ファイアーエムブレム 烈火の剣・マスターバイブル 最終更新日:2003/06/17

会話集/22章外伝 創られし命



■22章から

(背景、ナバタの砂漠)

(右、ヘクトル表示)

[ヘクトル](右)
ついていくのはいいが・・・
どこまで歩かせる気だ?

(ヘクトル左寄りに移動)

[ヘクトル](右)
いくら歩いても砂ばっかで、
なんにも・・・

うぉ!?

(ヘクトル消え、右にリン表示)

[リン](右)
ヘクトル?

(リン左寄りに移動)

[リン](右)
どうかしたの・・・?
ヘクト・・・

きゃっ!

(リン消え、右にエリウッド表示)

[エリウッド](右)
ヘクトル?
リンディス?

(エリウッド左寄りに移動)

[エリウッド](右)
二人ともどこへ・・・

!?
な・・・
身体が・・・
砂に
沈んでいく・・・?

■オープニング

(背景、砂漠の迷宮)

(左、エリウッド表示)

[エリウッド]
・・・うっ ・・・・?
石の壁・・・?

ここは・・・
どこなんだ・・・
・・・みんなは?

(右、パント表示)

[パント](右)
やぁ、気がついたね。
大丈夫かい?

[エリウッド]
・・・あなたは
先ほどの・・・

[パント]
ホークアイの友人だ。

(左、ホークアイ表示)

[ホークアイ]
・・・・・・

[エリウッド]
あの・・・ ホークアイ殿、
ここはどこなんですか?

[ホークアイ]
・・・・・・わからん。

[パント]
?わからないだって?
この砂漠に、君の知らない
場所があるとは意外だな。

[ホークアイ]
・・・このような場所のことは、
主からも聞いたことがない。

(パント、ホークアイが消え、右にニルス表示)

[ニルス](右)
あ!エリウッドさまだ!
よかった、見つかって。

[エリウッド]
ニルス! みんなは?
無事なのか?

[ニルス]
うん、すぐ近くにいるよ。
見えないけど・・・
気配がするから、大丈夫。

[エリウッド]
そうか、よかった。

[ニルス]
・・・それで、ここ
どこかわかった?
どうやったら出られるんだろ?

[エリウッド]
それが・・・

(右、パント表示)

[パント](右)
・・・何か、妙なモノがいるな。
“気”が乱れている。

[ニルス]
そう! そうなんだよ。
すごく変な感じ。

[エリウッド]
・・・人を不安にさせるような
この嫌な感じは・・・
【魔の島】でも一度あった。

[ニルス]
【魔の島】で?

[エリウッド]
ああ、【竜の門】に近い遺跡で
初めは妙な気配を感じ・・・それから
いきなり、全ての魔法が
かき消される空間が出現したんだ。

(左、ホークアイ表示)

[ホークアイ](左)
・・・パント
それは・・・・・・

[パント]
・・・【魔封じの者】だな。

[エリウッド]
・・・何者ですか?

[パント]
詳しいことは
わからないんだが・・・
近づく者の魔力を封じる
やっかいな奴だ。

[エリウッド]
・・・どうしてそれが
こんなところに?

[パント]
・・・理由は分からない。
だが、私たちを警戒しているのは
確かなようだよ。

[ニルス]
!! “気”が・・・
変わった!!!

(一瞬、光で辺りが包まれる。フィールドマップに敵が現れ、場面が戻る)

(背景、砂漠の迷宮)

(右、ニルス表示)

[ニルス](右)
あいつ・・・
仲間を呼びだしたよ。
すごく・・・強いやつらだ。

(右、パント表示)

[パント](右)
・・・「召喚」を使うのか。
どうやらこの“場”を
作り出しているのは
【魔封じの者】のようだ。

(左、ホークアイ表示)

[ホークアイ](左)
・・・奴を倒せば
ここから出られるか?

[パント]
おそらく。

(左、エリウッド表示)

[エリウッド](左)
・・・ならば、戦います!
敵が強力なら
こちらも特に力のある者を
選んで挑めばいい。
僕らには、時間が
ないんです・・・!!

[ホークアイ]
・・・我も戦おう。
パント、おまえは
残りの者たちを守ってくれ。

[パント]
わかった。

(パント消える)

[ホークアイ]
・・・連れていく者を
選ぶがいい。
・・・・・・慎重にな。

■進撃準備

(攻略占いと選ぶ)

[ニルス](右)
次の戦いについて占うよ。

※はいを選択した場合

[ニルス](右)
ちょっと待ってね・・・
・・・ ・・・ ・・・
・・・さっきも言ってたけど、
魔法を封じる者がいるよ。

うまく利用できれば
勝てるかもしれないけど・・・
すごく辛い戦いになりそう。

弱い人はつれていっちゃだめだよ。
それから武器も、できるだけ
強力なものを用意してね。

敵をまとめて相手しよう
なんて考えないで。
有利な場所に誘い出して
一人一人確実にね。

・・・こんな感じ。

※いいえを選択した場合

[ニルス](右)
聞きたくなったら
いつでも来てね。

■自軍1ターン目

[エリウッド](右)
では、いいね
みんな!
なるべく離れないように・・・

[ホークアイ](左)
・・・動くな!!

(フィールドマップ上に壁出現。自軍が2つに分断される。)

[エリウッド](右)
!?
・・・! 壁が!?

[ホークアイ](左)
・・・・・・奴の仕業だ。
・・・どこかで
我らを見ている。

[エリウッド]
・・・・・・

■自軍1ターン目2

[ホークアイ](右)
マーク・・・といったか。
我は、お前たちを
我が主のもとへ送り届ける。
求めがあれば・・・
我が力、お前に貸そう。

■ホークアイのHPが0になった場合

[ホークアイ](右)
・・・ここでは死ねぬ。
あるじの命を
果たさねばならぬ故・・・

・・・一度、退く。

(フィールドマップ上のホークアイ消滅)

■初戦時

[キシュナ](左)
・・・・・・

■撃破時

■制圧後

(背景、砂漠の迷宮)

(右、パント、ホークアイの順で表示)

[パント](右)
・・・“気”が正常になった。
魔封じの者は・・・
どこかへ逃げたようだ。

(左、エリウッド表示)

[エリウッド](左)
・・・あれは一体
なんなのですか?
人の形をしていますが
あれは・・・
あれは人間じゃない!

[パント]
・・・・・・

[ホークアイ](右)
・・・・・・

(左、ニニアン表示)

[ニニアン](左)
・・・あれは禁じられた者。

自然の理を曲げる・・・者。

[エリウッド]
ニニアン?

[ニニアン]
・・・あ
エリウッドさま
わたし・・・

[パント]
・・・この世には
私たちの理解の及ばない
不思議なことが
いくらでもある・・・

それよりも、ここから早く出よう。
【生きた伝説】がお待ちかねだ。

(パント消える)

[エリウッド]
あ・・・ はい!

(エリウッド消える)

[ニニアン]
・・・・・・

[ホークアイ]
・・・の娘。

[ニニアン]
・・・え?

[ホークアイ]
・・・・・・
強く生きろよ。

[ニニアン]
・・・・・・あ・・・

■制圧後2

(背景、神殿)

(右にホークアイ、左に???)

[ホークアイ](右)
・・・お連れしました。

(ホークアイ消え、右にエリウッド表示)

[???](左)
よくきた。
ローランの末裔達よ。

(右、ヘクトル表示)

[ヘクトル](右)
・・・俺たちがリキア人だって
わかるのか?じーさん。

(???消え、左にリン表示)

[リン](左)
どういう意味?

[エリウッド](右)
約千年前、この大陸で【人】と【竜】の
戦いがあったのは知ってるだろう?

[リン]
ええ、人が勝利して
竜たちはどこかへと姿を消した・・・

[エリウッド]
そうだ。
人と竜の戦い・・・ いわゆる
【人竜戦役】と呼ばれるものだが
その時、人を勝利へと導いた
八人の戦い手がいたことは?

[リン]
【八神将】と呼ばれる
伝説の英雄たちのことね。
私はサカで育ったから
【神騎兵ハノン】なら知っているわ。

[ヘクトル]
サカは、ハノンの生まれた土地。
俺たちのリキアは
【勇者ローラン】の作った国だ。

(ヘクトルが消え、リン、右に移動、左に???表示)

[リン](右)
それで、私たちを“ローランの末裔”と
呼ばれたのですね?

[???](左)
そのとおりだ。
ハノンとローランの血をもつ娘よ。

[エリウッド]
・・・あなたは
どなたですか?

[???]
・・・アトス。
巷では【大賢者】の名で
通っておるよ。

[エリウッド]
アトス!?
まさか・・・!

[リン]
え? なに??

(リンが消え、右にヘクトル表示)

[ヘクトル](右)
【大賢者アトス】といったら
八神将の一人だ。
じーさんがホンモノなら
1000年ぐらい生きていることになるぞ?

[アトス]
・・・この世界には
謎がいくらでもある。
一つを知れば、また
もう一つ・・・
気がついた時には
人の理から、はずれておった。
欲というのは
際限がないものだ。

(ヘクトルが消え、右にリン表示)

[リン](右)
1000年・・・
途方もない時間だわ。

[エリウッド]
だが、そのおかげで僕らはこうして
本物の英雄に出会えた・・・

(リンが消え、右にヘクトル表示)

[ヘクトル](右)
“生きた伝説”か
なるほど・・・

[アトス]
・・・おまえたちは
ネルガルを止めるために
ここへ来たんだな?

[エリウッド]
はい。オスティア候から
お聞き及びでしたか?

[アトス]
いや・・・ だが、
この大陸に起きることは
大抵、知っておるよ。
しかし・・・ ただ知るだけだ。
防ぐ力があるわけではない・・・

(ヘクトルが消え、右にリン表示)

[リン](右)
ニルスも以前
似たようなことを言ってました。
彼らのもつ“特別な力”は
前もってキケンを知らせるけど
「わかったところで、防ぐ力がないと
どうしようもない」・・・と。

[アトス]
ニルス・・・
運命の子の片割れか。

[リン]
ここにも
いっしょに来ているんですけど
なにか、気になることがあったようで
少し外に・・・

[アトス]
・・・ひかれるものが
あるのじゃろうな。

[エリウッド]

(リンが消え、右にヘクトル表示)

[アトス]
それよりも
ネルガルを倒す話だ。

[エリウッド]
はい、なにか
お知恵を拝借できるのでしょうか?

[アトス]
うむ。あやつも、わしと同じく
人の理から、はずれし者・・・
普通に攻撃を仕掛けても
倒すことは難しいだろう。
ネルガルが操るのは、
その威力ゆえに、禁じられた
古代の超魔法ばかり・・・
あやつを倒すには、こちらも
それ相応の用意が必要だ。

[エリウッド]
用意とは!?

[アトス]
・・・あやつが動けぬ、今のうちに
対抗でき得る力をつけるのだ。

[エリウッド]
教えてください!
どんなことでもやります!!

[アトス]
・・・決して、楽な道ではないぞ。
多大な試練がおまえたちを待っている。
・・・絶望し
この選択を後悔するやもしれん。
それでも進むというのか?
若い者たちよ・・・

[エリウッド]
・・・僕らの意志は
変わりません。

[アトス]
後戻りはできんぞ?

[ヘクトル](右)
もとより、その覚悟だ!

(ヘクトルが消え、右にリン表示)

[リン](右)
・・・どんなことだって
乗り越えてみせる。
みんながいっしょなら・・・!

[アトス]
・・・よかろう
では、やるべきことを教えよう。

■制圧後3

(背景、神殿)

(右にエリウッド、左にアトス表示)

[アトス](左)
・・・わかったな?

[エリウッド](右)
・・・はい。
ベルン王国にある【封印の神殿】・・・
そこへ向かえばよいのですね。

※ホークアイが敵に倒されていない場合

[アトス]
ホークアイを連れて行くがいい。
きっと力になる。

[エリウッド]
ありがとうございます。

※ホークアイが敵に倒された場合

[アトス]
うむ。

[アトス]
・・・それから
おまえたちは、どうする?
パント、ルイーズ。

(アトスが消え、左にルイーズ、パントの順で表示)

[パント](左)
・・・アトス様に並ぶほどの
魔道使いネルガル・・・
そして、竜の復活ですか。
・・・実に興味深い話ですね。

[エリウッド]
・・・?

[パント]
失礼、名乗るのが遅くなった。
私は、エトルリア王国
リグレ公パント。
彼女はルイーズ。
私の妻だ。

[ルイーズ](左)
はじめまして。

[エリウッド]
リグレ侯爵!?
本当・・・ですか?

(右、リン表示)

[リン](右)
誰? すごい人なの?

(リンが消え、右にヘクトル表示)

[ヘクトル](右)
ああ、エトルリア王国屈指の
名門貴族にして、現“魔道軍将”だ。
どうして
こんなところに・・・

(ルイーズ、パントが消え、左にアトス表示)

[アトス](左)
ベルンでは間もなく
世継ぎの王子が成人する。
パントたちは、国の代表として
その祝賀の儀式に出席するのじゃが・・・
まだ時があると言いおって
砂漠に眠る、幻の魔道アイテム発掘に
うつつをぬかしておったのだ。
そして時期を同じくして
おまえさんたちが、ここに来た。
なにかの導きかもしれんな。

(アトスが消え、左にルイーズ、パントの順で表示)

[パント](左)
ならば、その運命に従うのみ・・・
私と妻も、君たちのお仲間に
加えてもらえるかい?

(ヘクトルが消え、右にリン表示)

[リン](右)
それは、もちろん。
いいわよね? エリウッド。
・・・でも、お城への報告などは
どうなされるのですか?

[パント]
・・・報告しても、とても
信じてもらえる内容ではないし。
役目が終わって戻らなくとも、
いつものことだから
皆、気にしないだろう。
ねぇ、奥さん?

[ルイーズ](左)
クスッ
はい、だんなさま。

[エリウッド]
・・・どこかの
候弟と同じだな。

(リンが消え、右にヘクトル表示)

[ヘクトル](右)
悪かったな!

[エリウッド]
・・・ともかく、パントさん、ルイーズさん
心から歓迎します。

[パント]
ありがとう。

(ルイーズ、パントが消え、左にアトス表示)

[アトス](左)
・・・時間が、あまりない。
リキアまで送ってやろう。

ホークアイ、皆をこの空間に
あつめるのじゃ。

■制圧後4

(背景、神殿)

(左、アトス表示)

[アトス](左)
・・・マークといったな。
おまえもまた、運命に導かれし者。
その手、そのひらめきに希望を担うものよ・・・
おまえに、これを渡しておこう。

これは、人が生まれつき持つ
能力の成長を高めるもの。
おまえが、これと思う人物に
使ってやるがいい。
持っているだけでは効果がでない。
よく覚えておくのじゃぞ。

「アフアのしずくを手に入れた」

■制圧後5

(背景、神殿)

(左にホークアイ、アトスの順で表示)

[ホークアイ](左)
みな、そろいました。

(ホークアイ消える)

[アトス](左)
ごくろう。
・・・エリウッドよ。
ベルンに一番近い領地は、
おまえのところか?

(右、エリウッド表示)

[エリウッド](右)
はい。
山間に国境があります。

[アトス]
よろしい、フェレのどこか・・・
広い場所を思い浮かべるのだ。
あと、誰でもいい
そこにいる者の名を念じるがいい。

[エリウッド]
わかりました。

(エリウッド目を閉じる)

[エリウッド]
・・・ ・・・

[アトス]
では、ローランの末裔(まつえい)たちよ
しばしの別れだ。
なんとしても、【封印の神殿】へ
たどり着くのだ。
そこで、運命は
開かれていくだろう・・・

(場面暗転、アトス、エリウッド消える)


■制圧後6

(背景、フェレ城内)

(左、エレノア表示)

[エレノア](左)
・・・あなた。
・・・あなたが亡くなったなんて
まだ信じられませんわ・・・

・・・あなた
もしどこかでこの祈りを
聞いているであれば・・・
エリウッドを、どうか
守ってあげてください・・・


[???](右)
母上・・・

(右寄りに移動)

[エレノア](左)
!?
エリウッド!?どこ?
どこにいるのです?

(右、エリウッド表示。その後、左寄りに移動)

[エリウッド](右)
母上!
ただいま戻りました!!

(右寄りに移動)

[エレノア](左)
ああ! 本当に
エリウッドなの?
まぁ、なんて戻り方を・・・
この子は・・・

[エリウッド]
すみません。大賢者様に
送っていただいたので・・・

[エレノア]
疲れた顔をしているわ。
・・・少しやせたのかしら?
あぁ、もっと近くで
顔を見せてちょうだい。

[エリウッド]
・・・母上、
父上のことですが・・・

[エレノア]
・・・立派な最期だと聞きました。
たとえ、亡くなられたとしても、
あの人は変わらず
私たちの誇り・・・そうでしょう?

[エリウッド]
はい。

[エレノア]
それより・・・ みなさんに
くつろいでもらいましょう?
あなたたちは
休息が必要だわ。

[エリウッド]
いえ、母上。
申し訳ありませんが
僕らは先を急いで・・・

[エレノア]
わかっています!
・・・でも、今夜だけは
この城に・・・・・・
エリウッド・・・
どうか、一晩だけでも・・・

[エリウッド]
母上・・・

(右、ヘクトル表示)

[ヘクトル](右)
今晩ぐらいは
いいんじゃないか?
次に戻るのは・・・
いつになるか、わからないんだ。

(ヘクトルが消え、リン表示)

[リン](右)
そう!そうしましょう!
私、すごく疲れているし。

[エリウッド]
ヘクトル、リン・・・
ありがとう。

■制圧後7

(背景、フェレ城内)

(右、エリウッド表示)

[エリウッド](右)
やぁ、マーク、
まだ起きていたのか。

マークはベルンには
詳しいのかい?
いや・・・僕は
ほとんど知らない。
あちこちを旅してきた君の方が
ずっと詳しいだろう。

そういえば、マーク
きみはどこの生まれだい?
サカでリンディスと会う前は、
どこで何を・・・?
あ、いや言いにくければ
無理にとは言わない。
ただ、こんなに長い間
いっしょにいるのに、
考えてみれば、僕は
きみのことを何も知らない。

もし良かったら
話してくれないかな?
きみのことをもっとよく
知っておきたいんだ。


第22章外伝終了

Thanks!!

データを投稿してくださった、Aeneisさん、間違いを指摘してくださった、だんじさん


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