※軍師ありでプレイした場合
”1 year later”
一年後
(背景、オスティア城内)
(ヘクトル、盛装で左に登場)
[ヘクトル](左)
おお、マークか!
よく来たな!
まあ、ゆっくりしていけよ!
・・・何?
別れを告げに来た?
こいつ、ひさびさに顔見せて
いきなりそれかよ!?
ん? ああ、
お前も聞いてたか。
兄上の死が
広まっちまった以上、
いつまでも玉座を
空にはしておけねえからな。
リキアの盟主なんざ
俺のガラじゃねえけど、
今まで、兄上のおかげで
好き勝手してこれたんだ、
そろそろしっかりしねえと、
兄上だって安らかに眠れねえだろうし・・・
オスティア侯ウーゼルの
担ってきた役割・・・
オスティアに、リキアに
暮らす民たちへの心・・・
すべて、
俺が継ぐ。
・・・つってもまあ、色々と
苦労するだろうけどな。
※ヘクトルとリンとの支援がAである場合
(リン、右に登場、ヘクトルに近寄る)
[リン](右)
ヘクトル・・・
(リン、正面を向く)
[リン]
あら、マークじゃない!
ひさしぶりね。
(ヘクトル、リンの方を向く)
[ヘクトル]
ああ、けどまた
すぐ行っちまうらしい。
(ヘクトル、正面を向く)
[ヘクトル]
薄情な奴だぜ、まったく。
[リン]
そう・・・残念だわ。
そうだ、マーク!
お願いがあるの。
ちょっと
気が早いんだけど・・・
生まれてくる子の、
名づけ親になってくれないかしら。
あなたは私たち二人の
恩人だから・・・
(ヘクトル、リンの方を向く)
[ヘクトル]
名前?
それならもう決めたぞ。
兄上の名をもらって
ウーゼルにする。
(ヘクトル、正面を向く)
[ヘクトル]
・・・何?
女だったら?
俺の子だ、
男に決まってるさ。
将来、エリウッドの子と
どっちが強いか勝負だな。
[リン]
この人、こんなこと
ばかり言ってるのよ。
本当、いつまでたっても
子供っぽいんだから。
じゃあ、マーク
もし女の子だったら・・・
※ヘクトルとフロリーナとの支援がAである場合
(フロリーナ、右に登場)
[フロリーナ](右)
ヘクトルさま・・・
あ・・・
マークさん・・・
あの、
おひさしぶりです・・・
(ヘクトル、フロリーナの方を向く)
[ヘクトル]
ああ、けどまた
すぐ行っちまうらしい。
薄情な奴だぜ、まったく。
[フロリーナ]
そ、そうなんですか・・・
あ・・・
あの、マークさん・・・
その・・・ あの・・・
[ヘクトル]
あー、まだるっこしい!
俺が頼んでやるから
言ってみろ。
(フロリーナ、ヘクトルに近寄る)
[フロリーナ]
は、はい・・・
その・・・
(ヘクトル、正面を向く)
[ヘクトル]
・・・なあ、マーク
お前に頼みがあるんだそうだ。
えらく
気が早い話だが、
生まれてくる俺たちの子の、
名づけ親になってくれねえか?
[フロリーナ]
ぜ、ぜひ・・・
わ、私と
ヘクトルさまのこと・・・
全部、マークさんの
おかげですから・・・
[ヘクトル]
男なら、兄上の名をもらって
ウーゼルにする。
俺が戦い方を教えてやって、
強い男に育てるぞ。
将来、エリウッドの子と
どっちが強いか勝負だな。
[フロリーナ]
あ、あの・・・
じゃあ、マークさん・・・
もし女の子だったら・・・
※ヘクトルとファリナの支援がAである場合
(ファリナ、右から登場、ヘクトルに近寄る)
[ファリナ](右)
ヘクトル様・・・
あ、あなたって
もしかしてマークさん?
うわ、すっごい
ひさしぶり!
(ヘクトル、ファリナの方を向く)
[ヘクトル]
だろ?けどまた
すぐ行っちまうらしい。
薄情な奴だぜ、まったく。
[ファリナ]
ふーん・・・そうなんだ。
あ、そうだマークさん!
頼みがあるんだけど。
ちょっと
気が早いんだけど・・・
生まれてくる子の
名づけ親になってくれない?
だって、ヘクトル様が私を雇ったの、
マークさんの勧めがあったからでしょ。
私たち二人が出会ったのって、
いわばマークさんのおかげだし。
[ヘクトル]
名前?
それならもう決めたぞ。
兄上の名をもらって
ウーゼルにする。
(ヘクトル、正面を向く)
[ヘクトル]
・・・何?
女だったら?
俺の子だ、
男に決まってるさ。
将来、エリウッドの子と
どっちが強いか勝負だな。
[ファリナ]
だって。マークさん。
私は女の子の方が
いいんだけどな。
じゃあさ、
もし女の子だったら・・・
※軍師なしでプレイした場合
“1 year later”
一年後
(背景、オスティア城内)
(エリウッド、平服で左、ヘクトル、盛装で右に登場)
[ヘクトル](右)
よお! エリウッド!
よく来てくれたな!
[エリウッド](左)
きみからの招待だ、
何をおいても駆けつけるよ。
でも、よく決心したね。
昔から、リキア盟主なんて
ガラじゃないって言っていたのに。
[ヘクトル]
あー・・・まあな。
兄上の死が
広まっちまった以上、
いつまでも玉座を
空にはしておけねえからな。
今まで、兄上のおかげで
好き勝手してこれたんだ、
そろそろしっかりしねえと、
天国から怒鳴られるからな。
[エリウッド]
ハハ、確かに。
[ヘクトル]
オスティア侯ウーゼルの
担ってきた役割・・・
オスティアに、リキアに
暮らす民たちへの心・・・
すべて、
俺が継ぐ。
・・・つってもまあ、色々と
苦労するだろうけどな。
※ヘクトルとリンの支援がAである場合
(リン、ヘクトルの右手前に登場)
[リン](右端)
ヘクトル・・
あら、エリウッドじゃない!
[エリウッド](左)
リンディス、ひさしぶり。
しばらく会わないうちに、
またきれいになったね。
[リン]
あら・・・
ねえ、聞いたヘクトル?
こういうとこが、エリウッドと
あなたの大きな違いよね。
[ヘクトル](右)
う、うるせーな。
[エリウッド]
ヘクトルだって、
誰よりもそう思ってるよ。
照れくさくて口にしないだけさ。
そうだろう、ヘクトル?
[リン]
本当・・・?
(ヘクトル、上下に小さく揺れる)
[ヘクトル]
エ、エリウッド! お前なぁ!
※軍師ありでプレイした場合
(背景、草原)
(右にヘクトル登場)
[ヘクトル](右)
・・・行くのか?
なあマーク、
アトスのじいさんの
最期の言葉・・・憶えてるか?
アルマーズは元通り
封印したが・・・
俺の中でも、
確かにその鼓動を感じる。
戦は起きる。
いずれ、途方もない
戦がな・・・
その時が来たら、
頼むぜ。
俺や、俺の子たちを
導いてくれ。
(背景、一枚絵“ヘクトルとの別れ”)
[ヘクトル]
また会おうぜ、
きっとな!
※軍師なしでプレイした場合
(背景、草原)
(エリウッド、左、ヘクトル、右、オズイン、ヘクトルの右手前に登場)
[オズイン](右端)
失礼致します。
ヘクトル様、それでは・・・
(ヘクトル、オズインの手前に)
[ヘクトル](右)
ああ、わかった。
(オズイン消える。この間ふきだしはそのまま)
なあエリウッド、
アトスのじいさんの
最期の言葉・・・憶えてるか?
[エリウッド](左)
ああ、もちろんだ。
[ヘクトル]
アルマーズは元通り
封印したが・・・
俺の中でも、
確かにその鼓動を感じる。
戦は起きる。
いずれ、途方もない
戦がな・・・
その時が来たら・・・
[エリウッド]
ああ、わかってる。
その時が来たら、
共に戦おう。
僕たちの、僕たちの子らの
未来のために。
(スタッフ紹介、ターン数紹介)
(・・・後日談へ)
データを投稿してくださった、ぽろろっかさん、Aeneisさん、れおさん