[広告]
章別会話/1章 グルニア遠征
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
[[章別会話]]
*1章 グルニア遠征 [#re0e6d52]
#contents
*ナレーション [#r58b3fc5]
(竜)
かつて、「暗黒戦争」と呼ばれた~
戦いがあった。▼~
マルス王子率いる英雄たちと~
ドルーア帝国との壮絶な戦い、▼~
それは地竜王メディウスの~
消滅と共に終わりをつげた。▼~
炎の紋章の元に集いし~
戦士たちもそれぞれの国に戻り、▼~
荒れ果てた祖国の再建に~
力を尽くした。▼~
(廃墟)~
アカネイア七王国と~
呼ばれた国々のうち▼~
グラとグルニアはすでに滅亡。▼~
アリティア、オレルアン、マケドニア、~
タリスは深い傷跡を残し、▼~
大国アカネイアも~
また再建途上にあった。▼~
(テラス)~
そんな、まだ戦乱冷めやらぬ王都パレスで~
一つの重大な出来事が起こった。▼~
オレルアンの王弟ハーディンが~
ニーナ王女と結ばれ、▼~
アカネイアの第24代国王と~
なったのである。▼~
王位についたハーディンは▼~
その強引とも思えるやり方で~
またたく間に国力を回復し、▼~
多くの兵を集めて~
強大な軍隊を作り上げた。▼~
そしてアカネイア神聖帝国の再興を宣言、~
自ら皇帝となったのである。▼~
(山岳と暗雲)~
:[ナレーション]|
ドルーアとの戦いが終わって一年余り。▼~
世界は、穏やかに時を~
刻んでいるかのように見えた。▼~
だが、どこかで運命の歯車が~
狂いだしていた。▼
(城とテラス)
暗黒戦争が終わって1年の後。~
戦乱に荒れたアリティア王国も、▼~
マルス王子らの努力によって、~
ようやく落ち着きをとり戻し始めていた。▼~
マルス王子とシーダ王女の~
婚礼も発表され、▼~
アリティアの人々は、二人の幸せそうな~
姿に喜びを分かち合った。▼~
だが、しかし…~
婚礼を間近に迎えたある日、▼~
突然、帝都パレスから~
一通の命令書がもたらされた。▼~
~
<親愛なるアリティアの~
マルス王子に告ぐ▼~
アカネイア占領下にあるグルニア王国で~
大規模な反乱が起こった模様。▼~
ついては 貴国にグルニア~
討伐の手助けを要請したい▼~
王子はアリティアの全軍を率いて~
ただちに出撃し、▼~
グルニアの反乱を制圧されよ~
アカネイア皇帝>▼~
アカネイア王国は、アリティアにとって~
父なる国。その命令は絶対である。▼~
やむなくマルスは、~
騎士カインらに祖国の守りを命じ、▼~
ジェイガンや聖騎士アラン、そして~
新たに任じられた若い騎士たちと共に、▼~
グルニア遠征へと旅立ったのであった。▼
*オープニング [#w2caff3d]
(草原)
:[マルス]|
クリス、~
目的地はもうすぐだ。~
きみにとってはこれが初陣だね。▼~
これからの戦いは、今までとは違う。~
戦場で倒れることは死を意味する。▼~
失った味方は二度と戻らない…~
それが戦場だ。~
どうかくれぐれも気をつけて欲しい。▼
:[主人公]|
承知しました、マルス様。▼
:[マルス]|
君も仲間達も、~
できれば誰も死なずに~
戦いが終われば良い…▼
:[主人公]|
マルス様…▼
:[ジェイガン]|
マルス様、輸送隊の準備が整いました。~
また、武器を売ってくれる商人も~
我が軍に同行してくれるようです。▼~
彼らのおかげで戦いの準備が~
随分と便利になりましたぞ。▼~
:[マルス]|
ありがとう、ジェイガン。~
では、さっそく~
戦いの準備にかかろう。▼
*出撃準備 [#ie291d30]
**グルニア王国について ★★★ [#ec7521ed]
(城内)
:[マルス]|
クリス、君はアリティアの~
国外に出るのは初めてだったね。▼
:[主人公]|
はい。~
マルス様は先の戦争で、~
グルニアにも?▼
:[マルス]|
ああ。以前の暗黒戦争で~
グルニアはぼくたちの敵側だったんだ。~
でも、将や民たちに罪はない。▼~
戦いたくない、~
立派な人物も数多くいた。~
たとえば、ロレンス将軍…▼~
ロレンス将軍は前の戦争で~
ぼくたちの味方として戦ってくれた。▼~
~(回想)~
:[ロレンス]|
マルス殿~
わしは貴公にお味方しよう。~
我が祖国の明日のために。▼
~(回想終了)^
(城内)
:[マルス]|
戦争後、破れたグリニアは~
今はアカネイア王国の~
支配下にあるけれど、▼~
アカネイアの許可の下で~
ロレンス将軍が治めている。▼~
彼は民を思う優れた指導者だ。~
彼ならグルニアの民も~
安心して暮らしていけるよ。▼
:[主人公]|
なるほど。~
しかし、何故反乱など~
起こったのでしょうか?▼
:[マルス]|
それがわからないんだ。~
一体何が起こっているのか…▼
**遠征軍について [#f9900f1f]
(城内)
:[ジェイガン]|
クリス、~
新人騎士たちの様子は?▼
:[主人公]|
はっ!~
皆、やる気に満ちています。▼
:[ジェイガン]|
うむ。▼~
今回の遠征の戦力だが…~
わしはもはや老骨、~
前線で戦う役は務まらぬ。▼~
そなたら新人騎士たちと、~
聖騎士アラン、ドーガ、ゴードン。~
以上が主戦力となろう。▼~
中でも一番の戦力となるのは~
聖騎士アランだ。~
そなたにも紹介しておこう。▼
:[アラン]|
近衛騎士クリス、~
直接話すのは初めてだな。~
私がアランだ。▼
:[主人公]|
クリスです。~
誉れ高き聖騎士アラン殿と~
共に戦えて光栄です。▼
:[ジェイガン]|
アラン。戦場からの報告では、~
敵は賊どもだ。~
聖騎士であるそなたの敵ではないな。▼
:[アラン]|
無論です。ですがジェイガン殿、~
出来れば、クリスら新人騎士に~
活躍の場をお与えください。▼~
私は今更~
これ以上強くはなれませぬ。~
だが、若い彼らはそうではない。▼~
クリスたちは実践を経て、~
いずれは私を超えるほどに~
成長してくれるはずです。▼
:[主人公]|
!~
アラン殿…▼
:[アラン]|
クリス、~
戦場で力をつけ、~
一刻も早く私を超えるのだ。▼~
アリティア軍の未来を支えるのは~
私ではない。貴公なのだ。▼
:[主人公]|
はっ!~
アリティア騎士の重み、~
肝に銘じます。▼
*戦闘開始 [#r42118e3]
**反乱鎮圧(主人公出撃) [#da847c3c]
(草原)
:[ジェイガン]|
マルス様、~
占領軍の司令官~
ラング将軍がお見えです。▼
:[ラング]|
おおこれはマルス殿、~
今頃おいでとは~
呑気なことですな。▼~
まあ折角だから~
反乱軍のリーダー、ロレンス将軍の~
始末は貴公にお任せしよう。▼
:[マルス]|
え!? 反乱軍を率いているのは~
ロレンス将軍なのですか!?~
何故彼が反乱などを…▼
:[ラング]|
さあな…~
わしは、そんなことは知らん。▼~
マルス殿、ロレンスを殺し~
ヤツがかくまっている~
グルニア王家の子供たちを捕らえよ。▼~
我らは、その間に~
反乱に参加した者どもの~
家族を皆殺しにし、村を焼き払う。▼
:[マルス]|
馬鹿な!~
何もそこまでしなくとも…▼
:[ラング]|
ば、馬鹿とはなんだ!~
貴公は、わしの命令に従って~
働けばよいのだ!▼~
それとも、アリティアもまた~
我がアカネイアに逆らって~
反乱でも起こすと言うのか!▼
:[マルス]|
まさか! そんなことは…▼
:[ラング]|
マルス殿、~
のぼせあがってはこまる。▼~
我が帝国の力をもってすれば、~
おぬしなどいつでも~
叩き潰せることを忘れるな!▼
:[マルス]|
…ジェイガン。これは一体~
どういうことだ。ハーディンは~
あんな男にこの国を任せたのか…▼
:[ジェイガン]|
王子、お気持ちは分かります。~
ですがロレンスの反乱は事実。~
まずは彼を何とかせねばなりません。▼~
王子ご自身がロレンス将軍と~
話をされてみては如何ですか。▼~
わしは王子のお傍にあって~
軍師を務めさせて~
いただきましょう。▼~
近衛騎士クリスよ!▼~
戦場でマルス様が危地にある時は、~
そなたがお守りするのだ。~
頼んだぞ。▼
:[主人公]|
はっ! 了解しました。▼
:[マルス]|
クリス、君がいてくれれば心強い。~
賊たちを倒し、~
ロレンス将軍のもとへ向かおう!▼
:[主人公]|
はっ!▼
**反乱鎮圧(主人公非出撃) [#sa847c3c]
(草原)
:[ジェイガン]|
マルス様、~
占領軍の司令官~
ラング将軍がお見えです。▼
:[ラング]|
おおこれはマルス殿、~
今頃おいでとは~
呑気なことですな。▼~
まあ折角だから~
反乱軍のリーダー、ロレンス将軍の~
始末は貴公にお任せしよう。▼
:[マルス]|
え!? 反乱軍を率いているのは~
ロレンス将軍なのですか!?~
何故彼が反乱などを…▼
:[ラング]|
さあな…~
わしは、そんなことは知らん。▼~
マルス殿、ロレンスを殺し~
ヤツがかくまっている~
グルニア王家の子供たちを捕らえよ。▼~
我らは、その間に~
反乱に参加した者どもの~
家族を皆殺しにし、村を焼き払う。▼
:[マルス]|
馬鹿な!~
何もそこまでしなくとも…▼
:[ラング]|
ば、馬鹿とはなんだ!~
貴公は、わしの命令に従って~
働けばよいのだ!▼~
それとも、アリティアもまた~
我がアカネイアに逆らって~
反乱でも起こすと言うのか!▼
:[マルス]|
まさか! そんなことは…▼
:[ラング]|
マルス殿、~
のぼせあがってはこまる。▼~
我が帝国の力をもってすれば、~
おぬしなどいつでも~
叩き潰せることを忘れるな!▼
:[マルス]|
…ジェイガン。これは一体~
どういうことだ。ハーディンは~
あんな男にこの国を任せたのか…▼
:[ジェイガン]|
王子、お気持ちは分かります。~
ですがロレンスの反乱は事実。~
まずは彼を何とかせねばなりません。▼~
王子ご自身がロレンス将軍と~
話をされてみては如何ですか。▼~
わしは王子のお傍にあって~
軍師を務めさせて~
いただきましょう。▼~
では王子、まいりますぞ!▼
**マップ [#fb440ffd]
***村 [#qaae7924]
(民家内)
:[村人]|
おお・・・どうか~
この子だけは許してくだされ。~
まだ10才になったばかり。▼
:[マルス]|
おばあさん、ご安心ください。~
その子を奪いにきたのでは~
ありません。▼
:[村人]|
え…~
おまえ様は帝国の人では?▼
:[マルス]|
いえ…違います。~
ぼくたちは戦うために~
来たのではありません。▼~
何か必要なものがあれば言ってください。~
食べ物も少しですが~
置いていきます。▼
:[マリーシア]|
待って…~
お願い、~
わたしも連れて行って…▼
:[マルス]|
えっ…~
君…ほんとうに10才?▼
:[マリーシア]|
ほんとはもうオトナなの…~
兵隊に連れて行かれるとまずいから~
おばあちゃまがウソを言ったの。▼~
ラングの兵士は獣のような~
男ばかり。でもあなたは違う。~
とても優しい目をしているもの。▼~
ね、お願い。~
わたしをこの国から連れ出して~
あなたの国に連れて行ってほしいの。▼
:[村人]|
お若い方、~
わしからもお願いする。~
この娘を守ってやってくださらんか。▼~
もし、おまえ様が望むなら~
嫁にやってもよいぞ。▼~
この子は、わしに似て~
美人で気だてもよい。~
きっと、よい嫁になるぞ。▼
:[マリーシア]|
やだー、おばーちゃんたら~
まだ早すぎるよー。~
マリーシア困っちゃう。▼
***民家1 [#h23dcdca]
(民家内)
:[村人]|
前の戦闘が終わったとき、ニーナ様は~
この国をロレンス将軍にゆだねて~
自治を許されたのです。▼~
ところが、ハーディンが皇帝に~
なったとたんロレンス将軍は追放され~
ラングの部隊がやってきた。▼~
そしてラングは、わたしたちから~
全てを奪っていったのです。▼~
お金はもちろん~
食べ物や、着るもの~
そして家族までも…▼~
ああ・・・~
カミュ将軍さえいてくだされば~
ラングなど恐れはしないのに。▼
***民家2 [#x3444a5a]
(民家内)
:[村人]|
ロレンス将軍は~
若い頃にタリス島にいたことが~
あるそうだ。▼~
その頃のタリスは~
まだ統一されておらず~
いくつかの部族が争っていた。▼~
将軍は一人の若い族長に~
力を貸して、彼が島を~
統一するのを助けたそうだ。▼~
それ以来、将軍とその族長~
つまり今のタリス王とは~
付き合いが続いているらしい。▼
***民家3 [#rc0b7181]
(民家内)
:[村人]|
ロレンス将軍は、ウェンデル様から~
子供を引き取り~
グルニアで育てようとしていたのだ。▼~
皇帝は二人を引き渡すように命じたが~
殺されることを恐れた~
将軍は王子たちを隠したのだ。▼~
そして将軍は追放され~
ラング司令官が来た。▼~
ラングは、王子を探すために~
とてもひどいことをした。~
だからオレたちは立ち上がったのだ。▼~
だが、もうそれも終わりだ。~
この国の者はみんな~
ラングに殺されてしまう!▼
***民家4 [#v9f2d950]
(民家内)
:[村人]|
病死したグルニア王には~
二人の子供があった。▼~
ユミナ王女とユベロ王子といい~
まだ13,4才の~
双子のかわいい子供たちじゃ。▼~
あの子たちは魔王ガーネフを恐れた~
国王によって魔道都市カダインへ送られ▼~
ずっと人質として暗い部屋に~
閉じ込められていたそうな。▼~
司祭ウェンデル様が助け出した時は~
今にも死にそうじゃったらしい。▼~
だから司祭は、お二人を~
カダインの修道院にいれて~
見守ってくだされたのじゃ。▼
***民家5 [#b250634b]
(民家内)
:[村人]|
この国には、~
もう若い娘は残っちゃいない。▼~
帝国の兵隊がみんな連れて~
行ってしまった。▼~
とくに美しい娘は~
ラング将軍が~
独り占めしているというぞ。▼~
馬鹿げた世の中に~
なったものじゃな。▼
***民家6[#f8597391]
(民家内)
:[村人]|
(おばさん)~
ちらっと見かけたけど~
あのアランとかいう騎士さん~
顔色悪いねぇ。▼~
あれじゃ、いくら戦っても~
逞しくは~
なれないと思うけど…▼
***混乱に乗じて…(敵2ターン目開始時) [#d7602c41]
(洞窟)
:[ならずもの]|
なんだぁ? 戦いか?~
ちょうどいいや、今のうちに~
村を襲ってやるか!▼
***最後の頼み(城接近時) [#i3a0d62e]
(城門)
:[ロレンス]|
もはや。ここまでだな…~
オグマ殿、貴公まで巻き込んで~
しまって申し訳ない。▼
:[オグマ]|
おれはタリス王から~
将軍の手助けをするように~
言われてここに来ている。▼~
おれに出来ることなら~
なんなりと言ってくれ。▼
:[ロレンス]|
そうか…ならば頼む。~
この子供たちをマケドニアに~
送り届けてほしい。▼~
この子たち…~
ユベロ王子とユミナ王女は~
グルニア王の忘れ形見。▼~
頼む。この子たちをマケドニアの~
ウェンデル司祭のもとへ~
届けてくれぬか。▼
:[オグマ]|
わかった…~
お二人はおれが命にかえても~
お守りしよう。▼
:[ロレンス]|
そうか、すまぬ…▼~
さあ、ユベロ王子、ユミナ王女~
あなたたちはオグマ殿と共に~
脱出するのです。▼
:[ユミナ]|
いや! わたしは行かないわ。~
逃げるのなら~
ロレンスも一緒よ。▼
:[ロレンス]|
ユミナ姫…~
残念だがわたしは逃げられぬ。▼~
傷ついたこの体ではもはや~
歩くことさえままならぬのだ。▼~
だから~
わたしのことは気にせず~
お二人だけで逃げられよ。▼
:[ユミナ]|
わたしたちを守るために~
そんなにひどいケガをしたのに…▼~
どうしてあなただけをおいて~
逃げられると言うの!!▼~
わたしは、絶対いかない。~
ロレンスのそばを~
離れないわ!!▼~
:[オグマ]|
どうするのだ、将軍?▼
:[ロレンス]|
うむ・・・困った。~
ユミナ様は一度言われたら~
きかぬ方…▼
:[オグマ]|
ならば、おれは~
おれの出来ることで力になろう。▼~
ラングを探し出して奴を殺る…~
おれのこの剣で~
奴を葬ってやろう。▼~
ロレンス将軍、それまでは~
何とか持ちこたえてくれ。~
…死ぬなよ!!▼
***ロレンス初戦時 [#a6f6ab5e]
(城門)
:[ロレンス]|
なに!? お前たちは…~
アリティア軍なのか。▼~
アリティアまで、我が民を~
苦しめるというのか…▼
***ロレンス撃破時 [#r161e9e1]
(城門)
:[ロレンス]|
許せ、グルニアの民よ…▼~
***会話(マルス→敵軍ロレンス) [#vf4439d6]
(城門)
:[ロレンス]|
マルス殿!~
おぬしなのか…▼~
残念だ、アリティア軍と…~
王子と戦わねばならぬとは…▼
:[マルス]|
待って下さい。~
ぼくはあなたと~
戦うつもりはありません。▼~
村人たちから、占領軍がいかに~
ひどい仕打ちをしているかを聞き~
驚いています。▼~
ぼくは、この事実を~
ハーディン皇帝に伝え~
必ずグルニアを救うとお約束します。▼~
だから、どうか~
剣を収めて下さい。▼
:[ロレンス]|
王子…~
ご好意は、感謝する。▼~
だが、それは無理だ。~
王子は何もご存じない。▼~
ハーディンほどの男が訳もなく~
ラングのようなくだらぬ男を~
司令官にするとお思いか?▼~
彼は我らの反乱を誘って~
グルニア王国を完全に潰し~
帝国の領地にするつもりなのだ。▼
:[マルス]|
まさか!?~
ハーディンがそんなことを~
するとはとても信じられない。▼
:[ロレンス]|
すぐには信じられぬだろう。~
だが彼は皇帝となってから~
人が変わってしまった。▼~
もう、王子の知っている~
あのハーディンではないのだ。▼~
王子、最後に一つだけ~
頼みがある。▼~
この砦には、グルニア王家の~
幼い王子と王女が~
かくまわれている。▼~
どうか~
この子たちを助けてほしい。▼~
それさえ聞き届けてくれるなら~
わたしは、もう思い残すことはない。▼
:[マルス]|
!?~
ロレンス殿、何を…!?▼
:[ロレンス]|
マルス殿…どうか~
わたしの命と引き換えにこの子たちを…~
どうか…頼む…▼
~(下画面 目の前での自決)~
:[マルス]|
ロレンス将軍!!▼~
……馬鹿な……▼
*クリア後 [#b4278c06]
**グルニアの心(ロレンスと会話した時) [#or4c8d44]
:[村長]|
マルス様…~
ロレンス様はあなたに~
全てを託されました。▼~
あなたはロレンス様を討つのではなく、~
あの方の話を聞いてくださった。~
グルニアの民としてお礼申し上げます。▼~
これはせめてものお礼の品。~
どうかお受け取りください。▼~
ユベロ王子、ユミナ王女はこちらです。~
どうか、お二人をお守りください…▼
~(リライブを手に入れた)~
**ユミナとユベロ [#or4e7d44]
(玉座)
:[マルス]|
君たちが、グルニアの…~
ユベロ王子とユミナ王女!?▼
:[ユベロ]|
うっうっ…~
ロレンス…死んじゃった。~
ぼくたちはどうすればいいの。▼
:[ユミナ]|
けだもの!! 近よらないで!~
それ以上近よれば~
わたしたちも死にます!!▼
:[マルス]|
違うんだ!~
ぼくたちは…▼
:[ラング]|
ほお…マルス殿。~
やっと反逆者どもを~
捕らえたのですな。▼
:[マルス]|
ラング将軍! 待ってくれ。~
この子たちには罪はない。~
ぼくに任せてくれないか。▼
:[ラング]|
そうはいかぬな。~
捕虜どもは~
わしの城へ連れて行く。▼~
それより王子、~
貴公にはマケドニアへ~
行ってもらわねばならぬ。▼~
マケドニアで~
軍の反乱が起きて~
ミネルバ王女が囚われたらしい。▼
:[マルス]|
なに…! マケドニアが!!▼~
わかった、ラング将軍。~
だが、その子供たちは…~
ぼくに預からせてくれ、頼む。▼
:[ラング]|
くどいぞ王子!~
さあ、お前たち~
こちらへ来い!▼
:[ユミナ]|
いや、離して!!~
ユベロ…助けて。▼
:[ユベロ]|
ユミナ… ユミナ…▼
:[マルス]|
ま、待て!!~
ラング! その子たちを離せ!▼
:[主人公]|
マルス様、ご命令ください。~
おれが二人を取り戻します!▼
:[ジェイガン]|
王子、落ち着いてください!!~
クリス、そなたも落ち着くのだ。▼~
今ここでラングと争えば~
我らもアカネイアに背く~
反逆者になるのだぞ。▼
:[マルス]|
だけどジェイガン~
あの子たちをラングに渡していいのか!~
ぼくにはそんなこと…▼
:[ジェイガン]|
今は…~
とにかく今は我慢して下さい!!▼~
マケドニアに行けば…~
ミネルバ王女が~
無事に救出できれば、▼~
マケドニアは我らに~
力を貸してくれるでしょう。▼
* コメント [#ade7eb1v]
- 二つ程字に間違いがあります。 -- [[ムスカ大佐]] &new{201...
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*1章 グルニア遠征 [#re0e6d52]
#contents
*ナレーション [#r58b3fc5]
(竜)
かつて、「暗黒戦争」と呼ばれた~
戦いがあった。▼~
マルス王子率いる英雄たちと~
ドルーア帝国との壮絶な戦い、▼~
それは地竜王メディウスの~
消滅と共に終わりをつげた。▼~
炎の紋章の元に集いし~
戦士たちもそれぞれの国に戻り、▼~
荒れ果てた祖国の再建に~
力を尽くした。▼~
(廃墟)~
アカネイア七王国と~
呼ばれた国々のうち▼~
グラとグルニアはすでに滅亡。▼~
アリティア、オレルアン、マケドニア、~
タリスは深い傷跡を残し、▼~
大国アカネイアも~
また再建途上にあった。▼~
(テラス)~
そんな、まだ戦乱冷めやらぬ王都パレスで~
一つの重大な出来事が起こった。▼~
オレルアンの王弟ハーディンが~
ニーナ王女と結ばれ、▼~
アカネイアの第24代国王と~
なったのである。▼~
王位についたハーディンは▼~
その強引とも思えるやり方で~
またたく間に国力を回復し、▼~
多くの兵を集めて~
強大な軍隊を作り上げた。▼~
そしてアカネイア神聖帝国の再興を宣言、~
自ら皇帝となったのである。▼~
(山岳と暗雲)~
:[ナレーション]|
ドルーアとの戦いが終わって一年余り。▼~
世界は、穏やかに時を~
刻んでいるかのように見えた。▼~
だが、どこかで運命の歯車が~
狂いだしていた。▼
(城とテラス)
暗黒戦争が終わって1年の後。~
戦乱に荒れたアリティア王国も、▼~
マルス王子らの努力によって、~
ようやく落ち着きをとり戻し始めていた。▼~
マルス王子とシーダ王女の~
婚礼も発表され、▼~
アリティアの人々は、二人の幸せそうな~
姿に喜びを分かち合った。▼~
だが、しかし…~
婚礼を間近に迎えたある日、▼~
突然、帝都パレスから~
一通の命令書がもたらされた。▼~
~
<親愛なるアリティアの~
マルス王子に告ぐ▼~
アカネイア占領下にあるグルニア王国で~
大規模な反乱が起こった模様。▼~
ついては 貴国にグルニア~
討伐の手助けを要請したい▼~
王子はアリティアの全軍を率いて~
ただちに出撃し、▼~
グルニアの反乱を制圧されよ~
アカネイア皇帝>▼~
アカネイア王国は、アリティアにとって~
父なる国。その命令は絶対である。▼~
やむなくマルスは、~
騎士カインらに祖国の守りを命じ、▼~
ジェイガンや聖騎士アラン、そして~
新たに任じられた若い騎士たちと共に、▼~
グルニア遠征へと旅立ったのであった。▼
*オープニング [#w2caff3d]
(草原)
:[マルス]|
クリス、~
目的地はもうすぐだ。~
きみにとってはこれが初陣だね。▼~
これからの戦いは、今までとは違う。~
戦場で倒れることは死を意味する。▼~
失った味方は二度と戻らない…~
それが戦場だ。~
どうかくれぐれも気をつけて欲しい。▼
:[主人公]|
承知しました、マルス様。▼
:[マルス]|
君も仲間達も、~
できれば誰も死なずに~
戦いが終われば良い…▼
:[主人公]|
マルス様…▼
:[ジェイガン]|
マルス様、輸送隊の準備が整いました。~
また、武器を売ってくれる商人も~
我が軍に同行してくれるようです。▼~
彼らのおかげで戦いの準備が~
随分と便利になりましたぞ。▼~
:[マルス]|
ありがとう、ジェイガン。~
では、さっそく~
戦いの準備にかかろう。▼
*出撃準備 [#ie291d30]
**グルニア王国について ★★★ [#ec7521ed]
(城内)
:[マルス]|
クリス、君はアリティアの~
国外に出るのは初めてだったね。▼
:[主人公]|
はい。~
マルス様は先の戦争で、~
グルニアにも?▼
:[マルス]|
ああ。以前の暗黒戦争で~
グルニアはぼくたちの敵側だったんだ。~
でも、将や民たちに罪はない。▼~
戦いたくない、~
立派な人物も数多くいた。~
たとえば、ロレンス将軍…▼~
ロレンス将軍は前の戦争で~
ぼくたちの味方として戦ってくれた。▼~
~(回想)~
:[ロレンス]|
マルス殿~
わしは貴公にお味方しよう。~
我が祖国の明日のために。▼
~(回想終了)^
(城内)
:[マルス]|
戦争後、破れたグリニアは~
今はアカネイア王国の~
支配下にあるけれど、▼~
アカネイアの許可の下で~
ロレンス将軍が治めている。▼~
彼は民を思う優れた指導者だ。~
彼ならグルニアの民も~
安心して暮らしていけるよ。▼
:[主人公]|
なるほど。~
しかし、何故反乱など~
起こったのでしょうか?▼
:[マルス]|
それがわからないんだ。~
一体何が起こっているのか…▼
**遠征軍について [#f9900f1f]
(城内)
:[ジェイガン]|
クリス、~
新人騎士たちの様子は?▼
:[主人公]|
はっ!~
皆、やる気に満ちています。▼
:[ジェイガン]|
うむ。▼~
今回の遠征の戦力だが…~
わしはもはや老骨、~
前線で戦う役は務まらぬ。▼~
そなたら新人騎士たちと、~
聖騎士アラン、ドーガ、ゴードン。~
以上が主戦力となろう。▼~
中でも一番の戦力となるのは~
聖騎士アランだ。~
そなたにも紹介しておこう。▼
:[アラン]|
近衛騎士クリス、~
直接話すのは初めてだな。~
私がアランだ。▼
:[主人公]|
クリスです。~
誉れ高き聖騎士アラン殿と~
共に戦えて光栄です。▼
:[ジェイガン]|
アラン。戦場からの報告では、~
敵は賊どもだ。~
聖騎士であるそなたの敵ではないな。▼
:[アラン]|
無論です。ですがジェイガン殿、~
出来れば、クリスら新人騎士に~
活躍の場をお与えください。▼~
私は今更~
これ以上強くはなれませぬ。~
だが、若い彼らはそうではない。▼~
クリスたちは実践を経て、~
いずれは私を超えるほどに~
成長してくれるはずです。▼
:[主人公]|
!~
アラン殿…▼
:[アラン]|
クリス、~
戦場で力をつけ、~
一刻も早く私を超えるのだ。▼~
アリティア軍の未来を支えるのは~
私ではない。貴公なのだ。▼
:[主人公]|
はっ!~
アリティア騎士の重み、~
肝に銘じます。▼
*戦闘開始 [#r42118e3]
**反乱鎮圧(主人公出撃) [#da847c3c]
(草原)
:[ジェイガン]|
マルス様、~
占領軍の司令官~
ラング将軍がお見えです。▼
:[ラング]|
おおこれはマルス殿、~
今頃おいでとは~
呑気なことですな。▼~
まあ折角だから~
反乱軍のリーダー、ロレンス将軍の~
始末は貴公にお任せしよう。▼
:[マルス]|
え!? 反乱軍を率いているのは~
ロレンス将軍なのですか!?~
何故彼が反乱などを…▼
:[ラング]|
さあな…~
わしは、そんなことは知らん。▼~
マルス殿、ロレンスを殺し~
ヤツがかくまっている~
グルニア王家の子供たちを捕らえよ。▼~
我らは、その間に~
反乱に参加した者どもの~
家族を皆殺しにし、村を焼き払う。▼
:[マルス]|
馬鹿な!~
何もそこまでしなくとも…▼
:[ラング]|
ば、馬鹿とはなんだ!~
貴公は、わしの命令に従って~
働けばよいのだ!▼~
それとも、アリティアもまた~
我がアカネイアに逆らって~
反乱でも起こすと言うのか!▼
:[マルス]|
まさか! そんなことは…▼
:[ラング]|
マルス殿、~
のぼせあがってはこまる。▼~
我が帝国の力をもってすれば、~
おぬしなどいつでも~
叩き潰せることを忘れるな!▼
:[マルス]|
…ジェイガン。これは一体~
どういうことだ。ハーディンは~
あんな男にこの国を任せたのか…▼
:[ジェイガン]|
王子、お気持ちは分かります。~
ですがロレンスの反乱は事実。~
まずは彼を何とかせねばなりません。▼~
王子ご自身がロレンス将軍と~
話をされてみては如何ですか。▼~
わしは王子のお傍にあって~
軍師を務めさせて~
いただきましょう。▼~
近衛騎士クリスよ!▼~
戦場でマルス様が危地にある時は、~
そなたがお守りするのだ。~
頼んだぞ。▼
:[主人公]|
はっ! 了解しました。▼
:[マルス]|
クリス、君がいてくれれば心強い。~
賊たちを倒し、~
ロレンス将軍のもとへ向かおう!▼
:[主人公]|
はっ!▼
**反乱鎮圧(主人公非出撃) [#sa847c3c]
(草原)
:[ジェイガン]|
マルス様、~
占領軍の司令官~
ラング将軍がお見えです。▼
:[ラング]|
おおこれはマルス殿、~
今頃おいでとは~
呑気なことですな。▼~
まあ折角だから~
反乱軍のリーダー、ロレンス将軍の~
始末は貴公にお任せしよう。▼
:[マルス]|
え!? 反乱軍を率いているのは~
ロレンス将軍なのですか!?~
何故彼が反乱などを…▼
:[ラング]|
さあな…~
わしは、そんなことは知らん。▼~
マルス殿、ロレンスを殺し~
ヤツがかくまっている~
グルニア王家の子供たちを捕らえよ。▼~
我らは、その間に~
反乱に参加した者どもの~
家族を皆殺しにし、村を焼き払う。▼
:[マルス]|
馬鹿な!~
何もそこまでしなくとも…▼
:[ラング]|
ば、馬鹿とはなんだ!~
貴公は、わしの命令に従って~
働けばよいのだ!▼~
それとも、アリティアもまた~
我がアカネイアに逆らって~
反乱でも起こすと言うのか!▼
:[マルス]|
まさか! そんなことは…▼
:[ラング]|
マルス殿、~
のぼせあがってはこまる。▼~
我が帝国の力をもってすれば、~
おぬしなどいつでも~
叩き潰せることを忘れるな!▼
:[マルス]|
…ジェイガン。これは一体~
どういうことだ。ハーディンは~
あんな男にこの国を任せたのか…▼
:[ジェイガン]|
王子、お気持ちは分かります。~
ですがロレンスの反乱は事実。~
まずは彼を何とかせねばなりません。▼~
王子ご自身がロレンス将軍と~
話をされてみては如何ですか。▼~
わしは王子のお傍にあって~
軍師を務めさせて~
いただきましょう。▼~
では王子、まいりますぞ!▼
**マップ [#fb440ffd]
***村 [#qaae7924]
(民家内)
:[村人]|
おお・・・どうか~
この子だけは許してくだされ。~
まだ10才になったばかり。▼
:[マルス]|
おばあさん、ご安心ください。~
その子を奪いにきたのでは~
ありません。▼
:[村人]|
え…~
おまえ様は帝国の人では?▼
:[マルス]|
いえ…違います。~
ぼくたちは戦うために~
来たのではありません。▼~
何か必要なものがあれば言ってください。~
食べ物も少しですが~
置いていきます。▼
:[マリーシア]|
待って…~
お願い、~
わたしも連れて行って…▼
:[マルス]|
えっ…~
君…ほんとうに10才?▼
:[マリーシア]|
ほんとはもうオトナなの…~
兵隊に連れて行かれるとまずいから~
おばあちゃまがウソを言ったの。▼~
ラングの兵士は獣のような~
男ばかり。でもあなたは違う。~
とても優しい目をしているもの。▼~
ね、お願い。~
わたしをこの国から連れ出して~
あなたの国に連れて行ってほしいの。▼
:[村人]|
お若い方、~
わしからもお願いする。~
この娘を守ってやってくださらんか。▼~
もし、おまえ様が望むなら~
嫁にやってもよいぞ。▼~
この子は、わしに似て~
美人で気だてもよい。~
きっと、よい嫁になるぞ。▼
:[マリーシア]|
やだー、おばーちゃんたら~
まだ早すぎるよー。~
マリーシア困っちゃう。▼
***民家1 [#h23dcdca]
(民家内)
:[村人]|
前の戦闘が終わったとき、ニーナ様は~
この国をロレンス将軍にゆだねて~
自治を許されたのです。▼~
ところが、ハーディンが皇帝に~
なったとたんロレンス将軍は追放され~
ラングの部隊がやってきた。▼~
そしてラングは、わたしたちから~
全てを奪っていったのです。▼~
お金はもちろん~
食べ物や、着るもの~
そして家族までも…▼~
ああ・・・~
カミュ将軍さえいてくだされば~
ラングなど恐れはしないのに。▼
***民家2 [#x3444a5a]
(民家内)
:[村人]|
ロレンス将軍は~
若い頃にタリス島にいたことが~
あるそうだ。▼~
その頃のタリスは~
まだ統一されておらず~
いくつかの部族が争っていた。▼~
将軍は一人の若い族長に~
力を貸して、彼が島を~
統一するのを助けたそうだ。▼~
それ以来、将軍とその族長~
つまり今のタリス王とは~
付き合いが続いているらしい。▼
***民家3 [#rc0b7181]
(民家内)
:[村人]|
ロレンス将軍は、ウェンデル様から~
子供を引き取り~
グルニアで育てようとしていたのだ。▼~
皇帝は二人を引き渡すように命じたが~
殺されることを恐れた~
将軍は王子たちを隠したのだ。▼~
そして将軍は追放され~
ラング司令官が来た。▼~
ラングは、王子を探すために~
とてもひどいことをした。~
だからオレたちは立ち上がったのだ。▼~
だが、もうそれも終わりだ。~
この国の者はみんな~
ラングに殺されてしまう!▼
***民家4 [#v9f2d950]
(民家内)
:[村人]|
病死したグルニア王には~
二人の子供があった。▼~
ユミナ王女とユベロ王子といい~
まだ13,4才の~
双子のかわいい子供たちじゃ。▼~
あの子たちは魔王ガーネフを恐れた~
国王によって魔道都市カダインへ送られ▼~
ずっと人質として暗い部屋に~
閉じ込められていたそうな。▼~
司祭ウェンデル様が助け出した時は~
今にも死にそうじゃったらしい。▼~
だから司祭は、お二人を~
カダインの修道院にいれて~
見守ってくだされたのじゃ。▼
***民家5 [#b250634b]
(民家内)
:[村人]|
この国には、~
もう若い娘は残っちゃいない。▼~
帝国の兵隊がみんな連れて~
行ってしまった。▼~
とくに美しい娘は~
ラング将軍が~
独り占めしているというぞ。▼~
馬鹿げた世の中に~
なったものじゃな。▼
***民家6[#f8597391]
(民家内)
:[村人]|
(おばさん)~
ちらっと見かけたけど~
あのアランとかいう騎士さん~
顔色悪いねぇ。▼~
あれじゃ、いくら戦っても~
逞しくは~
なれないと思うけど…▼
***混乱に乗じて…(敵2ターン目開始時) [#d7602c41]
(洞窟)
:[ならずもの]|
なんだぁ? 戦いか?~
ちょうどいいや、今のうちに~
村を襲ってやるか!▼
***最後の頼み(城接近時) [#i3a0d62e]
(城門)
:[ロレンス]|
もはや。ここまでだな…~
オグマ殿、貴公まで巻き込んで~
しまって申し訳ない。▼
:[オグマ]|
おれはタリス王から~
将軍の手助けをするように~
言われてここに来ている。▼~
おれに出来ることなら~
なんなりと言ってくれ。▼
:[ロレンス]|
そうか…ならば頼む。~
この子供たちをマケドニアに~
送り届けてほしい。▼~
この子たち…~
ユベロ王子とユミナ王女は~
グルニア王の忘れ形見。▼~
頼む。この子たちをマケドニアの~
ウェンデル司祭のもとへ~
届けてくれぬか。▼
:[オグマ]|
わかった…~
お二人はおれが命にかえても~
お守りしよう。▼
:[ロレンス]|
そうか、すまぬ…▼~
さあ、ユベロ王子、ユミナ王女~
あなたたちはオグマ殿と共に~
脱出するのです。▼
:[ユミナ]|
いや! わたしは行かないわ。~
逃げるのなら~
ロレンスも一緒よ。▼
:[ロレンス]|
ユミナ姫…~
残念だがわたしは逃げられぬ。▼~
傷ついたこの体ではもはや~
歩くことさえままならぬのだ。▼~
だから~
わたしのことは気にせず~
お二人だけで逃げられよ。▼
:[ユミナ]|
わたしたちを守るために~
そんなにひどいケガをしたのに…▼~
どうしてあなただけをおいて~
逃げられると言うの!!▼~
わたしは、絶対いかない。~
ロレンスのそばを~
離れないわ!!▼~
:[オグマ]|
どうするのだ、将軍?▼
:[ロレンス]|
うむ・・・困った。~
ユミナ様は一度言われたら~
きかぬ方…▼
:[オグマ]|
ならば、おれは~
おれの出来ることで力になろう。▼~
ラングを探し出して奴を殺る…~
おれのこの剣で~
奴を葬ってやろう。▼~
ロレンス将軍、それまでは~
何とか持ちこたえてくれ。~
…死ぬなよ!!▼
***ロレンス初戦時 [#a6f6ab5e]
(城門)
:[ロレンス]|
なに!? お前たちは…~
アリティア軍なのか。▼~
アリティアまで、我が民を~
苦しめるというのか…▼
***ロレンス撃破時 [#r161e9e1]
(城門)
:[ロレンス]|
許せ、グルニアの民よ…▼~
***会話(マルス→敵軍ロレンス) [#vf4439d6]
(城門)
:[ロレンス]|
マルス殿!~
おぬしなのか…▼~
残念だ、アリティア軍と…~
王子と戦わねばならぬとは…▼
:[マルス]|
待って下さい。~
ぼくはあなたと~
戦うつもりはありません。▼~
村人たちから、占領軍がいかに~
ひどい仕打ちをしているかを聞き~
驚いています。▼~
ぼくは、この事実を~
ハーディン皇帝に伝え~
必ずグルニアを救うとお約束します。▼~
だから、どうか~
剣を収めて下さい。▼
:[ロレンス]|
王子…~
ご好意は、感謝する。▼~
だが、それは無理だ。~
王子は何もご存じない。▼~
ハーディンほどの男が訳もなく~
ラングのようなくだらぬ男を~
司令官にするとお思いか?▼~
彼は我らの反乱を誘って~
グルニア王国を完全に潰し~
帝国の領地にするつもりなのだ。▼
:[マルス]|
まさか!?~
ハーディンがそんなことを~
するとはとても信じられない。▼
:[ロレンス]|
すぐには信じられぬだろう。~
だが彼は皇帝となってから~
人が変わってしまった。▼~
もう、王子の知っている~
あのハーディンではないのだ。▼~
王子、最後に一つだけ~
頼みがある。▼~
この砦には、グルニア王家の~
幼い王子と王女が~
かくまわれている。▼~
どうか~
この子たちを助けてほしい。▼~
それさえ聞き届けてくれるなら~
わたしは、もう思い残すことはない。▼
:[マルス]|
!?~
ロレンス殿、何を…!?▼
:[ロレンス]|
マルス殿…どうか~
わたしの命と引き換えにこの子たちを…~
どうか…頼む…▼
~(下画面 目の前での自決)~
:[マルス]|
ロレンス将軍!!▼~
……馬鹿な……▼
*クリア後 [#b4278c06]
**グルニアの心(ロレンスと会話した時) [#or4c8d44]
:[村長]|
マルス様…~
ロレンス様はあなたに~
全てを託されました。▼~
あなたはロレンス様を討つのではなく、~
あの方の話を聞いてくださった。~
グルニアの民としてお礼申し上げます。▼~
これはせめてものお礼の品。~
どうかお受け取りください。▼~
ユベロ王子、ユミナ王女はこちらです。~
どうか、お二人をお守りください…▼
~(リライブを手に入れた)~
**ユミナとユベロ [#or4e7d44]
(玉座)
:[マルス]|
君たちが、グルニアの…~
ユベロ王子とユミナ王女!?▼
:[ユベロ]|
うっうっ…~
ロレンス…死んじゃった。~
ぼくたちはどうすればいいの。▼
:[ユミナ]|
けだもの!! 近よらないで!~
それ以上近よれば~
わたしたちも死にます!!▼
:[マルス]|
違うんだ!~
ぼくたちは…▼
:[ラング]|
ほお…マルス殿。~
やっと反逆者どもを~
捕らえたのですな。▼
:[マルス]|
ラング将軍! 待ってくれ。~
この子たちには罪はない。~
ぼくに任せてくれないか。▼
:[ラング]|
そうはいかぬな。~
捕虜どもは~
わしの城へ連れて行く。▼~
それより王子、~
貴公にはマケドニアへ~
行ってもらわねばならぬ。▼~
マケドニアで~
軍の反乱が起きて~
ミネルバ王女が囚われたらしい。▼
:[マルス]|
なに…! マケドニアが!!▼~
わかった、ラング将軍。~
だが、その子供たちは…~
ぼくに預からせてくれ、頼む。▼
:[ラング]|
くどいぞ王子!~
さあ、お前たち~
こちらへ来い!▼
:[ユミナ]|
いや、離して!!~
ユベロ…助けて。▼
:[ユベロ]|
ユミナ… ユミナ…▼
:[マルス]|
ま、待て!!~
ラング! その子たちを離せ!▼
:[主人公]|
マルス様、ご命令ください。~
おれが二人を取り戻します!▼
:[ジェイガン]|
王子、落ち着いてください!!~
クリス、そなたも落ち着くのだ。▼~
今ここでラングと争えば~
我らもアカネイアに背く~
反逆者になるのだぞ。▼
:[マルス]|
だけどジェイガン~
あの子たちをラングに渡していいのか!~
ぼくにはそんなこと…▼
:[ジェイガン]|
今は…~
とにかく今は我慢して下さい!!▼~
マケドニアに行けば…~
ミネルバ王女が~
無事に救出できれば、▼~
マケドニアは我らに~
力を貸してくれるでしょう。▼
* コメント [#ade7eb1v]
- 二つ程字に間違いがあります。 -- [[ムスカ大佐]] &new{201...
#comment
ページ名:
[広告]
Amazon.co.jp