(背景、エレブ大陸、マップにエリウッド、右にデズモンド、左にヘレーネ)
ベルン王室の権力と愛憎の宮廷劇。▼
(デズモンドが右に、ヘレーネが左に消える)
(エリウッドが右に出現し、マップのエリウッドは左へ移動)
はからずも、エリウッドたちは
その争いに巻き込まれることになった。▼
求めるのは、
ベルンの至宝【ファイアーエムブレム】。▼
(エリウッド消える)
宝は、ベルン王宮の
宝物殿から盗まれたという。▼
手がかりを求め、
エリウッド達は王宮へ向かった。▼
(「24章 届かぬ手、届かぬ心」)
(背景、フィールドマップ、音楽無し、風の吹く音)
[ヘクトル](左)
やっと到着か。▼
よくこんな山間に、
王宮を作ったもんだぜ。▼
(右にエリウッドが出現)
[エリウッド](右)
ベルンは、この大陸で
飛竜が生息する唯一の国だ。▼
ドラゴンナイトを擁(よう)していれば、▼
これほど守りに適した城も
そうはないだろうな。▼
(エリウッドの左側にリンが出現)
[リン](右、エリウッドの左側)
そうね。あの山道を、▼
普通の軍隊で攻め上がるのは、
至難の業だわ。▼
[ヘクトル]
狭い道で上から攻撃されたら、▼
どんなに優秀な部隊でも
ひとたまりもないってな。▼
ヘッ 絶対に攻め込まれない
自信があんだろうな。▼
城の外の警備なんざ、
ほとんど置いてないぜ。▼
[エリウッド]
この恵まれた環境なら、城内の
警備にさえ気をつければいい。▼
武力大国ベルン、か・・・
敵にまわしたくないな。▼
[リン]
でも、そんなすごい城の宝物庫から
王妃の言う【宝】は盗まれた・・・▼
・・・国王がそれを手引きした
っていうのは、本当かも。▼
ここから物を盗みだせるなんて
考えられないもの。▼
[エリウッド]
そうだな。▼
そんなことをする理由は
わからないけれど・・・▼
【ファイアーエムブレム】を探すために
なにか手がかりが必要だ。▼
[リン]
ね、このまま城に
忍びこんでみない?▼
[ヘクトル]
お! 賛成!!
わかってんじゃねぇか!▼
[エリウッド]
・・・絶対に、
捕まるわけにはいかない。▼
無理だと思ったら
すぐに退こう。いいね?▼
[ヘクトル]
おう!▼
[リン]
もちろん!▼
(エリウッド達が城に入る)
(背景、中庭、音楽無し、風の吹く音と鳥の鳴き声)
[リン](右)
ここは・・・
中庭かしら?▼
(リンの右側にエリウッドが出現)
[エリウッド](右、リンの右側)
! 誰かこっちへ
向ってくる!▼
(左にヘクトルが出現)
[ヘクトル](左)
こっちだ!
この茂みに隠れようぜ!!▼
(暗転)
(背景、中庭茂み)
(左側から女の子が出現)
[女の子](左)
おにいちゃま!
ゼフィールおにいちゃま!▼
[ゼフィール](右)
やあ、ギネヴィア。
元気になったんだね?▼
[ギネヴィア]
うん! 私、元気よ。▼
でも、おにいちゃまが
毎日会いに来てくださったら▼
もっと、もーっと
元気になれるわ!▼
[ゼフィール]
毎日・・・は無理だけど
なうべく来るようにするよ。▼
かわいい妹のためにね。▼
(ギネヴィアが小さく上下)
[ギネヴィア]
わあい!▼
[??](左、ギネヴィアの左側から台詞のみ)
ギネヴィア!▼
ギネヴィア!!
どこにおるのだ!?▼
(暗転)
(背景、中庭、音楽が鳴る)
[ギネヴィア](右)
あ、おとうさま!
おかえりなさい。▼
(デズモンド、少し右へ)
[デズモンド](左)
おお、ここにおったのか。▼
ただいま。
いい子にしていたか?▼
さあ、父にキスをしておくれ。
おまえは、なんて可愛いのだろう。▼
(ギネヴィアが一度消え、デズモンドの左側に移動、デズモンド少し左へ)
[ゼフィール](右)
父上、お久しぶりでございます。▼
[デズモンド]
・・・ゼフィールか。▼
ふん、母親と同じ
嫌味を言いおるわ。▼
(ゼフィール、少し左へ)
[ゼフィール]
え!? いえ
私は・・・▼
[デズモンド]
まあいい。この城に
なんの用があって来たのだ?▼
(ゼフィール、少し左へ)
[ゼフィール]
あ、はい。
マードック。▼
(ゼフィールの右側にマードックが出現)
[マードック](右、ゼフィールの右側)
はっ。▼
[ゼフィール]
先ほどまで、森で狩りを
しておりましたところ、▼
・・・これを見つけたので
ギネヴィアにと思いまして。▼
(ギネヴィアが小さく上下)
[ギネヴィア](左、デズモンドの右側)
きゃあっ! 仔ギツネね!?
かわいい! すごくかわいい!!▼
これをギネヴィアにくださるの?
ほんとうに?▼
[ゼフィール]
気に入ったかい?▼
(ギネヴィアが小さく上下)
[ギネヴィア]
うん! ありがとう!
おにいちゃま、大好きっ!▼
[デズモンド]
・・・ギネヴィア
少し向こうで遊んでいなさい。▼
[ギネヴィア]
はーい!▼
さ、いきましょうね。
仔ギツネちゃん。▼
(ギネヴィアが消える)
[デズモンド]
・・・城には来るなと
行っておるだろう。▼
[ゼフィール]
は、はい・・・
申し訳ありませんでした。▼
ギネヴィアが病気になったと
聞いたもので・・・ 心配で。▼
(デズモンドが小さく上下)
[デズモンド]
ふん、妹が病死するかどうか
確かめにきただけであろう?▼
[ゼフィール]
父上・・・!?▼
[マードック]
恐れながら陛下、
それは・・・▼
[デズモンド]
黙らぬかマードック!▼
貴様が仕えるべきベルン国王は
このわしじゃぞ!▼
[マードック]
・・・・・・▼
[ゼフィール]
いいんだ、マードック・・・▼
(マードックが消える)
父上、私はギネヴィアの死など
望んだことは・・・▼
[デズモンド]
おまえたち母子は、▼
わしから王位を奪うことしか
考えておらぬ。▼
目障りだ。早く離宮へ戻れ!▼
(ゼフィール、少し右へ、目を閉じる)
[ゼフィール]
・・・わかりました。(目を開ける)
失礼いたします・・・父上。▼
(ゼフィールが消え、暗転)
(背景、中庭)
[デズモンド](左)
・・・どんなに踏みつけても
立ち上がってきおる。▼
あやつを目にするたび
イライラさせられるのは、なぜだ?▼
血を分けた息子だというのにな・・・▼
[??](右、画面外から台詞のみ、音楽が消える)
クックックッ
・・・それは嫉妬(しっと)ですわ。▼
(デズモンド、少し左へ)
[デズモンド]
!? 誰だっ!▼
(右にソーニャが出現、曲が鳴る)
[ソーニャ](右)
ソーニャでございます。▼
[デズモンド]
そなたか・・・▼
それで? 【エムブレム】は
無事であろうな?▼
(ソーニャ、少し左へ)
[ソーニャ]
はい。手はずどおり、▼
私どもがお預かりしております。▼
[デズモンド]
・・・まさかとは思うが▼
王妃の手の者が
取り返しに行かぬともかぎらん。▼
それは大丈夫か?▼
[ソーニャ]
ぬかりございません・・・▼
我が【黒い牙】のアジトにて
守りを固めておりますゆえ・・・▼
[デズモンド]
10日後の日暮れまで隠しとおし
その後、我が手に戻せ。▼
[ソーニャ]
かしこまりました。▼
[デズモンド]
ところで、
もう一つの依頼の方は・・・▼
[ソーニャ]
【四牙】の一人に命じます。
万が一にも失敗はありえませんわ。▼
ただ、あの王子の警護をしている
マードックという将軍・・・▼
若いながら、かなりの腕との評判・・・
ともに始末しても構いませんこと?▼
[デズモンド]
・・・あやつめは、▼
末席ながら【三竜将】を
名乗るほどの実力。▼
失うことは、ベルンにおいて
大きな損失となる。▼
・・・何かの理由をつけ、
ゼフィールから遠ざけておく。▼
それでよいな?▼
[ソーニャ]
はい、ではそのように・・・▼
!
・・・・・・▼
[デズモンド]
? どうした?▼
[ソーニャ]
・・・何者かの気配が。▼
(デズモンドが小さく上下)
[デズモンド]
なに!?▼
[ギネヴィア](右、画面外から台詞のみ、音楽の音量が下がる)
おとうさまー! おにいちゃまー!
どこにいらっしゃるのー?▼
[デズモンド]
心配いらん、
娘だ。▼
[ソーニャ]
・・・なるほど。
・・・成功のあかつきには▼
【黒い牙】おひきたての件、
どうかお忘れなきよう。▼
[デズモンド]
わかっておる。
早く消えろ。▼
[ソーニャ]
では。▼
(ソーニャが消え、右側からギネヴィアが登場、音楽がが変わる)
[ギネヴィア]
おにいちゃま!
あのね、この子ね・・・▼
あれ? おにいちゃまは?▼
[デズモンド]
用ができたとかで
もう帰りおった。▼
(ギネヴィア、小さく上下)
[ギネヴィア]
えーっ、いやよ!
いやいや! もっと遊ぶのよ!▼
(デズモンド、少し右へ)
[デズモンド]
ギネヴィア
わしが遊んでやろう、な?▼
(ギネヴィア、少し右へ)
[ギネヴィア]
いやっ! おとうさまより
おにいちゃまがいい!▼
私、おにいちゃまに
お願いしてくる。▼
(一度ウィンドウが閉じる)
[ギネヴィア]
この子、もってて!▼
(ギネヴィアが消える)
[デズモンド]
・・・・・・
誰かおらぬか!▼
(右に兵士が出現)
[兵士](右)
はっ!▼
(デズモンド、小さく上下)
[デズモンド]
この汚らしいケモノを
始末せよ!▼
くれぐれもギネヴィアには
見つからぬような。▼
[兵士]
かしこまりました!▼
(兵士が消える)
[デズモンド]
・・・ゼフィールめ。
ギネヴィアを手なずけおって・・・▼
・・・己が分を
わきまえさせてやる!▼
(暗転)
(背景、中庭茂み、音楽無し、風の吹く音と鳥の鳴き声)
[ヘクトル](左)
・・・あっぶねー
見つかるところだったぜ。▼
(音楽が鳴る)
[エリウッド](右)
・・・なんてことだ。▼
ベルン国王が、すでに
【黒い牙】と通じていたなんて・・・▼
[リン](左、ヘクトルの左)
リキアがダメになったから、
今度はベルンというわけね。▼
[ヘクトル]
ベルンほどの強国が動けば
今の平和な世を一変させられる。▼
[エリウッド]
奴が求める物・・・
それは、強い【エーギル】。▼
竜をこの世界に呼び戻して▼
世界を混沌の渦に
巻き込むつもりなのか!?▼
だが、そんなことは・・・
許さない!▼
[ヘクトル]
【ファイアーエムブレム】・・・
そいつを見つけて、王妃に渡す。▼
そうすれば、【封印の神殿】へ
一歩近づくだろ?▼
[リン]
【黒い牙】のアジト
そこに行ければ・・・▼
[エリウッド]
目標は定まった。▼
アジトを探すために
みんなのところに戻ろう!▼
(暗転)
(フィールドマップ、ニニアンが下へ移動)
(背景、山の麓)
[ニニアン](左)
・・・エリウッドさまたち
大丈夫かしら?▼
[ニルス](右)
もう、ニニアン
さっきから、そればっかりだ。▼
そりゃ、エリウッドさまが
心配なのは、わかるけどさ。▼
(ニニアン、少し右へ)
[ニニアン]
ニ、ニルス!
わたしは・・・!▼
[ニルス]
隠さなくてもいいよ。▼
・・・でも、本気で
好きになっちゃダメだよ。▼
ぼくらは・・・
みんなとは違うんだから。▼
[ニニアン]
・・・わかってる。
でも・・・ わたし・・・▼
・・・・・・わたし・・・▼
(ニニアンが消える)
[ニルス]
ニニアン! どこ行くの?▼
(ニニアンが左端に出現)
[ニニアン](左)
・・・少し考えたいの
一人にしてくれる?▼
(ニニアンが消える)
[ニルス]
ニニアン・・・▼
(暗転)
(フィールドマップ、ニニアンが下に移動し、消える)
(左上に敵ドラゴンナイトが出現、城からエリウッド達が出てくる)
(背景、山の麓、音楽無し)
[ヘクトル](左)
・・・さあ、早いとこ
仲間と合流して・・・▼ (音楽が鳴る)
!! おい、あれ!
竜騎士じゃねーか!?▼
(右にエリウッドが出現)
[エリウッド](右)
近づいてくる・・・
見つかったか!?▼
(ヘクトルの左側にリンが出現)
[リン](左、ヘクトルの左側)
ちがう! 私たちじゃない!!
あれは・・・ニルスだわ!!!▼
(リンが消える)
[エリウッド]
行こう! ヘクトル!!▼
[ヘクトル]
おうっ!!▼
(暗転)
(ニルスが少し左へ)
[ニルス](左)
わぁっ!
だ、誰っ!?▼
(右に目元に傷のある女性が出現)
[??](右)
淡緑の髪、紅の瞳・・・
間違いない▼
おまえがネルガル殿の
“失せ物”だね?▼
あはは
やぁっと見つけたよ!!▼
[ニルス]
・・・何者?▼
気配も・・・予兆も
・・・何も感じないなんて。▼
[??]
お守りの仲間どもは
どうしたんだい?▼
かなり強い奴らだって言うから
楽しみにしてたんだけどねぇ。▼
おまえが、ここにいるんだ
近くにいるんじゃないのかい?▼
[ニルス]
・・・!▼
[??]
ほらぁ、早く叫ぶなりなんなりして
仲間を呼び集めな!▼
いらいらするね。
あたしぁ、気が短いんだよ!!▼
(暗転)
(右端からリンが出現)
[リン](右)
私が相手よっ!
その子から離れなさい!!▼
(左に目元に傷のある女性が出現)
[??](左)
来たね!
会いたかったよ!!▼
(リンの右側にエリウッドが出現)
[エリウッド](右、リンの右側)
会いたかった?
どういう意味だ?▼
[??]
・・・おまえたちをたたき潰し▼
それから子供を
ネルガル殿に引き渡す。▼
(エリウッドが消え、その場所にヘクトルが出現)
[ヘクトル](右、リンの右側)
ネルガルだとぉ!?
おまえ、奴の手下かっ!?▼
[??]
・・・“手下”って言い方は
気にくわないね。▼
確かに【黒い牙】と
契約はしているが・・・▼
あたしが忠誠を誓うのは
唯一、ベルン王家のみさ!!▼
(ヘクトルが消え、その場所にエリウッドが出現)
[エリウッド](右、リンの右側)
それがどうして
【黒い牙】に・・・!?▼
[??]
・・・おしゃべりが
過ぎたようだね。▼
とっとと始めるとしようか?
このところ強い敵に飢えてるんだ・・・▼
少しでも長い時間
あたしたちを楽しませとくれ!!▼
(背景、フィールドマップ)
[??](左)
さーて、みんなぁ!
お遊びの時間だよ!!▼
でてきな!!▼
王宮は一切手出ししない約束だ!
思い切り、暴れるがいいよ!!▼
※軍師がいる設定の場合のみ
(エリウッドにカーソルが移動)
[エリウッド](右)
マーク!▼
味方は目立たないよう
ばらばらに隠れている。▼
・・・この状態で戦うのは不利だ。
一刻も早くみんなと早く合流しよう!!▼
Chapter24
目的:生存
[ニルス](右)
次の戦いについて占うよ。
※はいを選択した場合
ちょっと待ってね・・・
・・・ ・・・ ・・・▼
・・・・・・みんなが
ばらばらのところを狙われる。
・・・とにかく
集まらないと・・・▼
・・・それから・・・
ドラゴンナイトが
たくさん・・・見える。
弓を使う者を、できるだけ
連れて行くといい・・・▼
敵の部隊を率いてる
ドラゴンマスターは・・・
何か・・・何か・・・
普通じゃない・・・▼
戦わずに済むなら
避けたほうがいいよ・・・
・・後、あまり動かない方が
戦いに有利みたい・・・▼
・・・こんな感じ。▼
もう一回言おうか?
(選択に戻る)
※いいえを選択した場合
聞きたくなったら
いつでも来てね。▼
(背景、フィールドマップ)
[パント](右)
私たちも手伝おう。
指示を出してくれ。▼
[エリウッド](左)
え・・・
ルイーズ様もですか?▼
[ルイーズ](右、パントの左側)
もちろんですわ。▼
[パント]
心配しなくていい、▼
彼女の弓の冴えは
なかなかのものだよ。▼
ベルン竜騎士に
後れはとらないさ。▼
[ルイーズ]
私、こう見えましても▼
歌やダンスよりも
弓の扱いが得意でしてよ。▼
(一度ウィンドウが閉じる)
[ルイーズ]
お役に立てると
思いますわ。▼
[エリウッド]
・・・わかりました。
では、お願いします!▼
(一度3人が消え、エリウッドとパントが出現)
[パント](右)
・・・それから、
これを渡しておこう。▼
アトス様からだ。▼
[エリウッド](左)
これは?▼
[パント]
【天の刻印】・・・
秘めた力を引き出す物・・・▼
特に選ばれた者に
限るのだけどね。▼
[エリウッド]
・・・不思議な物ですね。▼
[パント]
使えそうかい?▼
[エリウッド](目を閉じる)
・・・・・・ ・・・・・・▼
(目を開ける)
・・・・・・いえ、僕には
無理なようです。▼
[パント]
折りをみて、他の二人にも
試してみるといい。▼
すぐには無理でも▼
君たちになら、いずれ
使えるようになるだろう。▼
あきらめないことだ。▼
[エリウッド]
わかりました。
ありがとうございます。▼
(天の刻印を手に入れた)
※軍師がいる設定の場合のみ
[パント](右)
きみは、マーク君だったね。▼
いや・・・本国での肩書きは
忘れてほしい。▼
きみが軍師だ。
私はきみの指示に従うよ。▼
じゃあ、
これからよろしく頼むよ。▼
[女性](左)
マークさんって知ってる?▼
昔ね、行き倒れてた旅人さんを
泊めてあげたことがあるんだけど・・・▼
※1回目の訪問時
※戦死者が0〜1人の場合
その人、実はすごい
天才軍師様だったの。▼
仲間を決して見捨てず、いつも
最小限の犠牲で戦に勝つんだって。▼
はぁ。
もう一度会えないかなぁ・・・▼
※戦死者が2〜3人の場合
その人、けっこう有名な
軍師様だったの。▼
仲間の命を大事にする、
優しい人なんだって。▼
なんだか、
私までうれしくなるなぁ。▼
※戦死者が4人以上、もしくは2回目以降の訪問時
あの人、
今ごろどうしてるかなぁ・・・▼
[男性](左)
噂じゃ・・・【黒い牙】には、▼
「光の剣」っていう、恐ろしい
武器の使い手がいるらしいぜ。▼
いや、ここにはいないよ。▼
だけど、もしかしたら
会うかも知れないだろ?▼
用心しといた方がいいぜ。▼
「光の剣」は、魔法の剣だ。
近づけば斬られる、▼
離れれば魔法が飛ぶ・・・▼
そんな奴に狙われたら、
・・・あんたら、気をつけなよ。▼
[ウルスラ](左)
あら。
あなたたち・・・▼
[訪問したユニット](右)
?▼
[ウルスラ]
・・・そう。
あなたたちだったのね。▼
私には別の任務が
あったとはいえ・・・。▼
ヴァイダなんて新参者に
手柄は渡せないわ。▼
(ウィンドウが一度閉じる)
[ウルスラ]
え? いえ・・・
こちらの話、気にしないで。▼
それよりも・・・
あなたに、これをあげるわ。▼
これは【ハマーンの杖】
アイテムを直す杖よ。▼
たいていの武器やアイテムは、
これで元に戻るはず。▼
あの女竜騎士を・・・
必ず仕留めなさい。▼
それじゃあ、また会いましょうね。
ふふ・・・▼
(ハマーンの杖を手に入れた)
[ヴァイダ](左)
フフ・・・
良い面構えだねえ。▼
決めたよ。
まずは、おまえからだ。▼
※ヒースで戦った場合
[ヴァイダ](左)
! おまえ・・・▼
[ヒース](右)
隊長っ!?▼
ヴァイダ隊長!
俺・・・ ヒースです!!▼
[ヴァイダ]
・・・脱走兵が、なんだって
戻ってきたりするんだい?
[ヒース]
隊長こそ! どうして【黒い牙】に
手を貸したりするんです!?▼
俺たちの忠誠は、
ベルン王家にのみ・・・▼
[ヴァイダ]
・・・近くにいなくては、守れる者も
守れやしないじゃないか・・・▼
[ヒース]
ヴァイダ隊長・・・?▼
[ヴァイダ]
構えな! ヒース!!▼
あたしの元から離れて2年・・・
尻の青いぼうやが▼
どれくらい腕を上げたのか
試させてもらおうか!▼
[ヒース]
隊長! 俺は
あなたとは戦いたくない!!▼
[ヴァイダ]
問答無用だよっ!▼
[ヴァイダ](右)
・・・あたしも
ざまぁない・・・ね▼
・・・・・・▼
ゼフィ・・・ル
さ・・・ま・・・・・・▼
(背景、フィールドマップ)
※ヴァイダを倒していない場合
[ヴァイダ](左)
ちっ▼
このあたしを、ここまで
手こずらせるなんて・・・!▼
全員引き上げるよ!!▼
地上部隊!
遅れずついてきな!!▼
(フォールドマップ、ヴァイダが画面上へ消える)
※ヴァイダを倒した場合
[兵士](左)
ヴァ、ヴァイダ様が
やられた・・・!▼
うっ、うわぁっ!!
逃げろっ!!!!!!▼
(背景、山の麓)
[エリウッド](右)
・・・なんとかなったな。▼
(左にニルス、ニニアンが出現)
[ニニアン](左、ニルスの右側)
エリウッドさまっ!▼
[エリウッド]
ニニアン! ニルス!
2人とも無事だな!▼
[ニルス](左、ニニアンの右側)
・・・どうしよう
エリウッドさま!▼
ネルガルの力・・・
少しずつだけど戻ってきてるよ。▼
[エリウッド]
どういうことだ?▼
[ニニアン]
・・・さっきの女性・・・▼
ネルガルの魔力によって
守護を受けていました。▼
[エリウッド]
・・・あの力は・・・・・・
ネルガルによるものなのか?▼
[ニニアン]
はい。▼
ほどなく・・・
復活するはずです・・・▼
更なる力をもって・・・・▼
[ニルス]
早く! 今のうちに
対抗する力をつけないと!!▼
[エリウッド]
【ファイアーエムブレム】を
手に入れよう。▼
そうすれば・・・きっと。▼
(ニルス、ニニアンが消える)
(ヘクトルが左に出現)
[ヘクトル](左)
まずい! 王宮が
騒ぎ始めたぞ!▼
俺たちも、今のうちに
逃げるとしようぜ!!▼
(ヘクトルが消える)
(リンが左に出現)
[リン](左)
待って!
私に考えがあるの。▼
あいつらの後を
追いましょう!!▼
[エリウッド]
リンディス?▼
[リン]
私に、任せてちょうだい。▼
【黒い牙】の本拠地・・・
突き止められるかもしれないわ!▼
(暗転)
(フィールドマップ、左上にエリウッド達が移動)
(画面が切り替わり、右上に移動して止まる)
(背景、フィールドマップ)
[リン](左)
こっちよ。▼
足跡は消してるけど・・・
かなり急いでる。▼
これなら
なんとか追跡できるわ!▼
[ヘクトル](右、エリウッドの右側)
本当かよ、おい?▼
[リン]
あら、
私だってサカの民よ。▼
野外で人間を追うなんて
ウサギ相手より簡単だわ。▼
[ヘクトル]
・・・エリウッド
どうするんだ?▼
[エリウッド](右、ヘクトルの左側)
リンディスを信じよう。▼
彼女ならきっと
うまくやれるはずだ。▼
[ヘクトル]
マジかよ。▼
(リン、小さく上下)
[リン]
みんな、こっちよ!▼
(フィールドマップ、エリウッド達が右上画面外へ移動)
本文を提供してくださった、山井寿章さん、いちいさん、木賊さん