（マップ、ヴァロール島遺跡、モルフが配置されている）

［ヘクトル］（右）
あいつらは・・・！▼

［リン］（左）
まだモルフたちが
残ってたの？▼
ということは、
ここもネルガルの手が・・・▼

［ニルス］（左）
ねえ、ヘクトルさま！▼
このあたり、なんかヘンな力が働いてる・・・▼

［ヘクトル］
ヘンってなんだ？▼

（ニルス、目を閉じる）

［ニルス］
わかんない・・・けど、▼
何者かの力で、
ここの気が乱されてる。▼
これじゃ、魔法とか・・・
うまく使えないんじゃないかな。▼

［エリウッド］（右）
魔法が・・・　では、
杖も無理ということかい？▼

（ニルス、目を開ける）

［ニルス］
うん。多分・・・▼

［リン］
ヘクトル、
やつらが動きだしたわ！▼

［ヘクトル］
何者かはわかんねえが、
戦う気はあるようだな。▼
なら、容赦しねえ！！　行くぞ！▼

（マップ、ヴァロール島遺跡、モルフが配置されている）

［ヘクトル］（右）
あいつらは・・・！▼

［リン］（左）
まだモルフたちが
残ってたの？▼
ということは、
ここもネルガルの手が・・・▼

［ニルス］（左）
ねえ、ヘクトルさま！▼
このあたり、なんかヘンな力が働いてる・・・▼

［ヘクトル］
ヘンってなんだ？▼

［ニルス］
よくわかんないけど・・・▼

［エリウッド］（右）
ヘクトル、思い出さないか？
・・・人を不安にさせるような▼
この嫌な感じは・・・
以前にも一度あった。▼

［ヘクトル］
いつの話だ？▼

［エリウッド］
やはり、【竜の門】に近い遺跡で
初めは妙な気配を感じ・・・それから▼
いきなり、全ての魔法が
かき消される空間が出現した。▼

［ヘクトル］
ああ、思い出したぜ。▼
・・・俺とリンが、鎧のことで
言い争いしてた時だな？▼

［エリウッド］
そうだ。▼
「あれ」は何者なんだろう？
少なくとも、【人】ではないようだが・・・▼

（ニルス、目を閉じる）

［ニルス］
・・・なんだろう。▼
なんだか、すごく・・・強い感情が
ここを満たしてるよ。▼
これは・・・
・・・・・・悲しみ？▼

［リン］
ヘクトル、
やつらが動きだしたわ！▼

（ニルス、目を開ける）

［ヘクトル］
何者かはわかんねえが、
戦う気はあるようだな。▼
なら、容赦しねえ！！　行くぞ！▼

（マップ、ヴァロール島遺跡、モルフが配置されている）

［ヘクトル］（右）
あいつらは・・・！▼

［リン］（左）
まだモルフたちが
残ってたの？▼
ということは、
ここもネルガルの手が・・・▼

［ニルス］（左）
ねえ、ヘクトルさま！▼
また、あのヘンな力だ・・・▼
砂漠の地下でもあった、
あの魔法が使えなくなる結界・・・▼

［ヘクトル］
【魔封じの者】か！！▼

［エリウッド］（右）
ヘクトル、「あれ」は一体
何者なんだろう？▼
【人】ではない「あれ」は。▼

［ヘクトル］
・・・わかんねえ。
あいつのことは、なんにもな。▼

（ニルス、目を閉じる）

［ニルス］
・・・なんだろう。なんだか、
この間とは様子が違う。▼
砂漠で感じた、あいつの気配は
むきだしの敵意だったのに・・・▼
今、感じるのは・・・
・・・・・・悲しみ？▼

［リン］
ヘクトル、
やつらが動きだしたわ！▼

（ニルス、目を開ける）

［ヘクトル］
何者かはわかんねえが、
戦う気はあるようだな。▼
なら、容赦しねえ！！　行くぞ！▼

［レナート］（右）
あんたは・・・たしか、
マークとかいったな。▼
ふっ、俺を胡散臭いやつだと
思っているのだろうな。▼
いや、気にしなくていい
本当のことだ・・・▼
マーク・・・
・・・ネルガルは強いぞ。▼
だが、奴も元は人間で
ここにいる【モルフ】どもも▼
同じく人間が造りだしたもの・・・▼
勝てぬことはない。
・・・俺は、そう信じている。▼

（背景、ヴァロール島遺跡）

（左にエリウッドとリン、右にヘクトル表示）

［エリウッド］（左）
結界が消えた・・・▼

［ヘクトル］（右）
ようやく倒したな。▼
しかし、こいつ・・・
いったい何だったんだ？▼
【魔の島】といい、
あの砂漠の地下といい・・・▼

［エリウッド］
・・・とどめをさした途端、
体が崩れてなくなった。▼

［リン］（左）
ええ。【モルフ】は
全てそうみたいね。▼

［ヘクトル］
じゃあ、こいつ・・・▼
【魔封じの者】も
モルフってことか！？▼
それにしちゃあ、見てくれが
全然似てねえ気がするんだけどな？▼

（ヘクトルの横にニルスが表示）

［ニルス］（右）
・・・でも、モルフだよ。▼
いなくなる時・・・
あいつの声が聞こえた・・・▼
・・・ネルガルの名を・・・呼んでた。
悲しい・・・　すごく悲しい声で。▼

［エリウッド］
・・・・・・▼

（画面暗転）