※前作『封印の剣』と通信し、22章クリアもしくは終章クリアのデータを読み込んでいる場合のみ
(背景 オスティア城)
オスティア城
(背景 城)
[ヘクトル](左)
よく来てくれた
エリウッド!
[エリウッド](右)
ヘクトル!
久しぶりだな!!
[ヘクトル]
兄上の葬儀以来だから
・・・15年だ。
お互い年をくったな。
[エリウッド]
ああ。
時というものは、
あっという間に過ぎてゆく。
父上の失踪・・・ 死・・・
ネルガルや火竜との戦い・・
すべて、昨日のことのように
鮮明な記憶だというのに。
[ヘクトル]
ネルガルか・・
とんでもない奴だったな。
あんな戦いは
もうこりごりだぜ。
ん? 向こうにいるのは、
おまえの息子か?
[エリウッド]
ずっと、会わせたかったんだが
機会に恵まれずにいた。
ロイ!
こっちにおいで。
(エリウッドが後ろに下がる)
(ロイが右に登場)
[ロイ](右)
およびですか、
ちちうえ。
[エリウッド]
オスティア侯に、
ご挨拶なさい。
[ロイ]
は、はい!
はじめまして
ヘクトルさま。
ロイともうします。
[ヘクトル]
ロイか!
よろしくな。
よし、では
こちらも娘を紹介しておこう。
リリーナ!
(ヘクトルが後ろに下がる)
(リリーナが左に登場)
[リリーナ](左)
・・・・・・
[ヘクトル]
なんだ、はずかしいのか?
緊張しなくていい。
父さんの昔からの親友と
その息子なんだ。
[リリーナ]
・・・・・・
[エリウッド]
こんにちは
リリーナ。
この子はロイ、
君と同い年だよ。
[リリーナ]
・・・はじめまして。
[ロイ]
リリーナ?
なかよくしようね!
あっちで遊ぼう!!
[リリーナ]
・・・・・・
[ヘクトル]
いいぞ、
いってきなさい。
[リリーナ]
!
(ロイとリリーナ消える)
[エリウッド]
可愛い子だな。
奥方似でよかった。
(ヘクトルが前に出る)
[ヘクトル]
はぁ?
俺にそっくりだろ?
(エリウッドが前に出る)
[エリウッド]
口が悪いぞ
オスティア侯爵。
[ヘクトル]
おまえこそ、
ずいぶんすましたもんだな。
フェレ侯爵!
[エリウッド]
はははは
年をとったのは、
見ためだけじゃないか!
侯爵にもなって
その言葉遣いはないだろう?
[ヘクトル]
いつもは、ちゃんと
侯爵をやってんだ。
おまえの前でくらい
ラクさせろよ。
[エリウッド]
ヘクトル・・・
・・・そういえば
ベルン国王が
崩御されたそうだな。
ずいぶん急な話だ。
[ヘクトル]
・・・大きな声では言えんが、
密偵に調べさせたところ
・・・ゼフィール王子を
暗殺しようとした矢先らしいぞ。
[エリウッド]
王子が!?
・・・無事だったんだろう?
[ヘクトル]
妙な話なんだが・・・
最初に来たのは
「王子急死」の報だった。
しかし、3日もしないうちに
訂正の報告が来た。
死んだのは「国王」だとな。
[エリウッド]
・・・アトス様の
予言どおり・・・
・・・ベルンで
何かが起きようとしている・・・?
[ヘクトル]
・・・わからん。
(背景 庭)
[リリーナ](左)
おとうさまー!
ロイに子馬、
見せてあげていい?
(背景 城)
[ヘクトル](左)
ああ、気をつけて
行っておいで。
(背景 一枚絵“未来の英雄”)
[リリーナ]
はーい!
(背景 城)
[ヘクトル](左)
・・・子どもらの
未来のためにも
何があっても
食い止めてみせるぞ。
そのためなら
命など惜しくない。
[エリウッド](右)
『助けは、また
リキアよりいずる・・・』
・・・本当に
そうなれば・・・
・・・いや、
そうならなければ・・・!
※前作『封印の剣』と通信し、終章クリアのデータを読み込んでいる場合のみ
(背景 ベルン城)
ベルン城
(背景 “玉座に座るゼフィール”)
(背景 “ヤアン出現”)
[謎の男]
おまえが『魔竜』
呼び覚ました目的はなんだ?
(一枚絵 “ゼフィール”)
[ゼフィール]
何者だ
[謎の男]
・・・竜
(背景 一枚絵“笑うゼフィール”)
データを投稿してくださった、烏さん