※未編集の仮公開版です。
このデータは山井寿章さんから頂いたものに、まなさんから頂いた追加分をあわせたものです。ありがとうございます。
※プラムの手鏡イベント全てクリア、助けたのはホームズ 5人の仲間の選択は、ナロンとライネル サーシャは編成1回目はホームズ隊でホームズとの会話イベントをこなしている 2回目はリュナン隊に入れました(3回目はホームズ隊に) ジークはMAP5で仲間にしました (注釈 by かわき茶) 条件式が不完全ですが、こちらを参照してください。 ■エンディング(ゼムセリア) (フォーカス、ゼムセリア) (背景、水辺の道) [メル](右) ……アフリード様▼ 私が誰だかわかりますか?▼ [アフリード](左) ……無論わかっている▼ 君は私の記憶の中の シルフィーゼと同じだ……▼ メル……▼ 久しぶりだな……▼ [メル] !……▼ 知っていながらどうして 何も仰って下さらなかったのです!▼ 私は母から、お父様は戦死されたものと 聞かされていました▼ 私はまだ幼かったけれど、お父様の面影は ずっと胸に秘めて、大切にしていました▼ だから、地下神殿でお会いしたとき すぐにお父様だとわかりました▼ 嬉しくて……▼ 涙が止まりませんでした……▼ でもお父様は 何も仰ってくださらなかった……▼ どうして……▼ どうしてなのです、お父様!▼ [アフリード] お前との再会を喜ぶ前に 為さねばならぬことがある▼ それゆえに、心苦しくはあったが 言葉をかけられなかった……▼ [メル] 為さねばならぬこと?……▼ [アフリード] マルス神殿に戻り シルフィーゼに詫びねばならぬ▼ 彼女に許しを請わなければ 私の過去は戻らないのだ……▼ [メル] お父様……▼ (画面暗転) (背景、橋の上) [エリシャ](左) ようやく親子の対面がなったわけね▼ よかったわね、メル……▼ [メル] エリシャ!?……▼ それはどういう意味なの?▼ あなたとお父様は何か関係でもあるの?▼ [エリシャ] ええ、一時期はね▼ 私もあなたと同じように 彼をお父様と呼んでいた事もあったわ▼ [メル] !……▼ [エリシャ] そう怖い顔をしないでよ▼ いいわ、何もかも話してあげる▼ 今から14年前 私たち母娘はエリアルに住んでいた▼ 当時のエリアルは対ガーゼル戦の最前線で 全国から集まった多くの義勇兵たちが レダの旧領を奪回するために 頑張っていたそうよ▼ 私の母も神官として聖戦に参加していたの▼ ある日、一人の魔道士が重傷を負って 教会に運び込まれたの▼ 司祭はもはや手遅れだと言って 墓地に埋めるよう命じたそうよ▼ でも母はね▼ その若い魔道士をどうしても 見捨てる事ができなくて 司祭には内緒で看病したの▼ 魔道士の意識が戻ったのはその半年後……▼ だけど寝たきりの状態はそれからも 10年続いたわ……▼ 体が完全に回復したのは2年前……▼ 母は彼の歩く姿を見て 涙を流して喜んだ……▼ そして、その三日後に亡くなったわ▼ 無理をしすぎた為の過労死だった……▼ [メル] お父様に……▼そんなことが……▼ でも……▼それならどうして マルス神殿に連絡をくれなかったの?▼ [エリシャ] 彼には意地があったのでしょう▼ 自分の惨めな姿をあなたのお母様に 見られたくなかったのよ▼ 母は、彼が自害することを恐れて 目が離せなかったと言っていた▼ 歩けるようになるまでは 生きているのさえ 辛くてたまらなかったみたい……▼ [メル] エリシャもずっとお父様と一緒に?……▼ [エリシャ] ええ、4歳のときから 去年……▼17歳で別れる日まで 13年間、一緒だったわ▼ 少なくとも、あなたより長い時間 家族として一緒に暮らしていた……▼ もっとも、寝たっきりの彼を 母と私とで見守っていただけだけど……▼ [メル] ……あなたのお母様は お父様のことが好きだったの?……▼ [エリシャ] 私には笑いながら否定していたわ……▼ だけど、▼わかる……▼女だもの……▼ [メル] ……ごめんなさい、エリシャ……▼ 私……▼あなたのことを誤解していました▼ あなたのお母様にも、何と言って お詫びすればいいのか……▼ [エリシャ] いいのよ、メル……▼ あなたなら母の気持ちを わかってくれると思ったの▼ アフリード様はあなたたちにお返しするわ▼ すっきりした形で、あなたとも お友達になりたかった▼ [メル] エリシャ あなたもマルスに来て!▼ 私たちと一緒に暮らしましょう!▼ [エリシャ] ううん、▼気持ちは嬉しいけど それはやめておく▼ 先のことはわからないけど 今はまだ、そんな気になれないわ……▼ [メル] エリシャ……▼ (画面暗転、ワールドマップに) (リュナン、バルト要塞に移動) ■エンディング(バルト要塞) (フォーカス、バルト要塞) (背景、森の入り口) [マリア](左) カトリ!……▼ [カトリ](右) お母様!?……▼ [マリア] ああ……▼カトリ……▼ よかった……▼ あなたのことが心配で 無事と聞いたときには涙が出ました……▼ さあ、もっと側に来て▼ あなたを抱きしめさせてほしいの……▼ [カトリ] お母様……▼ [リュナン](右) ……陛下、わざわざお迎えいただき ありがとうございます▼ [グラウス](左) いや……▼本来なら わしも行かねばならぬところを 病身ゆえに断念したのだ▼ 迎えに出るくらいは当然であろう▼ [ホームズ](右) 国王、カトリは確かにお返しするぜ▼ もう狙われる事もないと思うが 後はしっかり守ってくれよな▼ [グラウス] ……ホームズ殿▼ 貴公には世話になりっぱなしだな▼ この恩は一生忘れぬぞ……▼ [ホームズ] そんなことはいいよ▼ それより、カトリの事は頼むぜ▼ 間違っても戦争の道具なんかにするなよ▼ そんなマネをしたら 俺は絶対に許さねえからな▼ [グラウス] 無論だ、レダ王の愚は犯さぬ▼ わしを信じてくれ▼ [ホームズ] レオン公、約束どおり 国王夫妻とカトリのことは頼んだぜ▼ あんたとクラリス神官長になら 俺はカトリを託すことができる▼ [レオンハート](左) うむ……▼約束は守ろう▼ だがホームズ 貴公はサリアに来てくれないのか▼ [ホームズ] 俺は一つ所に留まるつもりはない▼ まだまだ知りたいことは山ほどあるし 世界を旅して回りたいんだ▼ [レオンハート] ……▼ [ホームズ] 前にも言ったと思うが、現国王の次は あんたがサリア王になるべきだと思う▼ レオン公が王になれば、サリアは リーヴェ、カナンに劣らぬ 豊かな大国に生まれ変わるだろう▼ それがサリアの民にとって 一番いいことだと俺は思うんだ▼ それに、シスターレネは 火の神官家直系の大神官だ▼ 彼女との間にできた子なら サリア聖王家の血筋として 何も問題は無いだろう▼ [レネ](左) あ……▼ ホームズ様……▼ 私たちはまだそこまでは……▼ [ホームズ] いいじゃねえか▼ あんたたちが好きあってるのは 俺にだってわかる▼ 何も隠す必要はないだろう▼ (画面暗転) [レオンハート] シロウ、お前の活躍はリュナン殿から 聞いている▼ サリアに戻った後も 俺を助けてくれるな?▼ [シロウ](右) はっ、レオン大公!▼ どこまでもお供させていただきます!▼ (画面暗転) [フラウ](左) 私も久しぶりにサリアに帰るわ▼ ホームズ、いろいろとありがとね▼ [ホームズ] ああ、クラリス神官長にあんまり 迷惑かけるんじゃねえぜ▼ [フラウ] うん、カトリのことは心配しないで▼ あたしがちゃんとおもりをするから▼ [ホームズ] けっ……▼ おもりされるのはお前の方だろうがっ▼ [サーシャ](右) フラウ、クラリス伯母様たちと ウエルトに遊びに来てね▼ お母様も喜ばれると思うから▼ [フラウ] ええ、きっと伺うわ▼ リーザ叔母様にもよろしくね▼ (画面暗転) [ヴェーヌ](左) リュナン様、ありがとうございました▼ 私もサリアに戻り、王国の再興に 力を尽くす所存です▼ [リュナン] ヴェーヌ、礼をいうのは僕のほうだ▼ 君の努力によって ノルゼリアの和平は達成された▼ 両国民に代わって深く感謝する▼ [ヴェーヌ] 恐れ入ります、リュナン様……▼ (画面暗転) [マーテル](左) ではリュナン様▼ 私もここでお別れいたします……▼ [リュナン] マーテル……▼ 君との別れは辛いな……▼ また会えるだろうか……▼ [マーテル] はい、私は天駆ける騎士です▼ 求められればどこへでも参ります!▼ (画面暗転) [リシュエル](右) マーテル、君に頼みがある▼ 私と一緒に火の神殿の再建に 協力してくれないか?▼ [マーテル] 火の神殿の再建?……▼ [リシュエル] ああ▼ あぶれ出た魔獣たちを元に戻し サリア神殿をもとの姿に変えたいんだ▼ 本来ならばクラリス神官長に お願いしたのだが 叔母上は王国再建でお忙しい▼ だから……▼ [マーテル] あら、私はお母様の代わりなの?▼ [リシュエル] そういうわけじゃないが▼ マーテルは神官としての能力も高いと 叔母上から聞いている▼ たまには神官服を着てみるのも 悪くはないだろう▼ [マーテル] ふふっ……▼ リシュエルは私に神官服を着せて メーヴェ様の代わりにしたいのね▼ [リシュエル] バ、バカなことを言うな!▼ どんな姿をしてもマーテルはマーテルだ!▼ 君の素晴らしさは 私が一番よく知っている!▼ [マーテル] ふーん……▼ リシュエルがそんなことを 口にするなんて意外ね▼ それもお母様から頼まれたことなの?▼ [クラリス](右) マーテル!▼ リシュエルに失礼でしょう!▼ 確かにオクトバス老師は あなたたち二人が結ばれて 火の神殿を継いでくれることを お望みでした▼ だけど私は、人の心を弄ぶような事は いたしません!▼ [マーテル] お母様……▼ [クラリス] リシュエル、ごめんなさいね▼ マーテルの我が侭は母である私の責任です▼ [リシュエル] いえ、クラリス叔母上▼ マーテルはわかっているのです▼ わかっているから余計に 反発するのだと思います▼ [マーテル] そうよ、わかっていないのは リシュエルただひとり……▼ まあいいわ、リシュエルが望むなら 神官服を着てあげる▼ でもお母様、誤解しないでね▼ 私たちの将来は私たちで決める▼ それだけは覚えておいてね▼ (画面暗転) [レオンハート] プラムも俺と共に来てほしい▼ せめて嫁ぐ日までは お前と共に暮らしたいのだ▼ [プラム](右) はい、お父様……▼ [レオンハート] そうか……▼よかった▼ お前の望みはどのようなことでも 叶えてやるつもりだ▼ プラムはこれから何がしたいのだ?▼ サリアの神官として人々に尽くすか▼ それとも好きな男の妻になるのか?▼ [プラム] まだよくわかりません……▼ でも……▼ 踊り子は続けたいの……▼ お父様、許していただけますか?▼ [レオンハート] 踊り子か……▼ そうだな、お前の踊りなら サリアの人々にも勇気を与えるだろう▼ お前が望むなら拒みはしない▼ [プラム] はい▼ ありがとうございます お父様……▼ [バーツ](右) プラムよぉ……▼ 俺はどうしたらいいんだよぉ……▼ [プラム](左) お兄ちゃん……▼ [レオンハート] バーツ▼ お前もプラムと一緒に来い▼ トーラス村の祖父も呼んで 今までどおり一緒に暮らせばよかろう▼ [バーツ] ほ、本当にそれでいいのか!?▼ 俺たちもサリアに行っていいのかよ!▼ [レオンハート] 当然だろう▼ お前がプラムの兄ならば 俺にとっても息子ということだ▼ 何を遠慮することがある▼ [バーツ] ううっ……▼ レオン大公……▼ あんたっていい人だなぁ……▼ (画面暗転) [ゼノ](左) カトリ……▼ お別れだね……▼ 君の幸せを祈っているよ……▼ [カトリ] ゼノ!?▼ どうしてそんなことを言うの?▼ ずっと一緒にいてくれるって 約束してくれたのに!▼ [ゼノ] だけど……▼ [カトリ] お願い、ゼノ……▼ どこにも行かないで……▼ [ホームズ] ゼノ、俺からも頼むぜ▼ カトリの側にいてやってくれ▼ [ゼノ] ホームズ……▼ わかったよ、ホームズが戻るまで 僕がカトリの側にいる……▼ それでいいんだろ……▼ [ホームズ] ああ、俺の代役は お前にしか務まらねえしな……▼ [ゼノ] ……▼ [ユニ](右) ゼノの……▼ バカ……▼ (画面暗転) [グラウス] ホームズ殿、▼妃とも話したのだが 貴公にぜひ聞いてもらいたい事がある▼ [ホームズ] うん?……▼ なんかやばそうな話だな▼ 今は遠慮しておくぜ▼ 俺たちは先を急ぐんだ▼ [グラウス] 貴公はやはり残ってくれぬのか▼ 王女は寂しがると思うが……▼ [カトリ](左) いいえ、お父様、私は大丈夫です▼ ホームズ様▼ あなたはリュナン様と一緒に 旅を続けてください▼ [ホームズ] ほー、また泣き出すかと思ったが 意外にあっさりしてるじゃねえか▼ ホントに俺がいなくてもいいのかよ▼ [カトリ] ええ、いろんなことがあって 私も少しは大人になったみたい……▼ もうホームズ様がいなくても大丈夫です▼ 私はお父様たちを助けて サリアの復興に力を尽くします▼ ね、ザカリア将軍▼ 私たちだけで大丈夫ですよね▼ [ザカリア](左) はっ、無論でございます、マリア様▼ サリアの復興に余所者の力は 不要でございます▼ [カトリ] ホームズ様 ザカリア将軍もこう申しております▼ あなたは自由に何処へでも行ってください▼ 私はもう大丈夫ですから……▼ [ホームズ] お、おい……▼ カトリ……▼ (画面暗転) (背景、森を抜けた道) [ホームズ](右) ……▼ [リュナン](右) ホームズ、どうしたんだ▼ 何か機嫌が悪そうだな?▼ [ホームズ] な、何でもねえよ!▼ くそぅ……▼ カトリのヤツ……▼ (画面暗転、ワールドマップに) (ホームズ、自由都市セネーに移動) ■エンディング(自由都市セネー) (フォーカス、自由都市セネー) (背景、街角) [カティナ](左) ではリュナン様▼ 私たちはここで失礼いたします▼ [リュナン](右) エリアル国に戻られるのですね……▼ [カティナ] ええ、エリアルの人々も 父の帰りを待ちわびていると思います▼ 建国してまだ20年にもならぬ小国ですが 私たちの祖国には違いありません▼ [ホームズ](右) エリアルはもともとレダ王国の中の 一つの街に過ぎなかったんだろ▼ それがどうして王国になったんだ?▼ [カティナ] 聖竜戦争でレダ王国が崩壊した後 北部の諸都市はガーゼル教国によって 占領されました▼ ガーゼルの圧政に苦しむ人々は 大陸全土に救いを求めて▼ 22年前からおよそ10年間にもわたる 国土回復戦争が繰り広げられました▼ [ホームズ] ああ、レダ解放戦争だろ▼ 多くの戦士たちが大陸全土から 自発的に集まって、ガーゼル軍や クラニオンと戦ったと聞いている▼ [カティナ] ええ、私の父テムジンも 元はゾーアの戦士だったのですが 教皇グエンカオスと対立し 早い時期に教団を抜けた一人でした▼ 父はその後、自由戦士として名を成し▼ レダ解放戦争では 数百名の配下をもつ傭兵隊長として 聖戦に参加しました▼ [ホームズ] ああ、テムジンは聖戦を戦い抜いた 6英雄の中でもダントツの人気だな▼ 剣の腕ではヨーダもかなわねえと 言っていたぜ▼ [カティナ] それはわかりませんが 難攻不落といわれていたエリアル砦を ガーゼル軍から奪回したときは 奇跡とまで言われました▼ ガーゼルの圧政下で苦しみ続けていた エリアル市民は 父に国王になってくれるよう頼みました▼ 無論父は固辞したのですが 街を挙げての嘆願に拒みきれず▼ 翌年、エリアル市は王制に移行して 父が初代国王となったのです▼ [ホームズ] ふーん……▼なるほどな……▼ それで伝説の傭兵王 テムジンが誕生した訳か……▼ [テムジン](左) カティナ、余計な話はするな▼ 行くぞ▼ [カティナ] はい、お父様▼ [テムジン] サムソンもご苦労だったな▼ 諸国から勇者を探し出し 聖戦に参加させるという仕事を お前は見事成し遂げてくれたようだ▼ [ホームズ] な、なんだと!▼ サムソンは俺たちを騙していたのか!▼ [サムソン] まあ、そう怒るな、ホームズ▼ 私がいようといまいと お前たちの進む道が 変わったわけでもあるまい▼ お互い、助け合っただけのことだろう▼ [ホームズ] サムソンよお▼ お前はいったい何者なんだ?▼ [テムジン] この者は私の右腕、次期エリアル王だ▼ [ホームズ] げっ……▼ [テムジン] そして我が娘、カティナの良人でもある▼ [ホームズ] な、何だとっ!?▼ [カティナ] ふふっ……▼ 彼がいろいろお世話になったみたいね▼ ありがとう、ホームズ……▼ [ホームズ] お、おい、サムソン……▼ そりゃ、ねえだろう……▼ [サムソン] ふっ……▼ (画面暗転) ※リーリエが誰とも結ばれなかった場合のみ { [リーリエ](左) らーらーらー▼ [ホームズ](右) リーリエ、今日も楽しそうだな▼ 何かいいことでもあったか?▼ [リーリエ](左) あたし、ここでお別れします▼ さよならっ▼ [ホームズ](右) おい、ちょっと待て!▼ いったい何処へ行くつもりなんだ?▼ [リーリエ](左) ひ・み・つ…▼ じゃ、ばいばい!▼ [ホームズ](右) なんだ、あいつ▼ 思い切りダッシュして▼ 行っちまいやがった…▼ [リュナン](右) オークスの街に知り合いの おじさんがいるそうだ▼ 歌手にしてもらえるとか言っていた▼ [ホームズ](右) ふーん…▼そりゃ初耳だが まあ、よかったんじゃねえか▼ そのうち、ヒマができたら 俺達も見に行ってやろうぜ▼ [リュナン](右) ああ、そうだな…▼ (画面暗転) } [ホームズ] しかし、何かむかつくぜ……▼ 何なんだよ、あの態度は……▼ [リュナン] ふっ……▼ (画面暗転、ワールドマップに) (リュナン、マール王宮に移動) ■エンディング(マール王宮) (フォーカス、マール王宮) (背景、城門前) [リチャード](左) ようやく俺の国についたな▼ ホームズ、リュナン 王宮に寄って行くか?▼ 今回に限っては 特別に招待してやってもよいぞ▼ [ホームズ](右) いらねえよ▼ 俺たちは先を急ぐんだ▼ お前たちだけで帰りやがれ!▼ [リチャード] ふっ……▼ では次に顔を合わせるのは 俺とティーエの挙式の時だな▼ 招待状くらいは送ってやろう▼ [ホームズ] ああ、楽しみにしているぜ▼ じゃあな、お二人さん▼ 頑張って幸せになりなよ▼ [リュナン](右) ティーエ王女▼ いつの日にかまた会おう……▼ [ティーエ](左) はい、あなたたちもお元気で……▼ ※エリシャが生存している場合のみ { [エリシャ](左) ホームズ、私もマールに残るわ▼ しばらくここにいて ティーエ王女を助けてあげたいの▼ [ホームズ] ああ、それはいいな▼ お前がついていりゃ リチャードも少しは大人しくなるだろう▼ 頼むぜ、エリシャ▼ ティーエに協力して レダの再興を手伝ってやってくれ▼ [エリシャ] ええ……▼ レダ王国の再興は母の願いでもあったし 私なりに頑張ってみるつもりよ▼ 安心して、ホームズ▼ リチャードの勝手にはさせないわ▼ [ホームズ] エリシャって、初めの頃に比べて すげえパワーアップしたよなぁ……▼ } ※ゼノとユニが結ばれる条件を満たしている場合のみ { [ホームズ](右) ゼノ、やっぱりゴルフォ市に行くのか?▼ もう少し待てねえのかよ▼ [ゼノ](左) ごめん、ホームズ▼ ずっと前から考えていたことなんだ▼ それに、これは僕自身の問題だし▼ [ホームズ](右) お前の両親については 俺の親父も調べたんだぜ▼ だけど手がかりはなかったと言っていた▼ もういいじゃねえか、親の事なんて▼ [ゼノ](左) 僕は知りたいよ▼ カトリと両親の再会を見て 僕にも少しだけ希望がわいてきたんだ▼ 親が誰で、なぜ僕を捨てたのか?▼ 探してみたいんだ、僕の全てを…▼ [リュナン](右) ゼノは孤児だったのか?…▼ [ゼノ](左) ええ、僕は幼い頃に トレンテ郊外で捨てられていました▼ 農夫が拾って育ててくれたのですが 僕が5歳の時に病気で亡くなって▼ その後、13歳で逃亡するまで ゴルフォの貴族の家で 奴隷として働かされていました…▼ [ホームズ](右) わかったぜ、ゼノ お前の好きにしなよ▼ だけど俺の力が欲しい時は遠慮するな▼ いつでも飛んでいって助けてやるからよ▼ [ゼノ](左) うん…▼ ありがとう、ホームズ…▼ (画面暗転) (背景、家の中) [ユニ](左) ゼノ、私も一緒に行っていいよね?▼ [ゼノ](右) うん、もちろんだよ▼ ユニには一緒に来て欲しいんだ▼ [ユニ](左) あたし…▼ゼノは幸せだと思う…▼ [ゼノ](右) えっ?…▼ どうして?…▼ [ユニ](左) だって家族が生きてるかも 知れないのでしょ▼ あたしの家族はみんな イストリア兵に殺されちゃったから 探すこともできないもん…▼ [ゼノ](右) そうか… ユニの生まれはベネト市だったな…▼ [ユニ](左) …2年前…▼ 館では私の13歳の誕生日を祝う パーティが開かれていたの…▼ その時、イストリア兵が突然襲ってきて 人々を殺し、館を荒らし回ったの。▼ 貴族だった私の両親は殺され 幼い3人の妹達も 酒に酔ったイストリア兵たちに▼ まるで玩具にされるかのように 燃え盛る火の中に投げ込まれたわ▼ あの子たちの泣き叫ぶ声は 今も、忘れられないよ…▼ [ゼノ](右) …ユニはよく無事だったな▼ きっと女神が守ってくれたんだ…▼ [ユニ](左) ううん…▼ あたしは…▼ 兵士にすがって命乞いをしたの…▼ 死ぬのは怖かった…▼ だから夢中で…▼命乞いをしたの…▼ [ゼノ](右) ユニ?…▼ [ユニ](左) …その日から 女の子の服は着なくなった…▼ 顔もわざと汚してきた…▼ あたしだって…▼ カトリのようにきれいでいたかった▼ だけど…▼ 怖かったの…▼ もう二度と…▼嫌だったの…▼ [ゼノ](右) ユニ…▼ これからは僕がユニを守る…▼ もう他の誰にもユニを渡さない…▼ だから、もう忘れろ…▼ 嫌なことはみんな忘れるんだ…▼ [ユニ](左) ゼノ…▼ 少し目をつむっていて…▼ [ゼノ](右) えっ?▼ どうして… [ユニ](左) お願い…▼ [ゼノ](右) うん、わかった… …▼(姿が消える) …▼ [ユニ](姿が消えている) もういいよ…▼ 目を開いても…▼ [ゼノ](右) あっ…▼ [ユニ](左:頬が紅くなり、衣装が変わっている) あたし、頑張るから… ゼノ…▼ いつまでも一緒にいてね…▼ #ユニが会話の中で「あたし」と「私」と言っていました。貴族時代と現在で使い分 けてる?(by まなさん) } [ユニ](左) ホームズ……▼ [ホームズ] なんだ、お前▼ まだ残っていたのか?▼ [ユニ] だってあたし▼ 帰るとこなんてないもん……▼ [ホームズ] お前はベネト市で生まれたんだろ▼ だったらマールの北じゃねえか▼ 一人くらいは知り合いがいるだろう?▼ [ユニ] ……▼ わかった……▼ あたし……▼ベネトの街に行く……▼ さようなら……▼ホームズ……▼ [ホームズ] ユニのヤツ……▼何で泣いてんだ?……▼ (画面暗転) (背景、森の中) [ヴェガ](右) ふっ……▼ これではしばらく仕事に ありつけそうにもないな……▼ まあよかろう……▼ 久しぶりにシュラムの里に帰るか……▼ [クリシーヌ](左) ヴェガ、途中まで一緒に行かない?▼ 一人で退屈してたのよ▼ [ヴェガ] クリシーヌか▼ お前はどこに行くつもりなのだ?▼ [クリシーヌ] イストリアに帰るわ▼ 他に行くあてもないしね▼ [ヴェガ] いいだろう▼ イストリアまでなら邪魔にもならぬ▼ [クリシーヌ] ありがと▼ シュラムの死神が用心棒なら これほど心強い事はないわね▼ [ヴェガ] お前一人くらいならいつでも守ってやろう▼ 双剣のアルドは俺の親友だからな……▼ (画面暗転) (背景、城門前) [ロウ司祭](左) ホームズ殿、おいでと知り 教会より駆けつけてまいりました▼ お元気そうでなによりです▼ [ホームズ] ロウ司祭……▼ [ロウ司祭] 一連の出来事については サリア村のクラリス神官長より 知らせをいただきました▼ いずれこのような事もあろうかと 心配しておりましたが カトリが無事救出されたと知り 安堵いたしました▼ これも全てあなた様のおかげ……▼ カトリの養父として 心よりお礼を申し上げます……▼ [ホームズ] ロウ司祭、一つ聞きたいんだが……▼ [ロウ司祭] はい、何でございましょう?▼ [ホームズ] あんた、俺たちと一緒に グラナダまで行った記憶があるか?▼ [ロウ司祭] は?……▼ いえ、私はずっと マール教会におりましたが……▼ [ホームズ] だろうな……▼ [ロウ司祭] ホームズ殿?……▼ [ホームズ] ……いや、いいんだ▼ それよりロウ司祭 カトリは泣いていたぜ▼ あんたに会えなくて寂しいってよ▼ そろそろ会いにいってやれよ▼ [ロウ司祭] はい……▼ 私も辛いのですが……▼ 今はまだ……▼ もう少し時間が必要でしょう……▼ (画面暗転) (背景、港) [メルヘン](左) おい、ホームズ▼ すまねえが……▼ 俺もここらでお別れするぜ▼ [ホームズ] うん?……▼ 誰だ、お前は?▼ [メルヘン] おいっ!▼ ふざけるのはやめてくれ!▼ まさか俺を忘れちまったってんじゃ ねえだろうな!▼ [ホームズ] おい、リュナン▼ こいつは誰なんだ?▼ [リュナン] 僕が知るはずはないだろう▼ ホームズの仲間じゃないのか?▼ [ホームズ] 俺は知らねえぜ▼ こんな不細工なヤツはよ▼ [メルヘン] お、お前らなぁ……▼ 覚えていろよーーーっ▼ [ホームズ] うん?……▼ (画面暗転、ワールドマップに) (ホームズ、セネー海西へ) ■エンディング(セネー海西) (フォーカス、セネー海西) (背景、船上) [リュナン](右) ホームズ▼ 地下神殿のことだけど 僕にはまだ信じられない▼ あれは現実の出来事だったのか?▼ [ホームズ](左) 俺もモースの話を聞いていなけりゃ 我が目を疑っただろうな▼ エミユ神話については 俺もいろいろと調べていたが まさか事実だとは思わなかった……▼ [リュナン] どういうことなんだ?▼ ホームズ、詳しく話してくれないか▼ [ホームズ] いいだろう▼ 少し長くなるが 俺がモースから聞いた話を すべて話してやろう▼ 今から千五百年ほど昔の事▼ 古代種族エミユの王女が 4人の従者とともに 島大陸リーベリアに渡ってきた▼ 彼らは数百万年にもわたり 地上に君臨した高等種族で▼ 不滅の肉体と高度な魔法力を有して その寿命は数千年に及んだという▼ しかし、新しく人類が生まれ 道具を使うようになったころには 種としての滅亡の時を迎えていたらしい▼ [リュナン] ……▼ [ホームズ] エミユの王は次なる時代を 新しく生まれた人類に委ねると定め▼ エミユ種族にはその力を封印するか 大地と同化して眠りにつくかの 選択を課した▼ だが、これに反対する一派が 反乱を起こしたため▼ 王は大いなる力を秘める自分の娘が 彼らに利用されることを恐れて 他の大陸で眠りにつかせることにしたんだ▼ [リュナン] ……エミユ伝説は 世界に流布している古代神話だ▼ だが僕には 事実だなんて信じられない……▼ [ホームズ] まあ、俺の話を最後まで聞いてくれ……▼ 王女の従者たちは リーベリア大陸の中央にそびえる シエロ山の地中深くに神殿を設け 王女に眠りにつくよう促した▼ そして神殿が土地の住民に 侵されることがないように 守護の魔獣を生み出し▼ 神殿を侵す者は 神の怒りに触れると噂を流して 再び北の大陸へと去っていったそうだ▼ [リュナン] ……▼ [ホームズ] 大陸北部の先住民であるゾーア人たちは 邪神ガーゼルを信仰する 野蛮な人間たちだったが▼ 従者たちが流布した 「災いをなす暗黒の神」の存在を知って エミユの地下神殿を ガーゼル神殿として崇めるようになった▼ [リュナン] ガーゼル神はエミユが作り上げた 幻想の神だというのか?……▼ [ホームズ] そういうことだ……▼ それから五百年ほどのち、ゾーア人と 他の大陸から渡ってきたユグド人との間で 大きな戦争が起きた▼ もともとは、野蛮な山岳民である ゾーア人が仕掛けた略奪戦争だったが▼ 進んだ文明を持つユグド人たちは やがてゾーア人たちを圧倒し▼ 抵抗を続ける戦士たちを パンタナの沼地に追い詰めたんだ▼ [リュナン] ……▼ [ホームズ] 戦士たちは邪神の力を得んとして 神殿に入り込み、守護魔獣との戦いで 多くの者を失いながらも 一握りの戦士が「眠りの間」に到着した▼ 部族の若き長、カルバザンは 神殿の中央に眠る白い巨竜を 邪神ガーゼルの姿と信じて▼ 巨大な力を得るとされる伝説の 「邪神の血」を飲むことに成功した▼ そして、不老不死の肉体と 人類を超越した強大な力を手に入れたんだ▼ [リュナン] それが邪神皇帝 カルバザンの正体だと?……▼ [ホームズ] ああ……▼ 彼は自分の体にガーゼル神が 降臨したとして、ひれ伏すゾーア人たちに ユグド人の殲滅と、ゾーア帝国の建国を 宣言し、自らを邪神皇帝と称したらしい▼ そして、神の力を独り占めするため 何人もの奴隷の娘を生け贄として 「邪神の祭壇」に送り込んだそうだ……▼ [リュナン] ……▼ [ホームズ] 47人目の少女が犠牲となるとき その強い悲しみと、救いを求める声が エミユの王女を眠りから目覚めさせた▼ 娘の心を読んだ王女ミラドナは 自分の血が人間に奪われたことを知り 愕然とした▼ エミユ神族の掟として もっとも避けねばならぬことが 人間との接触であり、それを犯せば 人類までが滅亡すると信じられていた▼ ミラドナは、魔獣に襲われ 命が尽きようとしていた娘を救うため 自分の血を一滴、その口に流し込んだ▼ そして目覚めた娘に エミユの聖剣と守護の腕輪を手渡して 人類を救うように求めたんだ▼ [リュナン] 女神ユトナはエミユ神族の力を得た 人間の娘だったというのか!?……▼ [ホームズ] そういうことだ……▼ 地下神殿から脱出したユトナは 反皇帝の戦いを続けるゾーア人の青年 カーリュオンと巡りあい 彼に自らの運命とエミユの聖剣を託した▼ 普通の剣では 傷一つつけられなかったカルバザンも エミユの聖剣の前には抗するべくもなく▼ 最後には地下神殿に追い詰められて カーリュオンの一撃に胸を貫かれたそうだ▼ [リュナン] カーリュオン伝説……▼ [ホームズ] ……リーベリアに再び平和が甦り カーリュオンは統一国家リーヴェラントを 建国して、その皇帝となった▼ 彼はユトナ皇后と共に 理想の王国を築き上げ その生涯に四女をもうけて 波乱の人生を終えたという……▼ 俺たちが知るカーリュオン伝説や ユトナ神話とはずいぶん違うが これが真実の リーベリア創世記というわけだ▼ [リュナン] 真実の……▼ リーベリア創世記か……▼ (画面暗転、ワールドマップに) (リュナン、ソラの港へ移動) ■エンディング(ソラの港) (フォーカス、ソラの港) (背景、港) [リュナン](右) ソラの港……▼ あの日からもう一年にもなるのか……▼ [ホームズ](左) 俺たちの旅はこの港から始まったんだ……▼ リュナンも俺も よく生き延びて来れたと思うぜ▼ [リュナン] そうだな……▼多くの人たちに助けられて 僕たちは帰ってきた▼ 彼らへの感謝の気持ちを、僕たちは決して 忘れてはならないと思う……▼ (画面暗転) (背景、浜辺) [シルフィーゼ](左) あなた……▼ [アフリード](右) シルフィーゼ!?▼ 迎えに来てくれたのか!▼ [シルフィーゼ] はい……▼ メルから知らせが届いて 信じられない想いで……▼ でも、本当だったのですね……▼ あなたがご無事で いらっしゃったなんて……▼ [アフリード] すまない……シルフィーゼ……▼ 私は……▼ [シルフィーゼ] いえ、何も仰らないで!▼ あなたが無事でいてくだされば▼ それでよいのです▼ [アフリード] シルフィーゼ……▼ [シルフィーゼ] まるで夢のよう……▼ あなたにもう一度お会いできるなんて……▼ [メル](左) お母様……▼ [ロジャー](右) よかったな、メル……▼ [メル] お母様……▼ あんなに嬉しそう……▼ 過去の経緯なんて、お母様にとっては どうでもよいことだったのね……▼ [ロジャー] それほどに、アフリード様を 信頼されているということだろう▼ メル、私たちも お二人のようになりたいものだな▼ [メル] ええ……▼本当に……▼ (画面暗転) (背景、港) [ナロン](左) リュナン様、僕はここでお別れします▼ [リュナン] ナロンも行ってしまうのか?▼ [ナロン] はい、ヴェルジェには 病気の母親が待っていますから……▼ [リュナン] なんだって!?▼ それならどうして遠征軍に参加したんだ?▼ [ナロン] 母の願いです……▼僕に父のような 立派な騎士になって欲しい……▼ それだけが望みだと言っていました▼ [リュナン] ナロンの父上は騎士だったのか?▼ [ナロン] 僕は知りません▼ カナンの将軍らしいのですが 僕には何も話してくれませんでした……▼ [リュナン] そうなのか……▼ [ナロン] では、失礼します、リュナン様……▼ (画面暗転) [ラケル](左) じゃあ、私も村に戻ります▼ 役に立てたかどうかわからないけど やっぱり戦争は嫌だから これからは普通の猟師として暮らします▼ [サーシャ](右) ごめんなさい……▼ 私が無理をお願いしたばかりに 辛い思いをさせてしまって……▼ 本当に……▼ごめんなさい……▼ [ラケル] いいえ、サーシャ様のせいではありません▼ 私の心が弱いから……▼ サーシャ様には感謝しています……▼ [サーシャ] ラケル……▼ [ラケル] ときどきは村にも遊びに来てください▼ また一緒にお料理を作りましょう▼ [サーシャ] ホント!▼ うん、きっと行く!▼ ありがとう、ラケル▼ (画面暗転、ワールドマップに) (ホームズ、ウエルト王宮に移動) ■エンディング(ウエルト王宮) (フォーカス、ウエルト王宮) (背景、城の前の道) [ホームズ](右) ふぅ……▼ どうやらウエルト王宮に たどり着いたようだな▼ まったく、大変な旅だったぜ▼ [トムス](左) じゃあ俺は ここから帰らせてもらいます▼ [リュナン](右) トムスはロト村に帰るのか?▼ [トムス] ええ、帰ってまた猟師をやんなきゃ▼ 俺、弟や妹たちが7人もいるんです▼ 食わしてゆくだけでも大変なんすよ▼ [リュナン] そうだったのか……▼ 悪かったな、無理をさせて……▼ [トムス] いいっすよ▼ バーツの口車に乗せられたのが 運の尽きだったけど 俺なりに満足感はあったから……▼ [ホームズ] お前は役に立ったぜ▼ 固いのだけがとりえだったけどな▼ [トムス] へっ……▼ホームズよぉ▼ 木箱の中に入っている者の身にも なってくれよな……▼ (画面暗転) (背景、王宮中庭) [マーロン伯](左) ロファール陛下、お待ち申しておりました▼ 無事のご帰還、おめでとうございます▼ [ロファール](右) マーロン伯爵、卿には感謝している▼ よくぞリーザを守ってくれた▼ 心より礼を言うぞ▼ [マーロン伯] 何を申されます▼ 私などは何のお役にも立っておりませぬ▼ 王国が無事であったのは 全てリュナン殿のお力によるものです▼ [ロファール] いずれにしても、卿には宰相として 今後も働いてもらわねばならぬ▼ まだまだ引退は許さぬぞ▼ [マーロン伯] ははは、これは困りましたな▼ 王のご帰還あれば 隠居のお許しを願いたかったものを……▼ [ロファール] だろうと思ったぞ▼ だがまだ当分は無理だな▼ 私の側にあって働いてもらわねばならぬ▼ [マーロン伯] 王のご命令とあれば是非もありませぬな▼ [ロファール] リーザは元気にしているか?▼ [マーロン伯] はっ、王宮でお待ちでございます▼ 陛下の無事を信じておいででしたが ご生存の知らせを受けられてからは それはもう嬉しくてたまらないご様子▼ 早速、お会いなさってくださいませ▼ (画面暗転) [エステル](右) お父様、私はヴェルジェに戻っているわ▼ 当分の間は私がお父様の代わりに 領主の仕事をしてあげるわね▼ [マーロン伯] うむ……▼まあやむをえぬな▼ ラフィンがいない以上、もはやお前しか わしの後を継げるものはおらぬでな……▼ [エステル] ……▼ (画面暗転) [ライネル](左) リュナン公子、世話になったな▼ 俺も一先ず我が家に帰るぜ▼ 美人のワイフが待っているからな▼ [ノートン](右) ライネル、俺も一緒に行かせてもらうぜ▼ 美人のワイフとやらを 見学させてもらおうじゃないか▼ [ライネル] おう、いいぜ▼ 俺の自慢のワイフだ▼ あまりの美しさに腰を抜かすなよ▼ [ホームズ] そいつは俺も見てみたいな▼ リュナン ちょっと行ってきてもいいか?▼ [ライネル] ホームズはお断りだな▼ 俺はマナーを知らねえヤツは 家には呼ばないことにしているんだ▼ [ホームズ] ちぇ、勝手にしやがれっ▼ (画面暗転) [ロジャー](左) メル、私たちはグラムに戻ろう▼ 今日は王宮も大変だろうし リーザ様へのご挨拶は また後日にでも伺えばいいだろう▼ [メル](左) ええ、そうね▼ リュナン様、私たちはここで失礼します▼ [リュナン] ロジャー、メル 君たちの幸せを祈っている▼ 婚礼の時は僕たちも招待してほしい▼ [メル] リュナン様とメーヴェ様▼ ホームズ様とカトリ様▼ ロジャーと私……▼ 時期を外さなければいけませんね▼ [ホームズ] おい、メル、俺たちはまだ……▼ [メル] お二人とも、幸せになってくださいね▼ 私たちも頑張ります……▼ じゃ、ロジャー、行きましょう▼ [ホームズ] おい……▼ (画面暗転) [ケイト](左) サーシャ様、私もここで失礼します▼ 王妃様には後ほど、ご挨拶に伺います▼ [サーシャ](右) どうしてなの?▼ ケイトも一緒に来て欲しいのに……▼ [ケイト] 父の墓前に帰国の報告をしたいのです▼ 勝手を言って申し訳ありません▼ [サーシャ] あ……▼ ごめんなさい 気がつきませんでした……▼ [ケイト] 父は私を許さないでしょう……▼ 私には騎士を続ける 資格はないのかもしれません……▼ [サーシャ] ケイト……▼ (画面暗転) [ホームズ](左) リュナン、俺はちょっと用があるんだ▼ 王宮へはお前たちだけで行ってくれ▼ [リュナン] 用がある?……▼ 僕にも言えないことなのか?▼ [ホームズ] ああ……▼ それに俺が王宮に行く理由もないだろう▼ めんどくさい場所は苦手なんだよ▼ [リュナン] わかった……▼ ホームズがそこまで言うのなら 僕たちだけで行ってくるよ▼ [サーシャ] えーっ どうしてなの、ホームズ▼ こんなところでお別れなんて 私、聞いていないわ!▼ [ホームズ] お前が聞いていなくても 俺には関係ねえんだよ!▼ ぐだぐだ言ってねえで さっさと王宮に帰れ!▼ [サーシャ] どうしてなの?▼ ブローチの事なら 思い出してあげたでしょう▼ お母様のに似てるからって 怒るのはおかしいと思う▼ ホームズってなんだか子供みたいで 私、心配なの……▼ [ホームズ] ふんっ サーシャに心配されてりゃ世話ねえな▼ いいから、もう行け▼ またヒマができたら遊びに来てやるからよ▼ [サーシャ] 本当ね、▼約束よ、ホームズ!▼ [ホームズ] ああ、約束してやる▼ 俺はな、サーシャ……▼ お前の事は大事に思っているんだ……▼ [サーシャ] うん!……▼ ありがとう、ホームズ▼ 私もあなたが好きよ!▼ [ロファール] ……▼ (画面暗転) (背景、玉座前) [リーザ](左) ロファール陛下……▼ よく……▼ よくご無事で……▼ お戻りくださいました……▼ [ロファール](右) リーザ、いろいろと苦労をかけたな……▼ 私の愚かなるがゆえに お前たちまで苦しめてしまった▼ すまなかったと思っている……▼ [リーザ] 陛下、そのような事は 仰らないでくださいませ▼ 陛下は私たちウエルトの誇り▼ 何を恥じる事がありましょう▼ 国民も皆わかってくれております!▼ [ロファール] リーザ……▼ お前はよき妻だ……▼ 私こそ、お前を誇りに思う▼ これからも私を助けてくれるか……▼ [リーザ] はい、陛下……▼ この命ある限り……▼ あなたと共に歩んでまいります……▼ [サーシャ](右) お母様……▼ [リーザ] サーシャ……▼ あなたもよく頑張りましたね▼ あなたの勇気が、陛下を私の元に 返してくれたのです▼ サーシャ、ありがとう……▼ あなたは私の誇りです……▼ [サーシャ] ああっ……▼ お母様……▼ [リーザ] 今夜は女神様に祈りましょうね▼ 失われた尊い命とこの幸せに 私たちは感謝せねばなりません……▼ リュナン様、あなたには何といって お礼を申せばよいのか……▼ 本当に……▼ 感謝の言葉もございません……▼ [リュナン] リーザ様 お礼を申し上げるのは私の方です▼ この勝利はリーザ様のお心によるもの……▼ 深く感謝いたしております……▼ [リーザ] リュナン様……▼ [リュナン] 本日はお礼を申し上げたくて 王宮にお伺いいたしました▼ 私たちはまた旅立たねばなりません▼ 後日、また改めて ご挨拶にお伺いいたします……▼ [サーシャ](左) リュナン様も行ってしまわれるのですか? [リュナン] 久しぶりに戻ってきたんだ▼ 親子で積もる話もあるだろう▼ 今日のところは失礼するよ▼ サーシャにはまた会いに来る▼ もちろんホームズも一緒にね▼ [サーシャ] ええ、お待ちしています▼ きっと来てくださいね!▼ (画面暗転) (背景、王宮廊下) [ロファール] リュナン公子▼ すまぬがリーザを 彼の元に案内してくれぬか▼ [リーザ] あなた!?……▼ [ロファール] 一目会うくらいはいいではないか▼ ヴァルスに遠慮をしているのなら 彼はそれほど小さい男ではないぞ▼ [リーザ] いえ……▼ そうではありません……▼ 私は……▼ あなたに申し訳なくて……▼ [ロファール] ははは……▼ 俺も小さく見られたものだな▼ リーザ、リュナン殿と一緒に行って来い▼ 母と子なのだから 会えば心が通じるはずだ……▼ [リュナン] リーザ様、参りましょう▼ 私がご案内いたします!▼ (画面暗転) (背景、王宮中庭) [リュナン] ホームズ、待たせたな▼ [ホームズ](左) ああ、待ちくたびれたぜ▼ じゃあぼちぼち行くか▼ [リュナン] その前に、君に会って欲しい人がいるんだ▼ [ホームズ] うん?……▼ [リュナン] リーザ様、彼がホームズです▼ [ホームズ] !……▼ [リーザ](右) ホームズ様……▼ 娘がお世話になったそうですね……▼ 心より、お礼を申し上げます……▼ [ホームズ] いいよ、そんなことは▼ リュナン、行こうぜ!▼ [リーザ] ……▼ [ホームズ] 俺はサーシャが好きだ▼ あのガキは素直で可愛いからな▼ だからウエルトには ちょくちょく遊びに来るぜ▼ それでいいだろ、王妃様よ▼ [リーザ] は、はい……▼ サーシャもきっと喜びましょう……▼ リュナン様、ホームズ様が このウエルトに再びおいでになる日を▼ 私たちは心より お待ち申し上げております……▼ (画面暗転、ワールドマップに) (リュナン、ソラの港に移動) ■エンディング(旅立ち) (フォーカス、ソラの港) (背景、港) [ホームズ](左) リュナン ついに俺たち二人になっちまったな▼ [リュナン](右) ああ、リーザ様にもお会いしたし もう遣り残したことはない▼ [ホームズ] そうだな……▼ [リュナン] ホームズはこれからどうするんだ▼ グラナダに帰るのか?▼ それともサリアに行くのか?▼ [ホームズ] グラナダに帰ったら 親父は本気で引退しちまうだろう▼ ヤツに楽をさせるのは気にくわねえな▼ [リュナン] 本当はヴァルス提督の事を 気遣っているんだろ▼ だからグラナダには帰らないんだ▼ [ホームズ] ふんっ 俺はお前みたいにお人よしじゃねえ▼ ヘタな勘ぐりはよしてくれ▼ [リュナン] じゃあサリアに行くのか▼ カトリは待っているだろう?▼ [ホームズ] だ、誰があんなヤツのことなんか!▼ 急に態度を変えやがって▼ 何がホームズ様だよ▼ くそっ、思い出したらまた腹が立ってきた!▼ [リュナン] やっぱりあのことで怒っていたのか▼ だけどカトリは確かに変だったな▼ もうホームズが嫌いになったのかな?▼ [ホームズ] ガーゼルにとりつかれたんじゃねえのか▼ 地下神殿でもおかしかったからな▼ [リュナン] そういえばカトリ 目つきも何か変だったな……▼ [ホームズ] そうなるとエンテだって危ねえぜ▼ 実は邪神に操られているんじゃねえのか▼ [リュナン] ホームズ、嫌な事を言うなよ▼ エンテは何も変わっていないよ▼ [ホームズ] いや、急に素直になっただろう▼ 俺が知っているエンテは あんなに可愛げはなかったはずだ▼ [リュナン] エンテはもとから可愛いんだ▼ それは僕が一番よく知っている▼ [ホームズ] それはどうだかな▼ 女はわからねえぜ▼ [リュナン] おい、ホームズ!▼ [ホームズ] なんだよ、最初に突っかかってきたのは リュナンだろうが!▼ [リュナン] ふっ……▼ [ホームズ] ははは……▼ [リュナン] そういえば 昔もよく些細なことでケンカしたな▼ [ホームズ] お前と俺は性格が正反対だからな▼ だけど仲直りも早かった▼ お互い、認め合っていたからだろう▼ [リュナン] 僕はホームズが好きだった▼ 苦しい時や悲しい時は いつもホームズに頼ってばかりいた▼ 兄弟がいない僕にとって ホームズは兄のような存在だった▼ [ホームズ] 俺だって同じさ▼ お前は俺とは違ってしっかり者で 頼れる弟って感じだったな▼ [リュナン] ホームズとこんな話をするのも 久しぶりだな▼ なんだか幼い頃の日が 戻ってきたみたいだ……▼ [ホームズ] なあ、リュナン▼ 一年前の約束、果たさないか▼ この戦争が終わったら 一緒に旅に出たいって言っていたろ▼ [リュナン] うん……▼ 僕も自由な旅がしたかった……▼ [ホームズ] じゃあ、行こうぜ▼ また皆を集めてさ▼ [リュナン] だけど……▼ [ホームズ] エンテのことだろ▼ もちろん彼女も誘えばいい▼ リーヴェ王宮まで迎えに行って こっそり連れ出せばいいんだよ▼ [リュナン] エンテは来てくれると思うけど カトリはどうする?▼ [ホームズ] あんなヤツのことなんか どうでもいいんだよ!▼ くそう……▼ [リュナン] ホームズはもう少し考えたほうがいい▼ カトリは女の子なんだから……▼ [ホームズ] ……正直に言うとな▼ カトリのあの話以来 俺も少し反省してるんだ▼ ちょっと調子に乗りすぎたかなって……▼ [リュナン] ホームズは相手の気持ちを 考えない時があるからな▼ でも、それがホームズの いいところでもあるんだけど……▼ [ホームズ] とにかくアシカ号に乗ろうぜ▼ 考えるのは船出してからでも 遅くはないだろう……▼ (画面暗転) (背景、船上) [ホームズ] じゃあ行くか▼ 風の具合もちょうどよさそうだ▼ [リュナン] まずはサリアに行ってカトリたちを乗せ▼ その後、リーヴェのエンテを迎えにいこう▼ ゼムセリアからリーヴェ河を さかのぼればいいだろう▼ [ホームズ] カトリ、来てくれるかな……▼ [リュナン] 素直に頼めば大丈夫だよ▼ カトリならきっとわかってくれるさ▼ [ホームズ] 俺と一緒に来てくれってか?▼ そりゃあちょっと厳しいぜ……▼ [シゲン](右) カトリを失ってもいいのか?▼ [ホームズ] うーん……▼ それはちょっとな……▼ [シゲン] 今のままじゃ、お前は絶対に捨てられるぜ▼ [ホームズ] うーん……▼ それもちょっとなぁ……▼ うん?▼ おいっ、なんでシゲンがいるんだよ!▼ [シゲン] ふっ……▼ やっと気づいたか▼ カトリ ホームズがお前に話があるそうだぜ▼ [ホームズ] カ、カトリも来ているのか!……▼ [カトリ](右) ホームズ……▼ よかった……▼ やっと会えた……▼ [ホームズ] バ、バカやろっ!▼ よくも……▼ [リュナン] ホームズ!▼ [ホームズ] あっ……▼ いや、来てくれて嬉しいな▼ 俺もカトリに会いたかったんだ▼ [カトリ] えっ?……▼ ホームズ……▼本当なの……▼ [シゲン](左) どうだ、カトリ▼ 俺のクスリは効いただろう?▼ [カトリ] クスリ……▼って何ですか?▼ [シゲン] 俺がカトリに教えた呪文さ▼ ホームズ様、私は一人でも大丈夫です▼ 何処へでも好きなところへ行って下さい▼ なっ、カトリは 俺が教えたとおりに言ったんだろ?▼ [カトリ] ええ▼ 彼を楽にする呪文だとシゲンが言ったから 私、頑張って覚えました▼ でも、本当にあれでよかったの?▼ ホームズ、怒っていたみたいだから 私、心配でたまらなかったの……▼ [シゲン] よかったんだよ、あれで▼ なあ、ホームズ▼ [ホームズ](右) うぐぐ……▼ シゲンが裏で操っていたのか……▼ 許せねえ!▼許せねえぜっ!▼ おい、シゲン!!▼ [シゲン] おーい、リュナン、お前には メーヴェ王女を連れてきてやったぜ▼ 宮廷内の整理はついたから しばらく帰ってこなくてもいいって オイゲンから預かってきたんだ▼ [ホームズ] ふーん、ようするに 二人で旅でもして来いってことか▼ さすがはオイゲンだな▼ こういうところにはよく気がつくぜ▼ [リュナン] エンテ、君を迎えに行くつもりでいたんだ▼ 来てくれて嬉しいよ▼ [エンテ](左) 本当は、私もリュナン様と一緒に 行きたかったの▼ だけど正直に言えなくて……▼ そんな私の気持ちをオイゲン将軍は 察してくれました▼ 王国の事は何も心配いらないから リュナン様と共に好きなだけ 旅をしてきなさいと言ってくれました▼ [リュナン] オイゲンがそんなことを……▼ [エンテ] それに、もう一つ▼ これからはエンテではなく メーヴェと呼んでもらいなさいと……▼ [リュナン] だけど君は、エンテと呼ばれるほうが 好きなのだろう▼ [エンテ] オイゲン将軍はこうも言われました▼ グラムド大公から聞いた話だが メーヴェと言う名は亡くなられた 母上がつけられたもの▼ 大海を飛び回る海鳥のように、自由に 健やかに育って欲しいという願いから メーヴェという名に 決められたそうです……▼ [リュナン] メーヴェ……▼ そうか、ユグド文字では 海鳥のカモメという意味だったな……▼ [エンテ] はい……▼ その話をお聞きして 私は涙が止まりませんでした▼ 私はお母様に愛されていた……▼ お母様は、私の運命を予感して メーヴェという名を与えて下さいました▼ そんな事とは知らずに 王国名に似ているからという理由で この大切な名前を嫌ってた自分が とても恥ずかしくなりました……▼ [リュナン] うん、僕もメーヴェの方が好きだ▼ メーヴェの方が絶対似合っているよ▼ [ホームズ] ああ、俺もメーヴェがいいと思うぜ▼ [カトリ] 私もメーヴェ様の方が好きです!▼ [ホームズ] 名前が二つも三つもあったら ややこしいしな▼ 親がつけた名前で我慢するしかねえだろう▼ [カトリ](左) えっ、そうなの?……▼ 私もマリアに戻した方がいいのかな……▼ [ホームズ] バ、バカやろ!▼ お前はカトリだ!▼ それ以外の名前は俺が許さねえ!▼ [カトリ] よかった……▼ 私、司祭様につけていただいた この名前が大好きなの▼ [ホームズ] 俺も好きだぜ、▼カトリはよ……▼ [リュナン] メーヴェか……▼ 確かに、広く大きな感じがする▼ 澄んだ風を一杯に受けて メーヴェにも大きく羽ばたいて欲しいな▼ [エンテ(メーヴェ)] はい……▼ リュナン様と一緒なら……▼ [シゲン] おい、名前講義はそれくらいにして そろそろ行かないか?▼ なあ、シエラ▼ 俺たち、退屈しちまうよなぁ……▼ [シエラ](左) ふっ……▼ [ホームズ] げっ、シエラまで来てやがる……▼ [シゲン] じゃ、行くぜ▼ 俺たちの新しい旅立ちに……▼ [リュナン] 大いなる勇気と……▼ [シエラ](右) 自由な夢と……▼ [カトリ](右) 永久の優しさと……▼ [メーヴェ](右) 真実の愛に……▼ [ホームズ](左) よし▼ シーライオン、▼出撃だ!▼ (画面暗転、ワールドマップに 表示されるのはリュナン) (船が出港する) (MAPターン数とユニット最終ステータス表示へ)