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オープニングシナリオ

オープニング

[クロム]
何だ…この人々は…?▼
[リズ]
あの、どうしたんですか?▼
[村人]
約束の…時…▼
竜の…祭壇へ…▼
ギムレー様に…祈りを…▼
[リズ]
竜の祭壇…?▼
[フレデリク]
クロム様!
兵から報告が入りました!▼
[クロム]
なにかわかったのか?▼
[フレデリク]
ファウダーたちは、【竜の祭壇】と呼ばれる
ギムレーの祭壇に向かったそうです。▼
そして――ペレジアの
ギムレー教信者たちが…▼
ファウダーのあとを追うように
竜の祭壇へ集結中とのことです。▼
[クロム]
何!?
どういうことなんだ?▼
[フレデリク]
わかりません。
声をかけても返事をする者はなく▼
皆、なにかに憑かれたかのように
歩を進めるばかりとか…▼
[クロム]
世界の終わりでも
来るというのか…▼
やはり未来はまだ、
完全に変わったわけじゃない。▼
[ルキナ]
そんな……▼
[クロム]
急ごう、竜の祭壇へ。
取り返しのつかないことになる前に。▼

戦闘中

1ターン目開始前

[インバース]
クロムたちが
追ってきているようですわ。▼
[ファウダー]
それはお前に任せる。▼
どちらにせよルフレの
力は取り戻す必要がある。▼
[インバース]
ファウダー様の
大切な子供…▼
[クロム]
ファウダー!▼
[ファウダー]
ほう…早かったではないか。▼
[クロム]
ここまでだ。
炎の台座を返してもらおう。▼
[ファウダー]
ふっふっ、ここまで、か…▼
[クロム]
なにがおかしい?▼
[ファウダー]
知らずともよい。
間もなくすべてが終わる。▼
お前たちの未来は絶望という名に
黒く塗り込められるのだ。▼
[クロム]
未来は俺たちが書き換える!
希望という名の未来にな!▼
[インバース]
ふふ、知らないということは
悲しく滑稽なことね。▼
ここまでのすべてが、
筋書き通りだというのに。▼
まだ自分たちの力で
なにかを変えられると思ってるなんて。▼
[クロム]
どういうことだ?▼
[インバース]
エメリナの死も、ギャンレルとの争いも
ヴァルハルトとの戦も…▼
すべては筋書きに
沿ったものでしかないということよ。▼
あなたたちは、踊り続けていたのよ。
偉大なお方の手のひらでね。▼
[リズ]
お姉ちゃんのことも…?▼
[インバース]
自ら身を投げるとまでは
思わなかったけれどもね。▼
でも、決定的な戦争の理由にするために、
いずれ死んでもらうつもりだったわ。▼
[フレデリク]
あの一連の出来事は…
ギャンレルの意志ではなかったと?▼
[インバース]
そんなことはないわ。
あれは、ギャンレルの意志でもあった。▼
ファウダー様はその意志を利用して
お望みの結末を導いただけ。▼
それによって、竜の祭壇に
身を捧げる者が急増したわ。▼
ふふ、おかげで祭壇に力が集まった。
怨念に彩られた命の力が、ね。▼
[クロム]
…命の、力…?▼
[インバース]
竜の祭壇はね、捧げられた生贄から
命の力を吸って溜めておくためのものなの。▼
ギムレー教団の者たちは、
長きにわたって生贄を捧げてきたわ。▼
そうすればいつかギムレー様が
蘇ってくれるって信じて、ね。▼
そして、ついにギムレー様を復活させるに
足だけの力が祭壇に満ちた。▼
[クロム]
ギムレーの復活だと!?▼
[インバース]
約束の時――
ギムレー様を信じる者の、千年の悲願よ。▼
[ルキナ]
ギムレーの…ために…?▼
[クロム]
…ギムレーはまだ復活していない。
今ならまだ、止められるはずだ。▼
[インバース]
ふふふ…あのヴァルハルトも
同じようなことを考えていたわ。▼
もっとも、あの男は復活したギムレー様を
討ち滅ぼすつもりでいたようだけど。▼
でもそんな野望も、
あなたたちが砕いてくれたわ。▼
ペレジアと戦争できないほどにまで
消耗してね。ふふ。▼
[クロム]
お前たちが兵を
出さなかったのはそういうことか。▼
[ファウダー]
――インバースよ。そろそろ時間だ。
最後の仕上げに取りかかる。▼
[インバース]
はい、ファウダー様。▼
[クロム]
待て! ファウダー!!▼
[インバース]
悪いけど、
ファウダー様の邪魔はさせないわ。▼
ふふ、この屍兵たちは
そこらに湧くザコじゃないわよ。▼
十二人の魔将…そう呼ばれるほどの
さあ、踊りなさい!
死者とのダンスを!▼

vsインバース

戦闘前

[インバース]
ふふ…焦らないで。
じっくり楽しみましょう…?▼

戦闘前(クロム)

[クロム]
お前に、聞きたいことがある。▼
[インバース]
なにかしら? この際だから
なんでも答えてあげるわよ。▼
[クロム]
ファウダーとは何者だ?
なぜお前はそこまで奴に従う?▼
[インバース]
あの人はわたしの…
――お父様なのよ。▼
[クロム]
!? なっ…!
じゃあ、お前も…!▼
[インバース]
ふふ、嘘よ。正確には、育ての親。
血は一滴だって繋がっちゃいないわ。▼
…でも、身寄りのなかった私に
手を差し伸べてくれたのは、あの人だけ。▼
ボロボロだった私に優しくしてくれて、
食事をくれて、居場所をくれた。▼
それが例えあの方の気まぐれだったとしても
構わないわ。▼
あの方が望むなら、
私はすべてを捧げられる。▼
[クロム]
それが、多くの人の未来を
奪う結果になったとしてもか。▼
[インバース]
あなただって私の未来を奪うわ。
人のことを責める資格なんてない。▼
私のお父様が貴方を殺そうとするように、
貴方は私のお父様を…いえ▼
貴方の親友(※)の父親を、殺すのだもの。▼
[クロム]
…!! それでも、あいつを
生かしておくわけにはいかない。▼
あいつを生かしておいたら、
永遠に平和は訪れない!▼
[インバース]
…そう。それじゃあまず私を倒さないとね。
まぁも私を止めたところで▼
あなたが抱える矛盾が
さらに重くなるだけでしょうけどね。▼
[クロム]
答えが出るまで動かずにいるくらいなら
矛盾を抱えて後悔するほうがましだ。▼
[インバース]
ふふ、偉いじゃない。
嫌いじゃないわ、責任をとれる男って。▼
※クロムとルフレ(女性)が支援S状態でも親友表記でした。

戦闘前(ルフレ・男性、僕)

[ルフレ]
あんた…エクセライという男を
知っているか?▼
[インバース]
ええ、もちろん。
大切な演出者だったもの。▼
ふふ…顔はイマイチだったけど、
役者としてはそれなりに使えたわ。▼
ヴァルハルトを加速させ、
ヴァルム全土を傷だらけにした。▼
ちょっとやそっとじゃ
立ち直れないくらいにね。▼
[ルフレ]
そうか…やっぱり…
つながっていたんだな、あいつと。▼
[インバース]
そうよ。炎の台座と
宝玉を持ってくれば▼
ペレジアの王様にしてあげるって
言ったら、簡単に転んだわ。▼
ふふ、野心ほど
転がりやすいものはないものねぇ。▼
[ルフレ]
楽しいんだろうな…
人を、国を、未来を手玉にとって。▼
[インバース]
さぁ、どうかしらね。▼
[ルフレ]
…けど、ここまでだよ。▼
悪いが、
あんたには舞台から降りてもらう…!▼
[インバース]
…あらあら。勇ましいのね。眩しいくらい。
妬けちゃうわ…▼
あなたが現れてから、ファウダー様ったら
ずっと、私のことなんか見てないのよ?▼
[ルフレ]
? それが…何なんだ。▼
[インバース]
…教えてあげないわ。悔しいもの。
あぁ、やっぱりあの人の子ね。▼
でも、手は抜かないわ。
さあ…いらっしゃい…▼

戦闘前(ルフレ・男性、俺)

[ルフレ]
あんた…エクセライという男を
知ってるか?▼
[インバース]
ええ、もちろん。
大切な演出者だったもの。▼
ふふ…顔はイマイチだったけど、
役者としてはそれなりに使えたわ。▼
ヴァルハルトを加速させ、
ヴァルム全土を傷だらけにした。▼
ちょっとやそっとじゃ
立ち直れないくらいにね。▼
[ルフレ]
そうか…やっぱり…
つながっていたんだな、あいつと。▼
[インバース]
そうよ。炎の台座と
宝玉を持ってくれば▼
ペレジアの王様にしてあげるって
言ったら、簡単に転んだわ。▼
ふふ、野心ほど
転がりやすいものはないものねぇ。▼
[ルフレ]
楽しいんだろうな…
人を、国を、未来を手玉にとって。▼
[インバース]
さぁ、どうかしらね。▼
[ルフレ]
…けど、ここまでだ。▼
悪いが、
あんたには舞台から降りてもらう…!▼
[インバース]
…あらあら。勇ましいのね。眩しいくらい。
妬けちゃうわ…▼
あなたが現れてから、ファウダー様ったら
ずっと、私のことなんか見てないのよ?▼
[ルフレ]
? それが…何なんだ?▼
[インバース]
…教えてあげないわ。悔しいもの。
あぁ、やっぱりあの人の子ね。▼
でも、手は抜かないわ。
さあ…いらっしゃい…▼

戦闘前(ルフレ・女性、私)

[ルフレ]
あなた…エクセライという男を
知っていますか?▼
[インバース]
ええ、もちろん。
大切な演出者だったもの。▼
ふふ…顔はイマイチだったけど、
役者としてはそれなりに使えたわ。▼
ヴァルハルトを加速させ、
ヴァルム全土を傷だらけにした。▼
ちょっとやそっとじゃ
立ち直れないくらいにね。▼
[ルフレ]
そうですか…やっぱり…
繋がっていたんですね、あの男と。▼
[インバース]
そうよ。炎の台座と
宝玉を持ってくれば▼
ペレジアの王様にしてあげるって
言ったら、簡単に転んだわ。▼
ふふ、野心ほど
転がりやすいものはないものねぇ。▼
[ルフレ]
楽しいんでしょうね…
人を、国を、未来を手玉にとって。▼
[インバース]
さぁ、どうかしらね。▼
[ルフレ]
…でも、ここまでですよ。▼
すみませんが、
あなたには舞台から降りてもらいます…!▼
[インバース]
…あらあら。勇ましいのね。眩しいくらい。
妬けちゃうわ…▼
あなたが現れてから、ファウダー様ったら
ずっと、私のことなんか見てないのよ?▼
[ルフレ]
? それが…何なんですか?▼
[インバース]
…教えてあげないわ。悔しいもの。
あぁ、やっぱりあの人の子ね。▼
でも、手は抜かないわ。
さあ…いらっしゃい…▼

戦闘前(ルフレ・女性、あたし)

[ルフレ]
あなた、
エクセライという男を知ってる?▼
[インバース]
ええ、もちろん。
大切な演出者だったもの。▼
ふふ…顔はイマイチだったけど、
役者としてはそれなりに使えたわ。▼
ヴァルハルトを加速させ、
ヴァルム全土を傷だらけにした。▼
ちょっとやそっとじゃ
立ち直れないくらいにね。▼
[ルフレ]
そう…やっぱり。
つながっていたのね、あいつと。▼
[インバース]
そうよ。炎の台座と
宝玉を持ってくれば▼
ペレジアの王様にしてあげるって
言ったら、簡単に転んだわ。▼
ふふ、野心ほど
転がりやすいものはないものねぇ。▼
[ルフレ]
楽しいんでしょうね、
人を、国を、未来を手玉にとって。▼
[インバース]
さぁ、どうかしらね。▼
[ルフレ]
…けど、ここまでよ。▼
悪いけど、
あなたには舞台から降りてもらうわ…!▼
[インバース]
…あらあら。勇ましいのね。眩しいくらい。
妬けちゃうわ…▼
あなたが現れてから、ファウダー様ったら
ずっと、私のことなんか見てないのよ?▼
[ルフレ]
? それが…何なのよ。▼
[インバース]
…教えてあげないわ。悔しいもの。
あぁ、やっぱりあの人の子ね。▼
でも、手は抜かないわ。
さあ…いらっしゃい…▼

戦闘後

[インバース]
…激しいのね…ふふ…▼
でも、もう十分…
すでに儀式は始まったわ…▼
ファウダー様…私は退きます。
すべて、あなた様のお言葉通りに…▼

戦闘終了

[クロム]
深手は負わせたが…
インバースはどこかに消えた。▼
インバースが
ファウダーを残して逃げるとは…▼
もう時間稼ぎの必要もない…
ということなのか?▼
[ルキナ]
お父様! 急いでファウダーを止めましょう!
でないと絶望の未来が、また…!▼
[クロム]
大丈夫だ、ルキナ。
俺たちが必ず止めてみせる!▼

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Last-modified: 2016-07-12 (火) 22:47:54
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