ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記・マスターバイブル 最終更新日:2001/10/05

会話集/MAP37 聖剣リーヴェ(水の神殿)



■オープニング

(フォーカス、ネブカ、グエンカオス)

(背景、水の神殿)

[ネブカ](右)
教皇様
水の巫女を捕らえてまいりました

[グエンカオス](左)
まさか殺したのではあるまいな

[ネブカ]
気を失っておるだけでございます
命に別状はございません

[グエンカオス]
そうか
ならばわしが邪神の祭壇へ連れて行く
これで全ての準備が
整ったというわけじゃ

[ネブカ]
御意……
神殿に侵入してきた
異教徒どもはどういたしましょう?

[グエンカオス]
奴らの始末は
ドラゴンゾンビに任せればよい
あの中に一匹、聖竜のウロコを与えた
特別なモノがおるのじゃ
クックック……虫けらどもめ
さぞかし驚くことであろうの……

[ネブカ]
ほう……聖竜のウロコを持つ
ドラゴンゾンビでございますか……
それは見ものでございますな

[グエンカオス]
……お前たちはこの聖剣を守るのじゃ
あやつらに奪われてはなるまいぞ

[ネブカ]
はっ
お任せください、教皇様

(マップからグエンカオスが消える)

(フォーカス、リュナン)

(背景、水の神殿)

[リュナン](右)
エンテ!
どこだ!
どこにいるんだ!

[クラリス](左)
リュナン様……

[リュナン]
クラリス様!?
どうしてあなたが……

[クラリス]
エンテ様が神殿に戻られたと聞き
もしやと思ってかけつけたのですが
すでに手遅れだったようです
この神殿内にエンテ様の気配は
感じられません……

[リュナン]
えっ……
ではやはりグエンカオスが……

[クラリス]
おそらく……
グエンはサリアの村でカトリ様を拉致し
今またエンテ様を連れ去ったようです

[リュナン]
クラリス様
エンテは僕にこのリーヴェの腕輪を
預けて行きました
クラリス様にはその意味が
おわかりになりますか?

[クラリス]
リーヴェの腕輪!?

……
エンテ様はやはりリュナン様に腕輪を
託されたのですね……

[リュナン]
何も告げずにこの腕輪だけを
残して行きました
一体どういうことなのでしょう?

[クラリス]
リュナン様は水の神殿の奧に眠る
聖剣の話をご存知でしょうか?

[リュナン]
父上から聞いたことがあります
カーリュオンが邪神を打ち滅ぼした
聖剣が水の神殿に残されている
しかし今ではさびて朽ち果て
聖剣としての力は失われていると……

[クラリス]
聖剣は紋章の腕輪と一つになることで
再び女神の力を得て甦ります
エンテ様はそのことを知っていて
あなたに腕輪を託されたのだと思います

[リュナン]
!……
ではエンテは僕の為に……
僕に聖剣を委ねるために
大事な腕輪を
手放したと言われるのですか?

[クラリス]
エンテ様は助けを求めておられるのです
自分の運命を知った幼い日から
ただ一つの願いを胸に秘めて
永遠とも思える長い時間を
一人で耐えてこられました

リュナン様
その腕輪はエンテ様の心……
どうかあなたの手で
本来あるべき姿に
戻してあげてくださいませ……

■ネブカ初戦時

[ネブカ](左)
くくくく……
恐れを知らぬ哀れな虫けらどもよ
うぬらに教皇様の邪魔はさせぬ
ここで果てるがよい!

■ネブカ撃破時

[ネブカ]
うぐぐ……異教徒どもめ……

■「聖剣」コマンド実行

(背景、フィールドマップ)

[リュナン](右)
クラリス様
この朽ちた剣がリーヴェの聖剣だと
言われるのですか?

[クラリス](左)
ええ
今はただの古びた剣にすぎませんが
腕輪の紋章と一つになることで
聖剣として甦ります

さあ、リュナン様
その剣を力一杯引いてみてください

(光と振動、聖剣リーヴェ復活ムービー)

[オイゲン](左)
こ、これは……
驚きましたな……
何という神々しさでありましょう

[リュナン]
これがユトナの4聖剣……
リーヴェの聖剣の輝きなのか……

[クラリス]
この剣さえあれば
聖竜のウロコを持つドラゴンゾンビなど
なんら恐れるものではありません
竜が放つ炎も聖剣を持ってすれば
その力は半減いたしましょう

[オイゲン]
まさに英雄カーリュオンの再来ですな

リュナン様
もはや恐れるものはありませぬ
悪しきガーゼルの魔獣たちを
一匹残らず討ち果たしましょうぞ

■敵ユニット殲滅後

(フォーカス、リュナン)

(背景、水の神殿)

[クラリス](左)
リュナン様
魔獣もあらかた片付いたようですが
このまま先へ進まれますか?

[リュナン](右)
ええ
僕はグエンを追います
囚われたエンテを取り戻すまで
僕はどこまでも追い続けます!

[クラリス]
そうですね……
では地下道へまいりましょう
邪神の祭壇までは
私がご案内いたします

[リュナン]
しかしクラリス様は……

[クラリス]
私は父オクトバスの遺志を継ぎ
これまで生きてまいりました

大切な娘たちを戦場に追いやり
日々不安の中で暮らしてきたのも
全てはグエンの野望を
阻止するためでした
私は結末を見届けねばなりません
それが私の責務なのです

リュナン様、オイゲン様
どうかお願いいたします
邪神の祭壇まで
ご一緒させてくださいませ

[リュナン]
クラリス様さえよろしければ
僕たちに異存はありません

オイゲンもいいだろう?

[オイゲン]
無論です
クラリス神官長は
強い意志と勇気を持ったお方
ご同行願えるなら
これほど心強いことはありませぬ

[クラリス]
ありがとうございます
リュナン様、オイゲン様

火の神殿から入られた
ホームズ様たちも
そろそろ祭壇へ到達される頃……
私たちも急いで参りましょう

Thanks!!

本文を提供してくださった、Lie-Reさん
編集してくださった、山井寿章さん


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