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章別会話/会話イベント(男主人公関連)/カダイン
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[[章別会話/会話イベント(男主人公関連)]]
*カダイン編 [#Khadein]
#contents
**ウェンデルと主人公 [#Wendel]
***ウェンデルと主人公1 [#Wendel1]
:[ウェンデル]|
…つまり星のカケラとは、~
十二に分かれた~
星のオーブの断片であり、▼~
それぞれが十二宮にちなんだ~
名前と効果を~
もっているわけです。▼~
:[クリス]|
なるほど…勉強になります。~
ウェンデル様は~
なんでもご存知ですね。▼~
:[ウェンデル]|
いえいえ、わたしの知識は~
ほとんどがガトー様から~
教えていただいたものです。▼~
:[クリス]|
ガトー様…▼~
そういえば、~
ウェンデル様は~
ガトー様と親しいのですね。▼~
:[ウェンデル]|
いえいえ、~
親しいなど恐れ多い…▼~
あの方は~
わたしなどからすれば~
及びもつかないお方です。▼~
:[クリス]|
そうなのですか?▼~
:[ウェンデル]|
ええ。クリス殿、~
あなたはガトー様に~
どんな印象をお持ちですか?▼~
:[クリス]|
そうですね…▼~
魔道を使って~
遠くから話をされたり~
急に空から出現されたり、▼~
ちょっと変わった人だな…~
という印象です。▼~
あと、もったいぶらずに~
一緒に戦ってくれれば~
ありがたいのに、とも…▼~
:[ウェンデル]|
な、なんと恐れ多い…~
いけませんよクリス殿。~
そのような失礼な…▼~
ガトー様は我々にとって、~
いや人間にとっては~
神のごときお方なのですから。▼~
:[クリス]|
そうなのですか?▼~
:[ウェンデル]|
ええ。~
一度詳しくお教えしなければ~
ならないようですね…▼~
***ウェンデルと主人公2 [#Wendel2]
:[ウェンデル]|
クリス殿は~
英雄アンリをご存知ですね?▼~
:[クリス]|
はい、もちろんです。~
マルス様の祖先であり、~
アリティアの建国王…▼~
:[ウェンデル]|
ええ、そしてファルシオンを手に~
メディウスを打ち倒した~
世界の救い手…▼~
そのアンリに~
ファルシオンを授けたという~
北の賢者…▼~
その方こそ、~
ガトー様のことなのです。▼~
:[クリス]|
そうだったのですね…▼~
ではガトー様は、~
おれたちの祖先を救ってくれた~
おれにとっても恩人にあたる方。▼~
:[ウェンデル]|
ええ、それに先の暗黒戦争で~
マルス様が戦われている時。▼~
マルス様を導き、~
魔王ガーネフを倒す~
スターライトを授けた人物…▼~
その方もまた、~
ガトー様なのです。▼~
:[クリス]|
そ、そうだったのですね!▼~
ではガトー様は、~
マルス様にとっても、~
おれにとっても恩人。▼~
:[ウェンデル]|
ええ、ええ。▼~
:[クリス]|
ただ、わからないのですが、~
なぜ自分のもとへ来いと~
おっしゃるのでしょう?▼~
魔道で自在に移動できるのなら、~
来てくださっても~
良さそうに思うのですが…▼~
:[ウェンデル]|
それがガトー様の~
試練なのですよ。▼~
何があろうと世界を救う、~
それだけの覚悟を~
もった者でなければ、▼~
ガトー様の授ける力を~
使うことはできない…~
そのための試練なのです。▼~
:[クリス]|
なるほど、~
ガトー様には~
そのように深遠なお考えが…▼~
ただの~
ちょっと変わった人では~
なかったのですね…▼~
:[ウェンデル]|
ええ。そうですよもちろん…▼~
***ウェンデルと主人公3 [#Wendel3]
:[ウェンデル]|
クリス殿、~
この間はガトー様とアリティアの~
かかわりをお話ししましたが、▼~
ガトー様の偉業はもちろん、~
それだけにとどまりません。▼~
我々がカダインで~
学んでいる魔道…▼~
その魔道そのものを~
人に授けた方こそ、~
ガトー様なのです。▼~
:[クリス]|
魔道そのもの…?▼~
:[ウェンデル]|
ええ。ガトー様がいなければ、~
この世界には~
魔道はなかったのですよ。▼~
:[クリス]|
そ、それは…!~
とてつもなく凄い方なのですね…▼~
:[ウェンデル]|
ええ、もっとも…~
ガトー様は元々人を助けるために~
魔道をお与えになりました。▼~
だから、魔道が人々の~
戦いの道具となることを~
嘆いておられましたね…▼~
:[クリス]|
知識だけでなく、~
良識までお持ちとは…▼~
感銘を受けるばかりです。~
ガトー様は本当に~
素晴らしい方なのですね。▼~
:[ウェンデル]|
ええ。~
おわかりいただけましたか?▼~
:[クリス]|
はい、今までの~
おれの無知を恥じています。▼~
ガトー様…今まで~
ちょっと変わった人~
なんて言ってすみませんでした…▼~
:[ウェンデル]|
そうそう、~
それで良いのですよ。▼~
ガトー様はこの世界の~
すべてを常に~
見ておられますから。▼~
あなたの今の言葉も、~
きっとガトー様に~
届いたことでしょう。▼~
:[クリス]|
ガトー様ありがとうございます!~
これからも~
おれたちをお守りください!▼~
:[ウェンデル]|
あ、いえいえ~
そのように大声で叫ばずとも~
大丈夫ですよ…▼~
**エッツェルと主人公 [#Etzel]
***エッツェルと主人公1 [#Etzel1]
:[エッツェル]|
…………▼~
:[クリス]|
エッツェル殿、~
そろそろ集合の時間です。▼~
:[エッツェル]|
ん?~
ああ、わかった。~
すまんな、今行く。▼~
:[クリス]|
その指輪…~
大切なものなのですか?▼~
:[エッツェル]|
ん、ああ…わかるのか?▼~
:[クリス]|
ええ。~
エッツェル殿は時々、その指輪を~
見つめておられたようだった。▼~
大切な人からの贈り物ですか?▼~
:[エッツェル]|
ああ、まあな…▼~
こいつは~
死んだ女房の形見なんだ。▼~
:[クリス]|
…そうだったのですか。~
失礼しました。▼~
:[エッツェル]|
いや、良いんだ。▼~
死んだ妻が望んでいた平和な世、~
それをかなえてやりたくて~
おれはここで戦ってる。▼~
…未練なのかもしれんが、な。▼~
***エッツェルと主人公2 [#Etzel2]
:[クリス]|
エッツェル殿、~
集合の時間です。▼~
:[エッツェル]|
ああ、ありがとう。~
いつもすまんな。▼~
そういえばあんた、~
毎回全員に~
伝えて回ってるのか?▼~
:[クリス]|
はい。つい~
みんなの様子が気になって。▼~
:[エッツェル]|
あんた、お人好しなんだな。~
気をつけろ、~
優しい奴は早死にするぜ。▼~
こんな時代じゃ、~
特にな…▼~
:[クリス]|
あなたの奥さんも…~
きっと~
優しい人だったのですね。▼~
:[エッツェル]|
ああ。アーシェラは…~
いつだって~
穏やかな平穏を望んでた。▼~
ただ、~
あいつはお人好しでな。▼~
ヘマをした~
おれを庇って~
命を落としちまった…▼~
:[クリス]|
そうだったのか…▼~
:[エッツェル]|
なあ…~
人は死んだ後~
天国へ行くっていうよな。▼~
アーシェラは…~
そこで平和に~
暮らしているだろうか?▼~
:[クリス]|
はい。きっと…▼~
:[エッツェル]|
…だとしたら、▼~
おれが死んだら…~
あいつにまた~
会えるんだろうか…▼~
:[クリス]|
エッツェル殿…▼~
:[エッツェル]|
…すまん。~
くだらんことを言ったな。~
忘れてくれ。▼~
***エッツェルと主人公3 [#Etzel3]
:[クリス]|
エッツェル殿。▼~
:[エッツェル]|
ああ、そろそろ時間か?▼~
:[クリス]|
いえ、今日はお話があって来ました。▼~
差し出がましいことですが、~
エッツェル殿…▼~
あなたの戦い方を~
見ていると…~
心配になるのです。▼~
:[エッツェル]|
心配?▼~
:[クリス]|
あなたの戦いは時々…~
まるで死に場所を~
求めているように見える。▼~
:[エッツェル]|
…すまんな、悪いくせだ。▼~
戦いの途中も、~
どうしてもあいつのことを~
思い出しちまうらしい。▼~
:[クリス]|
エッツェル殿…~
おれはアーシェラさんのことを~
何も知らない。▼~
だが、アーシェラさんは、~
彼女はきっと…▼~
あなたに生きて欲しいから、~
あなたをかばったんです。▼~
:[エッツェル]|
……▼~
:[クリス]|
あなたが死んだら、~
あなたをかばった彼女の行為は~
無になってしまう。▼~
だから、どうか…▼~
:[エッツェル]|
そうだな…その通りだ。▼~
このまま死んで~
あいつのもとに行ったら、▼~
あいつは怒るだろうな。~
大切な命を~
無駄にするなって…▼~
あいつはそういう奴だった…▼~
:[クリス]|
エッツェル殿…▼~
:[エッツェル]|
感謝する、クリス。▼~
と、そろそろ集合の時間だな。~
クリス、一緒に行くか。▼~
:[クリス]|
はい!▼~
**マリクと主人公 [#Marich]
***マリクと主人公1 [#Marich1]
:[マリク]|
クリス、~
今までマルス様をお守りしてくれて~
ありがとう。▼~
:[クリス]|
はい。~
それがおれの使命ですから。▼~
:[マリク]|
アリティアが落とされたと聞いて、~
気が気じゃなかったんだ。▼~
:[クリス]|
確かに、~
おれたちの祖国アリティアは…▼~
:[マリク]|
そっちは君たちがいなかったんだ。~
仕方がないよ。▼~
マルス様が無事だったことが、~
不幸中の幸いだ。▼~
ぼくも合流できたからには~
力の限りを尽くすよ。▼~
:[クリス]|
はい。マリク殿が~
いてくれれば心強い。▼~
***マリクと主人公2 [#Marich2]
:[マリク]|
…………▼~
クリス?▼~
:[クリス]|
失礼、~
お邪魔でしたか。▼~
:[マリク]|
いや、いいんだ。▼~
こうやって目を閉じて、~
風を身体で感じていると…▼~
心が自由になって~
集中できるんだ。▼~
:[クリス]|
そういえば、マリク殿は~
風の魔道士という異名が~
あるんでしたね。▼~
:[マリク]|
うん。エクスカリバーを~
よく使うから風の魔道士なんて~
呼ばれるようになったんだろうね。▼~
:[クリス]|
風の魔道エクスカリバー…~
マリク殿に~
相応しい魔法だと思います。▼~
:[マリク]|
そうだね…でも、~
ぼくがエクスカリバーを~
選んだんじゃなくて、▼~
エクスカリバーがぼくを選んだ、~
と言ったら驚くかな?▼~
:[クリス]|
エクスカリバーが?~
マリク殿を?▼~
:[マリク]|
そうなんだ。~
ウェンデル先生はあの日、~
ぼくにエクスカリバーを、▼~
エルレーンに~
トロンを与えてくださった。▼~
それはぼくがエルレーンより~
優れていたから、~
という訳じゃなくて、▼~
魔法の性格の問題だったんだ。▼~
:[クリス]|
魔法の性格?▼~
:[マリク]|
ごくまれになんだけど、~
「意志」をもった魔法がある。~
魔法自身が、使う側を選ぶんだ。▼~
エクスカリバーもその一つ。~
ぼくとの相性が良かったんだろうね。~
エクスカリバーはぼくを選んでくれた。▼~
:[クリス]|
魔法が人を選ぶ…▼~
:[マリク]|
そう。だから、ぼくが風の魔道士に~
なったのはたまたまなんだよ。▼~
ちょっとどこかが違っただけで、~
エルレーンが風の魔道士と~
呼ばれるようになったんだろうから。▼~
:[クリス]|
そうなのですか…。~
しかし、マリク殿に風の魔法は~
本当に似合っていると思います。▼~
エクスカリバーは、マリク殿の~
そういう穏やかな性格を~
好きになったのでしょう。▼~
:[マリク]|
ははっ、それは嬉しいな。~
ありがとう。▼~
***マリクと主人公3 [#Marich3]
:[クリス]|
マリク殿はこの戦いが終わったら、~
どうするのですか?▼~
:[クリス]|
そうだね、まだ決めていない。~
平和になったら、~
色々やりたいこともあるしね。▼~
でも、それも全部~
エリス様を取り戻した後のことだ。▼~
:[クリス]|
エリス様…▼~
:[マリク]|
うん、ぼくは暗黒戦争の時も…~
今回もエリス様を守りきれなかった。▼~
アリティアを離れて、~
これほど後悔したことはないよ。▼~
今度こそ、絶対に離れずに~
エリス様を守る。▼~
ぼくは、それだけのために~
力を磨いたんだ。▼~
ほくの…本当に守りたい人……~
エリス様のために。▼~
:[クリス]|
おれも力になります、マリク殿。~
一刻も早くエリス様を~
お助けしましょう。▼~
:[マリク]|
ああ!▼~
**エルレーンと主人公 [#Ellerean]
***エルレーンと主人公1 [#Ellerean1]
:[エルレーン]|
貴様がクリスか。~
ふん、聞いていたほどの~
男には見えんがな。▼~
:[クリス]|
エルレーン殿…▼~
どこかでおれのことを~
ご存知だったのか?▼~
:[エルレーン]|
マリクが以前、~
貴様のことを話していた。~
頼もしい騎士が王子についたとな。▼~
ふん、だがやはり~
マリクの言うことなど~
あてにはならん。▼~
貴様程度の実力では、~
この先が思いやられるな。▼~
:[クリス]|
確かに。~
おれはまだまだ訓練が必要だ。▼~
:[エルレーン]|
…なんだと?~
認めるのか?▼~
:[クリス]|
ああ。おれはもっと~
強くならなければならない。~
マルス様のために。▼~
:[エルレーン]|
誰かのために、か…~
ふん、まるで~
マリクのようなことを言う。▼~
だが、俺は貴様などには負けん。~
戦いで遅れを取る気はないぞ。▼~
***エルレーンと主人公2 [#Ellerean2]
:[クリス]|
はっ! はっ! はぁっ!▼~
:[エルレーン]|
ふん、~
原始的な訓練もあったものだな。~
それがアリティアの訓練とやらか?▼~
:[クリス]|
エルレーン殿。~
いや、これはおれの自主訓練だ。▼~
アリティアの騎士訓練は~
仲間同士で協力することの~
大切さを学ぶ。▼~
:[エルレーン]|
仲間だと?~
下らんな。~
マリクが好きそうなセリフだ。▼~
そんななれ合いでは~
強くなることなどできはしない。▼~
共に学ぶ者たちは~
仲間などではない。~
皆、敵だ。▼~
だから、~
俺はマリクに何度も~
甘いと言ってやったのだ…▼~
:[クリス]|
あなたは…~
マリク殿を随分~
意識されてるのだな。▼~
:[エルレーン]|
ば、馬鹿を言え!~
なぜ俺がマリクのことなど~
意識せねばならん。▼~
:[クリス]|
しかしおれと話していても~
何かといえばマリクマリクと…▼~
:[エルレーン]|
だ、黙れ。~
俺はあんな奴のことなど~
一度も考えたことはない。▼~
ふん、貴様といると~
調子が狂わされる。▼~
まるであのマリクそっくり…▼~
:[クリス]|
……ほらまた。▼~
:[エルレーン]|
だ、黙れ!~
話はもう終わりだ!▼~
***エルレーンと主人公3 [#Ellerean3]
:[エルレーン]|
ふん、クリス。~
貴様ごときがまだ生きていたか。▼~
:[クリス]|
エルレーン、~
あなたも無事で何よりだ。▼~
共に戦った仲間と、~
こうして生きて話せるのは~
嬉しいものだな。▼~
:[エルレーン]|
…ふん、俺に仲間などいない。▼~
:[クリス]|
仲間などいない、か…▼~
あなたのいたカダインの学院でも~
そうだったのか?▼~
:[エルレーン]|
当然だ。~
まわりの馬鹿どもと~
俺は違うのだからな。▼~
まわりが俺を遠ざけ、~
俺もまわりに冷笑で返した。~
俺はずっと一人だった。▼~
:[クリス]|
……▼~
:[エルレーン]|
だが、そうだな…~
マリクの奴だけは、違った。▼~
友達になりたいと、~
あいつはそう言った。~
何度無視しても…▼~
馬鹿馬鹿しい話だ。~
誰からも嫌われ、~
影口と叩かれている俺と…▼~
そんな俺と…~
どうして友達になりたいなどと…▼~
:[クリス]|
エルレーン…~
マリク殿はあなたにとって~
大切な友だったのだな…▼~
ただ、不幸な~
行き違いがあっただけだ。~
本当は、あなたはマリク殿を…▼~
:[エルレーン]|
ば、馬鹿を言うな。~
マリクのことなど俺は…!▼~
ふん、貴様といると~
調子が狂わされてばかりだ。~
帰らせてもらう!▼~
:[クリス]|
ああ、気が向いたら~
また来てくれ。~
それから…▼~
おれも、あなたと友になりたい。~
そう望んでいる。▼~
:[エルレーン]|
…そういうところまで~
マリクに似ているな。▼~
ふん、まったく~
腹立たしい連中だ…▼~
*コメント [#comment]
#comment
終了行:
[[章別会話/会話イベント(男主人公関連)]]
*カダイン編 [#Khadein]
#contents
**ウェンデルと主人公 [#Wendel]
***ウェンデルと主人公1 [#Wendel1]
:[ウェンデル]|
…つまり星のカケラとは、~
十二に分かれた~
星のオーブの断片であり、▼~
それぞれが十二宮にちなんだ~
名前と効果を~
もっているわけです。▼~
:[クリス]|
なるほど…勉強になります。~
ウェンデル様は~
なんでもご存知ですね。▼~
:[ウェンデル]|
いえいえ、わたしの知識は~
ほとんどがガトー様から~
教えていただいたものです。▼~
:[クリス]|
ガトー様…▼~
そういえば、~
ウェンデル様は~
ガトー様と親しいのですね。▼~
:[ウェンデル]|
いえいえ、~
親しいなど恐れ多い…▼~
あの方は~
わたしなどからすれば~
及びもつかないお方です。▼~
:[クリス]|
そうなのですか?▼~
:[ウェンデル]|
ええ。クリス殿、~
あなたはガトー様に~
どんな印象をお持ちですか?▼~
:[クリス]|
そうですね…▼~
魔道を使って~
遠くから話をされたり~
急に空から出現されたり、▼~
ちょっと変わった人だな…~
という印象です。▼~
あと、もったいぶらずに~
一緒に戦ってくれれば~
ありがたいのに、とも…▼~
:[ウェンデル]|
な、なんと恐れ多い…~
いけませんよクリス殿。~
そのような失礼な…▼~
ガトー様は我々にとって、~
いや人間にとっては~
神のごときお方なのですから。▼~
:[クリス]|
そうなのですか?▼~
:[ウェンデル]|
ええ。~
一度詳しくお教えしなければ~
ならないようですね…▼~
***ウェンデルと主人公2 [#Wendel2]
:[ウェンデル]|
クリス殿は~
英雄アンリをご存知ですね?▼~
:[クリス]|
はい、もちろんです。~
マルス様の祖先であり、~
アリティアの建国王…▼~
:[ウェンデル]|
ええ、そしてファルシオンを手に~
メディウスを打ち倒した~
世界の救い手…▼~
そのアンリに~
ファルシオンを授けたという~
北の賢者…▼~
その方こそ、~
ガトー様のことなのです。▼~
:[クリス]|
そうだったのですね…▼~
ではガトー様は、~
おれたちの祖先を救ってくれた~
おれにとっても恩人にあたる方。▼~
:[ウェンデル]|
ええ、それに先の暗黒戦争で~
マルス様が戦われている時。▼~
マルス様を導き、~
魔王ガーネフを倒す~
スターライトを授けた人物…▼~
その方もまた、~
ガトー様なのです。▼~
:[クリス]|
そ、そうだったのですね!▼~
ではガトー様は、~
マルス様にとっても、~
おれにとっても恩人。▼~
:[ウェンデル]|
ええ、ええ。▼~
:[クリス]|
ただ、わからないのですが、~
なぜ自分のもとへ来いと~
おっしゃるのでしょう?▼~
魔道で自在に移動できるのなら、~
来てくださっても~
良さそうに思うのですが…▼~
:[ウェンデル]|
それがガトー様の~
試練なのですよ。▼~
何があろうと世界を救う、~
それだけの覚悟を~
もった者でなければ、▼~
ガトー様の授ける力を~
使うことはできない…~
そのための試練なのです。▼~
:[クリス]|
なるほど、~
ガトー様には~
そのように深遠なお考えが…▼~
ただの~
ちょっと変わった人では~
なかったのですね…▼~
:[ウェンデル]|
ええ。そうですよもちろん…▼~
***ウェンデルと主人公3 [#Wendel3]
:[ウェンデル]|
クリス殿、~
この間はガトー様とアリティアの~
かかわりをお話ししましたが、▼~
ガトー様の偉業はもちろん、~
それだけにとどまりません。▼~
我々がカダインで~
学んでいる魔道…▼~
その魔道そのものを~
人に授けた方こそ、~
ガトー様なのです。▼~
:[クリス]|
魔道そのもの…?▼~
:[ウェンデル]|
ええ。ガトー様がいなければ、~
この世界には~
魔道はなかったのですよ。▼~
:[クリス]|
そ、それは…!~
とてつもなく凄い方なのですね…▼~
:[ウェンデル]|
ええ、もっとも…~
ガトー様は元々人を助けるために~
魔道をお与えになりました。▼~
だから、魔道が人々の~
戦いの道具となることを~
嘆いておられましたね…▼~
:[クリス]|
知識だけでなく、~
良識までお持ちとは…▼~
感銘を受けるばかりです。~
ガトー様は本当に~
素晴らしい方なのですね。▼~
:[ウェンデル]|
ええ。~
おわかりいただけましたか?▼~
:[クリス]|
はい、今までの~
おれの無知を恥じています。▼~
ガトー様…今まで~
ちょっと変わった人~
なんて言ってすみませんでした…▼~
:[ウェンデル]|
そうそう、~
それで良いのですよ。▼~
ガトー様はこの世界の~
すべてを常に~
見ておられますから。▼~
あなたの今の言葉も、~
きっとガトー様に~
届いたことでしょう。▼~
:[クリス]|
ガトー様ありがとうございます!~
これからも~
おれたちをお守りください!▼~
:[ウェンデル]|
あ、いえいえ~
そのように大声で叫ばずとも~
大丈夫ですよ…▼~
**エッツェルと主人公 [#Etzel]
***エッツェルと主人公1 [#Etzel1]
:[エッツェル]|
…………▼~
:[クリス]|
エッツェル殿、~
そろそろ集合の時間です。▼~
:[エッツェル]|
ん?~
ああ、わかった。~
すまんな、今行く。▼~
:[クリス]|
その指輪…~
大切なものなのですか?▼~
:[エッツェル]|
ん、ああ…わかるのか?▼~
:[クリス]|
ええ。~
エッツェル殿は時々、その指輪を~
見つめておられたようだった。▼~
大切な人からの贈り物ですか?▼~
:[エッツェル]|
ああ、まあな…▼~
こいつは~
死んだ女房の形見なんだ。▼~
:[クリス]|
…そうだったのですか。~
失礼しました。▼~
:[エッツェル]|
いや、良いんだ。▼~
死んだ妻が望んでいた平和な世、~
それをかなえてやりたくて~
おれはここで戦ってる。▼~
…未練なのかもしれんが、な。▼~
***エッツェルと主人公2 [#Etzel2]
:[クリス]|
エッツェル殿、~
集合の時間です。▼~
:[エッツェル]|
ああ、ありがとう。~
いつもすまんな。▼~
そういえばあんた、~
毎回全員に~
伝えて回ってるのか?▼~
:[クリス]|
はい。つい~
みんなの様子が気になって。▼~
:[エッツェル]|
あんた、お人好しなんだな。~
気をつけろ、~
優しい奴は早死にするぜ。▼~
こんな時代じゃ、~
特にな…▼~
:[クリス]|
あなたの奥さんも…~
きっと~
優しい人だったのですね。▼~
:[エッツェル]|
ああ。アーシェラは…~
いつだって~
穏やかな平穏を望んでた。▼~
ただ、~
あいつはお人好しでな。▼~
ヘマをした~
おれを庇って~
命を落としちまった…▼~
:[クリス]|
そうだったのか…▼~
:[エッツェル]|
なあ…~
人は死んだ後~
天国へ行くっていうよな。▼~
アーシェラは…~
そこで平和に~
暮らしているだろうか?▼~
:[クリス]|
はい。きっと…▼~
:[エッツェル]|
…だとしたら、▼~
おれが死んだら…~
あいつにまた~
会えるんだろうか…▼~
:[クリス]|
エッツェル殿…▼~
:[エッツェル]|
…すまん。~
くだらんことを言ったな。~
忘れてくれ。▼~
***エッツェルと主人公3 [#Etzel3]
:[クリス]|
エッツェル殿。▼~
:[エッツェル]|
ああ、そろそろ時間か?▼~
:[クリス]|
いえ、今日はお話があって来ました。▼~
差し出がましいことですが、~
エッツェル殿…▼~
あなたの戦い方を~
見ていると…~
心配になるのです。▼~
:[エッツェル]|
心配?▼~
:[クリス]|
あなたの戦いは時々…~
まるで死に場所を~
求めているように見える。▼~
:[エッツェル]|
…すまんな、悪いくせだ。▼~
戦いの途中も、~
どうしてもあいつのことを~
思い出しちまうらしい。▼~
:[クリス]|
エッツェル殿…~
おれはアーシェラさんのことを~
何も知らない。▼~
だが、アーシェラさんは、~
彼女はきっと…▼~
あなたに生きて欲しいから、~
あなたをかばったんです。▼~
:[エッツェル]|
……▼~
:[クリス]|
あなたが死んだら、~
あなたをかばった彼女の行為は~
無になってしまう。▼~
だから、どうか…▼~
:[エッツェル]|
そうだな…その通りだ。▼~
このまま死んで~
あいつのもとに行ったら、▼~
あいつは怒るだろうな。~
大切な命を~
無駄にするなって…▼~
あいつはそういう奴だった…▼~
:[クリス]|
エッツェル殿…▼~
:[エッツェル]|
感謝する、クリス。▼~
と、そろそろ集合の時間だな。~
クリス、一緒に行くか。▼~
:[クリス]|
はい!▼~
**マリクと主人公 [#Marich]
***マリクと主人公1 [#Marich1]
:[マリク]|
クリス、~
今までマルス様をお守りしてくれて~
ありがとう。▼~
:[クリス]|
はい。~
それがおれの使命ですから。▼~
:[マリク]|
アリティアが落とされたと聞いて、~
気が気じゃなかったんだ。▼~
:[クリス]|
確かに、~
おれたちの祖国アリティアは…▼~
:[マリク]|
そっちは君たちがいなかったんだ。~
仕方がないよ。▼~
マルス様が無事だったことが、~
不幸中の幸いだ。▼~
ぼくも合流できたからには~
力の限りを尽くすよ。▼~
:[クリス]|
はい。マリク殿が~
いてくれれば心強い。▼~
***マリクと主人公2 [#Marich2]
:[マリク]|
…………▼~
クリス?▼~
:[クリス]|
失礼、~
お邪魔でしたか。▼~
:[マリク]|
いや、いいんだ。▼~
こうやって目を閉じて、~
風を身体で感じていると…▼~
心が自由になって~
集中できるんだ。▼~
:[クリス]|
そういえば、マリク殿は~
風の魔道士という異名が~
あるんでしたね。▼~
:[マリク]|
うん。エクスカリバーを~
よく使うから風の魔道士なんて~
呼ばれるようになったんだろうね。▼~
:[クリス]|
風の魔道エクスカリバー…~
マリク殿に~
相応しい魔法だと思います。▼~
:[マリク]|
そうだね…でも、~
ぼくがエクスカリバーを~
選んだんじゃなくて、▼~
エクスカリバーがぼくを選んだ、~
と言ったら驚くかな?▼~
:[クリス]|
エクスカリバーが?~
マリク殿を?▼~
:[マリク]|
そうなんだ。~
ウェンデル先生はあの日、~
ぼくにエクスカリバーを、▼~
エルレーンに~
トロンを与えてくださった。▼~
それはぼくがエルレーンより~
優れていたから、~
という訳じゃなくて、▼~
魔法の性格の問題だったんだ。▼~
:[クリス]|
魔法の性格?▼~
:[マリク]|
ごくまれになんだけど、~
「意志」をもった魔法がある。~
魔法自身が、使う側を選ぶんだ。▼~
エクスカリバーもその一つ。~
ぼくとの相性が良かったんだろうね。~
エクスカリバーはぼくを選んでくれた。▼~
:[クリス]|
魔法が人を選ぶ…▼~
:[マリク]|
そう。だから、ぼくが風の魔道士に~
なったのはたまたまなんだよ。▼~
ちょっとどこかが違っただけで、~
エルレーンが風の魔道士と~
呼ばれるようになったんだろうから。▼~
:[クリス]|
そうなのですか…。~
しかし、マリク殿に風の魔法は~
本当に似合っていると思います。▼~
エクスカリバーは、マリク殿の~
そういう穏やかな性格を~
好きになったのでしょう。▼~
:[マリク]|
ははっ、それは嬉しいな。~
ありがとう。▼~
***マリクと主人公3 [#Marich3]
:[クリス]|
マリク殿はこの戦いが終わったら、~
どうするのですか?▼~
:[クリス]|
そうだね、まだ決めていない。~
平和になったら、~
色々やりたいこともあるしね。▼~
でも、それも全部~
エリス様を取り戻した後のことだ。▼~
:[クリス]|
エリス様…▼~
:[マリク]|
うん、ぼくは暗黒戦争の時も…~
今回もエリス様を守りきれなかった。▼~
アリティアを離れて、~
これほど後悔したことはないよ。▼~
今度こそ、絶対に離れずに~
エリス様を守る。▼~
ぼくは、それだけのために~
力を磨いたんだ。▼~
ほくの…本当に守りたい人……~
エリス様のために。▼~
:[クリス]|
おれも力になります、マリク殿。~
一刻も早くエリス様を~
お助けしましょう。▼~
:[マリク]|
ああ!▼~
**エルレーンと主人公 [#Ellerean]
***エルレーンと主人公1 [#Ellerean1]
:[エルレーン]|
貴様がクリスか。~
ふん、聞いていたほどの~
男には見えんがな。▼~
:[クリス]|
エルレーン殿…▼~
どこかでおれのことを~
ご存知だったのか?▼~
:[エルレーン]|
マリクが以前、~
貴様のことを話していた。~
頼もしい騎士が王子についたとな。▼~
ふん、だがやはり~
マリクの言うことなど~
あてにはならん。▼~
貴様程度の実力では、~
この先が思いやられるな。▼~
:[クリス]|
確かに。~
おれはまだまだ訓練が必要だ。▼~
:[エルレーン]|
…なんだと?~
認めるのか?▼~
:[クリス]|
ああ。おれはもっと~
強くならなければならない。~
マルス様のために。▼~
:[エルレーン]|
誰かのために、か…~
ふん、まるで~
マリクのようなことを言う。▼~
だが、俺は貴様などには負けん。~
戦いで遅れを取る気はないぞ。▼~
***エルレーンと主人公2 [#Ellerean2]
:[クリス]|
はっ! はっ! はぁっ!▼~
:[エルレーン]|
ふん、~
原始的な訓練もあったものだな。~
それがアリティアの訓練とやらか?▼~
:[クリス]|
エルレーン殿。~
いや、これはおれの自主訓練だ。▼~
アリティアの騎士訓練は~
仲間同士で協力することの~
大切さを学ぶ。▼~
:[エルレーン]|
仲間だと?~
下らんな。~
マリクが好きそうなセリフだ。▼~
そんななれ合いでは~
強くなることなどできはしない。▼~
共に学ぶ者たちは~
仲間などではない。~
皆、敵だ。▼~
だから、~
俺はマリクに何度も~
甘いと言ってやったのだ…▼~
:[クリス]|
あなたは…~
マリク殿を随分~
意識されてるのだな。▼~
:[エルレーン]|
ば、馬鹿を言え!~
なぜ俺がマリクのことなど~
意識せねばならん。▼~
:[クリス]|
しかしおれと話していても~
何かといえばマリクマリクと…▼~
:[エルレーン]|
だ、黙れ。~
俺はあんな奴のことなど~
一度も考えたことはない。▼~
ふん、貴様といると~
調子が狂わされる。▼~
まるであのマリクそっくり…▼~
:[クリス]|
……ほらまた。▼~
:[エルレーン]|
だ、黙れ!~
話はもう終わりだ!▼~
***エルレーンと主人公3 [#Ellerean3]
:[エルレーン]|
ふん、クリス。~
貴様ごときがまだ生きていたか。▼~
:[クリス]|
エルレーン、~
あなたも無事で何よりだ。▼~
共に戦った仲間と、~
こうして生きて話せるのは~
嬉しいものだな。▼~
:[エルレーン]|
…ふん、俺に仲間などいない。▼~
:[クリス]|
仲間などいない、か…▼~
あなたのいたカダインの学院でも~
そうだったのか?▼~
:[エルレーン]|
当然だ。~
まわりの馬鹿どもと~
俺は違うのだからな。▼~
まわりが俺を遠ざけ、~
俺もまわりに冷笑で返した。~
俺はずっと一人だった。▼~
:[クリス]|
……▼~
:[エルレーン]|
だが、そうだな…~
マリクの奴だけは、違った。▼~
友達になりたいと、~
あいつはそう言った。~
何度無視しても…▼~
馬鹿馬鹿しい話だ。~
誰からも嫌われ、~
影口と叩かれている俺と…▼~
そんな俺と…~
どうして友達になりたいなどと…▼~
:[クリス]|
エルレーン…~
マリク殿はあなたにとって~
大切な友だったのだな…▼~
ただ、不幸な~
行き違いがあっただけだ。~
本当は、あなたはマリク殿を…▼~
:[エルレーン]|
ば、馬鹿を言うな。~
マリクのことなど俺は…!▼~
ふん、貴様といると~
調子が狂わされてばかりだ。~
帰らせてもらう!▼~
:[クリス]|
ああ、気が向いたら~
また来てくれ。~
それから…▼~
おれも、あなたと友になりたい。~
そう望んでいる。▼~
:[エルレーン]|
…そういうところまで~
マリクに似ているな。▼~
ふん、まったく~
腹立たしい連中だ…▼~
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