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*ノーマル[#y05cbc52]
**オープニングシナリオ[#d990d149]
''デイン王国内 自治領マラド''
: [帝国兵] |集会は禁止と申し渡してある!~
規則を破ったものは、~
その場で罰せよとの命令だ!▼
: [おじさん] |そ、そんな…集会なんて…~
わしらは、井戸端でちょっと~
話し込んでいただけで……▼
: [帝国兵] |うるさい! 言い訳無用だ!!▼
>'''(帝国兵がおじさんを槍で殺害)'''
: [おじさん] |ぎゃああ……っ!▼
>'''(カメラが丘へと移る)'''
: [フリーダ] |……▼
>'''(部下を伴いジェルドがフリーダへ駆け寄ってくる)'''
: [ジェルド] |フリーダ殿。~
解放軍を名乗る者どもが~
動き出したようだ。▼~
あんたのマラド軍にも~
出撃命令がでましたぞ。▼
: [フリーダ] |……そうですか。~
わかりました。~
では、すぐに準備を……▼
>'''(走り去ろうとするフリーダ、それを呼び止めるジェルド...
: [ジェルド] |…あんたの軍は、前の戦争では~
国王の協力要請に応じなかった。▼~
…しかし、あんたはまだ若いが~
このマラド自治領の民の命を預かる~
賢明な領主だと聞いている。▼~
今度は…我ら帝国を敵に回すような真似は、~
しないと思っていいんでしょうな?▼
: [フリーダ] |……私達も同じデインの民…~
解放軍の気持ちは、わかります。▼~
ですが、亡きデイン王には息子がいた、~
などという浮ついた噂に踊らされ、~
我が領民を危険に晒すつもりはありません。▼
: [ジェルド] |それを伺って安心しました。▼
>'''(フリーダ走り去る)'''
: [ジェルド] |…おい、誰か。▼
>'''(傍らの兵士が歩み出る)'''
: [ジェルド] |あの女の動向を見張れ。~
万が一ってこともあるからな。▼
''デイン解放軍陣営''
: [イズカ] |ウオホン!~
さて…そろそろ私の流した噂が~
デイン王国中に浸透してきた頃合いだ。▼~
『亡きデイン王の遺児現る!』~
『ペレアス王子の傍らには~
【銀の髪の乙女】の姿あり!』▼~
次に必要なのは、アピールだ。▼~
初陣を華々しい勝利で飾り、~
待ち望んだ救世主の力を民衆に見せつけ、~
反乱を促すのだ!▼
: [サザ] |だが、今の俺たちの兵力で~
そんな反乱を喚起するような~
大勝利を収めることができるのか?▼
: [イズカ] |私はお前のような無思慮な若者とは~
頭の構造が違うのだよ!▼~
ご安心ください、王子。~
すでに綿密な調査の上、~
狙うべき駐屯地を選び抜いてあります!▼~
諸君もこれを見るのだ!▼
>'''(背景が地図へと変化)'''
: [イズカ] |…これらの場所ならば、~
現在の解放軍の戦力でも~
確実に勝てると断言する!▼
: [ペレアス] |さすがだね、イズカ。~
君は本当に頼りになるよ。▼
: [イズカ] |最初の狙いは、……ダルレカだ!~
辺境ゆえに駐屯軍の監視がゆるく、~
反ベグニオンの気風が強い。▼
: [ミカヤ] |……いいえ、ダルレカはだめです。▼
>'''(視点が再びテント内へ)'''
: [イズカ] |な、なんだと!?~
この…小娘が、なにを根拠に~
そのようなことを言うのだ!?▼
: [ミカヤ] |時期が…よくありません。~
雨が原因で、戦うどころか~
進軍すらままならないでしょう▼
: [ジル] |! 確かに初夏のこの時期、~
私の故郷のダルレカでは~
土砂災害が頻発します。▼~
特にこの収容所に続く山道は危険です。▼
: [イズカ] |な、なにぃ…!?~
わ、私の完璧な作戦に穴があるはずなど~
そんなはずは……ぶつぶつ……▼
: [サザ] |……ミカヤは、~
どこを攻めるべきだと思う?▼
: [ミカヤ] |…………▼~
テュリンに…~
もっとも可能性を感じます。▼
>'''(再び地図画面)'''
: [タウロニオ] |なるほど……~
同じ山地であってもテュリンなら~
北の乾燥地帯で天候は安定している。▼
: [ペレアス] |すごいな、ミカヤは……~
君が解放軍の副大将になってくれて~
本当によかった。 心強いよ。▼
: [ジル] |……ミカヤ殿、ダルレカの土砂崩れのこと~
よくご存知でしたね?~
いらっしゃったことがあるんですか?▼
: [サザ] |ミカヤは強力な占い師なんだ。~
【暁の団】が駐屯軍から逃げきれたのも、~
その力のおかげだ。▼
: [イズカ] |む、むむむむむむむむぅ~~~▼
>'''(一同、イズカに注目)'''
: [ペレアス] |イ、イズカ…?~
いったいどうしたんだ?▼
: [イズカ] |素晴らしい!!~
戦の行方を占う神秘の力!~
なぜ、それをもっと早く言わぬのだ。▼~
乙女のカリスマ性がこれで~
ますます高まるではないか!!▼~
それにしても、驚嘆すべきは乙女を~
副大将にすえたこの私の先見の明だ!~
まさに天才というべきほかはないな!▼
: [サザ] |………▼
: [イズカ] |よし。~
では、乙女の占いに従い、~
渓谷を抜けてテュリンを目指すぞ!▼
>'''(画面暗転:拠点画面へ)'''
**進撃前 [#k318c3b3]
''テュリン''
: [帝国兵] |東から、こちらに近付いてくる~
隊列があります!~
デイン解放軍のようです!!▼
: [ラベルトン] |罠が待ち受けているとも知らず、~
哀れなことよ。▼~
よし! 第一小隊を~
戦闘配置につけろ!▼
>'''(フリーダが部下を伴い駆けつける)'''
: [フリーダ] |では、私たちも出陣しましょう。▼
: [ラベルトン] |待たれよ、フリーダ殿。~
ここは第一小隊だけで十分。~
マラドに出る幕はない。▼
: [フリーダ] |……そうですか…~
ならば帝国軍の力がどんなものか、~
ここで拝見してましょう。▼
>'''(フリーダが走り去り画面暗転)'''~
'''(出撃編成画面へ)'''
*ハード、マニアック [#ud60258e]
**オープニングシナリオ [#b3f513ee]
''デイン王国内 自治領マラド''
:[おじさん1]|ひぃ……お許しを。▼~
わしらは、ただ~
崩れた防護壁の修理について~
話し合っていただけで……▼
:[帝国兵]|集会は禁止と申し渡してある!~
規則を破ったものは、~
その場で罰せよとの命令だ!▼
:[おじさん2]|そ、そんな…集会なんて!~
井戸端でちょっと~
話し込んでいただけ……▼
:[帝国兵]|うるさい! 言い訳無用だ!!▼
>'''(帝国兵がおじさん2を槍で刺殺)'''
:[おじさん]|ぎゃああ……っ!▼
>'''(カメラが丘へと移る)'''
:[フリーダ]|………▼
>'''(ジェルド登場。部下を引き連れフリーダへ駆け寄る)'''
:[ジェルド]|フリーダ殿。~
こちらに居られたか。▼
:[フリーダ]|………なにか?▼
:[ジェルド]|解放軍を名乗る者どもが~
動き出したようだ。▼~
あんたのマラド軍にも~
出撃命令がでたんで、~
その知らせにね。▼
:[フリーダ]|……そうですか。~
わかりました。~
では、すぐに準備を……▼
>'''(走り去ろうとするフリーダ、それを呼び止めるジェルド...
:[ジェルド]|…フリーダ殿の自治領マラドは、~
クリミア戦役では、~
国王の協力要請に応じなかった。▼~
デイン王国内では唯一ね。▼~
あんたは若いが賢い女性だ。~
まさか今更、謀反軍の連中に与し~
我ら帝国を敵に回すような真似は……▼
>'''(ウェイト)'''
:[ジェルド]|しないと思っていいんでしょうな?▼
:[フリーダ]|……デイン王アシュナードには~
息子などいなかった。▼~
浮ついた噂に踊らされ、~
領民を危険に晒すつもりはありません。▼
:[ジェルド]|それを伺って安心しました。▼
:[フリーダ]|失礼します。▼
>'''(フリーダ、走り去る)'''
:[ジェルド]|おい、誰か。▼
>'''(傍らの帝国兵が歩み出る)'''
:[帝国兵]|はっ!▼
:[ジェルド]|数名の兵をマラド軍につけて~
あの女の動向を見張らせろ。~
万が一ってこともあるからな。▼
:[帝国兵]|はっ!▼
''デイン解放軍陣営''
:[イズカ]|ウオホン!~
さて…そろそろ私の流した噂が~
デイン王国中に浸透してきた頃合だ。▼~
『亡きデイン王の遺児現る!』~
『デインの正当なる主が~
駐屯軍征伐に乗り出した!』▼~
『ペレアス王子の傍らには~
【銀の髪の乙女】の姿あり!』▼~
……3年もの間、帝国に虐げられ~
民衆の鬱憤は溜まりに溜まっている。~
そこに一筋の希望の光だ!▼~
彼らが夢にまで見た救世主…~
それが現のものだと教えるべき時だ。▼~
諸君!!今まさに~
反乱の機運は高まっているのだ!▼~
我々は、この機を逃さず、~
邁進していかねばならん!▼
:[サザ]|……この際、前置きはどうでもいい。▼~
俺たちが知りたいのは、~
まず“何を”~
“どうするつもり”なのかだ。▼
:[イズカ]|ああ、なんたる無思慮な若者だ。~
少しは自分で考えたまえ。~
その頭には中身が入っているのか?▼~
いや…~
私の頭の回転が速すぎるのが罪か!▼~
よし、では教えてやろう!~
噂を流したとはいえ、民衆にとって~
解放軍はいまだ未知の存在。▼~
我々は、初陣で”救世主”たる力を~
存分にアピールしなくてはならん!~
そのために必要なのは華々しい勝利だ。▼
:[ペレアス]|だけど……我々の兵力は~
まださほど多いとはいえない。▼~
そんな大勝利を収めることが~
できるかどうか……▼
>'''(イズカ、ペレアスのほうに向く)'''
:[イズカ]|この私に手抜かりなど~
あろうはずがありません!▼
>'''(イズカ、机上へと向き直る)'''
:[イズカ]|これを見るのだ、諸君!▼
>'''(画面切り替え。地図。デイン各地が点滅)'''
:[イズカ]|この私が、綿密なる調査の上、~
選び抜いた帝国軍の駐屯所だ。▼~
これらの場所ならば、~
現在の解放軍の戦力でも~
確実に勝てると断言する!▼
:[タウロニオ]|ほう…… すでに襲撃場所の~
目星をつけておられたか。▼
:[ペレアス]|さすがだね、イズカ。~
君は本当に頼りになるよ。▼
:[ツイハーク]|イズカ殿、~
最初の狙いは?▼
:[イズカ]|それは、ここ……ダルレカだ!~
辺境ゆえに駐屯軍の監視がゆるく、~
反ベグニオンの気風が強い。▼~
ここを解放すれば、領民たちは~
こぞって我が軍に協力を~
申し出てくるだろう!▼
:[ミカヤ]|……ダルレカはだめです。▼
>'''(視点が再びテント内へ)'''
:[イズカ]|な、なんだと!?▼
:[ミカヤ]|時期が…よくありません。~
雨が原因で、戦うどころか~
進軍すらままならないでしょう▼
:[イズカ]|いきなり、なにを根拠に~
そのようなことを言うのだ!?▼~
雨ぐらいがどうした!~
なんの妨げにもならん!▼
:[ジル]|いいえ、それは違います。~
これは土地のものでなければ~
知らないことでしょうが……▼~
確かに初夏のこの時期、~
ダルレカでは土砂災害が頻発します▼~
たいした量でなくても雨が降れば~
地盤が緩み、地すべりを起こして~
道が塞がってしまうのです。▼~
特にこの収容所に続く山道は危険です。▼
:[イズカ]|な、なにぃ…!?▼
:[タウロニオ]|イズカ殿もご存知のとおり、~
ジルは元ダルレカ領主であった~
シハラム卿の息女。▼~
彼女がそう言うのであれば、~
無視できぬ意見であると思いますぞ。▼
:[イズカ]|ぐ……!~
ええい、ではダルレカを~
候補からはずせば文句はないだろう!▼
>'''(イズカ、後ろを振り向く)'''
:[イズカ]|ぶつぶつぶつ▼~
そもそも私は学者であるのだから、~
辺境の土地事情など知らずにいて~
当然なのだからな……ぶつぶつぶつ▼
:[サザ]|……ミカヤは、~
どこを攻めるべきだと思う?▼
:[ミカヤ]|…………▼
テュリンに…~
もっとも可能性を感じます。▼
>'''(再び地図画面)'''
:[タウロニオ]|なるほど……~
テュリンなら~
北の乾燥地帯で天候は安定している。▼~
今後の足場を固めるという意味でも、~
テュリン攻略は良策だろう。▼~
: [ツイハーク] |地形を利用して戦えば、~
兵力の少なさも補えそうだ。~
俺もテュリンを推す。▼
:[ペレアス]|すごいな、ミカヤは……~
君が解放軍の副大将になってくれて~
本当によかった、心強いよ。▼
:[イズカ]|ふ、ふん。~
小娘が……▼
:[ジル]|……ミカヤ殿。▼~
この時期のダルレカの~
雨による土砂崩れのこと……~
よくご存知でしたね?▼~
訪れられたことがあるんですか?▼
:[ミカヤ]|え… その……▼
:[サザ]|ミカヤは占い師なんだ。~
それも、かなりの能力を持っている。▼~
これまで【暁の団】が~
捕まえられずにやってこれたのも、~
その力のおかげだ。▼
:[タウロニオ]|なんと……~
ミカヤ殿の神秘の力は、~
【癒しの手】だけではなかったのだな。▼
:[イズカ]|む、むむむむむむむむぅ~~~▼
>'''(一同、イズカに注目)'''
:[ペレアス]|イ、イズカ…?~
いったいどうしたんだ?▼
:[イズカ]|素晴らしい!!~
戦の行方を占う神秘の力!▼~
なぜ、それをもっと早く言わぬのだ。~
乙女のカリスマ性がこれで~
ますます高まるではないか!!▼~
それにしても、驚嘆すべきは乙女を~
副大将にすえたこの私の先見の明だ!~
まさに天才というべきほかはないな!▼
:[サザ]|………▼
:[イズカ]|よし。~
では、乙女の占いに従い、~
渓谷を抜けてテュリンを目指すぞ!▼
>'''(暗転後、拠点画面へ)'''
**進撃前 [#oe0a1e08]
''テュリン''
:[帝国兵]|東から、こちらに近付いてくる~
隊列があります!~
デイン解放軍のようです!!▼
:[ラベルトン]|罠が待ち受けているとも知らず、~
哀れなことよ。~
自ら火に入る羽虫とはよく言ったものだ。▼
>'''(ラベルトン、外を見遣る)'''
:[ラベルトン]|よし! 第一小隊を~
戦闘配置につけろ!▼
:[帝国兵]|はっ!▼
>'''(フリーダ登場。遠くから部下を伴い駆けてくる)'''
:[フリーダ]|では、私たちも出陣しましょう。▼
:[ラベルトン]|待たれよ、フリーダ殿。~
ここは第一小隊だけで十分。~
マラドに出る幕はない。▼
:[フリーダ]|…よろしいのか?▼
:[ラベルトン]|解放軍を名乗ろうと、所詮は烏合の衆。~
あの物見にたどり着く前に~
叩き潰して見せましょうぞ。▼
:[フリーダ]|……そうですか…~
ならば帝国軍の力、~
ここで見せていただきます。▼
>'''(フリーダ走り去る)'''~
'''(画面暗転、進撃準備画面へ)'''
*コメント欄 [#f2a0d6f2]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
*ノーマル[#y05cbc52]
**オープニングシナリオ[#d990d149]
''デイン王国内 自治領マラド''
: [帝国兵] |集会は禁止と申し渡してある!~
規則を破ったものは、~
その場で罰せよとの命令だ!▼
: [おじさん] |そ、そんな…集会なんて…~
わしらは、井戸端でちょっと~
話し込んでいただけで……▼
: [帝国兵] |うるさい! 言い訳無用だ!!▼
>'''(帝国兵がおじさんを槍で殺害)'''
: [おじさん] |ぎゃああ……っ!▼
>'''(カメラが丘へと移る)'''
: [フリーダ] |……▼
>'''(部下を伴いジェルドがフリーダへ駆け寄ってくる)'''
: [ジェルド] |フリーダ殿。~
解放軍を名乗る者どもが~
動き出したようだ。▼~
あんたのマラド軍にも~
出撃命令がでましたぞ。▼
: [フリーダ] |……そうですか。~
わかりました。~
では、すぐに準備を……▼
>'''(走り去ろうとするフリーダ、それを呼び止めるジェルド...
: [ジェルド] |…あんたの軍は、前の戦争では~
国王の協力要請に応じなかった。▼~
…しかし、あんたはまだ若いが~
このマラド自治領の民の命を預かる~
賢明な領主だと聞いている。▼~
今度は…我ら帝国を敵に回すような真似は、~
しないと思っていいんでしょうな?▼
: [フリーダ] |……私達も同じデインの民…~
解放軍の気持ちは、わかります。▼~
ですが、亡きデイン王には息子がいた、~
などという浮ついた噂に踊らされ、~
我が領民を危険に晒すつもりはありません。▼
: [ジェルド] |それを伺って安心しました。▼
>'''(フリーダ走り去る)'''
: [ジェルド] |…おい、誰か。▼
>'''(傍らの兵士が歩み出る)'''
: [ジェルド] |あの女の動向を見張れ。~
万が一ってこともあるからな。▼
''デイン解放軍陣営''
: [イズカ] |ウオホン!~
さて…そろそろ私の流した噂が~
デイン王国中に浸透してきた頃合いだ。▼~
『亡きデイン王の遺児現る!』~
『ペレアス王子の傍らには~
【銀の髪の乙女】の姿あり!』▼~
次に必要なのは、アピールだ。▼~
初陣を華々しい勝利で飾り、~
待ち望んだ救世主の力を民衆に見せつけ、~
反乱を促すのだ!▼
: [サザ] |だが、今の俺たちの兵力で~
そんな反乱を喚起するような~
大勝利を収めることができるのか?▼
: [イズカ] |私はお前のような無思慮な若者とは~
頭の構造が違うのだよ!▼~
ご安心ください、王子。~
すでに綿密な調査の上、~
狙うべき駐屯地を選び抜いてあります!▼~
諸君もこれを見るのだ!▼
>'''(背景が地図へと変化)'''
: [イズカ] |…これらの場所ならば、~
現在の解放軍の戦力でも~
確実に勝てると断言する!▼
: [ペレアス] |さすがだね、イズカ。~
君は本当に頼りになるよ。▼
: [イズカ] |最初の狙いは、……ダルレカだ!~
辺境ゆえに駐屯軍の監視がゆるく、~
反ベグニオンの気風が強い。▼
: [ミカヤ] |……いいえ、ダルレカはだめです。▼
>'''(視点が再びテント内へ)'''
: [イズカ] |な、なんだと!?~
この…小娘が、なにを根拠に~
そのようなことを言うのだ!?▼
: [ミカヤ] |時期が…よくありません。~
雨が原因で、戦うどころか~
進軍すらままならないでしょう▼
: [ジル] |! 確かに初夏のこの時期、~
私の故郷のダルレカでは~
土砂災害が頻発します。▼~
特にこの収容所に続く山道は危険です。▼
: [イズカ] |な、なにぃ…!?~
わ、私の完璧な作戦に穴があるはずなど~
そんなはずは……ぶつぶつ……▼
: [サザ] |……ミカヤは、~
どこを攻めるべきだと思う?▼
: [ミカヤ] |…………▼~
テュリンに…~
もっとも可能性を感じます。▼
>'''(再び地図画面)'''
: [タウロニオ] |なるほど……~
同じ山地であってもテュリンなら~
北の乾燥地帯で天候は安定している。▼
: [ペレアス] |すごいな、ミカヤは……~
君が解放軍の副大将になってくれて~
本当によかった。 心強いよ。▼
: [ジル] |……ミカヤ殿、ダルレカの土砂崩れのこと~
よくご存知でしたね?~
いらっしゃったことがあるんですか?▼
: [サザ] |ミカヤは強力な占い師なんだ。~
【暁の団】が駐屯軍から逃げきれたのも、~
その力のおかげだ。▼
: [イズカ] |む、むむむむむむむむぅ~~~▼
>'''(一同、イズカに注目)'''
: [ペレアス] |イ、イズカ…?~
いったいどうしたんだ?▼
: [イズカ] |素晴らしい!!~
戦の行方を占う神秘の力!~
なぜ、それをもっと早く言わぬのだ。▼~
乙女のカリスマ性がこれで~
ますます高まるではないか!!▼~
それにしても、驚嘆すべきは乙女を~
副大将にすえたこの私の先見の明だ!~
まさに天才というべきほかはないな!▼
: [サザ] |………▼
: [イズカ] |よし。~
では、乙女の占いに従い、~
渓谷を抜けてテュリンを目指すぞ!▼
>'''(画面暗転:拠点画面へ)'''
**進撃前 [#k318c3b3]
''テュリン''
: [帝国兵] |東から、こちらに近付いてくる~
隊列があります!~
デイン解放軍のようです!!▼
: [ラベルトン] |罠が待ち受けているとも知らず、~
哀れなことよ。▼~
よし! 第一小隊を~
戦闘配置につけろ!▼
>'''(フリーダが部下を伴い駆けつける)'''
: [フリーダ] |では、私たちも出陣しましょう。▼
: [ラベルトン] |待たれよ、フリーダ殿。~
ここは第一小隊だけで十分。~
マラドに出る幕はない。▼
: [フリーダ] |……そうですか…~
ならば帝国軍の力がどんなものか、~
ここで拝見してましょう。▼
>'''(フリーダが走り去り画面暗転)'''~
'''(出撃編成画面へ)'''
*ハード、マニアック [#ud60258e]
**オープニングシナリオ [#b3f513ee]
''デイン王国内 自治領マラド''
:[おじさん1]|ひぃ……お許しを。▼~
わしらは、ただ~
崩れた防護壁の修理について~
話し合っていただけで……▼
:[帝国兵]|集会は禁止と申し渡してある!~
規則を破ったものは、~
その場で罰せよとの命令だ!▼
:[おじさん2]|そ、そんな…集会なんて!~
井戸端でちょっと~
話し込んでいただけ……▼
:[帝国兵]|うるさい! 言い訳無用だ!!▼
>'''(帝国兵がおじさん2を槍で刺殺)'''
:[おじさん]|ぎゃああ……っ!▼
>'''(カメラが丘へと移る)'''
:[フリーダ]|………▼
>'''(ジェルド登場。部下を引き連れフリーダへ駆け寄る)'''
:[ジェルド]|フリーダ殿。~
こちらに居られたか。▼
:[フリーダ]|………なにか?▼
:[ジェルド]|解放軍を名乗る者どもが~
動き出したようだ。▼~
あんたのマラド軍にも~
出撃命令がでたんで、~
その知らせにね。▼
:[フリーダ]|……そうですか。~
わかりました。~
では、すぐに準備を……▼
>'''(走り去ろうとするフリーダ、それを呼び止めるジェルド...
:[ジェルド]|…フリーダ殿の自治領マラドは、~
クリミア戦役では、~
国王の協力要請に応じなかった。▼~
デイン王国内では唯一ね。▼~
あんたは若いが賢い女性だ。~
まさか今更、謀反軍の連中に与し~
我ら帝国を敵に回すような真似は……▼
>'''(ウェイト)'''
:[ジェルド]|しないと思っていいんでしょうな?▼
:[フリーダ]|……デイン王アシュナードには~
息子などいなかった。▼~
浮ついた噂に踊らされ、~
領民を危険に晒すつもりはありません。▼
:[ジェルド]|それを伺って安心しました。▼
:[フリーダ]|失礼します。▼
>'''(フリーダ、走り去る)'''
:[ジェルド]|おい、誰か。▼
>'''(傍らの帝国兵が歩み出る)'''
:[帝国兵]|はっ!▼
:[ジェルド]|数名の兵をマラド軍につけて~
あの女の動向を見張らせろ。~
万が一ってこともあるからな。▼
:[帝国兵]|はっ!▼
''デイン解放軍陣営''
:[イズカ]|ウオホン!~
さて…そろそろ私の流した噂が~
デイン王国中に浸透してきた頃合だ。▼~
『亡きデイン王の遺児現る!』~
『デインの正当なる主が~
駐屯軍征伐に乗り出した!』▼~
『ペレアス王子の傍らには~
【銀の髪の乙女】の姿あり!』▼~
……3年もの間、帝国に虐げられ~
民衆の鬱憤は溜まりに溜まっている。~
そこに一筋の希望の光だ!▼~
彼らが夢にまで見た救世主…~
それが現のものだと教えるべき時だ。▼~
諸君!!今まさに~
反乱の機運は高まっているのだ!▼~
我々は、この機を逃さず、~
邁進していかねばならん!▼
:[サザ]|……この際、前置きはどうでもいい。▼~
俺たちが知りたいのは、~
まず“何を”~
“どうするつもり”なのかだ。▼
:[イズカ]|ああ、なんたる無思慮な若者だ。~
少しは自分で考えたまえ。~
その頭には中身が入っているのか?▼~
いや…~
私の頭の回転が速すぎるのが罪か!▼~
よし、では教えてやろう!~
噂を流したとはいえ、民衆にとって~
解放軍はいまだ未知の存在。▼~
我々は、初陣で”救世主”たる力を~
存分にアピールしなくてはならん!~
そのために必要なのは華々しい勝利だ。▼
:[ペレアス]|だけど……我々の兵力は~
まださほど多いとはいえない。▼~
そんな大勝利を収めることが~
できるかどうか……▼
>'''(イズカ、ペレアスのほうに向く)'''
:[イズカ]|この私に手抜かりなど~
あろうはずがありません!▼
>'''(イズカ、机上へと向き直る)'''
:[イズカ]|これを見るのだ、諸君!▼
>'''(画面切り替え。地図。デイン各地が点滅)'''
:[イズカ]|この私が、綿密なる調査の上、~
選び抜いた帝国軍の駐屯所だ。▼~
これらの場所ならば、~
現在の解放軍の戦力でも~
確実に勝てると断言する!▼
:[タウロニオ]|ほう…… すでに襲撃場所の~
目星をつけておられたか。▼
:[ペレアス]|さすがだね、イズカ。~
君は本当に頼りになるよ。▼
:[ツイハーク]|イズカ殿、~
最初の狙いは?▼
:[イズカ]|それは、ここ……ダルレカだ!~
辺境ゆえに駐屯軍の監視がゆるく、~
反ベグニオンの気風が強い。▼~
ここを解放すれば、領民たちは~
こぞって我が軍に協力を~
申し出てくるだろう!▼
:[ミカヤ]|……ダルレカはだめです。▼
>'''(視点が再びテント内へ)'''
:[イズカ]|な、なんだと!?▼
:[ミカヤ]|時期が…よくありません。~
雨が原因で、戦うどころか~
進軍すらままならないでしょう▼
:[イズカ]|いきなり、なにを根拠に~
そのようなことを言うのだ!?▼~
雨ぐらいがどうした!~
なんの妨げにもならん!▼
:[ジル]|いいえ、それは違います。~
これは土地のものでなければ~
知らないことでしょうが……▼~
確かに初夏のこの時期、~
ダルレカでは土砂災害が頻発します▼~
たいした量でなくても雨が降れば~
地盤が緩み、地すべりを起こして~
道が塞がってしまうのです。▼~
特にこの収容所に続く山道は危険です。▼
:[イズカ]|な、なにぃ…!?▼
:[タウロニオ]|イズカ殿もご存知のとおり、~
ジルは元ダルレカ領主であった~
シハラム卿の息女。▼~
彼女がそう言うのであれば、~
無視できぬ意見であると思いますぞ。▼
:[イズカ]|ぐ……!~
ええい、ではダルレカを~
候補からはずせば文句はないだろう!▼
>'''(イズカ、後ろを振り向く)'''
:[イズカ]|ぶつぶつぶつ▼~
そもそも私は学者であるのだから、~
辺境の土地事情など知らずにいて~
当然なのだからな……ぶつぶつぶつ▼
:[サザ]|……ミカヤは、~
どこを攻めるべきだと思う?▼
:[ミカヤ]|…………▼
テュリンに…~
もっとも可能性を感じます。▼
>'''(再び地図画面)'''
:[タウロニオ]|なるほど……~
テュリンなら~
北の乾燥地帯で天候は安定している。▼~
今後の足場を固めるという意味でも、~
テュリン攻略は良策だろう。▼~
: [ツイハーク] |地形を利用して戦えば、~
兵力の少なさも補えそうだ。~
俺もテュリンを推す。▼
:[ペレアス]|すごいな、ミカヤは……~
君が解放軍の副大将になってくれて~
本当によかった、心強いよ。▼
:[イズカ]|ふ、ふん。~
小娘が……▼
:[ジル]|……ミカヤ殿。▼~
この時期のダルレカの~
雨による土砂崩れのこと……~
よくご存知でしたね?▼~
訪れられたことがあるんですか?▼
:[ミカヤ]|え… その……▼
:[サザ]|ミカヤは占い師なんだ。~
それも、かなりの能力を持っている。▼~
これまで【暁の団】が~
捕まえられずにやってこれたのも、~
その力のおかげだ。▼
:[タウロニオ]|なんと……~
ミカヤ殿の神秘の力は、~
【癒しの手】だけではなかったのだな。▼
:[イズカ]|む、むむむむむむむむぅ~~~▼
>'''(一同、イズカに注目)'''
:[ペレアス]|イ、イズカ…?~
いったいどうしたんだ?▼
:[イズカ]|素晴らしい!!~
戦の行方を占う神秘の力!▼~
なぜ、それをもっと早く言わぬのだ。~
乙女のカリスマ性がこれで~
ますます高まるではないか!!▼~
それにしても、驚嘆すべきは乙女を~
副大将にすえたこの私の先見の明だ!~
まさに天才というべきほかはないな!▼
:[サザ]|………▼
:[イズカ]|よし。~
では、乙女の占いに従い、~
渓谷を抜けてテュリンを目指すぞ!▼
>'''(暗転後、拠点画面へ)'''
**進撃前 [#oe0a1e08]
''テュリン''
:[帝国兵]|東から、こちらに近付いてくる~
隊列があります!~
デイン解放軍のようです!!▼
:[ラベルトン]|罠が待ち受けているとも知らず、~
哀れなことよ。~
自ら火に入る羽虫とはよく言ったものだ。▼
>'''(ラベルトン、外を見遣る)'''
:[ラベルトン]|よし! 第一小隊を~
戦闘配置につけろ!▼
:[帝国兵]|はっ!▼
>'''(フリーダ登場。遠くから部下を伴い駆けてくる)'''
:[フリーダ]|では、私たちも出陣しましょう。▼
:[ラベルトン]|待たれよ、フリーダ殿。~
ここは第一小隊だけで十分。~
マラドに出る幕はない。▼
:[フリーダ]|…よろしいのか?▼
:[ラベルトン]|解放軍を名乗ろうと、所詮は烏合の衆。~
あの物見にたどり着く前に~
叩き潰して見せましょうぞ。▼
:[フリーダ]|……そうですか…~
ならば帝国軍の力、~
ここで見せていただきます。▼
>'''(フリーダ走り去る)'''~
'''(画面暗転、進撃準備画面へ)'''
*コメント欄 [#f2a0d6f2]
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