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章別会話/第3部 13章 血の代償
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#contents
~
* ノーマル [#wbc8dea3]
** オープニングシナリオ [#d942954d]
(地名テロップ:デイン領内 ノクス城)~
:[タウロニオ]|
帝国で反乱っ!~
それは真か!?▼
:[サザ]|
あぁ。 帝国は今、大騒ぎだ。~
虜囚とされていたセフェランが~
ゼルギウス将軍に救出されたそうだ。▼~
2人は、民衆に問いかけたらしい。~
『君たちが信じるべきは~
神使様と元老院とどちらだろうか』と。▼
:[タウロニオ]|
民意は神使にあった……~
そういうことなのだな?▼
:[サザ]|
……そうだ。~
帝都では連日連夜、~
マナイル大神殿に民衆が殺到。▼~
事態鎮圧のため、元老院は~
対応に追われているらしい。▼
:[タウロニオ]|
これは…吉報ではないか?▼~
これを機に、ベグニオンの神使派と~
手を組み、元老院を倒してしまえば……▼
:[???]|
それは、得策とは~
言えないだろう…▼
~
(室内にペレアスが入ってくる)~
:[ペレアス]|
元老院の気に入らない行動を~
とった時点で、”血の盟約”は発動する。▼~
たとえ元老院を討てたとしても、~
それで”血の盟約”が解けるとは限らない。~
逆に止められなくなる可能性もある。▼~
そうなればデインは…~
ゆっくりではあるが、~
確実に、滅亡への道を進むことになる。▼
:[サザ]|
俺たちは、元老院に逆らえない。~
人に洩らすこともできない。▼~
今できるのは…ただ、~
解除方法を探すための時間稼ぎだけ……~
なんとも…先の見えない話だ…▼
:[タウロニオ]|
せめて…神使に連絡が取れたら…~
だが、どこかで元老院に洩れれば~
これも終わりだ……▼~
八方塞がりですな…▼
:[ペレアス]|
そんなことはない。~
実は……やっと…~
”血の誓約”を逃れる方法が見つかった。▼~
ミカヤは…~
どこにいるんだ?~
彼女を呼んでくれ。▼
:[サザ]|
何だって!?~
…わかった。~
すぐに連れてくる。▼
~
(別室にて、ミカヤ、サザ、ペレアス、タウロニオの会話)~
:[ミカヤ]|
………▼
:[ペレアス]|
その書物に記されているとおりだ。~
これでデインは救われる。▼~
城の隠し部屋で見つけたものだから……~
普通に出回っているものより~
信憑性は高いと思う。▼
:[タウロニオ]|
し、しかし…~
これが確実な方法とは~
言い切れぬのではありませんか?▼~
~
:[ペレアス]|確実な方法が見つかるまで…~
待っていられる状況じゃないだろう?~
……他に策はないんだ。▼
:[ミカヤ]|…できません……▼
:[ペレアス]|デイン国民~
全ての命がかかっているんだ!▼~
成功すれば…~
こんな馬鹿馬鹿しい戦いも~
終わりにできる。▼~
大丈夫だ、絶対にうまくいく。~
決意してくれ、ミカヤ!!▼
:[ミカヤ]|できませんっ!~
…覚悟を決めたはずでした。~
デインのため…どんなことだってやると…▼~
……なのに…わたしは、~
サザの命が奪われそうになった途端、~
動けなかった………▼~
デインの将として…~
兵士に犠牲を強いておきながら!~
沢山の命を奪っておきながら…!▼
:[ペレアス]|……たとえ…~
囚われたのがサザじゃなく、~
一兵士だったとしても……▼~
君ならきっと、~
見捨てられなかっただろう。▼
:[ペレアス]|戦乱で失われる多くの命より、~
目の前で奪われる~
たった1つの命を重く感じる。▼~
……それが親しい者であれば~
なおさら深く…~
人とは…そういうものだろう?▼
:[ペレアス]|ミカヤ……~
僕は、そんな君が好きだよ。~
だから…君に頼みたい。▼~
僕を殺してくれ。▼
:[ミカヤ]|できません!~
できませんっ!~
許してください……っ!▼
:[ペレアス]|『”血の誓約”は、~
それを交わした者が▼~
誓約に関わらぬ第三者の手によって~
命を奪われし場合、その効果を失う』~
もうこれしか…方法はないんだよ。▼
:[ミカヤ]|お願いですから…~
わたしに……~
そんなことを望まないで……▼
:[ペレアス]|国王である僕の責任なんだっ!▼~
ミカヤ…っ!!~
君がだめなら、他の者に頼むしかない!▼
***ペレアスの選択肢イベント [#wb160df6]
一周目は「願いを叶える」か「他の者に頼む」
二周目以降は「できない」が追加される
イベント会話後、拠点画面へ
**進撃前 [#f3770d9c]
(アイク陣営の様子へ)
:[ティバーン]|偵察ご苦労。~
…どうだ、デインは?▼
:[ヤナフ]|いますね。~
東にある城を拠点として…~
その数およそ一万。▼
:[ティバーン]|……東か。~
だったら、軍師の予測どおり~
ノクスが次の戦場ってわけか。▼
:[ライ]|一万…~
たったそれだけで皇帝軍に対する、か。~
正気とは思えないな。▼
:[サナキ]|…帝都で反乱があったことは、~
デインにも伝わったはずじゃ!▼~
元老院に与したところで、~
もう何の勝算もない。~
…何故、それがわからん!▼
:[アイク]|ただ、こっちも~
ここでこれ以上~
兵力も時間も損なうわけにはいかん。▼
:[サナキ]|そうじゃ。ぐずぐずしていては…~
セフェランが起してくれた~
動きが無駄になってしまう。▼~
退くことができぬのは、~
我らとて同じこと。~
この戦い負けるわけにはいかぬ…!▼
(画面暗転)~
:[ラフィエル]|……アイク将軍…!~
どうか私達も…今日の戦いに~
お連れいただけませんか?▼
:[アイク]|あんたたち兄妹は、~
交代でメダリオンを鎮めることに~
なっていたはずだが?▼
:[ラフィエル]|……はい。~
ですが、ミカヤを……~
何とか…救いたいのです。▼
:[ニケ]|直に言葉を交わせば…~
伝わることもあるかもしれん。▼~
何より、このままでは~
我々の気がすまんのだ。▼
:[アイク]|……わかった。一緒に行こう。~
それに、大将はなるべく狙わないよう、~
全軍に徹底させる。それでいいな?▼
:[ラフィエル]|ありがとうございます…!▼
(画面暗転後、戦闘MAPデイン側へ)~
~
:[デイン兵]|外門、破られましたっ!~
皇帝軍が突入して来ます!!▼
:[サザ]|いよいよだな……▼
:[ミカヤ]|……えぇ…▼
:[アイク]|このままたたみ掛けるぞ!~
全軍、突撃!!▼
:[ミカヤ]|
負けない…相手が誰だろうと、~
わたしたちは負けられない!~
ペレアス様のためにも…!!▼
**進撃後 [#ic317426]
(戦闘開始直前のやりとり)
:[デイン兵]|巫女様、~
これをお持ちください。▼~
巫女様はデイン軍の総大将、~
この場から~
全軍を指揮される身です。▼~
ですが、この魔道書ならば、~
遠方の戦いを~
助けることができましょう。▼
:[ミカヤ]|ありがとう。▼
***10ターン目直前、アイク側の会話 [#de1b1e32]
> '''ハードと同一'''
** エンドシナリオ [#n503fe6a]
:[デイン兵]|巫女様っ!敵が目前に迫っております!~
どうか城内へ!▼
:[ミカヤ]|……ここの防衛線も破られた…~
今度こそ…もう……▼
:[サザ]|ぐずぐずするなっ!~
残った兵を連れて城に入らせ、~
篭城するんだ!▼
:[ミカヤ]|サザ!?▼
:[サザ]|あんたが立っていれば、~
兵たちは希望を捨てない。~
デインは…まだ戦える。▼
:[ミカヤ]|…ええ!▼
:[ミカヤ]|全軍、城内へ撤退っ!~
デイン兵たちよ!~
この場を捨て、城の中へっ!!▼
(城内での報告を受けるミカヤ)
:[デイン兵]|大手門、突破されました!~
敵兵力、いまだ勢い衰えず……~
内城壁が破られるのは時間の問題かと!!▼
:[サザ]|さすがはアイク団長率いる皇帝軍……~
篭城すらさせてもらえない…か。▼
:[ミカヤ]|ここまで、かしら……~
不思議ね。~
なんだかとても静かな気持ち……▼
:[サザ]|ミカヤ……▼
:[ミカヤ]|ユンヌ、おいで。▼
(ミカヤの肩の上にユンヌが乗る)
:[ミカヤ]|デインは……滅びる。~
他国の軋轢にもまれ消えていく……~
きっとそれがこの国の運命だったんだわ。▼
>ペレアス死亡時
:[サザ]|…もう手はないのか?~
”血の誓約”を解く方法も~
もっと探せばどこかにきっと……▼
~
:[ミカヤ]|さっき調べたら、~
ペレアス王の腕から…~
”血の誓約”の証が消えていたわ……▼
~
:[サザ]|!!~
じゃあ…!▼
~
:[ミカヤ]|けれど今度は、私の体にこれが……▼
~
(ミカヤの右手首に浮かぶ”血の誓約”の印の一枚絵)
~
:[サザ]|こ、これは…!~
何ともないのか、ミカヤ!?▼
~
:[ミカヤ]|えぇ…~
私の体は何ともないわ。~
でも……▼~
デインと元老院の間の”血の誓約”は~
こうして時の指導者の体に~
受け継がれていってしまう…▼~
デインは…わたし達は…~
”血の誓約”から逃れられない。~
最期の瞬間まで戦い続けるしかないんだわ。▼
:[サザ]|……▼
>ペレアス死亡時
:[ミカヤ]|だけど…それでも、~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。▼~
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで、~
生を実感できるから。▼~
……付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼~
>ペレアス生存時
:[ミカヤ]|だけど…それでも、~
ペレアス王1人を犠牲にしたり、▼~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。▼
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで、~
生を実感できるから。▼~
……付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼
:[ミカヤ]|ユンヌ~
おまえはお逃げなさい。▼
(ユンヌが去る)
:[ミカヤ]|いままで……ありがとう。▼~
…わたしにはサザがいてくれる。~
それだけでいいわ……▼
(画面暗転後、アイク側の様子へ)
:[アイク]|門を破れ!~
篭城に付き合う時間はない!~
ここで決着をつけるんだ!!▼
:[ライ]|………アイク!~
やばいぞ…▼~
戦場に渦巻く~
【負】の気が強すぎて……~
ラグズの兵たちが暴走しはじめた。▼~
敵将に手出しするなって命令は~
もう意味をなさないだろう。~
ラグズ兵に見つかれば、確実に殺される。▼
:[アイク]|ミカヤ将軍を助けたかったら…~
自分で見つけ出すしかないな。▼
(画面暗転後、ティバーン隊の様子へ)~
:[ヤナフ]|おい、ウルキ…~
ありゃいったいなんだ?▼
:[ウルキ]|こっちへ飛んでくる……~
飛竜にしては……~
風切りの羽音が重すぎるが……▼
:[ティバーン]|!!▼
(ムービー挿入)
(ペガサスに乗るエリンシアとイナ、化身した黒竜の一枚絵)
:[イナ]|両軍とも…~
戦いをやめてください!~
私たちはゴルドアの竜鱗族!▼~
両軍に戦いの停止を望みます!~
私たちの呼びかけに応じて、~
両軍、兵を退いてください!!▼
:[アイク]|イナ、エリンシア…!~
……どういうことなんだ、いったい?▼
:[ライ]|ゴルドアの…黒竜……▼
:[アイク]|鷹王…~
いったいなにが起きてるんだ?▼
:[ティバーン]|さぁな。一つ言えるとすれば……~
策もないまま黒竜を相手にするな。~
さっきのブレスは威嚇にすぎん。▼
:[アイク]|わかった。~
全軍、退却っ!~
部隊長は兵をまとめろ! 撤収するぞ!!▼
(画面暗転後、城壁からその様子を見遣るミカヤとサザ)
:[ミカヤ]|なにが…起きたの?~
どうして皇帝軍は~
引き上げて………▼
:[???]|ミカヤ…!▼
:[ミカヤ]|あなた…クルト!?~
一緒に監獄を抜け出してから…~
自分の国に帰るって急にどこかへ……▼~
一体どうしていたの?~
…どうしてあなたが~
こんなところにいるの?▼
:[クルトナーガ]|…ミカヤを助けたかったし…~
それに、姉上もね…▼
:[ミカヤ]|クルトの…お姉さん?▼
:[クルトナーガ]|それより、無事でよかった……~
怪我はない?▼
:[ミカヤ]|え、ええ…▼
:[デイン兵]|半獣だ!~
巫女様を守れっ!!▼
:[ミカヤ]|やめて!▼~
ニケ様…~
ラフィエルさん……▼~
…あ…ぁ……~
うっ… うぅ……▼
:[ラフィエル]|だいじょうぶ…~
だいじょうぶですから……▼
(画面暗転後、デイン領内 皇帝軍陣営)
:[アイク]|あの黒竜が…~
クルトナーガ王子……▼
:[ティバーン]|黒竜王にしては、~
小せえと思ったが……~
なるほど、息子のほうか。▼
:[スクリミル]みんなゴルドア王国の竜王子と~
面識があるのか?▼
:[ライ]|3年前、例の戦争騒ぎの時ゴルドアで~
ラグズの王族会合があったんだ。~
鷹王やオレはその時に……▼
:[アイク]|俺やエリンシアも~
同じ頃に…ちょっとした縁でな。▼
:[イナ]|王子は…デインの滅亡を~
避けたいとのお考えで~
この場にいらっしゃったのです。▼~
どうにかして戦いを止めたいと…▼~
ですから、一度停戦していただき……~
双方で話し合いの場を~
もっていただきたいと……▼
:[サナキ]|我らとて、幾たびも~
それは試みたのじゃ!▼~
しかし、あやつらは……~
頑としてそれに応じぬ。~
…我々にはもう時間はあまりないのじゃ。▼
:[イナ]|ベグニオンで待つ、~
あなたの民たちのために…ですね?▼
:[アイク]|それだけじゃない。~
戦いの【負】の気でメダリオンの輝きが…~
日増しに強くなっている。▼
:[エリンシア]|ほ、本当ですか!?▼
:[イナ]|蒼炎が…また……▼
(メダリオンの画面)
:[イナ]|メダリオンから生じる光は、~
蒼い炎のように見えることから…~
学者の間ではそう呼ばれるそうです。▼~
蒼炎を纏うメダリオン……~
俗称では【炎の紋章】とも。▼
:[サナキ]|炎の紋章……▼
:[イナ]|【炎の紋章】は~
邪神の目覚める先触れ…▼~
これ以上、戦火が広がるようであれば~
それを免れられません。~
やはり、戦いを止めなくては。▼
(再び会話画面)
:[サナキ]|我らとて、戦いが避けられるなら~
協力は惜しまん。▼
:[イナ]|では、クルト様の連絡を待ちましょう。~
私と同じようにデイン側を~
説得されているはずですから。▼
(画面暗転後、テント外)
:[アイク]|エリンシア…~
なぜあんたは、こんなところに来たんだ?~
イナたちに頼まれたのか?▼
:[エリンシア]|いいえ、そうではありません。~
クルトナーガ様たちとは…~
途中でたまたまお会いしたのです。▼
:[ルキノ]|……私達がデインに来たのは…~
フェール伯ユリシーズ殿を~
探すためです。▼
:[アイク]|ルキノ。~
あんたも来てたのか。▼
:[ルキノ]|はい。~
エリンシア様を~
お1人にはできませんから。▼
:[エリンシア]|ユリシーズ……~
これまでは定期的に~
なんらかの報告をくれていたのに……▼
:[アイク]|漆黒の騎士について~
調べているんだったな?▼
(漆黒の騎士とユリシーズの一枚絵)
:[エリンシア]|漆黒の騎士は、~
帝国の視察団が到着する以前に~
既にデインから姿を消していたようです。▼~
そしてその行方は依然として知れない。~
…と、ここまでの情報を得た時点で▼~
『クリミアにとって~
もっと重要な用件ができた』と~
別の調査に移ってしまったらしいのです。▼~
そして、それ以降~
ユリシーズからの連絡は~
途絶えてしまいました…▼
(再びテント前会話の風景へ)
:[アイク]|相変わらず秘密主義だな、~
あのおっさんは。▼
:[ルキノ]|何か新たなことがわかったのだと思います。~
……見過ごせないような、~
何かとても…重要な何かが。▼
:[エリンシア]|…それで国の護りはジョフレに任じ、~
私はルキノと2人でこうして……▼
:[アイク]|しかしあんたたちだけで~
下手に動き回るのは危険だ。~
俺たちと一緒に行こう。▼~
:[エリンシア]|
わかりました…~
どうか、お願いいたします。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
* ハード [#q3119e37]
** オープニングシナリオ [#fa18014b]
(地名テロップ:デイン領内 ノクス城)
:[タウロニオ]|
帝国で反乱っ!~
それは真か!?▼
:[サザ]|
トパックからの情報だ。~
…虜囚とされていたペルシス公が~
ゼルギウス将軍によって救出された。▼~
2人は、街頭に姿を現して~
民衆たちに問いかけたらしい。▼~
『君たちが信じるべきは~
神使様と元老院とどちらだろうか』と。▼
:[タウロニオ]|
民意は神使にあった……~
そういうことなのだな?▼
:[サザ]|
……そうだ。~
帝都では連日連夜、~
大神殿マナイルに民衆が殺到。▼~
自分たちの真の支配者を~
取り戻すべく、~
帝国各地で暴動が勃発。▼~
事態鎮圧のため、元老院は~
対応に追われているらしい。▼
:[タウロニオ]|
これは…~
我が国にとっては吉報ではないか?▼~
元老院が倒れれば、~
”血の誓約”も、うやむやに……▼
:[???]|
そうはならない。▼
~
(室内にペレアスが入ってくる)~
:[タウロニオ]|
王…!?▼
:[ペレアス]|
ガドゥス公は、そんな~
甘い人間じゃない。▼~
…元老院が滅びるなら~
我が国を道連れにする……▼~
いいや、我が国だけを犠牲にして~
自分たちが助かる道を~
探すんじゃないかな。▼
:[サザ]|
あくまでも、デインをくいものにする。~
……奴らの考えそうなことだ。▼
:[ペレアス]|
ミカヤは…~
どこにいるんだ?▼
:[タウロニオ]|
別室にて休んでおられる。~
お呼びしたほうが?▼
:[ペレアス]|
頼む。 やっと…~
”血の誓約”を逃れる方法が~
見つかったんだ。▼
:[サザ]|
! …わかった。~
すぐに連れてくる。▼
:[ミカヤ]|
………▼
:[ペレアス]|
その書物に記されているとおりだ。~
これでデインは救われる。▼
:[タウロニオ]|
……この書はいずこから?~
信頼に値するものなのですか?▼
:[ペレアス]|
私室にある隠し部屋で見つけた。~
歴代のデイン王が~
所蔵していたものだから……▼~
普通に出回っているものより~
信憑性は高いと思う。▼
:[サザ]|
つまり、これが~
確実な方法かどうかは~
分からないということだ。▼
:[ペレアス]|
確実な方法が見つかるまで…~
待っていられるような~
状況じゃないだろう?▼~
デインの滅亡はもう間近に迫っている。~
……他に策はないんだ。▼
:[ミカヤ]|
…できません……▼
:[ペレアス]|
デイン国民~
全ての命がかかっているんだ!▼~
成功すれば…~
元老院のくびきから逃れて~
デインは自由になれる!▼~
こんな馬鹿馬鹿しい戦いを~
終わりにできる。▼~
大丈夫だ、絶対にうまくいく。~
決意してくれ、ミカヤ!!▼
:[ミカヤ]|
できませんっ!~
わたしは…弱い人間なんです。▼~
デインのために……~
どんなことだってやると~
覚悟を決めたはずでした。▼~
……なのに…わたしは、~
サザの命が奪われそうになった途端、~
動けなかった………▼~
デインの将として…~
兵士に犠牲を強いておきながら!~
沢山の命を奪っておきながら!▼~
わたしは……~
サザを失いたくなかった……▼
:[サザ]|
…………▼
:[ペレアス]|
……たとえ…~
囚われたのがサザじゃなく、~
一兵士だったとしても……▼~
君ならきっと、~
見捨てられなかっただろう。▼
:[ミカヤ]|
……?▼
:[ペレアス]|
人はみんな…利己的なんだよ。▼~
戦乱で失われる多くの命より、~
目の前で奪われる~
たった1つの命を重く感じる。▼~
……それが親しい者であれば~
なおさら深く…そういうものだ。▼
:[ペレアス]|
ミカヤ……~
僕は、そんな君が好きだよ。~
だから…君に頼みたい。▼
:[ペレアス]|
僕を殺してくれ。▼
:[ミカヤ]|
できません!~
できませんっ!~
許してください……っ!▼
:[ペレアス]|
『”血の誓約”は、~
それを交わした者が▼~
誓約に関わらぬ第三者の手によって~
命を奪われし場合、その効果を失う』~
……女神に頂いた命を~
自らの手で奪うのは最大の禁忌だ。▼~
自殺しろというのでなくて……~
少し、ほっとしている。▼
:[ミカヤ]|
お願いですから…~
わたしに……~
そんなことを望まないで……▼
:[ペレアス]|
国王である僕の責任なんだっ!▼~
ミカヤ…っ!!~
君がだめなら、~
他の者に頼むしかない!▼
**選択イベント [#a4c07aa7]
***「願いを叶える」を選択 [#r2d2c4b5]
:[ミカヤ]|わかり…ました……~
あなたの……ために……~
………わたしが………▼
:[ペレアス]|ありがとう、ミカヤ…▼
(刃物をミカヤに渡すペレアス)
***「他の者に頼む」を選択 [#lf4e6040]
:[ミカヤ]|
……すみ…ません……~
…わたしには……~
……………▼
:[ペレアス]|
……そうか………~
いいんだ、ミカヤ。~
酷なことを言ったね。▼~
……タウロニオ将軍、お願いできるかい?▼
:[タウロニオ]|
王よ、やはり~
このようなことは……▼
:[ペレアス]|
これは王命である。~
逆らうことは許さない。▼
:[タウロニオ]|
!▼
:[ペレアス]|
………▼
:[タウロニオ]|
……承知いたしました。▼
~
(刃物をタウロニオに渡すペレアス)~
***「願いを叶える」「他の者に頼む」の続き [#y622e7e8]
:[ペレアス]|タウロニオ将軍…~
デインのこと……頼みます。▼
:[タウロニオ]|…王…陛下……▼
:[ペレアス]|サザ……たくさん迷惑をかけたね。~
これが最後だから…~
どうか許してほしい。▼
:[サザ]|……いや……▼
:[ペレアス]|ミカヤ…~
この指輪を母上に。▼~
できれば……~
心より愛していましたと~
伝えてほしい。▼
:[ミカヤ]|……っ………~
…………………▼
:[ペレアス]|さようなら、みんな。▼
(画面が白く包まれる)
>「他の者に頼む」の場合
:[タウロニオ]|
…………▼
:[ミカヤ]|う…っ ………~
…っ…… ……ぅ………▼
:[アムリタ]|
ペレアス!~
ペレアスはここに!?▼
~
(アムリタがやってくる)~
:[アムリタ]|
いやぁっーーーーっ!▼~
ペレアスっ!~
ペレアスぅっ!!!▼
:[タウロニオ]|
皇太后……▼
:[アムリタ]|
誰っ!?~
誰がわたくしの息子を殺したのっ!▼~
そなたか?~
いや…あの娘であろう!~
あの娘がペレアスを……!!▼
:[ミカヤ]|
……▼
>「他の者に頼む」選択時~
:[タウロニオ]|
いいえ、アムリタ皇太后。~
王を害したのは…この私です。▼
~
:[アムリタ]|
そなたが……っ!!▼
:[サザ]|
王自身の望みだったんだ!~
(「願いを叶える」)”血の誓約”を逃れるため…
それでミカヤに……~
(「他の者に頼む」)”血の誓約”を逃れるため、
それで将軍に……▼
:[タウロニオ]|
陛下は、死をもって~
使命を果たされたのです。~
ご立派な最期でした。▼~
王の尊い犠牲によって~
デインは救われ………▼
:[アムリタ]|
……救われてなんかいないわ。▼
:[タウロニオ]|
なんと!?▼
:[アムリタ]|
ご覧なさい。▼~
”血の誓約”は消えていない。~
息子の死は…無駄だったのです!▼
(ペレアスの左手首に印が描かれた一枚絵)
:[ミカヤ]|
ま…さか……~
…や… …ぁ……▼
>「願いを叶える」選択時
:[アムリタ]|
人殺しっ!~
わたくしの息子を返してっ!▼~
返してっ!!▼
>「他の者に頼む」選択時
:[アムリタ]|
返してっ!~
わたくしの息子を……っ▼~
返してちょうだいっ!!▼
~
(画面暗転後拠点画面へ)~
***「できない」を選択(二周目以降限定) [#i8701c18]
:[ミカヤ]|
……でき…ません………▼
:[ペレアス]|
……そうか………~
いいんだ、ミカヤ。~
酷なことを言ったね。▼~
……タウロニオ将軍、~
お願いできるかい?▼
:[タウロニオ]|
王よ、やはり~
このようなことは……▼
:[ペレアス]|
これは王命である。~
逆らうことは許さない。▼
:[タウロニオ]|
!▼
:[ペレアス]|
………▼
:[タウロニオ]|
……承知いたしました。▼
~
(刃物をタウロニオに渡すペレアス)~
:[ペレアス]|
タウロニオ将軍…~
デインのこと……頼みます。▼
:[タウロニオ]|
…王…陛下……▼
:[ペレアス]|サザ……たくさん迷惑をかけたね。~
これが最後だから…~
どうか許してほしい。▼
:[サザ]|……いや……▼
:[ペレアス]|ミカヤ…~
この指輪を母上に。▼~
できれば……~
心より愛していましたと~
伝えてほしい。▼
:[ミカヤ]|……っ………~
……………………▼
:[ペレアス]|さようなら、みんな。▼
:[ミカヤ]|いいえ……っ!~
だめです!~
ペレアス王、諦めてはだめ!!▼
(ミカヤが二人の間に割り込んで刺され、画面が白く包まれる)
:[タウロニオ]|!!▼
:[ペレアス]|ミカヤ!?▼
:[タウロニオ]|ミカヤ殿…っ!▼
:[ペレアス]|君は、なんてことをするんだ…!▼
:[ミカヤ]|……だい…じょうぶです…~
…わたしは……▼
:[ペレアス]|すぐ治療を……▼
:[ミカヤ]|…いりません!▼~
……こんな傷………平気です…▼~
あなたを犠牲にして…生き続けろと~
言われることに比べたら……~
痛みなんて…ないも同然です……▼
:[ペレアス]|………ミカヤ……▼
……だけどっ!~
僕のせいなんだっ!!▼~
あんな誓約をした責任を……~
…せめてこの命で償いたい……▼
:[ミカヤ]|……逃げないで……▼
:[ペレアス]|!▼
:[ミカヤ]|戦いましょう。~
最後の一瞬まで……▼~
…たとえ、わずかでも……~
わたしたちには可能性が残されている…~
……だから………生きて……▼
:[サザ]|ミカヤ!~
おい、ミカヤ!!▼
:[タウロニオ]|すぐに杖使いを呼んで参る。▼
:[ペレアス]|………っ…~
…………うぅっ……▼
(画面暗転後拠点画面へ)
**進撃前 [#fb128267]
:[ウルキ]|
…偵察、完了しました。▼
:[ティバーン]|
どうだ、デインは?▼
:[ヤナフ]|
いますね。▼~
東にある城を囲むようにして、~
あたり一面……~
黒鎧で埋め尽くされてます。▼~
その数およそ一万。~
全面交戦の構えってとこでしょうか。▼
:[ティバーン]|
……東か。~
だったら、軍師の予測どおり~
ノクスが次の戦場ってわけか。▼
:[セネリオ]|
…………▼
:[ライ]|
一万…~
その数で皇帝軍に対する、か。▼
:[スクリミル]|
まったく、正気の沙汰とは思えん!~
兵の数が僅差であれば、~
後は個々の強さがものをいう。▼~
ラグズとベオク…~
1対1では話にならんぞ。▼
:[サナキ]|
…帝都で反乱があったことは、~
デインにも伝わったはずじゃ!▼~
元老院に与したところで、~
もう何の勝算もない。~
…何故、それがわからん!▼
:[アイク]|
デイン軍の事情はともかく…~
こっちはベグニオンに入ってからが~
本当の戦いだ。▼~
民衆の反乱と呼応して、~
一気に攻め上がり帝都を落とす。▼~
そのためにも、ここでこれ以上~
兵力を損なうわけにはいかん。▼
:[サナキ]|
そうじゃ。▼~
ぐずぐずしていては…~
セフェランが起こしてくれた~
動きが無駄になってしまう。▼~
退くことができぬのは、~
我らとて同じこと。~
この戦い負けるわけにはいかぬ…!▼
(画面暗転)
:[ラフィエル]|
……アイク将軍…!~
私も…今日の戦いに~
お連れいただけませんか?▼
:[アイク]|
あんたたち兄妹は、~
交代でメダリオンを鎮めることに~
なっていたはずだが?▼
:[ニケ]|
私からも頼む。…というか、~
ラフィエル1人を~
戦場にやるわけにはいかん。▼~
私たち2人を出陣させてほしい。▼
:[アイク]|
それは構わんが…~
何故だ?▼
:[ラフィエル]|
……デイン軍には~
ミカヤがいます………~
彼女を…救いたいのです。▼
:[アイク]|
こっちがそのつもりでも、~
向こうがそれを望まない以上、~
どうしようもないぞ。▼
:[ラフィエル]|
…話をさせてください。~
お願いします……▼
:[ニケ]|
直に言葉を交わせば…~
伝わることもあるかもしれん。▼~
何より、このままでは~
我々の気がすまんのだ。▼
:[アイク]|
……わかった。~
どのみち、こちらに有利な戦いだ。▼~
大将はなるべく狙わないよう、~
全軍に徹底させる。それでいいな?▼
:[ラフィエル]|
ありがとうございます…!▼
~
(画面暗転後、戦闘MAPデイン側へ)~
:[デイン兵]|
外門、破られましたっ!~
皇帝軍が突入してきます!!▼
:[サザ]|
いよいよだな……▼
:[ミカヤ]|
……えぇ…▼
:[アイク]|
このままたたみ掛けるぞ!~
全軍、突撃!!▼
:[ミカヤ]|
負けない…~
相手が誰だろうと、~
わたしたちは負けたりしない!▼~
みんな、最大限の力を発揮して!~
デインのために!~
わたしたちの未来のために!!▼
**進撃後 [#g10d1370]
:[デイン兵]|
巫女様、~
これをお持ちください。▼
:[ミカヤ]|
これは……?▼
:[デイン兵]|
巫女様はデイン軍の総大将、~
この場から~
全軍を指揮される身です。▼~
ですがこの魔道書ならば、~
遠方の戦いを~
助けることができましょう。▼
:[ミカヤ]|
ありがとう。▼
***10ターン目開始前 [#m2d8e71e]
:[ライ]|
アイク、無事か?~
……って聞くまでもないか。▼
:[アイク]|
そっちは終わったのか?▼
:[ライ]|
ああ。~
あとの連中もこっちに向かってる。~
もうじき到着するはずだ。▼
:[アイク]|
わかった。~
合流次第、俺たちも仕掛ける。▼
:[ニケ]|
さて……ラフィエル。、~
ミカヤのもとへ行くぞ。~
私から離れるな。▼
:[ラフィエル]|
はい、女王……▼
***アイク初戦時 [#xd9896c2]
:[アイク]|
……どうして俺の前に立った。~
敵として対した相手に容赦はせん。~
悪いが…あんたはここまでだ。▼
***ミカヤ→アイク初戦闘時 [#x8c4ee4d]
:[アイク]|
……▼
:[ミカヤ]|
………▼
:[アイク]|
俺たちにできることはないか?▼
:[ミカヤ]|
!?▼
:[アイク]|
自分たちで望んだ戦いじゃないのは…~
俺から見ても明らかだ。~
避ける手立てはもう探れないのか?▼
:[ミカヤ]|
……はい…▼
:[アイク]|
話すだけ話してみろ。~
何か糸口が見つかるかもしれん。▼
:[ミカヤ]|
…………いいえ…▼
:[アイク]|
……そうか。~
どうしようもないか。▼
:[ミカヤ]|
……………~
……ありがとう。▼
:[アイク]|
ん?▼
:[ミカヤ]|
……サザが…~
あなたを慕ったわけが~
いま分かりました………▼
:[アイク]|
……▼
:[ミカヤ]|
………構えてください……~
決着をつけましょう。▼
:[アイク]|
……あぁ。▼
:[ミカヤ]|
hikariyo hotobasiri/ヒカリヨ ホトバシリ~
wagamitiwo habamisimonowoute!/ワガミチヲ ハバミシモノヲ...
***ミカヤ→セネリオ初戦時 [#k5f44f92]
:[セネリオ]|
………あの渓谷での策は~
あなたが考えたものですか?▼
:[ミカヤ]|
…………▼
:[セネリオ]|
見事でしたよ。~
お陰でこちらは…~
ほとんどのベオク兵を失いました。▼
:[ミカヤ](ミカヤ眼を閉じる)|
………▼
:[セネリオ]|
【暁の巫女】……~
あなたはいったい何者ですか?~
【印付き】であることは間違いない。~
だけど…それだけではない。~
あなたにはまだ他に…何かがある。~
何かとてつもない……大きな力が……▼
:[ミカヤ](ミカヤ眼を開いて)|
! ……あなただって……~
あなただって……何か違うわ。~
あなたはとても……~
……とても…わたしに近…い?▼
:[セネリオ]|
いずれにせよ、あなたを~
このままにしておくことは~
得策ではない……~
アイクの進む道を阻む障害は…~
僕の手で除かせていただきます。▼
:[ミカヤ]|
……大切な人のため……~
そう…やっぱりわたしたちは~
よく似ているのよ。~
わたしも…わたしの愛する人たちのため~
あなたという障害を倒すしかない…!▼
***サザ⇔アイク初戦闘時 [#q6d2ea59]
:[サザ]|
……▼
:[アイク]|
…覚悟はできたか?▼
:[サザ]|
あぁ……~
俺たちの戦いに、~
正義はない。勝利もない。~
あるのは無意味な死だけだ。~
……だが、それでいい。▼
:[アイク]|
なら、その信念のもと死んでゆけ。~
せめて一撃で…逝かせてやろう。▼
:[サザ]|
……ありがとう、団長。▼
***サザ⇔ライ・傭兵団初戦闘時 [#w99472d1]
:[サザ]|
俺は戦う。~
あんたたち全員を敵に回して、~
それでも戦い抜いてみせる。▼
***会話(オルグ→ニケ) [#a68afc25]
:[オルグ]|
jouou./ジョオウ。▼
:[ニケ]|
…確認しておこう。~
デインは……~
以前と変わったのか?▼
:[オルグ]|
hai,kingga begnionnowanani/ハイ、キングガ ベグニオンのワ...
hamattesimattayoudesu./ハマッテシマッタヨウデス。▼
:[ニケ]|
ミカヤは?~
サザはどうだ?▼
:[オルグ]|
wakarimasen./ワカリマセン~
ikirutame,kennmeinitatakatteimasu.../イキルタメ、ケンメイ...
:[ニケ]|
よし、ならば~
彼らはまだ我々の友…~
死なせるわけにはいかぬ。▼
***会話(サザ→ニケ) [#u4f0859a]
:[サザ]|
女王!~
…あんたまで~
ミカヤを倒しに来たのか?▼
:[ニケ]|
そうではない。~
ミカヤと話をしにきたのだ。▼~
ちょうどいい、おまえが案内してくれ。~
こうも敵味方が入り乱れてはかなわん。▼
:[サザ]|
いまは無理だ。~
指揮をとるミカヤの近くに~
ラグズを近づけることはできない。▼
:[ニケ]|
我らは敵ではないぞ?▼
:[サザ]|
あんたを知らない兵も多い。~
混乱させたくないんだ。▼
:[ニケ]|
………分かった。▼
:[サザ]|
…すまない。▼
:[ニケ]|
気にするな。~
それより…死んではならぬぞ。~
ミカヤだけではなく……そなたも。▼
:[サザ]|
そのつもりだ。~
俺たちは…生き残るために~
戦っているんだからな。▼
***アイク撃破時 [#e50d56e7]
(アイク以外の撃破セリフは散り際のセリフページへ)
:[アイク]|
! やる、な……▼
:[ティアマト]|
アイク!~
別働隊が門を破壊したわ!~
集結して突破を試みるとの報せよ!~
私たちも応援へ向かいましょう。~
ここでの役目は終えたわ、~
無理をせず撤収して!▼
:[アイク]|
わかった。~
この場は俺の負けだ。退かせてもらう。▼
(エンドシナリオへ)
** エンドシナリオ [#j4eb655d]
:[デイン兵]|
巫女様っ!敵が目前に迫っております!
どうか城内へ!▼
:[ミカヤ]|
……ここの防衛線も破られた…~
今度こそ…もう……▼
:[サザ]|
【暁の巫女】!▼
:[ミカヤ]|
え…?▼
:[サザ]|
ぐずぐずするなっ!~
残った兵を連れて城に入らせ、~
篭城するんだ!▼
:[ミカヤ]|
サザ!?▼
:[サザ]|
あんたが立っていれば、~
兵たちは希望を捨てない。~
デインは…まだ戦える。▼~
……そうだろう?▼
:[ミカヤ]|
…ええ!▼~
全軍、城内へ撤退っ!▼~
繰り返します!~
デイン兵たちよ!~
この場を捨て、城の中へっ!!▼
~
(城内での報告を受けるミカヤ)~
:[デイン兵]|
大手門、突破されました!~
しかし…敵兵力、いまだ勢い衰えず……~
内城壁が破られるのは時間の問題かと!!▼
:[ミカヤ]|
兵力を内城壁へ集中させて!~
わたしもすぐに行きます!▼
:[デイン兵]|
はっ!▼
:[サザ]|
さすがはアイク団長率いる皇帝軍……~
篭城すらさせてもらえない…か。▼
:[ミカヤ]|
ここまで、かしら……▼
:[サザ]|
…………▼
:[ミカヤ]|
不思議ね。~
なんだかとても静かな気持ち……▼
:[サザ]|
ミカヤ……▼
:[ミカヤ]|
ユンヌ、おいで。▼
~
(ミカヤの肩の上にユンヌが乗る)~
:[ミカヤ]|
デインは……滅びる。▼~
他国の軋轢にもまれ消えていく……~
きっとそれが、~
この国の運命だったんだわ。▼
>ペレアス死亡時
(ミカヤの腕に浮かぶ”血の誓約”の印の一枚絵)
:[ミカヤ]|
だけど…それでも、~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。▼~
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで、~
生を実感できるから。▼~
……付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼
>ペレアス生存時
:[ミカヤ]|だけど…それでも、~
ペレアス王1人を犠牲にしたり、~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。~
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで~
生を実感できるから。~
…付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼
:[サザ]|
元をただせば……~
あいつらが元老院を~
野放しにしていたのが悪い。▼~
その報いだと思って~
相手してもらえばいいさ。▼
:[ミカヤ]|
サザったら……▼~
ユンヌ…~
お前はお逃げなさい (自動送り)~
:[ミカヤ]|
いままで……ありがとう。▼
:[サザ]|
なんだ…ずいぶん~
あっさりしたもんだな。▼~
普段は追い払っても、~
すぐにミカヤのところに戻ってきて~
離れなかったのに。▼
:[ミカヤ]|
賢い子だから…~
わかってくれたのよ。▼
:[サザ]|
それにしても、薄情じゃないか?▼
:[ミカヤ]|
わたしにはサザがいてくれる。~
それだけでいいわ……▼
:[サザ]|
……あぁ。~
それだけでいい。▼
:[ミカヤ]|
じゃあ…行きましょう。▼
~
(画面暗転後、アイク側の様子へ)~
:[アイク]|
門を破れ!~
篭城に付き合う時間はない!~
ここで決着をつけるんだ!!▼
:[ライ]|
………アイク!~
やばいぞ…▼
:[アイク]|
どうした!?▼
:[ライ]|
戦場に渦巻く~
【負】の気が強すぎて……~
ラグズの兵たちに影響がでてきた。▼
:[アイク]|
おまえ、顔色が……▼
:[ライ]|
あぁ、我ながら…~
ぶっ倒れないのが不思議なぐらい~
気分が悪い。▼~
けど、これはオレが特異なだけで……~
他のほとんどのやつは、~
暴走のほうへ進んでってる。▼
:[アイク]|
といって、ここで~
やめるわけにもいかんぞ?▼
:[ライ]|
わかってる。~
ただし…敵将に手出しするなって命令は~
もう意味をなさないだろう。▼~
ラグズ兵に見つかれば、確実に殺される。~
それを伝えときたくて。▼
:[アイク]|
……助けたかったら、~
自分で見つけ出すしかないか。▼
:[ライ]|
あぁ……▼
~
(画面暗転後、ティバーン隊の様子へ)~
:[ヤナフ]|
おい、ウルキ…~
ありゃいったいなんだ?▼
:[ウルキ]|
飛竜にしては……~
風切りの羽音が重すぎる……▼
:[ティバーン]|
なんの話だ?▼
:[ヤナフ]|
あっちの方角に~
不審な飛行物が……▼
:[ティバーン]|
!!▼
~
(ムービー挿入)~
~
(ペガサスに乗ったエリンシアとイナ、化身した黒竜の一枚絵)~
:[イナ]|
両軍とも…~
戦いをやめてください!~
私たちはゴルドアの竜鱗族!▼~
両軍に戦いの停止を望みます!~
私たちの呼びかけに応じて、~
両軍、兵を退いてください!!▼
:[エリンシア]|
アイク様っ!~
皇帝軍のみなさん!~
どうか一旦、兵を退いてください!▼~
イナ様の要請に従ってください!▼
:[アイク]|
イナ、エリンシア…!~
……どういうことなんだ、いったい?▼
:[ライ]|
ゴルドアの…黒竜……▼
:[ティバーン]|
おまえたち、無事だな?▼
:[アイク]|
鷹王…~
いったいなにが起きてるんだ?▼
:[ティバーン]|
さぁな。一つ言えるとすれば……~
策もないまま黒竜を相手にするな。~
さっきのブレスは威嚇にすぎん。▼
:[アイク]|
わかった。~
全軍、退却っ!~
部隊長は兵をまとめろ! 撤収するぞ!!▼
~
(画面暗転後、城壁からその様子を見遣るミカヤとサザの様子)~
:[ミカヤ]|
なにが…起きたの?~
どうして皇帝軍は~
引き上げて………▼
:[???]|
ミカヤ…!▼
~
(クルトナーガが走ってくる)~
:[ミカヤ]|
あなた…クルト!?~
どうしてあなたが~
こんなところにいるの?▼
:[クルトナーガ]|
無事だったみたいだね。~
よかった……~
怪我はない?▼
:[ミカヤ]|
え、ええ…▼
:[デイン兵]|
半獣だ!~
巫女様を守れっ!!▼
:[ミカヤ]|
やめて!▼~
ニケ様…~
ラフィエルさん……▼
:[ラフィエル]|
ミカヤ……▼
:[ミカヤ]|
…あ…ぁ……~
うっ… うぅ……▼
:[ラフィエル]|
だいじょうぶ…だいじょうぶですから……▼
~
(画面暗転:デイン領内 皇帝軍陣営)
:[アイク]|
あの黒竜が…~
クルトナーガ王子……▼
:[イナ]|
…はい。▼
:[ティバーン]|
黒竜王にしては、~
小せえと思ったが……~
なるほど、息子のほうか。▼
:[スクリミル]|
みんなゴルドア王の息子と~
面識があるのか?▼
:[ライ]|
この間…といっても3年前だが、▼~
例の戦争騒ぎの時ゴルドアで~
ラグズの王族会合があったんだ。~
鷹王やオレはその時に……▼~
って、アイク。~
さっきの口ぶりじゃ、おまえも~
王子に会ったことがあるみたいだな?▼
:[アイク]|
あぁ、俺やエリンシアも~
同じ頃に…ちょっとした縁でな。▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[サナキ]|
ゴルドア王国の竜王子……▼~
何ゆえ、そのような者が~
この場に現われ……~
我々の戦いに割って入ったのじゃ?▼
:[イナ]|
王子は…デインの滅亡を~
避けたいとお考えなのです。▼~
ですから、一度停戦していただき……~
双方で話し合いの場を~
もっていただきたいと……▼
:[サナキ]|
我らとて、幾たびも~
それは試みたのじゃ!▼~
しかし、あやつらは……~
頑としてそれに応じぬ。▼~
竜鱗族が間に入り、話し合いが~
成るというなら、それでも構わん。~
じゃが……もう時間はあまりない。▼
:[イナ]|
ベグニオンで待つ、~
あなたの民たちのために…ですね?▼
:[アイク]|
それだけじゃない。~
メダリオンの輝きが…~
日増しに強くなっている。▼
:[エリンシア]|
ほ、本当ですか!?▼
:[アイク]|
3年前に【狂王】が~
起した戦いの時にもそうだった。▼~
戦いの【負】の気が~
メダリオンに集まっている。~
あの時と同じ… いや、それ以上だ。▼
:[イナ]|
蒼炎が…また……▼
:[アイク]|
蒼炎?▼
~
(メダリオンの映像)~
:[イナ]|
メダリオンから生じる光は、~
蒼い炎のように見えることから…~
学者の間ではそう呼ばれるそうです。▼~
蒼炎を纏うメダリオン……~
俗称では【炎の紋章】とも。▼
:[サナキ]|
炎の紋章……▼
:[イナ]|
【炎の紋章】は~
邪神の目覚める先触れ…▼~
これ以上、戦火が広がるようであれば~
それを免れられません。~
やはり、戦いを止めなくては。▼
~
(再び会話画面)~
:[アイク]|
だが、どうやる?▼
:[イナ]|
まず、皇帝軍とデイン軍を。~
次に帝国の反乱を収めましょう。▼~
それには…ベグニオン皇帝、~
あなたのお力が必要となります。▼
:[サナキ]|
戦いが避けられるなら~
協力は惜しまん。▼
:[イナ]|
クルト様からの連絡を待ちます。~
私と同じようにデイン側を~
説得されているはずですから。▼
~
(画面暗転後、テント外)~
:[アイク]|
エリンシア…~
クリミアから預かった兵五千……~
ほとんど失ってしまった。▼~
……………すまん。▼
:[エリンシア]|
先ほど、神使様のほうからも~
お詫びのお言葉をいただきました。▼~
……兵たちの亡骸は…~
司祭たちの手によって~
きちんと弔っていただけたとのこと。▼~
私にできるのは……~
彼らの魂を…共に故郷へと連れ帰り……~
家族のもとへ送り届けることだけ。▼
:[アイク]|
…………▼
:[エリンシア]|
アイク様……~
どうかお顔をあげてください。▼~
…戦なのです……~
………私にも覚悟はできています。▼
:[アイク]|
…エリンシア。▼
:[エリンシア]|
女王ですから。~
私は常に強くあらねば……▼
:[アイク]|
……クリミアは、~
いい統治者に恵まれたようだな。▼
:[エリンシア]|
…どうでしょうか。▼
:[アイク]|
ところで…~
あんたがここに来た理由を~
まだ聞いていなかったな。▼~
イナたちに頼まれたのか?▼
:[エリンシア]|
いいえ、そうではありません。~
クルトナーガ様たちとは…▼~
デイン領に入ったあたりで~
お会いしたのです。~
それで一緒に参りました。▼
:[アイク]|
あんたが国を空けるには…~
余程の事情があったんだと思うが。▼
:[ルキノ]|
……フェール伯からの連絡が~
途絶えてしまったんです。▼
:[アイク]|
ルキノ。~
あんたも来てたのか。▼
:[ルキノ]|
はい。~
エリンシア様を~
お1人にはできませんから。▼
:[エリンシア]|
ユリシーズ……~
これまでは定期的に~
なんらかの報告をくれていたのに……▼
:[アイク]|
漆黒の騎士について~
調べているんだったな?▼
~
(漆黒の騎士とユリシーズの一枚絵)~
:[アイク]|
なにか分かったことはあるのか?▼
:[エリンシア]|
ユリシーズが掴んだ情報では、▼~
漆黒の騎士は、~
帝国の視察団が到着する以前に~
既に姿を消していたようです。▼~
そしてその行方は依然として知れない。▼
:[アイク]|
フェール伯は、~
ずっとその消息を追っていた……▼
:[エリンシア]|
いえ、それが…▼~
漆黒の騎士に関してはそこで一時中断し、~
別の調査へと移るという~
知らせがありました。▼
:[アイク]|
それは?▼
:[エリンシア]|
わからないのです。ただ~
『クリミアにとって重要な用件である』と…▼~
最後に受け取った報告書には~
そう書かれてありました。▼
~
(再びテント前へ)~
:[アイク]|
相変わらず秘密主義だな、~
あのおっさんは。▼
:[ルキノ]|
何か起きたのだと思います。~
……見過ごせないような、~
何かとても…重要な出来事が。▼
:[アイク]|
連絡が途絶えてから~
どれくらいになるんだ?▼
:[エリンシア]|
…月4つほどです。~
それで国の護りはジョフレに任じ、~
私はルキノと2人でこうして……▼
:[アイク]|
そうか…~
しかしあんたたちだけで~
下手に動き回るのは危険だ。▼~
こちらでなんとか探ってみるから、~
しばらくこの軍に留まっていてくれ。▼
:[エリンシア]|
わかりました…~
どうか、お願いいたします。▼
:[アイク]|
できる限りのことはする。▼
~
(画面暗転後セーブ画面へ)~
*コメント [#z5559ea6]
- ミカヤとセネリオの戦闘会話が記載されていますが実際にや...
- 黄色デイン軍が全滅していたら、ミカヤが自由に動けたりし...
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
~
* ノーマル [#wbc8dea3]
** オープニングシナリオ [#d942954d]
(地名テロップ:デイン領内 ノクス城)~
:[タウロニオ]|
帝国で反乱っ!~
それは真か!?▼
:[サザ]|
あぁ。 帝国は今、大騒ぎだ。~
虜囚とされていたセフェランが~
ゼルギウス将軍に救出されたそうだ。▼~
2人は、民衆に問いかけたらしい。~
『君たちが信じるべきは~
神使様と元老院とどちらだろうか』と。▼
:[タウロニオ]|
民意は神使にあった……~
そういうことなのだな?▼
:[サザ]|
……そうだ。~
帝都では連日連夜、~
マナイル大神殿に民衆が殺到。▼~
事態鎮圧のため、元老院は~
対応に追われているらしい。▼
:[タウロニオ]|
これは…吉報ではないか?▼~
これを機に、ベグニオンの神使派と~
手を組み、元老院を倒してしまえば……▼
:[???]|
それは、得策とは~
言えないだろう…▼
~
(室内にペレアスが入ってくる)~
:[ペレアス]|
元老院の気に入らない行動を~
とった時点で、”血の盟約”は発動する。▼~
たとえ元老院を討てたとしても、~
それで”血の盟約”が解けるとは限らない。~
逆に止められなくなる可能性もある。▼~
そうなればデインは…~
ゆっくりではあるが、~
確実に、滅亡への道を進むことになる。▼
:[サザ]|
俺たちは、元老院に逆らえない。~
人に洩らすこともできない。▼~
今できるのは…ただ、~
解除方法を探すための時間稼ぎだけ……~
なんとも…先の見えない話だ…▼
:[タウロニオ]|
せめて…神使に連絡が取れたら…~
だが、どこかで元老院に洩れれば~
これも終わりだ……▼~
八方塞がりですな…▼
:[ペレアス]|
そんなことはない。~
実は……やっと…~
”血の誓約”を逃れる方法が見つかった。▼~
ミカヤは…~
どこにいるんだ?~
彼女を呼んでくれ。▼
:[サザ]|
何だって!?~
…わかった。~
すぐに連れてくる。▼
~
(別室にて、ミカヤ、サザ、ペレアス、タウロニオの会話)~
:[ミカヤ]|
………▼
:[ペレアス]|
その書物に記されているとおりだ。~
これでデインは救われる。▼~
城の隠し部屋で見つけたものだから……~
普通に出回っているものより~
信憑性は高いと思う。▼
:[タウロニオ]|
し、しかし…~
これが確実な方法とは~
言い切れぬのではありませんか?▼~
~
:[ペレアス]|確実な方法が見つかるまで…~
待っていられる状況じゃないだろう?~
……他に策はないんだ。▼
:[ミカヤ]|…できません……▼
:[ペレアス]|デイン国民~
全ての命がかかっているんだ!▼~
成功すれば…~
こんな馬鹿馬鹿しい戦いも~
終わりにできる。▼~
大丈夫だ、絶対にうまくいく。~
決意してくれ、ミカヤ!!▼
:[ミカヤ]|できませんっ!~
…覚悟を決めたはずでした。~
デインのため…どんなことだってやると…▼~
……なのに…わたしは、~
サザの命が奪われそうになった途端、~
動けなかった………▼~
デインの将として…~
兵士に犠牲を強いておきながら!~
沢山の命を奪っておきながら…!▼
:[ペレアス]|……たとえ…~
囚われたのがサザじゃなく、~
一兵士だったとしても……▼~
君ならきっと、~
見捨てられなかっただろう。▼
:[ペレアス]|戦乱で失われる多くの命より、~
目の前で奪われる~
たった1つの命を重く感じる。▼~
……それが親しい者であれば~
なおさら深く…~
人とは…そういうものだろう?▼
:[ペレアス]|ミカヤ……~
僕は、そんな君が好きだよ。~
だから…君に頼みたい。▼~
僕を殺してくれ。▼
:[ミカヤ]|できません!~
できませんっ!~
許してください……っ!▼
:[ペレアス]|『”血の誓約”は、~
それを交わした者が▼~
誓約に関わらぬ第三者の手によって~
命を奪われし場合、その効果を失う』~
もうこれしか…方法はないんだよ。▼
:[ミカヤ]|お願いですから…~
わたしに……~
そんなことを望まないで……▼
:[ペレアス]|国王である僕の責任なんだっ!▼~
ミカヤ…っ!!~
君がだめなら、他の者に頼むしかない!▼
***ペレアスの選択肢イベント [#wb160df6]
一周目は「願いを叶える」か「他の者に頼む」
二周目以降は「できない」が追加される
イベント会話後、拠点画面へ
**進撃前 [#f3770d9c]
(アイク陣営の様子へ)
:[ティバーン]|偵察ご苦労。~
…どうだ、デインは?▼
:[ヤナフ]|いますね。~
東にある城を拠点として…~
その数およそ一万。▼
:[ティバーン]|……東か。~
だったら、軍師の予測どおり~
ノクスが次の戦場ってわけか。▼
:[ライ]|一万…~
たったそれだけで皇帝軍に対する、か。~
正気とは思えないな。▼
:[サナキ]|…帝都で反乱があったことは、~
デインにも伝わったはずじゃ!▼~
元老院に与したところで、~
もう何の勝算もない。~
…何故、それがわからん!▼
:[アイク]|ただ、こっちも~
ここでこれ以上~
兵力も時間も損なうわけにはいかん。▼
:[サナキ]|そうじゃ。ぐずぐずしていては…~
セフェランが起してくれた~
動きが無駄になってしまう。▼~
退くことができぬのは、~
我らとて同じこと。~
この戦い負けるわけにはいかぬ…!▼
(画面暗転)~
:[ラフィエル]|……アイク将軍…!~
どうか私達も…今日の戦いに~
お連れいただけませんか?▼
:[アイク]|あんたたち兄妹は、~
交代でメダリオンを鎮めることに~
なっていたはずだが?▼
:[ラフィエル]|……はい。~
ですが、ミカヤを……~
何とか…救いたいのです。▼
:[ニケ]|直に言葉を交わせば…~
伝わることもあるかもしれん。▼~
何より、このままでは~
我々の気がすまんのだ。▼
:[アイク]|……わかった。一緒に行こう。~
それに、大将はなるべく狙わないよう、~
全軍に徹底させる。それでいいな?▼
:[ラフィエル]|ありがとうございます…!▼
(画面暗転後、戦闘MAPデイン側へ)~
~
:[デイン兵]|外門、破られましたっ!~
皇帝軍が突入して来ます!!▼
:[サザ]|いよいよだな……▼
:[ミカヤ]|……えぇ…▼
:[アイク]|このままたたみ掛けるぞ!~
全軍、突撃!!▼
:[ミカヤ]|
負けない…相手が誰だろうと、~
わたしたちは負けられない!~
ペレアス様のためにも…!!▼
**進撃後 [#ic317426]
(戦闘開始直前のやりとり)
:[デイン兵]|巫女様、~
これをお持ちください。▼~
巫女様はデイン軍の総大将、~
この場から~
全軍を指揮される身です。▼~
ですが、この魔道書ならば、~
遠方の戦いを~
助けることができましょう。▼
:[ミカヤ]|ありがとう。▼
***10ターン目直前、アイク側の会話 [#de1b1e32]
> '''ハードと同一'''
** エンドシナリオ [#n503fe6a]
:[デイン兵]|巫女様っ!敵が目前に迫っております!~
どうか城内へ!▼
:[ミカヤ]|……ここの防衛線も破られた…~
今度こそ…もう……▼
:[サザ]|ぐずぐずするなっ!~
残った兵を連れて城に入らせ、~
篭城するんだ!▼
:[ミカヤ]|サザ!?▼
:[サザ]|あんたが立っていれば、~
兵たちは希望を捨てない。~
デインは…まだ戦える。▼
:[ミカヤ]|…ええ!▼
:[ミカヤ]|全軍、城内へ撤退っ!~
デイン兵たちよ!~
この場を捨て、城の中へっ!!▼
(城内での報告を受けるミカヤ)
:[デイン兵]|大手門、突破されました!~
敵兵力、いまだ勢い衰えず……~
内城壁が破られるのは時間の問題かと!!▼
:[サザ]|さすがはアイク団長率いる皇帝軍……~
篭城すらさせてもらえない…か。▼
:[ミカヤ]|ここまで、かしら……~
不思議ね。~
なんだかとても静かな気持ち……▼
:[サザ]|ミカヤ……▼
:[ミカヤ]|ユンヌ、おいで。▼
(ミカヤの肩の上にユンヌが乗る)
:[ミカヤ]|デインは……滅びる。~
他国の軋轢にもまれ消えていく……~
きっとそれがこの国の運命だったんだわ。▼
>ペレアス死亡時
:[サザ]|…もう手はないのか?~
”血の誓約”を解く方法も~
もっと探せばどこかにきっと……▼
~
:[ミカヤ]|さっき調べたら、~
ペレアス王の腕から…~
”血の誓約”の証が消えていたわ……▼
~
:[サザ]|!!~
じゃあ…!▼
~
:[ミカヤ]|けれど今度は、私の体にこれが……▼
~
(ミカヤの右手首に浮かぶ”血の誓約”の印の一枚絵)
~
:[サザ]|こ、これは…!~
何ともないのか、ミカヤ!?▼
~
:[ミカヤ]|えぇ…~
私の体は何ともないわ。~
でも……▼~
デインと元老院の間の”血の誓約”は~
こうして時の指導者の体に~
受け継がれていってしまう…▼~
デインは…わたし達は…~
”血の誓約”から逃れられない。~
最期の瞬間まで戦い続けるしかないんだわ。▼
:[サザ]|……▼
>ペレアス死亡時
:[ミカヤ]|だけど…それでも、~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。▼~
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで、~
生を実感できるから。▼~
……付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼~
>ペレアス生存時
:[ミカヤ]|だけど…それでも、~
ペレアス王1人を犠牲にしたり、▼~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。▼
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで、~
生を実感できるから。▼~
……付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼
:[ミカヤ]|ユンヌ~
おまえはお逃げなさい。▼
(ユンヌが去る)
:[ミカヤ]|いままで……ありがとう。▼~
…わたしにはサザがいてくれる。~
それだけでいいわ……▼
(画面暗転後、アイク側の様子へ)
:[アイク]|門を破れ!~
篭城に付き合う時間はない!~
ここで決着をつけるんだ!!▼
:[ライ]|………アイク!~
やばいぞ…▼~
戦場に渦巻く~
【負】の気が強すぎて……~
ラグズの兵たちが暴走しはじめた。▼~
敵将に手出しするなって命令は~
もう意味をなさないだろう。~
ラグズ兵に見つかれば、確実に殺される。▼
:[アイク]|ミカヤ将軍を助けたかったら…~
自分で見つけ出すしかないな。▼
(画面暗転後、ティバーン隊の様子へ)~
:[ヤナフ]|おい、ウルキ…~
ありゃいったいなんだ?▼
:[ウルキ]|こっちへ飛んでくる……~
飛竜にしては……~
風切りの羽音が重すぎるが……▼
:[ティバーン]|!!▼
(ムービー挿入)
(ペガサスに乗るエリンシアとイナ、化身した黒竜の一枚絵)
:[イナ]|両軍とも…~
戦いをやめてください!~
私たちはゴルドアの竜鱗族!▼~
両軍に戦いの停止を望みます!~
私たちの呼びかけに応じて、~
両軍、兵を退いてください!!▼
:[アイク]|イナ、エリンシア…!~
……どういうことなんだ、いったい?▼
:[ライ]|ゴルドアの…黒竜……▼
:[アイク]|鷹王…~
いったいなにが起きてるんだ?▼
:[ティバーン]|さぁな。一つ言えるとすれば……~
策もないまま黒竜を相手にするな。~
さっきのブレスは威嚇にすぎん。▼
:[アイク]|わかった。~
全軍、退却っ!~
部隊長は兵をまとめろ! 撤収するぞ!!▼
(画面暗転後、城壁からその様子を見遣るミカヤとサザ)
:[ミカヤ]|なにが…起きたの?~
どうして皇帝軍は~
引き上げて………▼
:[???]|ミカヤ…!▼
:[ミカヤ]|あなた…クルト!?~
一緒に監獄を抜け出してから…~
自分の国に帰るって急にどこかへ……▼~
一体どうしていたの?~
…どうしてあなたが~
こんなところにいるの?▼
:[クルトナーガ]|…ミカヤを助けたかったし…~
それに、姉上もね…▼
:[ミカヤ]|クルトの…お姉さん?▼
:[クルトナーガ]|それより、無事でよかった……~
怪我はない?▼
:[ミカヤ]|え、ええ…▼
:[デイン兵]|半獣だ!~
巫女様を守れっ!!▼
:[ミカヤ]|やめて!▼~
ニケ様…~
ラフィエルさん……▼~
…あ…ぁ……~
うっ… うぅ……▼
:[ラフィエル]|だいじょうぶ…~
だいじょうぶですから……▼
(画面暗転後、デイン領内 皇帝軍陣営)
:[アイク]|あの黒竜が…~
クルトナーガ王子……▼
:[ティバーン]|黒竜王にしては、~
小せえと思ったが……~
なるほど、息子のほうか。▼
:[スクリミル]みんなゴルドア王国の竜王子と~
面識があるのか?▼
:[ライ]|3年前、例の戦争騒ぎの時ゴルドアで~
ラグズの王族会合があったんだ。~
鷹王やオレはその時に……▼
:[アイク]|俺やエリンシアも~
同じ頃に…ちょっとした縁でな。▼
:[イナ]|王子は…デインの滅亡を~
避けたいとのお考えで~
この場にいらっしゃったのです。▼~
どうにかして戦いを止めたいと…▼~
ですから、一度停戦していただき……~
双方で話し合いの場を~
もっていただきたいと……▼
:[サナキ]|我らとて、幾たびも~
それは試みたのじゃ!▼~
しかし、あやつらは……~
頑としてそれに応じぬ。~
…我々にはもう時間はあまりないのじゃ。▼
:[イナ]|ベグニオンで待つ、~
あなたの民たちのために…ですね?▼
:[アイク]|それだけじゃない。~
戦いの【負】の気でメダリオンの輝きが…~
日増しに強くなっている。▼
:[エリンシア]|ほ、本当ですか!?▼
:[イナ]|蒼炎が…また……▼
(メダリオンの画面)
:[イナ]|メダリオンから生じる光は、~
蒼い炎のように見えることから…~
学者の間ではそう呼ばれるそうです。▼~
蒼炎を纏うメダリオン……~
俗称では【炎の紋章】とも。▼
:[サナキ]|炎の紋章……▼
:[イナ]|【炎の紋章】は~
邪神の目覚める先触れ…▼~
これ以上、戦火が広がるようであれば~
それを免れられません。~
やはり、戦いを止めなくては。▼
(再び会話画面)
:[サナキ]|我らとて、戦いが避けられるなら~
協力は惜しまん。▼
:[イナ]|では、クルト様の連絡を待ちましょう。~
私と同じようにデイン側を~
説得されているはずですから。▼
(画面暗転後、テント外)
:[アイク]|エリンシア…~
なぜあんたは、こんなところに来たんだ?~
イナたちに頼まれたのか?▼
:[エリンシア]|いいえ、そうではありません。~
クルトナーガ様たちとは…~
途中でたまたまお会いしたのです。▼
:[ルキノ]|……私達がデインに来たのは…~
フェール伯ユリシーズ殿を~
探すためです。▼
:[アイク]|ルキノ。~
あんたも来てたのか。▼
:[ルキノ]|はい。~
エリンシア様を~
お1人にはできませんから。▼
:[エリンシア]|ユリシーズ……~
これまでは定期的に~
なんらかの報告をくれていたのに……▼
:[アイク]|漆黒の騎士について~
調べているんだったな?▼
(漆黒の騎士とユリシーズの一枚絵)
:[エリンシア]|漆黒の騎士は、~
帝国の視察団が到着する以前に~
既にデインから姿を消していたようです。▼~
そしてその行方は依然として知れない。~
…と、ここまでの情報を得た時点で▼~
『クリミアにとって~
もっと重要な用件ができた』と~
別の調査に移ってしまったらしいのです。▼~
そして、それ以降~
ユリシーズからの連絡は~
途絶えてしまいました…▼
(再びテント前会話の風景へ)
:[アイク]|相変わらず秘密主義だな、~
あのおっさんは。▼
:[ルキノ]|何か新たなことがわかったのだと思います。~
……見過ごせないような、~
何かとても…重要な何かが。▼
:[エリンシア]|…それで国の護りはジョフレに任じ、~
私はルキノと2人でこうして……▼
:[アイク]|しかしあんたたちだけで~
下手に動き回るのは危険だ。~
俺たちと一緒に行こう。▼~
:[エリンシア]|
わかりました…~
どうか、お願いいたします。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
* ハード [#q3119e37]
** オープニングシナリオ [#fa18014b]
(地名テロップ:デイン領内 ノクス城)
:[タウロニオ]|
帝国で反乱っ!~
それは真か!?▼
:[サザ]|
トパックからの情報だ。~
…虜囚とされていたペルシス公が~
ゼルギウス将軍によって救出された。▼~
2人は、街頭に姿を現して~
民衆たちに問いかけたらしい。▼~
『君たちが信じるべきは~
神使様と元老院とどちらだろうか』と。▼
:[タウロニオ]|
民意は神使にあった……~
そういうことなのだな?▼
:[サザ]|
……そうだ。~
帝都では連日連夜、~
大神殿マナイルに民衆が殺到。▼~
自分たちの真の支配者を~
取り戻すべく、~
帝国各地で暴動が勃発。▼~
事態鎮圧のため、元老院は~
対応に追われているらしい。▼
:[タウロニオ]|
これは…~
我が国にとっては吉報ではないか?▼~
元老院が倒れれば、~
”血の誓約”も、うやむやに……▼
:[???]|
そうはならない。▼
~
(室内にペレアスが入ってくる)~
:[タウロニオ]|
王…!?▼
:[ペレアス]|
ガドゥス公は、そんな~
甘い人間じゃない。▼~
…元老院が滅びるなら~
我が国を道連れにする……▼~
いいや、我が国だけを犠牲にして~
自分たちが助かる道を~
探すんじゃないかな。▼
:[サザ]|
あくまでも、デインをくいものにする。~
……奴らの考えそうなことだ。▼
:[ペレアス]|
ミカヤは…~
どこにいるんだ?▼
:[タウロニオ]|
別室にて休んでおられる。~
お呼びしたほうが?▼
:[ペレアス]|
頼む。 やっと…~
”血の誓約”を逃れる方法が~
見つかったんだ。▼
:[サザ]|
! …わかった。~
すぐに連れてくる。▼
:[ミカヤ]|
………▼
:[ペレアス]|
その書物に記されているとおりだ。~
これでデインは救われる。▼
:[タウロニオ]|
……この書はいずこから?~
信頼に値するものなのですか?▼
:[ペレアス]|
私室にある隠し部屋で見つけた。~
歴代のデイン王が~
所蔵していたものだから……▼~
普通に出回っているものより~
信憑性は高いと思う。▼
:[サザ]|
つまり、これが~
確実な方法かどうかは~
分からないということだ。▼
:[ペレアス]|
確実な方法が見つかるまで…~
待っていられるような~
状況じゃないだろう?▼~
デインの滅亡はもう間近に迫っている。~
……他に策はないんだ。▼
:[ミカヤ]|
…できません……▼
:[ペレアス]|
デイン国民~
全ての命がかかっているんだ!▼~
成功すれば…~
元老院のくびきから逃れて~
デインは自由になれる!▼~
こんな馬鹿馬鹿しい戦いを~
終わりにできる。▼~
大丈夫だ、絶対にうまくいく。~
決意してくれ、ミカヤ!!▼
:[ミカヤ]|
できませんっ!~
わたしは…弱い人間なんです。▼~
デインのために……~
どんなことだってやると~
覚悟を決めたはずでした。▼~
……なのに…わたしは、~
サザの命が奪われそうになった途端、~
動けなかった………▼~
デインの将として…~
兵士に犠牲を強いておきながら!~
沢山の命を奪っておきながら!▼~
わたしは……~
サザを失いたくなかった……▼
:[サザ]|
…………▼
:[ペレアス]|
……たとえ…~
囚われたのがサザじゃなく、~
一兵士だったとしても……▼~
君ならきっと、~
見捨てられなかっただろう。▼
:[ミカヤ]|
……?▼
:[ペレアス]|
人はみんな…利己的なんだよ。▼~
戦乱で失われる多くの命より、~
目の前で奪われる~
たった1つの命を重く感じる。▼~
……それが親しい者であれば~
なおさら深く…そういうものだ。▼
:[ペレアス]|
ミカヤ……~
僕は、そんな君が好きだよ。~
だから…君に頼みたい。▼
:[ペレアス]|
僕を殺してくれ。▼
:[ミカヤ]|
できません!~
できませんっ!~
許してください……っ!▼
:[ペレアス]|
『”血の誓約”は、~
それを交わした者が▼~
誓約に関わらぬ第三者の手によって~
命を奪われし場合、その効果を失う』~
……女神に頂いた命を~
自らの手で奪うのは最大の禁忌だ。▼~
自殺しろというのでなくて……~
少し、ほっとしている。▼
:[ミカヤ]|
お願いですから…~
わたしに……~
そんなことを望まないで……▼
:[ペレアス]|
国王である僕の責任なんだっ!▼~
ミカヤ…っ!!~
君がだめなら、~
他の者に頼むしかない!▼
**選択イベント [#a4c07aa7]
***「願いを叶える」を選択 [#r2d2c4b5]
:[ミカヤ]|わかり…ました……~
あなたの……ために……~
………わたしが………▼
:[ペレアス]|ありがとう、ミカヤ…▼
(刃物をミカヤに渡すペレアス)
***「他の者に頼む」を選択 [#lf4e6040]
:[ミカヤ]|
……すみ…ません……~
…わたしには……~
……………▼
:[ペレアス]|
……そうか………~
いいんだ、ミカヤ。~
酷なことを言ったね。▼~
……タウロニオ将軍、お願いできるかい?▼
:[タウロニオ]|
王よ、やはり~
このようなことは……▼
:[ペレアス]|
これは王命である。~
逆らうことは許さない。▼
:[タウロニオ]|
!▼
:[ペレアス]|
………▼
:[タウロニオ]|
……承知いたしました。▼
~
(刃物をタウロニオに渡すペレアス)~
***「願いを叶える」「他の者に頼む」の続き [#y622e7e8]
:[ペレアス]|タウロニオ将軍…~
デインのこと……頼みます。▼
:[タウロニオ]|…王…陛下……▼
:[ペレアス]|サザ……たくさん迷惑をかけたね。~
これが最後だから…~
どうか許してほしい。▼
:[サザ]|……いや……▼
:[ペレアス]|ミカヤ…~
この指輪を母上に。▼~
できれば……~
心より愛していましたと~
伝えてほしい。▼
:[ミカヤ]|……っ………~
…………………▼
:[ペレアス]|さようなら、みんな。▼
(画面が白く包まれる)
>「他の者に頼む」の場合
:[タウロニオ]|
…………▼
:[ミカヤ]|う…っ ………~
…っ…… ……ぅ………▼
:[アムリタ]|
ペレアス!~
ペレアスはここに!?▼
~
(アムリタがやってくる)~
:[アムリタ]|
いやぁっーーーーっ!▼~
ペレアスっ!~
ペレアスぅっ!!!▼
:[タウロニオ]|
皇太后……▼
:[アムリタ]|
誰っ!?~
誰がわたくしの息子を殺したのっ!▼~
そなたか?~
いや…あの娘であろう!~
あの娘がペレアスを……!!▼
:[ミカヤ]|
……▼
>「他の者に頼む」選択時~
:[タウロニオ]|
いいえ、アムリタ皇太后。~
王を害したのは…この私です。▼
~
:[アムリタ]|
そなたが……っ!!▼
:[サザ]|
王自身の望みだったんだ!~
(「願いを叶える」)”血の誓約”を逃れるため…
それでミカヤに……~
(「他の者に頼む」)”血の誓約”を逃れるため、
それで将軍に……▼
:[タウロニオ]|
陛下は、死をもって~
使命を果たされたのです。~
ご立派な最期でした。▼~
王の尊い犠牲によって~
デインは救われ………▼
:[アムリタ]|
……救われてなんかいないわ。▼
:[タウロニオ]|
なんと!?▼
:[アムリタ]|
ご覧なさい。▼~
”血の誓約”は消えていない。~
息子の死は…無駄だったのです!▼
(ペレアスの左手首に印が描かれた一枚絵)
:[ミカヤ]|
ま…さか……~
…や… …ぁ……▼
>「願いを叶える」選択時
:[アムリタ]|
人殺しっ!~
わたくしの息子を返してっ!▼~
返してっ!!▼
>「他の者に頼む」選択時
:[アムリタ]|
返してっ!~
わたくしの息子を……っ▼~
返してちょうだいっ!!▼
~
(画面暗転後拠点画面へ)~
***「できない」を選択(二周目以降限定) [#i8701c18]
:[ミカヤ]|
……でき…ません………▼
:[ペレアス]|
……そうか………~
いいんだ、ミカヤ。~
酷なことを言ったね。▼~
……タウロニオ将軍、~
お願いできるかい?▼
:[タウロニオ]|
王よ、やはり~
このようなことは……▼
:[ペレアス]|
これは王命である。~
逆らうことは許さない。▼
:[タウロニオ]|
!▼
:[ペレアス]|
………▼
:[タウロニオ]|
……承知いたしました。▼
~
(刃物をタウロニオに渡すペレアス)~
:[ペレアス]|
タウロニオ将軍…~
デインのこと……頼みます。▼
:[タウロニオ]|
…王…陛下……▼
:[ペレアス]|サザ……たくさん迷惑をかけたね。~
これが最後だから…~
どうか許してほしい。▼
:[サザ]|……いや……▼
:[ペレアス]|ミカヤ…~
この指輪を母上に。▼~
できれば……~
心より愛していましたと~
伝えてほしい。▼
:[ミカヤ]|……っ………~
……………………▼
:[ペレアス]|さようなら、みんな。▼
:[ミカヤ]|いいえ……っ!~
だめです!~
ペレアス王、諦めてはだめ!!▼
(ミカヤが二人の間に割り込んで刺され、画面が白く包まれる)
:[タウロニオ]|!!▼
:[ペレアス]|ミカヤ!?▼
:[タウロニオ]|ミカヤ殿…っ!▼
:[ペレアス]|君は、なんてことをするんだ…!▼
:[ミカヤ]|……だい…じょうぶです…~
…わたしは……▼
:[ペレアス]|すぐ治療を……▼
:[ミカヤ]|…いりません!▼~
……こんな傷………平気です…▼~
あなたを犠牲にして…生き続けろと~
言われることに比べたら……~
痛みなんて…ないも同然です……▼
:[ペレアス]|………ミカヤ……▼
……だけどっ!~
僕のせいなんだっ!!▼~
あんな誓約をした責任を……~
…せめてこの命で償いたい……▼
:[ミカヤ]|……逃げないで……▼
:[ペレアス]|!▼
:[ミカヤ]|戦いましょう。~
最後の一瞬まで……▼~
…たとえ、わずかでも……~
わたしたちには可能性が残されている…~
……だから………生きて……▼
:[サザ]|ミカヤ!~
おい、ミカヤ!!▼
:[タウロニオ]|すぐに杖使いを呼んで参る。▼
:[ペレアス]|………っ…~
…………うぅっ……▼
(画面暗転後拠点画面へ)
**進撃前 [#fb128267]
:[ウルキ]|
…偵察、完了しました。▼
:[ティバーン]|
どうだ、デインは?▼
:[ヤナフ]|
いますね。▼~
東にある城を囲むようにして、~
あたり一面……~
黒鎧で埋め尽くされてます。▼~
その数およそ一万。~
全面交戦の構えってとこでしょうか。▼
:[ティバーン]|
……東か。~
だったら、軍師の予測どおり~
ノクスが次の戦場ってわけか。▼
:[セネリオ]|
…………▼
:[ライ]|
一万…~
その数で皇帝軍に対する、か。▼
:[スクリミル]|
まったく、正気の沙汰とは思えん!~
兵の数が僅差であれば、~
後は個々の強さがものをいう。▼~
ラグズとベオク…~
1対1では話にならんぞ。▼
:[サナキ]|
…帝都で反乱があったことは、~
デインにも伝わったはずじゃ!▼~
元老院に与したところで、~
もう何の勝算もない。~
…何故、それがわからん!▼
:[アイク]|
デイン軍の事情はともかく…~
こっちはベグニオンに入ってからが~
本当の戦いだ。▼~
民衆の反乱と呼応して、~
一気に攻め上がり帝都を落とす。▼~
そのためにも、ここでこれ以上~
兵力を損なうわけにはいかん。▼
:[サナキ]|
そうじゃ。▼~
ぐずぐずしていては…~
セフェランが起こしてくれた~
動きが無駄になってしまう。▼~
退くことができぬのは、~
我らとて同じこと。~
この戦い負けるわけにはいかぬ…!▼
(画面暗転)
:[ラフィエル]|
……アイク将軍…!~
私も…今日の戦いに~
お連れいただけませんか?▼
:[アイク]|
あんたたち兄妹は、~
交代でメダリオンを鎮めることに~
なっていたはずだが?▼
:[ニケ]|
私からも頼む。…というか、~
ラフィエル1人を~
戦場にやるわけにはいかん。▼~
私たち2人を出陣させてほしい。▼
:[アイク]|
それは構わんが…~
何故だ?▼
:[ラフィエル]|
……デイン軍には~
ミカヤがいます………~
彼女を…救いたいのです。▼
:[アイク]|
こっちがそのつもりでも、~
向こうがそれを望まない以上、~
どうしようもないぞ。▼
:[ラフィエル]|
…話をさせてください。~
お願いします……▼
:[ニケ]|
直に言葉を交わせば…~
伝わることもあるかもしれん。▼~
何より、このままでは~
我々の気がすまんのだ。▼
:[アイク]|
……わかった。~
どのみち、こちらに有利な戦いだ。▼~
大将はなるべく狙わないよう、~
全軍に徹底させる。それでいいな?▼
:[ラフィエル]|
ありがとうございます…!▼
~
(画面暗転後、戦闘MAPデイン側へ)~
:[デイン兵]|
外門、破られましたっ!~
皇帝軍が突入してきます!!▼
:[サザ]|
いよいよだな……▼
:[ミカヤ]|
……えぇ…▼
:[アイク]|
このままたたみ掛けるぞ!~
全軍、突撃!!▼
:[ミカヤ]|
負けない…~
相手が誰だろうと、~
わたしたちは負けたりしない!▼~
みんな、最大限の力を発揮して!~
デインのために!~
わたしたちの未来のために!!▼
**進撃後 [#g10d1370]
:[デイン兵]|
巫女様、~
これをお持ちください。▼
:[ミカヤ]|
これは……?▼
:[デイン兵]|
巫女様はデイン軍の総大将、~
この場から~
全軍を指揮される身です。▼~
ですがこの魔道書ならば、~
遠方の戦いを~
助けることができましょう。▼
:[ミカヤ]|
ありがとう。▼
***10ターン目開始前 [#m2d8e71e]
:[ライ]|
アイク、無事か?~
……って聞くまでもないか。▼
:[アイク]|
そっちは終わったのか?▼
:[ライ]|
ああ。~
あとの連中もこっちに向かってる。~
もうじき到着するはずだ。▼
:[アイク]|
わかった。~
合流次第、俺たちも仕掛ける。▼
:[ニケ]|
さて……ラフィエル。、~
ミカヤのもとへ行くぞ。~
私から離れるな。▼
:[ラフィエル]|
はい、女王……▼
***アイク初戦時 [#xd9896c2]
:[アイク]|
……どうして俺の前に立った。~
敵として対した相手に容赦はせん。~
悪いが…あんたはここまでだ。▼
***ミカヤ→アイク初戦闘時 [#x8c4ee4d]
:[アイク]|
……▼
:[ミカヤ]|
………▼
:[アイク]|
俺たちにできることはないか?▼
:[ミカヤ]|
!?▼
:[アイク]|
自分たちで望んだ戦いじゃないのは…~
俺から見ても明らかだ。~
避ける手立てはもう探れないのか?▼
:[ミカヤ]|
……はい…▼
:[アイク]|
話すだけ話してみろ。~
何か糸口が見つかるかもしれん。▼
:[ミカヤ]|
…………いいえ…▼
:[アイク]|
……そうか。~
どうしようもないか。▼
:[ミカヤ]|
……………~
……ありがとう。▼
:[アイク]|
ん?▼
:[ミカヤ]|
……サザが…~
あなたを慕ったわけが~
いま分かりました………▼
:[アイク]|
……▼
:[ミカヤ]|
………構えてください……~
決着をつけましょう。▼
:[アイク]|
……あぁ。▼
:[ミカヤ]|
hikariyo hotobasiri/ヒカリヨ ホトバシリ~
wagamitiwo habamisimonowoute!/ワガミチヲ ハバミシモノヲ...
***ミカヤ→セネリオ初戦時 [#k5f44f92]
:[セネリオ]|
………あの渓谷での策は~
あなたが考えたものですか?▼
:[ミカヤ]|
…………▼
:[セネリオ]|
見事でしたよ。~
お陰でこちらは…~
ほとんどのベオク兵を失いました。▼
:[ミカヤ](ミカヤ眼を閉じる)|
………▼
:[セネリオ]|
【暁の巫女】……~
あなたはいったい何者ですか?~
【印付き】であることは間違いない。~
だけど…それだけではない。~
あなたにはまだ他に…何かがある。~
何かとてつもない……大きな力が……▼
:[ミカヤ](ミカヤ眼を開いて)|
! ……あなただって……~
あなただって……何か違うわ。~
あなたはとても……~
……とても…わたしに近…い?▼
:[セネリオ]|
いずれにせよ、あなたを~
このままにしておくことは~
得策ではない……~
アイクの進む道を阻む障害は…~
僕の手で除かせていただきます。▼
:[ミカヤ]|
……大切な人のため……~
そう…やっぱりわたしたちは~
よく似ているのよ。~
わたしも…わたしの愛する人たちのため~
あなたという障害を倒すしかない…!▼
***サザ⇔アイク初戦闘時 [#q6d2ea59]
:[サザ]|
……▼
:[アイク]|
…覚悟はできたか?▼
:[サザ]|
あぁ……~
俺たちの戦いに、~
正義はない。勝利もない。~
あるのは無意味な死だけだ。~
……だが、それでいい。▼
:[アイク]|
なら、その信念のもと死んでゆけ。~
せめて一撃で…逝かせてやろう。▼
:[サザ]|
……ありがとう、団長。▼
***サザ⇔ライ・傭兵団初戦闘時 [#w99472d1]
:[サザ]|
俺は戦う。~
あんたたち全員を敵に回して、~
それでも戦い抜いてみせる。▼
***会話(オルグ→ニケ) [#a68afc25]
:[オルグ]|
jouou./ジョオウ。▼
:[ニケ]|
…確認しておこう。~
デインは……~
以前と変わったのか?▼
:[オルグ]|
hai,kingga begnionnowanani/ハイ、キングガ ベグニオンのワ...
hamattesimattayoudesu./ハマッテシマッタヨウデス。▼
:[ニケ]|
ミカヤは?~
サザはどうだ?▼
:[オルグ]|
wakarimasen./ワカリマセン~
ikirutame,kennmeinitatakatteimasu.../イキルタメ、ケンメイ...
:[ニケ]|
よし、ならば~
彼らはまだ我々の友…~
死なせるわけにはいかぬ。▼
***会話(サザ→ニケ) [#u4f0859a]
:[サザ]|
女王!~
…あんたまで~
ミカヤを倒しに来たのか?▼
:[ニケ]|
そうではない。~
ミカヤと話をしにきたのだ。▼~
ちょうどいい、おまえが案内してくれ。~
こうも敵味方が入り乱れてはかなわん。▼
:[サザ]|
いまは無理だ。~
指揮をとるミカヤの近くに~
ラグズを近づけることはできない。▼
:[ニケ]|
我らは敵ではないぞ?▼
:[サザ]|
あんたを知らない兵も多い。~
混乱させたくないんだ。▼
:[ニケ]|
………分かった。▼
:[サザ]|
…すまない。▼
:[ニケ]|
気にするな。~
それより…死んではならぬぞ。~
ミカヤだけではなく……そなたも。▼
:[サザ]|
そのつもりだ。~
俺たちは…生き残るために~
戦っているんだからな。▼
***アイク撃破時 [#e50d56e7]
(アイク以外の撃破セリフは散り際のセリフページへ)
:[アイク]|
! やる、な……▼
:[ティアマト]|
アイク!~
別働隊が門を破壊したわ!~
集結して突破を試みるとの報せよ!~
私たちも応援へ向かいましょう。~
ここでの役目は終えたわ、~
無理をせず撤収して!▼
:[アイク]|
わかった。~
この場は俺の負けだ。退かせてもらう。▼
(エンドシナリオへ)
** エンドシナリオ [#j4eb655d]
:[デイン兵]|
巫女様っ!敵が目前に迫っております!
どうか城内へ!▼
:[ミカヤ]|
……ここの防衛線も破られた…~
今度こそ…もう……▼
:[サザ]|
【暁の巫女】!▼
:[ミカヤ]|
え…?▼
:[サザ]|
ぐずぐずするなっ!~
残った兵を連れて城に入らせ、~
篭城するんだ!▼
:[ミカヤ]|
サザ!?▼
:[サザ]|
あんたが立っていれば、~
兵たちは希望を捨てない。~
デインは…まだ戦える。▼~
……そうだろう?▼
:[ミカヤ]|
…ええ!▼~
全軍、城内へ撤退っ!▼~
繰り返します!~
デイン兵たちよ!~
この場を捨て、城の中へっ!!▼
~
(城内での報告を受けるミカヤ)~
:[デイン兵]|
大手門、突破されました!~
しかし…敵兵力、いまだ勢い衰えず……~
内城壁が破られるのは時間の問題かと!!▼
:[ミカヤ]|
兵力を内城壁へ集中させて!~
わたしもすぐに行きます!▼
:[デイン兵]|
はっ!▼
:[サザ]|
さすがはアイク団長率いる皇帝軍……~
篭城すらさせてもらえない…か。▼
:[ミカヤ]|
ここまで、かしら……▼
:[サザ]|
…………▼
:[ミカヤ]|
不思議ね。~
なんだかとても静かな気持ち……▼
:[サザ]|
ミカヤ……▼
:[ミカヤ]|
ユンヌ、おいで。▼
~
(ミカヤの肩の上にユンヌが乗る)~
:[ミカヤ]|
デインは……滅びる。▼~
他国の軋轢にもまれ消えていく……~
きっとそれが、~
この国の運命だったんだわ。▼
>ペレアス死亡時
(ミカヤの腕に浮かぶ”血の誓約”の印の一枚絵)
:[ミカヤ]|
だけど…それでも、~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。▼~
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで、~
生を実感できるから。▼~
……付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼
>ペレアス生存時
:[ミカヤ]|だけど…それでも、~
ペレアス王1人を犠牲にしたり、~
誓約なんかでじわじわと~
命を奪われるよりいい。~
戦って戦って……~
息絶えるその瞬間まで~
生を実感できるから。~
…付き合わされる皇帝軍には~
迷惑なことでしょうけど……▼
:[サザ]|
元をただせば……~
あいつらが元老院を~
野放しにしていたのが悪い。▼~
その報いだと思って~
相手してもらえばいいさ。▼
:[ミカヤ]|
サザったら……▼~
ユンヌ…~
お前はお逃げなさい (自動送り)~
:[ミカヤ]|
いままで……ありがとう。▼
:[サザ]|
なんだ…ずいぶん~
あっさりしたもんだな。▼~
普段は追い払っても、~
すぐにミカヤのところに戻ってきて~
離れなかったのに。▼
:[ミカヤ]|
賢い子だから…~
わかってくれたのよ。▼
:[サザ]|
それにしても、薄情じゃないか?▼
:[ミカヤ]|
わたしにはサザがいてくれる。~
それだけでいいわ……▼
:[サザ]|
……あぁ。~
それだけでいい。▼
:[ミカヤ]|
じゃあ…行きましょう。▼
~
(画面暗転後、アイク側の様子へ)~
:[アイク]|
門を破れ!~
篭城に付き合う時間はない!~
ここで決着をつけるんだ!!▼
:[ライ]|
………アイク!~
やばいぞ…▼
:[アイク]|
どうした!?▼
:[ライ]|
戦場に渦巻く~
【負】の気が強すぎて……~
ラグズの兵たちに影響がでてきた。▼
:[アイク]|
おまえ、顔色が……▼
:[ライ]|
あぁ、我ながら…~
ぶっ倒れないのが不思議なぐらい~
気分が悪い。▼~
けど、これはオレが特異なだけで……~
他のほとんどのやつは、~
暴走のほうへ進んでってる。▼
:[アイク]|
といって、ここで~
やめるわけにもいかんぞ?▼
:[ライ]|
わかってる。~
ただし…敵将に手出しするなって命令は~
もう意味をなさないだろう。▼~
ラグズ兵に見つかれば、確実に殺される。~
それを伝えときたくて。▼
:[アイク]|
……助けたかったら、~
自分で見つけ出すしかないか。▼
:[ライ]|
あぁ……▼
~
(画面暗転後、ティバーン隊の様子へ)~
:[ヤナフ]|
おい、ウルキ…~
ありゃいったいなんだ?▼
:[ウルキ]|
飛竜にしては……~
風切りの羽音が重すぎる……▼
:[ティバーン]|
なんの話だ?▼
:[ヤナフ]|
あっちの方角に~
不審な飛行物が……▼
:[ティバーン]|
!!▼
~
(ムービー挿入)~
~
(ペガサスに乗ったエリンシアとイナ、化身した黒竜の一枚絵)~
:[イナ]|
両軍とも…~
戦いをやめてください!~
私たちはゴルドアの竜鱗族!▼~
両軍に戦いの停止を望みます!~
私たちの呼びかけに応じて、~
両軍、兵を退いてください!!▼
:[エリンシア]|
アイク様っ!~
皇帝軍のみなさん!~
どうか一旦、兵を退いてください!▼~
イナ様の要請に従ってください!▼
:[アイク]|
イナ、エリンシア…!~
……どういうことなんだ、いったい?▼
:[ライ]|
ゴルドアの…黒竜……▼
:[ティバーン]|
おまえたち、無事だな?▼
:[アイク]|
鷹王…~
いったいなにが起きてるんだ?▼
:[ティバーン]|
さぁな。一つ言えるとすれば……~
策もないまま黒竜を相手にするな。~
さっきのブレスは威嚇にすぎん。▼
:[アイク]|
わかった。~
全軍、退却っ!~
部隊長は兵をまとめろ! 撤収するぞ!!▼
~
(画面暗転後、城壁からその様子を見遣るミカヤとサザの様子)~
:[ミカヤ]|
なにが…起きたの?~
どうして皇帝軍は~
引き上げて………▼
:[???]|
ミカヤ…!▼
~
(クルトナーガが走ってくる)~
:[ミカヤ]|
あなた…クルト!?~
どうしてあなたが~
こんなところにいるの?▼
:[クルトナーガ]|
無事だったみたいだね。~
よかった……~
怪我はない?▼
:[ミカヤ]|
え、ええ…▼
:[デイン兵]|
半獣だ!~
巫女様を守れっ!!▼
:[ミカヤ]|
やめて!▼~
ニケ様…~
ラフィエルさん……▼
:[ラフィエル]|
ミカヤ……▼
:[ミカヤ]|
…あ…ぁ……~
うっ… うぅ……▼
:[ラフィエル]|
だいじょうぶ…だいじょうぶですから……▼
~
(画面暗転:デイン領内 皇帝軍陣営)
:[アイク]|
あの黒竜が…~
クルトナーガ王子……▼
:[イナ]|
…はい。▼
:[ティバーン]|
黒竜王にしては、~
小せえと思ったが……~
なるほど、息子のほうか。▼
:[スクリミル]|
みんなゴルドア王の息子と~
面識があるのか?▼
:[ライ]|
この間…といっても3年前だが、▼~
例の戦争騒ぎの時ゴルドアで~
ラグズの王族会合があったんだ。~
鷹王やオレはその時に……▼~
って、アイク。~
さっきの口ぶりじゃ、おまえも~
王子に会ったことがあるみたいだな?▼
:[アイク]|
あぁ、俺やエリンシアも~
同じ頃に…ちょっとした縁でな。▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[サナキ]|
ゴルドア王国の竜王子……▼~
何ゆえ、そのような者が~
この場に現われ……~
我々の戦いに割って入ったのじゃ?▼
:[イナ]|
王子は…デインの滅亡を~
避けたいとお考えなのです。▼~
ですから、一度停戦していただき……~
双方で話し合いの場を~
もっていただきたいと……▼
:[サナキ]|
我らとて、幾たびも~
それは試みたのじゃ!▼~
しかし、あやつらは……~
頑としてそれに応じぬ。▼~
竜鱗族が間に入り、話し合いが~
成るというなら、それでも構わん。~
じゃが……もう時間はあまりない。▼
:[イナ]|
ベグニオンで待つ、~
あなたの民たちのために…ですね?▼
:[アイク]|
それだけじゃない。~
メダリオンの輝きが…~
日増しに強くなっている。▼
:[エリンシア]|
ほ、本当ですか!?▼
:[アイク]|
3年前に【狂王】が~
起した戦いの時にもそうだった。▼~
戦いの【負】の気が~
メダリオンに集まっている。~
あの時と同じ… いや、それ以上だ。▼
:[イナ]|
蒼炎が…また……▼
:[アイク]|
蒼炎?▼
~
(メダリオンの映像)~
:[イナ]|
メダリオンから生じる光は、~
蒼い炎のように見えることから…~
学者の間ではそう呼ばれるそうです。▼~
蒼炎を纏うメダリオン……~
俗称では【炎の紋章】とも。▼
:[サナキ]|
炎の紋章……▼
:[イナ]|
【炎の紋章】は~
邪神の目覚める先触れ…▼~
これ以上、戦火が広がるようであれば~
それを免れられません。~
やはり、戦いを止めなくては。▼
~
(再び会話画面)~
:[アイク]|
だが、どうやる?▼
:[イナ]|
まず、皇帝軍とデイン軍を。~
次に帝国の反乱を収めましょう。▼~
それには…ベグニオン皇帝、~
あなたのお力が必要となります。▼
:[サナキ]|
戦いが避けられるなら~
協力は惜しまん。▼
:[イナ]|
クルト様からの連絡を待ちます。~
私と同じようにデイン側を~
説得されているはずですから。▼
~
(画面暗転後、テント外)~
:[アイク]|
エリンシア…~
クリミアから預かった兵五千……~
ほとんど失ってしまった。▼~
……………すまん。▼
:[エリンシア]|
先ほど、神使様のほうからも~
お詫びのお言葉をいただきました。▼~
……兵たちの亡骸は…~
司祭たちの手によって~
きちんと弔っていただけたとのこと。▼~
私にできるのは……~
彼らの魂を…共に故郷へと連れ帰り……~
家族のもとへ送り届けることだけ。▼
:[アイク]|
…………▼
:[エリンシア]|
アイク様……~
どうかお顔をあげてください。▼~
…戦なのです……~
………私にも覚悟はできています。▼
:[アイク]|
…エリンシア。▼
:[エリンシア]|
女王ですから。~
私は常に強くあらねば……▼
:[アイク]|
……クリミアは、~
いい統治者に恵まれたようだな。▼
:[エリンシア]|
…どうでしょうか。▼
:[アイク]|
ところで…~
あんたがここに来た理由を~
まだ聞いていなかったな。▼~
イナたちに頼まれたのか?▼
:[エリンシア]|
いいえ、そうではありません。~
クルトナーガ様たちとは…▼~
デイン領に入ったあたりで~
お会いしたのです。~
それで一緒に参りました。▼
:[アイク]|
あんたが国を空けるには…~
余程の事情があったんだと思うが。▼
:[ルキノ]|
……フェール伯からの連絡が~
途絶えてしまったんです。▼
:[アイク]|
ルキノ。~
あんたも来てたのか。▼
:[ルキノ]|
はい。~
エリンシア様を~
お1人にはできませんから。▼
:[エリンシア]|
ユリシーズ……~
これまでは定期的に~
なんらかの報告をくれていたのに……▼
:[アイク]|
漆黒の騎士について~
調べているんだったな?▼
~
(漆黒の騎士とユリシーズの一枚絵)~
:[アイク]|
なにか分かったことはあるのか?▼
:[エリンシア]|
ユリシーズが掴んだ情報では、▼~
漆黒の騎士は、~
帝国の視察団が到着する以前に~
既に姿を消していたようです。▼~
そしてその行方は依然として知れない。▼
:[アイク]|
フェール伯は、~
ずっとその消息を追っていた……▼
:[エリンシア]|
いえ、それが…▼~
漆黒の騎士に関してはそこで一時中断し、~
別の調査へと移るという~
知らせがありました。▼
:[アイク]|
それは?▼
:[エリンシア]|
わからないのです。ただ~
『クリミアにとって重要な用件である』と…▼~
最後に受け取った報告書には~
そう書かれてありました。▼
~
(再びテント前へ)~
:[アイク]|
相変わらず秘密主義だな、~
あのおっさんは。▼
:[ルキノ]|
何か起きたのだと思います。~
……見過ごせないような、~
何かとても…重要な出来事が。▼
:[アイク]|
連絡が途絶えてから~
どれくらいになるんだ?▼
:[エリンシア]|
…月4つほどです。~
それで国の護りはジョフレに任じ、~
私はルキノと2人でこうして……▼
:[アイク]|
そうか…~
しかしあんたたちだけで~
下手に動き回るのは危険だ。▼~
こちらでなんとか探ってみるから、~
しばらくこの軍に留まっていてくれ。▼
:[エリンシア]|
わかりました…~
どうか、お願いいたします。▼
:[アイク]|
できる限りのことはする。▼
~
(画面暗転後セーブ画面へ)~
*コメント [#z5559ea6]
- ミカヤとセネリオの戦闘会話が記載されていますが実際にや...
- 黄色デイン軍が全滅していたら、ミカヤが自由に動けたりし...
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