
拠点会話
拠点会話†
セネリオ ☆†
- アイクとセネリオの支援レベルがAの『蒼炎』クリアデータを1度でも引き継いだ(必須)
- 『暁』でアイクとセネリオの支援レベルがA
- 封印されたアイクの記憶を見る(エルラン加入条件を満たす。必然的に二周目以降限定)
- 第四部終章メンバーにセネリオを入れ、かつ死亡していない
以上をすべて満たす
- [セネリオ]
- アイク…… その…
あなたは…もしかして……▼
- [アイク]
- 忘れてて、すまなかった。▼
- [セネリオ]
- !▼
- [アイク]
- 思い出した、全部。
ガリアでのことを……
お前と出会った時のことを。▼
- [セネリオ]
- ………あ……………▼
- [アイク]
- あの日……
母さんはミストを連れて
買い物に出かけ、▼
俺は…街をぶらぶらしながら
森の入り口のほうへ向かった。
そこに黒い髪の男の子が倒れていた。▼
- [セネリオ]
- …………▼
- [アイク]
- 俺と同じぐらいの年に見えたが……
ひどく細くて汚れていて
いまにも死んでしまいそうだった。▼
俺は自分の昼飯を差し出した。▼
最初は警戒していたようだが
おそるおそる俺の手から
食べ物をひったくると夢中で食べていた。▼
俺はもう食べるものをもってなくて
うちに来ればいいと誘ってみたが
その子は首を振るばかりだった。▼
- [セネリオ]
- …………▼
- [アイク]
- じゃあ明日また同じ時間に
ここに食べ物を持ってくるからというと、
ずいぶん時間をかけてからやっと頷いた。▼
あのとき俺は、自分がはじめて
人の役に立った気がして嬉しかったんだ。▼
- [セネリオ]
- ……僕も…嬉しかった。
飢餓が満たされたことより、▼
自分に声をかけて
助けてくれる人がいたことが……
とても…嬉しかったんです。▼
だから次の日も…村へ。
村人たちの冷たい仕打ちにあうのは
怖かったけど…それでも……▼
- [アイク]
- ………そうか。
あそこはガリアだったからな。▼
べオクたちは
ラグズとの揉め事を避けるために
“印”のある子供に冷たかったんだな?▼
- [セネリオ]
- ええ…疫病神だと言われ
石をぶつけられました。▼
だけど、村は様変わりしていた。
そこら中に散らばる死体。
村人と…鎧をつけた兵士たち……▼
- [アイク]
- …メダリオンの【負】の気で
暴走した親父が…やったことだ。▼
- [セネリオ]
- 僕は、あなたがいないかと
死体を1つ1つ調べてまわりました。
そして…そこにあなたはいなかった。▼
だからきっと生きていると思い
村にあるお金と食べ物を持って
べオクの国クリミアを目指したんです。▼
- [アイク]
- …セネリオ……▼
- [セネリオ]
- その道中の樹海で、
幾度も獣牙族に遭遇しました。▼
初めは恐ろしくて震えましたが、
襲われたことは
ただの一度もありませんでした。▼
何度めかに気付きましたが……
獣たちは、僕の何かを察知し
それで見えないように振舞うのだと。▼
見る目でわかるんです。▼
いきなり、さも汚い物を見るような
蔑んだ冷たい眼差しを向け
その後、何も見なかったかのように去る。▼
それは…ある意味、襲われるよりも
ずっと心を冷たくする行為でした。▼
自分はこの世に存在してはいけない者。
ただそこに居るだけで
嫌悪されるモノなのだと………▼
僕は…自分にそんな思いをさせる
獣を憎みました。▼
- [アイク]
- …………▼
- [セネリオ]
- クリミアについた僕は
一番近い教会を訪ねました。▼
そこでは、僕の“印”が役立ち
魔道の才のある子だということで
それなりの世話が受けられました。▼
話し方や一般的な常識を学んだ僕は、
クリミア国内を数年さ迷って……
やっと…あなたを見つけた。▼
- [アイク]
- …だが、俺は……▼
- [セネリオ]
- あなたは記憶を失くしていた。▼
だけど…それでもよかった。
僕はただもう一度だけ
あなたに会いたかっただけだから。▼
ただ1人だけ…僕に
暖かい手を差し伸べてくれた
少年に会いたかっただけだから。▼
- [アイク]
- セネリオ、泣くな。▼
- [セネリオ]
- 泣く…?
僕は……泣いて…?▼
- [アイク]
- おまえ、頭がいいのに
普通のことが下手くそすぎだ。▼
ほら、来い。▼
- [セネリオ]
- こ、子供扱いしないでください。
僕は……そんな…………▼
- [アイク]
- いいから。▼
- [セネリオ]
- ………▼
- [アイク]
- ったく、世話の焼ける。▼
(アイク近づく)
- [アイク]
- ほら。▼
- [セネリオ]
- ……っ…▼
う……っ う…うぅ……
うわぁああああああああああ
うわぁああああああああああぁっ▼
コメント†
- なんじゃこりゃBL -- 名無しさん
- 支援Aのアイク真EDたからなw --
- 謎の┌(┌^o^)┐ホモォ…であるwwww 笑えるから良いけどねwww -- 匿名
- 忠誠や恩義みたいなものだと思うけど --
- 個人的に腐は好きだが、それは別にして、真面目にこの会話を見てBLとか笑えるなんて言えないわ。蒼炎の支援もそうだが印付きやセネリオの境遇を何も理解してない証拠。 --
- テリウスの人種差別と印つきの境遇見てきたなかでこんな会話されたらくるものがあるな…ゼルギウスもミカヤもだが存在を肯定してくれる他者がどれ程印つきにとって大切かが身に染みて感動する --
- 前作のヒロインすらぶった切って男とだけペアエンドとか公式が露骨だからな 多少の中傷、というかネタ扱いもやむなし アイクは女の子となんかくっつかないもん!ってのがスタッフの本音だろうがね --
- 人気ある主人公だし特定の女性とくっつけると聖戦みたいになるからじゃねーの。 --
- なってるんだよなぁ…特定の組み合わせしかペアエンドが存在せず一つしか選択肢がないか男同士なんじゃ仕方ないね --
- このセリフ読みたさにネット探しました。歳かな~改めて読んだだけで泣きそうになった歳だな --
- 美しい主従関係だよな。セネリオはFE作の中でも悲惨な人生送ってきた一人だよな。 -- 名無し
- セネリオ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) -- 雨利
- これがあるのは良いよ、でも元々あった支援フラグぶったぎってこれだけ残したの糞… --
- アイクはこんなところまでレイヴァンに似なくても良かったのに。 --
- えっ、ちゅーしてんの? --
- セネリオが孤独の中で生きてきた境遇を思うと、グッとくる会話。そしてアイクのどんな種族からも好かれるカリスマ性もこの話でよく伝わってくる…。 --
- BLだとか男が女がだとかこの話とは一切関係ないよねと思ったよ。 --
Last-modified: 2022-06-20 (月) 07:02:03