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章別会話/20章 ブラックナイツ・カミユ
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[[章別会話]]
*20章 ブラックナイツ・カミュ [#x674ab66]
#contents
*ナレーション [#rd754864]
グルニア王国は~
解放戦争の三英雄の一人▼~
オードウィン将軍が興した~
騎士の国である。▼~
建国以来、強力な騎士団の力を背景に~
近隣の未開部族を切り従え▼~
ついに、七王国の中でも~
一、二を争う強国となった。▼~
だが、現国王ルイは気が弱く~
復活したメディウスに恐れをなして▼~
ドルーアとの同盟を~
受け入れてしまった。▼~
そのルイ王も~
うちつづく敗戦の中、病に倒れ▼~
勇猛を誇ったグルニア王国も~
滅亡の時を迎えようとしていた…▼
*オープニング [#qw754864]
**ニーナの想い [#re506c7b]
:[マルス]|
…ニーナ様~
まもなく~
われわれは出撃します。▼~
前におっしゃっていた~
『知っておいてほしい話』--▼~
できれば、今~
お聞かせ願えないでしょうか。▼
:[ニーナ]|
…アカネイアが~
ドルーア、グルニアの連合軍により~
占領されていた時の話です。▼~
王家の者は~
私をのぞく全員が
ドルーアによって殺され▼~
ただ1人、生き残った私も~
グルニア黒騎士団に~
捕えられました。▼~
アカネイア王家の血を~
根絶やしにするため~
ドルーアは私の処刑を望み▼~
グルニアも~
それに従う意向だったと~
聞きます。▼
:[マルス]|
ですが、ニーナ様は…▼
:[ニーナ]|
そう、私は処刑されませんでした。~
私を捕えた黒騎士団の長が~
護ってくれたのです。▼~
…その長の名を~
カミュといいます。▼
:[マルス]|
カミュ!~
あの『ブラックナイツ・カミュ』…▼
:[ニーナ]|
彼は、ドルーアの暗黒地竜~
メディウスをも恐れず▼~
自分の功をすべて投げうって~
私をかばってくれました。▼~
そして、怒ったメディウスが~
私を暗殺しようと~
考えていることを知り▼~
ひそかに、私を~
オレルアンへ~
逃がしてくれたのです。▼
:[マルス]|
…そんなことが~
あったのですか。▼~
だから、彼は~
ドルーアの監視下に……▼
:[ニーナ]|
『人や国、それぞれには~
それぞれの事情があるもの』▼~
はじめは、私も~
彼を憎んでいました。▼~
ですが、今は~
どうしても憎みきれません。▼~
できれば~
彼とは戦ってほしくない。▼~
そして…~
もし許されるのなら~
彼にもう1度会いたいのです……▼
:[マルス]|…お約束はできません。~
ただ、できる限りのことはします。▼~
カミュ将軍と戦わずにすむように。~
そして、ニーナ様と~
再び相見えられるように。▼~
これが、アリティアの…~
いえ、アカネイア同盟軍をあずかる~
私ができる精一杯の答えです。▼
:[ニーナ]|
ありがとう、マルス。~
それで十分です……▼
*戦闘開始 [#wc3048f8]
***村 [#o9da22ed]
:[村人]|
おお、マルス殿。~
よく参られた。▼~
わしの孫娘レナは~
元気でやっておりますかな?▼~
もし、ご一緒しているのなら~
このハマーンの杖を~
渡してくだされ。▼~
これは~
わが家に代々伝わる修理の杖。~
あの娘の役に立ちましょう。▼~
ただ、すべての物が~
直せるわけではないから▼~
注意して使うようにと~
お伝えくだされ。▼
***カミュに近づいたとき [#q36880a5]
:[マルス]|
カミュ将軍!~
聞こえますか!~
私は、アリティアのマルスです!▼~
あなたに話がある!~
姿を見せてください!▼
:[カミュ]|
マルス王子か。~
私がグルニアのカミュだ。▼
:[マルス]|
カミュ将軍、できれば~
あなたとは戦いたくない。▼~
あなたには~
この戦いの無意味さが~
お分かりでしょう。▼
:[カミュ]|
…ドルーアの野望に~
わが祖国グルニアが~
加担した以上▼~
私も~
栄光あるグルニア騎士団の一員として~
最後まで戦う義務がある。▼
:[マルス]|
しかし……▼
:[カミュ]|
マルス王子…~
もう遅すぎるのだ…▼~
私は、君にとっても父上の仇。~
ここは、いさぎよく~
剣を合わせてみようではないか。▼
:[ニーナ]|
待って! カミュ!!▼
:[カミュ]|
ニーナ姫……▼
:[マルス]|
ニーナ様、危険です。~
ここは戦場の--▼
:[ニーナ]|
わかっています。~
でも、お願い~
話をさせて……▼
:[ニーナ]|
カミュ、私は~
あなたのおかげで~
生きのびることができ▼~
そして~
マルスのおかげで~
祖国を再興できました。▼~
その2人が戦うなんて~
私には耐えられません。▼~
どうかお願いです、カミュ。~
私たちに…いえ…▼~
私に、もう1度~
力を貸してください。▼
:[カミュ]|
……すまない。▼
:[ニーナ]|
カミュ!▼
:[カミュ]|
…かなうことなら~
あなたの願いどおりにしたい。▼~
だがそれは~
滅亡を目の前にした~
国を、王を、見捨てることになる。▼~
それは~
騎士である私の全人生を~
否定するのと同じことだ。▼
:[ニーナ]|
カミュ……▼
:[カミュ]|
私は騎士として生き~
騎士として死ぬ。~
それ以外に私の歩く道はない。▼~
さらばだ、ニーナ姫。~
どうか幸せになってほしい。▼~
…短い間だったが、楽しかった。~
あなたと過ごした日々は~
忘れない。▼
***カミュ初戦時 [#c5911b8c]
:[カミュ]|
このグラディウスがある限り~
私を倒すことはできぬ。▼~
かわいそうだが~
不運だったとあきらめてくれ。▼
***カミュ撃破時 [#c2311b8c]
:[カミュ]|
ニーナ…~
さらば……▼
***会話(マルス→敵軍ロレンス) [#t66c52e5]
:[マルス]|
ロレンス将軍、お待ちください。▼
:[ロレンス]|
貴公は……~
アリティアのマルス王子か。▼
:[マルス]|
はい。タリス王から~
将軍のお話はうかがっています。▼~
将軍はグルニアが~
ドルーアに加担することに~
最後まで反対しておられたと。▼
:[ロレンス]|
うむ……▼
:[マルス]|
ならぼくたちは共に戦えるはずです。▼~
将軍、どうかドルーア打倒のため~
力をお貸しください。▼
:[ロレンス]|
…すまぬ、マルス殿。~
わしはグルニアの将軍。~
祖国を裏切ることはできぬ。▼
:[マルス]|
将軍……▼
:[ロレンス]|
どちらに正義があるかは承知している。~
だがわしは最後まで~
グルニアの将でありたいのだ。▼~
こうなった上は己を殺し~
祖国のために~
この場で戦うのがせめてもの……▼
:[マルス]|
将軍、お待ちください。▼~
そんな戦いが~
祖国のためになると~
本当にお考えですか?▼
:[ロレンス]|
む……▼
:[マルス]|
非礼をお許しください。~
ですが、あなたはグルニアの将です。▼~
あなたが戦う理由は~
グルニアの未来のためのはず。▼~
あなたが今戦っている~
その場所から~
グルニアの未来は見えるのですか?▼
:[ロレンス]|
…困ったものだ。~
心の迷いを、ここまで~
見事に言い当てられるとは。▼~
だが~
貴公の言うとおりだ。▼~
グルニアの未来を思うならば~
わしが立つべき側は~
断じてドルーアなどではない。▼~
マルス殿~
わしは貴公にお味方しよう。~
我が祖国の明日のために。▼
***会話(シーダ→敵軍ロレンス) [#r0cf60b0]
:[シーダ]|
ロレンス将軍!~
私は、タリスのシーダです。▼~
あなたのことは~
父から聞いておりました。▼
:[ロレンス]|
おお、シーダ姫か。~
美しくなられましたな。▼~
昔、あなたのお父上には~
お世話になりました。▼
:[シーダ]|
将軍、あなたは~
グルニアがドルーアに味方するのは~
反対だったのでしょ?▼~
なぜ~
止められなかったのですか?▼
:[ロレンス]|
今のグルニア王は~
とても気弱な方でしてな。▼~
強大なドルーアの力に~
恐れをなしてしまわれたのです。▼
:[シーダ]|
将軍! ドルーアの狙いは~
マムクートによって~
人間を支配することにあるのです。▼~
グルニアのためにも~
そして、世界中の~
罪のない人々のためにも▼~
ドルーアの野望を~
止めなければいけません。▼~
どうか、将軍~
戦いをやめて~
私たちに力をお貸しください。▼
:[ロレンス]|
うむ…話はわかるが~
わしとてグルニアの将軍。~
祖国を裏切るわけには……▼
:[シーダ]|
…将軍にとって~
祖国とは何ですか?▼
:[ロレンス]|
何、とは?▼
:[シーダ]|
たった1人の~
王さまのことなのですか?▼~
その国に生きる~
無数の民のことでは~
ないのですか?▼
:[ロレンス]|
む、むぅ……▼
:[シーダ]|
『国は王のためにあるのではない。~
そこに生きる民のためにある』~
父の口ぐせです。▼~
たとえ王さまを裏切ることになっても~
それが、グルニアに生きる~
無数の力なき民のためになら▼~
将軍、あなたは~
決して祖国グルニアを~
裏切ることにはならないはずです。▼
:[ロレンス]|
…失礼な言い草かもしれないが~
ご立派になられたな。▼~
あなたの言うとおりだ。~
お味方しましょう。~
わが『祖国』を守るために。▼
***会話(マルス→味方ロレンス) [#v189353f]
:[ロレンス]|
貴公がマルス王子か。▼~
グルニアの将ロレンス。~
グルニアの民たちのため~
これより貴公に加勢する。▼
:[マルス]|
感謝します、将軍。▼~
将軍はタリス王とも~
縁が深かったとか。~
シーダから聞いています。▼
:[ロレンス]|
うむ。それにしても~
シーダ殿は立派になられた。~
以前お会いした頃とはまるで……▼~
……いや、そうではないな。~
シーダ殿は幼い頃から~
人の心を動かす魅力をもっておられた。▼
:[マルス]|
将軍は子供の頃のシーダを~
ご存知なのですか?▼
:[ロレンス]|
うむ、そうだな……▼~
だがその話はまたいずれ。~
今はこの戦を共に戦い抜くとしよう。▼
:[マルス]|
はい!▼
***ロレンス初戦時 [#nfa2de02]
:[ロレンス]|
栄光あるグルニア王国も~
これで、終わりだな……▼
***ロレンス撃破時 [#fa5ae879]
:[ロレンス]|
これもまた~
運命か……▼
*クリア後 [#j44de97d]
**悲しみのニーナ(カミュ死亡時) [#h33d8238]
:[マルス]|
ニーナ様…もうしわけありません。~
お望みをかなえることが~
できませんでした。▼
:[ニーナ]|
いえ、マルス……~
あなたにも~
苦しい思いをさせました。▼~
ごめんなさい。~
本当に、ごめんなさい……▼
:[マルス]|
……▼
:[ニーナ]|
本当はね…マルス……~
きっと、こうなるだろうと~
思っていたのです。▼~
あなたに~
炎の紋章を託したときから~
こうなるだろうと……▼~
…『アルテミスのさだめ』という~
伝説を知っていますか?▼
:[マルス]|
いえ……▼
:[ニーナ]|
ファイアーエムブレムによって~
王家がよみがえるとき▼~
その代償として~
最も愛する者を失う……▼~
かつてメディウスが現れたとき~
アルテミス姫は、あなたの祖先~
アンリ1世と深く愛し合いながら▼~
ついに、結ばれることは~
ありませんでした。~
そして、私の時は……▼
:[マルス]|
ニーナ様……▼
:[ニーナ]|
だめですね、私は。▼~
マルスは~
アリティアで悲しい思いをした時も~
きぜんとした態度をとったのに▼~
私は、この現実を~
受け止められていない……▼~
でも、今、少しだけ…~
ほんの少しだけ…~
自分に正直でいさせてください…▼
:[マルス]|
…少し、席を外します。~
なにかありましたら~
お呼びください。▼
:[ニーナ]|
ありがとう、マルス……▼(マルス消える)
:[ニーナ]|
うっ…カミュ…どうして……~
ううっ…うううっ…▼
**ニーナの祈り(カミュ生存時) [#h33d8297]
:[マルス]|
ニーナ様…もうしわけありません。~
お望みをかなえることが~
できませんでした。▼
:[ニーナ]|
いえ、マルス……~
あなたにも~
苦しい思いをさせました。▼~
ごめんなさい。~
本当に、ごめんなさい……▼
:[マルス]|
……▼
:[ニーナ]|
本当はね…マルス……~
きっと、こうなるだろうと~
思っていたのです。▼~
あなたに~
炎の紋章を託したときから~
こうなるだろうと……▼~
…『アルテミスのさだめ』という~
伝説を知っていますか?▼
:[マルス]|
いえ……▼
:[ニーナ]|
ファイアーエムブレムによって~
王家がよみがえるとき▼~
その代償として~
最も愛する者を失う……▼~
かつてメディウスが現れたとき~
アルテミス姫は、あなたの祖先~
アンリ1世と深く愛し合いながら▼~
ついに、結ばれることは~
ありませんでした。~
そして、私の時は……▼
:[マルス]|
ニーナ様……▼
:[ニーナ]|
…彼の生死は~
わからないと聞きました。▼~
彼と、彼の軍のために~
多くの者が犠牲になったのに~
身勝手だとは思いますが▼~
かなうなら~
命だけはながらえてほしい。~
そう祈らずにはおれません……▼
*コメント [#i2ee8d99]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*20章 ブラックナイツ・カミュ [#x674ab66]
#contents
*ナレーション [#rd754864]
グルニア王国は~
解放戦争の三英雄の一人▼~
オードウィン将軍が興した~
騎士の国である。▼~
建国以来、強力な騎士団の力を背景に~
近隣の未開部族を切り従え▼~
ついに、七王国の中でも~
一、二を争う強国となった。▼~
だが、現国王ルイは気が弱く~
復活したメディウスに恐れをなして▼~
ドルーアとの同盟を~
受け入れてしまった。▼~
そのルイ王も~
うちつづく敗戦の中、病に倒れ▼~
勇猛を誇ったグルニア王国も~
滅亡の時を迎えようとしていた…▼
*オープニング [#qw754864]
**ニーナの想い [#re506c7b]
:[マルス]|
…ニーナ様~
まもなく~
われわれは出撃します。▼~
前におっしゃっていた~
『知っておいてほしい話』--▼~
できれば、今~
お聞かせ願えないでしょうか。▼
:[ニーナ]|
…アカネイアが~
ドルーア、グルニアの連合軍により~
占領されていた時の話です。▼~
王家の者は~
私をのぞく全員が
ドルーアによって殺され▼~
ただ1人、生き残った私も~
グルニア黒騎士団に~
捕えられました。▼~
アカネイア王家の血を~
根絶やしにするため~
ドルーアは私の処刑を望み▼~
グルニアも~
それに従う意向だったと~
聞きます。▼
:[マルス]|
ですが、ニーナ様は…▼
:[ニーナ]|
そう、私は処刑されませんでした。~
私を捕えた黒騎士団の長が~
護ってくれたのです。▼~
…その長の名を~
カミュといいます。▼
:[マルス]|
カミュ!~
あの『ブラックナイツ・カミュ』…▼
:[ニーナ]|
彼は、ドルーアの暗黒地竜~
メディウスをも恐れず▼~
自分の功をすべて投げうって~
私をかばってくれました。▼~
そして、怒ったメディウスが~
私を暗殺しようと~
考えていることを知り▼~
ひそかに、私を~
オレルアンへ~
逃がしてくれたのです。▼
:[マルス]|
…そんなことが~
あったのですか。▼~
だから、彼は~
ドルーアの監視下に……▼
:[ニーナ]|
『人や国、それぞれには~
それぞれの事情があるもの』▼~
はじめは、私も~
彼を憎んでいました。▼~
ですが、今は~
どうしても憎みきれません。▼~
できれば~
彼とは戦ってほしくない。▼~
そして…~
もし許されるのなら~
彼にもう1度会いたいのです……▼
:[マルス]|…お約束はできません。~
ただ、できる限りのことはします。▼~
カミュ将軍と戦わずにすむように。~
そして、ニーナ様と~
再び相見えられるように。▼~
これが、アリティアの…~
いえ、アカネイア同盟軍をあずかる~
私ができる精一杯の答えです。▼
:[ニーナ]|
ありがとう、マルス。~
それで十分です……▼
*戦闘開始 [#wc3048f8]
***村 [#o9da22ed]
:[村人]|
おお、マルス殿。~
よく参られた。▼~
わしの孫娘レナは~
元気でやっておりますかな?▼~
もし、ご一緒しているのなら~
このハマーンの杖を~
渡してくだされ。▼~
これは~
わが家に代々伝わる修理の杖。~
あの娘の役に立ちましょう。▼~
ただ、すべての物が~
直せるわけではないから▼~
注意して使うようにと~
お伝えくだされ。▼
***カミュに近づいたとき [#q36880a5]
:[マルス]|
カミュ将軍!~
聞こえますか!~
私は、アリティアのマルスです!▼~
あなたに話がある!~
姿を見せてください!▼
:[カミュ]|
マルス王子か。~
私がグルニアのカミュだ。▼
:[マルス]|
カミュ将軍、できれば~
あなたとは戦いたくない。▼~
あなたには~
この戦いの無意味さが~
お分かりでしょう。▼
:[カミュ]|
…ドルーアの野望に~
わが祖国グルニアが~
加担した以上▼~
私も~
栄光あるグルニア騎士団の一員として~
最後まで戦う義務がある。▼
:[マルス]|
しかし……▼
:[カミュ]|
マルス王子…~
もう遅すぎるのだ…▼~
私は、君にとっても父上の仇。~
ここは、いさぎよく~
剣を合わせてみようではないか。▼
:[ニーナ]|
待って! カミュ!!▼
:[カミュ]|
ニーナ姫……▼
:[マルス]|
ニーナ様、危険です。~
ここは戦場の--▼
:[ニーナ]|
わかっています。~
でも、お願い~
話をさせて……▼
:[ニーナ]|
カミュ、私は~
あなたのおかげで~
生きのびることができ▼~
そして~
マルスのおかげで~
祖国を再興できました。▼~
その2人が戦うなんて~
私には耐えられません。▼~
どうかお願いです、カミュ。~
私たちに…いえ…▼~
私に、もう1度~
力を貸してください。▼
:[カミュ]|
……すまない。▼
:[ニーナ]|
カミュ!▼
:[カミュ]|
…かなうことなら~
あなたの願いどおりにしたい。▼~
だがそれは~
滅亡を目の前にした~
国を、王を、見捨てることになる。▼~
それは~
騎士である私の全人生を~
否定するのと同じことだ。▼
:[ニーナ]|
カミュ……▼
:[カミュ]|
私は騎士として生き~
騎士として死ぬ。~
それ以外に私の歩く道はない。▼~
さらばだ、ニーナ姫。~
どうか幸せになってほしい。▼~
…短い間だったが、楽しかった。~
あなたと過ごした日々は~
忘れない。▼
***カミュ初戦時 [#c5911b8c]
:[カミュ]|
このグラディウスがある限り~
私を倒すことはできぬ。▼~
かわいそうだが~
不運だったとあきらめてくれ。▼
***カミュ撃破時 [#c2311b8c]
:[カミュ]|
ニーナ…~
さらば……▼
***会話(マルス→敵軍ロレンス) [#t66c52e5]
:[マルス]|
ロレンス将軍、お待ちください。▼
:[ロレンス]|
貴公は……~
アリティアのマルス王子か。▼
:[マルス]|
はい。タリス王から~
将軍のお話はうかがっています。▼~
将軍はグルニアが~
ドルーアに加担することに~
最後まで反対しておられたと。▼
:[ロレンス]|
うむ……▼
:[マルス]|
ならぼくたちは共に戦えるはずです。▼~
将軍、どうかドルーア打倒のため~
力をお貸しください。▼
:[ロレンス]|
…すまぬ、マルス殿。~
わしはグルニアの将軍。~
祖国を裏切ることはできぬ。▼
:[マルス]|
将軍……▼
:[ロレンス]|
どちらに正義があるかは承知している。~
だがわしは最後まで~
グルニアの将でありたいのだ。▼~
こうなった上は己を殺し~
祖国のために~
この場で戦うのがせめてもの……▼
:[マルス]|
将軍、お待ちください。▼~
そんな戦いが~
祖国のためになると~
本当にお考えですか?▼
:[ロレンス]|
む……▼
:[マルス]|
非礼をお許しください。~
ですが、あなたはグルニアの将です。▼~
あなたが戦う理由は~
グルニアの未来のためのはず。▼~
あなたが今戦っている~
その場所から~
グルニアの未来は見えるのですか?▼
:[ロレンス]|
…困ったものだ。~
心の迷いを、ここまで~
見事に言い当てられるとは。▼~
だが~
貴公の言うとおりだ。▼~
グルニアの未来を思うならば~
わしが立つべき側は~
断じてドルーアなどではない。▼~
マルス殿~
わしは貴公にお味方しよう。~
我が祖国の明日のために。▼
***会話(シーダ→敵軍ロレンス) [#r0cf60b0]
:[シーダ]|
ロレンス将軍!~
私は、タリスのシーダです。▼~
あなたのことは~
父から聞いておりました。▼
:[ロレンス]|
おお、シーダ姫か。~
美しくなられましたな。▼~
昔、あなたのお父上には~
お世話になりました。▼
:[シーダ]|
将軍、あなたは~
グルニアがドルーアに味方するのは~
反対だったのでしょ?▼~
なぜ~
止められなかったのですか?▼
:[ロレンス]|
今のグルニア王は~
とても気弱な方でしてな。▼~
強大なドルーアの力に~
恐れをなしてしまわれたのです。▼
:[シーダ]|
将軍! ドルーアの狙いは~
マムクートによって~
人間を支配することにあるのです。▼~
グルニアのためにも~
そして、世界中の~
罪のない人々のためにも▼~
ドルーアの野望を~
止めなければいけません。▼~
どうか、将軍~
戦いをやめて~
私たちに力をお貸しください。▼
:[ロレンス]|
うむ…話はわかるが~
わしとてグルニアの将軍。~
祖国を裏切るわけには……▼
:[シーダ]|
…将軍にとって~
祖国とは何ですか?▼
:[ロレンス]|
何、とは?▼
:[シーダ]|
たった1人の~
王さまのことなのですか?▼~
その国に生きる~
無数の民のことでは~
ないのですか?▼
:[ロレンス]|
む、むぅ……▼
:[シーダ]|
『国は王のためにあるのではない。~
そこに生きる民のためにある』~
父の口ぐせです。▼~
たとえ王さまを裏切ることになっても~
それが、グルニアに生きる~
無数の力なき民のためになら▼~
将軍、あなたは~
決して祖国グルニアを~
裏切ることにはならないはずです。▼
:[ロレンス]|
…失礼な言い草かもしれないが~
ご立派になられたな。▼~
あなたの言うとおりだ。~
お味方しましょう。~
わが『祖国』を守るために。▼
***会話(マルス→味方ロレンス) [#v189353f]
:[ロレンス]|
貴公がマルス王子か。▼~
グルニアの将ロレンス。~
グルニアの民たちのため~
これより貴公に加勢する。▼
:[マルス]|
感謝します、将軍。▼~
将軍はタリス王とも~
縁が深かったとか。~
シーダから聞いています。▼
:[ロレンス]|
うむ。それにしても~
シーダ殿は立派になられた。~
以前お会いした頃とはまるで……▼~
……いや、そうではないな。~
シーダ殿は幼い頃から~
人の心を動かす魅力をもっておられた。▼
:[マルス]|
将軍は子供の頃のシーダを~
ご存知なのですか?▼
:[ロレンス]|
うむ、そうだな……▼~
だがその話はまたいずれ。~
今はこの戦を共に戦い抜くとしよう。▼
:[マルス]|
はい!▼
***ロレンス初戦時 [#nfa2de02]
:[ロレンス]|
栄光あるグルニア王国も~
これで、終わりだな……▼
***ロレンス撃破時 [#fa5ae879]
:[ロレンス]|
これもまた~
運命か……▼
*クリア後 [#j44de97d]
**悲しみのニーナ(カミュ死亡時) [#h33d8238]
:[マルス]|
ニーナ様…もうしわけありません。~
お望みをかなえることが~
できませんでした。▼
:[ニーナ]|
いえ、マルス……~
あなたにも~
苦しい思いをさせました。▼~
ごめんなさい。~
本当に、ごめんなさい……▼
:[マルス]|
……▼
:[ニーナ]|
本当はね…マルス……~
きっと、こうなるだろうと~
思っていたのです。▼~
あなたに~
炎の紋章を託したときから~
こうなるだろうと……▼~
…『アルテミスのさだめ』という~
伝説を知っていますか?▼
:[マルス]|
いえ……▼
:[ニーナ]|
ファイアーエムブレムによって~
王家がよみがえるとき▼~
その代償として~
最も愛する者を失う……▼~
かつてメディウスが現れたとき~
アルテミス姫は、あなたの祖先~
アンリ1世と深く愛し合いながら▼~
ついに、結ばれることは~
ありませんでした。~
そして、私の時は……▼
:[マルス]|
ニーナ様……▼
:[ニーナ]|
だめですね、私は。▼~
マルスは~
アリティアで悲しい思いをした時も~
きぜんとした態度をとったのに▼~
私は、この現実を~
受け止められていない……▼~
でも、今、少しだけ…~
ほんの少しだけ…~
自分に正直でいさせてください…▼
:[マルス]|
…少し、席を外します。~
なにかありましたら~
お呼びください。▼
:[ニーナ]|
ありがとう、マルス……▼(マルス消える)
:[ニーナ]|
うっ…カミュ…どうして……~
ううっ…うううっ…▼
**ニーナの祈り(カミュ生存時) [#h33d8297]
:[マルス]|
ニーナ様…もうしわけありません。~
お望みをかなえることが~
できませんでした。▼
:[ニーナ]|
いえ、マルス……~
あなたにも~
苦しい思いをさせました。▼~
ごめんなさい。~
本当に、ごめんなさい……▼
:[マルス]|
……▼
:[ニーナ]|
本当はね…マルス……~
きっと、こうなるだろうと~
思っていたのです。▼~
あなたに~
炎の紋章を託したときから~
こうなるだろうと……▼~
…『アルテミスのさだめ』という~
伝説を知っていますか?▼
:[マルス]|
いえ……▼
:[ニーナ]|
ファイアーエムブレムによって~
王家がよみがえるとき▼~
その代償として~
最も愛する者を失う……▼~
かつてメディウスが現れたとき~
アルテミス姫は、あなたの祖先~
アンリ1世と深く愛し合いながら▼~
ついに、結ばれることは~
ありませんでした。~
そして、私の時は……▼
:[マルス]|
ニーナ様……▼
:[ニーナ]|
…彼の生死は~
わからないと聞きました。▼~
彼と、彼の軍のために~
多くの者が犠牲になったのに~
身勝手だとは思いますが▼~
かなうなら~
命だけはながらえてほしい。~
そう祈らずにはおれません……▼
*コメント [#i2ee8d99]
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