はぁ…あの鋭い眼差し、輝くうろこ、~
鋭い牙…どれをとっても可愛い…って、▼~
何を言わせるのだ!!▼~
:[ソール]|君が勝手に言い出したんでしょ?▼~
:[ジェローム]|くっ…! 行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:|'''(ジェローム退場)'''
:[ソール]|あ、逃げられちゃった…▼~
***支援A [#bd8286da]
:[ソール]|やぁ、ジェローム。~
今日もミネルヴァと一緒なんだね。▼~
:[ジェローム]|なんだ? またお前は~
私をからかいに来たのか…?▼~
:[ソール]|ううん、そろそろ僕のことを父さんって~
呼んでくれるんじゃないかと思って。▼~
この前はかなり本音を~
話してくれたみたいだったから。▼~
:[ジェローム]|…本音だと?▼~
:[ソール]|『ミネルヴァちゃん、可愛いー』って~
言ってたでしょ、ジェローム。▼~
あの時の君の~
緩みきった顔ったら…!▼~
:[ジェローム]|!!! …ミネルヴァ!~
こいつを少し脅してやれ!!▼~
…………▼~
…………ミネルヴァ?▼~
:[ソール]|えっと、ミネルヴァは僕を脅さないよ。~
この子は僕の、家族だからね。▼~
…よしよしミネルヴァ、~
僕のこと覚えててくれてるんだね。▼~
:[ジェローム]|ミネルヴァ…▼~
ミネルヴァは、~
そいつのことを家族と認めるのか?▼~
そいつは、お前の知る私の父とは~
別人なのだぞ。…それでも。▼~
…………そうか。▼~
:[ソール]|ん? ミネルヴァは~
何て言ってるの?▼~
:[ジェローム]|ふっ。家族だと言うわりには~
ミネルヴァの言葉を理解できぬのだな。▼~
:[ソール]|うっ…▼~
:[ジェローム]|まぁ良い。ミネルヴァはな、~
お前のことを家族だと認めると言った。▼~
ミネルヴァは未来で私を支えてくれた、~
大切な存在だからな。▼~
こいつがお前を認めると言うのなら、~
私も…いくらか考えを改めることにする。▼~
別人などと言ってすまなかったな、~
…父さん。▼~
:[ソール]|!! ジェローム…!~
いま僕のこと、何て呼んだの?!▼~
:[ジェローム]|くっ…! もう二度と呼ばん!~
行くぞ、ミネルヴァ!▼~
:[ソール]|待ってよジェローム!~
もう一回! もう一回だけ頼むよ…!▼~
:[ジェローム]|しつこいぞ!!▼~
**マーク男(親子) [#bc83e1cf]
***支援C [#q13ca7ec]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[ソール]|どうしたの、マーク?▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[ソール]|そ、そっかぁ…▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[ソール]|うん、いいよ。▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[ソール]|よく喋る子だなー…▼~
***支援B [#zafbc9dc]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[ソール]|うん、大丈夫だよ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[ソール]|んー…僕の顔をじっと見てみるとか?▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!▼~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[ソール]|そ、それを今~
思い出そうとしてるんでしょ?▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#i34d2963]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何も思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[ソール]|えぇっ!? なんで泣くの!?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんとおなじように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[ソール]|マーク…。▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
…………あ!?▼~
:[ソール]|どうしたの!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でしたよ…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[ソール]|うん、僕も協力するよ。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
**シャンブレー(親子) [#j78bf639]
***支援C [#k99bd0d6]
:[シャンブレー]|じーーーーー…▼~
:[ソール]|ど…どうしたのシャンブレー?~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[シャンブレー]|なぁ、父ちゃん。父ちゃんはさ、~
…浮気なんかしてないよな?▼~
:[ソール]|なっ…! なな、何を言い出すの!!▼~
僕が浮気なんかするわけないでしょ!?~
見ての通り、ベルベット一筋だよ!▼~
:[シャンブレー]|ふーん…ならいいんだけどさ。▼~
:[ソール]|ど、どうしていきなりそんなこと言うの?~
誰かに何か言われた?▼~
:[シャンブレー]|いや…何か言われたわけじゃないんだけど、~
この前ぼんやり考えてたんだ。▼~
もし父ちゃんがここで~
母ちゃん以外の女性に走ったら▼~
俺の存在ってどうなるんだろーって。▼~
:[ソール]|えっ!?▼~
:[シャンブレー]|俺、今まで父ちゃんと母ちゃんが~
生きていさえすれば▼~
この時代の俺が生まれて、~
絶滅しないで済むと思ってたんだけど…▼~
よく考えたら、~
二人とも生きてる状態でも▼~
父ちゃんが他の女に走っちゃったら~
絶滅するじゃん! って。▼~
ひいぃ…それはまずいよ!~
まずいだろ!? な? 父ちゃん!▼~
:[ソール]|はぁ…。まあ確かに…▼~
:[シャンブレー]|というわけで、これからは~
父ちゃんが女に近づかないよう監視します!▼~
:[ソール]|えぇぇぇっ!?▼~
:[シャンブレー]|あ、もちろん戦いのときは~
しょーがないってのはわかるぜ?▼~
というわけで、よろしくー。▼~
:[ソール]|…まいったなぁ。▼~
***支援B [#h8c01575]
:[シャンブレー]|父ちゃーん…▼~
:[ソール]|わっ!? どうしたのシャンブレー!~
この世の終わりみたいな顔して…!▼~
:[シャンブレー]|昨日が十三回、おとといが八回。~
この数字何だと思う…?▼~
:[ソール]|えっと…僕が攻撃した回数…とかかな?▼~
:[シャンブレー]|違うよ父ちゃん! これは父ちゃんが~
女の人と喋ってた数!▼~
うぅ…この前あんなに~
浮気しないでって言ったのに!▼~
父ちゃんの節操無しー!!~
絶滅するー!!▼~
:[ソール]|浮気だなんてそんな大袈裟な…。~
ほとんどあいさつとかだけだし…▼~
:[シャンブレー]|でも、雑談してたのもばっちり聞きましたー!~
タグエルの聴力は素晴らしいからなーっ!▼~
:[ソール]|はぁ…確かに素晴らしいんだけど…▼~
…シャンブレー、僕が女の人と~
話したら即刻浮気だと思うのはやめてよ。▼~
戦場では仲間との意思疎通は~
とても大切なものなんだよ。▼~
君だって、仲間のルキナと今後一切~
話すなと言われたら困るでしょ?▼~
:[シャンブレー]|………困る。▼~
:[ソール]|だったらわかるよね?~
僕は絶対に浮気なんかしないから。▼~
:[シャンブレー]|…そ、そんなこと言ったって、~
先のことなんかわからないだろ!?▼~
今は絶対って言ってても、~
そんなの今だけの嘘かもしれない!▼~
絶対帰ってくるって言った父ちゃんが~
もう帰ってこなかったみたいに…!▼~
:[ソール]|えっ…▼~
:[シャンブレー]|何でもない。…もう監視するのはやめるよ。▼~
でも、本当に浮気なんかしたら、~
今度こそ父ちゃんを許さないからなー!!▼~
:|'''(シャンブレー退場)'''
:[ソール]|僕…未来でシャンブレーに~
嘘ついたまま、死んじゃったんだね……▼~
***支援A [#ndc8d180]
:[ソール]|探したよ、シャンブレー。▼~
:[シャンブレー]|父ちゃん…。どうしたの?~
俺、もう監視なんかしてないぞ?▼~
:[ソール]|そうじゃないよ。君に一つ、~
謝っておきたいことがあってさ。▼~
未来で、君に嘘をついたまま~
死んでしまって…ごめんね。▼~
:[シャンブレー]|なっ…! 何だよ…それ…!~
俺の父ちゃんの代わりに謝ったって▼~
意味無いんだよ! お前なんか、どうせ~
俺の本当の父ちゃんじゃないんだからな!▼~
:[ソール]|うん。~
君も…僕の本当の息子じゃないけどね。▼~
:[シャンブレー]|……っ!▼~
:[ソール]|そんなこと、お互いわかってるでしょ。▼~
それでも、僕は君のことが大切だし、~
本当の家族のように思ってる。▼~
未来の僕がしてあげられなかったことを、~
代わりにしてあげたいとも思ってる。▼~
君だって…そうじゃないの?▼~
:[シャンブレー]|…そうだよ。俺だって、父ちゃんのことが~
大切だった。いや、大切だから。▼~
父ちゃんが俺の父ちゃんじゃなくなるのが~
すごく…嫌だったんだ。▼~
俺の本当の父ちゃんが~
どんなに節操無しでも、嘘つきでも…▼~
もう二度と会えなくても…大好きだから!▼~
この時代の俺の父親になる人は…~
絶対に父ちゃんじゃなきゃ嫌だって…▼~
だから…浮気調査なんてマネまでして…!~
俺、バカだよな。ほんと…バカだ…▼~
:[ソール]|…シャンブレー、もう一度約束していいかな?~
君にとってはもう遅いかもしれないけど…▼~
僕は今度こそ死なない。~
もちろん浮気だってしない。▼~
愛するベルベットとシャンブレーに誓うよ。~
今度こそ…絶対に。約束する。▼~
:[シャンブレー]|…………父ちゃん。▼~
…うん。ありがとう。~
俺、父ちゃんのこと信じるよ…▼~
:[ソール]|そっか。良かった…▼~
:[シャンブレー]|ふぅ、これで絶滅しないで済むよー。▼~
良かったなー、この時代の俺!~
お前の父ちゃんは、立派な人なんだぞー!▼~
:[ソール]|…なんで僕のお腹を~
さすりながら言うの?▼~
**ロラン(親子) [#m6caf273]
***支援C [#cdcd8b56]
:[ロラン]|父様。これ、父様の物ですよね?~
向こうに落ちていましたよ。▼~
持ち物の管理は~
きちんとしてくださいね。▼~
:[ソール]|あ…ありがとう、ロラン。~
君は、本当にミリエルそっくりだね…▼~
:[ロラン]|親子なのですから、当然です。▼~
:[ソール]|ま…まぁそうなんだけどさ。▼~
あんまりにも母親似だから…こう、~
僕に似てるところも探したくなるんだよね。▼~
:[ロラン]|ありますよ、父様に似ているところ。▼~
:[ソール]|えっ、どこどこ?▼~
:[ロラン]|髪の色です。▼~
:[ソール]|あぁ…。まぁそれは見ればわかるけど。▼~
それ以外は何かないの?~
僕に似て朝からご飯三杯食べるとか!▼~
:[ロラン]|…そのようなことはありませんね。▼~
というか、その点に関しては~
似なくて良かったとさえ思いますよ。▼~
:[ソール]|うぅ…冷たいね、ロラン…。~
もうちょっと子供らしくしてもいいんじゃ…▼~
:[ロラン]|戦時に子供らしく振舞っても、~
他人の邪魔になるだけでしょう。▼~
それに…僕はおそらく、~
ルキナよりも年上になっていますから。▼~
もう子供のようにはしゃぐような~
年齢ではないのですよ。▼~
:[ソール]|…え? ロランがルキナより…年上?~
それはあり得ないよ。▼~
ルキナはもう赤ん坊として~
存在してるけど、君はまだ…▼~
:[ロラン]|…少し話しすぎましたね。~
すみません父様、僕はこれで失礼致します。▼~
:|'''(ロラン退場)'''
:[ソール]|あっ、ロラン!~
…どういうことなんだろう。▼~
***支援B [#r38c4be0]
:[ソール]|ロラン!▼~
:[ロラン]|あぁ父様、こんにちは。~
僕に何か用でしょうか?▼~
:[ソール]|この前のさ、君がルキナより~
年上だとか言ってた件…▼~
あれ、どういうことなの?▼~
:[ロラン]|…まったく父様は、こういうことだけ~
記憶力が良いんですから。▼~
簡単な話ですよ。~
飛ばされる時間にズレがあったんです。▼~
ルキナがこの時代に来たのは~
ペレジアとの戦争が始まった約二年前。▼~
それに対して、僕がこの時代に来たのは~
もう五年ほど前になるでしょうか…▼~
:[ソール]|そんなにズレがあったの!?▼~
:[ロラン]|…はい、ですから僕は…▼~
ルキナよりも三年、多くの時を~
ここで過ごしていることになります。▼~
歳の差など、その間に~
すっかり追い越してしまっているでしょうね。▼~
:[ソール]|ロラン…五年間も…~
この時代に、たった一人で…?▼~
:[ロラン]|はい。だから言ったでしょう。~
もう子供のようにはしゃぐ年齢ではないと。▼~
これで父様の疑問は解けましたよね。~
それでは、僕はこれから用があるので…▼~
:[ソール]|ちょっと待って!~
ロラン…どうして今まで言わなかったの…▼~
五年間も仲間と離れ離れで…~
寂しくなかったの…?▼~
:[ロラン]|…寂しくなんかありませんよ。~
僕はもう、大人なんですから…▼~
:|'''(ロラン退場)'''
:[ソール]|…………▼~
ロラン…▼~
***支援A [#a938049c]
:[ソール]|ロラン。▼~
:[ロラン]|父様…どうしたのですか?~
まだ何か疑問でも残っているのですか?▼~
:[ソール]|うん。今日は君にね……。~
……こちょこちょこちょ!▼~
:[ロラン]|あ、あはははっ! ちょ、ちょっと父様!~
何でいきなりくすぐるんですか…!▼~
:[ソール]|うん! ロラン、やっぱり~
笑ってた方がいいよ!▼~
:[ロラン]|…は!?▼~
:[ソール]|君、ずーっと大人ぶってるけど、~
何か無理してるように見えるからさ。▼~
そうやって笑ってる方が、~
子供らしくてずっといいよ!▼~
:[ロラン]|…何を言うかと思えば…。~
言ったでしょう、僕はもうそんな歳じゃ…!▼~
:[ソール]|歳なんか関係ないよ。▼~
ロランがルキナより…僕より年上でも、~
どれだけ歳を取っていようとも…君は、▼~
大事な…僕の子供なんだからさ。▼~
:[ロラン]|…………!!▼~
:[ソール]|それに、ロランはもう一人じゃないよ。~
仲間も…父さんもいる。▼~
少しぐらい甘えたって、~
誰も君の事を咎めたりしないよ。▼~
:[ロラン]|…………▼~
…………父様。~
僕、本当は…寂しかったんです。▼~
何年も何年も、たった一人で…~
知っている人も誰もいない時代で…▼~
会えるのかどうかも分からない~
仲間たちを待って………▼~
だれにも頼れなくて、~
弱音を吐ける相手もいなくて……▼~
…辛くて死にそうだったんですよ!~
うっ…ううっ……!▼~
:[ソール]|うん…そうだね…。~
見つけてあげられなくて、ごめんね…▼~
これからは、ずっといるから。~
もう、一人には…させないから…▼~
**ノワール(親子) [#j121b71c]
***支援C [#bb4ba207]
:[ノワール]|ぐすっ…ぐすっ…うぅ。▼~
:[ソール]|ノワール!? どうしたんだい君…~
泣いてるの?▼~
:[ノワール]|ぐすっ…父さん…違うの。▼~
これは母さんに、三日間鼻水が~
止まらなくなる呪いをかけられて…▼~
:[ソール]|えぇっ!? 何なんだよ、その~
すっごい微妙な呪いは…!▼~
:[ノワール]|はぁ…母さんは珍しい呪いを試すのが~
大好きだから、仕方ないわ…▼~
新しいものを見つけては、~
私を使って試すんだから…ぐすっ。▼~
:[ソール]|大丈夫? 鼻水があふれてるよ。~
…ほら、ちり紙。▼~
:[ノワール]|あ…ありがとう。ちーーーん!!▼~
:[ソール]|あぁ…うら若い娘三日間も~
鼻水を垂らしてるなんて可哀想だよ…▼~
よし、ノワール。僕がサーリャに~
その呪いをやめるよう言ってくるよ!▼~
:[ノワール]|えっ…ほんとに?▼~
でも父さん…未来では~
母さんに口答えするたび、▼~
返り討ちされて泣き寝入りしてたんだけど~
大丈夫なの…?▼~
:[ソール]|えっ…僕、そんな~
かっこ悪い感じだったの?▼~
:[ノワール]|えぇ…▼~
:[ソール]|くっ…! でも今の僕が~
そうなるとは限らない。▼~
見ててよノワール、父さんが~
頼りがいのあるところを見せてやる!▼~
:[ノワール]|ひいぃ…! 父さんが何だか~
いつもと違うように見える…!▼~
これはもしかして、~
ちょっと期待できるのかも…ぐすっ。▼~
***支援B [#p7c0121a]
:[ソール]|ごめんね、ノワール…ぐすっ。~
かっこ悪い父さんで…▼~
:[ノワール]|泣かないで、父さん…~
まぁこうなるだろうとは思ってたから…▼~
大人が泣くなんて、みっともないわよ…▼~
:[ソール]|泣いてないよ! これは五日間鼻水が~
止まらなくなる呪いだから!▼~
:[ノワール]|まんまと返り討ちにあう父さん…~
未来とおんなじね…▼~
:[ソール]|そういえばこの前~
そんなこと言ってたね。▼~
で、でも代わりにノワールの呪いは~
解いてもらってきたから! ね?▼~
:[ノワール]|それも未来とおんなじ…▼~
いつも父さん、自分が呪われる代わりに~
私のことを助けてくれたわね…▼~
:[ソール]|これも同じなの!? 僕ってことごとく~
未来と同じ運命を辿ってるんだなぁ…▼~
:[ノワール]|そう…そうね。私たち、こうやって~
同じ運命を辿るしかないのかしら…▼~
:[ソール]|ノワール?▼~
:[ノワール]|私が来ても、父さんは変わらなかった。~
…どうせ何をしたって同じなのよ。▼~
父さんも母さんもいなくなって~
私はまた一人になるの…▼~
もう一度あの未来を辿るのなら…~
やっぱりここに来た意味なんて…っ。▼~
:[ソール]|あ…ノワール! 泣かないで…!▼~
:[ノワール]|泣いてなどおらぬ!!▼~
:[ソール]|ひいぃっ!?▼~
:[ノワール]|ふははは! 我がこのような些細なことで~
涙を流すわけがなかろう!!▼~
冗談はその鼻水を拭いてから言え!~
この鼻垂れ親父が!!▼~
:[ソール]|えぇ~…!?▼~
:[ノワール]|…なんてね…~
ごめん父さん、ちょっと散歩してくるわ…▼~
(ノワール退場)~
:[ソール]|あっ、ノワール…!▼~
……同じ運命、か。~
…ぐすっ。▼~
***支援A [#d2eacfe8]
:[ソール]|ノワール、ちょっといい?▼~
:[ノワール]|あ…父さん…どうしたの?▼~
:[ソール]|これを見てよ。▼~
:[ノワール]|ひ…ひいぃっ!! こ、これって…~
母さんの呪い道具…!?▼~
しかも、こんなにいっぱい…!~
ななな何!? 私に何をする気…!?▼~
:[ソール]|何もしないよ。というか、~
君に呪いをかけられないように、▼~
呪い道具を全部没収してきたんだ。~
サーリャから。▼~
:[ノワール]|えっ…!~
母さんの呪い道具を没収だなんて…▼~
そんなこと、父さんができたことなんて、~
一度もなかったのに…!!▼~
:[ソール]|この前ノワール、僕があまりにも~
未来の僕と同じ道を辿るから▼~
どうせ運命なんて~
変わらないって言ってたでしょ?▼~
だから僕が…未来の僕にも~
できなかったことをしたら、▼~
その心配が消せるんじゃないかと思ってね。▼~
:[ノワール]|父さん…~
そうね…私の知る父さんは…▼~
母さんの呪い道具に触ったことすら~
無かったわ…ましてや没収なんて…▼~
そっか…未来なんていくらでも~
変わるのよね。変えられるのよね…▼~
:[ソール]|君が来たから、僕も変われた。~
一緒なら、もっと変えていけるはずだよ。▼~
:[ノワール]|…父さん…ありがとう…~
……今度こそ、死なないでね……▼~
:[ソール]|…当り前だよ。~
殺したって死なないでいるからさ。▼~
:[ノワール]|……良かった。▼~
:[ソール]|…って、あの殺気立った人影はなに!?~
屍兵…いや、サーリャか!!▼~
:[ノワール]|呪い道具を没収されたこと…~
相当怒ってるのね…▼~
:[ソール]|あー、あの顔はやばい! やばいよ…!~
言ってるそばから命の危機だ…!▼~
ごめん、ノワール! またね!▼~
(ソール退場)~
:[ノワール]|あっ…父さん…!▼~
…ふふ、~
結構逃げ足が速いのね。▼~
…あんなに本気で父さんを~
追いかけまわす母さんも、初めて見たわ…▼~
そうよね…~
もうあんな未来にはならない。▼~
私も…~
ちょっとだけ信じてみようかしら…▼~
**ンン(親子) [#c9a6fe4f]
***支援C [#z6eb12fb]
:[ンン]|はぁ…お母さんにも困ったものです。▼~
いつもいつも遊んでばかりいて、~
まるで緊張感がないんですから…▼~
:[ソール]|どうしたの? ンン。~
そんなにため息ついて。▼~
:[ンン]|あ…お父さんですか。~
いえ、お母さんはなんであんなに▼~
子供っぽいのかと思いましてですね。▼~
お母さんたら、ろくに軍の手伝いもせず、~
遊んでばかりいるですよ?▼~
:[ソール]|はは、そんなことでため息ついてたのか。~
何だか君の方が母親みたいだね。▼~
ま、ノノはああいう性格だから、~
仕方ないんじゃないかな?▼~
:[ンン]|もう。お父さんがそんな風に甘やかすから▼~
お母さんがいつまで経っても~
子供っぽいままなんですよ。▼~
:[ソール]|うっ…▼~
:[ンン]|というか、お父さんはお母さんの~
どこが良かったですか。▼~
あんなに子供っぽいのに、~
よく女として見れましたですね。▼~
それともアレですか? お父さんは~
幼い少女しか好きになれないのですか?▼~
:[ソール]|ぶーーーーっ!!~
ンン…父親に対して何てことを…!▼~
:[ンン]|うろたえるなんて怪しいです。~
さては図星なのですね!?▼~
:[ソール]|そ…そんなことないよ!?~
僕は色っぽい女の人も好きだし…って▼~
なに言わせるんだよ!▼~
:[ンン]|ふーん…。
ならばますます怪しいのです。▼~
お父さんはなぜお母さんを選んだですか!~
さぁ白状するです!▼~
:[ソール]|そ、そんなこと娘に言えないよ!~
勘弁してー!▼~
:|'''(ソール退場)'''
:[ンン]|あっ! 逃げるとは卑怯なのです!~
待てですーーー!!▼~
***支援B [#t1dcb648]
:[ンン]|お父さん! やっと捕まえたですよ。~
さぁこの前の続きを聞かせるです!▼~
:[ソール]|ンンか…君もしつこいなぁ。▼~
僕が何でノノを選んだかなんて~
娘に言うことじゃないだろうに…▼~
:[ンン]|いーえ! 教えて欲しいのです。▼~
男女の馴れ初めが気になるのは~
女子として当然のことなのです!▼~
お父さんは女心がわかってないのです。▼~
:[ソール]|その歳で女心を語るの!?▼~
:[ンン]|女性に年齢の話をするなんて~
失礼なのですー!▼~
:[ソール]|ぐっ…!~
また一人前な発言を…!!▼~
ンン! あんまりしつこいと~
父さん怒るよ?!▼~
:[ンン]|…………!!▼~
ご…ごめんなさい、なのです。▼~
私が…悪かったですよ。~
お父さんを…困らせてしまうなんて。▼~
:[ソール]|えっ…いや、~
わかってくれればいいんだけど…▼~
:[ンン]|…なら良かったです。~
私、ちょっと聞きわけのない子でしたね。▼~
:[ソール]|ンン…?▼~
:[ンン]|お父さんの時間を取って悪かったのです。~
それじゃ、私は退散するですよ。▼~
:[ソール]|ちょ…ちょっと待った!▼~
:[ンン]|なんですか?▼~
:[ソール]|い、いや…ちょっと拍子抜けしちゃって。~
その、やけに諦めが良すぎるというか…▼~
:[ンン]|あんまりしつこいと怒ると言ったのは~
お父さんなのです。▼~
:[ソール]|いや…それはそうなんだけど。▼~
:[ンン]|大丈夫です。我慢するのは慣れてますです。▼~
こんなこと、未来では~
日常茶飯事だったですから。▼~
それじゃお父さん、~
今度こそ失礼するのですよ。▼~
:|'''(ンン退場)'''
:[ソール]|あっ…おい!!▼~
……ンン。▼~
***支援A [#c6ce2549]
:[ソール]|ンン…▼~
:[ンン]|あっ、お父さん。こんにちはです。~
何か私にご用なのですか?▼~
:[ソール]|…あのさ。君…この間~
『我慢するのに慣れてる』って言ってたけど…▼~
あれってどういうことなの?▼~
:[ンン]|あぁ…あれは、私が~
よそのお家で育ったからですよ。▼~
:[ソール]|よそのお家って…僕たちは?~
ノノは君の傍にいなかったの?▼~
:[ンン]|はい。私は物心ついた時から~
お父さんもお母さんもいなかったです。▼~
だから、お父さんの軍にいた人のお家に~
引き取られて、育ててもらったですよ。▼~
…でも、私は人間じゃないですから、~
最初はあまり歓迎されなかったんです。▼~
:[ソール]|ンン…▼~
:[ンン]|でも、そのうち私は人の顔色を~
読むことを覚えたです。▼~
言われる前にお手伝いをしたし、~
屍兵からお家を守ったりもしました。▼~
役に立ってさえいれば、みんな嫌がらずに~
私の面倒を見てくれたです。▼~
手のかからない、いい子だって~
そりゃーもう大絶賛だったですよ?▼~
でも…我慢することも多かったです。▼~
遊びたいって言えなかったり、~
寂しいって言えなかったり…▼~
特に、お父さんとお母さんの話は~
何だか口にしちゃいけないような気がして…▼~
うぅっ…ずっとずっと…~
聞けずにいたんです…ぐすっ…▼~
:[ソール]|…………▼~
:[ンン]|だからこの時代に来た時は、~
いっぱいお父さんとお母さんの話を▼~
聞こうと思ったです…。~
でも…お父さんの迷惑になるなら私は…▼~
:[ソール]|…もういい、ンン。~
もういいんだ…父さんが悪かったよ。▼~
君が聞きたいんだったら、~
母さんとの馴れ初めでもなんでも言う。▼~
寂しいんだったら一日中でも~
傍にいてあげるから…▼~
だから…僕の前ではもう何も~
我慢しないでよ…▼~
:[ンン]|うぅ…本当なのですか…!?~
う、嬉しいのです…▼~
ありがとうです…お父さん…▼~
:[ソール]|いいんだよ、ンン。~
…ほら、父さんに何でも聞いてごらん。▼~
:[ンン]|じゃあ…お母さんへのプロポーズのセリフを~
白状するのです…▼~
:[ソール]|あぁ…いきなりハードルが高い…▼~
*コメント [#zf8d729c]
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