ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記・マスターバイブル
最終更新日:2001/11/18
会話集/MAP17 草原の勇者
※未編集の仮公開版です。
このデータはぬお〜!さんから頂いたものです。加えて、ゆーきりんりんさんに修正情報を頂きました。
category:ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記
chapter:17
title:草原の勇者
マップタイトル
MAP17 草原の勇者(セルバ草原)
(背景、フィールドマップ、全景一望)
(編成画面 →戦闘)
(自軍ユニット配置)
(フォーカス、レオンハート)
(背景、草原)
[レオンハート](右)
シロウ、リュナン軍は来たか?▼
[シロウ](左)
ええ
セルバ城の南に展開したようです▼
[レオンハート]
そうか、ならば我らも突撃しよう▼
セルバ軍の意地にかけても
カーネルだけは我らが手で討ち取れ!▼
草原は我らが故郷▼
余所者に遅れをとってはなるまいぞ!▼
(背景、フィールドマップ)
(フォーカス)
(背景、光差す玉座の間)
[司祭](右)
カーネル様
我らは南と東から包囲されました▼
このままでは全滅してしまいます▼
[カーネル](左)
メリサール司教か……▼
そんなことはわかっておるわ▼
[メリサール]
もはや
降伏するしかありますまい▼
どうかご決断を!▼
[カーネル]
バカを言うな▼
レオンに囚われれば
わしらは一人残らず殺されるぞ▼
貴様はそんなこともわからぬのか!▼
[メリサール]
ですから
あまり酷いことはなさらぬよう
ご忠告申し上げたのです▼
[カーネル]
なんだと?▼
貴様はわしの責任だとでも
言いたいのか!▼
[メリサール]
いえ……▼
そうではありませんが……▼
[カーネル]
もうよいわ!▼
わしは財宝を持って
バルト要塞へ撤退する▼
ここは貴様が守れ▼
[メリサール]
そ、そんな……▼
わたし一人ではとても守りきれません▼
[カーネル]
わしが逃げのびるまで
時間稼ぎをすればよいのだ▼
降伏は絶対に許さんぞ▼
もし降伏すれば
祖国に残る貴様の家族は
流刑地送りとしてやろう▼
それが嫌なら最後まで戦え!▼
[メリサール]
は……▼はい……▼
[カーネル]
なあに、心配はいらぬ▼
しばらく我慢すれば
ポエムの馬賊隊がやってくる▼
ヤツには好きなだけ
暴れまわってもよいと伝えておいた▼
敵は奴らが
引き付けてくれるだろうよ……▼
(背景、フィールドマップ)
(拠点からカーネル出現、護衛兵へ合流)
(カーソル自軍へ)
■リュナン軍そばの民家を訪ねる
[老人]
おおっ、あんたがたは
巷で評判の
リュナン公子の軍勢じゃの▼
なんと、このセルバの解放に
協力してくださるのか?▼
では一つ
お願いを聞いてくだされ▼
これは雷を放つ魔法の剣
サンダーソードじゃが
解放軍の
レオン公に届けてほしいのじゃ▼
あんた方を信用して
お頼みするのだから
ネコババしてはなりませぬぞ▼
メッセージ
サンダーソードを手に入れた
■南東の民家を訪ねる
※ミンツ以外で訪ねた場合
(背景、民家の一室)
[レニー](左)
……▼
※ミンツで訪ねた場合
(背景、民家の一室)
[レニー](左)
あっ……▼
ミンツ!▼
[ミンツ](右)
レニー、無事に戻れたんだな▼
よかった
元気な顔を見て安心したぜ▼
[レニー]
待って!▼
私も一緒に行くから▼
[ミンツ]
あんな酷い目にあったのに
まだ懲りないってのか?▼
[レニー]
ごめん……▼
せっかくミンツが
命がけで助けてくれたのに▼
[ミンツ]
まあ、いいや▼
お前を止める権利は、俺にはないからな▼
お前の好きにすりゃいいさ▼
[レニー]
ミンツ……▼
(背景、フィールドマップ)
(ミンツのそばにレニー出現、仲間に)
■中央の民家を訪ねる
[丸坊主の男]
おい、あんたら▼
こんなところで
グズグズしていていいのかよ▼
カーネルは奪った財宝を
持ち逃げするつもりだ▼
中でも、奴が持っている
「サリアの聖書」は
サリア神殿から発見された
聖なる書物でさ▼
持っているものに
不思議な力を与えるらしいぜ▼
えっ?……▼
ああ、これか?▼
奴らが落としていったのを
拾ったんだが
欲しければやるぜ▼
俺には役にたたねえしな▼
メッセージ
せいじゃのあかしを手に入れた
■4ターン目
(マップ北に頭目と馬賊出現)
(フォーカス、頭目)
(背景、草原)
[ポエム]
おっ、ハデにやってやがるぜ▼
おーし、遠慮はいらねぇ▼
村々を襲って金目の物を巻き上げろ▼
抵抗するものは一人残らず
殺してかまわねぇ▼
[部下](右)
だけどカシラ▼
レオンのセルバ軍と
戦うのはヤバイですぜ▼
オレたちには勝ち目はねぇ▼
部下たちも怯えていますぜ▼
[ポエム]
ふっふっふ……▼
オレには奥の手があるんだよ▼
捕らえたあの娘……▼
売ろうかと思ったがとんでもねぇ▼
あのガキは勝利の女神だ▼
オレたちにはもう
怖いものなんぞありゃしねぇ▼
世界の王にもなれるってもんだぜ▼
[部下]
げっ……▼
じゃあまたアイツを呼び出すんですかい▼
そりゃ、やめたほうがいい▼
オレたちゃ地獄に落ちるのは嫌ですぜ▼
[ポエム]
ばかめ
さんざん悪事を働いておきながら
今さらビクビクするんじゃねぇ▼
オレは娘を連れてくる▼
それまではお前たちだけで
何とかしやがれ!▼
[部下]
へぇ……▼
わかりましたぜ、カシラ▼
(カーソル自軍へ)
■11ターン目
(ポエムとシスター出現)
(フォーカス、ポエム)
(背景、草原)
[ポエム](左)
おい、小娘▼
言ったとおり奴らをやっちまいな!▼
[シスター](右)
いや!!▼
そんなことは出来ません!!▼
じゃあ、お前は奴隷に売られて
一生アニキに会えなくなるぜ▼
それでもいいのか▼
[シスター]
そんな……▼
にいさまに会いたい……▼
お願いです
私をエリアルに帰してください!▼
[ポエム]
だからあと一回だけでいいんだ▼
奴らを脅かすだけでもいい▼
そしたらエリアルに届けてやるからよ▼
[シスター]
本当ですね……▼
信じていいのですね……▼
[ポエム]
ああ、信用しな▼
オレはこう見えても
悪い男じゃないんだぜ▼
[シスター]
わかりました……▼
……ユトナ神よ……▼
我に大いなる力と勇気を……▼
(背景、フィールドマップ)
(シスターがドラゴンに変身)
(フォーカス、リュナン)
(背景、草原)
[リュナン](右)
な、なんだ!?▼
この衝撃は、まさか!……▼
[オイゲン](左)
リュナン様、大変です!▼
草原の彼方に、巨大なドラゴンが
出現いたしましたぞ!▼
[エンテ](左)
あ、あれは!……▼
[リュナン]
エンテ、何か知っているのか?▼
あれは……▼
カナンの守護聖竜、ラキスです……▼
[リュナン]
ラキス……▼大いなる翼を持つといわれる
カナンの守護聖竜か!?▼
でもどうして……▼
どうしてラキスが……▼
[オイゲン]
リュナン様、兵士を撤退させるのです▼
公子は一時も早く城の制圧を!!▼
[リュナン]
わかった!▼
兵士たちに飛竜に近づくなと命じよ!▼
僕はセルバ城の制圧に向かう▼
いいな、オイゲン!▼
[オイゲン]
はっ、ただちに!!▼
■拠点を制圧
※ラキスが出現してから拠点を制圧した場合
(MAP北に男性ユニット出現、ラキスに隣接)
(背景、草原)
[若者](右)
ネイファ、僕だ!▼
もういいんだ▼
戻れ!▼
(背景、フィールドマップ)
(ラキス、シスターの姿に戻る)
(背景、元の画面)
[ネイファという名のシスター](左)
に、にいさま!……▼
ああっ……▼
セネトにいさま……▼
[セネトという名の若者]
すまなかった▼
僕が悪かったんだ……▼
ネイファを一人にしてしまったから……▼
[女騎士](左)
セネト様▼
ネイファ様は疲れていらっしゃいます▼
エリアルに戻りましょう▼
テムジン様もカティナ様も
心配されています▼
[セネト]
そうだな▼
ネイファ、もう泣くな
お前はよく頑張った▼
ラキスに支配されず
破壊も殺戮もしなかっただろう▼
お前はもう大丈夫だ▼
だけど
もう二度と、僕の側から離れるな▼
お前は僕が守る▼
そう約束したのだから……▼
(背景、フィールドマップ)
(フォーカス、リュナン)
(背景、砦入り口)
[オイゲン](左)
ところでリュナン様▼
あのラキスのことですが
攻撃をためらっていたようにも
見受けられましたな▼
[リュナン](右)
僕も不思議に思う……▼
それほど恐ろしいと
感じなかったのはなぜだ▼
何か悲しみを秘めていた気さえする▼
(背景、光差す玉座の間)
[オイゲン](左)
リュナン様
レオンハート公がお見えです▼
[レオンハート](左)
リュナン公子、先ほどは戦場で失礼した▼
満足に挨拶もできなかったな▼
[リュナン]
いえ、私の方こそ失礼いたしました▼
[レオンハート]
ふむ……▼いい目をしている▼
さすがはグラムド殿の息子だな▼
[リュナン]
レオン公は父をご存知なのですか?▼
[レオンハート]
若かりし日に世話になった▼
大公には命を救われた事もある▼
[リュナン]
命を?……▼
[レオンハート]
公子はレダ解放戦争のことを
知っているか?▼
[リュナン]
ええ、ガーゼル支配下の諸都市を
解放するために大陸中から
若者たちが集まったのでしょう▼
父も参加したと言っていました▼
[レオンハート]
そうだ、▼当時、ガーゼル教国は
北部辺境地帯に勢力を伸ばし
多くの自由都市がその支配下にあった▼
過酷な支配にあえぐ市民らは
大陸諸国に救いを求めたのだが
王侯貴族は動かず、若者たちが
国を越えて自発的に集まった▼
当時、小領主の子であった俺も
15歳で参戦した▼
その中で多くの勇者と巡りあい
多くの事を学ばせてもらった▼
その中でも特に、6人の勇者と
6人の賢者については
生涯忘れることはないだろう▼
[リュナン]
解放戦争の12英雄ですね▼
父もそのうちの一人に数えられている▼
[レオンハート]
そうだ、▼ラゼリアの公子グラムド▼
カナンの王子アーレス▼
ウエルトの王子ロファール▼
エリアルの傭兵テムジン▼
ゾーアの暗黒剣士ヨーダ▼
グラナダの海賊ヴァルスが
6勇者と呼ばれていた▼
[リュナン]
6賢者とは誰なのですか?▼
[レオンハート]
リーヴェ神殿のマイオスと
その子ナリス▼
サリア神殿のオクトバスと
その子アンドレ▼
カナン神殿のエーゼンバッハと
その義子アフリードだ▼
[リュナン]
エーゼンバッハ!?▼
エーゼン老師は
カナン神殿の神官だったのですか!?▼
でもそれなら、どうしてマルス神殿に……▼
[レオンハート]
彼はカナンのバハヌーク王により
王国から追放されたのだ▼
[リュナン]
えっ!?……▼
[レオンハート]
今から14年前のことだ▼
アーレス王子の妻が何者かに殺され
二人の幼子も行方知れずとなった▼
殺された夫人はエーゼンの娘だった▼
彼は、王が溺愛する若い妾を
その犯人として訴えたため
王の怒りに触れて追放されたのだ▼
[リュナン]
そんな事があったのですか……▼
それで、行方がわからないという
アーレス王子の子供たちは
見つかったのですか?▼
[レオンハート]
いや、今も行方知れずという▼
もし生きていれば
公子と同じ年頃だろうな……▼
[リュナン]
カナンにも複雑な事情があるのですね……▼
[レオンハート]
リュナン公子▼
本来ならば俺も貴軍に合流して
帝国と戦うべきなのだが
宿敵アハブ大公を倒してサリアを
解放するまではこの地を動けぬのだ▼
申し訳ないが、いましばらく
俺の自由にさせてくれ▼
[リュナン]
サリアはいまだ内乱の中にあると
聞いています▼
事情はわかりませんが
大公のご判断にお任せいたします▼
[レオンハート]
いずれ俺も合流するが
それまでは俺が最も信頼する
部下を1名、預けておこう▼
シロウ、お前は公子をお助けせよ!▼
[シロウ](左)
はい、レオンハート様▼
[レオンハート]
リュナン公子
貴公の武運を祈っているぞ▼
[リュナン]
はい、レオンハート公!▼
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(フォーカス、バルト要塞)
(背景、城の一室)
[バルカ](右)
バルバロッサ、変わりはないか▼
[バルバロッサ](左)
これはバルカ様▼
おいでと知っておれば
こちらからお迎えに参りましたものを▼
[バルカ]
いや、そのような気遣いは無用だ▼
それより西部戦線の
状況は聞いているか?▼
[バルバロッサ]
はい▼
ユトナ同盟軍の侵攻により
セネー、セルバともに陥落したとのこと▼
由々しき事態になりましたな▼
[バルカ]
いや、俺は
かえってよかったと思っている▼
もともと俺はリーヴェラインを
越えての進撃には反対だった▼
リーヴェ王国との戦いでは
我が帝国も多大な犠牲を強いられた▼
ましてや占領地の民心も定まらぬ現在▼
西への進撃は
自滅の道を歩むものであろう▼
しばらくは、天然の要害である
リーヴェの大河を防衛ラインとして▼
国力の回復を待つのが得策だと
俺は考えていたのだ▼
[バルバロッサ]
それについては私も
まったく同感でございます▼
我がカナン王国は長い戦いで疲れ果て
西側諸国と戦う力など
残されてはおりません▼
レダ地方、サリア地方の国々は
いずれも小国ですが▼
もし有能なリーダーが現れ
力を結集させれば▼
その兵力は我が国をはるかに
凌ぐものとなりましょう▼
[バルカ]
だが皇帝は、この機会に
大陸全土を制圧せよと申され▼
俺がいくら止めても
聞いてはくださらない▼
[バルバロッサ]
はい……▼
[バルカ]
その上、占領地の指令官に
パブロフやカーネルなどの
愚物を取り立て▼
挙げ句の果てがこの敗戦だ▼
[バルバロッサ]
……▼
[バルカ]
あの愚物どもが殺されるのは
自業自得だが▼
その下で戦う兵士たちは
哀れだとは思わぬか……▼
[バルバロッサ]
バルカ様……▼
[バルカ]
すまぬ……▼
言っても無駄なことだとは
わかっているのだ▼
ただ、お前くらいにしか
このような泣き言は言えぬでな……▼
[バルバロッサ]
いえ……▼
殿下の心中はお察しいたします▼
[バルカ]
俺はジュリアスがうらやましい▼
ヤツは何もかも俺に押し付け
ゼムセリアを動こうとはせぬ▼
[バルバロッサ]
ジュリアス様は西への進撃に
最後まで反対されましたからな▼
皇帝も無理には使えぬのでしょう▼
[バルカ]
ヤツは皇帝の命に従う俺を
弱腰だとぬかしおった▼
だがバルバロッサ▼
俺にアーレス兄上の代役は務まらぬ▼
皇帝の命に背くことなどできぬのだ▼
[バルバロッサ]
わかっております▼
バルカ様の忠節、誠実は
このバルバロッサが誰よりも
よく存じ上げておりますぞ▼
[バルカ]
いや
俺は気が弱いだけかも知れぬ▼
兄上の無残な死が
俺はいまだ忘れられぬのだ……▼
(バルト要塞に バルト軍団 出現)
■セルバ南へ到着したとき
(フォーカス、エリアル)
(背景、城門前)
[老騎士](左)
お帰りなさいませ▼
セネト様、ネイファ様▼
それにヴェーヌ様も▼
[セネト](右)
ログじい、迎えに来てくれたのか▼
カティナは?▼
[ログという名の老騎士]
お嬢様は配下の物を引き連れ
イストリアへ行かれました▼
今までの恨みを倍にして返すと
張り切っておられましたぞ▼
[セネト]
じゃ、ついにイストリアは……▼
[ログ]
はい、王城は
陥落したそうでございます▼
レダ同盟……▼
いや、今では
ユトナ同盟でございましたな▼
リチャード王子
ティーエ王女によって
滅ぼされたもようです▼
[セネト]
ティーエ……▼
ついに帰ってきたのか▼
[ログ]
それで若様、カティナ様が
イストリアの王宮で待っているから
すぐに来るようにと申されておりました▼
[セネト]
僕にイストリアへ?▼
一体何の用だろう▼
[ログ]
私も詳しくは存じませぬが、▼なんでも
西の辺境地帯に無数の魔獣が現れ▼
その討伐のため
若様にもお手伝いいただきたいとか……▼
[セネト]
わかった▼
詳しいことはカティナに聞く▼
それに、ティーエにも
久しぶりに会いたいし▼
なあ
ネイファもそう思うだろう▼
[ネイファ](左)
ええ……▼
おにいさま……▼
(背景、ワールドマップ)
(カーソルリュナン軍へ)
■自由都市セネーに到着
(フォーカス、サリアの村)
(背景、神殿の一室)
[騎士](右)
クラリス殿▼
失礼してよろしいですか?▼
[クラリスという名の女性](左)
これはロファール様▼
お身体の方はもうよろしいのですか?▼
[ロファール]
おかげで傷はかなり癒えました▼
ここまで回復できたのは
クラリス殿のお力によるもの▼
さすがはオクトバス殿のご令嬢と
深く感謝いたしております▼
[クラリス]
いえ、それもすべて
バルバロッサ将軍のご好意によるもの▼
あの方はあなたを
ウエルト王と知っていながら
重症ゆえと私に託されたのです▼
[ロファール]
それにしても
我が妻の姉上に命を救われるとは
これもユトナ神のご加護でしょうか▼
[クラリス]
そういえばロファール様▼
ユトナ同盟のことは
お聞きになりましたか?▼
[ロファール]
いや……▼
意識が戻ってまだ日も浅いゆえに
外の世界がどうなっておるのか
私には何もわかりませぬ▼
[クラリス]
実はウエルト軍を主力とする部隊が
セネー街道を東に進んでいるとか▼
すでにセネー市まで来ているそうです▼
[ロファール]
な、なんと!?▼
それはまことですか!▼
一体誰が
ウエルト軍を率いているのですか?▼
まさかサーシャではありますまい▼
[クラリス]
それが
ラゼリアのリュナン公子とか……▼
[ロファール]
リュナン公子!?▼
まさか……▼
あの少年が……▼
(背景、ワールドマップ)
※マルジュがいる場合
(フォーカス、自由都市セネー)
(背景、街)
[マルジュ](左)
そうか……▼
レオン大公はそんなことを……▼
ああ……▼
マルジュは知っていたのか?▼
[マルジュ]
伯母上がアーレス王子の夫人で
すでに亡くなっているという話は
聞かされていたが
まさか殺害されていただなんて……▼
それに二人の子供が行方不明だと
いう話も初耳だな▼
マルジュにとっては従兄弟になるわけだな▼
無事に過ごしていればいいのだけど……▼
[マルジュ]
リュナン公子がなぜ気にかけるんだ▼
別に関係ないだろう▼
そんなことはないさ▼
アーレス王子と僕の父上は盟友だった▼
その子供たちなら、僕にとっても
無関係とは言えないだろう?▼
[マルジュ]
そうか……▼公子の父上とアーレス王子は
共にノルゼリアでミュースのブレスに
焼かれたんだったな……▼
ああ……▼
[マルジュ]
僕の父上も同じだ▼
ガーゼルとの戦争中に
魔竜クラニオンに襲われて戦死された▼
もう13年も前の事だ▼
マルジュは父上を覚えていないのか?▼
[マルジュ]
僕はまだ幼かったから何も覚えていない▼
もしすれ違ったとしても
わからないだろうな▼
そうか……▼
[マルジュ]
父上は土の神官家の一族だから
ガーゼル教国を憎むあまり
無理をしすぎたのだろうと
老師は仰っていた▼
土の神官家といえばレダ神殿を守る一族だ▼
その神殿をガーゼルに奪われたのだから
憎むのも当然だろうな▼
[エンテ](右)
あっ……▼
マルジュ、ここにいたのね……▼
リュナン様とお話し中なの?▼
[マルジュ]
エンテ、僕に何か用なのか?▼
[エンテ]
マルジュにこれを渡そうと思って……▼
本当はもっと早く渡したかったのだけど
なかなかきっかけがなかったから……▼
[マルジュ]
エンテが僕に?……▼
古文書みたいだけど何なんだ?▼
[エンテ]
リーヴェ王家に伝わる聖書らしいけど
私にもよくわからないの▼
母親の形見だから大事にしなさいと
マイオス老師が下さったの……▼
[マルジュ]
ふーん……▼
[エンテ]
老師は魔道士にとって貴重なものだとも
仰っていたわ▼
だから私が持つよりも、マルジュが
持っていた方がいいと思って▼
[マルジュ]
いいよ、そんな大切なもの……▼
僕は預かれないよ▼
[エンテ]
大切なものだからこそ
あなたに預かって欲しいの▼
お願い、マルジュ▼
あなたの役に立って欲しいの▼
だから持っていて……▼
[マルジュ]
わかったよ……▼
エンテがそこまで言うのなら……▼
(背景、ワールドマップ)
メッセージ
マルジュは
☆リーヴェの聖書を手に入れた
※ケイトとジークがいる場合
(フォーカス、自由都市セネー)
(背景、深い森)
[ケイト](右)
ジーク▼
どうしたの、こんなところで?▼
[ジーク](左)
ケイトか……▼
少し考えごとをしていただけだ▼
君こそどうしてここへ?▼
[ケイト]
いえ……▼
あなたの姿が見えないから
少し気になっただけ▼
最近のジークは少し変だもの▼
何か思いつめているようで
心配だったの……▼
[ジーク]
……▼
[ケイト]
……痛ッ!▼
[ジーク]
なにっ!……▼
動くなケイト!▼ 毒グモだ!▼
[ケイト]
えっ!?……▼
[ジーク]
……クモは殺したが
足を噛まれたようだな▼
毒を吸い出さねば死ぬ▼
じっとしていろ、すぐにすむから!▼
[ケイト]
あっ……▼
[ジーク]
これでいい▼
あとはシスターに見てもらえば
すぐによくなるだろう▼
街まで送ってやる
私の肩につかまれ▼
[ケイト]
え、ええ……▼
ありがとう……▼ジーク……▼
(背景、ワールドマップ)
■バルト要塞へ到着したとき
→MAP18 黒い森≠ヨ
このデータはBLI-ZARD改さんから頂いたものです。ありがとうございます。
MAP17終了後より
【エリアル】
(背景:城門前)
{
[ログ](左)
お帰りなさいませ▼
セネト様、ネイファ様▼
[セネト](右)
ログじい、迎えに来てくれたのか▼
カティナは?▼
[ログ]
はい、王城は
陥落したそうでございます▼
レダ同盟……▼
いや、今では
ユトナ同盟でございましたな▼
リチャード王子
ティーエ王女によって
滅ぼされたもようです▼
[セネト]
ティーエ……▼
ついに帰ってきたのか▼
[ログ]
それで若様、カティナ様が
イストリアの王宮で待っているから
すぐに来るようにと申されておりました▼
[セネト]
僕にイストリアへ?▼
一体何の用だろう▼
[ログ]
私も詳しくは存じませぬが、▼なんでも
西の辺境地帯に無数の魔獣が現れ▼
その討伐のため
若様にもお手伝いいただきたいとか……▼
[セネト]
わかった▼
詳しいことはカティナに聞く▼
それに、ティーエにも
久しぶりに会いたいし▼
なあ
ネイファもそう思うだろう▼
[ネイファ]
ええ……
おにいさま……
}
【サリアの村】
(背景:神殿内)
{
[ロファール](左)
クラリス殿▼
失礼してよろしいですか?▼
[クラリス](右)
これはロファール様▼
お身体の方はもうよろしいのですか?▼
[ロファール]
おかげで傷はかなり癒えました▼
ここまで回復できたのは
クラリス殿のお力によるもの▼
さすがはオクトバス殿のご令嬢と
深く感謝いたしております▼
[クラリス]
いえ、それもすべて
バルバロッサ将軍のご好意によるもの▼
あの方はあなたを
ウエルト王と知っていながら
重傷ゆえ私に託されたのです▼
[ロファール]
それにしても
私が妻の姉上に命を救われるとは
これもユトナ神のご加護でしょうか▼
[クラリス]
そういえばロファール様▼
ユトナ同盟のことは
お聞きになりましたか?▼
[ロファール]
いや……
意識が戻ってからまだ日も浅いゆえに
外の世界がどうなっておるのか
私には何もわかりませぬ▼
[クラリス]
実はウエルト軍を主力とする部隊が
セネー海道を東に進んでいるとか▼
すでにセネー市まで来ているそうです▼
[ロファール]
な、なんと!?▼
それはまことですか!▼
一体誰が
ウエルト軍を率いているのですか?▼
まさかサーシャではありますまい▼
[クラリス]
それが
ラゼリアのリュナン公子とか……▼
[ロファール]
リュナン公子!?▼
まさか……
あの少年が……▼
}
【自由都市セネー】
(背景:森)
{
[ケイト](右)
ジーク▼
どうしたの、こんなところで?▼
[ジーク](左)
ケイトか……▼
少し考えごとをしていただけだ▼
君こそどうしてここへ?▼
[ケイト]
いえ……▼
あなたの姿が見えないから
少し気になってだけ▼
最近のジークは少し変だもの▼
何か思いつめているようで
心配だったの……▼
[ジーク]
……▼
[ケイト]
……痛ッ!▼
[ジーク]
なにっ!……▼
動くなケイト!▼毒グモだ!▼
[ケイト]
えっ!?……▼
[ジーク]
……クモは殺したが
足を噛まれたようだな▼
毒を吸い出さねば死ぬ▼
じっとしていろ、すぐにすむから!▼
[ケイト]
あっ……▼
[ジーク]
これでいい▼
あとはシスターに見てもらえば
すぐによくなるだろう▼
街まで送ってやる
私の肩につかまれ▼
[ケイト]
え、ええ……
ありがとう……▼ジーク……▼
}
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