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章別会話/会話イベント(女主人公関連)/竜族
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[[章別会話/会話イベント(女主人公関連)]]
*竜族編 [#Mamkute]
#contents
**バヌトゥと主人公 [#Banuto]
***バヌトゥと主人公1 [#Banuto1]
:[バヌトゥ]|
…よし、いい塩梅じゃな。▼~
:[クリス]|
あっ、バヌトゥ殿。▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、おぬしは確か…▼~
:[クリス]|
クリスと言います。▼~
その壺に入っているのは…~
お野菜、ですか?▼~
:[バヌトゥ]|
そうじゃ。~
野菜を、塩などで漬けたものじゃよ。▼~
こうしておけば、~
保存が効くうえ~
味も、良くなるんじゃ。▼~
:[クリス]|
ああ…漬け野菜ですね。~
軍の支給品なら、~
食べたことがあります。▼~
:[バヌトゥ]|
それは、ちょうど良い。~
クリス殿、~
ちょっと、味を見てくれんかね。▼~
:[クリス]|
わかりました。~
では失礼して…▼~
:[バヌトゥ]|
どうかな?▼~
:[クリス]|
わあ、これは美味しい!▼~
:[バヌトゥ]|
ほっほ、それは良かった。~
チキの野菜嫌いを直すために~
100年程、考えたからのう…。▼~
:[クリス]|
ひゃ、100年…ですか。▼~
:[バヌトゥ]|
そうじゃ、クリス殿。~
次の分もじきに漬かるじゃろうから、~
また良ければ、味を見てくれんか?▼~
:[クリス]|
はい。それは喜んで!▼~
***バヌトゥと主人公2 [#Banuto2]
:[バヌトゥ]|
むう…▼~
:[クリス]|
どうしたんですか?~
バヌトゥ殿。▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、クリス殿。~
この壺くらいの…~
石を見んかったかね?▼~
:[クリス]|
石…ですか。~
すみません、~
ちょっと記憶にありません…。▼~
:[バヌトゥ]|
そうか…~
弱ったのう。▼~
:[クリス]|
何か、~
大事な石なんですか?▼~
:[バヌトゥ]|
そうじゃ。~
すこし前に、漬け野菜の味を~
見てもらったじゃろう?▼~
あれを漬けるのに、~
必要なものなんじゃ…。▼~
:[クリス]|
まあ、それは大変…!▼~
:[バヌトゥ]|
歳を取ると、~
物忘れが多くていかん…。▼~
昔ものう…、チキが~
「漬かる前の野菜が見たい」と~
言い出しての。▼~
:[クリス]|
ああ、子どもなら~
言いそうですね。▼~
:[バヌトゥ]|
チキが、外の世界に~
興味を持ったことが~
本当に、嬉しくて…。▼~
わしは、掟を破って~
あの子を外に、連れ出したのじゃ。▼~
:[クリス]|
それは…~
わかります。▼~
:[バヌトゥ]|
しかし、ペラティ辺りで~
竜石を無くしてしまってのう。~
難儀したものじゃ…。▼~
:[クリス]|
ええっ! 竜石を?▼~
:[バヌトゥ]|
おお…そういえば。~
その時は、マルス様が~
見つけてくださったのう。▼~
ありがたいことじゃ。▼~
…クリス殿。▼~
すまんがもし、~
石を見かけるような事があれば~
持ってきてくれんかね?▼~
:[クリス]|
ええ、もちろんです。~
私もまた、バヌトゥ殿の漬け野菜を~
食べたいですからね。▼~
***バヌトゥと主人公3 [#Banuto3]
:[クリス]|
バヌトゥ殿。▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、クリス殿。~
どうしたんじゃ?~
そんなに急いで。▼~
…ん?~
その手に持っているのは、もしや…▼~
:[クリス]|
先程の戦いの後、~
ちょうど良さそうな石があったので、~
お持ちしました。▼~
:[バヌトゥ]|
なんと…!▼~
ど、どれ。~
ちょっと見せておくれ…▼~
:[クリス]|
お話頂いたものと、似たような形を~
選んだつもりですけど…▼~
:[バヌトゥ]|
ほぉ…ほぉ…~
これは…▼~
:[クリス]|
どうですか?▼~
:[バヌトゥ]|
うむ、良い具合じゃ!~
クリス殿、~
おぬしには何と礼を言って良いか…▼~
:[クリス]|
そんな、いいんです。~
私こそ、いつも~
頂いてばかりですから。▼~
:[バヌトゥ]|
そ、そうか?~
しかしそれでは、~
何だか申し訳ないのう…▼~
:[クリス]|
あ、それじゃあ。~
野菜の漬け方、~
教えてもらって良いですか?▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、それならば喜んで教えよう!~
ほっほ、何だか~
孫が一人増えたようじゃ…▼~
:[クリス]|
まあ。ふふ…▼~
:[バヌトゥ]|
では、試しに一つ~
漬けてみるとしよう。▼~
何か、好きな野菜を~
選びなされ。▼~
:[クリス]|
はい。~
では、これを。▼~
:[バヌトゥ]|
うむ。~
では、蓋をして…~
後は、待つのみじゃな。▼~
:[クリス]|
楽しみです。~
あ、漬かるのは~
いつ頃になりますか?▼~
:[バヌトゥ]|
100年後かのう。▼~
:[クリス]|
それは、死んでます…▼~
**チェイニーと主人公 [#Chainy]
***チェイニーと主人公1 [#Chainy1]
:[クリス]|
チェイニー殿、~
チェイニー殿ー!▼~
全く、~
もうじき軍議だというのに、~
チェイニー殿は一体どこに…▼~
:[クリス?]|
全く、~
もうじき軍議だというのに、~
チェイニー殿は一体どこに…▼~
:[クリス]|
え…?▼~
あ、あなたは…?▼~
:[クリス?]|
あ、あなたこそ…?▼~
:[クリス]|
私はクリス…▼~
:[クリス?]|
私もクリス…▼~
:[クリス]|
そ、そんな馬鹿な…~
く…さては~
魔王ガーネフのまやかし…!▼~
こんなまやかしになど…~
覚悟っ!▼~
:[クリス?]|
わーっ、待て待て!▼~
:(白く光る)|
:[チェイニー]|
落ち着けって、おれだよおれ。~
ただの冗談だって。▼~
:[クリス]|
チ、チェイニー殿!▼~
:[チェイニー]|
お前もマルスみたいに~
真面目っぽい奴だからな。~
緊張をほぐしてやろうと思って。▼~
けどお前冗談通じないのな、~
危うくおれの人生~
終わるかと思ったぜ…▼~
:[クリス]|
し、失礼しました。~
でもチェイニー殿も~
悪い冗談はやめてください。▼~
:[チェイニー]|
まあまあ、悪気はないんだぜ。~
これ、おれの特技なんだよ。▼~
:(白く光る)|
:[クリス?]|
ほらほら、~
どこから見てもそっくりだろ?▼~
:[クリス]|
確かにそうかも~
しれませんが…▼~
:[クリス?]|
ん? ありゃ、しまった。~
そっくりだと思ってたが、~
ちょっと違ってたな。▼~
:[クリス]|
?~
どこがですか?▼~
:[クリス?]|
おれの方が女っぽくて~
色気のある体つきだな。▼~
本物の方は男らしいっていうか~
逞しいっていうか…▼~
:[クリス]|
…チェイニー殿…▼~
今の発言、もう一度~
言っていただけますか?▼~
:[クリス?]|
ま、待て待て…!~
さっき殺されかけた以上の~
危険を今感じてるんだが…▼~
じ、冗談だよ冗談、はは。~
じゃあまたな。▼~
:(チェイニーが立ち去る)|
:[クリス]|
チェイニー殿!▼~
***チェイニーと主人公2 [#Chainy2]
:[クリス]|
チェイニー殿ー!▼~
またどこかへ~
行ってしまったみたい…▼~
:[マルス?]|
やあ、クリス。▼~
:[クリス]|
あ、これはマルス様。▼~
:[マルス?]|
良いところで会ったよ。~
君にお願い~
したいことがあるんだ。▼~
:[クリス]|
はっ、マルス様のためなら喜んで。▼~
:[マルス?]|
ありがとう。じゃあ…▼~
この戦いが終わったら、~
ぼくと結婚してくれないかな?▼~
:[クリス]|
…チェイニー殿ですね。▼~
:(白く光る)|
:[チェイニー]|
ありゃ、やっぱりばれたか。▼~
:[クリス]|
当たり前です。~
マルス様がそんなことを~
仰るはずがありません。▼~
:[チェイニー]|
おかしいなー。~
他の奴らは割と騙されたんだけど…▼~
ま、良いか。じゃあな。▼~
:[クリス]|
…お待ちください。▼~
:[チェイニー]|
な、なんだ?▼~
:[クリス]|
マルス様の姿のまま、~
一体誰を騙していたのですか?~
洗いざらい白状していただきます。▼~
:[チェイニー]|
げ。▼~
:[クリス]|
私はマルス様の~
評判を下げる者の存在を~
許すことは出来ません…▼~
事と次第によっては…▼~
:[チェイニー]|
怖いってその空気!~
じょ、冗談だって。な?▼~
:(チェイニーが立ち去る)|
:[クリス]|
チェイニー殿!▼~
***チェイニーと主人公3 [#Chainy3]
:[ジェイガン?]|
クリス、~
突然ですまぬが…▼~
わしはそなたを~
愛してしまったようじゃ。▼~
:[クリス]|
こんにちはチェイニー殿。▼~
:[ジェイガン?]|
ってもうバレてる!?▼~
:(白く光る)|
:[チェイニー]|
なんだよつまんないなーお前は。▼~
:[クリス]|
あなたにはあれこれ~
色んな手で騙されましたから、~
もう慣れました。▼~
でも、チェイニー殿。~
これだけ長い間共にいても…▼~
あなたはなかなか~
私たちに本心を~
見せてはくれないのですね。▼~
:[チェイニー]|
……。~
まあな。~
おれは人間じゃないしさ。▼~
人間と竜…~
どっちかに肩入れするには、~
おれは半端すぎるんだよ。▼~
:[クリス]|
……▼~
:[チェイニー]|
お前やマルスのことは気に入ってる。~
人間にしちゃ良い奴だよ。▼~
でも、お前たちは人間だ。~
人間はあっという間に~
生まれて死んでいく…▼~
深い関わりを持てば持つほど、~
別れが寂しくなるしな。▼~
:[クリス]|
チェイニー殿…▼~
:[チェイニー]|
竜を捨てて~
人になろうとした連中は…~
何者にもなれなかった。▼~
竜を捨てようとして果たせず、~
人に変わろうとして果たせず、▼~
人を滅ぼそうとして傷つき、~
人に交わろうとして傷つく…▼~
どこまでも哀れな連中さ。▼~
:[クリス]|
あなたもその一人なのですね。▼~
あなたにも昔…~
そのようなことがあったのですね。~
人と共にあろうと…▼~
でも、かなわなかった。~
あなたは人間嫌いではない、~
ただ…▼~
:[チェイニー]|
…どうだかな。~
長生きしすぎて忘れちまった。▼~
ま、でもこの戦いの間は…~
昔みたいなのも~
悪くないかもな…▼~
**チキと主人公 [#Tiki]
***チキと主人公1 [#Tiki1]
:[チキ]|
あれ?▼~
それ、なあに?▼~
:[クリス]|
これ?~
これはね、リンゴの実を焼いたものよ。▼~
リンゴの芯をくり抜いて、~
バターと砂糖を入れて焼くの。▼~
私の村ではね、~
よく古くなったリンゴを~
こうして焼いて食べたのよ。▼~
:[チキ]|
おいしいの?▼~
:[クリス]|
もちろん。食べてみる?▼~
:[チキ]|
うん。たべたい。▼~
:[クリス]|
よし、じゃああげるわね。~
ほら、熱いから気をつけて。▼~
:[チキ]|
ん…▼~
あつー…▼~
:[クリス]|
やけどしないように、~
息を吹いて食べるの。~
ほら、こうして。▼~
:[チキ]|
うん、わかった。▼~
ふーっ、ふぅーっ。▼~
はふっ。はふはふ…▼~
:[クリス]|
ふふ、良い食べっぷりね。▼~
しかし、こうしてると~
ただの小さな女の子なのに、▼~
戦いではあれほど~
強大な竜に姿を変える…▼~
不思議なものね。~
竜族というのは…▼~
:[チキ]|
はふ?▼~
:[クリス]|
いえ、何でもないの。~
もっと食べたい?▼~
:[チキ]|
はふ!▼~
***チキと主人公2 [#Tiki2]
:[チキ]|
こないだはありがとう、~
クリスのおねえちゃん!▼~
:[クリス]|
お、おねえちゃん?▼~
:[チキ]|
?~
どうしたの? へん?▼~
:[クリス]|
いえ、へんじゃないんだけど…~
どうしておねえちゃんなの?▼~
:[チキ]|
だってわたし、~
マルスのおにいちゃんのことは~
「マルスのおにいちゃん」ってよぶの。▼~
だから、~
クリスのおねえちゃんのことは~
「クリスのおねえちゃん」。▼~
:[クリス]|
それは構わないけど…▼~
でも、そうね。~
もっと他の呼び方でもいいわよ。~
たとえばそう…▼~
:[チキ]|
バヌトゥのおじいちゃまみたいに、~
「クリスのおばあちゃま」?▼~
:[クリス]|
…そ、それだけはいや。~
まだそんな年じゃないし。▼~
:[チキ]|
ガトー様みたいに、~
「クリス様」?▼~
:[クリス]|
それもおかしいわ。~
私って何様なのって話になるし…▼~
そうね、おねえちゃんでいいわ。▼~
:[チキ]|
うん、クリスのおねえちゃん!▼~
***チキと主人公3 [#Tiki3]
:[チキ]|
ねえねえ、~
クリスのおねえちゃん。▼~
:[クリス]|
何?▼~
:[チキ]|
おはなしして。おはなし。▼~
:[クリス]|
ええ、いいわよ。~
こっちにおいで。▼~
ええと、そうね。~
昔々あるところに…▼~
あ、そういえば、~
昔こんなことがあったの…▼~
:[チキ]|
?▼~
:[クリス]|
昔々…~
私がまだ~
祖父と暮らしてた時…▼~
小さな女の子が~
村にひょっこり~
現れたことがあったの。▼~
とても明るくて可愛らしくて、~
ちょうどそうね、~
チキみたいな女の子だったわ。▼~
:[チキ]|
ふうん…それでそれで?▼~
:[クリス]|
その頃、村の近くには~
村を狙う悪い山賊がいたの。▼~
村のおじいさんは~
村を守るために山賊討伐を~
決意したわ。▼~
けどおじいさんは年老いていて…~
山賊に負けてしまうかも~
しれなかった。▼~
:[チキ]|
うん、うん…▼~
:[クリス]|
おじいさんの孫である女の子は、~
言いつけを破って~
おじいさんを追いかけたの。▼~
その子は…、~
かなわぬまでも、~
おじいさんを守りたかったの。▼~
でも、山賊のアジトに~
たどり着いてみるとなんと…▼~
アジトは~
まるで大嵐が来た後のように、~
跡形もなく崩れてた。▼~
:[チキ]|
……うん……ん……▼~
:[クリス]|
山賊はほうほうのていで~
そこから逃げ出し、~
やがて騎士たちに捕らえられたそうよ。▼~
めでたしめでたし…~
でもその時を境に、~
女の子はいなくなってた。▼~
不思議なこともあるもんだ、~
と村の人たちは首をひねってたわ。▼~
信心深い老人たちは、~
ナーガ様のお導きだって言った。~
そう、まるで…▼~
:[チキ]|
…すぅ…すぅ…▼~
:[クリス]|
まるで…~
チキ?▼~
:[チキ]|
くぅ…くぅ…▼~
:[クリス]|
寝てしまったのね。~
チキ、帰りましょう。~
ここで寝ると風邪を引くわ。▼~
:[チキ]|
んんぅー…んんー…▼~
…クリス…▼~
:[クリス]|
仕方ないわね…▼~
この寝顔を起こすのも可哀想、~
おぶって行きましょう。▼~
ほらチキ、行くわよ。▼~
:[チキ]|
んー……▼~
**ナギと主人公 [#Nagi]
***ナギと主人公1 [#Nagi1]
:[ナギ]|
……▼~
:[クリス]|
ナギ殿、~
次の戦いのことですが…▼~
我々はこのまま上の階層へ突入します。~
激しい戦いになるでしょうが、~
一刻も早く先へ行かねばなりません。▼~
:[ナギ]|
…あなたは…▼~
…あなたは、不思議…▼~
:[クリス]|
え?▼~
:[ナギ]|
あなたは…~
不思議な運命に~
導かれている…▼~
わたしにもわからない、~
あなたに似た誰かの導き……▼~
:[クリス]|
それは…占い、ですか?▼~
確かに、~
わたしも時々そんなことを~
感じたことはあります。▼~
:[ナギ]|
……▼~
名前…~
あなたの名前…教えて。▼~
:[クリス]|
私はクリスです。▼~
:[ナギ]|
クリス…わたしに教えて。~
あなたのために…~
わたしに出来ること…▼~
わたしは、~
あなたを助けたい…▼~
*コメント [#comment]
#comment
終了行:
[[章別会話/会話イベント(女主人公関連)]]
*竜族編 [#Mamkute]
#contents
**バヌトゥと主人公 [#Banuto]
***バヌトゥと主人公1 [#Banuto1]
:[バヌトゥ]|
…よし、いい塩梅じゃな。▼~
:[クリス]|
あっ、バヌトゥ殿。▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、おぬしは確か…▼~
:[クリス]|
クリスと言います。▼~
その壺に入っているのは…~
お野菜、ですか?▼~
:[バヌトゥ]|
そうじゃ。~
野菜を、塩などで漬けたものじゃよ。▼~
こうしておけば、~
保存が効くうえ~
味も、良くなるんじゃ。▼~
:[クリス]|
ああ…漬け野菜ですね。~
軍の支給品なら、~
食べたことがあります。▼~
:[バヌトゥ]|
それは、ちょうど良い。~
クリス殿、~
ちょっと、味を見てくれんかね。▼~
:[クリス]|
わかりました。~
では失礼して…▼~
:[バヌトゥ]|
どうかな?▼~
:[クリス]|
わあ、これは美味しい!▼~
:[バヌトゥ]|
ほっほ、それは良かった。~
チキの野菜嫌いを直すために~
100年程、考えたからのう…。▼~
:[クリス]|
ひゃ、100年…ですか。▼~
:[バヌトゥ]|
そうじゃ、クリス殿。~
次の分もじきに漬かるじゃろうから、~
また良ければ、味を見てくれんか?▼~
:[クリス]|
はい。それは喜んで!▼~
***バヌトゥと主人公2 [#Banuto2]
:[バヌトゥ]|
むう…▼~
:[クリス]|
どうしたんですか?~
バヌトゥ殿。▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、クリス殿。~
この壺くらいの…~
石を見んかったかね?▼~
:[クリス]|
石…ですか。~
すみません、~
ちょっと記憶にありません…。▼~
:[バヌトゥ]|
そうか…~
弱ったのう。▼~
:[クリス]|
何か、~
大事な石なんですか?▼~
:[バヌトゥ]|
そうじゃ。~
すこし前に、漬け野菜の味を~
見てもらったじゃろう?▼~
あれを漬けるのに、~
必要なものなんじゃ…。▼~
:[クリス]|
まあ、それは大変…!▼~
:[バヌトゥ]|
歳を取ると、~
物忘れが多くていかん…。▼~
昔ものう…、チキが~
「漬かる前の野菜が見たい」と~
言い出しての。▼~
:[クリス]|
ああ、子どもなら~
言いそうですね。▼~
:[バヌトゥ]|
チキが、外の世界に~
興味を持ったことが~
本当に、嬉しくて…。▼~
わしは、掟を破って~
あの子を外に、連れ出したのじゃ。▼~
:[クリス]|
それは…~
わかります。▼~
:[バヌトゥ]|
しかし、ペラティ辺りで~
竜石を無くしてしまってのう。~
難儀したものじゃ…。▼~
:[クリス]|
ええっ! 竜石を?▼~
:[バヌトゥ]|
おお…そういえば。~
その時は、マルス様が~
見つけてくださったのう。▼~
ありがたいことじゃ。▼~
…クリス殿。▼~
すまんがもし、~
石を見かけるような事があれば~
持ってきてくれんかね?▼~
:[クリス]|
ええ、もちろんです。~
私もまた、バヌトゥ殿の漬け野菜を~
食べたいですからね。▼~
***バヌトゥと主人公3 [#Banuto3]
:[クリス]|
バヌトゥ殿。▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、クリス殿。~
どうしたんじゃ?~
そんなに急いで。▼~
…ん?~
その手に持っているのは、もしや…▼~
:[クリス]|
先程の戦いの後、~
ちょうど良さそうな石があったので、~
お持ちしました。▼~
:[バヌトゥ]|
なんと…!▼~
ど、どれ。~
ちょっと見せておくれ…▼~
:[クリス]|
お話頂いたものと、似たような形を~
選んだつもりですけど…▼~
:[バヌトゥ]|
ほぉ…ほぉ…~
これは…▼~
:[クリス]|
どうですか?▼~
:[バヌトゥ]|
うむ、良い具合じゃ!~
クリス殿、~
おぬしには何と礼を言って良いか…▼~
:[クリス]|
そんな、いいんです。~
私こそ、いつも~
頂いてばかりですから。▼~
:[バヌトゥ]|
そ、そうか?~
しかしそれでは、~
何だか申し訳ないのう…▼~
:[クリス]|
あ、それじゃあ。~
野菜の漬け方、~
教えてもらって良いですか?▼~
:[バヌトゥ]|
おぉ、それならば喜んで教えよう!~
ほっほ、何だか~
孫が一人増えたようじゃ…▼~
:[クリス]|
まあ。ふふ…▼~
:[バヌトゥ]|
では、試しに一つ~
漬けてみるとしよう。▼~
何か、好きな野菜を~
選びなされ。▼~
:[クリス]|
はい。~
では、これを。▼~
:[バヌトゥ]|
うむ。~
では、蓋をして…~
後は、待つのみじゃな。▼~
:[クリス]|
楽しみです。~
あ、漬かるのは~
いつ頃になりますか?▼~
:[バヌトゥ]|
100年後かのう。▼~
:[クリス]|
それは、死んでます…▼~
**チェイニーと主人公 [#Chainy]
***チェイニーと主人公1 [#Chainy1]
:[クリス]|
チェイニー殿、~
チェイニー殿ー!▼~
全く、~
もうじき軍議だというのに、~
チェイニー殿は一体どこに…▼~
:[クリス?]|
全く、~
もうじき軍議だというのに、~
チェイニー殿は一体どこに…▼~
:[クリス]|
え…?▼~
あ、あなたは…?▼~
:[クリス?]|
あ、あなたこそ…?▼~
:[クリス]|
私はクリス…▼~
:[クリス?]|
私もクリス…▼~
:[クリス]|
そ、そんな馬鹿な…~
く…さては~
魔王ガーネフのまやかし…!▼~
こんなまやかしになど…~
覚悟っ!▼~
:[クリス?]|
わーっ、待て待て!▼~
:(白く光る)|
:[チェイニー]|
落ち着けって、おれだよおれ。~
ただの冗談だって。▼~
:[クリス]|
チ、チェイニー殿!▼~
:[チェイニー]|
お前もマルスみたいに~
真面目っぽい奴だからな。~
緊張をほぐしてやろうと思って。▼~
けどお前冗談通じないのな、~
危うくおれの人生~
終わるかと思ったぜ…▼~
:[クリス]|
し、失礼しました。~
でもチェイニー殿も~
悪い冗談はやめてください。▼~
:[チェイニー]|
まあまあ、悪気はないんだぜ。~
これ、おれの特技なんだよ。▼~
:(白く光る)|
:[クリス?]|
ほらほら、~
どこから見てもそっくりだろ?▼~
:[クリス]|
確かにそうかも~
しれませんが…▼~
:[クリス?]|
ん? ありゃ、しまった。~
そっくりだと思ってたが、~
ちょっと違ってたな。▼~
:[クリス]|
?~
どこがですか?▼~
:[クリス?]|
おれの方が女っぽくて~
色気のある体つきだな。▼~
本物の方は男らしいっていうか~
逞しいっていうか…▼~
:[クリス]|
…チェイニー殿…▼~
今の発言、もう一度~
言っていただけますか?▼~
:[クリス?]|
ま、待て待て…!~
さっき殺されかけた以上の~
危険を今感じてるんだが…▼~
じ、冗談だよ冗談、はは。~
じゃあまたな。▼~
:(チェイニーが立ち去る)|
:[クリス]|
チェイニー殿!▼~
***チェイニーと主人公2 [#Chainy2]
:[クリス]|
チェイニー殿ー!▼~
またどこかへ~
行ってしまったみたい…▼~
:[マルス?]|
やあ、クリス。▼~
:[クリス]|
あ、これはマルス様。▼~
:[マルス?]|
良いところで会ったよ。~
君にお願い~
したいことがあるんだ。▼~
:[クリス]|
はっ、マルス様のためなら喜んで。▼~
:[マルス?]|
ありがとう。じゃあ…▼~
この戦いが終わったら、~
ぼくと結婚してくれないかな?▼~
:[クリス]|
…チェイニー殿ですね。▼~
:(白く光る)|
:[チェイニー]|
ありゃ、やっぱりばれたか。▼~
:[クリス]|
当たり前です。~
マルス様がそんなことを~
仰るはずがありません。▼~
:[チェイニー]|
おかしいなー。~
他の奴らは割と騙されたんだけど…▼~
ま、良いか。じゃあな。▼~
:[クリス]|
…お待ちください。▼~
:[チェイニー]|
な、なんだ?▼~
:[クリス]|
マルス様の姿のまま、~
一体誰を騙していたのですか?~
洗いざらい白状していただきます。▼~
:[チェイニー]|
げ。▼~
:[クリス]|
私はマルス様の~
評判を下げる者の存在を~
許すことは出来ません…▼~
事と次第によっては…▼~
:[チェイニー]|
怖いってその空気!~
じょ、冗談だって。な?▼~
:(チェイニーが立ち去る)|
:[クリス]|
チェイニー殿!▼~
***チェイニーと主人公3 [#Chainy3]
:[ジェイガン?]|
クリス、~
突然ですまぬが…▼~
わしはそなたを~
愛してしまったようじゃ。▼~
:[クリス]|
こんにちはチェイニー殿。▼~
:[ジェイガン?]|
ってもうバレてる!?▼~
:(白く光る)|
:[チェイニー]|
なんだよつまんないなーお前は。▼~
:[クリス]|
あなたにはあれこれ~
色んな手で騙されましたから、~
もう慣れました。▼~
でも、チェイニー殿。~
これだけ長い間共にいても…▼~
あなたはなかなか~
私たちに本心を~
見せてはくれないのですね。▼~
:[チェイニー]|
……。~
まあな。~
おれは人間じゃないしさ。▼~
人間と竜…~
どっちかに肩入れするには、~
おれは半端すぎるんだよ。▼~
:[クリス]|
……▼~
:[チェイニー]|
お前やマルスのことは気に入ってる。~
人間にしちゃ良い奴だよ。▼~
でも、お前たちは人間だ。~
人間はあっという間に~
生まれて死んでいく…▼~
深い関わりを持てば持つほど、~
別れが寂しくなるしな。▼~
:[クリス]|
チェイニー殿…▼~
:[チェイニー]|
竜を捨てて~
人になろうとした連中は…~
何者にもなれなかった。▼~
竜を捨てようとして果たせず、~
人に変わろうとして果たせず、▼~
人を滅ぼそうとして傷つき、~
人に交わろうとして傷つく…▼~
どこまでも哀れな連中さ。▼~
:[クリス]|
あなたもその一人なのですね。▼~
あなたにも昔…~
そのようなことがあったのですね。~
人と共にあろうと…▼~
でも、かなわなかった。~
あなたは人間嫌いではない、~
ただ…▼~
:[チェイニー]|
…どうだかな。~
長生きしすぎて忘れちまった。▼~
ま、でもこの戦いの間は…~
昔みたいなのも~
悪くないかもな…▼~
**チキと主人公 [#Tiki]
***チキと主人公1 [#Tiki1]
:[チキ]|
あれ?▼~
それ、なあに?▼~
:[クリス]|
これ?~
これはね、リンゴの実を焼いたものよ。▼~
リンゴの芯をくり抜いて、~
バターと砂糖を入れて焼くの。▼~
私の村ではね、~
よく古くなったリンゴを~
こうして焼いて食べたのよ。▼~
:[チキ]|
おいしいの?▼~
:[クリス]|
もちろん。食べてみる?▼~
:[チキ]|
うん。たべたい。▼~
:[クリス]|
よし、じゃああげるわね。~
ほら、熱いから気をつけて。▼~
:[チキ]|
ん…▼~
あつー…▼~
:[クリス]|
やけどしないように、~
息を吹いて食べるの。~
ほら、こうして。▼~
:[チキ]|
うん、わかった。▼~
ふーっ、ふぅーっ。▼~
はふっ。はふはふ…▼~
:[クリス]|
ふふ、良い食べっぷりね。▼~
しかし、こうしてると~
ただの小さな女の子なのに、▼~
戦いではあれほど~
強大な竜に姿を変える…▼~
不思議なものね。~
竜族というのは…▼~
:[チキ]|
はふ?▼~
:[クリス]|
いえ、何でもないの。~
もっと食べたい?▼~
:[チキ]|
はふ!▼~
***チキと主人公2 [#Tiki2]
:[チキ]|
こないだはありがとう、~
クリスのおねえちゃん!▼~
:[クリス]|
お、おねえちゃん?▼~
:[チキ]|
?~
どうしたの? へん?▼~
:[クリス]|
いえ、へんじゃないんだけど…~
どうしておねえちゃんなの?▼~
:[チキ]|
だってわたし、~
マルスのおにいちゃんのことは~
「マルスのおにいちゃん」ってよぶの。▼~
だから、~
クリスのおねえちゃんのことは~
「クリスのおねえちゃん」。▼~
:[クリス]|
それは構わないけど…▼~
でも、そうね。~
もっと他の呼び方でもいいわよ。~
たとえばそう…▼~
:[チキ]|
バヌトゥのおじいちゃまみたいに、~
「クリスのおばあちゃま」?▼~
:[クリス]|
…そ、それだけはいや。~
まだそんな年じゃないし。▼~
:[チキ]|
ガトー様みたいに、~
「クリス様」?▼~
:[クリス]|
それもおかしいわ。~
私って何様なのって話になるし…▼~
そうね、おねえちゃんでいいわ。▼~
:[チキ]|
うん、クリスのおねえちゃん!▼~
***チキと主人公3 [#Tiki3]
:[チキ]|
ねえねえ、~
クリスのおねえちゃん。▼~
:[クリス]|
何?▼~
:[チキ]|
おはなしして。おはなし。▼~
:[クリス]|
ええ、いいわよ。~
こっちにおいで。▼~
ええと、そうね。~
昔々あるところに…▼~
あ、そういえば、~
昔こんなことがあったの…▼~
:[チキ]|
?▼~
:[クリス]|
昔々…~
私がまだ~
祖父と暮らしてた時…▼~
小さな女の子が~
村にひょっこり~
現れたことがあったの。▼~
とても明るくて可愛らしくて、~
ちょうどそうね、~
チキみたいな女の子だったわ。▼~
:[チキ]|
ふうん…それでそれで?▼~
:[クリス]|
その頃、村の近くには~
村を狙う悪い山賊がいたの。▼~
村のおじいさんは~
村を守るために山賊討伐を~
決意したわ。▼~
けどおじいさんは年老いていて…~
山賊に負けてしまうかも~
しれなかった。▼~
:[チキ]|
うん、うん…▼~
:[クリス]|
おじいさんの孫である女の子は、~
言いつけを破って~
おじいさんを追いかけたの。▼~
その子は…、~
かなわぬまでも、~
おじいさんを守りたかったの。▼~
でも、山賊のアジトに~
たどり着いてみるとなんと…▼~
アジトは~
まるで大嵐が来た後のように、~
跡形もなく崩れてた。▼~
:[チキ]|
……うん……ん……▼~
:[クリス]|
山賊はほうほうのていで~
そこから逃げ出し、~
やがて騎士たちに捕らえられたそうよ。▼~
めでたしめでたし…~
でもその時を境に、~
女の子はいなくなってた。▼~
不思議なこともあるもんだ、~
と村の人たちは首をひねってたわ。▼~
信心深い老人たちは、~
ナーガ様のお導きだって言った。~
そう、まるで…▼~
:[チキ]|
…すぅ…すぅ…▼~
:[クリス]|
まるで…~
チキ?▼~
:[チキ]|
くぅ…くぅ…▼~
:[クリス]|
寝てしまったのね。~
チキ、帰りましょう。~
ここで寝ると風邪を引くわ。▼~
:[チキ]|
んんぅー…んんー…▼~
…クリス…▼~
:[クリス]|
仕方ないわね…▼~
この寝顔を起こすのも可哀想、~
おぶって行きましょう。▼~
ほらチキ、行くわよ。▼~
:[チキ]|
んー……▼~
**ナギと主人公 [#Nagi]
***ナギと主人公1 [#Nagi1]
:[ナギ]|
……▼~
:[クリス]|
ナギ殿、~
次の戦いのことですが…▼~
我々はこのまま上の階層へ突入します。~
激しい戦いになるでしょうが、~
一刻も早く先へ行かねばなりません。▼~
:[ナギ]|
…あなたは…▼~
…あなたは、不思議…▼~
:[クリス]|
え?▼~
:[ナギ]|
あなたは…~
不思議な運命に~
導かれている…▼~
わたしにもわからない、~
あなたに似た誰かの導き……▼~
:[クリス]|
それは…占い、ですか?▼~
確かに、~
わたしも時々そんなことを~
感じたことはあります。▼~
:[ナギ]|
……▼~
名前…~
あなたの名前…教えて。▼~
:[クリス]|
私はクリスです。▼~
:[ナギ]|
クリス…わたしに教えて。~
あなたのために…~
わたしに出来ること…▼~
わたしは、~
あなたを助けたい…▼~
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