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会話集/支援会話/クロム
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*クロム支援会話 [#kf2a9857]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#xe2ee6ad]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#be79e289]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#q40a0395]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#q5567685]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**リズ [#m0a35911]
***支援C [#qb7a0ef8]
:[リズ]|はぁ…。▼~
:[クロム]|ずいぶんと深いため息だな。▼~
:[リズ]|あ、お兄ちゃん…▼~
:[クロム]|なにか悩みがあるなら聞くぞ。▼~
:[リズ]|あのさ…わたしって~
ちゃんと王女、なのかな?▼~
:[クロム]|? なんだそれは?▼~
:[リズ]|だから、わたしって、~
ちゃんと王女なのかなって聞いてるのよ。▼~
:[クロム]|そりゃそうだろう。~
俺や姉さんの妹なんだから。▼~
:[リズ]|もう、そういうことを~
聞いてるんじゃないよ!▼~
わたしって、王女としての~
資質があるのかなって聞いてるの。▼~
:[クロム]|…なんでそんなことを~
気にするんだ?▼~
:[リズ]|だって、お兄ちゃんたちに比べたら~
わたしって、なんにもしてない気が…▼~
:[クロム]|なんだ。そんなことで悩んでたのか。~
つまらん。▼~
:[リズ]|つ、つまらんって何よ。~
お兄ちゃん、ひどいよ。▼~
:[クロム]|つまらんから~
つまらんと言ったんだ。▼~
お前は今のままでいいんだよ。~
もっと自分に自信を持て。じゃあな。▼~
:[リズ]|あ! ちょっと、お兄ちゃん!~
それじゃあ答えになってないよ!!▼~
うーん、ほんとにわたし、~
今のままでいいのかな…▼~
***支援B [#qb7a0ef9]
:[リズ]|…よし、誰もいないわね。▼~
:[クロム]|リズ!▼~
:[リズ]|はわっ!~
お、お兄ちゃん!?▼~
:[クロム]|どこへ行く?▼~
:[リズ]|いや、その…天気もいいし~
お散歩でもしようかなあって…▼~
:[クロム]|空は雨雲だらけだが?▼~
:[リズ]|あ、あれ? おかしいなあ。~
さっきまで晴れてたのに。▼~
:[クロム]|今日は一日中この天気だ。▼~
:[リズ]|うぅ…▼~
:[クロム]|最近よくいなくなるな。~
一体どこへ行っているんだ?▼~
:[リズ]|え、そ、そうかな?~
気のせいじゃない?▼~
:[クロム]|あとルフレが不思議がっていた。~
お前が妙に敵の配置にくわしいってな。▼~
まあか、お前、1人で勝手に敵の偵察に~
行ってるんじゃないだろうな?▼~
:[リズ]|えっと、それについては~
色々と事情が…▼~
:[クロム]|ばかやろう! 勝手な行動をとって~
敵につかまったりでもしたらどうする!▼~
:[リズ]|だ、だだって、わたしだって~
もっとお役に立ちたいんだもん。▼~
わたしだって王女として~
お兄ちゃんたちみたいに…▼~
:[クロム]|王女として、って…~
お前、まだそれにこだわってたのか?▼~
:[リズ]|…お兄ちゃんには分からないよ。▼~
すごいお姉ちゃんやお兄ちゃんを持った~
妹の気持ちなんてさ。▼~
:[クロム]|ふぅ…。~
じゃあ、お前に使命を与える。▼~
『リズが王女らしくなるためには~
どこを直したらいいか』▼~
一緒に戦っている他の連中に~
聞いてまわってこい。▼~
:[リズ]|え、でも、それって…▼~
:[クロム]|すぐにとは言わん。~
だが必ずやれ。命令だ。いいな。▼~
:[リズ]|うん…▼~
***支援A [#qb7a0ef7]
:[クロム]|リズ、この前の件だがどうなった?▼~
:[リズ]|『わたしが王女らしくなるためには~
どこを直したらいいか』って話?▼~
うん。みんなに聞いてみた。▼~
:[クロム]|みんな、何と言っていた?▼~
:[リズ]|そりゃもう色々と!▼~
『落ち着きを持った方が』とか、~
『わがままを控えめに』とか。▼~
他にも『好き嫌いをするな』とか~
『ごはんをゆっくり食べなさい』とか…▼~
:[クロム]|で、一番多かったのは何だ?▼~
:[リズ]|え?▼~
:[クロム]|一番多かったものだ。~
どんな意見だった?▼~
:[リズ]|えっと…その…多かった意見は…~
『今のままでいい』って。▼~
:[クロム]|だろうな。~
つまり、そういうことだ。▼~
:[リズ]|な、なによ! そういうことって。~
全然わかんないよ!▼~
:[クロム]|だから今のままでいいんだよ。▼~
:[リズ]|で、でも、お兄ちゃんたちと比べたら~
わたしなんて何も…▼~
:[クロム]|お前があの質問をしたとき~
みんな、どんな顔をしていた?▼~
楽しそうな顔をしていなかったか?▼~
:[リズ]|そういえば…そうかも。▼~
:[クロム]|お前は、いるだけで周りの人を~
楽しい気分にさせることができる。▼~
それは俺にはできない。多分姉さんにも。~
お前にしかできないんだ。▼~
:[リズ]|そう、なのかな。▼~
:[クロム]|だからお前は十分役に立っている。▼~
他の連中も、それがわかってるから~
『今のままでいい』って言うんだ。▼~
共に戦う仲間から王女と~
認められるだけでは不満か?▼~
:[リズ]|そんなことは…ないけど…▼~
:[クロム]|じゃあ、今はそれで満足しておけ。▼~
どうせ王子だの王女だのって話は~
一生ついてまわるんだ。▼~
あんまり考えすぎずに~
できることをやっていけばいい。▼~
そうすれば結果はついてくるさ。▼~
:[リズ]|うん。そうだね。~
ありがとう。お兄ちゃん。▼~
**フレデリク [#pb5bc279]
***支援C [#e95de861]
:[フレデリク]|クロム様。~
陣営内の見張りを終了致しました。▼~
陣営内には特に異常は無く、~
周囲に敵兵の影もありませんでしたので▼~
今日はこの場所で問題なく~
休めるかと思います。▼~
:[クロム]|そうか。ありがとう。▼~
:[フレデリク]|見回りのついでに、~
武器の点検と整備も行っておきました。▼~
消耗の激しいものは天幕の手前に~
まとめておきましたので、▼~
早いうちに売りに出してしまうか、~
修理をした方が良いと思います。▼~
:[クロム]|そんなことまでやってくれたのか。▼~
城にいた頃からそうだったが、~
フレデリクの気遣いには頭が下がるな。▼~
:[フレデリク]|いえ。このくらいは~
王族にお仕えする者の務めとして当然です。▼~
それと、クロム様は訓練中に~
よく物を壊されるので▼~
訓練に使われそうな場所の付近にある~
天幕には、少々補強を施しておきました。▼~
:[クロム]|そ…そうか…~
手を煩わせてすまんな。▼~
:[フレデリク]|あと、~
最近は夜になると冷えますので▼~
近隣の村から~
襟巻を調達して参りました。▼~
色は各種取り揃えておりますが~
クロム様でしたら何色がお似合いでしょうか。▼~
個人的には桃色なども良いと思うのですが、~
やはり無難に考えて青色が良いでしょうね。▼~
ではこちらをどうぞ。~
予備の物と合わせて三本お渡しします。▼~
:[クロム]|ず、ずいぶんたくさん~
用意したんだな…▼~
:[フレデリク]|最後にですね、軍の士気を~
高めるための手段と致しまして、▼~
「クロム様絶対死守」という標語と~
クロム様のお顔を描いた絵を▼~
皆様の天幕内に~
貼りつけて参りました。▼~
これで皆様が一致団結すれば、~
怖いものはありませんね。▼~
:[クロム]|なにっ…!?▼~
皆様って…軍全員の天幕にか!?▼~
:[フレデリク]|はい、その通りですよ。▼~
それでは報告は以上ですので、~
私はこれで失礼致します。▼~
:[クロム]|フ…フレデリク!!▼~
…すぐに剥がして回らんと…!▼~
***支援B [#e95de862]
:[フレデリク]|申し訳ありません、クロム様。▼~
まさかクロム様自ら~
例の張り紙を剥がして回られるとは…▼~
:[クロム]|…あんなにみんなから苦笑いを~
向けられたのは、生まれて初めてだ…。▼~
なぁ、フレデリク、~
この際だから聞いてくれ。▼~
お前が俺のことを考えて~
あれこれ世話を焼いてくれているのはわかる。▼~
でもたまにその…やりすぎというか~
余計なお世話というか…▼~
そこまでやらなくてもいいのではないかと~
思うことがあってだな…▼~
:[フレデリク]|お言葉ですが、クロム様。~
主君に仕えるのは私の務めですので。▼~
クロム様やリズ様に~
もしものことがあったら、▼~
私はエメリナ様に~
合わせる顔がありあせん。▼~
:[クロム]|…フレデリク。~
どうしてもわかってくれないと言うのか。▼~
:[フレデリク]|…申し訳ありませんが…▼~
:[クロム]|…わかった。では例え話をしよう。▼~
お前が王子で、~
俺がお前に仕える騎士だとする。▼~
お前が一度くしゃみをしただけで▼~
俺が駆け寄ってきて~
襟巻を巻いたり▼~
お前が一言~
「魚が食べたい」と言っただけで▼~
俺が山を二つ越えた渓流から~
魚を獲ってきたり▼~
お前が一瞬~
疲れたような顔をしただけで▼~
俺が数分おきに~
薬を持って現れたりしたとする。▼~
さぁ、どんな気分だ?▼~
:[フレデリク]|………▼~
そうですね…~
申し訳なさすぎて死にたい気分です。▼~
:[クロム]|そうだろう?~
逆にこちらが気を遣うんだ…▼~
お前の騎士としての務めもわかるが、~
そこまでしなくていいだろう。▼~
…それに、正直なところ~
俺やリズのために、▼~
お前の時間を多く取ってしまうことも~
申し訳なく思っている。▼~
本当に俺やリズのためを~
思っているなら、▼~
もっと自分のためにも~
時間を使って欲しい。▼~
:[フレデリク]|それは…ご命令ですか?▼~
:[クロム]|そうだな…命令と言えば~
お前は従うだろうが、▼~
俺はお前に、そういう言葉を使って~
従わせるようなことはしたくない。▼~
だから…これは俺からのお願いだ。~
わかってくれるな? フレデリク。▼~
:[フレデリク]|クロム様…▼~
わかりました…~
クロム様がそこまでおっしゃるなら▼~
今後は私の考えうる最小限の~
お世話に留めさせていただきます…▼~
今までクロム様に気を遣わせてしまったようで、~
申し訳ありませんでした…▼~
:[クロム]|そうか、わかってくれたならいい。~
これからもよろしく頼む。▼~
:[フレデリク]|えぇ、こちらこそ。▼~
***支援A [#o479dec0]
:[フレデリク]|…本日の報告は以上です。▼~
:[クロム]|そうか。ありがとう。▼~
:[フレデリク]|…はあ…▼~
:[クロム]|どうした、フレデリク。~
ため息なんて珍しいな。▼~
:[フレデリク]|あ…すみません。クロム様の前で~
ため息をつくなどという失態を…▼~
:[クロム]|いや、構わん。~
もしかしてどこか悪いのか?▼~
:[フレデリク]|いえ、そんなことは…▼~
:[クロム]|…そうなのか?~
最近あまり元気がないように見えるが。▼~
今朝の火起こしも、~
この世の終わりのような顔でしていたし…▼~
『最近のフレデリクは~
死んだ魚のような目をしている』と▼~
軍の連中が気味悪がっていたぞ。▼~
:[フレデリク]|……▼~
それは…▼~
最近、クロム様やリズ様の~
お世話をする機会が減ったので…▼~
:[クロム]|ん? すまん、何か言ったか?▼~
:[フレデリク]|い、いえ…お気になさらず。▼~
:[クロム]|…わかった。~
だが何かあったらすぐに言うんだぞ。▼~
そういえばフレデリク、この前▼~
皆の天幕の破れを~
全て縫い合わせてくれただろう。▼~
おかげで風が吹き込まなくなって~
快適になった。▼~
:[フレデリク]|!!~
どうしてそのことを…?▼~
:[クロム]|あんな小さな事に気づくのは~
お前ぐらいのものだからな。▼~
皆に代わって礼を言うぞ。~
ありがとう、フレデリク。▼~
俺たちはいつもお前に助けられているな。▼~
:[フレデリク]|ク、クロム様…そこまで私の働きを~
評価して下さっていたのですね…▼~
光栄です…▼~
:[クロム]|大袈裟だな、~
俺は思ったことを言ったまでだ。▼~
…ところで、俺は今から~
ルフレと話をする約束をしていてな。▼~
すまんがそろそろ~
そちらに向かいたいのだが…▼~
:[フレデリク]|そうですか、了解致しました。~
ルフレさんの天幕は…あちらですね。▼~
では…▼~
:[クロム]|…おい。~
なぜここで石拾いを始める?▼~
:[フレデリク]|クロム様がルフレさんの~
天幕に行かれる際、▼~
石につまづいて転ばれたら~
大変ですので。▼~
あぁ、もちろんクロム様の移動の~
邪魔になりませんよう、▼~
移動経路を計算し、~
先回りして拾いますのでどうか安心を。▼~
:[クロム]|えーっと…フレデリク?▼~
:[フレデリク]|どうしましたクロム様?▼~
…はっ! もしや足元の~
雑草が気になるのですか!?▼~
:[クロム]|いや…▼~
:[フレデリク]|これは失礼致しました。~
今すぐこの私めが▼~
クロム様のご移動を妨げる雑草を~
ひとつ残らず抜き去ってご覧に入れましょう!▼~
:[クロム]|おい…▼~
:[フレデリク]|ふぅ…~
これで草の根一本ありません。▼~
さぁクロム様、どうぞ安心して~
歩みを進めて下さいませ!▼~
:[クロム]|少し褒めたらこれか!!▼~
最低限の世話にとどめるという~
話はどこにいったんだ…!▼~
:[クロム]|……~
でもまぁ…▼~
フレデリクがこんなに生き生きするのなら、~
このままでいいかもしれんな…▼~
:[フレデリク]|クロム様ー!?~
何かおっしゃいましたかー!?▼~
:[クロム]|…いや、何も…って▼~
フレデリク!?~
いつのまにルフレの天幕まで…!▼~
:[フレデリク]|あ、ルフレさん~
少し失礼します…!▼~
:[クロム]|…おいフレデリク! もういい!~
ルフレが困っているだろう!▼~
天幕の中を会議用に~
飾りつけようとするな!!▼~
フレデリク!!!▼~
**ソワレ[#g8a2ef45]
***支援C [#o1f8b5af]
:[クロム]|ん、ソワレじゃないか。▼~
:[ソワレ]|ああ、クロムかい。▼~
:[クロム]|一人でなにをしているんだ?▼~
リズたちは向こうで~
料理の準備を始めていたぞ。▼~
:[ソワレ]|ああ、知っている。ボクもちょうど今、~
火をおこしているところだからね。▼~
:[クロム]|焚き火をソワレ一人に任せているのか?~
リズたちもずいぶん冷たいな。▼~
:[ソワレ]|ははっ、そうじゃないさ。ボクは昔から~
料理や裁縫といった家事が苦手だからね。▼~
料理当番の代わりに自分から申し出たのさ。▼~
:[クロム]|ああ、そうだったのか。~
そういえば、お前…昔からそうだったな。▼~
:[ソワレ]|女らしいことはどうも苦手でね。~
まあ、ボクはボクにできることをするさ。▼~
:[クロム]|ははっ、あっさりしたもんだな。▼~
じゃ、同じ料理も裁縫も苦手同士、~
俺もソワレを手伝うとするか。▼~
:[ソワレ]|クロム、助かるよ…ありがとう!▼~
***支援B [#s5d9a9dd]
:[クロム]|おっ、ソワレ。▼~
:[ソワレ]|やぁ、クロム。▼~
:[クロム]|その荷物は? って…お前、~
随分と積み上げているけど、~
大丈夫なのか?▼~
:[ソワレ]|ああ、心配には及ばないよ。~
天幕の中を片付けしようと思っていただけさ。▼~
:[クロム]|そうか…~
助かるには助かるが…お前もよく働くな。▼~
あんまり無理するなよ。~
いっぺんに運び過ぎると落とすぞ?▼~
:[ソワレ]|はっはっは…。 ボクに限ってそんなこと、~
あるわけないじゃないか?▼~
これも身体を鍛える修行の一環だしね。▼~
:[クロム]|えっ? 片付けが…修行?▼~
:[ソワレ]|そうだよ。▼~
こういった重たい箱を持ち運びするのは、~
腕、足、そして…腰に首と、▼~
全身の筋肉を使うことになり、▼~
他の鍛錬よりも短時間で、~
強い筋肉を作り出すことができるんだ。▼~
それに荷物を落とさないようにっていう、~
四肢のバランス感覚も養われるからね。▼~
:[クロム]|なるほど…それは確かに効率がいいな。▼~
片付けをしながら鍛えられるなんて、~
一石二鳥だしな。▼~
:[ソワレ]|だろう? 生活の中にも~
修行のチャンスはあるってことさ。▼~
:[クロム]|なら、その修行の成果を見せてもらいたいな。~
久しぶりに今度、俺と勝負する気はないか?▼~
:[ソワレ]|いいだろう。だが、ボクは強くなったぞ?~
しっかり首を洗って待っていろよ、クロム!▼~
***支援A [#ic18a95e]
:[クロム]|たぁーっ! やぁっ!!▼~
:|'''(剣のぶつかる音)'''
:[ソワレ]|とりゃぁーっ!!~
えええいっっ!!!▼~
:|'''(剣のぶつかる音)'''
:[クロム]|はぁ…はぁっ…▼~
や、やるな…ソワレ!~
前にも増して攻撃に重みが出てきたようだ。▼~
一撃がすごく大きい…下手をすると~
俺も弾き飛ばされてしまいそうだ。▼~
:[ソワレ]|はぁ…はぁ…、~
クロムに褒められるなんて、恐れ入るよ。▼~
でも、キミこそ大したものだよ、クロム。▼~
攻めにも守りにも全くスキがない。~
今でも鍛錬は欠かしていないようだね。▼~
:[クロム]|ああ。欠かさず鍛錬することは、~
勝利へのもっとも近道となる…▼~
そう教わったからな。▼~
:[ソワレ]|子供時代の話か…懐かしいな。▼~
:[クロム]|ああ、あの頃、よく一緒に~
チャンバラ遊びをしていたのを思い出すな。▼~
:[ソワレ]|…確かに。あの頃は、男も女も関係なく、~
よく皆で戯れて遊んでいた。▼~
街を抜け出しては、皆で野山を駆け回り、~
そのたびに親に怒られたりもした。▼~
ふふっ…懐かしい思い出だよ。~
…さぁ、このあたりで休憩にしようか。▼~
:[クロム]|ああ、そうだな。▼~
…それにしても、~
ソワレの実力は男顔負けだな。▼~
俺もずいぶん強くなったつもりだが、~
なかなかソワレに差をつけられない。▼~
:[ソワレ]|ははっ、キミに置いていかれるわけには~
いかないからね。▼~
キミというライバルがいるから、~
ボクも腕を磨き続けられるのさ。▼~
:[クロム]|…変わらないな、俺もお前も。▼~
大人になった今でも変わらずに~
俺の相手をしてくれる女なんて▼~
ソワレくらいのものだ。▼~
:[ソワレ]|ん…まぁ、他の女の子たちは~
みんな女性らしく成長したからね。▼~
なんだか、ボクだけが置いてきぼりを~
くったような気分さ…▼~
:[クロム]|ソワレ…▼~
少なくとも俺は、今のお前がすごく~
いいと思うぞ?▼~
こうしてソワレと腕を競ったり語り合ったり~
する時間は、俺にとってすごく大切なものだ。▼~
なんだか腹を割って話せる幼馴染という~
感じがして、すごく心が休まるんだ…▼~
:[ソワレ]|えっ…そ、そうか?▼~
ははっ…クロムが喜んでくれるなら、~
男勝りの人生も悪くないな。▼~
:[クロム]|ああ。ソワレは今のままが一番いいと思う。▼~
:[ソワレ]|そうか…ありがとう、クロム。▼~
***支援S [#iefc12f6]
:[ソワレ]|あっ…クロム、ここにいたか。▼~
:[クロム]|ソワレ、どうした? 俺を探してたのか?~
剣の稽古ならいつでも相手になるぞ。▼~
:[ソワレ]|あ、いや。~
今日はその…稽古じゃないんだ。▼~
:[クロム]|そうか。じゃあ…なんだ?▼~
:[ソワレ]|その…先日キミは、ボクと過ごす時間を~
大切なものだと言ってくれた。▼~
あれは・・・どういう意味で言ったんだい?▼~
:[クロム]|えっ? どういう意味かって?~
…あらためて聞かれると…そうだな。▼~
なんというか、自然に出た言葉なんだ。▼~
変わってほしくない、そのままの~
ソワレでいてほしい…ってな。▼~
す、すまん…漠然としていて。▼~
:[ソワレ]|…そうか。その気持ちはありがたいよ。▼~
クロムは、今のままのボクを~
ありのまま認めてくれているんだな…▼~
:[クロム]|もちろんそうだが…ソワレ?▼~
:[ソワレ]|…でも、それは…~
男友達も同然の『ソワレ』であって、▼~
女性として見ているわけじゃない。▼~
:[クロム]|え…? 女性として?▼~
:[ソワレ]|そ、そうだよ! わざわざ繰り返すな!~
こ、これでもボクは女なんだからな!?▼~
た、確かに、女性らしくないのは認める…~
料理も裁縫も、洗濯だって苦手だし…▼~
クロム…改めて聞いていいかい?~
ボクを…どう思ってる?▼~
:[クロム]|ソワレ、お前一体何が言いたいんだ…?▼~
:[ソワレ]|…あ、あぅ…だから! その…▼~
ボクは…キミのことが…好き、なんだ。~
女として…男であるキミが…好きだ。▼~
:[クロム]|…!▼~
:[ソワレ]|だからキミも男として…答えてくれ。~
ボクの気持ちに対する…答えを…▼~
:[クロム]|それって俺の嫁さんになりたいってことか?▼~
:[ソワレ]|ば、バカ! はっきり言うなよ!!!▼~
こんなこと一度も言ったことないから、~
すっごく恥ずかしいんだぞ!!!!▼~
:[クロム]|うーん…なるほどなぁ。~
…まぁ、いいんじゃないか?▼~
:[ソワレ]|え!?▼~
:[クロム]|だから、ソワレが~
俺と一緒になってくれるんだろ?▼~
正直、男友達のように~
思っていた事はあったが、▼~
逆に気負わなくて~
それがいいかもしれない。▼~
:[ソワレ]|それって…認めてくれるってこと?~
女の子として、ボクを?▼~
:[クロム]|ああ。▼~
:[ソワレ]|そ、そんなにあっさり…?▼~
:[クロム]|俺もソワレの事が気に入ってるし、~
全然問題ないじゃないか。▼~
生涯の伴侶に家事が必須だなんて、~
そんな国法どこにもないしな。▼~
…でも、俺と一緒になるのは~
結構大変だぞ。▼~
国を背負っているんだ。~
なかなかの重責だ。▼~
妻となるお前には、それを半分~
背負ってもらう事になるが…▼~
それでもいいか?▼~
:[ソワレ]|もちろんだよ! そんなことは問題ない!~
クロムの補佐はボクがちゃんとしてみせるよ!▼~
:[クロム]|ははは、頼もしいな!~
…じゃあ約束しよう。▼~
二人はこれに誓って、~
生涯を支え合うと。▼~
さぁ、これを…受け取ってくれ。▼~
:[ソワレ]|こ…これは、指輪?~
しかもイーリスの家紋が彫ってある…▼~
これは貴重な物じゃないのか?▼~
:[クロム]|ああ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
ずっと肌身離さず持っていたが、~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に▼~
贈るようにと教わったんだ。▼~
だから…お前にこれを渡すよ。▼~
:[ソワレ]|クロム…ありがとう、大事にするよ。▼~
:[クロム]|ははは…こういうのは照れくさいもんだな。▼~
よしっ! じゃあこれからも~
よろしく頼むぞ、ソワレ!▼~
:[ソワレ]|…ああ! こちらこそ、クロム!~
こんなボクだけど、精一杯やってみせるよ!▼~
**ヴェイク [#j3395151]
***支援C [#u97d5b60]
:[クロム]|よし、みんな! ここから先は~
一対一の模擬戦を行う!▼~
:[ヴェイク]|うっし!~
俺様と勝負しやがれ、クロム!▼~
:[クロム]|ヴェイクか…。この頃~
お前ばかり相手にしているような…。▼~
:[ヴェイク]|俺様とお前は永遠のライバル!~
永遠に戦い続ける運命なんだよ!▼~
…とはいえ、確かに~
ちょっと飽きてきたってのはあるな。▼~
:[クロム]|なら相手を変えるか。▼~
:[ヴェイク]|待て! 俺様から逃げようったって~
そうはいかねぇぞ!▼~
:[クロム]|…誰も逃げるつもりはない。~
飽きてきたと言ったのはお前だろう。▼~
:[ヴェイク]|よぉ、緊張感を出すために~
有り金全部賭けるってのはどうだ?▼~
:[クロム]|緊張感を出すのは構わんが~
金を賭けるのはどうもな。▼~
:[ヴェイク]|うーん…じゃ、こういうのはどうだ?▼~
模擬戦で負けた奴は~
フレデリクの後頭部をはたく!▼~
:[クロム]|…本気か?▼~
フレデリクはああ見えて、~
怒るとけっこう怖いぞ?▼~
:[ヴェイク]|へっ、怖気づいたか?▼~
:[クロム]|まさか。受けて立とう。~
…だが、これは絶対に負けられんな。▼~
:[ヴェイク]|そうだな。ある意味~
実戦より緊張してきたぜ…▼~
***支援B [#s017758b]
:[ヴェイク]|勝負だ、クロム!▼~
:[クロム]|…勝負はいいが、ひとつ条件がある。▼~
:[ヴェイク]|条件だぁ? んなこと~
言い出すたぁ珍しいじゃねーか。▼~
:[クロム]|先日の模擬戦のあと、リズから~
ずいぶんたしなめられてな。▼~
ふたりとも熱くなりすぎて危ないから~
危なくない勝負をしろ、とのことだ。▼~
:[ヴェイク]|あぁ…こないだの勝負は~
お互い相当熱くなっちまったからな。▼~
しかしよ、危なくねぇ勝負って~
いったいどんな勝負だ?▼~
:[クロム]|そうだな…。銀貨を投げて~
裏表を当てる…というのはどうだ?▼~
:[ヴェイク]|運だけで決まるような勝負で~
決着はつけられねーな。▼~
うーん…そうだな。~
料理で勝負ってのはどうだ?▼~
戦いも料理も~
腕を競うってとこはいっしょだろ?▼~
:[クロム]|料理か?~
あまり経験がないんだが…▼~
:[ヴェイク]|あ、そうなのか?~
そりゃ駄目だな。お前が不利だもんな。▼~
料理対決じゃ絶対負けちゃうもんなぁ。~
そりゃ逃げるよなぁ。▼~
:[クロム]|…やらんとは言っていない。~
いいだろう、料理を作ればいいんだな?▼~
作り方くらいは知っている。~
お前には負けん!▼~
:[ヴェイク]|へっ。よーし、そう来なくちゃな!▼~
***支援A [#o2082da1]
:[クロム]|勝負だ、ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|なに言ってんだ、~
もう俺様の勝ちで決着はついただろ?▼~
:[クロム]|なに?~
いつ俺がお前に負けた?▼~
:[ヴェイク]|こないだの料理対決でだよ!~
明らかに俺様のほうがうまかっただろ!▼~
:[クロム]|むっ…。▼~
だが、俺の料理を食って~
お前はひっくり返って気絶しただろう。▼~
戦果を挙げたのは~
俺のほうだったと言える。▼~
:[ヴェイク]|言えるか!~
とんでもねーもん食わせやがって!▼~
:[クロム]|美味しい料理を作ったほうが勝ち、~
とは言ってなかったはずだ。▼~
:[ヴェイク]|あのなぁ…ったく、~
お前ってとことん負けず嫌いだな。▼~
:[クロム]|人のこと言えるか。お互い様だ。▼~
:[ヴェイク]|ははっ。ま、その通りだな。▼~
…やっぱお前とはどつきあって~
勝負すんのが性に合ってんな。▼~
:[クロム]|同感だ。~
…始めるか、ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|あぁ! 今日こそ決着つけてやるぜ!▼~
**スミア [#p8b0a721]
***支援C [#z1050475]
:[スミア]|クロム様、ここにいらしたのですか。▼~
:[クロム]|スミア…どうした?▼~
:[スミア]|先ほど、ルフレさんが~
クロム様を探しておられましたよ?▼~
:[クロム]|…ああ、わかった。きっと作戦会議だろう。~
すぐに行くよ…。あ…お、おっと!▼~
:[スミア]|く、クロム様?▼~
:[クロム]|あ、いや…何でもないんだ。▼~
:[スミア]|少し足がふらつかれていますよ?~
…かなり、お疲れなのではないですか?▼~
:[クロム]|だ、大丈夫だ。心配ない。~
疲れているのはみんなも同じだろう。▼~
:[スミア]|…クロム様、私の前では~
無理をなさらないでください。▼~
クロム様は皆のリーダーとして~
重圧を抱えていらっしゃるのですもの。▼~
お疲れになって当然です。▼~
:[クロム]|ありがとう、スミア。▼~
…だが、俺は指揮官だ。~
毅然とした態度でいなければならない。▼~
常に強く、迷いのない存在でなければならない。~
…たとえ、それが虚勢だとしてもな。▼~
:[スミア]|……▼~
…クロム様…▼~
:[クロム]|だから…その、今のことは~
秘密にしておいてくれないか?▼~
:[スミア]|はい…承知しました。で、でも…▼~
:[クロム]|ほらっ! そんな顔をするな!~
俺はこんなに元気だから! 心配ないって!▼~
:[スミア]|わかりました! クロム様がそう~
おっしゃられるのなら、私は何も申しません!▼~
でも…うふふふ!▼~
:[クロム]|な…なんだ?▼~
:[スミア]|それは…クロム様と私だけの秘密、~
ということですね?▼~
:[クロム]|まぁ…そういうことになるかな。▼~
:[スミア]|では、クロム様。ご無理をせず、~
少し休んでから来ていただけますか?▼~
:[クロム]|えっ…?▼~
:[スミア]|ルフレさんには、クロム様は~
しばらく遅れるとお伝えしておきますので。▼~
:[クロム]|それが秘密を守る条件…ということか?▼~
:[スミア]|お察しのとおりでございます、うふふ。▼~
:[クロム]|そ、そうか…。わかった。~
気を遣わせてしまってすまないな。▼~
:[スミア]|いいんです。クロム様のお役に立てて、~
私も嬉しいですから。▼~
では私はこれで失礼いたしますね。▼~
:[クロム]|はは…。スミアには…敵わないな。▼~
***支援B [#fcd66394]
:[スミア]|クロム様?~
どちらにいらっしゃいますか~?▼~
:[クロム]|ああ、どうしたんだ、スミア。▼~
:[スミア]|…これをどうぞ。私が作ったお弁当です。▼~
:[クロム]|えっ? 弁当? 食事ならいつもみんなと~
食べてるじゃないか? …なんで突然?▼~
:[スミア]|でも、最近クロム様はお疲れだったでしょう?▼~
ですから、疲れが取れるよう、特別な~
野菜多めのお弁当を作って参りました。▼~
:[クロム]|えっ、野菜が多め…?▼~
…どっちかというと、肉が多めの方が~
力が出そうな気がするが…▼~
:[スミア]|お肉は確かに力を与えてくれますが、▼~
野菜が足りないと栄養分が不足して、~
疲れやすくなるんですよ。▼~
どちらもバランスよく食べるように~
心がけてくださいね。▼~
:[クロム]|あ、ああ…でも食べ物で注意されるなんて、~
なんだか子供に戻った気分だよ。▼~
:[スミア]|ふふっ。ではクロム様がお食事をされている~
うちに、私はお洗濯をしてきますね。▼~
ちょうど今、~
洗濯係を担当しているもので。▼~
クロム様は召し上がっていて下さいね。▼~
:[クロム]|ああ…じゃあ、遠慮なくいただくよ。▼~
…とはいえ、これ。~
俺が苦手なやつも入ってるんだな。▼~
まあ、体のためだと思って食べるか。~
いただきます…もぐもぐ。▼~
…あれ? 美味い?▼~
苦手な野菜も、すんなり食べられる…▼~
:|'''暗転'''
:[クロム]|…ふう。~
あっという間にたいらげてしまったな。▼~
:[スミア]|…クロム様、戻りました。~
あら…もう食べ終えられたんですか?▼~
:[クロム]|この弁当すごく美味しかったぞ!~
しかも俺が苦手だった野菜もすんなり食えた!▼~
いったいどんな作り方をしたんだ?▼~
:[スミア]|大したことはしてませんよ。▼~
クロム様のお好みを考慮しながら、~
スパイスで味付けして誤魔化しただけです。▼~
:[クロム]|そ、そうなのか…? 料理って少しの~
工夫でずいぶん美味しくなるものなんだな?▼~
:[スミア]|気に入っていただけたようで、何よりです。~
では、私はお茶でも持ってきますね。▼~
:[クロム]|いや、弁当を作って貰った礼に~
俺が茶を淹れてくる。▼~
少し待っていてくれ、スミア。▼~
:[スミア]|…あ、クロム様…▼~
……▼~
よかった、クロム様に喜んでいただけて…▼~
食べられるものになるまで~
15回も失敗した甲斐がありました…!▼~
***支援A [#t37d7a27]
:[スミア]|クロム様~!▼~
:[クロム]|スミア?▼~
:[スミア]|はい、今日もお弁当をお持ちしましたよ!▼~
:[クロム]|いつもすまないな…でも、~
これじゃあお前も大変だろう?▼~
:[スミア]|いえいえ、こんな頻度で~
宜しければ全然平気ですよ。▼~
作るのに少し時間がかかるので…~
その…毎日はちょっと無理ですけど…▼~
そ、それにお料理は~
嫌いではありませんから。▼~
:[クロム]|そうか…ならいいんだが。▼~
:[スミア]|そうそう! 今日は私の分も作ってきたんです。~
一緒に食べましょう、クロム様!▼~
:[クロム]|はははっ。こうしている時のスミアは~
本当に楽しそうだなぁ。▼~
こんな時勢だから~
仕方がないとはいえ…▼~
お前に武器を持たせて戦わせることに~
俺はとても申し訳ないと思う…▼~
:[スミア]|そ、そんな! クロム様そんなことは~
おっしゃらないで下さい!▼~
それに軍にいる時の私の楽しみだって、~
他にもちゃんとありますよ?▼~
:[クロム]|えっ…それってなんだ?▼~
:[スミア]|はい、あの子たちと一緒にいることです。▼~
:[クロム]|あの子たち…ああ、ペガサスのことか?▼~
:[スミア]|はい。私、ペガサスに~
乗ることが好きなんです。▼~
…あ、いえ。乗るよりも、世話をして~
あげることの方が好きかもしれません。▼~
:[クロム]|…確かに見ていてそんな気がするよ。~
なんだかスミアらしいな。▼~
:[スミア]|…でもあの子たちは戦いに傷つくと、~
その瞳に悲しい光を浮かべるんです…▼~
あの子たちが傷つく姿を見たくありません。▼~
もちろんクロム様や皆さんが傷つく姿も…▼~
だからこそ戦わなくてはならない。▼~
一刻も早く、この平和を取り戻したいと~
そう願ってここにいるんです。▼~
だから申し訳ないだなんて言わないで下さい。▼~
:[クロム]|…すまない…いや、違うな、ありがとう。▼~
お前は優しいだけじゃなく、しっかりとした~
決意を持って戦いに臨んでいたんだな…▼~
あらためて俺も誓おう。▼~
少しでも早く平和な世を築くと。▼~
:[スミア]|はい、クロム様。~
私も微力ながらお手伝いいたします!▼~
***支援S [#n6cdb273]
:[クロム]|あ、スミア…!▼~
:[スミア]|あ…ごきげんよう、クロム様。▼~
:[クロム]|さ、探したぞ…ここにいたのか?▼~
:[スミア]|ちょうど私も今お弁当を作り終えて、~
お訪ねしようと思っていたところです。▼~
:[クロム]|そ、そうか…いつもすまないな、スミア。▼~
ここのところ、俺はずいぶんお前の厚意に~
甘えてしまっているようだ。▼~
:[スミア]|いえ、いいんですよ。~
私、お世話をするのが好きですから。▼~
:[クロム]|ははは…俺はペガサス達と同じか?▼~
:[スミア]|あっ! …た、大変失礼しました!▼~
:[クロム]|あ、いや謝らなくてもいいさ。~
でも…代わりと言ってはなんだが。▼~
…スミアに…頼みがあるんだ。▼~
:[スミア]|頼み…ですか? いつものように、~
何なりとおっしゃって頂ければ…?▼~
:[クロム]|これから先も一生…お、俺の近くで~
こんな風に世話を焼いてくれないか?▼~
:[スミア]|えっ…あっ、はい、いいですよ。~
お弁当とか必要でしたら、いつでもどうぞ!▼~
:[クロム]|あ、あれ…? 返事が軽くないか…?~
俺の言葉の意味…わかってるか?▼~
:[スミア]|えっ? ですからこれまで通り、私に~
お世話しろと命じているんですよね?▼~
:[クロム]|う、うわ! やっぱりわかってない!▼~
:[スミア]|…??▼~
:[クロム]|…つ、つまりだな。俺はお前と一生を共に~
過ごしたい…という意味で言ったんだ。▼~
要するに、その…~
俺の妻になってくれないか!!?▼~
:[スミア]|え、えぇーっ!!? そ、そんな…うそ!!~
嘘、ですよね!?▼~
:[クロム]|う、嘘なもんか! お、俺は…▼~
…まだ、スミアになにも感謝の気持ちを~
伝えてないって思った時に気づいたんだ。▼~
これは感謝だけじゃない、これは…!▼~
ずっとお前に、俺の隣にいて~
欲しいって事なんだって…!▼~
:[スミア]|え、ええと、あ、あの…私そんなお言葉を~
いただけるとは思っていなくて…!▼~
でも…すごく、嬉しいです…▼~
ただ私も、ずっとクロム様の近くにいたので、~
当たり前過ぎて、全然予想していなくて。▼~
…お、驚いてしまいました!▼~
:[クロム]|はは…二人とも同じか…とにかく俺は。▼~
やっと今日、自分自身の気持ちと~
向き合った…。そういうことだ。▼~
:[スミア]|…あの、そのお話、~
ぜひお受けさせてくださいっ!▼~
:[クロム]|当たり前じゃないか!~
…でも、そうか! ありがとう!!▼~
じゃあその約束の証だ。~
これを…受け取ってくれ。▼~
:[スミア]|こ…これは、指輪?~
しかもイーリスの家紋が彫ってあります。▼~
こ、こんな貴重な物を私に?▼~
:[クロム]|ああ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に~
これを贈るようにと教わったんだ。▼~
だから…お前にこれを渡すよ。~
そして生涯の愛を誓うよ。▼~
:[スミア]|ありがとうございます!▼~
私も…私も生涯を賭して~
クロム様を愛するとお誓いします!▼~
:[クロム]|…お前とはずっとこれまで長い時間を~
過ごしてきたが、これから先も▼~
長い付き合いになりそうだな。▼~
あらためてよろしく頼むよ、スミア!▼~
:[スミア]|はいっ! これからも末永く~
よろしくお願いいたします、クロム様!▼~
私、幸せです!▼~
**マリアベル [#u8ec0032]
***支援C [#kcbbd72b]
:[マリアベル]|あら、クロムさん。▼~
:[クロム]|マリアベルか?▼~
:[マリアベル]|こんなところに~
お一人でいらしたのですか。▼~
今日は少し冷えますわ。▼~
温かいお茶でもお持ちしましょうか?▼~
:[クロム]|あ、そうだな…頼む。~
マリアベル、気を遣わせてすまないな。▼~
:[マリアベル]|いいえ。王族であるクロムさんを気遣うのは~
イーリスの貴族として当然のことですわ!▼~
:[クロム]|そ、そうか…~
でもマリアベルも体には気を遣えよ?▼~
王族も貴族もない…~
俺たちのとっては常にあるのが、戦いだ。▼~
自分で気づかないうちに小さなケガや~
疲れがたまっているかもしれない。▼~
:[マリアベル]|…クロムさん…▼~
:[クロム]|お前も疲れがたまっているんだろう?~
休める時にゆっくり休むんだぞ?▼~
:[マリアベル]|あぁ…クロムさん。▼~
あなたはどんな時にも周囲の者への~
気配りをお忘れにならないのですね。▼~
このご厚意、ありがたく頂戴しますわ。▼~
:[クロム]|いや、そんな、感激されるほどの~
ことは言ってないが…▼~
まぁ…とにかくお前も休め。▼~
:[マリアベル]|はい…では、わたくしはお茶を~
お持ちした後で、少し休ませて頂きますわ。▼~
:[クロム]|ああ…そうするといい。▼~
:[マリアベル]|クロムさん…またお時間がおありの時には~
ぜひお話をさせてくださいませ。▼~
:[クロム]|ああ、もちろんだ。▼~
***支援B [#q9b427f3]
:[マリアベル]|ふーむ…こうして見ると、~
ますます容疑者が増えていってますわ…▼~
:[クロム]|…マリアベル、どうしたんだ?~
容疑者って…なんだか物騒な話だな?▼~
:[マリアベル]|…あら、クロムさん。~
これは、お恥ずかしいところを…▼~
:[クロム]|その紙はなんだ?~
それを見ながら唸っていたようだが…▼~
:[マリアベル]|ええと、これは…その、~
リズに近づく男どものリストですわ。▼~
リズの魅力に惑わされた男どもを~
把握しておいて、近づかせないように▼~
策を巡らせるための~
重大な機密書類ですのよ。▼~
:[クロム]|お、お前…!~
そんなことしてたのか…?▼~
:[マリアベル]|ええ、当然ですわ。▼~
リズはクロムさんの妹君にして、~
イーリス聖王国の第二王女。▼~
そしてわたくしの親友ですもの。~
何人たりとも近づけさせはしませんわ。▼~
:[クロム]|…でも、俺もリズと一緒にいることは~
多いが、それはいいのか?▼~
:[マリアベル]|もちろんですわ。▼~
クロムさんはリズの兄上ですし、~
真に高貴なお方ですもの。▼~
:[クロム]|そ、そんなことはないと思うが…▼~
まぁ、俺は~
叱られることがなさそうで安心したよ。▼~
できればそのリストの奴らも~
許してやってほしいがな。▼~
どうせただリズと仲良く~
話をしてるだけだろう?▼~
:[マリアベル]|いえ、いくら同じ軍に所属する仲間とはいえ、~
そう安々とリズには近づかせませんわ。▼~
そうですわね…▼~
まずはわたくしとの面談を~
数回踏まえてなら、▼~
考えなくもありませんが。▼~
:[クロム]|ははっ、マリアベルは相変わらずだな。▼~
でも、お前がそばにいてくれれば~
リズも安心だ。これからもよろしく頼む。▼~
:[マリアベル]|はいっ! お任せください!~
必ずクロムさんのお役に立ってみせますわ!▼~
***支援A [#y719660b]
:[マリアベル]|あら、クロムさん。~
ご機嫌いかがですか?▼~
:[クロム]|マリアベル。ああ、特に問題はないぞ。▼~
:[マリアベル]|なにか、わたくしがお役に立てる~
ご用があればお申し付けくださいね。▼~
:[クロム]|ああ…いつも気遣いありがとう。▼~
でも…俺が王族だからって、~
あんまり無理をすることはないんだぞ?▼~
:[マリアベル]|ああ、いえ、そんな事は~
おっしゃらないで下さいまし!▼~
わたくしはクロムさんとリズのためなら、~
命をかけて戦う覚悟はできていますもの!▼~
:[クロム]|命をかけて…か。俺は…仲間に~
そんな無理はさせたくないな…▼~
:[マリアベル]|…クロムさん…▼~
:[クロム]|…そういえば、マリアベルは以前、~
ペレジアにさらわれたことがあったが…▼~
その場にいた兵たちの話だと、▼~
お前は領地を荒らす~
ペレジア軍の前に立ちはだかって▼~
イーリスから立ち去るよう~
説得を試みていたそうじゃないか。▼~
その結果、連れ去られるはめに~
なってしまったが…▼~
もしかして、あれも~
俺やリズのためにと思って…?▼~
:[マリアベル]|…あ…あの、ええと…は、はい。▼~
あの場所でペレジア軍を~
追い返すことができれば、▼~
クロムさんやリズに余計な~
心配をかけなくてすむのではないかと…▼~
そう考えたら~
体が勝手に動いていましたの。▼~
相手は武器を持っていたというのに、~
無謀なことをしてしまいましたわ…▼~
:[クロム]|やはりそうだったのか。▼~
だが、マリアベル…約束してくれ。~
もうあんな無理は二度としないと。▼~
:[マリアベル]|えっ…?▼~
:[クロム]|マリアベルが俺やリズを大切に~
思ってくれているように、▼~
俺たちにとっても、~
お前は大切な存在なんだからな。▼~
:[マリアベル]|ク、クロムさん…!~
はい! ありがとうございます!▼~
今後は二度と無謀な行動はとりません。▼~
クロムさんのお気を~
煩わせるわけには参りませんもの…!▼~
:[クロム]|…違うぞ、マリアベル。~
俺の気を煩わせるとかじゃない。▼~
俺はただ、仲間として~
お前の身が心配なんだよ。▼~
あの時のようにお前の身に~
なにかあったらどうするんだ?▼~
俺も、リズも…みんなが悲しむんだぞ?▼~
:[マリアベル]|クロムさん…!▼~
わかりました! このマリアベル、~
無謀な行為は控えるとお約束します!▼~
:[クロム]|ああ、一人で無理をすることはないんだ。~
一緒に協力しながら歩んでいこう!▼~
***支援S [#o2b865a3]
:[マリアベル]|クロムさん!▼~
お茶とお菓子をお持ちしましたわ!~
甘い物を食べると疲れが取れますわよ?▼~
:[クロム]|マリアベル、ありがとう。~
せっかくだから、いただくとしようか。▼~
あ! …これは俺が子供の頃から~
好きなお菓子だよな!?▼~
…どうして知っていたんだ?▼~
:[マリアベル]|リズに教えてもらいましたの。▼~
:[クロム]|そうか、あいつなら確かに知ってるはずだ。▼~
:[マリアベル]|さすがリズですわ…最愛の兄のことは~
ちゃんと把握されています…▼~
わたくしなんて敵うはずもない…▼~
:[クロム]|マリアベル、なにを言っているんだ?~
あいつは妹だぞ?▼~
:[マリアベル]|でも…あの…その。▼~
クロムさんの近くには、~
リズやリズのお友達を始めとして、▼~
貴族の女性方がたくさんいて…~
クロムさんと親しくされていましたわ…▼~
:[クロム]|ん…? まぁ俺も一応王族だからな。~
ひととおりの礼儀はわきまえているが…?▼~
:[マリアベル]|いえ…ですから、その…▼~
クロムさんのお心に~
わたくしが入り込む隙間なんて…▼~
どこにもないんじゃないかって…▼~
:[クロム]|えっ…お、お前!!~
今の、そういうこと言うタイミングか!?▼~
:[マリアベル]|…えっ?▼~
………▼~
あああああーーーっ!!▼~
わ、わたくしとしたことが、思わず~
本音をポロリと言ってしまいましたわっ!▼~
ああ、ああ~~~んっ!▼~
は、は、恥ずかしいですわ~~!▼~
あな、あな、穴があったら入りたいっ!▼~
入った後は誰か、~
土をかぶせて下さいませ~~!!▼~
:[クロム]|お、おいおいっ、マリアベル!!~
いいから少し落ち着け!!▼~
:[マリアベル]|はうっ!!~
た、大変申し訳ございません!▼~
クロムさんの御前でわたくしったら~
なんてはしたない…▼~
:[クロム]|………▼~
:[マリアベル]|ク…クロムさん!?▼~
あ、改めまして、聞いていただきたい~
お話があるのですが!▼~
:[クロム]|…もう大体わかってるけどな。~
一応聞こう。▼~
:[マリアベル]|そ、その、実はわたくし、~
クロムさんをお慕いしております…▼~
幼い頃よりクロムさんのことを~
ずっと想っておりました…▼~
ただ、クロムさんのおそばにはたくさんの~
貴族の女性の方々がいらっしゃったので、▼~
とてもわたくしではそんな器にはなれないと、~
今までこの気持ちを封じておりました。▼~
:[クロム]|…………▼~
:[マリアベル]|で、でも知られてしまったからには、▼~
このマリアベル…! 気持ちをやはり~
伝えたいと思いました…!▼~
:[クロム]|それは、辛い思いをさせたな…▼~
でも…それなら、~
もっと早く言ってくれれば良かったんだ。▼~
…俺も、マリアベルが好きだよ。▼~
:[マリアベル]|えっ? …ほ、本当ですか!?▼~
:[クロム]|ああ、そうやって自分を押し殺し、~
周囲のことに気を配れるお前が、▼~
昔からずっと好きだったよ。▼~
:[マリアベル]|ク、クロムさん…▼~
:[クロム]|これを…受け取ってくれ。▼~
:[マリアベル]|こ…これは、指輪ですわ?~
しかもイーリスの家紋付きの?▼~
こ、こんな貴重な物を…?▼~
:[クロム]|ああ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
ずっと肌身離さず持っていたが、~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に▼~
贈るようにと教わったんだ。~
だから…お前にこれを渡すよ。▼~
:[マリアベル]|…ありがとうございます、クロムさん。~
大切に致しますわ…!▼~
:[クロム]|さて…まずはリズに、この話を~
報告しないといけないな。▼~
あいつ…なんて言うかな?▼~
:[マリアベル]|きっとあの子のことですから…~
わたくしたちのこと、祝福してくれますわ?▼~
:[クロム]|ははっ、そうだな。▼~
**ガイア [#p9a35b9d]
***支援C [#y0d766f9]
:[クロム]|ガイア、ちょっといいか?▼~
:[ガイア]|なんだ?▼~
:[クロム]|お前、以前は盗賊として~
色んな場所へ行った事があるんだろう?▼~
:[ガイア]|そうだが…~
何か問題にでもなったか?▼~
:[クロム]|いや、ちがうんだ。~
俺はそういった経験がない。▼~
他国に行くのは、王族としての~
務めを果たしに行く時ばかりだからな。▼~
自分の行きたい所に行って~
やりたいことをやるなんて、夢のまた夢だ。▼~
だから、自由に世界を飛び回るのは~
どんなものなんだろうと思ってな。▼~
:[ガイア]|お前が思ってるほどいいものじゃないぞ。~
盗賊稼業は厳しいものだ。▼~
物見遊山で世界中を~
めぐっていたわけじゃない。▼~
:[クロム]|そうだな。すまない。~
変な事を聞いた。▼~
:[ガイア]|どうしてそんなことを?~
…ひょっとして、今の状態がイヤなのか?▼~
:[クロム]|そういうわけじゃない。~
ただ、王族である以上、自由は存在しない。▼~
だから、たまにふと思うときがある。~
『自由に生きる』ってどんな気分だろうってな。▼~
:[ガイア]|なるほど。~
王族ってのも楽じゃないんだな。▼~
:[クロム]|まあな。だが飢えに~
苦しんだりしているわけじゃない。▼~
ぜいたくな話と言えば~
返す言葉はないんだけどな。▼~
:[ガイア]|……▼~
***支援B [#m612d65e]
:[ガイア]|クロム。▼~
:[クロム]|ガイアか、どうした?▼~
:[ガイア]|今日の夕食の後、~
何か予定はあるか?▼~
:[クロム]|部隊にある物資を確認するつもりだ。~
戦う時に武器が不足してると大変だからな。▼~
:[ガイア]|じゃあ、明日はどうだ?▼~
:[クロム]|明日か…▼~
明日は今後の作戦について~
詳細をつめるつもりでいた。▼~
:[ガイア]|…お前、本当に忙しいんだな。▼~
:[クロム]|なにかあるのか?~
必要なら時間を作るが。▼~
:[ガイア]|必要、ね。~
そうは言えないかもしれんが…▼~
:[クロム]|? どういうことだ?▼~
:[ガイア]|お前、このまえ、王族には~
自由がないって話をしてたろう?▼~
:[クロム]|ああ。▼~
:[ガイア]|だから教えてやろうと思ってな。~
自由気ままな者の楽しみってやつを。▼~
:[クロム]|だが、どうやって? これから~
世界中を旅するわけにもいかないだろう。▼~
:[ガイア]|そこは、その時のお楽しみってところだな。~
ま、時間ができたら声をかけてくれ。▼~
***支援A [#t2b87bd3]
:[ガイア]|来たか、クロム。~
準備はいいか?▼~
:[クロム]|準備と言われても~
特に何もしていないぞ。▼~
:[ガイア]|なんだ。少しは~
いい格好をしてこいよ。▼~
:[クロム]|と言われても~
なにをどうすればいいんだ?▼~
俺はお前に~
『時間ができた』と言っただけだぞ?▼~
そうしたら『出かけるからここに来い』と…~
一体どこに行くというんだ?▼~
:[ガイア]|野暮だな。出かけるといえば~
盛り場にくりだすに決まっているじゃないか。▼~
:[クロム]|盛り場? いやしかし…▼~
:[ガイア]|なんだ、逃げるのか?~
自由な世界を知りたいんだろう?▼~
今から色々ゆっくり教えてやるよ。~
さ、行くぞ。▼~
:[クロム]|お、おい、ちょっと…▼~
(暗転)~
:[ガイア]|どうだった? クロム▼~
:[クロム]|いや、その。うん。~
色々と勉強になった。▼~
:[ガイア]|楽しかったか?▼~
:[クロム]|そ、そうだな…~
とにかく勉強にはなった。▼~
:[ガイア]|少し刺激が強すぎたかな?~
まあいい。とりあえず目的は達したな。▼~
:[クロム]|目的?▼~
:[ガイア]|お前に色んな世界を見せることだよ。~
クロム、お前は自由がないと言ってたよな。▼~
:[クロム]|ああ。▼~
:[ガイア]|本当にそうか?▼~
やろうと思えば今日だって~
新しい世界を見ることができた。▼~
お前は『王族』によりかかって~
自分で世界を狭くしてるんじゃないか?▼~
王族だろうと、流れ者だろうと~
見る気があるかって事だと思うがな。▼~
:[クロム]|…そう、だな。▼~
ありがとう、ガイア。俺は自分の~
立場に甘えていたのかもしれない。▼~
:[ガイア]|そこまで思うことはないさ。▼~
お前が背負ってるのは、俺たちが~
想像できないほど重いものだろうからな。▼~
要は、ものの見方、考え方なんて~
心の持ち方ひとつってことさ。▼~
:[クロム]|それを言うために~
俺をここに連れてきたのか?▼~
:[ガイア]|俺が楽しみたかったって~
こともあるがな。▼~
気に入ったのなら~
また連れてきてやろうか?▼~
:[クロム]|いや、その…~
考えさせてくれ。▼~
**オリヴィエ [#x056bb00]
-通常の手順では、支援Aまでしか見ることができない。
-支援Sは、クロムとオリヴィエを結婚させたデータをセーブす...
***支援C [#pb012d5d]
:[クロム]|あっ、オリヴィエ。~
こんなところに一人でいたのか。▼~
:[オリヴィエ]|あっ、クロム様…!~
…は、は、はい!▼~
ひ、一人の方が~
落ち着くものですから…!▼~
:[クロム]|…じゃあ、くつろいでいたんだな。~
邪魔して悪かったな。▼~
:[オリヴィエ]|い、いえ…! だ、大丈夫です。~
気にしないでください~…▼~
:[クロム]|そ、そうか…ならいいんだが。▼~
:[オリヴィエ]|………………▼~
:[クロム]|………………▼~
:[オリヴィエ]|………………▼~
:[クロム]|………………▼~
まいったな…会話が続かないな?~
俺も元々、口数が多い方じゃないしな…▼~
:[オリヴィエ]|え、ええと…それでは、~
私は失礼いたします!▼~
:[クロム]|あ…オリヴィエ!?▼~
…やれやれ。俺は仮にも王族…~
そして一軍の指揮官だぞ?▼~
兵士たちの先頭に立ち、常に大衆を率いて~
いかなくてはならない立場にいる者が、▼~
仲間との会話ひとつまともにできなくて、~
一体どうするって言うんだ…?▼~
特にオリヴィエとはあまり~
打ち解けられていない気がしたから、▼~
何とか心を開いて欲しいんだがな…▼~
***支援B [#sbc01834]
:[クロム]|あそこにいるのはオリヴィエ…▼~
よし、今日こそは~
会話を続けてみせるぞ。▼~
あいつが心を開いてくれるように…!▼~
これもまた、王族として、~
指揮官としての務めだ!▼~
-(暗転)
:[クロム]|オ、オリヴィエじゃないか。▼~
今日は一人で何をしているんだ?▼~
:[オリヴィエ]|あっ! ク…クロム様!▼~
…いえ、あの、ただ…踊りの稽古を~
していただけです…▼~
私にとって踊りは~
この軍に居させてもらえる唯一の意義…▼~
その稽古をするのは当然ですので…▼~
:[クロム]|…そ、そんなに自分を~
卑下しなくたっていいじゃないか。▼~
別に踊りが踊れなくても追い出したりは~
しないぞ?▼~
:[オリヴィエ]|…す、すみません…▼~
:[クロム]|い、いや…すまん、~
責めているわけじゃない。▼~
…それにしても偉いな、オリヴィエは。▼~
確かに、日々の稽古なしには~
オリヴィエの見事な踊りは生まれないよな。▼~
:[オリヴィエ]|い、いえ…私なんて、まだ未熟で…▼~
:[クロム]|そうやってまた謙遜するな。▼~
:[オリヴィエ]|えっ…~
うぅ…ごめんなさい~…▼~
:[クロム]|あ…いや、やっぱり~
上昇志向があっていいと思うな…▼~
俺もオリヴィエを見習って、~
もっと剣技を磨かないとな。▼~
:[オリヴィエ]|そ、そんなに褒めないでください…~
は、恥ずかしいです~!!▼~
:[クロム]|えぇっ!? す、すまん…!▼~
:[オリヴィエ]|え、えっと…▼~
:[クロム]|どうした、オリヴィエ?~
ずっとこちらを見て…?▼~
:[オリヴィエ]|いえ、あの…その…!▼~
…し、失礼しますっ!▼~
:[クロム]|あっ、おい、オリヴィエ!?▼~
-(オリヴィエ消える)
:[クロム]|…行ってしまったか。~
まだオリヴィエは…緊張していたな。▼~
まぁ、今日は前回よりは~
会話が続いたし、もう少し頑張ってみるか。▼~
***支援A [#f1d45fea]
:[クロム]|オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|ク、クロム様!▼~
:[クロム]|今日も踊りの稽古か?▼~
:[オリヴィエ]|あ…はい。~
でも、ちょうど今終わったところです。▼~
:[クロム]|そうか。オリヴィエの踊りを~
見学させてもらおうと思ったんだが…▼~
:[オリヴィエ]|そ、そんな…私、誰かに見られていたら、~
とても稽古なんて続けられません…▼~
:[クロム]|えっ…? でも、戦場では~
みんなに踊りを見せてるだろ?▼~
:[オリヴィエ]|ぶ、舞台や戦場では、それがお仕事なので、~
仕方ありませんが…▼~
で、できれば、練習は一人で…▼~
:[クロム]|恥ずかしがり屋なんだな、オリヴィエは…~
よく、それで旅芸人を続けられたもんだ。▼~
逆に感心するよ。▼~
第一、お前の踊りはすごいんだし、~
恥ずかしがる必要なんてないのに…▼~
:[オリヴィエ]|ば、バジーリオ様からも~
同じことを言われました。▼~
『下手ならともかく、上手い踊りを~
恥じることなんてないだろ?』と…▼~
で、でも、私なんてまだまだで…▼~
:[クロム]|そういえば、オリヴィエは~
バジーリオと昔から知り合いなんだよな。▼~
二人は、どうやって知り合ったんだ?▼~
:[オリヴィエ]|…バジーリオ様は、私の恩人なんです。▼~
昔、私が旅の一座にいた頃、とある有力者に~
気に入られてしまったことがありまして…▼~
その人に言い寄られて困っていた私を~
救ってくれたのがバジーリオ様だったんです。▼~
:[クロム]|なんだか、そのバジーリオこそ~
オリヴィエに言い寄りそうに見えるけどな。▼~
:[オリヴィエ]|バ、バジーリオ様は…▼~
『権力や脅しで~
女をモノにしようとする奴は許せねぇ!』▼~
…とおっしゃっていました。▼~
:[クロム]|なるほどな…バジーリオなりの~
信念があるってわけだな。▼~
確かにあの男は、自分の魅力を知らしめて、~
好きになってもらえるよう努めるだろうな。▼~
:[オリヴィエ]|うふふっ…。バジーリオ様の~
誤解が解けて良かったです。▼~
:[クロム]|…えっ?▼~
:[オリヴィエ]|えっ…? あ、あの、私なにか~
変なことをしたでしょうか?▼~
:[クロム]|あ、あの…いや、オリヴィエって、~
そんな風に笑えるんだなって思ってな。▼~
:[オリヴィエ]|えっ…?~
あ、私、笑っていました…か?▼~
:[クロム]|あぁ。いい笑顔だったよ、オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|えっ!? そ…そんな!▼~
そんなこと言われたら、~
恥ずかしいです~!!▼~
:[クロム]|そ、そうか。すまんすまん。でも今日は、~
面白い話を聞かせてもらった、ありがとう。▼~
オリヴィエについても前より少し…~
近づけた気がするよ。▼~
また今度な、オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい。それでは、また…▼~
-(クロム消える)
:[オリヴィエ]|クロム様とこんなにお話できた…▼~
最初はちょっと怖かったけど、▼~
クロム様って本当は~
とっても優しい人みたいです…▼~
***支援S [#ua70140e]
:[オリヴィエ]|…クロム様。~
こ、こんにちは…▼~
:[クロム]|オリヴィエ…珍しいじゃないか~
お前から話しかけてくれるなんて。▼~
:[オリヴィエ]|…は、はい。いつもクロム様から~
声をかけていただいているので、▼~
たまには私から、と…▼~
:[クロム]|そうか、それは嬉しいな。▼~
以前は少し…怯えていたというか、~
常に緊張している様子で、~
ちょっと考えられなかったからな。▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…私も驚いています…▼~
…昔は自分から他人に話しかけたり、▼~
昔話をしたりなんて、~
とても考えられませんでした…▼~
…普通は、そんな話をする前に~
私のほうから逃げてしまいますから…▼~
:[クロム]|なら…バジーリオには感謝しないとな。▼~
バジーリオのおかげで、こうして~
お前と出会って仲良くなれたんだから。▼~
:[オリヴィエ]|そ、そうですね…~
クロム様と知り合えて、良かったです…▼~
:[クロム]|そうだな…お前と出会わなければ、▼~
もちろんお前のその笑顔を~
見ることもなかっただろうしな。▼~
:[オリヴィエ]|…私も、少し前まではこんな風に~
笑えるなんて思ってもみませんでした。▼~
だって…クロム様とお話しするのは、~
他の方と話すより勇気がいりましたから…▼~
:[クロム]|えっ? それって、~
俺が怖かったってことか?▼~
:[オリヴィエ]|えと…そ、そうですね…▼~
クロム様は私たちのリーダーですし、▼~
…戦時に張りつめた表情をされることが~
多くて、近寄りがたい雰囲気があるなって…▼~
:[クロム]|…そ、そうか。▼~
:[オリヴィエ]|はい、…でも私はもう、クロム様のこと、~
怖いなんてちっとも思ってませんからね。▼~
…うふふふっ。▼~
:[クロム]|ははっ。オリヴィエ…また笑っているな。~
この間と同じ、いい笑顔だ…▼~
:[オリヴィエ]|ええ…私、クロム様の前でなら、~
自然に笑えるようになりました…!▼~
それに…クロム様も笑顔…▼~
戦いの時には見せない、~
とても優しい顔ですね。▼~
:[クロム]|俺のこの笑顔を作ってくれたのは、~
オリヴィエだ。だから…▼~
:[オリヴィエ]|えっ…?▼~
:[クロム]|…なぁ、オリヴィエ? お前さえ良ければ、~
俺はこれから先もずっとお前を見ていたい。▼~
:[オリヴィエ]|ク、クロム様…?▼~
:[クロム]|踊っている最中だけじゃなく…~
どんな時もお前を見て、そして守りたい。▼~
…お前を、幸せにしてあげたいんだ。▼~
:[オリヴィエ]|えぇっ!? そ、それって~…▼~
:[クロム]|俺は…お前が好きだ…!~
俺の妻に…なってもらえないか?▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…は、恥ずかしい…ですけど、~
こんな私でよろしければ…▼~
:[クロム]|そうか…そう言ってくれるか!▼~
:[オリヴィエ]|はい。私、クロム様とお話していて、~
とっても心が穏やかになれました。▼~
こんな人とずっと一緒にいたいなぁって。▼~
:[クロム]|それは俺も同じさ!▼~
…! あ、ああ、そうだ。こんな時の~
ためにこれを用意していたんだった。▼~
その…俺の気持ちの証明だと思って、~
これを…受け取ってくれ。▼~
:[オリヴィエ]|こ…これは、指輪?~
しかもイーリスの家紋が彫ってあります。▼~
貴重な物ではないのですか?▼~
:[クロム]|あぁ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に~
これを贈るようにと教わったんだ。▼~
だから…お前にこれを渡す。▼~
そして生涯の愛を誓おう。▼~
:[オリヴィエ]|あ…ありがとうごさいます。▼~
私も…これから先ずっとずっと…~
クロム様を愛すると誓います。▼~
:[クロム]|嬉しいよ、オリヴィエ。~
これからは、どんな時も一緒だ。▼~
俺は、お前がずっと~
笑っていられるように力を尽くそう。▼~
:[オリヴィエ]|…はい。そして、私たちの周りの~
みんなも笑顔にしてあげましょうね。▼~
みんなが笑っていられる世界…~
とっても素敵だと思います…▼~
:[クロム]|みんなが笑っていられる世界…か。~
あぁ。俺とお前なら…きっとできる。▼~
愛しているよ、オリヴィエ。▼~
**ルキナ [#t9b06ba7]
***支援C [#w7990b53]
:[ルキナ]|お父様。剣の稽古を~
つけてくださいませんか?▼~
:[クロム]|稽古? お前の腕なら俺が稽古を~
つける必要などないだろう。▼~
技の冴えは、俺よりも上だ。~
その先は自らで磨き上げて、▼~
お前だけの高みにたどり着くための~
修練をすればいい。▼~
:[ルキナ]|あ…でも、私はお父様に…▼~
:[クロム]|ん?▼~
:[ルキナ]|いえ…ご迷惑だったら…いいんです。▼~
:[クロム]|迷惑とは言っていない。~
俺はただ、お前の腕であれば…▼~
:[ルキナ]|…………▼~
:[クロム]|ふぅ…わかった。~
訓練用の剣を持ってきてくれ。▼~
:[ルキナ]|良かった。実はもう~
ここに持ってきているんです。▼~
:[クロム]|やれやれ、準備は万端か。~
いいだろう、始めよう。▼~
:[ルキナ]|はい! よろしくお願いします!▼~
:[クロム]|はぁぁっ!!▼~
:[ルキナ]|やぁぁっ!!▼~
:[クロム]|…っ!▼~
:[ルキナ]|…くっ!▼~
:[クロム]|…さすがだな。かわしたつもりだったが~
剣先が頬をかすめていたようだ。▼~
:[ルキナ]|でも…私の負けですね。▼~
お父様が胴を薙ぐ瞬間に~
剣を止めていなければ、▼~
骨が砕けて~
しまっていたでしょうから…▼~
やっぱり、私はまだまだ未熟です。~
もっと稽古をつけてもらわないと。▼~
:[クロム]|! まさかお前…俺にこれからも~
稽古をつけさせるためにわざと…?▼~
:[ルキナ]|まさか。~
そんなわけ…ないじゃないですか。▼~
:[クロム]|…末恐ろしい娘だな、お前は。▼~
***支援B [#ra34c73c]
:[クロム]|よし。今日の稽古は~
このへんにしておこう。▼~
:[ルキナ]|ありがとうございました、お父様。▼~
:[クロム]|お父様、か。~
どうにも慣れないな、その呼び方は。▼~
:[ルキナ]|やっぱり、嫌…ですか?▼~
:[クロム]|そんなことはない。~
不思議な気分だというだけだ。▼~
じつは自分に子供がいるというのも~
ぴんときていないところがある。▼~
:[ルキナ]|そうなんですか?▼~
:[クロム]|あぁ。~
あいつには内緒にしておいてくれよ。▼~
:[ルキナ]|あいつって…~
お母様のことですよね?▼~
うふふ。お父様ったら、~
名前をお呼びすればいいのに、照れちゃって…▼~
:[クロム]|むぅ…▼~
娘の前であいつの名を呼ぶのは、~
どうにも恥ずかしくてな…▼~
:[ルキナ]|まぁ、お父様ったら。▼~
…でも、お父様の内緒話、~
久しぶりに聞きました。▼~
未来のお父様は、~
よくしてくれてたんですけど。▼~
:[クロム]|ん? 未来の俺は~
隠し事ばかりしているのか?▼~
:[ルキナ]|いえ、内緒話って言うと~
私が喜んだから、それで。▼~
:[クロム]|…思いのほか子煩悩らしいな、~
未来の俺は。▼~
:[ルキナ]|あ、でもどうしても教えてくれない~
話があったんですよ。▼~
:[クロム]|教えてくれない話?▼~
:[ルキナ]|お母様との馴れ初め。▼~
:[クロム]|…それは、子どもに語って~
聞かせるような話じゃないだろう。▼~
:[ルキナ]|えー、そうですか?~
私は聞きたいですけど…▼~
そうだ、私がお父様から一本取れたら~
話してくれるというのはどうですか?▼~
:[クロム]|断る。▼~
:[ルキナ]|あら…自信がないんですね?▼~
:[クロム]|む…いいだろう。~
その勝負、受けてやろう。▼~
:[ルキナ]|ふふ、本気でいきますよ。~
絶対に、聞きたいですから。▼~
:[クロム]|俺も、本気でいかせてもらう。~
絶対に話したくないからな。▼~
***支援A [#p7d01762]
:[ルキナ]|今日もお願いします、お父様。▼~
:[クロム]|稽古の前にひとつ…~
訊いておきたいことがある。▼~
:[ルキナ]|なんですか?▼~
:[クロム]|ずっと、訊こうと思っていた~
ことなんだが…▼~
この戦いが終わったあと、~
お前は元いた世界へ帰れるのか?▼~
:[ルキナ]|…わかりません。▼~
時空の門を逆にくぐることができたとしても、~
元いた世界に戻れる保証はないと…▼~
ここに来る直前に、~
ナーガ様から聞かされました。▼~
:[クロム]|…そうか。▼~
:[ルキナ]|安心してください、お父様。~
闘いが終われば、私は消えますから。▼~
:[クロム]|消える? なぜだ。▼~
:[ルキナ]|時の理を外れた私がそばにいることは~
きっと、お父様の迷惑になるから…▼~
:[クロム]|…ルキナ。~
今の言葉、二度と口にするな。▼~
:[ルキナ]|え…?▼~
:[クロム]|お前が俺の迷惑になることなど~
絶対にあり得ない。▼~
:[ルキナ]|でも…▼~
:[クロム]|ふぅ…あまり言葉にするのは~
得意じゃないんだが…▼~
一度きちんと、お前への思いを~
伝えておかないといけないようだな。▼~
:[ルキナ]|私への思い…ですか?▼~
:[クロム]|…ありがとう、ルキナ。~
お前には、本当に感謝している。▼~
生まれてきてくれたことに、~
まっすぐに育ってくれたことに▼~
苦難を乗り越え、引き返せぬかもしれぬ道を~
ここまで駆けてきてくれたことに…▼~
俺は、本当に感謝している。~
ありがとう…ルキナ。▼~
:[ルキナ]|お…お父様…▼~
:[クロム]|お前は、俺の大切な家族だ。~
だからずっと…ここにいていいんだ。▼~
:[ルキナ]|う、うぅ…お父様…▼~
お父様ぁぁぁっ!!▼~
:[クロム]|ルキナ…▼~
**アズール(親子) [#d7eee387]
***支援C [#v69f7c5f]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[クロム]|もうすぐ行軍の時間だ。~
仕方ないだろう。▼~
時間を忘れてナンパをしていた~
お前が悪い。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[クロム]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[クロム|…いや。お前、未来にいた時から~
そんな感じなのか?▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[クロム]|絶望に支配されていたという未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナが持っている~
強い使命感や決意のようなものが、▼~
お前からは微塵も感じられないというか…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[クロム]|ほぅ…何だ?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[クロム]|お、女の子にモテるだと!?~
…それがお前の使命か?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命なのか!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[クロム]|そうやって恥じらうな…気持ち悪いぞ。▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[クロム]|うっ…~
そ…それとこれとは話が別だ。▼~
はぁ…お前の相手をしてると疲れる。~
俺は先に行くぞ。▼~
:|'''(クロム退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#k1347726]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[クロム]|どうした、アズール。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[クロム]|…嘘だな。明らかに傷を庇っている。~
この辺り、怪我をしているだろう。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[クロム]|おい!これ…結構酷い傷じゃないか。~
…どうしてすぐに言わなかった。▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[クロム]|…っ!! いい加減にしろ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[クロム]|お前、こんな時まで女の話か!?~
ふざけるのも大概にしろ!▼~
本当に、何のためにこの時代に来たんだ!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのにお前は…▼~
…姉のルキナがどんな思いで戦っているのか、~
少しもわかってないようだな…!?▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[クロム]|なんだと?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[クロム]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[クロム]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[クロム]|…いや…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[クロム]|………▼~
…悪いことをしたな…▼~
***支援A [#p67f3a8c]
:[クロム]|アズール。お前に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[クロム]|あ…あぁ。良かったな。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[クロム]|いや…俺も、この前は~
無神経なことを言ってすまなかった。▼~
お前はちゃんと戦っていたのに、~
何も分かってないなどと言ってしまって…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[クロム]|しかし…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[クロム]|え?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[クロム]|あはは…! く、くすぐるなよ…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[クロム]|…それがお前の、本当の使命か?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[クロム]|そうか…良かった。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[クロム]|…アズール。そうやってもう無理に~
俺を笑わそうとしなくていい。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[クロム]|ふっ…それならいいんだが。~
って、女好きなのはいいことなのか…?▼~
…とにかく、俺も、お前が強がらずに~
いられる世界を取り戻す。必ずだ。▼~
未来で死んだ俺の分まで、お前を守る。~
だから…辛い時は、もっと俺を頼れ。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[クロム]|なっ…! アズール!~
首にしがみつくな…! 苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[クロム]|あぁ…約束する…▼~
**ブレディ(親子) [#t2d2e455]
***支援C [#c5b3f508]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[クロム]|あぁ…▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[クロム]|おい、ブレディ…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[クロム]|す…すまん!~
いただくぞ。▼~
………それでな、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[クロム]|なんで俺たち、こんなところで~
優雅にお茶なんかしてるんだ?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[クロム]|…何だその日課は。~
俺は普段そんなことはしないんだが…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[クロム]|俺に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになるな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[クロム]|マリアベルのやつ、何を言ったんだ?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[クロム]|な、何だったんだ…!?▼~
***支援B [#p4fea350]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[クロム]|この前って…あぁ、紅茶のことか。~
あんなの、謝ることではないだろう。▼~
ブレディとゆっくり話ができて、~
俺は楽しかったぞ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[クロム]|えっ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[クロム]|何なんだ…その謝罪方法は。▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[クロム]|それが本当なら~
俺はとんでもないアホだな…▼~
…ブレディ、よく聞け。~
目を覚ませ。▼~
俺はそんな謝罪を受けたことは無いし、~
宙返りを見て大喜びしたことも無い。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだよ、お前は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[クロム]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[クロム]|せっかく俺のところに来たんだ。~
今日はゆっくり話でもしよう。▼~
それに…こんなことでもないと、お前は~
俺と話しになんか来なかっただろ?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[クロム]|…そうか。良かった。▼~
***支援A [#f76b7ea5]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[クロム]|ふっ…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[クロム]|…いや、お前と仲良くなれて~
良かったと思ってな。▼~
初めてお前を見た時は、正直~
『こいつがルキナの弟か!?』と思うほど▼~
怖い顔してたもんだから。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[クロム]|本物って…この時代のお前のことか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[クロム]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[クロム]|お前…それ本気で言ってるのか!?~
せっかく仲良くなったのに、▼~
息子が産まれたから忘れるなんてこと、~
俺は絶対にしないぞ。▼~
確かにお前は俺の本当の息子ではない。~
でも、他人だなんてことはもっとない。▼~
お前は俺の大切な友人で…~
俺が決めた最初の息子なんだからな。▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[クロム]|…当り前だ。忘れられるわけがない。▼~
覚えている、ずっと。未来で死んでしまった、~
お前の本当の父親の分まで…な。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[クロム]|ふっ…それは、~
絶対に死ぬわけにいかないな。▼~
**デジェル(親子) [#od57479b]
***支援C [#qb7a0efa]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら?▼~
:[クロム]|…デジェルか。~
すまん、今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[クロム]|大丈夫だ…。~
ちょっと腹が痛むだけ…うぅっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[クロム]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[クロム]|今日の食事を食べたら…こうなった。▼~
みんな今、同じような症状で苦しんでいる。~
お前も…気をつけろ。▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[クロム]|くそ…ソワレの料理も酷いもんだが~
今日はもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[クロム]|なにっ…!?▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[クロム]|…き、気にするなデジェル!▼~
俺はおいしく食べたぞ。~
そう、きっとこの腹痛は偶然だ!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:[クロム]|おい…、デジェル…!▼~
お…追いかけないと…いかんが、~
腹が……!
***支援B [#i855737e]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[クロム]|今日はいつにも増して~
激しい訓練だな、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[クロム]|…もう食事当番はしないのか。▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[クロム]|あれは…確かに大変だった…▼~
しかし、次は上手くいくかもしれん。~
俺はまた食べたいぞ。デジェルの料理。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[クロム]|デジェル…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[クロム]|……おい。惨劇だなんて…~
少し大袈裟じゃないのか。▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[クロム]|すまん…。~
では、お詫びに俺が料理を教えてやる。▼~
だから元気を出せ。~
上手くできたら、皆に食べてもらうぞ。▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#bf483e43]
:[クロム]|…うん、いい匂いのスープだ。~
よく頑張ったな、デジェル。▼~
これならきっと、みんなに食べてもらえる。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[クロム]|あぁ。ソワレは料理できないからな。~
結婚してから練習したんだ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[クロム]|そうだな。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[クロム]|どうしたんだ、デジェル?▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[クロム]|デジェル…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[クロム]|…デジェル、お前はいつも~
気丈で強い面しか見せないが…▼~
俺の前では…もっと甘えていいんだぞ。▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[クロム]|なんだ? 何でも言ってみろ。▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[クロム]|……そうか。~
…………土か。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[クロム]|食べ物の味になるまで…~
付き合うから…な。▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**シンシア(親子) [#t6f027b8]
***支援C [#q918c0c9]
:[シンシア]|んー…ど、れ、に、し、よ、う、か、な!~
ぶちっ!▼~
:[クロム]|シンシア。花びらをむしって~
何をやってるんだ。▼~
:[シンシア]|あっ、父さん! ちょうど良かった!~
父さんはどれがいいと思う?▼~
今度戦場でやる登場の演出を~
花占いで決めてたんだけど、▼~
やっぱり自分じゃ決められなくて…▼~
:[クロム]|…花占いのやり方、間違ってないか?~
まぁいい。演出ってどんなのだ?▼~
:[シンシア]|候補その一、大量に煙幕を焚いて、~
その中から光と共に登場。▼~
:[クロム]|…▼~
:[シンシア]|候補その二、~
死ぬほど花びらが舞い散る中で登場。▼~
:[クロム]|…何?▼~
:[シンシア]|候補その三、意表をついて民家から登場。▼~
:[クロム]|………▼~
:[シンシア]|ね、父さん! どれがいいと思うー?▼~
:[クロム]|あ、あぁ…。えーと、花びらのやつなんか~
いいんじゃないか。▼~
:[シンシア]|候補その二ね! りょーかい!~
じゃあ父さんのためにたくさん花びらを▼~
集めてこなくちゃ!~
あ、花占いの後の花びらでいいかなー?▼~
:[クロム]|えっ…シンシア、まさか~
俺の登場の演出を考えてたのか?▼~
:[シンシア]|そうだよ。だから父さんが来てくれて~
ちょうど良かったと思って!▼~
んふふ、候補その二を選ぶとは意外だったわ。~
楽しみにしててね、父さん!▼~
:[クロム]|お…おいシンシア!▼~
…面倒なことになったぞ。▼~
***支援B [#z4234c23]
:[シンシア]|ご…ごめんね。父さん。▼~
:[クロム]|何だあの花びらの量は。~
…埋もれて死ぬかと思った。▼~
:[シンシア]|いやー…母さんにも手伝ってもらったら~
いつの間にやらすごい量に…▼~
:[クロム]|スミアまで手伝っていたのか…▼~
:[シンシア]|そうだよ。愛する奥さんと娘が~
父さんのために頑張ったんだからー!▼~
家族の愛に埋もれながら戦う父さん、~
すっごくヒーローっぽかったよ!▼~
まぁ正直…花びらでほとんど~
見えなかったけど…えへへ。▼~
:[クロム]|はぁ…。今回は大目に見るが、~
次からこういうことはするんじゃないぞ。▼~
:[シンシア]|えー!? もう父さんの演出とか~
考えちゃダメなのー?▼~
わかった! じゃあ戦場で使う~
かっこいい決め台詞でも考えてみる!?▼~
:[クロム]|…シンシア。~
戦場は遊びで行く場所じゃないんだ。▼~
:[シンシア]|…………。~
…ごめんなさい…▼~
でも、そういう話ぜーんぶダメなんだったら、~
父さんと何を話したらいいの?▼~
あたし、父さんが喜びそうな話なんて~
できそうにないし。▼~
普通の親子が普段何を話してるかも~
あたしには…わかんないよ。▼~
:[クロム]|シンシア…▼~
まったく、お前はしょうがない奴だ。~
無理に話題を探す必要なんてないだろう。▼~
こうやってシンシアが傍にいるだけで、~
十分俺は嬉しいぞ。▼~
:[シンシア]|…ほんとに?~
あたしが傍にいるだけで嬉しい?▼~
:[クロム]|あぁ、本当だ。▼~
:[シンシア]|やだ! 父さんったらうまいこと言って!~
そうやって母さんを落としたんでしょー!?▼~
でもでも、あたしも嬉しいよー!~
父さん、だーーーーーい好きーーー!!▼~
:[クロム]|ぐっ…! シンシア…!~
強く抱きしめすぎ…く、苦しい……!▼~
***支援A [#q10677b1]
:[シンシア]|ねぇねぇ父さん、頭なでなでしてー?▼~
:[クロム]|あ、あぁ…▼~
どうしたんだシンシア、~
最近やけに甘えてくるが…▼~
:[シンシア]|だって父さん、あたしと一緒にいると~
嬉しいって言ってくれたんだもん!▼~
そうだ、今度一緒にお出かけしようよ。~
その日は一日中あたしと一緒にいて?▼~
:[クロム]|…? あ…あぁ…▼~
:[シンシア]|朝から町に行って、~
ずっと手を繋いで歩いてー、▼~
おいしいお店でご飯を食べてー、~
夜は父さんと一緒に寝るの!▼~
:[クロム]|!? 一緒に寝るだと…!▼~
あのな、シンシア。~
いくら親子とは言えそこまでは…▼~
:[シンシア]|絶対忘れられない一日になるよ!~
ね、父さん!!▼~
:[クロム]|おい、話を…!▼~
:[シンシア]|…忘れないでね、父さん。~
例え別の子の父さんになっても…▼~
:[クロム]|……!!▼~
:[シンシア]|えへへー! 安心してよ、父さん。▼~
父さんがあたしの本当の父さんじゃ~
ないってことぐらい、わきまえてるからさ!▼~
この時代のあたしが産まれたら、~
甘えるのは一切やめにしまーす!▼~
それまで付き合ってくれたら…いいの。~
それでいいから…さ。父さん。▼~
:[クロム]|………▼~
シンシア…▼~
:[シンシア]|あたし、父さんには感謝してるんだよー?▼~
父親ってどういうものか教えてくれて。~
いっぱい甘えさせてくれて。▼~
でも、それは本当は~
あたしに向けられるものじゃないんだよね…▼~
:[クロム]|…………▼~
:[シンシア]|…父さん? 泣いてるの?~
もー、しょうがないなぁー。▼~
よしよし。泣かないで、父さん。~
ヒーローのくせに、かっこ悪いよ?▼~
…困っちゃうなぁ。父さんはかっこいい~
ヒーローでいてくれないと。▼~
そうじゃないと…~
心配で、ずっと一緒にいたくなっちゃうよ…▼~
**マーク男(親子) [#cd0e8a11]
***支援C [#r0d90e9b]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[クロム]|どうしたんだ、マーク?▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[クロム]|はぁ…。そうか。▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[クロム]|あぁ…▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[クロム]|よく喋る奴だな…▼~
***支援B [#p286731f]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[クロム]|あぁ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[クロム]|…俺の顔をじっと見てみるとか?▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[クロム]|それを今思い出そうとしてるんだろう。▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#o7ec82e8]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[クロム]|お、おい! なぜ泣く?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[クロム]|マーク…▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
……………あ!?▼~
:[クロム]|どうした!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でした…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[クロム]|あぁ。俺も協力する。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#y10ce4df]
- ルキナとマーク(親子)のリンク先が違っていたので修正し...
- ルキナの名前のところがおかしかったのとマークの名前がマ...
- リズBの「まさか」が「まあか」になってました。 -- [[ ]] ...
- フレデリクAの[これだ]は[こえだ]じゃない? -- &new{2012...
- フレデリクA「これだ」→「これで」に修正しました -- &new...
- マーク癒される -- &new{2016-03-12 (土) 08:52:49};
#comment
終了行:
*クロム支援会話 [#kf2a9857]
#contents
**マイユニット(男性・僕) [#xe2ee6ad]
[[マイユニット(男性・僕)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(男性・俺) [#be79e289]
[[マイユニット(男性・俺)のページへ>../マイユニット(男性・...
**マイユニット(女性・私) [#q40a0395]
[[マイユニット(女性・私)のページへ>../マイユニット(女性・...
**マイユニット(女性・あたし) [#q5567685]
[[マイユニット(女性・あたし)のページへ>../マイユニット(女...
**リズ [#m0a35911]
***支援C [#qb7a0ef8]
:[リズ]|はぁ…。▼~
:[クロム]|ずいぶんと深いため息だな。▼~
:[リズ]|あ、お兄ちゃん…▼~
:[クロム]|なにか悩みがあるなら聞くぞ。▼~
:[リズ]|あのさ…わたしって~
ちゃんと王女、なのかな?▼~
:[クロム]|? なんだそれは?▼~
:[リズ]|だから、わたしって、~
ちゃんと王女なのかなって聞いてるのよ。▼~
:[クロム]|そりゃそうだろう。~
俺や姉さんの妹なんだから。▼~
:[リズ]|もう、そういうことを~
聞いてるんじゃないよ!▼~
わたしって、王女としての~
資質があるのかなって聞いてるの。▼~
:[クロム]|…なんでそんなことを~
気にするんだ?▼~
:[リズ]|だって、お兄ちゃんたちに比べたら~
わたしって、なんにもしてない気が…▼~
:[クロム]|なんだ。そんなことで悩んでたのか。~
つまらん。▼~
:[リズ]|つ、つまらんって何よ。~
お兄ちゃん、ひどいよ。▼~
:[クロム]|つまらんから~
つまらんと言ったんだ。▼~
お前は今のままでいいんだよ。~
もっと自分に自信を持て。じゃあな。▼~
:[リズ]|あ! ちょっと、お兄ちゃん!~
それじゃあ答えになってないよ!!▼~
うーん、ほんとにわたし、~
今のままでいいのかな…▼~
***支援B [#qb7a0ef9]
:[リズ]|…よし、誰もいないわね。▼~
:[クロム]|リズ!▼~
:[リズ]|はわっ!~
お、お兄ちゃん!?▼~
:[クロム]|どこへ行く?▼~
:[リズ]|いや、その…天気もいいし~
お散歩でもしようかなあって…▼~
:[クロム]|空は雨雲だらけだが?▼~
:[リズ]|あ、あれ? おかしいなあ。~
さっきまで晴れてたのに。▼~
:[クロム]|今日は一日中この天気だ。▼~
:[リズ]|うぅ…▼~
:[クロム]|最近よくいなくなるな。~
一体どこへ行っているんだ?▼~
:[リズ]|え、そ、そうかな?~
気のせいじゃない?▼~
:[クロム]|あとルフレが不思議がっていた。~
お前が妙に敵の配置にくわしいってな。▼~
まあか、お前、1人で勝手に敵の偵察に~
行ってるんじゃないだろうな?▼~
:[リズ]|えっと、それについては~
色々と事情が…▼~
:[クロム]|ばかやろう! 勝手な行動をとって~
敵につかまったりでもしたらどうする!▼~
:[リズ]|だ、だだって、わたしだって~
もっとお役に立ちたいんだもん。▼~
わたしだって王女として~
お兄ちゃんたちみたいに…▼~
:[クロム]|王女として、って…~
お前、まだそれにこだわってたのか?▼~
:[リズ]|…お兄ちゃんには分からないよ。▼~
すごいお姉ちゃんやお兄ちゃんを持った~
妹の気持ちなんてさ。▼~
:[クロム]|ふぅ…。~
じゃあ、お前に使命を与える。▼~
『リズが王女らしくなるためには~
どこを直したらいいか』▼~
一緒に戦っている他の連中に~
聞いてまわってこい。▼~
:[リズ]|え、でも、それって…▼~
:[クロム]|すぐにとは言わん。~
だが必ずやれ。命令だ。いいな。▼~
:[リズ]|うん…▼~
***支援A [#qb7a0ef7]
:[クロム]|リズ、この前の件だがどうなった?▼~
:[リズ]|『わたしが王女らしくなるためには~
どこを直したらいいか』って話?▼~
うん。みんなに聞いてみた。▼~
:[クロム]|みんな、何と言っていた?▼~
:[リズ]|そりゃもう色々と!▼~
『落ち着きを持った方が』とか、~
『わがままを控えめに』とか。▼~
他にも『好き嫌いをするな』とか~
『ごはんをゆっくり食べなさい』とか…▼~
:[クロム]|で、一番多かったのは何だ?▼~
:[リズ]|え?▼~
:[クロム]|一番多かったものだ。~
どんな意見だった?▼~
:[リズ]|えっと…その…多かった意見は…~
『今のままでいい』って。▼~
:[クロム]|だろうな。~
つまり、そういうことだ。▼~
:[リズ]|な、なによ! そういうことって。~
全然わかんないよ!▼~
:[クロム]|だから今のままでいいんだよ。▼~
:[リズ]|で、でも、お兄ちゃんたちと比べたら~
わたしなんて何も…▼~
:[クロム]|お前があの質問をしたとき~
みんな、どんな顔をしていた?▼~
楽しそうな顔をしていなかったか?▼~
:[リズ]|そういえば…そうかも。▼~
:[クロム]|お前は、いるだけで周りの人を~
楽しい気分にさせることができる。▼~
それは俺にはできない。多分姉さんにも。~
お前にしかできないんだ。▼~
:[リズ]|そう、なのかな。▼~
:[クロム]|だからお前は十分役に立っている。▼~
他の連中も、それがわかってるから~
『今のままでいい』って言うんだ。▼~
共に戦う仲間から王女と~
認められるだけでは不満か?▼~
:[リズ]|そんなことは…ないけど…▼~
:[クロム]|じゃあ、今はそれで満足しておけ。▼~
どうせ王子だの王女だのって話は~
一生ついてまわるんだ。▼~
あんまり考えすぎずに~
できることをやっていけばいい。▼~
そうすれば結果はついてくるさ。▼~
:[リズ]|うん。そうだね。~
ありがとう。お兄ちゃん。▼~
**フレデリク [#pb5bc279]
***支援C [#e95de861]
:[フレデリク]|クロム様。~
陣営内の見張りを終了致しました。▼~
陣営内には特に異常は無く、~
周囲に敵兵の影もありませんでしたので▼~
今日はこの場所で問題なく~
休めるかと思います。▼~
:[クロム]|そうか。ありがとう。▼~
:[フレデリク]|見回りのついでに、~
武器の点検と整備も行っておきました。▼~
消耗の激しいものは天幕の手前に~
まとめておきましたので、▼~
早いうちに売りに出してしまうか、~
修理をした方が良いと思います。▼~
:[クロム]|そんなことまでやってくれたのか。▼~
城にいた頃からそうだったが、~
フレデリクの気遣いには頭が下がるな。▼~
:[フレデリク]|いえ。このくらいは~
王族にお仕えする者の務めとして当然です。▼~
それと、クロム様は訓練中に~
よく物を壊されるので▼~
訓練に使われそうな場所の付近にある~
天幕には、少々補強を施しておきました。▼~
:[クロム]|そ…そうか…~
手を煩わせてすまんな。▼~
:[フレデリク]|あと、~
最近は夜になると冷えますので▼~
近隣の村から~
襟巻を調達して参りました。▼~
色は各種取り揃えておりますが~
クロム様でしたら何色がお似合いでしょうか。▼~
個人的には桃色なども良いと思うのですが、~
やはり無難に考えて青色が良いでしょうね。▼~
ではこちらをどうぞ。~
予備の物と合わせて三本お渡しします。▼~
:[クロム]|ず、ずいぶんたくさん~
用意したんだな…▼~
:[フレデリク]|最後にですね、軍の士気を~
高めるための手段と致しまして、▼~
「クロム様絶対死守」という標語と~
クロム様のお顔を描いた絵を▼~
皆様の天幕内に~
貼りつけて参りました。▼~
これで皆様が一致団結すれば、~
怖いものはありませんね。▼~
:[クロム]|なにっ…!?▼~
皆様って…軍全員の天幕にか!?▼~
:[フレデリク]|はい、その通りですよ。▼~
それでは報告は以上ですので、~
私はこれで失礼致します。▼~
:[クロム]|フ…フレデリク!!▼~
…すぐに剥がして回らんと…!▼~
***支援B [#e95de862]
:[フレデリク]|申し訳ありません、クロム様。▼~
まさかクロム様自ら~
例の張り紙を剥がして回られるとは…▼~
:[クロム]|…あんなにみんなから苦笑いを~
向けられたのは、生まれて初めてだ…。▼~
なぁ、フレデリク、~
この際だから聞いてくれ。▼~
お前が俺のことを考えて~
あれこれ世話を焼いてくれているのはわかる。▼~
でもたまにその…やりすぎというか~
余計なお世話というか…▼~
そこまでやらなくてもいいのではないかと~
思うことがあってだな…▼~
:[フレデリク]|お言葉ですが、クロム様。~
主君に仕えるのは私の務めですので。▼~
クロム様やリズ様に~
もしものことがあったら、▼~
私はエメリナ様に~
合わせる顔がありあせん。▼~
:[クロム]|…フレデリク。~
どうしてもわかってくれないと言うのか。▼~
:[フレデリク]|…申し訳ありませんが…▼~
:[クロム]|…わかった。では例え話をしよう。▼~
お前が王子で、~
俺がお前に仕える騎士だとする。▼~
お前が一度くしゃみをしただけで▼~
俺が駆け寄ってきて~
襟巻を巻いたり▼~
お前が一言~
「魚が食べたい」と言っただけで▼~
俺が山を二つ越えた渓流から~
魚を獲ってきたり▼~
お前が一瞬~
疲れたような顔をしただけで▼~
俺が数分おきに~
薬を持って現れたりしたとする。▼~
さぁ、どんな気分だ?▼~
:[フレデリク]|………▼~
そうですね…~
申し訳なさすぎて死にたい気分です。▼~
:[クロム]|そうだろう?~
逆にこちらが気を遣うんだ…▼~
お前の騎士としての務めもわかるが、~
そこまでしなくていいだろう。▼~
…それに、正直なところ~
俺やリズのために、▼~
お前の時間を多く取ってしまうことも~
申し訳なく思っている。▼~
本当に俺やリズのためを~
思っているなら、▼~
もっと自分のためにも~
時間を使って欲しい。▼~
:[フレデリク]|それは…ご命令ですか?▼~
:[クロム]|そうだな…命令と言えば~
お前は従うだろうが、▼~
俺はお前に、そういう言葉を使って~
従わせるようなことはしたくない。▼~
だから…これは俺からのお願いだ。~
わかってくれるな? フレデリク。▼~
:[フレデリク]|クロム様…▼~
わかりました…~
クロム様がそこまでおっしゃるなら▼~
今後は私の考えうる最小限の~
お世話に留めさせていただきます…▼~
今までクロム様に気を遣わせてしまったようで、~
申し訳ありませんでした…▼~
:[クロム]|そうか、わかってくれたならいい。~
これからもよろしく頼む。▼~
:[フレデリク]|えぇ、こちらこそ。▼~
***支援A [#o479dec0]
:[フレデリク]|…本日の報告は以上です。▼~
:[クロム]|そうか。ありがとう。▼~
:[フレデリク]|…はあ…▼~
:[クロム]|どうした、フレデリク。~
ため息なんて珍しいな。▼~
:[フレデリク]|あ…すみません。クロム様の前で~
ため息をつくなどという失態を…▼~
:[クロム]|いや、構わん。~
もしかしてどこか悪いのか?▼~
:[フレデリク]|いえ、そんなことは…▼~
:[クロム]|…そうなのか?~
最近あまり元気がないように見えるが。▼~
今朝の火起こしも、~
この世の終わりのような顔でしていたし…▼~
『最近のフレデリクは~
死んだ魚のような目をしている』と▼~
軍の連中が気味悪がっていたぞ。▼~
:[フレデリク]|……▼~
それは…▼~
最近、クロム様やリズ様の~
お世話をする機会が減ったので…▼~
:[クロム]|ん? すまん、何か言ったか?▼~
:[フレデリク]|い、いえ…お気になさらず。▼~
:[クロム]|…わかった。~
だが何かあったらすぐに言うんだぞ。▼~
そういえばフレデリク、この前▼~
皆の天幕の破れを~
全て縫い合わせてくれただろう。▼~
おかげで風が吹き込まなくなって~
快適になった。▼~
:[フレデリク]|!!~
どうしてそのことを…?▼~
:[クロム]|あんな小さな事に気づくのは~
お前ぐらいのものだからな。▼~
皆に代わって礼を言うぞ。~
ありがとう、フレデリク。▼~
俺たちはいつもお前に助けられているな。▼~
:[フレデリク]|ク、クロム様…そこまで私の働きを~
評価して下さっていたのですね…▼~
光栄です…▼~
:[クロム]|大袈裟だな、~
俺は思ったことを言ったまでだ。▼~
…ところで、俺は今から~
ルフレと話をする約束をしていてな。▼~
すまんがそろそろ~
そちらに向かいたいのだが…▼~
:[フレデリク]|そうですか、了解致しました。~
ルフレさんの天幕は…あちらですね。▼~
では…▼~
:[クロム]|…おい。~
なぜここで石拾いを始める?▼~
:[フレデリク]|クロム様がルフレさんの~
天幕に行かれる際、▼~
石につまづいて転ばれたら~
大変ですので。▼~
あぁ、もちろんクロム様の移動の~
邪魔になりませんよう、▼~
移動経路を計算し、~
先回りして拾いますのでどうか安心を。▼~
:[クロム]|えーっと…フレデリク?▼~
:[フレデリク]|どうしましたクロム様?▼~
…はっ! もしや足元の~
雑草が気になるのですか!?▼~
:[クロム]|いや…▼~
:[フレデリク]|これは失礼致しました。~
今すぐこの私めが▼~
クロム様のご移動を妨げる雑草を~
ひとつ残らず抜き去ってご覧に入れましょう!▼~
:[クロム]|おい…▼~
:[フレデリク]|ふぅ…~
これで草の根一本ありません。▼~
さぁクロム様、どうぞ安心して~
歩みを進めて下さいませ!▼~
:[クロム]|少し褒めたらこれか!!▼~
最低限の世話にとどめるという~
話はどこにいったんだ…!▼~
:[クロム]|……~
でもまぁ…▼~
フレデリクがこんなに生き生きするのなら、~
このままでいいかもしれんな…▼~
:[フレデリク]|クロム様ー!?~
何かおっしゃいましたかー!?▼~
:[クロム]|…いや、何も…って▼~
フレデリク!?~
いつのまにルフレの天幕まで…!▼~
:[フレデリク]|あ、ルフレさん~
少し失礼します…!▼~
:[クロム]|…おいフレデリク! もういい!~
ルフレが困っているだろう!▼~
天幕の中を会議用に~
飾りつけようとするな!!▼~
フレデリク!!!▼~
**ソワレ[#g8a2ef45]
***支援C [#o1f8b5af]
:[クロム]|ん、ソワレじゃないか。▼~
:[ソワレ]|ああ、クロムかい。▼~
:[クロム]|一人でなにをしているんだ?▼~
リズたちは向こうで~
料理の準備を始めていたぞ。▼~
:[ソワレ]|ああ、知っている。ボクもちょうど今、~
火をおこしているところだからね。▼~
:[クロム]|焚き火をソワレ一人に任せているのか?~
リズたちもずいぶん冷たいな。▼~
:[ソワレ]|ははっ、そうじゃないさ。ボクは昔から~
料理や裁縫といった家事が苦手だからね。▼~
料理当番の代わりに自分から申し出たのさ。▼~
:[クロム]|ああ、そうだったのか。~
そういえば、お前…昔からそうだったな。▼~
:[ソワレ]|女らしいことはどうも苦手でね。~
まあ、ボクはボクにできることをするさ。▼~
:[クロム]|ははっ、あっさりしたもんだな。▼~
じゃ、同じ料理も裁縫も苦手同士、~
俺もソワレを手伝うとするか。▼~
:[ソワレ]|クロム、助かるよ…ありがとう!▼~
***支援B [#s5d9a9dd]
:[クロム]|おっ、ソワレ。▼~
:[ソワレ]|やぁ、クロム。▼~
:[クロム]|その荷物は? って…お前、~
随分と積み上げているけど、~
大丈夫なのか?▼~
:[ソワレ]|ああ、心配には及ばないよ。~
天幕の中を片付けしようと思っていただけさ。▼~
:[クロム]|そうか…~
助かるには助かるが…お前もよく働くな。▼~
あんまり無理するなよ。~
いっぺんに運び過ぎると落とすぞ?▼~
:[ソワレ]|はっはっは…。 ボクに限ってそんなこと、~
あるわけないじゃないか?▼~
これも身体を鍛える修行の一環だしね。▼~
:[クロム]|えっ? 片付けが…修行?▼~
:[ソワレ]|そうだよ。▼~
こういった重たい箱を持ち運びするのは、~
腕、足、そして…腰に首と、▼~
全身の筋肉を使うことになり、▼~
他の鍛錬よりも短時間で、~
強い筋肉を作り出すことができるんだ。▼~
それに荷物を落とさないようにっていう、~
四肢のバランス感覚も養われるからね。▼~
:[クロム]|なるほど…それは確かに効率がいいな。▼~
片付けをしながら鍛えられるなんて、~
一石二鳥だしな。▼~
:[ソワレ]|だろう? 生活の中にも~
修行のチャンスはあるってことさ。▼~
:[クロム]|なら、その修行の成果を見せてもらいたいな。~
久しぶりに今度、俺と勝負する気はないか?▼~
:[ソワレ]|いいだろう。だが、ボクは強くなったぞ?~
しっかり首を洗って待っていろよ、クロム!▼~
***支援A [#ic18a95e]
:[クロム]|たぁーっ! やぁっ!!▼~
:|'''(剣のぶつかる音)'''
:[ソワレ]|とりゃぁーっ!!~
えええいっっ!!!▼~
:|'''(剣のぶつかる音)'''
:[クロム]|はぁ…はぁっ…▼~
や、やるな…ソワレ!~
前にも増して攻撃に重みが出てきたようだ。▼~
一撃がすごく大きい…下手をすると~
俺も弾き飛ばされてしまいそうだ。▼~
:[ソワレ]|はぁ…はぁ…、~
クロムに褒められるなんて、恐れ入るよ。▼~
でも、キミこそ大したものだよ、クロム。▼~
攻めにも守りにも全くスキがない。~
今でも鍛錬は欠かしていないようだね。▼~
:[クロム]|ああ。欠かさず鍛錬することは、~
勝利へのもっとも近道となる…▼~
そう教わったからな。▼~
:[ソワレ]|子供時代の話か…懐かしいな。▼~
:[クロム]|ああ、あの頃、よく一緒に~
チャンバラ遊びをしていたのを思い出すな。▼~
:[ソワレ]|…確かに。あの頃は、男も女も関係なく、~
よく皆で戯れて遊んでいた。▼~
街を抜け出しては、皆で野山を駆け回り、~
そのたびに親に怒られたりもした。▼~
ふふっ…懐かしい思い出だよ。~
…さぁ、このあたりで休憩にしようか。▼~
:[クロム]|ああ、そうだな。▼~
…それにしても、~
ソワレの実力は男顔負けだな。▼~
俺もずいぶん強くなったつもりだが、~
なかなかソワレに差をつけられない。▼~
:[ソワレ]|ははっ、キミに置いていかれるわけには~
いかないからね。▼~
キミというライバルがいるから、~
ボクも腕を磨き続けられるのさ。▼~
:[クロム]|…変わらないな、俺もお前も。▼~
大人になった今でも変わらずに~
俺の相手をしてくれる女なんて▼~
ソワレくらいのものだ。▼~
:[ソワレ]|ん…まぁ、他の女の子たちは~
みんな女性らしく成長したからね。▼~
なんだか、ボクだけが置いてきぼりを~
くったような気分さ…▼~
:[クロム]|ソワレ…▼~
少なくとも俺は、今のお前がすごく~
いいと思うぞ?▼~
こうしてソワレと腕を競ったり語り合ったり~
する時間は、俺にとってすごく大切なものだ。▼~
なんだか腹を割って話せる幼馴染という~
感じがして、すごく心が休まるんだ…▼~
:[ソワレ]|えっ…そ、そうか?▼~
ははっ…クロムが喜んでくれるなら、~
男勝りの人生も悪くないな。▼~
:[クロム]|ああ。ソワレは今のままが一番いいと思う。▼~
:[ソワレ]|そうか…ありがとう、クロム。▼~
***支援S [#iefc12f6]
:[ソワレ]|あっ…クロム、ここにいたか。▼~
:[クロム]|ソワレ、どうした? 俺を探してたのか?~
剣の稽古ならいつでも相手になるぞ。▼~
:[ソワレ]|あ、いや。~
今日はその…稽古じゃないんだ。▼~
:[クロム]|そうか。じゃあ…なんだ?▼~
:[ソワレ]|その…先日キミは、ボクと過ごす時間を~
大切なものだと言ってくれた。▼~
あれは・・・どういう意味で言ったんだい?▼~
:[クロム]|えっ? どういう意味かって?~
…あらためて聞かれると…そうだな。▼~
なんというか、自然に出た言葉なんだ。▼~
変わってほしくない、そのままの~
ソワレでいてほしい…ってな。▼~
す、すまん…漠然としていて。▼~
:[ソワレ]|…そうか。その気持ちはありがたいよ。▼~
クロムは、今のままのボクを~
ありのまま認めてくれているんだな…▼~
:[クロム]|もちろんそうだが…ソワレ?▼~
:[ソワレ]|…でも、それは…~
男友達も同然の『ソワレ』であって、▼~
女性として見ているわけじゃない。▼~
:[クロム]|え…? 女性として?▼~
:[ソワレ]|そ、そうだよ! わざわざ繰り返すな!~
こ、これでもボクは女なんだからな!?▼~
た、確かに、女性らしくないのは認める…~
料理も裁縫も、洗濯だって苦手だし…▼~
クロム…改めて聞いていいかい?~
ボクを…どう思ってる?▼~
:[クロム]|ソワレ、お前一体何が言いたいんだ…?▼~
:[ソワレ]|…あ、あぅ…だから! その…▼~
ボクは…キミのことが…好き、なんだ。~
女として…男であるキミが…好きだ。▼~
:[クロム]|…!▼~
:[ソワレ]|だからキミも男として…答えてくれ。~
ボクの気持ちに対する…答えを…▼~
:[クロム]|それって俺の嫁さんになりたいってことか?▼~
:[ソワレ]|ば、バカ! はっきり言うなよ!!!▼~
こんなこと一度も言ったことないから、~
すっごく恥ずかしいんだぞ!!!!▼~
:[クロム]|うーん…なるほどなぁ。~
…まぁ、いいんじゃないか?▼~
:[ソワレ]|え!?▼~
:[クロム]|だから、ソワレが~
俺と一緒になってくれるんだろ?▼~
正直、男友達のように~
思っていた事はあったが、▼~
逆に気負わなくて~
それがいいかもしれない。▼~
:[ソワレ]|それって…認めてくれるってこと?~
女の子として、ボクを?▼~
:[クロム]|ああ。▼~
:[ソワレ]|そ、そんなにあっさり…?▼~
:[クロム]|俺もソワレの事が気に入ってるし、~
全然問題ないじゃないか。▼~
生涯の伴侶に家事が必須だなんて、~
そんな国法どこにもないしな。▼~
…でも、俺と一緒になるのは~
結構大変だぞ。▼~
国を背負っているんだ。~
なかなかの重責だ。▼~
妻となるお前には、それを半分~
背負ってもらう事になるが…▼~
それでもいいか?▼~
:[ソワレ]|もちろんだよ! そんなことは問題ない!~
クロムの補佐はボクがちゃんとしてみせるよ!▼~
:[クロム]|ははは、頼もしいな!~
…じゃあ約束しよう。▼~
二人はこれに誓って、~
生涯を支え合うと。▼~
さぁ、これを…受け取ってくれ。▼~
:[ソワレ]|こ…これは、指輪?~
しかもイーリスの家紋が彫ってある…▼~
これは貴重な物じゃないのか?▼~
:[クロム]|ああ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
ずっと肌身離さず持っていたが、~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に▼~
贈るようにと教わったんだ。▼~
だから…お前にこれを渡すよ。▼~
:[ソワレ]|クロム…ありがとう、大事にするよ。▼~
:[クロム]|ははは…こういうのは照れくさいもんだな。▼~
よしっ! じゃあこれからも~
よろしく頼むぞ、ソワレ!▼~
:[ソワレ]|…ああ! こちらこそ、クロム!~
こんなボクだけど、精一杯やってみせるよ!▼~
**ヴェイク [#j3395151]
***支援C [#u97d5b60]
:[クロム]|よし、みんな! ここから先は~
一対一の模擬戦を行う!▼~
:[ヴェイク]|うっし!~
俺様と勝負しやがれ、クロム!▼~
:[クロム]|ヴェイクか…。この頃~
お前ばかり相手にしているような…。▼~
:[ヴェイク]|俺様とお前は永遠のライバル!~
永遠に戦い続ける運命なんだよ!▼~
…とはいえ、確かに~
ちょっと飽きてきたってのはあるな。▼~
:[クロム]|なら相手を変えるか。▼~
:[ヴェイク]|待て! 俺様から逃げようったって~
そうはいかねぇぞ!▼~
:[クロム]|…誰も逃げるつもりはない。~
飽きてきたと言ったのはお前だろう。▼~
:[ヴェイク]|よぉ、緊張感を出すために~
有り金全部賭けるってのはどうだ?▼~
:[クロム]|緊張感を出すのは構わんが~
金を賭けるのはどうもな。▼~
:[ヴェイク]|うーん…じゃ、こういうのはどうだ?▼~
模擬戦で負けた奴は~
フレデリクの後頭部をはたく!▼~
:[クロム]|…本気か?▼~
フレデリクはああ見えて、~
怒るとけっこう怖いぞ?▼~
:[ヴェイク]|へっ、怖気づいたか?▼~
:[クロム]|まさか。受けて立とう。~
…だが、これは絶対に負けられんな。▼~
:[ヴェイク]|そうだな。ある意味~
実戦より緊張してきたぜ…▼~
***支援B [#s017758b]
:[ヴェイク]|勝負だ、クロム!▼~
:[クロム]|…勝負はいいが、ひとつ条件がある。▼~
:[ヴェイク]|条件だぁ? んなこと~
言い出すたぁ珍しいじゃねーか。▼~
:[クロム]|先日の模擬戦のあと、リズから~
ずいぶんたしなめられてな。▼~
ふたりとも熱くなりすぎて危ないから~
危なくない勝負をしろ、とのことだ。▼~
:[ヴェイク]|あぁ…こないだの勝負は~
お互い相当熱くなっちまったからな。▼~
しかしよ、危なくねぇ勝負って~
いったいどんな勝負だ?▼~
:[クロム]|そうだな…。銀貨を投げて~
裏表を当てる…というのはどうだ?▼~
:[ヴェイク]|運だけで決まるような勝負で~
決着はつけられねーな。▼~
うーん…そうだな。~
料理で勝負ってのはどうだ?▼~
戦いも料理も~
腕を競うってとこはいっしょだろ?▼~
:[クロム]|料理か?~
あまり経験がないんだが…▼~
:[ヴェイク]|あ、そうなのか?~
そりゃ駄目だな。お前が不利だもんな。▼~
料理対決じゃ絶対負けちゃうもんなぁ。~
そりゃ逃げるよなぁ。▼~
:[クロム]|…やらんとは言っていない。~
いいだろう、料理を作ればいいんだな?▼~
作り方くらいは知っている。~
お前には負けん!▼~
:[ヴェイク]|へっ。よーし、そう来なくちゃな!▼~
***支援A [#o2082da1]
:[クロム]|勝負だ、ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|なに言ってんだ、~
もう俺様の勝ちで決着はついただろ?▼~
:[クロム]|なに?~
いつ俺がお前に負けた?▼~
:[ヴェイク]|こないだの料理対決でだよ!~
明らかに俺様のほうがうまかっただろ!▼~
:[クロム]|むっ…。▼~
だが、俺の料理を食って~
お前はひっくり返って気絶しただろう。▼~
戦果を挙げたのは~
俺のほうだったと言える。▼~
:[ヴェイク]|言えるか!~
とんでもねーもん食わせやがって!▼~
:[クロム]|美味しい料理を作ったほうが勝ち、~
とは言ってなかったはずだ。▼~
:[ヴェイク]|あのなぁ…ったく、~
お前ってとことん負けず嫌いだな。▼~
:[クロム]|人のこと言えるか。お互い様だ。▼~
:[ヴェイク]|ははっ。ま、その通りだな。▼~
…やっぱお前とはどつきあって~
勝負すんのが性に合ってんな。▼~
:[クロム]|同感だ。~
…始めるか、ヴェイク。▼~
:[ヴェイク]|あぁ! 今日こそ決着つけてやるぜ!▼~
**スミア [#p8b0a721]
***支援C [#z1050475]
:[スミア]|クロム様、ここにいらしたのですか。▼~
:[クロム]|スミア…どうした?▼~
:[スミア]|先ほど、ルフレさんが~
クロム様を探しておられましたよ?▼~
:[クロム]|…ああ、わかった。きっと作戦会議だろう。~
すぐに行くよ…。あ…お、おっと!▼~
:[スミア]|く、クロム様?▼~
:[クロム]|あ、いや…何でもないんだ。▼~
:[スミア]|少し足がふらつかれていますよ?~
…かなり、お疲れなのではないですか?▼~
:[クロム]|だ、大丈夫だ。心配ない。~
疲れているのはみんなも同じだろう。▼~
:[スミア]|…クロム様、私の前では~
無理をなさらないでください。▼~
クロム様は皆のリーダーとして~
重圧を抱えていらっしゃるのですもの。▼~
お疲れになって当然です。▼~
:[クロム]|ありがとう、スミア。▼~
…だが、俺は指揮官だ。~
毅然とした態度でいなければならない。▼~
常に強く、迷いのない存在でなければならない。~
…たとえ、それが虚勢だとしてもな。▼~
:[スミア]|……▼~
…クロム様…▼~
:[クロム]|だから…その、今のことは~
秘密にしておいてくれないか?▼~
:[スミア]|はい…承知しました。で、でも…▼~
:[クロム]|ほらっ! そんな顔をするな!~
俺はこんなに元気だから! 心配ないって!▼~
:[スミア]|わかりました! クロム様がそう~
おっしゃられるのなら、私は何も申しません!▼~
でも…うふふふ!▼~
:[クロム]|な…なんだ?▼~
:[スミア]|それは…クロム様と私だけの秘密、~
ということですね?▼~
:[クロム]|まぁ…そういうことになるかな。▼~
:[スミア]|では、クロム様。ご無理をせず、~
少し休んでから来ていただけますか?▼~
:[クロム]|えっ…?▼~
:[スミア]|ルフレさんには、クロム様は~
しばらく遅れるとお伝えしておきますので。▼~
:[クロム]|それが秘密を守る条件…ということか?▼~
:[スミア]|お察しのとおりでございます、うふふ。▼~
:[クロム]|そ、そうか…。わかった。~
気を遣わせてしまってすまないな。▼~
:[スミア]|いいんです。クロム様のお役に立てて、~
私も嬉しいですから。▼~
では私はこれで失礼いたしますね。▼~
:[クロム]|はは…。スミアには…敵わないな。▼~
***支援B [#fcd66394]
:[スミア]|クロム様?~
どちらにいらっしゃいますか~?▼~
:[クロム]|ああ、どうしたんだ、スミア。▼~
:[スミア]|…これをどうぞ。私が作ったお弁当です。▼~
:[クロム]|えっ? 弁当? 食事ならいつもみんなと~
食べてるじゃないか? …なんで突然?▼~
:[スミア]|でも、最近クロム様はお疲れだったでしょう?▼~
ですから、疲れが取れるよう、特別な~
野菜多めのお弁当を作って参りました。▼~
:[クロム]|えっ、野菜が多め…?▼~
…どっちかというと、肉が多めの方が~
力が出そうな気がするが…▼~
:[スミア]|お肉は確かに力を与えてくれますが、▼~
野菜が足りないと栄養分が不足して、~
疲れやすくなるんですよ。▼~
どちらもバランスよく食べるように~
心がけてくださいね。▼~
:[クロム]|あ、ああ…でも食べ物で注意されるなんて、~
なんだか子供に戻った気分だよ。▼~
:[スミア]|ふふっ。ではクロム様がお食事をされている~
うちに、私はお洗濯をしてきますね。▼~
ちょうど今、~
洗濯係を担当しているもので。▼~
クロム様は召し上がっていて下さいね。▼~
:[クロム]|ああ…じゃあ、遠慮なくいただくよ。▼~
…とはいえ、これ。~
俺が苦手なやつも入ってるんだな。▼~
まあ、体のためだと思って食べるか。~
いただきます…もぐもぐ。▼~
…あれ? 美味い?▼~
苦手な野菜も、すんなり食べられる…▼~
:|'''暗転'''
:[クロム]|…ふう。~
あっという間にたいらげてしまったな。▼~
:[スミア]|…クロム様、戻りました。~
あら…もう食べ終えられたんですか?▼~
:[クロム]|この弁当すごく美味しかったぞ!~
しかも俺が苦手だった野菜もすんなり食えた!▼~
いったいどんな作り方をしたんだ?▼~
:[スミア]|大したことはしてませんよ。▼~
クロム様のお好みを考慮しながら、~
スパイスで味付けして誤魔化しただけです。▼~
:[クロム]|そ、そうなのか…? 料理って少しの~
工夫でずいぶん美味しくなるものなんだな?▼~
:[スミア]|気に入っていただけたようで、何よりです。~
では、私はお茶でも持ってきますね。▼~
:[クロム]|いや、弁当を作って貰った礼に~
俺が茶を淹れてくる。▼~
少し待っていてくれ、スミア。▼~
:[スミア]|…あ、クロム様…▼~
……▼~
よかった、クロム様に喜んでいただけて…▼~
食べられるものになるまで~
15回も失敗した甲斐がありました…!▼~
***支援A [#t37d7a27]
:[スミア]|クロム様~!▼~
:[クロム]|スミア?▼~
:[スミア]|はい、今日もお弁当をお持ちしましたよ!▼~
:[クロム]|いつもすまないな…でも、~
これじゃあお前も大変だろう?▼~
:[スミア]|いえいえ、こんな頻度で~
宜しければ全然平気ですよ。▼~
作るのに少し時間がかかるので…~
その…毎日はちょっと無理ですけど…▼~
そ、それにお料理は~
嫌いではありませんから。▼~
:[クロム]|そうか…ならいいんだが。▼~
:[スミア]|そうそう! 今日は私の分も作ってきたんです。~
一緒に食べましょう、クロム様!▼~
:[クロム]|はははっ。こうしている時のスミアは~
本当に楽しそうだなぁ。▼~
こんな時勢だから~
仕方がないとはいえ…▼~
お前に武器を持たせて戦わせることに~
俺はとても申し訳ないと思う…▼~
:[スミア]|そ、そんな! クロム様そんなことは~
おっしゃらないで下さい!▼~
それに軍にいる時の私の楽しみだって、~
他にもちゃんとありますよ?▼~
:[クロム]|えっ…それってなんだ?▼~
:[スミア]|はい、あの子たちと一緒にいることです。▼~
:[クロム]|あの子たち…ああ、ペガサスのことか?▼~
:[スミア]|はい。私、ペガサスに~
乗ることが好きなんです。▼~
…あ、いえ。乗るよりも、世話をして~
あげることの方が好きかもしれません。▼~
:[クロム]|…確かに見ていてそんな気がするよ。~
なんだかスミアらしいな。▼~
:[スミア]|…でもあの子たちは戦いに傷つくと、~
その瞳に悲しい光を浮かべるんです…▼~
あの子たちが傷つく姿を見たくありません。▼~
もちろんクロム様や皆さんが傷つく姿も…▼~
だからこそ戦わなくてはならない。▼~
一刻も早く、この平和を取り戻したいと~
そう願ってここにいるんです。▼~
だから申し訳ないだなんて言わないで下さい。▼~
:[クロム]|…すまない…いや、違うな、ありがとう。▼~
お前は優しいだけじゃなく、しっかりとした~
決意を持って戦いに臨んでいたんだな…▼~
あらためて俺も誓おう。▼~
少しでも早く平和な世を築くと。▼~
:[スミア]|はい、クロム様。~
私も微力ながらお手伝いいたします!▼~
***支援S [#n6cdb273]
:[クロム]|あ、スミア…!▼~
:[スミア]|あ…ごきげんよう、クロム様。▼~
:[クロム]|さ、探したぞ…ここにいたのか?▼~
:[スミア]|ちょうど私も今お弁当を作り終えて、~
お訪ねしようと思っていたところです。▼~
:[クロム]|そ、そうか…いつもすまないな、スミア。▼~
ここのところ、俺はずいぶんお前の厚意に~
甘えてしまっているようだ。▼~
:[スミア]|いえ、いいんですよ。~
私、お世話をするのが好きですから。▼~
:[クロム]|ははは…俺はペガサス達と同じか?▼~
:[スミア]|あっ! …た、大変失礼しました!▼~
:[クロム]|あ、いや謝らなくてもいいさ。~
でも…代わりと言ってはなんだが。▼~
…スミアに…頼みがあるんだ。▼~
:[スミア]|頼み…ですか? いつものように、~
何なりとおっしゃって頂ければ…?▼~
:[クロム]|これから先も一生…お、俺の近くで~
こんな風に世話を焼いてくれないか?▼~
:[スミア]|えっ…あっ、はい、いいですよ。~
お弁当とか必要でしたら、いつでもどうぞ!▼~
:[クロム]|あ、あれ…? 返事が軽くないか…?~
俺の言葉の意味…わかってるか?▼~
:[スミア]|えっ? ですからこれまで通り、私に~
お世話しろと命じているんですよね?▼~
:[クロム]|う、うわ! やっぱりわかってない!▼~
:[スミア]|…??▼~
:[クロム]|…つ、つまりだな。俺はお前と一生を共に~
過ごしたい…という意味で言ったんだ。▼~
要するに、その…~
俺の妻になってくれないか!!?▼~
:[スミア]|え、えぇーっ!!? そ、そんな…うそ!!~
嘘、ですよね!?▼~
:[クロム]|う、嘘なもんか! お、俺は…▼~
…まだ、スミアになにも感謝の気持ちを~
伝えてないって思った時に気づいたんだ。▼~
これは感謝だけじゃない、これは…!▼~
ずっとお前に、俺の隣にいて~
欲しいって事なんだって…!▼~
:[スミア]|え、ええと、あ、あの…私そんなお言葉を~
いただけるとは思っていなくて…!▼~
でも…すごく、嬉しいです…▼~
ただ私も、ずっとクロム様の近くにいたので、~
当たり前過ぎて、全然予想していなくて。▼~
…お、驚いてしまいました!▼~
:[クロム]|はは…二人とも同じか…とにかく俺は。▼~
やっと今日、自分自身の気持ちと~
向き合った…。そういうことだ。▼~
:[スミア]|…あの、そのお話、~
ぜひお受けさせてくださいっ!▼~
:[クロム]|当たり前じゃないか!~
…でも、そうか! ありがとう!!▼~
じゃあその約束の証だ。~
これを…受け取ってくれ。▼~
:[スミア]|こ…これは、指輪?~
しかもイーリスの家紋が彫ってあります。▼~
こ、こんな貴重な物を私に?▼~
:[クロム]|ああ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に~
これを贈るようにと教わったんだ。▼~
だから…お前にこれを渡すよ。~
そして生涯の愛を誓うよ。▼~
:[スミア]|ありがとうございます!▼~
私も…私も生涯を賭して~
クロム様を愛するとお誓いします!▼~
:[クロム]|…お前とはずっとこれまで長い時間を~
過ごしてきたが、これから先も▼~
長い付き合いになりそうだな。▼~
あらためてよろしく頼むよ、スミア!▼~
:[スミア]|はいっ! これからも末永く~
よろしくお願いいたします、クロム様!▼~
私、幸せです!▼~
**マリアベル [#u8ec0032]
***支援C [#kcbbd72b]
:[マリアベル]|あら、クロムさん。▼~
:[クロム]|マリアベルか?▼~
:[マリアベル]|こんなところに~
お一人でいらしたのですか。▼~
今日は少し冷えますわ。▼~
温かいお茶でもお持ちしましょうか?▼~
:[クロム]|あ、そうだな…頼む。~
マリアベル、気を遣わせてすまないな。▼~
:[マリアベル]|いいえ。王族であるクロムさんを気遣うのは~
イーリスの貴族として当然のことですわ!▼~
:[クロム]|そ、そうか…~
でもマリアベルも体には気を遣えよ?▼~
王族も貴族もない…~
俺たちのとっては常にあるのが、戦いだ。▼~
自分で気づかないうちに小さなケガや~
疲れがたまっているかもしれない。▼~
:[マリアベル]|…クロムさん…▼~
:[クロム]|お前も疲れがたまっているんだろう?~
休める時にゆっくり休むんだぞ?▼~
:[マリアベル]|あぁ…クロムさん。▼~
あなたはどんな時にも周囲の者への~
気配りをお忘れにならないのですね。▼~
このご厚意、ありがたく頂戴しますわ。▼~
:[クロム]|いや、そんな、感激されるほどの~
ことは言ってないが…▼~
まぁ…とにかくお前も休め。▼~
:[マリアベル]|はい…では、わたくしはお茶を~
お持ちした後で、少し休ませて頂きますわ。▼~
:[クロム]|ああ…そうするといい。▼~
:[マリアベル]|クロムさん…またお時間がおありの時には~
ぜひお話をさせてくださいませ。▼~
:[クロム]|ああ、もちろんだ。▼~
***支援B [#q9b427f3]
:[マリアベル]|ふーむ…こうして見ると、~
ますます容疑者が増えていってますわ…▼~
:[クロム]|…マリアベル、どうしたんだ?~
容疑者って…なんだか物騒な話だな?▼~
:[マリアベル]|…あら、クロムさん。~
これは、お恥ずかしいところを…▼~
:[クロム]|その紙はなんだ?~
それを見ながら唸っていたようだが…▼~
:[マリアベル]|ええと、これは…その、~
リズに近づく男どものリストですわ。▼~
リズの魅力に惑わされた男どもを~
把握しておいて、近づかせないように▼~
策を巡らせるための~
重大な機密書類ですのよ。▼~
:[クロム]|お、お前…!~
そんなことしてたのか…?▼~
:[マリアベル]|ええ、当然ですわ。▼~
リズはクロムさんの妹君にして、~
イーリス聖王国の第二王女。▼~
そしてわたくしの親友ですもの。~
何人たりとも近づけさせはしませんわ。▼~
:[クロム]|…でも、俺もリズと一緒にいることは~
多いが、それはいいのか?▼~
:[マリアベル]|もちろんですわ。▼~
クロムさんはリズの兄上ですし、~
真に高貴なお方ですもの。▼~
:[クロム]|そ、そんなことはないと思うが…▼~
まぁ、俺は~
叱られることがなさそうで安心したよ。▼~
できればそのリストの奴らも~
許してやってほしいがな。▼~
どうせただリズと仲良く~
話をしてるだけだろう?▼~
:[マリアベル]|いえ、いくら同じ軍に所属する仲間とはいえ、~
そう安々とリズには近づかせませんわ。▼~
そうですわね…▼~
まずはわたくしとの面談を~
数回踏まえてなら、▼~
考えなくもありませんが。▼~
:[クロム]|ははっ、マリアベルは相変わらずだな。▼~
でも、お前がそばにいてくれれば~
リズも安心だ。これからもよろしく頼む。▼~
:[マリアベル]|はいっ! お任せください!~
必ずクロムさんのお役に立ってみせますわ!▼~
***支援A [#y719660b]
:[マリアベル]|あら、クロムさん。~
ご機嫌いかがですか?▼~
:[クロム]|マリアベル。ああ、特に問題はないぞ。▼~
:[マリアベル]|なにか、わたくしがお役に立てる~
ご用があればお申し付けくださいね。▼~
:[クロム]|ああ…いつも気遣いありがとう。▼~
でも…俺が王族だからって、~
あんまり無理をすることはないんだぞ?▼~
:[マリアベル]|ああ、いえ、そんな事は~
おっしゃらないで下さいまし!▼~
わたくしはクロムさんとリズのためなら、~
命をかけて戦う覚悟はできていますもの!▼~
:[クロム]|命をかけて…か。俺は…仲間に~
そんな無理はさせたくないな…▼~
:[マリアベル]|…クロムさん…▼~
:[クロム]|…そういえば、マリアベルは以前、~
ペレジアにさらわれたことがあったが…▼~
その場にいた兵たちの話だと、▼~
お前は領地を荒らす~
ペレジア軍の前に立ちはだかって▼~
イーリスから立ち去るよう~
説得を試みていたそうじゃないか。▼~
その結果、連れ去られるはめに~
なってしまったが…▼~
もしかして、あれも~
俺やリズのためにと思って…?▼~
:[マリアベル]|…あ…あの、ええと…は、はい。▼~
あの場所でペレジア軍を~
追い返すことができれば、▼~
クロムさんやリズに余計な~
心配をかけなくてすむのではないかと…▼~
そう考えたら~
体が勝手に動いていましたの。▼~
相手は武器を持っていたというのに、~
無謀なことをしてしまいましたわ…▼~
:[クロム]|やはりそうだったのか。▼~
だが、マリアベル…約束してくれ。~
もうあんな無理は二度としないと。▼~
:[マリアベル]|えっ…?▼~
:[クロム]|マリアベルが俺やリズを大切に~
思ってくれているように、▼~
俺たちにとっても、~
お前は大切な存在なんだからな。▼~
:[マリアベル]|ク、クロムさん…!~
はい! ありがとうございます!▼~
今後は二度と無謀な行動はとりません。▼~
クロムさんのお気を~
煩わせるわけには参りませんもの…!▼~
:[クロム]|…違うぞ、マリアベル。~
俺の気を煩わせるとかじゃない。▼~
俺はただ、仲間として~
お前の身が心配なんだよ。▼~
あの時のようにお前の身に~
なにかあったらどうするんだ?▼~
俺も、リズも…みんなが悲しむんだぞ?▼~
:[マリアベル]|クロムさん…!▼~
わかりました! このマリアベル、~
無謀な行為は控えるとお約束します!▼~
:[クロム]|ああ、一人で無理をすることはないんだ。~
一緒に協力しながら歩んでいこう!▼~
***支援S [#o2b865a3]
:[マリアベル]|クロムさん!▼~
お茶とお菓子をお持ちしましたわ!~
甘い物を食べると疲れが取れますわよ?▼~
:[クロム]|マリアベル、ありがとう。~
せっかくだから、いただくとしようか。▼~
あ! …これは俺が子供の頃から~
好きなお菓子だよな!?▼~
…どうして知っていたんだ?▼~
:[マリアベル]|リズに教えてもらいましたの。▼~
:[クロム]|そうか、あいつなら確かに知ってるはずだ。▼~
:[マリアベル]|さすがリズですわ…最愛の兄のことは~
ちゃんと把握されています…▼~
わたくしなんて敵うはずもない…▼~
:[クロム]|マリアベル、なにを言っているんだ?~
あいつは妹だぞ?▼~
:[マリアベル]|でも…あの…その。▼~
クロムさんの近くには、~
リズやリズのお友達を始めとして、▼~
貴族の女性方がたくさんいて…~
クロムさんと親しくされていましたわ…▼~
:[クロム]|ん…? まぁ俺も一応王族だからな。~
ひととおりの礼儀はわきまえているが…?▼~
:[マリアベル]|いえ…ですから、その…▼~
クロムさんのお心に~
わたくしが入り込む隙間なんて…▼~
どこにもないんじゃないかって…▼~
:[クロム]|えっ…お、お前!!~
今の、そういうこと言うタイミングか!?▼~
:[マリアベル]|…えっ?▼~
………▼~
あああああーーーっ!!▼~
わ、わたくしとしたことが、思わず~
本音をポロリと言ってしまいましたわっ!▼~
ああ、ああ~~~んっ!▼~
は、は、恥ずかしいですわ~~!▼~
あな、あな、穴があったら入りたいっ!▼~
入った後は誰か、~
土をかぶせて下さいませ~~!!▼~
:[クロム]|お、おいおいっ、マリアベル!!~
いいから少し落ち着け!!▼~
:[マリアベル]|はうっ!!~
た、大変申し訳ございません!▼~
クロムさんの御前でわたくしったら~
なんてはしたない…▼~
:[クロム]|………▼~
:[マリアベル]|ク…クロムさん!?▼~
あ、改めまして、聞いていただきたい~
お話があるのですが!▼~
:[クロム]|…もう大体わかってるけどな。~
一応聞こう。▼~
:[マリアベル]|そ、その、実はわたくし、~
クロムさんをお慕いしております…▼~
幼い頃よりクロムさんのことを~
ずっと想っておりました…▼~
ただ、クロムさんのおそばにはたくさんの~
貴族の女性の方々がいらっしゃったので、▼~
とてもわたくしではそんな器にはなれないと、~
今までこの気持ちを封じておりました。▼~
:[クロム]|…………▼~
:[マリアベル]|で、でも知られてしまったからには、▼~
このマリアベル…! 気持ちをやはり~
伝えたいと思いました…!▼~
:[クロム]|それは、辛い思いをさせたな…▼~
でも…それなら、~
もっと早く言ってくれれば良かったんだ。▼~
…俺も、マリアベルが好きだよ。▼~
:[マリアベル]|えっ? …ほ、本当ですか!?▼~
:[クロム]|ああ、そうやって自分を押し殺し、~
周囲のことに気を配れるお前が、▼~
昔からずっと好きだったよ。▼~
:[マリアベル]|ク、クロムさん…▼~
:[クロム]|これを…受け取ってくれ。▼~
:[マリアベル]|こ…これは、指輪ですわ?~
しかもイーリスの家紋付きの?▼~
こ、こんな貴重な物を…?▼~
:[クロム]|ああ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
ずっと肌身離さず持っていたが、~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に▼~
贈るようにと教わったんだ。~
だから…お前にこれを渡すよ。▼~
:[マリアベル]|…ありがとうございます、クロムさん。~
大切に致しますわ…!▼~
:[クロム]|さて…まずはリズに、この話を~
報告しないといけないな。▼~
あいつ…なんて言うかな?▼~
:[マリアベル]|きっとあの子のことですから…~
わたくしたちのこと、祝福してくれますわ?▼~
:[クロム]|ははっ、そうだな。▼~
**ガイア [#p9a35b9d]
***支援C [#y0d766f9]
:[クロム]|ガイア、ちょっといいか?▼~
:[ガイア]|なんだ?▼~
:[クロム]|お前、以前は盗賊として~
色んな場所へ行った事があるんだろう?▼~
:[ガイア]|そうだが…~
何か問題にでもなったか?▼~
:[クロム]|いや、ちがうんだ。~
俺はそういった経験がない。▼~
他国に行くのは、王族としての~
務めを果たしに行く時ばかりだからな。▼~
自分の行きたい所に行って~
やりたいことをやるなんて、夢のまた夢だ。▼~
だから、自由に世界を飛び回るのは~
どんなものなんだろうと思ってな。▼~
:[ガイア]|お前が思ってるほどいいものじゃないぞ。~
盗賊稼業は厳しいものだ。▼~
物見遊山で世界中を~
めぐっていたわけじゃない。▼~
:[クロム]|そうだな。すまない。~
変な事を聞いた。▼~
:[ガイア]|どうしてそんなことを?~
…ひょっとして、今の状態がイヤなのか?▼~
:[クロム]|そういうわけじゃない。~
ただ、王族である以上、自由は存在しない。▼~
だから、たまにふと思うときがある。~
『自由に生きる』ってどんな気分だろうってな。▼~
:[ガイア]|なるほど。~
王族ってのも楽じゃないんだな。▼~
:[クロム]|まあな。だが飢えに~
苦しんだりしているわけじゃない。▼~
ぜいたくな話と言えば~
返す言葉はないんだけどな。▼~
:[ガイア]|……▼~
***支援B [#m612d65e]
:[ガイア]|クロム。▼~
:[クロム]|ガイアか、どうした?▼~
:[ガイア]|今日の夕食の後、~
何か予定はあるか?▼~
:[クロム]|部隊にある物資を確認するつもりだ。~
戦う時に武器が不足してると大変だからな。▼~
:[ガイア]|じゃあ、明日はどうだ?▼~
:[クロム]|明日か…▼~
明日は今後の作戦について~
詳細をつめるつもりでいた。▼~
:[ガイア]|…お前、本当に忙しいんだな。▼~
:[クロム]|なにかあるのか?~
必要なら時間を作るが。▼~
:[ガイア]|必要、ね。~
そうは言えないかもしれんが…▼~
:[クロム]|? どういうことだ?▼~
:[ガイア]|お前、このまえ、王族には~
自由がないって話をしてたろう?▼~
:[クロム]|ああ。▼~
:[ガイア]|だから教えてやろうと思ってな。~
自由気ままな者の楽しみってやつを。▼~
:[クロム]|だが、どうやって? これから~
世界中を旅するわけにもいかないだろう。▼~
:[ガイア]|そこは、その時のお楽しみってところだな。~
ま、時間ができたら声をかけてくれ。▼~
***支援A [#t2b87bd3]
:[ガイア]|来たか、クロム。~
準備はいいか?▼~
:[クロム]|準備と言われても~
特に何もしていないぞ。▼~
:[ガイア]|なんだ。少しは~
いい格好をしてこいよ。▼~
:[クロム]|と言われても~
なにをどうすればいいんだ?▼~
俺はお前に~
『時間ができた』と言っただけだぞ?▼~
そうしたら『出かけるからここに来い』と…~
一体どこに行くというんだ?▼~
:[ガイア]|野暮だな。出かけるといえば~
盛り場にくりだすに決まっているじゃないか。▼~
:[クロム]|盛り場? いやしかし…▼~
:[ガイア]|なんだ、逃げるのか?~
自由な世界を知りたいんだろう?▼~
今から色々ゆっくり教えてやるよ。~
さ、行くぞ。▼~
:[クロム]|お、おい、ちょっと…▼~
(暗転)~
:[ガイア]|どうだった? クロム▼~
:[クロム]|いや、その。うん。~
色々と勉強になった。▼~
:[ガイア]|楽しかったか?▼~
:[クロム]|そ、そうだな…~
とにかく勉強にはなった。▼~
:[ガイア]|少し刺激が強すぎたかな?~
まあいい。とりあえず目的は達したな。▼~
:[クロム]|目的?▼~
:[ガイア]|お前に色んな世界を見せることだよ。~
クロム、お前は自由がないと言ってたよな。▼~
:[クロム]|ああ。▼~
:[ガイア]|本当にそうか?▼~
やろうと思えば今日だって~
新しい世界を見ることができた。▼~
お前は『王族』によりかかって~
自分で世界を狭くしてるんじゃないか?▼~
王族だろうと、流れ者だろうと~
見る気があるかって事だと思うがな。▼~
:[クロム]|…そう、だな。▼~
ありがとう、ガイア。俺は自分の~
立場に甘えていたのかもしれない。▼~
:[ガイア]|そこまで思うことはないさ。▼~
お前が背負ってるのは、俺たちが~
想像できないほど重いものだろうからな。▼~
要は、ものの見方、考え方なんて~
心の持ち方ひとつってことさ。▼~
:[クロム]|それを言うために~
俺をここに連れてきたのか?▼~
:[ガイア]|俺が楽しみたかったって~
こともあるがな。▼~
気に入ったのなら~
また連れてきてやろうか?▼~
:[クロム]|いや、その…~
考えさせてくれ。▼~
**オリヴィエ [#x056bb00]
-通常の手順では、支援Aまでしか見ることができない。
-支援Sは、クロムとオリヴィエを結婚させたデータをセーブす...
***支援C [#pb012d5d]
:[クロム]|あっ、オリヴィエ。~
こんなところに一人でいたのか。▼~
:[オリヴィエ]|あっ、クロム様…!~
…は、は、はい!▼~
ひ、一人の方が~
落ち着くものですから…!▼~
:[クロム]|…じゃあ、くつろいでいたんだな。~
邪魔して悪かったな。▼~
:[オリヴィエ]|い、いえ…! だ、大丈夫です。~
気にしないでください~…▼~
:[クロム]|そ、そうか…ならいいんだが。▼~
:[オリヴィエ]|………………▼~
:[クロム]|………………▼~
:[オリヴィエ]|………………▼~
:[クロム]|………………▼~
まいったな…会話が続かないな?~
俺も元々、口数が多い方じゃないしな…▼~
:[オリヴィエ]|え、ええと…それでは、~
私は失礼いたします!▼~
:[クロム]|あ…オリヴィエ!?▼~
…やれやれ。俺は仮にも王族…~
そして一軍の指揮官だぞ?▼~
兵士たちの先頭に立ち、常に大衆を率いて~
いかなくてはならない立場にいる者が、▼~
仲間との会話ひとつまともにできなくて、~
一体どうするって言うんだ…?▼~
特にオリヴィエとはあまり~
打ち解けられていない気がしたから、▼~
何とか心を開いて欲しいんだがな…▼~
***支援B [#sbc01834]
:[クロム]|あそこにいるのはオリヴィエ…▼~
よし、今日こそは~
会話を続けてみせるぞ。▼~
あいつが心を開いてくれるように…!▼~
これもまた、王族として、~
指揮官としての務めだ!▼~
-(暗転)
:[クロム]|オ、オリヴィエじゃないか。▼~
今日は一人で何をしているんだ?▼~
:[オリヴィエ]|あっ! ク…クロム様!▼~
…いえ、あの、ただ…踊りの稽古を~
していただけです…▼~
私にとって踊りは~
この軍に居させてもらえる唯一の意義…▼~
その稽古をするのは当然ですので…▼~
:[クロム]|…そ、そんなに自分を~
卑下しなくたっていいじゃないか。▼~
別に踊りが踊れなくても追い出したりは~
しないぞ?▼~
:[オリヴィエ]|…す、すみません…▼~
:[クロム]|い、いや…すまん、~
責めているわけじゃない。▼~
…それにしても偉いな、オリヴィエは。▼~
確かに、日々の稽古なしには~
オリヴィエの見事な踊りは生まれないよな。▼~
:[オリヴィエ]|い、いえ…私なんて、まだ未熟で…▼~
:[クロム]|そうやってまた謙遜するな。▼~
:[オリヴィエ]|えっ…~
うぅ…ごめんなさい~…▼~
:[クロム]|あ…いや、やっぱり~
上昇志向があっていいと思うな…▼~
俺もオリヴィエを見習って、~
もっと剣技を磨かないとな。▼~
:[オリヴィエ]|そ、そんなに褒めないでください…~
は、恥ずかしいです~!!▼~
:[クロム]|えぇっ!? す、すまん…!▼~
:[オリヴィエ]|え、えっと…▼~
:[クロム]|どうした、オリヴィエ?~
ずっとこちらを見て…?▼~
:[オリヴィエ]|いえ、あの…その…!▼~
…し、失礼しますっ!▼~
:[クロム]|あっ、おい、オリヴィエ!?▼~
-(オリヴィエ消える)
:[クロム]|…行ってしまったか。~
まだオリヴィエは…緊張していたな。▼~
まぁ、今日は前回よりは~
会話が続いたし、もう少し頑張ってみるか。▼~
***支援A [#f1d45fea]
:[クロム]|オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|ク、クロム様!▼~
:[クロム]|今日も踊りの稽古か?▼~
:[オリヴィエ]|あ…はい。~
でも、ちょうど今終わったところです。▼~
:[クロム]|そうか。オリヴィエの踊りを~
見学させてもらおうと思ったんだが…▼~
:[オリヴィエ]|そ、そんな…私、誰かに見られていたら、~
とても稽古なんて続けられません…▼~
:[クロム]|えっ…? でも、戦場では~
みんなに踊りを見せてるだろ?▼~
:[オリヴィエ]|ぶ、舞台や戦場では、それがお仕事なので、~
仕方ありませんが…▼~
で、できれば、練習は一人で…▼~
:[クロム]|恥ずかしがり屋なんだな、オリヴィエは…~
よく、それで旅芸人を続けられたもんだ。▼~
逆に感心するよ。▼~
第一、お前の踊りはすごいんだし、~
恥ずかしがる必要なんてないのに…▼~
:[オリヴィエ]|ば、バジーリオ様からも~
同じことを言われました。▼~
『下手ならともかく、上手い踊りを~
恥じることなんてないだろ?』と…▼~
で、でも、私なんてまだまだで…▼~
:[クロム]|そういえば、オリヴィエは~
バジーリオと昔から知り合いなんだよな。▼~
二人は、どうやって知り合ったんだ?▼~
:[オリヴィエ]|…バジーリオ様は、私の恩人なんです。▼~
昔、私が旅の一座にいた頃、とある有力者に~
気に入られてしまったことがありまして…▼~
その人に言い寄られて困っていた私を~
救ってくれたのがバジーリオ様だったんです。▼~
:[クロム]|なんだか、そのバジーリオこそ~
オリヴィエに言い寄りそうに見えるけどな。▼~
:[オリヴィエ]|バ、バジーリオ様は…▼~
『権力や脅しで~
女をモノにしようとする奴は許せねぇ!』▼~
…とおっしゃっていました。▼~
:[クロム]|なるほどな…バジーリオなりの~
信念があるってわけだな。▼~
確かにあの男は、自分の魅力を知らしめて、~
好きになってもらえるよう努めるだろうな。▼~
:[オリヴィエ]|うふふっ…。バジーリオ様の~
誤解が解けて良かったです。▼~
:[クロム]|…えっ?▼~
:[オリヴィエ]|えっ…? あ、あの、私なにか~
変なことをしたでしょうか?▼~
:[クロム]|あ、あの…いや、オリヴィエって、~
そんな風に笑えるんだなって思ってな。▼~
:[オリヴィエ]|えっ…?~
あ、私、笑っていました…か?▼~
:[クロム]|あぁ。いい笑顔だったよ、オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|えっ!? そ…そんな!▼~
そんなこと言われたら、~
恥ずかしいです~!!▼~
:[クロム]|そ、そうか。すまんすまん。でも今日は、~
面白い話を聞かせてもらった、ありがとう。▼~
オリヴィエについても前より少し…~
近づけた気がするよ。▼~
また今度な、オリヴィエ。▼~
:[オリヴィエ]|は…はい。それでは、また…▼~
-(クロム消える)
:[オリヴィエ]|クロム様とこんなにお話できた…▼~
最初はちょっと怖かったけど、▼~
クロム様って本当は~
とっても優しい人みたいです…▼~
***支援S [#ua70140e]
:[オリヴィエ]|…クロム様。~
こ、こんにちは…▼~
:[クロム]|オリヴィエ…珍しいじゃないか~
お前から話しかけてくれるなんて。▼~
:[オリヴィエ]|…は、はい。いつもクロム様から~
声をかけていただいているので、▼~
たまには私から、と…▼~
:[クロム]|そうか、それは嬉しいな。▼~
以前は少し…怯えていたというか、~
常に緊張している様子で、~
ちょっと考えられなかったからな。▼~
:[オリヴィエ]|は、はい…私も驚いています…▼~
…昔は自分から他人に話しかけたり、▼~
昔話をしたりなんて、~
とても考えられませんでした…▼~
…普通は、そんな話をする前に~
私のほうから逃げてしまいますから…▼~
:[クロム]|なら…バジーリオには感謝しないとな。▼~
バジーリオのおかげで、こうして~
お前と出会って仲良くなれたんだから。▼~
:[オリヴィエ]|そ、そうですね…~
クロム様と知り合えて、良かったです…▼~
:[クロム]|そうだな…お前と出会わなければ、▼~
もちろんお前のその笑顔を~
見ることもなかっただろうしな。▼~
:[オリヴィエ]|…私も、少し前まではこんな風に~
笑えるなんて思ってもみませんでした。▼~
だって…クロム様とお話しするのは、~
他の方と話すより勇気がいりましたから…▼~
:[クロム]|えっ? それって、~
俺が怖かったってことか?▼~
:[オリヴィエ]|えと…そ、そうですね…▼~
クロム様は私たちのリーダーですし、▼~
…戦時に張りつめた表情をされることが~
多くて、近寄りがたい雰囲気があるなって…▼~
:[クロム]|…そ、そうか。▼~
:[オリヴィエ]|はい、…でも私はもう、クロム様のこと、~
怖いなんてちっとも思ってませんからね。▼~
…うふふふっ。▼~
:[クロム]|ははっ。オリヴィエ…また笑っているな。~
この間と同じ、いい笑顔だ…▼~
:[オリヴィエ]|ええ…私、クロム様の前でなら、~
自然に笑えるようになりました…!▼~
それに…クロム様も笑顔…▼~
戦いの時には見せない、~
とても優しい顔ですね。▼~
:[クロム]|俺のこの笑顔を作ってくれたのは、~
オリヴィエだ。だから…▼~
:[オリヴィエ]|えっ…?▼~
:[クロム]|…なぁ、オリヴィエ? お前さえ良ければ、~
俺はこれから先もずっとお前を見ていたい。▼~
:[オリヴィエ]|ク、クロム様…?▼~
:[クロム]|踊っている最中だけじゃなく…~
どんな時もお前を見て、そして守りたい。▼~
…お前を、幸せにしてあげたいんだ。▼~
:[オリヴィエ]|えぇっ!? そ、それって~…▼~
:[クロム]|俺は…お前が好きだ…!~
俺の妻に…なってもらえないか?▼~
:[オリヴィエ]|うぅ…は、恥ずかしい…ですけど、~
こんな私でよろしければ…▼~
:[クロム]|そうか…そう言ってくれるか!▼~
:[オリヴィエ]|はい。私、クロム様とお話していて、~
とっても心が穏やかになれました。▼~
こんな人とずっと一緒にいたいなぁって。▼~
:[クロム]|それは俺も同じさ!▼~
…! あ、ああ、そうだ。こんな時の~
ためにこれを用意していたんだった。▼~
その…俺の気持ちの証明だと思って、~
これを…受け取ってくれ。▼~
:[オリヴィエ]|こ…これは、指輪?~
しかもイーリスの家紋が彫ってあります。▼~
貴重な物ではないのですか?▼~
:[クロム]|あぁ…これは俺が生まれた記念に~
両親が作ってくれたものらしい。▼~
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に~
これを贈るようにと教わったんだ。▼~
だから…お前にこれを渡す。▼~
そして生涯の愛を誓おう。▼~
:[オリヴィエ]|あ…ありがとうごさいます。▼~
私も…これから先ずっとずっと…~
クロム様を愛すると誓います。▼~
:[クロム]|嬉しいよ、オリヴィエ。~
これからは、どんな時も一緒だ。▼~
俺は、お前がずっと~
笑っていられるように力を尽くそう。▼~
:[オリヴィエ]|…はい。そして、私たちの周りの~
みんなも笑顔にしてあげましょうね。▼~
みんなが笑っていられる世界…~
とっても素敵だと思います…▼~
:[クロム]|みんなが笑っていられる世界…か。~
あぁ。俺とお前なら…きっとできる。▼~
愛しているよ、オリヴィエ。▼~
**ルキナ [#t9b06ba7]
***支援C [#w7990b53]
:[ルキナ]|お父様。剣の稽古を~
つけてくださいませんか?▼~
:[クロム]|稽古? お前の腕なら俺が稽古を~
つける必要などないだろう。▼~
技の冴えは、俺よりも上だ。~
その先は自らで磨き上げて、▼~
お前だけの高みにたどり着くための~
修練をすればいい。▼~
:[ルキナ]|あ…でも、私はお父様に…▼~
:[クロム]|ん?▼~
:[ルキナ]|いえ…ご迷惑だったら…いいんです。▼~
:[クロム]|迷惑とは言っていない。~
俺はただ、お前の腕であれば…▼~
:[ルキナ]|…………▼~
:[クロム]|ふぅ…わかった。~
訓練用の剣を持ってきてくれ。▼~
:[ルキナ]|良かった。実はもう~
ここに持ってきているんです。▼~
:[クロム]|やれやれ、準備は万端か。~
いいだろう、始めよう。▼~
:[ルキナ]|はい! よろしくお願いします!▼~
:[クロム]|はぁぁっ!!▼~
:[ルキナ]|やぁぁっ!!▼~
:[クロム]|…っ!▼~
:[ルキナ]|…くっ!▼~
:[クロム]|…さすがだな。かわしたつもりだったが~
剣先が頬をかすめていたようだ。▼~
:[ルキナ]|でも…私の負けですね。▼~
お父様が胴を薙ぐ瞬間に~
剣を止めていなければ、▼~
骨が砕けて~
しまっていたでしょうから…▼~
やっぱり、私はまだまだ未熟です。~
もっと稽古をつけてもらわないと。▼~
:[クロム]|! まさかお前…俺にこれからも~
稽古をつけさせるためにわざと…?▼~
:[ルキナ]|まさか。~
そんなわけ…ないじゃないですか。▼~
:[クロム]|…末恐ろしい娘だな、お前は。▼~
***支援B [#ra34c73c]
:[クロム]|よし。今日の稽古は~
このへんにしておこう。▼~
:[ルキナ]|ありがとうございました、お父様。▼~
:[クロム]|お父様、か。~
どうにも慣れないな、その呼び方は。▼~
:[ルキナ]|やっぱり、嫌…ですか?▼~
:[クロム]|そんなことはない。~
不思議な気分だというだけだ。▼~
じつは自分に子供がいるというのも~
ぴんときていないところがある。▼~
:[ルキナ]|そうなんですか?▼~
:[クロム]|あぁ。~
あいつには内緒にしておいてくれよ。▼~
:[ルキナ]|あいつって…~
お母様のことですよね?▼~
うふふ。お父様ったら、~
名前をお呼びすればいいのに、照れちゃって…▼~
:[クロム]|むぅ…▼~
娘の前であいつの名を呼ぶのは、~
どうにも恥ずかしくてな…▼~
:[ルキナ]|まぁ、お父様ったら。▼~
…でも、お父様の内緒話、~
久しぶりに聞きました。▼~
未来のお父様は、~
よくしてくれてたんですけど。▼~
:[クロム]|ん? 未来の俺は~
隠し事ばかりしているのか?▼~
:[ルキナ]|いえ、内緒話って言うと~
私が喜んだから、それで。▼~
:[クロム]|…思いのほか子煩悩らしいな、~
未来の俺は。▼~
:[ルキナ]|あ、でもどうしても教えてくれない~
話があったんですよ。▼~
:[クロム]|教えてくれない話?▼~
:[ルキナ]|お母様との馴れ初め。▼~
:[クロム]|…それは、子どもに語って~
聞かせるような話じゃないだろう。▼~
:[ルキナ]|えー、そうですか?~
私は聞きたいですけど…▼~
そうだ、私がお父様から一本取れたら~
話してくれるというのはどうですか?▼~
:[クロム]|断る。▼~
:[ルキナ]|あら…自信がないんですね?▼~
:[クロム]|む…いいだろう。~
その勝負、受けてやろう。▼~
:[ルキナ]|ふふ、本気でいきますよ。~
絶対に、聞きたいですから。▼~
:[クロム]|俺も、本気でいかせてもらう。~
絶対に話したくないからな。▼~
***支援A [#p7d01762]
:[ルキナ]|今日もお願いします、お父様。▼~
:[クロム]|稽古の前にひとつ…~
訊いておきたいことがある。▼~
:[ルキナ]|なんですか?▼~
:[クロム]|ずっと、訊こうと思っていた~
ことなんだが…▼~
この戦いが終わったあと、~
お前は元いた世界へ帰れるのか?▼~
:[ルキナ]|…わかりません。▼~
時空の門を逆にくぐることができたとしても、~
元いた世界に戻れる保証はないと…▼~
ここに来る直前に、~
ナーガ様から聞かされました。▼~
:[クロム]|…そうか。▼~
:[ルキナ]|安心してください、お父様。~
闘いが終われば、私は消えますから。▼~
:[クロム]|消える? なぜだ。▼~
:[ルキナ]|時の理を外れた私がそばにいることは~
きっと、お父様の迷惑になるから…▼~
:[クロム]|…ルキナ。~
今の言葉、二度と口にするな。▼~
:[ルキナ]|え…?▼~
:[クロム]|お前が俺の迷惑になることなど~
絶対にあり得ない。▼~
:[ルキナ]|でも…▼~
:[クロム]|ふぅ…あまり言葉にするのは~
得意じゃないんだが…▼~
一度きちんと、お前への思いを~
伝えておかないといけないようだな。▼~
:[ルキナ]|私への思い…ですか?▼~
:[クロム]|…ありがとう、ルキナ。~
お前には、本当に感謝している。▼~
生まれてきてくれたことに、~
まっすぐに育ってくれたことに▼~
苦難を乗り越え、引き返せぬかもしれぬ道を~
ここまで駆けてきてくれたことに…▼~
俺は、本当に感謝している。~
ありがとう…ルキナ。▼~
:[ルキナ]|お…お父様…▼~
:[クロム]|お前は、俺の大切な家族だ。~
だからずっと…ここにいていいんだ。▼~
:[ルキナ]|う、うぅ…お父様…▼~
お父様ぁぁぁっ!!▼~
:[クロム]|ルキナ…▼~
**アズール(親子) [#d7eee387]
***支援C [#v69f7c5f]
:[アズール]|はぁ…もうちょっとでお姉さんと~
お茶の約束ができたのにー。▼~
父さんったら何で止めに来るのー?▼~
:[クロム]|もうすぐ行軍の時間だ。~
仕方ないだろう。▼~
時間を忘れてナンパをしていた~
お前が悪い。▼~
:[アズール]|あ、そうだったね。ごめんなさーい。~
よーし、今日もいっちょ頑張るかぁー!▼~
:[クロム]|…………▼~
:[アズール]|ん? どしたの、父さん。~
僕の顔に何かついてる?▼~
:[クロム|…いや。お前、未来にいた時から~
そんな感じなのか?▼~
:[アズール]|そんな感じ、って?▼~
:[クロム]|絶望に支配されていたという未来から~
来た割には、悩みが無さそうというか…▼~
ルキナが持っている~
強い使命感や決意のようなものが、▼~
お前からは微塵も感じられないというか…▼~
:[アズール]|えー!? ちょっと何それ!~
僕だってちゃんとした使命ぐらいあるよ!▼~
:[クロム]|ほぅ…何だ?▼~
:[アズール]|えへへ。そりゃもちろん、~
大勢の女の子たちにモテることだよー!▼~
:[クロム]|お、女の子にモテるだと!?~
…それがお前の使命か?▼~
それがわざわざ過去に来てまで、~
成し遂げる使命なのか!?▼~
:[アズール]|やだ。父さんったら僕の使命を~
そんな大声で…恥ずかしいよ。▼~
:[クロム]|そうやって恥じらうな…気持ち悪いぞ。▼~
:[アズール]|気持ち悪いだなんてひどいなー。~
母さんが恥じらったら喜ぶくせにー。▼~
:[クロム]|うっ…~
そ…それとこれとは話が別だ。▼~
はぁ…お前の相手をしてると疲れる。~
俺は先に行くぞ。▼~
:|'''(クロム退場)'''
:[アズール]|…………▼~
…はは。悩みが無さそう、ねぇ…~
父さんもなかなかキツいこと言うなぁー…▼~
***支援B [#k1347726]
:[アズール]|いたたた…参ったなぁ…これ。~
こんなんじゃ戻れないよ…▼~
:[クロム]|どうした、アズール。▼~
:[アズール]|うわっ!? と、父さん!?~
えーと…ちょっと可愛い子見かけちゃってさ!▼~
:[クロム]|…嘘だな。明らかに傷を庇っている。~
この辺り、怪我をしているだろう。▼~
:[アズール]|いっ…! 痛い痛い! 痛いよ…!~
もう、父さんったら乱暴なんだから…▼~
:[クロム]|おい!これ…結構酷い傷じゃないか。~
…どうしてすぐに言わなかった。▼~
:[アズール]|えー。だってそんなかっこ悪いところ、~
女の子に見られたらまずいじゃない?
:[クロム]|…っ!! いい加減にしろ!!▼~
:[アズール]|父さん…?▼~
:[クロム]|お前、こんな時まで女の話か!?~
ふざけるのも大概にしろ!▼~
本当に、何のためにこの時代に来たんだ!?~
ルキナはあんなに必死で戦ってるのにお前は…▼~
…姉のルキナがどんな思いで戦っているのか、~
少しもわかってないようだな…!?▼~
:[アズール]|………▼~
知った風な口きかないでよ…▼~
わかってないのは、父さんの方だよ…!▼~
:[クロム]|なんだと?▼~
:[アズール]|僕が本当に、女の子にモテたいだけなら、~
こんなところまで来てないよ。▼~
毎日毎日、明日死んじゃうんじゃないかって~
思いながら…戦ったりなんかしてないよ!!▼~
:[クロム]|…アズール?▼~
:[アズール]|僕、これでも未来では期待されてたんだよ。~
毎日毎日、屍兵を倒し続けてたから。▼~
皆の期待を背負ってるのに、~
弱いところなんて、見せられない。▼~
あの世界で…辛いのはみんな同じなのに、~
僕だけ弱音を吐くなんて、できない。▼~
父さんがいなくても、~
母さんが死んじゃっても、大丈夫だって…▼~
いつも笑って、何でもないよって顔して~
戦い続けるしかなかったんだよ…!!▼~
:[クロム]|…………▼~
:[アズール]|…父さんは僕に~
悩みが無さそうだって言うけど、▼~
今だって…苦しいとか辛いとか~
まったく思わないなんてこと、無い。▼~
ただ、それを見せたくない…ううん、~
見せられなかっただけなんだ。▼~
それが父さんの気に障ったのなら~
謝るよ…ごめんなさい。▼~
:[クロム]|…いや…▼~
:[アズール]|あと…心配してくれて、ありがと。~
この傷、ちゃんと治してもらってくるから…▼~
:|'''(アズール退場)'''
:[クロム]|………▼~
…悪いことをしたな…▼~
***支援A [#p67f3a8c]
:[クロム]|アズール。お前に話が…▼~
:[アズール]|あっ、父さん! 見て見て、この前の傷。~
ちゃんと治してもらったんだよー。▼~
:[クロム]|あ…あぁ。良かったな。▼~
:[アズール]|うん、心配かけてごめんねー。▼~
:[クロム]|いや…俺も、この前は~
無神経なことを言ってすまなかった。▼~
お前はちゃんと戦っていたのに、~
何も分かってないなどと言ってしまって…▼~
:[アズール]|あぁ、なんだそんなこと。~
いいんだよ、僕も悪かったんだし。▼~
:[クロム]|しかし…▼~
:[アズール]|…笑ってよ、父さん。▼~
:[クロム]|え?▼~
:[アズール]|そんな神妙な顔してたら、暗くなっちゃうよ。~
笑って笑ってー。ほらほらー。▼~
:[クロム]|あはは…! く、くすぐるなよ…!▼~
:[アズール]|ははは! さすが父さん。いい笑顔だね。~
父さんにはずっと笑ってて欲しいなー。▼~
僕、みんなが笑顔でいられるような~
世界を取り戻すために、ここに来たんだから。▼~
:[クロム]|…それがお前の、本当の使命か?▼~
:[アズール]|そうだよー。この前は嘘ついてごめんね。▼~
でも…これからは、~
父さんには本音を話すって決めたから。▼~
:[クロム]|そうか…良かった。▼~
:[アズール]|でも、僕が本音を話しだすと~
うっとうしいかもよー?▼~
こう見えて僕、すぐ落ち込むし。~
かなり後ろ向きだし、すぐ泣くし。▼~
特にナンパに失敗した時なんかは~
目も当てられない感じになるし、なんてね。▼~
:[クロム]|…アズール。そうやってもう無理に~
俺を笑わそうとしなくていい。▼~
:[アズール]|笑いを取ろうとしたわけじゃないよー。~
僕が女の子を好きなのは本当だし!▼~
:[クロム]|ふっ…それならいいんだが。~
って、女好きなのはいいことなのか…?▼~
…とにかく、俺も、お前が強がらずに~
いられる世界を取り戻す。必ずだ。▼~
未来で死んだ俺の分まで、お前を守る。~
だから…辛い時は、もっと俺を頼れ。▼~
:[アズール]|…父さん…▼~
…ありがとう! 父さんったら~
そんなに僕のこと考えてくれてるんだ…!▼~
:[クロム]|なっ…! アズール!~
首にしがみつくな…! 苦しい…!▼~
:[アズール]|だって、父さんがそんなこと言うなんて~
思わなかったんだもん…▼~
僕も父さんを守るよ。今度こそ…~
父さんを死なせたりなんかしない。▼~
だから…もう僕を置いていかないでね…▼~
:[クロム]|あぁ…約束する…▼~
**ブレディ(親子) [#t2d2e455]
***支援C [#c5b3f508]
:[ブレディ]|さぁ、紅茶が入ったぞ。父さん。▼~
えーと…これは何とかいう地方で採れた~
何とかいう茶葉だな。まぁ、高いやつだ。▼~
:[クロム]|あぁ…▼~
:[ブレディ]|なんだ、何か足りないのか!?~
茶菓子か!? スコーン的なアレか!?▼~
ちっ…あいにく今日はそこまで~
用意できていない。すまないな、父さん。▼~
:[クロム]|おい、ブレディ…▼~
:[ブレディ]|なんだよてめぇは! 早く飲めよ!~
紅茶は冷めるとおいしくないんだぞ!!▼~
:[クロム]|す…すまん!~
いただくぞ。▼~
………それでな、ブレディ。▼~
:[ブレディ]|あぁ?▼~
:[クロム]|なんで俺たち、こんなところで~
優雅にお茶なんかしてるんだ?▼~
:[ブレディ]|なんでって…父さんの日課なんだろ?~
昼下がりに紅茶を飲むの。▼~
:[クロム]|…何だその日課は。~
俺は普段そんなことはしないんだが…▼~
:[ブレディ]|なにぃ!? じゃあさっき母さんが▼~
『お父さんの日課に付き合ってきて~
差し上げなさい』って言ったのは嘘かよ!▼~
:[クロム]|俺に紅茶を飲む日課がない限り、~
そういうことになるな。▼~
:[ブレディ]|あの野郎ーーー!~
俺で遊びやがったなーーー!▼~
:[クロム]|マリアベルのやつ、何を言ったんだ?▼~
:[ブレディ]|…いや、父さんは気にしなくていい。~
俺は今から母さんに話をつけに行く。▼~
父さんはゆっくり茶でも飲んでいてくれ。~
じゃあな!!▼~
:|'''(ブレディ、一瞬消える)'''
:[ブレディ]|…忘れてた。ポットにはこれをかぶせておけ。~
紅茶が冷めにくくなる。▼~
:|'''(ブレディ退場)'''
:[クロム]|な、何だったんだ…!?▼~
***支援B [#p4fea350]
:[ブレディ]|この前は悪かったな、父さん。▼~
:[クロム]|この前って…あぁ、紅茶のことか。~
あんなの、謝ることではないだろう。▼~
ブレディとゆっくり話ができて、~
俺は楽しかったぞ。▼~
:[ブレディ]|なら良かったけどよ…~
結局一人で茶をさせちまったからな。▼~
今日は詫びの気持ちを込めて、~
バイオリンを演奏しようと思う。▼~
:[クロム]|えっ!?▼~
:[ブレディ]|父さんに謝る時はバイオリン演奏が~
必須だと聞いたんだが…▼~
:[クロム]|何なんだ…その謝罪方法は。▼~
:[ブレディ]|バイオリンで立て続けに三曲演奏したのち~
その場で宙返りをすれば▼~
父さんは手を叩いて大喜びする、と…▼~
:[クロム]|それが本当なら~
俺はとんでもないアホだな…▼~
…ブレディ、よく聞け。~
目を覚ませ。▼~
俺はそんな謝罪を受けたことは無いし、~
宙返りを見て大喜びしたことも無い。▼~
またマリアベルに遊ばれたんだよ、お前は。▼~
:[ブレディ]|はぁあ!? またかよ!!~
あの野郎、一度ならず二度までも…!▼~
:|'''(ブレディ消える)'''
:[クロム]|ブレディ、待った。▼~
:|'''(ブレディ再登場)'''
:[ブレディ]|…んだよ、父さん。▼~
:[クロム]|せっかく俺のところに来たんだ。~
今日はゆっくり話でもしよう。▼~
それに…こんなことでもないと、お前は~
俺と話しになんか来なかっただろ?▼~
:[ブレディ]|……ちっ。母さんのやつ、~
こうなることを読んでやがったな…▼~
ふん。あいつの思惑どおりなのは~
気に食わねぇが…▼~
父さんと話すのは、悪くない。▼~
:[クロム]|…そうか。良かった。▼~
***支援A [#f76b7ea5]
:[ブレディ]|…それでな、母さんの奴~
他のことでも俺をおちょくりやがって…▼~
:[クロム]|ふっ…▼~
:[ブレディ]|んだよ、父さん。~
今のはまだ笑うトコじゃねぇぞ。▼~
:[クロム]|…いや、お前と仲良くなれて~
良かったと思ってな。▼~
初めてお前を見た時は、正直~
『こいつがルキナの弟か!?』と思うほど▼~
怖い顔してたもんだから。▼~
:[ブレディ]|悪かったな。こんな怖い息子で。▼~
ま、本当に気に入らねぇんだったら~
『本物』をもっと上手く教育してやるこった。▼~
:[クロム]|本物って…この時代のお前のことか?▼~
:[ブレディ]|あぁ、そうだよ。~
俺はあんたの本物の息子じゃねーからな。▼~
:[クロム]|………▼~
…ブレディ。▼~
:[ブレディ]|…何だお前、なんつー顔してんだよ。~
俺に気ぃ遣う必要なんかねぇよ。▼~
俺は他の奴みたいに~
この時代の自分に嫉妬なんかしない。▼~
所詮は別物だ。本物が産まれたら、~
俺のことを忘れちまっても恨まねぇよ。▼~
:[クロム]|お前…それ本気で言ってるのか!?~
せっかく仲良くなったのに、▼~
息子が産まれたから忘れるなんてこと、~
俺は絶対にしないぞ。▼~
確かにお前は俺の本当の息子ではない。~
でも、他人だなんてことはもっとない。▼~
お前は俺の大切な友人で…~
俺が決めた最初の息子なんだからな。▼~
:[ブレディ]|………父さん。▼~
…んだよ、泣かないでおこうと思ったのに。~
何てこと言いやがんだ…▼~
父さん…忘れてくれって言ったのは嘘だ。~
…覚えててくれよ。俺のこと。▼~
俺と友達になったこと。~
俺みたいな奴がいたこと。…いいよな?▼~
:[クロム]|…当り前だ。忘れられるわけがない。▼~
覚えている、ずっと。未来で死んでしまった、~
お前の本当の父親の分まで…な。▼~
:[ブレディ]|…あぁ。▼~
…もし俺より先に死にやがったら、~
墓に嫌というほど紅茶をかけた上に▼~
バイオリンで三曲演奏して~
宙返りをしてやるからな。覚悟しろ。▼~
:[クロム]|ふっ…それは、~
絶対に死ぬわけにいかないな。▼~
**デジェル(親子) [#od57479b]
***支援C [#qb7a0efa]
:[デジェル]|父さん、今時間ある?~
ちょっと手合わせしてくれないかしら?▼~
:[クロム]|…デジェルか。~
すまん、今日は手合わせはちょっと…▼~
:[デジェル]|と、父さんどうしたの!?~
顔も真っ青だし、脂汗もひどいわ!▼~
:[クロム]|大丈夫だ…。~
ちょっと腹が痛むだけ…うぅっ!▼~
:[デジェル]|お腹!? どこかケガでもしてるの!?~
くっ…いったい誰がこんなことを…!▼~
:[クロム]|今日の食事…▼~
:[デジェル]|へっ?▼~
:[クロム]|今日の食事を食べたら…こうなった。▼~
みんな今、同じような症状で苦しんでいる。~
お前も…気をつけろ。▼~
:[デジェル]|…………▼~
:[クロム]|くそ…ソワレの料理も酷いもんだが~
今日はもっと酷い…いったい誰が…▼~
:[デジェル]|…私よ。▼~
:[クロム]|なにっ…!?▼~
:[デジェル]|……ごめんなさい。~
おいしくできたと…思ったんだけど。▼~
:[クロム]|…き、気にするなデジェル!▼~
俺はおいしく食べたぞ。~
そう、きっとこの腹痛は偶然だ!▼~
:[デジェル]|嘘よ! さっき皆も同じ症状だって~
言ってたじゃない!▼~
父さんのうそつきーーー! わーーーん!!▼~
:[クロム]|おい…、デジェル…!▼~
お…追いかけないと…いかんが、~
腹が……!
***支援B [#i855737e]
:[デジェル]|はっ!! はあっ! でやあぁぁっ!!▼~
:[クロム]|今日はいつにも増して~
激しい訓練だな、デジェル。▼~
:[デジェル]|えぇ。食事当番ができない分、~
実戦でみんなの役に立たないと。▼~
:[クロム]|…もう食事当番はしないのか。▼~
:[デジェル]|あんな結果になったんだから、当然よ。~
父さんも見たでしょう、あの後の戦闘。▼~
みんなが腹痛をこらえながら~
生まれたての小鹿のような足取りで▼~
敵に向かっていく姿を…!▼~
:[クロム]|あれは…確かに大変だった…▼~
しかし、次は上手くいくかもしれん。~
俺はまた食べたいぞ。デジェルの料理。▼~
:[デジェル]|…ダメよ!!▼~
:[クロム]|デジェル…?▼~
:[デジェル]|だって、また失敗したらどうするの?~
もし私の料理を食べて父さんが死んだら?▼~
私の料理で、また未来でのような~
惨劇が繰り返されたらと思うと…!▼~
そんなの私…耐えられない!▼~
:[クロム]|……おい。惨劇だなんて…~
少し大袈裟じゃないのか。▼~
:[デジェル]|父さんはあの光景を知らないから、~
そんなことが言えるのよ…!▼~
:[クロム]|すまん…。~
では、お詫びに俺が料理を教えてやる。▼~
だから元気を出せ。~
上手くできたら、皆に食べてもらうぞ。▼~
:[デジェル]|う…うん…わかったわ…。~
ありがとう、父さん…▼~
***支援A [#bf483e43]
:[クロム]|…うん、いい匂いのスープだ。~
よく頑張ったな、デジェル。▼~
これならきっと、みんなに食べてもらえる。▼~
:[デジェル]|ありがとう。~
父さんの教えが良かったおかげよ。▼~
父さんたら、すごく手際がいいんだもの。~
料理ができるなんて知らなかったわ。▼~
:[クロム]|あぁ。ソワレは料理できないからな。~
結婚してから練習したんだ。▼~
:[デジェル]|そうだったんだ。~
仲良しなのね。父さんと母さん。▼~
:[クロム]|そうだな。▼~
:[デジェル]|…………▼~
…ふふっ。▼~
:[クロム]|どうしたんだ、デジェル?▼~
:[デジェル]|なんかね、こうしてると~
普通の親子みたいだなって思って。▼~
私は、父さんってどんなものか~
知らなかったから…こういうの、嬉しい。▼~
:[クロム]|デジェル…▼~
:[デジェル]|…なんてね。~
ちょっとしんみりしちゃったわ。▼~
さ、試食試食!▼~
:[クロム]|…デジェル、お前はいつも~
気丈で強い面しか見せないが…▼~
俺の前では…もっと甘えていいんだぞ。▼~
:[デジェル]|父さん…。ありがとう…。~
じゃあお言葉に甘えて…▼~
:[クロム]|なんだ? 何でも言ってみろ。▼~
:[デジェル]|私にもっと料理を教えて!~
このスープ、土みたいな味がする…▼~
:[クロム]|……そうか。~
…………土か。▼~
:[デジェル]|うん…▼~
:[クロム]|食べ物の味になるまで…~
付き合うから…な。▼~
:[デジェル]|うん……!▼~
**シンシア(親子) [#t6f027b8]
***支援C [#q918c0c9]
:[シンシア]|んー…ど、れ、に、し、よ、う、か、な!~
ぶちっ!▼~
:[クロム]|シンシア。花びらをむしって~
何をやってるんだ。▼~
:[シンシア]|あっ、父さん! ちょうど良かった!~
父さんはどれがいいと思う?▼~
今度戦場でやる登場の演出を~
花占いで決めてたんだけど、▼~
やっぱり自分じゃ決められなくて…▼~
:[クロム]|…花占いのやり方、間違ってないか?~
まぁいい。演出ってどんなのだ?▼~
:[シンシア]|候補その一、大量に煙幕を焚いて、~
その中から光と共に登場。▼~
:[クロム]|…▼~
:[シンシア]|候補その二、~
死ぬほど花びらが舞い散る中で登場。▼~
:[クロム]|…何?▼~
:[シンシア]|候補その三、意表をついて民家から登場。▼~
:[クロム]|………▼~
:[シンシア]|ね、父さん! どれがいいと思うー?▼~
:[クロム]|あ、あぁ…。えーと、花びらのやつなんか~
いいんじゃないか。▼~
:[シンシア]|候補その二ね! りょーかい!~
じゃあ父さんのためにたくさん花びらを▼~
集めてこなくちゃ!~
あ、花占いの後の花びらでいいかなー?▼~
:[クロム]|えっ…シンシア、まさか~
俺の登場の演出を考えてたのか?▼~
:[シンシア]|そうだよ。だから父さんが来てくれて~
ちょうど良かったと思って!▼~
んふふ、候補その二を選ぶとは意外だったわ。~
楽しみにしててね、父さん!▼~
:[クロム]|お…おいシンシア!▼~
…面倒なことになったぞ。▼~
***支援B [#z4234c23]
:[シンシア]|ご…ごめんね。父さん。▼~
:[クロム]|何だあの花びらの量は。~
…埋もれて死ぬかと思った。▼~
:[シンシア]|いやー…母さんにも手伝ってもらったら~
いつの間にやらすごい量に…▼~
:[クロム]|スミアまで手伝っていたのか…▼~
:[シンシア]|そうだよ。愛する奥さんと娘が~
父さんのために頑張ったんだからー!▼~
家族の愛に埋もれながら戦う父さん、~
すっごくヒーローっぽかったよ!▼~
まぁ正直…花びらでほとんど~
見えなかったけど…えへへ。▼~
:[クロム]|はぁ…。今回は大目に見るが、~
次からこういうことはするんじゃないぞ。▼~
:[シンシア]|えー!? もう父さんの演出とか~
考えちゃダメなのー?▼~
わかった! じゃあ戦場で使う~
かっこいい決め台詞でも考えてみる!?▼~
:[クロム]|…シンシア。~
戦場は遊びで行く場所じゃないんだ。▼~
:[シンシア]|…………。~
…ごめんなさい…▼~
でも、そういう話ぜーんぶダメなんだったら、~
父さんと何を話したらいいの?▼~
あたし、父さんが喜びそうな話なんて~
できそうにないし。▼~
普通の親子が普段何を話してるかも~
あたしには…わかんないよ。▼~
:[クロム]|シンシア…▼~
まったく、お前はしょうがない奴だ。~
無理に話題を探す必要なんてないだろう。▼~
こうやってシンシアが傍にいるだけで、~
十分俺は嬉しいぞ。▼~
:[シンシア]|…ほんとに?~
あたしが傍にいるだけで嬉しい?▼~
:[クロム]|あぁ、本当だ。▼~
:[シンシア]|やだ! 父さんったらうまいこと言って!~
そうやって母さんを落としたんでしょー!?▼~
でもでも、あたしも嬉しいよー!~
父さん、だーーーーーい好きーーー!!▼~
:[クロム]|ぐっ…! シンシア…!~
強く抱きしめすぎ…く、苦しい……!▼~
***支援A [#q10677b1]
:[シンシア]|ねぇねぇ父さん、頭なでなでしてー?▼~
:[クロム]|あ、あぁ…▼~
どうしたんだシンシア、~
最近やけに甘えてくるが…▼~
:[シンシア]|だって父さん、あたしと一緒にいると~
嬉しいって言ってくれたんだもん!▼~
そうだ、今度一緒にお出かけしようよ。~
その日は一日中あたしと一緒にいて?▼~
:[クロム]|…? あ…あぁ…▼~
:[シンシア]|朝から町に行って、~
ずっと手を繋いで歩いてー、▼~
おいしいお店でご飯を食べてー、~
夜は父さんと一緒に寝るの!▼~
:[クロム]|!? 一緒に寝るだと…!▼~
あのな、シンシア。~
いくら親子とは言えそこまでは…▼~
:[シンシア]|絶対忘れられない一日になるよ!~
ね、父さん!!▼~
:[クロム]|おい、話を…!▼~
:[シンシア]|…忘れないでね、父さん。~
例え別の子の父さんになっても…▼~
:[クロム]|……!!▼~
:[シンシア]|えへへー! 安心してよ、父さん。▼~
父さんがあたしの本当の父さんじゃ~
ないってことぐらい、わきまえてるからさ!▼~
この時代のあたしが産まれたら、~
甘えるのは一切やめにしまーす!▼~
それまで付き合ってくれたら…いいの。~
それでいいから…さ。父さん。▼~
:[クロム]|………▼~
シンシア…▼~
:[シンシア]|あたし、父さんには感謝してるんだよー?▼~
父親ってどういうものか教えてくれて。~
いっぱい甘えさせてくれて。▼~
でも、それは本当は~
あたしに向けられるものじゃないんだよね…▼~
:[クロム]|…………▼~
:[シンシア]|…父さん? 泣いてるの?~
もー、しょうがないなぁー。▼~
よしよし。泣かないで、父さん。~
ヒーローのくせに、かっこ悪いよ?▼~
…困っちゃうなぁ。父さんはかっこいい~
ヒーローでいてくれないと。▼~
そうじゃないと…~
心配で、ずっと一緒にいたくなっちゃうよ…▼~
**マーク男(親子) [#cd0e8a11]
***支援C [#r0d90e9b]
:[マーク]|うーん、どうして僕は父さんのこと~
覚えてないんでしょう…?▼~
母さんのことはあんなにちゃんと~
覚えてるのに…▼~
母さんが立派な軍師だったってことも~
一緒に勉強したことも覚えてるのに…▼~
なーんで父さんのことは~
きれいさっぱり忘れてしまったのか…▼~
:[クロム]|どうしたんだ、マーク?▼~
:[マーク]|父さん!▼~
すごいです、ちょうど今父さんのことを~
考えてたんですよー!▼~
これって運命!? 親子の運命!?▼~
…あ、待って下さい。確か母さんが昔…▼~
これは運命じゃない、絆だー!~
みたいなことを言っていたような記憶が…▼~
ってことで父さん、僕らがここで会ったのは~
運命ではなく絆です!▼~
:[クロム]|はぁ…。そうか。▼~
:[マーク]|そうですよ! 絆って素晴らしいです。~
覚えてなくても呼び合うものなんですね。▼~
…って、感心してる場合じゃ~
ありませんでした。▼~
僕、なんで父さんのこと覚えてないのか~
ずーっと考えてたんです。▼~
良かったら父さん…僕が父さんのこと~
思い出せるように協力してくれませんか?▼~
:[クロム]|あぁ…▼~
:[マーク]|良かった!~
ではまた時間のある時に声をかけますね。▼~
男同士の約束ですよ!~
じゃあ僕はこれで!▼~
:[クロム]|よく喋る奴だな…▼~
***支援B [#p286731f]
:[マーク]|父さんっ、今時間いいですか?▼~
:[クロム]|あぁ。▼~
:[マーク]|やったぁ! じゃあ約束通り、~
『記憶を取り戻そう大作戦』に▼~
協力していただくことにします!▼~
とは言ったものの、どうしたら記憶って~
戻るんでしょうね…▼~
頭を強くぶつけるのは~
もう何度も試しましたし…▼~
ゆらゆら揺れるものを見つめ続けるのも~
僕には効果がありませんでした…▼~
ねぇ父さん、どうしたらいいと思いますか?▼~
:[クロム]|…俺の顔をじっと見てみるとか?▼~
:[マーク]|それだーーー!! 父さん天才です!▼~
未来ではきっと見慣れていたはずですし、~
じっと見てたら、何か思い出しますよね。▼~
んー、なかなか良い策ですよこれは。▼~
さすが天才軍師の母さんを~
コロッと落としただけのことはありますね。▼~
ではでは、失礼して…。~
じーーーーーーーっ…▼~
……………………▼~
……………………▼~
だめだーーー!!~
何にも思い出せませんーーー!!▼~
あぁ…この感じって、なんかこう…。~
同じ文字をずっと見続けてたら▼~
『あれ? これってこんな文字だっけ?』~
みたいになる感じと似ています…。▼~
父さんって…こんな顔でしたっけ?▼~
:[クロム]|それを今思い出そうとしてるんだろう。▼~
:[マーク]|ですよね…。すみません、~
せっかく協力していただいたのに…▼~
でも僕は諦めませんよ!~
絶対に父さんを思い出してみせます!▼~
というわけで、~
また協力して下さいね、父さん!▼~
***支援A [#o7ec82e8]
:[マーク]|はぁ…やっぱり今日もダメですね…▼~
毎日毎日嫌というほど、~
こうして父さんの顔を見ているのに▼~
何にも思い出せないなんて~
自分が情けなくなりますよ…▼~
ほんとに…どうして……~
うっ…ううっ…ぐすっ…▼~
:[クロム]|お、おい! なぜ泣く?▼~
:[マーク]|だ…だって…だって……!~
僕…父さんのことも母さんと同じように▼~
大好きだったはずなのに…!~
思い出せないのが…辛いんです…!!▼~
父さんが僕に作ってくれた思い出も~
たくさんあったはずなのに…▼~
何一つ覚えていられなかった自分が…~
ほんとに…情けないんです…!▼~
情けないんですよーーー!~
びえぇぇぇぇん!!▼~
:[クロム]|マーク…▼~
:[マーク]|うっ…! ちょっと泣きすぎた…かな。~
あ…頭が痛い…!▼~
いたたた…!▼~
……………あ!?▼~
:[クロム]|どうした!?▼~
:[マーク]|……思い出し…ました。父さんのこと。~
ほんとにちょっとだけ…ですけど。▼~
父さんが僕に向かって、優しく笑って…~
『マーク』って…名前を呼んでました…▼~
ふふ、いつも見てる父さんの顔より、~
少し年を取った顔でした…▼~
…良かった。ちゃんと思い出せました。▼~
ありがとう、父さん。~
全部父さんのおかげです。▼~
何だかこれで自信がつきました!~
時間はかかるかもしれませんけど、▼~
いつか父さんの記憶、~
全部取り戻してみせますよ。▼~
:[クロム]|あぁ。俺も協力する。▼~
:[マーク]|はい、ありがとうございます!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#y10ce4df]
- ルキナとマーク(親子)のリンク先が違っていたので修正し...
- ルキナの名前のところがおかしかったのとマークの名前がマ...
- リズBの「まさか」が「まあか」になってました。 -- [[ ]] ...
- フレデリクAの[これだ]は[こえだ]じゃない? -- &new{2012...
- フレデリクA「これだ」→「これで」に修正しました -- &new...
- マーク癒される -- &new{2016-03-12 (土) 08:52:49};
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