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オープニングシナリオ

オープニング

[クロム]
屍兵か。なんて数だ…▼
[ルキナ]
ここの屍兵たちからは、
ギムレーの力を強く感じます。▼
あの未来世界で
人間を滅ぼした屍兵たちのよう…▼
[クロム]
ああ、俺にもわかる。▼
奴らは強い。
これまで戦ってきた屍兵とは桁違いだ。▼
[ルキナ]
お父様、どうしますか?▼
ここは人里から離れた地です。
あえて危険を冒す必要はありませんが…▼
[クロム]
だが、ここには何か感じる。
何か強大な力を…▼

戦闘マップ

戦闘前

[ヴァルハルト]
どうした? 亡者ども。▼
なぜ我に従う?
もう我と戦ってはくれぬのか。▼
我が力は未だ満ちぬ。
我が覇道は途絶えたまま…▼
我は戦わねばならぬ。
もう一度、あの者と。▼

ヴァルハルト初戦時

[ヴァルハルト]
この地で、我は無数の屍兵を屠り、
我が力としてきた……▼
我が覇道を断った者どもよ!
我が命の炎を消してみせい!▼

ヴァルハルト戦闘時(クロム)

[クロム]
ヴァルハルト!▼
生きていたのか…?▼
[ヴァルハルト]
心の臓は止まった。▼
だが、我が炎はいまだ
胸中にくすぶっておるようだ。▼
では、戦うか。
我が挑むはこれが三度目か。▼
[クロム]
馬鹿な、戦争は終わった!
もう俺達が戦う理由はない!▼
[ヴァルハルト]
我が覇道は、力による支配。
この世の誰にも敗れてはならぬ。▼
[クロム]
聞け、ヴァルハルト!
戦いが欲しいなら、俺に力を貸せ!▼
邪竜ギムレーは復活した!
このままでは世界が滅ぶ!▼
[ヴァルハルト]
ギムレーか……▼
かの邪竜を打ち倒すことも
我が望みであった。▼
[クロム]
ならば!▼
[ヴァルハルト]
くどい!
我が道は戦いでしか曲げられぬもの!▼
我が欲しくば、我と戦え!
我を従わせるは力のみ!▼
[クロム]
その言葉、忘れるな!
お前を倒し、力を貸してもらう!▼

ヴァルハルト撃破時

[ヴァルハルト]
ぬう……
聖王の道が…勝る、か……▼

クリア

クリア後

会話1(クロムとヴァルハルトが戦闘している場合のみ発生)

[ヴァルハルト]
…………▼
[クロム]
約束だ。ギムレーを倒すまで
力を貸してもらうぞ。
[ヴァルハルト]
良かろう。▼
だが、解せぬ。なぜ我は勝てぬ。
我が力はこの程度だというのか。▼
[クロム]
いや、あんたは俺より強い。▼
だが、一人だ。▼
俺には仲間がいる。
ルフレたちが。▼
だから、戦えるんだ。▼
[ヴァルハルト]
王道……か。▼
[クロム]
何?▼
[ヴァルハルト]
人の心をもって国を治める、
我が覇道とは対極の道よ。▼
それは我が道ではない。
覇道を歩む者は常に一人。▼
だが、うぬの王道、
我も見届けさせてもらうとしよう。▼

会話2

[フレデリク]
クロム様、戦後処理は終了しました。
先を急ぎましょう。▼
[クロム]
覇王ヴァルハルト、か……▼
[フレデリク]
どうかされましたか?▼
[クロム]
いや…
少しだけ、うらやましく思った。▼
覇王ヴァルハルト…あの男の道は、
男なら誰もが憧れる強者の道だ。▼
一切の迷いもためらいもない。
その姿が多くの人々に支持された。▼
俺はまだだ…
立ち止まり、迷ってばかりだ。▼
[フレデリク]
クロム様…▼
ならばそれが、
クロム様の道なのでしょう。▼
[クロム]
俺の…道?▼
[フレデリク]
迷いなき一本道は潔い…しかし
過ちを悔い改めることができません。▼
立ち止まり、迷うからこそ、
正しい道へと戻ることができます。▼
私はそのような道を歩む王に、
お仕えしたいです。▼
[クロム]
フレデリク…▼
[フレデリク]
では、参りましょう。
クロム様。▼
[クロム]
ああ!▼

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Last-modified: 2012-08-05 (日) 04:08:28
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