(背景、ベルン王国)
(左、ヘレーネ表示)
ヘレーネ王妃の助力を受け、▼
(ヘレーネ消え、右にエリウッド表示)
エリウッドたちは、一路
封印の神殿へと急いだ。▼
王妃の書物に記されていたのは、
王族のみが知る秘密の道・・・▼
周囲を警備するベルン兵に
気づかれることなく、▼
一行は神殿のすぐ傍らまで近づいていた・・・▼
※26章外伝を経由していない場合
(背景、竜の門)
(左、ネルガル表示)
[ネルガル](左)
・・・ソーニャよ。
王子暗殺を失敗したな?▼
(右、ソーニャ表示)
[ソーニャ](右)
は・・・ その・・・▼
[ネルガル]
国王は、今回の件に
激しく気分を害されたようで▼
【黒い牙】との関係を
白紙に戻すとのお達しだ・・・▼
・・・あげく、エリウッドたちに▼
アジトを強襲され
【黒い牙】自体も壊滅同然・・・▼
・・・これは、どういうことだ?▼
(ソーニャ、ネルガルに詰め寄る)
[ソーニャ](右)
ネ・・・ネルガルさま。▼
おそれながら
【黒い牙】ごときが、なくなりましても▼
このソーニャが
新たなる組織を率いまして・・・▼
[ネルガル]
ほう・・・
“次”があると思うておるか?▼
[ソーニャ]
こ、これを!
これをご覧ください!!▼
[ネルガル]
これは・・・
素晴らしい【エーギル】だな。▼
[ソーニャ]
【黒い牙】首領
ブレンダン・リーダスのものです。▼
何やらこそこそ
かぎまわっていたので▼
始末しました。▼
[ネルガル]
そうか・・・ ブレンダンの・・・
くくくく▼
[ソーニャ]
お気に召しまして!?▼
[ネルガル]
ああ、気に入ったぞ。
これほどの【エーギル】の▼
持ち主をやれるとは
おまえもなかなか・・・▼
・・・・・・▼
[ソーニャ]
あ、あの・・・?
なにか?▼
[ネルガル]
その脇腹・・・
怪我をしたのか?▼
[ソーニャ]
あ、はい。▼
ブレンダンに抵抗され
その時に・・・▼
[ネルガル]
そうか・・・
傷がはいったか。▼
[ソーニャ]
ネ・・・
ネルガルさま・・・?▼
[ネルガル]
欠陥のある【人形】に
用はない。▼
[ソーニャ]
・・・え?
にんぎょ・・う・・・?▼
[ネルガル]
ソーニャ、おまえは
失敗作だ。▼
リムステラの足元にも
及ばん出来のな。▼
[ソーニャ]
!!▼
[ネルガル]
くずれ散れ。▼
(背景、封印の神殿入り口)
(左、ロイド表示)
[ロイド](右)
・・・待っていた。▼
簡単に仕留められる
この時をな・・・▼
【牙】は、
何者も逃がさない。▼
(フィールドマップにて、覆面の団員がロイドへと移動)
(右、覆面の団員表示)
[覆面の団員](右)
ロイド様、やつらが
近づいてきました。▼
(左、ロイド表示)
[ロイド](左)
・・・来たか。▼
奴らは強い。▼
少しでも命が惜しい奴は
今のうちに消えろ。▼
(覆面の団員左寄りに移動)
[覆面の団員](右)
我らは、リーダス兄弟の【牙】
死など恐れはしません。▼
(右、傷のある団員表示)
[傷のある団員](右)
みな、同じ気持ちです。▼
ロイド様、どうか最後まで
お供させてくださいっ!!▼
[ロイド]
・・・わかった。
【牙】の名にかけ▼
命を賭しても
やつらを討つ。▼
行け!▼
(背景、フィールドマップ)
(右にヘクトル、エリウッドの順で表示)
[エリウッド](右)
見えてきた・・・
あれが【封印の神殿】だ。▼
[ヘクトル](右)
なんか、拍子抜けだな。
このまま誰にも会わずに済みそうだ。▼
(左、リン表示)
[リン](左)
・・・残念だけど
そうはいかないようよ。▼
[ヘクトル]
なんだと!?▼
[エリウッド]
なんて殺気だ・・・
彼らはいったい・・・?▼
(敵、エリウッドたちに近づく)
(左、覆面の団員表示)
[覆面の団員](左)
フェレ候公子エリウッドに
間違いないな?▼
(右、エリウッド表示)
[エリウッド](右)
・・・だとすれば?▼
[覆面の団員]
我らは【白狼】ロイド様の
“牙”・・・▼
おまえたちの犯した罪
その血で償ってもらうぞ!!▼
[エリウッド]
なに・・・!?▼
※仲間にニノ、ジャファルがいる場合
[ニノ](右)
【黒い牙】だ・・・
みんな、【牙】の仲間だよ。▼
生きてたんだ・・・!▼
(右、ジャファル表示)
[ジャファル](右)
待て!▼
(ニノ左に移動)
[ニノ](左)
? どうしたの?▼
[ジャファル]
奴らの殺気は・・・
尋常じゃない。▼
近寄ったら・・・やられるぞ。▼
[ニノ]
どうして?どうして
戦わなきゃいけないの!?▼
話し合えば
分かるかもしれない・・・!▼
[ジャファル]
俺たちはもう【牙】じゃない。▼
・・・いや、元から
ネルガルの側にいたんだ・・・▼
奴らにとって俺たちは
・・・仲間などではない。▼
[ニノ]
そんな・・・
やだ・・・ やだよぉ!▼
あの人、ロイドって言った!▼
ロイドにいちゃんが
ここにいるんだ!▼
にいちゃんだったら
きっとわかってくれる!▼
あたし、あきらめないっ!!▼
[ジャファル]
・・・・・・▼
(攻略占いを選ぶ)
[ニルス](右)
次の戦いについて占うよ。
※はいを選択した場合
[ニルス](右)
ちょっと待ってね・・・
・・・ ・・・ ・・・▼
・・・すごく
強い人がいるよ・・・▼
手にしている武器は・・・▼
・・・呪われた剣・・・
人の生命を奪い、
自分のものにするみたい・・・▼
あと、他の敵も・・
すごく・・・たくさんいる・・・▼
魔法の強い人が
いたほうがいいみたい。▼
あまりばらばらにならずに
いっしょにうごいたほうが
いいんじゃないかな。▼
・・・こんな感じ。▼
※いいえを選択した場合
[ニルス](右)
聞きたくなったら
いつでも来てね。▼
※ニノが出撃している場合
[ニノ](右)
マークさんっ!
あたしに行かせて!▼
あたし、兄ちゃんと話してみる!▼
だめかもしれないけど・・・
でも・・・!!▼
[パント](左)
ルイーズ、無事かい?▼
[ルイーズ](右)
はい、パント様。▼
ここが、
封印の神殿なのですね。▼
[パント]
ああ、そのようだ。▼
ベルンでも限られた者以外、
その位置すら謎だった場所・・・▼
エトルリア王宮は
大喜びだろうな。▼
本来ならば
一度エトルリアに帰還し、▼
この件の詳細を報告しなければ
ならないのだが・・・▼
[ルイーズ]
どうなさいます?▼
[パント]
ルイーズ、
きみはどうしたい?▼
[ルイーズ]
もちろん、パント様と
同じ気持ちですわ。▼
[パント]
そうか・・・▼
ではもう少し、
彼らの旅に同行しよう。▼
いつも、きみには
迷惑をかけてしまうな。▼
[ルイーズ]
そんなことありませんわ。▼
私、こうしているだけで
とっても幸せです。▼
だって、パント様が
いらっしゃるんですもの。▼
[パント]
ルイーズ・・・▼
[ルイーズ]
パント様・・・▼
(背景、村)
(左にマードック、右に訪問者)
[マードック](左)
! お前は・・・▼
(訪問者、体を上下に移動させ強張る)
[訪問者](右)
!▼
[マードック]
行け。▼
私は何も見てはいない。
ここでは、誰とも会わなかった。▼
(訪問者去ろうとする)
[マードック]
待て。▼
この杖を持っていけ。▼
ゼフィール王子のこと・・・
私からも礼を言う。▼
「ワープを手に入れた」
(南東から竜騎士が登場)
※24章にて、ヴァイダを倒していない場合
(竜騎士と共にヴァイダ登場)
[ヴァイダ](左)
いやがったね、
リキア公子ども。▼
ここでやり合ったって
構やしないんだが・・・▼
ゼフィール王子をお助けしたのが
本当に奴らだってんなら・・・▼
フン・・・
どうしたもんかね。▼
[エリウッド](右)
お前は・・・!▼
[ヴァイダ]
よう坊や、
また会ったねぇ。▼
連れのガキどもは
元気にしてんのかい?▼
[エリウッド]
あの時の女竜騎士・・・▼
お前も彼らのように、
【黒い牙】のために・・・▼
[ヴァイダ]
勘違いすんじゃないよ。▼
あたしが仕えるのはベルン。▼
ここに来たのは
あたし個人のためさ。▼
なぁ、坊や。▼
ゼフィール王子暗殺を阻止したってのは
あんたたちかい?▼
[エリウッド]
・・・?▼
なぜ、それを・・・?▼
[ヴァイダ]
ふん、
やっぱり本当なのかい・・・▼
しょうがないねえ▼
なら、あたしは
あんたらについてやるよ。▼
[エリウッド]
え・・・?▼
[ヴァイダ]
あんたらは
ゼフィール王子を救った。▼
だからあたしは、
あんたらに借りがあんのさ。▼
[エリウッド]
どうして・・・?▼
[ヴァイダ]
言ったろう?
あたしはベルンに仕えている。▼
ゼフィール王子は
あたしの希望なんだ。▼
理由は、それだけさ。▼
[エリウッド]
・・・わかりました。▼
僕は、あなたの
その言葉を信じます。▼
[ヴァイダ]
そうかい、
ならちょっと待ってな。▼
連中は、あたしが
片付けてやるからねえ!▼
[ニノ](右)
ロイドにいちゃん!▼
[ロイド](左)
・・・ニノか。▼
[ニノ]
あたしの話を聞いて!
きっと誤解が・・・▼
[ロイド]
何も言うな。▼
今は敵同士・・・
手加減はなしだ。▼
[ニノ]
エリウッドさまは
悪い人じゃないんだよ!?▼
それでも、戦うの!?▼
[ロイド]
・・・奴らは
ライナスの仇・・・▼
理由は、
それだけで充分だ。▼
[ニノ]
・・・ロイドにいちゃ・・・▼
[ロイド]
泣くな、ニノ。
おまえは前を向いて生きろ。▼
・・・俺を倒して
前に進むんだ。▼
(ロイド消える)
[ニノ]
・・・やだ!▼
(ニノ左寄りに移動)
[ニノ](右)
やだよ!
ロイド兄ちゃんっっ!!!!▼
[ロイド](左)
おまえらが何者かは、
今さらどうでもいい・・・▼
弟の仇は必ず仕留める。
一人ずつ、順番にな・・・▼
※ヘクトルが戦った場合
[ロイド](左)
・・・おまえ、誰だ?▼
[ヘクトル](右)
オスティア候弟ヘクトル!
てめぇは!?▼
[ロイド]
【黒い牙】首領
ブレンダンの息子▼
ロイド・リーダス・・・▼
・・・おまえ、俺の弟に似てるぜ。
雰囲気とか、なにかがな。▼
[ヘクトル]
!? なんの話だ?▼
[ロイド]
おまえたちにやられた弟、
ライナスの話さ。▼
・・・おまえには、
関係のない話だ・・・・・・▼
[ヘクトル]
・・・俺にも兄がいる。▼
兄上がやられたら、俺だって
相手を絶対許さねぇ・・・▼
[ロイド]
・・・・・・いい顔だ。▼
・・・兄貴を悲しませたくないなら
全力でかかってこい。▼
・・・・・・行くぞ。▼
[ヘクトル]
!!▼
※ラガルトが戦った場合
[ラガルト](右)
よう・・・ 久しぶりだな。▼
[ロイド](左)
【疾風】か・・・▼
・・・おまえが【牙】を
ぬけた話は聞いたが▼
奴らについたとは・・・▼
[ラガルト]
意外か?
そうでもないぜ。▼
ネルガルってたちの悪い
悪霊にとりつかれた時点で、▼
【牙】の終わりは
見えてたからな。▼
[ロイド]
・・・・・・▼
[ラガルト]
・・・で?▼
それがわからない
おまえさんじゃないよな?▼
ロイド、どうして
こんなことになってる?▼
[ロイド]
さぁな・・・
だが、弟はやられた。▼
おまえの新しい
仲間の手によって・・・▼
[ラガルト]
・・・ライナスをやったのは
オレたちじゃない。▼
[ロイド]
・・・俺が
それを信じるとでも?▼
[ラガルト]
・・・・・・いいや。▼
わかってるさ、
今さらどうにもなんないってな。▼
・・・わかってても▼
試さずにいられないのが、
オレの悪いくせでね。▼
[ロイド]
・・・さらばだ、ラガルト。
かつての友よ。▼
[ラガルト]
また会おうぜ、ロイド。
ライナスとウハイと・・・▼
たとえ、
この世でなくてもな。▼
※ジャファルが戦った場合
[ロイド](左)
【死神】、か。▼
おまえに会う度、
俺は考えてた。▼
おまえと本気でやったら、
どっちが勝つか・・・▼
[ジャファル](右)
・・・・・・▼
[ロイド]
ここで試してみるのも
悪くない・・・▼
※エリウッドが戦った場合
[ロイド](左)
やっと会えたな、エリウッド。▼
[エリウッド](右)
!!▼
待ってくれ!話し合おう。
僕たちは・・・!!▼
[ロイド]
【黒い牙】首領ブレンダンの
息子 ロイド・リーダス・・・▼
おまえたちにやられた弟の
ライナスが会いたがってんだ。▼
・・・・・・行くぜ。▼
[エリウッド]
待て・・・!▼
[ロイド](左)
・・・・・・待たせたな
今・・・やっと・・・・・・▼
※エリウッド編の場合
※エリウッドがライナス・ロイドを倒した場合
(背景、封印の神殿入り口)
(右、エリウッド表示)
[エリウッド](右)
・・・【黒い牙】首領の息子・・・
・・・・・・強者に敬意をこめ・・・▼
・・・どうか・・・やすらかに。▼
(右、アトス表示)
[アトス](右)
・・・手にかけた者に対し、
弔いの言葉をかけるのか?▼
[エリウッド]
アトス様。▼
・・・この者は、兄弟の
仇討ちだと言ってました。▼
・・・人が戦えば
敵味方に別れるのは当然・・・▼
・・・でも僕は・・・・・・
・・・・・・慣れることができない。▼
[アトス]
・・・それでいいのじゃよ。▼
己が行いの正の面しか見ぬものは
・・・道を踏み外しやすい。▼
迷いは持ち続けるがいい。▼
エリウッド、それが
おまえの生き方なのじゃから。▼
[エリウッド]
・・・僕の生き方・・・▼
※ヘクトル編の場合
※ヘクトルがライナス・ロイドを倒した場合
[ヘクトル]
……お前強かったぜ。
こんな形じゃなく会えば…▼
きっと……▼
(アトス、フェードイン)
[アトス]
…手にかけたことを
悔いておるのか?▼
[ヘクトル]
…じーさん。▼
…兄弟の仇討ちってのが
どーにもな……▼
…悔いか…
背負いながら生きてくさ。▼
俺の命が終わるその時は…
どんなこと思ってんだろうな?▼
[アトス]
…おぬしは、強い男じゃ。▼
その強さゆえ…進む道は
平穏無事とはいかんだろう。▼
だが、恐れずに進むがよい。▼
それこそが、おまえの
生き方なのだろうから。▼
[ヘクトル]
…俺の生き方…か。▼
※制圧後、ニノ、ジャファルが生存している場合
[ニノ](右)
・・・にいちゃ・・・
・・・ ・・・ ・・・▼
(右、ジャファル表示)
[ジャファル](右)
・・・・・・▼
[ニノ]
・・・どうして▼
どうしてこんなこと・・・に
なっちゃうの・・・・・・?▼
・・・あたし
わかんないよ・・・▼
・・・ ・・・▼
・・・・・・▼
(右にリン、左にアトス表示)
[リン](右)
アトス様!?
いつこちらに?▼
[アトス](左)
ついさっき
転移の魔法でな。▼
お前たちの様子は
水晶球で見ておった。▼
ここまでたどり着いたようで
なによりじゃ▼
(右、ヘクトル表示)
[ヘクトル](右)
なんだよ、だったら最初から
魔法で送ってくれりゃいいのに。▼
[アトス]
・・・それでは意味がない。▼
おまえたちが自分の力で動くこと
それが、なによりも大切なのだ。▼
さて
では、行くとするか。▼
地下へ・・・
ブラミモンドに会うとしよう。▼
(リンが消え、右にエリウッド表示)
[エリウッド](右)
ブラミモンド?▼
あなたと同じ八神将の・・・
あの【ブラミモンド】が、ここに?▼
[アトス]
そうじゃ。▼
八神将で生き残るは、
わしと、ブラミモンドの2人のみ。▼
おまえたちの力だけで、
ここを目指させたのは・・・▼
おまえたちが、
神将器を手にするに足る器か、▼
力を示す必要があったからじゃ。▼
[エリウッド]
神将器・・・ですか?▼
[アトス]
そうじゃ。▼
かつて我ら八神将が、
竜を倒すために用いた武器・・・▼
あれならば、ネルガルの【エーギル】、
その根本を断つこともできよう。▼
[エリウッド]
ネルガルを倒せる武器・・・▼
[アトス]
神将器は、この大陸の各地に
封印されている。▼
そして、その封印を解けるのは
ブラミモンドのみじゃ。▼
さて、力を
貸してくれれば良いが・・・▼
(転移の魔法にてエリウッドたち消える)
(背景、封印の神殿内)
(右、エリウッド表示)
[エリウッド](右)
暗いな・・・▼
(右、ヘクトル表示)
[ヘクトル](右)
薄気味わりいな・・・
何も見えねえぜ。▼
(ヘクトルが消え、右にリン表示)
[リン](右)
しっ!
・・・誰かいるわ。▼
(左に???表示)
[エリウッド]
あなたが
ブラミモンド・・・▼
[???]
・・・
ああ、そうとも。▼
僕に何の用かな?
地上に生きる者たちよ。▼
[リン]
お願いがあります。▼
私たちはネルガルを
倒すために・・・▼
[ブラミモンド]
・・・残念だけど、▼
それは
かなえてあげられないわ。▼
封印を解くことは
人にとって良いことではないの。▼
(リンが消え、右にヘクトル表示)
[ヘクトル](右)
はぁ?▼
今は、世界が滅びるかっていう
瀬戸際なんだぜ!?▼
[ブラミモンド]
はっ! 世界だと?▼
だからなんだってんだ?▼
世界がどうなろうが
俺の知ったことじゃねーよ!▼
[ヘクトル]
な、なんだ!?▼
こいつ、声も、しゃべり方も・・・
いったい何人いやがる?▼
(ヘクトルが消え、右にアトス表示)
[アトス](右)
ブラミモンドは己を持たぬ。▼
他者に対しては
その者を映す鏡となり▼
みずからの人格は
決して表に出ることはない。▼
それゆえ、出会う人々の数だけ
ブラミモンドはいるのだ。▼
・・・ブラミモンドよ
わしを覚えているか?▼
[ブラミモンド]
・・・アトスか。▼
ふむ
ひさしぶりじゃの。▼
君が何故、この者たちを
連れてきたのか理解に苦しむよ。▼
あれが、なぜ封印されたか・・・
あなたは忘れてしまったの?▼
神将器は、人が
持っていい力じゃねーんだぜ。▼
[エリウッド]
だけど! このままでは▼
僕たちはネルガルの野望を
止めることができない!▼
この世を救うために
あなたの力が必要なんです!▼
[ブラミモンド]
・・・・・・▼
[アトス]
わしらも、人じゃよ
ブラミモンド。▼
この者たちは、過ぎた力に
心奪われるような者ではない。▼
この者たちは、わしの力を使わず
ここまでたどり着いた。▼
おぬしも、見ておったのだろう?
[ブラミモンド]
・・・▼
確かに・・・他の人間よりは
マシなようじゃ。▼
だけど、人は弱いわ。
その弱さに負けないと・・・▼
誰が保証してくれんだよ!?
アトス!▼
[エリウッド]
保証は・・・
何もありません。▼
ただ、僕たちを
信じてくださいとしか・・・▼
[ブラミモンド]
・・・・・・・・・▼
・・・かつて▼
君によく似た男を知っていた。▼
迷いのない、まっすぐに
先を見る瞳・・・▼
・・・・・・
・・・・・・・・・▼
(光が周りを包みだす)
[ブラミモンド]
・・・▼
これで
封印は解かれた。▼
後は、あなたたちの
好きにするといいわ。▼
俺は疲れた
少し眠らせてもらうぜ・・・▼
(転移の魔法にてエリウッドたち地上に戻る)
(右にエリウッド、左にヘクトル表示)
[ヘクトル](左)
んー! やっぱり
地上の空気はうまいぜ!▼
(左、リン表示)
[リン](左)
・・・ブラミモンド様
不思議な人だったわね。▼
[エリウッド](右)
ああ・・・▼
結局、なぜあの人は
封印を解いてくれたんだろう?▼
(ヘクトル、リンが消え、左にアトス表示)
[アトス](左)
さて、な。▼
あれは、闇。
決して見通せぬ深き暗闇・・・▼
その本質は、もとより
常人に理解できるものではない。▼
それより、お前たちは
急がねばならぬ。▼
封印は解かれた。▼
ネルガルも、すでに
この事を察しておるはず・・・▼
一刻も早く
【烈火の剣】を手にせねば・・・▼
(アトスが消え、???姿無き声が響く)
[???](左)
・・・残念だな。▼
もう手遅れだ。▼
[エリウッド]
!▼
(転移の魔法にてネルガル登場)
[エリウッド]
ネルガル!▼
(エリウッドが消え、左にネルガル表示)
[ネルガル](左)
ようやく・・・▼
ようやく、力が満ちた。▼
(ネルガル、ニニアン、ニルスたちに詰め寄る)
[ネルガル]
さあ、ニニアン、
ニルス・・・こちらへ。▼
私のために
竜の門を開け。▼
(右にニルス、ニニアンの順で表示)
[ニルス](右)
・・・い、いやだ!▼
[ニニアン](右)
・・・・・・▼
(エリウッドたちネルガルに近づく)
(右、エリウッド表示)
[エリウッド](右)
行ってダメだ!
二人とも!!▼
(右にニルス、ニニアン表示、左にネルガル)
[ネルガル](左)
・・・ここで力を使っても
いいんだぞ?▼
選ぶがいい、ニニアン。▼
私に従うか、
それとも・・・▼
[ニニアン](右)
・・・わたしが行けば・・・弟は
・・・見逃してくれますか?▼
[ニルス](右)
ニニアン!?▼
[ネルガル]
・・・一人いれば
ことは足りる。▼
・・・・・・いいだろう。▼
(ネルガルが消え、ニニアン左に移動。ニルス左寄りに移動)
[ニルス](右)
いやだ! ニニアン!!
どうして・・・!?▼
[ニニアン](左)
・・・エリウッド様を
お願い・・・・・・▼
(一枚絵。手を合わせ祈る姉弟)
(ニニアン、ネルガルの場所に移動)
(背景、草原)
(右、ニルス表示)
[ニルス](右)
ニニアンっ!▼
(右、エリウッド表示)
[ニニアン](右)
ニニアン!
やめるんだっ!!▼
(左にニニアン、ネルガルの順で表示)
[ニニアン](左)
・・・・・・▼
[ネルガル](左)
門を開き、
私は無限の力を得る。▼
(ニニアン、ネルガル消える)
[ニルス]
ニニアンーーーっ!▼
[エリウッド]
待つんだ! ネルガルっ!!▼
(エリウッド、ニルスが消え、右にアトス表示)
[アトス](右)
いかん!
伏せるんじゃ、二人とも!!▼
(大地がゆれ、光に包まれる)
(背景、屋内)
(右にヘクトル、エリウッドの順で表示)
[ヘクトル](右)
気づいたか?
エリウッド・・・▼
[エリウッド](右)
・・・ここは?▼
[ヘクトル]
宿だ。
おまえとニルスは、▼
ネルガルの置き土産に
やられたんだ。覚えてるか?▼
[エリウッド]
奴の力・・・
以前とは・・・けたが違う。▼
(ヘクトルが消え、右にリン表示)
[リン](右)
アトス様がとっさに
魔法の障壁を作って下さらなかったら▼
・・・私たちは、あなたとニルスを
失うところだった・・・・・・▼
(左、アトス表示)
[アトス](左)
あやつがその気なら
わしの力でも、みなを守りきれん・・・▼
[エリウッド]
ニニアンは・・・
僕らを守るために・・・▼
[アトス]
今追っても、お前たちに
勝ち目はない。▼
あの娘、ニニアンを
助けたいのならば・・・▼
ネルガルを倒す力を
最高の武器を手にせねばならぬ。▼
よいな、
エリウッド。▼
[エリウッド]
・・・はい
わかっています。▼
(背景、草原)
(左、アトス表示)
[アトス](左)
・・・ローランの剣を得るため
オスティアへ行くぞ。▼
じゃがその前に・・・
エリウッド、おまえにこれを。▼
(右、エリウッド表示)
[エリウッド](右)
これは、確か・・・▼
[アトス]
さよう【天の刻印】じゃ。▼
[エリウッド]
アトス様、申し訳ありません。▼
僕は・・・【刻印】に
認められませんでした。▼
[アトス]
大丈夫じゃ。
恐れず、手にしてみるがいい。▼
[エリウッド]
はい、では・・・▼
・・・・・・ ・・・・・・!
・・・これは・・・・・・!!▼
(エリウッド、クラスチェンジ。ロードナイトへ)
[エリウッド](右)
アトス様・・・!▼
[アトス](左)
うむ。やはりこれが
おまえに合うものじゃったな。▼
[エリウッド]
・・・すごい。
体の底から力が湧いてくる。▼
(エリウッド左寄りに移動。右、ヘクトル表示)
[ヘクトル](右)
やったな! エリウッド!!▼
[エリウッド](右)
行こう、
神将器を取りに!▼
ネルガルを倒し、絶対に
ニニアンを助け出す!!▼
第27章終了
データを投稿してくださった、Aeneisさん、間違いを指摘してくださった、林竜さん