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章別会話/第4部 4章 天啓
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~
*ノーマル [#z067f78a]
**オープニングシナリオ [#baed89d6]
(地名テロップ:帝国領内 タナス公爵邸)~
:[ミスト]|
あ~…うれしい!▼~
野宿じゃないのって~
もう何日ぶりなんだろ?~
雨降りに感謝しちゃう。▼
:[アイク]|
まぁ、こんな悪趣味な場所でも、~
屋内には違いない。~
雨は、しのぐことができる。▼~
ここに、この屋敷があるのを~
思い出して助かったな。▼
:[セネリオ]|
…この公爵邸に来るのは、~
鷺の民を奴隷として~
売買しようとしていた罪で、▼~
タナス公爵オリヴァーを捕らえようと~
踏み込んで以来ですね。~
…3年振りですか。▼
:[ティアマト]|
でも、おかしいわ。~
昨日掃除したように綺麗なままよ。~
ずっと無人だったはずなのに…▼~
誰かが、住んでいるのかしら…?▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[ニケ]|
どうした?▼
:[ラフィエル]|
……強い視線を感じます。▼~
悪意はないようですが…~
この建物には…~
何者かの気配が強く漂っています。▼~
この館の…主……?▼
:[ニケ]|
………解せんな。▼
(画面暗転後、拠点画面へ)~
**進撃前 [#jf6876ed]
:[ニケ]|
おい、敵が現れたぞ!▼~
別棟に湧き出たようだ。▼
:[アイク]|
わかった、すぐみんなに知らせてこよう。▼
:[ラフィエル]|
なるべく急いでください。~
すでに戦っている味方のために……▼
:[アイク]|
味方?▼
(MAP上で戦っている、トパック、ムワリム。生存時はビー...
:[アイク]|
あれは…▼
:[ミスト]|
お兄ちゃん!~
あれ、3年前に一緒に戦った~
トパックたちじゃない!?▼
:[正の使徒]|
殺せ……殺せ……▼
:[トパック]|
そう簡単に~
殺られてたまるかっての!▼~
くそっ 効きが悪いな。~
なんなんだよ、こいつら!?▼
:[アイク]|
おい、トパック!~
すぐ加勢する、待ってろ!▼
:[トパック]|
おー、ありがたい!~
頼むぜ!~
……って、あれアイクか?▼~
ごっついな!!▼
:[ムワリム]|
正真正銘、アイク殿ですよ。~
まったくベオクの成長は早いですね。~
見違えるようです。▼
:[トパック]|
サザもアイクもずりぃ……~
おれだって、まだまだ伸びるぞ!~
ぜったい、このままじゃ死なねぇ!▼
:[アイク]|
トパックたちを助けるぞ。~
戦闘開始だ!▼
(部隊編成画面へ)~
**進撃後 [#tefe7977]
***敵1ターン目 [#b52b131d]
:[へッツェル]|
タナス公オリヴァー殿…~
3年前の鷺の民売買の件で、~
失脚し、罪に問われ…追われ…▼~
死の淵を彷徨っていたそなたを、~
救ったのは我々元老院じゃ。▼~
神使様や宰相の目を盗んで、~
この館で今日まで安穏と暮せたのも……~
元老院のおかげじゃぞ。▼~
その元老院の期待を…裏切らぬようにな。▼
:[オリヴァー]|
は、はい。~
この我が秀麗なる館を踏み荒らす~
邪心の徒どもを根絶やしにする……▼~
それが女神の御心に叶うこと、~
元老院の温情に報いることであれば…~
必ずや、成し遂げてみせましょうぞ!▼
~
(へッツェルがリワープで去る)~
**エンドシナリオ [#ma7a7dd7]
:[アイク]|
とりあえず、しのいだな。~
もう夜も遅い…さっさと眠って~
明日に備えたほうが……▼
(リワープでやってくるへッツェル)
:[へッツェル]|
……すべて…~
やられてしまったのか……~
やはり私たちに天意などは……▼
:[ラフィエル]|
あ…あなたは…▼
:[へッツェル]|
ラフィエル!?~
そなた、生きておったのか!~
よくぞ無事で……▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[へッツェル]|
………そうか……~
そなたは…全てを~
知ってしまったのだったな。▼~
我ら元老院の大罪を…何もかも。~
あの件については……~
わしは何度も反対をして………▼~
……いや、もう……~
なにを言っても仕方あるまい。~
ラフィエル……▼~
それでも、わしは…~
そなたが生きていると知って~
とても嬉しいぞ……▼~
どうかこのまま……~
…できれば、帝都へは~
近づかないでほしい……▼~
女神に逆らおうなどと…~
そのようなことは…やめるの…だ……▼
~
(へッツェルがリワープで去る)~
:[アイク]|
あの男には見覚えがある。~
有力な元老院議員の1人だったはずだ。▼
:[ラフィエル]|
…アニムス公爵~
へッツェル殿……~
私の…命の恩人です……▼
:[ニケ]|
……アイク、悪いが~
話はまたにしてくれないか?~
ラフィエルを休ませたい。▼
:[アイク]|
あぁ、もちろんだ。▼
***トパック生存時 [#q7303f61]
:[アイク]|
(ビーゼかムワリム生存)…で、お前達は
(ビーゼとムワリム死亡)…で、お前は~
一体なんでここに来たんだ?▼
:[トパック]|
夢で教えられたんだ。▼
:[アイク]|
……夢?▼
:[トパック]|
そう。あのすごい光が~
落っこちてきた後にさ、~
…すごく不思議な夢を見たんだ。▼~
よく覚えてないんだけど、~
頭の中で誰かが話しかけてくるような…▼~
で…朝に目が覚めたら、~
おれ、ちゃんと知ってたんだ。▼~
石になってないやつは、~
みんな【導きの塔】に向かってるって。~
そこに行けば、みんな助かるんだって。▼
>ムワリム生存時
:[ムワリム]|
私も同じ夢を見たんです。▼~
ですので、これはいわゆる~
天啓というものかと考え……~
砂漠を抜けて塔へと向かっていたのです。▼
>ムワリム死亡、ビーゼ生存時
:[ビーゼ]|
あたしも同じ夢を見ました。▼~
だから、これは…~
天啓ってものかなって思ったんで、~
砂漠を抜けて塔へと向かっていたんです。▼
>ムワリム、ビーゼ死亡時
:[トパック]|
それで、これはいわゆる~
天啓ってやつかなって思って、~
砂漠を抜けて塔へ向かう途中だったんだ。▼
:[アイク]|
…おそらく~
ユンヌの仕業だろうな。▼
:[ニケ]|
負の女神は、~
動ける者を集めているのか…▼
:[トパック]|
そのユンヌってさ、~
邪神って呼ばれてたやつなんだろ?~
信用できんのかな?▼
:[アイク]|
……言葉では説明できんが…~
俺たちにはわかったんだ。~
ユンヌの言う通りにすればいいってな。▼~
おまえがさっき~
言ったことと似た感覚かもしれん。▼
:[ニケ]|
あの者は間違いなく~
私たちの祖先を生み出した存在だ。~
我々はそれを本能で知っている。▼
:[トパック]|
そっか。~
なんか…納得した。▼
~
(画面暗転後、別室)~
:[アイク]|
もう、大丈夫か?▼
:[ラフィエル]|
はい…~
もう…落ち着きました。▼
:[アイク]|
そうか。それじゃあ…話してくれるか?~
あんたと…~
さっきのへッツェルって男の話を。▼
:[ラフィエル]|
はい。あれは……~
あの忌まわしいセリノスの虐殺より、~
半年ほど前にさかのぼります。▼
(真っ黒背景)~
:[ラフィエル]|
私は…1人で森の外れにいました。~
そこを、ベオクの奴隷狩りによって~
捕らえられてしまったのです。▼~
その私を奴隷商人から~
買い取ったのがへッツェル殿でした。▼~
後に知ったことですが……▼~
他にも多くの元老院議員たちが、~
わたしを競り落とさんとしていたそうです。▼~
へッツェル殿は、わたしを得るため…~
かなりの私財をなげうったそうです。▼
(もとの会話画面に戻る)~
:[ラフィエル]|
…アニムス公爵邸に連れていかれた私は…~
絶望のあまりすぐ病になりました。~
あの方はそれにひどく心を痛め……▼~
すぐに神殿へと移して、~
何日も何日も手厚く~
看護してくださったのです。▼~
奇跡的に…私は命をとりとめました。~
しかしその代償として……~
翼は飛ぶ力をほぼ失っていました。▼~
そんな私を哀れに思ったのでしょう、~
へッツェル殿は私にこうおっしゃいました。▼~
『体がもう少し癒えたら、~
おまえを森へ帰してあげよう』▼~
私たち鷺の民は…~
相手の心を感じることができます。~
へッツェル殿の言葉は…▼~
本心からのものでした。~
その頃には、私は心から……~
あの方を信頼し始めていました。▼
(燃えるセリノスの森の一枚絵)~
:[ラフィエル]|
でも………~
あの事件が起きてしまいました。▼~
森の悲痛な叫びが聞こえ……~
同胞たちの気が…消えてゆくのが……~
遠く離れていても感じられました。▼~
あの方は何も話されませんでしたが、~
私は感じたのです……~
元老院が神使を暗殺したということ。▼~
その罪を鷺の民の咎と発表したこと。~
それによって……~
私の同胞たちの命が全て奪われたことを…▼
:[アイク]|
………▼
:[ラフィエル]|
夜明けに…私は神殿を飛び立ちました。~
どこにそんな力が残っていたのか……~
ただセリノスへ戻らなくてはと……▼~
気がつくと…熱砂の上で………~
あの時、女王に助けられなければ、~
私はあのまま息絶えていたでしょう。▼~
懐かしき故郷とは真逆の方向へ~
飛んでいたなどということも…知らずに。▼
(元の会話画面に戻る)~
:[アイク]|
…つまりアニムス公は、~
あんたの命の恩人で……~
仇でもあるということなんだな?▼
:[ラフィエル]|
あの方が直接、~
手を下されたわけでも…~
命じられたわけでもありません。▼~
ですが……~
私はあの方のことを考えると…~
心に【負】の気が湧き上がるのを感じます。▼~
…自分でも訝っているのです。~
私に…こんな感情が芽生え、~
それを受け入れられていることに。▼
:[アイク]|
鷺の民も…~
変わってきたんじゃないのか?▼~
鷹王が言っていた。~
リュシオンやリアーネは~
鷺の民としては異質だと。▼
:[ラフィエル]|
えぇ。再会して驚きました。~
2人とも、なんて強く…~
生命力に溢れ輝いているのかと。▼
:[アイク]|
そう考えると、~
負の気ってやつも~
悪いばかりじゃないんだよな。▼
:[ラフィエル]|
正と負…どちらにも偏らず~
調和のとれた状態がよい……~
そういうことなのでしょうか。▼
:[アイク]|
わからん。~
俺たちには知りようもない~
生というものの本質だろうさ。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)~
*ハード [#w66ecb9e]
**オープニングシナリオ [#i35068d0]
(地名テロップ:帝国領内 タナス公爵邸)~
:[ミスト]|
あ~…うれしい!▼~
野宿じゃないのって~
もう何日ぶりなんだろ?~
雨降りに感謝しちゃう。▼
:[アイク]|
なにをおおげさな。▼
:[ミスト]|
おおげさじゃないわよ。~
来る日も来る日も~
戦いの埃と汗にまみれて…▼~
夜は野宿なうえに~
常に敵を警戒していないといけない……▼~
そりゃ、こんな時だし~
石になった人たちのことを考えれば~
文句言っちゃだめってわかってるけど……▼
:[ティアマト]|
けど…なんだか落ち着く?▼
:[ミスト]|
そう! そうなの!▼
:[アイク]|
それについては俺も同感だ。~
こんなふざけた場所でも~
屋内には違いない。▼
:[セネリオ]|
…このタナス公爵邸には、~
神使の依頼によって公を捕らえようと~
踏み込んで以来ですね。▼~
その後はずっと、~
閉鎖されていたはずなんですが……~
無人だったとは思えませんね。▼
:[ティアマト]|
そうね。~
昨日掃除したように綺麗なままだし、~
何より、雰囲気が変わったわ。▼
:[ミスト]|
調度品なんかが、~
以前と少し違ってるよね?▼
:[セネリオ]|
……趣味の悪さに~
磨きがかかりました。▼
:[アイク]|
おまえたち…よく覚えてるな。▼
:[ミスト]|
うーん……~
ま、いいか。▼~
とりあえず、お兄ちゃんたちは~
暖炉に火をいれて。~
濡れたものを乾かさないと。▼
:[アイク]|
わかった。▼
:[ティアマト]|
その間に私たちは…~
食事の準備に取り掛かりましょうか。▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[ニケ]|
どうした?▼
:[ラフィエル]|
……強い視線を感じます。▼
:[ニケ]|
どこからだ?▼
:[ラフィエル]|
…近くではありません。▼~
ですが、この建物には~
何者かの気配が強く漂っています。~
悪いものではないようですが……▼
:[ニケ]|
………解せんな。▼
~
(画面暗転後拠点画面へ)~
**進撃前 [#vef80e0f]
:[ニケ]|
おい、敵が現れたぞ!▼
:[アイク]|
館を囲まれたのか!?▼
:[ニケ]|
いや……別棟に湧き出たようだ。▼
:[ティアマト]|
まさに、神出鬼没というところかしら。~
みんなに知らせて来るわ。▼
:[ラフィエル]|
なるべく急いでください。~
すでに戦っている味方のために……▼
:[アイク]|
味方?▼
~
(MAP上で戦っている、トパック、ムワリム。生存時はビー...
:[アイク]|
あれは…▼
:[ミスト]|
お兄ちゃん!~
あれ、トパックたちじゃない!?▼
:[正の使徒]|
殺せ……殺せ……▼
:[トパック]|
そう簡単に~
殺られてたまるかっての!▼
:[正の使徒]|
女神アスタルテに~
逆らうものたちに死を…~
邪神の徒に女神の裁きを……▼
:[トパック]|
くそっ 効きが悪いな。~
なんなんだよ、こいつら!?▼
:[アイク]|
おい、トパック!~
すぐ加勢する、待ってろ!▼
:[トパック]|
おー、ありがたい!~
頼むぜ!~
……って、あれアイクか?▼~
ごつっ!!▼
:[ムワリム]|
正真正銘、アイク殿ですよ。~
まったくベオクの成長は早いですね。~
見違えるようです。▼
:[トパック]|
サザもアイクもずりぃ……▼
:[ムワリム]|
坊ちゃんだって、~
大きくなりましたよ。▼
:[トパック]|
いいよ、慰めてくれなくっても。~
おれだって、まだまだ~
伸びるんだからな!▼~
ぜったい、このままじゃ死なねぇ!▼
:[ムワリム]|
その意気です。▼
:[アイク]|
トパックたちを助けるぞ。~
戦闘開始だ!▼
~
(部隊編成画面へ)~
**進撃後 [#n4fd02b3]
***敵1ターン目開始前 [#oc9665a8]
:[へッツェル]|
タナス公オリヴァー殿…~
いまこそ、そなたの真価が問われるとき。~
理解しておられような?▼
:[オリヴァー]|
も、勿論でございます。▼
:[へッツェル]|
失脚し、罪に問われ…追われ…~
死の淵を彷徨っていたそなたを、~
救ったのは元老院じゃ。▼~
神使様や宰相の目を盗んで、~
この館で安穏と暮らさせていたのは……▼~
そなたの力、捨てるには惜しいと~
判断すればこそ。~
その期待…裏切らぬようにな。▼
:[オリヴァー]|
我が秀麗なる館を踏み荒らす~
邪心の徒どもを根絶やしにする……▼~
それが女神の御心に叶うこと、~
元老院の温情に報いることであれば…~
必ずや、成し遂げてみせましょうぞ!▼
~(へッツェルがリワープで去る)~
**会話 [#g88c32a3]
***トパック⇔アイク(ムワリム生存時) [#t9d619de]
:[アイク]|
トパック、ひさしぶりだな。▼
:[トパック]|
わっ とっ!~
近いとますますデカ…っ!~
心臓に悪~……▼
:[アイク]|
なにがだ?▼
:[トパック]|
いや、別になんにも!▼~
それより敵敵!!~
さっさと倒しちまおうぜ。▼
:[アイク]|
おい、トパック!▼
:[トパック]|
んー!?▼
:[アイク]|
おまえ前より縮んだか?▼
:[トパック]|
ばっ…反対だっ!!~
アイクが巨大になっただけだ!▼
:[アイク]|
ひどい言われようだな。~
……ま、どうでもいいか。▼
***アイク→トパック(ムワリム死亡時) [#j9d1662f]
:[アイク]|
トパック、ひさしぶりだな。▼
:[トパック]|
アイク! …やっと会えたな。▼
:[アイク]|
よくここが分かったな。▼
:[トパック]|
あ、うん。~
話せば長い話になるからさ…~
あとにしようぜ。▼
:[アイク]|
おい、トパック!▼
:[トパック]|
ん?▼
:[アイク]|
ムワリムはどこだ?▼
:[トパック]|
……………いない……▼
:[アイク]|
!?▼
:[トパック]|
あいつ…おれを置いて……~
遠い場所へいっちまった。▼
:[アイク]|
……おまえ、大丈夫か?▼
:[トパック]|
…平気だ。~
(ビーゼ生存時)ビーゼもいるし。▼~
おれが落ち込んでると…~
ムワリムが心配するからな。▼~
さぁ、アイク!~
敵をぶっとばして~
どんどん先へ進もうぜ!▼
:[アイク]|
………▼
***ムワリム⇔アイク(トパック生存時) [#b3526683]
:[アイク]|
ムワリム、~
俺たちも加勢する。~
協力して敵を片付けるぞ。▼
:[ムワリム]|
わかりました、アイク殿。▼~
こうして再会し共に戦えること…~
嬉しく思います。▼
:[アイク]|
あぁ、俺もだ。~
またよろしく頼む。▼
:[ムワリム]|
はい。▼
***アイク→ムワリム(トパック死亡時) [#xee25342]
:[アイク]|
ムワリム、~
俺たちも加勢する。▼~
トパックは……~
一緒じゃないのか?▼
:[ムワリム]|
……坊ちゃんは……~
ここにはおられません。▼
:[アイク]|
…トパックに何があった!?▼
:[ムワリム]|
………お守り…できませんでした……▼
:[アイク]|
すまん…俺たちがもっと~
早くに駆けつけていれば……▼
:[ムワリム]|
……アイク殿たちと共に~
自分の分まで……戦えと……~
…最…後……に……………▼~
ですから……私は……▼
:[アイク]|
…それがトパックの遺志なら…~
意地でも果たしてやろう。~
戦えるか? ムワリム…▼
:[ムワリム]|
…ええ……~
坊ちゃんの心は…~
私と共にありますから………▼
***オリヴァー初戦闘時(呪符使用ラフィエルも含む) [#r8c9400c]
:[オリヴァー]|
ほほ~
死の淵より蘇りし私は~
ほどよく進化を遂げた。▼~
その美、存分に見るがよいぞ。▼
***アイクVSオリヴァー [#m91b01c9]
:[アイク]|
あんた……!?▼~
まだ生きていたのか。▼
:[オリヴァー]|
ほほ そなたの粗末な武器など~
蘇りし私の美貌の前には無力。▼~
もはや我が美の前に敵はなく、~
我が美の後にも敵はないと知れ!▼
:[アイク]|
………消えろ。~
いいかげん。▼
***トパックVSオリヴァー [#wa64eb5d]
:[トパック]|
おい、太ったおっさん!~
おまえまだ…生きて~
悪さをしてたんだな!?~
今度こそ、おれが倒してやる!▼
:[オリヴァー]|
おお、こわいこわい~
なんと恐ろしい子供じゃ。▼
:[トパック]|
おれはもう子供じゃないっ!▼
***ニケVSオリヴァー [#q3bf214a]
:[オリヴァー]|
は、半獣っ!~
見たことのない凶暴な半獣が~
私に襲い掛からんとしている!!▼~
誰か! 誰かあれ!~
可憐でほどよい私を救うのだ!▼
:[ニケ]|
なんだ、この奇怪な生物は……~
ベオクの珍種か?▼
***オルグvsオリヴァー [#d0ecff07]
:[オルグ]|
……▼
:[オリヴァー]|
は、半獣ーっ!▼~
恐ろしく獰猛な半獣が~
私に襲い掛からんとして~
舌なめずりをしている!!▼~
誰か! 誰かあれ!~
まろやかでほどよい私を救うのだ!▼
***ビーゼVSオリヴァー [#rddd1da0]
:[オリヴァー]|
ほほぅ…~
鴉にしては…なかなか。▼~
これ娘、その黒い濡れ羽を~
もっとよく見せてみるがよい。~
私が愛でるにふさしいか確かめねばな。▼
~(注:ふさ"わ"しいが正しいと思われる)~
:[ビーゼ]|
……ベグニオンの貴族って…~
まともな奴がほとんどいない……▼
***ムワリムVSオリヴァー [#ff715ec2]
:[オリヴァー]|
は、は、半獣ーっっ!▼~
見覚えのある大きな虎が~
私に襲い掛からんとして~
目を爛々と輝かせている!!▼~
誰か! 誰かあれ!~
しっとりほどよい私を救うのだ!▼
:[ムワリム]|
…………▼
***ウハラダVSオリヴァー [#e53861db]
:[オリヴァー]|
むむむ… その奇抜な面差し…… ~
遠いいつか目にしたようにも思うのだが…▼~
…うーむ…~
頭に霞がかかったようだ。~
醜いものはどうにも思い出せぬ。▼
:[ウハラダ]|
思い出す必要ないのね~。~
だってすぐにお別れだから~。▼
***オリヴァー散り際の台詞(敵味方共通) [#fe1ef543]
:[オリヴァー]|
美とは……~
なんと儚き…も…の……~
………こふ………………▼
***オリヴァー→ラフィエル [#s03d21ef]
:[オリヴァー]|
おぉ… おぉぅ…~
麗しき私の小鳥よ!▼
:[ラフィエル]|
!?▼
:[オリヴァー]|
なんということだ…… ~
か弱きそなたが戦いの場にいるなど、~
あってはならぬこと。▼
:[ラフィエル]|
……?▼
:[オリヴァー]|
わかっておる、わかっておる。~
そなたには強き庇護者が必要なのだ。~
すなわち……そう、私のような。▼
:[ラフィエル]|
???▼
:[オリヴァー]|
美を冒涜せし野蛮なるものどもよ!~
この美の守護者オリヴァーが~
愛らしき小鳥には指一本触れさせぬ。▼~
いいや、それだけではない。~
一瞥することさえ許しはせぬぞ!!~
さぁさ、かかって参れ!▼
***加入したオリヴァー⇔アイク [#p1584b3d]
:[アイク]|
おい、ちょっと待て……~
なんであんたが~
俺たちの側にいるんだ?▼
:[オリヴァー]|
ほほ 当然であろう。~
美の庇護者は常に~
美しき者の味方なのじゃ。▼~
むさくるしき貧乏傭兵よ。~
そなたとわしは~
かつて一つの美を巡って対峙したが……▼~
蘇ったわしはもはや~
瑣末なことは気にせぬ。~
安心するが良いぞ。▼
:[アイク]|
……頼むから…… ~
敵でいてくれ……▼~
**クリア時 [#vcf68cdb]
:[アイク]|
とりあえず、しのいだな。~
もう夜も遅い…さっさと眠って~
明日に備えたほうがいい……▼
~
(そこにリワープでやってくるへッツェル)~
:[アイク]|
!?▼
:[へッツェル]|
……すべて…~
やられてしまったのか……~
やはり私たちに天意などは……▼
:[ラフィエル]|
あ…あなたは…▼
:[へッツェル]|
ラフィエル!?~
そなた、生きておったのか!~
よくぞ無事で……▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[へッツェル]|
………そうか……~
そなたは…全てを~
知ってしまったのだったな。▼~
我ら元老院の大罪を…何もかも。~
あの件については……~
わしは何度も反対をして………▼~
……いや、もう……~
なにを言っても仕方あるまい。~
ラフィエル……▼~
それでも、わしは…~
そなたが生きていると知って~
とても嬉しいぞ……▼
:[ラフィエル]|
…………▼
:[へッツェル]|
どうかこのまま……~
…できれば、帝都へは~
近づかないでほしい……▼~
女神に逆らおうなどと…~
そのようなことは…やめるの…だ……▼
(へッツェル、リワープで消える)~
:[ラフィエル]|
…………▼
:[アイク]|
あの男には見覚えがある。~
有力な元老院議員の1人だったはずだ。▼
:[ラフィエル]|
…アニムス公爵~
へッツェル殿……~
私の…命の恩人です……▼
:[ニケ]|
……アイク、悪いが~
話はまたにしてくれないか?~
ラフィエルを休ませたい。▼
:[アイク]|
あぁ、もちろんだ。▼
(トパック死亡時はアイクとラフィエルの会話へ)
***トパック生存時 [#wb404a3d]
:[アイク]|
じゃあ、俺たちがここにいると~
わかって来たんだな?▼
:[トパック]|
いや、アイクたちだって~
ことまではわかんなかったけど……~
夢を見たからな。▼
:[アイク]|
……夢?▼
:[トパック]|
そう。あのすごい光が~
落っこちてきた後にさ、~
おれたち以外はみんな石になっちまって……▼~
どうしたらいいのか…~
途方にくれちまってたんだ。~
そしたら、あの夢をみたんだ。▼~
…すごい不思議でさ、~
走っても走っても闇の中。~
自分の手も見えないくらい真っ暗。▼~
けど、なんか怖いって感じじゃなくって。~
誰かが何かを喋りかけてんだけど、~
何って言ってるかはわかんなくて。▼~
でも……朝に目が覚めたら、~
おれ、ちゃんと知ってたんだ。▼~
石になってないやつは、~
みんな【導きの塔】に向かってるって。~
そこに行けば、みんな助かるんだって。▼
>ムワリム生存時
:[ムワリム]|
私も同じ夢を見たんです。▼~
ですので、これはいわゆる~
天啓というものかと考え……~
砂漠を抜けてここまで来たのです。▼
>ムワリム死亡、ビーゼ生存時
:[ビーゼ]|
あたしも同じ夢を見ました。▼~
だから、これは…~
天啓ってものかなって思ったんで、~
砂漠を抜けて塔へと向かっていたんです。▼
:[アイク]|
…おそらく~
ユンヌの仕業だろうな。▼
:[ニケ]|
負の女神は、~
動ける者を集めているのか…▼
:[トパック]|
そのユンヌってさ、~
邪神って呼ばれてたやつなんだろ?~
信用できんのかな?▼
:[アイク]|
……その時はそうまで~
思わなかったんだが、▼~
ユンヌの話を聞いたときに~
強く逆らう意識は~
なかったような気がする。▼~
おまえがさっき~
言ったことと似た感想かもしれんが、~
俺たちにはわかったんだ。▼~
ユンヌの言う通りにすればいいってな。▼
:[ニケ]|
あの者は間違いなく~
私たちの祖先を生み出した存在だ。▼~
理屈などではなく、~
我々はそれを本能で知っている。▼
:[トパック]|
そっか。~
なんか…納得した。▼
**エンドシナリオ [#k0415d98]
:[アイク]|
…誰だ?▼
:[ラフィエル]|
私です…~
夜明けまえに…すみません。▼
:[アイク]|
別にかまわん。~
ほとんど眠っちゃいなかったからな。▼
:[ラフィエル]|
……アイク殿には、~
お話しておいたほうが良いかと~
思いましたので……▼
:[アイク]|
女王は?▼
:[ラフィエル]|
あの方は…すでにご存知ですから。~
私たちの間には~
なにも隠し事はありません。▼
:[アイク]|
そうか、じゃあ話してくれ。~
あんたと…~
へッツェルって男の話を。▼
:[ラフィエル]|
はい。あれは……~
あの忌まわしいセリノスの虐殺より、~
半年ほど前にさかのぼります。▼
~
(真っ暗な背景)~
:[ラフィエル]|
私は…1人で森の外れにいました。~
そこを、ベオクの奴隷狩りによって~
捕らえられてしまったのです。▼~
私を奴隷商人から~
買い取ったのがへッツェル殿でした。▼
(へッツェルの一枚絵)~
:[ラフィエル]|
後に彼の屋敷の執事に~
教えられたことですが……▼
(へッツェルの横に、ラカン、オリヴァー、バルテロメが追加)~
:[ラフィエル]|
ガドゥス公をはじめとする~
多くの元老院議員たちが、~
わたしを競り落とさんとしていたそうです。▼
(その背後にラフィエルの一枚絵が追加)~
:[ラフィエル]|
セリノスの王族……~
彼らはまだ、それを従えたことは~
なかったからでしょうね。▼~
へッツェル殿は、わたしを獲るため…~
かなりの私財をなげうったそうです。▼
(もとの会話画面に戻る)~
:[アイク]|
話の腰を折るつもりはないが、~
命の恩人だと言わなかったか?▼
:[ラフィエル]|
恩人です。▼~
…アニムス公爵邸に連れていかれた私は…~
絶望のあまりすぐ病になりました。~
あの方はそれにひどく心を痛め……▼~
すぐに神殿へと移して、~
何日も何日も手厚く~
看護してくださったのです。▼~
奇跡的に…私は命をとりとめました。~
その代償として……~
翼は飛ぶ力をほぼ失っていました。▼~
自分の体を浮かすことがやっとで……~
そんな私を哀れに思ったのでしょう、~
へッツェル殿は私にこうおっしゃいました。▼~
『体がもう少し癒えたら、~
おまえを森へ帰してあげよう』▼~
……その言葉に、私は~
どれほど感謝したことでしょう。▼
:[アイク]|
本心からの言葉だったのか?▼
:[ラフィエル]|
…ええ、もちろんです。~
私は、心から……~
あの方を信頼し始めていました。▼
~
(セリノスの森の一枚絵)~
:[ラフィエル]|
でも………~
あの事件が起きてしまいました。▼~
あの夜を思い出すのは…~
とても…苦しいことです。▼~
森の悲痛な叫びが聞こえ……~
同胞たちの気が…消えてゆくのが……~
遠く離れていても感じられましたから。▼~
その夜遅く…神殿に訪ねて来られた~
へッツェル殿の手をとり、~
すぐに森へ戻してほしいと懇願しました。▼~
あの方は何も話されませんでしたが、~
私は知ったのです……▼~
元老院が神使を暗殺したということ。~
その罪を鷺の民の咎と発表したこと。~
それによって……▼~
私の同胞たちの命が全て奪われたことを。▼
:[アイク]|
………▼
:[ラフィエル]|
夜明けに…私は神殿を飛び立ちました。~
どこにそんな力が残っていたのか……~
ただセリノスへ戻らなくてはと……▼~
朦朧とする意識のまま、~
風に吹かれるままに飛び続けました。▼~
気がつくと…熱砂の上で………▼~
あの時、女王に助けられなければ、~
私はあのまま息絶えていたでしょう。▼~
懐かしき故郷とは真逆の方向へ~
飛んでいたなどということも…知らずに。▼
(元の会話画面に戻る)~
:[アイク]|
…アニムス公は、~
あんたの命の恩人で……~
仇でもあるということなんだな?▼
:[ラフィエル]|
あの方が直接、~
手を下されたわけでも…~
命じられたわけでもありません。▼~
ですが……~
私はあの方のことを考えると…~
心に【負】の気が湧き上がるのを感じます。▼~
これが…『憎しみ』と呼ばれる~
感情なのだと思います……▼
:[アイク]|
鷺の民にはもっとも~
不似合いな感情だな。▼
:[ラフィエル]|
…自分でも訝っているのです。~
私に…こんな感情が芽生え、~
それを受け入れられていることに。▼~
以前の私なら、とっくに~
正気を失っていることでしょう。▼
:[アイク]|
鷺の民も…~
変わってきたんじゃないのか?▼~
鷹王が言っていた。~
リュシオンやリアーネは~
鷺の民としては異質だと。▼
:[ラフィエル]|
そうですね。~
再会して驚きました。▼~
2人とも、なんて強く…~
生命力に溢れ輝いているのかと。▼
:[アイク]|
そう考えると、~
負の気ってやつも~
悪いばかりじゃないんだよな。▼
:[ラフィエル]|
正と負…どちらにも偏らず~
調和のとれた状態がよい……~
そういうことなのでしょうか。▼
:[アイク]|
わからん。~
俺たちには知りようもない~
生というものの本質だろうさ。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
*コメント [#z5559ea6]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
~
*ノーマル [#z067f78a]
**オープニングシナリオ [#baed89d6]
(地名テロップ:帝国領内 タナス公爵邸)~
:[ミスト]|
あ~…うれしい!▼~
野宿じゃないのって~
もう何日ぶりなんだろ?~
雨降りに感謝しちゃう。▼
:[アイク]|
まぁ、こんな悪趣味な場所でも、~
屋内には違いない。~
雨は、しのぐことができる。▼~
ここに、この屋敷があるのを~
思い出して助かったな。▼
:[セネリオ]|
…この公爵邸に来るのは、~
鷺の民を奴隷として~
売買しようとしていた罪で、▼~
タナス公爵オリヴァーを捕らえようと~
踏み込んで以来ですね。~
…3年振りですか。▼
:[ティアマト]|
でも、おかしいわ。~
昨日掃除したように綺麗なままよ。~
ずっと無人だったはずなのに…▼~
誰かが、住んでいるのかしら…?▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[ニケ]|
どうした?▼
:[ラフィエル]|
……強い視線を感じます。▼~
悪意はないようですが…~
この建物には…~
何者かの気配が強く漂っています。▼~
この館の…主……?▼
:[ニケ]|
………解せんな。▼
(画面暗転後、拠点画面へ)~
**進撃前 [#jf6876ed]
:[ニケ]|
おい、敵が現れたぞ!▼~
別棟に湧き出たようだ。▼
:[アイク]|
わかった、すぐみんなに知らせてこよう。▼
:[ラフィエル]|
なるべく急いでください。~
すでに戦っている味方のために……▼
:[アイク]|
味方?▼
(MAP上で戦っている、トパック、ムワリム。生存時はビー...
:[アイク]|
あれは…▼
:[ミスト]|
お兄ちゃん!~
あれ、3年前に一緒に戦った~
トパックたちじゃない!?▼
:[正の使徒]|
殺せ……殺せ……▼
:[トパック]|
そう簡単に~
殺られてたまるかっての!▼~
くそっ 効きが悪いな。~
なんなんだよ、こいつら!?▼
:[アイク]|
おい、トパック!~
すぐ加勢する、待ってろ!▼
:[トパック]|
おー、ありがたい!~
頼むぜ!~
……って、あれアイクか?▼~
ごっついな!!▼
:[ムワリム]|
正真正銘、アイク殿ですよ。~
まったくベオクの成長は早いですね。~
見違えるようです。▼
:[トパック]|
サザもアイクもずりぃ……~
おれだって、まだまだ伸びるぞ!~
ぜったい、このままじゃ死なねぇ!▼
:[アイク]|
トパックたちを助けるぞ。~
戦闘開始だ!▼
(部隊編成画面へ)~
**進撃後 [#tefe7977]
***敵1ターン目 [#b52b131d]
:[へッツェル]|
タナス公オリヴァー殿…~
3年前の鷺の民売買の件で、~
失脚し、罪に問われ…追われ…▼~
死の淵を彷徨っていたそなたを、~
救ったのは我々元老院じゃ。▼~
神使様や宰相の目を盗んで、~
この館で今日まで安穏と暮せたのも……~
元老院のおかげじゃぞ。▼~
その元老院の期待を…裏切らぬようにな。▼
:[オリヴァー]|
は、はい。~
この我が秀麗なる館を踏み荒らす~
邪心の徒どもを根絶やしにする……▼~
それが女神の御心に叶うこと、~
元老院の温情に報いることであれば…~
必ずや、成し遂げてみせましょうぞ!▼
~
(へッツェルがリワープで去る)~
**エンドシナリオ [#ma7a7dd7]
:[アイク]|
とりあえず、しのいだな。~
もう夜も遅い…さっさと眠って~
明日に備えたほうが……▼
(リワープでやってくるへッツェル)
:[へッツェル]|
……すべて…~
やられてしまったのか……~
やはり私たちに天意などは……▼
:[ラフィエル]|
あ…あなたは…▼
:[へッツェル]|
ラフィエル!?~
そなた、生きておったのか!~
よくぞ無事で……▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[へッツェル]|
………そうか……~
そなたは…全てを~
知ってしまったのだったな。▼~
我ら元老院の大罪を…何もかも。~
あの件については……~
わしは何度も反対をして………▼~
……いや、もう……~
なにを言っても仕方あるまい。~
ラフィエル……▼~
それでも、わしは…~
そなたが生きていると知って~
とても嬉しいぞ……▼~
どうかこのまま……~
…できれば、帝都へは~
近づかないでほしい……▼~
女神に逆らおうなどと…~
そのようなことは…やめるの…だ……▼
~
(へッツェルがリワープで去る)~
:[アイク]|
あの男には見覚えがある。~
有力な元老院議員の1人だったはずだ。▼
:[ラフィエル]|
…アニムス公爵~
へッツェル殿……~
私の…命の恩人です……▼
:[ニケ]|
……アイク、悪いが~
話はまたにしてくれないか?~
ラフィエルを休ませたい。▼
:[アイク]|
あぁ、もちろんだ。▼
***トパック生存時 [#q7303f61]
:[アイク]|
(ビーゼかムワリム生存)…で、お前達は
(ビーゼとムワリム死亡)…で、お前は~
一体なんでここに来たんだ?▼
:[トパック]|
夢で教えられたんだ。▼
:[アイク]|
……夢?▼
:[トパック]|
そう。あのすごい光が~
落っこちてきた後にさ、~
…すごく不思議な夢を見たんだ。▼~
よく覚えてないんだけど、~
頭の中で誰かが話しかけてくるような…▼~
で…朝に目が覚めたら、~
おれ、ちゃんと知ってたんだ。▼~
石になってないやつは、~
みんな【導きの塔】に向かってるって。~
そこに行けば、みんな助かるんだって。▼
>ムワリム生存時
:[ムワリム]|
私も同じ夢を見たんです。▼~
ですので、これはいわゆる~
天啓というものかと考え……~
砂漠を抜けて塔へと向かっていたのです。▼
>ムワリム死亡、ビーゼ生存時
:[ビーゼ]|
あたしも同じ夢を見ました。▼~
だから、これは…~
天啓ってものかなって思ったんで、~
砂漠を抜けて塔へと向かっていたんです。▼
>ムワリム、ビーゼ死亡時
:[トパック]|
それで、これはいわゆる~
天啓ってやつかなって思って、~
砂漠を抜けて塔へ向かう途中だったんだ。▼
:[アイク]|
…おそらく~
ユンヌの仕業だろうな。▼
:[ニケ]|
負の女神は、~
動ける者を集めているのか…▼
:[トパック]|
そのユンヌってさ、~
邪神って呼ばれてたやつなんだろ?~
信用できんのかな?▼
:[アイク]|
……言葉では説明できんが…~
俺たちにはわかったんだ。~
ユンヌの言う通りにすればいいってな。▼~
おまえがさっき~
言ったことと似た感覚かもしれん。▼
:[ニケ]|
あの者は間違いなく~
私たちの祖先を生み出した存在だ。~
我々はそれを本能で知っている。▼
:[トパック]|
そっか。~
なんか…納得した。▼
~
(画面暗転後、別室)~
:[アイク]|
もう、大丈夫か?▼
:[ラフィエル]|
はい…~
もう…落ち着きました。▼
:[アイク]|
そうか。それじゃあ…話してくれるか?~
あんたと…~
さっきのへッツェルって男の話を。▼
:[ラフィエル]|
はい。あれは……~
あの忌まわしいセリノスの虐殺より、~
半年ほど前にさかのぼります。▼
(真っ黒背景)~
:[ラフィエル]|
私は…1人で森の外れにいました。~
そこを、ベオクの奴隷狩りによって~
捕らえられてしまったのです。▼~
その私を奴隷商人から~
買い取ったのがへッツェル殿でした。▼~
後に知ったことですが……▼~
他にも多くの元老院議員たちが、~
わたしを競り落とさんとしていたそうです。▼~
へッツェル殿は、わたしを得るため…~
かなりの私財をなげうったそうです。▼
(もとの会話画面に戻る)~
:[ラフィエル]|
…アニムス公爵邸に連れていかれた私は…~
絶望のあまりすぐ病になりました。~
あの方はそれにひどく心を痛め……▼~
すぐに神殿へと移して、~
何日も何日も手厚く~
看護してくださったのです。▼~
奇跡的に…私は命をとりとめました。~
しかしその代償として……~
翼は飛ぶ力をほぼ失っていました。▼~
そんな私を哀れに思ったのでしょう、~
へッツェル殿は私にこうおっしゃいました。▼~
『体がもう少し癒えたら、~
おまえを森へ帰してあげよう』▼~
私たち鷺の民は…~
相手の心を感じることができます。~
へッツェル殿の言葉は…▼~
本心からのものでした。~
その頃には、私は心から……~
あの方を信頼し始めていました。▼
(燃えるセリノスの森の一枚絵)~
:[ラフィエル]|
でも………~
あの事件が起きてしまいました。▼~
森の悲痛な叫びが聞こえ……~
同胞たちの気が…消えてゆくのが……~
遠く離れていても感じられました。▼~
あの方は何も話されませんでしたが、~
私は感じたのです……~
元老院が神使を暗殺したということ。▼~
その罪を鷺の民の咎と発表したこと。~
それによって……~
私の同胞たちの命が全て奪われたことを…▼
:[アイク]|
………▼
:[ラフィエル]|
夜明けに…私は神殿を飛び立ちました。~
どこにそんな力が残っていたのか……~
ただセリノスへ戻らなくてはと……▼~
気がつくと…熱砂の上で………~
あの時、女王に助けられなければ、~
私はあのまま息絶えていたでしょう。▼~
懐かしき故郷とは真逆の方向へ~
飛んでいたなどということも…知らずに。▼
(元の会話画面に戻る)~
:[アイク]|
…つまりアニムス公は、~
あんたの命の恩人で……~
仇でもあるということなんだな?▼
:[ラフィエル]|
あの方が直接、~
手を下されたわけでも…~
命じられたわけでもありません。▼~
ですが……~
私はあの方のことを考えると…~
心に【負】の気が湧き上がるのを感じます。▼~
…自分でも訝っているのです。~
私に…こんな感情が芽生え、~
それを受け入れられていることに。▼
:[アイク]|
鷺の民も…~
変わってきたんじゃないのか?▼~
鷹王が言っていた。~
リュシオンやリアーネは~
鷺の民としては異質だと。▼
:[ラフィエル]|
えぇ。再会して驚きました。~
2人とも、なんて強く…~
生命力に溢れ輝いているのかと。▼
:[アイク]|
そう考えると、~
負の気ってやつも~
悪いばかりじゃないんだよな。▼
:[ラフィエル]|
正と負…どちらにも偏らず~
調和のとれた状態がよい……~
そういうことなのでしょうか。▼
:[アイク]|
わからん。~
俺たちには知りようもない~
生というものの本質だろうさ。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)~
*ハード [#w66ecb9e]
**オープニングシナリオ [#i35068d0]
(地名テロップ:帝国領内 タナス公爵邸)~
:[ミスト]|
あ~…うれしい!▼~
野宿じゃないのって~
もう何日ぶりなんだろ?~
雨降りに感謝しちゃう。▼
:[アイク]|
なにをおおげさな。▼
:[ミスト]|
おおげさじゃないわよ。~
来る日も来る日も~
戦いの埃と汗にまみれて…▼~
夜は野宿なうえに~
常に敵を警戒していないといけない……▼~
そりゃ、こんな時だし~
石になった人たちのことを考えれば~
文句言っちゃだめってわかってるけど……▼
:[ティアマト]|
けど…なんだか落ち着く?▼
:[ミスト]|
そう! そうなの!▼
:[アイク]|
それについては俺も同感だ。~
こんなふざけた場所でも~
屋内には違いない。▼
:[セネリオ]|
…このタナス公爵邸には、~
神使の依頼によって公を捕らえようと~
踏み込んで以来ですね。▼~
その後はずっと、~
閉鎖されていたはずなんですが……~
無人だったとは思えませんね。▼
:[ティアマト]|
そうね。~
昨日掃除したように綺麗なままだし、~
何より、雰囲気が変わったわ。▼
:[ミスト]|
調度品なんかが、~
以前と少し違ってるよね?▼
:[セネリオ]|
……趣味の悪さに~
磨きがかかりました。▼
:[アイク]|
おまえたち…よく覚えてるな。▼
:[ミスト]|
うーん……~
ま、いいか。▼~
とりあえず、お兄ちゃんたちは~
暖炉に火をいれて。~
濡れたものを乾かさないと。▼
:[アイク]|
わかった。▼
:[ティアマト]|
その間に私たちは…~
食事の準備に取り掛かりましょうか。▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[ニケ]|
どうした?▼
:[ラフィエル]|
……強い視線を感じます。▼
:[ニケ]|
どこからだ?▼
:[ラフィエル]|
…近くではありません。▼~
ですが、この建物には~
何者かの気配が強く漂っています。~
悪いものではないようですが……▼
:[ニケ]|
………解せんな。▼
~
(画面暗転後拠点画面へ)~
**進撃前 [#vef80e0f]
:[ニケ]|
おい、敵が現れたぞ!▼
:[アイク]|
館を囲まれたのか!?▼
:[ニケ]|
いや……別棟に湧き出たようだ。▼
:[ティアマト]|
まさに、神出鬼没というところかしら。~
みんなに知らせて来るわ。▼
:[ラフィエル]|
なるべく急いでください。~
すでに戦っている味方のために……▼
:[アイク]|
味方?▼
~
(MAP上で戦っている、トパック、ムワリム。生存時はビー...
:[アイク]|
あれは…▼
:[ミスト]|
お兄ちゃん!~
あれ、トパックたちじゃない!?▼
:[正の使徒]|
殺せ……殺せ……▼
:[トパック]|
そう簡単に~
殺られてたまるかっての!▼
:[正の使徒]|
女神アスタルテに~
逆らうものたちに死を…~
邪神の徒に女神の裁きを……▼
:[トパック]|
くそっ 効きが悪いな。~
なんなんだよ、こいつら!?▼
:[アイク]|
おい、トパック!~
すぐ加勢する、待ってろ!▼
:[トパック]|
おー、ありがたい!~
頼むぜ!~
……って、あれアイクか?▼~
ごつっ!!▼
:[ムワリム]|
正真正銘、アイク殿ですよ。~
まったくベオクの成長は早いですね。~
見違えるようです。▼
:[トパック]|
サザもアイクもずりぃ……▼
:[ムワリム]|
坊ちゃんだって、~
大きくなりましたよ。▼
:[トパック]|
いいよ、慰めてくれなくっても。~
おれだって、まだまだ~
伸びるんだからな!▼~
ぜったい、このままじゃ死なねぇ!▼
:[ムワリム]|
その意気です。▼
:[アイク]|
トパックたちを助けるぞ。~
戦闘開始だ!▼
~
(部隊編成画面へ)~
**進撃後 [#n4fd02b3]
***敵1ターン目開始前 [#oc9665a8]
:[へッツェル]|
タナス公オリヴァー殿…~
いまこそ、そなたの真価が問われるとき。~
理解しておられような?▼
:[オリヴァー]|
も、勿論でございます。▼
:[へッツェル]|
失脚し、罪に問われ…追われ…~
死の淵を彷徨っていたそなたを、~
救ったのは元老院じゃ。▼~
神使様や宰相の目を盗んで、~
この館で安穏と暮らさせていたのは……▼~
そなたの力、捨てるには惜しいと~
判断すればこそ。~
その期待…裏切らぬようにな。▼
:[オリヴァー]|
我が秀麗なる館を踏み荒らす~
邪心の徒どもを根絶やしにする……▼~
それが女神の御心に叶うこと、~
元老院の温情に報いることであれば…~
必ずや、成し遂げてみせましょうぞ!▼
~(へッツェルがリワープで去る)~
**会話 [#g88c32a3]
***トパック⇔アイク(ムワリム生存時) [#t9d619de]
:[アイク]|
トパック、ひさしぶりだな。▼
:[トパック]|
わっ とっ!~
近いとますますデカ…っ!~
心臓に悪~……▼
:[アイク]|
なにがだ?▼
:[トパック]|
いや、別になんにも!▼~
それより敵敵!!~
さっさと倒しちまおうぜ。▼
:[アイク]|
おい、トパック!▼
:[トパック]|
んー!?▼
:[アイク]|
おまえ前より縮んだか?▼
:[トパック]|
ばっ…反対だっ!!~
アイクが巨大になっただけだ!▼
:[アイク]|
ひどい言われようだな。~
……ま、どうでもいいか。▼
***アイク→トパック(ムワリム死亡時) [#j9d1662f]
:[アイク]|
トパック、ひさしぶりだな。▼
:[トパック]|
アイク! …やっと会えたな。▼
:[アイク]|
よくここが分かったな。▼
:[トパック]|
あ、うん。~
話せば長い話になるからさ…~
あとにしようぜ。▼
:[アイク]|
おい、トパック!▼
:[トパック]|
ん?▼
:[アイク]|
ムワリムはどこだ?▼
:[トパック]|
……………いない……▼
:[アイク]|
!?▼
:[トパック]|
あいつ…おれを置いて……~
遠い場所へいっちまった。▼
:[アイク]|
……おまえ、大丈夫か?▼
:[トパック]|
…平気だ。~
(ビーゼ生存時)ビーゼもいるし。▼~
おれが落ち込んでると…~
ムワリムが心配するからな。▼~
さぁ、アイク!~
敵をぶっとばして~
どんどん先へ進もうぜ!▼
:[アイク]|
………▼
***ムワリム⇔アイク(トパック生存時) [#b3526683]
:[アイク]|
ムワリム、~
俺たちも加勢する。~
協力して敵を片付けるぞ。▼
:[ムワリム]|
わかりました、アイク殿。▼~
こうして再会し共に戦えること…~
嬉しく思います。▼
:[アイク]|
あぁ、俺もだ。~
またよろしく頼む。▼
:[ムワリム]|
はい。▼
***アイク→ムワリム(トパック死亡時) [#xee25342]
:[アイク]|
ムワリム、~
俺たちも加勢する。▼~
トパックは……~
一緒じゃないのか?▼
:[ムワリム]|
……坊ちゃんは……~
ここにはおられません。▼
:[アイク]|
…トパックに何があった!?▼
:[ムワリム]|
………お守り…できませんでした……▼
:[アイク]|
すまん…俺たちがもっと~
早くに駆けつけていれば……▼
:[ムワリム]|
……アイク殿たちと共に~
自分の分まで……戦えと……~
…最…後……に……………▼~
ですから……私は……▼
:[アイク]|
…それがトパックの遺志なら…~
意地でも果たしてやろう。~
戦えるか? ムワリム…▼
:[ムワリム]|
…ええ……~
坊ちゃんの心は…~
私と共にありますから………▼
***オリヴァー初戦闘時(呪符使用ラフィエルも含む) [#r8c9400c]
:[オリヴァー]|
ほほ~
死の淵より蘇りし私は~
ほどよく進化を遂げた。▼~
その美、存分に見るがよいぞ。▼
***アイクVSオリヴァー [#m91b01c9]
:[アイク]|
あんた……!?▼~
まだ生きていたのか。▼
:[オリヴァー]|
ほほ そなたの粗末な武器など~
蘇りし私の美貌の前には無力。▼~
もはや我が美の前に敵はなく、~
我が美の後にも敵はないと知れ!▼
:[アイク]|
………消えろ。~
いいかげん。▼
***トパックVSオリヴァー [#wa64eb5d]
:[トパック]|
おい、太ったおっさん!~
おまえまだ…生きて~
悪さをしてたんだな!?~
今度こそ、おれが倒してやる!▼
:[オリヴァー]|
おお、こわいこわい~
なんと恐ろしい子供じゃ。▼
:[トパック]|
おれはもう子供じゃないっ!▼
***ニケVSオリヴァー [#q3bf214a]
:[オリヴァー]|
は、半獣っ!~
見たことのない凶暴な半獣が~
私に襲い掛からんとしている!!▼~
誰か! 誰かあれ!~
可憐でほどよい私を救うのだ!▼
:[ニケ]|
なんだ、この奇怪な生物は……~
ベオクの珍種か?▼
***オルグvsオリヴァー [#d0ecff07]
:[オルグ]|
……▼
:[オリヴァー]|
は、半獣ーっ!▼~
恐ろしく獰猛な半獣が~
私に襲い掛からんとして~
舌なめずりをしている!!▼~
誰か! 誰かあれ!~
まろやかでほどよい私を救うのだ!▼
***ビーゼVSオリヴァー [#rddd1da0]
:[オリヴァー]|
ほほぅ…~
鴉にしては…なかなか。▼~
これ娘、その黒い濡れ羽を~
もっとよく見せてみるがよい。~
私が愛でるにふさしいか確かめねばな。▼
~(注:ふさ"わ"しいが正しいと思われる)~
:[ビーゼ]|
……ベグニオンの貴族って…~
まともな奴がほとんどいない……▼
***ムワリムVSオリヴァー [#ff715ec2]
:[オリヴァー]|
は、は、半獣ーっっ!▼~
見覚えのある大きな虎が~
私に襲い掛からんとして~
目を爛々と輝かせている!!▼~
誰か! 誰かあれ!~
しっとりほどよい私を救うのだ!▼
:[ムワリム]|
…………▼
***ウハラダVSオリヴァー [#e53861db]
:[オリヴァー]|
むむむ… その奇抜な面差し…… ~
遠いいつか目にしたようにも思うのだが…▼~
…うーむ…~
頭に霞がかかったようだ。~
醜いものはどうにも思い出せぬ。▼
:[ウハラダ]|
思い出す必要ないのね~。~
だってすぐにお別れだから~。▼
***オリヴァー散り際の台詞(敵味方共通) [#fe1ef543]
:[オリヴァー]|
美とは……~
なんと儚き…も…の……~
………こふ………………▼
***オリヴァー→ラフィエル [#s03d21ef]
:[オリヴァー]|
おぉ… おぉぅ…~
麗しき私の小鳥よ!▼
:[ラフィエル]|
!?▼
:[オリヴァー]|
なんということだ…… ~
か弱きそなたが戦いの場にいるなど、~
あってはならぬこと。▼
:[ラフィエル]|
……?▼
:[オリヴァー]|
わかっておる、わかっておる。~
そなたには強き庇護者が必要なのだ。~
すなわち……そう、私のような。▼
:[ラフィエル]|
???▼
:[オリヴァー]|
美を冒涜せし野蛮なるものどもよ!~
この美の守護者オリヴァーが~
愛らしき小鳥には指一本触れさせぬ。▼~
いいや、それだけではない。~
一瞥することさえ許しはせぬぞ!!~
さぁさ、かかって参れ!▼
***加入したオリヴァー⇔アイク [#p1584b3d]
:[アイク]|
おい、ちょっと待て……~
なんであんたが~
俺たちの側にいるんだ?▼
:[オリヴァー]|
ほほ 当然であろう。~
美の庇護者は常に~
美しき者の味方なのじゃ。▼~
むさくるしき貧乏傭兵よ。~
そなたとわしは~
かつて一つの美を巡って対峙したが……▼~
蘇ったわしはもはや~
瑣末なことは気にせぬ。~
安心するが良いぞ。▼
:[アイク]|
……頼むから…… ~
敵でいてくれ……▼~
**クリア時 [#vcf68cdb]
:[アイク]|
とりあえず、しのいだな。~
もう夜も遅い…さっさと眠って~
明日に備えたほうがいい……▼
~
(そこにリワープでやってくるへッツェル)~
:[アイク]|
!?▼
:[へッツェル]|
……すべて…~
やられてしまったのか……~
やはり私たちに天意などは……▼
:[ラフィエル]|
あ…あなたは…▼
:[へッツェル]|
ラフィエル!?~
そなた、生きておったのか!~
よくぞ無事で……▼
:[ラフィエル]|
……▼
:[へッツェル]|
………そうか……~
そなたは…全てを~
知ってしまったのだったな。▼~
我ら元老院の大罪を…何もかも。~
あの件については……~
わしは何度も反対をして………▼~
……いや、もう……~
なにを言っても仕方あるまい。~
ラフィエル……▼~
それでも、わしは…~
そなたが生きていると知って~
とても嬉しいぞ……▼
:[ラフィエル]|
…………▼
:[へッツェル]|
どうかこのまま……~
…できれば、帝都へは~
近づかないでほしい……▼~
女神に逆らおうなどと…~
そのようなことは…やめるの…だ……▼
(へッツェル、リワープで消える)~
:[ラフィエル]|
…………▼
:[アイク]|
あの男には見覚えがある。~
有力な元老院議員の1人だったはずだ。▼
:[ラフィエル]|
…アニムス公爵~
へッツェル殿……~
私の…命の恩人です……▼
:[ニケ]|
……アイク、悪いが~
話はまたにしてくれないか?~
ラフィエルを休ませたい。▼
:[アイク]|
あぁ、もちろんだ。▼
(トパック死亡時はアイクとラフィエルの会話へ)
***トパック生存時 [#wb404a3d]
:[アイク]|
じゃあ、俺たちがここにいると~
わかって来たんだな?▼
:[トパック]|
いや、アイクたちだって~
ことまではわかんなかったけど……~
夢を見たからな。▼
:[アイク]|
……夢?▼
:[トパック]|
そう。あのすごい光が~
落っこちてきた後にさ、~
おれたち以外はみんな石になっちまって……▼~
どうしたらいいのか…~
途方にくれちまってたんだ。~
そしたら、あの夢をみたんだ。▼~
…すごい不思議でさ、~
走っても走っても闇の中。~
自分の手も見えないくらい真っ暗。▼~
けど、なんか怖いって感じじゃなくって。~
誰かが何かを喋りかけてんだけど、~
何って言ってるかはわかんなくて。▼~
でも……朝に目が覚めたら、~
おれ、ちゃんと知ってたんだ。▼~
石になってないやつは、~
みんな【導きの塔】に向かってるって。~
そこに行けば、みんな助かるんだって。▼
>ムワリム生存時
:[ムワリム]|
私も同じ夢を見たんです。▼~
ですので、これはいわゆる~
天啓というものかと考え……~
砂漠を抜けてここまで来たのです。▼
>ムワリム死亡、ビーゼ生存時
:[ビーゼ]|
あたしも同じ夢を見ました。▼~
だから、これは…~
天啓ってものかなって思ったんで、~
砂漠を抜けて塔へと向かっていたんです。▼
:[アイク]|
…おそらく~
ユンヌの仕業だろうな。▼
:[ニケ]|
負の女神は、~
動ける者を集めているのか…▼
:[トパック]|
そのユンヌってさ、~
邪神って呼ばれてたやつなんだろ?~
信用できんのかな?▼
:[アイク]|
……その時はそうまで~
思わなかったんだが、▼~
ユンヌの話を聞いたときに~
強く逆らう意識は~
なかったような気がする。▼~
おまえがさっき~
言ったことと似た感想かもしれんが、~
俺たちにはわかったんだ。▼~
ユンヌの言う通りにすればいいってな。▼
:[ニケ]|
あの者は間違いなく~
私たちの祖先を生み出した存在だ。▼~
理屈などではなく、~
我々はそれを本能で知っている。▼
:[トパック]|
そっか。~
なんか…納得した。▼
**エンドシナリオ [#k0415d98]
:[アイク]|
…誰だ?▼
:[ラフィエル]|
私です…~
夜明けまえに…すみません。▼
:[アイク]|
別にかまわん。~
ほとんど眠っちゃいなかったからな。▼
:[ラフィエル]|
……アイク殿には、~
お話しておいたほうが良いかと~
思いましたので……▼
:[アイク]|
女王は?▼
:[ラフィエル]|
あの方は…すでにご存知ですから。~
私たちの間には~
なにも隠し事はありません。▼
:[アイク]|
そうか、じゃあ話してくれ。~
あんたと…~
へッツェルって男の話を。▼
:[ラフィエル]|
はい。あれは……~
あの忌まわしいセリノスの虐殺より、~
半年ほど前にさかのぼります。▼
~
(真っ暗な背景)~
:[ラフィエル]|
私は…1人で森の外れにいました。~
そこを、ベオクの奴隷狩りによって~
捕らえられてしまったのです。▼~
私を奴隷商人から~
買い取ったのがへッツェル殿でした。▼
(へッツェルの一枚絵)~
:[ラフィエル]|
後に彼の屋敷の執事に~
教えられたことですが……▼
(へッツェルの横に、ラカン、オリヴァー、バルテロメが追加)~
:[ラフィエル]|
ガドゥス公をはじめとする~
多くの元老院議員たちが、~
わたしを競り落とさんとしていたそうです。▼
(その背後にラフィエルの一枚絵が追加)~
:[ラフィエル]|
セリノスの王族……~
彼らはまだ、それを従えたことは~
なかったからでしょうね。▼~
へッツェル殿は、わたしを獲るため…~
かなりの私財をなげうったそうです。▼
(もとの会話画面に戻る)~
:[アイク]|
話の腰を折るつもりはないが、~
命の恩人だと言わなかったか?▼
:[ラフィエル]|
恩人です。▼~
…アニムス公爵邸に連れていかれた私は…~
絶望のあまりすぐ病になりました。~
あの方はそれにひどく心を痛め……▼~
すぐに神殿へと移して、~
何日も何日も手厚く~
看護してくださったのです。▼~
奇跡的に…私は命をとりとめました。~
その代償として……~
翼は飛ぶ力をほぼ失っていました。▼~
自分の体を浮かすことがやっとで……~
そんな私を哀れに思ったのでしょう、~
へッツェル殿は私にこうおっしゃいました。▼~
『体がもう少し癒えたら、~
おまえを森へ帰してあげよう』▼~
……その言葉に、私は~
どれほど感謝したことでしょう。▼
:[アイク]|
本心からの言葉だったのか?▼
:[ラフィエル]|
…ええ、もちろんです。~
私は、心から……~
あの方を信頼し始めていました。▼
~
(セリノスの森の一枚絵)~
:[ラフィエル]|
でも………~
あの事件が起きてしまいました。▼~
あの夜を思い出すのは…~
とても…苦しいことです。▼~
森の悲痛な叫びが聞こえ……~
同胞たちの気が…消えてゆくのが……~
遠く離れていても感じられましたから。▼~
その夜遅く…神殿に訪ねて来られた~
へッツェル殿の手をとり、~
すぐに森へ戻してほしいと懇願しました。▼~
あの方は何も話されませんでしたが、~
私は知ったのです……▼~
元老院が神使を暗殺したということ。~
その罪を鷺の民の咎と発表したこと。~
それによって……▼~
私の同胞たちの命が全て奪われたことを。▼
:[アイク]|
………▼
:[ラフィエル]|
夜明けに…私は神殿を飛び立ちました。~
どこにそんな力が残っていたのか……~
ただセリノスへ戻らなくてはと……▼~
朦朧とする意識のまま、~
風に吹かれるままに飛び続けました。▼~
気がつくと…熱砂の上で………▼~
あの時、女王に助けられなければ、~
私はあのまま息絶えていたでしょう。▼~
懐かしき故郷とは真逆の方向へ~
飛んでいたなどということも…知らずに。▼
(元の会話画面に戻る)~
:[アイク]|
…アニムス公は、~
あんたの命の恩人で……~
仇でもあるということなんだな?▼
:[ラフィエル]|
あの方が直接、~
手を下されたわけでも…~
命じられたわけでもありません。▼~
ですが……~
私はあの方のことを考えると…~
心に【負】の気が湧き上がるのを感じます。▼~
これが…『憎しみ』と呼ばれる~
感情なのだと思います……▼
:[アイク]|
鷺の民にはもっとも~
不似合いな感情だな。▼
:[ラフィエル]|
…自分でも訝っているのです。~
私に…こんな感情が芽生え、~
それを受け入れられていることに。▼~
以前の私なら、とっくに~
正気を失っていることでしょう。▼
:[アイク]|
鷺の民も…~
変わってきたんじゃないのか?▼~
鷹王が言っていた。~
リュシオンやリアーネは~
鷺の民としては異質だと。▼
:[ラフィエル]|
そうですね。~
再会して驚きました。▼~
2人とも、なんて強く…~
生命力に溢れ輝いているのかと。▼
:[アイク]|
そう考えると、~
負の気ってやつも~
悪いばかりじゃないんだよな。▼
:[ラフィエル]|
正と負…どちらにも偏らず~
調和のとれた状態がよい……~
そういうことなのでしょうか。▼
:[アイク]|
わからん。~
俺たちには知りようもない~
生というものの本質だろうさ。▼
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