ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記・マスターバイブル
最終更新日:2001/06/30
会話集/MAP18 黒い森
※未編集の仮公開版です。
このデータはBLI-ZARD改さんから頂いたものです。ありがとうございます。
category:ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記
chapter:18
title:黒い森
【MAP18 黒い森】
■オープニング
(フォーカス、リュナン)
{
[リュナン]
オイゲン
あれがバルト要塞か▼
[オイゲン]
さようです▼
砦としての規模は
さほどではありませぬが▼
地形を利用した堅固な要塞として
知られております▼
確かに
この森では身動きは取れませぬし
前に出ればクインクレインや
投石器に狙い撃たれます▼
よほどうまく戦いませんと……▼
[リュナン]
そうだな……▼
だがオイゲン▼
バルト軍団は守備兵の大半を
後方に引き上げたとも聞いている▼
事実だろうか?▼
[オイゲン]
はい、帝国も
打ち続く戦いで兵力の消耗が激しく
後方で再編をしているとか▼
バルトの攻略は今を置いてはありませぬ▼
[リュナン]
そうか……▼では決戦だな……▼
全軍に総攻撃を命じろ▼
これより、バルト要塞を攻略する!▼
}
(フォーカス:バルバロッサ)
(背景:城内)
{
[エストファーネ](右)
将軍、ユトナ連合軍が
追っているそうですね▼
本当に大丈夫ですか?▼
[バルバロッサ](左)
お任せください、エスト様▼
このバルバロッサ、敵が幾万来ようとも
死守してごらんにいれます▼
[エストファーネ]
いえ、父上は
決して無理はするなと申しておりました▼
戦いに利非すれば
ただちにリーヴェラインまで撤退せよと▼
申しておりました▼
将軍
これは私の願いでもあります▼
どうか、無理はなさらないで▼
お願いです▼
[バルバロッサ]
エスト様は変わられませぬな▼
まだ赤子だった頃から、おそばに
仕えさせていただきましたが▼
亡くなられたお母上に似て
小さい頃からお優しい性格でした▼
戦いを前にして姫にお会いでき
このバルバロッサ▼
もう思い残すことは何一つございません▼
[エストファーネ]
バルじい!そんな悲しい事を言わないで!
私はいや!▼
じいを失うなんて絶対いやだからね!▼
[バルバロッサ]
エスト様▼
そんなに泣かれては
お美しい顔がだいなしですぞ▼
ほら、涙をお拭きください▼
大きくなられたというのに
中身は小さい頃と
何一つ変わっておられませぬな▼
[エストファーネ]
夜中に怖い夢を見て泣いているとき▼
いつも真っ先に来て、抱いてくれたのは
バルじいだった▼
バルじいの大きな胸に抱かれると
私は安心して眠れた▼
そんなじいを、この戦争は……▼
[バルバロッサ]
それを言ってはなりませぬ▼
さあ、エスト様▼
まもなく戦いが始まります▼
お父上のもとにお戻りください▼
だれか!▼
エスト姫をゼムセリアまでお送りせよ……▼
[エストファーネ]
バルじい……▼
[マホバ]
くっくっく……▼
かつてはカナンの盾として
勇名をはせた名将も
小娘にはかなわぬと見える……▼
[バルバロッサ]
ガーゼルの魔獣使いか……▼
おぬしらに用はない▼
さっさとわしの前から失せろ!▼
[マホバ]
将軍の娘はかつて黒騎士団長も務めた英雄
シルヴァ殿……▼しかしノルゼリア事件の後
敵方に寝返り今も行方知れずとか▼
将軍もさぞや肩身の狭い事でしょうな……▼
[バルバロッサ]
……▼
[マホバ]
ふっふっふ・・…▼まあよい……▼
異教徒どもの血肉は魔獣たちの好物じゃ▼
喜んで食らうじゃろうて……▼
}
【民家】※ミンツで訪れたとき
{
[ミンツ](右)
おい、マーサ、生きてるか?▼
[マーサ](左)
ミンツ!
このろくでなし!!▼
今ごろやってきて何言ってるんだい!▼
[ミンツ]
まあそう怒るな▼
俺もいろいろと忙しいんだ▼
[マーサ]
フンッ▼
どうせまた、どこかの小娘の尻でも
追い掛け回しているんだろ▼
それであたしに何の用だい?▼
[ミンツ]
お前に預けておいたあれな
返してくれないか▼
[マーサ]
あれって、あれかい?▼
いいよ、こんなもの
あたしにゃ何の役にもたちゃしない▼
(再移動の書入手)
}
【戦闘時会話】
[マホバ]
くっ……
息子たちよ、何をしておる
こやつらを、わしに近づけるなっ!
(撃破時)
[マホバ]
くっ……
ガーゼル神よ
こやつらに災いあれ……!
[バルバロッサ]
この命に代えても……
ここは渡さぬ……!
(撃破時)
[バルバロッサ]
ぐっ……もはやこれまでか……
だが、まだ倒れるわけにはゆかぬ……
とくと見よ!
このバルバロッサの最後を!
【バルバロッサ撃破OR30ターン目】
(背景:城内)
{
[部下](右)
し…将軍…ひどいお怪我を…▼
[バルバロッサ](左)
かまわぬ!▼
それより、兵士達の退避は完了したか?▼
[部下]
はっ!▼
中におりますのは、
将軍と私だけでございます▼
[バルバロッサ]
うむ…貴君も早々に退避せよ▼
[部下]
……嫌でございます!▼
[バルバロッサ]
…退避せよ
これは命令だ…▼
[部下]
ですから、嫌だと申しております▼
要塞としての機能を残したまま▼
このバルト要塞をあけわたすわけには
いかない…▼
将軍は、そうお考えなのでしょう?▼
この私めの最初で最後の命令違反です▼
どうかお許しください▼
[バルバロッサ]
………………勝手にせよ▼
[部下]
はっ!
ありがとうございます!▼
実のところ、兵士達を退避させるのは▼
一苦労でございました▼
皆、解っているのです…将軍のご決断を▼
それゆえ誰もが、
将軍と運命を共にすることを望み
中に残ろうとするものですから・・・・・・▼
[バルバロッサ]
………馬鹿どもが……▼
彼らにはまだまだカナンの為に
なすべき事があると言うのに…▼
……だが、私は彼らを誇りに思う……▼
ガーゼルの如き輩が我が物顔でのし歩く
カナンにあって……▼
未だ彼らはカナンの軍人なのだな……▼
これほど、嬉しい事があろうか▼
[部下]
………………
[バルバロッサ]
では、行くとするか▼
[部下]
はっ!▼
[バルバロッサ]
このバルバロッサ、十分に生きた……
思い残すことはもはやなし▼
いや、唯一エスト様の花嫁姿を▼
この目で見れなかったことが心残りか………▼
シルヴァよお前がカナンの為に
動いているのは知っている……▼
カナンの未来を頼んだぞ▼
エルンストよ後は任せたぞ▼
貴様一人に任せるのは心苦しいが▼
バルカ様とジュリアス様をお支えしてくれ▼
バルカ様、この老体……▼
力及ばず果てます事をお許しください▼
おお、我らが祖国
雄々しきカナンよ
カナンの未来に栄光あれ!!!
(砦爆発)
}
【制圧後】
(背景:城前)
{
[リュナン]
オイゲン、あの老将は……▼
[オイゲン]
見事な最期でありましたぞ▼
さすがはカナンの盾とも称される武人▼
私もかくありたいものですな▼
[リュナン]
そうか……▼
立派な人物であったのに
残念なことをした……▼
[オイゲン]
公子
それは若いがゆえの感傷というもの▼
我ら老兵は、老いの病で苦しむよりは
戦場で花と散りたいと願っております▼
かの将軍も、公子のような勇将と戦えて
さぞや本望でありましょう▼
[リュナン]
死に急ぐは愚か者のすることだと
父上は申されていた▼
人として生まれたからには
最後まで生きる努力をすべきだと▼
オイゲン
お前はそう思わないのか▼
[オイゲン]
はあ▼
人は誰しもグラムド大公のように
強い者ばかりではありませぬ▼
公子は生まれながらにして
優れた才能を持ち
さらに御父上の名声をも受け継がれました▼
ですが
そのような恵まれた環境に
生まれることが出来るのは
ほんの一握りの者だけ▼
大多数の人間は
不安と絶望の中で細々と生きて
老いて病に苦しみ▼
やがてその名を知られることもなく
一人寂しく死んでゆくのです▼
[リュナン]
ずいぶん悲観的だな……▼
オイゲンの話も
わからなくはないが……▼
[クラリス]
失礼いたします▼
お話はおすみでしょうか?▼
[リュナン]
あなたは?……▼
[クラリス]
サリアの森から参りました▼
私は大神官オクトバスの娘
クラリスと申します▼
[リュナン]
クラリス様!?……
ああ、あなたが……▼
[クラリス]
リュナン様は、私をご存知なのですか?▼
[リュナン]
ウエルトのリーザ王妃から
お話は伺いました▼
バルト要塞を制圧できたら
サリアの森のクラリス神官長を
訪ねるようにと・・…▼
[クラリス]
そうですか、リーザが……▼
ではリュナン様
サリアの村においでください▼
お話はそちらでいたしましょう▼
}
マップ上
(フォーカス:サリアの村)
(背景:民家の部屋)
[グエンカオス]
どこだ?▼
どこに隠したのだ?▼
[村長?]
わ、わしらは何も知らぬ▼
許してくれ……▼
[グエンカオス]
そうか……▼
ならば死ね!▼
(効果音)
[村長]
ううっ……▼
}
(背景:村<森?>)
{
[クヌード]
グエン様▼
これだけ探しても見つからぬとなると
やはりオクトバスの娘が
持っておるのでございましょう▼
[グエンカオス]
そうであろうな……▼
[クヌード]
間もなくバルトの森から
戻るとのことでございます▼
お任せください▼
リングオブリーヴェは必ず
取り戻してごらんにいれます▼
[グエンカオス]
うむ……▼
ここはおぬしに任そう▼
わしはラキスを奪わねばならぬのでな▼
[クヌード]
ラキス!?……▼
ではアーレスの娘が
生きていたのでございますか?▼
[グエンカオス]
そうじゃ▼
セルバ草原に現れおったわ▼
これで4人、すべてがそろった……▼
[クヌード]
ははっ!……▼
では、いよいよ……▼
[グエンカオス]
うむ……▼儀式の日は近い▼
それがためにも
今一度ミュースが必要じゃ▼
クヌード、ぬかるなよ▼
[クヌード]
ははっ!
グエンカオス教皇様▼
}
移動後MAP19へ。
このデータはぬお〜!さんから頂いたものです。ありがとうございます。
category:ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記
chapter:18
title:黒い森
マップタイトル
MAP18 黒い森 (バルト要塞)
(タイトルフレーム下部にリーヴェのエムブレム)
(背景、フィールドマップ、全景一望)
(編成画面→戦闘)
(自軍ユニット配置)
(フォーカス、リュナン)
(背景、開けた森)
{
[リュナン](右)
オイゲン
あれがバルト要塞か▼
[オイゲン](左)
さようです▼
砦としての規模は
さほどではありませぬが▼
地形を利用した堅固な要塞として
知られております▼
確かに
この森では身動きは取れませぬし
前に出ればクインクレインや
投石器に狙い撃たれます▼
よほどうまく戦いませんと……▼
[リュナン]
そうだな……▼
だがオイゲン▼
バルト軍団は守備兵の大半を
後方に引き上げたとも聞いている▼
事実だろうか?▼
[オイゲン]
はい、帝国も
打ち続く戦いで兵力の消耗が激しく
後方で再編をしているとか▼
バルトの攻略は今を置いてありませぬ▼
[リュナン]
そうか……▼では決戦だな……▼
全軍に総攻撃を命じろ▼
これより、バルト要塞を攻略する!▼
}
(フォーカス)
(背景、光差す玉座の間)
{
[少女](右)
将軍、ユトナ連合軍が
迫っているそうですね▼
本当に大丈夫ですか?▼
[バルバロッサ](左)
お任せください、エスト様▼
このバルバロッサ、敵が幾万来ようとも
死守してごらんにいれます▼
[エストファーネ]
いえ、父上は
決して無理はするなと申しておりました▼
戦いに利非ずば
ただちにリーヴェラインまで撤退せよと▼
そのように将軍にお伝えせよと
申しておりました▼
将軍
これは私の願いでもあります▼
どうか、無理はなさらないで▼
お願いです▼
[バルバロッサ]
エスト様は変わられませぬな▼
まだ赤子だった頃から、お側に
仕えさせていただきましたが▼
亡くなられたお母上に似て
小さい頃からお優しい性格でした▼
戦いを前にして姫にお会いでき
このバルバロッサ▼
もう思い残すことは何一つございません▼
[エストファーネ](悲しげな表情)
バルじい!▼
そんな悲しいことを言わないで!
私はいや!▼
じいを失うなんて絶対いやだからね!▼
[バルバロッサ]
エスト様▼
そんなに泣かれては
お美しい顔がだいなしですぞ▼
ほら、涙をお拭きください▼
大きくなられたというに
中身は小さい頃と
何一つ変わっておられませぬな▼
[エストファーネ]
夜中に怖い夢を見て泣いているとき▼
いつも真っ先に来て、抱いてくれたのは
バルじいだった▼
バルじいの大きな胸に抱かれると
私は安心して眠れた▼
そんなじいを、この戦争は……▼
[バルバロッサ]
それを言ってはなりませぬ▼
さあ、エスト様▼
まもなく戦いが始まります▼
お父上のもとにお戻りください▼
だれか!▼
エスト姫をゼムセリアまでお送りせよ……▼
[エストファーネ]
バルじい……▼
}
(画面暗転)
{
[祈祷師マホバ](右)
くっくっく……▼
かつてはカナンの盾として
勇名をはせた名将も
小娘にはかなわぬと見える……▼
[バルバロッサ](左)
ガーゼルの魔獣使いか……▼
おぬしらに用はない▼
さっさとわしの前から失せろ!▼
[マホバ]
将軍の娘はかつて黒騎士団長も務めた英雄
シルヴァ殿……▼しかしノルゼリア事件の後
敵方に寝返り今も行方知れずとか▼
将軍もさぞや肩身の狭い事でしょうな……▼
[バルバロッサ]
……▼
[マホバ]
ふっふっふ……▼まあよい……▼
異教徒どもの血肉は魔獣たちの好物じゃ▼
喜んで食らうことじゃろうて……▼
}
(拠点からマホバ出現、拠点から一マス空けて左上に配置)
(マップ最北東と最南東に祈祷師出現)
■民家を訪ねる
※ミンツ以外で訪れたとき
(背景、酒場)
{
[若い女将](右)
ここは軍団の兵士たちのために
作られた酒場なんだよ▼
バルバロッサ将軍が
自分の私財をなげうって作ったのさ▼
将軍はね▼
若い兵士たちにいつも言っていた▼
死んではならぬ▼
生きて祖国へ帰るのだ、とね……▼
今度の戦いだって
将軍は一人砦に残るつもりだった▼
ところが将軍を慕う兵士たちは
自分たちも残ると言って聞かない▼
それでやむなく、クジ引きで
少数の兵士が残ったってわけさ▼
ねぇ、あんた
笑っちゃうだろ▼
バカな男たち▼
みんな死んじまってさ……▼
}
(扉閉まらない)
※ミンツで訪れたとき
(背景、酒場)
{
[ミンツ](右)
おい、マーサ、生きてるか?▼
[マーサ](左)
ミンツ!▼
このろくでなし!!▼
今ごろやってきて何言ってるんだい!▼
[ミンツ]
まあそう怒るな▼
俺もいろいろと忙しいんだ▼
[マーサ]
フンッ▼
どうせまた、どこかの小娘の尻でも
追い掛け回しているんだろ▼
それであたしに何の用だい?▼
[ミンツ]
お前に預けておいたあれな
返してくれないか▼
[マーサ]
あれって、あれかい?▼
いいよ、こんなもの
あたしにゃ何の役にもたちゃしない▼
}
メッセージ
再移動の書を手に入れた
■拠点右下の民家を訪ねる
※ギルドのカギを持っていない場合
{
[騎士]
こうして戦いの様子を
見ていると
バルト戦役のことを
思い出します……▼
あのとき私は
マール軍の兵として
ここで戦っていたのです▼
戦いの最中、私の目の前で
王が戦死され……▼
王をお守りできなかったことを
悔やんだ私は、その場で
自らの命を絶とうとしました▼
それを止めてくださったのが
敵側の将であるはずの
バルバロッサ将軍だったのです▼
……将軍は捕虜の私にも
この建物の番という仕事と
他の兵士たちと変わらぬ生活を
与えてくださいました▼
祖国マールを
裏切ることはできませんが
将軍やカナンの兵士たちにも
死んで欲しくない……▼
複雑な気分です……▼
}
※ギルドのカギを持っている場合
{
[騎士]
……ああ
それをお持ちなのですか▼
では、奥へどうぞ……▼
}
(秘密の店へ)
■最も右下の民家を訪ねる
{
[男]
バルト要塞も
ついに陥落したのか……▼
ここは軍団の倉庫だが
もう大したものは
残っちゃいねぇ▼
この「勇者の証」を
やるから
さっさと出て行ってくれ▼
メッセージ
勇者の証を手に入れた
}
■バルバロッサ撃破するor30ターン目経過する
(フォーカス、バルバロッサ)
(バルバロッサ、拠点内へ)
{
[部下](右)
し…将軍…ひどいお怪我を…▼
[バルバロッサ](左)
かまわぬ!▼
それより、兵士達の退避は完了したか?▼
[部下]
はっ!▼
中におりますのは、
将軍と私だけでございます▼
[バルバロッサ]
うむ…貴君も早々に退避せよ▼
[部下]
……嫌でございます!▼
[バルバロッサ]
…退避せよ
これは命令だ…▼
[部下]
ですから、嫌だと申しております▼
要塞としての機能を残したまま▼
このバルト要塞をあけわたすわけには
いかない…▼
将軍は、そうお考えなのでしょう?▼
この私めの最初で最後の命令違反です▼
どうかお許しください▼
[バルバロッサ]
………………勝手にせよ▼
[部下]
はっ!
ありがとうございます!▼
実のところ、兵士達を退避させるのは▼
一苦労でございました▼
皆、解っているのです…将軍のご決断を▼
それゆえ誰もが、
将軍と運命を共にすることを望み
中に残ろうとするものですから・・・・・・▼
[バルバロッサ]
………馬鹿ものどもが……▼
彼らにはまだまだカナンの為に
なすべき事があると言うのに…▼
……だが、私は彼らを誇りに思う……▼
ガーゼルの如き輩が我が物顔でのし歩く
カナンにあって……▼
未だ彼らはカナンの軍人なのだな……▼
これほど、嬉しい事があろうか▼
[部下]
………………
[バルバロッサ]
では、行くとするか▼
[部下]
はっ!▼
[バルバロッサ]
このバルバロッサ、十分に生きた……
思い残すことはもはやなし▼
いや、唯一エスト様の花嫁姿を▼
この目で見れなかったことが心残りか………▼
シルヴァよお前がカナンの為に
動いているのは知っている……▼
カナンの未来を頼んだぞ▼
エルンストよ後は任せたぞ▼
貴様一人に任せるのは心苦しいが、▼
バルカ様とジュリアス様をお支えしてくれ▼
バルカ様、この老体……▼
力及ばず果てますことをお許しください▼
おお、我らが祖国(自動改行)
雄々しきカナンよ(自動改行)
カナンの未来に栄光あれ!!!(一気に流れる)
}
(砦、爆発する)
(カーソル自軍へ)
【制圧後】
(背景、砦入り口前)
{
[リュナン](右)
オイゲン、あの老将は……▼
[オイゲン](左)
見事な最期でありましたぞ▼
さすがはカナンの盾とも称される武人▼
私もかくありたいものですな▼
[リュナン]
そうか……▼
立派な人物であったのに
残念なことをした……▼
[オイゲン]
公子
それは若いがゆえの感傷というもの▼
我ら老兵は、老いの病で苦しむよりは
戦場で花と散りたいと願っております▼
かの将軍も、公子のような勇将と戦えて
さぞや本望でありましょう▼
[リュナン]
死に急ぐは愚か者のすることだと
父上はよく申されていた▼
人として生まれたからには
最後まで生きる努力をすべきだと▼
オイゲン
お前はそうは思わないのか▼
[オイゲン]
はぁ▼
人は誰しもグラムド大公のように
強い者ばかりではありませぬ▼
公子は生まれながらにして
優れた才能を持ち
さらに御父上の名声をも受け継がれました▼
ですが
そのような恵まれた環境に
生まれることが出来るのは
ほんの一握りの者だけ▼
大多数の人間は
不安と絶望の中で細々と生きて
老いては病に苦しみ▼
やがてその名を知られることもなく
一人寂しく死んでゆくのです▼
[リュナン]
ずいぶん悲観的だな……▼
オイゲンの話も
わからなくはないが……▼
[クラリス](左)
失礼いたします▼
お話はもうおすみでしょうか?▼
[リュナン]
あなたは?……▼
[クラリス]
サリアの森から参りました▼
私は大神官オクトバスの娘
クラリスと申します▼
[リュナン]
クラリス様!?……▼
ああ、あなたが……▼
[クラリス]
リュナン様は、私をご存知なのですか?▼
[リュナン]
ウエルトのリーザ王妃から
お話は伺いました▼
バルト要塞を制圧できたら
サリアの森のクラリス神官長を
訪ねるようにと……▼
[クラリス]
そうですか、リーザが……▼
ではリュナン様
サリアの村においでください▼
お話はそちらでいたしましょう▼
}
Now Loading…
(背景、ワールドマップ)
(フォーカス、サリアの村)
(背景、屋敷の一室)
{
[グエンカオス](右)
どこだ?▼
どこに隠したのだ?▼
[村人]
わ、わしらは何も知らぬ▼
許してくれ……▼
[グエンカオス]
そうか……▼
ならば死ね!▼
(効果音、闇の魔法、続いて雷のほとばしる音)
[村人]
ううっ……▼
}
(背景、森と山を遠くに望む村)
[暗黒司祭](左)
グエン様▼
これだけ探しても見つからぬとなると
やはりオクトバスの娘が
持っておるのでございましょう▼
[グエンカオス](右)
そうであろうな……▼
[暗黒司祭]
間もなくバルトの森から
戻るとのことでございます▼
お任せください▼
リングオブリーヴェは必ず
取り戻してごらんにいれます▼
[グエンカオス]
うむ……▼
ここはおぬしに任そう▼
わしはラキスを奪わねばならぬでな▼
[暗黒司祭]
ラキス!?……▼
ではアーレスの娘が
生きていたのでございますか?▼
[グエンカオス]
そうじゃ▼
セルバ草原に現れおったわ▼
これで4人、すべてがそろった……▼
[暗黒司祭]
ははっ!……▼
では、いよいよ……▼
[グエンカオス]
うむ……▼儀式の日は近い▼
それがためにも
今一度ミュースが必要じゃ▼
クヌード、ぬかるなよ▼
[クヌードという名の暗黒司祭]
ははっ!
グエンカオス教皇様▼
}
(背景、ワールドマップ)
(サリアの村 に ガーゼル軍出現)
■サリアの村に到着したとき
Now Loading…
→MAP19 巡り会い(サリアの村)≠ヨ
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