ファイアーエムブレム 烈火の剣・マスターバイブル 最終更新日:2003/07/21

会話集/24章 届かぬ手、届かぬ心



■ワールドマップ

(背景、エレブ大陸、マップにエリウッド、右にデズモンド、左にヘレーネ)

ベルン王室の権力と愛憎の宮廷劇。

(デズモンドが右に、ヘレーネが左に消える)

(エリウッドが右に出現し、マップのエリウッドは左へ移動)

はからずも、エリウッドたちは
その争いに巻き込まれることになった。
求めるのは、
ベルンの至宝【ファイアーエムブレム】。

(エリウッド消える)

宝は、ベルン王宮の
宝物殿から盗まれたという。
手がかりを求め、
エリウッド達は王宮へ向かった。

(「24章 届かぬ手、届かぬ心」)

■オープニング1

(背景、フィールドマップ、音楽無し、風の吹く音)

[ヘクトル](左)
やっと到着か。
よくこんな山間に、
王宮を作ったもんだぜ。

(右にエリウッドが出現)

[エリウッド](右)
ベルンは、この大陸で
飛竜が生息する唯一の国だ。
ドラゴンナイトを擁(よう)していれば、
これほど守りに適した城も
そうはないだろうな。

(エリウッドの左側にリンが出現)

[リン](右、エリウッドの左側)
そうね。あの山道を、
普通の軍隊で攻め上がるのは、
至難の業だわ。

[ヘクトル]
狭い道で上から攻撃されたら、
どんなに優秀な部隊でも
ひとたまりもないってな。
ヘッ 絶対に攻め込まれない
自信があんだろうな。
城の外の警備なんざ、
ほとんど置いてないぜ。

[エリウッド]
この恵まれた環境なら、城内の
警備にさえ気をつければいい。

武力大国ベルン、か・・・
敵にまわしたくないな。

[リン]
でも、そんなすごい城の宝物庫から
王妃の言う【宝】は盗まれた・・・
・・・国王がそれを手引きした
っていうのは、本当かも。
ここから物を盗みだせるなんて
考えられないもの。

[エリウッド]
そうだな。
そんなことをする理由は
わからないけれど・・・
【ファイアーエムブレム】を探すために
なにか手がかりが必要だ。

[リン]
ね、このまま城に
忍びこんでみない?

[ヘクトル]
お! 賛成!!
わかってんじゃねぇか!

[エリウッド]
・・・絶対に、
捕まるわけにはいかない。

無理だと思ったら
すぐに退こう。いいね?

[ヘクトル]
おう!

[リン]
もちろん!

(エリウッド達が城に入る)

(背景、中庭、音楽無し、風の吹く音と鳥の鳴き声)

[リン](右)
ここは・・・
中庭かしら?

(リンの右側にエリウッドが出現)

[エリウッド](右、リンの右側)
! 誰かこっちへ
向ってくる!

(左にヘクトルが出現)

[ヘクトル](左)
こっちだ!
この茂みに隠れようぜ!!

(暗転)

(背景、中庭茂み)

(左側から女の子が出現)

[女の子](左)
おにいちゃま!
ゼフィールおにいちゃま!

[ゼフィール](右)
やあ、ギネヴィア。
元気になったんだね?

[ギネヴィア]
うん! 私、元気よ。
でも、おにいちゃまが
毎日会いに来てくださったら
もっと、もーっと
元気になれるわ!

[ゼフィール]
毎日・・・は無理だけど
なうべく来るようにするよ。
かわいい妹のためにね。

(ギネヴィアが小さく上下)

[ギネヴィア]
わあい!

[??](左、ギネヴィアの左側から台詞のみ)
ギネヴィア!
ギネヴィア!!
どこにおるのだ!?

(暗転)

(背景、中庭、音楽が鳴る)

[ギネヴィア](右)
あ、おとうさま!
おかえりなさい。

(デズモンド、少し右へ)

[デズモンド](左)
おお、ここにおったのか。
ただいま。
いい子にしていたか?
さあ、父にキスをしておくれ。
おまえは、なんて可愛いのだろう。

(ギネヴィアが一度消え、デズモンドの左側に移動、デズモンド少し左へ)

[ゼフィール](右)
父上、お久しぶりでございます。

[デズモンド]
・・・ゼフィールか。

ふん、母親と同じ
嫌味を言いおるわ。

(ゼフィール、少し左へ)

[ゼフィール]
え!? いえ
私は・・・

[デズモンド]
まあいい。この城に
なんの用があって来たのだ?

(ゼフィール、少し左へ)

[ゼフィール]
あ、はい。
マードック。

(ゼフィールの右側にマードックが出現)

[マードック](右、ゼフィールの右側)
はっ。

[ゼフィール]
先ほどまで、森で狩りを
しておりましたところ、
・・・これを見つけたので
ギネヴィアにと思いまして。

(ギネヴィアが小さく上下)

[ギネヴィア](左、デズモンドの右側)
きゃあっ! 仔ギツネね!?
かわいい! すごくかわいい!!
これをギネヴィアにくださるの?
ほんとうに?

[ゼフィール]
気に入ったかい?

(ギネヴィアが小さく上下)

[ギネヴィア]
うん! ありがとう!
おにいちゃま、大好きっ!

[デズモンド]
・・・ギネヴィア
少し向こうで遊んでいなさい。

[ギネヴィア]
はーい!

さ、いきましょうね。
仔ギツネちゃん。

(ギネヴィアが消える)

[デズモンド]
・・・城には来るなと
行っておるだろう。 

[ゼフィール]
は、はい・・・
申し訳ありませんでした。
ギネヴィアが病気になったと
聞いたもので・・・ 心配で。

(デズモンドが小さく上下)

[デズモンド]
ふん、妹が病死するかどうか
確かめにきただけであろう?

[ゼフィール]
父上・・・!?

[マードック]
恐れながら陛下、
それは・・・

[デズモンド]
黙らぬかマードック!
貴様が仕えるべきベルン国王は
このわしじゃぞ!

[マードック]
・・・・・・

[ゼフィール]
いいんだ、マードック・・・

(マードックが消える)

父上、私はギネヴィアの死など
望んだことは・・・

[デズモンド]
おまえたち母子は、
わしから王位を奪うことしか
考えておらぬ。
目障りだ。早く離宮へ戻れ!

(ゼフィール、少し右へ、目を閉じる)

[ゼフィール]
・・・わかりました。(目を開ける)
失礼いたします・・・父上。

(ゼフィールが消え、暗転)


†「城には来るなと『行って』おるだろう」『言って』の間違いかと思いますが…

■オープニング2

(背景、中庭)

[デズモンド](左)
・・・どんなに踏みつけても
立ち上がってきおる。

あやつを目にするたび
イライラさせられるのは、なぜだ?
血を分けた息子だというのにな・・・

[??](右、画面外から台詞のみ、音楽が消える)
クックックッ
・・・それは嫉妬(しっと)ですわ。

(デズモンド、少し左へ)

[デズモンド]
!? 誰だっ!

(右にソーニャが出現、曲が鳴る)

[ソーニャ](右)
ソーニャでございます。

[デズモンド]
そなたか・・・

それで? 【エムブレム】は
無事であろうな?

(ソーニャ、少し左へ)

[ソーニャ]
はい。手はずどおり、
私どもがお預かりしております。

[デズモンド]
・・・まさかとは思うが
王妃の手の者が
取り返しに行かぬともかぎらん。
それは大丈夫か?

[ソーニャ]
ぬかりございません・・・
我が【黒い牙】のアジトにて
守りを固めておりますゆえ・・・

[デズモンド]
10日後の日暮れまで隠しとおし
その後、我が手に戻せ。

[ソーニャ]
かしこまりました。

[デズモンド]
ところで、
もう一つの依頼の方は・・・

[ソーニャ]
【四牙】の一人に命じます。
万が一にも失敗はありえませんわ。

ただ、あの王子の警護をしている
マードックという将軍・・・
若いながら、かなりの腕との評判・・・
ともに始末しても構いませんこと?

[デズモンド]
・・・あやつめは、
末席ながら【三竜将】を
名乗るほどの実力。
失うことは、ベルンにおいて
大きな損失となる。

・・・何かの理由をつけ、
ゼフィールから遠ざけておく。
それでよいな?

[ソーニャ]
はい、ではそのように・・・

・・・・・・

[デズモンド]
? どうした?

[ソーニャ]
・・・何者かの気配が。

(デズモンドが小さく上下)

[デズモンド]
なに!?

[ギネヴィア](右、画面外から台詞のみ、音楽の音量が下がる)
おとうさまー! おにいちゃまー!
どこにいらっしゃるのー?

[デズモンド]
心配いらん、
娘だ。

[ソーニャ]
・・・なるほど。
・・・成功のあかつきには
【黒い牙】おひきたての件、
どうかお忘れなきよう。

[デズモンド]
わかっておる。
早く消えろ。

[ソーニャ]
では。

(ソーニャが消え、右側からギネヴィアが登場、音楽がが変わる)

[ギネヴィア]
おにいちゃま!
あのね、この子ね・・・
あれ? おにいちゃまは?

[デズモンド]
用ができたとかで
もう帰りおった。

(ギネヴィア、小さく上下)

[ギネヴィア]
えーっ、いやよ!
いやいや! もっと遊ぶのよ!

(デズモンド、少し右へ)

[デズモンド]
ギネヴィア
わしが遊んでやろう、な?

(ギネヴィア、少し右へ)

[ギネヴィア]
いやっ! おとうさまより
おにいちゃまがいい!

私、おにいちゃまに
お願いしてくる。

(一度ウィンドウが閉じる)

[ギネヴィア]
この子、もってて!

(ギネヴィアが消える)

[デズモンド]
・・・・・・
誰かおらぬか!

(右に兵士が出現)

[兵士](右)
はっ!

(デズモンド、小さく上下)

[デズモンド]
この汚らしいケモノを
始末せよ!
くれぐれもギネヴィアには
見つからぬような。

[兵士]
かしこまりました!

(兵士が消える)

[デズモンド]
・・・ゼフィールめ。
ギネヴィアを手なずけおって・・・

・・・己が分を
わきまえさせてやる!

(暗転)

(背景、中庭茂み、音楽無し、風の吹く音と鳥の鳴き声)

[ヘクトル](左)
・・・あっぶねー
見つかるところだったぜ。

(音楽が鳴る)

[エリウッド](右)
・・・なんてことだ。
ベルン国王が、すでに
【黒い牙】と通じていたなんて・・・

[リン](左、ヘクトルの左)
リキアがダメになったから、
今度はベルンというわけね。

[ヘクトル]
ベルンほどの強国が動けば
今の平和な世を一変させられる。

[エリウッド]
奴が求める物・・・
それは、強い【エーギル】。
竜をこの世界に呼び戻して
世界を混沌の渦に
巻き込むつもりなのか!?

だが、そんなことは・・・
許さない!

[ヘクトル]
【ファイアーエムブレム】・・・
そいつを見つけて、王妃に渡す。
そうすれば、【封印の神殿】へ
一歩近づくだろ?

[リン]
【黒い牙】のアジト
そこに行ければ・・・

[エリウッド]
目標は定まった。
アジトを探すために
みんなのところに戻ろう!

(暗転)

■オープニング3

(フィールドマップ、ニニアンが下へ移動)

(背景、山の麓)

[ニニアン](左)
・・・エリウッドさまたち
大丈夫かしら?

[ニルス](右)
もう、ニニアン
さっきから、そればっかりだ。
そりゃ、エリウッドさまが
心配なのは、わかるけどさ。

(ニニアン、少し右へ)

[ニニアン]
ニ、ニルス!
わたしは・・・!

[ニルス]
隠さなくてもいいよ。
・・・でも、本気で
好きになっちゃダメだよ。

ぼくらは・・・
みんなとは違うんだから。

[ニニアン]
・・・わかってる。
でも・・・ わたし・・・
・・・・・・わたし・・・

(ニニアンが消える)

[ニルス]
ニニアン! どこ行くの?

(ニニアンが左端に出現)

[ニニアン](左)
・・・少し考えたいの
一人にしてくれる?

(ニニアンが消える)

[ニルス]
ニニアン・・・

(暗転)

(フィールドマップ、ニニアンが下に移動し、消える)

(左上に敵ドラゴンナイトが出現、城からエリウッド達が出てくる)

(背景、山の麓、音楽無し)

[ヘクトル](左)
・・・さあ、早いとこ
仲間と合流して・・・ (音楽が鳴る)
!! おい、あれ!
竜騎士じゃねーか!?

(右にエリウッドが出現)

[エリウッド](右)
近づいてくる・・・
見つかったか!?

(ヘクトルの左側にリンが出現)

[リン](左、ヘクトルの左側)
ちがう! 私たちじゃない!!
あれは・・・ニルスだわ!!!

(リンが消える)

[エリウッド]
行こう! ヘクトル!!

[ヘクトル]
おうっ!!

(暗転)

(ニルスが少し左へ)

[ニルス](左)
わぁっ!
だ、誰っ!?

(右に目元に傷のある女性が出現)

[??](右)
淡緑の髪、紅の瞳・・・
間違いない
おまえがネルガル殿の
“失せ物”だね?

あはは
やぁっと見つけたよ!!

[ニルス]
・・・何者?
気配も・・・予兆も
・・・何も感じないなんて。

[??]
お守りの仲間どもは
どうしたんだい?
かなり強い奴らだって言うから
楽しみにしてたんだけどねぇ。

おまえが、ここにいるんだ
近くにいるんじゃないのかい?

[ニルス]
・・・!

[??]
ほらぁ、早く叫ぶなりなんなりして
仲間を呼び集めな!

いらいらするね。
あたしぁ、気が短いんだよ!!

(暗転)

(右端からリンが出現)

[リン](右)
私が相手よっ!
その子から離れなさい!!

(左に目元に傷のある女性が出現)

[??](左)
来たね!
会いたかったよ!!

(リンの右側にエリウッドが出現)

[エリウッド](右、リンの右側)
会いたかった?
どういう意味だ?

[??]
・・・おまえたちをたたき潰し
それから子供を
ネルガル殿に引き渡す。

(エリウッドが消え、その場所にヘクトルが出現)

[ヘクトル](右、リンの右側)
ネルガルだとぉ!?
おまえ、奴の手下かっ!?

[??]
・・・“手下”って言い方は
気にくわないね。
確かに【黒い牙】と
契約はしているが・・・

あたしが忠誠を誓うのは
唯一、ベルン王家のみさ!!

(ヘクトルが消え、その場所にエリウッドが出現)

[エリウッド](右、リンの右側)
それがどうして
【黒い牙】に・・・!?

[??]
・・・おしゃべりが
過ぎたようだね。
とっとと始めるとしようか?
このところ強い敵に飢えてるんだ・・・

少しでも長い時間
あたしたちを楽しませとくれ!!

(背景、フィールドマップ)

[??](左)
さーて、みんなぁ!
お遊びの時間だよ!!
でてきな!!

王宮は一切手出ししない約束だ!
思い切り、暴れるがいいよ!!

※軍師がいる設定の場合のみ

(エリウッドにカーソルが移動)

[エリウッド](右)
マーク!
味方は目立たないよう
ばらばらに隠れている。

・・・この状態で戦うのは不利だ。
一刻も早くみんなと早く合流しよう!!


†「早くみんなと早く」ってエリウッド、そんなに急がなくても。ヴァイダは名乗らないのでここでは名前を入れていません。

■攻略占い

Chapter24
目的:生存

[ニルス](右)
次の戦いについて占うよ。

※はいを選択した場合

ちょっと待ってね・・・
・・・ ・・・ ・・・

・・・・・・みんなが
ばらばらのところを狙われる。
・・・とにかく
集まらないと・・・

・・・それから・・・
ドラゴンナイトが
たくさん・・・見える。
弓を使う者を、できるだけ
連れて行くといい・・・

敵の部隊を率いてる
ドラゴンマスターは・・・
何か・・・何か・・・
普通じゃない・・・

戦わずに済むなら
避けたほうがいいよ・・・
・・後、あまり動かない方が
戦いに有利みたい・・・

・・・こんな感じ。

もう一回言おうか?

(選択に戻る)

※いいえを選択した場合

聞きたくなったら
いつでも来てね。

■出撃準備完了後

(背景、フィールドマップ)

[パント](右)
私たちも手伝おう。
指示を出してくれ。

[エリウッド](左)
え・・・
ルイーズ様もですか?

[ルイーズ](右、パントの左側)
もちろんですわ。

[パント]
心配しなくていい、
彼女の弓の冴えは
なかなかのものだよ。

ベルン竜騎士に
後れはとらないさ。

[ルイーズ]
私、こう見えましても
歌やダンスよりも
弓の扱いが得意でしてよ。

(一度ウィンドウが閉じる)

[ルイーズ]
お役に立てると
思いますわ。

[エリウッド]
・・・わかりました。
では、お願いします!

(一度3人が消え、エリウッドとパントが出現)

[パント](右)
・・・それから、
これを渡しておこう。
アトス様からだ。

[エリウッド](左)
これは?

[パント]
【天の刻印】・・・
秘めた力を引き出す物・・・
特に選ばれた者に
限るのだけどね。

[エリウッド]
・・・不思議な物ですね。

[パント]
使えそうかい?

[エリウッド](目を閉じる)
・・・・・・ ・・・・・・

(目を開ける)

・・・・・・いえ、僕には
無理なようです。

[パント]
折りをみて、他の二人にも
試してみるといい。
すぐには無理でも
君たちになら、いずれ
使えるようになるだろう。
あきらめないことだ。

[エリウッド]
わかりました。
ありがとうございます。

(天の刻印を手に入れた)

※軍師がいる設定の場合のみ

[パント](右)
きみは、マーク君だったね。
いや・・・本国での肩書きは
忘れてほしい。
きみが軍師だ。
私はきみの指示に従うよ。
じゃあ、
これからよろしく頼むよ。

■右の民家

[女性](左)
マークさんって知ってる?
昔ね、行き倒れてた旅人さんを
泊めてあげたことがあるんだけど・・・

※1回目の訪問時

※戦死者が0〜1人の場合

その人、実はすごい
天才軍師様だったの。
仲間を決して見捨てず、いつも
最小限の犠牲で戦に勝つんだって。
はぁ。
もう一度会えないかなぁ・・・

※戦死者が2〜3人の場合

その人、けっこう有名な
軍師様だったの。
仲間の命を大事にする、
優しい人なんだって。
なんだか、
私までうれしくなるなぁ。

※戦死者が4人以上、もしくは2回目以降の訪問時

あの人、
今ごろどうしてるかなぁ・・・

■左の民家

[男性](左)
噂じゃ・・・【黒い牙】には、
「光の剣」っていう、恐ろしい
武器の使い手がいるらしいぜ。

いや、ここにはいないよ。
だけど、もしかしたら
会うかも知れないだろ?
用心しといた方がいいぜ。

「光の剣」は、魔法の剣だ。
近づけば斬られる、
離れれば魔法が飛ぶ・・・
そんな奴に狙われたら、
・・・あんたら、気をつけなよ。

■村

[ウルスラ](左)
あら。
あなたたち・・・

[訪問したユニット](右)

[ウルスラ]
・・・そう。
あなたたちだったのね。
私には別の任務が
あったとはいえ・・・。
ヴァイダなんて新参者に
手柄は渡せないわ。

(ウィンドウが一度閉じる)

[ウルスラ]
え? いえ・・・
こちらの話、気にしないで。

それよりも・・・
あなたに、これをあげるわ。
これは【ハマーンの杖】
アイテムを直す杖よ。
たいていの武器やアイテムは、
これで元に戻るはず。
あの女竜騎士を・・・
必ず仕留めなさい。

それじゃあ、また会いましょうね。
ふふ・・・

(ハマーンの杖を手に入れた)

■ヴァイダ初戦時

[ヴァイダ](左)
フフ・・・
良い面構えだねえ。

決めたよ。
まずは、おまえからだ。

※ヒースで戦った場合

[ヴァイダ](左)
! おまえ・・・

[ヒース](右)
隊長っ!?
ヴァイダ隊長!
俺・・・ ヒースです!!

[ヴァイダ]
・・・脱走兵が、なんだって
戻ってきたりするんだい?

[ヒース]
隊長こそ! どうして【黒い牙】に
手を貸したりするんです!?
俺たちの忠誠は、
ベルン王家にのみ・・・

[ヴァイダ]
・・・近くにいなくては、守れる者も
守れやしないじゃないか・・・

[ヒース]
ヴァイダ隊長・・・?

[ヴァイダ]
構えな! ヒース!!
あたしの元から離れて2年・・・
尻の青いぼうやが
どれくらい腕を上げたのか
試させてもらおうか!

[ヒース]
隊長! 俺は
あなたとは戦いたくない!!

[ヴァイダ]
問答無用だよっ!

■ヴァイダ撃破時

[ヴァイダ](右)
・・・あたしも
ざまぁない・・・ね
・・・・・・
ゼフィ・・・ル
さ・・・ま・・・・・・

■クリア後

(背景、フィールドマップ)

※ヴァイダを倒していない場合

[ヴァイダ](左)
ちっ
このあたしを、ここまで
手こずらせるなんて・・・!

全員引き上げるよ!!
地上部隊!
遅れずついてきな!!

(フォールドマップ、ヴァイダが画面上へ消える)

※ヴァイダを倒した場合

[兵士](左)
ヴァ、ヴァイダ様が
やられた・・・!
うっ、うわぁっ!!
逃げろっ!!!!!!

(背景、山の麓)

[エリウッド](右)
・・・なんとかなったな。

(左にニルス、ニニアンが出現)

[ニニアン](左、ニルスの右側)
エリウッドさまっ!

[エリウッド]
ニニアン! ニルス!
2人とも無事だな!

[ニルス](左、ニニアンの右側)
・・・どうしよう
エリウッドさま!
ネルガルの力・・・
少しずつだけど戻ってきてるよ。

[エリウッド]
どういうことだ?

[ニニアン]
・・・さっきの女性・・・
ネルガルの魔力によって
守護を受けていました。

[エリウッド]
・・・あの力は・・・・・・
ネルガルによるものなのか?

[ニニアン]
はい。
ほどなく・・・
復活するはずです・・・

更なる力をもって・・・・

[ニルス]
早く! 今のうちに
対抗する力をつけないと!!

[エリウッド]
【ファイアーエムブレム】を
手に入れよう。
そうすれば・・・きっと。

(ニルス、ニニアンが消える)

(ヘクトルが左に出現)

[ヘクトル](左)
まずい! 王宮が
騒ぎ始めたぞ!
俺たちも、今のうちに
逃げるとしようぜ!!

(ヘクトルが消える)

(リンが左に出現)

[リン](左)
待って!
私に考えがあるの。
あいつらの後を
追いましょう!!

[エリウッド]
リンディス?

[リン]
私に、任せてちょうだい。
【黒い牙】の本拠地・・・
突き止められるかもしれないわ!

(暗転)

(フィールドマップ、左上にエリウッド達が移動)

(画面が切り替わり、右上に移動して止まる)

(背景、フィールドマップ)

[リン](左)
こっちよ。
足跡は消してるけど・・・
かなり急いでる。
これなら
なんとか追跡できるわ!

[ヘクトル](右、エリウッドの右側)
本当かよ、おい?

[リン]
あら、
私だってサカの民よ。
野外で人間を追うなんて
ウサギ相手より簡単だわ。

[ヘクトル]
・・・エリウッド
どうするんだ?

[エリウッド](右、ヘクトルの左側)
リンディスを信じよう。
彼女ならきっと
うまくやれるはずだ。

[ヘクトル]
マジかよ。

(リン、小さく上下)

[リン]
みんな、こっちよ!

(フィールドマップ、エリウッド達が右上画面外へ移動)

Thanks!!

本文を提供してくださった、山井寿章さん、いちいさん、木賊さん


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