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章別会話/第3部 4章 名将の一手
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* ノーマル [#j914a6db]
** オープニングシナリオ [#vbf3c2a4]
(地名テロップ:帝国領内 ガドゥス城)~
:[元老院議員]|
ゼルギウス将軍、~
なぜ戦わずして兵を退いた!?~
なぜ、総攻撃を仕掛けないのじゃ!▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ軍は渡河を果たしたことにより~
勢いづいています。▼~
いま、正面からぶつかることは~
得策ではありません。▼
:[元老院議員]|
何を悠長なことを言っておる。~
元老院は、半獣どもを帝国の領土から~
一刻も早く追い払うことを望んでおる。▼~
今後は、軍の後退を一切禁じる!~
よいな!!▼
:[ルベール]|
お言葉ながら!~
それはあまりにも……▼
:[ゼルギウス]|
承知しました。~
この戦いを迅速に終わらせるため、~
鋭意努力いたしましょう。▼
:[ルベール]|
総司令…!?▼
~
(廊下にて、ゼルギウスとルベールの会話)~
:[ルベール]|
ゼルギウス殿!~
なぜ非を唱えられなかったのです。~
あのような命令、まるででたらめです!▼
:[ゼルギウス]|
言ったはずだ。~
我ら軍人は、上部からの~
命令の是非を判断すべき立場にはない。▼
:[ルベール]|
で、ですが、私は……~
ゼルギウス殿ならば、~
軍をまともな道へ導いてくださると……▼~
ゼルギウス殿っ!~
…………▼
~
(地名テロップ:ラグズ連合 ガリア軍陣営)~
:[セネリオ]|
すみません、遅れました。▼
:[スクリミル]|
おぉ、名軍師のおなりだ!~
遠慮せずともいいぞ。~
俺の横にくるがいい。▼
:[セネリオ]|
いえ、遠慮します。▼
~
(アイクとティアマトの間につくセネリオ)~
:[ティアマト]|
セ、セネリオ…!▼~
すみません、~
人見知りの強い子なので。▼
:[スクリミル]|
何だ、まだ慣れていなかったのか?▼~
まあ、いい。~
おまえの策のお陰で~
この度は大きな勝利を得た。▼~
ベオクの知恵、~
俺は軽んじすぎておったようだ。~
ガリア軍総大将として礼を言うぞ。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[スクリミル]|
さあ、次はどうする?~
敵には大きな打撃を与えた。▼~
この機に、どんな方法を用いて~
総攻撃をかけるべきだ?▼
:[セネリオ]|
……いま、総攻撃をかけるのは~
得策ではないと思います。▼~
ここで一度、~
ベグニオン側に和平交渉を~
持ちかけてはいかがでしょうか。▼
:[スクリミル]|
な、なんだと!?~
せっかく巡ってきた、ベグニオンを~
叩き潰す好機に、和議だと!?▼
:[セネリオ]|
前回の作戦で、確かに、~
無事に渡河はできましたが…~
相手に損害は与えられませんでした。▼~
ベグニオン本隊は、今なお大軍です。~
真正面からぶつかるような愚は~
冒すべきではありません。▼
:[スクリミル]|
だ、だが、だからといって~
ここで和平を持ちかけるなど…▼~
我がガリアの獣牙戦士たちは~
誰1人として納得せんぞ。~
むろん、俺自身もな。▼
:[アイク]|
……ライ、~
おまえも同じ考えか?▼
:[ライ]|
そうだな…~
オレがどう思うかって言うより…~
ラグズの全体的な気質が問題だな。▼~
オレたちラグズは…一度戦いだしたら~
目の前の敵を倒すこと以外、~
何も考えられなくなるんだ。▼~
特にこう戦い続きだと、~
気分の高揚を鎮めることは難しい。▼
:[ティバーン]|
それは俺たち鳥翼族も同じだ。▼~
ここで戦いを止めさせるなら…~
1人ずつぶちのめして~
気でも失わせねえ限りは無理だろうぜ。▼
:[ライ]|
…とは言っても、このまま特攻をかけて~
全滅するのは流石にごめんだ。~
軍師殿、なんとか新たな策を授けてくれ…▼~
…って、やっぱ、むしが良すぎるか。▼
:[セネリオ]|
いえ……~
…………▼~
……次の策がまとまりました。~
みなさん、地図に注目してください。~
次にとるべき策をお聞かせします。▼
~
(画面暗転後、拠点画面へ)
** 進撃前 [#l8e44ef9]
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠北方)~
:[リィレ]|
隊長ぉー!~
鷹王の別働隊がベグニオン軍の~
陽動に無事成功したようですぅ。▼
:[ライ]|
鷹王がおびき出した敵軍を、~
オレたち北方隊とアイクたち南方隊、~
それにスクリミルたち西方隊で迎え撃つ…▼~
さすがだな。~
このままいけば、今回も~
軍師殿の策が功を奏しそうだ…▼
:[キサ]|
隊長、大変です!~
スクリミル将軍の西方隊が~
続々と峠を駆け下りています!▼
:[ライ]|
なんだと!?~
……殴ってでも兵を抑えろと~
あれほど言っといたのに………▼
:[キサ]|
どうやら、スクリミル将軍に対して~
一騎討ちを申し出た敵将がいたようで…~
まんまと挑発にのってしまったそうです。▼~
しかも、その敵将というのが~
赤い鎧を着た、黒髪のベオクだそうで…▼
:[ライ]|
まさか…ゼルギウスか!?~
……駄目だ、あいつじゃ勝てない!~
殺されてしまう!▼~
伝令を飛ばして鷹王とアイクに知らせろ!~
オレはスクリミルのところへ行く!~
今、あいつを失うわけにはいかないんだ!▼
~
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠南方)~
:[ティアマト]|
アイク!~
スクリミル隊の南に一個中隊が出現!~
交戦状態に入ったらしいわ。▼
:[セネリオ]|
中隊を率いているのは、~
ゼルギウス将軍のようです。▼
:[アイク]|
! まずいな……▼
:[セネリオ]|
西方隊が崩れては、~
挟み撃ちにあってしまいます。~
作戦を変更しなくては…▼~
アイク、応援に向かいましょう。~
南方隊ごと向かわせるのではなく、~
精鋭を選んでください。▼
:[アイク]|
わかった。~
ティアマト、~
鷹王に連絡を頼む。▼
~
(画面暗転後、戦闘MAPでの会話)~
:[アイク]|
スクリミルはどこだ?▼
:[ライ]|
ゼルギウスを追って~
あの崖を駆け上がっていったそうだ。▼
:[アイク]|
俺とおまえだけでも、~
崖の頂上を目指せればいいんだが。▼
:[ライ]|
キサ、~
後ろは任せていいか?▼
:[キサ]|
わかりました。~
皆で、できるだけ補佐します。~
お二人は、一刻も早く上へ。▼
:[アイク]|
よし、一気に駆け登るぞ!▼
~
(暗転後部隊編成画面へ)
** クリア後 [#cd92ecfe]
:[ライ]|
!!▼
~
(スクリミルとゼルギウスの戦闘挿入)~
:[ライ]|
スクリミルっ!!▼
:[アイク]|
やめろ、ライ!~
迂闊に近付くな!!▼
~
(崖下に向かってゼルギウスの台詞)~
:[ゼルギウス]|
聞けっ!ガリア王国の獣戦士たちよ!!~
我が名はゼルギウス!~
ベグニオン帝国軍の将だ!▼~
貴殿らの大将は~
たった今、我が剣に倒れた!▼~
我が軍は、~
これ以上の無益な戦いは望まぬ!~
ただちのこの場を退け!▼~
…同じくベグニオン兵に告ぐ!~
退却するガリア兵に対し、手出し無用!~
決着はすでについたのだ!!▼
:[帝国兵]|
ゼルギウス総司令は、やはりすごい…!~
両軍の被害が最小限になるよう~
策を練るとは……▼
:[帝国兵]|
くそっ~
手柄をあげる好機だったのに。~
半獣どもめ命拾いしたな。▼
:[ガリア兵]|
スクリミル将軍が……~
ま…さか……~
ベオクに敗れるなど……▼
:[ガリア兵]|
スクリミル殿が本当に~
やられたというなら、~
おれたちが仇を討たねば!▼~
ニンゲンの甘言に惑わされるな!!~
戦え! 獣牙の戦士たちよっ!!▼
:[ライ]|
やめろっ!!~
ここは退けっ! ~
獣牙の兄弟たちよ!!▼~
スクリミルは~
オレが責任をもって連れ帰るっ!~
一時撤退しろっ!!▼
:[ゼルギウス]|
…良い判断だ。▼~
ルベール…!~
先に行ってくれ。~
私はこの者たちと話がある。▼
:[ライ]|
どういうつもりだ?~
何故、ここで徹底的に潰しておかない?▼
:[ゼルギウス]|
確かに…元老院の公爵たちは~
それを望んでいる。~
だが、神使様のお考えは違う。▼~
神使様は、ラグズ連合との~
早期講和をお望みだ。~
…国の思惑は必ずしも一つではないのだ…▼。~
ここで手を打たないか?~
そちらから和平協議を申し出れば、~
神使様はそれをお受けになるだろう。▼
:[アイク]|
…しかし、ラグズ側が~
不利な状態で協議を持ちかけるのは…▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ連合にとって…~
もっとも好機といえたのは、~
渡河が成功した時だ。▼~
それを逃し、~
更なる進撃を続けたのはそちらだ。▼
:[ライ]|
……▼
:[ゼルギウス]|
…考える時間を与えよう。~
3日待つ。その間に、~
和平協議を正式に申し入れてくれ。▼~
それができない場合は――~
残念だが、交渉決裂だ。~
そうならないことを強く願う。▼~
…獅子王の後継者…~
急所は外しておいた。~
早く手当てをしてやってくれ。▼
:[アイク]|
!~
わざと止めを刺さなかったのか?~
なぜそんなことをする?▼
:[ゼルギウス]|
私は…いかな敵同士であろうと、~
命を奪わずに済む方法があれば、~
その道を選ぶ。▼~
早く行け。~
貴殿らの背後を襲うような真似は~
私の名誉に誓ってさせはせん。▼
~
(ゼルギウスが去り暗転)~
:[ティバーン]|
……3日の猶予か。~
獣牙族はどうするよ、ライ。~
ガリアはこれからどうするつもりだ。▼
:[ライ]|
……すみません…鷹王。~
スクリミルを失った今…~
ガリアのこれ以上の進軍は難しいかと…▼
:[ティバーン]|
そうか…仕方ねえな。~
ラグズ連合も、ここで解散か。▼
:[アイク]|
あんたたちフェニキスは…~
どうするつもりなんだ?~
…和議に応じるのか?▼
:[ティバーン]|
さてな。~
こっちは圧倒的に物量に劣っている。~
まともにやり合う気はさらさらないが……▼~
かといって、あっさり和議が成るとは~
とてもじゃないが思えん。▼
:[ライ]|
ゼルギウス将軍は、~
確かに信頼に足る人物かもしれない。▼~
神使だって、~
悪い人物ではないということは、~
3年前の戦いでもわかっている。▼~
…ただ、今ベグニオンを牛耳っているのは~
元老院だ。~
ラグズ連合の使者を斬り殺した…な。▼
:[アイク]|
ゼルギウス将軍は、確かに元老院の命令に~
逆らえないかもしれないが…~
神使はどうなんだ?▼~
一応、ベグニオンの最高権力者だろう?~
この件で、神使に直接連絡を取って……▼
:[リュシオン]|
……実は、すでに何度か~
神使に連絡を試みたんだが…~
無駄だった。▼~
彼女の護衛である聖天馬騎士団さえ~
最近では目通りが叶わぬと…~
タニスが漏らしていた。▼
:[ライ]|
神使親衛隊副隊長の地位にある~
タニス殿でも…ですか。~
なんとも、きな臭い話だ。▼
:[アイク]|
いったい、ベグニオンでは~
何が起きているんだ……?▼
:[ティバーン]|
ま、とりあえず俺たちは~
しばらくここに残って様子を見るさ。~
ラグズ連合は、一時解散だ。▼~
それより、問題はガリアの撤退だ。~
残り3日――ベグニオンの追撃が~
始まる前に、どこまで撤退できるかだな…▼
:[ライ]|
はい…▼
~
(画面暗転後セーブ画面へ)
* ハード・マニアック [#q8f7c5aa]
** オープニングシナリオ [#c10c564e]
(地名テロップ:帝国領内 ガドゥス城)~
:[元老院議員]|
ゼルギウス将軍、~
なぜ戦わずして兵を退いた!?~
なぜ、総攻撃を仕掛けないのじゃ!▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ軍は渡河を果たしたことにより~
勢いづいています。▼~
いま、正面からぶつかることは~
得策ではありません。▼
:[元老院議員]|
何を悠長なことを言っておる。▼~
そもそも元老院の決定は、帝国の領土から~
あの半獣どもを可及的速やかに~
追い払うことであったはず。▼~
今後は、軍の後退を一切禁じる!~
よいな!!▼
:[ルベール]|
お言葉ながら!~
それはあまりにも……▼
:[ゼルギウス]|
承知しました。~
この戦いを迅速に終わらせるため、~
鋭意努力いたしましょう。▼
:[ルベール]|
総司令…!?▼
:[元老院議員]|
分かればよいのだ。~
では、下がってよい。~
せいぜい半獣駆除に精を出すのだぞ。▼
:[ゼルギウス]|
失礼します。▼
(廊下にて、ゼルギウスとルベールの会話)
:[ルベール]|
ゼルギウス殿!~
なぜ非を唱えられなかったのです。▼~
あのような命令、でたらめにも~
ほどがあるではありませんか!▼
:[ゼルギウス]|
言ったはずだ。~
我ら軍人は、上部からの~
命令の是非を判断すべき立場にはない。▼
:[ルベール]|
で、ですが、私は……~
ゼルギウス殿ならば、~
軍をまともな道へ導いてくださると……▼
:[ゼルギウス]|
私にできることなどそれほど多くはない。~
ただ戦場に立ち、~
目の前の戦いに勝利することを考える……▼~
それだけだ。▼
:[ルベール]|
ゼルギウス殿っ!~
…………▼
~
(地名テロップ:ラグズ連合 ガリア軍陣営)~
:[セネリオ]|
すみません、遅れました。▼
:[スクリミル]|
おぉ、名軍師のおなりだ!~
遠慮せずともいいぞ。~
俺の横にくるがいい。▼
:[セネリオ]|
いえ、遠慮します。▼
~
(アイクとティアマトの間につくセネリオ)~
:[ティアマト]|
セ、セネリオ…!▼~
すみません、~
人見知りの強い子なので。▼
:[スクリミル]|
なんだ、まだ慣れておらんのか?▼~
まあ、いい。~
おまえの策のお陰で~
この度は大きな勝利を得た。▼~
我が獣牙族の渡河は、~
今回の進軍において~
最大の難関としていたところだ。▼~
それが、こうもたやすく成ろうとは……▼~
ベオクの知恵、~
俺は軽んじすぎておったようだ。~
ガリア軍総大将として礼を言うぞ。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[スクリミル]|
さあ、次はどうする?~
敵には大きな打撃を与えた。▼~
この機を逃さず、~
総攻撃をかけるのは当然として…~
どんな方法を用いるべきだ?▼~
俺1人で一兵団を相手にまわすぐらい、~
派手なやつだと申し分ないんだが。▼
:[セネリオ]|
……いま、総攻撃をかけるのは~
得策ではないと思います。▼~
ここで一度、~
ベグニオン側に和平交渉を~
持ちかけてはいかがでしょうか。▼
:[スクリミル]|
な、なんだと!?▼
:[ティバーン]|
…………▼
:[セネリオ]|
リバン河の戦いで、~
帝国軍は十分な装備を整えて~
こちらを待ち受けていました。▼~
敵はラグズ連合軍の奇襲を~
ある程度は予測していたのでしょう。▼
:[スクリミル]|
だ、だが…!~
あいつらは我らの強襲に恐れ戸惑い、~
這う這うの体で逃げ出したではないか!?▼
:[セネリオ]|
敵の予測を上回ることはできました。~
ですが、快勝と呼べるほどの損害を~
相手に与えられなかったことも事実です。▼~
おそらく、ベグニオン軍本隊は~
ほとんど無傷のまま~
ガドゥス城に陣をかまえているはずです。▼~
そこへラグズ軍が攻撃を仕掛けるならば、~
相当の犠牲と損害を~
覚悟しなくてはならないでしょう。▼
:[スクリミル]|
戦なのだ、犠牲は最初から覚悟の上!~
軟弱なベオクに囲まれ死するならば~
それは己の力不足ゆえのこと。▼~
我ら獣牙は犠牲や損害を恐れて~
攻撃をためらうような真似はせんぞ。~
断じて。▼
:[セネリオ]|
…ラグズの攻撃力の高さは~
充分承知しています。~
しかし、こちらは寡兵です。▼~
大軍を擁するベグニオン本隊と~
真正面からぶつかるような愚は~
冒すべきではありません。▼
:[スクリミル]|
確かにな。~
だからといってこの優位を生かさず、~
敵に和平を持ちかけるなど…▼~
我がガリアの獣牙戦士たちは~
誰1人として納得せんぞ。~
むろん、俺自身もな。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[アイク]|
……ライ、~
おまえも同じ考えか?▼
:[ライ]|
…………▼
:[アイク]|
ライ?▼
:[ライ]|
…ん?▼~
あ、あぁ… あれ?~
どうしたんだ、みんな~
こっちを見て……▼
:[スクリミル]|
貴様、軍議中に~
居眠りでもしていたのか!?~
緊張感のない奴め。▼
:[ライ]|
…おまえにだけは~
言われたくないって。▼
:[ティアマト]|
ライ、あなた…~
体が辛いならはっきり言わないと。▼~
いくら回復の杖で癒したといっても~
失った体力まで、~
すぐに戻るわけじゃないんだから。▼
:[ライ]|
あ、いや…~
オレは別に体のほうは…▼
:[アイク]|
だったら、~
何を考えこんでいたんだ?▼
:[ライ]|
え!?~
……いや、その……~
………………▼~
あ 痛てててて…~
やっぱりちょっとあれだ。~
体がおかしいみたいだな、うん。▼
:[アイク]|
………▼
:[スクリミル]|
軟弱者めが!~
俺の副官を務めるなら、~
もっと体を鍛えてもらわんと困るぞ。▼
:[ライ]|
あぁ、そうだな。~
すまないスクリミル。▼
:[スクリミル]|
ふん わかったならいい。▼
:[ライ]|
えーっと……そう!~
獣牙族の考え方についてだったな?~
それなら、スクリミルの言う通りだ。▼
:[スクリミル]|
当然だ!~
獣牙戦士は全て強者揃いだ!!▼
:[ライ]|
おい、それじゃ伝わらないって。~
…これはもう、種族差としか~
説明のしようがないんだが……▼~
オレたちラグズは、~
戦闘能力に重きをおいて~
進化してきた種だからな。▼~
一度戦いだしたら~
おいそれとは収まらないんだ。▼~
目の前の敵を倒すこと以外、~
何も考えられなくなる。▼~
平時なら、「化身」を解けば~
少しは冷静に戻れるんだけどな。▼~
こう戦い続きだと、気分の高揚を~
静めることは難しい。▼
:[アイク]|
……そうか。▼~
だったら鷹王、~
あんたのところもそうなんだな?▼
:[ティバーン]|
ああ。▼~
ここで戦いを止めさせるなら…~
1人ずつぶちのめして~
気でも失わせねえ限りは無理だろうぜ。▼~
本来、鳥翼は獣牙ほどじゃねえんだが、~
今回はこっちもかなりきてるからな。▼
:[ライ]|
そういうことなんだ。~
せっかく、オレたちのために~
提案してくれたのに悪いな、軍師殿。▼
:[セネリオ]|
いえ…▼
:[ライ]|
とは言いつつも、このまま特攻をかけて~
全滅するのは流石にごめんだ。▼~
和平交渉は無理にせよ、~
なんとかこっちが有利に戦えるような~
策ってのを考えてもらえないか?▼
:[セネリオ]|
………▼
:[ライ]|
やっぱ、むしが良すぎるか。▼
:[ティアマト]|
いいえ、そんなことないわ。▼
:[アイク]|
セネリオのことだ、~
ラグズの習性の話が出たあたりから~
次の策を考えているはずだ。▼~
そうだろ?▼
:[セネリオ]|
はい。▼~
……まとまりました。~
みなさん、地図に注目してください。~
次にとるべき策をお聞かせします。▼
~
(画面暗転後拠点画面へ)
** 進撃前 [#s7766ede]
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠北方)~
:[リィレ]|
隊長ぉー!~
南方のグレイル傭兵団から伝令ですぅ。▼~
鷹王の別働隊が近づいてきましたって。~
その後ろにベグニオン軍も~
ちゃんとくっついてきてるそうです。▼
:[ライ]|
うまく誘き出せたみたいだな。~
じゃ、そろそろ~
オレたち北方隊も戦闘体制に……▼
:[キサ]|
隊長、大変です!~
スクリミル将軍の西方隊が~
続々と峠を駆け下りています!▼
:[ライ]|
なんだと!?~
……殴ってでも兵を抑えろと~
あれほど言っといたのに………▼~
ある程度は、勝手にさせても大丈夫だと~
軍師殿に言われてはいるが…~
それにしても早すぎる…!▼
:[キサ]|
西方隊の南に、~
突如として帝国の一個中隊が出現。▼~
大胆にも相手方の将が、~
スクリミル将軍の目の前に進み出て~
一騎討ちを申し出たようで……▼
:[ライ]|
あいつはまんまと~
それに乗ったってことか。▼~
まぁ、中隊程度なら~
それほど脅威でもないだろうが……~
相手の将軍はどんな奴なんだ。▼
:[キサ]|
赤い鎧を着た、黒髪のベオクだそうです。▼~
スクリミル将軍は、~
『鷹王の獲物を横取りするつもりはないが、~
相手から姿を現したのだから仕方ない』▼~
そう仰られていたとか。▼
:[ライ]|
まさか…ゼルギウスか!?~
……駄目だ、あいつじゃ勝てない!~
伝令を飛ばして鷹王とアイクに知らせろ!▼~
北方隊は鷹王の隊に合流、~
以後、鷹王の指揮下に入れ!~
オレはスクリミルのところへ行く!▼
:[リィレ]|
いやぁん!~
待ってくださいよぅ!▼
:[キサ]|
我々もお供します!~
隊長おひとりでは危険です…!▼
~
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠南方)~
:[ティアマト]|
アイク!~
スクリミル隊の南に一個中隊が出現!~
交戦状態に入ったらしいわ。▼
:[アイク]|
なんだと!?~
いったいどうやって……▼
:[セネリオ]|
中隊を率いているのは、~
ゼルギウス将軍のようです。▼
:[アイク]|
! まずいな……▼
:[セネリオ]|
応援に向かいましょう。▼
:[アイク]|
いいのか?~
おまえの立てた策が崩れるぞ。▼
:[セネリオ]|
策とは、戦況に従って変化すべきもの。~
あのフェニキス王と互角以上に~
戦ったというゼルギウス将軍……▼~
スクリミル将軍がいかに強くとも、~
勝算はかなり低いとみるべきでしょう。▼~
西方軍が崩れて、挟み撃ちにされては~
全軍が危うくなります。▼
:[アイク]|
どう動く?▼
:[セネリオ]|
南方隊ごと向かわせるのではなく、~
精鋭を選んでください。▼~
残りは、フェニキス王の~
別働隊に合流させ、~
作戦の変更を伝えさせます。▼~
フェニキス王たちには、~
その場にとどまってもらい…~
敵軍を食い止めてほしいと。▼
:[アイク]|
わかった。ティアマト、~
部隊を分けるのを手伝ってくれ。▼
:[ティアマト]|
ええ、急ぎましょう!▼
~
(画面暗転後、戦闘MAPでの会話)~
:[ライ]|
アイク…!~
来てくれたのか。▼
:[アイク]|
スクリミルは?▼
:[ライ]|
ゼルギウスを追って~
あの崖を駆け上がっていったそうだ。▼~
オレたちも向かっているんだが、~
邪魔が多くて近づくこともできない。▼
:[アイク]|
俺とおまえだけでも、~
崖の頂上を目指せればいいんだが。▼
:[ライ]|
キサ、~
後は任せていいか?▼
:[キサ]|
わかりました。~
皆で、できるだけ補佐しましょう。▼
:[ライ]|
…頼む。▼
:[アイク]|
よし、一気に駆け登るぞ!▼
~
(暗転後、部隊編成画面へ)
** 進撃後 [#bc5e5bec]
*** カジーザ初戦時 [#nb8ef384]
:[カジーザ]|
これより先へは一歩も行かせぬ!~
ゼルギウス将軍の邪魔はさせん!▼
***アイクvsカジーザ [#xe1d3ccg]
:[カジーザ]|
上に行く気か? そうはさせん!~
おとなしく~
一騎打ちの決着を待つのだな!▼
:[アイク]|
一騎打ちだと?▼
:[カジーザ]|
そうだ。~
手出し無用とのご命令。~
貴様たちにも邪魔はさせん。▼~
ゼルギウス将軍に敗北はない。~
相手が何者であろうとな……▼
***ライVSカジーザ [#xf1d3cc1]
:[カジーザ]|
ここまで来たか、半獣。~
上にいるおまえたちの首領が~
それほど心配か?▼
:[ライ]|
あぁ、心配だ。~
あいつはオレたちが抑えてないと~
とんでもないことやらかすからな……▼~
ってわけで、急いでるんだ。~
道を開けてもらおうか。▼
:[カジーザ]|
行かせるか!~
通りたければかかってこい、~
半獣よ!▼
*** カジーザ散り際の台詞 [#xh1d3cc3]
:[カジーザ]|
もう……間に合わぬぞ……~
あのお方ならば……~
一太刀で……十分……▼
*** アイクかライが到着地点待機時 [#xi1d3cc4]
>'''アイクの場合'''
:[アイク]|
ライ!~
こっちだ、急げ!▼
>'''ライの場合'''
:[ライ]|
いやな予感がする……~
アイク!~
おまえもすぐ来てくれ!▼
** クリア後 [#u5f173b4]
(登りきり何かに気付くライ)~
:[ライ]|
!!▼
~
(スクリミルとゼルギウスの戦闘挿入)~
:[ライ]|
スクリミルっ!!▼
:[アイク]|
やめろ、ライ!~
迂闊に近付くな!!▼
~
(崖下に向かってゼルギウスの台詞)~
:[ゼルギウス]|
聞けっ!~
ガリア王国の獣戦士たちよ!!▼~
我が名はゼルギウス!~
ベグニオン帝国の将だ!▼~
貴殿らの大将は~
たった今、我が剣に倒れた!▼~
獣戦士たちよ!~
我が軍は、~
これ以上の無益な戦いは望まぬ!▼~
ただちのこの場を退け!▼
:[ライ]|
なん…だと…?▼
:[ゼルギウス]|
同じくベグニオン兵に告ぐ!~
退却するガリア兵に対し、~
一切の手出し無用!▼~
両軍とも心せよ!~
決着はついたのだ!!▼
:[帝国兵]|
くそっ~
手柄をあげる好機だったのに。▼
:[帝国兵]|
総司令の命令だ、仕方あるまい。▼
:[帝国兵]|
ゼルギウス総司令は、~
やはり、すごい…!~
半獣どもめ命拾いしたな。▼
:[ガリア兵]|
スクリミル将軍が……▼
:[ガリア兵]|
ま…さか……~
ベオクに敗れるなど……▼
:[ガリア兵]|
俺たちは、どうすれば…▼
:[ガリア兵]|
スクリミル殿が本当に~
やられたというなら、~
おれたちが仇を討たねば!▼~
ニンゲンの甘言に惑わされるな!!~
戦え! 獣牙の戦士たちよっ!!▼
:[ライ]|
やめろっ!!~
ここは退けっ! 獣牙の兄弟たちよ!!▼~
東の鷹王の隊と合流し、~
態勢を立て直すんだ!▼~
スクリミルは~
オレが責任をもって連れ帰るっ!~
撤退しろっ!!▼
:[ゼルギウス]|
…良い判断だ。▼~
ルベール…!▼~
ここにいる者を連れ、~
下の兵たちをまとめさせてくれ。~
私はこの者たちと話がある。▼
:[ルベール]|
しかし…▼
:[ゼルギウス]|
私のことならば~
心配しなくていい。▼
:[ルベール]|
はっ▼
:[ライ]|
どういうつもりだ?~
何故、ここで徹底的に潰しておかない?▼
:[ゼルギウス]|
確かに…元老院の公爵たちは~
それを望んでいる。~
だが、神使様のお考えは違う。▼~
神使様、それに宰相たる~
ペルシス公のご両名は…~
ラグズ連合との早期講和をお望みだ。▼
:[ライ]|
講和……~
神使たちはラグズ側との~
和平を望んでいるというのか?▼~
話し合いに応じるつもりがあるなら、~
何故最初からそうしない。▼
:[ゼルギウス]|
国の意思が必ずしも~
1つであると思わぬことだ。▼~
このまま戦いを続けたところで、~
両軍に犠牲の山が築かれるばかり。~
ここで手を打たないか?▼~
ラグズ連合軍より~
和平協議を申し出れば…~
神使様はそれを受けると答えられる。▼~
そうすれば、これまで~
話し合いを突っぱねてきた元老院も~
逃げ口上がうてなくなる。▼
:[アイク]|
…しかし、ラグズ側が~
不利な状態で協議を持ちかけるのは…▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ連合にとって…~
もっとも好機といえたのは、~
渡河が成功した時だ。▼~
それを逃し、~
更なる進撃を続けたのはそちらだ。▼
:[ライ]|
……▼
:[ゼルギウス]|
…考える時間を与えよう。~
3日待つ。その間に、~
和平協議を正式に申し入れてくれ。▼~
それができない場合は――~
残念だが、交渉決裂だ。▼~
どちらかが降伏するまで~
戦いは続くだろう。~
そうならないことを強く願う。▼
:[アイク]|
待て!~
まだ用は終わっちゃいな……▼
:[ゼルギウス]|
…獅子王の後継者…~
急所は外したが傷は浅くはない。▼
:[アイク]|
!▼
:[ライ]|
スクリミルは生きているのか…?▼
:[ゼルギウス]|
連れ帰り、手厚く介抱すれば~
命を救うことは可能だろう。▼~
もっとも…立ち上がれるようになるまで~
かなりの時間を要するだろうが。▼
:[アイク]|
……あんたは、~
わざとスクリミルを~
殺さなかったってことか?▼~
なぜそんなことをする?▼
:[ゼルギウス]|
ガリア軍の大将を~
戦闘不能にした…~
それで十分な打撃になると考えた。▼
:[アイク]|
だとしても…▼
:[ゼルギウス]|
私は…いかな敵同士であろうと、~
命を奪わずに済む方法があれば、~
その道を選ぶ。▼~
ただそれだけのことだ。▼~
早く行け。~
貴殿らの背後を襲うような真似は~
私の名誉に誓ってさせはせん。▼
~
(ゼルギウスが去り暗転)~
:[ティバーン]|
……3日の猶予か。▼~
獣牙族はどうするよ、ライ。~
スクリミルはあんな状態だ。~
ガリアの進退はおまえが決めるべきだ。▼
:[ライ]|
……すみません…鷹王。~
ガリアの士気はスクリミルに~
負うところが大きかったんです。▼~
それを失った今…~
これ以上の進撃は考えられません。▼
:[ティバーン]|
そうか。仕方ねえな。▼
:[ライ]|
本当に…申し訳ありません…▼
:[ティバーン]|
同じラグズだといっても、~
今回の件は、まあ…~
鳥翼が主体になった問題だ。▼~
獣牙だってベグニオンに~
因縁があるには違いないが、▼~
俺たち鳥翼のものとは~
まったく質が違うもんだ。~
ここでガリアが退くのを止める気はない。▼
:[アイク]|
あんたたちフェニキスは…~
どうするつもりなんだ?~
戦いを続けるのか?▼~
それとも…和議に応じるのか?▼
:[ティバーン]|
さてな。~
こっちは圧倒的に物量に劣っている。~
まともにやり合う気はさらさらないが……▼~
かといって、あっさり和議が成るとは~
とてもじゃないが思えん。▼
:[ライ]|
ベグニオンは、ラグズ連合が送った~
最終通告の使者を斬り殺した――~
だからこの戦いが始まったんだ。▼~
和平協議を申し込んで、~
それが承諾されたとしても……~
協議の席で謀殺される可能性もある。▼
:[アイク]|
だが、俺は……~
ゼルギウス将軍は、~
信じるに足る男のように思う。▼~
たとえ敵同士であろうと、~
命を奪わなくてすむなら~
その方法を取ると言い…▼~
事実、あの男はスクリミルを殺さず、~
帝国兵にも追撃はさせなかった。▼
:[ティバーン]|
あの男に侠気があるのは認めるぜ。~
……だが、あいつはベオクで軍人だ。~
上の命令には逆らえんだろう?▼
:[アイク]|
どういう意味だ?~
将軍は、~
神使も和議を望んでいると言ってたぞ。▼
:[ティバーン]|
この場合、上ってのは元老院だ。~
俺も、あの皇帝が~
まったく信用できんとまでは言わん。▼~
だが、セリノスに対する冤罪を~
認めたのはあくまで皇帝個人で、▼~
ベグニオン帝国としての~
正式な謝罪は今もってない。~
結局はそういうことだ。▼
:[リュシオン]|
……実は、今回の件で~
神使に連絡がとれないかと~
何度か試みてみたんだが…無駄だった。▼~
彼女の護衛である聖天馬騎士団さえ~
最近では目通りが叶わぬと…~
タニスが漏らしていた。▼
:[ライ]|
神使親衛隊副隊長の地位にある~
タニス殿でも…ですか。~
なんとも、きな臭い話だ。▼
:[アイク]|
いったい、ベグニオンでは~
何が起きているんだ……?▼
:[ティバーン]|
ま、そういうことで、▼~
俺たちはしばらく様子見だ。~
一応、和議は持ちかけてみるが、~
相手の出方次第でどう転ぶかは分からん。▼~
俺たちには翼があるから、~
攻めるも逃げるも、~
いざとなりゃどうとでもなる。▼~
まずはガリアの撤退だ。~
残り3日――攻めて来んのなら、~
それを利用したほうがいいだろう。▼~
リバン河を超えちまおうぜ。~
往き同様、戻りもあそこが~
最大の難関となるだろうからな。▼
:[ライ]|
…鷹王、ありがとうございます。▼~
ガリアに戻って――~
今後のことについて~
王に伺いを立ててきますよ。▼~
ガリアから援軍を連れて~
戻ってこれるよう努力します。▼
:[ティバーン]|
あぁ。獅子王に~
よろしく言っといてくれ。▼
:[ライ]|
アイク。~
おまえにも悪かったな。~
ここまで付き合わせて。▼
:[アイク]|
いや。…ここからは、~
みなで無事ガリアに~
帰り着くことだけを考えよう。▼
:[ライ]|
そうだな。▼~
じゃあ、オレはさっそく部隊長位の連中に~
撤退の指示を出してくるよ。▼
:[アイク]|
ああ、また後でな。▼
~
(画面暗転セーブ画面へ)
* コメント欄 [#lc2aecd6]
>細かい会話発生条件などの情報提供用
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
* ノーマル [#j914a6db]
** オープニングシナリオ [#vbf3c2a4]
(地名テロップ:帝国領内 ガドゥス城)~
:[元老院議員]|
ゼルギウス将軍、~
なぜ戦わずして兵を退いた!?~
なぜ、総攻撃を仕掛けないのじゃ!▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ軍は渡河を果たしたことにより~
勢いづいています。▼~
いま、正面からぶつかることは~
得策ではありません。▼
:[元老院議員]|
何を悠長なことを言っておる。~
元老院は、半獣どもを帝国の領土から~
一刻も早く追い払うことを望んでおる。▼~
今後は、軍の後退を一切禁じる!~
よいな!!▼
:[ルベール]|
お言葉ながら!~
それはあまりにも……▼
:[ゼルギウス]|
承知しました。~
この戦いを迅速に終わらせるため、~
鋭意努力いたしましょう。▼
:[ルベール]|
総司令…!?▼
~
(廊下にて、ゼルギウスとルベールの会話)~
:[ルベール]|
ゼルギウス殿!~
なぜ非を唱えられなかったのです。~
あのような命令、まるででたらめです!▼
:[ゼルギウス]|
言ったはずだ。~
我ら軍人は、上部からの~
命令の是非を判断すべき立場にはない。▼
:[ルベール]|
で、ですが、私は……~
ゼルギウス殿ならば、~
軍をまともな道へ導いてくださると……▼~
ゼルギウス殿っ!~
…………▼
~
(地名テロップ:ラグズ連合 ガリア軍陣営)~
:[セネリオ]|
すみません、遅れました。▼
:[スクリミル]|
おぉ、名軍師のおなりだ!~
遠慮せずともいいぞ。~
俺の横にくるがいい。▼
:[セネリオ]|
いえ、遠慮します。▼
~
(アイクとティアマトの間につくセネリオ)~
:[ティアマト]|
セ、セネリオ…!▼~
すみません、~
人見知りの強い子なので。▼
:[スクリミル]|
何だ、まだ慣れていなかったのか?▼~
まあ、いい。~
おまえの策のお陰で~
この度は大きな勝利を得た。▼~
ベオクの知恵、~
俺は軽んじすぎておったようだ。~
ガリア軍総大将として礼を言うぞ。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[スクリミル]|
さあ、次はどうする?~
敵には大きな打撃を与えた。▼~
この機に、どんな方法を用いて~
総攻撃をかけるべきだ?▼
:[セネリオ]|
……いま、総攻撃をかけるのは~
得策ではないと思います。▼~
ここで一度、~
ベグニオン側に和平交渉を~
持ちかけてはいかがでしょうか。▼
:[スクリミル]|
な、なんだと!?~
せっかく巡ってきた、ベグニオンを~
叩き潰す好機に、和議だと!?▼
:[セネリオ]|
前回の作戦で、確かに、~
無事に渡河はできましたが…~
相手に損害は与えられませんでした。▼~
ベグニオン本隊は、今なお大軍です。~
真正面からぶつかるような愚は~
冒すべきではありません。▼
:[スクリミル]|
だ、だが、だからといって~
ここで和平を持ちかけるなど…▼~
我がガリアの獣牙戦士たちは~
誰1人として納得せんぞ。~
むろん、俺自身もな。▼
:[アイク]|
……ライ、~
おまえも同じ考えか?▼
:[ライ]|
そうだな…~
オレがどう思うかって言うより…~
ラグズの全体的な気質が問題だな。▼~
オレたちラグズは…一度戦いだしたら~
目の前の敵を倒すこと以外、~
何も考えられなくなるんだ。▼~
特にこう戦い続きだと、~
気分の高揚を鎮めることは難しい。▼
:[ティバーン]|
それは俺たち鳥翼族も同じだ。▼~
ここで戦いを止めさせるなら…~
1人ずつぶちのめして~
気でも失わせねえ限りは無理だろうぜ。▼
:[ライ]|
…とは言っても、このまま特攻をかけて~
全滅するのは流石にごめんだ。~
軍師殿、なんとか新たな策を授けてくれ…▼~
…って、やっぱ、むしが良すぎるか。▼
:[セネリオ]|
いえ……~
…………▼~
……次の策がまとまりました。~
みなさん、地図に注目してください。~
次にとるべき策をお聞かせします。▼
~
(画面暗転後、拠点画面へ)
** 進撃前 [#l8e44ef9]
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠北方)~
:[リィレ]|
隊長ぉー!~
鷹王の別働隊がベグニオン軍の~
陽動に無事成功したようですぅ。▼
:[ライ]|
鷹王がおびき出した敵軍を、~
オレたち北方隊とアイクたち南方隊、~
それにスクリミルたち西方隊で迎え撃つ…▼~
さすがだな。~
このままいけば、今回も~
軍師殿の策が功を奏しそうだ…▼
:[キサ]|
隊長、大変です!~
スクリミル将軍の西方隊が~
続々と峠を駆け下りています!▼
:[ライ]|
なんだと!?~
……殴ってでも兵を抑えろと~
あれほど言っといたのに………▼
:[キサ]|
どうやら、スクリミル将軍に対して~
一騎討ちを申し出た敵将がいたようで…~
まんまと挑発にのってしまったそうです。▼~
しかも、その敵将というのが~
赤い鎧を着た、黒髪のベオクだそうで…▼
:[ライ]|
まさか…ゼルギウスか!?~
……駄目だ、あいつじゃ勝てない!~
殺されてしまう!▼~
伝令を飛ばして鷹王とアイクに知らせろ!~
オレはスクリミルのところへ行く!~
今、あいつを失うわけにはいかないんだ!▼
~
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠南方)~
:[ティアマト]|
アイク!~
スクリミル隊の南に一個中隊が出現!~
交戦状態に入ったらしいわ。▼
:[セネリオ]|
中隊を率いているのは、~
ゼルギウス将軍のようです。▼
:[アイク]|
! まずいな……▼
:[セネリオ]|
西方隊が崩れては、~
挟み撃ちにあってしまいます。~
作戦を変更しなくては…▼~
アイク、応援に向かいましょう。~
南方隊ごと向かわせるのではなく、~
精鋭を選んでください。▼
:[アイク]|
わかった。~
ティアマト、~
鷹王に連絡を頼む。▼
~
(画面暗転後、戦闘MAPでの会話)~
:[アイク]|
スクリミルはどこだ?▼
:[ライ]|
ゼルギウスを追って~
あの崖を駆け上がっていったそうだ。▼
:[アイク]|
俺とおまえだけでも、~
崖の頂上を目指せればいいんだが。▼
:[ライ]|
キサ、~
後ろは任せていいか?▼
:[キサ]|
わかりました。~
皆で、できるだけ補佐します。~
お二人は、一刻も早く上へ。▼
:[アイク]|
よし、一気に駆け登るぞ!▼
~
(暗転後部隊編成画面へ)
** クリア後 [#cd92ecfe]
:[ライ]|
!!▼
~
(スクリミルとゼルギウスの戦闘挿入)~
:[ライ]|
スクリミルっ!!▼
:[アイク]|
やめろ、ライ!~
迂闊に近付くな!!▼
~
(崖下に向かってゼルギウスの台詞)~
:[ゼルギウス]|
聞けっ!ガリア王国の獣戦士たちよ!!~
我が名はゼルギウス!~
ベグニオン帝国軍の将だ!▼~
貴殿らの大将は~
たった今、我が剣に倒れた!▼~
我が軍は、~
これ以上の無益な戦いは望まぬ!~
ただちのこの場を退け!▼~
…同じくベグニオン兵に告ぐ!~
退却するガリア兵に対し、手出し無用!~
決着はすでについたのだ!!▼
:[帝国兵]|
ゼルギウス総司令は、やはりすごい…!~
両軍の被害が最小限になるよう~
策を練るとは……▼
:[帝国兵]|
くそっ~
手柄をあげる好機だったのに。~
半獣どもめ命拾いしたな。▼
:[ガリア兵]|
スクリミル将軍が……~
ま…さか……~
ベオクに敗れるなど……▼
:[ガリア兵]|
スクリミル殿が本当に~
やられたというなら、~
おれたちが仇を討たねば!▼~
ニンゲンの甘言に惑わされるな!!~
戦え! 獣牙の戦士たちよっ!!▼
:[ライ]|
やめろっ!!~
ここは退けっ! ~
獣牙の兄弟たちよ!!▼~
スクリミルは~
オレが責任をもって連れ帰るっ!~
一時撤退しろっ!!▼
:[ゼルギウス]|
…良い判断だ。▼~
ルベール…!~
先に行ってくれ。~
私はこの者たちと話がある。▼
:[ライ]|
どういうつもりだ?~
何故、ここで徹底的に潰しておかない?▼
:[ゼルギウス]|
確かに…元老院の公爵たちは~
それを望んでいる。~
だが、神使様のお考えは違う。▼~
神使様は、ラグズ連合との~
早期講和をお望みだ。~
…国の思惑は必ずしも一つではないのだ…▼。~
ここで手を打たないか?~
そちらから和平協議を申し出れば、~
神使様はそれをお受けになるだろう。▼
:[アイク]|
…しかし、ラグズ側が~
不利な状態で協議を持ちかけるのは…▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ連合にとって…~
もっとも好機といえたのは、~
渡河が成功した時だ。▼~
それを逃し、~
更なる進撃を続けたのはそちらだ。▼
:[ライ]|
……▼
:[ゼルギウス]|
…考える時間を与えよう。~
3日待つ。その間に、~
和平協議を正式に申し入れてくれ。▼~
それができない場合は――~
残念だが、交渉決裂だ。~
そうならないことを強く願う。▼~
…獅子王の後継者…~
急所は外しておいた。~
早く手当てをしてやってくれ。▼
:[アイク]|
!~
わざと止めを刺さなかったのか?~
なぜそんなことをする?▼
:[ゼルギウス]|
私は…いかな敵同士であろうと、~
命を奪わずに済む方法があれば、~
その道を選ぶ。▼~
早く行け。~
貴殿らの背後を襲うような真似は~
私の名誉に誓ってさせはせん。▼
~
(ゼルギウスが去り暗転)~
:[ティバーン]|
……3日の猶予か。~
獣牙族はどうするよ、ライ。~
ガリアはこれからどうするつもりだ。▼
:[ライ]|
……すみません…鷹王。~
スクリミルを失った今…~
ガリアのこれ以上の進軍は難しいかと…▼
:[ティバーン]|
そうか…仕方ねえな。~
ラグズ連合も、ここで解散か。▼
:[アイク]|
あんたたちフェニキスは…~
どうするつもりなんだ?~
…和議に応じるのか?▼
:[ティバーン]|
さてな。~
こっちは圧倒的に物量に劣っている。~
まともにやり合う気はさらさらないが……▼~
かといって、あっさり和議が成るとは~
とてもじゃないが思えん。▼
:[ライ]|
ゼルギウス将軍は、~
確かに信頼に足る人物かもしれない。▼~
神使だって、~
悪い人物ではないということは、~
3年前の戦いでもわかっている。▼~
…ただ、今ベグニオンを牛耳っているのは~
元老院だ。~
ラグズ連合の使者を斬り殺した…な。▼
:[アイク]|
ゼルギウス将軍は、確かに元老院の命令に~
逆らえないかもしれないが…~
神使はどうなんだ?▼~
一応、ベグニオンの最高権力者だろう?~
この件で、神使に直接連絡を取って……▼
:[リュシオン]|
……実は、すでに何度か~
神使に連絡を試みたんだが…~
無駄だった。▼~
彼女の護衛である聖天馬騎士団さえ~
最近では目通りが叶わぬと…~
タニスが漏らしていた。▼
:[ライ]|
神使親衛隊副隊長の地位にある~
タニス殿でも…ですか。~
なんとも、きな臭い話だ。▼
:[アイク]|
いったい、ベグニオンでは~
何が起きているんだ……?▼
:[ティバーン]|
ま、とりあえず俺たちは~
しばらくここに残って様子を見るさ。~
ラグズ連合は、一時解散だ。▼~
それより、問題はガリアの撤退だ。~
残り3日――ベグニオンの追撃が~
始まる前に、どこまで撤退できるかだな…▼
:[ライ]|
はい…▼
~
(画面暗転後セーブ画面へ)
* ハード・マニアック [#q8f7c5aa]
** オープニングシナリオ [#c10c564e]
(地名テロップ:帝国領内 ガドゥス城)~
:[元老院議員]|
ゼルギウス将軍、~
なぜ戦わずして兵を退いた!?~
なぜ、総攻撃を仕掛けないのじゃ!▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ軍は渡河を果たしたことにより~
勢いづいています。▼~
いま、正面からぶつかることは~
得策ではありません。▼
:[元老院議員]|
何を悠長なことを言っておる。▼~
そもそも元老院の決定は、帝国の領土から~
あの半獣どもを可及的速やかに~
追い払うことであったはず。▼~
今後は、軍の後退を一切禁じる!~
よいな!!▼
:[ルベール]|
お言葉ながら!~
それはあまりにも……▼
:[ゼルギウス]|
承知しました。~
この戦いを迅速に終わらせるため、~
鋭意努力いたしましょう。▼
:[ルベール]|
総司令…!?▼
:[元老院議員]|
分かればよいのだ。~
では、下がってよい。~
せいぜい半獣駆除に精を出すのだぞ。▼
:[ゼルギウス]|
失礼します。▼
(廊下にて、ゼルギウスとルベールの会話)
:[ルベール]|
ゼルギウス殿!~
なぜ非を唱えられなかったのです。▼~
あのような命令、でたらめにも~
ほどがあるではありませんか!▼
:[ゼルギウス]|
言ったはずだ。~
我ら軍人は、上部からの~
命令の是非を判断すべき立場にはない。▼
:[ルベール]|
で、ですが、私は……~
ゼルギウス殿ならば、~
軍をまともな道へ導いてくださると……▼
:[ゼルギウス]|
私にできることなどそれほど多くはない。~
ただ戦場に立ち、~
目の前の戦いに勝利することを考える……▼~
それだけだ。▼
:[ルベール]|
ゼルギウス殿っ!~
…………▼
~
(地名テロップ:ラグズ連合 ガリア軍陣営)~
:[セネリオ]|
すみません、遅れました。▼
:[スクリミル]|
おぉ、名軍師のおなりだ!~
遠慮せずともいいぞ。~
俺の横にくるがいい。▼
:[セネリオ]|
いえ、遠慮します。▼
~
(アイクとティアマトの間につくセネリオ)~
:[ティアマト]|
セ、セネリオ…!▼~
すみません、~
人見知りの強い子なので。▼
:[スクリミル]|
なんだ、まだ慣れておらんのか?▼~
まあ、いい。~
おまえの策のお陰で~
この度は大きな勝利を得た。▼~
我が獣牙族の渡河は、~
今回の進軍において~
最大の難関としていたところだ。▼~
それが、こうもたやすく成ろうとは……▼~
ベオクの知恵、~
俺は軽んじすぎておったようだ。~
ガリア軍総大将として礼を言うぞ。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[スクリミル]|
さあ、次はどうする?~
敵には大きな打撃を与えた。▼~
この機を逃さず、~
総攻撃をかけるのは当然として…~
どんな方法を用いるべきだ?▼~
俺1人で一兵団を相手にまわすぐらい、~
派手なやつだと申し分ないんだが。▼
:[セネリオ]|
……いま、総攻撃をかけるのは~
得策ではないと思います。▼~
ここで一度、~
ベグニオン側に和平交渉を~
持ちかけてはいかがでしょうか。▼
:[スクリミル]|
な、なんだと!?▼
:[ティバーン]|
…………▼
:[セネリオ]|
リバン河の戦いで、~
帝国軍は十分な装備を整えて~
こちらを待ち受けていました。▼~
敵はラグズ連合軍の奇襲を~
ある程度は予測していたのでしょう。▼
:[スクリミル]|
だ、だが…!~
あいつらは我らの強襲に恐れ戸惑い、~
這う這うの体で逃げ出したではないか!?▼
:[セネリオ]|
敵の予測を上回ることはできました。~
ですが、快勝と呼べるほどの損害を~
相手に与えられなかったことも事実です。▼~
おそらく、ベグニオン軍本隊は~
ほとんど無傷のまま~
ガドゥス城に陣をかまえているはずです。▼~
そこへラグズ軍が攻撃を仕掛けるならば、~
相当の犠牲と損害を~
覚悟しなくてはならないでしょう。▼
:[スクリミル]|
戦なのだ、犠牲は最初から覚悟の上!~
軟弱なベオクに囲まれ死するならば~
それは己の力不足ゆえのこと。▼~
我ら獣牙は犠牲や損害を恐れて~
攻撃をためらうような真似はせんぞ。~
断じて。▼
:[セネリオ]|
…ラグズの攻撃力の高さは~
充分承知しています。~
しかし、こちらは寡兵です。▼~
大軍を擁するベグニオン本隊と~
真正面からぶつかるような愚は~
冒すべきではありません。▼
:[スクリミル]|
確かにな。~
だからといってこの優位を生かさず、~
敵に和平を持ちかけるなど…▼~
我がガリアの獣牙戦士たちは~
誰1人として納得せんぞ。~
むろん、俺自身もな。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[アイク]|
……ライ、~
おまえも同じ考えか?▼
:[ライ]|
…………▼
:[アイク]|
ライ?▼
:[ライ]|
…ん?▼~
あ、あぁ… あれ?~
どうしたんだ、みんな~
こっちを見て……▼
:[スクリミル]|
貴様、軍議中に~
居眠りでもしていたのか!?~
緊張感のない奴め。▼
:[ライ]|
…おまえにだけは~
言われたくないって。▼
:[ティアマト]|
ライ、あなた…~
体が辛いならはっきり言わないと。▼~
いくら回復の杖で癒したといっても~
失った体力まで、~
すぐに戻るわけじゃないんだから。▼
:[ライ]|
あ、いや…~
オレは別に体のほうは…▼
:[アイク]|
だったら、~
何を考えこんでいたんだ?▼
:[ライ]|
え!?~
……いや、その……~
………………▼~
あ 痛てててて…~
やっぱりちょっとあれだ。~
体がおかしいみたいだな、うん。▼
:[アイク]|
………▼
:[スクリミル]|
軟弱者めが!~
俺の副官を務めるなら、~
もっと体を鍛えてもらわんと困るぞ。▼
:[ライ]|
あぁ、そうだな。~
すまないスクリミル。▼
:[スクリミル]|
ふん わかったならいい。▼
:[ライ]|
えーっと……そう!~
獣牙族の考え方についてだったな?~
それなら、スクリミルの言う通りだ。▼
:[スクリミル]|
当然だ!~
獣牙戦士は全て強者揃いだ!!▼
:[ライ]|
おい、それじゃ伝わらないって。~
…これはもう、種族差としか~
説明のしようがないんだが……▼~
オレたちラグズは、~
戦闘能力に重きをおいて~
進化してきた種だからな。▼~
一度戦いだしたら~
おいそれとは収まらないんだ。▼~
目の前の敵を倒すこと以外、~
何も考えられなくなる。▼~
平時なら、「化身」を解けば~
少しは冷静に戻れるんだけどな。▼~
こう戦い続きだと、気分の高揚を~
静めることは難しい。▼
:[アイク]|
……そうか。▼~
だったら鷹王、~
あんたのところもそうなんだな?▼
:[ティバーン]|
ああ。▼~
ここで戦いを止めさせるなら…~
1人ずつぶちのめして~
気でも失わせねえ限りは無理だろうぜ。▼~
本来、鳥翼は獣牙ほどじゃねえんだが、~
今回はこっちもかなりきてるからな。▼
:[ライ]|
そういうことなんだ。~
せっかく、オレたちのために~
提案してくれたのに悪いな、軍師殿。▼
:[セネリオ]|
いえ…▼
:[ライ]|
とは言いつつも、このまま特攻をかけて~
全滅するのは流石にごめんだ。▼~
和平交渉は無理にせよ、~
なんとかこっちが有利に戦えるような~
策ってのを考えてもらえないか?▼
:[セネリオ]|
………▼
:[ライ]|
やっぱ、むしが良すぎるか。▼
:[ティアマト]|
いいえ、そんなことないわ。▼
:[アイク]|
セネリオのことだ、~
ラグズの習性の話が出たあたりから~
次の策を考えているはずだ。▼~
そうだろ?▼
:[セネリオ]|
はい。▼~
……まとまりました。~
みなさん、地図に注目してください。~
次にとるべき策をお聞かせします。▼
~
(画面暗転後拠点画面へ)
** 進撃前 [#s7766ede]
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠北方)~
:[リィレ]|
隊長ぉー!~
南方のグレイル傭兵団から伝令ですぅ。▼~
鷹王の別働隊が近づいてきましたって。~
その後ろにベグニオン軍も~
ちゃんとくっついてきてるそうです。▼
:[ライ]|
うまく誘き出せたみたいだな。~
じゃ、そろそろ~
オレたち北方隊も戦闘体制に……▼
:[キサ]|
隊長、大変です!~
スクリミル将軍の西方隊が~
続々と峠を駆け下りています!▼
:[ライ]|
なんだと!?~
……殴ってでも兵を抑えろと~
あれほど言っといたのに………▼~
ある程度は、勝手にさせても大丈夫だと~
軍師殿に言われてはいるが…~
それにしても早すぎる…!▼
:[キサ]|
西方隊の南に、~
突如として帝国の一個中隊が出現。▼~
大胆にも相手方の将が、~
スクリミル将軍の目の前に進み出て~
一騎討ちを申し出たようで……▼
:[ライ]|
あいつはまんまと~
それに乗ったってことか。▼~
まぁ、中隊程度なら~
それほど脅威でもないだろうが……~
相手の将軍はどんな奴なんだ。▼
:[キサ]|
赤い鎧を着た、黒髪のベオクだそうです。▼~
スクリミル将軍は、~
『鷹王の獲物を横取りするつもりはないが、~
相手から姿を現したのだから仕方ない』▼~
そう仰られていたとか。▼
:[ライ]|
まさか…ゼルギウスか!?~
……駄目だ、あいつじゃ勝てない!~
伝令を飛ばして鷹王とアイクに知らせろ!▼~
北方隊は鷹王の隊に合流、~
以後、鷹王の指揮下に入れ!~
オレはスクリミルのところへ行く!▼
:[リィレ]|
いやぁん!~
待ってくださいよぅ!▼
:[キサ]|
我々もお供します!~
隊長おひとりでは危険です…!▼
~
(地名テロップ帝国領内 ソゼ峠南方)~
:[ティアマト]|
アイク!~
スクリミル隊の南に一個中隊が出現!~
交戦状態に入ったらしいわ。▼
:[アイク]|
なんだと!?~
いったいどうやって……▼
:[セネリオ]|
中隊を率いているのは、~
ゼルギウス将軍のようです。▼
:[アイク]|
! まずいな……▼
:[セネリオ]|
応援に向かいましょう。▼
:[アイク]|
いいのか?~
おまえの立てた策が崩れるぞ。▼
:[セネリオ]|
策とは、戦況に従って変化すべきもの。~
あのフェニキス王と互角以上に~
戦ったというゼルギウス将軍……▼~
スクリミル将軍がいかに強くとも、~
勝算はかなり低いとみるべきでしょう。▼~
西方軍が崩れて、挟み撃ちにされては~
全軍が危うくなります。▼
:[アイク]|
どう動く?▼
:[セネリオ]|
南方隊ごと向かわせるのではなく、~
精鋭を選んでください。▼~
残りは、フェニキス王の~
別働隊に合流させ、~
作戦の変更を伝えさせます。▼~
フェニキス王たちには、~
その場にとどまってもらい…~
敵軍を食い止めてほしいと。▼
:[アイク]|
わかった。ティアマト、~
部隊を分けるのを手伝ってくれ。▼
:[ティアマト]|
ええ、急ぎましょう!▼
~
(画面暗転後、戦闘MAPでの会話)~
:[ライ]|
アイク…!~
来てくれたのか。▼
:[アイク]|
スクリミルは?▼
:[ライ]|
ゼルギウスを追って~
あの崖を駆け上がっていったそうだ。▼~
オレたちも向かっているんだが、~
邪魔が多くて近づくこともできない。▼
:[アイク]|
俺とおまえだけでも、~
崖の頂上を目指せればいいんだが。▼
:[ライ]|
キサ、~
後は任せていいか?▼
:[キサ]|
わかりました。~
皆で、できるだけ補佐しましょう。▼
:[ライ]|
…頼む。▼
:[アイク]|
よし、一気に駆け登るぞ!▼
~
(暗転後、部隊編成画面へ)
** 進撃後 [#bc5e5bec]
*** カジーザ初戦時 [#nb8ef384]
:[カジーザ]|
これより先へは一歩も行かせぬ!~
ゼルギウス将軍の邪魔はさせん!▼
***アイクvsカジーザ [#xe1d3ccg]
:[カジーザ]|
上に行く気か? そうはさせん!~
おとなしく~
一騎打ちの決着を待つのだな!▼
:[アイク]|
一騎打ちだと?▼
:[カジーザ]|
そうだ。~
手出し無用とのご命令。~
貴様たちにも邪魔はさせん。▼~
ゼルギウス将軍に敗北はない。~
相手が何者であろうとな……▼
***ライVSカジーザ [#xf1d3cc1]
:[カジーザ]|
ここまで来たか、半獣。~
上にいるおまえたちの首領が~
それほど心配か?▼
:[ライ]|
あぁ、心配だ。~
あいつはオレたちが抑えてないと~
とんでもないことやらかすからな……▼~
ってわけで、急いでるんだ。~
道を開けてもらおうか。▼
:[カジーザ]|
行かせるか!~
通りたければかかってこい、~
半獣よ!▼
*** カジーザ散り際の台詞 [#xh1d3cc3]
:[カジーザ]|
もう……間に合わぬぞ……~
あのお方ならば……~
一太刀で……十分……▼
*** アイクかライが到着地点待機時 [#xi1d3cc4]
>'''アイクの場合'''
:[アイク]|
ライ!~
こっちだ、急げ!▼
>'''ライの場合'''
:[ライ]|
いやな予感がする……~
アイク!~
おまえもすぐ来てくれ!▼
** クリア後 [#u5f173b4]
(登りきり何かに気付くライ)~
:[ライ]|
!!▼
~
(スクリミルとゼルギウスの戦闘挿入)~
:[ライ]|
スクリミルっ!!▼
:[アイク]|
やめろ、ライ!~
迂闊に近付くな!!▼
~
(崖下に向かってゼルギウスの台詞)~
:[ゼルギウス]|
聞けっ!~
ガリア王国の獣戦士たちよ!!▼~
我が名はゼルギウス!~
ベグニオン帝国の将だ!▼~
貴殿らの大将は~
たった今、我が剣に倒れた!▼~
獣戦士たちよ!~
我が軍は、~
これ以上の無益な戦いは望まぬ!▼~
ただちのこの場を退け!▼
:[ライ]|
なん…だと…?▼
:[ゼルギウス]|
同じくベグニオン兵に告ぐ!~
退却するガリア兵に対し、~
一切の手出し無用!▼~
両軍とも心せよ!~
決着はついたのだ!!▼
:[帝国兵]|
くそっ~
手柄をあげる好機だったのに。▼
:[帝国兵]|
総司令の命令だ、仕方あるまい。▼
:[帝国兵]|
ゼルギウス総司令は、~
やはり、すごい…!~
半獣どもめ命拾いしたな。▼
:[ガリア兵]|
スクリミル将軍が……▼
:[ガリア兵]|
ま…さか……~
ベオクに敗れるなど……▼
:[ガリア兵]|
俺たちは、どうすれば…▼
:[ガリア兵]|
スクリミル殿が本当に~
やられたというなら、~
おれたちが仇を討たねば!▼~
ニンゲンの甘言に惑わされるな!!~
戦え! 獣牙の戦士たちよっ!!▼
:[ライ]|
やめろっ!!~
ここは退けっ! 獣牙の兄弟たちよ!!▼~
東の鷹王の隊と合流し、~
態勢を立て直すんだ!▼~
スクリミルは~
オレが責任をもって連れ帰るっ!~
撤退しろっ!!▼
:[ゼルギウス]|
…良い判断だ。▼~
ルベール…!▼~
ここにいる者を連れ、~
下の兵たちをまとめさせてくれ。~
私はこの者たちと話がある。▼
:[ルベール]|
しかし…▼
:[ゼルギウス]|
私のことならば~
心配しなくていい。▼
:[ルベール]|
はっ▼
:[ライ]|
どういうつもりだ?~
何故、ここで徹底的に潰しておかない?▼
:[ゼルギウス]|
確かに…元老院の公爵たちは~
それを望んでいる。~
だが、神使様のお考えは違う。▼~
神使様、それに宰相たる~
ペルシス公のご両名は…~
ラグズ連合との早期講和をお望みだ。▼
:[ライ]|
講和……~
神使たちはラグズ側との~
和平を望んでいるというのか?▼~
話し合いに応じるつもりがあるなら、~
何故最初からそうしない。▼
:[ゼルギウス]|
国の意思が必ずしも~
1つであると思わぬことだ。▼~
このまま戦いを続けたところで、~
両軍に犠牲の山が築かれるばかり。~
ここで手を打たないか?▼~
ラグズ連合軍より~
和平協議を申し出れば…~
神使様はそれを受けると答えられる。▼~
そうすれば、これまで~
話し合いを突っぱねてきた元老院も~
逃げ口上がうてなくなる。▼
:[アイク]|
…しかし、ラグズ側が~
不利な状態で協議を持ちかけるのは…▼
:[ゼルギウス]|
ラグズ連合にとって…~
もっとも好機といえたのは、~
渡河が成功した時だ。▼~
それを逃し、~
更なる進撃を続けたのはそちらだ。▼
:[ライ]|
……▼
:[ゼルギウス]|
…考える時間を与えよう。~
3日待つ。その間に、~
和平協議を正式に申し入れてくれ。▼~
それができない場合は――~
残念だが、交渉決裂だ。▼~
どちらかが降伏するまで~
戦いは続くだろう。~
そうならないことを強く願う。▼
:[アイク]|
待て!~
まだ用は終わっちゃいな……▼
:[ゼルギウス]|
…獅子王の後継者…~
急所は外したが傷は浅くはない。▼
:[アイク]|
!▼
:[ライ]|
スクリミルは生きているのか…?▼
:[ゼルギウス]|
連れ帰り、手厚く介抱すれば~
命を救うことは可能だろう。▼~
もっとも…立ち上がれるようになるまで~
かなりの時間を要するだろうが。▼
:[アイク]|
……あんたは、~
わざとスクリミルを~
殺さなかったってことか?▼~
なぜそんなことをする?▼
:[ゼルギウス]|
ガリア軍の大将を~
戦闘不能にした…~
それで十分な打撃になると考えた。▼
:[アイク]|
だとしても…▼
:[ゼルギウス]|
私は…いかな敵同士であろうと、~
命を奪わずに済む方法があれば、~
その道を選ぶ。▼~
ただそれだけのことだ。▼~
早く行け。~
貴殿らの背後を襲うような真似は~
私の名誉に誓ってさせはせん。▼
~
(ゼルギウスが去り暗転)~
:[ティバーン]|
……3日の猶予か。▼~
獣牙族はどうするよ、ライ。~
スクリミルはあんな状態だ。~
ガリアの進退はおまえが決めるべきだ。▼
:[ライ]|
……すみません…鷹王。~
ガリアの士気はスクリミルに~
負うところが大きかったんです。▼~
それを失った今…~
これ以上の進撃は考えられません。▼
:[ティバーン]|
そうか。仕方ねえな。▼
:[ライ]|
本当に…申し訳ありません…▼
:[ティバーン]|
同じラグズだといっても、~
今回の件は、まあ…~
鳥翼が主体になった問題だ。▼~
獣牙だってベグニオンに~
因縁があるには違いないが、▼~
俺たち鳥翼のものとは~
まったく質が違うもんだ。~
ここでガリアが退くのを止める気はない。▼
:[アイク]|
あんたたちフェニキスは…~
どうするつもりなんだ?~
戦いを続けるのか?▼~
それとも…和議に応じるのか?▼
:[ティバーン]|
さてな。~
こっちは圧倒的に物量に劣っている。~
まともにやり合う気はさらさらないが……▼~
かといって、あっさり和議が成るとは~
とてもじゃないが思えん。▼
:[ライ]|
ベグニオンは、ラグズ連合が送った~
最終通告の使者を斬り殺した――~
だからこの戦いが始まったんだ。▼~
和平協議を申し込んで、~
それが承諾されたとしても……~
協議の席で謀殺される可能性もある。▼
:[アイク]|
だが、俺は……~
ゼルギウス将軍は、~
信じるに足る男のように思う。▼~
たとえ敵同士であろうと、~
命を奪わなくてすむなら~
その方法を取ると言い…▼~
事実、あの男はスクリミルを殺さず、~
帝国兵にも追撃はさせなかった。▼
:[ティバーン]|
あの男に侠気があるのは認めるぜ。~
……だが、あいつはベオクで軍人だ。~
上の命令には逆らえんだろう?▼
:[アイク]|
どういう意味だ?~
将軍は、~
神使も和議を望んでいると言ってたぞ。▼
:[ティバーン]|
この場合、上ってのは元老院だ。~
俺も、あの皇帝が~
まったく信用できんとまでは言わん。▼~
だが、セリノスに対する冤罪を~
認めたのはあくまで皇帝個人で、▼~
ベグニオン帝国としての~
正式な謝罪は今もってない。~
結局はそういうことだ。▼
:[リュシオン]|
……実は、今回の件で~
神使に連絡がとれないかと~
何度か試みてみたんだが…無駄だった。▼~
彼女の護衛である聖天馬騎士団さえ~
最近では目通りが叶わぬと…~
タニスが漏らしていた。▼
:[ライ]|
神使親衛隊副隊長の地位にある~
タニス殿でも…ですか。~
なんとも、きな臭い話だ。▼
:[アイク]|
いったい、ベグニオンでは~
何が起きているんだ……?▼
:[ティバーン]|
ま、そういうことで、▼~
俺たちはしばらく様子見だ。~
一応、和議は持ちかけてみるが、~
相手の出方次第でどう転ぶかは分からん。▼~
俺たちには翼があるから、~
攻めるも逃げるも、~
いざとなりゃどうとでもなる。▼~
まずはガリアの撤退だ。~
残り3日――攻めて来んのなら、~
それを利用したほうがいいだろう。▼~
リバン河を超えちまおうぜ。~
往き同様、戻りもあそこが~
最大の難関となるだろうからな。▼
:[ライ]|
…鷹王、ありがとうございます。▼~
ガリアに戻って――~
今後のことについて~
王に伺いを立ててきますよ。▼~
ガリアから援軍を連れて~
戻ってこれるよう努力します。▼
:[ティバーン]|
あぁ。獅子王に~
よろしく言っといてくれ。▼
:[ライ]|
アイク。~
おまえにも悪かったな。~
ここまで付き合わせて。▼
:[アイク]|
いや。…ここからは、~
みなで無事ガリアに~
帰り着くことだけを考えよう。▼
:[ライ]|
そうだな。▼~
じゃあ、オレはさっそく部隊長位の連中に~
撤退の指示を出してくるよ。▼
:[アイク]|
ああ、また後でな。▼
~
(画面暗転セーブ画面へ)
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>細かい会話発生条件などの情報提供用
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