ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記・マスターバイブル 最終更新日:2001/06/15

会話集/MAP30 伝説の剣士

※未編集の仮公開版です。

このデータはLie-Reさんから頂いたものです。ありがとうございます。

【ホームズ】 おいシゲン 何か様子が変なんじゃねえか 【シゲン】 ははーん……ガーディアンだな また迷い出てきやがったのか…… 【ホームズ】 なんだそりゃ?…… 【シゲン】 俺もよくは知らねえが イル村の奧にかつて監獄だったという 5層の塔があってよ、そこには モースとかいう偉い神官がいるらしい 【ホームズ】 ああ、モースの塔だろ ロウ司祭から話は聞いたぜ なるほど……ガーディアンというのは 塔を守る魔獣のことか それが迷い出てきたってわけだな 【シゲン】 ああ、モースが不在だと迷い出てくるんだ 親父は実践の練習になるからと 喜んでいるけどな 【ホームズ】 ふーん…… じゃ、俺たちも手伝ってやるか 【シゲン】 いいだろう 腹減らしには手ごろな相手だ 親父は怒るかもしれねえが 館に行くのは後からにしようぜ (制圧 館) 【シゲン】 親父、戻ったぜ 【ヨーダ】 シゲンか、元気そうだな 【シゲン】 ああ、なんとかな 親父も変わりはないか? 【ヨーダ】 帝国軍が何度か攻めてきたが たわいもない連中だったな 先を争って逃げて行きおったわ 【シゲン】 ふっ……親父にかかっちゃ 誰だってそうだろうよ ジュリア、どうした まるで借りてきた猫のようだな そんなところに隠れてないでこっちへこい 【ジュリア】 はい……(足音) お父様……ただいま戻りました 【ヨーダ】 ジュリア! なぜわしに断りもなく! 【ジュリア】 ごめんなさい! 【ヨーダ】 ふっ……もうよい 無断で島を出たことは許してやろう 【ジュリア】 ほんと? 【ヨーダ】 うむ……お前ももう大人だ 自分の道は自分で決めるがよい 【ジュリア】 あ……ありがとうございます…… 【ヨーダ】 傭兵をしているのだろう? 少しは剣を使えるようになったか? 【ジュリア】 はい、そのつもりですが 兄上に比べるとまだまだ……私は 剣士に向いていないのかも知れません 【ヨーダ】 ふむ…… 久しぶりに手合わせをしてやろう 外に出なさい 【ジュリア】 はい! (戦闘) (海辺) 【ジュリア】 はぁ、はぁ、はぁ…… 【ヨーダ】 もう終わりか? その程度の技でよく生きてこれたものだ ジュリア、わしの動きをよく見ろ (戦闘) 【ヨーダ】 どうだ、これがゾーアに伝わる極意 竜聖の技だ 力をためて瞬間に気を発し 連続して剣を繰り出す お前もわしの娘ならできぬはずはない 死ぬ気でやってみよ! 【ジュリア】 は、はい! (戦闘) 【ジュリア】 で、できた?…… こ、これが……竜聖の技…… 【シゲン】 ジュリア、すげえじゃねえか こいつは俺もうかうかしていられねえな 【ジュリア】 私……もう二度と迷わない…… この剣を誇りとして…… 剣士として生きていくわ…… お父様……ありがとう…… 【ヨーダ】 ジュリアよ 剣は人を生かすためにあるのだ 恐れてはならぬ 信じるのだ、己の心を! 【ジュリア】 はい! お父様!! 【シゲン】 親父、ジュリアも少しは成長しただろう 【ヨーダ】 うむ…… すっかり大人になったようだな お前にほれておるようだが シゲンはどうなのだ? 【シゲン】 いや……今はまだ…… 俺には大きな仕事が残っているからな 【ヨーダ】 カルラのことか…… やはり自分で始末をつけたいのか? 【シゲン】 ああ……俺と親父を捨てて 皇帝の女に成り下がった あの恥知らずな女を 俺は絶対に許さない…… 【ヨーダ】 …… 【ホームズ】 おい、シゲン、親子の対面はすんだか? 俺はもう待ちくだびれちまったぜ 【シゲン】 ああ……すまねえ じゃ、親父、俺はもう行くぜ 【ヨーダ】 待て、シゲン…… グラナダの帝国軍もいなくなり 村も平和になったことだ わしも旅に出ようと思う 途中まで一緒に行かぬか…… 【ホームズ】 げっ……ヨーダが…… 本気なのかよ…… 【ヨーダ】 何だ、ホームズ? お前は不服なのか? 【ホームズ】 い、いや……そんなことはねえけど…… お、おい、シゲン……いいのかよ…… 【シゲン】 …… (全体マップ ジュリアが竜聖修得)
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